JP5032666B2 - 小さなセルの無線基地局を構成設定する方法 - Google Patents

小さなセルの無線基地局を構成設定する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5032666B2
JP5032666B2 JP2010529896A JP2010529896A JP5032666B2 JP 5032666 B2 JP5032666 B2 JP 5032666B2 JP 2010529896 A JP2010529896 A JP 2010529896A JP 2010529896 A JP2010529896 A JP 2010529896A JP 5032666 B2 JP5032666 B2 JP 5032666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio base
small cell
base station
cell radio
network controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010529896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011501559A (ja
Inventor
クレス アンデション,
トマス ヘドベリ,
トマス ニランデル,
ヤリ ヴィクベリ,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2011501559A publication Critical patent/JP2011501559A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5032666B2 publication Critical patent/JP5032666B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/02Resource partitioning among network components, e.g. reuse partitioning
    • H04W16/10Dynamic resource partitioning
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/02Arrangements for optimising operational condition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
    • H04W84/045Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using private Base Stations, e.g. femto Base Stations, home Node B
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/105PBS [Private Base Station] network

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明はセルラ無線システムにおける無線アクセスを提供する小さなセルの無線基地局に対するスクランブルコードを構成設定する方法、機器、及びシステムに関する。
今日、次世代の無線アクセスネットワーク(RAN)であるE−UTRAN(発展型の地球規模陸上無線アクセスネットワーク)についての技術仕様の検討が3GPPにおいて進行中である。E−UTRANのために用いられる別の名称は、長期的エボルーション(LTE)無線アクセスネットワーク(RAN)である。この概念における基地局は、eNB(E−UTRAN NodeB)と呼ばれる。この検討にはE−UTRANに、限定された数のユーザに対する家庭や小領域のカバレッジを備えさせる可能性も含まれている。その基地局はLTE環境ではHNB(ホームeNodeB)と名称が付けられているが、別の名称も存在する。
加えて、小さな無線基地局(RBS)を用いて限定された数のユーザに対して家庭や小領域での広帯域符号分割多元接続(WCDMA)のカバレッジを提供するセルラ無線システムの開発が進行中である。そのような無線基地局は小さなカバレッジ領域を提供する。典型的には、加入者の家庭が通常のWCDMAのカバレッジをエンドユーザのために提供し、その家庭は通常、ある種のインターネットプロトコル(IP)ベースの伝送リンクを用いて無線ネットワーク接続装置(RNC)に接続される。
小さなカバレッジ領域をもつ無線基地局をRNCに接続するための1つの代替案は、例えば、ある種のデジタル加入者ライン(xDSL)やケーブルなどの固定ブロードバンドアクセスを用いることである。さらに別の代替案は、例えば、WiMAXなどのある種の無線ブロードバンドアクセスを用いることである。
通常、小さなカバレッジ領域を提供する無線基地局には、例えば、WCDMAのユーザ機器(UE)受信機と汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)のUE受信機との内の少なくともいずれかが装備される。これにより、無線基地局はWCDMAとGSMとを重ね合わせた環境を走査して、WCDMA或いはGSMセルに留まり、関連するシステム情報を読み出すことが可能になる。しかしながら、小さなカバレッジ領域を提供する無線基地局は、その無線基地局にUE受信機を備えることなく展開されることもある。
