JP5034657B2 - ヒートポンプ給湯装置 - Google Patents
ヒートポンプ給湯装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5034657B2 JP5034657B2 JP2007118686A JP2007118686A JP5034657B2 JP 5034657 B2 JP5034657 B2 JP 5034657B2 JP 2007118686 A JP2007118686 A JP 2007118686A JP 2007118686 A JP2007118686 A JP 2007118686A JP 5034657 B2 JP5034657 B2 JP 5034657B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- hot water
- predetermined
- air volume
- heat pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
湯装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。図3は、従来のヒートポンプ式給湯装置の圧縮機として用いられているスクロール圧縮機の断面図である。図3において、固定スクロール101と、旋回スクロール102を噛み合わせて双方間に圧縮室103を形成し、旋回スクロール102を自転拘束機構104による自転の拘束のもとに円軌道に沿って旋回させたとき、圧縮室103が容積を変えながら移動することで冷媒の吸入、圧縮、吐出を行う。
ンプ給湯装置を提供することを目的とする。
行うことができる。
に第4の所定温度だけ上げるとともに、前記沸き上げ回数記憶手段により記憶された沸き上げ回数が所定回数以上になった場合、前記目標吐出温度設定手段により設定された目標吐出温度を第4の所定温度だけ上げることを解除するので、高圧側が上がるために圧縮比を確保することができるとともに、背圧弁109に異物が噛み込んでいたとしても、吐出圧力が上がる(すなわち背圧が上がる)ので、背圧と圧縮室内圧のバランスを取ろうとして、異物が影響しない程度に背圧弁109が上がり、異物の噛み込みによる転覆現象を防止することができる。また、沸き上げ回数を何回か重ねることで、何かの拍子に異物が取れる場合があるので、沸き上げ回数を所定回数行うことで、一度制限を解除して通常の沸き上げ運転を行い、効率の良い運転を行うことができる。
風量をさらに所定風量だけ下げるために、低圧側が下がり、圧縮比を確保することができる。すなわち高圧が上がることで、背圧が上がり、背圧室と圧縮室との圧力バランスを取ろうとして、異物が影響しない程度に背圧弁109が上がり、適正な背圧が確保でき、また低圧が下がることで、圧縮室内圧が下がり、背圧弁109に異物が噛み込んでいる状態でも、よりいっそう背圧室と圧縮室との圧力バランスを取ることができ、異物の噛み込みによる転覆現象を防止することができる。送風機の風量を下げない場合よりも圧縮比を取りやすい分、第4の所定温度を低めに設定でき、高圧の異常上昇を防止しやすくなる。
図1は、本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯装置の回路構成図である。まず図1に基づいて、本実施例によるヒートポンプ給湯装置の構成を説明する。図1において本実施の形態におけるヒートポンプ回路10は、冷媒として二酸化炭素を用い、高圧側(圧縮機の吐出圧力側)では臨界圧力を越える状態で運転する。もちろん、本実施例では二酸化炭素を冷媒として採用しているが、高圧側が臨界圧力を超える冷媒であれば、その他の冷媒でヒートポンプ回路を構成しても問題はない。また、本実施の形態1では、ヒートポンプ給湯装置が、タンクユニット60とヒートポンプユニット61で構成される分離型のヒートポンプ給湯装置で説明するが、もちろん、タンクユニットとヒートポンプユニットが一体的に構成された一体型のヒートポンプ給湯装置でも構わない。
上げ運転を繰り返しているうちに、スクロール圧縮機11の背圧弁109に噛み込んでいる異物が何らかの拍子で取れる場合があるので、その場合には再度転覆する恐れが少ない。そのため、外気温度Tgが第8の所定温度T8よりも小さいか、もしくは、沸き上げ回数のカウントが所定の沸き上げ回数以上であるかどうかを判断し、該当すれば「転覆検知フラグ」を「0」に設定し、STEP7に進むと同時に、沸き上げ回数のカウントを一度クリアする。一方、該当しなければ、そのままSTEP7に進む。なお、本実施の形態では、沸き上げ回数が、所定回数以上であるかどうか判断しているが、運転時間が、所定の運転時間以上であるかどうかで判断しても同様の効果を有する。
10B 温度センサ(吐出温度検出手段)
10D 温度センサ(外気温度検出手段)
11 スクロール圧縮機
12 給湯用熱交換器
13A メイン膨張弁
14 蒸発器
15 送風機
20E 温度センサ(出湯温度検出手段)
Claims (6)
- スクロール圧縮機、給湯用熱交換器、膨張弁、蒸発器を冷媒配管によって順次環状に接続したヒートポンプ回路を備えるヒートポンプ給湯装置であって、前記スクロール圧縮機から吐出される冷媒の温度を検出する吐出温度検出手段と、前記スクロール圧縮機から吐出される冷媒の温度の目標吐出温度設定手段と、前記給湯用熱交換器で熱交換された後の湯の温度を検出する出湯温度検出手段と、外気温度を検出する外気温度検出手段と、前記ヒートポンプ給湯装置に流れる電流値を検出する電流値検出手段と、沸き上げ回数を記憶する沸き上げ回数記憶手段とを備え、前記スクロール圧縮機が起動してから一定時間経過後に、前記出湯温度検出手段により検出された出湯温度が第1の所定温度以下、かつ、前記外気温度検出手段により検出された外気温度が第3の所定温度以上、かつ、前記電流値検出手段により検出された電流値が所定値α以下の状態が一定時間継続すると、前記目標吐出温度設定手段により設定された目標吐出温度を第4の所定温度上げるとともに、前記沸き上げ回数記憶手段により記憶された沸き上げ回数が所定回数以上になった場合、前記目標吐出温度設定手段により設定された目標吐出温度を第4の所定温度だけ上げることを解除することを特徴とすることを特徴とするヒートポンプ給湯装置。
