JP5050770B2 - 通信装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

通信装置、制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機等の通信装置に関し、特に、ヒンジの回転軸として使用するシャフトをアンテナとして利用することが可能な通信装置、制御方法及び制御プログラムに関するものである。
近年、携帯電話機等の通信装置は、多機能化、筐体薄型化、小型化が一層高まってきている。このため、通信装置に内蔵されているプリント配線基板全体を、ダイポールアンテナとして機能させるための開発が行われている。以下、図11〜図15を参照しながら、本発明と関連する通信装置について説明する。
図11に示す通信装置は、直流的に切離されている上部基板1、及び、下部基板2を、ダイポールアンテナとして機能させるものである。図11に示す通信装置は、上部基板1と、下部基板2と、上部筐体3と、下部筐体4と、上下基板接続部5と、給電線路21と、整合回路9と、無線回路10と、制御回路11と、を有して構成している。
整合回路9は、アンテナからの反射損失を低減するためのものである。また、整合回路9は、給電線路21に給電を行う。なお、図11に示す通信装置は、上部基板1と下部基板2とが、放射素子として機能することになる。
しかし、筐体薄型化、小型化対応の通信装置において、上述した図11に示す通信装置のように、ダイポールアンテナを適用した場合には、以下のような問題が発生することになる。
第1の問題点は、ダイポールアンテナの動作原理により、通信装置の折畳時のアンテナ特性が劣化するという問題がある。展開時の電流の向きを図12に示し、折畳時の電流の向きを図13に示す。通信装置の展開時には、図12に示すように、上部基板1と下部基板2とに流れる電流が同一方向になるため、アンテナ特性が良好になる。しかし、通信装置の折畳時には、図13に示すように、上部基板1と下部基板2とに流れる電流が逆方向となるため、アンテナ特性が悪くなる。
このため、ダイポールアンテナは、折畳時にアンテナとして機能しないことになる。そのため、折畳用アンテナを別に設ける必要があり、アンテナのエリア確保による構造的な制約が生じてしまうことになる。
第2の問題点は、良好なアンテナ特性の確保のために、ヒンジ部に金属を配置できないという問題がある。図14に示すように、ヒンジ部に補強金属22を配置すると、展開時には、上部基板1と下部基板2とに流れる電流が逆方向となるため、良好なアンテナ特性を確保することができない。このため、ヒンジ部には補強金属22を配置することができず、薄型化、小型化対応時の筐体剛性確保に問題が発生することになる。
第3の問題点は、ダイポールアンテナの給電線路が、ヒンジ部付近に配置されるため、人手の影響を受け易いという問題がある。図15に示すように、給電線路21が通信装置の端部に偏っている場合には、その給電点の近傍に手が近づくと、アンテナ特性が劣化してしまうことになる。
このようなことから、シャフトを搭載した通信装置において、そのシャフトが、展開時には、ダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、通信装置のアンテナとして機能することが可能な通信装置の開発が必要視されることになる。
なお、本発明より先に出願された技術文献として、給電素子およびヒンジ部が上側素子として、回路基板のグランドが下側素子として、全体としてダイポールアンテナとして動作し、筐体を開いた状態において、高いアンテナ利得を得るようにした携帯無線機について開示された文献がある(例えば、特許文献1参照)。
また、タグアンテナをヒンジ部の内部に配設し、ヒンジ部を立てた状態でデータ通信を行うようにした携帯無線機について開示された文献がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−311449号公報 特開2007−28197号公報
しかしながら、上記特許文献1、2には、通信装置に搭載したシャフトが、展開時には、ダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、通信装置のアンテナとして機能する点については何ら記載もその必要性についても示唆されていない。このため、上記特許文献1、2の技術では、上述した問題点が発生してしまうことになる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、上述した課題である、通信装置に搭載したシャフトが、展開時には、ダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、通信装置のアンテナとして機能することが可能な通信装置、制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
<通信装置>
本発明にかかる通信装置は、
第1の筐体と、第2の筐体と、がヒンジ部を介して回動可能な通信装置であって、
前記第1の筐体は、第1の導体を有し、前記第2の筐体は、第2の導体を有し、前記ヒンジ部は、ヒンジの回転軸として使用するシャフトを有し、
前記第1の導体と前記シャフトとに接続する少なくとも1つの給電金具と、
前記シャフトと前記第2の導体とに接続する接続金具と、を有し、
前記接続金具は、前記通信装置の展開時には、前記シャフトに接続し、折畳時には、前記シャフトに接続せず、
前記シャフトは、展開時には、第1の導体から第2の導体に給電するダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、前記通信装置のアンテナとして機能することを特徴とする。
<制御方法>
また、本発明にかかる制御方法は、
第1の筐体と、第2の筐体と、がヒンジ部を介して回動可能な通信装置における制御方法であって、
前記第1の筐体は、第1の導体を有し、前記第2の筐体は、第2の導体を有し、前記ヒンジ部は、ヒンジの回転軸として使用するシャフトを有し、
前記第1の導体と前記シャフトとに接続する少なくとも1つの給電金具と、
前記シャフトと前記第2の導体とに接続する接続金具と、を有して構成し、
前記接続金具は、前記通信装置の展開時には、前記シャフトに接続し、折畳時には、前記シャフトに接続せず、
前記シャフトは、展開時には、第1の導体から第2の導体に給電するダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、前記通信装置のアンテナとして機能するように制御する工程を有することを特徴とする。
<制御プログラム>
また、本発明にかかる制御プログラムは、
第1の筐体と、第2の筐体と、がヒンジ部を介して回動可能な通信装置に実行させる制御プログラムであって、
前記第1の筐体は、第1の導体を有し、前記第2の筐体は、第2の導体を有し、前記ヒンジ部は、ヒンジの回転軸として使用するシャフトを有し、
前記第1の導体と前記シャフトとに接続する少なくとも1つの給電金具と、
前記シャフトと前記第2の導体とに接続する接続金具と、を有して構成し、
前記接続金具は、前記通信装置の展開時には、前記シャフトに接続し、折畳時には、前記シャフトに接続せず、
前記シャフトは、展開時には、第1の導体から第2の導体に給電するダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、前記通信装置のアンテナとして機能するように制御する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、通信装置に搭載したシャフトが、展開時には、ダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、通信装置のアンテナとして機能することが可能となる。
まず、図1、3、4、5、6を参照しながら、本実施形態の通信装置の概要について説明する。
本実施形態の通信装置は、図1に示すように、第1の筐体(下部筐体4に相当)と、第2の筐体(上部筐体3に相当)と、がヒンジ部を介して回動可能な通信装置である。そして、第1の筐体(4)は、第1の導体(下部基板2に相当)を有し、第2の筐体(3)は、第2の導体(上部基板1に相当)を有し、ヒンジ部は、ヒンジの回転軸として使用するシャフト(6)を有して構成する。また、第1の導体(2)とシャフト(6)とに接続する少なくとも1つの給電金具(7)と、シャフト(6)と第2の導体(1)とに接続する接続金具(8)と、を有して構成する。なお、本実施形態の通信装置は、接続金具(8)は、通信装置の展開時には、図3に示すように、シャフト(6)に接続し、折畳時には、図5に示すように、シャフト(6)に接続せず、シャフト(6)は、展開時には、図3、図4に示すように、第1の導体(2)から第2の導体(1)に給電するダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、図5、図6に示すように、通信装置のアンテナとして機能することを特徴とする。これにより、本実施形態の通信装置は、その通信装置に搭載したシャフト(6)が、展開時には、ダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、通信装置のアンテナとして機能することが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態の通信装置について詳細に説明する。
