JP5046391B2 - スパニング・ツリーを構成するスイッチ装置及びプログラム - Google Patents
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Description
制御フレームのパス・コスト部分に、遅延時間が大きいほど大きい値となる遅延時間対応値が含まれており、
他のスイッチ装置との間で、送信時刻を含むNTP(Network Time Protocol)の時刻フレームを送受信することによって、相互に時刻を同期させる時刻同期手段と、
ポート毎に、他のスイッチ装置から受信した時刻フレームに含まれる送信時刻と、該時刻フレームを受信した受信時刻との差から、遅延時間を測定する通信品質測定手段と、
ポート毎に、当該ポートから受信した制御フレームのパス・コスト部分に含まれる遅延時間対応値に、更に当該ポートにおける遅延時間に対応した遅延時間対応値を加算するパス・コスト付与手段と、
ポート毎に、ルート・ブリッジからの通信品質対応値を記憶するパス・コスト記憶手段と、
パス・コスト記憶手段を用いて、スパニング・ツリー・プロトコルにおけるブロッキング・ポートの遅延時間対応値が、ルート・ポート及び代表ポートのいずれか1つの遅延時間対応値よりも、遅延時間として所定時間以上小さいとき、スパニング・ツリーの再構成処理を実行するスパニング・ツリー構成手段と
を有することを特徴とする。
制御フレームのパス・コスト部分に、遅延時間が大きいほど大きい値となる遅延時間対応値が含まれており、
他のスイッチ装置との間で、送信時刻を含むNTP(Network Time Protocol)の時刻フレームを送受信することによって、相互に時刻を同期させる時刻同期手段と、
ポート毎に、他のスイッチ装置から受信した時刻フレームに含まれる送信時刻と、該時刻フレームを受信した受信時刻との差から、遅延時間を測定する通信品質測定手段と、
ポート毎に、当該ポートから受信した制御フレームのパス・コスト部分に含まれる遅延時間対応値に、更に当該ポートにおける遅延時間に対応した遅延時間対応値を加算するパス・コスト付与手段と、
ポート毎に、ルート・ブリッジからの通信品質対応値を記憶するパス・コスト記憶手段と、
パス・コスト記憶手段を用いて、スパニング・ツリー・プロトコルにおけるブロッキング・ポートの遅延時間対応値が、ルート・ポート及び代表ポートのいずれか1つの遅延時間対応値よりも、遅延時間として所定時間以上小さいとき、スパニング・ツリーの再構成処理を実行するスパニング・ツリー構成手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
経路:SW1(ルート)−>SW2−>SW5
パスコストT125=T12+T25
経路:SW1(ルート)−>SW3−>SW5
パスコストT135=T13+T35
経路:SW1(ルート)−>SW2−>SW5−>SW4
パスコストT1254=T12+T25+T54
経路:SW1(ルート)−>SW3−>SW4
パスコストT134=T13+T34
SW2及びSW3の直下のユーザ宛のトラヒックが急増し、SW4に対するパスの中で、T14が最小となったとする。この場合、SW4は、SW1とSW5に対してトポロジ変更のproposalを送信する。これに対し、SW1及びSW5は、SW4へagreementを返信する。agreementを受信したSW4は、SW5へ接続されるポートをブロックし、SW1へ接続されるポートのブロックを解除する。
SW5に直接接続しているユーザ宛てのトラヒックが急増し、SW3−SW5の間の回線のトラヒックが急増したとき、SW4の配下のユーザも影響を受けることとなる。この場合、SW5は、SW3からSW2へのパス切り替えを実行するが、SW5直下のユーザ宛のトラヒックが回線を圧迫する場合、パスを変えても遅延量は変わらない。このような場合、変更前に選択していたパスのパス・コストとの比較を行い、その差が例えば200ミリ秒以下であれば、そのまま、SW2を経由したパスを維持する。
10 MACフレーム通信インタフェース部
11 通信品質測定部
12 パス・コスト付与部
13 パス・コスト記憶部
14 スパニング・ツリー構成部
15 時刻同期部
16 スイッチ機能部
Claims (4)
- スパニング・ツリー・プロトコルに基づいてBPDU(Bridge Protocol Data Unit)の制御フレームを送受信し、遅延時間を小さくするためのスパニング・ツリーを構成するスイッチ装置において、
前記制御フレームのパス・コスト部分に、遅延時間が大きいほど大きい値となる遅延時間対応値が含まれており、
他のスイッチ装置との間で、送信時刻を含むNTP(Network Time Protocol)の時刻フレームを送受信することによって、相互に時刻を同期させる時刻同期手段と、
ポート毎に、他のスイッチ装置から受信した前記時刻フレームに含まれる送信時刻と、該時刻フレームを受信した受信時刻との差から、遅延時間を測定する通信品質測定手段と、
ポート毎に、当該ポートから受信した前記制御フレームのパス・コスト部分に含まれる遅延時間対応値に、更に当該ポートにおける前記遅延時間に対応した遅延時間対応値を加算するパス・コスト付与手段と、
ポート毎に、ルート・ブリッジからの前記通信品質対応値を記憶するパス・コスト記憶手段と、
前記パス・コスト記憶手段を用いて、スパニング・ツリー・プロトコルにおけるブロッキング・ポートの遅延時間対応値が、ルート・ポート及び代表ポートのいずれか1つの遅延時間対応値よりも、遅延時間として所定時間以上小さいとき、前記スパニング・ツリーの再構成処理を実行するスパニング・ツリー構成手段と
を有することを特徴とするスイッチ装置。 - 前記遅延時間対応値は、発生可能な最大遅延時間に対して、規格における最大のパス・コスト値を割り当て、発生可能な最小遅延時間に対して、規格における最小のパス・コストを割り当てることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
- スパニング・ツリー・プロトコルに基づいてBPDU(Bridge Protocol Data Unit)の制御フレームを送受信し、遅延時間を小さくするためのスパニング・ツリーを構成するスイッチ装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
前記制御フレームのパス・コスト部分に、遅延時間が大きいほど大きい値となる遅延時間対応値が含まれており、
他のスイッチ装置との間で、送信時刻を含むNTP(Network Time Protocol)の時刻フレームを送受信することによって、相互に時刻を同期させる時刻同期手段と、
ポート毎に、他のスイッチ装置から受信した前記時刻フレームに含まれる送信時刻と、該時刻フレームを受信した受信時刻との差から、遅延時間を測定する通信品質測定手段と、
ポート毎に、当該ポートから受信した前記制御フレームのパス・コスト部分に含まれる遅延時間対応値に、更に当該ポートにおける前記遅延時間に対応した遅延時間対応値を加算するパス・コスト付与手段と、
ポート毎に、ルート・ブリッジからの前記通信品質対応値を記憶するパス・コスト記憶手段と、
前記パス・コスト記憶手段を用いて、スパニング・ツリー・プロトコルにおけるブロッキング・ポートの遅延時間対応値が、ルート・ポート及び代表ポートのいずれか1つの遅延時間対応値よりも、遅延時間として所定時間以上小さいとき、前記スパニング・ツリーの再構成処理を実行するスパニング・ツリー構成手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするスイッチ装置用のプログラム。 - 前記遅延時間対応値は、発生可能な最大遅延時間に対して、規格における最大のパス・コスト値を割り当て、発生可能な最小遅延時間に対して、規格における最小のパス・コストを割り当てることを特徴とする請求項3に記載のスイッチ装置用のプログラム。
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JP2008074526A JP5046391B2 (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | スパニング・ツリーを構成するスイッチ装置及びプログラム |
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Family Applications (1)
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