JP5033893B2 - 診断書生成支援システム - Google Patents
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Description
ここで、診断書には、様々な種類があり、例えば、医療保険の入院給付等を請求するために用いられる入院証明書や、生命保険の死亡保険金を請求するために用いられる死亡診断書等がある。そして、診断書の種類毎に、診断書のフォーマットが異なっている。また、保険契約の状況等により、診断書に記載しなければならない項目が異なっている。そのため、通常、保険会社あるいは保険会社の代理店が、請求に必要な診断書のフォーマットを選択し、さらに記載しなければならない項目を特定した上で、請求者へ未記入の診断書を送付する。
ここで、診断書は、証明が必要な様々な場面で、事実を証明するものとして利用される。そのため、診断書の編集をした者が誰であったのか、後から確認可能であることが望ましい。つまり、誰が診断書のフォーマットを選択し、誰が記載しなければならない項目を特定したのかも、後から確認可能であることが望ましい。また、医療機関から保険会社へ診断書が送られる際に診断書が改ざんされていないことが確認できるだけでなく、医療機関へ診断書が送られる前に、診断書に不要な記載がされていなかったこと等も、後から確認可能であることが望ましい。
しかし、特許文献1に記載された方法では、単に、診断書の送信元が保証され、医療機関から保険会社へ診断書が送られる際に診断書が改ざんされていないことが確認できるだけである。つまり、診断書の作成途中における編集履歴を後から確認することはできない。
この発明は、診断書等の書類の作成途中における編集履歴を後から確認可能とし、診断書等の書類の信頼性を高めることを目的とする。
保険会社で使用される保険会社装置と、医療機関で使用される医療機関装置と、認証装置とを備える診断書生成支援システムであり、
前記保険会社装置は、
診断書の入力フォーマットを規定した診断書データを処理装置により生成する診断書データ生成部と、
前記診断書データ生成部が生成した診断書データを、保険会社鍵で暗号化して保険会社署名データを処理装置により生成する保険会社署名データ生成部と、
前記診断書データ生成部が生成した診断書データに前記保険会社署名データ生成部が生成した保険会社署名データを付加した署名済診断書データを、通信装置を介して前記認証装置へ送信する診断書データ送信部と
を備え、
前記認証装置は、
前記診断書データ送信部が送信した署名済診断書データを、認証装置鍵で暗号化して第1認証装置署名データを処理装置により生成する認証装置署名データ生成部と、
前記認証装置署名データ生成部が生成した第1認証装置署名データを前記署名済診断書データに付加した第1認証済診断書データを、通信装置を介して前記医療機関装置へ送信する認証済診断書データ送信部と
を備え、
前記医療機関装置は、
前記認証済診断書データ送信部が送信した第1認証済診断書データに含まれる診断書データにより規定された診断書の入力フォーマットに従い、診断書へ入力する診断データを入力装置により入力させる診断データ入力部と、
前記診断データ入力部が入力させた診断データを、前記認証済診断書データに付加した入力済診断書データを、医療機関鍵で暗号化して医療機関署名データを処理装置により生成する医療機関署名データ生成部と、
前記医療機関署名データ生成部が生成した医療機関署名データを前記入力済診断書データに付加した署名入力済診断書データを通信装置を介して前記認証装置へ送信する署名入力済診断書データ送信部と
を備え、
前記認証装置の前記認証装置署名データ生成部は、前記署名入力済診断書データ送信部が送信した署名入力済診断書データを、認証装置鍵で暗号化して第2認証装置署名データを生成し、
前記認証装置の記認証済診断書データ送信部は、前記認証装置署名データ生成部が生成した第2認証装置署名データを前記署名入力済診断書データに付加した第2認証済診断書データを、通信装置を介して前記保険会社装置へ送信する
ことを特徴とする。
前記認証装置の前記認証済診断書データ送信部は、認証済診断書データを通信装置を介して前記代理店装置へ送信し、
前記代理店装置は、前記認証済診断書データ送信部が送信した認証済診断書データに含まれる診断書データを編集する編集データを処理装置により生成する編集データ生成部と、
前記編集データ生成部が生成した編集データを、前記認証済診断書データに付加した編集済診断書データを、代理店鍵で暗号化して代理店署名データを処理装置により生成する代理店署名データ生成部と、
