JP5034304B2 - 二次電池販売システム - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池をユーザの使用の便に供することができるように販売あるいは販売するまで保管するのに好適な二次電池販売システムに関するものである。
二次電池の中でもニッケル水素蓄電池やニッケルカドミウム蓄電池は自己放電率が大きく、保管期間や販売期間が長くなると放電可能容量の低下が避けられない。また、リチウム二次電池は自己放電率は小さいものの、満充電状態での保管は電池の劣化をまねきやすいので、50%以下の充電量にして販売される。
従って、ユーザは二次電池を購入すると、まず充電を行った後に所要の機器に装填する手間を要することになる。即ち、乾電池のように購入した電池を即座に機器に装填して使用できる状態とはならない課題があった。ニッケル水素蓄電池のように出力電圧が乾電池の出力電圧と近く、寸法形状が乾電池と同等のものでは、乾電池との互換性を得ることができ、乾電池のように使い捨てでなく、繰り返し使用できる経済性を得ることが可能となる。そのためには、ユーザは購入後に充電を行うことなく即座に使用できるように放電可能容量が充分にある状態で販売することができると、ユーザが二次電池を活用する領域を広げることができる。
ニッケル水素蓄電池においては、満充電まで充電して出荷されたときから1年経過後でも80%前後の放電可能容量に維持できるものが開発されているが、同一サイズでの容量が少なくなる課題があり、出荷時から実使用時までの経過時間を管理する手間を要する。
ユーザが必要とするときに充分な放電可能容量がある二次電池を購入することが理想であるが、現実には前述のような理由から即座に使用できる二次電池を確実にユーザに届けることは困難な状態にある。
充電されて放電可能容量が充分にある二次電池をユーザが購入できるようにするには、販売拠点において充電して販売することが考えられるが、包装体を破壊することなく二次電池に充電するには、非接触で充電電力を二次電池に供給する構成が必要となる。電気髭剃り器や電動歯ブラシなどのように機器に組み込まれた二次電池に対し、電磁誘導により非接触で充電電力を供給する電磁誘導充電方式は広く知られている(特許文献1参照)。この場合では機器及び充電器に電磁誘導による電力伝送の構成が設けられている。
二次電池そのものに充電するには、二次電池の正極及び負極に充電回路を電気的接続する必要があり、二次電池の外周に電磁誘導二次コイルを巻き付けると共に、電磁誘導二次コイルに誘起した起電力を二次電池の充電電力として供給する充電回路を設けた特殊な二次電池として構成されたものが知られている(特許文献2及び特許文献3参照)。この電磁結合による充電構造を備えた二次電池は、電磁誘導一次コイルを備えた専用の充電器に投入することにより電磁誘導による電力により二次電池を充電することができる。
特開平11−069639号公報 特開2005−124324号公報 特開2005−117748号公報
従来技術として示した電気髭剃り器などのように機器に組み込まれた二次電池を充電器と電磁結合することによって充電する構成は、二次電池を電源とする携帯電子機器の種類や数が増加するのに伴って携帯電話機やモバイルコンピュータなどにも適用範囲が増加するものと考えられる。しかし、本発明が目的とする二次電池そのものを購入後直ぐに使用できる状態に充電された状態で販売できるものではない。
また、従来技術として示した二次電池そのものに充電機能を設けた構成は、二次電池が規格に沿ったものでなく、特殊なものとなるため汎用性がなく、二次電池に充電機能を設けているために二次電池本体としての体積減少は避けられず、体積エネルギー密度の小さい二次電池となってしまう問題がある。また、専用の充電器を備える必要があり、汎用性のないものと言わざるを得ない。更に、この特殊な二次電池の場合も、二次電池を購入後直ぐに使用できる状態に充電された状態で販売できるようにする本発明の目的を叶えるものではない。
