JP5036786B2 - 光加入者装置、フレーム送信制御方法およびフレーム送信制御プログラム - Google Patents

光加入者装置、フレーム送信制御方法およびフレーム送信制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、PONシステムでフレームの送受信を行う光加入者装置、フレーム送信制御方法およびフレーム送信制御プログラムに関する。
GE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)システムとATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)システムは、光ファイバを用いてインターネット等のネットワークにアクセスする光アクセスネットワークシステムである。これらGE−PONシステムとATM−PONシステムは、この他にも次のような共通点を有している。
第1に、どちらも1本の光ファイバに複数の加入者を収容するPON(Passive Optical Network)の構成を採っている。第2に、下り方向、すなわち局から各加入者に至る方向の光信号の波長が同じである。第3に、上り方向すなわち各加入者から局方向への光信号の波長が同じである。第4に、上り方向の光信号と下り方向の光信号を波長分割多重により1本の光ファイバで伝送している(たとえば特許文献1参照)。
これに対して、GE−PONシステムとATM−PONシステムの相違点は、フレームフォーマットやフレームをやりとりするきまりが異なることである。
図15は、GE−PONシステムとATM−PONシステムに共通するPONシステムの概要を表わしたものである。PONシステム100は、局内装置101と、光カプラ102と、第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mを備えている。局内装置101と光カプラ102の間には光ファイバ104が接続されている。また、光カプラ102と第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mの間には、第1〜第Mの光ファイバ1051、1052、……105Mがそれぞれ対応する形で接続されている。
ここで、局内装置101は図示しない局舎に設置され、光カプラ102は、局舎から離れた加入者宅、集合住宅あるいはビル等の建物内に設置されている。光カプラ102は光を分岐したり集合する装置であり、第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mからの加入者回線を収容する。
局舎内には、接続機器106が設置されている。局内装置101と接続機器106は、LAN(Local Area Network)ケーブル107で接続されている。第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mは、それぞれの加入者宅に設置されている。第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mのそれぞれは、第1〜第Mの接続機器1081、1082、……108Mのうちの対応するものと、第1〜第MのLANケーブル1091、1092、……109Mのうちの対応するものを介して接続している。接続機器106、1081、1082、……108Mは、ルータ、スイッチングハブ、パソコン等の通信機器である。
このような構成のPONシステム100の通信の仕組み、すなわちフレーム転送の様子について説明する。PONシステム100では、局内装置101から第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mの方向に送信するフレームを下り方向フレームと表現する。また、反対に、第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mから局内装置101の方向に送信するフレームを上り方向フレームと表現する。
局内装置101から光カプラ102を経て第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mに至る区間は、上り方向と下り方向で、波長分割多重により独立した通信路となっている。すなわち、上り方向フレームと下り方向フレームが同時刻に光ファイバ上を通過することができる。この一方で、上り方向内あるいは下り方向内では、第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mが通信路を共有する構成となっている。共有の様子については後に説明する。
図16は、図15に示したPONシステムにおける下り方向フレームの転送の様子を示したものである。図16で図15と同一の部分には同一の符号を付している。
局内装置101から第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mへ送信すべき第1〜第Mの下り方向フレーム1111、1112、……111Mは、光ファイバ104を時分割多重されて光カプラ102に送信される。図では、第1の光加入者装置1031に向けた第1のフレーム1111を「#1」で表わしている。また、第2の光加入者装置1032に向けた第2のフレーム1112を「#2」で表わしている。以下、同様である。
光カプラ102は、第1〜第Mの下り方向フレーム1111、1112、……111Mを同報分配して、第1〜第Mの光ファイバ1051、1052、……105Mに送出する。第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mは、第1〜第Mの下り方向フレーム1111、1112、……111Mを受信し、自分宛のフレームを抽出する。たとえば第1の光加入者装置1031は、第1〜第Mの下り方向フレーム1111、1112、……111Mの中から第1の下り方向フレーム1111を抽出する。第2〜第Mの下り方向フレーム1112、……111Mは、廃棄する。そして、この第1の下り方向フレーム1111を第1の接続機器1081に送出する。第2の光加入者装置1032は、同様に第2の下り方向フレーム1112を抽出して、残りの下り方向フレーム1111、1113(図示せず)、……111Mを廃棄する。そして、第2の下り方向フレーム1112のみを第2の接続機器1082に送出する。以下、同様である。
図17は、図15に示したPONシステムにおける上り方向フレームの転送の様子を示したものである。図17で図15と同一の部分には同一の符号を付している。
上り方向フレーム1121、1122、……112Mの合流点である光カプラ102から、これらのフレームを光ファイバ104に送出するときには、これらは互いに同一波長の信号なので、時間的に重複して送出することができない。そこで、フレーム112同士の衝突を防ぐため、第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mは局内装置101から指示を受けた期間内であれば、フレーム列の送信タイミングを調整して送り出している。
ここで「フレーム列」とは、フレーム112が複数、連結されるようにして転送される状態を表わしている。「フレーム列」という概念を通信に適用すると、複数のフレームを1回の送信の機会内で効率的に送ることができる。そこで、局内装置101はフレーム列の送信タイミングを第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mに指示するようになっている。
以上、PONの仕組みについての概要を説明した。共通したPONの仕組みを持ったGE−PONとATM−PONであるが、既に説明したように、両者の間ではフレームフォーマットやフレームをやりとりするきまりが異なっている。
特開2007−243796号公報(第0002段落)