前記代理店署名データ生成部が生成した代理店署名データを前記編集済診断書データに付加した署名編集済診断書データを通信装置を介して前記認証装置へ送信する署名編集済診断書データ送信部と
を備え、
前記認証装置の前記認証装置署名データ生成部は、前記署名編集済診断書データ送信部が送信した署名編集済診断書データを、認証装置鍵で暗号化して第3認証装置署名データを生成し、
前記認証装置の前記認証済診断書データ送信部は、前記認証装置署名データ生成部が生成した第3認証装置署名データを前記署名編集済診断書データに付加した第3認証済診断書データを前記医療機関装置へ送信し、
前記医療機関装置の前記診断データ入力部は、前記認証済診断書データ送信部が送信した第3認証済診断書データに含まれる診断書データが示す診断書フォーマットと、前記第3認証済診断書データに含まれる編集データとに従い、診断書へ入力する診断データを入力装置により入力させ、
前記医療機関装置の前記医療機関署名データ生成部は、前記診断データ入力部が入力させた診断データを、前記第3認証済診断書データに付加した入力済診断書データを、医療機関鍵で暗号化して医療機関署名データを生成し、
前記医療機関装置の前記署名入力済診断書データ送信部は、前記医療機関署名データ生成部が生成した医療機関署名データを前記入力済診断書データに付加した署名入力済診断書データを通信装置を介して前記認証装置へ送信する
ことを特徴とする。
前記認証済診断書データ送信部が送信するデータを記憶装置に記憶する認証済データ記憶部
を備えることを特徴とする。
第1装置と、第2装置と、認証装置とを備える書類データ生成支援システムであり、
前記第1装置は、
書類データの入力フォーマットを規定した書類データを処理装置により生成する書類データ生成部と、
前記書類データ生成部が生成した書類データを、第1鍵で暗号化して第1署名データを処理装置により生成する第1署名データ生成部と、
前記書類データ生成部が生成した書類データに前記第1署名データ生成部が生成した第1署名データを付加した署名済書類データを、通信装置を介して前記認証装置へ送信する書類データ送信部と
を備え、
前記認証装置は、
前記書類データ送信部が送信した署名済書類データを、認証装置鍵で暗号化して第1認証装置署名データを処理装置により生成する認証装置署名データ生成部と、
前記認証装置署名データ生成部が生成した第1認証装置署名データを前記署名済書類データに付加した第1認証済書類データを、通信装置を介して前記第2装置へ送信する認証済書類データ送信部と
を備え、
前記第2装置は、
前記認証済書類データ送信部が送信した第1認証済書類データに含まれる書類データにより規定された書類データの入力フォーマットに従い、書類へ入力するデータを入力装置により入力させるデータ入力部と、
前記データ入力部が入力させたデータを、前記認証済書類データに付加した入力済書類データを、第2鍵で暗号化して第2署名データを処理装置により生成する第2署名データ生成部と、
前記第2署名データ生成部が生成した第2署名データを前記入力済書類データに付加した署名入力済書類データを通信装置を介して前記認証装置へ送信する署名入力済書類データ送信部と
を備え、
前記認証装置の前記認証装置署名データ生成部は、前記署名入力済書類データ送信部が送信した署名入力済書類データを、認証装置鍵で暗号化して第2認証装置署名データを生成し、
前記認証装置の記認証済書類データ送信部は、前記認証装置署名データ生成部が生成した第2認証装置署名データを前記署名入力済書類データに付加した第2認証済書類データを、通信装置を介して前記第1装置へ送信する
ことを特徴とする。
なお、以下の説明において、処理装置は後述するCPU911等である。記憶装置は後述するROM913、RAM914、磁気ディスク920あるいはCPU911が有するキャッシュメモリやレジスタ等である。入力装置は後述するキーボード902、通信ボード915等である。通信装置は、後述する通信ボード915等である。つまり、処理装置、記憶装置、入力装置、通信装置はハードウェアである。
図1は、診断書生成支援システム100の機能ブロック図である。
診断書生成支援システム100は、保険会社装置10、代理店装置20、医療機関装置30、認証装置40を備える。保険会社装置10、代理店装置20、医療機関装置30と、認証装置40とはネットワークを介して接続されている。
保険会社装置10は、保険会社に設置される装置であり、診断書データ生成部11、保険会社署名データ生成部12、診断書データ送信部13、記憶装置14を備える。
