JP4703253B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末装置に関し、例えばMC−CDM(Multi-Carrier Code Division Multiplexing)マルチユーザ通信システムに用いられる通信端末装置に関する。
第4世代移動通信では100Mbpsを超える超高速伝送の実現が必須となる。この場合、ブロードバンド化によりマルチパス数が増加するため周波数選択性フェージングの影響がよりいっそう顕著になる。このため、周波数選択性フェージングに対して強い耐性を持つことに併せ、周波数利用効率の高い伝送方式が必要不可欠である。現在検討中の伝送方式において有力候補とされているのが低シンボルレート化されたサブキャリアを直交周波数間隔に配置させる直交周波数分割多重OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)である。このOFDMを基本として、拡散シンボルを複数のサブキャリアを用いて送信するのがMC−CDMである。
また、ハンドオーバ中の移動局が、瞬時の受信レベル変動に応じて高速に基地局装置を切り替える高速セル選択FCS(Fast Cell Selection)が検討されている(例えば、非特許文献1)。図11にFCSの動作原理を示す。FCSは伝播チャネルの瞬時変動に追従し、最も受信品質の良いセルをカバーする基地局装置を選択し、選択したセルをカバーする基地局装置のみからデータ送信を行う。受信品質の測定には希望信号対干渉電力比SIR(Signal-to-Interference Ratio)等が用いられる。また、受信SIRに加えて、セルもしくはセクタのトラヒック量を考慮して、セルを選択するシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。さらに、拡散符号を用いてコード(ユーザ)多重を行うMC−CDMマルチユーザ通信システムにおいて、サブキャリアブロック毎にユーザを適応的に割当てる周波数スケジューリングが提案されている(例えば、非特許文献2)。ここで、サブキャリアブロックとは、複数のサブキャリアから構成される。
特開2003−264869号公報 3GPP TR25.848 V4.4.0(2001-03), "Physical layer aspect of UTRA High Speed Downlink Packet Access"(6.4節) 原ら,"周波数スケジューリングMC-CDMにおけるフレーム構成と制御方法に関する検討",RCS2002-130,2002年7月
しかしながら、従来の装置においては、セル全体でSIRが最大かつトラヒック量が最少となる基地局装置を選択(キャンプオン)するので、MC−CDMマルチユーザシステムのようなサブキャリアブロック毎にユーザ割当を実施するシステムの場合には、サブキャリアブロック当りで観測すると必ずしも受信SIRとトラヒック量との両面において優れたサブキャリアブロックを選択できないという問題がある。そのため、結果として通信端末装置に対して通信チャネルが割当てられない状況が発生してしまうという問題がある。図12及び図13に通信端末装置に対して通信チャネルが割当てられない状況が発生する場合の一例を示す。図12は各サブキャリアブロックの受信SIRを示す図であり、図13は各サブキャリアブロックの使用リソース数を示す図である。図12及び図13の例では、基地局装置Bより基地局装置Aの方が全無線帯域当たりの平均した受信SIRが高くなっており、かつ基地局装置Bより基地局装置Aの方が全無線帯域当たりの平均した空きリソースも大きくなっている。したがって、全無線帯域当りの平均受信SIRと平均したトラヒック量を基準にセル選択を行うと基地局装置Aを選択することになる。しかし、基地局装置Aの受信SIRが高い領域(サブキャリアブロック7(SCB7)及びサブキャリアブロック8(SCB8))はトラヒック量が高くなっているため、基地局装置Aを選択した移動局は通信チャネルを割当てられない。この場合、基地局装置Bを選択して、サブキャリアブロック3もしくはサブキャリアブロック4を通信チャネルとして利用した方が良い。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、サブキャリアブロック毎にユーザ割当を実施するシステムにおいても、通信チャネルが割り当てられる機会を増加させることができるとともに、システム全体のスループットを向上させることができる通信端末装置を提供することを目的とする。
本発明の通信端末装置は、複数のサブキャリアを用いた直交周波数分割多重方式において、複数の前記サブキャリアからなるサブキャリアブロック毎に各通信端末装置を割り当てる基地局装置と通信を行う通信端末装置であって、各基地局装置のサブキャリアブロック毎の割当可能なリソースの情報であるリソース情報を受信する受信手段と、受信信号より前記各基地局装置の前記サブキャリアブロック毎の受信品質を測定する受信品質測定手段と、前記受信手段にて受信した前記サブキャリアブロック毎の前記リソース情報及び前記受信品質測定手段にて測定た前記サブキャリアブロック毎の前記受信品質に基づいて基地局装置を選択する選択手段と、前記選択手段にて選択された基地局装置に対して、選択されたことを通知する通知手段と、を具備し、前記選択手段は、前記受信品質がしきい値以上の前記サブキャリアブロックにおける前記リソース情報の空きリソースの合計値が最大の基地局装置を選択する、又は、前記リソース情報の空きリソースがしきい値以上の前記サブキャリアブロックにおける前記受信品質の平均値が最大の基地局装置を選択する構成を採る。
本発明によれば、サブキャリアブロック毎にユーザ割当を実施するシステムにおいても、通信チャネルが割り当てられる機会を増加させることができるとともに、システム全体のスループットを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信端末装置100の構成を示すブロック図である。本実施の形態1においては、通信端末装置100が2つの異なる基地局装置の何れか一方を選択する場合について説明する。なお、2つの異なる基地局装置から選択する場合に限らず、3つ以上の任意の数の基地局装置から選択するようにしても良い。この場合には、復調部104及び復調部105と、受信SIR測定部109及び受信SIR測定部112と、スケジューリング情報検出部110及びスケジューリング情報検出部113と、割当可能リソース数算出部111及び割当可能リソース数算出部114と,SIR情報生成部117及びSIR情報生成部118とは、各々選択対象の基地局装置の数と同じ数だけ設ける。
アンテナ101は、受信した受信信号をRF受信部102へ出力するとともに、RF送信部123から入力した送信信号を送信する。
RF受信部102は、アンテナ101から入力した受信信号を無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートしてFFT(Fast Fourier Transform)部103へ出力する。
FFT部103は、RF受信部102から入力した受信信号を高速フーリエ変換して復調部104及び復調部105へ出力する。
復調部104は、FFT部103から入力した受信信号を1次復調して復調データ選択部106及び受信SIR測定部109へ出力する。
復調部105は、FFT部103から入力した受信信号を1次復調して復調データ選択部106及び受信SIR測定部112へ出力する。
復調データ選択部106は、現在通信中の基地局装置からの受信データを選択する。即ち、復調データ選択部106は、セル選択情報記憶部116から入力した、選択した基地局装置の情報であるセル選択情報に基づいて、復調部104から入力した受信信号及び復調部105から入力した受信信号の内の何れか一方の受信信号を選択する。そして、復調データ選択部106は、選択した受信信号をデジタル復調部107へ出力する。
デジタル復調部107は、復調データ選択部106から入力した受信信号を2次復調して受信データとして誤り訂正復号部108へ出力する。
誤り訂正復号部108は、デジタル復調部107から入力した受信データを誤り訂正復号して出力する。
受信品質測定手段である受信SIR測定部109は、復調部104から入力した受信信号より受信SIRをサブキャリアブロック毎に測定し、測定したサブキャリアブロック毎の受信SIRの測定値を割当可能リソース数算出部111及びSIR情報生成部117へ出力する。また、受信SIR測定部109は、受信SIRを測定した後の受信信号をスケジューリング情報検出部110へ出力する。
スケジューリング情報検出部110は、受信SIR測定部109から入力した受信信号に含まれている、サブキャリアブロック毎のリソース使用率の情報であるスケジューリング情報(リソース情報)を検出して、検出したスケジューリング情報を割当可能リソース数算出部111へ出力する。ここで、スケジューリング情報とは、サブキャリアブロック毎の割当可能なリソースの情報、即ち空きリソースの情報である。
割当可能リソース数算出部111は、受信SIR測定部109から入力した受信SIRの測定値とスケジューリング情報検出部110から入力したリソース情報に基づいて、各基地局装置の割当可能なリソース数を算出する。そして、割当可能リソース数算出部111は、算出結果をセル選択部115へ出力する。
受信品質測定手段である受信SIR測定部112は、復調部105から入力した受信信号より受信SIRをサブキャリアブロック毎に測定し、測定したサブキャリアブロック毎の受信SIRの測定値を割当可能リソース数算出部114及びSIR情報生成部118へ出力する。また、受信SIR測定部112は、受信SIRを測定した後の受信信号をスケジューリング情報検出部113へ出力する。
スケジューリング情報検出部113は、受信SIR測定部112から入力した受信信号に含まれているリソース情報を検出して、検出したリソース情報を割当可能リソース数算出部114へ出力する。
割当可能リソース数算出部114は、受信SIR測定部112から入力した受信SIRの測定値とスケジューリング情報検出部113から入力したリソース情報に基づいて、各基地局装置の割当可能なリソース数を算出する。そして、割当可能リソース数算出部114は、算出結果をセル選択部115へ出力する。なお、割当可能リソース数の算出方法の詳細については後述する。
選択手段であるセル選択部115は、割当可能リソース数算出部111から入力した算出結果と割当可能リソース数算出部114から入力した算出結果に基づいて、基地局装置を選択する。そして、セル選択部115は、選択した基地局装置の情報であるセル選択情報を、セル選択情報記憶部116へ出力するとともに、選択した基地局装置へ通知するために多重部119へ出力する。
セル選択情報記憶部116は、現在通信中の基地局装置の情報、即ちセル選択部115から入力したセル選択情報を記憶する。そして、セル選択情報記憶部116は、記憶しているセル選択情報に基づいて基地局装置より送信された信号を受信した際には、記憶しているセル選択情報を復調データ選択部106へ出力する。
SIR情報生成部117は、受信SIR測定部109から入力したサブキャリアブロック毎のSIR測定値としきい値との比較結果に基づいて、サブキャリアブロック毎の比較結果の情報であるSIR情報を所定のフォーマットにて生成する。そして、SIR情報生成部117は、生成したSIR情報を多重部119へ出力する。
SIR情報生成部118は、受信SIR測定部112から入力したサブキャリアブロック毎のSIR測定値としきい値との比較結果に基づいて、SIR情報を所定のフォーマットにて生成する。そして、SIR情報生成部118は、生成したSIR情報を多重部119へ出力する。
多重部119は、セル選択部115から入力したセル選択情報と送信データとを多重して誤り訂正符号部120へ出力する。また、多重部119は、SIR情報生成部117から入力したSIR情報と送信データとを多重するとともに、SIR情報生成部118から入力したSIR情報と送信データとを多重して誤り訂正符号部120へ出力する。
誤り訂正符号部120は、多重部119から入力した、セル選択情報が多重された送信データまたはSIR情報が多重された送信データを誤り訂正符号化してデータ変調部121へ出力する。
データ変調部121は、誤り訂正符号部120から入力した、セル選択情報を多重した送信データまたはSIR情報を多重した送信データを変調して送信信号としてIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部122へ出力する。
IFFT部122は、データ変調部121から入力した送信信号を、逆高速フーリエ変換して各サブキャリアに送信信号を割り当てる処理である周波数分割多重処理してRF送信部123へ出力する。
RF送信部123は、IFFT部122から入力した送信信号をベースバンド周波数から無線周波数にアップコンバートしてアンテナ101へ出力する。
次に、基地局装置200の構成について、図2を用いて説明する。図2は、基地局装置200の構成を示すブロック図である。多重部210、誤り訂正符号部211及びデータ変調部212は、ユーザ信号処理部216−1〜216−3を構成する。
アンテナ201は、受信した受信信号をRF受信部202へ出力するとともに、RF送信部215から入力した送信信号を送信する。
RF受信部202は、アンテナ201から入力した受信信号を無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートしてFFT部203へ出力する。
FFT部203は、RF受信部202から入力した受信信号を高速フーリエ変換してデジタル復調部204へ出力する。
デジタル復調部204は、FFT部203から入力した受信信号を復調して誤り訂正復号部205及びSIR情報検出部206へ出力する。
誤り訂正復号部205は、デジタル復調部204から入力した受信信号を誤り訂正復号して受信データとして出力する。
SIR情報検出部206は、デジタル復調部204から入力した受信信号に自局が選択されたことを示すセル選択情報が含まれている場合には、デジタル復調部204から入力した受信信号に含まれているSIR情報(受信品質情報)を検出してスケジューリングテーブル作成部207及びチャネル割当部209へ出力する。
割当可能リソース算出手段であるスケジューリングテーブル作成部207は、SIR情報検出部206から入力したSIR情報より、スケジューリングテーブルを作成する。そして、スケジューリングテーブル作成部207は、作成したスケジューリングテーブルをスケジューリング情報作成部208及びチャネル割当部209へ出力する。なお、スケジューリングテーブルの作成方法については後述する。
スケジューリング情報作成部208は、スケジューリングテーブル作成部207から入力したスケジューリングテーブルに基づいて、ハンドオーバ中の通信端末装置に送信するための、スケジューリング情報を作成する。そして、スケジューリング情報作成部208は、作成したスケジューリング情報を、各ユーザ信号処理部216−1〜216−3の多重部210へ出力する。
チャネル割当部209は、SIR情報検出部206から入力したSIR情報及びスケジューリングテーブル作成部207から入力したスケジューリングテーブルに基づいて、各ユーザに割り当てるサブキャリアブロックを決定する。そして、チャネル割当部209は、各サブキャリアブロックに割り当てたユーザの情報である割当情報を、各ユーザ信号処理部216−1〜216−3の多重部210へ出力する。
多重部210は、スケジューリング情報作成部208から入力したスケジューリング情報と、チャネル割当部209から入力した割当情報と、送信データとを多重して誤り訂正符号部211へ出力する。
誤り訂正符号部211は、多重部210から入力したスケジューリング情報が多重された送信データを誤り訂正符号化してデータ変調部212へ出力する。
データ変調部212は、誤り訂正符号部211から入力した送信データを変調して送信信号としてユーザ多重部213へ出力する。
ユーザ多重部213は、各ユーザ信号処理部216−1〜216−3のデータ変調部212から入力した送信信号に対して、各ユーザ固有の拡散符号を用いてユーザ毎に拡散処理して多重するユーザ多重を実施してユーザ多重信号を生成する。そして、ユーザ多重部213は、生成したユーザ多重信号をIFFT部214へ出力する。
IFFT部214は、ユーザ多重部213から入力したユーザ多重信号を周波数分割多重処理してRF送信部215へ出力する。
RF送信部215は、IFFT部214から入力した送信信号をベースバンド周波数から無線周波数にアップコンバートしてアンテナ201へ出力する。
次に、通信端末装置100及び基地局装置200の動作について、図3〜図5を用いて説明する。図3は、通信端末装置100及び基地局装置200−1、200−2の動作を示すシーケンス図である。また、図4は、通信端末装置100、基地局装置200−1及び基地局装置200−2から構成される通信システムを示す図である。また、図5は、通信システムを示す図である。通信端末装置100がセル#401の境界付近(ハンドオーバ領域)に位置し、ある時間において基地局装置200−1がカバーする領域であるセル#401に属する場合について説明する。また、図5に示すように、基地局装置200−1と基地局装置200−2の上位には基地局装置200−1及び基地局装置200−2を管理する制御局501があり、制御局501は通信ネットワーク502に接続されている。なお、図3〜図5において、通信端末装置100は図1と同一構成であり、基地局装置200−1及び基地局装置200−2は図2と同一構成である。
最初に、基地局装置200−1は、通信端末装置100に対して既知信号を送信し(ステップST301)、基地局装置200−2は、通信端末装置100に対して既知信号を送信する(ステップST302)。
次に、既知信号を受信した通信端末装置100は、受信SIR測定部109にて、基地局装置200−1から送信された既知信号を用いて受信SIRを測定し、受信SIR測定部112にて、基地局装置200−2から送信された既知信号を用いて受信SIRを測定する。
次に、通信端末装置100は、SIR情報生成部117にて、測定した受信SIRとしきい値とをサブキャリアブロック毎に比較する。受信SIRとしきい値との比較は、(1)式を用いて行う。
Figure 0004703253
即ち、SIR情報生成部117は、測定した受信SIRがしきい値以上の場合には「1」と判定し、測定した受信SIRがしきい値未満の場合には「0」と判定する。そして、SIR情報生成部117は、(1)式を用いて判定した結果を、所定のフォーマットのSIR情報として生成する。図6は、SIR情報を示す図である。SIR情報生成部117は、所定の通信帯域に含まれる複数のサブキャリアブロックについて、サブキャリアブロック毎に「1」または「0」の判定結果を挿入する。例えば、図6の場合には、サブキャリアブロック1は「0」であり、サブキャリアブロック2は「1」であるというように設定する。各サブキャリアブロックの判定結果には各々1ビット使用するので、SIR情報のビット数は、基地局装置に受信SIRを報告するサブキャリアブロック数と同じになる。通信端末装置100は、基地局装置200−1と基地局装置200−2に対して、図6のようなSIR情報を各々生成する。
次に、通信端末装置100は、SIR情報生成部117にて生成したSIR情報を基地局装置200−1へ送信し(ステップST303)、SIR情報生成部118にて生成したSIR情報を基地局装置200−2へ送信する(ステップST304)。
次に、SIR情報を受信した基地局装置200−1は、スケジューリングテーブル作成部207にて、スケジューリングテーブルを作成する。基地局装置200−1は、実際には、複数の通信端末装置から送信された受信SIRを受信するため、スケジューリングテーブル作成部207は、複数の通信端末装置毎及びサブキャリアブロック毎のSIR情報を用いてスケジューリングテーブルを作成する。なお、スケジューリングテーブルの作成方法及びスケジューリング情報の生成方法は、基地局装置200−1と基地局装置200−2とで同一であるので、以下の説明においては、基地局装置200−1の場合のみについて説明する。
図7は、スケジューリングテーブルを示す図である。なお、図7において、サブキャリアブロックはSCBと記載する。例えば、サブキャリアブロック1において、通信端末装置100−2及び通信端末装置100−n等が基地局装置200−1を選択しており、基地局装置200−1を選択した通信端末装置の合計、即ち、各通信端末装置のSIR情報における「1」の合計値は「3」になる。また、サブキャリアブロック2において、通信端末装置100−1、通信端末装置100−2及び通信端末装置100−n等が基地局装置200−1を選択しており、基地局装置200−1を選択した通信端末装置の合計、即ち、各通信端末装置のSIR情報における「1」の合計値は「5」になる。このようにして、スケジューリングテーブル作成部207は、サブキャリアブロック毎に「1」の合計値を求める。MC−CDMマルチユーザシステムでは、ユーザ多重は拡散符号で行う。例えば、各サブキャリアブロックのサブキャリア数が16、及び拡散率SF=16である場合、各サブキャリアブロックは最大16ユーザまで通信チャネルを割当てることができる。また、各サブキャリアブロックにおける「1」の合計値は、トラヒック量の指標となる。サブキャリアブロック毎に拡散率の異なるシステムでは、「1」の合計値を拡散率で正規化すれば良い。
次に、基地局装置200−1は、スケジューリング情報作成部208にて、スケジューリング情報を作成する。図8は、スケジューリング情報を示す図である。図7より、基地局装置200−1については、サブキャリアブロック1については「1」の合計値は「3」であり、サブキャリアブロック2については「1」の合計値は「5」であるというように、全てのサブキャリアブロックについての「1」の合計値をスケジューリング情報とする。このとき、「1」の合計値は瞬時値もしくは過去の一定時間(区間)における平均値を用いる。例えば、各サブキャリアブロックに対して最大16ユーザまで通信チャネルを割当てることができる場合には、サブキャリアブロック1については16から3を減算した結果である13ユーザに対して通信チャネルを割り当てることができ、サブキャリアブロック2については16から5を減算した結果である11ユーザに対して通信チャネルを割り当てることができる。したがって、サブキャリアブロック1の空きリソースは13であり、サブキャリアブロック2の空きリソースは11になる。
次に、基地局装置200−1は、図8の基地局装置200−1のスケジューリング情報を送信し(ステップST305)、基地局装置200−2は、図8の基地局装置200−2のスケジューリング情報を送信する(ステップST306)。
次に、スケジューリング情報を受信したハンドオーバ中の通信端末装置100は、受信SIR測定部109及び受信SIR測定部112にて、サブキャリアブロック毎に受信SIRを測定する。また、通信端末装置100は、通信チャネルに用いるサブキャリアブロックを決定するために、割当可能リソース数算出部111及び割当可能リソース数算出部114にて、受信SIRが既定しきい値γth2(第二しきい値)以上のサブキャリアブロックのみを対象とした割当可能リソース数を各セルに対して算出する。即ち、割当可能リソース数算出部111及び割当可能リソース数算出部114は、サブキャリアブロック毎の受信SIRが既定しきい値γth2以上のサブキャリアブロックの空きリソースの合計値を基地局装置毎に算出する。基地局装置mの割当可能リソース数の合計値N resourceは、(2)式に従って算出する。
Figure 0004703253
次に、通信端末装置100は、セル選択部115にて、割当可能リソース数の合計値N resourceが最大となるセル、即ち基地局装置を選択する。このようにして選択された基地局装置、即ちセル(キャンプオンしたセル)は、割当てられる通信チャネルの受信SIRがすべて既定しきい値γth2となるため、ハンドオーバ後も高品質伝送を行うことができる。
次に、通信端末装置100は、基地局装置200−1のセル選択情報を基地局装置200−1へ送信し(ステップST307)、基地局装置200−2のセル選択情報を基地局装置200−2へ送信する(ステップST308)。
次に、セル選択情報を受信した基地局装置200−1及び基地局装置200−2は、チャネル割当部209にて、セル選択情報を参照して自局が選択されている場合には送信ON/OFFをサブキャリアブロック毎に判定する。なお、セル選択情報を受信した基地局装置200−1及び基地局装置200−2は、セル選択情報を参照して自局が選択されていない場合には送信ON/OFFの判定は行わない。
そして、基地局装置200−1は、自局を選択した通信端末装置に対して、所定の品質を満たすサブキャリアブロックを用いて送信信号を送信し(ステップST309)、基地局装置200−2は、自局を選択した通信端末装置に対して、所定の品質を満たすサブキャリアブロックを用いて送信信号を送信する(ステップST310)。
このように、本実施の形態1によれば、各通信端末装置は、サブキャリアブロック毎の受信SIR及びリソース情報に基づいて基地局装置を選択することにより、受信SIRがしきい値以上のサブキャリアブロックの中で空きリソースが多い基地局装置を選択することができるので、各通信端末装置に対して通信チャネルが割り当てられる機会を増加させることができるとともに、システム全体のスループットを向上させることができる。また、本実施の形態1によれば、受信SIRが既定しきい値γth2以上のサブキャリアブロックのみを対象とした割当可能リソース数を各セルに対して算出するので、処理に要する時間を短縮することができるとともに通信端末装置を割り当てる処理を軽減することができる。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2に係る通信端末装置900の構成を示すブロック図である。
本実施の形態2に係る通信端末装置900は、図1に示す実施の形態1に係る通信端末装置100において、図9に示すように、割当可能リソース数算出部111及び割当可能リソース数算出部114を除き、リソース保証算出部901及びリソース保証算出部902を有する。なお、図9においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。また、基地局装置の構成は図2と同一構成であるので、その説明は省略する。
受信SIR測定部109は、復調部104から入力した受信信号より受信SIRをサブキャリアブロック毎に測定し、測定したサブキャリアブロック毎の受信SIRの測定値をリソース保証算出部901及びSIR情報生成部117へ出力する。また、受信SIR測定部109は、受信SIRを測定した後の受信信号をスケジューリング情報検出部110へ出力する。
スケジューリング情報検出部110は、受信SIR測定部109から入力した受信信号に含まれている、サブキャリアブロック毎のリソース使用率の情報であるスケジューリング情報を検出して、検出したスケジューリング情報をリソース保証算出部901へ出力する。
リソース保証算出部901は、受信SIR測定部109から入力した受信SIRの測定値とスケジューリング情報検出部110から入力したスケジューリング情報に基づいて、各基地局装置のリソース保証を算出する。そして、リソース保証算出部901は、算出結果をセル選択部115へ出力する。
受信SIR測定部112は、復調部105から入力した受信信号より受信SIRをサブキャリアブロック毎に測定し、測定したサブキャリアブロック毎の受信SIRの測定値をリソース保証算出部902及びSIR情報生成部118へ出力する。また、受信SIR測定部112は、受信SIRを測定した後の受信信号をスケジューリング情報検出部113へ出力する。
スケジューリング情報検出部113は、受信SIR測定部112から入力した受信信号に含まれているスケジューリング情報を検出して、検出したスケジューリング情報をリソース保証算出部902へ出力する。
リソース保証算出部902は、受信SIR測定部112から入力した受信SIRの測定値とスケジューリング情報検出部113から入力したスケジューリング情報に基づいて、各基地局装置のリソース保証を算出する。そして、リソース保証算出部902は、算出結果をセル選択部115へ出力する。
セル選択部115は、リソース保証算出部901から入力した算出結果とリソース保証算出部902から入力した算出結果に基づいて、基地局装置を選択する。そして、セル選択部115は、選択した基地局装置の情報であるセル選択情報を、セル選択情報記憶部116へ出力するとともに、選択した基地局装置へ通知するために多重部119へ出力する。
次に、リソース保証の算出方法について説明する。リソース保証算出部901及びリソース保証算出部902は、空きリソースが既定しきい値γth3(第三しきい値)以上の基地局装置の中から、平均受信SIRを算出する。各基地局装置におけるリソース保証SIRλ SNRは(3)式を用いて算出する。
Figure 0004703253
そして、セル選択部115は、(3)式により求めた平均受信SIRが最大の基地局装置を選択する。以上により、選択された基地局装置(キャンプオンしたセル)は、割当てられる通信チャネルの空きリソースがすべて既定閾値γth3となるため、ハンドオーバ後に通信チャネルが割当てられる確率が高くなり、且つ、高品質伝送を実現することができる。なお、通信端末装置900及び基地局装置の動作については、リソース保証を求める以外は上記実施の形態1の同一であるので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態2によれば、受信SIR及びスケジューリング情報に基づいて基地局装置を選択するので、サブキャリアブロック毎にユーザ割当を実施するシステムにおいても、通信チャネルが割り当てられる機会を増加させることができるとともに、システム全体のスループットを向上させることができる。また、本実施の形態2によれば、リソースが既定しきい値γth3以上のサブキャリアブロックのみを対象としたリソース保証を各セルに対して算出するので、処理に要する時間を短縮することができるとともにサブキャリアブロックを割り当てる処理を軽減することができる。
(実施の形態3)
図10は、本発明の実施の形態3に係る通信端末装置1000の構成を示すブロック図である。
本実施の形態3に係る通信端末装置1000は、図1に示す実施の形態1に係る通信端末装置100において、図10に示すように、全無線帯域受信SIR計算部1001及び全無線帯域受信SIR計算部1002を追加する。なお、図10においては、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。また、基地局装置の構成は図2と同一構成であるので、その説明は省略する。
受信SIR測定部109は、復調部104から入力した受信信号より受信SIRをサブキャリアブロック毎に測定し、測定したサブキャリアブロック毎の受信SIRの測定値を割当可能リソース数算出部111、SIR情報生成部117及び全無線帯域受信SIR計算部1001へ出力する。また、受信SIR測定部109は、受信SIRを測定した後の受信信号をスケジューリング情報検出部110へ出力する。
全無線帯域受信SIR計算部1001は、受信SIR測定部109から入力した各サブキャリアブロックの受信SIRを用いて、各サブキャリアブロックを含む無線帯域全体の受信SIRを計算する。例えば、全無線帯域受信SIR計算部1001は、受信SIR測定部109から入力した各サブキャリアブロックの受信SIRを平均することにより全無線帯域の受信SIRを求める。そして、全無線帯域受信SIR計算部1001は、計算した全無線帯域の受信SIRの計算結果を割当可能リソース数算出部111へ出力する。
割当可能リソース数算出部111は、受信SIR測定部109から入力した受信SIRの測定値、スケジューリング情報検出部110から入力したリソース情報及び全無線帯域受信SIR計算部1001から入力した全無線帯域の受信SIRの計算結果に基づいて、各基地局装置の割当可能なリソース数を算出する。具体的には、割当可能リソース数算出部111は、全無線帯域受信SIR計算部1001から入力した全無線帯域の受信SIRの計算結果としきい値(第一しきい値)とを比較して、全無線帯域の受信SIRの計算結果がしきい値以上であれば基地局装置の割当可能なリソース数を算出し、全無線帯域の受信SIRの計算結果がしきい値未満であれば基地局装置の割当可能なリソース数を算出しない。そして、割当可能リソース数算出部111は、割当可能なリソース数を算出した場合には、算出結果をセル選択部115へ出力する。
受信SIR測定部112は、復調部105から入力した受信信号より受信SIRをサブキャリアブロック毎に測定し、測定したサブキャリアブロック毎の受信SIRの測定値を割当可能リソース数算出部114、SIR情報生成部118及び全無線帯域受信SIR計算部1002へ出力する。また、受信SIR測定部112は、受信SIRを測定した後の受信信号をスケジューリング情報検出部113へ出力する。
全無線帯域受信SIR計算部1002は、受信SIR測定部112から入力した各サブキャリアブロックの受信SIRを用いて、各サブキャリアブロックを含む全無線帯域の受信SIRを計算する。例えば、全無線帯域受信SIR計算部1002は、受信SIR測定部112から入力した各サブキャリアブロックの受信SIRを平均することにより全無線帯域の受信SIRを求める。そして、全無線帯域受信SIR計算部1002は、計算した全無線帯域の受信SIRの計算結果を割当可能リソース数算出部114へ出力する。
割当可能リソース数算出部114は、受信SIR測定部112から入力した受信SIRの測定値、スケジューリング情報検出部113から入力したリソース情報及び全無線帯域受信SIR計算部1002から入力した全無線帯域の受信SIRの計算結果に基づいて、各基地局装置の割当可能なリソース数を算出する。具体的には、割当可能リソース数算出部114は、全無線帯域受信SIR計算部1002から入力した全無線帯域の受信SIRの計算結果としきい値(第一しきい値)とを比較して、全無線帯域の受信SIRの計算結果がしきい値以上であれば基地局装置の割当可能なリソース数を算出し、全無線帯域の受信SIRの計算結果がしきい値未満であれば基地局装置の割当可能なリソース数を算出しない。そして、割当可能リソース数算出部114は、割当可能なリソース数を算出した場合には、算出結果をセル選択部115へ出力する。
セル選択部115は、割当可能リソース数算出部111から入力した算出結果と割当可能リソース数算出部114から入力した算出結果に基づいて、基地局装置を選択する。この際、セル選択部115は、割当可能リソース数算出部111及び割当可能リソース数算出部114の何れか一方または両方から算出結果が入力しない場合には、算出結果が入力しない基地局装置を選択対象から除外する。そして、セル選択部115は、選択した基地局装置の情報であるセル選択情報を、セル選択情報記憶部116へ出力するとともに、選択した基地局装置へ通知するために多重部119へ出力する。なお、通信端末装置1000及び基地局装置の動作は、全無線帯域の受信SIRがしきい値以上である基地局装置を選択対象にする以外は上記実施の形態1と同一であるので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態3によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、全無線帯域の受信SIRが低い、即ち通信端末装置から遠い基地局装置が選択対象のアクティブセットの基地局装置に加わる確率を低減することができ、結果として、上りリンクの所要電力を低減することができる。
なお、本実施の形態3は実施の形態2に適用することが可能である。即ち、全無線帯域受信SIR計算部1001及び全無線帯域受信SIR計算部1002を図9に設けることができる。これにより、全無線帯域の受信SIRがしきい値未満の基地局装置のリソース保証を、リソース保証算出部901及びリソース保証算出902から出力しないようにすることができる。
上記実施の形態1〜実施の形態3において、受信SIRを用いて基地局装置を選択するとともに受信SIR情報を用いてスケジューリング情報を生成することにしたが、これに限らず、RSSI等の任意の受信品質を示す測定値を用いて基地局装置の選択及びスケジューリング情報の生成を行うことができる。また、上記実施の形態1〜実施の形態3において、受信SIR及びリソースの余裕度の何れか一方を用いて選択対象の基地局装置を絞り込んだ後に受信SIR及びリソース余裕度の何れか他方を用いて基地局装置を選択することにしたが、これに限らず、選択対象の基地局装置を絞り込まずに、全てのサブキャリアブロックについてサブキャリアブロック毎に受信SIRとリソースの余裕度との両方を用いて基地局装置を順次選択するようにしても良い。
本発明にかかる通信端末装置は、例えばMC−CDMマルチユーザ通信システムに用いるのに好適である。
本発明の実施の形態1に係る通信端末装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る基地局装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る通信端末装置及び基地局装置の動作を示すシーケンス図 本発明の実施の形態1に係る通信システムを示す図 本発明の実施の形態1に係る通信システムを示す図 本発明の実施の形態1に係るSIR情報を示す図 本発明の実施の形態1に係るスケジューリングテーブルを示す図 本発明の実施の形態1に係るスケジューリング情報を示す図 本発明の実施の形態2に係る通信端末装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る通信端末装置の構成を示すブロック図 FCSの動作原理を示す図 各サブキャリアブロックの受信SIRを示す図 各サブキャリアブロックの使用リソース数を示す図
符号の説明
100 通信端末装置
102 RF受信部
103 FFT部
104、105 復調部
106 復調データ選択部
107 デジタル復調部
108 誤り訂正復号部
109、112 受信SIR測定部
110、113 スケジューリング情報検出部
111、114 割当可能リソース数算出部
115 セル選択部
116 セル選択情報記憶部
117、118 SIR情報生成部
119 多重部
120 誤り訂正符号部
121 データ変調部
122 IFFT部
123 RF送信部

Claims (2)

  1. 複数のサブキャリアを用いた直交周波数分割多重方式において、複数の前記サブキャリアからなるサブキャリアブロック毎に各通信端末装置を割り当てる基地局装置と通信を行う通信端末装置であって、
    各基地局装置のサブキャリアブロック毎の割当可能なリソースの情報であるリソース情報を受信する受信手段と、
    受信信号より前記各基地局装置の前記サブキャリアブロック毎の受信品質を測定する受信品質測定手段と、
    前記受信手段にて受信した前記サブキャリアブロック毎の前記リソース情報及び前記受信品質測定手段にて測定した前記サブキャリアブロック毎の前記受信品質に基づいて基地局装置を選択する選択手段と、
    前記選択手段にて選択された基地局装置に対して、選択されたことを通知する通知手段と、
    を具備し、
    前記選択手段は、前記受信品質がしきい値以上の前記サブキャリアブロックにおける前記リソース情報の空きリソースの合計値が最大の基地局装置を選択する、又は、前記リソース情報の空きリソースがしきい値以上の前記サブキャリアブロックにおける前記受信品質の平均値が最大の基地局装置を選択することを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記受信品質測定手段は、前記サブキャリアブロック毎の前記受信品質の他に前記サブキャリアブロックを含む無線帯域全体の受信品質を測定し、
    前記選択手段は、前記受信品質測定手段にて測定された前記無線帯域全体の前記受信品質が前記しきい値以上の基地局装置であるアクティブセット基地局装置を選択するとともに、選択した前記アクティブセット基地局装置の中から前記リソース情報及び前記サブキャリアブロック毎の前記受信品質に基づいて基地局装置を選択することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
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