JP5040563B2 - 光モジュールの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、分布帰還型の半導体光デバイスを実装してなるアナログ伝送用の光モジュールの製造方法に関する。
従来の光モジュールの製造方法としては、例えば特許文献1記載のものが知られている。この光モジュールの製造方法では、半導体レーザ(半導体光デバイス)が実装された後に、CSO(複合2次歪み)が検査される。
特開平8−264897号公報
ところで、例えばCATV等の用途を持つアナログ伝送用の分布帰還型半導体光デバイスにおいては、その構造に起因する複数の半導体光デバイスの間での複合2次歪みのばらつきが問題となる。そのため、上記の光モジュールの製造方法のように、実装後にCSOを検査する場合、実装された光モジュールが必ずしもアナログ伝送用の仕様を満たすとは限らず、歩留まりの確保が困難である。
そこで、本発明は、歩留まりを向上させることができる光モジュールの製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、半導体光デバイスにおける複合2次歪みと電流対光出力特性との間に一定の相関関係があることを見出した。そこで、この相関関係を半導体光デバイスの実装前に予め把握することができれば、半導体光デバイスが実装された光モジュールの歩留まりを向上させることができるという知見を得て、本発明を想到するに至った。
本発明に係る光モジュールの製造方法は、分布帰還型の半導体光デバイスを実装してなるアナログ伝送用の光モジュールの製造方法であって、半導体光デバイスの複合2次歪みに関する相関関係を予め導出する導出工程と、導出工程にて導出された相関関係に基づいて、実装用の半導体光デバイスの複合2次歪みが最小となる駆動電流値を判別する判別工程と、判別工程にて判別された駆動電流値で駆動するように、実装用の半導体光デバイスを実装する実装工程と、を備え、導出工程は、一の半導体光デバイスの電流対光出力特性の微分効率曲線を一定温度下で取得し、この微分効率曲線における所定の電流値以上での近似直線の傾きを算出する第1工程と、一の半導体発光デバイスの電流値に対する複合2次歪み曲線を一定温度下で取得する第2工程と、複数の半導体光デバイスにおいて第1及び第2工程を実施し、近似直線の傾きと、複合2次歪みが最小となる駆動電流値との相関関係を導出する第3工程と、を含み、判別工程は、実装用の半導体光デバイスの電流対光出力特性の微分効率曲線を一定温度下で取得し、この微分効率曲線における所定の電流値以上での近似直線の傾きを算出する第4工程と、導出工程にて導出された相関関係を参照することにより、実装用の半導体光デバイスにおける近似直線の傾きから、実装用の半導体光デバイスの複合2次歪みが最小となる駆動電流値を判別する第5工程と、を含むこと特徴とする。
この光モジュールの製造方法によれば、半導体光デバイスにおける微分効率曲線の所定の電流値以上での近似直線の傾きと、複合2次歪みが最小となる駆動電流値(以下、「最適駆動電流値」という)との相関関係が予め導出される。そして、実装用の半導体光デバイスが光モジュールに実装される前に、実装用の半導体光デバイスの微分効率特性が取得され、導出工程にて導出された相関関係を参照することにより、微分効率特性における所定の電流値以上での近似直線の傾きから実装用の半導体光デバイスの最適駆動電流値が判別される。従って、低出力が要求される光モジュールには最適駆動電流値が小さい半導体光デバイスを実装したものを採用したり、高出力が要求される光モジュールには最適駆動電流値が大きい半導体光デバイスを実装したものを採用したりすることが可能となる。つまり、所望の光出力に最適(複合2次歪みが最小)となる半導体光デバイスが選別されて光モジュールに実装されることになり、光モジュールの歩留まりを向上させることが可能となる。
本発明によれば、光モジュールの歩留まりを向上させることが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は本発明の一実施形態に係る光モジュール製造方法により製造された光モジュールを示す斜視図である。この光モジュールは、例えばCATVの伝送システムに用いられるアナログ伝送用のものであり、特に、局から利用者宅へ向かう伝送路(下り伝送路)に用いられる。図1に示すように、光モジュール1は、バタフライ型のハウジング2の内部に、DFB(分布帰還型)レーザであるLDチップ(半導体光デバイス:DFB)3が実装されて構成され、光ファイバ4が接続されている。また、この光モジュール1には、図示しないアイソレータ及びレンズ部品が組み込まれている。
このように構成された光モジュール1を製造する場合、図2に示すように、まず、LDチップのCSO(Composite Second Order beat:複合2次歪み)に関する相関関係を予め導出する(導出工程:S10)。続いて、導出された相関関係に基づいて、実装用LDチップ3のCSOが最小となる駆動電流値(以下、「最適駆動電流値」という)を判別する(判別工程:S20)。そして、判別された最適駆動電流値で駆動されるように、実装用LDチップ3をハウジング2に実装し(実装工程:S30)、これにより光モジュール1が組み立てられることになる。
ここで、上述した導出工程について、図3に基づいて詳細に説明する。
導出工程においては、まず、LDチップの母集団から任意に選択したLDチップに対してI/L曲線を一定温度下で取得し(S1)、このI/L曲線から微分効率曲線を取得する(S2)。そして、微分効率曲線の所定の駆動電流値以上での近似直線(以下、単に「近似直線」という)の傾きを算出する(S3)。
図4は、LDチップのI/L曲線(電流対光出力特性)を測定するために用いたI/L曲線測定システムを示すブロック図である。図4に示すように、I/L曲線測定システム10は、温度制御クーラ12、コントローラ11、制御装置14、ミラー15、光スペクトルアナライザ17及び受光パワーモニタ16を含んで構成されている。
温度制御クーラ12は、その内部に例えばペルチェ素子が設けられ、載置されるLDチップ13の温度を制御する。コントローラ11は、LDチップ13の駆動を制御する。光スペクトルアナライザ17は、受光されたレーザ光の発光スペクトル特性を取得する。制御装置14には、例えばPCが用いられ、温度制御クーラ12を制御すると共に、LDチップ13の駆動電流を制御するためのコントローラ11を制御する。受光パワーモニタ16は、例えばフォトダイオードが用いられ、受光したレーザ光の光出力を取得する。ミラー15は、矢印A方向に移動可能に構成されている。このミラー15は、レーザ光Lの光路上に移動することで、レーザ光Lの光路を、受光パワーモニタ16に向かう光路と光スペクトルアナライザ17に向かう光路との間で切り替える。
このI/L曲線測定システム10によれば、LDチップの母集団から任意に選択された一のLDチップ13を温度制御クーラ12に載置し、制御装置14により温度制御クーラ12を制御し、LDチップ13の温度を一定温度(ここでは25℃)に制御する。これと共に、LDチップ13に供給される駆動電流をコントローラ11により制御し、LDチップ13からレーザ光を出射し、出射したレーザ光Lを受光パワーモニタ16で受光する。そして、駆動電流を変化させながら、レーザ光Lを受光パワーモニタ16で受光することで、LDチップ13のI/L曲線を取得する。
図5は、図4のI/L曲線測定システムにより取得されたLDチップの微分効率曲線及び近似直線の一例を示す線図である。図中において、実線Bは微分効率曲線を表し、破線Cは算出された近似直線を表す。図4に示すように、所定の駆動電流値D以上において微分効率曲線Bが1次直線近似され、近似直線Cが求めらる。これにより、近似直線Cの傾きaが算出される。なお、ここでは、所定の駆動電流値Dとして、LDチップ13の発光時(微分効率の立ち上がり時)の駆動電流よりも20mA大きい駆動電流値が設定されている。
次に、LDチップ13の駆動電流値に対するCSO曲線を一定温度下で取得する(S4)。
図6は、LDチップのCSO曲線を測定するために用いたCSO曲線測定システムを示すブロック図である。CSO曲線測定システム20は、LDチップ13をモジュール化してなる光モジュール23を用いてCSO曲線を測定するものであり、図6に示すように、コントローラ21と、多チャンネル信号発生器(Multi Signal Generator)24と、を含んで構成されている。コントローラ21は、光モジュール23の温度及び駆動電流を制御する。多チャンネル信号発生器24は、変調信号を多チャンネルで発生するものであり、ここでは高周波(例えば50MHz〜770MHz)の信号を発生する。
このCSO曲線測定システム20よれば、多チャンネル信号発生器24により高周波信号を光モジュール23に入力する。これに併せて、コントローラ21により光モジュール23の温度を一定温度(ここでは25℃)に制御すると共に駆動電流を制御し、光モジュール23から光信号を送信する。光モジュール23からの光信号は、SMファイバ25を介して光減衰器26に伝送され、光受信器27にて受信され、バンドパスフィルタ28を介してスペクトルアナライザ29に入力され、これにより、CSOが取得されることとなる。そして、駆動電流を変化させながらCSOを取得することにより、光モジュール23のLDチップ13におけるCSO曲線を取得する。
図7は、図6のCSO曲線測定システムにより取得されたLDチップのCSO曲線の一例を示す線図である。図中の各点は実測された駆動電流値に対するCSO値を表し、一点鎖線EはCSO曲線を表す。また、図中の縦軸のCSOは、基本波に対するCSOの比(dBc)を示す。図7に示すように、CSO曲線Eは、2次曲線となっており、その値が極小(最良)になる駆動電流の領域が存在している。よって、このCSO曲線Eを取得することにより、光モジュール23においてCSOが最小となる駆動電流値G(つまり、最適駆動電流値G)を把握することができる。
次に、LDチップの母集団から無作為に選出した複数のLDチップにおいて上記のS1〜S4を繰り返し実施する。そして、複数のLDチップにおいて取得した近似直線の傾きと最適駆動電流値とを関連付けてプロットすることにより、近似直線の傾きと最適駆動電流値との相関関係が導出されることになる(S5)。
図8は、近似直線の傾きと最適駆動電流値との相関関係の一例を示す図表である。図中の各点は、実測された複数のLDチップにおける近似直線の傾きと最適駆動電流値を表す。また、図中の一点鎖線Fは、導出された相関関係を表す。図8に示すように、複数のLDチップにおける近似直線の傾きと最適駆動電流値との間には、線形の相関関係Fが見出される。
次に、上述した判別工程について、図9に基づいて詳細に説明する。
判別工程においては、まず、上記のI/L曲線測定システム10と同様なシステムにより、実装用LDチップ3に対してI/L特性を一定温度(例えば25℃)下で取得する(S6)。続いて、上記の導出工程のS2及びS3と同様に、取得された実装用LDチップ3のI/L曲線から微分効率曲線を取得し(S7)、この微分効率曲線の所定の駆動電流値以上での近似直線の傾きを算出する(S8)。
上記の導出工程(S10)にて導出された相関関係Fを参照することにより、実装用LDチップ3における前記近似直線の傾きから、実装用LDチップ3の最適駆動電流値が判別される(S9)。つまり、LDチップ3の近似直線の傾きが算出されることで、予め導出された相関関係Fが利用されて、LDチップ3の最適駆動電流値が特定されることとなる。
以上、本実施形態によれば、上述したように、LDチップ13における微分効率曲線の近似直線の傾きと、最適駆動電流値との相関関係Fが予め導出される。そして、実装用LDチップ3が光モジュール1に実装される前に、実装用LDチップ3の微分効率特性が取得され、この微分効率特性における近似直線の傾きと相関関係Fとから、実装用LDチップ3の最適駆動電流値が判別される。
よって、低出力が要求される光モジュール1には最適駆動電流値が小さいLDチップ3を実装したものを採用したり、高出力が要求される光モジュール1には最適駆動電流値が大きいLDチップ3を実装したものを採用したりすることが可能となる。つまり、所望の光出力に最適(CSOが最小)となるLDチップが選別されて光モジュール1に実装されることになる。換言すると、様々な光出力タイプの光モジュールに対し、最適なLDチップを実装した組み立てが可能となる。
従って、本実施形態では、実装用LDチップ3のモジュール組み立て前に最適駆動電流を判別することができることから、最適駆動電流値の大小に応じて、CSOが良好な光出力の光モジュールを高歩留まりで組み立てることが可能となり、その結果、光モジュール1の歩留まりを向上させることができる。
さらに、光モジュール1の駆動電流が仕様として設定されている場合には、この設定された駆動電流にて最適となるLDチップを選定して実装することができる。この点からも、光モジュール1の歩留まりを向上させることが可能となる。
さらに、一般的な光モジュール製造方法でのLDチップ3単体でのCSO特性検査には、膨大な設備投資が必要になり、且つ光ファイバの調芯が要されるためにタクトタイムが増加してしまうため、組み立て後にCSO特性を検査する必要がある。これに対し、本実施形態では、上述したように、実装用LDチップ3のモジュール組み立て前に最適駆動電流を判別することができる。つまり、LDチップ3単体でのCSO特性検査の必要がない。従って、設備投資を抑制できると共に、タクトタイムを短縮することが可能となる。
なお、本実施形態では、上述したように、実装用LDチップ3のモジュール組み立て前に最適駆動電流を判別することができるため、光モジュールの組み立て後のCSO特性検査(スクリーニング検査)も不要になる。
ここで、説明した光モジュール製造方法で製造した光モジュール1と、従来の光モジュール製造方法で製造した光モジュールとの歩留まりを比較した。その結果、従来の光モジュール製造方法では、歩留まり60%であったのに対し、本実施形態の光モジュール製造方法では歩留まり99%となった。これにより、上記効果、すなわち光モジュール1の歩留まりを向上させることができるという効果を確認することができた。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、判別工程において、近似直線の傾きを算出する工程(S1〜S3)の後に、CSO曲線を取得する工程(S4)を実施したが、これらの工程は順不同であり、いずれの工程を先に実施してもよい。
本発明の一実施形態に係る光モジュール製造方法により製造された光モジュールを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る光モジュール製造方法を示すフローチャートである。 図2の導出工程を示すフローチャートである。 LDチップのI/L曲線を測定するために用いたI/L曲線測定システムを示すブロック図である 図4のI/L曲線測定システムにより取得されたLDチップの微分効率曲線及び近似直線の一例を示す線図である。 LDチップのCSO曲線を測定するために用いたCSO曲線測定システムを示すブロック図である。 図6のCSO曲線測定システムにより取得されたLDチップのCSO曲線の一例を示す線図である。 近似直線の傾きと最適駆動電流値との相関関係の一例を示す図表である。 図2の判別工程を示すフローチャートである。
符号の説明
1,23…光モジュール、3…実装用LDチップ、13…LDチップ(半導体光デバイス)、B…微分効率曲線、C…近似直線、E…CSO曲線(複合2次歪み曲線)、F…相関関係。


Claims (1)

  1. 分布帰還型の半導体光デバイスを実装してなるアナログ伝送用の光モジュールの製造方法であって、
    半導体光デバイスの複合2次歪みに関する相関関係を予め導出する導出工程と、
    前記導出工程にて導出された前記相関関係に基づいて、実装用の半導体光デバイスの複合2次歪みが最小となる駆動電流値を判別する判別工程と、
    前記判別工程にて判別された駆動電流値で駆動するように、前記実装用の半導体光デバイスを実装する実装工程と、を備え、
    前記導出工程は、
    一の半導体光デバイスの電流対光出力特性の微分効率曲線を一定温度下で取得し、この微分効率曲線における所定の電流値以上での近似直線の傾きを算出する第1工程と、
    前記一の半導体発光デバイスの電流値に対する複合2次歪み曲線を前記一定温度下で取得する第2工程と、
    複数の半導体光デバイスにおいて前記第1及び第2工程を実施し、前記近似直線の傾きと、複合2次歪みが最小となる駆動電流値との前記相関関係を導出する第3工程と、を含み、
    前記判別工程は、
    前記実装用の半導体光デバイスの電流対光出力特性の微分効率曲線を一定温度下で取得し、この微分効率曲線における所定の電流値以上での近似直線の傾きを算出する第4工程と、
    前記導出工程にて導出された前記相関関係を参照することにより、前記実装用の半導体光デバイスにおける前記近似直線の傾きから、前記実装用の半導体光デバイスの複合2次歪みが最小となる駆動電流値を判別する第5工程と、を含むこと特徴とする光モジュールの製造方法。




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