JP5049273B2 - アミンの連続的な製造法 - Google Patents

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Description

本発明は、芳香族第1級アミンを、相応する芳香族アルコールとアンモニアとを水素の存在において80〜350℃の範囲における温度で不均一系触媒の存在において反応させることによって連続的に製造するための方法に関する。
方法生成物は特に、燃料添加剤(US−A−3,275,554;DE−A−2125039およびDE−A−3611230)、界面活性剤、医薬および植物保護剤、エポキシ樹脂のための硬化剤、ポリウレタンのための触媒、第四アンモニウム化合物を製造するための中間生成物、可塑剤、腐食抑制剤、合成樹脂、イオン交換体、繊維助剤、染料、加硫促進剤および/または乳化剤の製造に際しての中間生成物として使用される。
US−A−5,072,044(Du Pont)から、LiがドープされたPd触媒によりシクロヘキシルアミンを脱水素して、相応する芳香族アミンを得ることが公知である。反応は360〜380℃の高い反応温度を必要とし、このことによって不所望の副生成物の形成が促進される。
EP−A−701995(BASF AG)の中では、芳香族アミンを、相応する脂環式アミンから水素およびアンモニアの存在においてかつパラジウム/白金−バイメタル触媒により製造するための方法が記載されている。このために脂環式アミンが他のプロセスにおいてまず提供されなければならない。
EP−A−22751(Ciba−Geigy AG)は、アルミナまたはカーボンを担体材料として有する貴金属触媒の存在においてフェノールをアンモニアおよび水素の存在において反応させて、相応するシクロヘキシルアミンを得ることを記載する。芳香族アミンの製造に関してここでは何も教示されない。
EP−A−53819(BASF AG)は、フェノールからの脂環式のおよび/または芳香族のアミンの製造法を開示する。使用される触媒系は、Ru、RhまたはPtを酸化アルミニウム担体上に含有する。
EP−A−167996(BASF AG)は、芳香族アミンを、相応するフェノールの標準圧力でのかつ2つの直列に接続された反応帯域中での貴金属触媒によるアンモニアおよび水素の存在における、場合により相応する返送された脂環式アミンの存在における反応によって製造するための方法を記載する。有利なのは酸化アルミニウム担持触媒である。
本発明を基礎とする課題は、従来技術の一欠点または複数の欠点を克服しながら、芳香族第1級アミンの改善された経済的な製造法を見つけ出すことであった。殊に方法は、より好ましい収率、空時収率(RZA)および/または選択率を可能にするべきである。使用される触媒は、改善された可使時間およびそれに従ってより頻度の少ない再生を可能にするべきである。
[空時収率は、生成物量/(触媒体積・時間)’(kg/(lKat・h))および/または、生成物量/(反応器体積・時間)’(kg/(lReaktor・h)で示される]。
課題は、合成を液相中または気相中で、ZrO担体を有するパラジウム/白金−バイメタル触媒を用いて行うことによって解決することができた。
それに応じて芳香族第1級アミンを、相応する芳香族アルコールとアンモニアとを水素の存在において80〜350℃の範囲における温度で不均一系触媒の存在において反応させることによって連続的に製造するための方法において、触媒の触媒活性材料が水素によるその還元前に
二酸化ジルコニウム(ZrO)90〜99.8質量%、
パラジウムの酸素含有化合物0.1〜5.0質量%および
白金の酸素含有化合物0.1〜5.0質量%
を含有することを特徴とする、芳香族第1級アミンの製造法が見つかった。
気相中での合成のために出発材料のアルコールが生成され、有利には循環ガス流中で気化されかつガス状に反応器に供給される。循環ガスは、一方では出発材料のアルコールの気化にかつ他方ではアミノ化のための反応相手として用いられる。
循環ガス運転方式において、出発物質(アルコール、水素およびアンモニア)は循環ガス流中で気化されかつガス状に反応器に供給される。出発物質(アルコールおよびアンモニア)は水溶液としても気化されえ、かつ循環ガス流により触媒層に導通されうる。
