JP5042866B2 - インクジェットヘッド、インクジェットヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッド、インクジェットヘッドの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5042866B2
JP5042866B2 JP2008000659A JP2008000659A JP5042866B2 JP 5042866 B2 JP5042866 B2 JP 5042866B2 JP 2008000659 A JP2008000659 A JP 2008000659A JP 2008000659 A JP2008000659 A JP 2008000659A JP 5042866 B2 JP5042866 B2 JP 5042866B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
piezoelectric
supply port
substrate
bonded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008000659A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009160822A (ja
Inventor
正志 下里
伊左雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2008000659A priority Critical patent/JP5042866B2/ja
Publication of JP2009160822A publication Critical patent/JP2009160822A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5042866B2 publication Critical patent/JP5042866B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

Description

本発明は、複数のノズルからインクを吐出させることが可能なインクジェットヘッド、およびインクジェットヘッドの製造方法に関する。
例えばインクジェットヘッドとして、ヘッド内の流路でインクが循環するタイプのものが知られている。このインクジェットヘッドは、ヘッドベースの一端に設けられた数個の供給口と、ヘッドベースの他端に設けられた数個の回収口と、供給口と回収口との間に設けられる多数のノズルと、ノズルの近傍に設けられノズルからインクを吐出させる圧電素子と、圧電素子を駆動するドライバICと、ドライバICと圧電素子とを接続する配線とを備えている。圧電素子は、チタン酸ジルコン酸鉛で形成されている。このようなインクジェットヘッドでは、線膨張係数の小さい圧電素子との間で熱膨張率をそろえるため、ヘッドベースに線膨張係数の小さいセラミックスを用いることが多い。
このインクジェットヘッドでは、供給口から流入したインクは、多数のノズルに供給され、圧電素子の駆動によりノズルからインク滴として吐出される。ノズルで使用されなかったインクは、回収口において回収される。このように、インクを供給口から回収口まで循環させることにより、ノズルに気泡やインク塊が詰まってしまうことを防いでいる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−113861号公報
ところで、セラミックス製のヘッドベースを焼成した後に、機械加工によって供給口や回収口といった孔を開けることは、製造コストが高くなり実用に適さない。一方、セラミックスは、焼成時に水分が揮発してしまう関係上、焼成時の収縮率が大きい。このため、セラミックスを焼成する前にプレス成形や射出成形によってヘッドベースに孔を形成すると、当該孔の径の精度が出ないという実情がある。
本発明の目的は、製造コストを低廉に維持しつつ、基板に形成された孔の径の精度を向上することができるインクジェットヘッドを提供することにある。
本発明の一つの形態に係るインクジェットヘッドは、インクの供給口となる孔を有する基板と、前記基板に接着される枠部材と、前記枠部材に接着されるノズルプレートと、前記ノズルプレートに形成されるとともに、それぞれ複数のノズルを含む一対のノズル列と、前記複数のノズルに対応する複数の駆動素子を有し、前記一対のノズル列にそれぞれ対応するように前記基板に接着された一対の圧電部材と、を具備し、前記一対の圧電部材は、互いの距離が一定に維持された状態で、前記孔の一部を塞ぐように前記基板に接着される。
本発明の一つの形態に係るインクジェットヘッド製造方法は、一対のノズル列にそれぞれ対応する一対の圧電部材を有し、前記ノズル列に含まれる複数のノズルに対応する複数の駆動素子を前記圧電部材に作りこんだインクジェットヘッドの製造方法であって、未焼成のセラミックス基板にインクの供給口となる孔を形成し、前記孔を形成した前記セラミックス基板を焼成し、焼成された前記セラミックス基板に対して、前記一対の圧電部材を互いの距離を一定に維持した状態で、前記孔の一部を塞ぐように接着する。