本発明が目的とするところは、一般市販する汎用性のある二次電池を購入後に直ちに機器に装填して使用できるようにする二次電池販売システムを提供することにある。
上記目的を達成するための願発明に係る二次電池販売システムは、二次電池を被覆包装した包装体に、充電電力供給手段から供給される充電電力を非接触で取り込む充電電力取込み手段を着脱可能に連結し、この包装体の保管場所あるいは販売場所に充電電力供給手段を設け、前記保管場所あるいは販売場所において前記充電電力供給手段から前記充電電力取込み手段に充電電力を供給して二次電池を充電し、ユーザが購入後に直ちに所要機器に装填して使用できる放電容量が得られる充電状態にして二次電池を販売すると共に、ユーザの購入時に包装体から充電電力取込み手段を取り外して回収し、新たな包装体に連結して再使用することを特徴とする。
上記二次電池販売システムによれば、包装体に連結された充電電力取込み手段は、ユーザが購入した時点で回収され、再使用することができるので、充電電力取込み手段を包装体に設けることによるコストアップをユーザの負担とすることなく、回収して再使用することでコストアップも抑制することができる。
記発明において、充電電力取込み手段を充電電力供給手段に電磁結合し、充電電力供給手段から電磁誘導により充電電力取込み手段に充電電力を供給することにより非接触で電力供給が可能となる。
非接触による電力供給は、充電電力供給手段から出力された電磁波を充電電力取込み手段が備えるアンテナで受信することにより充電電力を得る方法、あるいは充電電力取込み手段に太陽電池を設け、販売拠点の店内照明光又は充電用光照射手段からの光により充電電力を得ることによっても実現可能である。
充電電力取込み手段を回収、再使用するとき、包装体と充電電力取込み手段との間の連結は、専用治具により連結解除するように構成することにより、盗難や悪戯によって充電電力取込み手段が取り外されてしまうことを防止するのに有効である。
本発明によれば、保管場所や販売場所において徐々に充電してユーザが購入した時点で使用可能な充電量にすることができるので、ユーザは充電を行うことなく購入後に直ちに使用できる乾電池的な使用を可能とする販売システムを構築することができる。また、充電電力を非接触で取り込む機能を設けることによるコストアップは、充電電力取込み手段を回収、再使用することによって抑制することができる。
本実施形態は、二次電池の一例であるニッケル水素蓄電池を販売するための二次電池販売システムについて説明するが、規格、包装形態などが異なる他の二次電池についても同様に構成できることは言うまでもない。
ニッケル水素蓄電池は、ニッケルカドミウム蓄電池に比してエネルギー密度が高く、EU(欧州連合)における化学物質規制(RoHS指令など)の対象となる材料を使用していないので適用範囲が広く、リチウム二次電池のように過充電や過放電を防止するための保護回路を設ける必要がないので汎用二次電池として好適なものである。また、出力電圧(公称電圧)が1.2Vで乾電池の出力電圧に近く、寸法形状が乾電池と同等に構成されているので、乾電池との互換性を得ることができ、充電により繰り返し使用できる経済性も備えている。このような乾電池的な使途を得るためには、ニッケル水素蓄電池の特性である自己放電率が大きい課題を解決することが要求される。即ち、購入して充電することなく、直ぐに機器に装填して使用できるようにすることが望まれている。
本実施形態では、ユーザはニッケル水素蓄電池を購入したとき、従来のように充電した後に機器に装填する手間をかけるのではなく、購入時点で充分な放電可能容量がある充電状態にして販売できるようにする二次電池販売システムを構成する。
ニッケル水素蓄電池の自己放電率が高い欠点を補うために、ユーザが購入したとき、直ちに機器に装填して使用できる放電可能容量がある状態となるように、販売までの保管状態あるいは販売状態において自己放電を補うことができる充電が実施できるシステムを構築する。包装された状態にあるニッケル水素蓄電池に直接には電気的接続することは困難であるが、以下に実施形態として示す二次電池販売システムにより包装体の中にあるニッケル水素蓄電池に充電電力を送り込むことを可能にする。
