JP5031279B2 - Game machine - Google Patents
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Description
本発明は、各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する可変表示部を備え、可変表示部に特定表示結果が導出表示されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態に移行させるとともに、所定の移行条件が成立したときに特定遊技状態が終了したのちに通常状態であるときに比べて識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となりやすい特別遊技状態に移行させる遊技機に関する。 The present invention includes a variable display unit that variably displays a plurality of types of identification information that can identify each of them and derives and displays a display result, which is advantageous for a player when a specific display result is derived and displayed on the variable display unit. A special gaming state in which the display result of the variable display of the identification information is likely to become the specific display result as compared with the case of the normal state after the specific gaming state is ended when the predetermined transition condition is satisfied, as well as the transition to the specific gaming state It relates to a gaming machine to be transferred.
遊技機として、遊技球などの遊技媒体を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けられている入賞口などの入賞領域に遊技媒体が入賞すると、所定個の賞球が遊技者に払い出されるものがある。さらに、識別情報を可変表示(「変動」ともいう。)可能な可変表示装置が設けられ、可変表示装置において識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となった場合に遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御可能になるように構成されたものがある。 As a gaming machine, a game medium such as a game ball is launched into a game area by a launching device, and when a game medium wins a prize area such as a prize opening provided in the game area, a predetermined number of prize balls are paid out to the player. There is something to be done. Furthermore, a variable display device capable of variably displaying the identification information (also referred to as “fluctuation”) is provided, which is advantageous to the player when the display result of the variable display of the identification information becomes the specific display result in the variable display device. Some are configured to be controllable to a specific gaming state.
特定遊技状態とは、所定の遊技価値が付与された遊技者にとって有利な状態を意味する。具体的には、特定遊技状態は、例えば特別可変入賞装置の状態を打球が入賞しやすい遊技者にとって有利な状態(大当り遊技状態)、遊技者にとって有利な状態になるための権利が発生した状態、景品遊技媒体払出の条件が成立しやすくなる状態などの所定の遊技価値が付与された状態である。 The specific game state means a state advantageous for a player who is given a predetermined game value. Specifically, the specific game state is, for example, a state in which a special variable winning device is advantageous for a player who is likely to win a ball (a big hit game state), or a state in which a right to be advantageous for a player has occurred. In this state, a predetermined game value such as a state where conditions for paying out premium game media are easily established is given.
そのような遊技機では、識別情報としての図柄を表示する可変表示装置の表示結果があらかじめ定められた特定の表示態様の組合せ(特定表示結果)になることを、通常、「大当り」という。大当りが発生すると、例えば、大入賞口が所定回数開放して打球が入賞しやすい大当り遊技状態に移行する。そして、各開放期間において、所定個(例えば10個)の大入賞口への入賞があると大入賞口は閉成する。そして、大入賞口の開放回数は、所定回数(例えば15ラウンド)に固定されている。なお、各開放について開放時間(例えば29.5秒)が決められ、入賞数が所定個に達しなくても開放時間が経過すると大入賞口は閉成する。また、大入賞口が閉成した時点で所定の条件(例えば、大入賞口内に設けられているVゾーンへの入賞)が成立していない場合には、大当り遊技状態は終了する。 In such a gaming machine, the fact that the display result of the variable display device that displays the symbol as identification information is a combination of specific display modes (specific display result) determined in advance is generally referred to as “big hit”. When the big hit occurs, for example, the big winning opening is opened a predetermined number of times, and the game shifts to a big hit gaming state where the hit ball is easy to win. And in each open period, if there is a prize for a predetermined number (for example, 10) of the big prize opening, the big prize opening is closed. And the number of times the special winning opening is opened is fixed to a predetermined number (for example, 15 rounds). An opening time (for example, 29.5 seconds) is determined for each opening, and even if the number of winnings does not reach a predetermined number, the big winning opening is closed when the opening time elapses. Further, when a predetermined condition (for example, winning in the V zone provided in the big prize opening) is not established at the time when the big prize opening is closed, the big hit gaming state is ended.
また、遊技機には、可変表示装置において識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果のうちの特別な特定表示結果(特別表示結果)となるなどの特別の条件が成立すると、以後、大当りが発生する確率が高くなる高確率状態(確変状態ともいう。)に移行するように構成されたものもある。 In addition, if a special condition such as a display result of variable display of identification information becomes a special specific display result (special display result) of the specific display results in the variable display device, the jackpot is subsequently obtained. Some are configured to shift to a high-probability state (also referred to as a probability variation state) in which the probability of occurrence of the occurrence is high.
また、そのような遊技機では、遊技制御手段が識別情報の可変表示の表示結果を特定可能な表示結果コマンドを送信し、表示制御手段が受信した表示結果コマンドにもとづいて可変表示装置において識別情報の可変表示の表示結果を導出表示するように構成されたものがある。例えば、特許文献1には、表示制御手段が左中右の停止図柄を指定するコマンドを受信したことにもとづいて、可変表示の表示結果として可変表示装置に左中右の停止図柄を導出表示する遊技機が記載されている。また、特許文献1には、表示制御手段が変動パターンコマンドを受信したが、左中右の停止図柄を指定するコマンドの一部または全部を受信できなかった場合に、コマンドを受信できなかった停止図柄については、電源投入時に表示される図柄(いわゆる初期出目)を表示することが記載されている。
In such a gaming machine, the game control means transmits a display result command capable of specifying the display result of the variable display of the identification information, and the identification information is displayed in the variable display device based on the display result command received by the display control means. In some cases, the display result of the variable display is derived and displayed. For example,
しかし、特許文献1に記載された遊技機では、左中右の停止図柄を指定するコマンドの一部または全部を受信できなかった場合に、電源投入時に表示される図柄(初期出目)を表示するにすぎないので、可変表示の表示結果が特定表示結果であるか否かを遊技者に認識させることができない。そのため、遊技者に対して必要以上に不利益を与えてしまうおそれがある。また、表示制御手段は左中右の停止図柄をそれぞれ指定する3つのコマンドを全て受信しなければ特定表示結果であるか否かを判断できないので、遊技制御手段が送信すべきコマンド数が増大してしまい、遊技制御手段の制御負担が大きい。
However, in the gaming machine described in
そこで、本発明は、表示制御手段が可変表示の表示結果を指定するコマンドを受信できなかった場合であっても、可変表示の表示結果を遊技者に認識させることができるとともに、遊技制御手段の制御負担を軽減できる遊技機を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention enables the player to recognize the display result of the variable display even when the display control means cannot receive the command for designating the display result of the variable display. It aims at providing the gaming machine which can reduce a control burden.
本発明による遊技機は、各々を識別可能な複数種類の識別情報(例えば、飾り図柄)の可変表示を行い表示結果を導出表示する可変表示部(例えば、可変表示装置9)を備え、該可変表示部に特定表示結果(例えば、大当り図柄)が導出表示されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態)に移行させるとともに、所定の移行条件が成立(例えば、ステップS1519で確変大当りと決定されたこと)したときに該特定遊技状態が終了したのちに通常状態であるときに比べて識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となりやすい特別遊技状態(例えば、確変状態)に移行させる遊技機であって、遊技の進行を制御する遊技制御手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、遊技演出に用いる電気部品のうち、少なくとも可変表示部の表示状態を制御する表示制御手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100)とを備え、遊技制御手段は、可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にするか否かと、所定の移行条件を成立させるか否かとを決定する事前決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS1509,S1510,S1519を実行する部分)と、可変表示部における識別情報の可変表示を開始してから表示結果を導出表示するまでの可変表示時間を特定可能な可変表示コマンドを送信する可変表示コマンド送信手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560における図27に示すコマンド送信テーブルに従ってステップS332〜S343を実行する部分)と、事前決定手段による決定結果を特定可能な表示結果コマンドを送信する表示結果コマンド送信手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560における図27に示すコマンド送信テーブルに従ってステップS332〜S343を実行する部分)とを含み、表示制御手段は、事前決定手段による決定結果を示す事前決定結果情報を記憶する事前決定結果情報記憶手段と、表示結果コマンド送信手段によって表示結果コマンドが送信される前に所定のコマンドの受信にもとづいて、事前決定結果情報記憶手段が記憶する事前決定結果情報をクリアする事前決定結果情報クリア手段と、事前決定結果情報クリア手段によって事前決定結果情報記憶手段が記憶する事前決定結果情報がクリアされた後に、表示結果コマンド送信手段によって送信された表示結果コマンドで特定される事前決定結果情報を事前決定結果情報記憶手段に記憶させる制御を行う事前決定結果情報記憶制御手段と、事前決定結果情報記憶手段が記憶する事前決定結果情報を読み出し、読み出した事前決定結果情報にもとづいて、可変表示部の識別情報の可変表示を実行し、可変表示時間が経過したことにもとづいて、可変表示部に表示結果を導出表示する可変表示実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS826〜S828,S1858〜S1863,S1872を実行する部分)とを含み、可変表示コマンド送信手段は、可変表示コマンドとして、事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されたことを特定可能な特定表示用可変表示コマンド(例えば、コマンド8004(H)〜8006(H))、または事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にしないと決定されたことを特定可能な非特定表示用可変表示コマンド(例えば、コマンド8000(H)〜8003(H))のいずれかを送信し(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560における図27に示すコマンド送信テーブルに従ってステップS332〜S343を実行する部分)、可変表示実行手段は、特定表示用可変表示コマンドと事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な表示結果コマンド(例えば、図8に示すコマンド8C02(H)〜8C05(H))とを受信したときに、可変表示時間が経過したことにもとづいて、特定表示結果として、特定遊技状態が終了したのちに特別遊技状態に移行することを示す特別表示結果(例えば、確変図柄)を可変表示部に導出表示する特別表示結果導出表示手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS1852で選択した確変時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1854で決定した確変図柄をステップS1872で導出表示する部分、ステップS1812で選択した確変時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1813で決定した確変図柄をステップS1872で導出表示する部分)と、特定表示用可変表示コマンドと事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な表示結果コマンド(例えば、図8に示すコマンド8C01(H))とを受信したときに、可変表示時間が経過したことにもとづいて、特定表示結果として、特定遊技状態が終了したのちに特別遊技状態に移行しないことを示す非特別表示結果(例えば、非確変図柄)を可変表示部に導出表示する非特別表示結果導出表示手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS1853で選択した通常時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1854で決定した非確変図柄をステップS1872で導出表示する部分、ステップS1809で選択した通常時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1813で決定した非確変図柄をステップS1872で導出表示する部分)と、特定表示用可変表示コマンドを受信した後に、事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な表示結果コマンド、または事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な表示結果コマンド以外のコマンド(例えば、データ化けした表示結果コマンドや、表示結果コマンドの次に受信すべき演出記憶情報指定コマンド。なお、特定表示用可変表示コマンドの後に突然確変大当り指定の表示結果コマンドを送信しない構成である場合には、突然確変大当り指定の表示結果コマンドでもよい)を受信したときには、可変表示時間が経過したことにもとづいて、可変表示部に非特別表示結果を導出表示する異常受信時非特別表示結果導出表示手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100において、ステップS1835、ステップS1836またはステップS1837でNと判定したときに、ステップS1853で選択した通常時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1854で決定した非確変図柄をステップS1872で導出表示する部分)とを含むことを特徴とする。
Gaming machine according to the invention comprises an identification information of a plurality of types that can identify each (e.g., decorative symbol) the variable display unit that derives displaying variable display was carried out display result (e.g., variable display device 9), the When a specific display result (for example, a big hit symbol) is derived and displayed on the variable display section, a transition is made to a specific gaming state (for example, a big hit gaming state) advantageous to the player, and a predetermined transition condition is established (for example, step A special game state in which the display result of the variable display of the identification information is likely to be the specific display result compared to the normal state after the specific game state is finished (when determined to be a probable big hit in S1519) (for example, A game machine to be shifted to a certain probability change state), a game control means for controlling the progress of the game (for example, a game control microcomputer 560), and used for a game effect. The display control means (for example, the production control microcomputer 100) that controls at least the display state of the variable display section among the parts is provided, and the game control means displays the display result of the variable display of the identification information of the variable display section. and whether or not the particular display result, a pre-determining means for determining bets whether or not to establish a predetermined shift condition (e.g., portions for performing the steps S1509, S1510, S1519 in the gaming control microcomputer 560), variable Variable display command transmission means for transmitting variable display commands capable of specifying a variable display time from the start of variable display of identification information on the display unit to display and display of the display result (for example, a diagram in the game control microcomputer 560) Steps S332 to S343 are executed according to the command transmission table shown in FIG. Minutes) and display result command transmission means for transmitting a display result command that can specify the determination result by the prior determination means (for example, steps S332 to S343 are executed according to the command transmission table shown in FIG. 27 in the game control microcomputer 560). The display control means includes predetermined determination result information storage means for storing predetermined determination result information indicating a determination result by the predetermined determination means, and a display result command is transmitted before the display result command is transmitted by the display result command transmission means. Based on the reception of the command, the determination result information clearing means for clearing the determination result information stored in the determination result information storage means, and the determination result information stored in the determination result information storage means by the determination result information clearing means After the result information is cleared, the display result command sending means A determination result information storage control unit for controlling the determination result information stored in the determination result information storage unit, and a determination result stored in the determination result information storage unit Variable display that reads information, executes variable display of identification information of the variable display unit based on the read predetermined result information , and derives and displays the display result on the variable display unit based on the passage of the variable display time Execution means (for example, a portion for executing steps S826 to S828, S1858 to S1863, and S1872 in the production control microcomputer 100) , and the variable display command transmission means is a variable display command as a variable display command by a predetermined determination means. Identifies that it has been decided to change the display result of the variable display of identification information to the specific display result Ability of specific display variable display command (e.g., command 8004 (H) ~8006 (H) ), or the variable display of the display result of the identification information of the variable display unit is determined not to the particular display result by predetermination means identifiable non specific display variable display commands that (for example, the command 8000 (H) ~8003 (H) ) and send one of (e.g., according to a command transmission table shown in FIG. 27 in the gaming control microcomputer 560 The portion for executing steps S332 to S343), the variable display executing means is determined to make the display result of the variable display of the identification information of the variable display section the specific display result by the variable display command for specific display and the predetermining means, and predetermined. Display result command (for example, FIG. 8) that can specify that it is determined that the transition condition is satisfied. When the command 8C02 (H) to 8C05 (H)) is received, based on the fact that the variable display time has elapsed, the transition to the special game state is made after the specific game state is ended as the specific display result. Special display result derivation display means for deriving and displaying a special display result (for example, probability variation symbol) on the variable display unit (for example, using the probability variation jackpot symbol determination table selected in step S1852 in the production control microcomputer 100) A portion for deriving and displaying the probability variation symbol determined in step S1854 in step S1872, a portion for deriving and displaying in step S1872 the probability variation symbol determined in step S1813 using the probability variation big hit symbol determination table selected in step S1812. Variable display section with variable display command for display and pre-determining means A display result command (for example, a command 8C01 (H) shown in FIG. 8) that can be determined to set the display result of the variable display of the identification information to the specific display result and to determine that the predetermined transition condition is not satisfied. ) And a non-special display result (for example, non-probable change) indicating that the specific game state does not shift to the special game state after the specific game state is ended based on the fact that the variable display time has passed. Non-special display result deriving and displaying means for deriving and displaying the symbol on the variable display section (for example, the non-probable variable symbol determined in step S1854 using the normal time big hit symbol determining table selected in step S1853 in the production control microcomputer 100) Is derived and displayed in step S1872, the normal big hit symbol determination text selected in step S1809. Non probability variation pattern determined in step S1813 by using the table and portions) deriving displayed in step S1872, after receiving the variable display command for a specific display, the display of the variable display of the identification information of the variable display portion by pre-determining means The display result command that can determine that the result is determined to be the specific display result and that the predetermined transition condition is satisfied is specified, or the display result of the variable display of the identification information of the variable display unit is specified by the predetermining means display result on a predetermined shift condition while being determined to be identified that it has been determined not passed a display result other than the command command (e.g., display result command or the data has been corrupted, to receive the next display result command Directed storage information designation command. Note that if the display result command with sudden probability change jackpot designation is not sent after the variable display command for specific display, the display result command with sudden probability change jackpot designation may be received). Based on the above, the abnormal reception non-special display result derivation display means for deriving and displaying the non-special display result on the variable display section (for example, in the
本発明による遊技機の他の態様は、各々を識別可能な複数種類の識別情報(例えば、飾り図柄)の可変表示を行い表示結果を導出表示する可変表示部(例えば、可変表示装置9)を備え、該可変表示部に特定表示結果(例えば、大当り図柄)が導出表示されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態)に移行させるとともに、所定の移行条件が成立(例えば、ステップS1519で確変大当りと決定されたこと)したときに該特定遊技状態が終了したのちに通常状態であるときに比べて識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となりやすい特別遊技状態(例えば、確変状態)に移行させる遊技機であって、遊技の進行を制御する遊技制御手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、遊技演出に用いる電気部品のうち、少なくとも可変表示部の表示状態を制御する表示制御手段(例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100a)と、遊技演出に用いられる電気部品のうち、可変表示部以外の所定の電気部品を制御する電気部品制御手段(例えば、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100b)とを備え、遊技制御手段は、可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にするか否かと、所定の移行条件を成立させるか否かとを決定する事前決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS1509,S1510,S1519を実行する部分)と、可変表示部における識別情報の可変表示を開始してから表示結果を導出表示するまでの可変表示時間を特定可能な可変表示コマンドを送信する可変表示コマンド送信手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560における図27に示すコマンド送信テーブルに従ってステップS332〜S343を実行する部分)と、事前決定手段による決定結果を特定可能な表示結果コマンドを送信する表示結果コマンド送信手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560における図27に示すコマンド送信テーブルに従ってステップS332〜S343を実行する部分)とを含み、電気部品制御手段は、可変表示コマンドを受信したことにもとづいて、可変表示コマンドの内容を特定可能な電気部品可変表示コマンド(例えば、図58に示すコマンド7000(H)〜7008(H))を表示制御手段に送信する電気部品可変表示コマンド送信手段(例えば、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100aにおけるステップS889を実行する部分)と、表示結果コマンドを受信したことにもとづいて、表示結果コマンドの内容を特定可能な電気部品表示結果コマンド(例えば、図58に示すコマンド7C00(H)〜7C07(H))を表示制御手段に送信する電気部品表示結果コマンド送信手段(例えば、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100aにおけるステップS889を実行する部分)とを含み、表示制御手段は、事前決定手段による決定結果を示す事前決定結果情報を記憶する事前決定結果情報記憶手段と、表示結果コマンド送信手段によって表示結果コマンドが送信される前に所定のコマンドの受信にもとづいて、事前決定結果情報記憶手段が記憶する事前決定結果情報をクリアする事前決定結果情報クリア手段と、事前決定結果情報クリア手段によって事前決定結果情報記憶手段が記憶する事前決定結果情報がクリアされた後に、表示結果コマンド送信手段によって送信された表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された電気部品表示結果コマンドで特定される事前決定結果情報を事前決定結果情報記憶手段に記憶させる制御を行う事前決定結果情報記憶制御手段と、事前決定結果情報記憶手段が記憶する事前決定結果情報を読み出し、読み出した事前決定結果情報にもとづいて、可変表示部の識別情報の可変表示を実行し、可変表示時間が経過したことにもとづいて、可変表示部に表示結果を導出表示する可変表示実行手段(例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS786の図柄制御プロセス処理においてステップS826〜S828,S1858〜S1863,S1872と同様の処理を実行する部分)とを含み、可変表示コマンド送信手段は、可変表示コマンドとして、事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されたことを特定可能な特定表示用可変表示コマンド(例えば、コマンド8004(H)〜8006(H))、または事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にしないと決定されたことを特定可能な非特定表示用可変表示コマンド(例えば、コマンド8000(H)〜8003(H))のいずれかを送信し(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560における図27に示すコマンド送信テーブルに従ってステップS332〜S343を実行する部分)、可変表示実行手段は、特定表示用可変表示コマンドを受信したことにもとづいて送信された電気部品可変表示コマンドと、事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された電気部品表示結果コマンド(例えば、図58に示すコマンド7C02(H)〜7C05(H))とを受信したときに、可変表示時間が経過したことにもとづいて、特定表示結果として、特定遊技状態が終了したのちに特別遊技状態に移行することを示す特別表示結果(例えば、確変図柄)を可変表示部に導出表示する特別表示結果導出表示手段(例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aにおいて、ステップS786の図柄制御プロセス処理で、ステップS1852と同様の処理で選択した確変時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1854と同様の処理で決定した確変図柄をステップS1872と同様の処理で導出表示する部分、ステップS1812と同様の処理で選択した確変時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1813と同様の処理で決定した確変図柄をステップS1872と同様の処理で導出表示する部分)と、特定表示用可変表示コマンドを受信したことにもとづいて送信された電気部品可変表示コマンドと、事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された電気部品表示結果コマンド(例えば、図58に示すコマンド7C01(H))とを受信したときに、可変表示時間が経過したことにもとづいて、特定表示結果として、特定遊技状態が終了したのちに特別遊技状態に移行しないことを示す非特別表示結果(例えば、非確変図柄)を可変表示部に導出表示する非特別表示結果導出表示手段(例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aにおいて、ステップS786の図柄制御プロセス処理で、ステップS1853と同様の処理で選択した通常時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1854と同様の処理で決定した非確変図柄をステップS1872と同様の処理で導出表示する部分、ステップS1809と同様の処理で選択した通常時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1813と同様の処理で決定した非確変図柄をステップS1872と同様の処理で導出表示する部分)と、特定表示用可変表示コマンドを受信したことにもとづいて送信された電気部品可変表示コマンドを受信した後に、事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された電気部品表示結果コマンド、または事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された電気部品表示結果コマンド以外のコマンド(例えば、データ化けした音/ランプ側表示結果コマンドや、音/ランプ側表示結果コマンドの次に受信すべき演出記憶情報指定コマンドに対応する音/ランプ側演出制御コマンド。なお、特定表示用可変表示コマンドに対応する音/ランプ側演出制御コマンドの後に突然確変大当り指定の音/ランプ側表示結果コマンドを送信しない構成である場合には、突然確変大当り指定の音/ランプ側表示結果コマンドでもよい)を受信したときには、可変表示時間が経過したことにもとづいて、可変表示部に非特別表示結果を導出表示する異常受信時非特別表示結果導出表示手段(例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aにおいて、ステップS786の図柄制御プロセス処理で、ステップS1835、ステップS1836またはステップS1837と同様の処理でNと判定したときに、ステップS1853と同様の処理で選択した通常時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1854と同様の処理で決定した非確変図柄をステップS1872と同様の処理で導出表示する部分)とを含むことを特徴とする。
Another aspect of the gaming machine according to the present invention, the identification information of a plurality of types that can identify each (e.g., decorative symbol) the variable display unit that derives displaying variable display was carried out display result (e.g., variable display device 9) When a specific display result (for example, a big hit symbol) is derived and displayed on the variable display section, the game is shifted to a specific gaming state (for example, a big hit gaming state) advantageous to the player, and a predetermined transition condition is established. A special game in which the display result of the variable display of the identification information is likely to become the specific display result after the specific game state is ended when the specific game state is ended (for example, when it is determined to be a promising big hit in step S1519). A game machine that is shifted to a state (for example, a probable change state), a game control means for controlling the progress of the game (for example, a game control microcomputer 560), and a game performance Display control means (for example, the
遊技制御手段は、特定遊技状態を終了するときに、特定遊技状態の終了を報知する終了報知演出(例えば、エンディング演出)を実行させるための終了報知コマンド(例えば、エンディングコマンド)を送信する終了報知コマンド送信手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS448,S450,S452,S454,S455,S456を実行する部分)を含み、終了報知コマンド送信手段は、事前決定手段によって所定の移行条件を成立させると決定されたこと、または事前決定手段によって所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な終了報知コマンド(例えば、図9に示すコマンドA300(H),A301(H),A303(H)〜A305(H))を送信し(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS448,S450,S452,S454,S455を実行する部分)、表示制御手段は、終了報知コマンドが送信されたことにもとづいて終了報知演出を実行する終了報知実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS972〜S977を実行する部分、図柄制御用マイクロコンピュータ100aにおけるステップS972〜S977と同様の処理を実行する部分)と、異常受信時非特別表示結果導出表示手段によって可変表示部に非特別表示結果が導出表示されたことを条件として、事前決定手段によって所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な終了報知コマンドが送信されたことにもとづいて、終了報知実行手段による終了報知演出に代えて、所定の移行条件が成立したことを報知する終了時報知演出を実行する終了時報知演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100において、ステップS1914およびステップS1915でYと判定したときにステップS1917で大当り後再抽選実行フラグがセットされたことにもとづいて、ステップS973a〜S973kを実行する部分、図柄制御用マイクロコンピュータ100aにおいて、ステップS1914およびステップS1915と同様の処理でYと判定したときにステップS1917と同様の処理で大当り後再抽選実行フラグがセットされたことにもとづいて、ステップS973a〜S973kと同様の処理を実行する部分)とを含むように構成されていてもよい。
The game control means transmits an end notification command (for example, an ending command) for executing an end notification effect (for example, an ending effect) for notifying the end of the specific game state when the specific game state is ended. Including command transmission means (for example, a part for executing steps S448, S450, S452, S454, S455, and S456 in the game control microcomputer 560), and the end notification command transmission means establishes a predetermined transition condition by the predetermination means. An end notification command (for example, commands A300 (H), A301 (H), A303 shown in FIG. 9) that can specify that it has been determined that the predetermined transition condition has not been established by the predetermining means. (H) to A305 (H)) (for example, game control) The step of executing steps S448, S450, S452, S454, and S455 in the microcomputer 560, and the display control means execute an end notification effect based on the fact that the end notification command is transmitted (for example, an effect) A portion for executing steps S972 to S977 in the
遊技制御手段は、特定遊技状態を開始することを示す特定遊技状態開始コマンド(例えば、ファンファーレコマンド)を送信する特定遊技状態開始コマンド送信手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS1306,S1309,S1311,S1313,S1315,S1316を実行する部分)を含み、特定遊技状態開始コマンド送信手段は、事前決定手段によって所定の移行条件を成立させると決定されたこと、または事前決定手段によって所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な特定遊技状態開始コマンド(例えば、図8に示すコマンドA000(H),A001(H),A003(H)〜A005(H))を送信し(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS1306,S1309,S1311,S1313,S1315を実行する部分)、表示制御手段は、異常受信時非特別表示結果導出表示手段によって可変表示部に非特別表示結果が導出表示されたことを条件として、事前決定手段によって所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な特定遊技状態開始コマンドが送信されたことにもとづいて、特定遊技状態に移行しているときに、所定の移行条件が成立したことを報知する移行後報知演出を実行する移行後報知演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100において、ステップS1624およびステップS1625でYと判定したときにステップS1626でラウンド中再抽選実行フラグがセットされたことにもとづいて、ステップS1926〜S1939を実行する部分、図柄制御用マイクロコンピュータ100aにおいて、ステップS1624およびステップS1625と同様の処理でYと判定したときにステップS1626と同様の処理でラウンド中再抽選実行フラグがセットされたことにもとづいて、ステップS1926〜S1939と同様の処理を実行する部分)を含むように構成されていてもよい。
The game control means transmits a specific game state start command (for example, a fanfare command) indicating start of a specific game state (for example, steps S1306 and S1309 in the game control microcomputer 560). S1311, S1313, S1315, S1316), and the specific gaming state start command transmission means is determined to establish the predetermined transition condition by the prior determination means, or the predetermined transition condition is determined by the prior determination means. A specific gaming state start command (for example, commands A000 (H), A001 (H), A003 (H) to A005 (H) shown in FIG. 8) that can be determined not to be established is transmitted (for example, , In the game control microcomputer 560 And the display control means on condition that the non-special display result is derived and displayed on the variable display section by the non-special display result derivation display means at the time of abnormal reception. The predetermined transition condition when the transition to the specific gaming state is made based on the transmission of the specific gaming state start command that can be specified that the predetermined transition condition is established by the pre-determining means. The post-transition notification effect executing means for executing the post-transition notification effect for notifying that the event has been established (for example, in the
遊技制御手段は、特定遊技状態を開始することを示す特定遊技状態開始コマンド(例えば、ファンファーレコマンド)を送信する特定遊技状態開始コマンド送信手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS1306,S1309,S1311,S1313,S1315,S1316を実行する部分)を含み、特定遊技状態開始コマンド送信手段は、事前決定手段によって所定の移行条件を成立させると決定されたこと、または事前決定手段によって所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な特定遊技状態開始コマンド(例えば、図8に示すコマンドA000(H),A001(H),A003(H)〜A005(H))を送信し(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560におけるステップS1306,S1309,S1311,S1313,S1315を実行する部分)、表示制御手段は、異常受信時非特別表示結果導出表示手段によって可変表示部に非特別表示結果が導出表示されたことを条件として、事前決定手段によって所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な特定遊技状態開始コマンドが送信されたことにもとづいて、特定遊技状態に移行しているときに、所定の移行条件が成立したことを報知する移行後報知演出を実行する移行後報知演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100において、ステップS1624およびステップS1625でYと判定したときにステップS1626でラウンド中再抽選実行フラグがセットされたことにもとづいて、ステップS1926〜S1939を実行する部分、図柄制御用マイクロコンピュータ100aにおいて、ステップS1624およびステップS1625と同様の処理でYと判定したときにステップS1626と同様の処理でラウンド中再抽選実行フラグがセットされたことにもとづいて、ステップS1926〜S1939と同様の処理を実行する部分)と、移行後報知演出実行手段による移行後報知演出において所定の移行条件が成立したことを報知したときには、終了時報知演出実行手段による終了時報知演出の実行を禁止する終了時報知演出禁止手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100におけるステップS1916でYと判定したときにステップS1917に移行しないように制御する部分、図柄制御用マイクロコンピュータ100aにおけるステップS1916と同様の処理でYと判定したときにステップS1917と同様の処理に移行しないように制御する部分)とを含むように構成されていてもよい。
The game control means transmits a specific game state start command (for example, a fanfare command) indicating start of a specific game state (for example, steps S1306 and S1309 in the game control microcomputer 560). S1311, S1313, S1315, S1316), and the specific gaming state start command transmission means is determined to establish the predetermined transition condition by the prior determination means, or the predetermined transition condition is determined by the prior determination means. A specific gaming state start command (for example, commands A000 (H), A001 (H), A003 (H) to A005 (H) shown in FIG. 8) that can be determined not to be established is transmitted (for example, , In the game control microcomputer 560 And the display control means on condition that the non-special display result is derived and displayed on the variable display section by the non-special display result derivation display means at the time of abnormal reception. The predetermined transition condition when the transition to the specific gaming state is made based on the transmission of the specific gaming state start command that can be specified that the predetermined transition condition is established by the pre-determining means. The post-transition notification effect executing means for executing the post-transition notification effect for notifying that the event has been established (for example, in the
請求項1記載の発明によれば、特定表示用可変表示コマンドを受信した後に、事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な表示結果コマンド、または事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な表示結果コマンド以外のコマンドを受信したときには、可変表示部に非特別表示結果を導出表示するように構成されているので、表示制御手段が表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合であっても、少なくとも可変表示の表示結果が特定表示結果であるか否かは認識させることができ、可変表示の表示結果を遊技者に認識させることができ、遊技者に必要以上に不利益を与えることを防止できる。また、表示制御手段は、1つのコマンドにもとづいて特定表示結果であるか否かを判断することができる。そのため、遊技制御手段が送信すべきコマンド数を削減することができ、遊技制御手段の制御負担を軽減することができる。 According to the first aspect of the present invention, after receiving the variable display command for specific display, it is determined by the predetermining means that the display result of the variable display of the identification information of the variable display unit is the specific display result, and the predetermined transition Display result command that can specify that it is determined that the condition is satisfied, or the display result of variable display of the identification information of the variable display unit is determined to be the specific display result by the predetermining means and the predetermined transition condition is satisfied when receiving a command other than the identifiable display result command is not and it has been determined allowed, which is configured to derive display non-special display result on the variable display unit, the display control means displays the result command Even if it cannot be received correctly, it can be recognized at least whether the display result of the variable display is the specific display result. The display result of the variable display can be recognized by the player, it is possible to prevent prejudice than necessary to the player. Further, the display control means can determine whether or not the specific display result is based on one command. Therefore, the number of commands to be transmitted by the game control means can be reduced, and the control burden on the game control means can be reduced.
