JP5037194B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技情報を表示可能な表示画面を前方へ向けて遊技機の前面に設けた表示装置と、表示装置の前方に配置され、表示画面を開閉可能な開閉装置とを備えた遊技機に関する。
遊技機としてのスロットマシンにおいて、遊技機前面に設けられ、各種遊技情報を表示可能な表示装置の前面に、左右方向へ直線移動可能な複数の扉部材を設け、遊技状況に応じて、各扉部材を駆動装置により左右方向へ移動させることにより、表示装置の表示画面を遮蔽したり開放したりして、多彩な演出を行い得るようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−40413号公報
上述のような遊技機においては、各扉部材をそれぞれ独立して開閉移動させるには、各扉部材毎に対応する複数の駆動装置が必要となる。この場合、駆動装置は、コスト低減の観点から、部品共用化が最大限に図られ、かつ誤組付けを防止し得る構成を有するものが最適である。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたもので、駆動装置における部品共用化を最大限に図ることができ、かつ誤組付けを防止することができるようにした遊技機を提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)遊技情報を表示可能な表示画面を前方へ向けて遊技機の前面に設けた表示装置と、前記表示装置の前方に配置され、前記表示画面を開閉可能な開閉装置とを備えた遊技機において、前記開閉装置は、前記表示画面を挟んで左右方向へ移動することにより、前記表示画面を遮蔽及び開放可能な左右の前扉部材及び前記前扉部材の後方に重畳して配置される左右の後扉部材と、前記各扉部材の上、下部を、それぞれ左右方向へ移動可能に支持する上、下側ガイドを設けたベース部材と、左右の前記前扉部材をそれぞれ左右方向へ移動させるための左右の第1駆動装置と、左右の前記後扉部材をそれぞれ左右方向へ移動させるための左右の第2駆動装置とを備え、前記後扉部材の下端部には、前記下側ガイドに前後方向の移動が規制されつつ、左右方向へ摺動可能に係合する下部スライド部と、同じく下部の後面に左右方向のラックとを設け、前記前扉部材の上端部には、後方へ突出形成され前記後扉部材の上方を通った突出片を設け、当該突出片の後端部に左右方向のラック、及び前記突出片の上部に前記上側ガイドに、前後方向の移動が規制されつつ、左右方向へ摺動可能に係合する上部スライド部をそれぞれ設け、前記第1駆動装置は、駆動力を前記前扉部材の前記ラックに噛合することにより、前記前扉部材の前記ラックに伝達可能なピニオンを有し、前記第2駆動装置は、駆動力を前記後扉部材の前記ラックに噛合することにより、前記後扉部材に伝達可能な前記第1駆動装置のピニオンと同形状のピニオンを有し、左右の前記第1駆動装置を、前記ベース部材における上部の左右両側に取り付けて前記前扉部材の前記ラックに前記ピニオンを噛合させ、また、左右の前記第2駆動装置を、下の左右両側に取り付けて前記後扉部材の前記ラックに前記ピニオンを噛合させるとともに、左右の前記第1駆動装置同士、及び左右の第2駆動装置同士をそれぞれ左右対称構造とし、また、左右方向における同じ側に配置される第1、2駆動装置同士を上下対称構造とする。
(2)上記(1)項において、前記各駆動装置は、前記ベース部材の裏面に固定されるブラケットと、前記ブラケットに取り付けられるモータと、前記ブラケットに回転自在に支持される前記ピニオンとをそれぞれ有する。
(3)上記(2)項において、前記各駆動装置における各ピニオンは、前記ベース部材に設けた開口から前記ベース部材の表面側に露出して、前記各ラックに噛合する。
本発明によれば、次のような効果が奏せられる。
請求項1記載の発明によると、左右の第1駆動装置同士、及び左右の第2駆動装置同士をそれぞれ左右対称構造とし、また、左右方向における同じ側に配置される第1、2駆動装置同士を上下対称構造としたことにより、各駆動装置の部品共用化を最大限に図ることができるとともに、駆動装置のベース部材に対する誤組付けを防止することができる。
請求項2記載の発明によると、駆動装置のブラケット以外の部品のモータ及びピニオンの共用化を可能にすることができ、コストの低減を図ることができる。
請求項3記載の発明によると、各駆動装置をベース部材の裏面に設けた場合であっても、ピニオンをラックに対して確実に噛合させることができる。
図1は、本発明を適用した遊技機の斜視図、図2は、表示ユニットの正面図、図3は、表示ユニットの裏面図、図4は、表示枠を外した状態の表示ユニットの正面図である。なお、以下の説明においては、図1における左斜め下方、図2、4における図面手前及び図3における図面奥を「前方」とし、図1における右斜め上方、図2、4における図面奥及び図3における図面手前を「後方」とし、図1における左斜め上方、図2、4における左方及び図3における右方を「左方」とし、また、図1における右斜め下方、図2、4における右方及び図3における左方を「右方」とする。
遊技機(スロットマシン)1は、外周面に複数種類の図柄が描かれた左、中、右3個の回転リール2及びその他の各種遊技機器を収容した筐体3と、筐体3の前面に開閉可能に設けられた合成樹脂製の前扉4を備え、遊技媒体をなす円板状のメダル(コインも含む)を、前扉4の前面右側に設けたメダル投入部20に投入することによって所定のゲームが行われるものである。
遊技機1の遊技は、遊技者がメダルをメダル投入部20に投入するか、または、前扉3の前面に設けられたベットボタン21により予め投入したメダル枚数を電気的に記憶されたクレジット状態のメダルの賭数を設定した後、スタートレバー22を操作して、全ての回転リール2を回転させることによって開始される。
回転リール2が回転して所定時間が経過した後、前扉4の前面に設けられた3個のストップボタン23を順次操作して、各回転リール2の回転を停止させ、停止した3個の回転リール2の図柄の組み合わせにより、入賞の有無、及び賞の大小に応じたメダルの配当枚数が確定され、入賞した場合には、予め定めた枚数のメダルが前扉4の下部に設けたメダル受皿41に払い出される。
前扉4における前面のほぼ中央には、各回転リール2の図柄を3こまずつ視認可能な透視窓42が設けられ、また同じく上部には、表示ユニット5が設けられている。
図5は、斜め前方から見た表示ユニット5の分解斜視図、図6は、斜め後方から見た表示ユニット5の分解斜視図、図7は、開閉装置の斜視図、図8は、図2におけるVIII−VIII線縦断面図、図9は、要部の拡大縦断面図である。
表示ユニット5は、遊技状況に応じて、光源が点灯、点滅したり、後述の表示画面71に各種遊技情報を表示させたり、表示画面71を遮蔽したり開放したりして遊技を演出するものであり、前扉4の前面上部に固定される合成樹脂製の表示枠6と、遊技状況に応じた遊技情報を表示可能な表示画面71を有する表示装置7と、遊技状況に応じて表示画面71を開閉する開閉装置8と、開閉装置8に動力を伝達するための左右の第1駆動装置10RA、10LA及び左右の第2駆動装置10RB、10LBと、表示枠6、表示装置7、開閉装置8及び各駆動装置10RA、10LA、10RB、10LBが取り付けられる合成樹脂製のベース部材11と、遊技状況に応じて点灯、点滅したりして照明により遊技を演出するセンター照明装置12及び左右のサイド照明装置13、13とを備えている。なお、本発明における開閉装置8は、第1駆動装置10RA、10LAと、左右の第2駆動装置10RB、10LBと、ベース部材11をも含むものとする。
センター照明装置12は、図2に示すように、LED等の単一色の多数の光源121と、表示枠6の前面上部中央に固定され、内部に配置される光源121が発する光を屈折、拡散して様々な方向から光を確認できるようにした合成樹脂製のセンターレンズ122とを含んでいる。
サイド照明装置13は、LED等のフルカラーの多数の光源131と、表示枠6の表面左右上部に固定され、内部に配置される光源131が発する光を屈折、拡散して様々な方向から光を確認できるようにした合成樹脂製のサイドレンズ132とを含んでいる。
表示装置7は、ベース部材11の裏面側中央に固定されるとともに、前面に液晶等で構成される表示画面71を有し、遊技状況に応じた遊技情報を表示画面71に表示することによって遊技の演出を盛り上げるものである。
ベース部材11は、表示枠6と共に前扉4の上部に固定されるとともに、表示装置7の表示画面71の大きさに相当する大きさの開口111を有し、開口111の裏面側両側部には、演出のための効果音を発生する左右のスピーカ14が取り付けられている。
開閉装置8は、表示装置7における表示画面71を挟むように、表示画面71の前面に沿って左右方向へ直線移動可能な左右の前扉部材81及び後扉部材82と、前扉部材81及び後扉部材82を左右方向へ移動可能に支持するためのガイド手段9とを備える。
ガイド手段9は、ベース部材11の前面に複数のボルト等(図示略)により固定される左右方向を向く上側ガイド91及び下側ガイド92と、上側ガイド91と下側ガイド92とを上下に連結する左右の連結板93、93とを有している。
上側ガイド91は、左右の前扉部材81の上部を左右方向へ移動可能に支持するための前扉部材用上部レール911と、左右の後扉部材82の上部を左右方向へ移動可能に支持するための後扉部材用上部レール912を有している。
前、後扉部材用上部レール911、912は、互いに平行に配置されるとともに、縦断面形状がほぼ下向き開口コ字型をなしている。前扉部材用上部レール911は、後扉部材用上部レール912の上部に固定される。換言すると、前扉部材用上部レール911及び後扉部材用上部レール912は、互いに上下方向に重畳するように配置される。これにより、上側ガイド91における前後方向の取付けスペースを、1本のレールの前後幅に抑えることができるため、上側ガイド91が前扉4の上部に配置されるセンター照明装置12、サイド照明装置13等に干渉することがなくなり、センター照明装置12やサイド照明装置13等の他部品の配置に与える影響を最小限に抑えることができる。
下側ガイド92は、左右の前扉部材81の下部を左右方向へ移動可能に支持するための前扉部材用下部レール921と、左右の後扉部材82の下部を左右方向へ移動可能に支持するための後扉部材用下部レール922を有している。
前、後扉部材用下部レール921、922は、互いに平行に配置されるとともに、縦断面形状がほぼ上向き開口コ字型をなしている。後扉部材用下部レール922は、前扉部材用下部レール921の後部に固定される。換言すると、前扉部材用下部レール921及び後扉部材用下部レール922は、互いに前後方向に重畳するように配置される。これにより、前、後扉部材81、82の下部を安定した状態で支持することができる。
各レール911、912、921、922の両端部には、各扉部材81、82の移動範囲を規制するストッパ94がそれぞれ設けられている。すなわち、各ストッパ94は、各扉部材81、82の端部がそれぞれ当接することにより、各扉部材81、82を全開位置を決定する。
左右の連結板93は、表示装置7の表示画面71を遮ることがないように、互いに左右方向へ隔てて配置され、その上端部は、後扉部材用上部レール912の前面に連結され、また、同じく下端部は、前扉部材用下部レール921の後面と後扉部材用下部レール922の前面との間に連結される。
このように、左右の連結板93により、上側ガイド91と下側ガイド92とを上下に連結することにより、ガイド手段9の剛性を高めて、上側ガイド91と下側ガイド92とを常に平行に保ち、各扉部材81、82の円滑な作動を保証する。また、下側ガイド92においては、連結板93を境にして、その前側に前扉部材用下部レール921が配置され、また後側に後扉部材用下部レール922が配置されるため、前、後扉部材81、82の重さが前後に均等に作用し、前、後扉部材81、82をバランス良く支持することができる。なお、本実施形態における左右の連結板93は、後扉部材用下部レール922の一部を上方へ折曲することによって形成される。
左右の前扉部材81は、合成樹脂で形成されるとともに、上部に設けられた上部スライド部813が前扉部材用上部レール911に左右方向に移動可能に係合し、また、下部に設けられた下部スライド部814が前扉部材用下部レール921に左右方向へ移動可能に係合することにより、表示画面71及び連結板93の前面に沿って左右方向へ移動可能に支持され、表示画面71を遮蔽する全閉位置(図2、13参照)と、表示画面71を開放するとともに、各スライド部813、814の端部がストッパ94に当接した開放位置(図1、4及び図14参照)とを間を往復移動する。
図8、9に示すように、前扉部材81の上部スライド部813は、前扉部材81の上部後面から後方へ突出形成される突出片813aの中途から上方へ突出し、上側ガイド91に摺動可能に係合する。具体的には、上部スライド部813は、突出片813aによって、前扉部材用上部レール911の下部と後扉部材用上部レール912の上部との間の隙間から進入して、前扉部材用上部レール911内に前後方向の移動が規制されつつ、摺動可能に係合したものとなっている
上部スライド部813の突出片813aの後面には、後述する後扉部材81、82のラック825と前後位置を合わせるようにラック816が左右方向に沿って設けられている。ラック816が左右方向に沿って設けられている。左側の前扉部材81に設けられるラック816は、左側の第1駆動装置10LAにおける後述のピニオン101LAに噛合し、また、右側の前扉部材81に設けられるラック816は、右側の第1駆動装置10RAにおける後述のピニオン101RAに噛合する。
合成樹脂製の後扉部材82は、上部に設けられた上部スライド部821が後扉部材用上部レール912内に左右方向へ移動可能に係合し、また、下部に設けられた下部スライド部822が後扉部材用下部レール922内に左右方向へ移動可能に係合することにより、連結板93の後面及び表示領域71の前面に沿って左右方向へ移動可能に支持され、表示画面71を遮蔽する全閉位置(図1、13参照)と、表示画面71を開放するとともに、各スライド部821、822の端部がストッパ94に当接した開放位置(図4、14参照)とに移動可能である。
後扉部材82における下部スライド部822の後面には、ラック825が左右方向に沿って設けられている。左側の後扉部材82に設けられるラック825は、左側の第2駆動装置10LBにおける後述のピニオン101LBに噛合し、また、右側の後扉部材82に設けられるラック825は、右側の第2駆動装置10RBにおける後述のピニオン101RBに噛合する。
後扉部材82における上部スライド部821と下部スライド部822の間に形成される正面視矩形状の遮蔽部823は、表示画面71を遮蔽する位置にあっても、表示画面71に表示される映像の輪郭や色彩等を僅かに視認できる程度の半透明に形成される。
図10は、要部の拡大分解斜視図、図11は、左右の第1駆動装置10RA、10LAの平面図、図12は、左の第1、2駆動装置10LA、10LBの正面図、図13、14は、各扉部材の開閉動作を示す概略平面図である。
各駆動装置10LA、10RA、10LB、10RBは、ベース部材11の裏面に固定されるブラケット102LA、102RA、102LB、102RBと、各ブラケット102LA、102RA、102LB、102RBにそれぞれ取り付けられるモータ103LA、103RA、103LB、103RBと、各ブラケット102LA、102RA、102LB、102RBに上下方向を向く支軸104により回転可能に支持され、各モータ103LA、103RA、103LB、103RBの動力によりそれぞれ回転可能なピニオン101LA、101RA、101LB、101RBとをそれぞれ備えている。
図10〜図12に示すように、左右の第1駆動装置10LA、10RA同士、及び左右の第2駆動装置10LB、10RB同士は、それぞれ左右対称構造である。また、左の第1駆動装置10LAと左の第2駆動装置10LB同士、及び右の第1駆動装置10RAと右の第2駆動装置10RB同士は、それぞれ上下対称構造である。したがって、左の第1駆動装置10LAと右の第2駆動装置10RB同士、及び左の第2駆動装置10LBと右の第1駆動装置10RA同士は、それぞれ同一構造となる。
各ブラケット102LA、102RA、102LB、102RBには、各扉部材81、82の全開位置及び全閉位置に相当する各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBの回転位置を検出するセンサー105と、センサー105が実装される電気基板106がそれぞれ配置されている。なお、センサー105は、光電式のセンサーが用いられる。
各ブラケット102LA、102RA、102LB、102RBには、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBの側面に設けられた突部108に当接することにより、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBを各扉部材81、82の全開位置に相当する回転位置に停止させるストッパ107が設けられている。
各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBの側面には、前述の突部108と、それぞれが各扉部材81、82の全開位置及び全閉位置に相当する回転位置にあるとき、センサー105の発光部と受光部との間を遮蔽する全開検出部109a及び全閉検出部109bと、貫通孔の確認印109cが設けられている。なお、突部108、全開検出部109a、全閉検出部109b及び確認印109cは、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBの共用化を図るため、両側面に同一形状で形成される。
確認印109cは、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBを各扉部材81、82の全開位置に相当する回転位置に停止させとき、予め定めた方向、具体的には各ブラケット102LA、102RA、102LB、102RBに設けた突起状の確認部109dに合致することにより、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBが所定の回転位置に停止しているか否かを目視で確認することができるようにしたものである。
各ブラケット102LA、102RAには、後端にボルト50によりベース部材11の裏面に締結される上向き取付片102a及び前端にボルト50によりベース部材11の裏面に締結される下向き取付片102bがそれぞれ設けられている。また、左の第1駆動装置10LAのピニオン101LAは、ブラケット103LAの上面における右部に枢支され、また、右の第1駆動装置10RAのピニオン101RAは、ブラケット103RAの上面における左部に枢支される。
各ブラケット102LB、102RBには、後端にボルト50によりベース部材11の裏面に締結される上向き取付片102a及び前端にボルト50によりベース部材11の裏面に締結される下向き取付片102bがそれぞれ設けられている。また、左の第2駆動装置10LBのピニオン101LBは、ブラケット103LBの下面における右部に枢支され、また、右の第2駆動装置10RBのピニオン101RBは、ブラケット103RBの下面における左部に枢支される。
左右の第1駆動装置10LA、10RAは、左、右の前扉部材81をそれぞれ左右方向へ移動させるもので、ベース部材11の裏面上部の左右両側に取り付けられることにより、各ピニオン101LA、101RAが、ベース部材11の上部左右に設けられた横長の開口部112、112からベース部材11の表面に露出して、左、右の前扉部材81のラック816にそれぞれ噛合することにより、各モータ103LA、103RAの動力を左、右の前扉部材81にそれぞれ伝達する。
左右の第2駆動装置10LB、10RBは、左、右の後扉部材82をそれぞれ左右方向へ移動させるもので、ベース部材11の裏面下部の左右両側に取り付けられることにより、各ピニオン101LB、101RBが、ベース部材11の下部左右に設けられた横長の開口部113、113からベース部材11の表面に露出して、左、右の後扉部材82のラック825にそれぞれ噛合することにより、各モータ103LB、103RBの動力を左、右の後扉部材82にそれぞれ伝達する。
開閉装置8は、遊技状況に応じて、左右の各扉部材81、82が全閉位置にあって、前後に重畳した状態、すなわち表示装置7の表示画面71を二重で遮蔽する第1遮蔽態様と、後扉部材82が開放位置にあり、前扉部材81が全閉位置にある第2遮蔽態様と、前扉部材81が開放位置にあり、後扉部材82が全閉位置にある第3遮蔽態様と、全ての扉部材81、82が開放位置にあって、表示画面71を完全に開放する開放態様と、表示画面71の右半分または左半分のみを遮蔽する半遮蔽状態とに変化可能である。なお、各扉部材81、82が全開位置及び全閉位置に達したときには、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBの回転位置が各センサー105により検出され、各モータ103LA、103RA、103LB、103RBへの通電が停止される。
次に、各駆動装置10RA、10LA、10RB、10LBのベース部材11への取り付け要領について説明する。先ず、各扉部材81、82を全開位置に移動させる。各扉部材81、82の全開位置は、各レール911、912、921、922に設けた各ストッパ94に各扉部材81、82を当接させることによって決定される。次いで、各駆動装置10RA、10LA、10RB、10LBにおける各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBを回転させて、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBの各突部108を各ブラケット102LA、102RA、102LB、102RBに設けた各ストッパ107に当接させる。これにより、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBを、各扉部材81、82の全開位置に相当する位置に停止させることができる。この状態で、各駆動装置10RA、10LA、10RB、10LBのブラケット102LA、102RA、102LB、102RBをベース部材11の所定位置に固定することにより、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBを、各扉部材81、82における各ラック816、825に対して正規の噛み合い位置に噛合させることができる。また、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBが各ラック816、825の正規の位置に噛合したとき、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBの確認印109cと各ラック816、825に設けた確認印(図示略)とが合致したことを目視可能とすることにより、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBが各ラック816、825に対して正規の位置に噛合したか否かを目視で確認することができる。これにより、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBの回転によって、各扉部材81、82を全閉位置から全開位置、及びその逆へ確実に移動させることができる。
また、各駆動装置10RA、10LA、10RB、10LBをベース部材11の裏面に取り付けた形態は、各駆動装置10RA、10LA、10RB、10LBが左右対称及び上下対称になるようにベース部材11に取り付けられるため、各駆動装置10RA、10LA、10RB、10LBのベース部材11に対する誤組付けを防止することができる。また、ブラケット11以外の部品のモータ103LA、103RA、103LB、103RB及びピニオン101LA、101RA、101LB、101RBを共用化することができるため、コスト低減を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。(i)遊技機1を、遊技媒体がメダル(コインを含む)とするスロットマシンに代えて、遊技媒体がパチンコ玉であるパチンコ機、スロットマシン、及びその他の遊技機とする。
(ii)各扉部材81、82の全閉位置を決定するストッパを別途設けるとともに、各駆動装置10RA、10LA、10RB、10LBの各ブラケット102LA、102RA、102LB、102RBに、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBを各扉部材81、82の全閉位置に相当する回転位置に停止させるストッパを設ける。この場合は、各扉部材81、82を全閉位置に停止させた状態で、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBを各ラック816、825に噛合させることにより、各ピニオン101LA、101RA、101LB、101RBをラック816、825に対して正規の噛み合い位置に噛合させることができる。
本発明を適用した遊技機の斜視図である。 表示ユニットの正面図である。 表示ユニットの裏面図である。 表示枠を外した状態の表示ユニットの正面図である。 斜め前方から見た表示ユニットの分解斜視図である。 斜め後方から見た表示ユニットの分解斜視図である。 開閉装置の斜視図である。 図2におけるVIII−VIII線縦断面図である。 要部の拡大縦断面図である。 要部の拡大分解斜視図である。 左右の第1駆動装置の平面図である。 左の第1、2駆動装置の正面図である。 各扉部材が全閉状態にあるときの要部の概略平面図である。 各扉部材が全開状態にあるときの要部の概略平面図である。
符号の説明
1 遊技機(スロットマシン)
2 回転リール
3 筐体
4 前扉
5 表示ユニット
6 表示枠
7 表示装置
8 開閉装置
9 ガイド手段
10RA、10LA 第1駆動装置
10RB、10LB 第2駆動装置
11 ベース部材
12 センター照明装置
13 サイド照明装置
14 スピーカ
20 メダル投入部
21 ベットボタン
22 スタートレバー
23 ストップボタン
41 メダル受皿
42 透視窓
50 ボルト
71 表示画面
81 前扉部材
82 後扉部材
91 上側ガイド
92 下側ガイド
93 連結板
94 ストッパ
101LA、101RA、101LB、101RB ピニオン
102LA、102RA、102LB、102RB ブラケット
102a 上向き取付片
102b 下向き取付片
103LA、103RA、103LB、103RB モータ
104 支軸
105 センサー
106 電気基板
107 ストッパ
108 突部
109a 全開検出部
109b 全閉検出部
109c 確認印
109d 確認部
111 開口
112、113 開口部
121 光源
122 センターレンズ
131 光源
132 サイドレンズ
813 上部スライド部
813a 突出片
814 下部スライド部
816 ラック
821 上部スライド部
822 下部スライド部
823 遮蔽部
825 ラック
911 前扉部材用上部レール
912 後扉部材用上部レール
921 前扉部材用下部レール
922 後扉部材用下部レール

Claims (3)

  1. 遊技情報を表示可能な表示画面を前方へ向けて遊技機の前面に設けた表示装置と、前記表示装置の前方に配置され、前記表示画面を開閉可能な開閉装置とを備えた遊技機において、
    前記開閉装置は、前記表示画面を挟んで左右方向へ移動することにより、前記表示画面を遮蔽及び開放可能な左右の前扉部材及び前記前扉部材の後方に重畳して配置される左右の後扉部材と、前記各扉部材の上、下部を、それぞれ左右方向へ移動可能に支持する上、下側ガイドを設けたベース部材と、左右の前記前扉部材をそれぞれ左右方向へ移動させるための左右の第1駆動装置と、左右の前記後扉部材をそれぞれ左右方向へ移動させるための左右の第2駆動装置とを備え、
    前記後扉部材の下端部には、前記下側ガイドに前後方向の移動が規制されつつ、左右方向へ摺動可能に係合する下部スライド部と、同じく下部の後面に左右方向のラックとを設け、
    前記前扉部材の上端部には、後方へ突出形成され前記後扉部材の上方を通った突出片を設け、当該突出片の後端部に左右方向のラック、及び前記突出片の上部に前記上側ガイドに、前後方向の移動が規制されつつ、左右方向へ摺動可能に係合する上部スライド部をそれぞれ設け、
    前記第1駆動装置は、駆動力を前記前扉部材の前記ラックに噛合することにより、前記前扉部材の前記ラックに伝達可能なピニオンを有し、前記第2駆動装置は、駆動力を前記後扉部材の前記ラックに噛合することにより、前記後扉部材に伝達可能な前記第1駆動装置のピニオンと同形状のピニオンを有し、
    左右の前記第1駆動装置を、前記ベース部材における上部の左右両側に取り付けて前記前扉部材の前記ラックに前記ピニオンを噛合させ、また、左右の前記第2駆動装置を、下の左右両側に取り付けて前記後扉部材の前記ラックに前記ピニオンを噛合させるとともに、左右の前記第1駆動装置同士、及び左右の第2駆動装置同士をそれぞれ左右対称構造とし、また、左右方向における同じ側に配置される第1、2駆動装置同士を上下対称構造としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記各駆動装置は、前記ベース部材の裏面に固定されるブラケットと、前記ブラケットに取り付けられるモータと、前記ブラケットに回転自在に支持される前記ピニオンとをそれぞれ有することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記各駆動装置における各ピニオンは、前記ベース部材に設けた開口から前記ベース部材の表面側に露出して、前記各ラックに噛合することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
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