JP5037351B2 - 多入力多出力無線通信ネットワークにおいてアンテナを選択するための方法 - Google Patents

多入力多出力無線通信ネットワークにおいてアンテナを選択するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、包括的には多入力多出力(MIMO)無線通信システムに関し、より詳細には、MIMOシステムにおいてアンテナを選択することに関する。
多入力多出力(MIMO)技法は、無線ネットワークの分散環境において、システム容量を大幅に高めることができる。しかしながら、典型的なシステムでは、各送信/受信アンテナが、変調器/復調器、AD/DAコンバータ、アップ/ダウンコンバータおよび電力増幅器を含む、無線周波数(RF)回路系統(chain)を別個に必要とするので、アンテナの数が増えると、ハードウエアが複雑になると共にコストが高くなる。さらに、アンテナの数が増えると、ベースバンドにおける処理も複雑になる。
アンテナ選択(AS)は、複数のアンテナによって与えられる容量/ダイバーシティの増加をそのまま利用しながら、RF回路系統の数を減らすことができる。その概念は、ある所定の判定基準に従って、完全なチャネル行列から部分行列を選択することである。アンテナ選択を実行するために、トレーニングフレームを送信し、完全なチャネル状態情報(CSI)を測定することによって、完全なチャネル行列が推定される。トレーニングフレームは、同じ物理層パケット内で、または複数のパケットによって送信することができる。
これまで、これらのASトレーニングフレームを送信または受信する際に、アンテナ選択を行うデバイスは、種々のアンテナサブセットを複数のRF回路系統に切り替えて、対応するサブチャネル行列を推定する。その選択は、推定されたサブチャネル行列から構成される完全なチャネル行列に基づく。
しかしながら、従来のアンテナ選択方式は、1つのアンテナに対する1つのRF回路系統それぞれの取り得る接続が、増幅利得および位相シフトの両方に関する影響を含む、1つの固有のRF応答をもたらすという事実を無視している。データ送信および受信のために用いられる選択されたアンテナが、トレーニング中に用いられるRF回路系統とは異なるRF回路系統に接続されることがあるので、その結果として、状況によっては、アンテナを選択する場合に、歪みが避けられなくなる。
データ伝送段階において、選択されたアンテナに関連付けられる実際のチャネルが、トレーニング段階において用いられるチャネルと同じでないことがある。この現象は、RFインバランス(RF imbalance)問題として知られている。
MIMOシステムにおいて、RFインバランス問題を補正することが望ましい。
本発明の実施の形態は、RFインバランス問題を緩和する、アンテナ選択のための解決策を提供する。第1の解決策は、従来の方式のように互いに素なサブセットの代わりに、全ての取り得るアンテナサブセットでトレーニングする。オーバーヘッドが大きくなるのを避けるために、第2の解決策が較正手順を規定し、歪みを補正する。
システム概要
図1は、本発明の1つの実施の形態によるMIMO通信システムを示す。そのシステムは、第1の局(STA A)110と、第2の局(STA B)120と、無線チャネル130とを含む。いずれの局も、受信モードまたは送信モードにおいて動作することができる。一般的に、データを送信する局は、送信局または送信機と呼ばれ、データを受信する局は、受信局または受信機と呼ばれる。データは、ベースバンド信号を用いて送信および受信される。
これ以降、「セット(組)」は、1つまたは複数の要素を含むものと定義され、「サブセット」内の要素の数は、対応するセット(組)内の要素の数以下である。
各局は、いずれもスイッチ114によって1組のアンテナ113に接続される、1組の受信(Rx)RF回路系統111と、1組の送信(Tx)RF回路系統112とを含む。一般的に、MIMOデバイスでは、アンテナの数は、RF回路系統の数よりも多い。それゆえ、本明細書において記述されるアンテナ選択(AS)トレーニング段階中に、本発明の1つの実施の形態による方法によって、1組の利用可能な全アンテナから、アンテナのサブセットが選択される(115)。その選択方法は、送信機または受信機のいずれかによって開始することができ、その選択は、送信機および/または受信機において行うことができる。