このため、GE−PONの局内装置とATM−PONの光加入者装置を接続したり、あるいは逆にATM−PONの局内装置とGE−PONの光加入者装置を接続しても通信ができない。そこで、GE−PONとATM−PONは、それぞれ独立して運用されている。すなわち、GE−PONの局内装置に対してはGE−PONの光加入者装置を使用し、ATM−PONの局内装置にはATM−PONの光加入者装置を使用する。
ところで、近年、ATM−PONからGE−PONへの移行あるいはこの逆への移行を実現したいという社会的な要求が出てきている。
そこで本発明の目的は、局内装置等の相手側がフレームの送受信形態を変更する必要なく、ATMフレームとGEフレームのどちらのフレームの通信も可能にした光加入者装置、フレーム送信方法およびフレーム送信制御プログラムを提供することにある。
本発明では、(イ)GE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)を終端するGE−PON終端手段と、(ロ)ATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)を終端するATM−PON終端手段と、(ハ)前記したGE−PON終端手段とATM−PON終端手段のいずれで通信が可能であるかを判別する通信可能判別手段と、(ニ)この通信可能判別手段で通信が可能と判別した終端手段から送信を行う送信制御手段とを光加入者装置が具備する。
また、本発明では、(イ)GE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)のフレームを受信するGE−PONフレーム受信手段と、(ロ)ATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)のフレームを受信するATM−PONフレーム受信手段と、(ハ)GE−PONのフレームを送信するGE−PONフレーム送信手段と、(ニ)ATM−PONのフレームを送信するATM−PONフレーム送信手段と、(ホ)前記したGE−PONフレーム受信手段およびATM−PONフレーム受信手段がいずれもフレームの受信を検出していない状態で前記したGE−PONフレーム送信手段およびATM−PONフレーム送信手段からの送信を禁止するフレーム送信禁止手段と、(へ)このフレーム送信禁止手段がATM−PONおよびGE−PONのフレームの送信を禁止している状態で、前記したGE−PONフレーム受信手段とATM−PONフレーム受信手段のいずれかがフレームを受信するのを待機するフレーム受信待機手段と、(ト)このフレーム受信待機手段がフレームの受信を検出したとき、受信したフレームがGE−PONのフレームの場合に前記したフレーム送信禁止手段によるGE−PONフレーム送信手段の送信禁止のみを解除し、受信したフレームがATM−PONのフレームの場合に前記したATM−PONフレーム送信手段の送信禁止のみを解除するフレーム受信時送信制御手段とを光加入者装置が具備する。
更に本発明では、(イ)特定の通信装置からGE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)のフレームとATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)のフレームのいずれも受信していない状態を検出する未受信検出ステップと、(ロ)この未受信検出ステップで前記したGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれも受信していない状態を検出したら前記した特定の通信装置を宛先とするGE−PONのフレームとATM−PONのフレームの送信を共に禁止する設定を行うフレーム送信禁止設定ステップと、(ハ)このフレーム送信禁止設定ステップで前記したGE−PONのフレームとATM−PONのフレームの送信を共に禁止した状態で前記した特定の通信装置からこれらGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれかを受信するのを待機するフレーム受信待機ステップと、(ニ)このフレーム受信待機ステップで受信を待機しているとき、前記したGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれかが受信されたとき、前記した特定の通信装置に対する受信された方の種類のフレームのみの送信を許可するフレーム送信許可ステップとをフレーム送信制御方法が具備する。
更にまた、本発明では、コンピュータに、フレーム送信制御プログラムとして、(イ)特定の通信装置からGE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)のフレームとATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)のフレームのいずれも受信していない状態を検出する未受信検出処理と、(ロ)この未受信検出処理で前記したGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれも受信していない状態を検出したら前記した特定の通信装置を宛先とするGE−PONのフレームとATM−PONのフレームの送信を共に禁止する設定を行うフレーム送信禁止設定処理と、(ハ)このフレーム送信禁止設定処理で前記したGE−PONのフレームとATM−PONのフレームの送信を共に禁止した状態で前記した特定の通信装置からこれらGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれかを受信するのを待機するフレーム受信待機処理と、(ニ)このフレーム受信待機処理で受信を待機しているとき、前記したGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれかが受信されたとき、前記した特定の通信装置に対する受信された方の種類のフレームのみの送信を許可するフレーム送信許可処理とを実行させることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、受信するフレームがGE−PONによるものかATM−PONによるか分かるまでフレームの送信を禁止するようにしたので、局内装置が送出するフレーム形式にとらわれずフレームの送受信が可能になる。このため、光加入者装置の共用化を図ることができる。
本発明の光加入者装置のクレーム対応図である。 本発明の他の光加入者装置のクレーム対応図である。 本発明のフレーム送信制御方法のクレーム対応図である。 本発明のフレーム送信制御プログラムのクレーム対応図である。 本発明の実施の形態による光加入者装置の構成を表わしたブロック図である。 本実施の形態の光加入者装置がGE−PONおよびATM−PONのどちらのフレームも検出していない状態の動作を示した説明図である。 本実施の形態の光加入者装置がGE−PONで通信を行うときの動作を示した説明図である。 本実施の形態の光加入者装置がATM−PONで通信を行うときの動作を示した説明図である。 本実施の形態の光加入者装置の送信制御の概要を表わした流れ図である。 本発明の第1の変形例における光加入者装置の構成を表わしたブロック図である。 本発明の第2の変形例における光加入者装置の構成を表わしたブロック図である。 本発明の第3の変形例における光加入者装置の構成を表わしたブロック図である。 本発明の第4の変形例における光加入者装置の構成を表わしたブロック図である。 本発明の第5の変形例における光加入者装置の構成を表わしたブロック図である。 GE−PONシステムとATM−PONシステムに共通するPONシステムの概要を表わしたシステム構成図である。 図15に示したPONシステムにおける下り方向フレームの転送の様子を示した説明図である。 図15に示したPONシステムにおける上り方向フレームの転送の様子を示した説明図である。