有利な反応器は管型反応器である。循環ガス流を有する適切な反応器のための例は、Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry, 5th Ed., 第B4巻, 第199頁〜第238頁, "Fixed-Bed Reactors"の中で見られる。
代替的に反応は、有利にはシェルアンドチューブ型反応器中でまたは単流型装置(Monostranganlage)中で行われる。
単流型装置の場合、反応が行われる管型反応器は、個々の管型反応器の複数個(例えば2個または3個)が直列に接続されたものから成ってよい。任意にこの場合、有利には供給流(出発材料および/またはアンモニアおよび/またはHを含有する)および/または循環ガスおよび/または反応器搬出物の、後接続された反応器からの中間供給が可能である。
有利には循環ガス量は、40〜1500m(運転圧力で)/[m触媒(層体積)・h]の範囲に、殊に100〜700m(運転圧力で)/[m触媒(層体積)・h]の範囲にある。
有利には循環ガスは、H少なくとも10体積%、とりわけ50〜100体積%、特に80〜100体積%を含有する。
液相中での合成のために、気化しにくいまたは熱的に不安定である全ての出発材料および生成物が適している。これらの場合、アミンの気化および再凝縮がプロセスにおいて回避されうるということがさらに他の利点として付け加えられる。
本発明による方法において触媒は有利には、触媒活性材料および場合により、触媒が成形体として使用される場合には変形助剤(例えばグラファイトまたはステアリン酸)からのみなる、すなわちさらに他の触媒活性随伴物質を含有しない触媒の形で使用される。
この関連において、酸化物担体材料の二酸化ジルコニウム(ZrO)は触媒活性材料に属するものとしてみなされる。
触媒は、粉末に粉砕された触媒活性材料を反応容器中に導入する形で、または触媒活性材料を粉砕、成形助剤による混合、成形および焼きなまし後に触媒成形体として−例えばペレット、球、リング、押出物(例えばストランド)として−反応器中に配置する形で使用される。
触媒の成分の濃度データ(質量%で記載)は、そのつど−他で規定されない限り−その最後の熱処理後および水素によるその還元前の完成した触媒の触媒活性材料に関する。
その最後の熱処理後および水素によるその還元前の触媒の触媒活性材料は、触媒活性成分の材料および上記の触媒担体材料の合計として定義されておりかつ本質的に以下の成分を含有する:
二酸化ジルコニウム(ZrO)、パラジウムの酸素含有化合物および白金の酸素含有化合物。
上記の触媒活性材料の成分の合計は、通常70〜100質量%、有利には80〜100質量%、とりわけ有利には90〜100質量%、とりわけ>95質量%、特に>98質量%、殊に>99質量%、例えばとりわけ有利には100質量%である。
さらに本発明による方法において使用される触媒の触媒活性材料は、周期表のIA〜VIAおよびIB〜VIIBおよびVIIIの族から選択された1つ以上の元素(酸化数0)またはそれらの無機化合物または有機化合物を含有してよい。
そのような元素もしくはその化合物のための例は以下のものである:
遷移金属、例えばCoもしくはCoO、Reもしくは酸化レニウム、MnもしくはMnO、Moもしくは酸化モリブデン、Wもしくは酸化タングステン、Taもしくは酸化タンタル、Nbもしくは酸化ニオブまたはシュウ酸ニオブ、Vもしくは酸化バナジウムもしくはピロリン酸バナジル;ランタニド、例えばCeもしくはCeOまたはPrもしくはPr;アルカリ金属酸化物、例えばNaO;アルカリ金属炭酸塩;アルカリ土類金属酸化物、例えばSrO;アルカリ土類金属炭酸塩、例えばMgCO、CaCOおよびBaCO;酸化ホウ素(B)。
有利には、本発明による方法において使用される触媒の触媒活性材料は、ルテニウム、銅、コバルト、鉄および/またはニッケルを含有しない。
本発明による方法において使用される触媒の触媒活性材料は、その最後の熱処理後および水素によるその還元前に
二酸化ジルコニウム(ZrO)90〜99.8質量%、有利には98〜99.6質量%、とりわけ有利には98.8〜99.2質量%、
パラジウムの酸素含有化合物0.1〜5.0質量%、有利には0.2〜1.0質量%、とりわけ有利には0.4〜0.6質量%および
白金の酸素含有化合物0.1〜5.0質量%、有利には0.2〜1.0質量%、とりわけ有利には0.4〜0.6質量%を含有する。
本発明による方法において使用される触媒の製造のために種々の方法が可能である。この場合、例えば公知の沈殿法を挙げることができる。
