JP5045580B2 - ハーネス保持クリップの金属部検出装置 - Google Patents

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この発明は、ハーネス保持クリップの金属部を検出するための技術に関する。
車両に配設されるワイヤーハーネスは、例えば、ハーネス保持クリップを介して固定される。このようなハーネス保持クリップとして、樹脂製の外装部分に車体固定用のバネ特性を有する金属部を組込んだ構成のものがある。かかる金属部の欠落を確認するための従来技術として、金属の導電性を利用し、一対の接触ピンを金属部に接触させ、その導通の有無によってハーネス保持クリップの金属部の有無を検出する技術がある。
しかしながら、上記金属部には保護膜等の表面処理がなされていることが通常である。このため、上記従来技術によると、接触ピンと金属部の間の電気的な接触不良による検出ミスが発生する恐れがあった。
また、金属部を検出する他の方法として、近接センサを使用することが考えられるが、この場合、装置自体の製造コストが高くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、低コストで確実かつ容易にハーネス保持クリップの金属部を検出できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係るハーネス保持クリップの金属部検出装置は、ハーネス保持クリップの磁性体金属部を検出するものであって、前記ハーネス保持クリップを配設可能なセット部を有する基台と、前記基台に設けられた穴部空間内の第1位置と第2位置との間で移動自在で、前記ハーネス保持クリップが前記セット部に配設された状態で、前記ハーネス保持クリップの磁性体金属部に対する吸着力により前記第1位置から前記第2位置に移動可能に配設された磁石と、前記磁石が前記第1位置にあるとき押圧解除された状態になると共に、前記磁石が前記第2位置にあるとき前記磁石に押圧された状態になる操作部を有し、前記操作部の押圧、押圧解除の状況に応じてオン、オフ切換えられるスイッチと、を備えている。
第2の態様に係るハーネス保持クリップの金属部検出装置は、前記基台を固定設置可能な固定部をさらに備えているものである。
第1の態様に係るハーネス保持クリップの金属部検出装置によると、ハーネス保持クリップをセット部に配設すると、磁石の磁性体金属部に対する吸着力により、磁石が第2位置に移動する動作を利用して、スイッチのオン、オフが切換えられる。そして、このスイッチのオン、オフ状態に基づいて、確実かつ容易にハーネス保持クリップの金属部の有無を調べることができる。また、このハーネス保持クリップの金属部検出装置は、近接センサを用いる場合に比べて低コストで製造できる。
また、第2の態様に係るハーネス保持クリップの金属部検出装置によると、基台を、固定部を介してハーネス組立箇所等の所定位置に固定できる。このため、ハーネスに取付けられたハーネス保持クリップを基台のセット部にセットすることで、ハーネスを所定位置に固定しつつ、上記金属部の有無を検出することができる。
以下、本実施形態に係るハーネス保持クリップの金属部検出装置について、図を参照して詳細に説明する。
図1は、ハーネス保持クリップ50を示す図である。まず、ハーネス保持クリップ50の金属部検出装置の検出対象であるハーネス保持クリップ50について説明する。
ハーネス保持クリップ50は、ハーネス60を車両のクリップ取付部62に保持するものである。ここで、クリップ取付部62は、例えば車体の金属フレーム又は樹脂フレーム等である。
ハーネス保持クリップ50は、金属部52と、外装部54と、ハーネス保持部56とを備えている。
金属部52は、磁石の吸着力により吸着される磁性体金属の帯状バネ部材で形成されている。金属部52は、帯状バネ部材の略中央を湾曲させて、全体を略U字形状に形成すると共に、略U字形状部分の両端側部分を湾曲部に向けて内側に略V字形状に折曲し、その両先端部を当接させた形状に形成されている。このように形成された金属部52は、自己の弾性力により略V字状に折曲げられた部分の先端部間にクリップ取付部62を挟持可能に構成される。これにより、ハーネス保持クリップ50がクリップ取付部62に対して一定位置及び一定姿勢で取付固定されるようになっている。