小さなカバレッジ領域を提供する無線基地局は、無線システム運用者の介在なくプラグ−アンド−プレイの方法でエンドユーザにより動的にインストールされるように設計される。また、そのような小さなカバレッジ領域を提供する無線基地局の展開によって創成されるセルは自動的に創成され、その無線基地局に含まれるUE受信機により提供された情報に基づいて構成設定されるかもしれない。例えば、その無線基地局のUE受信機は、関係する測定情報で、周囲のWCDMAかGSM環境の内の少なくともいずれか、例えば、多数のGSMとWCDMAセルの内の少なくともいずれかを走査して、関係するシステム情報を含む走査された情報を、その無線基地局が接続されるRNCにレポートするように設定される。それから、小さなカバレッジ領域を提供する無線基地局から提供された情報を用いてRNCは小さなセルを創成し構成設定する。
例えば、ロケーション・エリア識別子、セル識別子、周波数、スクランブルコード、及び、小セルへの出力電力が他の多くの情報要素や設定の中で選択され、構成設定される。通常のマクロセルと小セルとの間の相違は、マクロセルのロケーションは運用者によって知られ計画される点にある。これに対して、小セルは運用者の介在なく小さなカバレッジ領域を提供する無線基地局の展開によってエンドユーザによりどんな場所にも動的にインストールされる。その結果、小セルのインストールが誰によっても調整されないので、2つの小セルが互いに非常に近接してインストールされることもある。
1つのシナリオでは、小さなカバレッジ領域をもつ2つ以上の無線基地局がカバレッジ領域が重複して展開される。そのときに生じる問題は、ユーザ機器が小さなカバレッジ領域を提供する2つ以上の無線基地局からの信号を受信するかもしれないが、対応する無線基地局は余りにも空間的に離れているので互いに“聴取”したり検出することができない点がある。
この状況は、小さなカバレッジ領域を提供する2つの無線基地局が同じスクランブルコードを用いるように構成設定されているかもしれないので問題を生じさせ、これがこれら両方の信号を受信し、その無線基地局の1つと通信しようと試みるUEでの混乱を創り出す。
本発明は上述の問題を低減するか或いは除去する改善された無線システムを提供することを目的としている。
この目的などは添付した請求の範囲に記載した方法、機器、及びシステムによって達成される。
従って、セルラ無線システムが互いに近接する小さなカバレッジ領域を提供し、同じスクランブルコードを用いるように構成設定されている2つ以上の無線基地局が展開されていることを検出することを可能にする検出機構を提供することにより、その検出情報が小さなカバレッジ領域を提供する複数の無線基地局の内の少なくとも1つを自動的に再構成設定するためのトリガとして用いられる。
ここで説明した方法とシステムを用いて、小さなセルの無線基地局が多数互いに近接してインストールされており、同じスクランブルコードを用いるように構成設定されている場合に、これら小さなセルの無線基地局を動的に検出し、またこれらを動的に再構成設定することが可能である。
次に、非限定的な例により、添付図面を参照して本発明について更に詳細に説明する。
マクロセルと小セルとを有するセルラ無線システムを例示する図である。 小セルをもつ2つの無線基地局のロケーションを例示する図である。 WCDMAにおけるRACH手順を例示する図である。 同じスクランブルコードの使用を検出するときにセルラ無線システムにおいて実行されるステップを示すフローチャートである。
図1には、セルラ無線システム100の概要図が示されている。システム100は、システム100が無線アクセスを提供する地理的領域をカバーする複数のマクロセル101を有している。各セル101は不図示ではあるが無線基地局と関係付けられ、その無線基地局は無線ネットワーク制御装置(RNC)103と通信する。次にRNCはコアネットワーク(CN)105に接続されている。マクロセル101に加えて、複数のマクロセル101の中には複数の小さなセル107も存在する。小さなセルは小さなカバレッジ領域をもつ無線基地局の展開により形成される。小さなカバレッジ領域をもつ無線基地局はエンドユーザが構成設定可能であり、それが適当であると思われる場所ならどこでもエンドユーザによって展開される。通常、そのような小さなカバレッジ領域をもつ無線基地局は家庭などに展開される。
上述のように、もし、そのような小さなセルの無線基地局が2つ以上互いに近接して展開され、同じスクランブルコードで構成設定されたなら問題が生じる。そのようなシナリオが図2で描かれている。図2では、2つの無線基地局201、203が互いに近接してインストールされ、2つの無線基地局201、203のカバレッジ領域が少なくとも部分的には重複するようになっている。もし、2つの無線基地局201、203が同じスクランブルコードで構成設定されたなら、両方の無線基地局201と203から到達範囲内に位置したユーザ機器205は無線基地局201、203に同時にアクセスが可能である。これは望ましいことではない。なぜなら、深刻な干渉を引き起こすからである。
本発明の1つの実施例に従えば、小さなカバレッジ領域をもつ各無線基地局201、203はインストールモードのような特別なモードに設定される。インストールモードでは、特定のシステム情報が、小さなカバレッジ領域をもつ無線基地局が2つ以上、同じスクランブルコードを用いるように構成設定されたネットワークでの検出を可能するように同報される。
例えば、その検出は、小さなカバレッジ領域をもつ、2つ以上の無線基地局を用いて同時にネットワークにアクセスすることを試みるUEに基づいている。無線基地局をインストールモードに設定するためのトリガ機構は、例えば、無線基地局の初期インストール時やエンドユーザが運用者の顧客サービスに電話するといった何らかの適切なイベントであると良く、無線基地局で知覚できる問題があることを示す。1つの実施例では、監視機能を無線基地局に含ませ、その無線基地局が小さなセルの構成設定で問題が生じた可能性があることを示すことができる。1つの実施例では、小さなカバレッジ領域をもつ無線基地局がスイッチオンされ、所定の時間の間、起動され続ける度ごとに、インストールモードが起動される。これは無線基地局が移動した場合には利点がある。他の実施例に従えば、インストールモードは連続的にアクティブ状態であっても良く、或いは、周期的にトリガされても良い。さらに別の実施例では、インストールモードは、例えば、顧客の不満が運用者に届くか、或いは、ネットワークの監視機能が問題発生の可能性を検出したなら、他のネットワークモード、例えば、RNCなどから起動されても良い。
1つの代表的な実施例では、小さなカバレッジ領域をもつ無線基地局を検出するときに一度、UEが所定の動作、例えば、ロケーション更新(Location Update)或いはアタッチ(Attach)を実行しようと試みているときに、インストールモードが用いられる。例えば、次のステップが、小さなセルの無線基地局の初期インストールの一部として実行されると良い。小さなセルの無線基地局は、その小さなセルの無線基地局をスイッチオフしたり、それから再びスイッチオンするエンドユーザによってインストールモードに設定される。同じようにして、UEは、そのUEをスイッチオフしたり、それから再びスイッチオンすることによりアタッチ(Attach)を実行するようにトリガされる。
UEをオン/オフする別の可能性は、マクロネットワークと比べて異なるロケーションエリア識別子(LAI)と異なるルーティングエリア識別子(RAI)をもつ小さなセルの無線基地局201、203に基づいている。なぜなら、このことがアクセス制御機構にとにかく必要とされるからである。その原理とは、UEが小さなセルを検出し、それにアクセスすることを試みるときはいつでも、小さなセルにおけるシステム情報の一部として同報されるLAIとRAIとを読み出すことにある。LAI/RAIはマクロネットワークに比べて異なるので、UEにおける上位のモビリティ管理レイヤはロケーション更新とルーティングエリア更新手順との開始を小さなセルを介してトリガをかける。それから、これによりネットワークに向かうアクセスの試行が始まり、同じスクランブルコードを用いて多数のフェムトセルを検出するために用いられる。
これらの手順のいずれかがUEの上位レイヤによりトリガをかけられると、RRCレイヤ接続が確立される。RRC要求接続はUEの下位レイヤにトリガをかけて物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)におけるランダムアクセスチャネル(RACH)手順を実行する。RACH手順の基本的な原理は、UEがシステム情報ブロック6(SIB6)のようなシステム情報における関連情報を読出し、この情報に基づいてUEがネットワークに向かうRACH手順の実行の方法を知る。RACH手順の最初の部分は通常、UEがプリアンブルをPRACHチャネルでネットワークに送信することから成り立っている。UEがネットワークから何の応答も受信しないなら、電力ランピング(増進)方法が適用され、UEはプリアンブルの次の送信のために用いられる送信電力を増加させる。
プリアンブルは通常は4096チップから成り立つ短い信号であり、4096チップは16チップの長さのアダマール符号の256回の繰り返しである。SIB6は、スクランブルコードのために定義された16アダマール符号のどれが、そのセルで許可されるのかについての情報を含んでいる。UEはランダムに許可されるアダマール符号の1つを選択し、それがプリアンブルのためのベースとして用いられる。加えて、そのセルスクランブルコードは最後のプリアンブルを創成するのに用いられる。
RACHチャネルは複数のアクセススロットに分割され、UEはこれらアクセススロットの1つを(ユニバーサル)加入者識別モジュール(U)SIM、即ち、UEにインストールされそのモジュールの加入についての情報を格納する(U)SIMカードに格納されたアクセスクラス(AC)情報に基づいて選択する。典型的なWCDMAセルラ無線ネットワークでは、16個の異なるACが存在し、全てのUEはランダムに“0”〜“9”のACに分割され、“0”と“9”の間で選択されたACが(U)SIMに格納される。AC“10”は、緊急呼が許可されているかどうかを示すために用いられ、残りのAC、即ち、AC“11”〜AC“15”は運用者や監督庁の使用のために指定される。それ故に、主要な原理とは、UEが通常はランダムに複数のAC間で分割され、アクセススロットの選択がさらに、2つのUEが同じ署名を選択し、同じプリアンブルを構築し、同じACに属し、同じアクセススロットを選択し、それに加えて全く同じ時間に送信するという衝突の可能性を低くするためになされる。
SIB6はまた、プリアンブルの送信のために用いられる初期送信電力についての異なる情報も示す。図3はWCDMAに対して標準化されたRACH手順に通常の原理を示している。
インストールモードにあるとき、UEは、UEにより提出されるプリアンブルが、同じスクランブルコードを用いるように構成設定され、2つ以上の異なる小さなセルの無線基地局により検出され、全ての小さなセルの無線基地局が、UEにより上位レイヤメッセージを提出するようにさせ、例えば、2つの小さなセルの無線基地局がこれを受信するAICHで取得インジケータ(AI)を提出し、これら2つの小さなセルの無線基地局を制御するRNCが異なる小さなセルの無線基地局からの同時アクセスを検出し、これに応じて、即ち、検出された多元アクセスの結果として、小さなセルの無線基地局の内の1つの再構成設定を開始するようにRACH手順を実行するように設定される。
代表的な実施例では、インストールモードにあるとき、次の設定がSIB6のために用いられても良い。通常の動作モードに対する相違点だけ説明する。プライマリCPICH送信電力IEが可能な最大値、或いは、別の高い値を示すように設定され、一定の値のIEも可能な最大値、或いは、別の高い値を示し、長い到達距離を達成するように設定される。
図4には、第1の小さなセルの無線基地局401がいつ、ここで説明する方法のいずれかを用いてインストールモードに設定され、UE403がスイッチオフ/オンされ、即ち、電力サイクルが小さなセルの無線基地局401の近くで実行されるのかを例示する代表的な手順が示されている。小さなセルの無線基地局401に加えて、第2の小さなセルの無線基地局405もUE403の到達範囲の中に位置している。
まずステップ431では、小さなセルの無線基地局401は上述したイベントのいずれか1つのような何らかの適切なトリガイベントによりインストールモードに設定される。例えば、1実施例に従えば、エンドユーザはインストール手順に積極的に参入できる。例えば、小さなセルの無線基地局401の初期インストールの間に、小さなセルの無線基地局401では自動的にインストールモードに入り、さらに、エンドユーザはUE403をスイッチオフしたりスイッチオンしたりすると良い。他の実施例では、エンドユーザが発呼を開始するまでインストールモードが起動される。
ステップ433で、UE403がスイッチオンされると、ステップ431におけるように小さなセルの無線基地局は既にインストールモードにあり、UE403はステップ435において小さなセルの無線基地局401の展開によって生成されるセルにおける関連システム情報を読み出す。このシステム情報はインストールモードについての特別な設定をもつSIB6を含むことができる。次に、UEはアタッチ(Attach)とロケーション更新(Location Update)との内の少なくともいずれかの手順を実行し、RACH手順437を開始する。SIB6におけるPRACH SIはUE403が非常に高い値或いは可能な最大送信電力で初期のプリアンブルを送信することになることを示す。これに応じて、UE403は示された送信電力で送信を行なう。
第1の小さなセルの無線基地局401以外の別の小さなセルの無線基地局、例えば、小さなセルの無線基地局405によりプリアンブルが検出される場合、両方の小さなセルの無線基地局はAICHでAIを送信するであろう。そのとき、UE403はステップ439において、AIの受信後にRRC CONNECTION REQUESTを送信し、このメッセージはまた両方の小さなセルの無線基地局によっても受信され、小さなセルの無線基地局401と405を制御するRNC407に転送される。
次に、ステップ441ではRNC407は同じIMSIが2つの異なる小さなセルの無線基地局を介して同時に或いは時間的には非常に近接してRRC接続を確立しようと試みていることを検出する。そのとき、ステップ443でRNCは、小さなセルの無線基地局の1つ、この例では無線基地局401を介してRRC接続セットアップを継続する。また、ステップ441における検出に応じて、ステップ445ではRNC407は、小さなセルの無線基地局401、405の少なくとも1つ、この例では無線基地局405に対するスクランブルコードの変更を開始する。
IMSIが用いられておらず、その代わりにTMSIが用いられている場合、RNC407はそのような状況において同じTMSIが同じスクランブルコードで構成設定された2つの異なる小さなセルの無線基地局から同時に或いは時間的に非常に近接して受信されたかどうかを検出できる。
従って、もしRNC407が、カバレッジが重複する2つ以上の異なる小さなセルの無線基地局によって同じスクランブルコードが用いられていたことを検出する(441)なら、できるだけ速く、これら小さなセルの無線基地局の1つ以上の無線基地局は別のスクランブルコード、即ち、マクロネットワークの走査の間に基地局により検出されなかったスクランブルコードで構成設定されるように設定される。また、用いられていないスクランブルコードについての知識は、小さなセルの無線基地局にアクセスしているUEが対応するRNCにレポートするように構成設定された現在の周波数での未知のセルの検出に基づいていても良い。
ここで説明した方法とシステムを用いて、多数の小さなセルの無線基地局が互いに近接してインストールされ、同じスクランブルコードを用いるように構成設定されたときに、これら小さなセルの無線基地局を動的に検出し、また動的に再構成設定することが可能である。本発明についてWCDMAシステムで用いられる用語を用いてほとんど説明したが、同様のアプローチがGSMやLTEのような他のセルラ無線システム標準にも適用できる。LTEの場合、標準化された集中型の無線アクセスネットワーク(RAN)の制御装置はなく、関連する機能はeNodeBに含まれる。このことは、1つ以上の小さなセルの無線基地局において1つのUEからの多数のアクセスを容易に検出できる標準化されたRANノードがないことを意味する。しかしながら、この発明で説明した原理は、全ての小さなセルの無線基地局が異なるアクセスの試みを非標準のネットワークノードにレポートし、小さなセルの無線基地局がこの発明で説明したようなインストールモードに設定されるときに、その非標準のネットワークノードに対して用いられる。加えて、アクセス試行についてのレポートはネットワーク、例えば、非標準のネットワークノードから制御される。

Claims (13)

  1. セルラ無線システムへの無線アクセスを提供する小さなセルの無線基地局(401)に対するスクランブルコードを構成設定する方法であって、
    前記小さなセルの無線基地局に接続された無線ネットワーク制御装置において、ユーザ機器が前記小さなセルの無線基地局を介して前記セルラ無線システムと少なくとも1つの別の小さなセルの無線基地局とにアクセスしていることを検出する工程(441)と、
    そのような検出がなされたとき前記少なくとも1つの別の小さなセルの無線基地局によって用いられていない別のスクランブルコードに前記小さなセルの無線基地局を再構成設定する工程(445)とを有することを特徴とする方法。
  2. 前記小さなセルの無線基地局を、通常の動作モードにあるときとは異なるセルパラメータの同報を提供するインストールモードへと設定する工程(431)をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 初期の伝送電力に関係したパラメータは、前記小さなセルの無線基地局が前記インストールモードにあるときには、高い値に設定されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記インストールモードは予め定義されたイベントによってトリガされることを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記インストールモードは、別のネットワークノード、特に、無線ネットワーク制御装置(RNC)(407)からトリガされることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記インストールモードは所定の時間の後にディアクティベートされることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. セルラ無線システム(100)への無線アクセスを提供する小さなセルの無線基地局(401)に対するスクランブルコードを構成設定するように適合された無線ネットワーク制御装置(407)であって、
    前記無線ネットワーク制御装置は、
    ユーザ機器(403)が前記小さなセルの無線基地局を介して前記セルラ無線システムと、そして、少なくとも1つの別の小さなセルの無線基地局(405)とにアクセスしていることを検出するように適合され、
    更に、ユーザ機器が前記小さなセルの無線基地局を介して前記セルラ無線システムと、そして、少なくとも1つの別の小さなセルの無線基地局とにアクセスしていることを検出するとき、前記少なくとも1つの別の小さなセルの無線基地局によって用いられていない別のスクランブルコードに前記小さなセルの無線基地局を再構成設定するよう適合されていることを特徴とする無線ネットワーク制御装置。
  8. 無線アクセスを提供する小さなセルの無線基地局(201,203)を複数、有するセルラ無線システム(100)であって、前記小さなセルの無線基地局に接続された無線ネットワーク制御装置(407)を有し、
    前記無線ネットワーク制御装置は、
    ユーザ機器が少なくとも2つの小さなセルの無線基地局を介して同時に前記セルラ無線システムにアクセスしていることを検出するように適合され、
    更に、そのような検出時には、前記少なくとも2つの小さなセルの無線基地局のいずれによっても用いられていない別のスクランブルコードに少なくとも1つの小さなセルの無線基地局を再構成設定するよう適合されていることを特徴とするシステム。
  9. 小さなセルの無線基地局を通常の動作モードにあるときとは異なるセルパラメータの同報を提供するインストールモードに設定する手段(401)をさらに有することを特徴とする請求項に記載のシステム。
  10. 前記小さなセルの無線基地局が前記インストールモードにあるときには、初期の伝送電力に関係したパラメータが高い値に設定されることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  11. 前記インストールモードは予め定義されたイベントによってトリガされることを特徴とする請求項9又は10に記載のシステム。
  12. 前記インストールモードは、別のネットワークノード、特に、無線ネットワーク制御装置(RNC)(407)からトリガされることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 前記インストールモードを所定の時間の後にディアクティベートする手段(401)をさらに有することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載のシステム。
JP2010529896A 2007-10-22 2007-10-22 小さなセルの無線基地局を構成設定する方法 Expired - Fee Related JP5032666B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SE2007/050764 WO2009054759A1 (en) 2007-10-22 2007-10-22 A method of configuring a small cell radio base station

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011501559A JP2011501559A (ja) 2011-01-06
JP5032666B2 true JP5032666B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=40579749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010529896A Expired - Fee Related JP5032666B2 (ja) 2007-10-22 2007-10-22 小さなセルの無線基地局を構成設定する方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8768334B2 (ja)
EP (1) EP2204068B1 (ja)
JP (1) JP5032666B2 (ja)
WO (1) WO2009054759A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010178209A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Toshiba Corp 移動無線端末装置
KR101661915B1 (ko) * 2009-03-02 2016-10-04 선 페이턴트 트러스트 기지국 장치 및 셀 id의 설정 방법
JP4785947B2 (ja) * 2009-05-01 2011-10-05 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線基地局
RU2518509C2 (ru) * 2009-09-21 2014-06-10 Эппл Инк Способ передачи потока данных и мобильная станция
US9497714B2 (en) * 2010-09-24 2016-11-15 Qualcomm Incorporated Power control for a network of access points
US9301265B2 (en) 2010-09-24 2016-03-29 Qualcomm Incorporated Access point transmit power control
US9451480B2 (en) 2010-09-28 2016-09-20 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for power management in a wireless communication system
KR20130004752A (ko) * 2011-07-04 2013-01-14 삼성전자주식회사 통신망 전환 시스템 및 방법
EP3013099A4 (en) * 2013-06-19 2017-04-19 Sony Corporation Terminal device, communication control device, and communication control method
WO2015013103A1 (en) * 2013-07-23 2015-01-29 Zte Wistron Telecom Ab Method and apparatus for transmitting an auxiliary cell identity
EP3117541B1 (en) * 2014-03-14 2018-03-07 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Automated, dynamic minimization of inter-cell site interference in cdma networks
CN107517433A (zh) * 2016-06-17 2017-12-26 中兴通讯股份有限公司 随机接入响应rar的接收处理方法及装置
US20190342802A1 (en) * 2016-12-27 2019-11-07 Nokia Solutions And Networks System Technology (Beijing) Co., Ltd. A connection setup method, user equipment, common central control node and communication system
CN114650543B (zh) * 2020-12-17 2024-04-09 财团法人工业技术研究院 组网覆盖范围优化方法及基站
US11533634B2 (en) 2020-12-17 2022-12-20 Industrial Technology Research Institute Base station and method for optimizing coverage of self-defined network

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06350514A (ja) * 1993-06-14 1994-12-22 Fujitsu Ltd 移動通信システムにおけるチャネル制御方式
FI107854B (fi) 1994-03-21 2001-10-15 Nokia Networks Oy Menetelmä häiriöiden poistamiseksi CDMA-solukkoverkossa
JP3707952B2 (ja) 1998-04-09 2005-10-19 株式会社東芝 無線通信システムおよびその制御方法
JP4447787B2 (ja) * 1998-12-08 2010-04-07 ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー 一部の加入者のみが利用できる基地局のサブセットをもつセルラ移動電話ネットワークを動作する方法
JP2000316180A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Ntt Docomo Inc 移動通信システムおよび移動通信システムにおけるチャネル割当て方法
US6801722B1 (en) * 2001-05-01 2004-10-05 Terabeam Corporation Optical tracking system with reflective fiber
WO2005091667A1 (ja) * 2004-03-24 2005-09-29 Nec Corporation 基地局装置、およびその初期設定方法
JP4685394B2 (ja) * 2004-09-17 2011-05-18 富士通株式会社 無線回線接続制御装置、および移動通信ネットワークシステム
KR100570825B1 (ko) * 2004-09-30 2006-04-12 삼성전자주식회사 무선 랜 시스템에서 인접 bss간의 간섭 감지 장치 및방법
JP4451286B2 (ja) * 2004-11-12 2010-04-14 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 基地局、基地局制御局および移動通信システム並びにスクランブリングコード設定方法
JP5161782B2 (ja) * 2005-10-04 2013-03-13 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 移動体システムにおける隣接リストの自動構築
KR101119247B1 (ko) 2005-11-02 2012-03-15 삼성전자주식회사 이동통신 시스템의 송수신기에서 수행되는 단말기와 네트워크 노드간의 초기 액세스 방법
JP4755935B2 (ja) * 2006-04-04 2011-08-24 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線基地局及び無線通信用パラメータの重複検出方法
US20080039141A1 (en) 2006-08-10 2008-02-14 Holger Claussen Changing the scrambling code of a base station for wireless telecommunications

Also Published As

Publication number Publication date
US20100210258A1 (en) 2010-08-19
EP2204068B1 (en) 2014-04-16
WO2009054759A1 (en) 2009-04-30
JP2011501559A (ja) 2011-01-06
US8768334B2 (en) 2014-07-01
EP2204068A4 (en) 2013-06-26
EP2204068A1 (en) 2010-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5032666B2 (ja) 小さなセルの無線基地局を構成設定する方法
EP1932379B1 (en) Automatic configuration of pico radio base station
US8050629B2 (en) Optimizing power settings in a communication system to mitigate interference
EP2241130B1 (en) Method and user equipment in a communication network
US7613444B2 (en) Dynamic building of monitored set
US8559345B2 (en) Establishing colocated second cell using a second scrambling code by a femto base station
WO2014042468A2 (ko) 무선 통신 시스템에서 시스템 정보의 획득을 위한 운영 방법 및 이를 지원하는 장치
US20090047955A1 (en) Automated and seamless change of reporting cell identity
WO2014069890A1 (ko) 무선 통신 시스템에서 우선순위 핸들링 기반 셀 재선택 방법 및 이를 지원하는 장치
KR20100057099A (ko) 액세스 포인트 기지국상에 캠프된 액세스 단말들의 핸들링을 용이하게 하기 위한 시스템 및 방법
US8897838B2 (en) Communication system
JP5031845B2 (ja) アンダーレイ・ネットワーク装置のカバレージ・エリア内でオーバレイ・ネットワーク装置を使用する無線通信
EP2083595A1 (en) Method, apparatuses and system for network self configuration and optimization at reduced signaling
EP2320699A1 (en) A Femtocell base station, and a method of triggering transfer of a radio connection with a user terminal from a macrocell base station to a femtocell base station
US8660528B2 (en) Adaptive coverage area by beacon breathing
WO2010145566A1 (en) System and method for temporarily reconfiguring a communications system to provide selected services
US8868084B2 (en) Mobile communication terminal, mobile communication system, and mobile communication method
EP1845745B1 (en) A cell discovery method and related equipment
GB2462327A (en) Apparatus and method for a femtocell base station to identify its neighbour cells
US20140044001A1 (en) Method of establishing communication and base station

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees