JP5046875B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、機能素子を覆う保護キャップを有する半導体装置の製造方法に関するものである。
従来、半導体加速度センサや圧力センサ等においては、シリコンチップ上に可動部(振動部)を有し、可動部の変位により加速度や圧力等の物理量を電気信号に変換して取り出すようになっている。また、このような半導体装置において、可動部を保護するために可動部をキャップにて覆うことが行われている。
このキャップを備えた半導体装置において量産性に優れた製造方法としては、気密封止された構造でキャップ形成用ウエハと機能素子形成用ウエハが同じ材質(特にシリコン)である場合には、ウエハレベルで接合した後にダイシングする方法がある。
また、ガラス、サファイヤ、GaAs、SiCなどドライダイシングが困難なものをキャップ形成用ウエハとして使用する場合かつ気密封止されていない構造の半導体装置の場合には、ウエハどうしを接合した後、キャップ形成用ウエハと機能素子が形成された半導体ウエハとを同時に通常のウエットダイシングすることができないため、下記の特許文献1に記載された製造方法が量産性に優れた製造方法として参考になる。
図20は特許文献1に記載された従来の半導体装置の製造方法を示す。
図20(g)が完成状態であって、半導体ウエハから個片化されたシリコン基板100aに接合材101を介してキャップ102bが取り付けられている。
図20(a)では、キャップ形成用シリコンウエハ102をダイシング用粘着シート103に貼り付ける。
図20(b)では、キャップ形成用シリコンウエハ102をダイシング位置104でカットする。
図20(c)では、ダイシングカットしたキャップ形成用シリコンウエハ102に、接合材101を形成する。
図20(d)では、キャップ形成用シリコンウエハ102に対し、機能素子としてのセンサ素子が形成された半導体ウエハ100を、接合材101にて接合する。
図20(e)では、半導体ウエハ100の裏面にダイシング用粘着シート105を貼り付けた後に、キャップ形成用シリコンウエハ102の不要部102aをダイシング用粘着シート103とともに剥がす。
図20(f)では、半導体ウエハ100をスクライブラインの位置106でダイシングカットし、ダイシング用粘着シート105を剥がして図20(g)に示すように、チップ107に分割する。
特開平8−316496号公報(図4〜図10)
しかしながら、半導体装置の小型化、回路の微細化が急速に進む中、特許文献1に記載の製造方法では、小型化が困難である。すなわち、接合材101として樹脂系の接着剤を使用しているため、接合材101の線幅が100〜300μmと接合面積が大きいという問題がある。
また、半導体装置によっては、キャップ102bと機能素子側のシリコン基板100aとを電気的に接合する必要があるが、従来例では、ダイシング用粘着シートに貼ってダイシングカット(フルカット)、またはダイシングカット後にダイシング用粘着シートまたは接着剤を介して支持用ウエハを貼り付けている。
ここで使用しているダイシング用粘着シートは粘着性があるために柔らかい。したがって、温度変化やウエハの搬送中の振動、あるいは、接合などの加圧時にウエハに不均一な荷重がかかった場合などに位置ずれが発生してしまう可能性が高い。また、樹脂系の接着剤を使用しているため接合時の熱処理による材料間の熱膨張の差による位置ずれの可能性があるためにマウント精度が±数十μm程度でしか接合ができないという問題を有している。
特に、キャップ102bの材料がドライダイシングが困難な材料であり、キャップ102bと機能素子が形成されたシリコン基板100aとが気密封止されていない構造の場合には、先にウエハ状態で接合すれば位置ずれは発生しないが、ダイシングができない。逆に、先にダイシングをしておいて粘着シートで保持しておくと位置ずれが発生してしまう。このため、高精度なマウント精度を必要とする場合には各チップ毎に接合していくしか方法がなく、非常に生産性が悪い。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、半導体装置の小型化、微細化に対応して、ドライダイシングができない材料で形成されたキャップと機能素子が形成された半導体ウエハとを気密封止されていない構造で高精度なマウント精度で接合する量産性に優れた方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の半導体装置の製造方法は、機能素子が形成された半導体基板と、キャップ形成用ウエハとを貼り合わせた後に各チップ毎にダイシングして半導体装置を製造するに際し、
a):キャップ形成用ウエハの前記半導体基板との対向面とは反対側の面にウエハ支持部材を貼り付ける前に、前記ウエハ支持部材の前記キャップ形成用ウエハとの接合面に溝を形成する工程
b):前記ウエハ支持部材と前記キャップ形成用ウエハを接合する工程
