JP5042122B2 - 光送受信器 - Google Patents

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この発明は、送受一体となった双方向光送受信モジュールを用いたとき、送受間に生じるノイズ混入(以下、クロストークと記載する)の低減を図る光送受信器に関するものである。
一芯の光ファイバによって双方向通信を行う光伝送装置、特にGEPONシステムの局側装置に搭載される光送受信器は、発光素子のレーザダイオード、受光素子のフォトダイオード、及び、波長合分波を行うWDMフィルタが一体となった双方向光送受信モジュールを用いている。このような小型の光送受信器は、その内部において送信部と受信部が隣接しているため、送受信間で互いの信号がノイズとして混入し、特に送信側から受信側へのノイズ混入が多くなる。即ち、光送信部は、光信号を発生させる際にON/OFFの電気スイッチング処理を行うことから、当該電気スイッチング処理の際に発生する電気的ノイズ、もしくは電磁ノイズが光受信部に伝搬し、光信号の受信感度を劣化させてしまうクロストーク等の問題が発生することから、光伝送装置の受信特性を確保するためには、クロストークノイズ対策が必要になる。
クロストークノイズを抑制するために、例えば、送信部用の基板と受信部用の基板を分け、送信部用の接地端子を受信部用の基板にアースしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、双方向光送受信モジュールを回路基板に固定する二つの金具を、当該双方向光送受信モジュール全体を覆うように形成したものがある。これは、上記の二つの金具を回路基板へボルトを用いて固定し、また上記の金具を回路基板の固定電位領域へ半田付けして、当該二つの金具を介して双方向光送受信モジュールの筐体を回路基板の固定電位領域へ電気的に接続する。このようにして双方向光送受信モジュールの筐体の電位を例えば接地電位などに固定し、光送信部で発生した電気的ノイズが光受信部に伝搬することを防止している(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−343984号公報(第5頁、図1,2) 特開2007−72384号公報(第4,5頁、図1〜図3)
従来の光送受信器は以上のように構成されているので、光送受信器の筺体や当該光送受信器を覆うケース等の電位を固定してクロストークを抑制するための構成部品を固定する工程、ならびに上記の構成部品の電気接続を行う構成や組み立て工程が必要になり、部品点数ならびに組み立て工数が多くなって生産コストが増大するという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、部品点数及び組み立て工数を抑えて光送受信モジュールにおいて発生する輻射ノイズによる受信感度特性の劣化を抑制する光送受信器を得ることを目的とする。
この発明に係る光送受信器は、電気信号を光信号に変換する光送信部と光信号を電気信号に変換する光受信部とを各々異なる外面部分に配置すると共に、自らを電子回路基板に固定する固定機構が設けられた筺体を有する双方向光送受信モジュールと、光送信部と電子回路基板との間を接続し、光送信部が発生する輻射ノイズをシールドするフレキシブル基板とを備え、固定機構は、光受信部の出力端子用開口部と固定用貫通孔が設けられ、光受信部の出力端子が電子回路基板に接続されるように、固定用貫通孔に挿通させた固定部材によって自らを電子回路基板に固定し、双方向光送受信モジュールの筐体を、電子回路基板の定電位を有するパターン領域に電気的に接続するものである。

この発明によれば、双方向光送受信モジュールの筺体として、光送信部と光受信部とを各々異なる外面部位に配置すると共に、自らを電子回路基板に固定する機構を設けた筐体を形成し、フレキシブル基板によって光送信部で発生する輻射ノイズをシールドするようにしたので、光送信部で発生する輻射ノイズによって光受信部の受信特性が劣化することを簡易な構成で抑えることができるという効果がある。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による光送受信器の構成を示す説明図である。この図は、実施の形態1による光送受信器の内部の一部分を示したもので、当該光送受信器に接続される光ケーブル1、光送受信器が取り扱う通信信号の処理動作を司る電子回路が構成されている電子回路基板11、及び、この発明の特徴を有する部分の双方向光送受信モジュール12を示している。図1ならびに後述する説明において用いる各図には、この発明の特徴を有する部分に該当しない、または直接関連していない部分の図示が省略されている。また、図1は、双方向光送受信モジュール12を電子回路基板11に取り付け固定し、これを側方視したときの状態を表したものである。