情報交換段階
図示されないが、初期情報交換段階中に、それらの局は、RF回路系統の数、アンテナの数およびアンテナ選択のタイプについての情報を交換する。詳細には、フィードバックパケットに含まれる情報のタイプ(たとえば、情報が用いられるべきアンテナのインデックスであるか否か)、および/または全(瞬時)チャネル状態情報(CSI)、および/または平均チャネル状態情報が、その段階中に、あるいは別法では、フィードバックパケットの一部として送信される。
トレーニング段階およびデータ伝送段階
図2において包括的に示されるように、各ASトレーニングサイクルは、アンテナ選択トレーニング段階201およびデータ伝送段階202から構成される。そのサイクルは、周期的に繰り返すことができるか、またはチャネル環境が変化するのに応じて繰り返すことができる。各ASトレーニング段階201において、いくつかのASトレーニングフレーム211が送信される。各フレームは、選択されることになるアンテナの1つのサブセットから送信され、かつ/またはそのサブセットによって受信される。アンテナ選択210は、完全なアンテナ行列に基づく。完全なアンテナ行列は、ASトレーニングフレーム211から推定されるサブチャネル行列の組み合わせから推定される。選択されたアンテナは、データ伝送段階202中にデータフレーム212が送信される前に、スイッチ114によってRF回路系統に接続される。現在のアンテナサブセットが選択されてからかなりの時間が経ったときに、または所定の時間間隔が経過した後に、別のアンテナ選択サイクルを開始することができる。
アンテナ選択を用いるMIMOシステムのためのシステムモデル
従来のアンテナ選択を用いるMIMOシステムでは、送信局Aは、NA_SS個の送信RF回路系統と共に1組のN個のアンテナを有し、受信局Bは、NB_SS個の受信RF回路系統と共に1組のN個のアンテナを有する。データ伝送段階202において、フラットフェージングチャネルにおいて送信される信号と受信される信号との間の関係は、以下のように表すことができる。
Figure 0005037351
ただし、rは、NB_SS×1受信信号ベクトルであり、sは、NA_SS×1送信信号ベクトルであり、H(〜)A→Bは、物理的なチャネル応答、並びに送信RF応答および受信RF応答の影響を含むN×N等価チャネル行列である(ここで、(〜)は、かっこの前の記号の上部に〜が付加されることを意味する)。
雑音ベクトルnは、分散Nを有する、独立同一分布(i.i.d)ゼロ平均循環複素(zero-mean circular complex)ガウス確率変数であるN×1個のエントリを有する。Fは、N×NA_SS送信アンテナ選択行列であり、Fは、N×NB_SS受信アンテナ選択行列である。FおよびFは、両方とも単位行列の部分行列である。アンテナ選択後の等価チャネル行列は、下式のようなNB_SS×NA_SS行列であり、それはチャネル行列H(〜)A→Bの部分行列である。
Figure 0005037351
上付きの「H」は、共役転置を意味し、それは、本明細書において、受信機による選択の場合に用いられる。
およびFを決定することによって、チャネルの容量および信号対雑音比(SNR)が最適化される。一方の側のアンテナ選択だけが考慮される場合には、FおよびFのうちの一方は、単位行列に等しく、RF回路系統の対応する数は、アンテナの数に等しい。
アンテナ選択は、送信RF回路系統の各出力信号を、選択された送信アンテナに切り替えることによって、または選択された受信アンテナの各入力信号を受信RF回路系統に切り替えることによって実行される。送信される/受信される信号を変調/復調するために必要とされるRF回路系統の数は、利用可能な送信/受信アンテナの全数よりも少ない。それゆえ、システムのコストが削減される。
従来のアンテナ選択方式は、データ伝送段階における等価チャネルH(〜)A→BがRF応答によって引き起こされる影響を含むという事実を無視する。具体的には、その影響は、以下のように表される。
Figure 0005037351