- スクロール圧縮機、給湯用熱交換器、膨張弁、蒸発器を冷媒配管によって順次環状に接続したヒートポンプ回路を備えるヒートポンプ給湯装置であって、前記スクロール圧縮機から吐出される冷媒の温度を検出する吐出温度検出手段と、前記スクロール圧縮機から吐出される冷媒の温度の目標吐出温度設定手段と、前記給湯用熱交換器で熱交換された後の湯の温度を検出する出湯温度検出手段と、外気温度を検出する外気温度検出手段と、前記ヒートポンプ給湯装置に流れる電流値を検出する電流値検出手段と、前記蒸発器に空気を送る送風機と、前記送風機の風量を変化させる送風機風量可変手段と、沸き上げ回数を記憶する沸き上げ回数記憶手段とを備え、前記スクロール圧縮機が起動してから一定時間経過後に、前記出湯温度検出手段により検出された出湯温度が第1の所定温度以下、かつ、前記外気温度検出手段により検出された外気温度が第3の所定温度以上、かつ、前記電流値検出手段により検出された電流値が所定値α以下の状態が一定時間継続すると、前記送風機風量可変手段により前記送風機の風量を所定風量下げるとともに、前記沸き上げ回数記憶手段により記憶された沸き上げ回数が所定回数以上になった場合、前記送風機風量可変手段により前記送風機の風量を所定風量下げることを解除することを特徴とするヒートポ
ンプ給湯装置。 - スクロール圧縮機、給湯用熱交換器、膨張弁、蒸発器を冷媒配管によって順次環状に接続したヒートポンプ回路を備えるヒートポンプ給湯装置であって、前記スクロール圧縮機から吐出される冷媒の温度を検出する吐出温度検出手段と、前記スクロール圧縮機から吐出される冷媒の温度の目標吐出温度設定手段と、前記給湯用熱交換器で熱交換された後の湯の温度を検出する出湯温度検出手段と、外気温度を検出する外気温度検出手段と、前記ヒートポンプ給湯装置に流れる電流値を検出する電流値検出手段と、前記蒸発器に空気を送る送風機と、前記送風機の風量を変化させる送風機風量可変手段と、沸き上げ回数を記憶する沸き上げ回数記憶手段とを備え、前記スクロール圧縮機が起動してから一定時間経過後に、前記出湯温度検出手段により検出された出湯温度が第1の所定温度以下、かつ、前記外気温度検出手段により検出された外気温度が第3の所定温度以上、かつ、前記電流値検出手段により検出された電流値が所定値α以下の状態が一定時間継続すると、前記目標吐出温度設定手段により設定された目標吐出温度を第4の所定温度上げ、かつ、前記送風機風量可変手段により前記送風機の風量を所定風量下げるとともに、前記沸き上げ回数記憶手段により記憶された沸き上げ回数が所定回数以上になった場合、前記目標吐出温度設定手段により設定された目標吐出温度を第4の所定温度だけ上げることを解除すること、および、前記送風機風量可変手段により前記送風機の風量を所定風量下げることを解除することを特徴とするヒートポンプ給湯装置。
- 前記給湯用熱交換器で熱交換された後の湯の目標出湯温度を設定する目標出湯温度設定手段を備え、第1の所定温度を、前記目標出湯温度設定手段で設定された目標出湯温度から第5の所定温度を減算したものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯装置。
- 前記外気温度検出手段により検出された外気温度が第8の所定温度以下であった場合、前記目標吐出温度設定手段により設定された目標吐出温度を第4の所定温度だけ上げることを解除すること、および/または、前記送風機風量可変手段により前記送風機の風量を所定風量下げることを解除することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯装置。
- 運転時間を記憶する運転時間記憶手段を備え、前記運転時間記憶手段により記憶された運転時間が所定時間以上になった場合、前記目標吐出温度設定手段により設定された目標吐出温度を第4の所定温度だけ上げることを解除すること、および/または、前記送風機風量可変手段により前記送風機の風量を所定風量下げることを解除することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007118686A JP5034657B2 (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | ヒートポンプ給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007118686A JP5034657B2 (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | ヒートポンプ給湯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008275238A JP2008275238A (ja) | 2008-11-13 |
JP5034657B2 true JP5034657B2 (ja) | 2012-09-26 |
Family
ID=40053395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007118686A Expired - Fee Related JP5034657B2 (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | ヒートポンプ給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5034657B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106678278B (zh) * | 2017-03-28 | 2019-04-26 | 新昌县玮康电子科技有限公司 | 一种防侧翻紧固装置用调节器 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58131374U (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-05 | 三洋電機株式会社 | 冷凍装置 |