c):互いに接合されている前記ウエハ支持部材と前記キャップ形成用ウエハのうちの前記ウエハ支持部材の前記溝の位置で前記キャップ形成用ウエハをダイシングする工程
d):前記キャップ形成用ウエハと前記機能素子が形成された半導体ウエハを接合する工程
e):前記溝の位置で前記半導体ウエハと前記ウエハ支持部材を各チップ毎にダイシングする工程
を有することを特徴とする。
本発明の請求項2記載の半導体装置の製造方法は、請求項1において、工程e)では、前記半導体ウエハを各チップ毎にダイシングしてから前記ウエハ支持部材を前記溝の位置でダイシングすることを特徴とする。
本発明の請求項3記載の半導体装置の製造方法では、請求項1において、工程e)では、前記ウエハ支持部材を前記溝の位置でダイシングしてから前記半導体ウエハを各チップ毎にダイシングすることを特徴とする。
本発明の請求項4記載の半導体装置の製造方法は、請求項1〜請求項3の何れかにおいて、前記半導体基板と前記キャップ形成用ウエハとを、直接または接合材を介して貼り合わせることを特徴とする。
本発明の請求項5記載の半導体装置の製造方法は、請求項1において、前記ウエハ支持部材として、前記半導体基板に設けられている前記機能素子に関係する機能素子が形成されたものを使用することを特徴とする。
この構成によれば、半導体装置の小型化、微細化に対応して、ドライダイシングができない材料で形成されたキャップと機能素子が形成された半導体ウエハとを気密封止されていない構造で、高精度なマウント精度で接合し、効率よく量産することが可能となる。
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図19に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図12は本発明の実施の形態1を示す。
図1は本発明の実施の形態1における半導体装置を示し、半導体チップ6とキャップ3の間に空隙7が設けられ、接合材4によって接合されている。半導体チップ6には、加速度センサや圧力センサなどの機能素子5が形成されている。
キャップ3の上には支持部材1が直接に接合されている。支持部材1のキャップ3との接合面の外周部には溝2が形成されている。
キャップ3の材質は機能素子5が形成された半導体チップ6と同じ材質であることが熱負荷などに対して強く、望ましいが、半導体装置によっては、キャップ3が絶縁体である必要があるなど、半導体を使用することができない場合がある。このため、ここでは、キャップ3はガラス、サファイヤ、GaAsなどの化合物半導体、SiCなどセラミックス等、ドライダイシングが困難なものであり、接合材4はAu、Cuなどの金属またはSiなどの半導体である場合を考える。
図2〜図12はこの半導体装置の製造工程を示す。
まず、図2に示すように、キャップ形成用ウエハ8に必要な電気回路を蒸着、メッキなどにより形成する(図示せず)とともに、接合材4を形成する。キャップ形成用ウエハ8は分割後にキャップ3となるものである。必要な電気回路とは、例えば、加速度センサの場合は静電容量を測定するための電極、およびこの電極から信号を取り出すための配線などである。
キャップ形成用ウエハ8に形成された接合材4の形状は、各チップ毎にダイシングされたときに半導体装置として必要な接合強度および機能素子から外部へ取り出す配線の引き回しなどを考慮して決めればよく、図3または図4に示すように線状、点状などどのような形状でもよく、断面形状も四角、三角、円錐などどのような形状でもよい。
図5と図6は、後工程でキャップ形成用ウエハ8に貼り合わせられるウエハ支持部材9を示す。分割後に支持部材1となるウエハ支持部材9に溝(断面が溝形状である直線状の溝)2を、各チップ毎に区画形成するための切り込みを入れる部分に対応する位置に加工する。
通常、ダイシングのブレードやその加工条件(ブレードの回転数、送り速度など)は材料毎に最適なものがあり、加工条件が悪いと加工面が粗くなったり、チッピングが発生したり、あるいはブレードが破損して加工できなかったりすることがある。このため、異種材料どうしが接合されたものを同時にダイシングするのは非常に困難であり、加工できたとしても、いずれの材料も加工できる条件を見つけるのが難しく、加工速度が極端に遅くなったりする。しかし、図5のようにウエハ支持部材9に溝2を加工しておくことにより、後で図8に示すようにキャップ形成用ウエハ8をダイシングする際にダイシングブレードの外周部がこの溝2とキャップ3の表面で囲まれた空間に入ることになり、キャップ形成用ウエハ8とウエハ支持部材9の材質が異なる場合でも、異種のウエハを同時に切断することがない。このため、キャップ形成用ウエハを容易に高精度で切断することが可能になる。また、この溝2の形状は、図では四角であるが、V溝などダイシングブレードと干渉しないような形状になっていればどのような形状でもよく、深さは10μm程度あればよい。
次に図7に示すように、キャップ形成用ウエハ8とウエハ支持部材9を直接に接合する。例えば、キャップ形成用ウエハ8がガラスでウエハ支持部材9がシリコンの場合には、陽極接合、常温接合、低温接合などの方法がある。