代理店装置20は、保険会社の代理店に設置される装置であり、編集データ生成部21、代理店署名データ生成部22、署名編集済診断書データ送信部23、記憶装置24を備える。
医療機関装置30は、医療機関に設置される装置であり、診断データ入力部31、医療機関署名データ生成部32、署名入力済診断書データ送信部33、記憶装置34を備える。
認証装置40は、予め保険会社装置10、代理店装置20、医療機関装置30が信頼すると認めた機関の装置であり、いわゆる電子署名処理における認証局の装置である。認証装置40は、保険会社装置10、代理店装置20、医療機関装置30から送信されたデータの認証をし、他の装置へ転送する。認証装置40は、署名確認部41、認証装置署名データ生成部42、認証済診断書データ送信部43、記憶装置44を備える。
ここでは、一例として、以下の(1)(2)(3)の処理の流れについて説明する。(1)保険会社が診断書の入力フォーマットを規定した診断書データを作成して代理店へ配布しておく。次に、(2)請求者から入院給付等の請求を受け付けた代理店が、保険会社が作成した診断書データを請求者の保険契約の状況等に応じて編集した上で、医療機関へ送付する。そして、(3)医療機関が、請求者の入院情報である診断データを記載して、保険会社へ送付する。
図2,3は、この場合における診断書生成支援システム100の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図2,3では、図2の(S12)の次に、図3の(S13)が実行されることを示す。
(S1)から(S3)までの処理は、保険会社装置10が行う。
(S1)では、診断書データ生成部11は、処理装置により、新規の入力フォーマットを規定した診断書データを生成する。なお、診断書データ生成部11は、診断書データに、有効期限、作成したアプリケーションの識別情報、作成者の識別情報、作成日時、作成した装置のIPアドレス等を含める。
(S2)では、保険会社署名データ生成部12は、処理装置により、(S1)で生成した診断書データを、保険会社装置10の秘密鍵である保険会社鍵で暗号化し、保険会社署名データを生成する。
(S3)では、診断書データ送信部13は、(S2)で生成した保険会社署名データを、(S1)で生成した診断書データに付加して、署名済診断書データとして、通信装置を介して認証装置40へ送信する。また、診断書データ送信部13は、送信した署名済診断書データを記憶装置14に記憶する。
図4は、署名済診断書データの構成図である。上述したように、署名済診断書データは、診断書データに保険会社署名データが付加されたデータである。
(S4)では、署名確認部41は、(S3)で送信された署名済診断書データを受信して、処理装置により、署名済診断書データに含まれる保険会社署名データを、保険会社装置10の公開鍵で復号して、署名を検証する。
(S5)では、認証装置署名データ生成部42は、(S4)で署名の検証ができた場合、処理装置により、署名済診断書データを、認証装置40の秘密鍵である認証装置鍵で暗号化して認証装置署名データを生成する。
(S6)では、認証済診断書データ送信部43は、(S5)で生成した認証装置署名データを署名済診断書データに付加して、認証済診断書データとして、通信装置を介して代理店装置20へ送信する。なお、送信先は、(S3)で診断書データ送信部13が署名済診断書データを送信する際に指定しているものとする。但し、送信先に指定できるのは、予め認証装置40に登録されている装置のみである。また、認証済診断書データ送信部43は、送信した認証済診断書データを記憶装置44に記憶する。
図5は、認証済診断書データの構成図である。上述したように、認証済診断書データは、署名済診断書データに認証装置署名データが付加されたデータである。
(S7)から(S9)までの処理は代理店装置20が行う。
(S7)では、編集データ生成部21は、(S6)で送信された認証済診断書データを受信して、処理装置により、受信した認証済診断書データに含まれる診断書データと、請求者の保険契約の状況等とに応じて、編集データを生成する。例えば、編集データ生成部21は、請求者の名称、住所、連絡先等を入力するとともに、請求者の保険契約の状況等に応じて、医療機関が入力すべき項目だけを入力可とし、他の項目を入力不可とする編集データを生成する。つまり、編集データ生成部21は、認証済診断書データに含まれる診断書データを直接編集してしまうのではなく、診断書データを編集する内容を示す編集データを診断書データとは別に生成する。なお、編集データ生成部21は、編集データに、作成したアプリケーションの識別情報、作成者の識別情報、作成日時、作成した装置のIPアドレス等を含める。