本発明による方法において使用される触媒は殊に、例えば粉末または成形体、例えばストランド、ペレット、球またはリングの形で存在する二酸化ジルコニウム(ZrO)の含浸によって製造されうる。
二酸化ジルコニウムは、例えば単斜晶系または正方晶系の形で、有利には単斜晶系の形で使用される。
成形体の製造は、通常の方法に従って行ってよい。
含浸も同様に通常の方法に従って、例えばA, B. Stiles, Catalyst Manufacture-Laboratory and Commercial Preparations, Marcel Dekker, New York (1983)の中で記載されるように、そのつど相応する金属塩溶液を1つ以上の含浸工程において施与することによって行われ、その際、金属塩として、例えば相応する硝酸塩、酢酸塩または塩化物が使用される。材料は含浸に続けて乾燥されかつ任意にか焼される。
含浸はいわゆる"ポアフィリング(incipient wetness)"法に従って行われ、その際、二酸化ジルコニウムはその水吸収能力に相応して含浸溶液により最大〜飽和するまで湿潤させられる。含浸はしかし過剰の溶液中でも行ってよい。
多段階の含浸法の場合には、個々の含浸工程の間に乾燥しかつ場合によりか焼することが目的に適っている。有利には多段階の含浸は、二酸化ジルコニウムに比較的大量の金属が加えられるべき場合にとりわけ適用されうる。
金属成分を二酸化ジルコニウムに施与するために、含浸は同時に全ての金属塩を用いてかまたは個々の金属塩の任意の順番において連続的に行ってよい。
例えば200〜600℃の範囲における温度で実施されるか焼後、触媒はそれが粉砕によってある一定の粒度に調節されるにせよ、またはそれがその粉砕後に成形助剤、例えばグラファイトまたはステアリン酸により混合され、プレスを用いて成形品、例えばペレットへとプレスされかつ焼きなましされるにせよ目的に合わせて調整される。その際、焼きなまし温度は、有利にはか焼に際しての温度に相当する。
このようにして製造された触媒は、触媒活性金属をその酸素含有化合物の混合物の形で、すなわち殊に酸化物および混合酸化物として含有する。
このようにして製造された触媒は、それ自体貯蔵されかつ場合により処理される。触媒としてのその使用前に、通常それらは予備還元される。しかしながらそれらは予備還元なしでも使用されえ、その際、それらは次いで反応器中に存在する水素によって水素添加アミノ化の条件下で還元される。
予備還元するために触媒はまず、有利には150〜200℃で、例えば12〜60時間の時間的間隔で窒素−水素−雰囲気にさらされ、引き続きさらに約24時間まで、有利には200〜400℃にて水素雰囲気中で処理される。この予備還元に際して、触媒中に存在する酸素含有金属化合物の一部は相応する金属に還元され、そのためこれらは種々の酸素化合物と一緒に触媒の活性形で存在する。
EP−A−701995の中で開示されたPd/Pt/ZrO触媒が、本発明による方法においてとりわけ有利には使用される。
本発明による方法は連続的に実施され、その際、触媒は有利には固定層として反応器中に配置される。その際、触媒固定層の流通は上方からも下方からも可能である。ガス流はその際、温度、圧力および量によって、難沸性(高沸点の)反応生成物も気相中に留まるように調節される。
アミノ化剤のアンモニアは、アミノ化されるべきアルコール性ヒドロキシル基に対して化学量論量、準化学量論量または過化学量論量で使用されうる。
一般的にアンモニアは、反応されるべきアルコール性ヒドロキシル基1モル当たり1.5〜250倍モル過剰、有利には2〜100倍モル過剰、殊に2〜10倍モル過剰で使用される。
アンモニアをより高い過剰で使用することも可能である。
有利には、5〜800標準立方メートル/h、殊に20〜300標準立方メートル/hのオフガス量で運転される。