図1は、第1の実施形態に係る二次電池販売システムの構成を示すもので、ニッケル水素蓄電池5を被覆包装した二次電池包装体70を専用の二次電池販売台101に収容して販売する。
前記二次電池販売台101は、図2に示すように、AC電力から所要の充電電力に変換する充電電源(充電電力供給手段)110又は太陽電池113を設けて構成されており、陳列販売するために収容した前記二次電池包装体70に包装されたニッケル水素蓄電池5に充電電力を供給する。
上記二次電池販売台101に対応する二次電池包装体70は、図3に示すように、包装したニッケル水素蓄電池5の正極及び負極にそれぞれ電気的接続する接続手段114が設けられており、二次電池販売台101に収容されることにより、接続手段114を通じてニッケル水素蓄電池5に充電電力が供給される。
二次電池販売台101から二次電池包装体70に対する充電電力の供給は、接続手段114に二次電池販売台101に設けた後述する給電手段が接触接続することによってなされる。このような接触接続を構成した場合の最大の課題となるのは、正極−負極間の短絡である。正極−負極間の短絡は、ニッケル水素蓄電池5に大きなダメージを与えるばかりでなく、充電電源110にも損傷を与える恐れがある。従って、接触接続による充電電力の供給を行う場合には、短絡防止構造を設けることが必須の要件となる。短絡防止構造を設けた接触接続による充電電力供給の構成例を図2、図3、図4に示す。
図2において、複数の二次電池包装体70を収容する陳列容器115の背面には、AC電力を所定直流電圧の充電電力に変換する充電電源110が設けられている。この充電電源110で生成された充電電力は、図2(b)に示すように、容器115の底部に懸架された正極給電線111と負極給電線112との間に印加される。
上記構成になる二次電池販売台101に収容される二次電池包装体70は、図3に示すように、4本のAAサイズニッケル水素蓄電池5をブリスターパックの形態に被覆包装し、その台紙78の端部にニッケル水素蓄電池5の正極及び負極にそれぞれ接続した正極外部接続端子71及び負極外部接続端子72を引き出して構成されている。この正極外部接続端子71及び負極外部接続端子72は、充電電力取込み手段を構成する。
台紙78上に形成された正極外部接続端子71及び負極外部接続端子72の表面は、ニッケル水素蓄電池5を被覆する透明カップ79の台紙78への貼着面79aにより被覆され、何らかの金属物が接触することによるニッケル水素蓄電池5の短絡を防止している。
正極外部接続端子71及び負極外部接続端子72が引き出されている台紙78の端部は、図4に拡大図示するように台形状に切欠き74を設け、この切欠き74の傾斜辺となる一方辺に正極外部接続端子71及び負極外部接続端子72が外部露出している。この正極外部接続端子71及び負極外部接続端子72に対応する前記正極給電線111及び負極給電線112は、図4に断面図として示すように、金属線路111a,112aの正極外部接続端子71及び負極外部接続端子72の外部露出面に対応する部位を露出させて絶縁体111b、112bで被覆している。この正極給電線111及び負極給電線112の構造により、容器115内に何らかの金属物が落下したような場合に正極給電線111と負極給電線112との間が短絡されてしまうことを防止することができる。
容器115内に二次電池包装体70を収容すると、一対の切欠き74、74に正極給電線111及び負極給電線112がそれぞれ入り込み、それぞれの金属線路111a,112aに正極外部接続端子71及び負極外部接続端子72の外部露出部分が接触する。充電電源110から正極給電線111と負極給電線112との間に充電電力を給電すると、陳列容器115内に収容された二次電池包装体70には正極外部接続端子71及び負極外部接続端子72を通じて充電電力が供給されてニッケル水素蓄電池5は充電される。ニッケル水素蓄電池5に対する充電は自己放電を補う程度でよいので、微小な充電電流が流れる程度の充電電圧、例えば1.3〜1.5V/セルが印加されるようにする。充電により電圧上昇したニッケル水素蓄電池5の正極、負極間の電圧が充電電圧と同一になったとき充電は停止される。
上記構成において、充電電源110は太陽電池113に置き換えることができる。ニッケル水素蓄電池5に対する充電は、自己放電を補う程度の小さい充電電流の印加でよいので、複数の二次電池包装体70を陳列容器115に収容しても総充電電流は太陽電池113でまかなうことが可能で、販売拠点における陳列場所によってAC電力への接続が困難な場合でも、照明光さえあれば充電電力の給電を行うことができる。
次に、第2の実施形態に係る二次電池販売システムについて説明する。第2の実施形態に係る二次電池販売システムは、包装体内にそれに収納したニッケル水素蓄電池と電気的接続して非接触受電手段を設け、外部に設けた非接触送電手段から非接触受電手段に充電電力を供給するものである。
図5は、第2の実施形態に係る二次電池販売システムの構成を示すもので、ニッケル水素蓄電池5を被覆包装した二次電池包装体1に非接触受電手段123を設ける。この非接触受電手段123を備えた二次電池包装体1を陳列販売する場所の近傍又は前述したような専用の二次電池販売台に、複数の二次電池包装体1に共通の非接触送電手段117を配置する。非接触送電手段117と被接触受電手段123との間の充電電力の伝送手段は、電磁誘導、電磁波、可視光などを利用することができる。
図6は、電磁誘導を利用した充電電力伝送の仕組みを説明する回路図である。非接触送電手段117とする電磁誘導電力伝送装置15が備える電磁誘導一次コイル20と、非接触受電手段123とする二次電池包装体1が備える電磁誘導二次コイル7とが、電磁結合する状態に配置する。非接触電力伝送装置15は、AC電力を整流平滑回路16により変換した直流電力により動作する発振回路17を備えており、発振回路17により所要周波数の発振がなされると、発振回路17を構成する電磁誘導一次コイル20から磁界が発生する。この発生磁界内に二次電池包装体1を配置すると、磁界による電磁誘導により電磁誘導二次コイル7に起電力が誘起する。電磁誘導二次コイル7とそれに並列接続されたコンデンサ10とにより共振回路が構成され、共振により発生した交流電流は整流ダイオード9で整流されてニッケル水素蓄電池5,5に充電電力として供給される。
上記二次電池包装体1の具体例を図7に示す。図7(a)(b)に示す二次電池包装体1は、2本のAAサイズのニッケル水素蓄電池5,5をブリスターパックの包装形態に被覆包装した例を示している。
図7(b)に示すように、ブリスターパックを形成する台紙6上には、2本のニッケル水素蓄電池5,5に電気的に接続する端子金具11,12,13と、電磁誘導二次コイル7と、この電磁誘導コイル7に誘起した起電力を充電電力に変換する充電電力生成回路8とが設けられている。前記端子金具11,12,13に2本のニッケル水素蓄電池5,5を装填することにより、2本のニッケル水素蓄電池5,5は直列接続され、図6に示した充電回路が形成される。
台紙6上に配置されたニッケル水素蓄電池5,5及び充電回路の構成要素は、図7(a)に示すように、透明樹脂によって形成された透明カップ14で被覆され、透明カップ14の周縁部を台紙6に溶着することにより二次電池包装体1に仕上げられる。
この二次電池包装体1は、製造されて複数個をダンボール梱包して販売拠点に向けて出荷されるまでの保管場所、あるいは販売拠点において陳列販売される販売場所に設けられた非接触電力伝送装置15が備える電磁誘導一次コイル20から発生する磁界により非接触で充電電力を得て、ニッケル水素蓄電池5,5に充電電力を供給する。
本構成における充電は一般的な充電と異なり、微小な充電電流で徐々にニッケル水素蓄電池5,5の自己放電を補う程度の充電を実施することで足りる。ここではニッケル水素蓄電池5,5を直列接続しているので、整流ダイオード9から出力される充電電圧は、ニッケル水素蓄電池5,5に微小な充電方向の電流が流れる程度、例えば1.3〜1.5V/セルでよく、充電により電圧上昇したニッケル水素蓄電池5,5の正極、負極間の電圧が充電電圧と同一になったとき充電は停止される。前記整流ダイオード9はニッケル水素蓄電池5,5に充電方向に充電電流を流すと共に、ニッケル水素蓄電池5,5から放電方向に電流が流れることを阻止する逆流防止の役割も担っている。
図8(a)(b)に示すように、端子金具11,12,13と、電磁誘導二次コイル7及び整流ダイオード9、コンデンサ10からなる充電手段とを基板19上で配線接続して構成すると、端子金具11,12,13に2本のニッケル水素蓄電池5,5を装填することにより、被包装物の全てが基板19上に構成される。この被包装物を搭載した基板19を台紙6上に載置し、それを被覆して透明カップ14を台紙6に溶着することにより、図7(a)に示した二次電池包装体1と同様外観の二次電池包装体2に仕上げることができる。また、この構成要素を搭載した基板19は、ブリスターパックの包装形態でなく、箱型の包装容器に収容することもでき、あらゆる包装形態に容易に対応させ得る。
前記基板19は、プリント配線基板として構成することが好ましく、図8(a)に示すように、基板19上に配線パターン23を形成し、配線パターンのランド上に端子金具11,12,13、電磁誘導二次コイル7、整流ダイオード9、コンデンサ10を半田付けあるいは鋲止めすることにより、ニッケル水素蓄電池5,5に接続して充電回路が構成される。
上記構成は電磁誘導による被接触電力送受であるが、電磁波を利用する場合も同様に構成することができる。また、太陽電池を設けると、販売拠点における照明光によって充電することが可能である。
上記第2の各実施形態に係る二次電池販売システムでは、充電された状態のニッケル水素蓄電池5,5を販売できるものの、包装体に充電回路を同梱することによるコストアップは避けられない。そこでコストアップを抑えるために、非接触受電手段123は包装体から分離可能とし、ユーザが購入した時点で非接触受電手段123を回収して再使用できるものとする第3の実施形態について次に説明する。
図9は、第3の実施形態に係る二次電池販売システムの構成を示すもので、陳列販売の時点までは第2の実施形態の場合と同様であるが、ユーザが二次電池包装体3を購入したとき、代金清算時において二次電池包装体3に連結された非接触受電手段123は取り外される。取り外された被接触受電手段123は回収されて出荷加工拠点に戻され、出荷する二次電池包装体3に取り付けられる。
図10は、上記二次電池販売システムに適用する二次電池包装体3の構成を示すもので、2本のAAサイズのニッケル水素蓄電池5,5を被覆包装したブリスターパック21の一端に充電パック36が着脱可能に連結されている。
ブリスターパック21は、図10(a)(c)に示すように、台紙6上に2本のニッケル水素蓄電池5,5を電気的に直列接続する端子金具11,12,13が取り付けられ、直列接続したニッケル水素蓄電池5,5の正極に接続する端子金具12から引き出された正極リード24及び負極に接続する端子金具11から引き出された負極リード25が台紙6上に形成されている。端子金具11,12,13に接続して2本のニッケル水素蓄電池5,5を装着し、台紙6上に透明カップ14が貼着される。透明カップ14の台紙6への貼着面は正極リード24及び負極リード25を被覆して台紙6の端部まで延長形成され、正極リード24及び負極リード25それぞれの端部上では、後述する正極接続片28及び負極接続片29を収容する空間を設けて接続片挿入部26が形成されている。この構成により、正極リード24と負極リード25との間が何らかの金属物の接触により短絡してニッケル水素蓄電池5,5が損傷を受けることが防止される。
非接触受電手段123とする充電パック36は、本構成においては太陽電池31によって構成されている。基板33に太陽電池31と、逆流防止ダイオード32と、正極接続片28及び負極接続片29とを取り付けて配線接続し、基板33を透明窓43を設けたカバーケース35に収容し、太陽電池31への光入射を確保すると共に、基板33上の構成要素を保護している。この充電パック36は、正極接続片28及び負極接続片29をブリスターパック21の端部に設けた接続片挿入部26,26に差し込むことによりブリスターパック21と電気的接続がなされ、ブリスターパック21と充電パック36との間が連結される。
ブリスターパック21と充電パック36との連結は、連結ロック30により連結解除できないようにロックし、ユーザが購入して代金清算する際に専用治具により連結ロック30によるロックを解除し、ブリスターパック21から充電パック36を取り外すようにすることが望ましい。ブリスターパック21から取り外された充電パック36は販売拠点で回収され、再使用できるようにすることにより、充電機能付きの包装体に構成することによるコストアップを抑えることができる。また、ブリスターパック21と充電パック36との連結をロックすることにより、盗難や悪戯などによってブリスターパック21と充電パック36とが分離されてしまうことを防止することができる。
この構成では、販売拠点における室内照明光が太陽電池31に入射することよって発電がなされるので、その発電電力がニッケル水素蓄電池5,5の充電電力となるような電圧が発生するように太陽電池31の素子数が設定される。充電は一般的な充電と異なり、微小な充電電流で徐々にニッケル水素蓄電池5,5の自己放電を補う程度の充電を実施することで足りる。ここではニッケル水素蓄電池5,5を直列接続しているので、太陽電池31から出力される充電電圧は、ニッケル水素蓄電池5,5に微小な充電方向の電流が流れる程度、例えば1.3〜1.5V/セルでよく、充電により電圧上昇したニッケル水素蓄電池5,5の正極、負極間の電圧が充電電圧と同一になったとき充電は停止される。
販売拠点における二次電池包装体1の陳列場所によっては、陳列された全ての充電パック36に充分な照明光が照射されない場合も想定されるので、そのような場合には、陳列場所の上方に充電専用の光照射手段を設けることが望ましい。光照射手段としては、小型蛍光灯、LED、ELなど販売スペースを占有することが少ないものが好適である。
上記構成は非接触受電手段123として太陽電池31を用いた充電パック36として構成した例を示したが、非接触送電手段117から電磁波を出力して、非接触受電手段123において電磁波受信することによって充電電力を得るように構成することができる。図11は、電磁波受信による充電パック37を示すもので、先の構成と同様にブリスターパック21に着脱可能に連結することができる。
充電パック37は、充電回路を基板38上に構成したもので、基板38の裏面に渦巻き状にアンテナコイル39を形成し、このアンテナコイル39に並列にコンデンサ40を接続して共振回路が構成され、アンテナコイル39が受信した電磁波に共振することにより誘起した起電力を整流ダイオード41により整流して充電電力を得るようにしている。基板38の端部には正極接続片28及び負極接続片29が取り付けられ、ブリスターパック21に設けられた正極リード24及び負極リード25にそれぞれ接続することにより、生成した充電電力をブリスターパック21に供給する。
非接触送電手段117及び非接触受電手段123は、前述したように電磁誘導によっても可能で、このときの非接触受電手段123は図10に示した電磁波による構成と同様に構成することができる。
非接触受電手段123を回収、再使用する構成は、図12に示すように、ブリスターパックを構成する透明カップ14内に、ニッケル水素蓄電池5と共に充電パック(非接触受電手段)46を収容した二次電池包装体4によっても実現できる。この二次電池包装体4は、吊り下げ陳列することもできるが、図13に示すような二次電池販売台102に収容して販売するのが好適である。
充電パック46は、太陽電池31を用いた構成、あるいは電磁波を受信したアンテナコイル39に誘起する起電力を用いた構成、あるいは電磁誘導により電磁誘導二次コイル7に誘起する起電力を用いた構成を適用することができる。
二次電池包装体4は、前記充電パック46と2本のニッケル水素蓄電池5,5を図12(c)に示すように構成された接続ホルダ45に収納すると、接続ホルダ45の両内側面に設けた接続プレート47によって互いに電気的接続がなされる。ここでは2本のニッケル水素蓄電池5,5は並列接続されて充電パック46に接続される。
図12(b)に断面図として示すように、透明カップ14の側面は成形時に必要な抜きテーパが形成されているので、ニッケル水素蓄電池5,5及び充電パック46に対する垂直の接触面が形成されない。そこで、透明カップ14内に接続ホルダ45を押し入れることにより、接続ホルダ45の両側に設けた折返し片45aが透明カップ14の抜きテーパが形成された内側面に接触して接続ホルダ45の接続プレート47の貼着面を互いに内側に押圧した状態が得られ、収容したニッケル水素蓄電池5,5の正負両極及び充電パック46の両端接続片に接続プレート47が圧接する。接続プレート47のニッケル水素蓄電池5,5及び充電パック46との接触位置には、図示するように接続突起47aを形成しておくことにより、より安定した接触接続の状態が得られる。
透明カップ14内に収納した充電パック46は、ユーザの購入時に取り外して回収し、再使用できるように構成することができる。充電パック46の透明カップ14からの取り出しは、例えば、図15に示すように、台紙6の裏面に形成した取出し窓51から治具を挿入して、接続ホルダ45に設けた取出し扉52を開き、透明カップ14側から充電パック46を押し出すことによって取り出しが可能となる。
本構成になる二次電池包装体4は、前述したように二次電池販売台102に収容して販売すると、効率的な非接触充電電力の伝送ができる。充電パック46を電磁誘導により電磁誘導二次コイル7に誘起する起電力を用いた構成とした場合には、非接触電力送電手段117とする電磁誘導一次装置を前記専用販売容器102の底面に配設し、背面に設けた電源装置118によって動作させ、電磁誘導一次コイルから磁界を発生させる。
図14に示すように、充電パック46は、直方体容器75に構成要素を収め、直方体容器75の長手方向両端にそれぞれ正極接続端子76,負極接続端子77を設けている。正極接続端子76と負極接続端子77との間の距離は、ニッケル水素蓄電池5の高さ寸法と一致させる。
図示するように、充電パック46の下面に電磁誘導二次コイル7を配設しておくと、電磁誘導一次コイル20と電磁誘導二次コイル7とが至近位置で電磁結合し、効率よく電磁誘導二次コイル7に起電力が誘起するので、それを整流してニッケル水素蓄電池5に印加すると充電がなされる。
充電パック46を太陽電池31を用いて構成する場合には、二次電池販売台102の容器116の底部に配設する非接触電力送電手段117は、蛍光管、LED、EL等による光源とし、陳列容器116の背面に設けた電源装置118により点灯させる。充電パック46の下面に太陽電池を配設しておくと、光源からの照射光が透明カップ14を透過して太陽電池に入射するので、太陽電池に誘起する起電力を逆流防止ダイオードを通してニッケル水素蓄電池5に供給すると充電がなされる。この構成の場合には、至近位置からの光照射によって太陽電池は発電するので、効率のよい充電電力の生成ができる。
充電パック46を電磁波を受信したアンテナコイルに誘起する起電力を用いて構成する場合には、非接触電力送電手段117は所定周波数の高周波を発振する電磁波送信装置とし、電源装置118により動作させて所定周波数の電磁波を送信アンテナから出力する。充電パック46の下面にアンテナコイルを配設しておくと、電磁波を受信したアンテナコイルとコンデンサとによる共振回路に誘起する起電力を整流してニッケル水素蓄電池5に印加すると充電がなされる。本構成においても、至近位置からの電磁波を受けることができるので、効率よく充電電力を生成できるのと同時に、電磁波送信装置から出力される空中線電力を小さくして電磁波障害の発生を防止するのに効果的である。
太陽電池31により充電電力を得る場合、前述した構成のように充電のための専用の光源を設けることなく、販売拠点における照明光を光源として利用することもできる。この場合には、照明光を受光しやすくするために、充電パック46は透明カップ14内の上側に収容することになる。
以上の説明の通り本発明によれば、保管場所や販売場所において徐々に充電してユーザが購入した時点で使用可能な充電量にして販売することができるので、ユーザは充電を行うことなく購入後に直ちに使用できることを可能にする。従って、充電により繰り返し使用できる経済性を有する二次電池を乾電池のように扱うことができ、二次電池の利用促進を図ることができる。
第1の実施形態に係る二次電池販売システムの構成を示す模式図。 同上システムに適用する二次電池販売台の(a)は断面図、(b)は給電構造を示す部分斜視図。 同上二次電池販売台に適用する二次電池包装体の構成を示す斜視図。 同上構成における充電電力給電の構造を示す断面図。 第2の実施形態に係る二次電池販売システムの構成を示す模式図。 電磁誘導による被接触電力伝送の構成を示す回路図。 電磁誘導の構成を設けた二次電池包装体の(a)は外観斜視図、(b)は内部構成を示す斜視図。 基板上に電磁誘導の構成及び二次電池を組み付けた構成を示す斜視図。 第3の実施形態に係る二次電池販売システムも構成を示す模式図。 同上構成に適用する二次電池包装体の構成を示す斜視図。 同上構成における充電パックの別態様を示す斜視図。 同上構成に適用する二次電池包装体の別態様構成を示す(a)は外観斜視図、(b)は接続ホルダの斜視図、(c)は透明カップ部位の断面図。 同上二次電池包装体を収容する二次電池販売台の構成を示す断面図。 同上構成における充電パックの構成を示す外観斜視図。 同上構成における充電パック取出し構造を示す斜視図。
符号の説明
1,3,4,70 二次電池包装体
5 ニッケル水素蓄電池(二次電池)
6,78 台紙
7 電磁誘導二次コイル
11,12,13 端子金具
14,79 透明カップ
19 基板
20 電磁誘導一次コイル(充電電力供給手段)
21 ブリスターパック
22,36,37,46 充電パック(充電電力取込み手段)
31,113 太陽電池(充電電力供給手段)
71 正極外部接続端子(充電電力取込み手段)
72 負極外部接続端子(充電電力取込み手段)
101,102 二次電池販売台
110 充電電源(充電電力供給手段)
111 正極給電線
112 負極給電線
117 非接触送電手段
123 非接触受電手段

Claims (4)

  1. 二次電池を被覆包装した包装体に、充電電力供給手段から供給される充電電力を非接触で取り込む充電電力取込み手段を着脱可能に連結し、この包装体の保管場所あるいは販売場所に充電電力供給手段を設け、前記保管場所あるいは販売場所において前記充電電力供給手段から前記充電電力取込み手段に充電電力を非接触で供給して二次電池を充電し、ユーザが購入後に直ちに所要機器に装填して使用できる放電容量が得られる充電状態にして二次電池を販売すると共に、ユーザの購入時に包装体から充電電力取込み手段を取り外して回収し、新たな包装体に連結して再使用することを特徴とする二次電池販売システム。
  2. 充電電力取込み手段を充電電力供給手段に電磁結合し、充電電力供給手段から電磁誘導により充電電力取込み手段に非接触で充電電力を供給する請求項1に記載の二次電池販売システム。
  3. 充電電力供給手段から出力された電磁波を充電電力取込み手段が備えるアンテナで受信することにより非接触で充電電力を得る請求項1に記載の二次電池販売システム。
  4. 充電電力取込み手段に太陽電池を設け、販売拠点の店内照明光又は充電用光照射手段からの光により非接触で充電電力を得る請求項1に記載の二次電池販売システム。
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