外装部54とハーネス保持部56は、樹脂等で一体成型された部材である。外装部54は、金属部52の外周面形状と略同形状に形成されている。そして、金属部52が外装部54の内側に嵌め込まれている。この状態では、外装部54は金属部52の外周囲面略全体を覆っており、ハーネス保持クリップ50の外観を一目観察しただけでは、金属部52の有無を容易に確認することはできない。
ハーネス保持部56は、複数の電線等を結束したハーネス60を巻付け保持できる帯状部材で形成され、外装部54の略U字形状部分の片側外側面に設けられている。ハーネス保持部56がハーネス60を巻付け保持する構成としては、一般的な電線用の結束タイ或いは結束バンド等の構成を適用できる。
次に、ハーネス保持クリップ50の金属部検出装置について説明する。
図2は、ハーネス保持クリップ50の金属部検出装置の正面図、図3はハーネス保持クリップ50の金属部検出装置の側面図、図4はハーネス保持クリップ50の金属部検出装置の動作を示す正面図、図5はハーネス保持クリップ50の金属部検出装置の動作を示す側面図である。
本実施形態に係るハーネス保持クリップ50の金属部検出装置は、基台10と、磁石20と、スイッチ30と、検出部40とを備えている。
基台10は、樹脂等で形成された略直方体形状の部材であり、ハーネス保持クリップ50を配設可能なセット部12を有している。
セット部12は、基台10に対して一定位置及び一定姿勢で、ハーネス保持クリップ50の金属部52と外装部54とをセット可能に形成されている。
ここでは、セット部12は、外装部54より大きな(ここでは外装部54をがたつき無くセット可能な程度に当該外装部54より僅かに大きな)凹形状として、基台10に形成されている。
より具体的には、セット部12は、基台10のうち隣接する2面において開口する略直方体の凹形状に形成されている。そして、金属部52及び外装部54は、セット部12の一方の開口(図2及び図4で正面に表される開口)を通じて所定の挿脱方向P(図5参照)に沿ってセット部12に対して挿脱される。また、金属部52及び外装部54を挿脱する際に、ハーネス保持部56はセット部12の他方の開口(図2及び図4において下方に向く開口)を通じてセット部12から外方に延出するように構成されている。
上記セット部12は、金属部52と外装部54の挿脱と、ハーネス保持部56の突出方向とが別方向(ここでは直交する方向)である凹形状に形成されているが、必ずしもその必要はない。例えば、セット部12は、一方向の開口を有する凹形状に形成され、当該開口を通じて金属部52と外装部54とが挿脱され、かつ、当該開口を通じてハーネス保持部56が外部に延出する構成であってもよい。つまり、セット部12は、ハーネス保持部56を外方に延出させた姿勢で金属部52と外装部54とを一定位置及び一定姿勢で保持可能な構成であればよい。
また、基台10には、ハーネス保持クリップ50の挿脱方向Pに沿ってハーネス保持部56の先端部56aを逃す溝16が形成されている。この溝16は、ハーネス保持クリップ50をセット部12にセットする際、ハーネス保持部56の先端部56aと基台10とが干渉することを防止するために設けられている(図5参照)。
さらに、セット部12は、外装部54のセット時に、その外装部54をガイドする一対のガイド14を有している。一対のガイド14は、セット部12を形成する面のうち、セットされた外装部54を挟んで対向する面に形成されている。当該一対のガイド14は、外装部54の挿脱方向Pに沿って延びる凸条に形成されている。一対のガイド14と、セット部12の面のうち一対のガイド14の内側面と対向する面との間に、外装部54を配設可能な空間が形成されている。また、一対のガイド14間の寸法は、外装部54の幅よりも小さく、かつ、ハーネス保持部56の幅よりも大きくなるように設定されている。そして、一対のガイド14は、外装部54をセット部12内にセットする際に、外装部54が一対のガイド14に摺接することで、外装部54がセット部12から抜出ないようにガイドする。最終的なセット状態で、金属部52と外装部54とが所定のセット位置(ここでは図2における磁石20の側方)に配設されるように、一対のガイド14が外装部54を位置決めするように構成されている。
また、この検出装置は、基台10を固定設置するための固定部18を備えている。ここでは、固定部18は、基台10を所定位置に支持する棒状部材(ここでは略L字状の棒状部材)として構成されている。固定部18の先端部は、基台10に形成された固定穴部18hに挿通固定されている。また、固定部18の基端部は、ハーネス60を組み立てるための図板70等に固定可能に構成されている。そして、固定部18の基端部を図板70等に固定することで、本検出装置が図板70上の所定位置に所定姿勢で固定支持されるようになっている。ここでは、セット部12のうちハーネス保持部56を外部に突出させる側の開口を下向きにした姿勢で、基台10が固定支持される。
ここで、固定部18は、棒状部材である必要はなく、一定位置及び一定姿勢で基台10を固定可能な構成であればよい。
また、基台10内には、セット部12に対して遠近方向に移動可能な磁石20と、磁石20がセット部12に対して近接移動したとき操作部32が押圧されてオン状態になるスイッチ30とが設けられている。ここでは、基台10に設けられた穴部22内に、セット部12にセットされたハーネス保持クリップ50の金属部52と外装部54に対して遠近方向に移動可能に磁石20が配設されている。
穴部22は、基台10内のセット部12の開口以外の周囲に形成されている。ここでは、図2で示すようにセット部12の側方に形成されている。また、穴部22は、磁石20をセット部12に対して遠近方向に移動可能に配設できる穴形状に形成されている。つまり、略板状に形成された磁石20に対して、穴部22のうち上記遠近方向の寸法は磁石20の厚みより大きく形成され、穴部22のうち上記遠近方向に略直交する面方向の大きさは、磁石20より大きく形成されている。ここでは、穴部22は、略直方体空間状に形成されている。
磁石20は、一般的な永久磁石であり、略方形板状に形成されている。磁石20は、穴部22内で、第1位置と第1位置よりセット部12に近い第2位置との間で移動可能に配設されている。ここでは、磁石20が穴部22内でセット部12から離れる側に移動し、後述のスイッチ30の操作部32が押圧解除状態になる位置が第1位置であり、磁石20が第1位置よりセット部12に近い側に移動し、スイッチ30の操作部32が押圧状態になる位置が第2位置である。
ここで、上記磁石20は、第1位置と第1位置よりセット部12に近い第2位置との間で、つまり、セット部12に対して遠近方向に移動可能に配設される必要はない。つまり、磁石20は、穴部22内の第1位置と第2位置の間で移動可能で、かつ、ハーネス保持クリップ50が前記セット部12に配設されると、ハーネス保持クリップ50の金属部52に対する吸着力により第1位置から前記第2位置に移動可能に配設されていればよい。
上記磁石20は、セット部12にハーネス保持クリップ50がセットされていない状態では、後述のスイッチ30の操作部32の弾性復元力により押戻されて第1位置に位置すると共に、セット部12にハーネス保持クリップ50がセットされている状態では、ハーネス保持クリップ50の金属部52に対する吸着力によりスイッチ30の操作部32を押圧して第2位置に位置する程度の磁力を有している。
ここで、穴部22及び磁石20は、上記形状に限定されるものではなく、磁石20がセット部12に対して遠近方向に移動可能であるような形状に形成されていればよい。例えば、略円形板状の磁石20が略円柱空間状の穴部22内に配設されていてもよい。
スイッチ30は、磁石20が第1位置にあるとき押圧解除された状態になると共に、磁石20が第2位置にあるとき磁石20に押圧された状態になる操作部32を有している。そして、スイッチ30は、操作部32の押圧、押圧解除により、オン、オフ切換えされる。