本発明の他の形態に係るインクジェットヘッド製造方法は、一対のノズル列に対応する一対の圧電部材を有し、前記ノズル列に含まれる複数のノズルに対応する複数の駆動素子を前記圧電部材に作りこんだインクジェットヘッドの製造方法であって、未焼成のセラミックス基板にインクの供給口となる孔を形成し、前記孔を形成した前記セラミックス基板を焼成し、焼成された前記セラミックス基板に対して、一対の圧電部材が連結された圧電ブロックを前記孔の一部を塞ぐように接着し、前記セラミックス基板に接着された前記圧電ブロックに加工して、前記圧電ブロックを一対の圧電部材として分断する。
本発明によれば、製造コストを低廉に維持しつつ、基板に形成された孔の径の精度を向上することができるインクジェットヘッドを提供できる。
以下、図面を参照しながらこの発明の第1の実施形態について説明する。
インクジェットヘッドは、いわゆるインク循環式のインクジェットヘッドである。図1と図2に示すように、インクジェットヘッド11は、基板12と、基板12に接着された枠部材13と、枠部材13に接着されたノズルプレート14と、枠部材13の内側の位置で基板12に接着された圧電部材15と、圧電部材15を駆動するためのヘッド駆動用のIC16と、を有している。
ノズルプレート14は、方形のポリイミド製のフィルムで形成されている。ノズルプレート14は、一対のノズル列21を有している。各ノズル列21は、複数のノズル22を含んでいる。
圧電部材15は、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)製の2枚の圧電板23を互いの分極方向を対向させるように張り合わせて形成されている。圧電部材15は、断面台形状で、棒状に形成されている。圧電部材15は、表面に溝状に切削形成される複数の圧力室24と、各圧力室24の両側部に設けられる駆動素子である支柱25と、各支柱25の側面および圧力室24の底部に形成される電極26とを有している。圧電部材は、ノズルプレート14上のノズル列21に対応するように基板12に接着される。圧力室24および支柱25は、ノズル22に対応して形成されている。また、基板12上には、複数の電気配線27が設けられている。各電気配線27は、その一端で電極26に接続されるとともに、他端でヘッド駆動用のIC16に接続されている。
基板12は、例えばアルミナなどのセラミックスによって、方形の板状に形成されている。基板12は、孔でそれぞれ構成される供給口31および排出口32を有している。図3に示すように、供給口31である孔は、円形をなしている。基板12は、供給口31の孔の周囲を規定する縁部33を有している。この縁部33は、孔の中心Cを間に挟んで対向する一対の円弧33Aを含んでいる。一対の圧電部材15は、円弧33Aにオーバーラップしてそれぞれ配置されており、孔の一部を塞ぐように基板12に接着されている。
図3に示すように、本実施形態では、供給口31の孔の面積は、例えば、約a×b=abである。このとき、bの寸法は、圧電部材15を保持する治具によって、例えば、±10μmの誤差の範囲で管理されている。一方、aの寸法は、セラミックスを焼成する際の収縮にばらつきがあるため、孔の直径が例えば1mmである場合に、例えば±30μmの誤差を生ずる。
一方、孔の直径をいずれも管理しない場合には、孔の面積は、πa/4である。このため、精度の出ていない寸法aについて2乗された値となり、孔の面積の管理が難しくなる。本実施形態では、精度のでていないaという値が孔の面積に関係するものの、孔の径を管理しない場合に比して、孔の面積の精度を向上することができる。また、コストも極端に上昇することがなく、製造コストと孔径の精度とのバランスとることができる。
上記構成のインクジェットヘッド11をプリンタに搭載して、このプリンタで印刷処理を行うには、プリンタのインクタンクからインクジェットヘッド11にインクを供給する必要がある。インクの供給は、供給口31を介して行われ、インクタンクから流出したインクは、供給口31を経由して圧力室24内に満たされる。圧力室24内で使用されなかったインクは、排出口32によってインクタンクに回収される。
また、この状態で、ユーザがプリンタに対して印刷を指示すると、プリンタの制御部は、インクジェットヘッド11に対して印字信号をヘッド駆動用のIC16に出力する。印刷信号を受けたヘッド駆動用のIC16は、電気配線27を介して駆動パルス電圧を支柱25に印加する。これにより、左右一対の支柱25は、シェアモード変形を行って湾曲するように離反する。そして、これらを初期位置に復帰させて圧力室24内の圧力を高くすることで、ノズル22からインク滴が勢い良く吐出される。
続いて、図4を参照して、本実施形態のインクジェットヘッド11の製造工程について説明する。まず、焼成前のセラミックスシート(セラミックスグリーンシート)で構成される基板12に対して、ステップS1において、プレス成形によって供給口31および排出口32を形成する。続いて、ステップS2において、この基板12を焼成する。続いて、ステップS3において、基板12に対して一対の圧電部材15を接着する。このとき、一対の圧電部材15は、図示しない治具によって互いの距離が一定に維持されている。また、圧電部材15は、当該治具を介して基板12に位置決めされ、基板12に対して接着されて、図5に示すような状態になる。
ステップS4において、基板12に接着された圧電部材15に対して、角部に研削加工ないし切削加工を行ういわゆるテーパ加工を行う。これによって、圧電部材15は、図6に示すような状態になる。ステップS5において、この圧電部材15に対して圧力室24となる溝を形成する。この溝加工は、例えば、ICウェハーの切断等に用いられているダイシングソーのダイヤモンドホイールを用いる。続いて、ステップS6において、溝の内面に電極26を形成するとともに、基板12上に電気配線27を形成する。電極26および電気配線27は、無電解メッキによって形成された例えばニッケル薄膜で構成されている。
ステップS7において、レーザを照射してパターニングを行って、電極26、および電気配線27の以外の部位からニッケル薄膜を除去する。ステップS8において、基板12に枠部材13を接着する。ステップS9において、枠部材13にノズルプレート14を接着する。ステップS10において、このノズルプレート14にレーザを照射してノズル22を形成する。さらにステップS11において、基板12上の電気配線27に接続するように駆動回路(ヘッド駆動用のIC16)を基板12に固定する。ステップS12において、基板12に対して図示しないインクケースを接着して、インクジェットヘッド11の製造工程が終了する。
なお、本実施形態では、供給口31および排出口32をプレス成形で形成するようにしているが、基板12を射出成形で作成し、予め基板12に供給口31および排出口32を形成するようにしてもよい。また、供給口31に対して圧電部材15を一部オーバーラップさせて、供給口31の径を管理しているが、排出口32に対して圧電部材15を一部オーバーラップさせて、排出口32の径を管理するようにしてもよい。
第1の実施形態によれば、インクジェットヘッド11は、インクの供給口31となる孔を有する基板12と、基板12に接着される枠部材13と、枠部材13に接着されるノズルプレート14と、ノズルプレート14に形成されるとともに、それぞれ複数のノズル22を含む一対のノズル列21と、複数のノズル22に対応する複数の駆動素子を有し、一対のノズル列21にそれぞれ対応するように基板12に接着された一対の圧電部材15と、を具備し、一対の圧電部材15は、互いの距離が一定に維持された状態で、孔の一部を塞ぐように基板12に接着される。
また、インクジェットヘッドの製造方法は、一対のノズル列21にそれぞれ対応する一対の圧電部材15を有し、ノズル列21に含まれる複数のノズル22に対応する複数の駆動素子を圧電部材15に作りこんだインクジェットヘッドに関し、未焼成のセラミックス基板12にインクの供給口31となる孔を形成し、孔を形成したセラミックス基板12を焼成し、焼成されたセラミックス基板12に対して、一対の圧電部材15を互いの距離を一定に維持した状態で、孔の一部を塞ぐように接着する。
これらの構成によれば、圧電部材15で孔の一部を塞ぐことにより、孔の径の精度を向上することができる。これによって、インクの流れる量を各孔間でばらつかないようにできる。その結果、ノズル22から吐出されるインクの液量を均一化できる。また、機械加工で孔を開ける場合などに比して、製造コストを低廉に維持しつつ、孔の径の精度を向上することができる。これによって、製造コストと孔の径の精度とのバランスをとることができる。
この場合、孔は、円形をなしており、基板12は、孔の周囲を規定する縁部33を有し、縁部33は、孔の中心を間に挟んで対向する一対の円弧33Aを含み、圧電部材15は、円弧33Aにオーバーラップしてそれぞれ配置される。この構成によれば、孔の縦方向および横方向の直径のうち、いずれか一方について、圧電部材15の間の寸法によって規定することができる。これによって、孔の縦方向および横方向の直径のうち、いずれか一方を誤差の小さい寸法とすることができ、孔の面積を精度よく管理することができる。
続いて、図7を参照して、インクジェットヘッドの第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係るインクジェットヘッド11は、圧電部材15の接着方法が第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1の実施形態と共通している。このため、主として異なる部分について説明し、共通する部分については共通の符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態のインクジェットヘッド11の構成は、第1の実施形態と同様である。しかしながら、第2の実施形態のインクジェットヘッド11は、その製造工程が第1の実施形態の製造工程と異なっている。
第2の実施形態では、焼成前のセラミックスシート(セラミックスグリーンシート)で構成される基板12に対して、ステップS1において、プレス成形によって供給口31および排出口32を形成する。続いて、ステップS2において、この基板12を焼成する。続いて、ステップS3において、基板12に対して圧電ブロック41を接着する。圧電ブロック41は、第1の実施形態で示した圧電部材15を、2つ連結した形状をなしている。言い換えると、圧電ブロック41は、中央部に溝部42を有する厚板形状をなしている。
ステップS4において、基板12に接着された圧電ブロック41に対して、研削加工ないし切削加工を加えて2つの圧電部材15に分断する。この研削加工は、図7に示す2点鎖線に沿って行われ、第1の実施形態と同じ形状の圧電部材15が形成される。このとき、各圧電部材15の角部にはテーパ加工がなされる。これによって、圧電部材15は、図6に示すような状態になる。これ以後の工程は、第1の実施形態と同様である。
なお、第2の実施形態では、孔の面積は、例えば、約a×b=abである。このとき、一対の圧電部材15が機械加工で製造されるため、孔の横方向の径であるbの寸法は、例えば、±5μmの誤差範囲で管理される。
第2の実施形態によれば、インクジェットヘッド製造方法は、一対のノズル列21に対応する一対の圧電部材15を有し、ノズル列21に含まれる複数のノズル22に対応する複数の駆動素子を圧電部材15に作りこんだインクジェットヘッドの製造方法であって、未焼成のセラミックス基板12にインクの供給口31となる孔を形成し、孔を形成したセラミックス基板12を焼成し、焼成されたセラミックス基板12に対して、一対の圧電部材15が連結された圧電ブロック41を孔の一部を塞ぐように接着し、セラミックス基板12に接着された圧電部材15に加工して、圧電ブロック41を一対の圧電部材15として分断する。
この構成によれば、圧電ブロック41を加工して圧電部材15を形成しているため、一対の圧電部材15の間の隙間の寸法を、さらに精度よく管理することができる。
この場合、圧電部材15は、孔の中心を挟んだ両側に一対に接着される。この構成によれば、孔の縦方向および横方向の直径うち、一方について、高い精度で寸法を管理することができる。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではない。このほか、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
インクの供給口となる孔を有する基板と、
前記基板に接着される枠部材と、
前記枠部材に接着されるノズルプレートと、
前記ノズルプレートに形成されるとともに、それぞれ複数のノズルを含む一対のノズル列と、
前記複数のノズルに対応する複数の駆動素子を有し、前記一対のノズル列にそれぞれ対応するように前記基板に接着された一対の圧電部材と、
を具備し、
前記一対の圧電部材は、互いの距離が一定に維持された状態で、前記孔の一部を塞ぐように前記基板に接着されることを特徴とするインクジェットヘッド。
[2]
前記孔は、円形をなしており、
前記基板は、前記供給口の周囲を規定する縁部を有し、
前記縁部は、前記孔の中心を間に挟んで対向する一対の円弧を含み、
前記圧電部材は、前記円弧にオーバーラップしてそれぞれ配置されることを特徴とする[1]に記載のインクジェットヘッド。
[3]
一対のノズル列にそれぞれ対応する一対の圧電部材を有し、前記ノズル列に含まれる複数のノズルに対応する複数の駆動素子を前記圧電部材に作りこんだインクジェットヘッドの製造方法であって、
未焼成のセラミックス基板にインクの供給口となる孔を形成し、
前記孔を形成した前記セラミックス基板を焼成し、
焼成された前記セラミックス基板に対して、前記一対の圧電部材を互いの距離を一定に維持した状態で、前記孔の一部を塞ぐように接着することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
[4]
前記圧電部材は、前記孔の中心を挟んだ両側に一対に接着されることを特徴とする[3]に記載のインクジェットヘッドの製造方法。
[5]
一対のノズル列に対応する一対の圧電部材を有し、前記ノズル列に含まれる複数のノズルに対応する複数の駆動素子を前記圧電部材に作りこんだインクジェットヘッドの製造方法であって、
未焼成のセラミックス基板にインクの供給口となる孔を形成し、
前記孔を形成した前記セラミックス基板を焼成し、
焼成された前記セラミックス基板に対して、一対の圧電部材が連結された圧電ブロックを前記孔の一部を塞ぐように接着し、
前記セラミックス基板に接着された前記圧電ブロックに加工して、前記圧電ブロックを前記一対の圧電部材として分断することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
[6]
前記圧電部材は、前記孔の中心を挟んだ両側に一対に接着されることを特徴とする[5]に記載のインクジェットヘッドの製造方法。
実施形態に係るインクジェットヘッドを一部破断して示す斜視図。 図1に示すF2−F2線の位置で切断した断面図。 図2に示す供給口である孔の周囲を拡大して示す上面図。 第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの製造工程を示すフローチャート。 図4に示すステップS3の工程が終了した状態を示す断面図。 図4に示すステップS4の工程が終了した状態を示す断面図。 第2の実施形態に係るインクジェットヘッドの製造工程において、圧電ブロックを基板に接着した後の状態を示す断面図。
符号の説明
11…インクジェットヘッド、12…基板、13…枠部材、14…ノズルプレート、15…圧電部材、21…ノズル列、22…ノズル、31…供給口、32…排出口、33…縁部、33A…円弧、41…圧電ブロック

Claims (6)

  1. インクの供給口および排出口を有する基板と、
    前記基板に接着される枠部材と、
    前記枠部材に接着されるノズルプレートと、
    前記ノズルプレートに形成されるとともに、それぞれ複数のノズルを含む一対のノズル列と、
    前記複数のノズルに対応する複数の駆動素子を有し、前記一対のノズル列にそれぞれ対応するように前記基板に接着された一対の圧電部材と、
    を具備し、
    前記一対の圧電部材は、互いの距離が一定に維持された状態で、前記供給口の一部を塞ぐように前記基板に接着されることを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 前記供給口は、円形をなしており、
    前記基板は、前記供給口の周囲を規定する縁部を有し、
    前記縁部は、前記供給口の中心を間に挟んで対向する一対の円弧を含み、
    前記圧電部材は、前記円弧にオーバーラップしてそれぞれ配置されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 一対のノズル列にそれぞれ対応する一対の圧電部材を有し、前記ノズル列に含まれる複数のノズルに対応する複数の駆動素子を前記圧電部材に作りこんだインクジェットヘッドの製造方法であって、
    未焼成のセラミックス基板にインクの供給口および排出口を形成し、
    前記供給口および排出口を形成した前記セラミックス基板を焼成し、
    焼成された前記セラミックス基板に対して、前記一対の圧電部材を互いの距離を一定に維持した状態で、前記供給口の一部を塞ぐように接着し、
    焼成された前記セラミックス基板に枠部材を接着し、
    前記枠部材にノズルプレートを接着することを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
  4. 前記圧電部材は、前記供給口の中心を挟んだ両側に一対に接着されることを特徴とする請求項3に記載のインクジェットヘッドの製造方法。
  5. 一対のノズル列に対応する一対の圧電部材を有し、前記ノズル列に含まれる複数のノズルに対応する複数の駆動素子を前記圧電部材に作りこんだインクジェットヘッドの製造方法であって、
    未焼成のセラミックス基板にインクの供給口を形成し、
    前記孔を形成した前記セラミックス基板を焼成し、
    焼成された前記セラミックス基板に対して、一対の圧電部材が連結された圧電ブロックを前記孔の一部を塞ぐように接着し、
    前記セラミックス基板に接着された前記圧電ブロックに加工して、前記圧電ブロックを前記一対の圧電部材として分断し、当該一対の圧電部材は前記供給口の一部を塞いでいることを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
  6. 前記圧電部材は、前記供給口の中心を挟んだ両側に一対に接着されることを特徴とする請求項5に記載のインクジェットヘッドの製造方法。
JP2008000659A 2008-01-07 2008-01-07 インクジェットヘッド、インクジェットヘッドの製造方法 Expired - Fee Related JP5042866B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000659A JP5042866B2 (ja) 2008-01-07 2008-01-07 インクジェットヘッド、インクジェットヘッドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008000659A JP5042866B2 (ja) 2008-01-07 2008-01-07 インクジェットヘッド、インクジェットヘッドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009160822A JP2009160822A (ja) 2009-07-23
JP5042866B2 true JP5042866B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=40963986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008000659A Expired - Fee Related JP5042866B2 (ja) 2008-01-07 2008-01-07 インクジェットヘッド、インクジェットヘッドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5042866B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103640336B (zh) * 2008-05-23 2015-12-02 富士胶片株式会社 流体液滴喷射装置
JP5032613B2 (ja) * 2010-03-02 2012-09-26 東芝テック株式会社 インクジェットヘッド、インクジェット記録装置
JP5396348B2 (ja) 2010-08-05 2014-01-22 東芝テック株式会社 インクジェットヘッドの製造方法
JP5462772B2 (ja) * 2010-11-25 2014-04-02 東芝テック株式会社 インクジェットヘッドの製造方法
JP5425850B2 (ja) * 2011-09-14 2014-02-26 東芝テック株式会社 インクジェットヘッド

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001341298A (ja) * 2000-05-31 2001-12-11 Seiko Instruments Inc ヘッドチップ及びヘッドユニット
JP2002113861A (ja) * 2000-07-31 2002-04-16 Kyocera Corp インクジェット記録ヘッド
JP2002192734A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Kyocera Corp インクジェット記録ヘッド
JP4857934B2 (ja) * 2005-08-23 2012-01-18 コニカミノルタホールディングス株式会社 インクジェットヘッド
JP2007069459A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットヘッド
JP2007168096A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Toshiba Tec Corp インクジェットヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009160822A (ja) 2009-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3491688B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド
JP5042866B2 (ja) インクジェットヘッド、インクジェットヘッドの製造方法
US9174442B2 (en) Inkjet head and method of manufacturing the inkjet head
US7802876B2 (en) Actuator unit and manufacturing method thereof, and liquid ejection head
JP2015100966A (ja) インクジェットヘッド
US8733899B2 (en) Inkjet head and method of manufacturing the same
WO1996000151A1 (fr) Actionneur piezo-electrique pour tete d'impression a jet d'encre et son procede de fabrication
US8500243B2 (en) Inkjet head and method of manufacturing inkjet head
JP3555653B2 (ja) インクジェット式記録ヘッド及びその製造方法
US20140291285A1 (en) Manufacturing method of liquid ejecting head
JP3311514B2 (ja) インクジェットヘッド及びその製造方法
JP2008030317A (ja) インクジェットヘッド
JP4138155B2 (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
JP2009119788A (ja) インクジェットヘッド、インクジェットヘッドの製造方法
JP2007168096A (ja) インクジェットヘッド
JP6169948B2 (ja) 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置、ならびに液体吐出ヘッドの製造方法
JP5396348B2 (ja) インクジェットヘッドの製造方法
JPH04353456A (ja) 液滴噴射装置
JP2011062895A (ja) インクジェットヘッド
JP6407217B2 (ja) インクジェットヘッド
JP2007320187A (ja) インクジェットヘッドの製造方法およびインクジェットヘッド
JPH05318730A (ja) インクジェットヘッド
JP4284739B2 (ja) 圧電型インクジェットプリンタ用圧電ヘッド装置及びその製造方法
JPH06166179A (ja) インクジェットヘッド
JPH04279354A (ja) パルス滴付着装置用圧電アクチュエータ素子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5042866

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees