JP5041497B1 - 携帯型電子機器の壁掛け保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 充電に当たって、机上等を占拠してしまうこともなく、かつ、充電も容易にできる携帯型電子機器の壁掛け保持具を提供する。
【解決手段】 壁面Wに固定又は壁面W側の支持突起T1に支持される背面部10と、背面部10の左右の両側端側に設けられ、携帯型電子機器100の左右方向に対する位置決めと前方への倒れによる落下を防止する案内部11,12と、背面部10の下部側に設けられ、携帯型電子機器100の下端側を支持する支持部15,16と、背面部10の端部側に設けられ、携帯型電子機器100の充電コネクター101に着脱される電源側コネクター114を支持するコネクター支持部17とを有し、かつ、案内部11,12、支持部15,16、及びコネクター支持部17を、携帯型電子機器100の端部に設けられた充電コネクター101を避けた位置に設けている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、タブレット型コンピュータやスマートフォンのような、ディスプレイ画面に触れることにより入力がなされる携帯型電子機器を、壁面側に保持させるための携帯型電子機器の壁掛け保持具に関するものである。
近年、iPad(米国アップル社の登録商標)のようなタブレット型コンピュータ(タブレット端末)、iPhone(米国アップル社の登録商標)のようなスマートフォン、iPod touch(米国アップル社の登録商標)のような携帯音楽プレーヤーといった、独自の機能以外に携帯情報端末としての機能を有するとともに、ディスプレイ画面に指やペンで触れることにより入力が可能な(タッチパネル式の)、薄くて軽い携帯型電子機器が広く普及している。これは、これらの携帯型電子機器が、持ち歩くことが容易であるため、何時でも、これを使ってインターネット関連の種々の情報が容易に入手できるという利便性を有しているからである。
一方、これらの携帯型電子機器は、電力消費量も多いため、ほぼ毎日、機器の充電を行う必要がある。この充電作業は、充電器の一端側のACアダプター付きプラグをコンセントに差し込むとともに、他端側の電源用コネクターを携帯型電子機器の充電コネクターに差し込むことにより行う。
ところが、携帯型電子機器を床の上に置いた状態で充電を行うと、通行のじゃまになるため、機器を足で踏んでしまったり、蹴飛ばしてしまって、足や機器に損傷を与えてしまうという問題があった。また、充電に当たり、充電器を取り出して、プラグをコンセントに差し込む等、充電作業も簡単でないという問題もあった。
さらに、携帯型電子機器を机やテーブルの上に置いて充電する場合、机等の上が携帯型電子機器で占拠され、机等の使い勝手が悪いという問題もあった。この場合、充電コードはあまり長くないので、コンセントから充電コードまでの延長コードも必要になる場合も多い。
この発明は、以上の点に鑑み、携帯型電子機器の充電に当たって、携帯型電子機器が、じゃまにならず、かつ、机上等を占拠してしまうこともないとともに、充電も容易にすることができる携帯型電子機器の壁掛け保持具を提供することを目的とする。
この発明の請求項1記載の発明は、ディスプレイ画面に触れることにより入出力がなされる携帯型電子機器を、使用可能な状態で壁面側に保持させるための携帯型電子機器の壁掛け保持具であって、壁面に固定又は壁面側の支持突起に支持される背面部と、前記背面部の左右の両側端側に設けられ、前記携帯型電子機器の左右方向に対する位置決めを行うとともに、前方への倒れによる落下を防止する案内部と、前記背面部の下部側に設けられ、前記携帯型電子機器の下端側を支持する支持部と、前記背面部の端部側に設けられ、前記携帯型電子機器の充電コネクターに着脱される単一の給電部を有した、この携帯型電子機器充電用の電源側コネクターを、前記支持部上に支持されている前記携帯型電子機器の前記充電コネクターの位置まで移動可能な状態で、かつ、この携帯型電子機器と接触させないように支持するコネクター支持部とを有し、さらに、前記案内部、前記支持部、及び前記コネクター支持部が、前記携帯型電子機器の端部に設けられた前記充電コネクターを避けた位置に設けられていることを特徴とする。
この発明では、室内の壁面のコンセント上方に、支持突起を設け、これを、背面部の支持孔に通して、この壁掛け保持具を壁面側に支持させる。そして、充電器の一端側のプラグをコンセントに差し込むとともに、他端側の電源側コネクターをこの壁掛け保持具のコネクター支持部に支持させておく。この場合、電源側コネクターを携帯型電子機器の充電コネクターに差し込めるように、充電器のコードの長さには余裕を持たせておく。なお、背面部を、ネジ等の固定具を利用して、壁面に固定し、壁掛け保持具を壁面側に固定するようにしてもよい。
携帯型電子機器を壁掛け保持具に収納するには、携帯型電子機器の裏面側を背面部に沿わせた状態で、この携帯型電子機器の下部側が左右の案内部内に差し込まれるようにしつつ、これを上方から支持部上に落とし込めばよく、この状態で、携帯型電子機器は、この壁掛け保持具に、前後方向、左右方向、上下方向に位置決めされる。また、この状態で、携帯型電子機器のディスプレイ画面を、壁面に沿って、利用者のいる前面側に向けることができるため、利用者は、容易にこの携帯型電子機器の入力操作ができ、これを利用できることとなる。そして、この携帯型電子機器の充電を行うには、コネクター支持部に支持されている電源側コネクターを、携帯型電子機器の端部側の充電コネクターに差し込めばよい。この場合、案内部、支持部、及びコネクター支持部は、携帯型電子機器の充電コネクターと干渉しない位置に設けられているため、電源側コネクターを、携帯型電子機器の端部側の充電コネクターに差し込むのも容易である。
この発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の場合において、前記支持部には、前記携帯型電子機器の下端側が前方へ滑り落ちるのを防止する滑り防止ガイドが設けられていることを特徴とする。
この発明では、支持部に、携帯型電子機器の前方への滑り防止ガイドが設けられているので、案内部の前方への倒れによる落下防止部分と携帯型電子機器との間に充分な隙間があった場合でも、この携帯型電子機器の下端側が、支持部から滑り落ちてしまうことはない。
この発明の請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明の場合において、前記コネクター支持部が、前方へ突出した形状に形成されて、前記背面部の下端側に設けられており、かつ、前記支持突起が差し込まれる前記背面部の支持孔の近傍に、前記コネクター支持部と同一サイズに形成された、他の壁掛け保持具の前記コネクター支持部を差し込んで、このコネクター支持部を前記支持突起のように使用する他の支持孔が形成されていることを特徴とする。
この発明では、一方の壁掛け保持具のコネクター支持部を、他方の壁掛け保持具の背面部の他の支持孔に差し込むことにより、複数の壁掛け保持具を、壁面側に容易に支持させることができる。
この発明の請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の場合において、前記携帯型電子機器がスマートフォンである場合の前記他の支持孔が、前記携帯型電子機器がタブレット型コンピュータである場合の前記コネクター支持部も差し込めるサイズに形成されているか、又は、前記携帯型電子機器がタブレット型コンピュータである場合の前記他の支持孔が、前記携帯型電子機器がスマートフォンである場合の前記コネクター支持部も差し込めるサイズに形成されていることを特徴とする。
この発明では、例えば、タブレット型コンピュータ用の壁掛け保持具の下端部に、スマートフォン用の壁掛け保持具を容易に支持させることができ、タブレット型コンピュータとスマートフォンとを、上下に並べて壁面側に収納・保持することができる。
この発明の請求項1又は2記載の発明によれば、携帯型電子機器を、壁掛け保持具内に落とし込むだけで、壁面に沿うように、この壁面側に保持させることができる。このため、この発明では、携帯型電子機器を、簡単に、かつ、じゃまにならない場所に収納できるとともに、収納後であっても、この携帯型電子機器を使って種々の情報を入手することができる。また、これらの発明によれば、コネクター支持部に支持されている電源側コネクターを、携帯型電子機器の充電コネクターに差し込むだけで、この携帯型電子機器の充電をすることができ、充電が容易にできるとともに、充電に当たって、携帯型電子機器が机上等を占拠してしまったり、床上で充電中の携帯型電子機器が通行等のじゃまになるため、これを蹴飛ばしてしまうといった不都合をなくすことができる。
この発明の請求項3記載の発明によれば、例えば、複数の携帯型電子機器(例えば、2台のスマートフォン、スマートフォンとiPod touch)を有している場合、複数の壁掛け保持具を用いることにより、携帯型電子機器を簡単に壁面側に並べて収納・保持することができる。このことにより、複数の携帯型電子機器を同時に使用したり、同時に充電することができるので、これらの携帯型電子機器の使い勝手をよくすることができる。
この発明の請求項4記載の発明によれば、例えば、タブレット型コンピュータ用とスマートフォン用の、2つの壁掛け保持具を有すことにより、タブレット型コンピュータやスマートフォンを上下に並べて、壁面側に簡単に収納することができるので、これらの携帯型電子機器の使い勝手をよくすることができる。
この発明の実施形態1に係る壁掛け保持具の外観斜視図である。 図1の壁掛け保持具の正面図である。 図1の壁掛け保持具の側面図である。 図1の壁掛け保持具の底面図である。 この壁掛け保持具を壁面側に取り付ける場合の説明図のである。 この壁掛け保持具にスマートフォンを収納し、これの充電をしている状態を示す斜視図である。 実施形態1の変更実施形態に係る壁掛け保持具の外観斜視図である。 この発明の実施形態2に係る壁掛け保持具の外観斜視図である。 図8の壁掛け保持具の正面図である。 この壁掛け保持具を壁面側に取り付ける場合の説明図のである。 この壁掛け保持具にタブレット型コンピュータを収納し、これの充電をしている状態を示す斜視図である。 この壁掛け保持具に実施形態1の壁掛け保持具をぶら下げ、これらによって、タブレット型コンピュータとスマートフォンとを収納するとともに、このタブレット型コンピュータとスマートフォンの充電を行っている状態を示す図である。 背面部の支持孔と、これに差し込まれるコネクター載置部とに関する他の実施形態を示す図であり、(a)は、スマートフォン用の壁掛け保持具の支持孔を示し、(b)はタブレット型コンピュータ用の壁掛け保持具のコネクター載置部を示している。 背面部の支持孔に関する他の実施形態を示す図であり、(a)は、スマートフォン用の壁掛け保持具の支持孔を示し、(b)はタブレット型コンピュータ用の壁掛け保持具のコネクター載置部を示し、(c)はスマートフォン用の壁掛け保持具の支持孔に、タブレット型コンピュータ用の壁掛け保持具のコネクター載置部が差し込まれた状態を示している。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
実施形態1.
図1〜図4は、この発明の一実施の形態に係る壁掛け保持具を示している。
この壁掛け保持具1は、例えば、スマートフォンを、利用できる状態で、壁面側に収納するためのものである。この壁掛け保持具1は、例えば、1.5mm厚さの薄いアルミニウム板をカット後、曲げ加工し、これに塗装を施すことにより形成される。
壁掛け保持具1は、図1で示されるように、上下の中心線N1に対して左右対称に形成されており、壁面W側の支持突起T1に支持される薄い平板状の背面部10と、背面部10の両側端側に設けられ、スマートフォン100(図5参照)の左右両端部を支持して、このスマートフォン100の左方又は右方への移動による落下と、前方への倒れによる落下を防止する第1案内部11,12と、第1案内部11,12下方の、背面部10の左右両側端側に設けられ、スマートフォン100下部の左方又は右方への大きな移動を防止する第2案内部13,14と、第2案内部13,14のやや下方で、背面部10の下部側に設けられ、スマートフォン100の下端側を支持する一対の支持部15,16と、背面部10の支持部15,16より下方側に設けられ、スマートフォン100の充電コネクタ101に着脱される、充電器110(図5参照)の電源側コネクタ112を載置(支持)するとともに、この電源側コネクター112のコード111の案内溝M1が形成された、コネクター支持部としてのコネクター載置部17とから構成されている。
ここで、スマートフォン100とは、例えば、iPhoneのような薄くて小型の携帯電話を意味しており、図5で示されるように、例えば、下端中央に充電コネクター101が設けられ、正面(前面)にタッチパネル式のディスプレイ102を有するものをいう。ここでは、スマートフォン100の大きさとして、例えば、幅62mm、高さ115mm、厚さ7〜8mm程度のものを考えている。
また、充電器110は、図5で示されるように、コード111の一端側に、ACアダプター113付きプラグ112が設けられ、コード111の他端側に、スマートフォン100の充電コネクター101に、その給電部114aが差し込まれる電源側コネクター114が設けられたものである。なお、パソコンのUSB雌端子からでも充電できるように、コード111のACアダプター113側は、USB雄端子115となっており、これが、ACアダプター113側のUSB雌端子に差し込まれている。
背面部10は、図2で示されるように、上側の、円状の頭部10aと首部10bから、下側の尾部10dまでの間に、上下に長い胴部10cが形成されているとともに、首部10bの下側の胴部10cに、左右に延びる上肢部10e、10fが形成され、かつ、上肢部10e、10fの下方の胴部10cに、左右に延びる下肢部10g、10hが形成されている。上肢部10e、10fと下肢部10g、10hの左右両端間の長さは、等しく、かつ、スマートフォン100の左右幅よりやや大きくなっている。首部10bの下部と上肢部10e、10fの上部とは、凹状に滑らかに湾曲するように形成され、上肢部10e、10fの下部と下肢部10g、10hの上部も、凹状に滑らかに湾曲するように形成されている。尾部10dは、胴部10cに続くように、胴部10cよりやや細幅に形成され、尾部10dの上端側左右部は、下肢部10g、10hの下部に逆U状に切り込んだ形状に形成されている。
背面部10の頭部10aの上部側中央には、壁面Wの支持突起T1が差し込まれる小支持孔D1が形成されているとともに、この小支持孔D1下方(近傍)に、これに続くように、左右に長く、かつ、上下長さも、小支持孔D1よりやや大きい楕円形状の大支持孔D2が形成されている。この大支持孔D2は、コネクター載置部17が差し込める大きさに形成されている。
第1案内部11,12は、図2及び図3で示されるように、スマートフォン100の高さの下からほぼ1/3の位置付近をガイドするものであり、スマートフォン100の左右方向への位置決めと、前方への倒れによる落下を防止するものである。第1案内部11は、背面部10の左側の上肢部10eの左端に設けられており、前方へ突出して、スマートフォン100の左方への移動を防止する前突出部11aの前端から、スマートフォン100の左部が前方に倒れるのを防止する右突出部11bが右方に延びるように形成されたものである。同様に、第1案内部12は、背面部10の右側の上肢部10f右端に設けられており、前方へ突出して、スマートフォン100の右方への移動を防止する前突出部12aの前端から、スマートフォン100の右部が前方に倒れるのを防止する左突出部11bが左方に延びるように形成されたものである。ここで、前突出部11a,12aは、前後の長さが、スマートフォン100の厚さよりやや大きくなるように形成されている。また、右及び左突出部11b,12bは、スマートフォン100が、前突出部11a,12aの一方側に寄るように位置決めされた場合でも、スマートフォン100が前方へ倒れるのを防止できる長さに形成されている。なお、右及び左突出部11b,12bは、スマートフォン100の正面側をできるだけ覆わないように、小さく形成されている。
第2案内部13,14は、図2及び図3で示されるように、背面部10の下肢部10g、10hの左右端に設けられており、前方へ突出して、スマートフォン100の下端側が、左方及び右方に大きく移動するのを防止している。この第2案内部13,14は、第1案内部11,12の前突出部11a,12a下方に設けられ、前後長さが、これらよりやや短く形成されている。
支持部15,16は、背面部10の下肢部10g、10hの下端の、スマートフォン100の充電コネクター101を避けた位置に設けられており、図2及び図3で示されるように、前方へ突出して、スマートフォン100の下端を支持する水平な支持部分15a,16aの前端から、スマートフォン100の下端側が、前方へ滑り落ちるのを防止する滑り防止ガイド15b,16bが上方に延びるように形成されたものである。支持部分15a,16aの前後の長さは、第1案内部11,12の前突出部11a,12aとほぼ同じ長さに形成されている。この場合、支持部15は、第2案内部13に近い位置に設けられ、支持部16は、第2案内部14に近い位置に設けられていて、これらによって、スマートフォン100は、下端側の左右の両角部が案内支持されている。ここで、支持部15,16の支持部分15a,16aから、背面部10の小支持孔D1又は大支持孔D2までの上下距離は、スマートフォン100を、支持突起T等と干渉させずに、上方から支持部15,16上に落とし込める長さとなっている。なお、滑り防止ガイド15b,16bは、第2案内部13,14の上端と同一レベルとなるまで上方に延びている。
コネクター載置部17は、図2及び図3で示されるように、背面部10の尾部10dの下端に設けられており、前方へ突出して、充電器110の電源側コネクター114を載置する載置部分17aの前端から、落下防止部17bが上方に向かって僅かに延びるように形成されたものである。このコネクター載置部17には、図4で示されるように、前方から後方に向かって、電源側コネクター114のコード111を案内する案内溝M1が形成されており、載置部分17aの中央まで延びた案内溝M1の後端部は、やや太幅の円弧溝M10となっている。なお、コネクター載置部17の載置部分17aから支持部15,16の支持部分15a,16aまでの距離は、電源側コネクター114が、スマートフォン100の下端に触れず、かつ、電源側コネクター114の充電コネクター101への差し込み動作に支障のない距離となっている。
つぎに、この壁掛け保持具1の取り付け等と、作用効果について説明する。
まず、図5で示されるように、壁面WのコンセントC上方に、支持突起T1を取り付ける。そして、壁掛け保持具1の小支持孔D1に支持突起T1を差し込み、この壁掛け保持具1を壁面W側に支持させる。つづいて、充電器110のプラグ112をコンセントCに差し込み、コード111をU状に垂らした後、電源側コネクター114を壁掛け保持具1のコネクター載置部17(載置部分17a)上に載せる。この場合、電源側コネクター114下方のコード111を案内溝M1に差し込んで、電源側コネクター114を載置部分17a上で安定させるようにする。この状態で、壁掛け保持具1の壁面W側への取り付けは終了する。
つづいて、スマートフォン100を、この壁掛け保持具1に収納するには、スマートフォン100の裏面側を、背面部10に沿わせた状態で、スマートフォン100の下部側が左右の第1案内部11,12内に差し込まれるようにしつつ、これを支持部15,16(支持部分15a,16a)上に落とし込めばよい。この状態で、スマートフォン100は、図6で示されるように、この壁掛け保持具1に、ディスプレイ102の画面を前面に向けた状態で、前後方向、左右方向、上下方向に位置決めされる。この場合、スマートフォン100の正面(前面)側は、下から1/3の位置が、一部分、第1案内部11,12の左及び右突出部11b,12bで覆われ、下端側が一部、支持部15,16の滑り防止ガイド15b,16bで覆われるが、覆われる部分が、スマートフォン100の端であり、かつ、覆う面積も小さいため、これらが、スマートフォン100の操作や使用に障害を生じさせることはない。
したがって、スマートフォン100の使用者は、壁掛け保持具1中のスマートフォン100のディスプレイ102の画面に、タッチして自由に入力し、必要な情報を得ることができるとともに、電子メールを読んだり、出したりすることができる。また、スマートフォン100の壁掛け保持具1からの取り出しも、上記と逆の動作をすればよいので、容易であり、例えば、電話がかかってきた場合には、スマートフォン100を壁掛け保持具1から取り出して、容易に電話に出ることができる。
また、夜間、スマートフォン100の充電を行うには、コネクター載置部17上に置かれている、充電器110の電源側コネクター114を、図6で示されるように、スマートフォン100の充電コネクター101に差し込めばよく、操作も容易である。そして、充電が終了した翌朝、電源側コネクター114をスマートフォン100から外して、これを、コネクター載置部17側に載せておけば、スマートフォン100は何時でも使用できる状態となる。
以上のように、この壁掛け保持具1では、スマートフォン100を壁掛け保持具1内に落とし込むだけで、これを、壁面Wに沿うように、この壁面W側に保持させることができる。このため、この壁掛け保持具1では、スマートフォン100を、じゃまにならない場所に簡単に収納できるとともに、収納後であっても、このスマートフォン100を使って種々の情報を入手することができる。また、この壁掛け保持具1では、コネクター載置部17上に置かれた充電器110の電源側コネクター114を、スマートフォン100の充電コネクター101に差し込むだけで、このスマートフォン100の充電をすることができ、充電が容易にできるとともに、充電に当たって、スマートフォン100が場所を占拠してしまったり、床上で充電中のスマートフォン100が通行等のじゃまになるため、これを蹴飛ばしてしまうといった不都合をなくすことができる。
また、この壁掛け保持具1では、コネクター載置部17が支持突起T1のように使用できるため、これを複数有しておれば、一方の壁掛け保持具1の大支持孔D2に、他方の壁掛け保持具1のコネクター載置部17を差し込んで、複数の壁掛け保持具1を壁面W側にぶら下げることができる。このため、例えば、家族用の複数のスマートフォン100、又はスマートフォン100とiPod touchのように、複数又は複数種類の小型の携帯型電子機器を有している場合には、これらを、複数の壁掛け保持具1に簡単に収納することができ、これらの携帯型電子機器の使い勝手をよくすることができる。
なお、この実施形態では、スマートフォン100の充電コネクター101は、スマートフォン100の下端側中央に設けられているが、スマートフォン100の左右の何れかの端部や上端側に設けられていてもよい。もちろん、壁掛け保持具1の第1案内部11,12、第2案内部13,14、支持部15,16、及び、コネクター載置部17は、スマートフォン100の充電コネクター101と干渉しない位置に設けられている必要がある。
また、コネクター載置部17は、背面部10の下端側に設けられているが、背面部10の左端側や右端側といった、背面部10の端部に設けられておればよい。
さらに、この壁掛け保持具1では、第2案内部13,14や、支持部15,16の滑り防止ガイド15b,16bがなくても、スマートフォン100を位置決めできるので、これらはあれば役にはたつが、必ず必要なものではない。
また、第1案内部11,12は、スマートフォン100の下からほぼ1/3の高さの位置に設けられているが、これに限らず、スマートフォン100の下から1/4〜1/2の位置に設けてもよい。また、第1案内部11,12は、その上下の高さをもっと大きくしてもよい。
さらに、壁掛け保持具は、図7で示されるように、ネジのような固定具を使用して壁面W側に固定される壁掛け保持具2であってもよい。この壁掛け保持具2は、壁掛け保持具1から、背面部10の頭部10a、首部10b、胴部10cの上部、及び、上肢部10e、10fの上部をカットしたものであり、背面部10Aに、円錐状に漸次小径となる2つの固定孔10j,10jが形成されたものである。この壁掛け保持具2は、固定孔10j,10jを介して、ネジを壁面Wにねじ込むことにより、この壁面W側に固定される。
実施形態2.
図8及び図9は、この発明の他の実施の形態に係る壁掛け保持具を示している。
この壁掛け保持具3は、タブレット型コンピュータ(以下、タブレットPC200という)を、使用できる状態で、壁面W側に収納するためのものである。この壁掛け保持具3は、例えば、1.5mm厚さの薄いアルミニウム板をカット後、曲げ加工し、これに塗装を施すことにより形成される。
この壁掛け保持具2は、図8で示されるように、上下の中心線N2に対して左右対称に形成されており、壁面W側の支持突起T2に支持される平面状の背面部20と、背面部20の両側端側に設けられ、タブレットPC200(図11参照)の左右両端部を支持して、このタブレットPC200の左方又は右方への移動による落下と、前方への倒れによる落下を防止する案内部21,22と、案内部21,22のやや下方の背面部20の下部側に設けられ、タブレットPC200の下端側を支持する一対の支持部23,24と、背面部20の支持部23,24より下方側に設けられ、タブレットPC200の充電コネクタ201に着脱される、充電器210(図10参照)の電源側コネクタ212を載置(支持)するとともに、この電源側コネクター212のコード211の案内溝M2が形成された、コネクター支持部としてのコネクター載置部25とから構成されている。
ここで、タブレットPC200とは、例えば、iPadのような薄くて携帯型のパソコンを意味しており、図11で示されるように、例えば、下端中央に、充電コネクター201が設けられ、正面(前面)にタッチパネル式のディスプレイ202を有するものをいう。ここでは、タブレットPC200の大きさとして、例えば、幅が186mm、高さが241mm、厚さが7〜8mm程度のものを考えている。なお、図11中、符号203は、タブレットPC200のディスプレイ202側を覆う、取り外し容易なカバーであり、この図において、カバー203は、タブレットPC200の裏面側に向けられている。
また、充電器210は、充電器110と同一タイプのものであり、図10で示されるように、コード211の一端側に、ACアダプター213付きプラグ212が設けられ、コード211の他端側に、タブレットPC200の充電コネクター201に、その給電部214aが差し込まれる電源側コネクター214が設けられている。なお、この充電器210も、コード111の端部側にUSB雄端子215を有している。
背面部20は、図9で示されるように、上部の山形部20a下方に、矩形部20bが設けられ、矩形部20bの中央下端側に、逆台形状の垂下部20cが設けられたものである。山形部20aは、上端側が凸円弧状に形成され、下端側の両側が、矩形部20bの上端側角部と結ぶように、凹円弧状に形成されたもので、背面部20の上下高さの約2/3を占めるものである。矩形部20bは、下側の両角部が凹円弧状にカットされており、左右の両端間の距離が、タブレットPC200の幅サイズよりやや大きくなるように形成されている。垂下部20cの左右の上端側は、矩形部20bの下端側に逆U字状に切れ込んだ形状に形成されている。
背面部10の山形部20aの上部側中央には、壁面W側の支持突起T2が差し込まれる小支持孔E1が形成されているとともに、この小支持孔E1下方(近傍)に、これに続くように、左右に長く、かつ、上下長さも、小支持孔E1よりやや大きい6角形状の大支持孔E2が形成されている。この大支持孔E2は、コネクター載置部25が差し込める大きさに形成されている。
案内部21,22は、タブレットPC200の下部側、更に詳細に言えば、タブレットPC200の高さの下から約1/3の位置から下方側、をガイドするものであり、タブレットPC200の左右方向への位置決めと、前方への倒れによる落下を防止するものである。案内部21は、図8及び図9で示されるように、背面部20の矩形部20bの左端に設けられており、前方へ突出して、タブレットPC200の左方への移動を防止する前突出部21aの前端から、タブレットPC200の左部が前方に倒れるのを防止する右突出部21bが右方に延びるように形成されたものである。同様に、案内部22は、背面部20の矩形部20b右端に設けられており、前方へ突出して、タブレットPC200の右方への移動を防止する前突出部12aの前端から、タブレットPC200の右部が前方に倒れるのを防止する左突出部11bが左方に延びるように形成されたものである。ここで、前突出部21a,22aは、前後の長さが、タブレットPC200の厚さよりやや大きくなるように形成されている。また、左及び右突出部21b,22bは、タブレットPC200が、前突出部21a,22aの一方側に寄るように位置決めされた場合でも、タブレットPC200が前方へ倒れるのを防止できる長さに形成されている。
支持部23,24は、図8及び図9で示されるように、背面部20の矩形部20b下端の、タブレットPC200の充電コネクター201を避けた位置に設けられており、前方へ突出して、タブレットPC200の下端を支持する水平な支持部分23a,24aの前端から、タブレットPC200の下端側が、前方へ滑り落ちるのを防止する滑り防止ガイド23b,24bが上方に延びるように形成されたものである。支持部分23a,24aの前後の長さは、案内部21,22の前突出部21a,22aとほぼ同じ長さに形成されている。ここで、支持部23,24の支持部分23a,24aから、背面部10の小支持孔E1又は大支持孔E2までの上下距離は、タブレットPC200を支持突起T2等と干渉させずに、上方から支持部23,24上に落とし込める長さとなっている。
コネクター載置部25は、図8及び図9で示されるように、背面部20の垂下部20c下端に設けられており、前方へ突出して、充電器210の電源側コネクター214を載置する載置部分25aの前端から、落下防止部25bが上方に向かって僅かに延びるように形成されたものである。このコネクター載置部17には、前方から後方に向かって、電源側コネクター114のコード111を案内する案内溝M2が形成されており、載置部分17aの中央まで延びた案内溝M2の後端部は、やや太幅の円弧溝M20となっている。なお、コネクター載置部17の載置部分17aから支持部23,24の支持部分23a,24aまでの距離は、電源側コネクター214が、タブレットPC200の下端に触れず、かつ、電源側コネクター214の充電コネクター201への差し込み動作に支障のない距離となっている。
つぎに、この壁掛け保持具3の取り付け等と、作用効果について説明する。
この壁掛け保持具3においても、小支持孔E1に支持突起T2を差し込み、これを壁面W側に支持させた後、充電器210のプラグ212をコンセントCに差し込み、コード211を案内溝M2に入れつつ、電源側コネクター214を、壁掛け保持具3のコネクター載置部25上に載置する。そして、タブレットPC200の裏面側を、壁掛け保持具3の背面部20に沿わせた状態で、タブレットPC200の下部側が左右の案内部21,22内に差し込まれるようにしつつ、これを支持部23,24上に落とし込めば、図11で示されるように、タブレットPC200は、壁掛け保持具3内に収容される。この状態で、タブレットPC200は、この壁掛け保持具3に、ディスプレイ202の画面を前方に向けた状態で、前後方向、左右方向、上下方向に位置決めされる。
この場合、タブレットPC200の正面(前面)側は、左右両端側が一部、案内部21,22の右及び左突出部21b,22bで覆われ、下端側が一部、支持部23,24の滑り防止ガイド23b,24bで覆われるが、覆われる部分が、タブレットPC200の端であり、かつ、覆う面積も小さいため、これらが、タブレットPC200の操作や使用に障害を生じさせることはない。したがって、タブレットPC200の使用者は、壁掛け保持具3中のタブレットPC200のディスプレイ202の画面に、タッチして自由に入力し、必要な情報を得ることができる。なお、壁掛け保持具3からのタブレットPC200の取り出しは、タブレットPC200を背面部20に沿わせつつ上方に持ち上げ、これを案内部21,22側から引き出すようにすればよい。
また、夜間、タブレットPC200の充電を行うには、コネクター載置部25上に置かれている、充電器210の電源側コネクター214を、タブレットPC200の充電コネクター201に差し込めばよく、操作も容易である。そして、充電が終了した翌朝、電源側コネクター214をタブレットPC200から外して、これを、コネクター載置部25側に載せておけば、タブレットPC200は何時でも使用できる状態となる。
以上のように、この壁掛け保持具3においても、タブレットPC200を壁掛け保持具3内に落とし込むだけで、これを、壁面Wに沿うように、この壁面W側に保持させることができる。このため、この壁掛け保持具3では、タブレットPC200を、じゃまにならない場所に簡単に収納できるとともに、収納後であっても、このタブレットPC200を使って種々の情報を入手することができる。また、この壁掛け保持具3でも、コネクター載置部25上に置かれた充電器210の電源側コネクター214を、タブレットPC200の充電コネクター201に差し込むだけで、このタブレットPC200の充電をすることができ、充電が容易にできるとともに、充電に当たって、タブレットPC200が場所を占拠してしまったり、床上で充電中のタブレットPC200が通行等のじゃまになるため、これを蹴飛ばしてしまうといった不都合をなくすことができる。
なお、この実施形態では、タブレットPC200の充電コネクター201は、タブレットPC200の下端側中央に設けられているが、タブレットPC200の左右の何れかの端部や上端側に設けられていてもよい。もちろん、壁掛け保持具3の案内部21,22、支持部23,24、及びコネクター載置部25は、タブレットPC200の充電コネクター201と干渉しない位置に設けられている必要がある。
また、コネクター載置部25は、背面部20の下端側に設けられているが、背面部20の左端側や右端側といった、背面部20の端部に設けられておればよい。
さらに、この壁掛け保持具3では、支持部23,24の滑り防止ガイド23b,24bがなくても、タブレットPC200を位置決めできるので、これらは、あれば役にはたつが、必ず必要なものではない。
また、支持部23,24の一端側を案内部21,22の直下まで延ばし、案内部21,22の全機能、すなわち、前突出部21a,22aの機能(タブレットPC200の左方又は右方への移動による落下防止機能)と、右及び左突出部21b,22bの機能(前方への倒れによる落下防止機能)を支持部23,24側に形成するようにしてもよいし、案内部21,22の一部の機能、すなわち、右及び左突出部21b,22bの機能を、支持部23,24側に形成するようにしてもよい。
さらに、実施携帯1の壁掛け保持具1の大支持孔D2を、この壁掛け保持具3のコネクター載置部25が差し込めるサイズとし、図12で示されるように、壁掛け保持具3の下に壁掛け保持具1をぶら下げ、2つの壁掛け保持具1,3を使用して、タブレットPC200とスマートフォン100とを上下に並べて壁面W側に保持できるようにしてもよい。タブレットPC200とスマートフォン100とを壁面W側の1つの場所に集めることができ、タブレットPC200やスマートフォン100の取り扱いや操作の容易化を図ることができる。もちろん、壁掛け保持具3の大支持孔E2を、この壁掛け保持具1のコネクター載置部17が差し込めるサイズとし、壁掛け保持具1の下に壁掛け保持具3をぶら下げるようにしてもよい。
また、複数のタブレットPC200を有している場合には、壁掛け保持具3の大支持孔E2に、別の壁掛け保持具3のコネクター載置部25を差し込んで、複数の壁掛け保持具3を壁面W側にぶら下げ、これらに、タブレットPC200をそれぞれ収納するようにしてもよい。
さらに、図13の(a)で示されるように、壁掛け保持具1に設けられた小支持孔D1近傍に、矩形状の大支持孔D2を別に設けるとともに、大支持孔D2の上辺D20側中央に、下向き突起D21設け、かつ、図13の(b)で示されるように、壁掛け保持具3のコネクター載置部25の載置部分25aの背面部20側に、前後の長さ(厚さ)が、下向き突起D21の厚さより僅かに大きい、下方に貫通する位置決め孔25cを設けて、壁掛け保持具3に壁掛け保持具1をぶら下げるに当たって、この位置決め孔25c内に、下向き突起D21を差し込むようにしてもよい。このことにより、壁掛け保持具1は、壁掛け保持具3の背面部20に沿うように、前後方向に位置決めされるとともに、大支持孔D2の上辺D20側が、壁掛け保持具3の載置部分25aの上面によって安定した状態で支持される。この場合、位置決め孔25cの左右幅を下向き突起D21の左右幅より僅かに大きく形成しておけば、壁掛け保持具1は、壁掛け保持具3に対して、左右方向の位置決めもなされることとなる。
また、壁掛け保持具3に、図13の(a)で示される小及び大支持孔D1,D2と同様な、小及び大支持孔E1,E2を設け、かつ、壁掛け保持具1に、図13の(b)で示される位置決め孔25cと同様な位置決め孔を設け、壁掛け保持具3を壁掛け保持具1の下にぶら下げるようにしてもよい。
もちろん、壁掛け保持具1又は壁掛け保持具3に、図13の(a)で示される小及び大支持孔D1,D2と同様な、小及び大支持孔を設けるとともに、それぞれのコネクター載置部17,25側にも、図13の(b)で示される位置決め孔25cと同様な位置決め孔を設けて、壁掛け保持具1に壁掛け保持具1をぶら下げたり、壁掛け保持具3に壁掛け保持具3をぶら下げてもよい。
さらに、図14の(a)で示されるように、壁掛け保持具1の大支持孔D2を、高さが低く、かつ左右幅も小さい小矩形孔D22と、その下の大矩形孔23とで形成し、小矩形孔D22の左右幅サイズを、図14の(b)で示される、壁掛け保持具3の載置部分25aの左右幅より僅かに大きく形成することにより、図14の(c)で示されるように、壁掛け保持具3に壁掛け保持具1をぶら下げるに当たり、小矩形孔D22内に載置部分25aを挿入して、壁掛け保持具1を位置決めするようにしてもよい。このことにより、壁掛け保持具1は、壁掛け保持具3に対して、左右方向の位置決めがしっかりなされ、かつ、小矩形孔D22の上辺D23側が、壁掛け保持具3の載置部分25aの上面によって安定した状態で支持される。さらに、壁掛け保持具3に、図14の(a)示される小及び大矩形孔D22,D23と同様な小及び大矩形孔を設け、壁掛け保持具3を、壁掛け保持具1の下にぶら下げるようにしてもよい。
もちろん、壁掛け保持具1又は壁掛け保持具3に、図14の(a)で示される、小及び大矩形孔D22,D23と同様な小及び大矩形孔を設け、かつ、小矩形孔の左右幅を、自身のコネクター載置部17,25の載置部分17a,25aの左右幅より僅かに大きく形成して、壁掛け保持具1に他の壁掛け保持具1をぶら下げたり、壁掛け保持具3に他の壁掛け保持具3をぶら下げるようにしてもよい。
1,2,3 壁掛け保持具
10,20 背面部
11,12 第1案内部(案内部)
15,16 支持部
17,25 コネクター載置部(コネクター支持部)
21,22 案内部
23,24 支持部
100 スマートフォン(携帯型電子機器)
101 充電コネクター
102 ディスプレイ
111,211 コード
114,214 電源側コネクター
200 タブレットPC(携帯型電子機器)
201 充電コネクター
202 ディスプレイ
D1,E1 小支持孔(支持孔)
D2,E2 大支持孔(他の支持孔)
M1,M2 案内溝
T1,T2 支持突起
W 壁面

Claims (4)

  1. ディスプレイ画面に触れることにより入出力がなされる携帯型電子機器を、使用可能な状態で壁面側に保持させるための携帯型電子機器の壁掛け保持具であって、
    壁面に固定又は壁面側の支持突起に支持される背面部と、前記背面部の左右の両側端側に設けられ、前記携帯型電子機器の左右方向に対する位置決めを行うとともに、前方への倒れによる落下を防止する案内部と、前記背面部の下部側に設けられ、前記携帯型電子機器の下端側を支持する支持部と、前記背面部の端部側に設けられ、前記携帯型電子機器の充電コネクターに着脱される単一の給電部を有した、この携帯型電子機器充電用の電源側コネクターを、前記支持部上に支持されている前記携帯型電子機器の前記充電コネクターの位置まで移動可能な状態で、かつ、この携帯型電子機器と接触させないように支持するコネクター支持部とを有し、
    さらに、前記案内部、前記支持部、及び前記コネクター支持部が、前記携帯型電子機器の端部に設けられた前記充電コネクターを避けた位置に設けられていることを特徴とする携帯型電子機器の壁掛け保持具。
  2. 前記支持部には、前記携帯型電子機器の下端側が前方へ滑り落ちるのを防止する滑り防止ガイドが設けられていることを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器の壁掛け保持具。
  3. 前記コネクター支持部が、前方へ突出した形状に形成されて、前記背面部の下端側に設けられており、かつ、前記支持突起が差し込まれる前記背面部の支持孔の近傍に、前記コネクター支持部と同一サイズに形成された、他の壁掛け保持具の前記コネクター支持部を差し込んで、このコネクター支持部を前記支持突起のように使用する他の支持孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯型電子機器の壁掛け保持具。
  4. 前記携帯型電子機器がスマートフォンである場合の前記他の支持孔が、前記携帯型電子機器がタブレット型コンピュータである場合の前記コネクター支持部も差し込めるサイズに形成されているか、又は、前記携帯型電子機器がタブレット型コンピュータである場合の前記他の支持孔が、前記携帯型電子機器がスマートフォンである場合の前記コネクター支持部も差し込めるサイズに形成されていることを特徴とする請求項3記載の携帯型電子機器の壁掛け保持具。
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