ただし、HA→Bは、STA Aの送信アンテナとSTA Bの受信アンテナとの間の「実際の」伝搬チャネルである。CA,Tx(F)は、N×N対角行列であり、そのi番目の対角要素[CA,Tx(F)]iiは、i番目の送信アンテナに対応するRF応答を収集し、それはアンテナ選択行列Fの関数である。
内のi番目の行が全て0である場合には、i番目のアンテナは選択されず、[CA,Tx(F)]ii=0である。Fのi番目の行およびl番目の列にある要素が1である場合には、データ伝送段階において、i番目のアンテナが選択され、l番目の送信RF回路系統に接続される。[CA,Tx(F)]ii=αli (Tx)は、送信RF回路系統lおよびアンテナiの接続に対応するRF応答の振幅および位相シフトの両方を特徴付ける複素数である。
それゆえ、CA,Tx(F)では、NA_SS個の0以外の対角要素が存在する。Fのj番目の行およびl番目の列にある要素が1である場合には、CB,Rx(F)も同様に、[CB,Rx(F)]jj=βli (Rx)と定義される。
m番目の従来のアンテナ選択トレーニング段階では、送信される信号と受信される信号との間の関係は、以下のように表すことができる。
Figure 0005037351
ただし、sA,tは、いずれの局においてもわかっているNA_SS×1トレーニングベクトルであり、rB,tは、STA BにおけるNB_SS×1受信トレーニングベクトルであり、T(m)およびT(m)は、m番目のASトレーニングフレーム内の切替行列であり、その値は、予め決定されており、m番目のアンテナサブセットに対するRF回路系統の接続を示す。これら全てのアンテナサブセットは、互いに排他的である。たとえば、N=4、NA_SS=2、N=2、NA_SS=2であり、TA(1)とTA(2)が下式の値である場合には、全部で以下のMで表される数のトレーニングフレームが存在する。
Figure 0005037351
その際、STA Bは、M個のサブチャネル行列を組み合わせることによって、完全なチャネル行列を推定することができ、それは、AS計算のために用いられる。結果として、トレーニングフレームmからのチャネル推定誤差を無視することによって、推定されたサブチャネル行列は、以下のようになる。
Figure 0005037351
そして、ASは、以下の推定された完全なチャネル行列に基づく。
Figure 0005037351
ただし、対角行列C’A,Txは、全て0以外の対角要素を含み、i番目のアンテナがm番目のトレーニングフレームによってトレーニングされる場合には、[C’A,Txii=[CA,Tx(T(m))]iiである。各アンテナは、一度だけトレーニングされ、C’B,Rxも同様に定義される。
RFインバランス
RFインバランスによって引き起こされるアンテナ選択の歪みは、以下のように表すことができる。アンテナ選択は、推定された完全な行列H(〜)’A→Bに基づき、すなわち、ある特定のAS判定基準Xを用いるとき、その選択は、以下のように表すことができる。
Figure 0005037351
上記の式によれば、下式で表されるN個の選択されるべき取り得るアンテナサブセットが存在する。
Figure 0005037351
しかしながら、データ伝送段階において、FA,opt、FB,optが選択される場合には、等価チャネルは、以下のようになる。
Figure 0005037351
X(Heq)は、トレーニング段階におけるRF応答とデータ伝送段階におけるRF応答との間の差に起因して最適でないことがある。それゆえ、選択{FA,opt,FB,opt}は、実際には準最適であるかもしれない。
=4、NA_SS=2、N=2、NA_SS=2の上記の例では、すなわち、STA AだけがASを行う場合には、F=T=Iであるので、CB,Rxは、常に一定である。その際、選択は、以下の行列に基づく。
Figure 0005037351
データ伝送段階において、STA Aでアンテナ1および3が選択される場合には、以下のようになる。
Figure 0005037351
明らかに、α13 (Tx)≠α23 (Tx)によって歪みが生じ、送信アンテナ1および3は、最適な選択ではないかもしれない。
アンテナ接続マッピングルールに対するRF回路系統
従来の選択過程を改善するために、本発明では、以下の接続マッピングルールを用いる。RF回路系統は、対応するRF回路系統インデックスを有し、アンテナは、対応するアンテナインデックスを有する。任意の選択されたアンテナサブセットの場合に、アンテナに対するRF回路系統の接続は、以下のようになる。一般性を失うことなく、RF回路系統インデックスが「小さい方」のRF回路系統が常に、アンテナインデックスが「小さい方」のアンテナに接続される。たとえば、上記の例では、STA Aにおいてアンテナ1および3が選択される場合には、送信RF回路系統1がアンテナ1に接続され、送信RF回路系統2がアンテナ3に接続される。
その接続マッピングルールによれば、ASトレーニング段階201およびデータ伝送段階202において、STA AにおけるアンテナサブセットとRF回路系統との接続は、全部でNA_SS×(N−NA_SS+1)個あり、全ての取り得るRF応答は、下式(1)のように表すことができる。
Figure 0005037351
たとえば、上記のN=4、NA_SS=2の事例では、全ての取り得るRF応答は、以下のものを含む。
Figure 0005037351
全部で2×3=6個の取り得るa(Tx) liの値がある。上記の接続マッピングルールは、RF応答を考慮に入れない従来のアンテナ選択方式と比べて、性能損失を全く導入しないことに留意願いたい。
RFインバランスを考慮するアンテナ選択
RFインバランス問題のための1つの解決策は、従来技術の場合のようにアンテナの互いに素なサブセットだけでなく、アンテナの全ての取り得るサブセットと組み合わせて全ての回路系統をトレーニングすることである。結果として、上記の接続マッピングルールによれば、各ASトレーニング段階201において、送信RF回路系統に接続されるアンテナの取り得るサブセット毎に1つの、N個のトレーニングフレームが存在する。m番目の取り得るサブセットが選択される場合、すなわち、FA,opt=T(m)、FB,opt=T(m)である場合には、トレーニングフレームmおよびデータ伝送段階のいずれにおいても、推定されるサブチャネル行列は、以下のようになる。
Figure 0005037351
したがって、ASトレーニング段階201とデータ伝送段階202との間に歪みはない。この方式の欠点は、N>Mであるので、トレーニングオーバーヘッドが大きいことである。
アンテナ選択のための較正
さらに、RFインバランス問題を緩和するために、較正を実行することができる。RF応答は、経時的に環境、たとえば周波数、温度などの変化と共に変化するので、RF応答は、常に求めることができるとは限らない。それゆえ、無線による較正過程を用いることができる。その較正過程は、稀にしか、たとえば、環境が変化するときにしか行われることができないので、較正のためのオーバーヘッドは、小さい。
送信アンテナ選択のための較正
図3は、送信機(STA A)がアンテナ選択を行う際の較正手順を示す。STA110が、以下の送信RF回路系統およびアンテナ接続でトレーニングフレーム301を送信する。
Figure 0005037351
すなわち、送信RF応答は、式(1)の1番目の行に等しい。このトレーニングフレームを受信すると、STA B120は、対応するサブチャネル行列H(〜)’A→B(1)を推定する(310)。
STA Aが、他の(N−NA_SS)トレーニングフレーム302を送信し、その各フレームにおいて、アンテナに対するRF回路系統の接続は、式(1)の対応する行に従う。これらのトレーニングフレームを受信すると、STA B120は、対応するサブチャネル行列H(〜)’A→B(2)〜H(〜)’A→B(N−NA_SS+1)を推定する(310)。
全ての(N−NA_SS+1)トレーニングフレーム301および302を受信した後に、STA Bは、全ての推定されたサブチャネル行列をSTA Aにフィードバックする(320)。STA Aは、STA Bからフィードバックされる全ての推定されたサブチャネル行列に基づいて、RFインバランスTX補正係数を求める(330)。
>NB_SSであり、かつSTA Bも受信アンテナ選択を行う場合には、全ての(N−NA_SS+1)トレーニングフレームを受信するとき、STA Bは、所定の受信RF回路系統にそれぞれ接続される、所定の受信アンテナのサブセットを使用する。
補正係数は、チャネル推定誤差を無視することによって、以下のように求められる。
Figure 0005037351
ただし、下式は、は全てのRF応答を含む等価チャネルを表す。
Figure 0005037351
そして、hA→B、nBiは、送信アンテナiから、受信RF回路系統lに接続される受信アンテナnへの実際の物理的なチャネル係数である。それゆえ、βlBnB (Rx)は、STA Bにおける対応する受信RF応答であり、同様に、αli (Tx)は、送信アンテナiおよび送信RF回路系統lを接続する場合のSTA Aにおける送信RF応答である。
H(〜)’A→B(2)〜H(〜)’A→B(N−NA_SS+1)は、式(1)の対応する行に従って、異なる送信RF回路系統およびアンテナ接続に基づいて同様に表すことができる。
式(1)と同様に、いかなる場合でも、STA Aにおけるアンテナ2は、RF回路系統1または2にだけ接続することができる。その後、所定のnの場合に、以下の計算を行うことができる。
Figure 0005037351
ただし、l=1および2、k12=1である。その際、k12は、補正係数として用いられ、それは、l番目のRF回路系統がアンテナ2に接続されるときには必ず、l番目のRF回路系統から送信されるベースバンドストリームに乗算される。それゆえ、ASトレーニング段階201およびデータ伝送段階202において、アンテナ2から送信される結果として、STA Aにおいてα12 (Tx)の送信RF応答が生じる。
同様に、i番目の送信アンテナの場合に、以下の式が成り立つ。
Figure 0005037351
ただし、Lは、式(1)において定義されるような、アンテナiに接続されることが可能である1組のRF回路系統インデックスである。その際、RF回路系統lがアンテナiに接続されるときには、必ずkliが適用され、アンテナiから送信される結果として、αmin{Li}i (Tx)の対応する送信RF応答が生じる。特別な事例として、送信アンテナ1およびNは、常に、それぞれRF回路系統lおよびNA_SSに接続されるので、アンテナ1およびNのための補正は、不要である。I=N−1まで同じ計算を行うことによって、かつその結果を適用することによって、いつでも、等価な完全チャネル行列は、以下のように表すことができる。
Figure 0005037351
そして、STAのためのASトレーニング段階とデータ伝送段階との間に、歪みはない。これらの補正係数は、ASトレーニング段階およびデータ伝送段階の両方において適用され、FまたはT(m)内の補正係数を、対応する補正係数によって置き換えることと同じであることに留意願いたい。
上記の計算は、NB_SS回繰り返すことができる。ただし、n=1...NB_SSである。その後、結果として生成されるNB_SS組の補正係数は、ある時間にわたって平均され、チャネル推定誤差の影響を小さくすることができる。
受信アンテナ選択のための較正
図4は、受信機(STA B)120がアンテナ選択を行うときの較正手順を示す。受信RF回路系統および受信アンテナに対応する全ての取り得るRF応答は、下式(2)のとおりである。
Figure 0005037351
STA B120が、較正トレーニング要求(CTRQ)401をSTA A110に送信し、それは、受信局が要求する数のトレーニングフレーム410(N−NB_SS+1)を含む。
STA Aは、所定の1組の送信アンテナから(N−NB_SS+1)個のトレーニングフレーム410を送信することによって応答する。STA Bは、式(2)の対応する行において定義される受信RF回路系統および受信アンテナ接続を用いることによって、各トレーニングフレームを受信し、対応するサブチャネル行列を推定する(420)。
全ての(N−NB_SS+1)個のトレーニングフレーム410を受信した後に、STA B120は、全ての推定されたサブチャネル行列に基づいて、RFインバランス受信(Rx)補正係数を求める(430)。これは、送信アンテナ選択の場合と同様にして求められる。受信アンテナj、およびl∈Lの場合に、以下の式が成り立つ。
Figure 0005037351
ただし、h(〜)’A→B、jんA (lj)は、送信アンテナ回路系統lに接続される任意の送信アンテナnから、STA Bにおける受信RF回路系統lと受信アンテナjとの接続に対応する、受信アンテナjへの推定されるチャネル係数であり、Lは、式(2)において定義されるような、アンテナjに接続されることになる1組のRF回路系統インデックスである。補正係数λijは、STA Bにおいてl番目の受信RF回路系統がアンテナjに接続されるときには、必ず、そのRF回路系統によって受信されるベースバンドストリームに乗算され、結果として、ASトレーニング段階またはデータ伝送段階において、アンテナjによって受信されるとき、βmin{Lj}j (Rx)の対応する受信RF応答が生じる。等価な完全チャネル行列は、以下のように表すことができる。
Figure 0005037351
それゆえ、STA BにおいてASトレーニング段階とデータ伝送段階との間に、歪みはない。これらの補正係数は、ASトレーニング段階およびデータ伝送段階の両方において適用され、FまたはT(m)内の補正係数を、対応する補正係数によって置き換えることと同じである。
上記の計算は、NA_SS回繰り返すことができる。ただし、n=1・・・NA_SSである。結果として生成されるNA_SS組の補正係数は、ある時間にわたって平均され、チャネル推定誤差の影響を小さくすることができる。
両方の局がアンテナ選択を実行するとき、それらの較正は、相次いで実行することができる。第1の局、すなわち、送信局または受信局のいずれかが較正を完了した後に、第1の局は、所定のRF回路系統にそれぞれ接続する所定のアンテナサブセットを用いて、第2の局の較正を助ける。結果として、決められた較正手順(複数可)後に、完全な等価チャネル行列は、以下のようになる。
Figure 0005037351
それは、常に、一定の送信RF応答および受信RF応答を含む。その後、アンテナ選択トレーニングを、歪みを生じることなく、従来のようにして行うことができる。各ASトレーニング段階では、M個のトレーニングフレームしか必要ではなく、互いに排他的なアンテナサブセットによって、トレーニング信号が送信および/または受信される。
上記の送信AS較正手順または受信AS較正手順は、通常の送信/受信ASトレーニング段階において行うこともでき、その場合には、RFインバランスを考慮することなく、互いに素なアンテナサブセットによって、複数の連続したASトレーニングフレームが送信または受信される。一例は、2005年11月21日に米国受理官庁において、Gu他によって出願され、参照により本明細書において援用される、PCT特許出願PCT/US2005/042358号「Method for Selecting Antennas and Beams in MIMO Wireless LANs」において記述されるASトレーニング方式である。そうするために、連続したトレーニングフレームの数が、較正計算のために必要とされる数に等しくなるように変更される。たとえば、N=NB_SSであり、送信AS較正のための式(1)のRF回路系統/アンテナ接続制約がある場合には、この数は、[N/NA_SS]ではなく、N−NA_SSである。
送信AS較正の場合、図3のSTA Aは、式(1)によるRF回路系統接続で、アンテナサブセットからN−NA_SS+1個の較正トレーニングフレームを送信する。STA Bは、通常のASトレーニングフレームとして、これらのフレームを取り扱う。すなわち、STA Bは、それらのフレームからサブチャネル行列を推定し、完全チャネル行列をフィードバックする。最後に、STA Aが、送信補正係数を計算する。
受信AS較正の場合、図4のSTA Bが、STA Aに、通常のASトレーニング要求によって要求される較正トレーニングフレームの数を通知する。その後、STA Aは、これらのトレーニングフレームが、通常の受信ASトレーニングのために用いられるか、受信AS較正のために用いられるかを知ることなく、対応する数のASトレーニングフレームを送信することによって応答する。STA Bは、式(2)によるRF回路系統接続で、そのアンテナサブセットによってこれらのフレームを受信し、サブチャネル行列を推定する。最後に、STA Bが、受信補正係数を求める。
そのようにして、その較正手順は、新たな信号方式プロトコルを導入することはない。
バリエーション
上記の過程は、システムが、直交周波数分割多重(OFDM)ネットワークのように、周波数選択性である場合に適用することができる。OFDMネットワークでは、上記のトレーニングまたは較正手順は、サブキャリア毎に、またはサブキャリアのグループ毎に行われる。
それぞれ選択されるアンテナサブセットが、所定の順序で、RF回路系統に接続される場合、そのASトレーニング過程は、各ASトレーニング段階において、さらに多くのトレーニングフレームを用いて、それぞれ取り得るRF回路系統およびアンテナ接続に対応するサブチャネル行列を推定する。また、その較正手順は、それぞれ取り得る接続を補償するだけの十分なトレーニングフレームを送信し、たとえば、STA Aにおける送信機の較正において、任意のRF回路系統が任意のアンテナに接続することができる場合には、L={1,2,・・・,NA_SS},∀であり、それゆえ、α2i (Tx)・・・αNA_SSi (Tx)は全て、任意のRF回路系統とアンテナiとの接続が常に送信RF応答αli (Tx)を導くように補正される必要がある。
その較正手順において、特定のアンテナに接続されるRF回路系統のための補償を、αmin{Li}i x)またはβmin{Lj}j (Rx)以外の係数に関して適用することもできる。任意の送信または受信アンテナが等価チャネルに対して一定のRF応答をもたらたす任意の較正手順を用いることができる。
その較正手順は、異なるRF回路系統およびアンテナ接続、すなわち、スイッチ位置によって、異なる振幅および位相応答が生じるという事実に基づく。一方、そのスイッチが、その位置によっていかなる歪みも導入しない場合、すなわち、任意の特定のRF回路系統に関して、種々のアンテナへのその接続の結果として、概ね同一のRF応答が生じる、すなわち、全てのアンテナが、そのRF回路系統との類似の整合特性を有する場合には、その較正手順を簡単にすることができる。
具体的には、RFインバランスがRF回路系統の異なる応答によってのみ引き起こされるので、これが成り立つ。上記の接続順序の制約が適用されるにしても、されないにしても、全てのRF回路系統を一度だけ較正すれば十分である。その場合、第1のトレーニングフレームでは、アンテナiに第1のRF回路系統を接続し、その後、第2のトレーニングフレームを送信または受信するためにアンテナiに第2のRF回路系統を接続し、・・・、最後のトレーニングフレームにおいて、同じアンテナに最後のRF回路系統を接続する。
最後に、全ての測定されたサブチャネル行列をフィードバックした後に、送信機において、α1i (Tx)・・・αNA_SSi (Tx)が、それぞれただ1つの送信アンテナで、1つの一定の値に対して補償されるか、または全ての測定されるサブチャネル行列に基づいて、受信機において、β1i (Rx)・・・βNB_SSi (Rx)が、それぞれただ1つの受信アンテナで、1つの一定の値に対して直に補償される。このシナリオでは、RFインバランス問題は、RF回路系統の間の差によってのみ引き起こされ、アンテナiで、RF回路系統が補償される結果として、全ての他のアンテナに接続されても歪みが生じない。
本発明の一実施形態によるMIMOシステムのブロック図である。 本発明の一実施形態によるアンテナ選択サイクルのブロック図である。 送信局によって開始されるトレーニングおよび較正のブロック図である。 受信局によって開始されるトレーニングおよび較正のブロック図である。

Claims (14)

  1. 複数の局を含む多入力多出力無線通信ネットワークにおいてアンテナを選択するための方法であって、前記局は、それぞれ、1組の送信RF回路系統および1組の受信RF回路系統を含み、該RF回路系統はそれぞれ、1組のアンテナに接続することができ、
    前記1組の送信RF回路系統は、各トレーニングフレームを送信する間に、接続マッピングルールに従って前記アンテナのサブセットに接続され、第1の局から第2の局に、前記1組のアンテナの取り得るサブセット毎に1つのトレーニングフレームを送信することと、
    前記第2の局において、フレーム毎にサブチャネル行列を推定することと、
    前記サブチャネル行列を組み合わせて、完全なチャネル行列を得ることと、
    前記完全なチャネル行列に従って、前記アンテナの特定のサブセットを選択することと、および
    前記第1の局から前記第2の局までデータを送信するために、前記選択された特定のアンテナサブセットに前記1組の送信RF回路系統を接続することと
    を含み、
    前記RF回路系統は、RF回路系統インデックスを有し、かつかつ前記アンテナは、アンテナインデックスを有し、RF回路系統インデックスが小さい方のRF回路系統は、常に、アンテナインデックスが小さい方のアンテナに接続される
    複数の局を含む多入力多出力無線通信ネットワークにおいてアンテナを選択するための方法。
  2. 前記サブチャネル行列を前記第2の局から前記第1の局までフィードバックすることと、
    前記第1の局において、前記推定されたサブチャネル行列に基づいて、送信RFインバランス補正係数を求めることと、および
    前記第1の局において前記サブチャネル行列を組み合わせることと、
    前記完全なチャネル行列および前記送信RFインバランス補正係数に従って、特定のアンテナサブセットを選択することと
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. ベースバンド信号を、前記1組の送信RF回路系統および前記選択された特定のアンテナサブセットに対応する前記RFインバランス補正係数と乗算することをさらに含み、前記ベースバンド信号は、前記送信データを搬送する請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2の局において、前記推定されたサブチャネル行列に基づいて、受信RFインバランス補正係数を求めることおよびと、
    前記第2の局において前記サブチャネル行列を組み合わせることと
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記送信データを受信するために、前記第2の局において、前記完全なチャネル行列に従って、前記1組の受信RF回路系統に接続される特定のアンテナサブセットを選択することと
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  6. ベースバンド信号を、該ベースバンド信号が受信されるRF回路系統およびアンテナの前記接続に対応する前記RFインバランス補正係数と乗算することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記接続が一定のベースバンドRF応答を有するように、チャネル状態情報を用いて、l番目のRF回路系統とi番目のアンテナとの間の接続のための送信RFインバランス補正係数を求めることをさらに含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記接続が一定のベースバンドRF応答を有するように、チャネル状態情報を用いて、l番目のRF回路系統とj番目のアンテナとの間の接続のための受信RFインバランス補正係数を求めることをさらに含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2の局から前記第1の局まで、較正トレーニング要求を送信することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  10. 前記送信RFインバランス補正係数を、ある時間にわたって平均することをさらに含む請求項2に記載の方法。
  11. 前記受信RFインバランス補正係数を、ある時間にわたって平均することをさらに含む請求項4に記載の方法。
  12. 前記ネットワークは、直交周波数分割多重(OFDM)ネットワークである請求項1に記載の方法。
  13. 前記OFDMネットワークのサブキャリア毎に1つの較正手順を実行することをさらに含む請求項12に記載の方法。
  14. 前記推定されたサブチャネル行列に基づいて、RFインバランス補正係数を求めることをさらに含む請求項1に記載の方法。
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