(S8)では、代理店署名データ生成部22は、(S7)で生成した編集データを、(S6)で送信された認証済診断書データに付加して編集済診断書データとする。そして、代理店署名データ生成部22は、処理装置により、編集済診断書データを代理店鍵で暗号化して代理店署名データを生成する。
(S9)では、署名編集済診断書データ送信部23は、(S8)で生成した代理店署名データを編集済診断書データに付加して、署名編集済診断書データとして、通信装置を介して認証装置40へ送信する。また、署名編集済診断書データ送信部23は、送信した署名編集済診断書データを記憶装置24に記憶する。
図6は、署名編集済診断書データの構成図である。上述したように、署名編集済診断書データは、認証済診断書データに編集データと代理店署名データとが付加されたデータである。
(S10)では、署名確認部41は、(S9)で送信された署名編集済診断書データを受信して、処理装置により、受信した署名編集済診断書データに含まれる代理店署名データを、代理店装置20の公開鍵で復号して、署名を検証する。
(S11)では、認証装置署名データ生成部42は、(S10)で署名の検証ができた場合、処理装置により、署名編集済診断書データを、認証装置40の秘密鍵である認証装置鍵で暗号化して認証装置署名データを生成する。
(S12)では、認証済診断書データ送信部43は、(S11)で生成した認証装置署名データを署名編集済診断書データに付加して、認証済診断書データとして、通信装置を介して医療機関装置30へ送信する。なお、送信先は、(S9)で署名編集済診断書データ送信部23が署名編集済診断書データを送信する際に指定しているものとする。但し、送信先に指定できるのは、予め認証装置40に登録されている装置のみである。また、認証済診断書データ送信部43は、送信した認証済診断書データを記憶装置44に記憶する。
図7は、認証済診断書データの構成図である。上述したように、認証済診断書データは、署名編集済診断書データに認証装置署名データが付加されたデータである。
(S13)から(S15)までの処理は医療機関装置30が行う。
(S13)では、診断データ入力部31は、(S12)で送信された認証済診断書データを受信して、受信した認証済診断書データに含まれる診断書データが示す診断書フォーマットにおいて、編集データが入力可能であると示す項目へ、診断データを医師に入力装置により入力させる。これにより、診断データ入力部31は、診断書データや編集データとは別に、診断データを生成する。なお、診断データ入力部31は、診断データに、作成したアプリケーションの識別情報、作成者の識別情報、作成日時、作成した装置のIPアドレス等を含める。
(S14)では、医療機関署名データ生成部32は、処理装置により、(S13)で入力させた診断データを認証済診断書データに付加して、入力済診断書データとする。そして、医療機関署名データ生成部32は、入力済診断書データを医療機関の秘密鍵である医療機関鍵で暗号化して医療機関署名データを生成する。
(S15)では、署名入力済診断書データ送信部33は、(S14)で生成した医療機関署名データを入力済診断書データに付加して、署名入力済診断書データとして、通信装置を介して認証装置40へ送信する。
図8は、署名入力済診断書データの構成図である。上述したように、署名入力済診断書データは、認証済診断書データに診断データと医療機関署名データとが付加されたデータである。
(S16)では、署名確認部41は、処理装置により、(S15)で送信された署名入力済診断書データを受信して、受信した署名入力済診断書データに含まれる代理店署名データを、医療機関装置30の公開鍵で復号して、署名を検証する。
(S17)では、認証装置署名データ生成部42は、(S16)で署名の検証ができた場合、処理装置により、署名入力済診断書データを、認証装置40の秘密鍵である認証装置鍵で暗号化して認証装置署名データを生成する。
(S18)では、認証済診断書データ送信部43は、(S17)で生成した認証装置署名データを署名入力済診断書データに付加して、認証済診断書データとして、通信装置を介して医療機関装置30へ送信する。なお、送信先は、(S15)で署名編集済診断書データ送信部23が署名編集済診断書データを送信する際に指定しているものとする。但し、送信先に指定できるのは、予め認証装置40に登録されている装置のみである。また、認証済診断書データ送信部43は、送信した認証済診断書データを記憶装置44に記憶する。
図9は、認証済診断書データの構成図である。上述したように、認証済診断書データは、署名入力済診断書データに認証装置署名データが付加されたデータである。
また、診断書生成支援システム100では、受信したデータに含まれる電子書名を削除することなく、残しておく。そのため、図9に示すように、保険会社装置10が(S19)で取得した認証済診断書データには、過去に追加されたデータと、追加される度にデータを追加した者によって付された署名データとが含まれる。したがって、データが転送される途中に、データの改ざんがされた場合には検出することができる。
また、必ず認証装置40を経て他者へ送信されるため、認証装置40が備える記憶装置44には、他者へ送信される全てのデータが蓄積されることになる。したがって、記憶装置44に蓄積されたデータからも、診断書データの過去の履歴を追跡することが可能である。
また、認証装置40が送信する先は、上述したように予め登録された者に限定される。したがって、個人的な情報が記載された診断書データが第三者へ漏洩することを防止できる。
また、医療機関で編集可能な診断書データの領域を、代理店によって制限(特定)する編集データを生成し、この編集データを含むデータに代理店の署名が付されるとともに、認証装置40による署名が付される。したがって、編集が可能な領域の制限についても公的な保証がされる。
例えば、代理店を経ることなく、保険会社から医療機関へ直接、診断書データが送信されてもよい。この場合、(S6)で認証済診断書データ送信部43が医療機関装置30へ認証済診断書データを送信すればよい。
また、上記説明の場合と同様に、編集データを追加した上で医療機関装置30へ診断書データを送信した場合には、(2)における代理店装置20の処理を保険会社装置10が代わりに行えばよい。つまり、(S7)から(S9)までの処理を、代理店装置20の代わりに保険会社装置10が行うことになる。この場合、(S8)では、保険会社装置10の保険会社署名データ生成部12が、認証済診断書データに編集データを付加した編集済診断書データを保険会社鍵で暗号化して、保険会社署名データを生成する。そして、(S9)では、(S8)で生成した保険会社鍵を編集済診断書データに付加して署名編集済診断書データとして認証装置40へ送信する。
また、保険会社で編集データを追加した診断書データに、代理店でさらに診断書データを追加して医療機関へ送信してもよい。この場合であっても、診断書データにデータを追加した場合には、その都度電子署名が付加される。また、他者へ診断書データが送られる場合には、認証装置40で電子署名の検証がされ、認証装置40の電子署名が付加された上で、送信される。
この場合、例えば、複数の代理店を経由して保険会社から医療機関へ診断書データが送信されてもよい。この場合であっても、診断書データにデータを追加した場合には、その都度電子署名が付加される。また、他者へ診断書データが送られる場合には、認証装置40で電子署名の検証がされ、認証装置40の電子署名が付加された上で、送信される。
図10は、保険会社装置10、代理店装置20、医療機関装置30、認証装置40のハードウェア構成の一例を示す図である。
図10に示すように、保険会社装置10、代理店装置20、医療機関装置30、認証装置40は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、LCD901(Liquid Crystal Display)、キーボード902(K/B)、通信ボード915、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920(固定ディスク装置)の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。磁気ディスク装置920は、所定の固定ディスクインタフェースを介して接続される。
ファイル群924には、上記の説明において「タグデータ」、「暗号化データ」、「復号データ」、「結果」、「警告」等の情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「ファイル」や「データベース」の各項目として記憶される。「ファイル」や「データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPU911の動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPU911の動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、上記の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。また、「〜装置」として説明するものは、「〜回路」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。さらに、「〜処理」として説明するものは「〜ステップ」であっても構わない。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、ROM913等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、上記で述べた「〜部」としてコンピュータ等を機能させるものである。あるいは、上記で述べた「〜部」の手順や方法をコンピュータ等に実行させるものである。
Claims (2)
- 保険会社で使用される保険会社装置と、代理店で使用される代理店装置と、医療機関で使用される医療機関装置と、認証装置とを備える診断書生成支援システムであり、
前記保険会社装置は、
診断書の入力フォーマットを規定した診断書データを処理装置により生成する診断書データ生成部と、
前記診断書データ生成部が生成した診断書データを、保険会社鍵で暗号化して保険会社署名データを処理装置により生成する保険会社署名データ生成部と、
前記診断書データ生成部が生成した診断書データに前記保険会社署名データ生成部が生成した保険会社署名データを付加した署名済診断書データを、通信装置を介して前記認証装置へ送信する診断書データ送信部と
を備え、
前記認証装置は、
前記診断書データ送信部が送信した署名済診断書データを、認証装置鍵で暗号化して第1認証装置署名データを処理装置により生成する認証装置署名データ生成部と、
前記認証装置署名データ生成部が生成した第1認証装置署名データを前記署名済診断書データに付加した第1認証済診断書データを、通信装置を介して前記代理店装置へ送信する認証済診断書データ送信部と
を備え、
前記代理店装置は、
前記認証済診断書データ送信部が送信した第1認証済診断書データに含まれる診断書データにより規定された入力フォーマットのうち、編集可能な部分を制限する編集データを処理装置により生成する編集データ生成部と、
前記編集データ生成部が生成した編集データを、前記第1認証済診断書データに付加した編集済診断書データを、代理店鍵で暗号化して代理店署名データを処理装置により生成する代理店署名データ生成部と、
前記代理店署名データ生成部が生成した代理店署名データを前記編集済診断書データに付加した署名編集済診断書データを通信装置を介して前記認証装置へ送信する署名編集済
診断書データ送信部と
を備え、
前記認証装置の前記認証装置署名データ生成部は、前記署名編集済診断書データ送信部が送信した署名編集済診断書データを、認証装置鍵で暗号化して第2認証装置署名データを生成し、
前記認証装置の前記認証済診断書データ送信部は、前記認証装置署名データ生成部が生成した第2認証装置署名データを前記署名編集済診断書データに付加した第2認証済診断書データを前記医療機関装置へ送信し、
前記医療機関装置は、
前記認証済診断書データ送信部が送信した第2認証済診断書データに含まれる診断書データにより規定された診断書の入力フォーマットと、前記第2認証済診断書データに含まれる編集データとに従い、診断書へ入力する診断データを入力装置により入力させる診断データ入力部と、
前記診断データ入力部が入力させた診断データを、前記認証済診断書データに付加した入力済診断書データを、医療機関鍵で暗号化して医療機関署名データを処理装置により生成する医療機関署名データ生成部と、
前記医療機関署名データ生成部が生成した医療機関署名データを前記入力済診断書データに付加した署名入力済診断書データを通信装置を介して前記認証装置へ送信する署名入力済診断書データ送信部と
を備え、
前記認証装置の前記認証装置署名データ生成部は、前記署名入力済診断書データ送信部が送信した署名入力済診断書データを、認証装置鍵で暗号化して第3認証装置署名データを生成し、
前記認証装置の前記認証済診断書データ送信部は、前記認証装置署名データ生成部が生成した第3認証装置署名データを前記署名入力済診断書データに付加した第3認証済診断書データを、通信装置を介して前記保険会社装置へ送信する
ことを特徴とする診断書生成支援システム。 - 前記認証装置は、さらに、
前記認証済診断書データ送信部が送信するデータを記憶装置に記憶する認証済データ記憶部
を備えることを特徴とする請求項1に記載の診断書生成支援システム。
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