図1は、本発明の光加入者装置のクレーム対応図を示したものである。本発明の光加入者装置10は、GE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)終端手段11と、ATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)終端手段12と、通信可能判別手段13と、送信制御手段14を備えている。ここで、GE−PON終端手段11は、GE−PONを終端する。ATM−PON終端手段12は、ATM−PONを終端する。通信可能判別手段13は、GE−PON終端手段11とATM−PON終端手段12のいずれで通信が可能であるかを判別する。送信制御手段14は、通信可能判別手段13で通信が可能と判別した終端手段から送信を行う。
図2は、本発明の他の光加入者装置のクレーム対応図を示したものである。本発明の他の光加入者装置20は、GE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)フレーム受信手段21と、ATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)フレーム受信手段22と、GE−PONフレーム送信手段23と、ATM−PONフレーム送信手段24と、フレーム送信禁止手段25と、フレーム受信待機手段26と、フレーム受信時送信制御手段27を備えている。ここで、GE−PONフレーム受信手段21は、GE−PONのフレームを受信する。ATM−PONフレーム受信手段22は、ATM−PONのフレームを受信する。GE−PONフレーム送信手段23は、GE−PONのフレームを送信する。ATM−PONフレーム送信手段24は、ATM−PONのフレームを送信する。フレーム送信禁止手段25は、GE−PONフレーム受信手段21およびATM−PONフレーム受信手段22がいずれもフレームの受信を検出していない状態でGE−PONフレーム送信手段23およびATM−PONフレーム送信手段24からの送信を禁止する。フレーム受信待機手段26は、フレーム送信禁止手段25がATM−PONおよびGE−PONのフレームの送信を禁止している状態で、GE−PONフレーム受信手段21とATM−PONフレーム受信手段22のいずれかがフレームを受信するのを待機する。フレーム受信時送信制御手段27は、フレーム受信待機手段26がフレームの受信を検出したとき、受信したフレームがGE−PONのフレームの場合にフレーム送信禁止手段25によるGE−PONフレーム送信手段23の送信禁止のみを解除する。また、受信したフレームがATM−PONのフレームの場合にATM−PONフレーム送信手段24の送信禁止のみを解除する。
図3は、本発明のフレーム送信制御方法のクレーム対応図を示したものである。本発明のフレーム送信制御方法30は、未受信検出ステップ31と、フレーム送信禁止設定ステップ32と、フレーム受信待機ステップ33と、フレーム送信許可ステップ34を備えている。ここで、未受信検出ステップ31では、特定の通信装置からGE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)のフレームとATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)のフレームのいずれも受信していない状態を検出する。フレーム送信禁止設定ステップ32では、未受信検出ステップ31で前記したGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれも受信していない状態を検出したら前記した特定の通信装置を宛先とするGE−PONのフレームとATM−PONのフレームの送信を共に禁止する設定を行う。フレーム受信待機ステップ33では、フレーム送信禁止設定ステップ32で前記したGE−PONのフレームとATM−PONのフレームの送信を共に禁止した状態で前記した特定の通信装置からこれらGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれかを受信するのを待機する。フレーム送信許可ステップ34では、フレーム受信待機ステップ33で受信を待機しているとき、前記したGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれかが受信されたとき、前記した特定の通信装置に対する受信された方の種類のフレームのみの送信を許可する。
図4は、本発明のフレーム送信制御プログラムのクレーム対応図を示したものである。本発明のフレーム送信制御プログラム40は、コンピュータに、フレーム送信制御プログラムとして、未受信検出処理41と、フレーム送信禁止設定処理42と、フレーム受信待機処理43と、フレーム送信許可処理44を実行させるようにしている。ここで、未受信検出処理41では、特定の通信装置からGE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)のフレームとATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)のフレームのいずれも受信していない状態を検出する。フレーム送信禁止設定処理42では、未受信検出処理41で前記したGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれも受信していない状態を検出したら前記した特定の通信装置を宛先とするGE−PONのフレームとATM−PONのフレームの送信を共に禁止する設定を行う。フレーム受信待機処理43では、フレーム送信禁止設定処理42で前記したGE−PONのフレームとATM−PONのフレームの送信を共に禁止した状態で前記した特定の通信装置からこれらGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれかを受信するのを待機する。フレーム送信許可処理44では、フレーム受信待機処理43で受信を待機しているとき、前記したGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれかが受信されたとき、前記した特定の通信装置に対する受信された方の種類のフレームのみの送信を許可する。
<発明の実施の形態>
次に本発明の実施の形態を説明する。
図5は、本発明の実施の形態による光加入者装置の構成を表わしたものである。図15と共に説明する。
本実施の形態の光加入者装置103は、図15に示した第1〜第Mの光ファイバ1051、1052、……105Mのいずれか(以下、特にこれらを個別に指定して説明しないときには光ファイバ105と一般化して称することにする。)と接続する。したがって、本実施の形態の光加入者装置103は、光ファイバ105に接続された図15における第1〜第Mの光加入者装置1031、1032、……103Mのいずれかを一般化して称したものである。光加入者装置103には、同じく一般化して称するLANケーブル109を介して接続機器108が接続されている。
したがって、本実施の形態の光加入者装置103を使用したPONシステム100は、図15に示した構成と同じものとなる。本実施の形態の光加入者装置103は、図15に示す局内装置101と光カプラ102によってスター型に接続しており、GE−PONシステムとATM−PONシステムに兼用される。
光加入者装置103は、このため、次の機能部分を備えている。まず、(a)GE−PONのフレームを送受信する部分とATM−PONのフレームを送受信する部分である。次に、(b)GE−PONの上りフレームの送信を許可したり禁止する部分と、ATM−PONの上りフレームの送信を許可したり禁止する部分である。光加入者装置103は、通常時にGE−PONの上りフレーム送信もATM−PONの上りフレーム送信も禁止している。GE−PONの上りフレームを送信する場合にはGE−PONの上りフレーム送信を許可し、ATM−PONの上りフレームを送信する場合にはATM−PONの上りフレームの送信を許可する構成を採っている。
このような光加入者装置103は、光信号から電気信号への変換および電気信号から光信号への変換を行う光・電気変換部211を備えている。光・電気変換部211は、光信号の出力を許可あるいは禁止する機能を持つ光送信許可部212を備えている。光信号の入力自体は、出力と異なり、許可あるいは制限なく電気信号に変換される。
また、光加入者装置103は、GE−PONで局内装置101との情報のやりとりを行うGE−PON終端部213と、GE−PONの上り方向信号の出力を許可あるいは禁止するGE−PON上り送信許可部214を備えている。GE−PONの上り方向信号とは、局内装置101に向かって送信される信号である。光加入者装置103は、また、ATM−PONで局内装置101との情報のやりとりを行うATM−PON終端部215と、ATM−PONの上り方向信号の出力を許可あるいは禁止するATM−PON上り送信許可部216を備えている。ATM−PONの上り方向信号とは、局内装置101に向かって送信される信号である。
更に、光加入者装置103は、レイヤ2スイッチ部217を備えている。レイヤ2スイッチ部217は、ポートa、ポートb、ポートcの3つのポートを備えている。レイヤ2スイッチ部217は、イーサネット(登録商標)フレームの速度変換や、ポートaとポートc間のフレーム転送およびポートbとポートc間のフレーム転送を行う。また、ポートa、ポートb、ポートcの3つのポートの遮断が可能である。光加入者装置103は、また、ディジタル信号から撚り対線での伝送に適した信号への変換および撚り対線での伝送に適した信号からディジタル信号への変換を行うイーサネット(登録商標)終端部218を備えている。光加入者装置103は、更に、絶縁のためのトランス219と、LANケーブル109を接続するためのLANコネクタ221を備えている。このような、光加入者装置103は、これら各部分からの情報を受けてこれらの制御を行う制御部222によって制御される。
制御部222は、図示しないがCPU(Central Processing Unit)と、このCPUが実行する制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)等の記憶媒体を備えている。制御部222は、GE−PON終端部213からGE−PON光送信許可申請信号231を入力し、ATM−PON終端部215からATM−PON光送信許可申請信号232を入力する。また、制御部222は、GE−PON上り送信許可部214との間でGE−PON上り送信許可信号233を通信し、ATM−PON上り送信許可部216との間でATM−PON上り送信許可信号234を通信する。更に、制御部222は、光送信許可部212との間で光送信許可信号235を通信する。
このような本実施の形態の光加入者装置103は、従来のGE−PON光加入者装置と比べると、次のような相違点がある。まず、(a)ATM−PON終端部215が存在している。次に、(b)GE−PON上り送信許可部214が存在している。また、(c)ATM−PON上り送信許可部216が存在している。(d)レイヤ2スイッチ部217も存在してる。更に、(d)GE−PON光送信許可申請信号231が直接光送信許可部212に入力されているのではなく、制御部222に入力されていることである。
また、本実施の形態の光加入者装置103は、従来のATM−PON光加入者装置と比べると、次のような相違点がある。まず、(a)、GE−PON終端部213が存在している。次に、(b)GE−PON上り送信許可部214が存在している。また、(c)ATM−PON上り送信許可部216が存在している。(d)レイヤ2スイッチ部217も存在してる。更に、(d)ATM−PON光送信許可申請信号232が直接光送信許可部212に入力されているのではなく、制御部222に入力されている。
本実施の形態の光加入者装置103は、ATM−PONとGE−PONのどちらで通信可能であるかを判断し、どちらか一方で通信を行うことができる。このため、ATM−PONの局内装置からGE−PONの局内装置、あるいはGE−PONの局内装置からATM−PONの局内装置に置き換えた場合でも、本実施の形態の光加入者装置103を取り替える必要がない。
このような光加入者装置103の動作を、(1)GE−PONおよびATM−PONのどちらのフレームも検出していない状態、(2)GE−PONで通信を行う場合および(3)ATM−PONで通信を行う場合に分けて次に説明する。
<(1)GE−PONおよびATM−PONのどちらのフレームも検出していない状態の動作>
図6は、GE−PONおよびATM−PONのどちらのフレームも検出していない状態の光加入者装置の動作を説明するためのものである。この状態は、たとえば光加入者装置103の電源起動後や、一方でリンクを確立したがその後そのリンクを失った場合に当てはまる。図6で図5と同一部分には同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。図16と共に説明する。
フレームを検出していない状態で、制御部222は、光送信許可部212とGE−PON上り送信許可部214とATM−PON上り送信許可部216をすべて出力禁止に制御している。下り方向の信号の流れを説明する。局内装置101から送信される下り方向フレーム111は、光ファイバ105から光加入者装置103の光・電気変換部211に入力される。光・電気変換部211では、下り方向フレーム111としての光信号を電気信号に変換する。この変換後の電気信号は、GE−PON終端部213およびATM−PON終端部215に出力される。
GE−PON終端部213では、入力されたフレームをGE−PONのプロトコルにしたがって受信しようと試みる。GE−PONのフレームであれば、このフレームを受信でき、ATM−PONのフレームであれば認識できない。
ATM−PON終端部215でも、同様に、入力されたフレームをATM−PONのプロトコルにしたがって受信しようと試みる。ATM−PONのフレームであれば、このフレームを受信でき、GE−PONのフレームであれば認識できない。
GE−PON終端部213およびATM−PON終端部215は、受信したフレームがGE−PONであってもATM−PONであっても、リンクを確立していない状態で、光・電気変換部211から受けた信号をレイヤ2スイッチ部217に出力することはない。したがって、リンクを確立していない状態で、レイヤ2スイッチ部217からイーサネット(登録商標)終端部218に信号を出力することもない。
イーサネット(登録商標)終端部218からは、送信するデータのないアイドル状態に出力される信号であるリンクパルス信号が出力される。このリンクパルス信号は、トランス219、LANコネクタ221およびLANケーブル109を介して接続機器108に出力される。
接続機器108から送出される上り方向の信号の流れについて説明する。接続機器108からLANケーブル109を介して光加入者装置103にイーサネット(登録商標)フレームが入力する。このイーサネット(登録商標)フレームは、LANコネクタ221、トランス219、イーサネット(登録商標)終端部218を介して、レイヤ2スイッチ部217に入力される。レイヤ2スイッチ部217は入力されたイーサネット(登録商標)フレームをGE−PON終端部213およびATM−PON終端部215に送信する。
この状態で、GE−PON終端部213は、局内装置101とGE−PONのリンクを確立していない。そこで、この状態で、GE−PON終端部213は、レイヤ2スイッチ部217から受け取ったフレームを送信することができない。このため、GE−PON終端部213は、そのフレームを廃棄するか、あるいは自身のフレーム格納領域に余裕があればGE−PONリンクが確立して送信できるようになるまでそのまま保持する。ATM−PON終端部215も同様の動作を行う。
GE−PON終端部213は、上り方向に対して、アイドル信号または無信号を出力するが、GE−PON上り送信許可部214により出力が禁止されている(図で×印241)。このためGE−PON終端部213は、光・電気変換部211に信号を出力しない。
ATM−PON終端部215の場合も、同様にATM−PON上り送信許可部216により出力が禁止されている(図で×印242)。このためATM−PON終端部215は、光・電気変換部211に信号を出力しない。光・電気変換部211は、光送信許可部212により光出力が禁止されている(図で×印243)。このため、光・電気変換部211は、入力される信号に関わらず、光信号を出力しない。
<(2)GE−PONで通信を行う場合の動作>
図7は、GE−PONで通信を行うときの光加入者装置の動作を説明するためのものである。図7で、図5と同一部分には同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。図15〜図17と共に説明する。
局内装置101から下り方向にGE−PONのフレーム111が送信されているとする。GE−PON終端部213は、このGE−PONのフレーム111を検出する。ATM−PON終端部215は、このフレーム111を認識しない。したがって、ATM−PON終端部215はずっとATM−PONのフレームを検出しようと試み続けており、上り方向にフレーム112を送信しようとすることはない。
GE−PON終端部213の動作説明に戻る。すでに発明の背景として図15で説明したように、PONシステム100では、下り方向に同じフレームが同報される。このため、GE−PON終端部213には、他の光加入者装置宛のGE−PONのフレームも入力される。
GE−PON終端部213は、検出したフレームが他の光加入者装置103宛であれば、それを廃棄し、ディスカバリ・ゲート・メッセージ・フレームであれば、それに応答しようと試みる。ここで、ディスカバリ・ゲート・メッセージ・フレームとは、新しくPONシステム100に接続された光加入者装置に対して、局内装置への登録申請を促すメッセージである。
ディスカバリ・ゲート・メッセージ・フレームを受信したGE−PON終端部213は、ディスカバリ・ゲート・メッセージ・フレームにより指定された時刻に、上り方向に対して登録申請メッセージフレームを送信しようとする。この登録申請メッセージフレームの送信の直前に、GE−PON終端部213は、GE−PON光送信許可申請信号231を「許可」の極性にする。
この「許可」の極性のGE−PON光送信許可申請信号231を受信した制御部222は、GE−PON上り送信許可信号233と光送信許可信号235を「許可」の極性に変更する。GE−PON終端部213は、登録申請メッセージフレームを送信し終わったら、GE−PON光送信許可申請信号231を「禁止」の極性にする。このGE−PON光送信許可申請信号231を受信した制御部222は、GE−PON上り送信許可信号233と光送信許可信号235を「禁止」の極性に変更する。
ここでは、登録申請メッセージフレームが最初の送信機会であるため、この場合を例に取り上げて説明した。登録申請メッセージを送る場合に限らず、GE−PON終端部213が上りの送信フレームを送りたいときおよび送り終わったとき、同様の動作が行われる。すなわち、GE−PON光送信許可申請信号231を「許可」にするときと「禁止」にするときには、いつでもそれに連動させて、制御部222は、GE−PON上り送信許可信号233と光送信許可信号235を「許可」あるいは「禁止」とする。これにより、GE−PON終端部213は、局内装置101からの下りGE−PONのフレームにより許可された時刻にだけ送信できるというGE−PONのプロトコルは守ることを前提としつつ、上りフレームを送りたいときに送ることができる。
GE−PON終端部213は、登録申請メッセージの送信の後に局内装置101との間で幾つかのGE−PONのフレームをやりとりすると、GE−PONのリンクを確立することができる。これにより、GE−PON終端部213は、接続機器108から送られてきたユーザフレームを局内装置101側に転送したり、局内装置101側から送られてきたユーザフレームを接続機器108に転送することができる。GE−PON終端部213は、このようなGE−PONのリンクの確立に先駆けて、レイヤ2スイッチ部217とATM−PON終端部215の間を接続するポートbを遮断する(図で×印244)。
このポートbを遮断する第1の理由は、レイヤ2スイッチ部217の帯域を無駄に使わないことである。ポートbを遮断する第2の理由は、仮にATM−PON終端部215とレイヤ2スイッチ部217の間にフロー制御機能が有効とされていた場合に、ATM−PON終端部215とレイヤ2スイッチ部217間にフロー制御が働かないようにするためである。これは、フロー制御が働くと、レイヤ2スイッチ部217によるGE−PONのフレーム転送にも悪影響を与えるからである。
以上の説明で、レイヤ2スイッチ部217のポートbを遮断するタイミングは、GE−PONのリンク確立時でも、GE−PON終端部213からのGE−PON光送信許可申請信号231が初めて「許可」になったタイミングでも構わない。また、これとは異なり、初期状態でレイヤ2スイッチ部217のポートaとポートbを遮断しておき、GE−PONのリンクが確立した時点で、ポートaの遮断を解除してもよい。
次に、GE−PONのリンクが確立してからの動作を説明する。まず、上り方向の動作を説明する。接続機器108からLANケーブル109を介して入力されるユーザフレーム(イーサネット(登録商標)フレーム)は、LANコネクタ221、トランス219を介してイーサネット(登録商標)終端部218に入力される。イーサネット(登録商標)終端部218は、このユーザフレーム(イーサネット(登録商標)フレーム)をディジタル信号に変換した後、レイヤ2スイッチ部217に送る。
レイヤ2スイッチ部217は、このユーザフレーム(イーサネット(登録商標)フレーム)をGE−PON終端部213に送る。GE−PON終端部213は、ユーザフレーム(イーサネット(登録商標)フレーム)を受信してもすぐには送信しない。まず、局内装置101から定期的かつ短時間間隔で下り方向に送られるレポート要求メッセージに対して、送りたい上りフレームがあることをレポートメッセージで報告する。そして、局内装置101から送信許可された時刻に、ユーザフレーム(イーサネット(登録商標)フレーム)をGE−PONのフレームに変換したフレームを上り方向に送信する。
以上の説明では省略したが、レポートメッセージの送信時およびGE−PONのフレームに変換したユーザフレームの送信時ともに、これらの上りフレームの送信開始に先駆けて、GE−PON終端部213は次の動作を行う。まず、GE−PON終端部213はGE−PON光送信許可申請信号231を「許可」にする。このGE−PON光送信許可申請信号231を受けた制御部222は、GE−PON上り送信許可信号233と光送信許可信号235を「許可」にする。上り方向フレーム送信が終わったら、GE−PON終端部213はGE−PON光送信許可申請信号231を「禁止」にする。このGE−PON光送信許可申請信号231を受けた制御部222は、GE−PON上り送信許可信号233と光送信許可信号235を「禁止」にする。
GE−PON終端部213から、その後に送信されたユーザフレームは、光・電気変換部211で光信号に変換される。この上り方向フレーム112は、光ファイバ105に出力されて、光カプラ102を経て局内装置102に到達することになる。
次に、GE−PONリンク確立後の下り方向の動作を説明する。局内装置101から下り方向に送信されたGE−PONのフレームとしての下り方向フレーム111は、光加入者装置103の光・電気変換部211で電気信号に変換され、GE−PON終端部213に入力される。GE−PON終端部213では、受信したGE−PONのフレームが制御フレームであれば、それに対する処理を行い、ユーザフレームであれば、イーサネット(登録商標)フレームに変換する。そして、ユーザフレーム(イーサネット(登録商標)フレーム)をレイヤ2スイッチ部217に送信する。
レイヤ2スイッチ部217では、受信したユーザフレーム(イーサネット(登録商標)フレーム)をイーサネット(登録商標)終端部218に転送する。イーサネット(登録商標)終端部218では、受信したユーザフレーム(イーサネット(登録商標)フレーム)を撚り対線での伝送に適した信号に変換して出力する。この変換後のユーザフレーム(イーサネット(登録商標)フレーム)は、トランス219、LANコネクタ221を経て、パソコン等の接続機器108に到達する。
GE−PONでリンクを確立した後、局内装置101の交換や光ファイバ104、105の障害等の原因で再びリンクを失う場合がある。このような場合、光加入者装置103はレイヤ2スイッチ部217のポートbの遮断(図で×印244)の状態を解除する。そして、図6に示す状態に戻って、GE−PONのフレーム検出とATM−PONのフレーム検出を試みる状態に戻る。
<(3)ATM−PONで通信を行う場合の動作>
図8は、ATM−PONで通信を行うときの光加入者装置の動作を示したものである。図8で、図5と同一部分には同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。図15〜図17と共に説明する。
ATM−PONで通信を行うときの動作は、本明細書の「(2)GE−PONで通信を行う場合の動作」の説明における「ATM−PON」を「GE−PON」に置き換え、「ATM−PON」を「GE−PON」に置き換えて、基本的にそのまま使用することができる。ただし、ATM−PONで通信を行うときの動作は、GE−PONで通信を行う場合の動作と次の点で異なる。
まず、ATM−PONで通信を行う場合には、GE−PON上り送信許可部214を常に「禁止」状態にしている。次に、レイヤ2スイッチ部217のポートaを遮断している(図で×印245)。更にATM−PON光送信許可申請信号232にATM−PON上り送信許可信号234と光送信許可信号235を連動させている。
以上説明したように本実施の形態の光加入者装置103では、GE−PON終端部213とATM−PON終端部215を備えている。このため、局内装置101からのGE−PONのフレームの検出を行うことができる。また、局内装置101へのGE−PONのフレームによる応答ならびにイーサネット(登録商標)フレームとGE−PONのフレームの変換を行うことができる。更に、局内装置101からのATM−PONのフレームの検出ならびに局内装置101へのATM−PONのフレームによる応答や、イーサネット(登録商標)フレームとATM−PONのフレームの変換を行うことができる。
また、GE−PON終端部213およびATM−PON終端部215は、それぞれのプロトコルにしたがって動作する。このため、光加入者装置103は、局内装置101から送信を許可されている期間にだけ上り方向にフレーム112を送信しようとする。局内装置101からのフレーム111を検出することがなければ、上り方向にフレーム112を送信することはない。これ故、局内装置101が下り方向にGE−PONのフレーム111を送信していれば、ATM−PON終端部215が上り方向にフレーム112を送信しようとすることがない。また、局内装置101が下り方向にATM−PONのフレーム111を送信していれば、GE−PON終端部213が上り方向にフレーム112を送信しようとすることはない。
そこで、初期状態において、GE−PON終端部213からの上り信号の送信とATM−PON215からの上り信号送信を共に禁止にしておく。そして、GE−PON終端部213がGE−PONのフレームを検出し上り方向にフレーム112を送信しようとしたときには、GE−PON終端部213の上り方向の信号出力を許可するようにする。また、ATM−PON終端部215がATM−PONのフレームを検出し上り方向にフレーム112を送信しようとしたときには、ATM−PON終端部215の上り方向の信号出力を許可するようにする。以上の制御を行うことで、GE−PON終端部213から光・電気変換部211に出力する信号と、ATM−PON終端部215から光・電気変換部211に出力する信号が衝突することを防ぎながら、GE−PONのフレームの上り方向送信またはATM−PONのフレームの上り方向送信を行うことができる。GE−PON終端部213またはATM−PON終端部215が適時に上り方向にフレーム112を送信することができれば、GE−PONまたはATM−PONで局内装置101とリンクを確立することができ、GE−PONまたはATM−PONで通信を開始することができる。
図9は、以上説明した本実施の形態の光加入者装置の送信制御の概要を表わしたものである。この送信制御は、図5に示した制御部222のCPUが前記した制御プログラムを実行することによって実現する。図15、図5と共に説明する。
制御部222は、局内装置101から光加入者装置103にフレームが送られてきていない状態で(ステップS251:Y)、GE−PON上り送信許可部214とATM−PON上り送信許可部216を出力禁止の状態に設定する(ステップS252)。この状態で、制御部222はGE−PON終端部213あるいはATM−PON終端部215から許可申請信号が受信されるのを待機する(ステップS253)。
許可申請信号が受信されたら(ステップS253:Y)、制御部222はこれがGE−PON許可申請信号231であるか、あるいはATM許可申請信号232であるかを判別する(ステップS254)。GE−PON許可申請信号231であった場合(ステップS254:Y)、制御部222は「許可」の極性に設定したGE−PON上り送信許可信号233をGE−PON上り送信許可部214に送出する(ステップS255)。これにより、GE−PON終端部213から光・電気変換部211へ向けてのフレームの送出が可能になり、GE−PONによる送信開始処理が終了する(エンド)。
一方、制御部222がATM許可申請信号232を受信した場合(ステップS254:N)、制御部222は「許可」の極性に設定したATM上り送信許可信号234をATM上り送信許可部216に送出する(ステップS256)。これにより、ATM−PON終端部215から光・電気変換部211へ向けてのフレームの送出が可能になり、ATM−PONによる送信開始処理が終了する(エンド)。
以上説明したように本実施の形態の光加入者装置103によれば、局内装置101をATM−PONからGE−PONまたは逆にGE−PONからATM−PONに変更したときに、自律的に動作を切り替えてこれに対応することができる。このように人によるGE−PONとATM−PONの切替操作を不要としているので、人為的なミスが発生しない。
また、本実施の形態の光加入者装置103によれば、従来のATM−PONシステムやGE−PONシステムにこの光加入者装置103を組み込んでも、他の光加入者装置や局内装置へ影響を与えない。これは、本実施の形態の光加入者装置103が局内装置101から与えられた送信機会以外にフレームを送信しないため、他の光加入者装置からのフレームをつぶしてしまうようなことが発生しないからである。本実施の形態によれば、ATM−PONシステムにGE−PONのフレームを送信することもなく、逆にGE−PONシステムにATMのフレームを送信することもないため、誤動作を招くことがないからである。
更に、本実施の形態の光加入者装置103によれば、局内装置101や光カプラ102に変更を与えずにPONシステム100を実現することができる。これは、光加入者装置103の構成に変更を加えるだけで、対向装置である局内装置101に機能の追加や変更を必要としないためである。
次に、本発明の変形可能性について考察する。
<発明の第1の変形例>
図10は、本発明の第1の変形例における光加入者装置の構成を表わしたものである。図10で、図5と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この第1の変形例の光加入者装置103Aは、光ファイバ105を光カプラ301の外部入出力端子に接続している。新たに設けたこの光カプラ301は、第1の内部入出力端子と第2の内部入出力端子を備えている。このうちの第1の内部入出力端子には、図5に示した光・電気変換部211が接続されており、第2の内部入出力端子には、追加された光・電気変換部311が接続されている。光・電気変換部211の方は、GE−PON終端部213に接続されており、追加された光・電気変換部311の方がATM−PON終端部215と接続されている。
このように、第1の変形例の光加入者装置103Aは、GE−PON終端部213とATM−PON終端部215のそれぞれに専用の光・電気変換部211あるいは光・電気変換部311を配置した構造となっている。光・電気変換部211が光送信許可部212を配置しているのに対応して、追加された光・電気変換部311も光送信許可部312を配置している。
第1の変形例の光加入者装置103Aは、以上のような構成により、図5に示した光加入者装置103と比べるとGE−PON上り送信許可部214とATM−PON上り送信許可部216が不要となる。このため、制御部222Aは、図5のGE−PON上り送信許可信号233とATM−PON上り送信許可信号234の取り扱いが不要となる。この一方で、制御部222Aは光・電気変換部311内の光送信許可部312に対して、ATM−PON光送信許可信号336を与えて、ATM−PON終端部215から出力されるフレームの許可を行うようになっている。また、光送信許可部212に入力される光送信許可信号235AはGE−PON終端部213から出力されるフレームのみを対象とするものとなる。
この第1の変形例の光加入者装置103Aの動作は、基本的に、図5に示した先の実施の形態の光加入者装置103と同一である。そこで、光加入者装置103Aの回路動作の説明は省略する。
<発明の第2の変形例>
図11は、本発明の第2の変形例における光加入者装置の構成を表わしたものである。図11で、図10と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この第2の変形例の光加入者装置103Bでは、第1の変形例の光加入者装置103AにおけるGE−PON光送信許可申請信号231およびATM−PON光送信許可申請信号232を制御部222Bに取り込む構成となっていない。その代わりに、GE−PON終端部213BからはGE−PON光送信許可信号335Bが光・電気変換部211内の光送信許可部212に直接入力している。また、ATM−PON終端部215Bからは光・電気変換部311内の光送信許可部312にATM−PON光送信許可信号336Bに直接入力している。
<発明の第3の変形例>
図12は、本発明の第3の変形例における光加入者装置の構成を表わしたものである。図12で、図5と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この第3の変形例の光加入者装置103Cでは、図5に示したレイヤ2スイッチ部217をセレクタ部317に変更している。セレクタ部317は、図5に示したレイヤ2スイッチ部217と同様に、ポートa、ポートb、ポートcの3つのポートを備えている。セレクタ部317は、ポートcの信号として、ポートaの信号またはポートbの信号のどちらかを出力する機能と、ポートcの信号をポートaかポートbのどちらかに出力する機能を持っている。
<発明の第4の変形例>
図13は、本発明の第4の変形例における光加入者装置の構成を表わしたものである。図13で、図5と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この第4の変形例の光加入者装置103Dでは、GE−PON終端部213Dの電源を制御する信号として、制御部222DからGE−PON終端部213DにGE−PON終端部電源制御信号337を供給している。また、ATM−PON終端部215の電源を制御する信号として、制御部222DからTM−PON終端部215にATM−PON終端部電源制御信号338を供給している。
第4の変形例の光加入者装置103Dでは、GE−PONで動作している場合に、ATM−PON終端部電源制御信号338を操作して、ATM−PON終端部215Dを電源断やスリープの状態にしておく。また、ATM−PONで動作している場合には、GE−PON終端部電源制御信号337を操作して、GE−PON終端部213Dを電源断やスリープの状態にしておく。
ATM−PON終端部215DあるいはGE−PON終端部213Dを電源断やスリープの状態にするタイミングは、たとえば、一方のフレームを検出したとき、一方でフレームを送信する機会を得たとき、一方でリンクを確立した場合である。電源断やスリープから復旧させるタイミングは、たとえば他方がリンクを失ったときである。
この第4の変形例の光加入者装置103Dによれば、省電力の効果がある。
以上説明した変形例の他に、各種の変形が可能である。たとえば、第3の変形例の光加入者装置103Cで説明したセレクタ部317を、図10あるいは図11に示したレイヤ2スイッチ部217の代わりに配置するような変形も可能である。
また、図5に示した光加入者装置103の構成のままで、GE−PONまたはATM−PONでリンクを確立するまで、制御部222からレイヤ2スイッチ部217およびイーサネット(登録商標)終端部218を制御して、これらを電源断やスリープの状態にしておくことも可能である。GE−PONまたはATM−PONでリンクを確立するまでは、ユーザフレームをPONに送信することができない。したがって、レイヤ2スイッチ部217およびイーサネット(登録商標)終端部218を電源断やスリープにしておいても構わないためである。このように本発明を変形することで、省電力の効果を得ることができる。
更に、同じく図5の構成のままで、GE−PON終端部213の中にウェブ(web)サーバ機能を設けることも可能である。これにより、GE−PONの設定変更や状態表示をLANコネクタ221に接続したパソコンなどの接続機器108や局内装置101に接続したパソコンなどから可能とする構成が考えられる。同様に、ATM−PON終端部215の中にウェブサーバ機能を設けて、ATM−PONの設定変更や状態表示をLANコネクタ221に接続したパーソナルコンピュータ等の接続機器108から可能にしてもよい。同様のATM−PONの設定変更や状態表示は、局内装置101に接続した図示しないパーソナルコンピュータから可能にしてもよい。
<発明の第5の変形例>
図14は、本発明の第5の変形例における光加入者装置の構成を表わしたものである。図14で、図5と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜省略する。
この第5の変形例の光加入者装置103Eでは、レイヤ2スイッチ部217Eに、ポートa、ポートb、ポートcの他に、イーサネット(登録商標)ポートdを配置している。このレイヤ2スイッチ部217Eのポートdと制御部222Eを接続して、この制御部222Eにユーザフレームとしてのイーサネット(登録商標)フレームが到達できる経路を追加している。そして、制御部222E内にウェブサーバを設け、パーソナルコンピュータ等の図示しない情報処理装置から設定変更や状態表示を可能にしている。
10、20、103、103A、103B、103C、103D、103E 光加入者装置
11 GE−PON終端手段
12 ATM−PON終端手段
13 通信可能判別手段
14 送信制御手段
21 GE−PONフレーム受信手段
22 ATM−PONフレーム受信手段
23 GE−PONフレーム送信手段
24 ATM−PONフレーム送信手段
25 フレーム送信禁止手段
26 フレーム受信待機手段
27 フレーム受信時送信制御手段
30 フレーム送信制御方法
31 未受信検出ステップ
32 フレーム送信禁止設定ステップ
33 フレーム受信待機ステップ
34 フレーム送信許可ステップ
40 フレーム送信制御プログラム
41 未受信検出処理
42 フレーム送信禁止設定処理
43 フレーム受信待機処理
44 フレーム送信許可処理
100 PONシステム
101 局内装置
102、301 光カプラ
105 光ファイバ
108 接続機器
211、311 光・電気変換部
212、312 光送信許可部
213、213B GE−PON終端部
214 GE−PON上り送信許可部
215、215B ATM−PON終端部
216 ATM−PON上り送信許可部
222、222A、222B、222C、222D、222E 制御部
231 GE−PON光送信許可申請信号
232 ATM−PON光送信許可申請信号
233 GE−PON上り送信許可信号
234 ATM−PON上り送信許可信号

Claims (7)

  1. GEPON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)を終端するGEPON終端手段と、
    ATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)を終端するATM−PON終端手段と、
    前記GEPON終端手段とATM−PON終端手段のいずれで通信が可能であるかを判別する通信可能判別手段と、
    この通信可能判別手段で通信が可能と判別した終端手段から送信を行う送信制御手段
    とを具備することを特徴とする光加入者装置。
  2. 前記送信制御手段は、前記ATM−PON終端手段とGEPON終端手段のうち前記通信可能判別手段で通信を可能と判別しなかった終端手段からの送信を禁止する送信禁止手段を具備することを特徴とする請求項1記載の光加入者装置。
  3. 前記送信禁止手段は、前記通信を可能と判別しなかった終端手段を電源断あるいはスリープの状態に移行させる送信禁止状態移行手段を具備することを特徴とする請求項2記載の光加入者装置。
  4. GE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)のフレームを受信するGE−PONフレーム受信手段と、
    ATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)のフレームを受信するATM−PONフレーム受信手段と、
    GE−PONのフレームを送信するGE−PONフレーム送信手段と、
    ATM−PONのフレームを送信するATM−PONフレーム送信手段と、
    前記GE−PONフレーム受信手段およびATM−PONフレーム受信手段がいずれもフレームの受信を検出していない状態で前記GE−PONフレーム送信手段およびATM−PONフレーム送信手段からの送信を禁止するフレーム送信禁止手段と、
    このフレーム送信禁止手段がATM−PONおよびGE−PONのフレームの送信を禁止している状態で、前記GE−PONフレーム受信手段とATM−PONフレーム受信手段のいずれかがフレームを受信するのを待機するフレーム受信待機手段と、
    このフレーム受信待機手段がフレームの受信を検出したとき、受信したフレームがGE−PONのフレームの場合に前記フレーム送信禁止手段によるGE−PONフレーム送信手段の送信禁止のみを解除し、受信したフレームがATM−PONのフレームの場合に前記ATM−PONフレーム送信手段の送信禁止のみを解除するフレーム受信時送信制御手段
    とを具備することを特徴とする光加入者装置。
  5. 前記フレーム受信時送信制御手段は、前記GE−PONフレーム送信手段およびATM−PONフレーム送信手段のうちの受信したフレームと一致した種類のフレームを送信する手段に対して送信を許可する極性の信号を与え、それ以外のフレームを送信する手段に対しては送信を禁止する極性の信号を与えた状態を保持することを特徴とする請求項4記載の光加入者装置。
  6. 特定の通信装置からGE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)のフレームとATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)のフレームのいずれも受信していない状態を検出する未受信検出ステップと、
    この未受信検出ステップで前記GE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれも受信していない状態を検出したら前記特定の通信装置を宛先とするGE−PONのフレームとATM−PONのフレームの送信を共に禁止する設定を行うフレーム送信禁止設定ステップと、
    このフレーム送信禁止設定ステップで前記GE−PONのフレームとATM−PONのフレームの送信を共に禁止した状態で前記特定の通信装置からこれらGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれかを受信するのを待機するフレーム受信待機ステップと、
    このフレーム受信待機ステップで受信を待機しているとき、前記GE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれかが受信されたとき、前記特定の通信装置に対する受信された方の種類のフレームのみの送信を許可するフレーム送信許可ステップ
    とを具備することを特徴とするフレーム送信制御方法。
  7. コンピュータに、
    特定の通信装置からGE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標) Passive Optical Network)のフレームとATM−PON(Asynchronous Transfer Mode Passive Optical Network)のフレームのいずれも受信していない状態を検出する未受信検出処理と、
    この未受信検出処理で前記GE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれも受信していない状態を検出したら前記特定の通信装置を宛先とするGE−PONのフレームとATM−PONのフレームの送信を共に禁止する設定を行うフレーム送信禁止設定処理と、
    このフレーム送信禁止設定処理で前記GE−PONのフレームとATM−PONのフレームの送信を共に禁止した状態で前記特定の通信装置からこれらGE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれかを受信するのを待機するフレーム受信待機処理と、
    このフレーム受信待機処理で受信を待機しているとき、前記GE−PONのフレームとATM−PONのフレームのいずれかが受信されたとき、前記特定の通信装置に対する受信された方の種類のフレームのみの送信を許可するフレーム送信許可処理
    とを実行させることを特徴とするフレーム送信制御プログラム。
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