JP5037368B2 - 温度検出装置及び方法、並びに回路 - Google Patents

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本発明は温度検出装置及び方法、並びに回路に関し、特に所定の処理を実行する回路内に設けられた前記処理の少なくとも一部に関与するスイッチング素子の温度を検出する温度検出装置及び方法、並びに前記温度検出装置を備える回路に関する。
従来、FET(Field effect transistor(電界効果トランジスタ))などのスイッチング素子の温度を検出する場合には、スイッチング素子が固定されているヒートシンクや基板上に設けられた温度検出素子(サーミスターなど)を用いて、スイッチング素子の温度を間接的に検出することとしていた。
この方法において高精度な温度検出を行うためには、温度検出素子をスイッチング素子に極力近接させて配置するのが好ましい。しかしながら、スイッチング素子から温度検出素子(サーミスターなど)までの距離には物理的限界があり、取り付け位置や方法によっては、温度差や熱が伝わるまでの時間差などが発生するおそれがある。このように温度差や時間差が発生する場合、短時間で発生する急激な温度変化を検出するのには不向きであり、このことがスイッチング素子の破損を招く原因となりかねない。
かかる理由から、スイッチング素子の性能のうち検出温度に関する性能については、マージンを大きく設けておく必要があり、これにより、製品の安全性確保のためのコストアップが必要となる。
また最近では、温度測定専用素子をMOS−FETで実現し、制御する方法(例えば特許文献1参照)や、温度検出用素子をダイオードで実現し、この素子を使って温度補償を掛ける方法(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
特開平9−133587号公報 特開2003−68980号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に記載の発明では、回路内のスイッチング素子とは別に、温度検出用素子を設ける必要があり、コストの上昇を招くおそれがある。また、特許文献1に記載の発明をパワーアンプやスイッチング電源に適用した場合、負荷の変動(例えば、音楽信号によるレベル変動)によって、ドレイン電流が常に変化するため、その変化が温度によるものか、負荷の変化によるものかを判断することができず、正確な温度検出が不可能である。
そこで、本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、温度検出用の素子等を別途設けること無くスイッチング素子の温度を算出することができ、かつ、負荷の変化にかかわらずスイッチング素子の温度を正確に算出することが可能な温度検出装置及び方法、並びにスイッチング素子の破損を抑制することが可能な回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の温度検出装置は、所定の処理を実行する回路内に設けられた前記処理の少なくとも一部に関与するスイッチング素子の温度を検出するものであり、前記スイッチング素子のドレイン−ソース間に印加される電圧値を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段による電圧検出と同一のタイミングで前記スイッチング素子のドレイン端子に入力される電流値を検出する電流検出手段と、前記電圧値と電流値とを用いて前記スイッチング素子の抵抗値を算出し、当該抵抗値に基づいて前記スイッチング素子の温度を算出する温度算出手段と、を備えることを特徴とする。
これによれば、スイッチング素子のドレイン−ソース間に印加される電圧値と、スイッチング素子のドレイン端子に入力される電流値とを、同一タイミングで検出し、それらを用いて算出される抵抗値から、スイッチング素子の温度を算出するので、別途温度検出用の素子等を設けること無く、スイッチング素子の温度を算出することができる。また、スイッチング素子のドレイン端子に入力される電流値が、負荷の変化によって変動しても、そのときのスイッチング素子の抵抗値を正確に算出することができるので、スイッチング素子の温度を正確に算出することが可能となる。
この場合において、前記温度算出手段は、前記スイッチング素子の抵抗値と温度との関係を示すテーブルを用いて、前記スイッチング素子の抵抗値を算出することができる。かかる場合には、スイッチング素子の抵抗値を算出することで、スイッチング素子の温度を簡易に算出することが可能である。
本発明の温度検出装置では、前記温度算出手段は、前記スイッチング素子がオン状態のタイミングで検出された電圧値及び電流値を用いて、前記スイッチング素子の温度を算出することができる。かかる場合には、スイッチング素子がオン状態にあるときにのみ検出された値を用いることで、スイッチング素子の抵抗値及び温度を正確に算出することが可能となる。
この場合において、前記温度算出手段は、前記スイッチング素子のゲート端子に入力される信号に基づいて、前記スイッチング素子がオン状態か否かを判断することができる。この場合において、前記温度算出手段は、前記スイッチング素子がオン状態とオフ状態との間で遷移する遷移期間においては、前記スイッチング素子の温度の算出を実行しないこととすることができる。かかる場合には、正確な温度算出を実現できる。
本発明の温度検出装置では、前記電流検出手段は、前記スイッチング素子のドレイン端子に設けられた抵抗値が既知である負荷と、前記負荷に印加された電圧を検出する負荷電圧検出手段と、前記負荷に印加された電圧と前記負荷の抵抗値とを用いて前記スイッチング素子のドレイン端子に入力される電流値を算出する電流算出手段と、を有することとすることができる。
本発明の回路は、スイッチング素子を備え、所定の処理を実行するものであり、前記スイッチング素子の温度を検出する本発明の温度検出装置と、前記温度検出装置の検出結果に基づいて、前記スイッチング素子に印加する電圧を制御する制御手段と、を備える回路である。
これによれば、温度検出用の素子を別途設けること無くスイッチング素子の温度を算出することができ、かつ、負荷の変化にかかわらずスイッチング素子の温度を正確に算出することが可能な温度検出装置を備えているので、当該算出された温度を用いてスイッチング素子の動作を制御することで、スイッチング素子の破損等を抑制することができる。
この場合において、前記所定の処理は、電力増幅処理及びスイッチング電源としての処理のいずれかであることとすることができる。
本発明の温度計測方法は、所定の処理を実行する回路内に設けられた前記処理の少なくとも一部を実行するスイッチング素子の温度を計測するものであり、前記スイッチング素子のドレイン−ソース間に印加される電圧値を検出するステップと、前記電圧検出ステップと同一のタイミングで前記スイッチング素子のドレイン端子に入力される電流値を検出するステップと、前記検出された電圧値と電流値とを用いて前記スイッチング素子の抵抗値を算出するステップと、前記スイッチング素子の抵抗値に基づいて前記スイッチング素子の温度を算出するステップと、を含むことを特徴とする。
これによれば、スイッチング素子のドレイン−ソース間に印加される電圧値と、スイッチング素子のドレイン端子に入力される電流値とを、同一タイミングで検出し、それらを用いて算出される抵抗値から、スイッチング素子の温度を算出するので、温度検出用の素子等を別途設けること無く、スイッチング素子の温度を算出することができる。また、スイッチング素子のドレイン端子に入力される電流値が、負荷の変化によって変動しても、そのときのスイッチング素子の抵抗値を正確に算出することができるので、スイッチング素子の温度を正確に算出することが可能となる。
本発明によれば、温度検出用の素子を別途設けること無くスイッチング素子の温度を算出することができ、かつ、負荷の変化にかかわらずスイッチング素子の温度を正確に算出することが可能な温度検出装置及び方法、並びにスイッチング素子の破損を抑制することが可能な回路を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の車載用パワーアンプ100を示している。この車載用パワーアンプは、デジタル・アンプ10と、電源回路20とを有している。
デジタル・アンプ10は、入力信号を1ビット・パルス信号に変換するパルス幅変調器(PWM)(不図示)と、出力パワースイッチ回路のシュート・スルー電流を無くすためのデッド・タイム生成回路(不図示)と、図2に示すスイッチング周波数が高く大きなピーク電流を供給するためのゲートドライバ12と、パルス信号で出力段パワーMOSFETスイッチ(以下、単に「MOSFETスイッチ」と呼ぶ)14A,14BをON,OFFする電力スイッチ16と、パルス信号を平滑してアナログ信号に戻してスピーカに出力する出力段ローパス・フィルタ(不図示)とを備えている。
また、電源回路20は、図3に示すように、電源用スイッチングMOSFET22A,22Bを有する電源用スイッチング機構24と、変圧器26とを備えている。
図4は、本実施形態の車載用パワーアンプ100に含まれるFET(ここでは、MOSFETスイッチ14Aであるものとする)の温度検出を行うための温度検出装置30の構成を概略的に示している。この図4に示すように、MOSFETスイッチ14Aのドレイン端子には、抵抗値Rが既知である負荷(抵抗)32が設けられている(なお、実際には図2の回路中に抵抗32が組み込まれる)。
温度検出装置30は、抵抗32に印加される電圧VRを検出する電圧(VR)検出部34と、電圧値VRから抵抗32(及びMOSFETスイッチ14Aのドレイン端子)を流れる電流値Iを算出する電流値算出部36と、MOSFETスイッチ14Aのドレイン−ソース間に印加される電圧VRDS(on)を検出する電圧(VRDS(on))検出部38と、電流値Iと電圧値VRDS(on)とからMOSFETスイッチ14Aのドレイン−ソース間の抵抗値RDS(on)を算出するRDS(on)算出部40と、抵抗値RDS(on)に基づいてMOSFETスイッチ14Aの温度を算出するとともに、その温度に基づいてMOSFETスイッチ14Aの保護処理を実行するか否かを判断する温度算出/保護処理判断部42と、を有している。
上記構成のうち電圧(VR)検出部34及び電圧(VRDS(on))検出部38は、例えばA/D変換器又は比較器(コンパレータ)などから構成されている。また、電流値算出部36、RDS(on)算出部40及び温度算出/保護処理判断部42は、マイコンにより構成されている。
電流値算出部36は、電圧(VR)検出部34において検出された電圧(VR)と既知の抵抗値Rとを用いて、オームの法則から、電流値I(=VR/R)を算出する。また、RDS(on)算出部40は、電流値算出部36において算出された電流値Iと、電圧(VRDS(on))検出部38において電圧(VR)検出部34の検出と同一タイミングで検出された電圧VRDS(on)とを用いて、抵抗値RDS(on)(=VRDS(on)/I)を算出する。
ここで、ドレイン−ソース間の抵抗値RDS(on)とMOSFETスイッチ14Aの温度との間には、図5に示すような関係があることが知られている。したがって、温度算出/保護処理判断部42は、RDS(on)算出部40による算出結果(抵抗値RDS(on))と、図5のグラフ(テーブル)とに基づいて、MOSFETスイッチ14Aの温度を算出(決定)する。また、温度算出/保護処理判断部42は、算出された温度に基づいて、MOSFETスイッチ14Aを保護する処理を実行するか否かを判断する。この場合の処理としては、例えば、温度が所定の閾値を超えた場合において、MOSFETスイッチ14Aが破損しないように電圧値等を変更したりする処理が挙げられる。
ところで、MOSFETスイッチ14Aの動作はスイッチング動作でありこの動作による遷移期間においては抵抗値RDS(on)が変化することから、当該期間には正確な温度を算出することができないことが予想される。また、MOSFETスイッチ14AがOFF動作のとき(OFF期間)には、電流が流れていない状態であるため、そのときの電圧VRDS(on)を用いて算出された抵抗値RDS(on)では正確な温度を算出できないことが予想される。
したがって、本実施形態では、RDS(on)算出部40において、ゲートドライバ12から出力されるパルス信号VGS(図6参照)をモニタし、遷移期間及びOFF期間に検出されたデータを用いた抵抗値RDS(on)及び温度の算出(決定)を行わないようにする。換言すれば、ON期間の間に同一タイミングで検出された電圧VR,VRDS(on)のみを用いて、抵抗値RDS(on)及び温度の算出を行う。
ここで、遷移期間は、OFF状態から信号レベルが上昇し始めてから、所定時間t(機器ごとに予め定められているものとする)と定義することができる。したがって、本実施形態では、RDS(on)算出部40は、パルス信号の上昇開始から所定時間tが経過するまでをタイマ等で計測することにより、その時間tの間に検出された電圧値を用いないような制御を実行する。また、ON期間か否かの判断においては、MOSFETスイッチ14Aの特性(例えば、turn on delay、rise timeなど)を考慮することとしても良い。
図7には、本実施形態におけるマイコン(具体的には、電流値算出部36、RDS(on)算出部40、温度算出/保護処理判断部42)の処理シーケンスを示すフローチャートを示す。以下、この図7に基づいて、マイコンの処理シーケンスについて簡単に説明する。
ステップS10では、電流値算出部36が、電圧(VR)検出部34において検出された電圧VRに基づいて、電流値Iを算出する。次いで、ステップS12では、RDS(on)算出部40が、ゲートドライバ12から出力されるパルス信号VGSに基づいて、ON期間であるか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS10に戻り、再度電流値Iを算出する。一方、ステップS12の判断が肯定された場合には、ステップS14に移行し、RDS(on)算出部40が、電圧(VRDS(on))検出部38において検出された電圧VRDS(on)と、電流値Iとに基づいて、抵抗値RDS(on)を算出する。次いで、ステップS16では、温度算出/保護処理判断部42が、抵抗値RDS(on)と図5の関係(テーブル)とに基づいて、MOSFETスイッチ14Aの温度を算出し、ステップS18において、その温度が保護処理が必要な温度であるか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS10に戻り、肯定された場合には、ステップS20において前述した保護処理を実行した後、ステップS10に戻る。このような処理を繰り返し実行することにより、ON期間におけるMOSFETスイッチ14Aの温度検出が継続的に行われるので、温度が急激に変化した場合であっても、早急に保護処理を実行することが可能である。
なお、図7のフローチャートにおいては、ステップS12の判断をステップS10の前に実行することとしても良い。この場合、ステップS12の判断が肯定された場合にのみ、電流値算出部36による電流値Iの算出を実行する。
なお、上記の説明では一方のMOSFETスイッチ14Aを例に挙げて説明したが、これに限らず、他方のMOSFETスイッチ14Bや電源用スイッチングMOSFET22A,22Bにおいても、同様の温度計測及び保護処理を実行することが可能である。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、MOSFETスイッチ14Aなどのスイッチング素子のドレイン−ソース間に印加される電圧値VRDS(on)と、スイッチング素子のドレイン端子に入力される電流値Iとを、同一タイミングで検出し、それらを用いて算出される抵抗値RDS(on)から、スイッチング素子の温度を算出するので、別途温度検出用の素子等を設けなくても、スイッチング素子の温度を算出(検出)することができる。すなわち、温度検出用の素子(サーミスター)を設ける場合には、図8(a)、図8(b)に示すように、サーミスターを可能な限りスイッチング素子に近づけることにより、温度検出の正確性を確保する必要があったが、サーミスターとスイッチング素子とを近づけるには物理的な限界があり、取り付け位置や方法によっては検出精度が大きく変動するため、正確な温度検出を行うことが困難であった。しかしながら、本実施形態では、抵抗値RDS(on)に基づいてスイッチング素子そのものの温度を検出(算出)するので、温度を高精度に算出することができる。また、本実施形態では、スイッチング素子のドレイン端子に入力される電流値が負荷の変化(例えば、音楽信号によるレベル変化)によって変動しても、そのときのスイッチング素子の抵抗値RDS(on)を正確に算出することができるので、この点からも、スイッチング素子の温度を高精度に算出することが可能である。
また、本実施形態によると、スイッチング素子がオン状態にある場合にのみ検出された電圧値を用いて(スイッチング素子がオフ状態及び遷移状態にある場合に検出された電圧値は用いずに)、スイッチング素子のオン状態を算出するので、この点からも、スイッチング素子の温度を高精度に計測することが可能である。
なお、上記実施形態では、図4の構成の一部(電流値算出部36、RDS(on)算出部40及び温度算出/保護処理判断部42)がマイコンにより構成された場合について説明したが、これに限らず、その他ハードウェア(例えばコンパレータなど)により構成することとしても良い。
なお、上記実施形態では、車載用パワーアンプ100内に設けられたMOSFET(スイッチング素子)の温度計測に、本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、その他の装置に設けられたMOSFETなど種々のスイッチング素子の温度計測にも、本発明を適用することとしても良い。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
一実施形態に係る車載用パワーアンプを示すブロック図である。 デジタル・アンプの一部の構成を示す図である。 電源回路の異物の構成を示す図である。 温度検出装置の具体的構成を示すブロック図である。 MOSFETスイッチの抵抗値と温度との関係を示すグラフである。 MOSFETスイッチがON期間、遷移期間、OFF期間にある場合の電圧VRDS(on)とパルス信号VGSを示す図である。 温度検出装置を構成するマイコンの処理シーケンスを示すフローチャートである。 比較例を示す図である。
符号の説明
10 デジタル・アンプ(回路)
14A 出力段パワーMOSFETスイッチ(スイッチング素子)
30 温度検出装置
32 抵抗(負荷)
34 電圧(VR)検出部(電流検出手段の一部、負荷電圧検出手段)
36 電流値算出部(電流検出手段の一部、電流算出手段)
38 電圧(VRDS(on))検出部(電圧検出手段)
40 RDS(on)算出部(温度算出手段の一部)
42 温度算出/保護処理判断部(温度算出手段の一部、制御手段)

Claims (9)

  1. 所定の処理を実行する回路内に設けられた前記処理の少なくとも一部に関与するスイッチング素子の温度を検出する温度検出装置であって、
    前記スイッチング素子のドレイン−ソース間に印加される電圧値を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段による電圧検出と同一のタイミングで前記スイッチング素子のドレイン端子に入力される電流値を検出する電流検出手段と、
    前記電圧値と電流値とを用いて前記スイッチング素子の抵抗値を算出し、当該抵抗値に基づいて前記スイッチング素子の温度を算出する温度算出手段と、を備える温度検出装置。
  2. 前記温度算出手段は、
    前記スイッチング素子の抵抗値と温度との関係を示すテーブルを用いて、前記スイッチング素子の抵抗値を算出することを特徴とする請求項1に記載の温度検出装置。
  3. 前記温度算出手段は、
    前記スイッチング素子がオン状態のタイミングで検出された電圧値及び電流値を用いて、前記スイッチング素子の温度を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の温度検出装置。
  4. 前記温度算出手段は、
    前記スイッチング素子のゲート端子に入力される信号に基づいて、前記スイッチング素子がオン状態か否かを判断することを特徴とする請求項3に記載の温度検出装置。
  5. 前記温度算出手段は、
    前記スイッチング素子がオン状態とオフ状態との間で遷移する遷移期間においては、前記スイッチング素子の温度の算出を実行しないことを特徴とする請求項4に記載の温度検出装置。
  6. 前記電流検出手段は、
    前記スイッチング素子のドレイン端子に設けられた抵抗値が既知である負荷と、
    前記負荷に印加された電圧を検出する負荷電圧検出手段と、
    前記負荷に印加された電圧と前記負荷の抵抗値とを用いて前記スイッチング素子のドレイン端子に入力される電流値を算出する電流算出手段と、を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の温度検出装置。
  7. スイッチング素子を備え、所定の処理を実行する回路において、
    前記スイッチング素子の温度を検出する請求項1〜6のいずれか一項に記載の温度検出装置と、
    前記温度検出装置の検出結果に基づいて、前記スイッチング素子に印加する電圧を制御する制御手段と、を備える回路。
  8. 前記所定の処理は、電力増幅処理及びスイッチング電源としての処理のいずれかであることを特徴とする請求項7に記載の回路。
  9. 所定の処理を実行する回路内に設けられた前記処理の少なくとも一部を実行するスイッチング素子の温度を計測する温度計測方法であって、
    前記スイッチング素子のドレイン−ソース間に印加される電圧値を検出するステップと、
    前記電圧検出ステップと同一のタイミングで前記スイッチング素子のドレイン端子に入力される電流値を検出するステップと、
    前記検出された電圧値と電流値とを用いて前記スイッチング素子の抵抗値を算出するステップと、
    前記スイッチング素子の抵抗値に基づいて前記スイッチング素子の温度を算出するステップと、を含む温度検出方法。
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