液相中での処理に際して、出発材料(アルコール+アンモニア)は同時に液相中で一般的に5〜30MPa(50〜300bar)、有利には5〜25MPa、とりわけ有利には15〜25MPaの圧力、および一般的に80〜350℃、とりわけ100〜300℃、有利には120〜270℃、とりわけ有利には130〜250℃、殊に170〜230℃の温度で、水素を含めて、通常、有利には外側から加熱された固定層反応器中に存在する触媒に導通される。その際、ダウンフロー運転方式(Rieselfahrweise)と同様またアップフロー運転方式(Sumpffahrweise)も可能である。一般的に触媒負荷は、触媒(層体積)1リットルおよび1時間当たりアルコール0.05〜5kg、有利には0.1〜2kg、とりわけ有利には0.2〜0.6kgの範囲にある。場合により出発材料の希釈は、適切な溶媒、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、N−メチルピロリドンまたはエチレングリコールジメチルエーテルを用いて行ってよい。反応物質をすでに反応容器中への供給前に加温すること、それも有利には反応温度に加温することが目的に適っている。
気相中での処理に際して、ガス状の出発材料(アルコール+アンモニア)は、気化するのに十分に大きい選択されたガス流、有利には水素中で、一般的に0.1〜40MPa(1〜400bar)、有利には0.1〜10MPa、とりわけ有利には0.1〜5MPaの圧力で、水素の存在において触媒に導通される。アミノ化のための温度は、一般的に80〜350℃、とりわけ100〜300℃、有利には120〜290℃、とりわけ有利には160〜280℃である。その際、触媒固定層の流通は上方からも下方からも可能である。必要とされるガス流は、有利には循環ガス運転方式によって得られる。
一般的に触媒負荷は、触媒(層体積)1リットルおよび1時間当たりアルコール0.01〜2kg、有利には0.05〜0.5kgの範囲にある。
一般的に水素は、アルコール成分1モル当たり5〜400lの量で、有利には5〜200lの量で反応に供給され、その際、リットルのデータはそのつど標準条件で換算した(S.T.P.)。
液相中での処理に際してのみならずまた気相中での処理に際しても、より高い温度およびより高い全圧および触媒負荷の適用が可能である。アミノ化剤のアンモニアの、アルコールのおよび形成された反応生成物のならびに場合により併用された溶媒の分圧の合計から規定された温度でもたらされる反応容器中の圧力は、目的に合わせて水素を噴射することによって所望された反応圧力に高められる。
液相中での連続的な処理に際してのみならずまた気相中での連続的な処理に際しても、過剰なアミノ化剤は水素と一緒に循環路中で運転されうる。
触媒が固定層として配置される場合、反応の選択率のために触媒成形体を反応器中で不活性の充填材と混合し、それらをいわゆる"希釈する"ことが有利でありうる。そのような触媒配合物中の充填材の割合は20〜80体積部、とりわけ30〜60体積部および40〜50体積部であってよい。
反応の進行中に形成された反応水(反応したアルコール基1モル当たりそのつど1モル)は一般的に反応度、反応速度、選択率および触媒可使時間を妨げることなく作用し、それゆえ目的に合わせて反応生成物の後処理に際してはじめて、例えば蒸留によってそれから除去される。
反応搬出物から、これが目的に合わせて放圧された後、過剰の水素および場合により存在する過剰のアミノ化剤が除去され、かつ得られた反応粗生成物は、例えば分別精留によって精製される。過剰のアミノ化剤および水素は、有利には再び反応帯域中に返送される。同じことが、場合により完全には反応しなかったアルコール成分に適用される。
そのつどの純粋生成物は、公知の方法に従う精留によって粗製物から得られる。純粋生成物は共沸混合物として水とともに発生し、または特許出願EP−A−1312599およびEP−A−1312600に依拠して、濃縮された水酸化ナトリウム溶液を用いた液−液抽出によって脱水される。この脱水は精製蒸留の前または後に行ってよい。公知の方法に従う共沸添加剤の存在における蒸留による脱水もまた可能である。
粗製物または粗製物中の芳香族アミンが水とほとんど混和性でないかまたは混和可能でない場合に関して、公知の方法による有機相と水相の分離による脱水がまた可能である。EP−A−1312599およびEP−A−1312600(どちらもBASF AG)の中で教示された処理方法に従って、分離された有機相から一工程において1つ以上の低沸点留分がアミン含有混合物から蒸留により分離されうる。さらなる一工程において、1つ以上の高沸点留分をアミン含有混合物から蒸留により分離することが可能である。後続する一蒸留工程において、混合物から本質的に水不含のアミンが塔の底部排出流または側方排出流として純粋な形で得られ、それは場合によりさらに精製されるかまたは分離される。
