JP5041755B2 - パック電池 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電池を外装ケースに収納しているパック電池に関し、とくに電池を水密構造でケースに収納しているパック電池に関する。
屋外使用のパック電池は、電池を防水構造でケースに収納する。このパック電池は、防水構造のインナーケースに電池を収納し、このインナーケースを外装ケースに入れて組み立てている(特許文献1参照)。この構造のパック電池は、複数の電池を連結して電池組立とし、この電池組立に電池の充放電をコントロールする保護回路を実装する回路基板を連結している。電池組立は、防水構造のインナーケースに収納される。回路基板はインナーケースの外部に固定される。回路基板は、インナーケースから外部に引き出しているリード線を介して電池組立に接続している。インナーケースは、リード線の引き出し部を防水構造とするために、リード線を引き出す開口部に、シリコン樹脂等のシール材を充填している。回路基板は、基板ホルダに入れて絶縁樹脂であるポッティング樹脂に埋設している。
特開2005−197192号公報
以上のパック電池は、電池を防水構造としてケースに収納できる。しかしながら、構造が複雑なために製造コストが高くなる。また、電池をインナーケースに収納する状態で、リード線の引き出し開口部にシール材を充填するので組み立てに手間がかかる欠点もある。さらに、シール材が経時的に劣化すると電池を防水構造に保持できなくなる欠点もある。
本発明は、このような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、部品コストを低減すると共に、製造工数を簡素化して安価に多量生産しながら水密構造を実現でき、しかも長期間にわたって電池を防水構造に収納できるパック電池を提供することにある。
本発明のパック電池は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
パック電池は、複数の電池1を連結してなる電池のコアパック10と、このコアパック10を収納している外装ケース4とを備える。パック電池は、電池のコアパック10を、熱可塑性プラスチックシートを真空成形してなる分割されたブリスターパック3に水密構造に密閉して収納して、外装ケース4に収納している。
本発明のパック電池は、ブリスターパック3を、外装ケース4の内側形状に沿う形状に成形することができる。
本発明のパック電池は、ブリスターパック3を2分割して、分割部分にテープ38を付着して防水することができる。
本発明のパック電池は、コアパック10が、複数の電池1に接続している回路基板6を備え、回路基板6を有するコアパック10をブリスターパック3に収納することができる。
本発明のパック電池は、コアパック10が回路基板6に発光ダイオード33を固定しており、ブリスターパック3が発光ダイオード33の光を透過させる透光性を有し、外装ケース4が発光ダイオード33の光を外部に放射させる表示窓4cを備えることができる。
本発明のパック電池は、ブリスターパック3が、収納しているコアパック10を透視できる透光性を有することができる。
本発明のパック電池は、コアパック10が、複数の電池1を絶縁ホルダ2で定位置に保持して、ブリスターパック3に収納することができる。
本発明のパック電池は、ブリスターパック3の表面に、リード線8を配線する配線溝37を設けて、この配線溝37にリード線8を配線して防水剤40を充填して防水構造とすることができる。
本発明のパック電池は、部品コストを低減しながら、製造工数を簡素化して安価に多量生産しながら水密構造にできる特徴がある。それは、本発明のパック電池が、熱可塑性プラスチックシートを真空成形して分割されたブリスターパックとし、この分割されたブリスターパックに電池のコアパックを収納して水密構造に密閉し、水密構造に密閉されたブリスターパックを外装ケースに収納しているからである。この構造のパック電池は、インナーケースに代わってブリスターパックを使用するが、ブリスターパックは、商品の包装や陳列等に多く使用されることからも、安価に多量生産できる。また、ブリスターパックは、プラスチックシートを、薄くて保形性のある状態に成形されたものであるから、外装ケースを大きくすることなく、電池のコアパックを簡単に収納して能率よく組み立てできる。
