JP5045690B2 - 車載内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、内燃機関の出力軸に接続されるポンプインペラと自動変速機の入力軸に接続されるタービンライナとを備えるトルクコンバータを介して内燃機関の駆動力が駆動輪に伝達される車両に適用されて、内燃機関のアイドル回転速度を目標アイドル回転速度に制御する車載内燃機関の制御装置において、低μ路での車両の制動過程において機関回転速度がタービンライナの回転速度よりも高いとの条件が満たされるときには、目標アイドル回転速度を低下させるとともに、その目標アイドル回転速度の低下量を機関回転速度とタービンライナの回転速度との速度差に基づいて可変設定する低下量設定手段を備えることをその要旨とする。
上記構成によれば、機関回転速度とタービンライナの回転速度との速度差が大きく、タービンライナの軸トルクが比較的大きいときには、目標アイドル回転速度の低下量が大きくされる。したがって、車両の停止性を好適に確保することができる。また、機関回転速度とタービンライナの回転速度との速度差が小さく、タービンライナの軸トルクが比較的小さいときには目標アイドル回転速度の低下量が小さくされる。したがって、暖房性能を好適に向上させることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車載内燃機関の制御装置において、低下速度設定手段は、駆動輪の回転速度の低下速度が小さいときほど目標アイドル回転速度の低下速度を大きくすることをその要旨とする。
一般に、後輪駆動車の場合には、駆動輪である後輪に設けられたブレーキの制動力が、前輪に設けられたブレーキの制動力よりも小さくされており、上述したような低μ路での車両停止性の悪化が生じやすい傾向にある。この点、同構成によれば、そうした後輪駆動車において上記請求項1〜5のいずれか1項に記載の構成が適用されるため、各請求項の構成による作用効果がより顕著に発揮される。
以下、この発明にかかる車載内燃機関の制御装置を、後輪駆動車に搭載された内燃機関を統括的に制御する電子制御装置に具体化した第1の実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる電子制御装置100と、その制御対象である内燃機関10と、同内燃機関10が搭載された車両の駆動系の概略構成を示す模式図である。
電子制御装置100は、入力軸回転速度センサ62の出力値に基づいてタービンライナ22の回転速度であるタービン回転速度Ntを検出する。
次に、上記低下量設定制御が行われるときの機関回転速度Ne、目標アイドル回転速度Ni、及びタービン回転速度Ntの変化について、その一例を図3に示すタイミングチャートを参照しつつ詳しく説明する。
次に、車両が制動過程にあって、機関回転速度Neがタービン回転速度Ntよりも高く、かつその速度差αが小さい場合における各値の推移について説明する。ここで、速度差αが小さくなる場合としては、例えば以下のような状況が挙げられる。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
以下、この発明にかかる車載内燃機関の制御装置を、後輪駆動車に搭載された内燃機関を統括的に制御する電子制御装置に具体化した第2の実施形態について、図4及び図5を参照して説明する。
次に、上記低下速度設定制御が行われるときの機関回転速度Ne、目標アイドル回転速度Ni、及び駆動輪回転速度SPDdの各変化について、その一例を図5に示すタイミングチャートを参照しつつ詳しく説明する。
(4)機関回転速度Neがタービンライナ22の回転速度であるタービン回転速度Ntよりも高いときにはタービンライナ22の軸トルクが増大する。そこで本実施形態では、低下速度設定制御により、低μ路での車両の制動過程において機関回転速度Neがタービン回転速度Ntよりも高いとの条件が満たされるときには、目標アイドル回転速度Niを低下量Nβの分だけ低下させるようにしており、これによりポンプインペラ21とタービンライナ22との回転速度差が小さくなってタービンライナ22の軸トルクが低下し、車両停止性が向上するようになる。
・第1の実施形態では、冷却水温THWや内燃機関10の外部負荷の状態に基づいて設定された目標アイドル回転速度Niを、速度差αに基づいて算出された低下量Nαの分だけ低下させるようにした。この他、冷却水温THW、内燃機関10の外部負荷の状態、及び速度差α等に基づき、低下量Nαが反映された目標アイドル回転速度Niを直接設定するようにしてもよい。
Claims (6)
- 内燃機関の出力軸に接続されるポンプインペラと自動変速機の入力軸に接続されるタービンライナとを備えるトルクコンバータを介して前記内燃機関の駆動力が駆動輪に伝達される車両に適用されて、前記内燃機関のアイドル回転速度を目標アイドル回転速度に制御する車載内燃機関の制御装置において、
低μ路での車両の制動過程において機関回転速度が前記タービンライナの回転速度よりも高いとの条件が満たされるときには、前記目標アイドル回転速度を低下させるとともに、その目標アイドル回転速度の低下量を機関回転速度と前記タービンライナの回転速度との速度差に基づいて可変設定する低下量設定手段を備える
ことを特徴とする車載内燃機関の制御装置。 - 請求項1に記載の車載内燃機関の制御装置において、
前記低下量設定手段は、前記速度差が大きいときほど前記低下量を大きくする
ことを特徴とする車載内燃機関の制御装置。 - 内燃機関の出力軸に接続されるポンプインペラと自動変速機の入力軸に接続されるタービンライナとを備えるトルクコンバータを介して前記内燃機関の駆動力が駆動輪に伝達される車両に適用されて、前記内燃機関のアイドル回転速度を目標アイドル回転速度に制御する車載内燃機関の制御装置において、
低μ路での車両の制動過程において機関回転速度が前記タービンライナの回転速度よりも高いとの条件が満たされるときには、前記目標アイドル回転速度を低下させるとともに、その目標アイドル回転速度を低下させるときの低下速度を前記駆動輪の回転速度の低下速度に基づいて可変設定する低下速度設定手段を備える
ことを特徴とする車載内燃機関の制御装置。 - 請求項3に記載の車載内燃機関の制御装置において、
前記低下速度設定手段は、前記駆動輪の回転速度の低下速度が小さいときほど前記目標アイドル回転速度の低下速度を大きくする
ことを特徴とする車載内燃機関の制御装置。 - 内燃機関の出力軸に接続されるポンプインペラと自動変速機の入力軸に接続されるタービンライナとを備えるトルクコンバータを介して前記内燃機関の駆動力が駆動輪に伝達される車両に適用されて、前記内燃機関のアイドル回転速度を目標アイドル回転速度に制御する車載内燃機関の制御装置において、
低μ路での車両の制動過程において機関回転速度が前記タービンライナの回転速度よりも高いとの条件が満たされるときには、前記目標アイドル回転速度を低下させるとともに、その目標アイドル回転速度の低下量を機関回転速度と前記タービンライナの回転速度との速度差に基づいて可変設定する低下量設定手段と、
前記目標アイドル回転速度を低下させるときの低下速度を前記駆動輪の回転速度の低下速度に基づいて可変設定する低下速度設定手段とを備える
ことを特徴とする車載内燃機関の制御装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車載内燃機関の制御装置において、
前記車両は後輪駆動車である
ことを特徴とする車載内燃機関の制御装置。
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JP2009024162A JP5045690B2 (ja) | 2009-02-04 | 2009-02-04 | 車載内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009024162A JP5045690B2 (ja) | 2009-02-04 | 2009-02-04 | 車載内燃機関の制御装置 |
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