アミンを精製するためのこれらの個々の工程は、場合によりただ一つの塔内でもバッチ式にまたは連続的に実施してもよく、その際、低沸点留分の分離は塔の精留部の頂部排出口および/または側方排出口を介して、高沸点留分の分離は蒸留塔の底部排出口を介してかつ純粋なアミンの分離は塔の回収部における側方排出口を介して行われうる。
とりわけ有利な一変法において、連続的な蒸留塔として隔壁塔が使用される。
未反応の出発材料および場合により生じる適切な副生成物は、再び合成に返送してよい。反応されなかった出発材料は、非連続的なまたは連続的な運転方法において分離器中での生成物の凝縮後に循環ガス流中で新たに触媒層に流通されうる。
アミン化剤としてのアンモニアの使用によって、使用される芳香族アルコールのアルコール性ヒドロキシル基は芳香環上での位置が変わらずに第1級アミノ基(−NH)に変換される。
芳香族アルコールとして、実際には芳香族OH官能基を有する全てのアルコールが適している。すなわちOH基はsp混成炭素原子に芳香環中で結合している。芳香環は炭素原子の他にまた1個以上のヘテロ原子、例えばN、OまたはSを有してよい。アルコールはさらに置換基を有していてもよく、または水素添加アミノ化の条件下で不活性に作用する官能基、例えばアルコキシ基、アルケニルオキシ基、アルキルアミノ基またはジアルキルアミノ基、または同様に場合により水素添加アミノ化の条件下で水素化される官能基、例えばC−C二重結合またはC−C三重結合を含有してよい。多価の芳香族アルコールがアミノ化される場合、反応条件の制御を介して、有利には相応するアミノアルコールまたは繰り返しアミノ化された生成物を得ることができる。
有利には、例えば以下の芳香族アルコールがアミノ化される:フェノール(その際、フェニル基は1つ以上のアルキル基、殊にC1〜9−アルキル基およびC5〜6−シクロアルキル基、および/またはアリール基を置換基として有していてもよい)、1−または2−ナフトール(その際、ナフチル基は1つ以上のアルキル基、殊にC1〜9−アルキル基およびC5〜6−シクロアルキル基、および/またはアリール基を置換基として有していてもよい)。
1〜9−アルキル基、有利にはC1〜3−アルキル基は、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、sec−ペンチル、ネオペンチル、1,2−ジメチルプロピル、n−ヘキシル、イソヘキシル、sec−ヘキシル、シクロペンチルメチル、n−ヘプチル、イソヘプチル、シクロヘキシルメチル、n−オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシル、n−ノニルである。
アリール基は、例えばフェニル、1−ナフチル、2−ナフチルである。
このための例は以下のものである:オルトクレゾール、メタクレゾールおよびパラクレゾール、オルトエチルフェノール、オルト−n−ブチルフェノール、オルト−sec−ブチルフェノール、2,4−ジメチルフェノール、2,6−ジメチルフェノール、2,3,6−トリメチルフェノール、2,4,6−トリメチルフェノール、2−シクロヘキシルフェノール、2,6−ジメチル−3−シクロヘキシル−フェノール、2,6−ジエチルフェノール、2,5−ジイソプロピルフェノール、2−メチル−6−sec−ブチルフェノール、3−tert−ブチルフェノール、2,6−ジイソプロピルフェノール、2,6−ジ−sec−ブチルフェノール、2,6−ジシクロヘキシルフェノール、α−ナフトール、β−ナフトール、ビスフェノールA(=2,2−ジ(p−ヒドロキシフェニル)プロパン、ヒドロキノン、モノ−、ジ−、トリ−またはテトラアルキルヒドロキノン、殊にC1〜9−アルキル基により(互いに無関係に)置換されたヒドロキノン、例えばモノメチルヒドロキノン、テトラメチルヒドロキノン。
出発材料として使用される芳香族アルコール、殊にフェノールは容易に入手できる化合物である(例えばHouben Weyl, Methoden, Band 6/lc)。
本発明による方法により有利には製造される芳香族アミンは、相応する2,6−ジ−(C1〜9−アルキル)−フェノールからの2,6−ジ−(C1〜9−アルキル)−アニリンである。例は2,6−ジメチルアニリン(2,6−キシリジン)、2,6−ジエチルアニリン、2−メチル−6−エチルアニリン、2,6−ジイソプロピルアニリン、2−イソプロピル−6−メチルアニリンおよび2−イソプロピル−6−エチルアニリンである。