双方向光送受信モジュール12は、光ケーブル1と接続して当該光ケーブル1によって伝送される光信号と電気信号の相互変換を行うもので、双方向光送受信モジュール12の本体12aは、例えば直方体を成すように形成され、本体12aの一の外面を成す部分にレーザダイオードモジュール(以下、LDモジュールと記載する)である光送信部13を備え、他の外面を成す部分にフォトダイオードモジュール(以下、PDモジュールと記載する)である光受信部14を備えている。
光ケーブル1は、本体12aの内部において、光送信部13から送信された光信号を外部へ伝送し、また光受信部14に外部から伝送された光信号を受信させるように接続されている。LDモジュール即ち光送信部13は、後述する電子回路基板11等に設けられている電子回路において処理された電気信号を光信号へ変換して光ケーブル1へ送信するものである、PDモジュール即ち光受信部14は、光ケーブル1によって伝送されてきた光信号を受信して電子回路基板11等に設けられている電子回路において処理する電気信号へ変換するものである。
電子回路基板5は、光送受信器の動作を司る電子回路を備えるもので、光送信部13を電流信号によって駆動するとき、温度や当該光送信部13の個体差による信号電流の変動を補正する回路を有している。また、光受信部14から出力される電気信号を等価増幅ならびに識別再生し、光送受信器を成す後段の各電子回路へ出力する回路を有している。
図1に例示した双方向光送受信モジュール12の本体12aは、光ケーブル1を支持固定している側面部分と対向する側面部分に光送信部13が備えられている。また、本体12aの底面部分に光受信部14が備えられている。
光受信部14の底端部、即ち双方向光送受信モジュール12の下端部分には、電子回路基板11の板面に接するフランジ15が備えられている。フランジ15は、適当な部位に後述する貫通孔が設けられており、当該貫通孔に挿通させたボルト17によって電子回路基板11に固定されている。フランジ15は、その中央部分に光受信部14を配置するように形成されたもので、当該フランジ15の底面、即ち電子回路基板11と接触する面には、図示されない光受信部14のリードピンを露出させる、もしくは当該リードピンをフランジ15の下方へ突出させるための開口部が設けられている。
前述のように双方向光送受信モジュール12の側面に備えられた光送信部13は、双方向光送受信モジュール12の外観として露出している側面部分にフレキシブル基板16の一の端部が接続固定されている。フレキシブル基板16の他の端部は電子回路基板11の所定の部位、例えばLD固定部11aに接続固定されている。
図2は、実施の形態1による光送受信器の構成を示す説明図である。図1に示したものと同一部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。
双方向光送受信モジュール12は、前述のように光送信部13と光受信部14とを当該双方向光送受信モジュール12の筺体を成す本体12aに固定している。双方向光送受信モジュール12の筺体は、本体12a、フランジ15、ならびに、例えば円筒状の光送信部13及び光受信部14の各側面に強固に接して当該光送信部13及び光受信部14を支持固定する柱状の部分によって構成されている。即ち、本体12aの外面を成す部分において光送信部13及び光受信部14の各側面部分等を覆って固定するように形成され、光受信部14の側面を覆う柱状部分の下端にフランジ15を備えている。
また、図2に示したように光送信部13のリードピン13aが露出するように当該光送信部13を覆っている柱状部分の縁端が開口している。また、光受信部14のリードピン14aが露出するように当該光送信部13を覆っている柱状部分の縁端、即ちフランジ15の中央部分が開口している。またさらに、当該光送信部13及び光受信部14の他の部分が外部に露出しないように形成されている。双方向光送受信モジュール12の筺体は、電磁シールド効果を有する導体等の材料によって形成されている。
光受信部14のリードピン14aは、当該光受信部14の内部に備えられているデバイスや回路等と電子回路基板11に設けられている各配線パターンとを接続するもので、図2に示した電子回路基板11に設けられているスルーホール11bに挿入される。
前述のように電子回路基板11に双方向光送受信モジュール12を実装させると、図2に示した電子回路基板11に設けられた貫通孔11cとフランジ15に設けられた貫通孔15aが連通する。この連通した孔にボルト17を挿通させ、当該ボルト17の締結等によって双方向光送受信モジュール12を電子回路基板11に固定する。
このように固定したとき、フランジ15は、電子回路基板11に設けられているパターン等のうち、所定の電位を有するパターン領域に隙間なく接触して電気接続される。また、前述のようにスルーホール11bに挿入されたリードピン14aは半田付け等によって接続固定される。なお、電子回路基板11が有するスルーホール11b及び光受信部14が有するリードピン14aは、図2に示した数量に限定されるものではない。