JP2004232937A (ja) * | 2003-01-29 | 2004-08-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ヒートポンプ給湯装置 |
JP3843963B2 (ja) * | 2003-05-19 | 2006-11-08 | 松下電器産業株式会社 | ヒートポンプ給湯装置 |
JP3801168B2 (ja) * | 2003-11-17 | 2006-07-26 | 松下電器産業株式会社 | ヒートポンプ給湯機 |
JP4273888B2 (ja) * | 2003-09-10 | 2009-06-03 | パナソニック株式会社 | ヒートポンプ装置 |
JP2005156030A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Hitachi Home & Life Solutions Inc | ヒートポンプ装置 |
JP4430406B2 (ja) * | 2004-01-05 | 2010-03-10 | パナソニック株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
JP2006342980A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ヒートポンプ給湯機 |
JP4140625B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2008-08-27 | 三菱電機株式会社 | ヒートポンプ給湯機及びヒートポンプ給湯機の制御方法 |
-
2007
- 2007-04-27 JP JP2007118686A patent/JP5034657B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008275238A (ja) | 2008-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3783711B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP4678518B2 (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP5034367B2 (ja) | ヒートポンプ式給湯機 | |
JP3894190B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP2011153784A (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JP2006329567A (ja) | ヒートポンプ装置 | |
JP3918804B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP2005098546A (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP2005147584A (ja) | ヒートポンプ給湯装置の起動制御装置および起動制御方法 | |
JP5708249B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP5029124B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP2011075200A (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP5034657B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP5221907B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP5151626B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
JP5115283B2 (ja) | ヒートポンプ式給湯装置 | |
JP4910559B2 (ja) | ヒートポンプ式給湯機 | |
JP2007040555A (ja) | ヒートポンプ式給湯機 | |
JP4021374B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
KR101465572B1 (ko) | 히트 펌프식 급탕기 | |
JP2011052872A (ja) | ヒートポンプサイクル装置 | |
JP2011102678A (ja) | ヒートポンプ装置 | |
JP3915799B2 (ja) | ヒートポンプ式給湯装置 | |
JP2009276033A (ja) | 給湯装置 | |
JP2008039289A (ja) | ヒートポンプ式給湯機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100113 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20100215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111025 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120605 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120618 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |