JP5032825B2 - ガス器具判別装置および判別方法 - Google Patents
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Description
[全体構成]
まず、本実施形態のガス器具判別装置の構成を説明する。図1は、本実施形態の構成を示す機能ブロック図である。この図1に示すように、本実施形態の装置は、ガス流量、ガス圧力量およびガス温度の3つの検出部1〜3を備えている。このうち、ガス流量検出部1としては、本実施形態においては、超音波流量計などの流量検出手段により一定周期(例えば2秒周期)で瞬時流量Qを計測する瞬時流量検出装置を使用する。
前記特徴抽出手段4は、流量の範囲を解析する短時間流量区分解析部41aと長時間流量区分解析部41b、流量のパターンを解析する短時間流量変化解析部42aと長時間流量変化解析部42b、流量と圧力の相関関係を解析する流量−圧力相関関数解析部43、流量と温度との相関関係を解析する流量−温度相関関数解析部44および圧力−温度相関関数解析部45とから構成されている。これら各解析部に41a〜45に対して、前記ガス流量、ガス圧力量およびガス温度の3つの検出部1〜3からのデータが入力される。
図7に示すように、前記器具判別手段5は、器具ごとの特徴を記録した特徴カード記憶部51と、この特徴カードと前記特徴抽出手段4からの解析結果とを照合して、解析結果がどの器具に相当するかを判別する特徴判定部52とを備えている。
(1) 流量の範囲(大きさ)
(2) 流量Q、圧力P、温度Tの相関関係
(3) 立ち上がり流量パターン
(4) 起動時の流量パターン
(5) 長時間の流量パターン
(6) 立ち下がり流量パターン
が記録され、同様に記憶されている器具B以降の特徴カードについても、これら(1) から
(6) のデータが記憶されている。
(a) 流量の範囲(大きさ)
(b) 流量Q、圧力P、温度Tの相関関係
が記憶され、同様に記憶されている他のガス漏れ判定カードB以降についても、これら(a) (b) のデータが記憶されている。
(1) 加算された特徴ポイントが所定値以上の場合
(2) 他の器具との特徴ポイント差が所定値以上の場合
に器具の判定結果を出力するものとしている。
次に、本実施形態において使用する器具特徴カードの具体例について説明する。
本実施形態において、器具特徴カードは、
A.都市ガス用器具カード
B.都市ガス用漏れ判定カード
C.LPG用器具カード
D.LPG用漏れ判定カード
の4種類を使用する。
(a) 流量パターン図
(b) 立ち上がり・立ち下がり流量パターン
(c) 起動時の流量パターン
(d) 長時間流量パターン
(e) 流量区分
(f) 流量−圧力相関
(g) 流量−温度相関
(h) 圧力−温度相関
(i) 器具判別後の対応処置
各項目について、その特徴を記載したものである。
(1) 口火(炊飯器)
(2) 口火(風呂釜)
(3) コンロ
(4) ストーブ
(5) ファンヒータ
(6) FFガスストーブ
(7) 小型湯沸かし器
(8) 衣類乾燥機
(9) 給湯器
(10) 床暖房
さらに、器具判別手段5は、図7に示すように、複数の器具が同時並行的に使用された場合に、それぞれの器具を特定し、ガス漏れと器具使用が重なった場合にも、ガス漏れを検出するための構成として、候補抽出部58a、グループ化部58b、ポイント減算部58c、グループ削除部58dを備えている。
(1) 点火(着火)するためには、100L/h以上の立ち上がりが必要となることから、100L/h以上の流量変化を検出した場合は器具が点火したと判断し、サブグループを作成する。
(2) 100L/h以下の流量変化の場合は、制御(比例制御による流量変化または手動による火力調整)と判断する。
(3) 流量がゼロの状態から立ち上がった場合は、無条件に点火または漏れと判定する。
このポイント減算の判定基準の一例は、次の通りである。
(1) 給湯器の消火時の流量変化:400L/h以上
(2) コンロ消火時の流量変化:20〜500L/h
以下、前記のような構成を有する本実施形態の作用を説明する。
[各解析部からのデータの取得]
図1に示すように、ガス流量検出部1において検出された瞬時ガス流量Qは、短時間流量区分解析部41a、長時間流量区分解析部41b、短時間流量変化解析部42a、長時間流量変化解析部42b、流量−圧力相関関数解析部43、流量−温度相関関数解析部44および圧力−温度相関関数解析部45に入力される。
次に前記のような各解析部からのデータを取得した器具判別手段5の作用を図24〜図31のフローチャートに従って説明する。
まず、本実施形態においては、複数器具が同時並行的に使用されているかどうかを監視し、同時に使用されている可能性のある器具の候補を、グループ化する処理を行う。このような処理の流れを、図24のフローチャートに従って説明する。
次に、前記のようにグループ化された候補に基づいて、各グループ毎に使用されている器具もしくは漏れを判別する処理を説明する。この器具の判別の全処理である図25のフローチャートに示すように、流量区分特徴抽出ステップ(S01)、立ち上がり流量パターン特徴抽出ステップ(S02)、起動流量パターン特徴抽出ステップ(S03)、長時間流量パターン特徴抽出ステップ(S04)、流量−圧力相関特徴抽出ステップ(S05)、流量−温度相関特徴抽出ステップ(S06)、圧力−温度相関特徴抽出ステップ(S07)、ポイント加算ステップ(S08)および確からしさ判別ステップ(S09)とを順次実行することにより、取得したガス流量、圧力、温度などの検出データに基づいて使用されているガス器具や漏れを判別する。
前記のような本実施形態によれば、ガスコンロを使用中に床暖房を使用するなど、複数の器具が同時並行的に使用される場合であっても、使用が開始される毎に、器具の候補をグループ化し、各グループにおける候補から器具を特定することにより、同時に使用されている器具を特定することができる。また、器具使用とガス漏れとが重なった場合にも、使用されている器具、ガス漏れのあった器具を、それぞれ特定することができる。
・流量区分が0.1kW/時間
・流量が圧力の平方根に比例するまたは流量が圧力の平方根に反比例する。
・流量が温度に比例する。
・流量区分が0.3kW/時間
・流量が圧力の平方根に比例するまたは流量が圧力の平方根に反比例する。
・流量が温度に比例する。
・流量区分が5〜0.2kW/時間
・流量が圧力の平方根に比例するまたは流量が圧力の平方根に反比例する・
・流量が温度に比例する。
・変動パターン。
(コンロは流量調整をこまめに行うので、流量と圧力変動が大きくコンロ判別が高確率で可能)
・流量区分が5.81〜1.16kW/時間
・流量が圧力の平方根に比例するまたは流量が圧力の平方根に反比例する(ガバナ付)。
・固定流量
・流量区分が5.81〜0.52kW/時間
・流量が圧力の平方根に比例するまたは流量が圧力の平方根に反比例する(ガバナ付)。
・比例段階流量
・流量区分が10.4,1.20〜9.2kW/時間
・流量が圧力の平方根に比例するまたは流量が圧力の平方根に反比例する(ガバナ付)。
・比例段階流量
・流量区分が5.6or10.5kW/時間
・流量が圧力の平方根に比例するまたは流量が圧力の平方根に反比例する(ガバナ付)。
・固定流量2段階
・流量区分が4.42〜1.40kW/時間
・比例段階流量で徐々に低減する。
・流量区分が60〜4/16.4〜1.2kW/時間(給湯/暖房)
・流量が圧力の平方根に比例するまたは流量が圧力の平方根に反比例する(ガバナ付)。
・一定流量のとき。
・流量区分2.33〜17.44kW/時間
・流量が圧力の平方根に比例するまたは流量が圧力の平方根に反比例する(ガバナ付)。
・比例制御を行い、間歇運転のとき。
・流量が圧力の平方根に比例する。
・流量が温度に比例する。
(2) LPGのガス流量が圧力調整器のオン・オフ制御範囲となる流量域の場合は、ガス流量がガス圧力の平方根に比例し、かつ、ガス流量がガス温度と比例し、さらに、ガス圧力が規則的に変動する場合にガス漏れと判定する。
(4) LPGのガス流量が大流量(1000L/h)の場合は、ガス流量が一定、かつ、ガス圧力が一定の場合にガス漏れと判定する。すなわち、圧力調整器や器具ガバナの制御特性により、圧力・流量に変動が生じるので、漏れと器具との判別が可能である。
本発明は前記の実施形態に限定されるものではなく、次のような他の実施形態も包含する。
すなわち、図32に示すように、本実施形態のガス器具判別装置60は、遮断予告手段61、条件設定手段62、操作受付手段63、操作指示手段64、遮断情報記憶手段65、遮断情報通知手段66、通信手段67を備えている。また、ガス器具判別装置60は、通信手段67を介して接続された外部機器(ガス器具を含む)と、双方向の情報の送受信が可能となるように構成されている。外部機器としては、例えば、ガスメータM、給湯器B及びそのリモコンR、照明L、ガスコンロC、パーソナルコンピュータPC、携帯電話X、携帯端末(PDA等)Y等が考えられるが、これらには限定されない。
前記のような実施形態の作用効果は次の通りである。
[遮断予告]
例えば、遮断予告手段61は、浴室のシャワー(給湯器B)の継続使用が所定の時間を経過したと判定した場合に、リモコンRへの遮断予告を出力する。この遮断予告は、リモコンRへ送信され、そのディスプレイ、ランプ、ブザー、スピーカ等において、出力されるので、ユーザに危険が通知される。
前記のような遮断予告に対して、ユーザが、リモコンR、コンロC、パーソナルコンピュータPC、携帯電話X、携帯端末Y等から、遮断延長の要求を入力すると、これを操作受付手段63が受け付ける。そして、操作指示手段64が、該当機器への遮断指示を所定時間待つ等により、遮断延長が行われる。遮断予告に対して、延長要求がない場合には、操作指示手段64が、該当機器への遮断指示を出力する。この遮断指示は、該当機器へ送信され、遮断動作が行われる。
遮断時には、判別した遮断器具と遮断した理由等の遮断情報が、遮断情報記録手段65に記録される。そして、遮断情報通知手段66は、遮断情報を、遮断予告と同様に出力することにより、ユーザに通知する。例えば、遮断情報を、ガスメータMに送信することにより、そのディスプレイ、ランプ等に表示させてもよい。パーソナルコンピュータPC、携帯電話X、携帯端末Y等に送信することにより、これらの機器で表示、管理できるようにしてもよい。
2…ガス圧力検出部
3…ガス温度検出部
4…特徴抽出手段
5…器具判別出段
6…判別結果出力手段
11…流量平均化処理部
12…平均化条件設定部
13…解析条件設定部
14…圧力平均化処理部
15…温度平均化処理部
41a…短時間流量区分解析部
41b…長時間流量区分解析部
42a…短時間流量変化解析部
42b…長時間流量変化解析部
43…流量−圧力相関関数解析部
44…流量−温度相関関数解析部
45…圧力−温度相関関数解析部
51…特徴カード記憶部
52…特徴判定部
53…ポイント加算部
54…重み付け値記憶部
55…重み付け値決定部
56…使用条件取得手段
57…確からしさ判定部
58a…候補抽出部
58b…グループ化部
58c…ポイント減算部
58d…グループ削除部
60…ガス器具判別装置
61…遮断予告手段
62…条件設定手段
63…操作受付手段
64…操作指示手段
65… 遮断情報記録手段
66…遮断情報通知手段
67…通信手段
Claims (28)
- ガス流路を流れるガスに関するデータを検出するデータ検出部と、
前記データ検出部で取得されたデータを解析して、特徴を抽出する特徴抽出手段と、
各ガス器具もしくはガス漏れの特徴に関する特徴データを記録した特徴データ記憶部と、
前記特徴抽出手段によって抽出された少なくとも一種の特徴と、前記特徴データ記憶部に記録されている特徴データとを比較して、使用されているガス器具もしくはガス漏れの候補を抽出する候補抽出部と、
前記候補抽出部による抽出毎に、抽出された候補をグループ化するグループ化部と、
各グループ毎に、前記特徴抽出手段によって抽出された少なくとも一種の特徴と、前記特徴データ記憶部に記録されている特徴データとを比較して、各グループに含まれるガス器具もしくはガス漏れの候補のうち、使用されているガス器具もしくはガス漏れを判別する器具判別手段とを備えていることを特徴とするガス器具判別装置。 - 前記候補抽出部による候補の抽出に用いられる特徴は、点火時の流量変化を含み、これと比較される特徴データは、ガス器具の流量立ち上がりパターンであることを特徴とする請求項1記載のガス器具判別装置。
- 前記特徴抽出手段によって抽出される特徴には、流量立ち下がりパターンが含まれ、
前記流量立ち下がりパターンに対応する候補について、前記器具判別手段による判別の優先度を低くする低減手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載のガス器具判別装置。 - 前記データ検出部は、ガス流量検出部、ガス圧力検出部およびガス温度検出部の少なくとも2つを備え、
前記特徴抽出手段は、前記ガス流量検出部、ガス圧力検出部およびガス温度検出部からの検出データに基づき、ガス流量および圧力の相関関係を解析する流量−圧力相関関数解析部と、ガス流量および温度の相関関係を解析する流量−温度相関関数解析部と、ガス圧力および温度の相関関係を解析する圧力−温度相関関数解析部の少なくとも1つを備え、
前記相関関係に応じて、前記器具判別手段による判別の優先度を低くする低減手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のガス器具判別装置。 - 前記候補抽出部による候補の抽出に用いられる特徴は、点火時の流量増加を含み、
前記特徴抽出手段が、点火時の流量増加と同等の流量減少を抽出したとき、当該流量増加に基づいて抽出されていた候補のグループを削除することを特徴とするグループ削除部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のガス器具判別装置。 - 前記器具判別手段により、他のガス器具の特徴の抽出ができなくなる程の大流量のガス器具の使用が判別された場合、前記器具判別手段は、当該大流量のガス器具の消火後に、それまでに抽出されていたガス器具の候補に基づいて、使用されている器具を判定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のガス器具判別装置。
- 前記特徴抽出手段によって抽出された複数の特徴と、前記記憶部に記録されている複数の特徴データとを比較して、マッチした特徴データについてのポイントを加算するポイント加算部を有し、
前記器具判別手段は、前記ポイント加算部によって加算されたポイントに基づいて判別することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のガス器具判別装置。 - 前記特徴抽出手段によって抽出された複数の特徴と、前記記憶部に記録されている複数の特徴データとを比較して、マッチした特徴についてのポイントを加算するポイント加算部を有し、
前記低減手段は、前記ポイントを減算するポイント減算部を有し、
前記器具判別手段は、前記ポイントに基づいて判別することを特徴とする請求項3または請求項4に記載のガス器具判別装置。 - 前記器具判別手段が、各ガス器具もしくはガス漏れの種別ごとに加算したポイントが一定値以上に達した場合に、ガス流路から取得した特徴に該当するガス器具もしくはガス漏れであると判別する確からしさ判定部を備えていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のガス器具判別装置。
- 前記器具判別手段が、各ガス器具もしくはガス漏れの種別ごとに加算したポイントを比較して、最もポイントの大きなガス器具もしくはガス漏れを、ガス流路から取得した特徴に該当するガス器具もしくはガス漏れであると判別する確からしさ判定部を備えていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載のガス器具判別装置。
- 特徴データ記憶部に記憶された特徴データとしては、各ガス器具もしくはガス漏れごとにカードが用意され、各カードごとに複数の特徴項目を記録したカード型のデータベースから構成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のガス器具判別装置。
- 前記特徴抽出手段が、ガス流量検出部からの検出データに基づきガス流量範囲を解析するガス流量区分解析部と、ガス流量パターンを解析するガス流量変化解析部とを備え、
前記特徴データ記憶部は、各ガス器具ごとの特徴データとして、ガス流量範囲、ガス流量パターン、流量−圧力相関関係、流量−温度相関関係および圧力−温度相関関係のなかから選択された複数の特徴データを記憶するものであり、
前記器具判別手段は、各ガス器具ごとの特徴データとして、ガス流量範囲、ガス流量パターン、流量−圧力相関関係、流量−温度相関関係および圧力−温度相関関係のなかから選択された複数の特徴データに基づき、ガス器具もしくはガス漏れの判別を行うことを特徴とする請求項4記載のガス器具判別装置。 - 前記ガス流量区分解析部とガス流量変化解析部が、短時間流量区分解析部と長時間流量区分解析部、および短時間流量変化解析部と長時間流量変化解析部とから構成されていることを特徴とする請求項12記載のガス器具判別装置。
- 前記短時間流量変化解析部が、ガス器具の立ち上がりまたは立ち下がり流量の少なくとも一方の変化と、起動時の流量変化を解析するものであり、前記長時間流量変化解析部がガス器具の安定使用時の流量変化を解析することを特徴とする請求項13に記載のガス器具判別装置。
- 前記器具判別手段が、前記特徴抽出手段によって抽出された検出データの特徴と前記記憶部に記録されている各器具の特徴データとを比較して、その比較の度合いを算出するものであり、
かつ、前記器具判別手段が、ガス器具の使用条件に応じて決定される重み付け値の記憶部を備え、
前記特徴抽出手段によって抽出された検出データの特徴と前記記憶部に記録されている各器具の特徴データとを比較してガス器具を判別するにあたり、重み付け値の記憶部に記憶されている重み付け値を考慮して、前記比較の度合いを補正することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載のガス器具判別装置。 - 前記器具判別手段が、前記重み付け値記憶部に記憶する重み付け値の決定部を備え、
この重み付け値の決定部は、気温検出手段、計時手段、カレンダ手段、気象情報検知手段、ガス温度検知手段、メータ号数設定手段、使用量積算手段の少なくとも1つから成る使用条件取得手段に接続されており、この使用条件取得手段から得られたデータに基づいて、重み付け値を決定することを特徴とする請求項15に記載のガス器具判別装置。 - 前記器具判別手段は、ガス流量がガス圧力の平方根に比例し、かつ、ガス流量がガス温度と比例する場合にガス漏れと判定することを特徴とする請求項4記載のガス器具判別装置。
- 前記器具判別手段は、供給ガスがLPGであって、そのガス流量が圧力調整器の制御対象外となる流量域の場合は、ガス圧力がガス温度と比例する場合にガス漏れと判定することを特徴とする請求項4記載のガス器具判別装置。
- 前記器具判別手段は、供給ガスがLPGであって、そのガス流量が圧力調整器のオン・オフ制御範囲となる流量域の場合は、ガス流量がガス圧力の平方根に比例し、かつ、ガス流量がガス温度と比例し、さらに、ガス圧力が規則的に変動する場合にガス漏れと判定することを特徴とする請求項4記載のガス器具判別装置。
- 前記器具判別手段は、供給ガスがLPGであって、ガス流量が中流量の場合は、圧力が規則的に変動する場合はガス漏れまたはガバナなし器具と判定し、圧力変動に規則性がない場合はガバナあり器具と判定することを特徴とする請求項4記載のガス器具判別装置。
- 前記器具判別手段は、供給ガスがLPGであって、ガス流量が大流量の場合は、ガス流量が一定、かつ、ガス圧力が一定の場合にガス漏れと判定することを特徴とする請求項4記載のガス器具判別装置。
- 前記器具判別手段は、どのガス器具とも判別しなかった時は、ガス漏れと判別することを特徴とする請求項1から21のいずれか1項に記載のガス器具判別装置。
- 前記器具判別手段による判別結果に基づいて、外部機器に対して、ガスの遮断予告を出力する遮断予告手段を備えることを特徴とする請求項1から22のいずれか1項に記載のガス器具判別装置。
- 前記器具判別手段による判別結果に基づいて、外部機器に対して、ガスの遮断予告を出力する遮断予告手段と、
外部機器から入力された遮断延長要求を受け付ける操作受付手段と、
前記操作受付手段により受け付けた遮断延長要求にしたがって、該当する器具の遮断延長を指示する操作指示手段と、
を備えることを特徴とする請求項1から22のいずれか1項に記載のガス器具判別装置。 - 前記遮断予告手段による遮断予告の条件を設定する条件設定手段と、
需要家ごとに、遮断延長に関する情報を記録する遮断情報記録手段とを備え、
前記条件設定手段は、前記遮断延長に関する情報に基づいて、需要家ごとに、遮断予告の条件を変更することを特徴とする請求項24に記載のガス器具判別装置。 - 前記器具判別手段による判別結果に基づいて、該当する器具の遮断を指示する操作指示手段と、
前記操作指示手段の指示による遮断に関する遮断情報を記憶する遮断情報記憶手段とを備えることを特徴とする請求項1から24のいずれか1項に記載のガス器具判別装置。 - 前記器具判別手段による判別結果に基づいて、該当する器具の遮断を指示する操作指示手段と、
前記操作指示手段の指示による遮断に関する遮断情報を記憶する遮断情報記憶手段とを備え、
前記重み付け値の決定部は、前記遮断情報に基づいて、重み付け値を決定することを特徴とする請求項16に記載のガス器具判別装置。 - ガス流路を流れるガスに関するデータを検出するデータ検出ステップと、
前記データ検出ステップで取得されたデータを解析して、複数の特徴を抽出する特徴抽出ステップと、
各ガス器具もしくはガス漏れの特徴に関する複数の特徴データを記録する特徴データ記憶ステップと、
前記特徴抽出ステップで抽出された少なくとも一種の特徴と、前記特徴データ記憶ステップで記録された特徴データとを比較して、使用されているガス器具もしくはガス漏れの候補を抽出する候補抽出ステップと、
前記候補抽出ステップによる抽出毎に、抽出された候補をグループ化するグループ化ステップと、
各グループ毎に、前記特徴抽出ステップで抽出された少なくとも一種の特徴と、前記特徴データ記憶ステップで記録された特徴データとを比較して、各グループに含まれるガス器具もしくはガス漏れの候補のうち、使用されているガス器具若しくはガス漏れを判別する器具判別ステップとを備えていることを特徴とするガス器具判別方法。
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