図3は、実施の形態1による光送受信器の構成を示す説明図である。図1,2に示したものと同一部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。この図は、双方向光送受信モジュール12の光送信部13とフレキシブル基板16との接続部分の構成を示したものである。前述のように光送信部13の端部にはリードピン13aが備えられ、双方向光送受信モジュール12の筺体に固定された光送信部13から、図中右側方にリードピン13aが突出している。
このように突出しているリードピン13aは、フレキシブル基板16の例えば一の端部近傍に設けられているスルーホール16aに挿入され、半田付け等によって接続固定される。なお、光送信部13が有するリードピン13a及びフレキシブル基板16が有するスルーホール16aは、図3に示した数量に限定されるものではない。
フレキシブル基板16は、例えば帯状に形成されたポリイミド等の柔軟なフィルム材料に導体/配線パターンを備えたもので、図3に示したように例えば接地電位に固定されるGND層16bと、各信号線の配線パターンが形成された信号配線層16cとを積層させた多層基板である。上記の配線パターン等は、一端を前述のスルーホール16aに接続し、他端を後述するパッド16dに接続している。
配線パターンを有する信号配線層16cは、上記のようにGND層に積層させてフレキシブル基板16を構成し、これを電子回路基板11のLD固定部11aに接続固定したとき、電子回路基板11に構成されている電子回路と光送信部13とのインピーダンス整合を図るように構成されている。換言すると、フレキシブル基板16は、GND層16bを備え、これを電子回路基板11の適当な定電位のパターン領域、例えば接地電位となるパターン領域に接続するように構成し、光送信部13の動作時に発生する輻射ノイズを吸収/シールドするものである。なお、フレキシブル基板16は、必要に応じて上記の配線パターン等に電子部品を実装するように構成してもよい。
図4は、実施の形態1による光送受信器の構成を示す説明図である。図1〜図3に示したものと同一部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。この図は、フレキシブル基板16と電子回路基板11との接続部分の構成を示したものである。前述のように電子回路基板11のLD固定部11aに接続固定するフレキシブル基板16の他の端部には、フレキシブル基板16に備えられている配線パターンあるいはGND層16bと各々接続しているパッド16dが露出するように設けられている。
また、電子回路基板11のLD固定部11aにも、フレキシブル基板16のパッド16dに対応する形状/大きさを有するパッド11dが当該基板表面に露出して設けられており、例えば、複数備えられているパッド16dに各々対応して重なり合うように配置されている。なお、電子回路基板11が有するパッド11d及びフレキシブル基板16が有するパッド16dは、図4に示した数量に限定されるものではない。
例えば、電子回路基板11のパッド11dに予めクリーム半田等を塗布しておき、このパッド11dとフレキシブル基板16のパッド16dが重なるように電子回路基板11にフレキシブル基板16を載せて熱圧着等を行い、半田付けによる接続固定を行う。このようにしてフレキシブル基板16の他端を電子回路基板11に接続固定し、また前述のようにフレキシブル基板16の一端を光送信部13に接続固定する。
このとき、光送信部13のリードピン13aにおいて発生する輻射ノイズ等が効果的に低減されるように、フレキシブル基板16のGND層16bと電気接続しているパッド16dを、電子回路基板11の所定の定電位のパターン領域に接続しているパッド11dに接続固定させる。また、上記のGND層16bと光送信部13との適当な部位が電気接続されるように構成して、輻射ノイズ等を有効に低減するようにしてもよい。
なお、双方向光送受信モジュール12の筺体、具体的にはフランジ15が電気接続される電子回路基板11の定電位のパターン領域と、フレキシブル基板16が接続される電子回路基板11の定電位のパターン領域は同一であるとは限らない。
ここまで説明したように、双方向光送受信モジュール12の光送信部13のリードピン13aにて発生する輻射ノイズをフレキシブル基板16に備えられたGND層16aでシールドすることができ、双方向光送受信モジュール12の光受信部14に光送信部13のリードピン13aで発生する輻射ノイズが回り込むことを抑えることができる。