<通信装置の構成>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の通信装置の構成について説明する。なお、図1は、ヒンジ部の回転軸としてシャフト6を使用した折畳型の通信装置の構成図である。
本実施形態における通信装置は、図1に示すように、上部基板1と、下部基板2と、上部筐体3と、下部筐体4と、上下基板接続部5と、シャフト6と、給電金具7と、接続金具8と、整合回路9と、無線回路10と、制御回路11と、を有して構成している。
本実施形態における通信装置では、制御回路11が通信周波数を設定する。そして、無線回路10が、上記制御回路11で設定した通信周波数を基に、信号の送受信を行う。整合回路9は、アンテナからの反射損失を低減するものである。シャフト6は、ヒンジ部の回転軸として使用するものであり、本実施形態におけるシャフト6は、図2に示すように、シャフト6の一部に切欠部61を有して構成している。給電金具7は、整合回路9とシャフト6とに接続している。接続金具8は、上部基板1と接続している。なお、本実施形態の接続金具8は、展開時には、シャフト6と物理的に接続し、折畳時には、シャフト6と物理的に接続しないことになる。
展開時のヒンジ部6の詳細を図3に示す。図3(a)は、展開時のヒンジ部6の平面を示し、図3(b)は、図3(a)に示す『A』での断面図を示し、図3(c)は、図3(a)に示す『B』での断面図を示す。
本実施形態の通信装置は、図3(c)に示すように、展開時は、シャフト6と、接続金具8と、が物理的に接続する構造となっている。そのため、図3(a)に示すように、給電金具7、シャフト6、接続金具8が、給電線路として機能し、下部基板2から上部基板1に電力を給電することになる。なお、本実施形態の通信装置は、展開時は、図4に示すように、上部基板1と下部基板2とが放射素子として機能することになる。
また、折畳時のヒンジ部6の詳細を図5に示す。図5(a)は、折畳時のヒンジ部6の平面を示し、図5(b)は、図5(a)に示す『A』での断面図を示し、図5(c)は、図5(a)に示す『B』での断面図を示す。
本実施形態の通信装置は、図5(a)、(c)に示すように、折畳時は、シャフト6の切欠部61により、シャフト6と接続金具8とが物理的に接続せず、シャフト6と接続金具8とが切離するような構造となっている。そのため、図5(a)に示すように、給電金具7が、給電線路として機能し、シャフト6に電力を給電することになる。なお、本実施形態の通信装置は、折畳時は、図6に示すように、下部基板2とシャフト6とが放射素子として機能することになる。
なお、本実施形態の通信装置は、切欠部61と、接続金具8と、の位置関係は、図3〜図6に示す構造を実現することが可能であれば、その位置関係は、特に限定せず、任意に設けることが可能である。また、給電金具7の位置も特に限定せず、シャフト6上に任意に接続するように設けることが可能である。また、本実施形態の通信装置は、給電に関する部分の構成が、上部基板1と、下部基板2と、で反転している構成の場合でも、図3〜図6に示す構造を実現することが可能である。
このように、本実施形態の通信装置は、図1に示すように、第1の筐体である下部筐体4と、第2の筐体である上部筐体3と、がヒンジ部を介して回動可能な通信装置であり、下部筐体4は、第1の導体である下部基板2を有し、上部筐体3は、第2の導体である上部基板1を有し、ヒンジ部は、ヒンジの回転軸として使用するシャフト6を有して構成する。また、下部基板2とシャフト6とに接続する少なくとも1つの給電金具7と、シャフト6と上部基板1とに接続する接続金具8と、を有して構成する。そして、接続金具8は、通信装置の展開時には、図3に示すように、シャフト6に接続し、折畳時には、図5に示すように、シャフト6に接続しない構造を構成する。そして、シャフト6は、展開時には、図3、図4に示すように、下部基板2から上部基板1に電力を給電するダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、図5、図6に示すように、通信装置のアンテナとして機能することになる。
これにより、本実施形態の通信装置は、通信装置に搭載されたシャフト6が、展開時には、ダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、通信装置のアンテナとして機能することが可能となる。
また、本実施形態の通信装置は、図2に示すように、シャフト6は、切欠部61を有し、接続金具8は、展開時には、図3に示すように、シャフト6と物理的に接続し、折畳時には、図5に示すように、切欠部61でシャフト6と物理的に接続しない構造を構成する。これにより、シャフト6の物理的な構造を用いて、シャフト6が、展開時には、ダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、通信装置のアンテナとして機能するように構成することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態の通信装置は、シャフト6の物理的な構造を用いて、シャフト6が、展開時には、ダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、通信装置のアンテナとして機能するように構成した。
第2の実施形態の通信装置は、図7に示すように、通信装置の開閉を検出する開閉検出回路12を有し、通信装置の展開時には、接続金具8は、シャフト6と上部基板1とを電気的に接続し、折畳時には、接続金具8は、シャフト6と上部基板1とを電気的に接続しないようにすることを特徴とする。これにより、開閉検出回路12で検出した電気的な信号を用いて、シャフト6が、展開時には、ダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、通信装置のアンテナとして機能するように構成することが可能となる。以下、図7を参照しながら、第2の実施形態の通信装置について詳細に説明する。
<通信装置の構成>
まず、図7を参照しながら、本実施形態の通信装置の構成について説明する。
本実施形態における通信装置は、上部基板1と、下部基板2と、上部筐体3と、下部筐体4と、上下基板接続部5と、シャフト6と、給電金具7と、接続金具8と、整合回路9と、無線回路10と、制御回路11と、開閉検出回路12と、接続切替ダイオード13と、を有して構成している。
本実施形態の通信装置は、展開時と折畳時との接続状態を変える手段が、上述した第1の実施形態の通信装置と異なる。本実施形態の通信装置は、開閉検出回路12の信号を利用し、上部基板1と接続金具8との間に装荷した接続切替ダイオード13のON/OFFを制御し、展開時と折畳時との接続状態を変えることになる。
本実施形態の通信装置は、展開時は、接続切替ダイオード13をONに制御し、接続金具8と上部基板1とが電気的に接続することになる。これにより、接続金具8は、シャフト6と上部基板1とを電気的に接続することになる。そのため、第1の実施形態の通信装置と同様に、図3(a)に示すように、給電金具7、シャフト6、接続金具8が、給電線路として機能し、下部基板2から上部基板1に電力を給電することになる。なお、本実施形態の通信装置は、展開時は、図4に示すように、上部基板1と下部基板2とが放射素子として機能することになる。
また、本実施形態の通信装置は、折畳時は、接続切替ダイオード13をOFFに制御し、接続金具8と上部基板1とが電気的に接続しないことになる。これにより、接続金具8は、シャフト6と上部基板1とを電気的に接続しないようにすることになる。そのため、第1の実施形態の通信装置と同様に、図5(a)に示すように、給電金具7が、給電線路として機能し、シャフト6に電力を給電することになる。なお、本実施形態の通信装置は、折畳時は、図6に示すように、下部基板2とシャフト6とが放射素子として機能することになる。
なお、本実施形態の通信装置は、接続金具8と、接続切替ダイオード13と、の位置関係は、上述した機能を実現することが可能であれば、特に限定せず、任意に設けることが可能である。また、給電金具7の位置も特に限定せず、シャフト6上に任意に接続するように設けることが可能である。また、本実施形態の通信装置は、給電に関する部分の構成が、上部基板1と、下部基板2と、で反転している構成の場合でも、上述した機能を実現することが可能である。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態における通信装置は、図8に示すように、複数の給電金具(7、18)を有し、複数の給電線路(7→6→8、18→6→8)を構成する。そして、その複数の給電線路(7→6→8、18→6→8)を切替える切替部(アンテナ切替SW14に相当)を有することを特徴とする。これにより、アンテナ特性の良好な給電線路に切替えることが可能となるため、アンテナ特性の劣化を軽減し、良好な通信を行うことが可能となる。以下、図8〜図9を参照しながら、第3の実施形態の通信装置について詳細に説明する。
<通信装置の構成>
まず、図8を参照しながら、本実施形態の通信装置の構成について説明する。
本実施形態における通信装置は、上部基板1と、下部基板2と、上部筐体3と、下部筐体4と、上下基板接続部5と、シャフト6と、給電金具7と、接続金具8と、整合回路9と、無線回路10と、制御回路11と、アンテナ切替SW14と、整合回路15と、アンテナ切替ダイオード16と、アンテナ切替ダイオード17と、給電金具18と、を有して構成している。
本実施形態の通信装置は、展開時、及び、折畳時のアンテナとしての機能は、第1の実施形態の通信装置と同様に行う。
なお、本実施形態の通信装置は、給電線路を2系統持っており、2系統のアンテナの受信レベルをモニタし、受信レベルの高い方の給電線路を選択するように、アンテナ切替SW14で給電線路を切替えることになる。その制御方法について、図8、図9を参照しながら説明する。
1系統目は、アンテナ切替ダイオード16をONに制御し、アンテナ切替ダイオード17をOFFに制御する。これにより、通信装置は、図9(a)に示すように、給電金具7、シャフト6、接続金具8が、給電線路として機能することになる。
2系統目は、アンテナ切替ダイオード16をOFFに制御し、アンテナ切替ダイオード17をONに制御する。これにより、通信装置は、図9(b)に示すように、給電金具18、シャフト6、接続金具8が、給電線路として機能することになる。
なお、本実施形態における通信装置は、アンテナ切替SW14を制御し、2系統の給電線路を切替え、2系統のアンテナの受信レベルを制御回路11でモニタリングする。そして、制御回路11は、2系統のアンテナの受信レベルを比較し、受信レベルの高いほうの給電線路を選択するように、アンテナ切替SW14を制御する。これにより、アンテナ特性の良好な給電線路に切替えることが可能となるため、アンテナ特性の劣化を軽減し、良好な通信を行うことが可能となる。
なお、本実施形態の通信装置は、切欠部61と、接続金具8と、の位置関係は、図3〜図6に示す構造を実現することが可能であれば、その位置関係は、特に限定せず、任意に設けることが可能である。また、給電金具7、18の位置も特に限定せず、シャフト6上に任意に接続するように設けることが可能である。また、本実施形態の通信装置は、給電に関する部分の構成が、上部基板1と、下部基板2と、で反転している構成の場合でも、図3〜図6に示す構造を実現することが可能である。また、本実施形態の通信装置は、2つの給電金具7、18を設けることにしたが、3つ以上の給電金具を設けるようにすることも可能である。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態における通信装置は、図10に示すように、複数の給電金具(7、18)を有し、複数の給電線路(7→6→8、18→6→8)を構成する。そして、その複数の給電線路(7→6→8、18→6→8)を切替える切替部(アンテナ切替SW14に相当)を有することを特徴とする。これにより、給電線路の切替を行うことが可能となるため、アンテナ特性の劣化を軽減し、良好な通信を行うことが可能となる。以下、図10を参照しながら、第4の実施形態の通信装置について詳細に説明する。
<通信装置の構成>
まず、図10を参照しながら、本実施形態の通信装置の構成について説明する。
本実施形態における通信装置は、上部基板1と、下部基板2と、上部筐体3と、下部筐体4と、上下基板接続部5と、シャフト6と、給電金具7と、接続金具8と、整合回路9と、無線回路10と、制御回路11と、開閉検出回路12と、接続切替ダイオード13と、アンテナ切替SW14と、整合回路15と、アンテナ切替ダイオード16と、アンテナ切替ダイオード17と、給電金具18と、を有して構成している。
本実施形態における通信装置は、第2の実施形態の通信装置と同様に、開閉検出回路12の信号を利用し、上部基板1と接続金具8との間に装荷した接続切替ダイオード13のON/OFFを制御することになる。
また、本実施形態における通信装置は、給電線路を2系統持っており、2系統のアンテナの受信レベルをモニタし、受信レベルの高い方の給電線路を選択するように、アンテナ切替SW14で給電線路を切替えることになる。その制御方法について、図10を参照しながら説明する。
1系統目は、アンテナ切替ダイオード16をONに制御し、アンテナ切替ダイオード17をOFFに制御する。これにより、通信装置は、給電金具7、シャフト6、接続金具8が、給電線路として機能することになる。
2系統目は、アンテナ切替ダイオード16をOFFに制御し、アンテナ切替ダイオード17をONに制御する。これにより、通信装置は、給電金具18、シャフト6、接続金具8が、給電線路として機能することになる。
なお、本実施形態における通信装置は、アンテナ切替SW14を制御し、2系統の給電線路を切替え、2系統のアンテナの受信レベルを制御回路11でモニタリングする。そして、制御回路11は、2系統のアンテナの受信レベルを比較し、受信レベルの高いほうの給電線路を選択するように、アンテナ切替SW14を制御する。これにより、アンテナ特性の良好な給電線路に切替えることが可能となるため、アンテナ特性の劣化を軽減し、良好な通信を行うことが可能となる。
なお、本実施形態の通信装置は、接続金具8と、接続切替ダイオード13と、の位置関係は、上述した機能を実現することが可能であれば、特に限定せず、任意に設けることが可能である。また、給電金具7、18の位置も特に限定せず、シャフト6上に任意に接続するように設けることが可能である。また、本実施形態の通信装置は、給電に関する部分の構成が、上部基板1と、下部基板2と、で反転している構成の場合でも、上述した機能を実現することが可能である。また、本実施形態の通信装置は、2つの給電金具7、18を設けることにしたが、3つ以上の給電金具を設けるようにすることも可能である。
このように、本実施形態における通信装置は、通信装置のヒンジ部に、回転軸としてシャフト6を使用し、展開時は、ダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時は、逆Lアンテナの放射素子として機能する。これにより、展開時、及び、折畳時に良好なアンテナ特性を得ることが可能となる。その結果、通信装置のアンテナとして構造的な空間が不要となるため、通信装置の利便性の向上を図りつつ、通信装置の構成の簡易化、デザインの制約を低減することが可能となる。また、本実施形態における通信装置は、ヒンジ部に金属(シャフト6)を配置することが可能となるため、筐体の剛性を向上させることが可能となる。また、シャフト6に複数の給電線路を設け、その複数の給電線路を切替えることで、人手の影響を軽減することが可能となる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において当業者が上記実施形態の修正や代用を行い、種々の変更を施した形態を構築することが可能である。
例えば、上述した本実施形態における通信装置を構成する各装置における制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、リムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。なお、リムーバブル記録媒体としては、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、MO(Magneto optical)ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどが挙げられる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールすることになる。また、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送することになる。また、ネットワークを介して、コンピュータに有線で転送することになる。
また、本実施形態における通信装置は、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
本発明にかかる通信装置、制御方法及び制御プログラムは、携帯電話機等の折畳可能な機器に適用可能である。
第1の実施形態における通信装置の構成例を示す図である。 第1の実施形態の通信装置を構成するシャフト6の形状を示す図である。 第1の実施形態の通信装置の構成例を示す図であり、展開時の構造を説明するための図である。 展開時の放射素子としての機能を説明するための図である。 第1の実施形態の通信装置の構成例を示す図であり、折畳時の構造を説明するための図である。 折畳時の放射素子としての機能を説明するための図である。 第2の実施形態における通信装置の構成例を示す図である。 第3の実施形態における通信装置の構成例を示す図である。 展開時の2系統の給電線路を説明するための図である。 第4の実施形態における通信装置の構成例を示す図である。 本発明に関連する通信装置の構成例を示す図である。 図11に示す通信装置の展開時の電流の向きを説明するための図である。 図11に示す通信装置の折畳時の電流の向きを説明するための図である。 本発明に関連する通信装置の構成例を示す図であり、補強金属22使用時の電流の向きを説明するための図である。 本発明に関連する通信装置を説明するための図であり、展開時に手がある場合の状態を示す図である。
符号の説明
1 上部基板(第2の導体)
2 下部基板(第1の導体)
3 上部筐体(第2の筐体)
4 下部筐体(第1の筐体)
5 上下基板接続部
6 シャフト
7 給電金具
8 接続金具
9 整合回路
10 無線回路
11 制御回路
12 開閉検出回路
13 接続切替ダイオード
14 アンテナ切替SW
15 整合回路
16 アンテナ切替ダイオード
17 アンテナ切替ダイオード
18 給電金具
21 給電線路
22 補強金属

Claims (9)

  1. 第1の筐体と、第2の筐体と、がヒンジ部を介して回動可能な通信装置であって、
    前記第1の筐体は、第1の導体を有し、前記第2の筐体は、第2の導体を有し、前記ヒンジ部は、ヒンジの回転軸として使用するシャフトを有し、
    前記第1の導体と前記シャフトとに接続する少なくとも1つの給電金具と、
    前記シャフトと前記第2の導体とに接続する接続金具と、を有し、
    前記接続金具は、前記通信装置の展開時には、前記シャフトに接続し、折畳時には、前記シャフトに接続せず、
    前記シャフトは、展開時には、第1の導体から第2の導体に給電する給電線路として機能し、折畳時には、前記通信装置のアンテナとして機能することを特徴とする通信装置。
  2. 第1の筐体と、第2の筐体と、がヒンジ部を介して回動可能な通信装置であって、
    前記第1の筐体は、第1の導体を有し、前記第2の筐体は、第2の導体を有し、前記ヒンジ部は、ヒンジの回転軸として使用するシャフトを有し、
    前記第1の導体と前記シャフトとに接続する少なくとも1つの給電金具と、
    前記シャフトと前記第2の導体とに接続する接続金具と、を有し、
    前記接続金具は、前記通信装置の展開時には、前記シャフトに接続し、折畳時には、前記シャフトに接続せず、
    前記シャフトは、展開時には、第1の導体から第2の導体に給電するダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、前記通信装置のアンテナとして機能することを特徴とする通信装置。
  3. 前記シャフトは、切欠部を有し、
    前記接続金具は、展開時には、前記シャフトと物理的に接続し、折畳時には、前記切欠部で前記シャフトと物理的に接続しないことを特徴とする請求項1または2記載の通信装置。
  4. 前記通信装置の開閉を検出する開閉検出部を有し、
    前記接続金具は、展開時には、前記シャフトと前記第2の導体とを電気的に接続し、折畳時には、前記シャフトと前記第2の導体とを電気的に接続しないことを特徴とする請求項1または2記載の通信装置。
  5. 前記接続金具は、スイッチを有し、前記開閉検出部の信号を基に、前記スイッチのON/OFFを制御し、
    展開時には、前記スイッチをONに制御し、前記シャフトと前記第2の導体とを電気的に接続し、折畳時には、前記スイッチをOFFに制御し、前記シャフトと前記第2の導体とを電気的に接続しないことを特徴とする請求項記載の通信装置。
  6. 前記給電金具を複数有し、前記給電線路を複数構成し、
    前記給電線路を切替える切替手段を有することを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の通信装置。
  7. アンテナの受信レベルを監視し、受信レベルの高い給電金具の給電線路に切替えるように前記切替手段を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項記載の通信装置。
  8. 第1の筐体と、第2の筐体と、がヒンジ部を介して回動可能な通信装置における制御方法であって、
    前記第1の筐体は、第1の導体を有し、前記第2の筐体は、第2の導体を有し、前記ヒンジ部は、ヒンジの回転軸として使用するシャフトを有し、
    前記第1の導体と前記シャフトとに接続する少なくとも1つの給電金具と、
    前記シャフトと前記第2の導体とに接続する接続金具と、を有して構成し、
    前記接続金具は、前記通信装置の展開時には、前記シャフトと接続し、折畳時には、前記シャフトと接続せず、
    前記シャフトは、展開時には、第1の導体から第2の導体に給電するダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、前記通信装置のアンテナとして機能するように制御する工程を有することを特徴とする制御方法。
  9. 第1の筐体と、第2の筐体と、がヒンジ部を介して回動可能な通信装置に実行させる制御プログラムであって、
    前記第1の筐体は、第1の導体を有し、前記第2の筐体は、第2の導体を有し、前記ヒンジ部は、ヒンジの回転軸として使用するシャフトを有し、
    前記第1の導体と前記シャフトとに接続する少なくとも1つの給電金具と、
    前記シャフトと前記第2の導体とに接続する接続金具と、を有して構成し、
    前記接続金具は、前記通信装置の展開時には、前記シャフトと接続し、折畳時には、前記シャフトと接続せず、
    前記シャフトは、展開時には、第1の導体から第2の導体に給電するダイポールアンテナの給電線路として機能し、折畳時には、前記通信装置のアンテナとして機能するように制御する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
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