より具体的には、スイッチ30は、スイッチ本体31、操作部32、プランジャ34を有している。操作部32は、板バネ状に形成されており、スイッチ本体31の一側面に斜め姿勢で固定されている。プランジャ34は、スイッチ本体31の上記一側面に設けられており、操作部32が押圧されたときに押し込まれた状態になると共に、操作部32が押圧解除されて弾性復帰したときに押し込まれていない復帰状態になるように構成されている。
上記スイッチ30は、操作部32の先端部を磁石20とセット部12の間であって磁石20の移動経路上に配設した姿勢で、基台10に組込まれている。そして、セット部12にハーネス保持クリップ50の外装部54がセットされていない状態及びセットされた外装部54内に金属部52が取り付けられていない状態では、操作部32は自己の弾性復元力により、磁石20を第1位置に押戻している。これにより、プランジャ34は、押し込まれていない状態に保たれ、スイッチ30はオフ状態に維持される。
そして、セット部12にハーネス保持クリップ50の外装部54及び金属部52がセットされた状態では、磁石20は、金属部52に対する吸着力により第1位置から第2位置に移動する。すると、磁石20が操作部32の弾性復元力に抗して操作部32を押圧する。これにより、操作部32を介してプランジャ34が押し込まれ、スイッチ30はオン状態に切換わる。
ここで、スイッチ30は、上記形態に限定されるものではなく、磁石20が第1位置と第2位置の間で移動するときオン、オフ切換えされるものであればよい。例えば、磁石20が第2位置にあるとき押圧されるような押しボタンスイッチであってもよい。また、このスイッチ30は、操作部32が押圧されたときにオン状態になるものに限定されず、操作部32が押圧解除されたときにオン状態になるものであってもよい。つまり、磁石20の第1位置と第2位置との間の移動によりオン、オフ切換えされるものであればよい。
検出部40は、直列に接続された電源42と電球44とを備えており、スイッチ30の出力端子と電気的に直列に接続されている。そして、検出部40は、磁石20によりスイッチ30の操作部32が押圧されたか否かをスイッチ30のオン、オフをもって検出し、その検出結果を電球44により報知出力している。
すなわち、磁石20が第1位置にある状態では、スイッチ30の操作部32は押圧解除された状態で、スイッチ30はオフ状態にあるため、電球44は点灯しない。また、磁石20が第2位置にある状態では、スイッチ30の操作部32は押圧された状態で、スイッチ30はオン状態になるため、電球44は点灯する。
ここで、検出部40は、電源42と電球44に限定されるものではなく、スイッチ30のオン、オフを検出できるものであればよい。例えば、電源とブザーを組合わせたもの、或いは、テスターのような導通検査を行うことができる機器、導通の有無を検出信号として出力するものであってもよい。
<動作>
本実施形態に係るハーネス保持クリップ50の金属部検出装置の動作を説明する。
まず、初期状態では、磁石20はスイッチ30の操作部32の弾性復元力によって押戻されて第1位置に位置している。そして、スイッチ30は、プランジャ34が操作部32によって押し込まれないため、オフ状態になっている(図2参照)。
この状態で、ハーネス保持クリップ50を、金属部52及び外装部54の略U字形状の先端側から、挿脱方向Pに、ガイド14に沿ってセット部12に挿入することにより、セット部12の所定のセット位置にセットする。
このとき、ハーネス保持部56は、セット部12の挿入側とは他方の開口から突出している。このため、ハーネス保持部56にハーネス60を保持したままであってもよい。或いは、本検査中に、金属部52及び外装部54をセット部12にセットした状態でハーネス保持部56にハーネス60を保持する作業を行うことができる。
セット部12にセットされた外装部54に金属部52が取付けられている場合、磁石20は金属部52に対する吸着力により第1位置から第2位置に移動する。そして、磁石20の移動経路上に配設されたスイッチ30の操作部32は、磁石20に押圧された状態になる。そしてさらに、この操作部32によってプランジャ34が押し込まれ、スイッチ30はオン状態に切換わる。これにより、検出部40とスイッチ30を含む回路内には電源42による電流が流れて電球44が点灯し、この電球44の点灯によって金属部52がハーネス保持クリップ50の外装部54に取付けられているか否かが報知される。作業者は、本報知によって金属部52の存在を確認することができる。この後、セット部12から外装部54及び金属部52を取り去ると、本検査装置は上記初期状態に戻り、電球44は非点灯状態に切換わる。
セット部12にセットされた外装部54に金属部52が取付けられていない場合、磁石20は板バネで形成された操作部32の弾性復元力により押戻されたまま第1位置に留まる。つまり、操作部32は押圧解除された状態に維持され、プランジャ34が押し込まれないため、スイッチ30はオフ状態に維持される。この場合、検出部40とスイッチ30を含む回路には、電流が流れず、電球44は非点灯状態に維持される。作業者は、セット部12への外装部54のセットにも拘らず、電球44が非点灯状態であることをもって金属部52の欠落を確認することができる。
本実施形態に係るハーネス保持クリップ50の金属部検出装置によると、ハーネス保持クリップ50の外装部54をセット部12に挿入するとセット部12の内側面とガイド14により所定のセット位置に容易に配設できる。そして、磁石20が金属部52に対する吸着力により第1位置と第2位置との間を移動する動作を利用して操作部32を押圧、押圧解除し、スイッチ30のオン、オフ切換えがなされる。このスイッチ30のオン、オフに基づいて電球44の点灯状態を確認等することで、確実かつ容易にハーネス保持クリップ50の金属部52の有無を確認することができる。
また、仮に上記金属部52の有無を確認する構成として、磁気を検出する近接センサを用いた場合、近接センサ自体が高価である上、その近接センサからの検知信号を増幅する回路等を設ける必要があり、検出装置自体の製造コストが高くなってしまう。これに対して、本検査装置では、一般的な磁石20とマイクロスイッチ等を利用することができ、各構成部品も比較的安価でかつ簡易な構成であり、比較的低コストで製造できる。例えば、本検査装置は、金属の通電特性を利用した検出装置の製造コストと同程度に低く抑えることができる。
また、固定部18により基台10を図板70上の固定位置に設置すれば、図板70上に配設したハーネス60にハーネス保持クリップ50を取付ける作業の中で、容易にハーネス保持クリップ50の金属部52の有無を検出することができる。
ハーネス保持クリップを示す図である。 ハーネス保持クリップの金属部検出装置の正面図である。 ハーネス保持クリップの金属部検出装置の側面図である。 ハーネス保持クリップの金属部検出装置の動作を示す正面図である。 ハーネス保持クリップの金属部検出装置の動作を示す側面図である。
符号の説明
10 基台
12 セット部
18 固定部
20 磁石
22 穴部
30 スイッチ
32 操作部
50 ハーネス保持クリップ
52 金属部
60 ハーネス

Claims (2)

  1. ハーネス保持クリップの磁性体金属部を検出するハーネス保持クリップの金属部検出装置であって、
    前記ハーネス保持クリップを配設可能なセット部を有する基台と、
    前記基台に設けられた穴部空間内の第1位置と第2位置との間で移動自在で、前記ハーネス保持クリップが前記セット部に配設された状態で、ハーネス保持クリップの磁性体金属部に対する吸着力により前記第1位置から前記第2位置に移動可能に配設された磁石と、
    前記磁石が前記第1位置にあるとき押圧解除された状態になると共に、前記磁石が前記第2位置にあるとき前記磁石に押圧された状態になる操作部を有し、前記操作部の押圧、押圧解除の状況に応じてオン、オフ切換えられるスイッチと、
    を備えるハーネス保持クリップの金属部検出装置。
  2. 請求項1記載のハーネス保持クリップの金属部検出装置であって、
    前記基台を固定設置可能な固定部をさらに備える、ハーネス保持クリップの金属部検出装置。
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