JP5038441B2 - 通信システムにおけるリソースの再利用のための方法及び装置 - Google Patents

通信システムにおけるリソースの再利用のための方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般にセルラ通信ネットワークのような通信システムに関し、特に、通信システムにおいて、拡散コード又はキャリアトーンなどのリソースを統計的に再利用するための方法及びシステムに関する。
現在の、及び開発中の無線通信システムは一般に送信リンク適応を採用しており、この送信リンク適応は、変化する受信状況に応じて1つ以上の送信パラメータを変更する。1つの例として、リモート受信機は受信された信号品質を評価し、その品質において自身がサポート可能な受信されたデータレートを決定し、対応するデータレート要求を発信元の送信機へと返送する。それに応じて、送信機は、受信機に対して自身の次の送信を調整するために、要求されたデータレートを利用する。
このようなシステムでは、送信機が適応されたデータレートを利用する時間間隔の間の受信機の受信状況は、受信機が信号品質の自身の決定を行なった際の受信状況と同じである(又は十分に近い)という見解が潜在的にある。しかし、少なくとも幾つかの現在のネットワーク規格(及び多くの開発中のネットワーク規格)は、リモート受信機への配信のためにネットワークに入って来るパケットデータが一般にランダムに分散して到着する、高速パケットデータサービスを提供する。即ち、幾つかの送信間隔について、送信するデータをほとんど持たない、又は送信するデータを全く持たないネットワークの送信機もあれば、膨大な量の送信するデータを持つ送信機もある。
従って、ネットワークの送信機の所与の一群内での、パケットデータについての個々の送信動作は、連続する送信間隔にわたって非常に変化する可能性がある。これらの動作の変化を一層大きくすることに、所与の送信間隔に送信するためのパケットデータが存在する場合には、達成可能な最高レートでその間隔内にデータを送信するための基礎として、所与のネットワークの送信機が、かなりの送信パワー及び/又は他の送信リソースを割り当てる傾向がある。このアプローチによって、送信するパケットデータを送信機が持っているか否かに応じて、さらに、そうである場合には、このデータを送信する送信機により行なわれる送信リソース割り当てに応じて、周辺エリア内で動作する受信機に関して送信機によって引き起こされる干渉が、連続する送信間隔にわたって劇的に異なっている可能性がある。
リンク適応のフィードバックを決定することを試みる受信機に対して存在するこのような環境に関する課題を理解するために、1つ(以上)の近傍の送信機が盛んにパケットデータを送信している瞬間に、所与の受信機が、受信された信号品質を算出する可能性もあること、即ち、受信機による信号質の算出は、近傍のアクティブ(active)な送信機により引き起こされる干渉を、潜在的に高いレベルで反映することを考慮されたい。従って、より遅い受信時間の間これらの近傍の送信機が非アクティブ(inactive)である(又は、そうでなければより低いインタフェースで送信する)程度にまで、受信機によって経験される干渉のレベルはより低く、自身が以前に算出した信号品質は、これらの条件にとっては過度に悲観的である。従って、低い干渉状況の下であっても、受信機をサポートする送信機(supporting transmitter)により前回計算された信号品質に基づいて適応された送信リンクのレベルで、受信機に不十分なサービスが提供される。
現在の、及び開発中のデジタル規格は、高速のデータレートをますます可能にしているが、現実の実装においてこの高速レートを達成することは、1つ以上の近傍の送信機が所与の送信間隔の間非アクティブである場合のように、低い干渉状況を効果的に利用する送信リンクの適応方法を必要とする。本発明によれば、「予測的」(“predictive”)リンク適応は、進行中の送信リンク適応工程の一部として、将来の予期される低い干渉状況を利用するための基礎を提供する。広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)無線通信ネットワークにおける高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA:High Speed Downlink Packet Access)の非限定的な文脈において設定される1つの例として、近傍のデータ送信ユニット10が1つ以上の将来の送信間隔において送信リソースをどのように利用しようと計画しているか、について移動局に通知され、これにより、移動局は、自身が将来の送信間隔の間サービスのために要求することが可能なデータレートを非常に正確に知ることが可能になる。
広く述べると、本明細書で開示される方法及び装置は、予測的リンク適応のために提供される。データ送信ユニットは、将来の時間間隔についての自身の送信リソース割り当ての標識を提供し、それに応じて、データ受信ユニットはこの事前の知識を、将来の時間間隔よりも前に、リンク適応のフィードバックを決定するために利用する。少なくとも1つの実施形態において、無線通信ネットワークにおけるリンク適応方法は、1つ以上のデータ送信ユニットから、将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程を含み、それにより、近傍のデータ受信ユニットは、将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックの、干渉に基づく自身の決定において、将来の送信リソース割り当てを考慮することが可能である。相補的に、本方法は、所与のデータ送信ユニットにおいて、データ受信ユニットのうちの関連するデータ受信ユニットから前もって、将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを受信する工程と、将来の間隔に、所与のデータ送信ユニットにおいて、リンク適応のフィードバックに従って関連するデータ受信ユニットのために送信リンクを適応させる工程と、を含む。
少なくとも1つの実施形態において、所与のデータ送信ユニットのために、将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程は、データ送信ユニットが将来の送信間隔において1つ以上の送信タイプに関してアクティブであるか否かの標識を送信する工程を含む。1つ以上の実施形態において、1つ以上のデータ送信ユニットから、将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程は、1つ以上のデータ送信ユニットのそれぞれのために、1つ以上のデータ送信ユニットが将来の送信間隔において送信しようとしているか否かの標識を送信する工程を含む。それに応じて、1つ以上の実施形態において、データ受信ユニットは、データ送信ユニットがアクティブであるかについての対応する標識に従って、個々のデータ送信ユニットの干渉への寄与を考慮し又は考慮しない工程に基づいて、将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを決定するように構成される。
当然のことながら、1つ以上の実施形態において、データ送信ユニットは、チャネライゼーション・リソース割り当てについての情報、例えば、チャネライゼーションコード及び/又はキャリア周波数に関する情報を送信すること等によって、より詳細に将来の送信リソース割り当てをシグナリングする。このような情報は、例えば、特定の送信シャネルタイプのためのコード及び/又は周波数割り当てを含んでもよく、所与のチャネライゼーション・リソースについての、送信パワー割り当て、データレート等に関する情報を含んでもよい。
将来の送信リソース割り当てについてのより詳細な情報により、個々のデータ受信ユニットは、将来の送信間隔についての干渉状況を予測することによって、将来の時間間隔についてのリンク適応のフィードバックを決定することが可能である。少なくとも1つの実施形態において、データ受信ユニットの方法は、対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報に従って(将来の送信間隔についての)個々のデータ送信ユニットの干渉への寄与を推定する工程を含む。例えば、個々のデータ受信ユニットは、対応するチャネライゼーションコード又はチャネライゼーション周波数割り当ての知識に基づいて信号障害相互相関を決定することによって、将来の送信間隔についての干渉状況を推定するように構成されうる。
当然のことながら、本発明は、上記の特徴及び効果に限定されない。実際に、当業者は、以下の詳細な記述を読み、添付の図面を見れば、追加的な特徴及び効果を理解するであろう。
1つ以上のデータ送信ユニットに通信サービスを提供するための複数のデータ送信ユニットを有する無線通信ネットワークの1つの実施形態のブロック図である。 本明細書で開示される予測的送信リンク適応のためのデータ送信ユニットの方法の1つの実施形態についての論理フロー図である。 本明細書で開示される予測的リンク適応をサポートするためのデータ受信ユニットの方法の1つの実施形態についての論理フロー図である。 予測的リンク適応のための、データ送信ユニットとデータ受信ユニットとの間でのシグナリングの1つの実施形態についての時系列図である。 予測的リンク適応をサポートするように構成された処理回路を含むデータ送信ユニット及びデータ受信ユニットの1つの実施形態のブロック図である。 図5に示されるデータ受信ユニットについての、サポート用(supporting)回路の詳細の1つの実施形態のブロック図である。 図5に示されるデータ送信ユニットについての、サポート用回路の詳細の1つの実施形態のブロック図である。
本明細書で開示される「予測的」(“predictive”)送信リンク適応を論じるための非限定的な関連として、図1は無線通信ネットワーク8を示しており、この無線通信ネットワーク8は、1つ以上の(リモート)データ受信ユニット12との通信をサポートするためにそれぞれ構成された、複数のデータ送信ユニット10を含んでいる。本明細書で開示される方法及び装置によれば、1つ以上のデータ送信ユニット10は、将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てをシグナリングし、これにより、データ受信ユニット12のうちの適切に構成されたデータ受信ユニット12が、将来の送信リソース割り当ての知識に基づいて、この将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを決定することを可能にする。
換言すれば、所与のデータ受信ユニット12に、1つ以上のデータ送信ユニット10で利用される送信リソース割り当てに関する情報が前もって提供される。特に、所与のデータ受信ユニット12が、近傍のデータ送信ユニット10から将来の送信割り当て情報を受信することは有益である。なぜならば、これらデータ送信ユニット10での送信動作が、所与のデータ受信ユニット12での干渉の受信の変化に著しく寄与する可能性があるからである。
例えば、引き続いて図1に示される非限定的な文脈において、データ送信ユニット10−1は、複数のサービスセクタS1〜S3を有するセル1においてサービスを提供する。同様に、データ送信ユニット10−2は、セルC2のセクタS1〜S3においてサービスを提供し、データ送信ユニット10−3はセルC3のセクタS1〜S3においてサービスを提供する。しかし、実際には、セル/セクタのカバレージは重なっており、それにより、セルC1のセクタS2内で動作するデータ送信ユニット12−1は、データ送信ユニット10−1によりサポートされてもよいが、データ送信ユニット12には、近傍のデータ送信ユニット10−2と10−3の1つ以上からの、干渉する送信が「聞こえる」(“hear”)。特に、他のセル/セクタ内での送信は、データ送信ユニット10−1からデータ受信ユニット12−1へと送信される信号の受信にとって、潜在的に重大な干渉の原因となる。一般に、各データ送信ユニット10は、周辺のデータ受信ユニット12に関して、他のセル/セクタの干渉を引き起こす。
しかし、いずれの所与の送信間隔においても、近傍のデータ送信ユニット10が所与のデータ受信ユニット12での干渉を引き起こすのか、及び、近傍のデータ送信ユニット10がどの程度まで所与のデータ受信ユニット12での干渉を引き起こすのかについては、所与の送信間隔の間のこのデータ送信ユニット10の特定の送信動作に依存する。例えば、チャネライゼーションコード、チャネライゼーション・タイムスロット、及び/又はチャネライゼーション周波数のような、一定のチャネライゼーション・リソースは、データ送信ユニット10にわたって再利用されてもよい。従って、近傍のデータ送信ユニット10が同じチャネライゼーション・リソースを利用して同時に異なる情報を同時に送信する程度は、(潜在的に)干渉するデータ送信ユニット10の範囲内にある所与のデータ送信ユニット12によって経験される受信干渉の量及び性質に影響を与える、重大な要因である。
データ送信ユニット10のうちのいずれの所与のデータ送信ユニット10も、他のセル/セクタ内のデータ送信ユニット10によりサポートされるデータ受信ユニット12に対する潜在的に重大な干渉原因であるという点に関連して、本明細書で開示される1つの実施形態は、将来の送信リソース割り当てをシグナリングするために利用される送信パワーに関する。特に、本明細書で開示される少なくとも1つの実施形態は、データ送信ユニットにより送信される他の制御信号に対して割り当てられるより大きな信号パワーを利用して、将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程を含む。そのようにする工程は、従来のシグナリングの受信圏外にあるが依然としてデータ送信ユニット10により引き起こされる干渉を受けやすいデータ受信ユニット10についての信号の受信を強化する。換言すれば、所与のデータ送信ユニット10は、(他の制御/オーバーヘッドチャネルシグナリングと比較して)相対的に高い信号パワーを利用して将来のリソース割り当ての標識を送信するように構成されることが可能であり、これにより、近傍のセル/セクタ内のデータ受信ユニット12は、より確実にこのような情報を受信する。
これらの、及び他の動作の可能性を考慮に入れて、図2は、データ送信ユニット10のうちの適切に構成されたデータ送信ユニット10によって実行可能な、無線通信ネットワークにおけるリンク適応方法の広い実施形態の概要を示している。所与のデータ送信ユニット10に関して、本方法は、データ送信ユニットが将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程で「開始する」(“begin”)(ステップ100)。WCDMAの実施形態において、例えば、データ送信ユニット10は、連続する送信時間間隔(TTI:Transmit Time Interval)にわたって、サポートされるユーザ(データ受信ユニット12)への送信をスケジューリングするように構成されうる。従って、将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程は、少なくとも1つの実施形態において、データ送信ユニット10が将来のTTIにおいてデータ送信ユニット10により利用される送信リソース割り当ての標識をシグナリングする工程を含む。
本方法は、データ送信ユニットが、データ受信ユニット12のうちの関連するデータ受信ユニット12から将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを受信する工程へと続く(ステップ102)。例えば、データ送信ユニット10は、データ送信ユニット10によりサポートされているデータ受信ユニット12から、将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを受信する。リンク適応のフィードバックは、対象とする将来の送信間隔について1つ以上のデータ送信ユニットから受信される将来の送信リソース割り当て情報に応じて、将来の送信間隔のためにデータ受信ユニット12によって決定される。一般に、将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを算出する所与のデータ受信ユニット12の能力は、将来の送信間隔において利用される将来の送信リソース割り当てに関する情報がそれについて受信される、複数の近傍のデータ送信ユニット10によって改善する。
リンク適応のフィードバック自体は、基本的に、データ送信ユニット10が、変化する受信状況に応じて、データ受信ユニット12に対して自身の送信を適応させることを可能にするいずれのタイプのフィードバックを含んでもよい。非限定的な例において、リンク適応のフィードバックは、受信された信号品質等に応じてデータ受信ユニット12により決定されるデータレート要求を含む。他の非限定的な例において、リンク適応のフィードバックは、信号品質の測定値及び/又はチャネル品質インジケータを含む。この信号品質の測定値及び/又はチャネル品質インジケータは、同様に、将来の送信間隔においてデータ受信ユニット12へとデータを送信する際に利用する適切な送信リンクパラメータを決定するために、データ送信ユニット10によって利用されうる。他の非限定的な例において、リンク適応のフィードバックは、好ましいコード又は周波数の割り当てのような、リソースプリファレンス情報を含む。
リンク適応のフィードバックのために適応される特定のタイプ又はフォーマットにかかわらず、データ送信ユニット10は、将来の送信間隔において、この将来の送信間隔についてデータ受信ユニット12から(以前に)受信されたリンク適応のフィードバックに従って、関連するデータ受信ユニット12のために送信リンクを適応させる(ステップ104)。非限定的な例として、リンク適応は、直接的又は間接的に、リンク適応のフィードバックに従って、データ受信ユニットへの送信のためにデータをフォーマット化する工程を含む。データのフォーマット化は、データレート及び/又は変調フォーマットの選択を含んでもよい。より一般には、データ送信ユニット10は、着目する将来の送信間隔において所与のデータ受信ユニット12へと送信するための、変調及び符号化スキーム(「MCS」:modulation and coding scheme)を、着目するこの将来の送信間隔についてこのデータ受信ユニット12から受信されるリンク適応のフィードバックに基づいて選択する。
図2に示される一般的な方法の更なる改良において、データ送信ユニット10は、自身の送信間隔を同期させるように構成されてもよい。即ち、本方法は、1つ以上のデータ送信ユニット10にわたって送信間隔を同期させる工程をさらに含んでもよく、これにより、将来の送信間隔は実質的にデータ送信ユニット10にわたって同期して生じる。非限定的な例として、データ送信ユニット10の所与の一群は、例えば、近傍のデータ送信ユニット10の集合は、基準タイミングに基づくGPS(Global Positioning System)のような、一般的な基準タイミングを共有することに基づいて、同期させられた送信間隔によって動作してもよい。当然のことながら、当業者は、データ送信ユニットの動作を同期させるための他の仕組みが分かるであろう。
さらに、所与のエリア内の2つ以上のデータ送信ユニット10が同期していない場合には、所与データ送信ユニット10での着目する送信間隔は、他のデータ送信ユニット10での着目する2つの送信間隔と、部分的に重なってもよい。例えば、WCDMAの実施形態において、所与のデータ送信ユニット10のTTIは、他のデータ送信ユニット10の2つのTTIと時間が重なってもよい。従って、所与のデータ受信ユニット12にとっては、他のデータ送信ユニット10が、関心のあるTTIの一方又は双方においてアクティブであるか否かについて知ることは有益であろう。従って、将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てのシグナリングは、1つ以上のデータ送信ユニット10のいずれにおいても、1つより多い将来の送信間隔に関するシグナリングを送信する工程を含んでいる。将来の送信リソース割り当て情報がそれについて送信される将来の送信間隔の数は、送信間隔がデータ送信ユニット10にわたってずれてもよい最大限度に従って設定することが可能である。
これによって、所与のデータ受信ユニット12は、相対的なタイミングオフセットを推定することが可能であり、さらに、干渉する間隔と着目する将来の送信間隔とが重なる時間の割合に等しい重み係数を利用することによって、2つの(干渉する)送信間隔の干渉レベルの重み付け総和として、着目する将来の送信間隔についての有効な干渉を推定することが可能である。シグナリング情報が1つ以上の干渉する間隔のために利用できない場合には、データ送信ユニット12は、名目上又は最悪のケースを想定した値若しくは重みを用いて、このような干渉を評価することが可能である。
このような追加的な改良の可能性を考慮に入れて、当然のことながら、1つ以上のデータ送信ユニット10は、対応する将来の送信間隔についての自身の将来の送信リソース割り当てをシグナリングする。このようなシグナリングは、継続的に、データ送信ユニットにより一般に送信される1つ以上の制御シグナリングチャネル又はブロードキャストチャネルを利用して行なわれる。代替的に、1つ以上のデータ送信ユニット10は、自身の送信リソース割り当てに関する情報を共有することが可能であり、これにより、所与のデータ送信ユニット10は、1つより多いデータ送信ユニット10で行なわれる将来の送信リソース割り当てに関する情報を送信することが可能である。
データ送信ユニット10が個別送信、又は共有送信(shared transmission)を実行するか否かにかかわらず、1つ以上のデータ送信ユニットから将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てをシグナリングする1つの実施形態は、所与のデータ送信ユニット10が将来の送信間隔において送信しようとしているか否かの標識を送信する工程を含む。即ち、1つ以上のデータ送信ユニット10のそれぞれにより送信される将来の送信リソース割り当ての標識は、所与のデータ送信ユニット10が対応する将来の送信間隔においてアクティブであるか否かを示す、「動作フラグ」(“activity flag”)又は他のインジケータと同程度に簡易なものであってよい。
特に、1つ以上のデータ送信ユニット10は、継続的にこのような標識を送信するように構成されることが可能であり、各標識は、データ送信ユニット10が、少なくとも1つ以上の送信タイプに関して、対応する将来の送信間隔において送信しようとしているか否かを示す。例えば、HSDPA及び他のタイプの高速パケットデータサービスは、重大な干渉を引き起こす可能性があり、従って、1つ以上のデータ送信ユニット10は、このようなサービスが、対応する将来の送信間隔においてアクティブか否かを簡単に示すために、自身の送信リソース割り当てのシグナリングを利用してもよい。このようなシグナリングの効果は、明らかに、将来の送信間隔についてのアクティブ/非アクティブな送信状況を伝えるために必要な情報の量が小さい(1ビット)ことである。
当然のことながら、データ送信ユニット10によりシグナリングされる送信リソース割り当て情報がより詳細な場合には、データ受信ユニット12は、情報をより豊かに、より詳細に利用するように構成されることが可能である。例えば、データ送信ユニット10が簡単に言えば自身の将来の送信リソース割り当てをシグナリングする場合に、即ち、リソースが将来の送信間隔(オン/オフ(on/off)又はアクティブ/非アクティブなシグナリング)において1つ以上の送信タイプのために割り当てられるか否かということであるが、所与のデータ受信ユニット12は、対応する標識に従って各データ送信ユニット10の干渉への寄与を考慮し又は考慮しない工程に、将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックの自身の決定を基づかせてもよい。しかし、少なくとも1つの他の実施形態において、1つ以上のデータ送信ユニット10から将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程は、将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニット10により利用されるチャネライゼーション・リソース割り当てに対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報を送信する工程を含む。シグナリングされる将来の送信リソース割り当ての標識のような、チャネライゼーション・リソース情報を送信することは、1つ以上の実施形態において、チャネライゼーションコード割り当て情報、チャネライゼーション周波数割り当て情報、及びチャネライゼーション・タイムスロット割り当て情報のうちのいずれか1つ以上を送信する工程を含む。
例えば、所与のデータ送信ユニット10は、将来の送信間隔の間に1つ以上の送信タイプのために利用されるチャネライゼーションコードに関する情報、例えば、コード割り当て情報、送信データレート情報及び/又はパワー割り当て情報を送信することが可能である。同様に、OFDMの実施形態において、例えば、周波数(サブキャリア)割り当て情報、データレート情報及び/又はパワー割り当て情報を送信することが可能である。
簡単な標識、又は豊富な標識が将来の送信リソース割り当てに関して送信されるか否かにかかわらず、データ送信ユニット10のいずれか1つ以上は、不利な受信状況におけるデータ受信ユニット12へのサービスを改善することを指向する対象の(ユーザ)スケジューリングに基づいて自身の将来の送信リソース割り当てを決定するように構成されることが可能である。1つの実施形態において、データ送信ユニット10は、より有利なロケーション内のユーザの性能を交換することによって、不利なロケーション(即ち、受信性能が不良のロケーション)にあるデータ受信ユニット12のためのデータレートを改善するように構成される。特に、データ送信ユニット10は、有利なロケーション内にあると知られているユーザについて、自身がより低いパワー又は他のリソース割り当てを利用して送信することを選択するストラテジを実現するように、構成され得る。
従って、データ送信ユニット10は、不利なユーザへのサービスを改善するために、これらの「再要求された」(“reclaimed”)リソースを利用してもよい。追加的に、より有利なユーザに対して割り当てられるパワー及び/又は他の送信リソースを低減することによって、これらのユーザに対するサービスが周辺エリア内のユーザに干渉する傾向が減少する。即ち、1つの例として、データ送信ユニット10のうちの所与の送信ユニット10が、自身の状況がサポートできるより低いデータレートで有利なユーザにサービスを提供するスケジューリング・アルゴリズムを採用する場合に、このユーザに対する送信は一般に、周辺エリア内のユーザに関して、より少ない干渉を引き起こす。従って、送信リソースについてのこのような割り当てストラテジを採用することは、他のセル/セクタ内の不利なユーザの信号品質、例えばSINRを上げる傾向があり、これにより、これらのユーザは、自身の各データ送信ユニット10から良好にサービスを提供されるようになる。
上記の不利なユーザの提供が各データ送信ユニット10のスケジューリング・アルゴリズムに組み込まれるか否かにかかわらず、各データ送信ユニット10は、データ受信ユニット12のうちの関連するデータ受信ユニット12についての無線状態の知識に基づいて、自身の将来の送信リソース割り当てを決定するように構成されることが可能である。即ち、所与のデータ送信ユニット10は、継続的に、将来の送信間隔でのサービス提供先の候補となるデータ受信ユニット12により報告される無線状態の自身の知識に基づいて、対応する将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てを決定することが可能である。このような無線状態の知識は、データ送信ユニット10によりサポートされているデータ受信ユニット12によってデータ送信ユニット10へと提供されるリンク適応のフィードバックから、直接的又は間接的に収集されてもよい。
1つ以上のデータ送信ユニット10による将来の送信リソース割り当てに関する情報の送信を補足して、図3は、複数のデータ送信ユニット10を有する無線通信ネットワークにおける動作のために構成されたデータ受信ユニット12におけるリンク適応をサポートする補足的方法の1つの実施形態を示している。図示される方法は、将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニット10により利用される将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程を含む(ステップ110)。先に述べたように、理想的には、データ受信ユニット12は、周辺エリア内の各データ送信ユニット10についての将来の送信リソース割り当てを受信する。しかし、このような情報が、データ受信ユニット12での信号受信に干渉する傾向があるデータ送信ユニット10のいずれか1つ以上から受信される場合に、本明細書で開示される方法及び装置は、動作の上での効果を提供する。個々のデータ送信ユニット10それぞれは、個別に、自身の将来の送信リソース割り当て情報をブロードキャストしてもよく、又はそうでなければ送信してもよいことも注意されたい。代替的に、データ送信ユニット10は、それらの間でこのような情報を共有してもよく、これにより、所与のデータ送信ユニット10が、自身についてこのような情報をシグナリングすることに加えて、又はその代替として、1つ以上の他のデータ送信ユニット10のために将来の送信リソース割り当て情報をシグナリングする。このことは、干渉の観点から推奨され得る。
いずれの場合にも、データ受信ユニット12は、近傍にある1つ以上のデータ送信ユニット10で利用される将来の送信リソース割り当てに関する情報を受信し、この情報を、将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを決定するために利用する(ステップ112)。先に述べたように、リンク適応のフィードバックの決定は、データレート要求を決定する工程、信号品質の測定値を決定する工程、チャネル品質の測定値を決定する工程、又は、送信リンクが将来の送信間隔にどのように適応されるべきかについてサポート用データ送信ユニット10に示す、任意のタイプの値を基本的に決定する工程を含んでもよい。図示される工程は、データ受信ユニット12が、1つ以上のデータ送信ユニット10での受信のために、リンク適応のフィードバックを送信する工程で終了する(ステップ114)。このような送信は将来の送信間隔より前に行なわれ、これにより、データ送信ユニット10のうちのサポート用データ送信ユニット10は、その後、データ受信ユニット12のために適切なリンク適応を行なうために、将来の送信間隔においてフィードバックを利用することが可能である。
上記の広い方法の1つ以上のより詳細な実施形態において、将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニット10により利用される将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程は、複数のデータ送信ユニット10におけるそれぞれから、将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程を含む。これに対応して、将来の送信リソース割り当ての標識に基づいて将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを決定する工程は、将来の送信リソース割り当ての標識に基づいて将来の送信間隔についての干渉状況を予測する工程を含む。
少なくとも1つのこのような実施形態において、将来の送信リソース割り当ての標識は、1つ以上のデータ送信ユニット10それぞれについて、データ送信ユニット10が将来の送信間隔における1つ以上の送信タイプに関してアクティブか否かの標識を含む。このような標識により、データ受信ユニット12は、データ送信ユニット10がアクティブか否かについての対応する標識に従って個々のデータ送信ユニット10の干渉への寄与を考慮し又は考慮しないことによって、将来の送信リソース割り当てに基づいて将来の送信間隔についての干渉状況を予測する。
干渉の推定をサポートするために、少なくとも1つの実施形態において、将来の送信リソース割り当ての標識は、1つ以上のデータ送信ユニット10それぞれについて、将来の送信間隔についてチャネライゼーション・リソース割り当て情報を含む。このような情報により、データ受信ユニット12は、対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報に従って個々のデータ送信ユニット10の干渉への寄与を推定することによって、将来の送信間隔についての干渉状況を予測するように構成されうる。換言すれば、将来の送信間隔において1つ以上の(近傍の)データ送信ユニット10で利用される送信リソース割り当てについてのより詳細な情報は、より正確な、又はより洗練された干渉の推定のための基礎を提供する。
従って、将来の送信リソース割り当ての標識に基づいて将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを決定する工程は、データ受信ユニット12のいずれか1つ以上において、複数のデータ送信ユニット10における各データ送信ユニット10の干渉への寄与を推定する工程を含む。将来の送信間隔についてのこのような推定は、この将来の送信間隔について各データ送信ユニット10から受信される、対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報に基づいている。
少なくとも1つのこのような実施形態において、チャネライゼーション・リソース割り当て情報は、チャネライゼーションコード割り当てとチャネライゼーション周波数割り当てとのうち少なくとも1つを含む。これによって、将来の送信間隔について複数のデータ送信ユニット10における各データ送信ユニット10の干渉への寄与を推定する工程は、(データ受信ユニット12での)対応するチャネライゼーションコード又はチャネライゼーション周波数割り当ての知識に基づいて、信号障害相互相関を決定することを含む。反対に、データ受信ユニット12は、リンク適応のフィードバックを算出するために、障害相互相関の自身の推定を利用し、これは信号品質の測定値、チャネル品質インジケータ、データレート等であってもよい。
図2及び図3を考慮に入れて、例えば、データ送信ユニット10が無線基地局を含むこと、及び、データ受信ユニット12が、セルラ無線電話等のような無線通信装置を含むことを想定してもよい。この文脈において、本明細書の開示の1つの一般的な観点は、自身がどの送信リソースを将来の送信間隔に利用するかに関する情報をブロードキャストする、データ送信ユニット10を有することである。例えば、データ送信ユニット10とデータ受信ユニット12との間のダウンリンク送信は、無線通信ネットワーク8のWCDMAの実施形態において、連続するTTIに論理的に分割されてもよい。従って、いずれの所与のTTIよりも前に、1つ以上のデータ送信ユニット10は、来るべきTTIについての将来の送信リソース割り当てをシグナリングする。反対に、所与のデータ受信ユニット12は、各データ送信ユニット10からの干渉を解明するための方法と共に、来たるTTIについて予期される信号対干渉及び雑音比(SINR)のより正確な推定値を決定するために、受信されたリソース割り当て情報を利用する。
従って、この来たる送信間隔において近傍のデータ送信ユニット10により利用される送信リソース割り当ての、受信された知識に基づく、将来の送信間隔についてのSINRの推定は、少なくとも現在記載している実施形態に関しては、本明細書の開示の注目すべき観点である。特に、データ受信ユニット12は、将来の送信間隔に自身がサポート可能な最大データレートをより良好に決定するために、将来の送信リソース割り当ての情報を利用することが可能である。さらに、これに対応して、将来の送信間隔のためのこのレートを直接的又は間接的に要求する自身のサポート用データ送信ユニット10へと、リンクフィードバック適応を送信することが可能である。これに応じて、サポート用データ送信ユニット10は、可能であれば、このレートを、将来の送信間隔において無線通信装置へとデータを送信するために利用する。
以前に述べたように、少なくとも1つの実施形態において、シグナリングは、パケットが将来の送信間隔において所与のデータ送信ユニット10により送信されるか否かについて示す1つの制御ビットと同じぐらい簡単であってもよい。この種のアクティブ/非アクティブなシグナリングは、例えば、データ送信ユニット10がデータを送信する際には常に同じパワーを利用し、かつ、制御情報のみ(及び場合によっては、音声のような回線交換データ)が送信される際には異なるパワーレベルを利用する通信システムに適している。このようなシステムでは、データ受信ユニット12は、パケットデータが送信される際にはどのパワーレベルがデータ送信ユニット10によって利用されるのか、それ以外の場合にはどのパワーレベルが利用されるのかについて知ることが可能である。例えば、データ送信ユニット10は、近傍のデータ受信ユニット12による受信のために、このような情報を送信することもある。(所与のデータ受信ユニット12が少なくとも近傍の、優勢な干渉するデータ送信ユニット10から、このような情報を受信することもあるということは確実な想定である。)
他の実施形態において、どのくらいのパワーが利用されるかに関する情報のさらなるビットが、データ送信ユニット10によって送信されてもよい。例えば、現在利用されているよりどれほど多くのパワーが利用されるのか、又は、いくつかの名目上の(最大)パワーレベルのどの部分が利用されるのかの双方について示すビットを送信することが可能である。パワーレベルを送信することは、データ送信ユニット10が、パワーが全帯域幅に渡って拡散され、変化するパワーレベルでデータを送信してもよいシステムにとって有益である。例えば、HSDPAシステムでは、HSDPAサービスに利用可能な16個のチャネライゼーションコードの幾つかの部分は、低いパワーによって利用されてもよい。同様に、OFDMのシステムでは、利用可能なトーン(サブキャリア)の幾つかのみ、いくらか無作為抽出されて、帯域幅全域にわたって拡散されたトーンと共に利用されてもよく、これにより、他のデータ送信ユニット10からの干渉が無作為抽出される。
従来のWCDMA送信及び受信についての本明細書の一般的な提案として、データ受信ユニット12は、1つ以上のデータ送信ユニット10がパケットデータのために、又は全送信(データ+音声)のために利用する信号レベルを知ることで十分であることもある。しかし、進化した受信機設計のデータ受信ユニット12にとっては、どのチャネライゼーションコード(拡散コード)が利用されるのかについて知ることが助けとなることもあり、場合によっては、それらに割り当てられるパワーを知ることが助けとなることもある。例えば、干渉する信号の拡散コードの知識を利用する進化した受信機は、どのコードがどのパワーレベルにおいて利用されるかについての知識を利用して、SINRのような、より正確な信号品質の測定値を決定することが可能である。同様に、データのトーンが、「チャンク」(“chunk”)として公知の、チャネルの帯域幅の連続した部分を占めることもあるOFDMシステムでは、受信機へデータを送信するために利用されるチャンクのそれぞれにおいて、干渉する基地局からのパワーレベルに関する情報がシグナリングされる場合に、幾つかのタイプの受信機は、より正確にSINRを評価することが可能である。
従って、本明細書で開示される少なくとも幾つかの実施形態において、1つ以上のデータ送信ユニット10は、将来の送信間隔において送信されるパワーを、このパワーが集められる特定の時間/周波数/コード/トーンのリソースについての対応する情報と共にブロードキャストする。このような情報は、データ受信ユニット12が、自身のチャネル割り当てのためになお一層正確にSINRの値を算出することを可能にする一方、データ送信ユニット10内のスケジューラエンティティに、リソースの利用おけるさらなるフレキシビリティを提供する。スケジューラのフレキシビリティによって、例えば、OFDMに基づくデータ送信ユニット10は、チャネル状態が良好なトーンにおいて、所与のユーザのためにパワーを集中させることを選択してもよい。
将来の送信間隔についてSINR比を予測するために、所与のデータ受信ユニット12で将来の送信リソース割り当てを利用することに関しては、これは、各干渉するデータ送信ユニット10について別々に干渉レベルを測定し、その後、SINRを予測するためにこれらの測定値をシグナリング情報と共に利用することによって行なうことが可能である。従って、所与のデータ受信ユニット12は、干渉の原因を区別する方法を必要とする。HSDPAサービスを提供する実施形態については、干渉の原因を区別することは、パラメトリックな汎用RAKE(G−Rake)の受信信号処理の形態を利用することによって、データ受信ユニット12において行なわれることが可能である。G−Rakeの受信処理によって、(複数の信号の逆拡散フィンガにわたる)障害の共分散が、干渉するデータ送信ユニット10の異なるデータ送信ユニット10に対応する複数の項によってモデル化される。
さらに、SIR(SINR)は、障害の共分散のパラメトリックな推定を利用して、データ受信ユニット12によって推定可能であり、データ受信ユニット12は、シグナリングされた将来の送信リソース割り当ての情報に基づいて、一定の障害/干渉の項を排除し、又は調整する。例えば、将来の送信間隔において自身が非アクティブであることをシグナリングするデータ送信ユニット10の障害への寄与は、検討の対象から外すことが可能である。同様に、異なる基地局についての障害への寄与は、シグナリングされる送信パワーに従って重み付けすることが可能である。
特に、2004年3月12日に出願され、出願整理番号10/800167が割り振られた、「Method and apparatus for parameter estimation in a generalized RAKE receiver」と題される、米国特許出願公開明細書に記載されるパラメトリックなG−Rake受信を採用するデータ受信ユニット12を検討されたい。データ受信ユニット12は、通常は、以下の式を用いてSIRを推定する。
Figure 0005038441
ここで、演算子「H」はエルミート転置を表わし、項hはチャネル推定値(例えば、送信/受信フィルタの効果を含む正味のチャンネル推定値)を表し、項R−1は、フィンガ間の障害の共分散の行列Rの逆行列を表す。
少なくとも1つの実施形態において、データ受信ユニット12のG−Rake受信機の実施形態は、以下のように、障害の共分散の行列Rを計算するように構成される。
Figure 0005038441
所与のデータ受信ユニット12において、上記の総和は、自身のセルのデータ送信ユニット10を含めて、干渉するデータ送信ユニット10にわたって得られる。式(2)における右の最後の項は、残っている干渉及び雑音をモデル化している。スケーリング係数(α)は、各データ送信ユニット10(添え字j)についての標準化モデルの共分散を調整し、データ受信ユニット12において分かるデータ送信ユニットの全パワーに関連している。2つのデータ送信ユニット10の間での、及び/又は2つの受信アンテナによるソフトハンドオフにおける状況は、同様である。
各データ送信ユニット10が2つのパワーレベル、即ち、送信するHSDPAパケットを有する場合の最大レベルと、送信するHSDPAパケットが存在しない場合の通常レベルと、を採用する実施形態を検討されたい。式(2)の文脈において、各データ送信ユニット10について2つの項αを推定することが知られており、このような各項は、2つの送信パワー状態のうちの1つと関連付けられている。従って、データ送信ユニット10がどの状態に置かれているかに関するシグナリングに従って、データ受信ユニット12は、Rを決定するために適切なαを利用することが可能であろう。このような場合に、データ送信ユニット10からのシグナリングは、簡単に1ビットであってもよい。さらに、シグナリングは、個々のデータ受信ユニット12において、どのαを後に更新するのかが分かるように「記憶される」(“remembered”)ことも可能であり、これによってさらにシグナリングに必要なビットが節約される。
代替的に、データ送信ユニット10が、将来の送信間隔のために計画された自身の送信リソース割り当てについて、より豊富なシグナリング情報を提供する実施形態を検討されたい。例えば、所与のデータ送信ユニット10は、自身が次のTTIにおいて利用することを計画しているパワーの部分をシグナリングすることもある。この場合に、このような情報を受信するデータ受信ユニット12は、以下のような障害の相関関係の行列Rを推定することが可能である。
Figure 0005038441
ここで、fは利用されるパワーの部分を示す。この場合、項αは、最大のパワー状況に対応し、データ送信ユニット10ごとにこのような項が1つだけ存在する。これらは、新しい将来の送信リソース割り当て情報が受信されるたびに、パラメトリックG−Rakeのアプローチを用いて、かつパラメトリックなモデリングのために利用される適合式にfを入れて、更新することが可能である。ある意味において、f又はfが例えばトレースのように小さい場合には、更新の効果が小さい可能性がある。
同様の工程が、データ送信ユニット10が拡散コード、トーン及び/又は将来の送信間隔についてのパワー割り当て情報を通知する実施形態のために使用される。即ち、このような情報は、マルチユーザ(multi-user)検出において利用されるようなコード固有のパラメトリックなR行列、又は、他のコード固有の品質を形成するために利用可能であり、これはその後、SIRを推定し、送信リンク適応を行なうために利用可能である。
送信リンク適応に関連して、データ送信ユニット10からデータ受信ユニット12のそれぞれへとデータを送信する工程に関しては、個々のデータ送信ユニット10は、データ受信ユニット12のうちの対応するデータ受信ユニットへの配信のために、無線通信ネットワーク8から受信されたデータパケットをキューに入れる。少なくとも1つの実施形態において、データ送信ユニット10は、これら上位層のパケットを、使用される特定の無線インタフェースプロトコルに従い、定義されたリソースのブロックに収められうる小さなチャンクに分割することが可能である。
従って、将来の送信間隔に所与のデータ送信ユニット10において利用される、無線送信リソース、及び場合によっては他の(パワーレベル、拡散コード及びトーンのような)送信リソースが、データ受信ユニット12への配信のためにキューに入れられるデータ量、及び、このデータ受信ユニット12からの最近のデータレート要求に基づいて、データ送信ユニット10によって推定される。その後、データ送信ユニット10は、オーバヘッドチャネル又は共有チャネルでブロードキャストする、又は送信することなどによって、将来の送信間隔のために計画される送信リソース割り当てをシグナリングする。動作の一般的な点に関して、データ送信ユニット10は、以前にシグナリングされた割り当て情報に従って所与の送信間隔のいずれかにおいて実際の送信リソース割り当てを行なう。即ち、いったんデータ送信ユニットが将来の送信間隔に関して意図する送信リソース割り当てについての情報がシグナリングされると、一般的には、これらの将来の送信間隔が来たときに、シグナリングされた当該割り当ては維持される。当然のことながら、当業者には分かるように、以前にシグナリングされた割り当てからの幾らかの変更が必要である場合もある。
所与の将来の送信間隔についてデータ送信ユニット10により計画される送信リソース割り当ては、計画される割り当てがシグナリングされる時点では、いずれの特別なデータ受信ユニット12にも必ずしも割り当てられないことが、当業者は当然のことながら分かるであろう。むしろ、少なくとも1つの実施形態において、データ送信ユニット10は、将来の送信リソース割り当てをシグナリングし、自身の関連するデータ受信ユニット12から対応するリンク適応のフィードバックを受信し、かつ、データ受信ユニット12のうちの特定のデータ受信ユニット12に対する、計画されたリソースの特定の(追加(sub))割り当てを行なうように構成されている。このような割り当ては、各データ送信ユニット10における全スケジューリング対象と一致しており、各データ送信ユニット10は、最大スループットの基準、比例公平性(proportional fairness)の基準、最大のサービス品質(QoS:Quality-of-Service)の要件等を考慮してもよい。
しかし、1つ以上のデータ送信ユニット10により採用される特定のユーザ・スケジューリング対象にかかわらず、本明細書の開示は、データ送信ユニット10及び各データ受信ユニット12に、予測的送信リンク適応なしに達成されるであろう高速データレートで動作する機会を広く提供する。即ち、本明細書の開示は、例えば、1つ以上の周辺のデータ送信ユニット10が将来の送信間隔に自身が非アクティブであることを示す場合に、所与データ受信ユニット12が、近い将来の低い干渉の状況について報知されることを可能にする。このような状況が分かることによって、データ送信ユニット12は、この将来の送信間隔について予期される信号品質の算出においてより挑戦的(aggressive)であってもよく、従って、この将来の送信間隔において自身のサポート用データ送信ユニット10によって利用されるべき、対応するより高い信号品質を報告し、又は対応するより高いデータレートを要求する。
ある意味で、本明細書の開示は、統計的な送信リソースの再利用(STRR:statistical transmit resource reuse)の一形態である。なぜなら、個々のデータ送信ユニット10における送信リソース割り当ては、ランダムなパケットの到着に応じて変化するからである。STRRによって、送信リソース割り当ては、データ受信ユニット12において予期される実際のSINRのレベルに基づいて、将来の送信間隔より前に行なわれる。反対に、データ受信ユニット12は、かなり正確に、これらの将来の間隔より前にデータ送信ユニット10からシグナリングされる将来の送信リソース割り当て情報に基づいて、将来の送信間隔についてどのSINRレベルが期待されるのかを知る。STRRはこのように従来の送信リソース再利用のスキームを改善する。この従来の送信リソース再利用のスキームは、一般にSINR分布の第90パーセンタイルに依存し、又は、受信機が信号品質を測定し報告する時間と、対応する送信機がこの報告を、受信機に対して自身の送信リンクを適応するために利用する時間と、の間に受信状況がどのくらい変化するか若しくは変化しないかについての、幾つかの他の一般的に保守的な想定に依存する。
STRRの1つの興味深い適用は、無線通信ネットワーク8により提供されるデータレートの組み合わせを変更する能力である。ホッピングによるGSM通信サービスと同様に、無線通信ネットワーク8に、流入制御を通じて部分的に負荷が掛けられることが可能であり、データ受信ユニット12への送信のための(パケットデータの)キューが空になる可能性がさらに高くなる(時間再利用の1形態)。より数多くの、空の送信データキューのインスタンスを有することは、提供されるデータレートの組み合わせを変更し、高速レートがより多くの場合に、所与のセル又はセクタ内でのより多くの場所で生じることになる。従って、無線通信ネットワーク8の運用者が、高速レートを必要とするサービスのカバレージを改善したい場合には、部分的な負荷によるSTRRを、この目的を達成するために利用することが可能である。
上記のすべてを考慮に入れて、本明細書で開示されるSTRRの全工程の少なくとも1つの実施形態は、複数のステップを含む。最初に、1つ以上のデータ送信ユニット10は、自身がどの送信リソースを将来割り当てるのかに関する情報をシグナリングするように構成される。このような情報は、以下のいずれか1つ以上、即ち、データ送信ユニット10が、着目する将来の送信間隔においてパケットを送信するか否かについてのインジケータ(例えば1ビットのフラグ)、将来の送信間隔において1つ以上のタイプのチャネルを送信するために、データ送信ユニット10がどのパワーレベル(相対的、絶対的)を利用するのか、どのチャネライゼーション・リソース(拡散コード、OFDM周波数、タイムスロット)が、将来の送信間隔においてデータ送信ユニット10により利用されるか、及び、どのパワーレベルが異なるチャネライゼーション・リソースにより利用されるのか、のうちのいずれか1つ以上であってもよい。少なくとも1つの実施形態において、所与のデータ送信ユニット10により最初に割り当てられ、シグナリングされるパワーレベル及びチャネライゼーション・リソースは、自身の関連するデータ受信ユニット12により供給される周期的なフィードバックからデータ送信ユニット10が既に使用可能な、最悪の場合のSINR推定値に基づくことか可能である。
次に、個々のデータ受信ユニット12は、リンク適応のフィードバックを決定するために、1つ以上の周辺のデータ送信ユニット10によりシグナリングされる将来のリソース割り当て情報を利用し、このことは、受信された将来の送信リソース割り当ての情報に基づいて、データ送信ユニット10のうちのサポート用データ送信ユニット10に、リソース割り当て要求を送信する工程を含む。より広くは、この要求は、以下のいずれか1つ以上、即ち、全データレート要求、全パワーレベル要求、場合によっては対応するデータレート及び送信パワー情報を伴う要求されたチャネライゼーション・リソースの標識、のうちのいずれか1つ以上であってもよい。データ送信ユニット10の所与のデータ送信ユニット10に関して、次の工程は、データ送信ユニット10が、自身のサポートされるデータ受信ユニットから自身によって受信された要求に基づいて、送信リソースを割り当てることである。
図4は、このような動作についてのタイムラインを示している。当業者は、図4がいずれの正確な時間的尺度も、又は相対的なタイミングも表しておらず、むしろ、所与のデータ送信ユニット10と、自身のデータ受信ユニット12のうちのサポートされるデータ受信ユニット12と、の間での一般的な動作シーケンスを示すものであることに注意されたい。
図に示されるタイムラインに従って、データ送信ユニット10は(図表では「DSU:data sending unit」と略される)、将来の送信間隔についての送信リソース割り当てを決定する。先に述べたように、決定は、動的な、又は固定されたユーザ・スケジューリングの対象に従って、データ送信ユニット10内の処理回路において駆動するスケジューリング・ロジックによって行なうことが可能である。いずれの場合にも、DSUはデータ受信ユニット12(図では「DRU:data receiving unit」と略される)に対して、将来の送信間隔について自身の将来の送信リソース割り当ての標識をシグナリングする。特に、DRUは、同じ、又は他の将来の送信間隔について、周辺エリア内の1つ以上の他のDSUから同様の将来の割り当て情報を受信することが可能である。実際に、DRUは、自身をサポートする特定のDSUから将来の割り当て情報を受信する必要はない。例えば、所与のDRUが、DRUにとっては他のセルの干渉の主な原因であるサポートされていないDSUから、将来の送信リソース割り当てを受信することがより有益であることもある。
いずれの場合にも、DRUは、自身のサポート用DSU、及び/又は1つ以上の他のDSUから受信された将来の割り当て情報を利用し、さらに、この情報を、対応する将来の送信間隔について予期される干渉を計算するために利用する。反対に、予期される干渉のレベルは、DRUが将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバック(図では「LAF:link adaption feedback」と略される)を計算するための基礎を提供し、これを、将来の送信間隔よりも前にサポート用DSUへと送り返す。次に、即ち、将来の送信間隔が来た場合には、DSUは、DRUについての受信されたリンク適応のフィードバックを、この特定のDRUが将来の送信間隔の間のサービスのために選択されていることを当然想定ながら、DRUに対して自身の送信リンクを適応させるために利用する。(先に述べたように、DSUは、将来の送信間隔のための特定の送信リソースを利用することに専念することが可能であるが、その場合には、将来の送信間隔の間のサービスのために、割り当てられたリソースを特定のDRUに対してどのように配分するかについて特に決定する前に、自身がサポートしている様々なDRUから対応するリンク適応のフィードバックを受信するまで待機する。)
図5は、先に記載された実施形態のいずれか1つ以上に従った、データ送信ユニット10及びデータ受信ユニットのための物理的及び/又は論理的回路の構成を示している。図に示されるデータ受信ユニット12は、1つ以上の処理回路14を含み、この処理回路の1つの実施形態が図6に詳しく示されている。
図6に示される回路構成は、非限定的な例であってその際無線通信インタフェース16は無線通信ネットワーク8との無線通信をサポートしており、様々な送信及び受信回路、即ち、無線周波数の送受信機としての機能を含んでいる。少なくとも1つの例において、無線通信インタフェース16は、フロントエンドの受信機回路を含み、このフロントエンドの受信機回路は、アンテナにより受信された信号を、デジタルベースバンドのサンプルへと変換する。デジタルベースバンドのサンプルは、受信された信号の処理のために、例えば、復調及び符号化のために、受信機の回路20に入力される。受信機回路20は、本明細書で以前に論じられたG−Rake受信機として構成されてもよく、デジタルベースバンドの処理回路の全て又は一部を含んでもよい。このような回路は、技術において公知のように、1つ以上のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、FPGA、ASIC又は他のデジタル処理回路を用いて実装されてもよい。このような文脈において、受信される信号の処理の機能ロジックは、ハードウェア、ソフトウェア、又は、いずれかのこれらの組み合わせにおいて実現されてもよい。
少なくとも1つの実施形態において、本明細書で開示されるSTRRの処理に含まれる予測的リンク適応が、リンク適応フィードバック回路22に実現され、このリンク適応フィードバック回路22は受信機回路20に含まれる、又は、受信機回路20と関連付けられる。従って、リンク適応フィードバック回路22は、ハードウェア、ソフトウェア、又は、任意のこれらの組み合わせを含んでもよく、さらに、リンク適応フィードバック回路22に含まれた、又はリンク適応フィードバック回路22にアクセス可能なメモリ回路に保持されたコンピュータプログラム命令として実現可能な、サポートしている予測的リンク適応と関連付けられた処理ロジックの全て又は一部を含んでもよい。
さらに、干渉推定回路24及び信号品質推定回路26は、リンク適応回路22に含まれた、又はリンク適応回路22と関連付けられた論理回路の要素である。例えば、干渉推定回路24は、1つ以上の実施形態において、1つ以上のデータ送信ユニット10によりシグナリングされる対応する送信リソース割り当てに基づいて、将来の送信間隔についての障害の相関関係の推定を実行するように構成される。
換言すれば、干渉推定回路24は、受信機回路20により実行されるG−Rake受信機の処理の部分を含んでもよく、さらに式(2)又は式(3)を実施してもよい。そのようなものとして、将来の送信間隔についての周辺のデータ送信ユニット10の干渉への寄与が、これらデータ送信ユニット10によりシグナリングされる対応する将来の送信リソース割り当てに応じて考慮され、又は考慮されない(若しくは、重み付けられ、若しくはそうでなければ調整される)。信号品質推定回路26は、将来の送信間隔についての信号品質の測定値を計算するために、対応する干渉の推定を利用する。データ受信ユニット12は、リンク適応のフィードバックとして、自身のデータサポートユニット10へと信号品質の推定値を返送してもよい、又はマッピングしてもよい、又はそうでなければ、計算された信号品質をチャネル品質インジータ、データレート要求、若しくは、将来の送信間隔について予期される信号品質に関連した、他の対応する、場合により量子化された値に翻訳してもよい。
一時的に図5に戻るが、データ送信ユニット10の実施形態が、同様に1つ以上の処理回路30を含むことが分かる。図7に示される1つ以上の処理回路30は、リンク適応回路32、ユーザ・スケジューリング回路34、及び、通信/制御回路36を含む。データ受信ユニット12と同様に、これらの処理回路及び制御回路は、ハードウェア、ソフトウェア、又は任意のこれらの組み合わせを用いて、データ送信ユニット10に実装された論理回路の構造によって実現されてもよく、又はサポートされてもよい。
例えば、リンク適応回路32は、1つ以上のマイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、又は他のデジタル処理の要素において対応するコンピュータ命令を実行することによって、本明細書で開示される予測的リンク適応をサポートするように構成されてもよい。同様に、予測的リンク適応の不利なユーザの観点及び部分的なリソースの負荷の観点が、適切なハードウェア及び/又はソフトウェアの提供を通じて、ユーザ・スケジューリング回路34の演算に組み込まれてもよい。
同様に、通信/制御回路36はデータの送信/受信データ処理を提供するが、例えば、目標データ受信ユニット12へと送信されるべき、入って来るパケットデータの収集の補助のために、及び/又は、パケットデータのキューの大きさを追跡するために、ユーザ・スケジューリング回路34とリンク適応回路32のそれぞれと通信してもよい。いずれの場合にも、いずれのこのような回路、又は全てのこのような回路が、直接的又は間接的に、(リモート)データ受信ユニット12との通信をサポートする無線通信インタフェース38に通信伝達的に接続されてもよい。少なくとも1つの実施形態において、データ送信ユニット10は無線基地局であり、無線通信インタフェース38は、例えば、WCDMA無線インフェースの規格に従って構成された、無線周波数の送受信機の回路を含む。
一般に、当業者は、無線通信ネットワーク8が、HSPDAサービスを提供する、又は、開発中の「Super3G」若しくは「Long Term Evolution」(LTE)及びWiMAXの規格に従った、直交周波数分割多重方式(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を提供するWCDMAネットワークを含んでもよいことが分かるであろう。当然のことながら、ネットワーク8は、WiMAX、及び、いずれの複数の開発中の「4G」の無線通信規格も含め、基本的にいずれの規格又は無線インタフェースプロトコルに従って構成されてよい。データ送信ユニット10及びデータ受信ユニット12は、これに従って構成される。WiMAXにおいて、送信間隔はフレームに対応してもよい。
従って、1つ以上の実施形態において、データ受信ユニット12は、WiMAX又はLTE無線通信ネットワークにおける動作のために構成された無線通信装置を含む。このような実施形態において、将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニット10により利用される将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程は、WiMAX又はLTE無線インタフェースの将来の送信時間間隔(TTI)又はフレームについて、WiMAX又はLTE無線通信ネットワーク内の1つ以上の基地局から、将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程を含んでもよい。
非限定的な例を考慮に入れて、当然のことながら、STRRの基礎としての予測的リンク適応は、不利なユーザの補償及び部分的なリソースの負荷の相補的な方法と共に、広く、様々な通信ネットワークタイプに適用される。さらに、先の記載及び例はダウンリンクの処理に焦点を合わせているが、当然のことながら、本明細書で開示される方法及び装置は、データ受信ユニット12とデータ送信ユニット10との間のアップリンク送信リンクの適応にも適用可能である。例えば、データ送信ユニット10は、それらがパケットデータを送信しようとしていることを報知する近傍のセル又はセクタ内のデータ受信ユニット12からの通知を「聴く」(“listen”)ために構成されてもよい。パケットデータを送信するために、これらデータ受信ユニット12により利用されるパワーレベルを追跡することによって、データ送信ユニット10は、SINR(又は他の信号品質の測定値)を算出することが可能であり、これに従ってアップリンク・データレートを適応することが可能である。
従って、上記の記載及び添付図面は、予測的リンク適応について本明細書で開示される方法及び装置の非限定的な例である。そのようなものとして、本発明は、上記の記載及び添付図面によって限定されない。その代わり本発明は、以下の特許請求の範囲及びその法的な均等物によってのみ限定される。

Claims (51)

  1. 無線通信ネットワークにおけるリンク適応方法であって、
    1つ以上のデータ送信ユニットから、将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程であって、それにより、近傍のデータ受信ユニットが前記将来の送信間隔についてのリンク適応フィードバックの干渉に基づく決定において前記将来のリソース割り当てを考慮することが可能となる、当該工程と、
    所与のデータ送信ユニットにおいて、前記データ受信ユニットのうち関連するデータ受信ユニットから、前記将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを受信する工程と、
    前記将来の送信間隔内に、前記所与のデータ送信ユニットにおいて、前記リンク適応のフィードバックに従って前記関連するデータ受信ユニットのために送信リンクを適応させる工程と、
    を含むリンク適応方法。
  2. 前記1つ以上のデータ送信ユニットにわたって送信間隔を同期させる工程をさらに含み、それにより、前記将来の送信間隔は、実質的に前記データ送信ユニットにわたって同期して生じる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記将来の送信間隔について、各前記データ送信ユニットのそれぞれから前記将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 1つ以上のデータ送信ユニットから将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程は、1つ以上の前記データ送信ユニットのそれぞれについて、1つ以上のデータ送信ユニットが前記将来の送信間隔で送信をしようとしているか否かの標識を送信する工程を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 1つ以上のデータ送信ユニットから将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程は、1つ以上の前記データ送信ユニットのそれぞれについて、前記将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニットにより利用されるチャネライゼーション・リソース割り当てに対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報を送信する工程を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記将来の送信間隔において前記データ送信ユニットにより利用されるチャネライゼーション・リソース割り当てに対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報を送信する工程は、前記将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニットにより利用されるチャネライゼーションコード又はチャネライゼーション周波数を識別する情報を送信する工程を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニットにより利用されるチャネライゼーション・リソース割り当てに対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報を送信する工程は、前記将来の送信間隔において1つ以上のチャネライゼーションコード又はチャネライゼーション周波数と共に利用される、送信データレートと送信パワー割り当てとのうち少なくとも1つを識別する情報を送信する工程を含む、請求項5に記載の方法。
  8. 1つ以上の前記データ送信ユニットにおいて、不利な受信状況におけるデータ受信ユニットへのサービスを改善することを指向する対象のスケジューリングに基づいて前記将来の送信リソース割り当てを決定する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 1つ以上の前記データ送信ユニットにおいて、前記データ受信ユニットのうちの前記将来の送信間隔でのサービス提供先の候補となる関連するデータ受信ユニットについての無線条件の知識に基づいて、前記将来の送信リソース割り当てを決定する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記所与のデータ送信ユニットにおいて、前記データ受信ユニットのうちの関連するデータ受信ユニットから前記将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを受信する工程は、信号品質の測定値、チャネル品質インジケータ、リソースプリファレンス、及びデータレート要求のうちの少なくとも1つを受信する工程を含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記データ送信ユニットは、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)通信ネットワーク内での動作のために構成される無線基地局を含み、1つ以上のデータ送信ユニットから将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程は、将来の送信時間間隔(TTI:Transmit Time Interval)についての将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程を含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記将来の送信間隔において、前記所与の送信ユニットにて、前記リンク適応のフィードバックに従って前記関連するデータ受信ユニットのために送信リンクを適応させる工程は、前記リンク適応のフィードバックに基づくフォーマットを用いて、前記データ送信ユニットから前記データ受信ユニットへとデータを送信する工程を含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記データ送信ユニットによって送信される他の制御信号に割り当てられるより大きな信号パワーを利用して、前記将来の送信リソース割り当てをシグナリングする工程をさらに含み、これにより、確実な制御シグナリングの受信圏外にあるが依然として前記データ送信ユニットにより引き起こされる干渉を受けやすいデータ受信ユニットのための前記信号の受信が強化される、請求項1に記載の方法。
  14. 無線通信ネットワークにおいて利用するための、1つ以上の処理回路を含むデータ送信ユニットであって、
    前記1つ以上の処理回路は、
    近傍のデータ受信ユニットが将来の送信間隔についてのリンク適応フィードバックの干渉に基づく決定において将来のリソース割り当てを考慮することが可能となるように、前記将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当てをシグナリングし、
    前記将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを、関連するデータ受信ユニットから受信し、
    前記リンク適応のフィードバックに従って、前記将来の送信間隔において前記関連するデータ受信ユニットのために送信リンクを適応させる、
    ように構成される、データ送信ユニット。
  15. 前記データ送信ユニットは、無線通信ネットワーク内での動作のために構成される無線基地局を含む、請求項14に記載のデータ送信ユニット。
  16. 前記データ送信ユニットは、データ受信ユニットへと信号を送信し前記データ送信ユニットから信号を受信するように構成される無線通信インタフェースをさらに含み、前記1つ以上の処理回路は、前記将来の送信間隔についての前記将来の送信リソース割り当てを決定し前記将来の送信リソース割り当てを前記無線通信インタフェースを介して送信させるように構成されるスケジューリングコントローラと、前記リンク適応のフィードバックに従って前記将来の送信間隔において前記関連するデータ受信ユニットのために前記送信リンクを適応させるように構成されるリンク適応コントローラと、を含む、請求項14に記載のデータ送信ユニット。
  17. 前記データ送信ユニットは、複数のデータ送信ユニットにおける1つとして動作し、前記複数のデータ送信ユニットにおいて1つ以上の他のデータ送信ユニットに関連して自身の送信間隔を同期させるように構成されており、それにより、前記送信間隔は実質的に前記データ送信ユニットにわたって同期して生じる、請求項14に記載のデータ送信ユニット。
  18. 前記データ送信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、1つ以上のデータ送信ユニットが前記将来の送信間隔において送信しようとしているか否かの標識を送信することによって、前記将来の送信間隔についての前記将来の送信リソース割り当てをシグナリングするように構成される、請求項14に記載のデータ送信ユニット。
  19. 前記データ送信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、前記将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニットにより利用されるチャネライゼーション・リソース割り当てに対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報を送信することによって、前記将来の送信間隔についての前記将来の送信リソース割り当てをシグナリングするように構成される、請求項14に記載のデータ送信ユニット。
  20. 前記データ送信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、前記将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニットにより利用されるチャネライゼーションコード又はチャネライゼーション周波数を識別する情報を送信することによって、前記チャネライゼーション・リソース割り当て情報を送信するように構成される、請求項19に記載のデータ送信ユニット。
  21. 前記データ送信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、前記将来の送信間隔において1つ以上のチャネライゼーションコード又はチャネライゼーション周波数と共に利用される、送信データレートと送信パワー割り当てとのうち少なくとも1つを識別する情報を送信することによって、前記チャネライゼーション・リソース割り当て情報を送信するように構成される、請求項19に記載のデータ送信ユニット。
  22. 前記データ送信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、不利な受信状況におけるデータ受信ユニットへのサービスを改善することを指向する対象のスケジューリングに基づいて前記将来の送信リソース割り当てを決定するように構成される、請求項14に記載のデータ送信ユニット。
  23. 前記データ送信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、前記将来の送信間隔に前記データ送信ユニットによるサービス提供先の候補となる関連するデータ受信ユニットについての無線条件の知識に基づいて、前記将来の送信リソース割り当てを決定するように構成される、請求項14に記載のデータ送信ユニット。
  24. 前記データ送信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、信号品質の測定値、チャネル品質インジケータ、リソースプリファレンス、及びデータレート要求のうちの少なくとも1つとしての前記リンク適応のフィードバックを受信するように構成される、請求項14に記載のデータ送信ユニット。
  25. 前記データ送信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、前記リンク適応のフィードバックに基づくフォーマットを用いて前記データ送信ユニットから前記データ受信ユニットへとデータを送信することによって、前記リンク適応のフィードバックに従って前記将来の送信間隔において前記関連するデータ受信ユニットのために送信リンクを適応させるように構成される、請求項14に記載のデータ送信ユニット。
  26. 前記データ送信ユニットは、前記データ送信ユニットによって送信される他の制御信号に割り当てられるより大きな信号パワーを利用して、前記将来の送信リソースをシグナリングするように構成されており、これにより、確実な制御シグナリングの受信圏外にあるが依然として前記データ送信ユニットにより引き起こされる干渉を受けやすいデータ受信ユニットのための前記信号の受信が強化される、請求項14に記載のデータ送信ユニット。
  27. 複数のデータ送信ユニットを有する無線通信ネットワーク内での動作のために構成されるデータ受信ユニットにおいて、リンク適応をサポートする方法であって、
    将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニットにより利用される将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程と、
    将来の送信リソース割り当ての前記標識に基づいて前記将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを決定する工程と、
    前記データ送信ユニットのうちのサポート用データ送信ユニットへと前記将来の送信間隔についての前記リンク適応のフィードバックを送信する工程と、
    を特徴とする、リンク適応をサポートする方法。
  28. 将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニットにより利用される将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程は、複数のデータ送信ユニットにおけるそれぞれから、前記将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程を含む、請求項27に記載の方法。
  29. 将来の送信リソース割り当ての前記標識に基づいて前記将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを決定する工程は、将来の送信リソース割り当ての前記標識に基づいて前記将来の送信間隔についての干渉状況を予測する工程を含む、請求項27に記載の方法。
  30. 将来の送信リソース割り当ての前記標識は、1つ以上のデータ送信ユニットのそれぞれについて、前記データ送信ユニットが前記将来の送信間隔において1つ以上の送信タイプに関してアクティブか否かの標識を含み、将来の送信リソース割り当ての前記標識に基づいて前記将来の送信間隔についての干渉状況を予測する工程は、前記データ送信ユニットがアクティブか否かについての対応する標識に従って、個々のデータ送信ユニットの干渉への寄与を考慮し又は考慮しない工程を含む、請求項29に記載の方法。
  31. 将来の送信リソース割り当ての前記標識は、1つ以上のデータ送信ユニットのそれぞれについての前記送信間隔に関するチャネライゼーション・リソース割り当て情報を含み、将来の送信リソース割り当ての前記標識に基づいて前記将来の送信間隔についての干渉状況を予測する工程は、対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報に基づいて、個々のデータ送信ユニットの干渉への寄与を推定する工程を含む、請求項29に記載の方法。
  32. 将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニットにより利用される将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程は、複数のデータ送信ユニットにおけるそれぞれについて、前記将来の送信間隔に関するチャネライゼーション・リソース割り当て情報を受信する工程を含む、請求項27に記載の方法。
  33. 将来の送信リソース割り当ての前記標識に基づいて前記将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを決定する工程は、対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報に基づいて、前記送信間隔についての前記複数のデータ送信ユニットにおける各データ送信ユニットの干渉への寄与を推定する工程を含む、請求項32に記載の方法。
  34. 前記チャネライゼーション・リソース割り当て情報は、チャネライゼーションコード割り当てとチャネライゼーション周波数割り当てとのうち少なくとも1つを含み、前記対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報に基づいて、前記送信間隔について前記複数のデータ送信ユニットにおける各データ送信ユニットの干渉への寄与を推定する工程は、対応するチャネライゼーションコード又はチャネライゼーション周波数割り当ての知識に基づいて信号品質を決定する工程を含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記データ送信ユニットのうちのサポート用データ送信ユニットへと、前記将来の送信間隔についての前記リンク適応のフィードバックを送信する工程は、前記サポート用データ送信ユニットへと、信号品質の測定値、チャネル品質インジケータ、及び、データレート要求のうちの少なくとも1つを送信する工程を含む、請求項27に記載の方法。
  36. 前記データ受信ユニットは、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)無線通信ネットワーク内での動作のために構成される無線通信装置を含み、将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニットにより利用される将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程は、WCDMA無線インタフェースの将来の送信時間間隔(TTI)について、前記WCDMA無線通信ネットワーク内の1つ以上の基地局から、将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程を含む、請求項27に記載の方法。
  37. 前記データ受信ユニットは、WiMAX又はLTE無線通信ネットワーク内での動作のために構成される無線通信装置を含み、将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニットにより利用される将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程は、WiMAX又はLTE無線インタフェースの、将来の送信時間間隔(TTI)若しくはフレームについて、前記WiMAX又はLTE無線通信ネットワーク内の1つ以上の基地局から、将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程を含む、請求項27に記載の方法。
  38. 複数のデータ送信ユニットを有する無線通信ネットワーク内での動作のために構成されるデータ受信ユニットであって、前記データ受信ユニットは1つ以上の処理回路を含み、
    前記1つ以上の処理回路は、
    将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニットにより利用される将来の送信リソース割り当ての標識を受信し、
    将来の送信リソース割り当ての前記標識に基づいて前記将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを決定し、
    前記データ送信ユニットのうちのサポート用データ送信ユニットへと、前記将来の送信間隔についての前記リンク適応のフィードバックを送信する、
    ように構成される、データ受信ユニット。
  39. 前記データ受信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、複数のデータ送信ユニットにおけるそれぞれから前記将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当ての標識を受信するように構成される、請求項38に記載のデータ受信ユニット。
  40. 前記データ受信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、将来の送信リソース割り当ての前記標識に基づいて前記将来の送信間隔についての干渉状況を予測することによって、前記将来の送信間隔についての前記リンク適応のフィードバックを決定するように構成される、請求項38に記載のデータ受信ユニット。
  41. 将来の送信リソース割り当ての前記標識は、1つ以上のデータ送信ユニットそれぞれについて、前記データ送信ユニットが前記将来の送信間隔において1つ以上の送信タイプに関してアクティブか否かの標識を含み、前記データ受信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、前記データ送信ユニットがアクティブか否かについての対応する標識に従って、個々のデータ送信ユニットの干渉状況を考慮し又は考慮しない工程に基づいて、前記将来の送信間隔について前記干渉状況を予測するように構成される、請求項40に記載のデータ受信ユニット。
  42. 将来の送信リソース割り当ての前記標識は、1つ以上のデータ送信ユニットそれぞれについて、前記将来の送信間隔についてのチャネライゼーション・リソース割り当て情報を含み、前記データ受信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報に従って個々のデータ送信ユニットの干渉への寄与を推定することによって、前記将来の送信間隔についての前記干渉状況を予測するように構成される、請求項40に記載のデータ受信ユニット。
  43. 前記データ受信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、前記将来の送信間隔についての将来の送信リソース割り当ての前記標識として、複数のデータ送信ユニットにおけるそれぞれについて、チャネライゼーション・リソース割り当て情報を受信するように構成される、請求項38に記載のデータ受信ユニット。
  44. 前記データ受信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、将来の送信リソース割り当ての標識が受信された各データ送信ユニットについて、対応するチャネライゼーション・リソース割り当て情報に基づいて前記将来の送信間隔について前記データ送信ユニットの干渉への寄与を推定することによって、前記将来の送信間隔についての前記リンク適応のフィードバックを決定するように構成される、請求項43に記載のデータ受信ユニット。
  45. 前記チャネライゼーション・リソース割り当て情報は、チャネライゼーションコード割り当てとチャネライゼーション周波数割り当てとのうち少なくとも1つを含み、前記データ受信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、前記チャネライゼーションコード又は前記チャネライゼーション周波数割り当ての知識に基づいて信号品質を決定することによって、前記将来の送信間隔について各データ送信ユニットの前記干渉への寄与を推定するように構成される、請求項44に記載のデータ受信ユニット。
  46. 前記データ受信ユニットの前記1つ以上の処理回路は、前記サポート用データ送信ユニットへと、信号品質の測定値、チャネル品質インジケータ、及び、データレート要求のうちの少なくとも1つを送信することによって、前記データ送信ユニットのうちのサポート用データ受信ユニットへと、前記送信間隔についての前記リンク適応のフィードバックを送信するように構成される、請求項38に記載のデータ受信ユニット。
  47. 前記データ受信ユニットは、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)無線通信ネットワーク内での動作のために構成される無線通信装置を含み、将来の送信間隔において1つ以上のデータ送信ユニットにより利用される将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程は、前記WCDMA無線通信ネットワーク内の1つ以上の基地局から、WCDMA無線インタフェースの将来の送信時間間隔(TTI)についての将来の送信リソース割り当ての標識を受信する工程を含む、請求項38に記載のデータ受信ユニット。
  48. 前記データ受信ユニットは、前記無線通信ネットワーク内での1つ以上の基地局との無線通信をサポートするように構成される無線通信インタフェースを含み、前記1つ以上の処理回路は、前記無線通信インタフェースと動作上関連付けられており、前記将来の送信間隔についての前記リンク適応のフィードバックを算出するように構成されるリンク適応フィードバック回路を含む、請求項38に記載のデータ受信ユニット。
  49. 前記リンク適応フィードバック回路は、干渉推定回路と信号品質推定回路とを含む、請求項48に記載のデータ受信ユニット。
  50. 予想される干渉状況に基づいてリンク適応をサポートする方法であって、
    複数の近傍のデータ送信ユニットに係る範囲内の個々のデータ受信ユニットが、将来の送信間隔に関連する干渉状況を推定し、これに従って前記将来の送信間隔についてのリンク適応のフィードバックを決定することを可能にするために、前記複数の近傍のデータ送信ユニットにおけるそれぞれから、将来の送信間隔について計画される将来の送信動作の標識を送信する工程と、
    所与のデータ送信ユニットにおいて、前記所与のデータ送信ユニットによりサポートされるデータ受信ユニットから前記リンク適応のフィードバックを受信する工程と、
    前記リンク適応のフィードバックに基づいて、前記将来の送信間隔について前記所与のデータ送信ユニットと前記データ受信ユニットとの間の送信リンクを適応させる工程と、
    を含む、リンク適応をサポートする方法。
  51. 各データ送信ユニットについて、将来の送信動作の前記標識は、前記将来の送信間隔について前記データ送信ユニットにより計画される送信リソース割り当ての標識を含む、請求項50に記載の方法。
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