本発明による方法によりとりわけ有利には製造される芳香族アミンは、2,6−ジメチルフェノールの反応による2,6−ジメチルアニリン(2,6−キシリジン)である。
本発明による方法により、殊に請求項17または18記載の方法に従って、殊に、≧99質量%、とりわけ≧99.5質量%、特に≧99.85質量%の純度、および≦0.1質量%、とりわけ≦0.05質量%、特に≦0.02質量%、例えば0〜0.015質量%の2,6−ジメチルフェノールの含量を有する2,6−ジメチルアニリン(2,6−キシリジン)が、2,6−ジメチルフェノールおよびアンモニアから製造可能である。
質量%記載における上記含量は、以下のようにガスクロマトグラフィーによって測定される:
分離カラム: DB WAX(ポリエチレングリコール)
長さ(m): 30
膜厚(μm): 0.5
内径(mm): 0.25
担体ガス: ヘリウム
入口圧(bar): 1.0
スプリット(ml/分) 100
セプタムフラッシング(ml/分): 4
オーブン温度(℃): 80
予備加熱時間(分): 3
速度(℃/分): 5
オーブン温度(℃): 240
後加熱時間(分): 30
インジェクター温度(℃): 250
検出器温度(℃): 260
インジェクション: HP7673−Autosampler
インジェクション量(μl): 0.2
検出器タイプ: FID
GC法: GC面積%−法
試料調製の記載
試料を場合により4時間、60℃で溶融する(2,6−ジメチルフェノールは約45℃で溶解する)。溶融された試料の約1gをジクロロメタン50mlに溶解しかつ分析する。
とりわけ有利には、本発明による方法において2,6−ジメチルアニリンの製造のために使用される2,6−ジメチルフェノールは以下の規格を有する:
アッセイ 最小値99.5質量%
クレゾール(全異性体) 最大値1500ppm
キシレノール(全異性体) 最大値1000ppm
アニソール 最大値1000ppm
フェノール 最大値100ppm
湿分 最大値0.5質量%
硫黄 最大値1ppm
塩素 最大値1ppm
臭素 最大値1ppm
ppmデータは質量に対するものである。
水分の測定はカールフィッシャー滴定法により行う。
硫黄の測定:
燃焼を介したクーロメトリー測定
装置:Euroglas社(LHG)、ECS 1200タイプ;文献:DIN 51400 第7部
ハロゲンの測定:
燃焼を介したクーロメトリー測定
装置:Euroglas社(LHG)、ECS 1200タイプ;文献:F. Ehrenberger "Quantitative organische Elementaranalyse"ISBN 3−527−28056−1 DIN 51408 第2部 "Bestimmung des Chlorgehaltes(塩素含量の測定)"。

全ての例に関して、EP−B1−701995の例4(第6頁、第12行目〜第15行目)に記載のパラジウム/白金−バイメタル触媒を使用しかつ、またそこで記載された方法(第4頁、第47行目〜第52行目)に従って活性化した。その後、担持された貴金属触媒を反応器中に取り付け、引き続き窒素/水素流中において無圧でまたは運転圧力下で200℃にて還元した。
2,6−ジメチルアニリンの製造
そのつど触媒10リットルで充填された2つの直列に接続された反応器中において、全圧2barでアンモニア170kg/hおよび水素20kg/hからの循環ガス流をセットした。この流中に連続的に2,6−ジメチルフェノール122kg/hを加えかつ気化した。ガス状の混合物を200〜220℃で第1の反応器の触媒層に流通させ、かつ230〜270℃で第2の反応器の触媒層に流通させた。2,6−キシリジンの収率は、第2の反応器の通過後95%であった。

Claims (19)

  1. 芳香族第1級アミンを、相応する芳香族アルコールとアンモニアとを水素の存在において80〜350℃の範囲における温度で、その触媒活性材料が水素によるその還元前に
    二酸化ジルコニウム(ZrO)90〜99.8質量%、
    パラジウムの酸素含有化合物0.1〜5.0質量%および
    白金の酸素含有化合物0.1〜5.0質量%
    を含有する不均一系触媒の存在において反応させることによって連続的に製造するための方法において、反応を単流型装置中で行い、その際、単流型装置が個々の管型反応器の複数個が直列に接続されたものから成っていることを特徴とする、芳香族第1級アミンを連続的に製造するための方法。
  2. 芳香族第1級アミンを、相応する芳香族アルコールとアンモニアとを水素の存在において80〜350℃の範囲における温度で、その触媒活性材料が水素によるその還元前に
    二酸化ジルコニウム(ZrO)90〜99.8質量%、
    パラジウムの酸素含有化合物0.1〜5.0質量%および
    白金の酸素含有化合物0.1〜5.0質量%
    を含有する不均一系触媒の存在において反応させることによって連続的に製造するための方法において、反応を単流型装置中で行い、その際、単流型装置が個々の管型反応器の2つまたは3つが直列に接続されたものから成っていることを特徴とする、芳香族第1級アミンを連続的に製造するための方法。
  3. 反応を120〜300℃の範囲における温度で実施することを特徴とする、請求項1または2記載の方法。
  4. 反応を、液相中では5〜30MPaの範囲における絶対圧力でまたは気相中では0.1〜40MPaの範囲における絶対圧力で実施することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 触媒の触媒活性材料が水素によるその還元前に
    二酸化ジルコニウム(ZrO)98〜99.6質量%、
    パラジウムの酸素含有化合物0.2〜1.0質量%および
    白金の酸素含有化合物0.2〜1.0質量%
    を含有することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 触媒の触媒活性材料が水素によるその還元前に
    二酸化ジルコニウム(ZrO)98.8〜99.2質量%、
    パラジウムの酸素含有化合物0.4〜0.6質量%および
    白金の酸素含有化合物0.4〜0.6質量%
    を含有することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  7. アンモニアを、使用される芳香族アルコールに対して1.5〜250倍モル量で使用することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. アンモニアを、使用される芳香族アルコールに対して2.0〜10倍モル量で使用することを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  9. 触媒を反応器中で固定層として配置することを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 反応を管型反応器中で行うことを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 反応を循環ガス運転方式において行うことを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. アルコールを水溶液として使用することを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。
  13. アンモニアを水溶液として使用することを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項記載の方法。
  14. フェニル基が1つ以上のC1〜9−アルキル基を置換基として有していてもよい、フェニルアミンを製造するための請求項1から13までのいずれか1項記載の方法。
  15. フェノールとアンモニアとの反応によってアニリンを製造するための、請求項1から13までのいずれか1項記載の方法。
  16. 2,6−ジ−(C1〜9−アルキル)−アニリンを製造するための、請求項1から13までのいずれか1項記載の方法。
  17. 2,6−ジメチルフェノールとアンモニアとの反応によって2,6−ジメチルアニリン(2,6−キシリジン)を製造するための、請求項1から13までのいずれか1項記載の方法。
  18. 反応粗生成物から有機相を分離し、これを引き続き蒸留塔内で連続的に蒸留によって分離し、その際、芳香族第1級アミンは塔の回収部における側方排出口を介して、低沸点留分および水は塔頂部を介してかつ高沸点留分は塔底部を介して取り出すことを特徴とする、請求項1から17までのいずれか1項記載の方法。
  19. 蒸留塔が隔壁塔であることを特徴とする、請求項18記載の方法。
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