さらに、本発明のパック電池は、電池のコアパックを水密構造に収納するブリスターパックを外装ケースに内蔵するので、ブリスターパック内に外部から水が浸入するのを有効に防止できると共に、ブリスターパックに収納している電池から排出される電解液が外側に漏れるのを有効に防止できる特長がある。このように、ブリスターパック内への水の浸入を有効に防止できるパック電池は、屋外で風雨にさらされる環境で使用される機器に使用しても、雨水等が浸入するのを有効に防止でき、浸入水による悪影響を防止して安全に使用できる特長がある。また、ブリスターパックに収納される電池は、過充電や過放電によって安全弁が開弁されると、内部の電解液が外部に排出されることがあるが、本発明のパック電池では、ブリスターパックを水密構造で密閉しているので、電池から排出された電解液がブリスターパックの外側に漏れるのを防止できる。したがって、電池から排出された電解液が外装ケースの外側に漏れ出たり、外部端子やリード線との接続部に付着してショートや腐食の原因となるのを有効に防止できる。
また、本発明の請求項2のパック電池は、ブリスターパックを、外装ケースの内側形状に沿う形状に成形しているので、ブリスターパックの内容積を大きくしながら、コアパックと外装ケースとの隙間にブリスターパックを配設できる。このため、外装ケースを大きくすることなく、多数の電池を収納できる。
さらに、本発明の請求項3のパック電池は、ブリスターパックを2分割して、分割部分にテープを付着して防水しているので、電池のコアパックを簡単に収納しながら、ブリスターパックの分割ラインを簡単に水密構造に密閉できるる
さらにまた、本発明の請求項4のパック電池は、回路基板を備えるコアパックをブリスターパックに収納するので、電池に加えて回路基板も一緒に水密構造として外装ケースに収納できる。とくに、この構造は、電池と回路基板に加えて、電池と回路基板の接続部を含むコアパック全体をブリスターパックに収納している。このため、従来のインナーケースに電池のコアパックを収納するパック電池に比較して、より理想的な状態で、電池と回路基板の両方を防水構造として外装ケースに収納できる。それは、従来の水密構造のインナーケースを使用するパック電池が、回路基板をインナーケースの外部に配設するのに対し、本発明のパック電池は、電池と回路基板の両方をブリスターパックに収納して水密構造とするからである。とくに、この構造によると、電池と回路基板との接続部もブリスターパックに収納できるので、この部分を水密構造とするためにシール材を塗布する等の手間を必要としない。また、シール材が劣化して防水構造に保持できない弊害も発生しない。この構造のパック電池は、ブリスターパックから出力リードのみを引き出す極めて簡単な構造となる。このため、出力リードのみをブリスターパックの開口部から防水構造で引き出して、電池と回路基板の全体を水密構造として外装ケースに収納できる。
また、本発明の請求項5のパック電池は、コアパックが回路基板に発光ダイオードを固定しており、ブリスターパックが発光ダイオードの光を透過させる透光性を有し、外装ケースが発光ダイオードの光を外部に放射させる表示窓を設けているので、発光ダイオードを備えるコアパックを水密構造のブリスターパックに収納しながら、この発光ダイオードの発光を水密構造で外部に照射できる特徴がある。
さらに、本発明の請求項6のパック電池は、ブリスターパックを、収納しているコアパックを透視できる透光性を有する熱可塑性プラスチックシートで真空成形しているので、ブリスターパックに収納するコアパックを外部から視認して検査でき、収納されるコアパックの故障などを簡単に見分けできる特徴がある。
本発明の請求項7のパック電池は、複数の電池を絶縁ホルダで定位置に保持してコアパックとし、このコアパックをブリスターパックに収納しているので、複数の電池を定位置に配置してブリスターパックに収納できる。この構造は、コアパックの組み立てを簡単かつ容易にでき、しかもコアパックをブリスターパックに収納して、外装ケースにスムーズに収納できる特徴もある。
また、請求項8のパック電池は、ブリスターパックの表面に、リード線を配線する配線溝を設けて、この配線溝にリード線を配線し、ここに防水剤を充填して防水構造としているので、リード線の引き出し部分を確実な水密構造にできる特徴がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するものであって、本発明はパック電池を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図4に示すパック電池は、複数の電池1を連結している電池のコアパック10と、このコアパック10を収納しているブリスターパック3と、電池のコアパック10を収納するブリスターパック3を収納する外装ケース4とを備える。
これらの図のパック電池は、図5と図6に示すように、電池のコアパック10が、複数の電池1にリード板5を介して接続している回路基板6と、この回路基板6を収納する基板ホルダ7とを備える。電池のコアパック10は、複数の電池を絶縁ホルダ2で定位置に保持している。
電池1は、充電できる二次電池で、リチウムイオン二次電池である。ただし、電池は、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池とすることもできる。さらに、図のパック電池は、電池1を円筒型電池とするが、角型電池とすることもできる。図のコアパック10は、平行な姿勢で、同一面に7本の電池1を並べて、さらに上下に2段に配置して、端面を同一面に位置させるように絶縁ホルダ2で定位置に保持している。ただ、パック電池は、3段以上に電池を並べて収納することができ、また、同一段に6本以下、あるいは8本以上の電池を並べることもできる。
複数の電池1は、端面にリード板5を溶着して、互いに直列と並列とに接続している。図のコアパック10は、7本の電池1を直列に接続したものを2組並列に接続している。図のコアパック10は、各々のリード板5を、絶縁ホルダ2の上方に配置している回路基板6に接続している。リード板5は、回路基板6に接続する接続部5Aを上方または端部から突出するように設けている。リード板5は、接続部5Aにリード板20やリードピン21等を半田付けして連結しており、これらを介して回路基板6に接続している。
絶縁ホルダ2は、図5と図6に示すように、電池1を挿通して保持する保持筒11の両端に、エンドプレート12を連結してなる構造としている。この絶縁ホルダ2は、絶縁材を成形して製作される。絶縁ホルダ2を成形する絶縁材はプラスチックである。保持筒11は、電池1を挿通する複数の挿通穴13を貫通して設けている。絶縁ホルダ2は、保持筒11の挿通穴13に電池1を挿通して、複数の電池1を所定の位置に保持している。図の絶縁ホルダ2は、14本の円筒型電池1を連結して保持するので、保持筒11に14個の挿通穴13を設けている。14個の挿通穴13は、上下2段に並べて、上段と下段に各々7個設けている。さらに、図に示す保持筒11は、隣接して配設している電池1の谷間に他の電池1を配設しており、上下に位置する電池1を俵積みの状態で配設している。
図5と図6に示す絶縁ホルダ2は、保持筒11を軸方向の中間で2分割して、一対のホルダーユニット2Aに分割している。このホルダーユニット2Aは、分割された保持筒11の端部にエンドプレート12を連結してなる形状にプラスチックで一体成形している。この絶縁ホルダ2は、保持筒11の分割端である開口部から電池1を挿入し、一対のホルダーユニット2Aを互いに連結して、複数の電池1を絶縁ホルダ2に収納している。
保持筒11は、電池1の表面のほぼ全周に沿う筒状に挿通穴13を開口している。ただ、保持筒は、必ずしも電池の全周に沿う筒状に挿通穴を開口する必要はない。さらに、絶縁ホルダは、図示しないが、保持筒の一部に開口部を設けることもできる。この絶縁ホルダは、保持筒の一部に開口部を設け、この開口部に温度センサーを配設して、電池の温度を検出することもできる。このパック電池は、温度センサーで電池温度を検出しながら、電池の充放電を制御できる特徴がある。この絶縁ホルダは、たとえば、分割された保持筒の互いに対向する連結部分を切欠して開口部を設けて、この開口部に温度センサーを配置することができる。
中間で分割される保持筒11は、図示しないが、分割端側からエンドプレート12側に向かって次第に内径が小さくなるテーパー状に内面を成形している。この保持筒11は、エンドプレート12側の端部の内面に突出する部分を電池1の表面に面接触させて電池1を定位置に保持できる。このように、保持筒11を分割する構造は、プラスチックを成形する金型の設計を簡単にして、プラスチック成形を容易にできる特長がある。
エンドプレート12は、保持筒11の両端に連結されており、保持筒11の外側において、リード板5を定位置に連結している。エンドプレート12は、挿通穴13の開口部から表出する電池端面にリード板5を溶着して連結している。図のエンドプレート12は、リード板5を嵌入する位置決凹部24を外側面に設けており、この位置決凹部24にリード板5を入れて定位置に配置している。位置決凹部24は、リード板5の外形よりもわずかに大きい外形として、ここにリード板5を入れて定位置に配置している。
複数に分割されたホルダーユニット2Aは、一体的に成形されたボス22に止ネジ23をねじ込んで互いに連結される。図のホルダユニット2Aは、両端部に、ボス22を一体的に成形して設けている。ボス22は筒状で、内部に止ネジ23を挿通している。ただ、図示しないが、分割されたホルダーユニットは、係止構造で連結し、あるいは接着して連結し、あるいはまた、これらを組み合わせて連結することもできる。
以上の絶縁ホルダ2は、分割された保持筒11とエンドプレート12とを一体的に成形しているが、本発明のパック電池は、絶縁ホルダを以上の構造に特定しない。絶縁ホルダは、複数の電池を所定の位置に保持できる他の全ての構造とすることができる。絶縁ホルダは、たとえば、保持筒とエンドプレートを分割することなく一体構造とすることも、保持筒と両端のエンドプレートとを分割してなる構造とすることもできる。
図のコアパック10は、絶縁ホルダ2で保持される複数の電池1の充放電をコントロールする回路を実装する回路基板6と、この回路基板6を所定の位置に配置する基板ホルダ7とを備える。
回路基板6は、リード板5を介して電池1に接続されている。回路基板6は、各々の電池電圧を検出して、充放電の電流を遮断する保護回路(図示せず)を実装している。保護回路は、いずれかの電池電圧が最低電圧よりも低くなると、放電電流を制御するスイッチング素子をオフに切り換えて、放電電流を遮断する。また、いずれかの電池電圧が最高電圧よりも高くなると、充電を制御するスイッチング素子をオフに切り換えて、充電を停止する。このように、各々の電池電圧を検出して、充放電をコントロールする保護回路を実装するパック電池は、電池1を保護しながら安全に使用できる。
さらに、回路基板6は発光ダイオード33(LED)を固定している。図の回路基板6は複数の発光ダイオード33を並べて固定している。発光ダイオード33は、点灯する個数や発光色等の点灯状態で電池の状態、たとえば電池の残容量を表示し、あるいは電池の充電状態を表示し、あるいはまた、電池が満充電されたことを表示する。発光ダイオード33の点灯状態を制御する制御回路は回路基板6に実装される。制御回路は、電池の充電電流と放電電流を積算して残容量を演算し、また、電池の充電電流から充電状態を検出し、さらに電池電圧から満充電されたことを判定して、発光ダイオード33の点灯状態をコントロールする。発光ダイオード33の発光は、透光性のブリスターパック3を透過し、外装ケース4に設けられて表示窓4cから外部に照射される。
基板ホルダ7は、回路基板6を収納して所定の位置に配置する。図4と図5の基板ホルダ7は、底板25の周囲に周壁26を設けて上方開口の箱形としており、この周壁26の内側に回路基板6を収納して、所定の位置に配置している。基板ホルダ7は、図示しないが、両側面から外側に突出する連結片を一体成形して設けて、この連結片を絶縁ホルダに設けた連結部に止ネジでネジ止めして、絶縁ホルダの定位置に固定できる。
さらに、図4に示す基板ホルダ7は、底板25から突出する支持部27を設けており、この支持部27に止ネジ28を介して回路基板6を固定して、回路基板6を基板ホルダ7の底板25から離れた位置に配置している。この回路基板6は、基板ホルダ7の底板25との対向面(図において下面)に保護回路等を実現する電子部品(図示せず)を配置している。このように、基板ホルダ7の底板25との対向面に電子部品を配置する構造は、これらの電子部品の凹凸が、後述するブリスターパック3に接触して破損するのを有効に阻止できる特徴がある。
さらに、パック電池は、回路基板6を絶縁樹脂14にポッティングして埋設しているので、ポッティング樹脂で回路基板6を保護できると共に、回路基板6に実装している電子部品をポッティング樹脂に埋設して、電子部品が突出しない回路基板6をブリスターパック3に収納できる特徴がある。このため、ブリスターパック3が、回路基板6の凹凸に接触して破損するのを有効に阻止できる特徴も実現される。図に示す回路基板6は、基板ホルダ7の底板25との間に絶縁樹脂14を充填できるように、中央部に貫通孔6Aを開口している。
さらに、回路基板6からは、出力用のリード線8が引き出されている。このリード線8は、外部機器に接続されるコネクタ15を先端に接続している。図示しないが、回路基板は、通信用のリード線を引き出してコネクタに接続することもできる。コネクタ15は、内蔵する電池1の出力用の出力端子や、外部機器との接続端子を装備している。コネクタ15は、出力端子や接続端子を外部に表出する状態で外装ケース4に設けた開口窓4aに配設される。
以上のように、複数の電池1を絶縁ホルダ2で所定の位置に保持すると共に、各々の電池1の端面に接続したリード板5を回路基板6に接続し、さらに、回路基板6が固定された基板ホルダ7を絶縁ホルダ2に固定して電池のコアパック10となる。電池のコアパック10は、図5ないし図8に示すように、ブリスターパック3に収納されて、その開口部が水密に閉塞され、外装ケース4に収納される。
ブリスターパック3は、熱可塑性プラスチックシートを真空成形したものである。このブリスターパック3は、電池のコアパック10を収納できる形状に成形される。このブリスターパック3は、外装ケース4の内側に収納されるので、外装ケース4の内形よりも小さい形状に成形されるが、外装ケース4の内側形状に沿う形状に成形して内容積を大きくしている。
ブリスターパック3に使用する熱可塑性プラスチックシートは、真空成形された状態で、コアパック10を収納できる形状に保形性のある硬さと厚さのあるシートを使用する。この熱可塑性プラスチックシートには、ポリエチレンやペット(PET)等が使用できる。これらのプラスチックシートは、加工性と耐熱性に優れている。また、電池の安全弁が開弁されたときに排出される電解液によって、溶融されたり化学反応を起こすこともない。ただ、熱可塑性プラスチックシートには、他のプラスチックシートも使用できる。
ブリスターパック3は、内蔵するコアパック10の回路基板6に固定しているはこうダイオード33の発光を透過させる。したがって、ブリスターパック3を真空成形する熱可塑性プラスチックシートは、LEDの発光を透過させる透光性のあるシートを使用する。さらに、ブリスターパック3は、内部に収納している電池のコアパック10の状態を外部から透視できる透光性のある熱可塑性プラスチックシートを使用する。このブリスターパック3は、内蔵するコアパック10の状態を外部から見て確認できるので、故障などを少なくできる。このブリスターパック3は、顔料や染料を添加しない熱可塑性プラスチックシートを真空成形して実現できる。ただし、ブリスターパックは、LEDの発光を透過し、また内蔵するコアパックを透視できる程度に顔料や染料を添加して、半透明な状態とする熱可塑性プラスチックシートを真空成形して製作することもできる。
図5と図6に示すブリスターパック3は、2分割された形状に成形している。分割されたブリスターパック3は、図において下側にある第1のブリスターパック3Aと、上側にある第2のブリスターパック3Bからなる。第1のブリスターパック3Aは底プレート3aに周壁3bを設けた形状に成形され、第2のブリスターパック3Bは、上プレート3cに周壁3dを設けた形状に成形している。第1のブリスターパック3Aは、ひとつの周壁3bと底プレート3aにリード線8を配線する配線溝37を設けている。第1のブリスターパック3Aと第2のブリスターパック3Bは、周壁3b、3dの開口縁部を互いにラップできる形状に成形し、あるいは互いに接触できる形状に成形している。第1のブリスターパック3Aと第2のブリスターパック3Bは、内部に電池のコアパック10を収納する状態で、周壁3b、3dの開口縁部をラップ状態とし、あるいは接触状態として、その表面にテープ38を付着して水密構造に密閉される。第1のブリスターパックと第2のブリスターパックは、周壁の開口縁部をラップ状態とし、あるいは接触状態として、その境界をシリコン等の防水剤を塗布して、水密構造に密閉することもできる。また、防水剤で防水する状態として、さらに表面にテープを付着して防水構造に密閉することもできる。
図5と図6のブリスターパック3は、周壁3c、3dを連結する分割ライン39が回路基板6と平行となるように上下に分割している。このブリスターパック3は、回路基板6に設けた複数の発光ダイオード33の発光が、第2のブリスターパック3Bの上プレートを透過して、外部に照射される。いいかえると発光ダイオード33の発光を透過させる面に分割ライン39がなく、発光ダイオード33の発光を分割ラインに透過させることなく、外部に効率よく照射できる。
ブリスターパック3は、コアパック10からリード線8を外部に引き出す状態で、水密構造に密閉する。図3と図8のブリスターパック3は、第1のブリスターパック3Aに設けた配線溝37にリード線8を配線している。第2のブリスターパック3Bは周壁3dに配線溝がなく、第1のブリスターパック3Aは周壁3bに配線溝37を設けている。したがって、第1のブリスターパック3Aの周壁3bと第2のブリスターパック3Bの周壁3dの開口縁部をラップし、あるいは接触させる状態で、第1のブリスターパック3Aの周壁3bと第2のブリスターパック3Bの周壁3dの間に配線溝37によって開口部ができる。この開口部にリード線8を配線し、さらに、リード線8とブリスターパック3との間に防水剤40を充填して、開口部を水密構造に密閉している。さらに、配線溝37にも防水剤40を充填して、リード線8を配線溝37に固定している。防水剤40には、硬化状態でゴム状弾性体となるシリコン樹脂等のコーキング剤が使用できる。この構造は、リード線8の引き出し部を確実な水密構造に密閉できる特徴がある。また、防水剤40でリード線8を配線溝37に接着するので、リード線8をブリスターパック3の定位置にしっかりと固定できる特徴もある。
以上の構造で水密構造に密閉されるブリスターパック3は、好ましくは、気密に密閉して外装ケース4に収納される。気密に密閉されるブリスターパック3は、内部の空気温度が変化して膨張し、あるいは収縮するとき多少変形する。熱可塑性プラスチックシートを真空成形して製作されるブリスターパック3は薄いプラスチックシートを成形して製作されるからである。このため、気密に密閉されたブリスターパック3から空気が排気されたり、またブリスターパック3に空気が吸入されることがない。このため、温度変化でブリスターパック3の内部に外気が侵入するのを理想的な状態で阻止して、結露水に起因する電池やリード板の腐食を確実に阻止できる。さらに、気密に密閉されるブリスターパック3は、内部に残存する気体を、乾燥された空気や不活性ガスとして、結露等を有効に防止することもできる。ただし、本発明のパック電池は、ブリスターパックを必ずしも気密に密閉する必要はなく、水密構造に密閉して、ブリスターパック内への水の侵入を阻止する構造とすることもできる。
外装ケース4は、プラスチックを成形して製作される。図の外装ケース4は、プラスチック製の第1ケース4Aと第2ケース4Bを連結して、コアパック10を収納してなるブリスターパック3を内部に収納している。第1ケース4Aと第2ケース4Bは周壁34を一体的に成形して設けている。さらに、図の外装ケース4は、内側に、ボス35を突出して設けている。ボス35は、第1ケース4Aと第2ケース4Bの四隅部に設けている。ボス35に止ネジ(図示せず)を挿通し、この止ネジで第1ケース4Aと第2ケース4Bを連結する。連結された第1ケース4Aと第2ケース4Bは、互いに周壁34の開口縁を隙間なく接触させて閉塞される。
さらに、外装ケース4は、電気機器に連結するコネクタ15を外部に表出させる開口窓4aを設けている。このパック電池は、第1ケース4Aと第2ケース4Bの連結部に開口窓4aを設けており、第1ケース4Aと第2ケース4Bの開口窓4aでコネクタ15を挟着して、コネクタ15を外装ケース4の開口窓4aから表出させる状態で連結している。このパック電池は、コネクタ15が電気機器(図示せず)の電源供給部に接続されて、パック電池が定位置に連結される。コネクタ15は、パック電池の出力端子(図示せず)を表出して設けている。出力端子はリード線8を介して電池1に連結している。さらに、このパック電池は、コネクタ15が充電器(図示せず)の充電接続部にも接続される。充電器は、充電接続部にコネクタ15を接続して、パック電池を定位置に連結して充電する。
さらに、第1ケース4Aは、その表面に、パック電池の容量表示スイッチ32や発光ダイオード33を外部に表出させる操作窓4bと表示窓4cを設けている。操作窓4bは、回路基板6に設けた容量表示スイッチ32を外部に表出する。表示窓4cは、発光ダイオード33からの光を外部に表示する。
以上のパック電池は、以下のようにして組み立てられる。
(1) 全ての電池1を絶縁ホルダ2の保持筒11に挿入した後、一対のホルダユニット2Aを連結する。
(2) 絶縁ホルダ2の上方に基板ホルダ7を固定する。基板ホルダ7は、予め回路基板6を固定している。さらに、基板ホルダ7は、回路基板6を絶縁樹脂14にポッティングして絶縁している。
(3) 各々の電池1の端面電極に、リード板5を溶着して固定する。リード板5の接続部5Aを回路基板6に接続する。
以上の工程で、電池のコアパック10が組み立てられる。
(4) 電池のコアパック10を第1のブリスターパック3Aに入れ、配線溝37にリード線8を配線する。この状態で、第1のブリスターパック3Aの上に第2のブリスターパック3Bを連結し、第1のブリスターパック3Aと第2のブリスターパック3Bの開口縁部に沿ってテープ38を付着して、周壁3b、3dを分割ライン39に沿って水密構造に連結する。
(5)その後、配線溝37にシリコン樹脂などの防水剤40を充填して、第1のブリスターパック3Aと第2のブリスターパック3Bの周壁3b、3dの間で配線溝37によってできる開口部を水密構造に密閉し、さらに配線溝37に防水剤40を充填して、リード線8を配線溝37に固定する。
(6)コアパック10が収納されてリード線8が水密構造に引き出されたブリスターパック3を外装ケース4に収納する。
(7)外装ケース4の第1ケース4Aと第2ケース4Bとを連結する。
以上のパック電池は、電池のコアパック10が、複数の電池1にリード板5を介して接続している回路基板6と、この回路基板6を収納する基板ホルダ7とを備えている。したがって、回路基板6と基板ホルダ7を備えるコアパック10をブリスターパック3に収納している。ただ、コアパックは、必ずしも回路基板と基板ホルダとを備える必要はなく、複数の電池を収納してなる絶縁ホルダをコアパックとして、ブリスターパックに収納することもできる。このコアパックを収納するブリスターパックは、複数の電池の出力用のリード線を外部に引き出しながら、水密構造で閉塞することができる。
本発明のパック電池は、屋外で使用される電気機器、たとえば電動自転車や電動車両、作業用ロボット用の電源として使用される。
本発明の一実施例にかかるパック電池の斜視図である。 図1に示すパック電池の分解斜視図である。 図2に示すパック電池の背面斜視図である。 図1に示すパック電池の垂直縦断面図である。 図2に示すパック電池のブリスターパックの分解斜視図である。 図3に示すパック電池のブリスターパックの分解斜視図である。 図5に示すブリスターパックの連結状態を示す斜視図である。 図6に示すブリスターパックの連結状態を示す斜視図である。
符号の説明
1…電池
2…絶縁ホルダ 2A…ホルダーユニット
3…ブリスターパック 3A…第1のブリスターパック
3a…底プレート
3b…周壁
3B…第2のブリスターパック
3c…上プレート
3d…周壁
4…外装ケース 4A…第1ケース
4B…第2ケース
4a…開口窓
4b…操作窓
4c…表示窓
5…リード板 5A…接続部
6…回路基板 6A…貫通孔
7…基板ホルダ
8…リード線
10…コアパック
11…保持筒
12…エンドプレート
13…挿通穴
14…絶縁樹脂
15…コネクタ
20…リード線
21…リードピン
22…ボス
23…止ネジ
24…位置決凹部
25…底板
26…周壁
27…支持部
28…止ネジ
32…容量表示スイッチ
33…発光ダイオード
34…周壁
35…ボス
37…配線溝
38…テープ
39…分割ライン
40…防水剤

Claims (8)

  1. 複数の電池(1)を連結してなる電池のコアパック(10)と、このコアパック(10)を収納し
    ている外装ケース(4)とを備えるパック電池であって、
    電池のコアパック(10)が、熱可塑性プラスチックシートを真空成形してなる分割されたブリスターパック(3)に水密構造に密閉して収納されて外装ケース(4)に収納されてなるパック電池。
  2. ブリスターパック(3)は、外装ケース(4)の内側形状に沿う形状に成形している請求項1に記載されるパック電池。
  3. ブリスターパック(3)を2分割して、分割部分にテープ(38)を付着して防水している請
    求項1に記載されるパック電池。
  4. コアパック(10)が、複数の電池(1)に接続している回路基板(6)を備え、回路基板(6)を
    有するコアパック(10)をブリスターパック(3)に収納している請求項1に記載されるパッ
    ク電池。
  5. コアパック(10)が回路基板(6)に発光ダイオード(33)を固定しており、ブリスターパッ
    ク(3)が発光ダイオード(33)の光を透過させる透光性を有し、外装ケース(4)が発光ダイオード(33)の光を外部に放射させる表示窓(4c)を設けている請求項4に記載されるパック電池。
  6. ブリスターパック(3)が、収納しているコアパック(10)を透視できる透光性を有する請
    求項1に記載されるパック電池。
  7. コアパック(10)が、複数の電池(1)を絶縁ホルダ(2)で定位置に保持して、ブリスターパック(3)に収納している請求項1に記載されるパック電池。
  8. ブリスターパック(3)の表面に、リード線(8)を配線する配線溝(37)を設けており、この配線溝(37)にリード線(8)を配線して防水剤(40)を充填して防水構造としている請求項1
    に記載されるパック電池。
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