JP5051569B2 - 茎葉から吸収させる混合除草剤 - Google Patents
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(製剤例1)ブロマシル1.5%、メコプロップカリウム塩2.5%混合微粒剤
0.1〜0.3mmに調整したゼオライト担体(ゼオグリーン8号、日本ゼオライト株式会社商品)459.8gを混合撹拌機(メカノミルMODEL:MM−20N、岡田精工株式会社製品)で毎分300回転させつつ、ブロマシル原体(98%、デュポン株式会社製品)7.7g、メコプロップカリウム塩50%液剤(MCPP液剤、丸和バイオケミカル株式会社商品)25g、ジオクチルスルホサクシネート70%(エアロールCT−1L、東邦化学工業株式会社商品)15gを添加して10分間混合した。ついでホワイトカーボン(カープレックスXR、塩野義製薬株式会社商品)5gを加えて1分間撹拌した。80℃で3時間乾燥した後、0.5mmの篩で分級調整した。
0.1〜0.3mmに調整したゼオライト担体462.3gを混合撹拌機で毎分300回転させつつ、ターバシル80%水和剤(シンバー水和剤、デュポンファームソリューション株式会社商品)から調製したターバシル原体10.2g、メコプロップ−Pカリウム塩50%液剤(スコリテック液剤、株式会社ニューハム商品)15g、ジオクチルスルホサクシネート70%15gを添加して10分間混合した。ついでホワイトカーボン5gを加えて1分間撹拌した。80℃で3時間乾燥した後、0.5mmの篩で分級調整した。
0.1〜0.3mmに調整したゼオライト担体467.3gを混合撹拌機で毎分300回転させつつ、ブロマシル原体7.7g、MCPAナトリウム塩19.5%液剤(MCPソーダ塩、日産化学工業株式会社商品)25.7g、界面活性剤ジオクチルスルホサクシネート70%15gを添加して5分間混合した。ついでホワイトカーボン5gを加えて1分間撹拌した。80℃で3時間乾燥した後、0.5mmの篩で分級調整した。
0.1〜0.3mmに調整したゼオライト担体462.3gを混合撹拌機で毎分300回転させつつ、ブロマシル原体10.2g、メコプロップ−Pカリウム塩50%液剤15g、ジオクチルスルホサクシネート70%15gを添加して10分間混合した。ついでホワイトカーボン5gを加えて1分間撹拌した。80℃で3時間乾燥した後、0.5mmの篩で分級調整した。
0.1〜0.3mmに調整したゼオライト担体464.8gを混合撹拌機で毎分300回転させつつ、ブロマシル原体10.2g、メトスルフロンメチル60%水和剤(丸和サーベルDF、丸和バイオケミカル株式会社商品)を水に懸濁溶解させメトスルフロン濃度を2%に調整したもの2.5g、MCPAナトリウム塩19.5%液剤25.7g、ジオクチルスルホサクシネート70%15gを添加して10分間混合した。ついでホワイトカーボン5gを加えて1分間撹拌した。60℃で3時間乾燥した後、0.5mmの篩で分級調整した。
0.1〜0.3mmに調整したゼオライト担体459.4gを混合撹拌機で毎分300回転させつつ、ブロマシル原体7.7g、ジメテナミド76%乳剤(フィールドスター乳剤、BASFアグロ株式会社商品)7.9g、MCPAナトリウム塩19.5%液剤25.7g、ジオクチルスルホサクシネート70%15gを添加して10分間混合した。ついでホワイトカーボン5gを加えて1分間撹拌した。80℃で3時間乾燥した後、0.5mmの篩で分級調整した。
水900mlにブロマシル原体3.1g、MCPAナトリウム塩19.5%液剤10.3gを添加、撹拌しながらブロマシル成分の1.2倍モルとなる水酸化ナトリウム0.6g、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(ネオスコア2339、東邦化学工業株式会社商品)1g、およびジオクチルスルホサクシネート70%1gを混合溶解させ、水を加え1000mlとして液剤を調製した。
水900mlにブロマシル原体6.1g、MCPAナトリウム塩19.5%液剤20.6gを添加、撹拌しながらブロマシル成分の1.2倍モルとなる水酸化ナトリウム1.3g、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1g、およびジオクチルスルホサクシネート70%1gを混合溶解させ、水を加え1000mlとして液剤を調製した。
水900mlにブロマシル原体5.1g、メコプロップ−Pカリウム塩50%液剤6gを添加、撹拌しながらブロマシル成分の1.2倍モルとなる水酸化カリウム1.3g、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1g、およびジオクチルスルホサクシネート70%1gを混合溶解させ、水を加え1000mlとして液剤を調製した。本液剤のpHは10.7であった。
水70mlにターバシル原体8.2g、MCPAナトリウム塩19.5%液剤20.5gを添加、撹拌しながらターバシル成分の1.2倍モルとなる水酸化ナトリウム1.8g、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1g、およびジオクチルスルホサクシネート70%1gを混合溶解させ、水を加え100mlとして液剤を調製した。
水900mlにグリホサートイソプロピルアミン塩41%液剤(サンフーロン液剤、大成農材株式会社商品)24.4g、ターバシル原体3.1g、MCPAナトリウム塩19.5%液剤10.3gを添加、撹拌しながらターバシル成分及びグリホサートイソプロピルアミン成分の1.2倍モルとなる水酸化ナトリウム2.8g、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1g、およびジオクチルスルホサクシネート70%1gを混合溶解させ、水を加え1000mlとして液剤を調製した。
カオリンクレー297.3g、ベントナイト175gにブロマシル原体7.7g、メコプロップカリウム塩50%液剤25g、ジオクチルスルホサクシネート70%5g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム60%(ネオペレックスNO.6Fパウダー、花王株式会社商品)2.5gを混合撹拌機で毎分250回転させつつ10分間混合し、さらに水90mlを加えて5分間混練した。ついで、0.8mmのスクリーンをつけた押し出し造粒機(卓上型顆粒製造機KAR−130、筒井理化学器械株式会社製品)で造粒し、80℃で3時間乾燥した後、粉砕して0.3〜1.7mmに分級調整した。
カオリンクレー307.3g、ベントナイト175gにターバシル原体10.2g、ジオクチルスルホサクシネート70%5g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム60%2.5gを混合撹拌機で毎分250回転させつつ10分間混合し、さらに水100mlを加えて5分間混練した。ついで、0.8mmのスクリーンをつけた押し出し造粒機で造粒し、80℃で3時間乾燥した後、粉砕して0.3〜1.7mmに分級調整した。
カオリンクレー299.8g、ベントナイト175gにターバシル原体10.2g、メコプロップ−Pカリウム塩50%液剤15g、ジオクチルスルホサクシネート70%5g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム60%2.5gを混合撹拌機で毎分250回転しつつ10分間混合し、さらに水95mlを加えて5分間混練した。ついで、0.8mmのスクリーンをつけた押し出し造粒機で造粒し、80℃で3時間乾燥した後、粉砕して0.3〜1.7mmに分級調整した。
0.1〜0.3mmに調整した珪砂担体(珪砂V7号、三河珪石株式会社商品)479.8gを混合撹拌機で毎分300回転しつつ、ブロマシル原体10.2g、メトスルフロンメチル60%水和剤を水に懸濁溶解させメトスルフロン濃度を2%に調整したもの2.5g、ジオクチルスルホサクシネート70%5gを添加して10分間混合した。ついでホワイトカーボン5gを加えて1分間撹拌した。60℃で3時間乾燥した後、0.5mmの篩で分級調整した。
水900mlにブロマシル原体5.1gを添加、撹拌しながらブロマシル原体の1.2倍モルの水酸化ナトリウム0.9g、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1g、およびジオクチルスルホサクシネート70%1gを混合溶解させ、水を加え1000mlとして液剤を調製した。
水900mlにグリホサートイソプロピルアミン塩41%液剤24.4g、MCPAナトリウム塩19.5%液剤10.3gを添加、撹拌しながら、ポリオキシエチレンアルキルエーテル1g、およびジオクチルスルホサクシネート70%1gを混合溶解させ、水を加え1000mlとして液剤を調製した。
タデ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、メヒシバ、スギナが優占する茨城県つくば市殿山地区の圃場内を2.0m2に区切り、製剤例1から6による混合微粒剤、比較製剤例1から3による混合粒剤、比較製剤例4による微粒剤、および光合成阻害系除草活性成分と植物ホルモン系除草活性成分を混合した市販対照薬剤1としてイソウロン1%メコプロップ3%粒剤(クサハンター粒剤、レインボー薬品株式会社商品)、市販対照粒剤2としてメコプロップ4%ダラポン10%ジウロン4%粒剤(クサノンV粒剤、住化タケダ園芸株式会社商品)を一平方メートル当たり20g散布した。処理は2006年6月7日に行った。除草効果は3日後、1週間後、4週間後、及び8週間後における薬剤に対する反応の度合いによって評価した。薬剤に対する反応の度合いは0(薬剤反応なし)〜10(完全枯殺)の11段階として評価した。各薬剤2反復の平均した結果を表1に示す。
表中、MCPANaはMCPAナトリウム塩、メコプロップKは、メコプロップカリウム塩、メコプロップPKは、メコプロップ−Pカリウム塩、グリホサートIPAは、グリホサートイソプロピルアミン塩を表す。
表1における経時的な除草度合いの低下をもたらした主な雑草は、比較製剤例2でスギナの再生を認めた以外、セイタカアワダチソウとヨモギの再生および後発生したエノコログサである。
タデ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、メヒシバ、スギナが優占する茨城県つくば市殿山地区の圃場内を2.0m2に区切り、製剤例7から9および製剤例11による混合液剤、製剤例10による混合液剤の20倍希釈液、比較製剤例5、比較製剤例6による液剤、および市販対照薬剤3としてメコプロップ50%液剤(MCPP液剤、丸和バイオケミカル株式会社商品)の100倍稀釈液、市販対照液剤4としてベンンタゾン33%、MCPAナトリウム塩6%液剤(グラスジンMナトリウム液剤、日産化学工業株式会社商品)の50倍希釈液、および市販対照液剤5としてグリホサートイソプロピルアミン塩1.0%液剤(草退治シャワー、住化タケダ園芸株式会社商品)を一平方メートル当たり60ml散布した。処理は2006年6月7日に行った。除草効果は3日後、1週間後、4週間後、及び8週間後における薬剤に対する反応の度合いによって評価した。薬剤に対する反応の度合いは0(薬剤反応なし)〜10(完全枯殺)の11段階として評価した。各薬剤2反復の平均した結果を表2に示す。
表2における経時的な除草度合いの低下をもたらした主な雑草は、製剤例7から11は、セイタカアワダチソウの再生と後発生したエノコログサ、比較製剤例5は、セイタカアワダチソウとヨモギの再生と後発生したエノコログサ、比較製剤例6は、後発生したエノコログサ、メヒシバ、市販対照薬剤3は、セイタカアワダチソウとヨモギの再生および後発生したエノコログサ、市販対照薬剤4は、セイタカアワダチソウ、ヨモギ、メヒシバ、スギナの再生および後発生したエノコログサ、市販対照薬剤5においては、スギナの再生と後発生したエノコログサ、メヒシバである。
Claims (2)
- ターバシル(ISO名terbacil)、ブロマシル(ISO名bromacil)から選ばれる少なくとも一種の光合成阻害系除草活性成分とMCPA(ISO名MCPA)、メコプロップ(ISO名mecoprop)、メコプロップ−P(ISO名mecoprop−P)およびその塩類から選ばれる少なくとも一種の植物ホルモン系除草活性成分を混合して粒径0.06〜0.3mmの鉱物質担体に付着させた除草剤。
- ターバシル(ISO名terbacil)、ブロマシル(ISO名bromacil)から選ばれる少なくとも一種の光合成阻害系除草活性成分とMCPA(ISO名MCPA)、メコプロップ(ISO名mecoprop)、メコプロップ−P(ISO名mecoprop−P)およびその塩類から選ばれる少なくとも一種の植物ホルモン系除草活性成分を混合して水に溶解させた除草剤。
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