ここで、常温接合とは、接合する2つの対象物の接合面に真空中でAr原子などを照射する、あるいはArプラズマなどに曝すことで表面の自然酸化膜や有機物などの汚染物を除去した後、真空中で2つの対象物の接合面を接触、加圧することにより接合する方法のことをいう。
また、低温接合とは、接合する2つの対象物の接合面に真空中でAr原子などを照射する、あるいはArプラズマなどに曝すことで表面の自然酸化膜や有機物などの汚染物を除去した後、大気中で2つの対象物を150℃程度の低温で加熱しながら接合面を接触、加圧することにより接合する方法のことをいう。
あるいは、キャップ形成用ウエハ8とウエハ支持部材9の接合面の両方あるいは一方に金属膜を形成し、常温接合、低温接合などの方法によって接合することも可能である。
いずれにしても、従来の方法のようにダイシング用粘着シートに貼ってダイシングカット(フルカット)、またはダイシングカット後にダイシング用粘着シートまたは接着剤を介して支持用ウエハを貼り付ける場合に比べて接合時の位置ずれ量を小さく抑えることができるため、キャップ形成用ウエハ8と半導体ウエハ11を高精度に接合できる。
次に図8に示すように、キャップ形成用ウエハ8を各チップ毎に区画形成する位置(ダイシングライン10a)でダイシングする。通常、キャップ用ウエハ8には複雑な形状加工がなされていないため、ウエットダイシングをしても問題ない場合が多い。
このため、ここではキャップ形成用ウエハに悪影響がない場合は、通常のウエットのダイシングを使用するほうが効率がよい。図5はウエハ支持部材9に溝2を加工を施したもので、平面的には図6に示すように各チップ毎に区画形成するための切り込みを入れる部分に対応する位置に溝2を加工する。
先に図5で説明したように、ウエハ支持部材9に溝2を加工しておくことにより、キャップ形成用ウエハ8をダイシングする際に、ダイシングブレードの外周部がこの溝2とキャップ3の表面で囲まれた空間に入ることになり、キャップ形成用ウエハ8とウエハ支持部材9の材質が異なる場合でも、異種のウエハを同時に切断することがない。このため、キャップ形成用ウエハを容易に高精度で切断することが可能になる。
次に図9に示すように、機能素子5を形成した半導体ウエハ11と、図8に示すキャップ形成用ウエハ8とウエハ支持部材9を接合したものとを接合すると図10に示すような断面構造になる。この接合の際に、常温接合、低温接合を用いることにより材料間の熱膨張差による位置ずれ、残留応力の発生を抑制することができ、高精度の位置決め、信頼性の高い接合ができる。
次に図11に示すように、機能素子が形成された半導体ウエハ11を各チップ毎に区画形成するためにダイシング(ダイシングライン10b)を行う。ここでは、接合材4によって機能素子5を含む空隙7が気密封止されていない場合は、ステルスダイシングのようなドライダイシングを用いる必要がある。これは、多くの場合、機能素子が加速度センサや圧力センサ等のように可動部を有するため、可動部や空隙に水やダイシングによって発生する異物などが入ると機能素子が機能しなくなるためである。
最後に図12に示すように、ウエハ支持部材9も半導体ウエハ11と同様にダイシングライン10cに沿ってドライダイシング法により切断する。このようにして、図1に示すような半導体装置を製造することができる。
なお、本実施の形態では、半導体ウエハ11を先にダイシングし、ウエハ支持部材9を後からダイシングしたが、ダイシングの順序は半導体ウエハ11とウエハ支持部材9のいずれから先に行ってもよい。
(実施の形態2)
図13〜図17は本発明の実施の形態2を示す。
図13は実施の形態2の半導体装置を示し、実施の形態1との違いは機能素子5を形成した半導体チップ6とキャップ3とのサイズが異なる点である。
ここで、半導体チップ6の機能素子5と同じ面にパッド12を設け、このパッド12と外部のパッドとをワイヤーボンディングで接続する場合などには、半導体チップ6をキャップ3より大きくする必要がある。そしてこのパッド12のサイズ分およびワイヤーボンディングのツールの大きさを考慮して半導体チップ6のサイズをキャップ3より大きくしておけばよい。
このように半導体チップ6とキャップ3のサイズが異なる場合は、図14〜図17に示す工程で製造する。
まず、図14(a)では、ウエハ支持部材9にキャップ3をダイシングするラインに毎にそれぞれ溝(断面が溝形状である直線状の溝)2を形成する、あるいは、図14(b)に示すように複数のダイシングラインを1個の溝2で覆うように溝を形成する必要がある。溝2の幅はダイシングブレードの厚さ、ダイシングの位置決め精度などによって決まるが、30〜50μm程度あれば十分である。
図15(a)(b)はそれぞれ図14(a)(b)のキャップ形成用ウエハ8とウエハ支持部材9を接合した状態を示している。
図16(a)は図15(a)に示したキャップ形成用ウエハ8をダイシングライン10aでダイシングした状態を示している。
図17(a)では、半導体ウエハ11を接合材4を介してキャップ形成用ウエハ8に接合する。
図17(b)では、半導体ウエハ11をダイシングライン10bでダイシングする。
図17(c)では、ウエハ支持部材9をダイシングライン10cでダイシングする。
(実施の形態3)
通常、加速度センサや圧力センサなどの半導体装置の場合には、これらの半導体装置を駆動、制御するための集積回路が別に設けられることが多い。しかし、図18に示すように、ウエハ支持部材9に、半導体チップ6に形成した機能素子5を駆動、制御するための機能素子15を溝2と同じ側、あるいは反対側に設けることにより、図19に示すような半導体装置を構成することができ、非常に小型のパッケージを実現することができる。ここで、駆動、制御用の機能素子と加速度センサや圧力センサとの間はワイヤーボンディングや貫通電極などを通じて接続することができる。
この構成によると、半導体機能素子の大きさが約2.5mm×2.5mm×厚さ0.15mm程度の場合、半導体装置のサイズとしては、約3mm×3mm×厚さ0.3mm程度のものが実現可能となる。
このような機能素子15を設けたウエハ支持部材9は、実施の形態1あるいは実施の形態2の製造方法を用いて製造すれば良い。
上記の各実施の形態では、キャップ形成用ウエハ8と半導体ウエハ11を接合材4を介して接合したが、キャップ形成用ウエハ8と半導体ウエハ11の温度係数が同じかその差が小さい場合には、接合材4を介さずに直接に接合することもできる。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体加速度センサや圧力センサ等の半導体装置の高精度、量産性の改善に寄与できる。
本発明の実施の形態1における半導体装置の断面図 キャップ形成用ウエハに接合材を形成した状態の断面図 キャップ形成用ウエハの実施例の平面図 キャップ形成用ウエハの別の実施例の平面図 ウエハ支持部材の断面図 ウエハ支持部材の実施例の平面図 キャップ形成用ウエハとウエハ支持部材を接合した状態の断面図 キャップ形成用ウエハをダイシングした状態の断面図 機能素子を形成した半導体ウエハの断面図 半導体ウエハを接合した状態の断面図 半導体ウエハのダイシング状態を示す断面図 ウエハ支持部材のダイシング状態を示す断面図 本発明の実施の形態2における半導体装置の断面図 ウエハ支持部材の実施例の断面図と別の実施例の断面図 キャップ形成用ウエハとウエハ支持部材の接合した状態の断面図 キャップ形成用ウエハをダイシングした状態の断面図 ダイシング状態を示す断面図 本発明の実施の形態3におけるウエハ支持部材の別の実施例の断面図 半導体装置の断面図 従来の半導体製造方法を示す断面図
符号の説明
1 支持部材
2 溝
3 キャップ
4 接合材
5,15 機能素子
6 半導体チップ
7 空隙
8 キャップ形成用ウエハ
9 ウエハ支持部材
10a,10b,10c ダイシングライン
11 半導体ウエハ
12 パッド

Claims (5)

  1. 機能素子が形成された半導体基板と、キャップ形成用ウエハとを貼り合わせた後に各チップ毎にダイシングして半導体装置を製造するに際し、
    a):キャップ形成用ウエハの前記半導体基板との対向面とは反対側の面にウエハ支持部材を貼り付ける前に、前記ウエハ支持部材の前記キャップ形成用ウエハとの接合面に溝を形成する工程
    b):前記ウエハ支持部材と前記キャップ形成用ウエハを接合する工程
    c):互いに接合されている前記ウエハ支持部材と前記キャップ形成用ウエハのうちの前記ウエハ支持部材の前記溝の位置で前記キャップ形成用ウエハをダイシングする工程
    d):前記キャップ形成用ウエハと前記機能素子が形成された半導体ウエハを接合する工程
    e):前記溝の位置で前記半導体ウエハと前記ウエハ支持部材を各チップ毎にダイシングする工程
    を有する半導体装置の製造方法。
  2. 工程e)では、前記半導体ウエハを各チップ毎にダイシングしてから前記ウエハ支持部材を前記溝の位置でダイシングする
    請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 工程e)では、前記ウエハ支持部材を前記溝の位置でダイシングしてから前記半導体ウエハを各チップ毎にダイシングする
    請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記半導体基板と前記キャップ形成用ウエハとを、直接または接合材を介して貼り合わせる
    請求項1〜請求項3の何れかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記ウエハ支持部材として、前記半導体基板に設けられている前記機能素子に関係する機能素子が形成されたものを使用する
    請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
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