JP5035526B2 - ギヤポンプの慣らし方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジング内で互いに噛合う歯車を回転させて流体の吐出を行うギヤポンプの慣らし方法及び装置に関するものである。
一例として、自動車等に搭載される油圧システムの油圧源として使用されるギヤポンプについて、図13及び図14を参照して説明する。図13及び図14に示すように、ギヤポンプ1は、外接歯車ポンプであって、ハウジング2のポンプ室3内に互いに噛合わされた駆動ギヤ4(平歯車)及び従動ギヤ5(平歯車)が設けられている。
ポンプ室3は、互いに噛合う駆動ギヤ4及び従動ギヤ5に外接する略繭形の凹部2Aをハウジング2に形成し、この凹部2Aにサイドプレート6を摺動可能かつ液密的に嵌合することによって形成されている。駆動ギヤ4及び従動ギヤ5の軸部7、8は、ハウジング2及びサイドプレート6に設けられた軸受9、10によってそれぞれ回転可能に軸支されている。駆動ギヤ4の軸部7の先端部は、ハウジング2を貫通して外部に延出されており、ジョイント11Aによってモータ11等の駆動源に連結されるようになっている。
ハウジング2には、駆動ギヤ4と従動ギヤ5との噛合い部に臨んでポンプ室3内の互いに反対側に開口する吸込ポート12及び吐出ポート13が形成されている。ハウジング2には、凹部2Aに嵌合されたサイドプレート6の背面部を覆うカバー14が取付けられており、サイドプレート6とカバー14との摺動部をOリング24及びバックアップリング25によってシールしてサイドプレート6の背面部に圧力室15が形成されている。圧力室15は、カバー14に形成された通路16及びハウジング2に形成された通路17を介して吐出ポート13に連通されている。
このように構成されたギヤポンプ1の作用について次に説明する。
駆動ギヤ4の軸部7をジョイント11Aによってモータ11等の駆動源に連結して、駆動ギヤ4を一定方向(図14において矢印で示す時計方向)に回転させると、従動ギヤ5がその反対方向(図14において矢印で示す反時計方向)に回転する。これにより、吸込ポート12側では、駆動ギヤ4と従動ギヤ5との噛合いが離れることによって流体が吸込まれる。そして、駆動ギヤ4及び従動ギヤ5の歯溝とポンプ室3の内壁との間に閉じ込められた流体は、駆動ギヤ4及び従動ギヤ5の回転によってポンプ室3の内周面に沿って吐出ポート13に運ばれる。吐出ポート13側では、駆動ギヤ4と従動ギヤ5とが噛合うことによって歯溝間に閉じ込められた流体が押し出されて吐出される。
このとき、吐出ポート13の吐出圧力が通路16、17を介して圧力室15に導入されて、吐出圧力に応じてサイドプレート6を駆動ギヤ4及び従動ギヤ5の側面に押付ける。これにより、駆動ギヤ4及び従動ギヤ5の側面部のシール性を高めている。ここで、サイドプレート6の圧力室15に対する受圧面積を大きくして駆動ギヤ4及び従動ギヤ5への押圧力を大きくすることにより、シール性を向上させて容積効率を高めることができるが、このようにした場合、摩擦抵抗が増大して機械効率が低下することになる。そこで、容積効率及び機械効率を考慮して、これらを両立させるようにサイドプレート6の圧力室15に対する受圧面積が決定される。
上述のギヤポンプ1では、その構造上、駆動ギヤ4及び従動ギヤ5の外周及び側面とポンプ室3との間に一定のクリアランスを設ける必要があるため、高圧の吐出ポート13側の流体が低圧の吸込ポート12側へ僅かに戻される(漏れる)ことになる。これに対して、各部品の形状及び寸法を精密に機械加工して、これらのクリアランスをできるだけ小さくすることにより、漏れを低減して容積効率を高めることが可能である。
しかしながら、機械加工の精度を高めるだけでは、クリアランスの精度管理が困難であり、また、コストもかかる。そこで、従来、例えば特許文献1に記載されているように、ギヤポンプ1を組付ける際に、いわゆる慣らし(ギヤトラッキング)を行うことにより、クリアランスの精度を確保している。
特開平11−210644号公報
従来のギヤポンプ1の慣らしについて次に説明する。
駆動ギヤ4及び従動ギヤ5の軸部7、8がその軸受9、10内で径方向に移動したとき、ポンプ室3の内周面と駆動ギヤ4及び従動ギヤ5とが僅かに干渉するように設定された寸法公差で各部品を機械加工する。そして、これらの部品を組付けたギヤポンプ1の駆動ギヤ4の軸部7にモータを連結し、吸込ポート12にオイルタンクを接続し、また、吐出ポート13に圧力調整弁等の負荷手段を接続して、通常の吐出圧力よりも高い吐出圧力でギヤポンプ1を一定時間運転する。
このとき、図15に示すように、ポンプ室3内の駆動ギヤ4及び受動ギヤ5は、低圧の吸込ポート12と高圧の吐出ポート13と差圧によって低圧の吸込ポート12側へ押圧される。そして、上述の寸法公差によって、駆動ギヤ4及び従動ギヤ5の歯先がポンプ室3の吸込ポート12側の内周面に接触して、これを切削する。なお、図15において、駆動ギヤ4及び従動ギヤ5の押圧方向を矢印Aで示し、切削部T(トラッキング部)を斜線で示す。また、吐出ポート13から圧力室15に導入された吐出圧力によってサイドプレート6が駆動ギヤ4及び従動ギヤ5の側面部に押付けられることにより、駆動ギヤ4及び従動ギヤ5の両側面部とこれらに当接する凹部2Aの底部及びサイドプレート6が切削される。このように慣らしを実行することにより、各部品の機械加工精度のみに依存することなく、容易に適切なクリアランスを得ることができる。
しかしながら、上記従来の慣らし工程では、次のような問題がある。従来のギヤポンプの慣らしは、実験的に決定された一定の慣らしパターンに従って圧力調整弁によって吐出圧力を周期的に変化させながらギヤポンプを一定時間運転することによって行われており、実際に慣らしが適切に完了されたかどうかを判定しているわけではない。このため、各部品の機械加工精度によってクリアランスの精度にバラツキが生じる虞がある。また、確実に慣らしを完了するためには慣らし時間を長めに設定する必要があり、生産性の低下の原因となる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ギヤポンプの慣らしを適切に行うことができるギヤポンプの慣らし方法及び装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、ハウジング内で互いに噛合う歯車を回転させて流体を吐出する外接歯車ポンプを所定の吐出圧力で運転して前記ハウジングと前記歯車との接触部を切削するギヤポンプの慣らし方法又は装置において、
所定の慣らしパターンに従って吐出圧力を周期的に増減させ、前記歯車の駆動トルクを監視し、周期毎の駆動トルクの減少が所定の基準値以下になったとき、慣らしの終了と判定することを特徴とする。
(発明の態様)
以下に、本発明において特許請求が可能と認識される発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。なお、以下の(1)乃至(8)における方法の内容が請求項1乃至8にそれぞれ対応し、(1)乃至(8)における装置の内容が請求項9乃至16にそれぞれ対応する。
(1)ハウジング内で互いに噛合う歯車を回転させて流体を吐出する外接歯車ポンプを所定の吐出圧力で運転して前記ハウジングと前記歯車との接触部を切削するギヤポンプの慣らし方法(又は装置)において、
所定の慣らしパターンに従って吐出圧力を周期的に増減させ、前記歯車の駆動トルクを監視し、周期毎の駆動トルクの減少が所定の基準値以下になったとき、慣らしの終了と判定することを特徴とするギヤポンプの慣らし方法(又は装置)。
この構成により、慣らしすなわち切削の進行によって駆動トルクが低下するので、周期毎の駆動トルクの減少を監視することによって慣らしの終了を正確に判定することができる。ここで、慣らしパターンとしては、例えば一定速度及び一定周期で昇圧及び減圧を繰返す三角波パターンのほか、あらゆる周期的なパターンを想定することができる。
(2)上記(1)の構成において、周期毎の駆動トルクのピーク値の減少が所定の基準値以下になったとき、慣らしの終了と判定することを特徴とするギヤポンプの慣らし方法(又は装置)。
この構成により、駆動トルクのピーク値に基づいて慣らしの終了を判定するので、容易に判定を行うと共に判定精度のばらつきを防止することができる。
(3)上記(1)の構成において、切削が行われる慣らし領域よりも低い吐出圧力における駆動トルクに基づいて慣らしの終了を判定することを特徴とするギヤポンプの慣らし方法(又は装置)。
この構成により、切削による駆動トルクの変動の影響を受けることがなく、正確な判定を行うことができる。
(4)上記(2)の構成において、前記慣らしパターンは、吐出圧力のピーク値が切削が行われる慣らし領域よりも低い慣らし終了判定周期を有しており、該慣らし終了判定周期における駆動トルクのピーク値に基づいて慣らしの終了を判定することを特徴とギヤポンプの慣らし方法(又は装置)。
この構成により、駆動トルクのピーク値に基づいて慣らしの終了を判定するので、容易に判定を行うと共に判定精度のばらつきを防止することがで、また、切削による駆動トルクの変動の影響を受けることがなく、正確な判定を行うことができる。
(5)上記(1)乃至(4)のいずれかの構成において、吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定の基準範囲内に収まるように吐出圧力を調整することを特徴とするギヤポンプの慣らし方法(又は装置)。
この構成により、切削速度の超過を防止して、切削面の良好な面粗度を得ることができる。
(6)上記(5)の構成において、吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定範囲の基準トルクの上限に達したとき、昇圧速度を低下させ、下限に達したとき、昇圧速度を増大させるように吐出圧力を調整することを特徴とするギヤポンプの慣らし方法(又は装置)。
この構成により、常に適切な切削速度を維持することができ、切削面の良好な面粗度を得ることができる。
(7)上記(5)の構成において、吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定の基準トルクに達したとき、その吐出圧力を保持し、その後、駆動トルクの所定の低下を検知したとき、吐出圧力の昇圧を再開し、これを繰返して吐出圧力を昇圧することを特徴とするギヤポンプの慣らし方法(又は装置)。
この構成により、常に適切な切削速度を維持することができ、切削面の良好な面粗度を得ることができる。
(8)上記(1)乃至(4)のいずれかの構成において、前記慣らしパターンは、一定のパターンに固定された第1慣らしモードと、吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定範囲の基準トルクの上限に達したとき、昇圧速度を低下させ、下限に達したとき、昇圧速度を増大させるように吐出圧力を調整する第2慣らしモードと、吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定の基準トルクに達したとき、その吐出圧力を保持し、その後、駆動トルクの所定の低下を検知したとき、吐出圧力の昇圧を再開し、これを繰返して吐出圧力を昇圧する第3慣らしモードとを有し、前記慣らしパターンの第1周期における駆動トルクに応じて前記第1乃至第3慣らしモードのいずれかを選択的に実行することを特徴とするギヤポンプの慣らし方法(又は装置)。
この構成により、第1周期の駆動トルクによって切削代を検出し、その切削代に応じて適切な慣らしパターンを選択することができるので、良好な切削面を得ると共に効率的に切削を行い、慣らし時間を短縮することができる。
本発明に係るギヤポンプの慣らし方法又は装置によれば、慣らし(切削)の進行によって駆動トルクが低下するので、周期毎の駆動トルクの減少を監視することによって慣らしの終了を正確に判定することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態に係るギヤポンプの慣らし方法は、図13及び図14に示すギヤポンプ1に適用することができるものであり、以下、一例としてギヤポンプ1の慣らしを行う場合について説明する。
本発明の第1実施形態について図1乃至図3を参照して説明する。
図3に示すように、本実施形態に係るギヤポンプの慣らし方法に用いられる慣らし装置18は、ギヤポンプ1の駆動ギヤ4の軸部7に連結されるモータ11と、モータ11の駆動トルクを検出するトルクセンサ20と、ギヤポンプ1の吸込ポート12に接続されて作動流体を供給するタンク21と、吐出ポート13に接続されて吐出圧力を所定圧力に調整する調圧弁22と、吐出ポート13の吐出圧力を検出する圧力センサ23とを備えている。
モータ11は、ギヤポンプ1の駆動ギヤ4の軸部7にジョイント11Aによって連結され、所定の回転速度で駆動ギヤ4を駆動することができるものである。調圧弁22は、ギヤポンプ1の吐出ポート13に接続され、タンク21への流路を調整することによって吐出ポート13の吐出圧力を所定圧力に調整できるようになっている。
ギヤポンプ慣らし装置18を用いたギヤポンプ1の慣らしについて次に説明する。
上記従来の慣らしの場合と同様、所定の寸法公差で機械加工された各部品を組付けたギヤポンプ1の駆動ギヤ4の軸部7にジョイント11Aによってモータ11を連結し、吸込みポート12にタンク21を接続し、また、吐出ポート13に調圧弁22を接続する。
モータ11によってギヤポンプ1の駆動ギヤ4を一定の回転速度で駆動し、調圧弁22によって吐出圧力を図1中に破線Aで示す一定の慣らしパターンA(吐出圧力パターン)に従って調整して慣らしを行い、トルクセンサ20によってモータ11の駆動トルクを監視する。この慣らしパターンAは、一定の昇圧速度(例えば0.5MPa/秒程度)で最大圧力(例えば15MPa程度)まで昇圧した後、一定の速度で減圧し、これを繰返す三角波パターンである。
このとき、トルクセンサ20によって検出されるモータ11の駆動トルクTは、切削抵抗に応じて変化するので、図1中に実線で示すように、慣らしパターンAに沿って変化することになるが、慣らし(切削)の進行に伴って切削抵抗が減少するため、慣らしパターンAの周期毎に駆動トルクTのピーク値TPが徐々に小さくなる。このピーク値TPの周期毎の変化ΔTPを監視し、ピーク値TPの変化ΔTPが予め設定した基準値以下になったとき、慣らしの終了と判定して慣らしを終了する。これにより、慣らし(切削)の完了を正確に判定することができるので、ギヤポンプ1のクリアランスの精度のばらつきを解消すると共に、慣らし時間を短縮することができる。
上述の慣らし終了を判定するための制御フローについて図2を参照して説明する。ステップS1で慣らしパターンAの第1周期を実行し、ステップ2でその次の周期を実行し、ステップ3でその周期と前周期との駆動トルクTのピーク値TPの変化ΔTPを基準値と比較し、変化ΔTPが基準値よりも大きい場合、ステップS2へ戻り、変化ΔTPが基準値以下の場合、慣らしを終了する。これにより、慣らしの完了を正確に判定することができる。
次に上記第1実施形態の慣らしパターンAの変形例について図4乃至図8を参照して説明する。なお、上記第1実施形態のものに対して異なる部分についてのみ詳細に説明する。
第1変形例について、図4を参照して説明する。本変形例では、トルクセンサ20によってモータ11の駆動トルクTを監視し、駆動トルクTが予め設定した範囲の基準トルクの上限Tmax及び下限Tminの間になるように調圧弁22によって吐出圧力の昇圧速度を調整する。すなわち、駆動トルクTが基準トルクの上限Tmaxに達したとき、吐出圧力の昇圧速度を小さくし、また、駆動トルクTが基準トルクの下限Tminに達したとき、吐出圧力の昇圧速度を大きくする。これにより、駆動トルクTを常に基準トルクの範囲内に維持することができ、その結果として切削速度が適切な範囲に調整されることになるので、過度の切削、喰い付きを防止して切削面の面粗度の低下を防止することができる。
第2変形例について、図5及び図6を参照して説明する。図5に示すように、本変形例では、トルクセンサ20によってモータ11の駆動トルクTを監視し、吐出圧力の上昇によって駆動トルクTが増大して、吐出圧力に応じて予め設定した基準トルク値Trに達したとき(時間t1、t3、…)、吐出圧力をその圧力に保持し、その後、切削が進んで駆動トルクTが低下し、低下速度が一定値以下になっとき(時間t2、t4、…)、その吐出圧力における切削が完了したと判定して吐出圧力を昇圧を再開する。このようにして、吐出圧力の昇圧、保持を繰返すことにより、駆動トルクTを徐々に増大させる。これにより、駆動トルクTを常に適切に制御することができ、その結果として切削速度が適切な範囲に調整されることになるので、過度の切削、喰い付きを防止して切削面の面粗度の低下を防止することができる。これにより、上記第1変形よりも小さい速度で切削することが可能となる。
本変形例による慣らしパターンAの周期毎の駆動トルクTの制御フローについて図6を参照して説明する。ステップS1で調圧弁22によって吐出圧力の昇圧を開始し、ステップ2でモータ11の駆動トルクTを監視する。駆動トルクTがその吐出圧力における基準トルク値Trに達するまでは、ステップS1へ戻って吐出圧力の昇圧を続け、駆動トルクTが基準トルク値Trに達したとき、ステップS3でその吐出圧力を保持し、ステップS4へ進む。ステップS4では、切削の進行による駆動トルクTの低下を監視し、駆動トルクTの低下速度が一定値以下になるまでは、ステップS3に戻って吐出圧力の保持を続け、駆動トルクTの低下速度が一定値以下になったとき、ステップS5へ進んで吐出圧力の昇圧を再開してステップS6へ進む。ステップS6では、吐出圧力がピーク値に達したか否かを判断し、ピーク値に達するまではステップS1へ戻り、上述の吐出圧力の昇圧、保持を繰返し、吐出圧力がピーク値に達したとき、ステップS7へ進んでその吐出圧力を保持してステップS8へ進む。ステップS8では、ステップS4と同様、駆動トルクの低下速度を監視し、駆動トルクTの低下速度が一定値以下になるまでは、ステップS7に戻って吐出圧力の保持を続け、駆動トルクTの低下速度が一定値以下になったとき、ステップS9へ進んで吐出圧力を減圧してその周期を終了する。これにより、駆動トルクTを常に適切に制御することができ、切削速度を適切な範囲に調整して切削面の面粗度の低下を防止することができる。
なお、駆動トルクTを監視せず、吐出圧力を一定時間一定圧力に保持しながら段階的に上昇させることによって、簡略的に切削速度を調整することもできる。
次に、第3変形例について、図7及び図8を参照して説明する。本変形例では、図7に示すように、慣らしパターンAの第1周期において、モータ11の駆動トルクTを監視し、駆動トルクのピーク値TPに応じて慣らしパターンAを変更する。駆動トルクのピーク値TPが所定の範囲の下限である第1基準値T1以下の場合には、切削代が小さいと判断して、比較的切削速度が速くなる上述の第1実施形態における一定の慣らしパターン(第1慣らしモードA1)を実行する。トルクピーク値TPが所定の範囲の上限である第2基準値T2以上の場合には、切削代が大きいと判断して、最も切削速度を抑えることができる上述の第2変形例における慣らしパターン(第3慣らしモードA3)を実行する。また、駆動トルクのピーク値TPが第1基準値と第2基準値との間にある場合には、切削代が標準的な量であると判断して、第2変形例よりも切削速度が速くなる第1変形例における慣らしパターン(第2慣らしモードA2)を実行する。このようにして、切削代に応じて適切な慣らしパターンを選択することにより、良好な切削面を得ると共に効率的に切削を行って切削時間を短縮することができる。
次に、本変形例による制御フローについて、図8を参照して説明する。ステップS1で慣らしパターンAの第1周期を実行し、ステップS2でモータ11の駆動トルクTのピーク値TPを検出し、ピーク値TPに応じて実行する慣らしパターンの慣らしモードを決定する。駆動トルクTのピーク値TPが第1基準値T1以下の場合には(TP≦T1)、ステップS3へ進んで第1慣らしモードA1を実行し、駆動トルクTのピーク値TPが第2基準値T2以上の場合には(TP≧T2)、ステップS5へ進んで第3慣らしモードA3を実行し、また、トルクピーク値TPが第1基準値と第2基準値との間である場合には(T1≦TP≦T2)、ステップ4へ進んで第2慣らしモードA2を実行する。これにより、切削代に応じて適切な慣らしモードを選択することができる。その結果、良好な切削面を得ると共に効率的に切削を行い、慣らし時間を短縮することができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図9乃至図12を参照して説明する。なお、以下の説明において、上記第1実施形態に対して、同様の部分には同一の符号を用いて異なる部分についてのみ詳細に説明する。
図9に示すように、本実施形態では、上記第1実施形態の慣らしパターンAの各周期の前後に慣らし終了判定周期B(B1、B2、B3、…)を追加している。慣らし終了判定周期Bは、吐出圧力を一定の昇圧速度で一定の最大圧力まで昇圧した後、一定の速度で減圧し、これを繰返す三角波パターンであり、最大圧力は、慣らし(切削)が行われる慣らし領域よりも低く設定されている。そして、調圧弁22によって慣らし終了判定周期Bを実行したときのモータ11の駆動トルクTを監視し、慣らし終了判定周期B(B1、B2、B3、…)におけるトルクピーク値Tpb(Tpb1、Tpb2、Tpb3、…)を検出する。このトルクピーク値Tpbは、図10に示すように、慣らしパターンAの実行による慣らし(切削)の進行に伴って徐々に小さくなる。このトルクピーク値Tpbの周期毎の変化を監視し、トルクピーク値Tpbの変化が予め設定した基準値以下になったとき、慣らしを終了する。図10に示す例では、第2周期B2のトルクピーク値Tpb2から第3周期B3のトルクピーク値Tpb3の間でトルクピーク値Tpbの差が小さくなっているので、第3周期B3で慣らしを終了する。このように、切削が生じない領域の吐出圧力において、駆動トルクTを監視することにより、切削による駆動トルクの変動の影響を受けることなく、正確な慣らしの終了判定を行うことができる。
本実施形態における慣らしの完了を判定するための制御フローについて図11を参照して説明する。ステップS1で慣らし終了判定周期Bの第1周期を実行し、ステップS2でその次の周期を実行し、ステップS3でその周期と前周期とのピークトルク値Tpbの変化ΔTpbを基準値と比較し、変化ΔTpbが基準値よりも大きい場合、ステップS2へ戻り、変化ΔTpbが基準値以下の場合、慣らしを終了する。これにより、慣らしの完了を正確に判定することができる。
次に、上記第2実施形態の変形例について、図12を参照して説明する。なお、上記第2実施形態に対して同様の部分には同様の符号を用いて異なる部分についてのみ詳細に説明する。
本変形例では、慣らし終了判定周期Bを追加する代わりに、慣らしパターンAにおいて、吐出圧力が慣らし領域より小さい所定の慣らし終了判定圧力Cにおいてモータ11の駆動トルクTを検出し、この駆動トルクTの周期毎の変化ΔTを監視し、この慣らし終了判定圧力Cにおける駆動トルクTの周期毎の変化ΔTが予め設定した基準定値以下になったとき、慣らしを終了する。これにより、切削による駆動トルクの変動の影響を受けることなく、慣らしの完了を正確に判定することができる。
なお、上記第2実施形態による慣らしの判定は、上記第1実施形態における第1乃至第3変形例と組合わせて実行することができる。
本発明の第1実施形態に係るギヤポンプの慣らし方法における慣らしパターンを示すグラフ図である。 本発明の第1実施形態に係るギヤポンプの慣らし方法における慣らし終了を判定するため制御を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るギヤポンプの慣らし方法に使用するギヤポンプ慣らし装置の概略構成を示す回路図である。 本発明の第1実施形態に係るギヤポンプの慣らし方法の第1変形例の慣らしパターンを示すグラフ図である。 本発明の第1実施形態に係るギヤポンプの慣らし方法の第2変形例の慣らしパターンを示すグラフ図である。 図5に示す慣らしパターンを実行するための制御を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るギヤポンプの慣らし方法の第3変形例の慣らしパターンの第1周期を示すグラフ図である。 本発明の第1実施形態に係るギヤポンプの慣らし方法の第3変形例において、慣らしモードを決定するための制御を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るギヤポンプの慣らし方法における慣らしパターンを示すグラフ図である。 図9に示す慣らしパターンを実行した場合のモータの駆動トルクのトルクピーク値の変化を示すグラフ図である。 本発明の第2実施形態に係るギヤポンプの慣らし方法における慣らし終了を判定するため制御を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るギヤポンプの慣らし方法の変形例における慣らしパターンを示すグラフ図である。 本発明に係る慣らし方法を適用することができるギヤポンプの概略構造を示す縦断面図である。 図13に示すギヤポンプの概略構成を示す側面の縦断面図である。 図13に示すギヤポンプの慣らし工程における駆動ギヤ及び従動ギヤによるハウジングの切削部を示す説明図である。
符号の説明
1 ギヤポンプ、2 ハウジング、4 駆動ギヤ(歯車)、5 従動ギヤ(歯車)、18 慣らし装置、A 慣らしパターン、T 駆動トルク、Tp 駆動トルクのピーク値、ΔTp 駆動トルクのピーク値の周期毎の変化

Claims (16)

  1. ハウジング内で互いに噛合う歯車を回転させて流体を吐出する外接歯車ポンプを所定の吐出圧力で運転して、前記ハウジングと前記歯車との接触部を切削するギヤポンプの慣らし方法において、
    所定の慣らしパターンに従って吐出圧力を周期的に増減させ、前記歯車の駆動トルクを監視し、周期毎の駆動トルクの減少が所定の基準値以下になったとき、慣らしの終了と判定することを特徴とするギヤポンプの慣らし方法。
  2. 周期毎の駆動トルクのピーク値の減少が所定の基準値以下になったとき、慣らしの終了と判定することを特徴とする請求項1に記載のギヤポンプの慣らし方法。
  3. 切削が行われる慣らし領域よりも低い吐出圧力における駆動トルクに基づいて慣らしの終了を判定することを特徴とする請求項1に記載のギヤポンプの慣らし方法。
  4. 前記慣らしパターンは、吐出圧力のピーク値が切削が行われる慣らし領域よりも低い慣らし終了判定周期を有しており、該慣らし終了判定周期における駆動トルクのピーク値に基づいて慣らしの終了を判定することを特徴と請求項2に記載のギヤポンプの慣らし方法。
  5. 吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定の基準範囲内に収まるように吐出圧力を調整することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のギヤポンプの慣らし方法。
  6. 吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定範囲の基準トルクの上限に達したとき、昇圧速度を低下させ、下限に達したとき、昇圧速度を増大させるように吐出圧力を調整することを特徴とする請求項5に記載のギヤポンプの慣らし方法。
  7. 吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定の基準トルクに達したとき、その吐出圧力を保持し、その後、駆動トルクの所定の低下を検知したとき、吐出圧力の昇圧を再開し、これを繰返して吐出圧力を昇圧することを特徴とする請求項5に記載のギヤポンプの慣らし方法。
  8. 前記慣らしパターンは、一定のパターンに固定された第1慣らしモードと、吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定範囲の基準トルクの上限に達したとき、昇圧速度を低下させ、下限に達したとき、昇圧速度を増大させるように吐出圧力を調整する第2慣らしモードと、吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定の基準トルクに達したとき、その吐出圧力を保持し、その後、駆動トルクの所定の低下を検知したとき、吐出圧力の昇圧を再開し、これを繰返して吐出圧力を昇圧する第3慣らしモードとを有し、前記慣らしパターンの第1周期における駆動トルクに応じて前記第1乃至第3慣らしモードのいずれかを選択的に実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のギヤポンプの慣らし方法。
  9. ハウジング内で互いに噛合う歯車を回転させて流体を吐出する外接歯車ポンプを所定の吐出圧力で運転して前記ハウジングと前記歯車との接触部を切削するギヤポンプの慣らし装置において、
    所定の慣らしパターンに従って吐出圧力を周期的に増減させ、前記歯車の駆動トルクを監視し、周期毎の駆動トルクの減少が所定の基準値以下になったとき、慣らしの終了と判定することを特徴とするギヤポンプの慣らし装置。
  10. 周期毎の駆動トルクのピーク値の減少が所定の基準値以下になったとき、慣らしの終了と判定することを特徴とする請求項9に記載のギヤポンプの慣らし装置。
  11. 切削が行われる慣らし領域よりも低い吐出圧力における駆動トルクに基づいて慣らしの終了を判定することを特徴とする請求項9に記載のギヤポンプの慣らし装置。
  12. 前記慣らしパターンは、吐出圧力のピーク値が切削が行われる慣らし領域よりも低い慣らし終了判定周期を有しており、該慣らし終了判定周期における駆動トルクのピーク値に基づいて慣らしの終了を判定することを特徴と請求項10に記載のギヤポンプの慣らし装置。
  13. 吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定の基準範囲内に収まるように吐出圧力を調整することを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載のギヤポンプの慣らし装置。
  14. 吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定範囲の基準トルクの上限に達したとき、昇圧速度を低下させ、下限に達したとき、昇圧速度を増大させるように吐出圧力を調整することを特徴とする請求項13に記載のギヤポンプの慣らし装置。
  15. 吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定の基準トルクに達したとき、その吐出圧力を保持し、その後、駆動トルクの所定の低下を検知したとき、吐出圧力の昇圧を再開し、これを繰返して吐出圧力を昇圧することを特徴とする請求項13に記載のギヤポンプの慣らし装置。
  16. 前記慣らしパターンは、一定のパターンに固定された第1慣らしモードと、吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定範囲の基準トルクの上限に達したとき、昇圧速度を低下させ、下限に達したとき、昇圧速度を増大させるように吐出圧力を調整する第2慣らしモードと、吐出圧力を昇圧する際、駆動トルクが吐出圧力に応じた所定の基準トルクに達したとき、その吐出圧力を保持し、その後、駆動トルクの所定の低下を検知したとき、吐出圧力の昇圧を再開し、これを繰返して吐出圧力を昇圧する第3慣らしモードとを有し、前記慣らしパターンの第1周期における駆動トルクに応じて前記第1乃至第3慣らしモードのいずれかを選択的に実行することを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記載のギヤポンプの慣らし装置。
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