また、双方向光送受信モジュール12の筐体を成すフランジ15が、例えば接地電位などの固定電位を有するようになるため、双方向光送受信モジュール12の筺体を介して光送信部13において発生する電気的ノイズが光受信部14へ伝達することを防ぐことができ、受信感度を高めるための高価な部品を導入することなく、クロストークの改善を図ることができる。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、各々異なる外面に光送信部13と光受信14とを備える本体12a、及び電子回路基板11にボルト17を用いて固定するフランジ15を備えた双方向光送受信モジュール12の筺体を形成し、光送信部13のリードピン13aに輻射ノイズをシールドすることができるフレキシブル基板16を接続したので、光送信部13にて発生する輻射ノイズをシールドして光受信部14の受信特性の劣化を防ぐことを簡易な構成で行うことができ、クロストークを抑制する各部品の簡略化、部品点数の削減、組み立て工数、及び組み立て時間を抑制してコストの低減を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態2による光送受信器は、前述の実施の形態1で説明したように電子回路基板11に取り付け固定された双方向光送受信モジュール12を覆うシールド金具及びカバーを備えたもので、ここでは実施の形態2による光送受信器の特徴となる部分を説明し、実施の形態1による光送受信器と同様な部分の重複説明を省略する。
図5は、この発明の実施の形態2による光送受信器の構成を示す説明図である。図1等に示したものと同一あるいは相当する部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。この図は、実施の形態1で説明したものと同様な双方向光送受信モジュール12及びフレキシブル基板16と、これらのものを覆って電子回路基板11に固定されるシールド金具20及びカバー21を表した分解斜視図である。
シールド金具20は、双方向光送受信モジュール12の本体12aの側面に接触して当該本体12aの側方を囲うように形成されている。図5に例示したものは、本体12aの側面のうち、光ケーブル1が接続される側面及び光送信部13を備えた側面を除いた各面、即ち図中手前の側面に接触する壁部20aと背後側の側面に接触する壁部20bとを有し、また、本体12aを囲ったとき光送信部13を備える側において壁部20aと壁部20bとを対向させて支持固定する壁部20cを有している。換言すると、シールド金具20は、上方視したとき略コの字状に形成されている。
なお、壁部20cは、光送信部13とフレキシブル基板16との接続を妨げないように形成されている。また、シールド金具20は、導体等によって形成され、壁部20a,20b,20cは電気導通を有するように構成されている。壁部20a,20bの下端部には、電子回路基板11への接続固定に用いる複数の突起部20dが設けられている。
カバー21は、輻射ノイズ等をシールドすることができる導体等から成るもので、電子回路基板11に固定された双方向光送受信モジュール12及びシールド金具20を図中上方から覆うことができる大きさの略箱状に形成されている。カバー21の上面には、後述するようにシールド金具20の壁部20aに接触する接触片21aと壁部20bに接触する接触片21bが設けられている。接触片21a,21bは、例えばカバー21の上面から側面に渡って切り欠き加工を行い、また箱状のカバー21の内部へ折り曲げ加工を行うことによって形成されている。
図5に示した実施の形態2による光送受信器を構成する電子回路基板11は、実施の形態1で説明したものと同様にスルーホール11b及び貫通孔11cを備えると共に、前述のシールド金具20に設けられた突起部20dを挿入する貫通孔11eを備えている。
図6は、実施の形態2による光送受信器の構成を示す説明図である。図5に示したものと同一部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。この図は、図5に示した電子回路基板11に双方向光送受信モジュール12、フレキシブル基板16、及び、シールド金具20を取り付け固定した状態を示したものである。
実施の形態1で説明したように双方向光送受信モジュール12を電子回路基板11へ接続固定し、電子回路基板11に設けられている貫通孔11eへ突起部20dを挿入する。貫通孔11eに貫通させた突起部20dを、電子回路基板11に設けられている所定の電位、例えば接地電位を有するパターン領域に半田付けし、電子回路基板11にシールド金具20を固定すると共に、当該シールド金具20と上記の電子回路基板11に設けられている所定の定電位を有するパターン領域とを電気的に接続する。
図7は、実施の形態2による光送受信器の構成を示す説明図である。図5、図6に示したものと同一部分に同じ符号を使用し、その部分の重複説明を省略する。図7は、電子回路基板5に双方向光送受信モジュール12及びシールド金具20を取り付け固定し、またカバー21を取り付けたとき、当該カバー21に覆われた各部の配置構成を表す概略断面図である。なお、この図には各部の配置を分かり易くするためフレキシブル基板16の図示を省略している。
図示したようにボルト17を用いてフランジ15を電子回路基板11に固定し、また前述のように貫通孔11eへ挿入した突起部20dを半田付けなどによって接続固定すると、双方向光送受信モジュール12の本体12aの各側面にシールド金具20の各壁部が直接接触して、当該本体12aの側方を囲む。
また、双方向光送受信モジュール12及びシールド金具20の上方からカバー21を覆い被せると、カバー21に設けられている接触片21aが壁部20aの外面に接触し、また接触片21bが壁部20bの外面に接触する。接触片21a,21bは、互いに対向するように、また各々対向する方向へ付勢するばね性を有するように折り曲げ加工されており、当該ばね性によってシールド金具20の各壁部へ自らを押し付け、またシールド金具20の各壁部20a,20bを各々本体12aの側面に押し付けるように接触し、シールド金具20を双方向光送受信モジュール12の筺体へ密着させる。
この部分に生じている押圧等によってカバー21がシールド金具20に固定される。即ちカバー21がシールド金具20を介して電子回路基板11に取り付け固定される。カバー21は、このように固定されることにより、シールド金具20を介して電子回路基板11の、例えば接地電位等の定電位を有するパターン領域に電気接続される。
なお、双方向光送受信モジュール12の筺体であるフランジ15、シールド金具20及びカバー21が電気接続される電子回路基板11の定電位のパターン領域と、フレキシブル基板16が接続される電子回路基板11の定電位のパターン領域は、同一であるとは限らない。
ここまで説明したように、1つのシールド金具20を半田等によって電子回路基板11へ固定する工程のみとなって、材料費及び組み立て工数を削減することができる。
また、カバー21の内部にばね性を有する接触片21a,21bを設け、この接触片21a,21bをシールド金具20壁部20a,20bに各々接触させることにより、シールド金具20の双方向光送受信モジュール12に対する密着性を増すことが可能となり、また、材料費および組み立て工数を抑えることができる。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、双方向光送受信モジュール12の筺体の側面を挟み込むシールド金具20、及び、シールド金具20に接触して双方向光送受信モジュールの筺体とシールド金具20とを密着させる接触片21a,21bを有するカバー21を備えたので、簡易な構成で材料費及び組み立て工数を抑えて双方向光送受信モジュール12のシールドを行うことができるという効果がある。
この発明の実施の形態1による光送受信器の構成を示す説明図である。 実施の形態1による光送受信器の構成を示す説明図である。 実施の形態1による光送受信器の構成を示す説明図である。 実施の形態1による光送受信器の構成を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による光送受信器の構成を示す説明図である。 実施の形態2による光送受信器の構成を示す説明図である。 実施の形態2による光送受信器の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 光ケーブル、11 電子回路基板、11a LD固定部、11b,16a スルーホール、11c,11e,15a 貫通孔、11d,16d パッド、12 双方向光送受信モジュール、12a 本体、13 光送信部、13a,14a リードピン、14 光受信部、15 フランジ、16 フレキシブル基板、16b GND層、16c 信号配線層、17 ボルト、20 シールド金具、20a,20b,20c 壁部、20d 突起部、21 カバー、21a,21b 接触片。

Claims (3)

  1. 電気信号を光信号に変換する光送信部と光信号を電気信号に変換する光受信部とを各々異なる外面部分に配置すると共に、自らを電子回路基板に固定する固定機構が設けられた筺体を有する双方向光送受信モジュールと、
    前記光送信部と前記電子回路基板との間を接続し、前記光送信部が発生する輻射ノイズをシールドするフレキシブル基板とを備え
    前記固定機構は、前記光受信部の出力端子用開口部と固定用貫通孔が設けられ、前記光受信部の出力端子が前記電子回路基板に接続されるように、前記固定用貫通孔に挿通させた固定部材によって自らを前記電子回路基板に固定し、前記双方向光送受信モジュールの筐体を、前記電子回路基板の定電位を有するパターン領域に電気的に接続する
    光送受信器。
  2. 前記電子回路基板に固定された前記双方向光送受信モジュールの筺体の側面を挟み込み、前記電子回路基板に設けられた貫通孔に自らの下部に設けた突起部を挿入して前記電子回路基板に固定されるシールド金具を備え
    前記シールド金具を前記電子回路基板の定電位を有するパターン領域に電気的に接続したことを特徴とする請求項1記載の光送受信器。
  3. 前記双方向光送受信モジュールの筺体を挟み込んだ前記シールド金具に接触して自らのばね性によって前記双方向光送受信モジュールの筺体と前記シールド金具とを密着させる接触片を設けたカバーを備え
    前記カバーを前記電子回路基板の定電位を有するパターン領域に電気的に接続したことを特徴とする請求項2記載の光送受信器。
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