請求項2記載の発明によれば、特定表示用可変表示コマンドを受信したことにもとづいて送信された電気部品可変表示コマンドを受信した後に、事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された電気部品表示結果コマンド、または事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された電気部品表示結果コマンド以外のコマンドを受信したときには、可変表示部に非特別表示結果を導出表示するように構成されているので、少なくとも可変表示の表示結果が特定表示結果であるか否かは認識させることができ、表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合であっても、可変表示の表示結果を遊技者に認識させることができ、遊技者に必要以上に不利益を与えることを防止できる。また、表示制御手段は、1つのコマンドにもとづいて特定表示結果であるか否かを判断することができる。そのため、遊技制御手段が送信すべきコマンド数を削減することができ、遊技制御手段の制御負担を軽減することができる。 According to the second aspect of the present invention, after receiving the electrical component variable display command transmitted based on the reception of the specific display variable display command, the prioritization means performs variable display of the identification information of the variable display unit. It is determined that the display result is a specific display result, and an electrical component display result command transmitted based on reception of a display result command that can be specified to be determined to satisfy a predetermined transition condition, or predetermined determination On the basis of receiving a display result command that can determine that the display result of the variable display of the identification information of the variable display unit is the specific display result by means and that it is determined that the predetermined transition condition is not satisfied when receiving a command other than the transmission electrical component display result command, deriving a non-special display result on the variable display unit It is possible to recognize whether or not the display result of the variable display is the specific display result, and even if the display result command is not received correctly, the variable display of the variable display can be recognized. It is possible to make the player recognize the display result and to prevent the player from being disadvantaged more than necessary. Further, the display control means can determine whether or not the specific display result is based on one command. Therefore, the number of commands to be transmitted by the game control means can be reduced, and the control burden on the game control means can be reduced.
請求項3記載の発明によれば、所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な終了報知コマンドが送信されたことにもとづいて、所定の移行条件が成立したことを報知する終了時報知演出を実行するように構成されているので、表示制御手段が表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合であっても、所定の移行条件が成立したことを報知することができる。従って、遊技制御手段の制御負担を増加させることなく、遊技機の内部状態と表示状態とを整合させることができる。また、特別遊技状態に昇格したかのような演出を実行できるので、遊技者に遊技に対する興趣を向上させることができる。また、所定の移行条件が成立したことを報知したあとに所定の移行条件が成立していなかったことを報知する場合と比較して、遊技者に対して不利になったという印象を与えないようにすることができる。 According to the third aspect of the present invention, based on the fact that an end notification command capable of specifying that it is determined that the predetermined transition condition is satisfied is transmitted, the end is notified that the predetermined transition condition is satisfied. Since it is configured to execute the hour notification effect, even when the display control unit cannot correctly receive the display result command, it can be notified that the predetermined transition condition is satisfied. Therefore, the internal state of the gaming machine and the display state can be matched without increasing the control burden of the game control means. In addition, since it is possible to produce an effect as if it was promoted to a special gaming state, it is possible to improve the interest of the game for the player. In addition, it does not give an impression that the player is disadvantaged as compared with the case where the predetermined transition condition is not satisfied after the notification that the predetermined transition condition is satisfied. Can be.
請求項4記載の発明によれば、所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な特定遊技状態開始コマンドが送信されたことにもとづいて、所定の移行条件が成立したことを報知する移行後報知演出を実行するように構成されているので、表示制御手段が表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合であっても、所定の移行条件が成立したことを報知することができる。従って、遊技制御手段の制御負担を増加させることなく、遊技機の内部状態と表示状態とを整合させることができる。また、特別遊技状態に昇格したかのような演出を実行できるので、遊技者に遊技に対する興趣を向上させることができる。また、所定の移行条件が成立したことを報知したあとに所定の移行条件が成立していなかったことを報知する場合と比較して、遊技者に対して不利になったという印象を与えないようにすることができる。 According to the fourth aspect of the present invention, the fact that the predetermined transition condition is satisfied is notified based on the transmission of the specific gaming state start command that can specify that the predetermined transition condition is determined to be satisfied. Therefore, even if the display control means cannot receive the display result command correctly, it can be notified that the predetermined transition condition is satisfied. Therefore, the internal state of the gaming machine and the display state can be matched without increasing the control burden of the game control means. In addition, since it is possible to produce an effect as if it was promoted to a special gaming state, it is possible to improve the interest of the game for the player. In addition, it does not give an impression that the player is disadvantaged as compared with the case where the predetermined transition condition is not satisfied after the notification that the predetermined transition condition is satisfied. Can be.
請求項5記載の発明によれば、移行後報知演出において所定の移行条件が成立したことを報知したときには、終了時報知演出の実行を禁止するように構成されているので、移行後報知演出において既に所定の移行条件が成立したことを報知してしまったにもかかわらず、移行後報知演出の後にさらに終了時報知演出を実行してしまう事態が発生することを防止することができる。 According to the fifth aspect of the present invention, when the notification effect after transition is informed that the predetermined transition condition is established, the execution of the notification effect at the end is prohibited. It is possible to prevent a situation in which the end notification effect is further executed after the post-transition notification effect even though the predetermined transition condition has already been notified.
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
実施の形態1.
まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機の全体の構成について説明する。図1はパチンコ遊技機を正面からみた正面図である。なお、以下の実施の形態では、パチンコ遊技機を例に説明を行うが、本発明による遊技機はパチンコ遊技機に限られず、スロット機などの他の遊技機に適用することもできる。
First, the overall configuration of a pachinko gaming machine that is an example of a gaming machine will be described. FIG. 1 is a front view of a pachinko gaming machine as viewed from the front. In the following embodiments, a pachinko gaming machine will be described as an example. However, the gaming machine according to the present invention is not limited to a pachinko gaming machine, and can be applied to other gaming machines such as a slot machine.
パチンコ遊技機1は、縦長の方形状に形成された外枠(図示せず)と、外枠の内側に開閉可能に取り付けられた遊技枠とで構成される。また、パチンコ遊技機1は、遊技枠に開閉可能に設けられている額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。遊技枠は、外枠に対して開閉自在に設置される前面枠(図示せず)と、機構部品等が取り付けられる機構板と、それらに取り付けられる種々の部品(後述する遊技盤を除く。)とを含む構造体である。
The
図1に示すように、パチンコ遊技機1は、額縁状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠2の下部表面には打球供給皿(上皿)3がある。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿4と遊技球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられている。ガラス扉枠2の背面には、遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。なお、遊技盤6は、それを構成する板状体と、その板状体に取り付けられた種々の部品とを含む構造体である。また、遊技盤6の前面には、打ち込まれた遊技球が流下可能な遊技領域7が形成されている。
As shown in FIG. 1, the
遊技領域7の中央付近には、所定の始動条件の成立(例えば、打球が始動入賞口14に入賞したこと)にもとづいて各々を識別可能な複数種類の演出用の飾り図柄を可変表示し表示結果を導出表示する可変表示装置9が配置されている。この実施の形態では、可変表示装置9は液晶表示装置(LCD)により構成され、左・中・右の3つの表示領域(飾り図柄表示エリア)に飾り図柄が表示制御されるように構成されている。なお、入賞とは、入賞口などのあらかじめ入賞領域として定められている領域に遊技球が入ったことである。また、表示結果を導出表示するとは、図柄の変動表示を開始してから所定の変動時間が経過したときに図柄を停止表示させることである(いわゆる再変動の前の仮停止を除く。)。
Near the center of the
この実施の形態では、可変表示装置9の3つの表示領域に表示される飾り図柄として、「0」〜「9」の数字の図柄を用いている。飾り図柄の可変表示(変動)中、「0」〜「9」の飾り図柄が番号順に表示される。
In this embodiment, the symbols “0” to “9” are used as decorative symbols displayed in the three display areas of the
可変表示装置9の上部には、識別情報としての特別図柄を可変表示する特別図柄表示器(特別図柄表示装置)8が設けられている。この実施の形態では、特別図柄表示器8は、例えば「0」〜「99」の数字を可変表示可能な簡易で小型の表示器(例えば7セグメントLED)で実現されている。なお、特別図柄表示器8は、より簡易化した「0」〜「9」などの数字を可変表示するように構成されていてもよい。
A special symbol display (special symbol display device) 8 that variably displays a special symbol as identification information is provided on the
可変表示装置9は、特別図柄表示器8による特別図柄の可変表示期間中に、装飾用(演出用)の図柄としての飾り図柄の可変表示を行う。飾り図柄の可変表示を行う可変表示装置9は、演出制御基板に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータによって制御される。特別図柄の可変表示を行う特別図柄表示器8は、遊技制御基板に搭載されている遊技制御用マイクロコンピュータによって制御される。
The
可変表示装置9の下部には、始動入賞口14に入った有効入賞球数すなわち保留記憶(始動記憶または始動入賞記憶ともいう。)数を表示する4つの表示器からなる特別図柄保留記憶表示器18が設けられている。有効始動入賞がある毎に、1つの表示器の表示色を変化させる。そして、特別図柄表示器8の可変表示が開始される毎に、1つの表示器の表示色をもとに戻す。この例では、特別図柄表示器8と特別図柄保留記憶表示器18とが別個に設けられているので、可変表示中も保留記憶数が表示された状態にすることができる。なお、可変表示装置9の表示領域内に、保留記憶数を表示する4つの表示領域からなる特別図柄保留記憶表示領域を設けるようにしてもよい。また、この実施の形態では、保留記憶数の上限値を4とするが、上限値をより大きい値にしてもよい。さらに、上限値を、遊技状態に応じて変更可能であるようにしてもよい。
At the bottom of the
可変表示装置9の下方には、遊技球が入賞可能な始動入賞口14が設けられている。始動入賞口14に入賞した遊技球は、遊技盤6の背面に導かれ、始動口スイッチ14aによって検出される。また、始動入賞口14には開閉動作を行う可変入賞球装置15が設けられている。可変入賞球装置15は、ソレノイド16(図1では図示せず)によって開状態とされる。可変入賞球装置15が開状態になることによって、遊技球が始動入賞口14に入賞し易くなり(始動入賞し易くなり)、遊技者にとって有利な状態になる。
Below the
始動入賞口14の下方には、特別図柄表示器8に特定表示結果(大当り図柄:例えば「−−」以外の「00」〜「99」の図柄)が導出表示された場合に生起する特定遊技状態(大当り遊技状態)においてソレノイド21によって開状態とされる特別可変入賞装置が設けられている。なお、確変大当りのときと通常大当りのときとで、特別図柄表示器8に異なる図柄を表示させるようにしてもよい。例えば、確変大当りのときには特別図柄表示器8に「40」〜「79」の図柄を表示させるようにし、通常大当りのときには特別図柄表示器8に「00」〜「39」の図柄を表示させるようにしてもよい。また、確変大当りのときと通常大当りのときとで、特別図柄表示器8に同じ図柄を表示させるようにしてもよい。例えば、確変大当りまたは通常大当りのいずれの場合であっても、特別図柄表示器8に「00」〜「79」の図柄を表示させるようにしてもよい。特別可変入賞装置は、開閉板20を備え、大入賞口を形成する。大入賞口に入った遊技球はカウントスイッチ23で検出される。また、いわゆる突然確変大当りのときと小当りのときとで特別図柄表示器8に同じ図柄(例えば、「80」〜「99」)を表示させるようにしてもよく、異なる図柄を表示させるようにしてもよい。
A specific game that occurs when a specific display result (a jackpot symbol: for example, symbols “00” to “99” other than “-”) is derived and displayed on the
可変表示装置9の真上には、普通図柄表示器10が設けられている。普通図柄表示器10は、普通図柄と呼ばれる複数種類の識別情報(例えば、「○」および「×」)を可変表示する。
A
ゲート32に遊技球が入賞しゲートスイッチ32aで検出されると、普通図柄表示器10の表示の可変表示が開始される。この実施の形態では、左右のランプ(点灯時に図柄が視認可能になる)が交互に点灯することによって可変表示が行われ、例えば、可変表示の終了時に左側のランプが点灯すれば当りとなる。そして、普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄)である場合に、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。すなわち、可変入賞球装置15の状態は、普通図柄の停止図柄が当り図柄である場合に、遊技者にとって不利な状態から有利な状態に変化する。普通図柄表示器10の近傍には、ゲート32を通過した入賞球数を表示する4つのLEDによる表示部を有する普通図柄保留記憶表示器41が設けられている。ゲート32への遊技球の通過がある毎に、普通図柄保留記憶表示器41は点灯するLEDを1増やす。そして、普通図柄表示器10の可変表示が開始される毎に、点灯するLEDを1減らす。
When a game ball wins the
遊技盤6には、複数の入賞口29,30,33,39が設けられ、遊技球の入賞口29,30,33,39への入賞は、それぞれ入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aによって検出される。各入賞口29,30,33,39は、遊技球を受け入れて入賞を許容する領域として遊技盤6に設けられる入賞領域を構成している。なお、始動入賞口14や大入賞口も、遊技球を受け入れて入賞を許容する入賞領域を構成する。遊技盤6の遊技領域7の左右周辺には、遊技中に点滅表示される装飾ランプ25が設けられ、下部には、入賞しなかった打球が取り込まれるアウト口26がある。また、遊技領域7の外側の左右上部には、所定の音声出力として効果音や音声を発声する2つのスピーカ27が設けられている。遊技領域7の外周には、天枠ランプ28a、左枠ランプ28bおよび右枠ランプ28cが設けられている。さらに、遊技領域7における各構造物(大入賞口等)の周囲には装飾LEDが設置されている。天枠ランプ28a、左枠ランプ28b、右枠ランプ28cおよび装飾用LEDは、遊技機に設けられている装飾発光体の一例である。
The
また、左側のスピーカ27の下方には、賞球払出中に点灯する賞球LED51が設けられ、右側のスピーカ27の下方には、補給球が切れたときに点灯する球切れLED52が設けられている。さらに、プリペイドカードが挿入されることによって球貸しを可能にするプリペイドカードユニットが、パチンコ遊技機1に隣接して設置されている(図示せず)。
Also, below the
遊技機には、遊技者が打球操作ハンドル5を操作することに応じて駆動モータを駆動し、駆動モータの回転力を利用して遊技球を遊技領域7に発射する打球発射装置(図示せず)が設けられている。打球発射装置から発射された遊技球は、遊技領域7を囲むように円形状に形成された打球レールを通って遊技領域7に入り、その後、遊技領域7を下りてくる。遊技球が始動入賞口14に入り始動口スイッチ14aで検出されると、特別図柄の可変表示を開始できる状態であれば(例えば、大当り遊技終了または前回の可変表示の終了)、特別図柄表示器8において特別図柄の可変表示(変動)が開始されるとともに、可変表示装置9において飾り図柄の可変表示が開始される。特別図柄の可変表示を開始できる状態でなければ、特別図柄保留記憶表示器18についての保留記憶数を1増やす。
In the gaming machine, a ball striking device (not shown) that drives a driving motor in response to a player operating the batting operation handle 5 and uses the rotational force of the driving motor to launch a gaming ball to the gaming area 7. ) Is provided. A game ball launched from the ball striking device enters the
特別図柄表示器8における特別図柄および可変表示装置9の飾り図柄の可変表示は、所定時間が経過したときに停止する。停止時の停止図柄が大当り図柄(特定表示結果)になると、大当り遊技状態に移行する。すなわち、遊技状態が大当り遊技状態以外の通常状態のときと比較して遊技者にとって有利な特定遊技状態に移行する。特定遊技状態(大当り遊技状態)では、一定時間(例えば29秒)が経過するまで、または、所定個数(例えば、10個)の遊技球が大入賞口に入賞するまで特別可変入賞装置が開放される。なお、特別可変入賞装置が開放されてから一定期間経過するまで、または、所定個数(例えば、10個)の打球が大入賞口に入賞するまでが大当り遊技状態における1ラウンドである。なお、この実施の形態では、大当り遊技状態を15ラウンド継続させる。
The variable display of the special symbol on the
特別図柄表示器8における特別図柄の可変表示と、可変表示装置9における飾り図柄の可変表示とは同期している。ここで、同期とは、可変表示の期間が同じであることをいう。また、特別図柄表示器8において大当り図柄(例えば「−−」以外の「00」〜「99」の図柄)が停止表示されるときには、可変表示装置9において左中右の飾り図柄が揃った状態(例えば「222」や「777」など)で停止表示される。以下、可変表示装置9において左中右の飾り図柄が揃った状態で停止表示されることを、飾り図柄の大当り図柄(特定表示結果)が表示されるというように表現する。
The special symbol variable display on the
可変表示装置9において左中右の奇数の飾り図柄(「1」「3」「5」「7」「9」)が揃った状態(例えば「777」)で停止表示されたときは、大当り遊技状態に移行するとともに、大当り遊技状態の終了後に、大当りの判定を行う際に通常遊技状態よりも高い確率(割合)で大当りと判定する確変状態(確率変動状態のことをいい、高確率状態ともいう)に制御される。すなわち、確変状態という遊技者にとってさらに有利な状態になる。この実施の形態では、所定の移行条件が成立したときに遊技状態が確変状態に移行される。具体的には、内部的に確変とすることが決定され、上記のように飾り図柄の変動表示の終了時に停止図柄として確変図柄を停止表示したとき(左中右の奇数の図柄が揃った状態で停止表示したとき、飾り図柄が「123」または「357」で停止表示したとき)、所定の移行条件が成立したとして確変状態に移行される。また、後述する再抽選演出において確変に昇格したことを報知することにより、所定の移行条件が成立したとして確変状態に移行される。
When the
このように、「0」〜「9」の飾り図柄のうち、確変状態を生起させる奇数の飾り図柄のことを確変図柄といい、確変状態を生起させない偶数の飾り図柄のことを非確変図柄という。また、可変表示装置9において左中右の奇数の飾り図柄が揃った状態で停止表示されることを、飾り図柄の確変図柄(特別表示結果)が表示されるというように表現する。
As described above, among the decorative symbols “0” to “9”, an odd number of decorative symbols that cause a probability variation state is referred to as a probability variation symbol, and an even number of decorative symbols that do not cause a probability variation state is referred to as a non-probability variation symbol. . Further, the fact that the
なお、この実施の形態では、大当り遊技のラウンド中または終了後に再抽選演出(詳細は後述する)を実行した場合に、確変に昇格したか否かが報知される。 In this embodiment, when a re-lottery effect (details will be described later) is executed during or after the round of the big hit game, it is notified whether or not it has been promoted to a certain change.
この実施の形態では、確変大当りにすることが事前決定されているときに、高確率状態に移行するとともに、特別図柄および飾り図柄の変動時間を短縮する時短状態に移行するように制御する。その場合、確変フラグとは別に時短フラグをセットし、時短フラグに基づいて変動時間を短縮させればよい。また、突然確変大当りにすることが事前決定されているときには、高確率状態に移行するだけで時短状態には移行しないように制御する。なお、遊技状態を確変状態に移行する場合には、単に特別図柄や飾り図柄が大当り図柄となる確率を高めた高確率状態に移行するだけで、普通図柄が当り図柄となる確率や、可変入賞球装置15における開放時間や開放回数の状態を変化させず、普通図柄が当り図柄となる確率や、可変入賞球装置15における開放時間や開放回数の状態の変化は、時短状態(時短フラグがセットされた状態)に制御されていることにもとづいて実行するようにすればよい。
In this embodiment, when it is predetermined to make a probable big hit, control is performed so as to shift to a high probability state and to shift to a short time state in which the variation time of the special symbol and the decorative symbol is shortened. In that case, it is only necessary to set a time reduction flag separately from the probability change flag and reduce the variation time based on the time reduction flag. In addition, when it is determined in advance that a sudden probability change big hit will be made, control is performed so that only the transition to the high probability state is performed, and the transition to the short time state is not performed. In addition, when changing the gaming state to the probable state, simply changing to a high probability state in which the probability that a special symbol or decorative symbol will be a big hit symbol is increased, the probability that a normal symbol will be a winning symbol, or a variable prize The probability that a normal symbol becomes a winning symbol without changing the state of the opening time and the number of times of opening in the
例えば、通常大当りや突然確変大当りを除く確変大当りである場合には、遊技状態を高確率状態に移行するとともに、遊技球が始動入賞しやすくなる(すなわち、特別図柄表示装置8や可変表示装置9における可変表示の実行条件が成立しやすくなる)ように制御された遊技状態である高ベース状態に移行する。高ベース状態である場合には、例えば、高ベース状態でない場合と比較して、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高められたり、可変入賞球装置15が開状態となる時間が延長されたりして、始動入賞しやすくなる。
For example, in the case of a probabilistic big hit excluding a normal big hit or a sudden probable big hit, the game state is shifted to a high probability state and the game ball is likely to start and win (that is, the special
なお、可変入賞球装置15が開状態となる時間を延長する(開放延長状態ともいう)のでなく、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められる普通図柄確変状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。普通図柄表示器10における停止図柄が所定の図柄(当り図柄)となると、可変入賞球装置15が所定回数、所定時間だけ開状態になる。この場合、普通図柄確変状態に移行制御することによって、普通図柄表示器10における停止図柄が当り図柄になる確率が高められ、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高まる。従って、普通図柄確変状態に移行すれば、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数が高められ、始動入賞しやすい状態(高ベース状態)となる。すなわち、可変入賞球装置15の開放時間と開放回数は、普通図柄の停止図柄が当り図柄であったり、特別図柄の停止図柄が確変図柄である場合等に高められ、遊技者にとって不利な状態から有利な状態(始動入賞しやすい状態)に変化する。なお、開放回数が高められることは、閉状態から開状態になることも含む概念である。
Instead of extending the time during which the variable winning
また、普通図柄表示器10における普通図柄の変動時間(可変表示期間)が短縮される普通図柄時短状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。普通図柄時短状態では、普通図柄の変動時間が短縮されるので、普通図柄の変動が開始される頻度が高くなり、結果として普通図柄が当りとなる頻度が高くなる。従って、普通図柄が当たりとなる頻度が高くなることによって、可変入賞球装置15が開状態となる頻度が高くなり、始動入賞しやすい状態(高ベース状態)となる。
Moreover, you may transfer to a high base state by shifting to the normal symbol time short state where the fluctuation time (variable display period) of the normal symbol in the
また、特別図柄や飾り図柄の変動時間(可変表示期間)が短縮される特別図柄時短状態に移行することによって、高ベース状態に移行してもよい。特別図柄時短状態では、特別図柄や飾り図柄の変動時間が短縮されるので、特別図柄や飾り図柄の変動が開始される頻度が高くなり(換言すれば、保留記憶の消化が速くなる。)、結果として、始動入賞しやすくなり(高ベース状態に移行し)大当り遊技が行われる可能性が高まる。 Moreover, you may transfer to a high base state by shifting to the special symbol time-short state where the variation time (variable display period) of the special symbol or the decorative symbol is shortened. In the special symbol time-short state, the variation time of the special symbol or the decorative symbol is shortened, so that the frequency of starting the variation of the special symbol or the decorative symbol becomes high (in other words, the digestion of the reserved memory becomes fast). As a result, it becomes easier to win a start (transition to a high base state), and the possibility of a big hit game being increased.
さらに、上記に示した全ての状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)に移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。また、上記に示した各状態(開放延長状態、普通図柄確変状態、普通図柄時短状態および特別図柄時短状態)のうちのいずれか複数の状態に移行させることによって、始動入賞しやすくなる(高ベース状態に移行する)ようにしてもよい。 Furthermore, by making transitions to all the states shown above (open extended state, normal symbol probability change state, normal symbol short time state, and special symbol short time state), it will be easier to win a start (shift to a high base state). May be. In addition, it is easier to win a start (high base) by shifting to any one of the above states (open extended state, normal symbol probability changing state, normal symbol short time state, and special symbol short time state). Transition to a state).
また、確変に昇格したか否かの報知を行わなわずに遊技状態を確変状態に移行する場合に、高確率状態に移行するとともに、遊技状態を時短状態に移行するようにしてもよい。そのようにしても、遊技状態が確変状態であるか時短状態であるかを判断しにくくすることができ、遊技者に確変状態であるか否かを認識されないようにすることができる。 In addition, when the gaming state is shifted to the probability changing state without notifying whether or not the player has been promoted to the probability changing, the gaming state may be shifted to the short-time state while shifting to the high probability state. Even in such a case, it can be made difficult to determine whether the gaming state is the probability variation state or the short-time state, and the player can be prevented from recognizing whether the gaming state is the probability variation state.
次に、リーチ表示態様(リーチ)について説明する。この実施の形態におけるリーチ表示態様(リーチ)とは、停止した飾り図柄が大当り図柄の一部を構成しているときに未だ停止していない飾り図柄については可変表示(変動表示)が行われていること、および全てまたは一部の飾り図柄が大当り図柄の全てまたは一部を構成しながら同期して変動表示している状態である。 Next, the reach display mode (reach) will be described. The reach display mode (reach) in this embodiment is a variable display (variable display) for decorative symbols that have not yet stopped when the stopped decorative symbols constitute a part of the jackpot symbol. And all or part of the decorative symbols are in a state of being variably displayed synchronously while constituting all or part of the jackpot symbol.
例えば、可変表示装置9における左、中、右の表示領域のうち左、右の表示領域には大当り図柄の一部になる飾り図柄(例えば、「7」)が停止表示されている状態で中の表示領域は未だ変動表示が行われている状態、および表示領域の全てまたは一部の図柄が大当り図柄の全てまたは一部を構成しながら同期して変動表示している状態(例えば、可変表示装置9における左、中、右の表示領域の全てに変動表示が行われ、常に同一の図柄が揃っている状態で変動表示が行われている状態)がリーチ表示態様またはリーチになる。
For example, in the left, right and right display areas of the
また、リーチの際に、通常と異なる演出がランプや音で行われる。その演出と可変表示装置9におけるリーチ表示態様とをリーチ演出という。また、リーチの際に、キャラクタ(人物等を模した演出表示であり、図柄(飾り図柄等)とは異なるもの)を表示させたり、可変表示装置9の背景の表示態様(例えば、色等)を変化させたりすることがある。
In addition, during the reach, an unusual performance is performed with a lamp or sound. The effect and the reach display mode in the
図2は、主基板31における回路構成の一例を示すブロック図である。なお、図2には、遊技機に搭載されている払出制御基板37、インタフェース基板66、中継基板77および演出制御基板80も示されている。主基板31には、プログラムに従ってパチンコ遊技機1を制御する基本回路(遊技制御手段に相当)53と、ゲートスイッチ32a、始動口スイッチ14a、V入賞スイッチ22、カウントスイッチ23、および入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aからの信号を基本回路53に与える入力ドライバ回路58と、可変入賞球装置15を開閉するソレノイド16、特別可変入賞球装置20を開閉するソレノイド21および大入賞口内の経路を切り換えるためのソレノイド21Aを基本回路53からの指令に従って駆動する出力回路59とが搭載されている。
FIG. 2 is a block diagram illustrating an example of a circuit configuration in the main board 31. 2 also shows a
なお、ゲートスイッチ32a、始動口スイッチ14a、V入賞スイッチ22、カウントスイッチ23、入賞口スイッチ29a,30a,33a,39a等のスイッチは、センサと称されているものでもよい。すなわち、遊技球を検出できる遊技媒体検出手段(この例では遊技球検出手段)であれば、その名称を問わない。入賞検出を行う始動口スイッチ14a、カウントスイッチ23、および入賞口スイッチ29a,30a,33a,39aの各スイッチは、入賞領域への遊技球の入賞を検出する入賞検出手段でもある。なお、ゲート32のような通過ゲートであっても、賞球の払い出しが行われるものであれば、通過ゲートへ遊技球が進入することが入賞になり、通過ゲートに設けられているスイッチ(例えばゲートスイッチ32a)が入賞検出手段になる。さらに、この実施の形態では、V入賞領域に入賞した遊技球が、V入賞スイッチ22で検出されるとともにカウントスイッチ23でも検出される。よって、大入賞口に入賞した遊技球数は、カウントスイッチ23による検出数に相当する。しかし、V入賞領域に入賞した遊技球はV入賞スイッチ22のみで検出されるようにし、大入賞口に入賞した遊技球数は、V入賞スイッチ22による検出数とカウントスイッチ23による検出数との和になるようにしてもよい。さらに、V入賞領域を設けず、最終ラウンド以外のラウンドでは、常に継続権が発生するようにしてもよい。
The
基本回路53は、ゲーム制御(遊技進行制御)用のプログラム等を記憶するROM54、ワークメモリとして使用される記憶手段(変動データを記憶する変動データ記憶手段)としてのRAM55、およびプログラムに従って制御動作を行うCPU56を有する遊技制御用マイクロコンピュータ560を含む。なお、この実施の形態では、CPU56とは、基本回路53のうち、プログラムに従って動作する中央処理装置(ROM54やRAM55などの記憶手段、I/Oポート部57などを除いた部分)を指し、後述するメイン処理や割込処理(タイマ割込処理)を実行する。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560とは、基本回路53のうち、CPU56に加えて、ROM54やRAM55などの記憶手段、I/Oポート部57などを含む部分を指し、各基板(払出制御基板37や演出制御基板80)が搭載するマイクロコンピュータと各種データの送受信を行う。
The
この実施の形態では、ROM54、ワークメモリとしての記憶手段であるRAM55およびI/Oポート部57は遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されている。すなわち、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、1チップマイクロコンピュータである。1チップマイクロコンピュータは、少なくともRAM55が内蔵されていればよく、ROM54は外付けであっても内蔵されていてもよい。
In this embodiment, the
なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560においてCPU56がROM54に格納されているプログラムに従って制御を実行するので、以下、遊技制御用マイクロコンピュータ560が実行する(または、処理を行う)ということは、具体的には、CPU56がプログラムに従って制御を実行することである。このことは、主基板31以外の他の基板に搭載されているマイクロコンピュータについても同様である。また、遊技制御手段は、遊技制御用マイクロコンピュータ560を含む基本回路53で実現されている。
In the game control microcomputer 560, the
また、RAM55は、その一部または全部が電源基板910において作成されるバックアップ電源によってバックアップされている不揮発性記憶手段としてのバックアップRAMである。すなわち、遊技機に対する電力供給が停止しても、所定期間(バックアップ電源としてのコンデンサが放電してバックアップ電源が電力供給不能になるまで)は、RAM55の一部または全部の内容は保存される。特に、少なくとも、遊技状態すなわち遊技制御手段の制御状態に応じたデータ(特別図柄プロセスフラグ等)と未払出賞球数を示すデータは、バックアップRAMに保存される。遊技制御手段の制御状態に応じたデータとは、停電等が生じた後に復旧した場合に、そのデータにもとづいて、制御状態を停電等の発生前に復旧させるために必要なデータである。また、制御状態に応じたデータと未払出賞球数を示すデータとを遊技の進行状態を示すデータと定義する。なお、この実施の形態では、RAM55の全部が、電源バックアップされているとする。 The RAM 55 is a backup RAM as a non-volatile storage means, part or all of which is backed up by a backup power source created on the power supply substrate 910. That is, even if the power supply to the gaming machine is stopped, a part or all of the contents of the RAM 55 is stored for a predetermined period (until the capacitor as the backup power supply is discharged and the backup power supply cannot be supplied). In particular, at least data (special symbol process flag, etc.) corresponding to the game state, that is, the control state of the game control means, and data indicating the number of unpaid winning balls are stored in the backup RAM. The data corresponding to the control state of the game control means is data necessary for restoring the control state before the occurrence of a power failure or the like based on the data when the power is restored after a power failure or the like occurs. Further, data corresponding to the control state and data indicating the number of unpaid prize balls are defined as data indicating the progress state of the game. In this embodiment, it is assumed that the entire RAM 55 is backed up.
遊技制御用マイクロコンピュータ560のリセット端子には、電源基板910からのリセット信号が入力される。また、払出制御用マイクロコンピュータのリセット端子にも、電源基板910からのリセット信号が入力される。なお、リセット信号がハイレベルになると遊技制御用マイクロコンピュータ560および払出制御用マイクロコンピュータは動作可能状態になり、リセット信号がローレベルになると遊技制御用マイクロコンピュータ560および払出制御用マイクロコンピュータは動作停止状態になる。従って、リセット信号がハイレベルである期間は、遊技制御用マイクロコンピュータ560および払出制御用マイクロコンピュータの動作を許容する許容信号が出力されていることになり、リセット信号がローレベルである期間は、遊技制御用マイクロコンピュータ560および払出制御用マイクロコンピュータの動作を停止させる動作停止信号が出力されていることになる。なお、リセット回路をそれぞれの制御基板(主基板31を含む)に搭載してもよいし、複数の制御基板のうちの一つまたは複数にリセット回路を搭載し、そこからリセット信号を他の制御基板に供給するようにしてもよい。 A reset signal from the power supply board 910 is input to the reset terminal of the game control microcomputer 560. The reset signal from the power supply board 910 is also input to the reset terminal of the payout control microcomputer. When the reset signal becomes high level, the game control microcomputer 560 and the payout control microcomputer become operable, and when the reset signal becomes low level, the game control microcomputer 560 and the payout control microcomputer stop operating. It becomes a state. Accordingly, during the period in which the reset signal is at a high level, an allowable signal that allows the operation of the game control microcomputer 560 and the payout control microcomputer is output, and in the period in which the reset signal is at a low level, An operation stop signal for stopping the operations of the game control microcomputer 560 and the payout control microcomputer is output. A reset circuit may be mounted on each control board (including the main board 31), or a reset circuit is mounted on one or more of the plurality of control boards, and a reset signal is sent from there to another control circuit. You may make it supply to a board | substrate.
さらに、基本回路53の入力ポートには、払出制御基板37を経由して、電源基板910からの電源電圧が所定値以下に低下したことを示す電源断信号が入力される。また、基本回路53の入力ポートには、RAMの内容をクリアすることを指示するためのクリアスイッチが操作されたことを示すクリア信号が入力される。
Furthermore, a power-off signal indicating that the power supply voltage from the power supply board 910 has decreased to a predetermined value or less is input to the input port of the
クリア信号は、主基板31において分岐され、払出制御基板37にも供給される。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560が入力ポートを介して入力したクリア信号の状態を、出力ポートを介して払出制御基板37に出力してもよい。
The clear signal is branched in the main board 31 and is also supplied to the
この実施の形態では、演出制御基板80に搭載されている演出制御手段(演出制御用マイクロコンピュータで構成される。)が、中継基板77を介して遊技制御用マイクロコンピュータ560からの演出制御コマンドを受信し、飾り図柄を可変表示する可変表示装置9の表示制御や、スピーカ(音出力装置)27の音出力制御、各ランプ25,28a,28b,28cの表示制御等を行う。また、この実施の形態では、「演出制御」とは、可変表示装置9の表示制御や、スピーカ27の音出力制御、各ランプ25,28a,28b,28cの表示制御を行うことによって、遊技演出などの演出を行うことをいう。また、この実施の形態では、演出制御手段は、可変表示装置9の表示制御、スピーカ27の音出力制御、および各ランプ25,28a,28b,28cの表示制御を行う演出制御用マイクロコンピュータ100によって実現される。
In this embodiment, the effect control means (configured by the effect control microcomputer) mounted on the
図3は、中継基板77および演出制御基板80の回路構成例を示すブロック図である。なお、この実施の形態では、1つの制御基板(演出制御基板80)を用いて、可変表示装置9の表示制御や、音出力装置27の音出力制御、各ランプ25,28a,28b,28cの表示制御を行う場合を説明するが、複数の制御基板を用いて行ってもよい。例えば、演出制御に関して演出制御基板80に加えて、各ランプを制御するランプドライバ基板や、音出力装置を制御する音出力基板を設けてもよい。なお、この場合、演出制御手段は、演出制御用マイクロコンピュータ100に加えて、ランプドライバ基板および音出力基板に搭載される制御用マイクロコンピュータや制御回路によって実現される。また、この実施の形態では、表示制御手段は、可変表示装置9を制御する演出制御用マイクロコンピュータ100によって実現される。
FIG. 3 is a block diagram illustrating a circuit configuration example of the
演出制御基板80は、演出制御用CPU101およびRAMを含む演出制御用マイクロコンピュータ100を搭載している。なお、RAMは外付けであってもよい。演出制御基板80において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、内蔵または外付けのROM(図示せず)に格納されたプログラムに従って動作し、中継基板77を介して入力される主基板31からのストローブ信号(演出制御INT信号)に応じて、入力ドライバ102および入力ポート103を介して演出制御コマンドを受信する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御コマンドにもとづいて、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)109に、LCDを用いた可変表示装置9の表示制御を行わせる。
The
演出制御コマンドおよび演出制御INT信号は、演出制御基板80において、まず、入力ドライバ102に入力する。入力ドライバ102は、中継基板77から入力された信号を演出制御基板80の内部に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80の内部から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路でもある。
The effect control command and the effect control INT signal are first input to the
中継基板77には、主基板31から入力された信号を演出制御基板80に向かう方向にしか通過させない(演出制御基板80から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路が搭載されている。単方向性回路として、例えばダイオードやトランジスタが使用される。図3には、ダイオードが例示されている。また、単方向性回路は、各信号毎に設けられる。
As a signal direction regulating means, the signal inputted from the main board 31 is allowed to pass through the
さらに、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ランプドライバ352に対してランプを駆動する信号を出力する。ランプドライバ352は、ランプを駆動する信号を増幅して天枠ランプ28a、左枠ランプ28b、右枠ランプ28c、ボタンランプ130などの枠側に設けられている各ランプに供給する。また、枠側に設けられている装飾ランプ25に供給する。
Further, the
また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、音声合成用IC173に対して音番号データを出力する。音声合成用IC173は、音番号データに応じた音声や効果音を発生し増幅回路175に出力する。増幅回路175は、音声合成用IC173の出力レベルを、ボリューム176で設定されている音量に応じたレベルに増幅した音声信号をスピーカ27に出力する。音声データROM174には、音番号データに応じた制御データが格納されている。音番号データに応じた制御データは、所定期間(例えば飾り図柄の変動期間)における効果音または音声の出力態様を時系列的に示すデータの集まりである。
In addition, the
なお、ランプを駆動する信号および音番号データは、演出制御用マイクロコンピュータ100とランプドライバ352および音声合成IC173との間で、双方向通信(信号受信側から送信側に応答信号を送信するような通信)によって伝達される。
The signal for driving the lamp and the sound number data are communicated between the
演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信した演出制御コマンドに従ってキャラクタROM(図示せず)から必要なデータを読み出す。キャラクタROMは、可変表示装置9に表示される画像の中でも使用頻度の高いキャラクタ画像データ、具体的には、人物、文字、図形または記号等(飾り図柄を含む)をあらかじめ格納しておくためのものである。演出制御用マイクロコンピュータ100は、キャラクタROMから読み出したデータをVDP109に出力する。VDP109は、演出制御用マイクロコンピュータ100から入力されたデータにもとづいて可変表示装置9の表示制御を実行する。
The
この実施の形態では、可変表示装置9の表示制御を行うVDP109が演出制御基板80に搭載されている。VDP109は、演出制御用マイクロコンピュータ100とは独立したアドレス空間を有し、そこにVRAMをマッピングする。VRAMは、VDPによって生成された画像データを展開するためのバッファメモリである。そして、VDP109は、VRAM内の画像データを可変表示装置9に出力する。
In this embodiment, a
次に遊技機の動作について説明する。図4および図5は、遊技機に対して電力供給が開始され遊技制御用マイクロコンピュータ560へのリセット信号がハイレベルになったことに応じて遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56が実行するメイン処理を示すフローチャートである。リセット信号が入力されるリセット端子の入力レベルがハイレベルになると、遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56は、プログラムの内容が正当か否かを確認するための処理であるセキュリティチェック処理を実行した後、ステップS1以降のメイン処理を開始する。メイン処理において、CPU56は、まず、必要な初期設定を行う。
Next, the operation of the gaming machine will be described. 4 and 5 show main processing executed by the
初期設定処理において、CPU56は、まず、割込禁止に設定する(ステップS1)。次に、マスク可能割込の割込モードを設定し(ステップS2)、スタックポインタにスタックポインタ指定アドレスを設定する(ステップS3)。なお、ステップS2では、遊技制御用マイクロコンピュータ560の特定レジスタ(Iレジスタ)の値(1バイト)と内蔵デバイスが出力する割込ベクタ(1バイト:最下位ビット0)から合成されるアドレスが、割込番地を示すモードに設定する。また、マスク可能な割込が発生すると、CPU56は、自動的に割込禁止状態に設定するとともに、プログラムカウンタの内容をスタックにセーブする。
In the initial setting process, the
次いで、内蔵デバイスレジスタの設定(初期化)を行う(ステップS4)。ステップS4の処理によって、内蔵デバイス(内蔵周辺回路)であるCTC(カウンタ/タイマ)およびPIO(パラレル入出力ポート)の設定(初期化)がなされる。 Next, the built-in device register is set (initialized) (step S4). By the processing in step S4, the CTC (counter / timer) and PIO (parallel input / output port) which are built-in devices (built-in peripheral circuits) are set (initialized).
この実施の形態で用いられる遊技制御用マイクロコンピュータ560は、I/Oポート(PIO)およびタイマ/カウンタ回路(CTC)504も内蔵している。 The game control microcomputer 560 used in this embodiment also incorporates an I / O port (PIO) and a timer / counter circuit (CTC) 504.
次に、入力ポート1のビット0の状態によって電源断信号がオフ状態になっているか否か確認する(ステップS5)。遊技機に対する電力供給が開始されたときに、+5V電源などの各種電源の出力電圧は徐々に規定値に達するのであるが、ステップS5の処理によって、すなわち、電源断信号が出力されていない(ハイレベルになっている)ことを確認することによりCPU56は電源電圧が安定したことを確認することができる。
Next, it is confirmed whether or not the power-off signal is in an OFF state depending on the state of
電源断信号がオン状態である場合には、CPU56は、所定期間(例えば、0.1秒)の遅延時間の後に(ステップS80)、再度、電源断信号がオフ状態になっているか否か確認する。電源断信号がオフ状態になっている場合には、RAM55をアクセス可能状態に設定し(ステップS6)、クリア信号のチェック処理に移行する。
When the power-off signal is in the on state, the
なお、電源断信号がオフ状態である場合に、遊技の進行を制御する遊技装置制御処理(遊技制御処理)の開始タイミングをソフトウェアで遅らせるためのソフトウェア遅延処理を実行するようにしてもよい。そのようなソフトウェア遅延処理によって、ソフトウェア遅延処理を実行しない場合に比べて、遊技制御処理の開始タイミングを遅延させることができる。遅延処理を実行したときには、他の制御基板(例えば、払出制御基板37)に対して、遊技制御基板(主基板31)が送信するコマンドを他の制御基板のマイクロコンピュータが受信できないという状況が発生することを防止できる。 When the power-off signal is in the off state, software delay processing for delaying the start timing of the gaming device control processing (game control processing) for controlling the progress of the game by software may be executed. By such software delay processing, the start timing of the game control processing can be delayed as compared with the case where the software delay processing is not executed. When the delay process is executed, a situation occurs in which the microcomputer of the other control board cannot receive the command transmitted from the game control board (main board 31) to the other control board (for example, the payout control board 37). Can be prevented.
次いで、CPU56は、クリアスイッチがオンされているか否か確認する(ステップS7)。なお、CPU56は、入力ポート0を介して1回だけクリア信号の状態を確認するようにしてもよいが、複数回クリア信号の状態を確認するようにしてもよい。例えば、クリア信号の状態がオフ状態であることを確認したら、所定時間(例えば、0.1秒)の遅延時間をおいた後、クリア信号の状態を再確認する。そのときにクリア信号の状態がオン状態であることを確認したら、クリア信号がオン状態になっていると判定する。また、このときにクリア信号の状態がオフ状態であることを確認したら、所定時間の遅延時間をおいた後、再度、クリア信号の状態を再確認するようにしてもよい。ここで、再確認の回数は、1回または2回に限られず、3回以上であってもよい。また、2回チェックして、チェック結果が一致していなかったときにもう一度確認するようにしてもよい。
Next, the
ステップS7でクリアスイッチがオンでない場合には、遊技機への電力供給が停止したときにバックアップRAM領域のデータ保護処理(例えばパリティデータの付加等の電力供給停止時処理)が行われたか否か確認する(ステップS8)。この実施の形態では、電力供給の停止が生じた場合には、バックアップRAM領域のデータを保護するための処理が行われている。そのような電力供給停止時処理が行われていたことを確認した場合には、CPU56は、電力供給停止時処理が行われた、すなわち電力供給停止時の制御状態が保存されていると判定する。電力供給停止時処理が行われていないことを確認した場合には、CPU56は初期化処理を実行する。
If the clear switch is not turned on in step S7, whether or not data protection processing of the backup RAM area (for example, power supply stop processing such as addition of parity data) has been performed when power supply to the gaming machine is stopped Confirm (step S8). In this embodiment, when power supply is stopped, a process for protecting data in the backup RAM area is performed. When it is confirmed that such power supply stop processing has been performed, the
電力供給停止時処理が行われていたか否かは、電力供給停止時処理においてバックアップRAM領域に保存されるバックアップ監視タイマの値が、電力供給停止時処理を実行したことに応じた値(例えば2)になっているか否かによって確認される。なお、そのような確認の仕方は一例であって、例えば、電力供給停止時処理においてバックアップフラグ領域に電力供給停止時処理を実行したことを示すフラグをセットし、ステップS8において、そのフラグがセットされていることを確認したら電力供給停止時処理が行われたと判定してもよい。 Whether or not the power supply stop process has been performed is determined by the value of the backup monitoring timer stored in the backup RAM area in the power supply stop process corresponding to the execution of the power supply stop process (for example, 2). ) Is confirmed by whether or not. Note that such a confirmation method is an example. For example, a flag indicating that the power supply stop process has been executed is set in the backup flag area in the power supply stop process, and the flag is set in step S8. If it is confirmed that the power supply is stopped, it may be determined that the power supply stop process has been performed.
電力供給停止時の制御状態が保存されていると判定したら、CPU56は、バックアップRAM領域のデータチェック(この例ではパリティチェック)を行う(ステップS9)。この実施の形態では、クリアデータ(00)をチェックサムデータエリアにセットし、チェックサム算出開始アドレスをポインタにセットする。また、チェックサムの対象になるデータ数に対応するチェックサム算出回数をセットする。そして、チェックサムデータエリアの内容とポインタが指すRAM領域の内容との排他的論理和を演算する。演算結果をチェックサムデータエリアにストアするとともに、ポインタの値を1増やし、チェックサム算出回数の値を1減算する。以上の処理が、チェックサム算出回数の値が0になるまで繰り返される。チェックサム算出回数の値が0になったら、CPU56は、チェックサムデータエリアの内容の各ビットの値を反転し、反転後のデータをチェックサムにする。
If it is determined that the control state at the time of stopping power supply is stored, the
電力供給停止時処理において、上記の処理と同様の処理によってチェックサムが算出され、チェックサムはバックアップRAM領域に保存されている。ステップS9では、算出したチェックサムと保存されているチェックサムとを比較する。不測の停電等の電力供給停止が生じた後に復旧した場合には、バックアップRAM領域のデータは保存されているはずであるから、チェック結果(比較結果)は正常(一致)になる。チェック結果が正常でないということは、バックアップRAM領域のデータが、電力供給停止時のデータとは異なっている可能性があることを意味する。そのような場合には、内部状態を電力供給停止時の状態に戻すことができないので、電力供給の停止からの復旧時でない電源投入時に実行される初期化処理(ステップS10〜S14の処理)を実行する。 In the power supply stop process, a checksum is calculated by the same process as described above, and the checksum is stored in the backup RAM area. In step S9, the calculated checksum is compared with the stored checksum. When the power supply is stopped after an unexpected power failure or the like, the data in the backup RAM area should be saved, so the check result (comparison result) is normal (matched). That the check result is not normal means that the data in the backup RAM area may be different from the data when the power supply is stopped. In such a case, since the internal state cannot be returned to the state when the power supply is stopped, the initialization process (the process of steps S10 to S14) executed when the power is turned on, not when the power supply is stopped is stopped. Run.
チェック結果が正常であれば、CPU56は、遊技制御手段の内部状態と演出制御手段等の電気部品制御手段の制御状態を電力供給停止時の状態に戻すための遊技状態復旧処理を行う。具体的には、ROM54に格納されているバックアップ時設定テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS91)、バックアップ時設定テーブルの内容を順次作業領域(RAM55内の領域)に設定する(ステップS92)。作業領域はバックアップ電源によって電源バックアップされている。バックアップ時設定テーブルには、作業領域のうち初期化してもよい領域についての初期化データが設定されている。ステップS91およびS92の処理によって、作業領域のうち初期化してはならない部分については、保存されていた内容がそのまま残る。初期化してはならない部分とは、例えば、電力供給停止前の遊技状態を示すデータ(特別図柄プロセスフラグなど)、出力ポートの出力状態が保存されている領域(出力ポートバッファ)、未払出賞球数を示すデータが設定されている部分などである。
If the check result is normal, the
また、CPU56は、ROM54に格納されているバックアップ時コマンド送信テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS93)、ステップS15に移行する。
Further, the
初期化処理では、CPU56は、まず、RAMクリア処理を行う(ステップS10)。なお、RAM55の全領域を初期化せず、所定のデータをそのままにしてもよい。また、ROM54に格納されている初期化時設定テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS11)、初期化時設定テーブルの内容を順次業領域に設定する(ステップS12)。
In the initialization process, the
ステップS11およびS12の処理によって、例えば、普通図柄判定用乱数カウンタ、普通図柄判定用バッファ、特別図柄バッファ、総賞球数格納バッファ、特別図柄プロセスフラグ、賞球中フラグ、球切れフラグなど制御状態に応じて選択的に処理を行うためのフラグに初期値が設定される。また、出力ポートバッファにおける接続確認信号を出力する出力ポートに対応するビットがセット(接続確認信号のオン状態に対応)される。 Control states such as a normal symbol determination random number counter, a normal symbol determination buffer, a special symbol buffer, a total prize ball number storage buffer, a special symbol process flag, an award ball flag, an out-of-ball flag, etc. An initial value is set in a flag for selectively performing processing according to the above. In addition, a bit corresponding to the output port that outputs the connection confirmation signal in the output port buffer is set (corresponding to the ON state of the connection confirmation signal).
また、CPU56は、ROM54に格納されている初期化時コマンド送信テーブルの先頭アドレスをポインタに設定し(ステップS13)、その内容に従ってサブ基板を初期化するための初期化コマンドをサブ基板に送信する処理を実行する(ステップS14)。初期化コマンドとして、可変表示装置9に表示される初期図柄を示すコマンドや払出制御基板37への初期化コマンド等を使用することができる。
Further, the
そして、CPU56は、所定時間(例えば2ms)ごとに定期的にタイマ割込がかかるように遊技制御用マイクロコンピュータ560に内蔵されているCTCのレジスタの設定を行なうタイマ割込設定処理を実行する(ステップS15)。すなわち、初期値として例えば2msに相当する値が所定のレジスタ(時間定数レジスタ)に設定される。この実施の形態では、2msごとに定期的にタイマ割込がかかるとする。
Then, the
タイマ割込の設定が完了すると、CPU56は、表示図柄乱数更新処理(ステップS17)および初期値決定用乱数更新処理(ステップS18)を繰り返し実行する。CPU56は、表示図柄乱数更新処理および初期値決定用乱数更新処理が実行されるときには割込禁止状態にして(ステップS16)、表示図柄乱数更新処理および初期値決定用乱数更新処理の実行が終了すると割込許可状態にする(ステップS19)。
When the timer interrupt setting is completed, the
なお、表示図柄乱数とは、特別図柄表示器8の表示を決定するための乱数である。この実施の形態では、表示図柄乱数として、特別図柄の変動パターンを決定するための変動パターン決定用乱数や、大当りを発生させない場合にリーチとするか否かを決定するためのリーチ判定用乱数が用いられる。また、表示図柄乱数更新処理とは、表示図柄乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理である。
The display symbol random number is a random number for determining the display of the
また、初期値決定用乱数更新処理とは、初期値決定用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新する処理である。初期値決定用乱数とは、大当りの種類を決定するための判定用乱数(例えば、大当りを発生させる特別図柄を決定するための大当り図柄決定用乱数や、普通図柄にもとづく当りを発生させるか否かを決定するための普通図柄当たり判定用乱数)を発生するためのカウンタ(判定用乱数発生カウンタ)等のカウント値の初期値を決定するための乱数である。後述する遊技制御処理(遊技制御用マイクロコンピュータが、遊技機に設けられている可変表示装置9、可変入賞球装置15、球払出装置97等の遊技用の装置を、自身で制御する処理、または他のマイクロコンピュータに制御させるために指令信号を送信する処理、遊技装置制御処理ともいう)において、判定用乱数発生カウンタのカウント値が1周すると、そのカウンタに初期値が設定される。
The initial value determining random number update process is a process of updating the count value of the counter for generating the initial value determining random number. Random numbers for determining the initial value are random numbers for determination to determine the type of jackpot (for example, whether to generate a jackpot symbol for determining a special symbol that generates a jackpot or a hit based on a normal symbol) This is a random number for determining an initial value of a count value, such as a counter (determination random number generation counter) for generating a normal random number for determination per symbol). A game control process described later (a process in which a game control microcomputer controls itself a game device such as a
なお、表示図柄乱数更新処理および初期値決定用乱数更新処理が実行されるときに割込禁止状態にされるのは、表示図柄乱数更新処理および初期値決定用乱数更新処理が後述するタイマ割込処理でも実行される(すなわち、タイマ割込処理のステップS25,S26でも同じ処理が実行される)ことから、タイマ割込処理における処理と競合してしまうのを避けるためである。すなわち、ステップS17,S18の処理中にタイマ割込が発生してタイマ割込処理中で表示図柄乱数や初期値決定用乱数を発生するためのカウンタのカウント値を更新してしまったのでは、カウント値の連続性が損なわれる場合がある。しかし、ステップS17,S18の処理中では割込禁止状態にしておけば、そのような不都合が生ずることはない。 Note that when the display symbol random number update process and the initial value determination random number update process are executed, the interrupt is disabled. The display symbol random number update process and the initial value determination random number update process are described later. This is to avoid contention with the process in the timer interrupt process because the process is also executed (that is, the same process is also executed in steps S25 and S26 of the timer interrupt process). That is, if a timer interrupt is generated during the processing of steps S17 and S18 and the counter value for generating the display symbol random number and the initial value determining random number is updated during the timer interrupt processing, The continuity of the count value may be impaired. However, such an inconvenience does not occur if the interrupt disabled state is set during the processes of steps S17 and S18.
以上のように、遊技店員等は、クリアスイッチ921をオン状態してクリア信号が出力される状態にしながら遊技機に対する電力供給を開始する(例えば電源スイッチ914をオンする)ことによって、容易に初期化処理を実行させることができる。すなわち、RAMクリア等を行うことができる。 As described above, a game clerk or the like can easily perform initial initialization by starting the power supply to the gaming machine (for example, turning on the power switch 914) while the clear switch 921 is turned on and the clear signal is output. Can be executed. That is, RAM clear or the like can be performed.
次に、遊技制御処理について説明する。図6は、タイマ割込処理を示すフローチャートである。メイン処理の実行中に、具体的には、ステップS16〜S19のループ処理の実行中における割込許可になっている期間において、タイマ割込が発生すると、遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56は、タイマ割込の発生に応じて起動されるタイマ割込処理において遊技制御処理を実行する。タイマ割込処理において、CPU56は、まず、電源断信号が出力されたか否か(オン状態になったか否か)を検出する電源断処理(電源断検出処理)を実行する(ステップS20)。次いで、スイッチ回路58を介して、ゲートスイッチ32a、始動口スイッチ14a、カウントスイッチ23および入賞口スイッチ29a,30a,33a,39a等のスイッチの検出信号を入力し、それらの状態判定を行う(スイッチ処理:ステップS21)。具体的には、各スイッチの検出信号を入力する入力ポートの状態がオン状態であれば、各スイッチに対応して設けられているスイッチタイマの値を+1する。
Next, the game control process will be described. FIG. 6 is a flowchart showing the timer interrupt process. When a timer interrupt occurs during execution of the main process, specifically, in a period during which interruption is permitted during execution of the loop process of steps S16 to S19, the
次いで、CPU56は、特別図柄表示器8や、普通図柄表示器10、状態表示灯などの各種表示器へのDG信号の出力やクリアを行う表示制御処理を実行する(ステップS22)。次いで、CPU56は、大入賞口への異常入賞を検出したことを報知する異常入賞報知処理を実行する(ステップS23)。具体的には、後述する特別図柄プロセス処理において大入賞口を開放する前である(具体的には、後述するステップS300〜S303の処理の段階である)にもかかわらず、カウントスイッチ23のオンを検出した場合に、大入賞口への異常入賞を検出したと判定し報知する制御を行う。
Next, the
次に、遊技制御に用いられる各判定用乱数を生成するための各カウンタのカウント値を更新する処理を行う(乱数更新処理:ステップS24)。また、CPU56は、初期値決定用乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する処理を行う(初期値決定用乱数更新処理:ステップS25)。さらに、CPU56は、表示図柄乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する処理を行う(表示図柄乱数更新処理:ステップS26)。
Next, a process of updating the count value of each counter for generating each determination random number used for game control is performed (random number update process: step S24). Further, the
乱数更新処理、初期値決定用乱数更新処理および表示図柄乱数更新処理を行うと、CPU56は、特別図柄プロセス処理を行う(ステップS27)。特別図柄プロセス処理では、遊技状態に応じてパチンコ遊技機1を所定の順序で制御するための特別図柄プロセスフラグに従って該当する処理が選び出されて実行される。そして、特別図柄プロセスフラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更新される。また、普通図柄プロセス処理を行う(ステップS28)。普通図柄プロセス処理では、普通図柄表示器10の表示状態を所定の順序で制御するための普通図柄プロセスフラグに従って該当する処理が選び出されて実行される。そして、普通図柄プロセスフラグの値は、遊技状態に応じて各処理中に更新される。
When the random number update process, the initial value determination random number update process, and the display symbol random number update process are performed, the
次いで、CPU56は、特別図柄の変動に同期する飾り図柄に関する演出制御コマンドをRAM55の所定の領域に設定して演出制御コマンドを送出する処理を行う(演出図柄コマンド制御処理:ステップS29)。なお、飾り図柄の変動が特別図柄の変動に同期するとは、変動時間(可変表示期間)が同じであることを意味する。
Next, the
次いで、CPU56は、例えばホール管理用コンピュータに供給される大当り情報、小当り情報、始動情報、確率変動情報などのデータを出力する情報出力処理を行う(ステップS30)。なお、後述するように、特別図柄プロセス処理において、特別図柄プロセスフラグは「0」〜「10」の値をとりうる。また、それらの値のうち特別図柄プロセスフラグの値が「8」〜「10」である場合に、小当りに関する処理が実行される。そのため、情報出力処理において外部情報を出力するときに、小当りに関する情報であるか否かを容易に判定して小当り情報として出力することができる。例えば、CPU56は、現在の特別図柄プロセスフラグの値が「8」以上であるか否かを確認し、「8」以上であれば、小当りに関する情報であると判定し小当り情報として出力する。また、特別図柄プロセスフラグの値が「4」〜「10」である場合に、大入賞口の開放制御を行う処理(大当りのときと小当りのときとを含む)が実行される。そのため、情報出力処理において外部情報を出力するときに、大入賞口の開放制御に関する情報であるか否かを容易に判定して出力することができる。例えば、CPU56は、現在の特別図柄プロセスフラグの値が「4」以上であるか否かを確認し、「4」以上であれば、大入賞口の開放制御に関する情報であると判定して外部情報を出力する。
Next, the
また、CPU56は、入賞口スイッチ29a,30a,33a,39a等の検出信号にもとづく賞球個数の設定などを行う賞球処理を実行する(ステップS31)。具体的には、入賞口スイッチ29a,30a,33a,39a等がオンしたことにもとづく入賞検出に応じて、払出制御基板37に賞球個数を示す賞球個数コマンド等の払出指令コマンドを出力する。払出制御基板37に搭載されている払出制御用マイクロコンピュータ370は、賞球個数を示す賞球個数コマンドの受信に応じて球払出装置97を駆動する。
Further, the
また、CPU56は、遊技機の制御状態を遊技機外部で確認できるようにするための試験信号を出力する処理である試験端子処理を実行する(ステップS32)。また、この実施の形態では、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域(出力ポートバッファ)が設けられているのであるが、CPU56は、出力ポート2のRAM領域におけるソレノイドに関する内容を出力ポートに出力する(ステップS33:ソレノイド出力処理)。そして、CPU56は、保留記憶数の増減をチェックする記憶処理を実行する(ステップS34)。
Further, the
また、CPU56は、特別図柄プロセスフラグの値に応じて特別図柄の演出表示を行うための特別図柄表示制御データを特別図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する特別図柄表示制御処理を行う(ステップS35)。
Further, the
次いで、CPU56は、普通図柄プロセスフラグの値に応じて普通図柄の演出表示を行うための普通図柄表示制御データを普通図柄表示制御データ設定用の出力バッファに設定する普通図柄表示制御処理を行う(ステップS36)。
Next, the
さらに、CPU56は、各状態表示灯の表示を行うための状態表示制御データを状態表示制御データ設定用の出力バッファに設定する状態表示灯表示処理を行う(ステップS37)。この場合、遊技状態が高確率状態(例えば、確変状態)である場合には、高確率状態であることを示す状態表示灯1の表示を行うための状態表示制御データを出力バッファに設定する。また、遊技状態が時短状態である場合には、時短状態であることを示す状態表示灯2の表示を行うための状態表示制御データを出力バッファに設定する。
Further, the
この実施の形態では、遊技制御処理は定期的(例えば2msごと)に起動されることになる。なお、この実施の形態では、タイマ割込処理で遊技制御処理が実行されているが、タイマ割込処理では例えば割込が発生したことを示すフラグのセットのみがなされ、遊技制御処理はフラグがセットされたことにもとづいてメイン処理において実行されるようにしてもよい。なお、この実施の形態において、ステップS21〜S37の処理(ステップS30およびS32を除く)が、遊技の進行を制御する遊技制御処理に相当する。 In this embodiment, the game control process is started periodically (for example, every 2 ms). In this embodiment, the game control process is executed by the timer interrupt process. However, in the timer interrupt process, for example, only a flag indicating that an interrupt has occurred is set, and the game control process has a flag. It may be executed in the main process based on the setting. In this embodiment, the processes of steps S21 to S37 (except for steps S30 and S32) correspond to a game control process for controlling the progress of the game.
その後、CPU56は、割込許可状態に設定し(ステップS38)、処理を終了する。
Thereafter, the
次に、メイン処理における特別図柄プロセス処理(ステップS27)を説明する。図7は、遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、遊技制御用マイクロコンピュータ560のCPU56)が実行する特別図柄プロセス処理のプログラムの一例を示すフローチャートである。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄プロセス処理において、遊技盤6に設けられている始動入賞口14に遊技球が入賞したことを検出するための始動口スイッチ14aがオンしていたら、すなわち遊技球が始動入賞口14に入賞する始動入賞が発生していたら(ステップS311)、始動口スイッチ通過処理(ステップS312)を行った後に、内部状態に応じて、ステップS300〜S310のうちのいずれかの処理を行う。始動口スイッチ14aがオンしていなければ、内部状態に応じて、ステップS300〜S310のうちのいずれかの処理を行う。
Next, the special symbol process (step S27) in the main process will be described. FIG. 7 is a flowchart showing an example of a special symbol process processing program executed by the game control microcomputer 560 (specifically, the
特別図柄通常処理(ステップS300):特別図柄プロセスフラグの値が0であるときに実行される。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄の可変表示が開始できる状態になると、保留記憶数バッファに記憶される数値データの記憶数(保留記憶数)を確認する。保留記憶数バッファに記憶される数値データの記憶数は保留記憶数カウンタのカウント値により確認できる。また、保留記憶数カウンタのカウント値が0でなければ、遊技状態が確変状態であるか否か確認し、特別図柄の可変表示の表示結果を特定表示結果とするか否か(大当りとするか否か)を決定する。特定表示結果とする場合には大当りフラグをセットする。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS301に応じた値(この例では1)に更新する。なお、大当りフラグは、大当り遊技が終了するときにリセットされる。 Special symbol normal processing (step S300): Executed when the value of the special symbol process flag is zero. When the game control microcomputer 560 is in a state where variable display of the special symbol can be started, the game control microcomputer 560 confirms the number of numerical data stored (the number of reserved memories) stored in the reserved memory number buffer. The number of numerical data stored in the reserved memory number buffer can be confirmed by the count value of the reserved memory number counter. Also, if the count value of the pending storage number counter is not 0, it is confirmed whether or not the gaming state is a probable change state, and whether or not the display result of the variable symbol special display is set as the specific display result (whether it is a big hit) Or not). A big hit flag is set for a specific display result. Then, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (1 in this example) according to step S301. The jackpot flag is reset when the jackpot game ends.
変動パターン設定処理(ステップS301):特別図柄プロセスフラグの値が1であるときに実行される。特別図柄の可変表示の変動パターン(ここでは変動時間に相当)を、始動入賞発生時に抽出した変動パターン決定用乱数(表示図柄乱数の一つ)の値に応じてあらかじめ定められた複数種類の変動パターンの中から選択する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100に対して、変動パターンを指令する情報(変動パターンコマンドすなわち可変表示パターンコマンド)を送信するために、変動パターンコマンドを変動パターンバッファにセットする。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS302に応じた値(この例では2)に更新する。
Fluctuation pattern setting process (step S301): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 1. Variations of variable display of special symbols (corresponding to the variation time here), multiple types of variations determined in advance according to the random number for determining the variation pattern (one of the display symbol random numbers) extracted at the time of starting winning Select from patterns. In addition, the variation pattern command is set in the variation pattern buffer in order to transmit information (variation pattern command, that is, variable display pattern command) for commanding the variation pattern to the
特別図柄変動処理(ステップS302):特別図柄プロセスフラグの値が2であるときに実行される。変動パターン設定処理で選択された変動パターンの変動時間が経過(ステップS301でセットされた特別図柄プロセスタイマがタイムアウトすなわち特別図柄プロセスタイマの値が0になる)すると、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS303(この例では3)に移行するように制御する。 Special symbol variation process (step S302): This is executed when the value of the special symbol process flag is 2. When the variation time of the variation pattern selected in the variation pattern setting process elapses (the special symbol process timer set in step S301 times out, that is, the value of the special symbol process timer becomes 0), the internal state (special symbol process flag) Is controlled to shift to step S303 (3 in this example).
特別図柄停止処理(ステップS303):特別図柄表示器8における特別図柄を停止させる。そして、特別図柄の停止図柄が大当り図柄である場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS304に移行するように更新する。または、特別図柄の停止図柄が小当り図柄である場合には、内部状態を(特別図柄プロセスフラグ)をステップS308に移行するように更新する。そうでない場合には、内部状態をステップS300に移行するように更新する。
Special symbol stop process (step S303): The special symbol on the
この実施の形態では、大入賞口は、遊技者にとって有利な第1状態(開状態)と遊技者にとって不利な第2状態(閉状態)とのいずれかの状態に変化する。この実施の形態では、大当り遊技状態に移行すると、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口を所定期間(例えば、29.5秒)第1状態に変化させることを所定回数(例えば15ラウンド)行うことにより終了するように制御する。 In this embodiment, the special winning opening is changed to one of a first state (open state) advantageous to the player and a second state (closed state) disadvantageous to the player. In this embodiment, when the game state shifts to the big hit game state, the game control microcomputer 560 changes the big prize opening to the first state for a predetermined period (for example, 29.5 seconds) a predetermined number of times (for example, 15 rounds). Control to end by doing.
また、この実施の形態では、いわゆる突然確変大当り(各ラウンドの演出が順に進行していくのではなく、突然、遊技状態が確変状態に移行したように遊技者に見せる特別な演出を行う大当り)に移行されることがある。突然確変大当り遊技状態に移行すると、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口を上記の所定期間よりも短い期間(例えば0.1秒)および上記の所定回数よりも少ない回数(例えば2回)の少なくともいずれかで第1状態に変化させることにより終了し、突然確変大当り遊技状態終了後に特別図柄の停止図柄が大当り図柄となる確率が通常状態よりも向上しかつ始動領域への遊技媒体の進入しやすさが通常状態と同一である第1高確率状態に制御する。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当り遊技状態終了後に特別図柄の停止図柄が大当り図柄となる確率が第1高確率状態と同一でありかつ第1高確率状態より始動領域への遊技媒体が進入しやすく設定された第2高確率状態に制御するようにしてもよい。なお、始動領域への遊技媒体が進入しやすく設定された状態とは、具体的には、始動入賞口14が開状態となる頻度が高められ遊技球が入賞しやすさが通常状態よりも向上した状態(高ベース状態)のことである。例えば、遊技状態を高確率状態に移行するとともに時短状態に移行することによって第2高確率状態に制御される。また、この実施の形態では、通常の確変大当り(突然確変以外の15ラウンドの確変大当り)の大当り遊技状態終了後には、大当り遊技状態終了後に特別図柄の停止図柄が大当り図柄となる確率が第1高確率状態と同一でありかつ第1高確率状態より始動領域に遊技媒体が進入しやすく設定された第2高確率状態に制御される。
Also, in this embodiment, so-called sudden probability change big hits (the big hits that give a special effect to the player as if the game state has suddenly shifted to the probability change state, instead of progressing each round in order) May be transferred to. When the game control microcomputer 560 suddenly shifts to the probable big hit game state, the game control microcomputer 560 sets the winning prize opening for a period shorter than the predetermined period (for example, 0.1 second) and the number of times less than the predetermined number of times (for example, twice). The game is terminated by changing to the first state in at least one of the above, and after the sudden probability change big hit game state, the probability that the special symbol stop symbol becomes a big hit symbol is improved from the normal state, and the game medium enters the start area Control is performed to a first high-probability state in which the ease of operation is the same as the normal state. Note that the game control microcomputer 560 has the same probability as the first high probability state that the special symbol stop symbol becomes a big hit symbol after the sudden probability variation big hit gaming state, and the game from the first high probability state to the start area You may make it control to the 2nd high probability state set so that a medium may approach easily. Note that the state where the game medium is set to be easy to enter the start area specifically means that the frequency at which the
また、この実施の形態では、いわゆる小当り(発生前と発生後とで遊技状態の変化を生じさせず、大入賞口を短時間だけ開放させるとともに特別な演出を行う当り)に移行されることがある。小当り遊技状態に移行すると、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口を突然確変遊技状態と同一期間(または、突然確変遊技状態と同一期間かつ突然確変遊技状態と同一の回数)で第1状態に変化させることにより終了し、小当り遊技状態終了後の遊技状態として小当り遊技状態開始直前の遊技状態が継続されるように制御する。なお、小当り遊技状態において、大入賞口を突然確変遊技状態とは異なる期間または異なる回数第1状態に変化させてもよい。 Further, in this embodiment, the game is shifted to so-called small hits (a win that does not cause a change in the game state before and after the occurrence, opens the big prize opening for a short time and performs a special performance). There is. When the game control microcomputer 560 shifts to the small hit game state, the game control microcomputer 560 sets the first prize winning port in the same period as the sudden probability change game state (or the same number of times as the sudden probability change game state and the same number of times as the sudden probability change game state). The game state is terminated by changing to a state, and the game state immediately before the start of the small hit gaming state is controlled as the gaming state after the small hit gaming state ends. In the small hit gaming state, the big prize opening may be suddenly changed to the first state for a different period or a different number of times from the probability variation gaming state.
大入賞口開放前処理(ステップS304):特別図柄プロセスフラグの値が4であるときに実行される。大入賞口開放前処理では、大入賞口を開放する制御を行う。具体的には、カウンタ(例えば大入賞口に入った遊技球数をカウントするカウンタ)などを初期化するとともに、ソレノイド21を駆動して特別可変入賞球装置を開状態にして大入賞口を開放する。また、プロセスタイマによって大入賞口開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に応じた値(この例では5)に更新する。なお、大入賞口開放前処理は各ラウンド毎に実行されるが、ラウンドを開始する場合には、大入賞口開放前処理は大当り遊技を開始する処理でもある。すなわち、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口開放前処理を実行することによって特定遊技状態移行制御手段を実現している。また、特定遊技状態移行制御手段は、演出制御用マイクロコンピュータ100が大当り表示処理を実行することによって実現されると定義してもよい。すなわち、特定遊技状態が開始される時点を、大当りの発生を報知するための演出が開始される時点であるとしてもよい。この場合、可変表示装置9に表示結果として特定表示結果を導出表示する時点からの特定時間は、大当り図柄が表示されている期間に相当する。
Preliminary winning opening process (step S304): executed when the value of the special symbol process flag is 4. In the pre-opening process for the big prize opening, control for opening the big prize opening is performed. Specifically, a counter (for example, a counter that counts the number of game balls that have entered the big prize opening) is initialized, and the
大入賞口開放中処理(ステップS305):特別図柄プロセスフラグの値が5であるときに実行される。大当り遊技状態中のラウンド表示の演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送出する制御や大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。また、大入賞口の閉成条件が成立したときには、大入賞口を閉成する制御を行う。具体的には、ソレノイド21を駆動して特別可変入賞球装置を閉状態にして大入賞口を閉成する。また、プロセスタイマによって大入賞口開放後処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS306に応じた値(この例では6)に更新する。
Large winning opening open process (step S305): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 5. A control for sending an effect control command for a round display during the big hit gaming state to the
大入賞口開放後処理(ステップS306):特別図柄プロセスフラグの値が6であるときに実行される。大当り遊技状態の残りラウンドがあるか否かを確認する処理等を行う。まだ残りラウンドがある場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS304に移行するように更新する。また、全てのラウンドを終えた場合には、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS307に応じた値(この例では7)に更新する。 Post-winner opening process (step S306): This process is executed when the value of the special symbol process flag is 6. Processing such as checking whether there is a remaining round in the big hit gaming state is performed. If there is still a remaining round, the internal state (special symbol process flag) is updated to shift to step S304. When all the rounds are completed, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (7 in this example) according to step S307.
大当り終了処理(ステップS307):特別図柄プロセスフラグの値が7であるときに実行される。大当り遊技状態が終了したことを遊技者に報知する表示制御を演出制御用マイクロコンピュータ100に行わせるための制御を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に応じた値(この例では0)に更新する。
Big hit end process (step S307): executed when the value of the special symbol process flag is 7. Control is performed to cause the
小当り開放前処理(ステップS308:特別図柄プロセスフラグの値が8であるときに実行される。小当り開放前処理では、大入賞口を開放する制御を行う。具体的には、ソレノイド21を駆動して特別可変入賞球装置を開状態にして大入賞口を開放する。また、プロセスタイマによって小当り開放中処理の実行時間を設定し、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS309に応じた値(この例では9)に更新する。なお、小当り開放前処理は各ラウンド毎に実行されるが、ラウンドを開始する場合には、小当り開放前処理は小当り遊技を開始する処理でもある。
Pre-opening process for small hits (step S308: executed when the value of the special symbol process flag is 8. In the pre-opening process for small hits, control for opening the big winning opening is performed. Specifically, the
小当り開放中処理(ステップS309):特別図柄プロセスフラグの値が9であるときに実行される。小当り遊技状態中のラウンド表示の演出制御コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送出する制御や大入賞口の閉成条件の成立を確認する処理等を行う。また、大入賞口の閉成条件が成立したときには、大入賞口を閉成する制御を行う。具体的には、ソレノイド21を駆動して特別可変入賞球装置を閉状態にして大入賞口を閉成する。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS310に応じた値(この例では10)に更新する。
Small hit release processing (step S309): executed when the value of the special symbol process flag is 9. A control for sending an effect control command for a round display during the small hit gaming state to the
小当り終了処理(ステップS310):特別図柄プロセスフラグの値が10であるときに実行される。小当り遊技状態を終了するための制御を行う。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に応じた値(この例では0)に更新する。 Small hit end process (step S310): executed when the value of the special symbol process flag is 10. Control to end the small hit gaming state. Then, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value (0 in this example) according to step S300.
図8および図9は、演出制御用マイクロコンピュータ100に送出される演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。図8に示す例において、コマンド8000(H)〜8008(H)は、特別図柄の可変表示に対応して可変表示装置9において可変表示される飾り図柄の変動パターンを指定する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)である。なお、変動パターンを指定する演出制御コマンドは、変動開始を指定するためのコマンドでもある。従って、演出制御用マイクロコンピュータ100は、コマンド8000(H)〜8008(H)のいずれかを受信すると、可変表示装置9において飾り図柄の可変表示を開始するように制御する。
FIG. 8 and FIG. 9 are explanatory diagrams showing an example of the contents of the effect control command sent to the
コマンド8C00(H)は、変動パターンコマンドで指定する飾り図柄の可変表示の表示結果をはずれとすることを指定する演出制御コマンド(はずれ指定コマンド)である。コマンド8C01(H)は、変動パターンコマンドで指定する飾り図柄の可変表示の表示結果を通常大当りとすることを指定する演出制御コマンド(通常大当り指定コマンド)である。コマンド8C02(H)は、変動パターンコマンドで指定する飾り図柄の可変表示の表示結果を確変大当りとすることを指定する演出制御コマンド(確変大当り指定コマンド)である。 The command 8C00 (H) is an effect control command (offset specifying command) that specifies that the display result of the variable display of the decorative design specified by the variation pattern command is to be lost. Command 8C01 (H) is an effect control command (normal jackpot designation command) that designates that the display result of variable display of decorative symbols designated by the variation pattern command is a normal jackpot. Command 8C02 (H) is an effect control command (probability variable jackpot designation command) that designates that the display result of variable display of decorative symbols designated by the variation pattern command is to be a probability variation jackpot.
コマンド8C03(H)は、確変大当りにすると事前決定したことを指定するとともに、可変表示装置9における可変表示の表示結果を通常大当り図柄とすること、15ラウンドの大当り遊技のラウンド中に再抽選演出を実行することを指定する演出制御コマンド(ラウンド中再抽選付き確変大当り指定コマンド)である。コマンド8C04(H)は、確変大当りにすると事前決定したことを指定するとともに、可変表示装置9における可変表示の表示結果を通常大当り図柄とすること、15ラウンドの大当り遊技の終了後に再抽選演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大当り終了後再抽選付き確変大当り指定コマンド)である。コマンド8C05(H)は、確変大当りにすると事前決定したことを指定するとともに、可変表示装置9における可変表示の表示結果を通常大当り図柄とすること、15ラウンドの大当り遊技のラウンド中および大当り遊技の終了後に再抽選演出を実行することを指定する演出制御コマンド(再抽選付き確変大当り指定コマンド)である。
Command 8C03 (H) specifies that it is determined in advance that it will be a probable big hit, makes the display result of variable display in the variable display device 9 a normal big hit symbol, and redraws during the round of 15 rounds of big win game Is an effect control command (execution control big hit designation command with re-lottery during the round) that designates the execution of. The command 8C04 (H) specifies that the probability change jackpot has been determined in advance, sets the display result of the variable display on the
なお、「再抽選演出」とは、可変表示装置9において左中右の飾り図柄を同一の非確変図柄(非確変図柄が一般的であるが、はずれ図柄であってもよい)が揃った状態で停止表示し、その揃った状態の非確変図柄を再変動させてから大当り図柄(非確変図柄または確変図柄)を導出表示する演出をいう。この実施の形態では、非確変図柄を停止表示し、その後、所定の実行タイミングで再抽選演出を実行する場合を説明する。なお、「再抽選演出」は、可変表示装置9の表示画面に所定のキャラクタを登場させたり、「確変大当り」などの文を表示させるなど、図柄の変動以外の演出態様で確変に昇格したことを報知するものであってもよい。この実施の形態では、再抽選演出は、大当り遊技のラウンド中と大当り遊技の終了後のエンディング演出実行時の2回実行される場合がある。以下、大当り遊技のラウンド中に実行される再抽選演出をラウンド中再抽選演出ともいい、大当り遊技終了後のエンディングにおいて実行される再抽選演出を大当り後再抽選演出ともいう。なお、再抽選演出の詳細な内容については後述する。
The “re-lottery effect” is a state in which the left, middle, and right decorative symbols on the
また、コマンド8C03(H)〜8C05(H)は、大当り遊技中(ラウンド中およびエンディングを含む)に再抽選演出を実行することを指定する表示結果コマンドである。図8に示すように、この実施の形態では、再抽選演出の実行を指定する表示結果コマンドは、確変大当りにすると事前決定されているか否かも認識可能な状態で送信される。 Commands 8C03 (H) to 8C05 (H) are display result commands for designating that a re-lottery effect is executed during the big hit game (including during the round and including the ending). As shown in FIG. 8, in this embodiment, the display result command for designating the execution of the re-lottery effect is transmitted in a state where it can be recognized whether or not it is determined in advance if it is a probable big hit.
コマンド8C06(H)は、変動パターンコマンドで指定する飾り図柄の可変表示の表示結果を突然確変大当りとすることを指定する演出制御コマンド(突然確変大当り指定コマンド)である。コマンド8C07(H)は、変動パターンコマンドで指定する飾り図柄の可変表示の表示結果を小当りとすることを指定する演出制御コマンド(小当り指定コマンド)である。なお、この実施の形態では、後述するように、飾り図柄の可変表示の表示結果を小当りとすると決定された場合、飾り図柄の可変表示の表示結果を突然確変大当りとすると決定された場合と同じ図柄が導出表示される。例えば、確変大当りと決定された場合と小当りと決定された場合とで、飾り図柄の停止図柄として同じ「123」の図柄が導出表示される。 The command 8C06 (H) is an effect control command (abrupt probability variation big hit designation command) that designates that the display result of the variable display of the decorative design designated by the variation pattern command is a sudden probability variation big hit. The command 8C07 (H) is an effect control command (small hit designation command) that designates that the display result of variable display of the decorative design designated by the variation pattern command is a small hit. In this embodiment, as will be described later, when it is determined that the display result of the variable display of the decorative symbol is a small hit, the case where it is determined that the display result of the variable display of the decorative symbol is suddenly a probable big hit, and The same symbol is derived and displayed. For example, the same symbol “123” is derived and displayed as the stop symbol of the decorative symbol when it is determined that it is a probable big hit and when it is determined that it is a small hit.
以下、はずれ指定コマンド、通常大当り指定コマンド、確変大当り指定コマンド、ラウンド中再抽選付き確変大当り指定コマンド、大当り終了後再抽選付き確変大当り指定コマンド、再抽選付き確変大当り指定コマンド、突然確変大当り指定コマンドおよび小当り指定コマンドを、表示結果コマンドということがある。 The following is a specification command for failure, normal jackpot designation command, probability variation jackpot designation command, probability variation jackpot designation command with re-lottery during round, probability variation jackpot designation command with re-lottery after jackpot, random variation jackpot designation command with re-lottery, sudden probability variation jackpot designation command The small hit designation command may be referred to as a display result command.
コマンド8F00(H)は、飾り図柄の可変表示の停止を指示する演出制御コマンド(飾り図柄停止指定コマンド)である。また、コマンド9500(H)は、遊技状態が通常状態であるときに送信される演出制御コマンド(通常状態背景指定コマンド)であり、コマンド9501(H)は、確変大当り後に遊技状態が高確率状態であるときに送信される演出制御コマンド(高確率状態背景指定コマンド)である。コマンド9502(H)は、突然確変大当り後に遊技状態が高確率状態であるときに送信される演出制御コマンド(突然確変状態背景指定コマンド)である。以下、9500(H)〜9502(H)の演出制御コマンドを背景指定コマンドという。演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信した背景指定コマンドに応じて、可変表示装置9に表示する背景の種類を選択する。
Command 8F00 (H) is an effect control command (decorative symbol stop designation command) for instructing stop of variable display of ornamental symbols. The command 9500 (H) is an effect control command (normal state background designation command) transmitted when the gaming state is the normal state, and the command 9501 (H) is a state where the gaming state is in a high probability state after a probable big hit. Is an effect control command (high probability state background designation command) transmitted when Command 9502 (H) is an effect control command (sudden probability change state background designation command) transmitted when the gaming state is in a high probability state after sudden probability change big hit. Hereinafter, the effect control commands 9500 (H) to 9502 (H) are referred to as background designation commands. The
コマンド9F00(H)は、客待ちデモンストレーションを指定する演出制御コマンドである。 Command 9F00 (H) is an effect control command for designating a customer waiting demonstration.
コマンドAXXX(H)(X=任意の16進数)は、大当り遊技開始から大当り遊技終了までの間に送出される演出制御コマンドである。そのうち、A000(H)は、通常大当り遊技の開始を指定する演出制御コマンド(通常大当り開始指定コマンド:第1ファンファーレ指定コマンド)である。A001(H)は、確変大当り遊技の開始を指定する演出制御コマンド(確変大当り開始指定コマンド:第2ファンファーレ指定コマンド)である。A002(H)は、突然確変大当り遊技の開始を指定する演出制御コマンド(突然確変大当り開始指定コマンド:第3ファンファーレ指定コマンド)である。A003(H)は、大当り遊技のラウンド中に再抽選演出を実行することを指定する演出制御コマンド(ラウンド中再抽選付き大当り開始指定コマンド:第4ファンファーレ指定コマンド)である。A004(H)は、大当り遊技終了後のエンディング演出において再抽選演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大当り終了後再抽選付き大当り開始指定コマンド:第5ファンファーレ指定コマンド)である。A005(H)は、大当り遊技のラウンド中と大当り遊技終了後のエンディング演出において再抽選演出を実行することを指定する演出制御コマンド(再抽選付き大当り開始指定コマンド:第6ファンファーレ指定コマンド)である。 Command AXXX (H) (X = arbitrary hexadecimal number) is an effect control command sent from the start of the big hit game to the end of the big hit game. Of these, A000 (H) is an effect control command (normal jackpot start designation command: first fanfare designation command) that designates the start of a normal jackpot game. A001 (H) is an effect control command (probability change big hit start designation command: second fanfare designation command) that designates the start of probability variation big hit game. A002 (H) is an effect control command (sudden probability change big hit start designation command: third fanfare designation command) for designating the start of sudden probability change big hit game. A003 (H) is an effect control command (a big hit start specifying command with a re-lottery during round: fourth fanfare specifying command) that specifies execution of a re-lottery effect during the round of the big hit game. A 004 (H) is an effect control command (a fifth fanfare designation command with a big lottery start designation command with a re-lottery after the big hit is finished) that designates execution of a re-lottery effect in the ending production after the big hit game is over. A005 (H) is an effect control command (a jackpot start specifying command with re-lottery command: sixth fanfare specifying command) that specifies that a re-lottery effect is to be executed in the ending effect during the big-hit game round and after the end of the jackpot game. .
コマンドA1XX(H)は、大当り遊技中のラウンド中の表示を指定する演出制御コマンド(大入賞口開放中表示コマンド)である。なお、「XX」に表示するラウンド数が設定される。コマンドA2XX(H)は、大当り遊技中のラウンド後の表示(ラウンド間のインターバルの表示)を指定する演出制御コマンド(大入賞口開放後表示コマンド)である。 The command A1XX (H) is an effect control command (display command during opening of a big winning opening) that designates display during a round during a big hit game. Note that the number of rounds displayed in “XX” is set. The command A2XX (H) is an effect control command (display command after opening the big prize opening) that specifies display after the round (display of the interval between rounds) during the big hit game.
A300(H)は、通常大当り遊技の終了を指定する演出制御コマンド(通常大当り終了指定コマンド:第1エンディング指定コマンド)である。A301(H)は、確変大当り遊技の終了を指定する演出制御コマンド(確変大当り終了指定コマンド:第2エンディング指定コマンド)である。A302(H)は、突然確変大当り遊技の終了を指定する演出制御コマンド(突然確変大当り終了指定コマンド:第3エンディング指定コマンド)である。A303(H)は、大当り遊技を終了すること、および大当り遊技のラウンド中に再抽選演出を実行したことを指定する演出制御コマンド(ラウンド中再抽選付き大当り終了指定コマンド:第4エンディング指定コマンド)である。A304(H)は、大当り遊技を終了すること、および大当り遊技終了後のエンディング演出において再抽選演出を実行することを指定する演出制御コマンド(大当り終了後再抽選付き大当り終了指定コマンド:第5エンディング指定コマンド)である。A305(H)は、大当り遊技を終了すること、および大当り遊技のラウンド中に再抽選演出を実行したことと、大当り遊技終了後のエンディング演出において再抽選演出を実行することを指定する演出制御コマンド(再抽選付き大当り終了指定コマンド:第6エンディング指定コマンド)である。 A300 (H) is an effect control command (ordinary jackpot end designation command: first ending designation command) for designating the end of the normal jackpot game. A301 (H) is an effect control command (probability variation jackpot end designation command: second ending designation command) for designating the end of probability variation jackpot game. A302 (H) is an effect control command (sudden probability variable jackpot end designation command: third ending designation command) for designating the end of sudden probability variation jackpot game. A303 (H) is an effect control command for specifying that the jackpot game is ended and that the re-lottery effect is executed during the round of the jackpot game (a jackpot end specifying command with re-lottery during the round: fourth ending specifying command). It is. A304 (H) is an effect control command for specifying that the jackpot game is to be ended and that the re-lottery effect is to be executed in the ending effect after the jackpot game is ended (a jackpot end designation command with a re-lottery after the jackpot is ended: fifth ending) Specified command). A305 (H) is an effect control command that specifies that the jackpot game is to be ended, that the re-lottery effect is executed during the round of the jackpot game, and that the re-lottery effect is to be executed in the ending effect after the jackpot game ends. (Big jackpot end designation command with re-lottery: sixth ending designation command).
A600(H)は、小当り遊技の開始を指定する演出制御コマンド(小当り開始指定コマンド:第7ファンファーレ指定コマンド)である。 A600 (H) is an effect control command (small hit start specifying command: seventh fanfare specifying command) for specifying the start of the small hit game.
コマンドC0XX(H)は、保留記憶数を指定する演出制御コマンド(演出記憶情報指定コマンド)である。そのうち、コマンドC000(H)は、保留記憶数が0であることを指定する演出制御コマンド(演出記憶情報0指定コマンド)である。コマンドC001(H)は、保留記憶数が1であることを指定する演出制御コマンド(演出記憶情報1指定コマンド)である。コマンドC002(H)は、保留記憶数が2であることを指定する演出制御コマンド(演出記憶情報2指定コマンド)である。コマンドC003(H)は、保留記憶数が3であることを指定する演出制御コマンド(演出記憶情報3指定コマンド)である。コマンドC004(H)は、保留記憶数が4であることを指定する演出制御コマンド(演出記憶情報4指定コマンド)である。
Command C0XX (H) is an effect control command (effect storage information specifying command) for specifying the number of reserved memories. Of these, the command C000 (H) is an effect control command (
演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100(具体的には、演出制御用CPU101)は、主基板31に搭載されている遊技制御用マイクロコンピュータ560から上述した演出制御コマンドを受信すると図8および図9に示された内容に応じて可変表示装置9の表示状態を変更するとともに、ランプの表示状態を変更し、音声出力基板70に対して音番号データを出力する。なお、図8および図9に示された演出制御コマンド以外の演出制御コマンドも主基板31から演出制御基板80に送信される。例えば、大当り遊技に関するより詳細な演出制御コマンドや遊技状態を示す演出制御コマンド(例えば、初期化コマンドを示す演出制御コマンド)も主基板31から演出制御基板80に送信される。
The effect control microcomputer 100 (specifically, the effect control CPU 101) mounted on the
図10は、この実施の形態で用いられる特別図柄および飾り図柄の変動パターン(変動時間)の一例を示す説明図である。図10において、「EXT」とは、2バイト構成の飾り図柄の変動パターンを指定する演出制御コマンドにおける2バイト目のEXTデータを示す。また、「時間」は特別図柄および飾り図柄の変動時間(識別情報の可変表示期間)を示す。 FIG. 10 is an explanatory diagram showing an example of the variation pattern (variation time) of the special symbol and the decorative symbol used in this embodiment. In FIG. 10, “EXT” indicates EXT data of the second byte in the effect control command for designating a variation pattern of a decorative pattern having a 2-byte structure. “Time” indicates the variation time (variable display period of identification information) of the special symbol and the decorative symbol.
この例では、特別図柄および飾り図柄の変動パターンとして、はずれにするか否か、大当りにするか否か、リーチにするか否か、リーチにする場合のリーチ態様、突然確変大当りにするか否か、小当りにするか否かなど、各種の演出態様の違いに応じて複数種類用意されている。なお、この実施の形態では、リーチ演出は、飾り図柄の変動表示を行う可変表示装置9を用いて行う。
In this example, as a variation pattern of special symbols and decorative symbols, whether or not to make a difference, whether to make a big hit, whether to reach, whether to reach, whether to make a sudden probability change big hit A plurality of types are prepared depending on the difference in various effects such as whether or not to make a small hit. In this embodiment, the reach effect is performed using the
EXTデータが「00(H)」〜「03(H)」である変動パターンは、はずれ変動時に用いられる変動パターンである。また、EXTデータが「04(H)」〜「06(H)」である変動パターンは、大当り変動時に用いられる変動パターンである。この実施の形態では、EXTデータが「04(H)」〜「06(H)」である変動パターンは、確変大当りと決定された場合の大当り変動時と通常大当りと事前決定された場合の大当り変動時とで兼用に用いられる。また、EXTデータが「07(H)」である変動パターンは、突然確変大当り時に用いられる変動パターンである。また、EXTデータが「08(H)」である変動パターンは、小当り時に用いられる変動パターンである。 The variation pattern in which the EXT data is “00 (H)” to “03 (H)” is a variation pattern that is used at the time of deviation variation. Further, the variation pattern in which the EXT data is “04 (H)” to “06 (H)” is a variation pattern used at the time of big hit variation. In this embodiment, the fluctuation pattern in which the EXT data is “04 (H)” to “06 (H)” is the big hit when the big hit fluctuation is determined as the probable big hit and the normal big hit is determined in advance. Used in combination with fluctuations. Further, the variation pattern with the EXT data “07 (H)” is a variation pattern used at the time of sudden probability variation big hit. Further, the variation pattern whose EXT data is “08 (H)” is a variation pattern used at the time of small hit.
なお、「通常変動」とは、リーチ態様を伴わない変動パターンである。「リーチA」は、「リーチB」および「リーチC」とは異なるリーチ態様を持つ変動パターンである。「リーチB」は、「リーチA」および「リーチC」とは異なるリーチ態様を持つ変動パターンである。「リーチC」は、「リーチA」および「リーチB」とは異なるリーチ態様を持つ変動パターンである。また、リーチ態様が異なるとは、リーチ変動時間において異なった態様の変動態様(速度や回転方向等)やキャラクタ等が現れることをいう。 The “normal fluctuation” is a fluctuation pattern that does not involve a reach mode. “Reach A” is a variation pattern having a reach mode different from “Reach B” and “Reach C”. “Reach B” is a variation pattern having a reach form different from “reach A” and “reach C”. “Reach C” is a variation pattern having a reach form different from “reach A” and “reach B”. Further, the difference in reach mode means that a change mode (speed, rotation direction, etc.), a character, or the like of a different mode appears in the reach change time.
また、図10に示すように、突然確変大当りと決定した場合と小当りと決定した場合とで、変動時間が同じ10秒である変動パターンを用いる。そのようにすることによって、突然確変大当りのときも小当りのときも特別図柄を同じ10秒間だけ変動表示させるようにし、変動表示を見ただけでは突然確変であるか否かを認識できないようにすることができる。なお、この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100も、突然確変大当りまたは小当りを指定する変動パターンコマンドを受信したことにもとづいて、可変表示装置9において飾り図柄を同じ10秒間だけ変動表示させる。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、突然確変大当りのときも小当りのときも同じ態様(例えば、同じ背景色)を用いて飾り図柄の変動表示を実行する。
Further, as shown in FIG. 10, a variation pattern having the same variation time of 10 seconds is used when suddenly probable big hit is determined and when small hit is determined. By doing so, the special symbol is displayed in a variably displayed state for the same 10 seconds both in the case of sudden probability change big hit and small hit, so that it is not possible to recognize whether or not it is suddenly probable only by looking at the change display. can do. In this embodiment, the
次に、特別図柄プロセス処理における特別図柄通常処理(ステップS300)について説明する。図11〜図13は、特別図柄通常処理を示すフローチャートである。特別図柄通常処理において、遊技制御用マイクロコンピュータ560(具体的には、CPU56)は、特別図柄の変動を開始することができる状態(例えば特別図柄プロセスフラグの値がステップS300を示す値となっている場合)には(ステップS1501)、始動入賞記憶数(保留記憶数)の値を確認する(ステップS1502)。具体的には、始動入賞記憶カウンタのカウント値を確認する。なお、特別図柄プロセスフラグの値がステップS300を示す値となっている場合とは、可変表示装置9において図柄の変動がなされておらず、小当り制御もされていないとともに、大当り遊技中でもない場合である。
Next, the special symbol normal process (step S300) in the special symbol process will be described. 11 to 13 are flowcharts showing the special symbol normal process. In the special symbol normal process, the game control microcomputer 560 (specifically, the CPU 56) can start the variation of the special symbol (for example, the value of the special symbol process flag becomes a value indicating step S300). (If it is present) (step S1501), the value of the number of start winning memories (the number of reserved memories) is confirmed (step S1502). Specifically, the count value of the start winning storage counter is confirmed. The case where the value of the special symbol process flag is a value indicating step S300 means that the symbol is not changed in the
ステップS1501で変動開始不可能である場合や、ステップS1502で保留記憶数が0である場合には、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、デモ表示フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1503)。デモ表示フラグとは、客待ちデモンストレーションの演出が実行されていることを示すフラグである。セットされていれば、そのまま特別図柄通常処理を終了する。セットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、デモ表示フラグをセットし(ステップS1504)、デモ表示コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS1505)。 If it is not possible to start fluctuation in step S1501, or if the number of reserved memories is 0 in step S1502, the game control microcomputer 560 checks whether the demonstration display flag is set (step S1503). ). The demonstration display flag is a flag indicating that the presentation of the customer waiting demonstration is being executed. If it is set, the special symbol normal process is terminated as it is. If not set, the game control microcomputer 560 sets a demonstration display flag (step S1504), and transmits a demonstration display command to the effect control microcomputer 100 (step S1505).
ステップS1502で保留記憶数が0でなければ、保留記憶数=1に対応する保存領域に格納されている各乱数値(各判定用乱数や表示図柄乱数)を読み出してRAM55の乱数バッファ領域に格納するとともに(ステップS1506)、各保存領域の内容をシフトし(ステップS1507)、かつ、保留記憶数の値を1減らす(始動入賞記憶カウンタの値を1減らす)。すなわち、保留記憶数=n(n=2,3,4)に対応する保存領域に格納されている各乱数値を、保留記憶数=n−1に対応する保存領域に格納する。よって、各保留記憶数に対応するそれぞれの保存領域に格納されている各乱数値が抽出された順番は、常に、保留記憶数=1,2,3,4の順番と一致するようになっている。すなわち、この例では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、可変表示の開始条件が成立する毎に、各保存領域の内容をシフトする処理を実行する。 If the number of reserved memory is not 0 in step S1502, each random number value (each determination random number or display design random number) stored in the storage area corresponding to the reserved memory number = 1 is read and stored in the random number buffer area of the RAM 55. At the same time (step S1506), the contents of each storage area are shifted (step S1507), and the value of the reserved storage number is decreased by 1 (the value of the start winning storage counter is decreased by 1). That is, each random number value stored in the storage area corresponding to the reserved memory number = n (n = 2, 3, 4) is stored in the storage area corresponding to the reserved memory number = n−1. Therefore, the order in which the random number values stored in the respective storage areas corresponding to the number of reserved memories is extracted always matches the order of the number of reserved memories = 1, 2, 3 and 4. Yes. In other words, in this example, the game control microcomputer 560 executes a process of shifting the contents of each storage area each time a variable display start condition is satisfied.
なお、ステップS1507において始動入賞記憶カウンタの値が更新(RAMに設けられた所定の作業領域の値が更新)されたことにもとづいて、演出制御用マイクロコンピュータ560は、演出図柄コマンド制御処理(ステップS29)において、演出記憶情報指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する。この場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、更新後の保留記憶数が0である場合には演出記憶情報0指定コマンドを送信し、更新後の保留記憶数が1である場合には演出記憶情報1指定コマンドを送信し、更新後の保留記憶数が2である場合には演出記憶情報2指定コマンドを送信し、更新後の保留記憶数が3である場合には演出記憶情報3指定コマンドを送信する。
Note that the effect control microcomputer 560 performs the effect symbol command control process (step S1507) based on the update of the value of the start winning memory counter (the value of the predetermined work area provided in the RAM is updated). In step S29), an effect storage information designation command is transmitted to the
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当りとするか否かを判定する大当り判定処理(ステップS1508〜S1511)を実行する。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数格納バッファから大当り判定用乱数を読み出し(ステップS1508)、大当り判定モジュールを実行する(ステップS1509)。大当り判定モジュールは、大当り判定用乱数が、あらかじめ決められている大当り判定値と一致したら大当りとすることに決定するプログラムである。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当りの判定に用いる大当り判定用乱数として、ソフトウェア乱数を用いてもよく、乱数回路が出力するハードウェア乱数を用いてもよい。 Next, the game control microcomputer 560 executes a big hit determination process (steps S1508 to S1511) for determining whether or not to win. The game control microcomputer 560 reads the jackpot determination random number from the random number storage buffer (step S1508), and executes the jackpot determination module (step S1509). The jackpot determination module is a program that determines that a jackpot is determined when the jackpot determination random number matches a predetermined jackpot determination value. Note that the game control microcomputer 560 may use a software random number or a hardware random number output from the random number circuit as the big hit determination random number used for the big hit determination.
大当りとすることに決定した場合には(ステップS1510のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当りフラグをセットする(ステップS1511)。大当りフラグは、大当りとすることを決定したことを示すフラグである。 If it is determined to be a big hit (Y in step S1510), the game control microcomputer 560 sets a big hit flag (step S1511). The big hit flag is a flag indicating that it has been decided to make a big hit.
大当りとしないことに決定した場合には(ステップS1510のN)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当りとするか否かを判定する小当り判定処理(ステップS1512〜S1515)を実行する。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数格納バッファから大当り判定用乱数を読み出し(ステップS1512)、小当り判定用モジュールを実行する(ステップS1513)。小当り判定モジュールは、大当り判定用乱数が、あらかじめ決められている小当り判定値と一致したら小当りとすることに決定するプログラムである。なお、この実施の形態では、大当りとするか否かを判定する場合と小当りとするか否かを判定する場合とで、共通の大当り判定用乱数を用いる場合を説明するが、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当り専用の判定用乱数(小当り判定用乱数)を用いて小当りとするか否かを決定してもよい。 If it is decided not to make a big hit (N in step S1510), the game control microcomputer 560 executes a small hit determination process (steps S1512 to S1515) for determining whether or not to make a small hit. The game control microcomputer 560 reads the big hit determination random number from the random number storage buffer (step S1512), and executes the small hit determination module (step S1513). The small hit determination module is a program that determines a small hit when the big hit determination random number matches a predetermined small hit determination value. In this embodiment, a case where a common jackpot determination random number is used for the case of determining whether to win or not and a case of determining whether to win or not will be described. The microcomputer 560 may determine whether or not to make a small hit by using a small random number for determination only for small hits (random number for small hit determination).
小当りとすることに決定した場合には(ステップS1514)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当りフラグをセットする(ステップS1515)。なお、小当りフラグは、小当りとすることを決定したことを示すフラグである。 When it is determined to be a small hit (step S1514), the game control microcomputer 560 sets a small hit flag (step S1515). It should be noted that the small hit flag is a flag indicating that it has been determined to be a small hit.
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当り図柄や大当りの種別、小当り図柄を設定する特別図柄情報設定処理(ステップS1516〜S1541)を実行する。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1516)。大当りフラグがセットされていれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当りと決定した場合の特別図柄の停止図柄を決定するとともに大当りの種別を決定するための大当り図柄設定用テーブルをロードする(ステップS1517)。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数格納バッファから、大当りと決定した場合の特別図柄の停止図柄および大当りの種別を決定するための大当り図柄用乱数を読み出す(ステップS1518)。そして、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当り図柄設定用テーブルと大当り図柄用乱数とにもとづいて、特別図柄の停止図柄および大当りの種別を決定する(ステップS1519)。 Next, the game control microcomputer 560 executes a special symbol information setting process (steps S1516 to S1541) for setting the big hit symbol, the big hit type, and the small hit symbol. The game control microcomputer 560 checks whether or not the big hit flag is set (step S1516). If the jackpot flag is set, the game control microcomputer 560 determines a special symbol stop symbol when the jackpot is determined and loads a jackpot symbol setting table for determining the type of jackpot (step) S1517). In addition, the game control microcomputer 560 reads the special symbol stop symbol and the jackpot symbol random number for determining the jackpot type when it is determined to be a jackpot from the random number storage buffer (step S1518). Then, the game control microcomputer 560 determines a special symbol stop symbol and jackpot type based on the jackpot symbol setting table and the jackpot symbol random number (step S1519).
図14(A)は、大当り図柄設定用テーブルの例を示す説明図である。図14(A)に示すように、大当り図柄設定用テーブルは、大当り図柄用乱数の乱数値と、特別図柄の停止図柄と、大当りの種類とを対応付けて含む。ステップS1519では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当り図柄用乱数の乱数値に応じて、図14(A)に示す設定内容に従って、特別図柄の停止図柄を「0」〜「89」のいずれかに決定する。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当り図柄用乱数の乱数値に応じて、図14(A)に示す設定内容に従って、通常大当り、確変大当り、突然確変大当りのいずれかの大当りの種別を決定する。さらに、突然確変大当り以外の15ラウンドの確変大当りとする場合には、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、図14(A)に示す設定内容に従って、再抽選演出の実行の有無や、再抽選演出の実行タイミング(ラウンド中、エンディング、またはラウンド中とエンディングの両方)を決定する。 FIG. 14A is an explanatory diagram showing an example of a jackpot symbol setting table. As shown in FIG. 14A, the jackpot symbol setting table includes a random number value of the jackpot symbol random number, a special symbol stop symbol, and a jackpot type in association with each other. In step S1519, the game control microcomputer 560 sets the special symbol stop symbol from “0” to “89” according to the set content shown in FIG. 14A according to the random number of the jackpot symbol random number. To decide. Further, the game control microcomputer 560 determines the type of big hit, either normal big hit, probability variation big hit, or sudden probability variation big hit according to the setting contents shown in FIG. To do. Further, in the case of a 15-round probability variation big hit other than the sudden probability variation big hit, the game control microcomputer 560 determines whether or not the re-lottery effect has been executed or whether the re-lottery effect has been executed according to the setting contents shown in FIG. Determine the execution timing (during round, ending, or both round and ending).
遊技制御用マイクロコンピュータ560は、決定した大当りの種別が確変大当りでなければ(ステップS1520のN)、決定した大当りの種別が突然確変大当りであるか否かを確認する(ステップS1521)。そして、突然確変大当りであれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当りとすることを決定したことを示す突然確変大当りフラグをセットする(ステップS1522)とともに、突然確変大当りを示す演出指定値を演出図柄情報バッファにセットする(ステップS1523)。突然確変大当りでもなければ、通常大当りを示す演出指定値を演出図柄情報バッファにセットする(ステップS1524)。 If the determined big hit type is not a probable big hit (N in Step S1520), the game control microcomputer 560 checks whether the decided big hit type is a sudden probable big hit (Step S1521). If it is a sudden probability variation big hit, the game control microcomputer 560 sets a sudden probability variation big hit flag indicating that it has been determined that the sudden probability variation big hit is set (step S1522), and an effect designation value indicating the sudden probability variation big hit. Is set in the effect symbol information buffer (step S1523). If it is not suddenly probable big hit, an effect designation value indicating a normal big hit is set in the effect symbol information buffer (step S1524).
決定した大当りの種別が確変大当りであれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、確変大当りとすることを決定したことを示す確変大当りフラグをセットする(ステップS1525)。次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、再抽選演出を実行すると決定されたか否かを確認し(ステップS1526)、再抽選演出を実行しない場合には、確変大当り(再抽選演出なし)を示す演出指定値を演出図柄情報バッファにセットする(ステップS1527)。 If the determined jackpot type is a probability variation jackpot, the game control microcomputer 560 sets a probability variation jackpot flag indicating that the probability variation jackpot has been determined (step S1525). Next, the game control microcomputer 560 confirms whether or not it has been determined to execute the re-lottery effect (step S1526). If the re-lottery effect is not to be executed, an effect indicating a probable big hit (no re-lottery effect). The designated value is set in the effect symbol information buffer (step S1527).
再抽選演出する場合には、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、再抽選演出の実行タイミングが大当り遊技のラウンド中であるか否かを確認する(ステップS1528)。大当り遊技のラウンド中であれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ラウンド中再抽選演出の実行を示すとともに確変大当りを示す演出指定値を演出図柄情報バッファにセットする(ステップS1529)。また、ラウンド中再抽選演出を実行することを示すラウンド中再抽選フラグをセットする(ステップS1530)。 When performing the re-lottery effect, the game control microcomputer 560 confirms whether or not the execution timing of the re-lottery effect is in the big hit game round (step S1528). If the big hit game is in a round, the game control microcomputer 560 indicates the execution of the re-drawing effect during the round and sets an effect designation value indicating a probable big hit in the effect symbol information buffer (step S1529). In addition, a re-lottery flag during round indicating that the re-lottery effect during round is executed is set (step S1530).
ステップS1530で大当り遊技のラウンド中でなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、再抽選演出の実行タイミングが大当り遊技終了後のエンディング中であるか否かを確認する(ステップS1531)。大当り遊技終了後のエンディング中であれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当り後再抽選演出の実行を示すとともに確変大当りを示す演出指定値を演出図柄情報バッファにセットする(ステップS1532)。また、大当り後再抽選演出を実行することを示す大当り後再抽選フラグをセットする(ステップS1533)。 If it is not in the big hit game round in step S1530, the game control microcomputer 560 checks whether the execution timing of the re-lottery effect is in the ending after the big hit game ends (step S1531). If the ending after the end of the big hit game is in progress, the game control microcomputer 560 indicates the execution of the re-lottery effect after the big hit and sets the specified effect value indicating the probable big hit in the effect symbol information buffer (step S1532). In addition, a big lottery re-lottery flag indicating that the big lottery re-lottery effect is executed is set (step S1533).
ステップS1533で大当り遊技終了後のエンディング中でもなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ラウンド中再抽選演出および大当り後再抽選演出の両方の実行を示すとともに確変大当りを示す演出指定値を演出図柄情報バッファにセットする(ステップS1534)。また、ラウンド中再抽選演出および大当り後再抽選演出の両方を実行することを示す再抽選フラグをセットする(ステップS1535)。 If the ending after the big hit game is not ended in step S1533, the game control microcomputer 560 shows the execution of both the re-lottery effect during the round and the re-lottery effect after the big hit, and displays an effect designation value indicating a probable change big hit. It is set in the buffer (step S1534). Further, a re-lottery flag indicating that both the re-lottery effect during the round and the post-hit re-lottery effect are executed is set (step S1535).
ステップS1516で大当りフラグがセットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1536)。小当りフラグがセットされていれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当りと決定した場合の特別図柄の停止図柄を決定するための小当り図柄設定用テーブルをロードする(ステップS1537)。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数格納バッファから、小当りと決定した場合の特別図柄の停止図柄を決定するための小当り図柄用乱数を読み出す(ステップS1538)。そして、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当り図柄設定用テーブルと小当り図柄用乱数とにもとづいて、特別図柄の停止図柄を決定する(ステップS1539)。そして、小当りを示す演出指定値を演出図柄情報バッファにセットする(ステップS1540)。 If the big hit flag is not set in step S1516, the game control microcomputer 560 checks whether or not the small hit flag is set (step S1536). If the small hit flag is set, the game control microcomputer 560 loads the small hit symbol setting table for determining the stop symbol of the special symbol when it is determined as the small hit (step S1537). Further, the game control microcomputer 560 reads from the random number storage buffer a random number for the small hit symbol for determining the stop symbol of the special symbol when it is determined as the small hit (step S1538). Then, the game control microcomputer 560 determines a special symbol stop symbol based on the small hit symbol setting table and the small bonus symbol random number (step S1539). Then, the effect designation value indicating the small hit is set in the effect symbol information buffer (step S1540).
図14(B)は、小当り図柄設定用テーブルの例を示す説明図である。図14(B)に示すように、小当り図柄設定用テーブルは、小当り図柄用乱数の乱数値と、特別図柄の停止図柄とを対応付けて含む。ステップS1539では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当り図柄用乱数の乱数値に応じて、図14(B)に示す設定内容に従って、特別図柄の停止図柄を「90」〜「99」のいずれかに決定する。なお、小当り用の特別図柄の停止図柄として、突然確変大当り用の特別図柄の停止図柄と同じ図柄を決定するようにしてもよい。 FIG. 14B is an explanatory diagram showing an example of the small hit symbol setting table. As shown in FIG. 14B, the small hit symbol setting table includes a random number value of the random symbol for the small hit symbol and a stop symbol of the special symbol in association with each other. In step S1539, the game control microcomputer 560 sets the special symbol stop symbol from “90” to “99” according to the setting content shown in FIG. Decide on. Note that the same symbol as the stop symbol of the special symbol for probability variation big hit may be determined as the stop symbol of the special symbol for small hit.
ステップS1536で小当りフラグもセットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、はずれを示す演出指定値を演出図柄情報バッファにセットする(ステップS1541)。 If the small hit flag is not set in step S1536, the game control microcomputer 560 sets an effect designation value indicating a loss in the effect symbol information buffer (step S1541).
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、背景指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS1542)。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、後述する高確率フラグおよび高ベースフラグがセットされているか否かを確認し、高確率フラグおよび高ベースフラグが両方ともセットされていれば、高確率状態背景指定コマンド(図8に示すコマンド9501(H))を送信し、高確率フラグのみセットされていれば、突然確変状態背景指定コマンド(図8に示すコマンド9502(H))を送信する。また、高確率フラグおよび高ベースフラグのいずれもセットされていなければ、通常状態背景指定コマンド(図8に示すコマンド9500(H))を送信する。そして、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄プロセスフラグの値を変動パターン設定処理(ステップS301)を示す値に更新する(ステップS1543)。 Next, the game control microcomputer 560 transmits a background designation command to the effect control microcomputer 100 (step S1542). For example, the game control microcomputer 560 checks whether a high probability flag and a high base flag, which will be described later, are set, and if both the high probability flag and the high base flag are set, the high probability state background A designation command (command 9501 (H) shown in FIG. 8) is transmitted, and if only the high probability flag is set, a sudden change state background designation command (command 9502 (H) shown in FIG. 8) is transmitted. If neither the high probability flag nor the high base flag is set, a normal state background designation command (command 9500 (H) shown in FIG. 8) is transmitted. Then, the game control microcomputer 560 updates the value of the special symbol process flag to a value indicating the variation pattern setting process (step S301) (step S1543).
なお、この実施の形態では、ステップS1519において、大当り図柄設定用テーブルおよび大当り図柄用乱数を用いて大当りの種別を一括して決定する場合を説明したが、別々の乱数を用いて大当りの種別を別々に決定するようにしてもよい。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、確変決定用乱数を用いて確変とするか否かを決定するとともに、確変決定用乱数とは別に突然確変決定用乱数を用いて突然確変とするか否かを決定してもよい。また、例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、再抽選演出決定用乱数を用いて再抽選演出を実行するか否かを決定してもよい。 In this embodiment, the case where the jackpot type is determined collectively using the jackpot symbol setting table and the jackpot symbol random number in step S1519 has been described, but the jackpot type is determined using separate random numbers. It may be determined separately. For example, the game control microcomputer 560 determines whether or not to make a probability change using a probability variation determination random number, and whether to suddenly change the probability using a probability variation determination random number separately from the probability variation determination random number. May be determined. Further, for example, the game control microcomputer 560 may determine whether or not to execute the re-lottery effect using the re-lottery effect determining random number.
図15は、特別図柄プロセス処理における変動パターン設定処理(ステップS301)を示すフローチャートである。変動パターン設定処理において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、まず、大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS201)。大当りフラグがセットされているときは、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当り用変動パターン決定テーブルを用いることに決定する(ステップS204)。大当りフラグがセットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS202)。小当りフラグがセットされていれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当り用の変動パターン(図10に示すEXTデータが「08(H)」の変動パターン)を用いることに決定する。小当りフラグもセットされていなければ、はずれ用変動パターン決定テーブルを用いることに決定する(ステップS205)。 FIG. 15 is a flowchart showing the variation pattern setting process (step S301) in the special symbol process. In the variation pattern setting process, the game control microcomputer 560 first checks whether or not the big hit flag is set (step S201). When the big hit flag is set, the game control microcomputer 560 determines to use the big hit variation pattern determination table (step S204). If the big hit flag is not set, the game control microcomputer 560 checks whether or not the small hit flag is set (step S202). If the small hit flag is set, the game control microcomputer 560 decides to use a small hit variation pattern (variation pattern in which the EXT data shown in FIG. 10 is “08 (H)”). If the small hit flag is not set, it is determined to use the deviation variation pattern determination table (step S205).
大当り用変動パターン決定テーブルには、予め図10に示した大当りのときに選択される変動パターン(「04(H)」〜「07(H)」)が設定され、各変動パターンに複数の判定値が割り当てられている。また、はずれ用変動パターン決定テーブルには、予め図10に示したはずれのときに選択される変動パターン(「00(H)」〜「03(H)」)が設定され、各変動パターンに複数の判定値が割り当てられている。 In the big hit variation pattern determination table, variation patterns (“04 (H)” to “07 (H)”) selected in advance for the big hit shown in FIG. 10 are set, and a plurality of determinations are made for each variation pattern. A value has been assigned. In addition, in the variation pattern determination table for deviation, variation patterns (“00 (H)” to “03 (H)”) selected in advance when the deviation is illustrated in FIG. The judgment value is assigned.
遊技制御用マイクロコンピュータ560は、乱数格納バッファから変動パターン決定用乱数を読み出し、読み出した変動パターン決定用乱数の値にもとづいて、大当り用変動パターン決定テーブルまたははずれ用変動パターン決定テーブルを用いて飾り図柄の変動パターンを決定する(ステップS206)。具体的には、変動パターン決定用乱数値と一致する判定値に対応した変動パターンが可変表示装置9にて実行される飾り図柄の変動パターンと決定される。なお、大当りのうち突然確変大当りとすることが決定されている場合には、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当り用の変動パターン(図10に示すEXTデータが「07(H)」の変動パターン)を用いることに決定する。また、確変大当りとすることが決定されている場合には、遊技制御用マイクロコンピュータ550は、EXTデータが「04(H)」〜「06(H)」のいずれかの変動パターンを用いることに決定する。また、通常大当りとすることが決定されている場合には、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、EXTデータが「04(H)」〜「06(H)」のいずれかの変動パターンを用いることに決定する。
The game control microcomputer 560 reads the variation pattern determination random number from the random number storage buffer, and uses the variation pattern determination table for big hits or the variation pattern determination table for loss based on the read value of the variation pattern determination random number. A pattern variation pattern is determined (step S206). Specifically, the variation pattern corresponding to the determination value that matches the variation pattern determination random value is determined as the variation pattern of the decorative design executed by the
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、決定された変動パターン(変動時間)に応じた変動パターン指定値を演出図柄変動パターンバッファにセットする(ステップS207)。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、コマンド送信テーブルの先頭アドレスをポインタにセットする(ステップS208)。なお、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ステップS207で変動パターン指定値を演出図柄変動パターンバッファにセットし、ステップS208でコマンド送信テーブルの先頭アドレスをポインタにセットしたことにもとづいて、後述する演出図柄コマンド制御処理において、まず、コマンド送信テーブルの先頭アドレスに対応する演出図柄変動パターンバッファにセットされた変動パターン指定値にもとづいて変動パターンコマンドを送信する。そして、演出図柄コマンド制御処理において、コマンド送信テーブルを指すアドレスを1ずつ加算していくことによって、図27に示すコマンド送信テーブルに従って、変動パターンコマンド、表示結果コマンドおよび演出記憶情報コマンドの順に2ms毎にコマンド送信を行うことになる。なお、この実施の形態では、変動パターンコマンド、表示結果コマンドおよび演出記憶情報コマンドを2ms毎に送信することによって、演出制御用マイクロコンピュータ100がコマンドの受信に失敗する事態を発生しにくくしている。
Next, the game control microcomputer 560 sets a variation pattern designation value corresponding to the determined variation pattern (variation time) in the effect symbol variation pattern buffer (step S207). Further, the game control microcomputer 560 sets the head address of the command transmission table in the pointer (step S208). The game control microcomputer 560 sets the variation pattern designation value in the effect symbol variation pattern buffer in step S207, and sets the head address of the command transmission table in the pointer in step S208 to produce an effect symbol which will be described later. In the command control process, first, a variation pattern command is transmitted based on the variation pattern designation value set in the effect symbol variation pattern buffer corresponding to the head address of the command transmission table. Then, in the effect symbol command control process, the address indicating the command transmission table is incremented by one, and according to the command transmission table shown in FIG. Will send a command. In this embodiment, the variation pattern command, the display result command, and the effect storage information command are transmitted every 2 ms, thereby making it difficult for the
そして、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄プロセスタイマに変動時間をセットする(ステップS209)。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS302に応じた値に更新する(ステップS210)。 Then, the game control microcomputer 560 sets the variation time in the special symbol process timer (step S209). Then, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S302 (step S210).
図16は、特別図柄プロセス処理における特別図柄変動処理(ステップS302)を示すフローチャートである。特別図柄変動処理において、まず、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄プロセスタイマの値を−1する(ステップS351)。そして、特別図柄プロセスタイマがタイムアップしているかどうかを確認し(すなわち特別図柄プロセスタイマの値が0であるか否かを確認し)、タイムアップしていなければ(ステップS352のN)、そのまま特別図柄変動処理を終了する。特別図柄プロセスタイマがタイムアップしていれば(ステップS352のY)、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS303に応じた値に更新する(ステップS353)。 FIG. 16 is a flowchart showing the special symbol variation process (step S302) in the special symbol process. In the special symbol variation process, first, the game control microcomputer 560 decrements the value of the special symbol process timer by -1 (step S351). Then, it is confirmed whether or not the special symbol process timer has expired (that is, whether or not the value of the special symbol process timer is 0), and if it has not expired (N in step S352), The special symbol variation process is terminated. If the special symbol process timer has expired (Y in step S352), the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S303 (step S353).
図17および図18は、特別図柄プロセス処理における特別図柄変動停止処理(ステップS303)を示すフローチャートである。特別図柄変動停止処理において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄表示器8における特別図柄の変動を止めて、停止図柄を導出表示する(ステップS1301)。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、可変表示装置9における飾り図柄の変動の停止を指定する飾り図柄停止指定コマンド(8F00(H))を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS1302)。そして、大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1303)。
FIGS. 17 and 18 are flowcharts showing the special symbol variation stop process (step S303) in the special symbol process. In the special symbol variation stop process, the game control microcomputer 560 stops the variation of the special symbol on the
大当りフラグがセットされていれば(ステップS1303のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1304)。セットされていれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口の開放/閉鎖を制御するための時間を計測する大入賞口制御タイマに、突然確変大当り図柄を停止表示した後に突然確変大当り遊技が開始されることを遊技者に報知する演出(ファンファーレ演出)の実行時間(突然確変大当り表示時間(例えば5秒))をセットする(ステップS1305)。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当り開始指定コマンド(第3ファンファーレ指定コマンド)を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS1306)。そして、ステップS1317に移行する。 If the big hit flag is set (Y in step S1303), the game control microcomputer 560 checks whether or not the sudden probability change big hit flag is set (step S1304). If it is set, the game control microcomputer 560 displays the sudden probability variation big hit symbol on the big prize opening control timer that measures the time for controlling the opening / closing of the big prize opening and then suddenly changes the big winning game. Is set (step S1305). The execution time of the effect (fanfare effect) for notifying the player that the player is started (sudden probability change big hit display time (for example, 5 seconds)) is set. In addition, the game control microcomputer 560 transmits a sudden probability variation big hit start designation command (third fanfare designation command) to the effect control microcomputer 100 (step S1306). Then, control goes to a step S1317.
突然確変大当りフラグがセットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口の開放/閉鎖を制御するための時間を計測する大入賞口制御タイマに、大当り図柄を停止表示した後に大当り遊技が開始されることを遊技者に報知する演出(ファンファーレ演出)の実行時間(大当り表示時間(例えば、3秒))をセットする(ステップS1307)。なお、通常の大当り(15ラウンドの大当り)のときと突然確変大当り(2ラウンドの大当り)のときとで同じ表示時間をセットするように構成されていてもよい。 If the sudden change bonus game flag is not set, the game control microcomputer 560 displays the jackpot symbol after the jackpot symbol is stopped and displayed in the bonus game control timer for measuring the time for controlling the opening / closing of the bonus game. An execution time (big hit display time (for example, 3 seconds)) of an effect (fanfare effect) for notifying the player that the game is started is set (step S1307). It should be noted that the same display time may be set for a normal big hit (15 round big hit) and a sudden probability variation big hit (2 round big hit).
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、確変大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1308)。セットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、通常大当り開始指定コマンド(第1ファンファーレ指定コマンド)を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS1309)。そして、ステップS1317に移行する。 Next, the game control microcomputer 560 checks whether or not the probability variation jackpot flag is set (step S1308). If not set, the game control microcomputer 560 transmits a normal jackpot start designation command (first fanfare designation command) to the effect control microcomputer 100 (step S1309). Then, control goes to a step S1317.
確変大当りフラグがセットされていれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ラウンド中再抽選フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1310)。セットされていれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ラウンド中再抽選付き大当り開始指定コマンド(第4ファンファーレ指定コマンド)を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS1311)。そして、ステップS1317に移行する。 If the probability variation jackpot flag is set, the game control microcomputer 560 checks whether or not the re-lottery flag during the round is set (step S1310). If set, the game control microcomputer 560 transmits a big hit start designation command (fourth fanfare designation command) with re-lottery during the round to the effect control microcomputer 100 (step S1311). Then, control goes to a step S1317.
ラウンド中再抽選フラグがセットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当り後再抽選フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1312)。セットされていれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当り終了後再抽選付き大当り開始指定コマンド(第5ファンファーレ指定コマンド)を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS1313)。そして、ステップS1317に移行する。
If the re-lottery flag during the round is not set, the game control microcomputer 560 checks whether or not the post-hit re-lottery flag is set (step S1312). If set, the game control microcomputer 560 transmits a jackpot start designation command with re-lottery (fifth fanfare designation command) to the
大当り後再抽選フラグがセットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、再抽選フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1314)。セットされていれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、再抽選付き大当り開始指定コマンド(第6ファンファーレ指定コマンド)を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS1315)。そして、ステップS1317に移行する。 If the big lottery re-lottery flag is not set, the game control microcomputer 560 checks whether or not the re-lottery flag is set (step S1314). If set, the game control microcomputer 560 transmits a jackpot start designation command with re-lottery (sixth fanfare designation command) to the effect control microcomputer 100 (step S1315). Then, control goes to a step S1317.
再抽選フラグもセットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、確変大当り開始指定コマンド(第2ファンファーレ指定コマンド)を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS1316)。そして、ステップS1317に移行する。 If the re-lottery flag is not set, the game control microcomputer 560 transmits a probability variation big hit start designation command (second fanfare designation command) to the effect control microcomputer 100 (step S1316). Then, control goes to a step S1317.
ステップS1317では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、確変フラグおよび高ベースフラグをリセットする(ステップS1317)。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS304に応じた値に更新する(ステップS1318)。 In step S1317, the game control microcomputer 560 resets the probability variation flag and the high base flag (step S1317). Then, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value according to step S304 (step S1318).
ステップS1303で大当りフラグがセットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1319)。セットされていなければ、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS300に応じた値に更新する(ステップS1323)。 If the big hit flag is not set in step S1303, the game control microcomputer 560 checks whether the small hit flag is set (step S1319). If not set, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S300 (step S1323).
小当りフラグがセットされていれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口の開放/閉鎖を制御するための時間を計測する大入賞口制御タイマに、小当り表示時間をセットする(ステップS1320)。この場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当り表示時間(例えば5秒)と同じ時間を大入賞口制御タイマにセットする。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当り開始指定コマンド(第7ファンファーレ指定コマンド)を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS1321)。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS308に応じた値に更新する(ステップS1322)。 If the small hit flag is set, the game control microcomputer 560 sets a small hit display time in the big winning opening control timer for measuring the time for controlling the opening / closing of the big winning opening (step S1320). In this case, the game control microcomputer 560 sets the same time as the sudden probability change big hit display time (for example, 5 seconds) in the big winning opening control timer. The game control microcomputer 560 transmits a small hitting start designation command (seventh fanfare designation command) to the effect control microcomputer 100 (step S1321). Then, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value according to step S308 (step S1322).
図19は、特別図柄プロセス処理における大入賞口開放前処理(ステップS304)を示すフローチャートである。大入賞口開放前処理において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマの値を−1する(ステップS401)。そして、大入賞口制御タイマの値が0であるか否かを確認し(ステップS402)、その値が0になっていなければ(ステップS402のN)、そのまま処理を終了する。大入賞口制御タイマの値が0になっていれば(ステップS402のY)、突然確変大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS403)。 FIG. 19 is a flowchart showing the pre-opening process for the special winning opening in the special symbol process (step S304). In the big winning opening opening pre-processing, the game control microcomputer 560 decrements the value of the big winning opening control timer by -1 (step S401). Then, it is confirmed whether or not the value of the big prize opening control timer is 0 (step S402). If the value is not 0 (N in step S402), the process is ended as it is. If the value of the big prize winning control timer is 0 (Y in step S402), it is confirmed whether or not the sudden probability change big hit flag is set (step S403).
突然確変大当りフラグがセットされていなければ(ステップS403のN)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、確変大当り時または通常大当り時における大入賞口の開放時間(ラウンド時間)を設定するための大入賞口開放時設定テーブル(通常用)のアドレスをポインタにセットする(ステップS404)。突然確変大当りフラグがセットされていれば(ステップS403のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当り時における大入賞口の開放時間(ラウンド時間)を設定するための大入賞口解放時設定テーブル(突然確変用)のアドレスをポインタにセットする(ステップS405)。 If the sudden probability big hit flag is not set (N in Step S403), the game control microcomputer 560 sets a big prize for setting the opening time (round time) of the big prize opening at the time of the chance big hit or the normal big hit. The address of the mouth opening setting table (for normal use) is set in the pointer (step S404). If the sudden probability change big hit flag is set (Y in step S403), the game control microcomputer 560 will release the big prize opening for setting the opening time (round time) of the big prize opening at the time of the sudden probability change big hit. The address of the setting table (for sudden change in probability) is set in the pointer (step S405).
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマに、大当りにおける各ラウンドにおいて大入賞口が開放可能な最大時間(ラウンド時間)をセットする(ステップS406)。この場合、突然確変大当りフラグがセットされていない場合には、ステップS404でセットしたポインタが指す大入賞口開放時設定テーブル(通常用)のアドレスのラウンド時間(15ラウンド用のラウンド時間)をセットする。なお、15ラウンド用のラウンド時間は、例えば29.5秒とされる。また、突然確変大当りフラグがセットされている場合には、ステップS405でセットしたポインタが指す大入賞口開放時設定テーブル(突然確変用)のアドレスのラウンド時間(突然確変大当り用の2ラウンドのランド時間)をセットする。なお、2ラウンド用のラウンド時間は、例えば0.1秒とされる。 Next, the game control microcomputer 560 sets the maximum time (round time) in which the big winning opening can be opened in each round in the big win in the big winning opening control timer (step S406). In this case, when the probability variation jackpot flag is not suddenly set, the round time (round time for 15 rounds) of the address of the special winning opening opening setting table (for normal use) pointed to by the pointer set in step S404 is set. To do. The round time for 15 rounds is, for example, 29.5 seconds. If the sudden probability change big hit flag is set, the round time of the address in the big winning opening opening setting table (for sudden probability change) pointed to by the pointer set in step S405 (two round land for sudden probability change big hit) Time). The round time for two rounds is, for example, 0.1 seconds.
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口の開放中(ラウンド中)におけるラウンド数に応じた表示状態を指定する大入賞口開放中表示コマンド(A1XX(H))を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS407)。なお、ラウンド数は、大当り遊技中のラウンド数をカウントするラウンド数カウンタの値を確認することにより認識する。そして、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ソレノイド21を駆動して大入賞口(開閉板20)を開放する制御を行うとともに(ステップS408)、ラウンド数カウンタの値を+1する(ステップS409)。なお、この実施の形態では、出力ポートの出力状態に対応したRAM領域(出力ポートバッファ)が設けられており、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ステップS408において出力ポートのRAM領域におけるソレノイドのオン/オフに関する内容を、駆動するソレノイドの開閉状態に応じて設定する。そして、ステップS33のソレノイド出力処理において出力ポートのRAM領域に設定された内容を出力ポートに出力する。これにより、駆動指令の信号が出力ポートからソレノイド回路59に出力される。ソレノイド回路59は、駆動指令の信号に応じてソレノイドを駆動するための駆動信号をソレノイドに出力して、ソレノイドを駆動させる。以下、ソレノイドを開閉駆動させる処理では、このような動作が行われる。
Next, the game control microcomputer 560 sends a display command (A1XX (H)) during the big prize opening to specify the display state according to the number of rounds during the opening of the big prize opening (during the round). Control to transmit to 100 is performed (step S407). The number of rounds is recognized by checking the value of a round number counter that counts the number of rounds in the big hit game. Then, the game control microcomputer 560 controls to open the special winning opening (opening / closing plate 20) by driving the solenoid 21 (step S408) and increments the value of the round number counter by 1 (step S409). In this embodiment, a RAM area (output port buffer) corresponding to the output state of the output port is provided, and the game control microcomputer 560 turns on / off the solenoid in the RAM area of the output port in step S408. The content related to OFF is set according to the open / close state of the solenoid to be driven. Then, the contents set in the RAM area of the output port in the solenoid output process of step S33 are output to the output port. As a result, a drive command signal is output from the output port to the
そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS305に応じた値に更新する(ステップS410)。 Then, the internal state (special symbol process flag) is updated to a value corresponding to step S305 (step S410).
図20は、特別図柄プロセス処理における大入賞口開放中処理(ステップS305)を示すフローチャートである。大入賞口開放中処理において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、まず、カウントスイッチ23がオンしたか否かを確認することにより、大入賞口への遊技球の入賞があったかどうかを確認する(ステップS421)。カウントスイッチ23がオンしていなければ(ステップS421のN)、ステップS424に移行する。カウントスイッチ23がオンしていれば(ステップS421のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口への遊技球の入賞個数をカウントする入賞個数カウンタの値を+1する(ステップS422)。次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、入賞個数カウンタの値が所定数(例えば10個)になっているか否かを確認する(ステップS423)。入賞個数カウンタの値が所定数になっていなければ(ステップS423のN)、ステップS424に移行する。
FIG. 20 is a flowchart showing the special winning opening opening process (step S305) in the special symbol process. In the process for opening the big prize opening, the game control microcomputer 560 first checks whether or not the game ball has won the big prize opening by checking whether or not the
ステップS424では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマの値を−1する。次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマの値が0であるかどうかを確認する(ステップS425)。大入賞口制御タイマの値が0になっていないときは(ステップS425のN)、そのまま処理を終了する。 In step S424, the game control microcomputer 560 decrements the value of the special winning opening control timer. Next, the game control microcomputer 560 checks whether or not the value of the big prize opening control timer is 0 (step S425). If the value of the big prize opening control timer is not 0 (N in step S425), the process is ended as it is.
入賞個数カウンタの値が所定数に達している場合(ステップS423のY)または大入賞口制御タイマの値が0になっている場合(ステップS425のY)には、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS426)。 When the value of the winning prize counter has reached a predetermined number (Y in step S423) or when the value of the big prize opening control timer is 0 (Y in step S425), the game control microcomputer 560 is Then, it is confirmed whether or not the sudden probability big hit flag is set (step S426).
突然確変大当りフラグがセットされていなければ(ステップS426のN)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、確変大当り時または通常大当り時におけるラウンドが終了してから次のラウンドが開始するまでの時間(インターバル時間)を設定するための大入賞口開放後時テーブル(通常用)のアドレスをポインタにセットする(ステップS427)。突然確変大当りフラグがセットされていれば(ステップS426のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当り時におけるラウンドが終了してから次のラウンドが開始するまでの時間(インターバル時間)を設定するための大入賞口開放後時テーブル(突然確変用)のアドレスをポインタにセットする(ステップS428)。 If the sudden probability big hit flag is not set (N in step S426), the game control microcomputer 560 waits for the time (interval) from the end of the round in the probability big hit or the normal big hit until the next round starts. The address of the time table (for normal use) after opening the big prize opening for setting (time) is set in the pointer (step S427). If the sudden probability change big hit flag is set (Y in step S426), the game control microcomputer 560 calculates the time (interval time) from the end of the round at the sudden probability big hit to the start of the next round. The address of the table after opening the special winning opening for setting (for sudden probability change) is set in the pointer (step S428).
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマに、大当り中においてラウンドが終了してから次のラウンドが開始するまでの時間(インターバル時間)をセットする(ステップS429)。この場合、突然確変大当りフラグがセットされていない場合には、ステップS427でセットしたポインタが指す大入賞口開放後時設定テーブル(通常用)のアドレスのインターバル時間(15ラウンド用のインターバル時間)をセットする。なお、15ラウンド用のインターバル時間は、例えば5秒とされる。また、突然確変大当りフラグがセットされている場合には、ステップS428でセットしたポインタが指す大入賞口開放後時設定テーブル(突然確変用)のアドレスのインターバル時間(突然確変大当り用の2ラウンドのインターバル時間)をセットする。なお、2ラウンド用のインターバル時間は、極めて短い時間であり、例えば0.1秒とされている。 Next, the game control microcomputer 560 sets a time (interval time) from the end of the round to the start of the next round (interval time) in the big prize opening control timer (step S429). In this case, if the sudden probability big hit flag is not set suddenly, the interval time (15-round interval time) of the address in the setting table (for normal use) after the big winning opening is indicated by the pointer set in step S427. set. The interval time for 15 rounds is, for example, 5 seconds. When the sudden probability change big hit flag is set, the interval time (two rounds for sudden probability change big hit) of the address in the setting table for sudden winning opening (for sudden probability change) pointed to by the pointer set in step S428. Set the interval time. Note that the interval time for two rounds is an extremely short time, for example, 0.1 seconds.
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口の開放後(ラウンドの終了後)におけるラウンド数に応じた表示状態を指定する大入賞口開放後表示指定コマンド(A2XX(H))を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS430)。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ソレノイド21を駆動して大入賞口(開閉板20)を閉鎖する制御を行う(ステップS431)。また、入賞個数カウンタの値をクリアする(0にする)(ステップS432)。そして、特別図柄プロセスフラグの値をステップS306(大入賞口開放後処理)に応じた値に更新する(ステップS433)。
Next, the game control microcomputer 560 effects the display designation command (A2XX (H)) after the big prize opening that designates the display state according to the number of rounds after the big prize opening is opened (after the end of the round). Control to transmit to the
図21は、特別図柄プロセス処理における大入賞口開放後処理(ステップS306)を示すフローチャートである。大入賞口開放後処理において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、まず、大入賞口制御タイマの値を−1する(ステップS441)。次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマの値が0であるかどうかを確認する(ステップS442)。大入賞口制御タイマの値が0になっていないときは(ステップS442のN)、そのまま処理を終了する。 FIG. 21 is a flowchart showing post-opening processing for the special winning opening (step S306) in the special symbol process. In the process for opening the big prize opening, the game control microcomputer 560 first decrements the value of the big prize opening control timer by -1 (step S441). Next, the game control microcomputer 560 checks whether or not the value of the big prize opening control timer is 0 (step S442). If the value of the big prize opening control timer is not 0 (N in step S442), the process is terminated as it is.
大入賞口制御タイマの値が0になっていれば(ステップS442のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS443)。突然確変大当りフラグがセットされていなければ(ステップS443のN)、ラウンド数カウンタの値が15に達しているか否かを確認する(ステップS444)。突然確変大当りフラグがセットされていれば、ラウンド数カウンタの値が2に達しているか否かを確認する(ステップS445)。 If the value of the big prize opening control timer is 0 (Y in step S442), the game control microcomputer 560 checks whether or not the probability variation big hit flag is suddenly set (step S443). If the sudden probability big hit flag is not set (N in Step S443), it is confirmed whether or not the value of the round number counter has reached 15 (Step S444). If the probability variation big hit flag is set suddenly, it is checked whether or not the value of the round number counter has reached 2 (step S445).
ステップS444でラウンド数カウンタの値が15に達していない場合(ステップS444のN)またはステップS445でラウンド数カウンタの値が2に達していない場合(ステップS445のN)には、特別図柄プロセスフラグの値をステップS304(大入賞口開放前処理)に応じた値に更新し(ステップS446)、処理を終了する。 If the value of the round number counter has not reached 15 in step S444 (N in step S444) or if the value of the round number counter has not reached 2 in step S445 (N in step S445), the special symbol process flag Is updated to a value corresponding to step S304 (pre-opening process for the big winning opening) (step S446), and the process is terminated.
ステップS444でラウンド数カウンタの値が15であるときは(ステップS444のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ラウンド中再抽選フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS447)。セットされていれば、ラウンド中再抽選付き大当り終了指定コマンド(第4エンディング指定コマンド)を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS448)。 When the value of the round number counter is 15 in step S444 (Y in step S444), the game control microcomputer 560 checks whether or not the re-lottery flag during round is set (step S447). If it is set, a big hit end designation command (fourth ending designation command) with a re-lottery during the round is transmitted to the production control microcomputer 100 (step S448).
ラウンド中再抽選フラグがセットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当り後再抽選フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS449)。セットされていれば、大当り終了後再抽選付き大当り終了指定コマンド(第5エンディング指定コマンド)を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS450)。 If the re-lottery flag during the round is not set, the game control microcomputer 560 checks whether or not the big lottery re-lottery flag is set (step S449). If set, a jackpot end designation command (fifth ending designation command) with re-lottery after the jackpot ends is transmitted to the effect control microcomputer 100 (step S450).
大当り後昇格フラグがセットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、再抽選フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS451)。セットされていれば、再抽選付き大当り終了指定コマンド(第6エンディング指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS452)。 If the big hit promotion flag is not set, the game control microcomputer 560 checks whether or not the re-lottery flag is set (step S451). If set, a jackpot end designation command with a re-lottery (sixth ending designation command is transmitted to the production control microcomputer 100 (step S452).
再抽選フラグがセットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、確変大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS453)。セットされていれば、確変大当り終了指定コマンド(第2エンディング指定コマンド)を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS454)。セットされていなければ、通常大当り終了指定コマンド(第1エンディング指定コマンド)を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する(ステップS455)。 If the re-lottery flag is not set, the game control microcomputer 560 checks whether or not the probability variation big hit flag is set (step S453). If it is set, a probability variation big hit end designation command (second ending designation command) is transmitted to the production control microcomputer 100 (step S454). If not set, a normal jackpot end designation command (first ending designation command) is transmitted to the production control microcomputer 100 (step S455).
ステップS445でラウンド数カウンタの値が2になっていれば(ステップS445のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、2ラウンドの確変大当りの終了を表示することを指定するエンディング3コマンド(A302(H))を演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する制御を行う(ステップS456)。 If the value of the round number counter is 2 in step S445 (Y in step S445), the game control microcomputer 560 displays an ending 3 command (A302 (A302 ( H)) is transmitted to the production control microcomputer 100 (step S456).
そして、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマに大当り終了を遊技者に報知する演出(エンディング演出)の実行時間(大当り終了時間)をセットし(ステップS457)、特別図柄プロセスフラグの値をステップS307(大当り終了処理)に応じた値に更新する(ステップS458)。なお、ステップS457において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当り終了後のエンディング演出において再抽選演出を実行することを決定している場合には、再抽選演出を実行しないと決定したときと比較して長い実行時間を大当り終了時間としてセットする。例えば、再抽選演出を実行しない場合に大当り終了時間(10秒)をセットする場合、再抽選演出を実行すると決定した場合には大当り終了時間(20秒)をセットするようにしてもよい。そのようにすれば、大当り終了後のエンディング演出において再抽選演出を実行する実行期間を確保することができる。 Then, the game control microcomputer 560 sets the execution time (hit end time) of the effect (ending effect) for notifying the player of the end of the big hit in the big prize opening control timer (step S457), and the special symbol process flag is set. The value is updated to a value corresponding to step S307 (big hit end process) (step S458). In step S457, when the game control microcomputer 560 has decided to execute the re-lottery effect in the ending effect after the end of the big hit, it is compared with the case where it is determined not to execute the re-lottery effect. Long execution time is set as jackpot end time. For example, when the re-lottering effect is not executed, the jackpot end time (10 seconds) is set. When it is determined that the re-lottery effect is executed, the big hit end time (20 seconds) may be set. By doing so, it is possible to secure an execution period for executing the re-lottery effect in the ending effect after the end of the big hit.
図22は、特別図柄プロセス処理における大当り終了処理(ステップS307)を示すフローチャートである。大当り終了処理において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、まず、大入賞口制御タイマの値を−1する(ステップS461)。そして、大入賞口制御タイマの値が0であるか否かを確認する(ステップS462)。大入賞口制御タイマの値が0でなければ(ステップS462のN)、そのまま処理を終了する。 FIG. 22 is a flowchart showing the jackpot end process (step S307) in the special symbol process. In the big hit ending process, the game control microcomputer 560 first decrements the value of the big prize winning control timer by -1 (step S461). Then, it is confirmed whether or not the value of the special winning opening control timer is 0 (step S462). If the value of the big prize opening control timer is not 0 (N in step S462), the process is terminated as it is.
大入賞口制御タイマの値が0になっていれば(ステップS462のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、確変大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS463)。確変大当りフラグがセットされていれば(ステップS463のY)、遊技状態が高確率状態であることを示す高確率フラグをセットする(ステップS464)とともに高ベース状態であることを示す高ベースフラグをセットする(ステップS465)。すなわち、この実施の形態では、遊技状態が確変状態に移行されると、大当り遊技終了後に特別図柄の停止図柄が大当り図柄となる確率が通常状態よりも向上した状態である高確率状態に移行されるとともに、始動入賞口14への遊技球の入賞のしやすさが通常状態よりも向上した状態である高ベース状態に移行される。
If the value of the big prize opening control timer is 0 (Y in step S462), the game control microcomputer 560 checks whether or not the probability variation big hit flag is set (step S463). If the probability variation jackpot flag is set (Y in step S463), a high probability flag indicating that the gaming state is a high probability state is set (step S464) and a high base flag indicating that the gaming state is a high base state is set. Set (step S465). In other words, in this embodiment, when the gaming state is shifted to the probable change state, the transition to the high probability state where the probability that the special symbol stop symbol becomes a jackpot symbol after the jackpot game ends is improved from the normal state. At the same time, the game is shifted to a high base state in which the ease of winning a game ball to the start winning
確変大当りフラグがセットされていなければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当りフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS466)。セットされていれば、高確率フラグをセットする(ステップS467)。すなわち、この実施の形態では、遊技状態が突然確変状態に移行されると、高確率状態にのみ移行され、高ベース状態には移行されない(前述した第1高確率状態)。なお、突然確変状態に移行する場合であっても、遊技状態を高確率状態に移行するとともに高ベース状態に移行するようにしてもよい。この場合、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ステップS467において、高確率フラグをセットするとともに、高ベースフラグもセットすることになる。また、既に高確率状態に移行されているときに突然確変大当りと決定され突然確変大当りフラグがセットされた場合には、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ステップS467において高ベースフラグをセットし、高ベース状態に移行させるようにしてもよい。また、既に高ベース状態に移行されているときに突然確変大当りと決定された場合にのみ、ステップS467において高ベースフラグをセットするとともに、高ベース状態の継続回数をカウントするための高ベース回数カウンタに所定のカウント値(例えば50回)をセットしてもよい。そして、高ベース回数カウンタにセットしたカウント値で示される回数分の特別図柄の変動表示を実行するまで高ベース状態を継続するようにしてもよい。 If the probability variation jackpot flag is not set, the game control microcomputer 560 suddenly checks whether or not the probability variation jackpot flag is set (step S466). If set, a high probability flag is set (step S467). That is, in this embodiment, when the gaming state is suddenly changed to the probabilistic change state, the state is changed only to the high probability state and not changed to the high base state (the first high probability state described above). Note that even if the game state suddenly shifts to the probability change state, the game state may shift to the high probability state and may shift to the high base state. In this case, the game control microcomputer 560 sets the high probability flag and also sets the high base flag in step S467. If the sudden probability change big hit flag is set and the sudden probability change big hit flag is set when the state has already been shifted to the high probability state, the game control microcomputer 560 sets the high base flag in step S467, You may make it transfer to a base state. In addition, only when it is suddenly determined that the probability change big hit is already in the high base state, the high base flag is set in step S467 and the high base state counter for counting the number of times the high base state is continued. A predetermined count value (for example, 50 times) may be set in. Then, the high base state may be continued until the variation display of special symbols for the number of times indicated by the count value set in the high base number counter is executed.
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大当りフラグをリセットする(ステップS468)。そして、確変大当りフラグや突然確変大当りフラグがセットされている場合は、その確変大当りフラグや突然確変大当りフラグをリセットする(ステップS469)。また、ラウンド中再抽選フラグや大当り後再抽選フラグ、再抽選フラグがセットされている場合は、そのラウンド中再抽選フラグや大当り後再抽選フラグ、再抽選フラグをリセットする(ステップS470)。 Next, the game control microcomputer 560 resets the jackpot flag (step S468). If the probability variation jackpot flag or the sudden probability variation jackpot flag is set, the probability variation jackpot flag or the sudden probability variation jackpot flag is reset (step S469). If the re-lottery flag during round, the re-lottery flag after big hit, and the re-lottery flag are set, the re-lottery flag during round, the big lottery re-lottery flag, and the re-lottery flag are reset (step S470).
その後、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、内部状態(特別図柄プロセスフラグの値)をステップS300(特別図柄通常処理)に応じた値に更新する(ステップS471)。 Thereafter, the game control microcomputer 560 updates the internal state (the value of the special symbol process flag) to a value corresponding to step S300 (special symbol normal process) (step S471).
図23は、特別図柄プロセス処理における小当り開放前処理(ステップS308)を示すフローチャートである。小当り開放前処理において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマの値を−1する(ステップS1401)。そして、大入賞口制御タイマの値が0であるか否かを確認し(ステップS1402)、その値が0になっていなければ(ステップS1402のN)、そのまま処理を終了する。大入賞口制御タイマの値が0になっていれば(ステップS1402のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当り時における大入賞口の開放時間を設定するための小当り開放時設定テーブルのアドレスをポインタにセットする(ステップS1403)。 FIG. 23 is a flowchart illustrating the small hit release pre-processing (step S308) in the special symbol process. In the pre-opening process for small hits, the game control microcomputer 560 decrements the value of the big prize winning control timer by -1 (step S1401). Then, it is confirmed whether or not the value of the big prize opening control timer is 0 (step S1402). If the value is not 0 (N in step S1402), the process is ended as it is. If the value of the big winning opening control timer is 0 (Y in step S1402), the game control microcomputer 560 sets the opening time of the small winning opening for setting the opening time of the big winning opening at the small winning. Is set in the pointer (step S1403).
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマに、小当りにおける大入賞口の開放時間をセットする(ステップS1404)。この場合、ステップS1403でセットしたポインタが指す小当り開放時設定テーブルのアドレスの開放時間をセットする。なお、小当り用の開放時間は、例えば、0.1秒とされる。 Next, the game control microcomputer 560 sets the opening time of the big winning opening in the small hitting in the big winning opening control timer (step S1404). In this case, the address release time of the small hit release setting table pointed to by the pointer set in step S1403 is set. The opening time for small hits is, for example, 0.1 seconds.
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ソレノイド21を駆動して大入賞口(開閉板20)を開放する制御を行うとともに(ステップS1405)、ラウンド数カウンタの値を+1する(ステップS1406)。そして、内部状態(特別図柄プロセスフラグ)をステップS309(小当り開放中処理)に応じた値に更新する(ステップS1407)。
Next, the game control microcomputer 560 performs control to drive the
図24は、特別図柄プロセス処理における小当り開放中処理(ステップS309)を示すフローチャートである。小当り開放中処理において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、まず、カウントスイッチ23がオンしたか否かを確認することにより、大入賞口への遊技球の入賞があったかどうかを確認する(ステップS1421)。カウントスイッチ23がオンしていなければ(ステップS1421のN)、ステップS1424に移行する。カウントスイッチ23がオンしていれば(ステップS1421のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口への遊技球の入賞個数をカウントする入賞個数カウンタの値を+1する(ステップS1422)。次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、入賞個数カウンタの値が所定数(例えば10個)になっているか否かを確認する(ステップS1423)。入賞個数カウンタの値が所定数になっていなければ(ステップS1423のN)、ステップS1424に移行する。
FIG. 24 is a flowchart showing the small hit releasing process (step S309) in the special symbol process. In the small hit release process, the game control microcomputer 560 first checks whether or not the game ball has been won at the big winning opening by checking whether or not the
ステップS1424では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマの値を−1する。次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマの値が0であるかどうかを確認し(ステップS1425)、大入賞口制御タイマの値が0になっていないときは(ステップS1425のN)、そのまま処理を終了する。 In step S1424, the game control microcomputer 560 decrements the value of the special winning prize control timer. Next, the game control microcomputer 560 checks whether or not the value of the big prize opening control timer is 0 (step S1425), and when the value of the big prize opening control timer is not 0 (step S1425). N) The process is terminated as it is.
入賞個数カウンタの値が所定数に達している場合(ステップS1423のY)または大入賞口制御タイマの値が0になっている場合(ステップS1425のY)には、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ラウンド数カウンタの値が2に達したか否かを確認する(ステップS1426)。 When the value of the winning number counter reaches the predetermined number (Y in step S1423) or when the value of the big winning opening control timer is 0 (Y in step S1425), the game control microcomputer 560 Then, it is confirmed whether or not the value of the round number counter has reached 2 (step S1426).
ラウンド数カウンタの値が2に達していなければ、小当り時におけるラウンドが終了してから次のラウンドが開始するまでの時間(インターバル時間)を設定するための小当り開放後時テーブルのアドレスをポインタにセットする(ステップS1427)。次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマに、小当り中においてラウンドが終了してから次のラウンドが開始するまでの時間(インターバル時間)をセットする(ステップS1428)。なお、2ラウンド用のインターバル時間は、極めて短い時間であり、例えば0.1秒とされている。また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ソレノイド21を駆動して大入賞口(開閉板20)を閉鎖する制御を行う(ステップS1429)。また、入賞個数カウンタの値をクリアする(0にする)(ステップS1430)。そして、特別図柄プロセスフラグの値をステップS308(小当り開放前処理)に応じた値に更新する(ステップS1431)。
If the value of the round number counter has not reached 2, the address of the table after the small hit release is set to set the time (interval time) from the end of the round at the small hit to the start of the next round (interval time). The pointer is set (step S1427). Next, the game control microcomputer 560 sets a time (interval time) from the end of the round to the start of the next round in the big winning opening control timer (step S1428). Note that the interval time for two rounds is an extremely short time, for example, 0.1 seconds. Further, the game control microcomputer 560 performs control to drive the
ラウンド数カウンタの値が2に達していれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ソレノイド21を駆動して大入賞口(開閉板20)を閉鎖する制御を行う(ステップS1432)。そして、入賞個数カウンタの値をクリアする(0にする)(ステップS1433)。
If the value of the round number counter has reached 2, the game control microcomputer 560 performs control to drive the
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、大入賞口制御タイマに小当終了時間をセットし(ステップS1434)、特別図柄プロセスフラグの値をステップS310(小当り終了処理)に応じた値に更新する(ステップS1435)。 Next, the game control microcomputer 560 sets a small winning end time in the big prize opening control timer (step S1434), and updates the value of the special symbol process flag to a value according to step S310 (small hit end processing). (Step S1435).
なお、この実施の形態では、小当りにおいてラウンド数にもとづいて大入賞口を開放と閉鎖を制御する場合を示すが、小当り時における大入賞口の制御方法は、この実施の形態で示したものに限られない。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当り時に、大入賞口の開放時間および閉鎖時間を示すデータをセットし、セットした開放時間および閉鎖時間を示すデータにもとづいて、小当りにおいて大入賞口を制御してもよい。この場合、例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、2ラウンドの小当りを行う場合に、小当り開放前処理において、ステップS1404で1回目の大入賞口の開放時間(例えば、0.1秒)を第1の制御タイマにセットする。また、1回目の大入賞口の開放が終わった後の大入賞口の閉鎖時間(例えば、0.1秒)を第2の制御タイマにセットする。また、2回目の大入賞口の開放時間(例えば、0.1秒)を第3の制御タイマにセットする。小当り開放中処理(ステップS309参照)では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、第1の制御タイマを1減算し、第1の制御タイマがタイムアップしていれば、ソレノイドを駆動して大入賞口を閉鎖する(この場合、特別図柄プロセスフラグの値は更新しない。)。次いで、小当り開放中処理で第2の制御タイマを1減算し、第2の制御タイマがタイムアウトしていれば、ソレノイドを駆動して大入賞口を開放する(この場合も、特別図柄プロセスフラグの値は更新しない。)。さらに、小当り開放中処理で第3の制御タイマを1減算し、第3の制御タイマがタイムアウトしていれば、ソレノイドを駆動して大入賞口を閉鎖する。そして、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄プロセスフラグの値を小当り終了処理に応じた値に更新する(ステップS1435参照)。 In this embodiment, the case where the opening and closing of the big prize opening is controlled based on the number of rounds in the small hit is shown. However, the control method of the big winning opening at the small hit is shown in this embodiment. It is not limited to things. For example, the game control microcomputer 560 sets data indicating the opening time and closing time of the big winning opening at the time of a small hit, and based on the data indicating the set opening time and closing time, the big winning opening at the small hit May be controlled. In this case, for example, when the game control microcomputer 560 performs two rounds of small hits, the first big winning opening release time (for example, 0.1 second) in step S1404 in the small hit release pre-processing. Is set in the first control timer. Also, the closing time (for example, 0.1 second) of the special winning opening after the opening of the first special winning opening is completed is set in the second control timer. Also, the opening time (for example, 0.1 second) of the second big prize opening is set in the third control timer. In the small hit release processing (see step S309), the game control microcomputer 560 decrements the first control timer by 1, and if the first control timer has timed up, drives the solenoid to win a big prize. Close the mouth (in this case, the value of the special symbol process flag is not updated). Next, the second control timer is decremented by 1 in the small hit release process, and if the second control timer has timed out, the solenoid is driven to open the big prize opening (also in this case, the special symbol process flag) The value of is not updated.) Further, the third control timer is decremented by 1 in the small hit release process, and if the third control timer has timed out, the solenoid is driven to close the big prize opening. Then, the game control microcomputer 560 updates the value of the special symbol process flag to a value corresponding to the small hit end process (see step S1435).
図25は、特別図柄プロセス処理における小当り終了処理(ステップS310)を示すフローチャートである。小当り終了処理において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、まず、大入賞口制御タイマの値を−1する(ステップS1451)。なお、この大入賞口制御タイマの値は、小当り開放中処理においてステップS1428の処理でセットされる。そして、大入賞口制御タイマの値が0であるか否かを確認する(ステップS1452)。大入賞口制御タイマの値が0でなければ(ステップS1452のN)、そのまま処理を終了する。 FIG. 25 is a flowchart showing the small hit end process (step S310) in the special symbol process. In the small hit end processing, the game control microcomputer 560 first decrements the value of the big prize opening control timer by -1 (step S1451). Note that the value of the special winning opening control timer is set in the process of step S1428 in the small hit release process. Then, it is confirmed whether or not the value of the big prize opening control timer is 0 (step S1452). If the value of the big prize opening control timer is not 0 (N in step S1452), the process is terminated.
大入賞口制御タイマの値が0になっていれば(ステップS1452のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、小当りフラグをリセットする(ステップS1453)。その後、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、内部状態(特別図柄プロセスフラグの値)をステップS300(特別図柄通常処理)に応じた値に更新する(ステップS1454)。 If the value of the big prize opening control timer is 0 (Y in step S1452), the game control microcomputer 560 resets the small hit flag (step S1453). Thereafter, the game control microcomputer 560 updates the internal state (the value of the special symbol process flag) to a value corresponding to step S300 (special symbol normal process) (step S1454).
図26は、演出図柄コマンド制御処理の処理例を示すフローチャートである。演出図柄コマンド制御処理において、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、送信対象の演出制御コマンドがあるか否かを確認する(ステップS331)。具体的には、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ポインタが指すコマンド送信テーブルのアドレスに演出制御コマンドがセットされているか否かを判定する。なければ、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、そのまま処理を終了する。送信対象の演出制御コマンドがあれば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ポインタが指していたコマンド送信テーブルのコマンドデータをロードする(ステップS332)。 FIG. 26 is a flowchart illustrating an example of the effect symbol command control process. In the effect symbol command control process, the game control microcomputer 560 checks whether or not there is an effect control command to be transmitted (step S331). Specifically, the game control microcomputer 560 determines whether or not an effect control command is set at the address of the command transmission table pointed to by the pointer. If not, the game control microcomputer 560 ends the process. If there is an effect control command to be transmitted, the game control microcomputer 560 loads the command data in the command transmission table pointed to by the pointer (step S332).
図27は、コマンド送信テーブルの例を示す説明図である。図27に示すように、コマンド送信テーブルには、変動パターンコマンドのMODEデータ、変動パターンコマンドのEXTデータ、表示結果コマンドのMODEデータ、表示結果コマンドのEXTデータ、演出記憶情報コマンドのMODEデータ、演出記憶情報コマンドのEXTデータ、および終了コードの順にセットされる。従って、この実施の形態では、図27に示すコマンド送信テーブルに従って演出図柄コマンド制御処理が実行されることによって、変動パターンコマンド、表示結果コマンドおよび演出記憶情報コマンドの順にコマンド送信がなされる。 FIG. 27 is an explanatory diagram of an example of a command transmission table. As shown in FIG. 27, the command transmission table includes MODE data of the fluctuation pattern command, EXT data of the fluctuation pattern command, MODE data of the display result command, EXT data of the display result command, MODE data of the effect storage information command, The stored information command EXT data and the end code are set in this order. Therefore, in this embodiment, the effect symbol command control process is executed according to the command transmission table shown in FIG. 27, whereby the command transmission is performed in the order of the variation pattern command, the display result command, and the effect storage information command.
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ロードしたコマンドデータ1を送信するコマンド送信処理を実行する(ステップS333)。ここでは、まず、図27に示すコマンド送信テーブルに従って、変動パターンコマンドのMODEデータが送信されることになる。 Next, the game control microcomputer 560 executes command transmission processing for transmitting the loaded command data 1 (step S333). Here, first, the MODE data of the variation pattern command is transmitted according to the command transmission table shown in FIG.
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、コマンド送信テーブルを指す値を1加算する(ステップS334)。従って、2バイト目のコマンドデータ2の領域が指定される。遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ポインタが指すコマンド送信テーブルのアドレスのコマンドデータ2の内容をロードする(ステップS335)。そして、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、コマンド送信テーブルのアドレス(送信信号指示手段としてのポインタの内容)をスタック等に退避する(ステップS336)。
Next, the game control microcomputer 560 adds 1 to the value indicating the command transmission table (step S334). Therefore, the
また、コマンドデータ2のビット7(ワークエリア参照ビット)の値が「0」であるか否か確認する(ステップS337)。0でなければ、コマンド拡張データアドレステーブルの先頭アドレスをポインタにセットし(ステップS338)、そのポインタにコマンドデータ2のビット6〜ビット0の値を加算してアドレスを算出する(ステップS339)。そして、そのアドレスが指すエリアのデータをロードする(ステップS340)。
Further, it is confirmed whether or not the value of bit 7 (work area reference bit) of the
コマンド拡張データアドレステーブルには、電気部品制御手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100)に送出されうるEXTデータが順次設定されている。よって、以上の処理によって、ワークエリア参照ビットの値が「1」であれば、コマンドデータ2の内容に応じたコマンド拡張データアドレステーブル内のEXTデータがロードされ、ワークエリア参照ビットの値が「0」であれば、コマンドデータ2の内容がそのままロードされる。なお、コマンド拡張データアドレステーブルからEXTデータが読み出される場合でも、そのデータのビット7は「0」である。
In the command extension data address table, EXT data that can be sent to the electrical component control means (for example, the production control microcomputer 100) is sequentially set. Therefore, if the value of the work area reference bit is “1” by the above processing, the EXT data in the command extended data address table corresponding to the contents of the
次いで、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ロードしたコマンドデータ2を送信するコマンド送信処理を実行する(ステップS341)。その後、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、コマンド送信テーブルのアドレスを復帰し(ステップS342)、コマンド送信テーブルを指す値を1加算する(ステップS343)。 Next, the game control microcomputer 560 executes command transmission processing for transmitting the loaded command data 2 (step S341). Thereafter, the game control microcomputer 560 restores the address of the command transmission table (step S342), and adds 1 to the value indicating the command transmission table (step S343).
この実施の形態では、変動パターン設定処理において、ステップS207で変動パターン指定値が演出図柄変動パターンバッファにセットされ、ステップS208でコマンド送信テーブルの先頭アドレスがポインタにセットされる。そして、演出図柄コマンド制御処理で、コマンド送信テーブルの先頭アドレスがポインタにセットされていることにもとづいて、まず、コマンド送信テーブルの先頭アドレスに対応する演出図柄変動パターンバッファにセットされた変動パターン指定値により変動パターンコマンドが送信される。また、この実施の形態では、特別図柄通常処理において、ステップS1523,S1524,S1527,S1529,S1532,S1534,S1540,S1541で演出指定値が演出図柄情報バッファにセットされる。そして、演出図柄コマンド制御処理で、変動パターンコマンドを送信したことによってコマンド送信テーブルを指すアドレスが1ずつ加算され(ステップS334,S343参照)、変動パターンコマンドを送信した次のタイマ割込で、コマンド送信テーブルのアドレスに対応する演出図柄情報バッファにセットされた演出指定値により表示結果コマンドが送信される。また、この実施の形態では、特別図柄通常処理において、特別図柄の変動開始が可能であると判定されたときに(ステップS1501参照)、始動入賞記憶カウンタの値が1減算される(ステップS1507参照)。そして、演出図柄コマンド制御処理で、表示結果コマンドを送信したことによってコマンド送信テーブルを指すアドレスが1ずつ加算され(ステップS334,S343参照)、表示結果コマンドを送信した次のタイマ割込で、コマンド送信テーブルのアドレスに対応する始動入賞記憶カウンタの値ににより演出記憶情報コマンドが送信される。以上の処理によって、図27に示すコマンド送信テーブルに従って、変動パターンコマンド、表示結果コマンドおよび演出記憶情報コマンドの順に送信される。なお、特別図柄通常処理において背景指定コマンドを送信する処理(ステップS1542参照)が実行されるので、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄の変動表示を行う際に、背景指定コマンド、変動パターンコマンド、表示結果コマンドおよび演出記憶情報コマンドの順にコマンドを送信することになる。 In this embodiment, in the variation pattern setting process, the variation pattern designation value is set in the effect symbol variation pattern buffer in step S207, and the head address of the command transmission table is set in the pointer in step S208. Then, in the effect symbol command control process, based on the fact that the start address of the command transmission table is set in the pointer, first, the variation pattern designation set in the effect symbol variation pattern buffer corresponding to the start address of the command transmission table A variation pattern command is transmitted depending on the value. In this embodiment, in the special symbol normal process, the effect designation value is set in the effect symbol information buffer in steps S1523, S1524, S1527, S1529, S1532, S1534, S1540, and S1541. In the effect symbol command control process, the address indicating the command transmission table is incremented by 1 when the variation pattern command is transmitted (see steps S334 and S343), and the command is transmitted at the next timer interrupt that transmits the variation pattern command. A display result command is transmitted by the effect designation value set in the effect symbol information buffer corresponding to the address of the transmission table. In this embodiment, in the special symbol normal process, when it is determined that the variation of the special symbol can be started (see step S1501), the value of the start winning memory counter is decremented by one (see step S1507). ). Then, in the effect symbol command control processing, the address indicating the command transmission table is incremented by 1 by transmitting the display result command (see steps S334 and S343), and the command is issued at the next timer interrupt that transmits the display result command. The effect storage information command is transmitted according to the value of the start winning storage counter corresponding to the address of the transmission table. Through the above processing, according to the command transmission table shown in FIG. 27, the variation pattern command, the display result command, and the effect storage information command are transmitted in this order. In addition, since the process (refer to step S1542) which transmits a background designation | designated command in a special symbol normal process is performed, the microcomputer 560 for game control performs a background designation | designated command, a variation pattern command, when performing the variation display of a special symbol. The commands are transmitted in the order of the display result command and the effect storage information command.
なお、この実施の形態では、背景表示コマンド、変動パターンコマンド、表示結果コマンド、演出記憶情報コマンドの順に送信する場合を示したが、コマンドを送信する順番は、この実施の形態で示したものに限られない。例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、演出記憶情報コマンドを送信してから表示結果コマンドを送信してもよい。また、例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、演出記憶情報コマンドを送信した後に、変動パターンコマンドおよび表示結果コマンドを送信するなど、送信順序を問わない。 In this embodiment, the case where the background display command, the variation pattern command, the display result command, and the effect storage information command are transmitted in this order is shown. Not limited. For example, the game control microcomputer 560 may transmit the display result command after transmitting the effect storage information command. Further, for example, the game control microcomputer 560 does not matter the transmission order such as transmitting the variation pattern command and the display result command after transmitting the effect storage information command.
次に、演出制御手段の動作を説明する。図28は、演出制御基板80に搭載されている演出制御用マイクロコンピュータ100が実行するメイン処理を示すフローチャートである。演出制御用マイクロコンピュータ100は、電源が投入されると、メイン処理の実行を開始する。メイン処理では、まず、RAM領域のクリアや各種初期値の設定、また演出制御処理の起動間隔を決めるためのタイマの初期設定等を行うための初期化処理を行う(ステップS701)。その後、演出制御用マイクロコンピュータ100は、タイマ割込フラグの監視(ステップS702)の確認を行うループ処理に移行する。タイマ割込が発生すると、演出制御用マイクロコンピュータ100は、タイマ割込処理においてタイマ割込フラグをセットする。メイン処理において、タイマ割込フラグがセットされていたら、演出制御用マイクロコンピュータ100は、そのフラグをクリアし(ステップS703)、以下の演出制御処理を実行する。
Next, the operation of the effect control means will be described. FIG. 28 is a flowchart showing main processing executed by the
演出制御処理において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、まず、受信した演出制御コマンドを解析する(コマンド解析処理:ステップS704)。次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出内容決定処理を行う(ステップS705)。演出内容決定処理では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御コマンド(変動パターンコマンドや表示結果指定コマンド)にもとづいて、可変表示装置9を用いて行う演出内容(予告演出を行うか否かや、予告演出の種類)を決定する。
In the effect control process, the
なお、「予告演出」とは、大当りとなるまたはその可能性があることを事前(可変表示装置9において飾り図柄の停止図柄が導出表示される前に)に遊技者に報知するための演出をいう。例えば、変動中に異なった態様(速度や回転方向等)の変動を行ったりキャラクタ等を登場させたりすることにより大当りになる可能性があることを遊技者に報知する。 The “notice effect” is an effect for informing the player in advance (before the decorative symbol stop symbol is derived and displayed on the variable display device 9) that it is a big hit or is likely to be a big hit. Say. For example, the player is informed that there is a possibility of a big hit by changing a different mode (speed, direction of rotation, etc.) or making a character appear during the change.
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御プロセス処理を行う(ステップS706)。演出制御プロセス処理では、制御状態に応じた各プロセスのうち、現在の制御状態(演出制御プロセスフラグ)に対応した処理を選択して可変表示装置9の表示制御を実行する。さらに、可変表示装置9に表示する左中右の飾り図柄のはずれ図柄を決定するためのはずれ表示図柄決定用乱数や、可変表示装置9に表示する飾り図柄の大当り図柄を決定するための大当り表示図柄決定用乱数などの乱数を生成するためのカウンタのカウント値を更新する乱数更新処理を実行する(ステップS707)。その後、ステップS702に移行する。
Next, the
図29は、メイン処理におけるコマンド解析処理(ステップS704)を示すフローチャートである。遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信された演出制御コマンドは、INT割込で実行されるコマンド受信処理において、コマンド受信バッファに格納される。コマンド解析処理において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、まず、コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されているか否か確認する(ステップS1611)。格納されているか否かは、コマンド受信個数カウンタの値と読出ポインタとを比較することによって判定される。両者が一致している場合が、受信コマンドが格納されていない場合である。コマンド受信バッファに受信コマンドが格納されている場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御コマンドを受信したことを示すコマンド受信フラグをセットし(ステップS1612)、コマンド受信バッファから受信コマンドを読み出す(ステップS1613)。
FIG. 29 is a flowchart showing command analysis processing (step S704) in the main processing. The effect control command transmitted from the game control microcomputer 560 is stored in the command reception buffer in the command reception process executed by the INT interrupt. In the command analysis process, the
なお、INT割込で実行されるコマンド受信処理で受信した演出制御コマンドをコマンド受信バッファに格納する際に、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信したコマンドがプログラム上存在する演出制御コマンドであるか否かを確認するようにしてもよい。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信コマンドの1バイト目のMODEデータが「80」や「8C」、「A0」などプログラム上存在するものであるか否かを確認し(図8,図9参照)、プログラム上存在しないMODEデータであれば、データ化けなどの原因によって演出制御コマンドを正しく受信できなかったと判断して、受信コマンドを破棄してもよい。また、プログラム上存在するMODEデータであっても、2バイト目のEXTデータがそのMODEデータに対してプログラム上存在するものであるか否かを確認し(図8,図9参照)、プログラム上存在しないEXTデータであれば、データ化けなどの原因によって演出制御コマンドを正しく受信できなかったと判断して、受信コマンドを破棄してもよい。この場合、受信コマンドはコマンド受信バッファに格納されず、コマンド解析処理において、演出制御コマンドを受信していないものとして処理される。
When the effect control command received by the command reception process executed by the INT interrupt is stored in the command reception buffer, the
受信した演出制御コマンドが、変動パターン指定の演出制御コマンド(変動パターンコマンド:8000(H)〜8008(H))であれば(ステップS1614)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、RAMに記憶する表示結果をクリアする(ステップS1615)。この実施の形態では、後述するように、ステップS1619において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信した表示結果コマンドに示される表示結果をRAMに記憶している。そして、飾り図柄の変動表示を実行した後、次の変動パターンコマンドを受信したときに、ステップS1615でRAMに記憶する表示結果がクリアされる。
If the received effect control command is an effect control command (variation pattern command: 8000 (H) to 8008 (H)) for designating a change pattern (step S1614), the
上記のようにすることによって、次の飾り図柄の変動表示を実行する際に、前回の変動表示の実行の際に記憶した表示結果を確実にクリアすることができる。そのため、変動パターンコマンドは受信したが、表示結果コマンドを正しく受信できなかったときや、表示結果コマンドを全く受信できなかったときに、前回の可変表示の際に記憶した表示結果にもとづいて誤った表示結果(前回の可変表示に対応する表示結果)を導出表示してしまう事態を防止することができる。例えば、確変大当り/通常大当り兼用の変動パターンコマンドを受信したあとに表示結果コマンドの受信に失敗した場合には、前回の変動で記憶した表示結果が残っていると、前回記憶した表示結果にもとづいて誤った表示結果を導出表示してしまうおそれがある。この実施の形態では、変動パターンコマンドを受信したタイミングで前回記憶した表示結果をクリアするので、前回記憶した表示結果にもとづいて誤った表示結果を導出表示するような事態を防止することができる。 By doing as described above, the display result stored in the previous execution of the variation display can be surely cleared when the next variation display of the decorative design is performed. Therefore, when the fluctuation pattern command is received, but when the display result command is not received correctly or when the display result command is not received at all, it is erroneous based on the display result stored in the previous variable display. A situation in which a display result (a display result corresponding to the previous variable display) is derived and displayed can be prevented. For example, if the display result command fails to be received after receiving the variation pattern command for both probable big hit / normal big hit, if the display result stored in the previous change remains, the display result stored in the previous time will be used. Incorrect display results may be derived and displayed. In this embodiment, since the previously stored display result is cleared at the timing when the variation pattern command is received, it is possible to prevent a situation in which an incorrect display result is derived and displayed based on the previously stored display result.
例えば、前回の飾り図柄の変動表示を行った際の表示結果が確変大当りであって、今回の飾り図柄の変動表示の表示結果が通常大当りであると事前決定されている場合を考える。この場合、確変大当り/通常大当り兼用の変動パターンコマンドを受信したあとに表示結果コマンド(通常大当り指定のもの)の受信に失敗した場合には、前回の変動で記憶した確変大当りの表示結果にもとづいて、確変大当りの表示結果を導出表示してしまい、誤った表示結果を導出表示してしまうことになる。上記のように、変動パターンコマンドを受信したタイミングで前回記憶した表示結果をクリアするようにすれば、誤った表示結果を導出表示するような事態を防止することができる。 For example, let us consider a case where the display result of the previous variation display of the decorative symbol is a probable big hit, and the display result of the current decorative symbol variation display is determined in advance as a normal big hit. In this case, if reception of the display result command (usually specified for big hit) fails after receiving a variation pattern command for both probability variation big hit / normal big hit, based on the display result of the probability variation big hit stored in the previous variation. As a result, the display result for the probability variation jackpot is derived and displayed, and an incorrect display result is derived and displayed. As described above, if the previously stored display result is cleared at the timing when the variation pattern command is received, a situation in which an incorrect display result is derived and displayed can be prevented.
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信した変動パターンコマンドに示される変動パターンをセーブする(ステップS1616)。具体的には、そのコマンドのEXTデータをRAMにおける変動パターンデータ格納領域に格納する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、変動パターンコマンドを受信したことを示す変動パターン受信フラグをセットする(ステップS1617)。
Next, the
受信した演出制御コマンドが、表示結果コマンド(コマンド:8C00(H)〜8C07(H))であれば(ステップS1618)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信した表示結果コマンドに示される表示結果をセーブする(ステップS1619)。具体的には、そのコマンドのEXTデータをRAMにおける表示結果データ格納領域に格納する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドを受信したことを示す表示結果受信フラグをセットする(ステップS1620)。
If the received effect control command is a display result command (command: 8C00 (H) to 8C07 (H)) (step S1618), the
また、受信した演出制御コマンドが、ファンファーレ指定の演出制御コマンド(ファンファーレコマンド:A0XX(H))であれば(ステップS1621)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、そのコマンドのEXTデータをRAMにおけるファンファーレデータ格納領域に格納し(ステップS1622)、ファンファーレコマンドを受信したことを示すファンファーレフラグをセットする(ステップS1623)。
If the received effect control command is a fanfare-designated effect control command (fanfare command: A0XX (H)) (step S1621), the
また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果不受信フラグまたは表示結果不正規受信フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1624)。表示結果不受信フラグは、変動パターンコマンドを受信してから所定時間以内に表示結果コマンドを受信できなかったことを示すフラグである。表示結果不正規受信フラグは、表示結果コマンドを受信したがデータ化けなどの理由によって表示結果コマンドを正しく受信できなかったことを示すフラグである。
Further, the
表示結果不受信フラグおよび表示結果不正規受信フラグのいずれもセットされていなければ、そのままステップS1611に移行する。表示結果不受信フラグまたは表示結果不正規受信フラグのいずれかがセットされていれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ファンファーレコマンドで確変大当りが指定されているか否かを確認する(ステップS1625)。指定されていれば、ラウンド中再抽選実行フラグをセットし(ステップS1626)、ステップS1611に移行する。
If neither the display result non-reception flag nor the display result irregular reception flag is set, the process directly proceeds to step S1611. If either the display result non-reception flag or the display result irregular reception flag is set, the
また、受信した演出制御コマンドが、エンディング指定の演出制御コマンド(エンディングコマンド:A300(H)〜A305(H))であれば(ステップS1628)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、そのコマンドのEXTデータをRAMにおけるエンディングデータ格納領域に格納し(ステップS1629)、エンディングコマンドを受信したことを示すエンディングフラグをセットする(ステップS1630)。
If the received effect control command is an ending designation effect control command (ending command: A300 (H) to A305 (H)) (step S1628), the
ステップS1613で読み出した受信コマンドがその他の演出制御コマンドである場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信コマンドに対応するフラグをセットする(ステップS1631)。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信コマンドが飾り図柄停止指定コマンドである場合には、飾り図柄停止指定コマンドを受信したことを示す飾り図柄停止指定受信フラグをセットする。
If the received command read in step S1613 is another effect control command, the
図30は、演出制御処理で用いる各乱数を示す説明図である。各乱数は、以下のように使用される。
(1)ランダム1:予告演出を実行するか否かを決定する(予告演出実行決定用)。この実施の形態では、可変表示装置9においてリーチ態様の飾り図柄の可変表示を行う際に、演出制御用マイクロコンピュータ100は、例えば、ランダム1があらかじめ決められている1つの値と一致した場合には、予告演出を行うと決定する。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、リーチ態様の可変表示を行うか否かに関わらず、ランダム1を用いて予告演出を行うか否かを決定してもよい。
(2)ランダム2:予告演出を行う場合に、可変表示装置9を用いて行う予告演出の種類を決定する(予告演出種類決定用)
FIG. 30 is an explanatory diagram showing each random number used in the effect control process. Each random number is used as follows.
(1) Random 1: Decide whether or not to execute the notice effect (for determining the notice effect execution). In this embodiment, when the
(2) Random 2: When performing the notice effect, the type of the notice effect performed using the
図31は、図28に示された演出内容決定処理(ステップS705)を示すフローチャートである。演出内容決定処理において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、変動パターンコマンド受信フラグがセットされているか否か確認する(ステップS2851)。
FIG. 31 is a flowchart showing the effect content determination process (step S705) shown in FIG. In the effect content determination process, the
変動パターンコマンド受信フラグがセットされていれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信した変動パターンコマンドにもとづいて飾り図柄の変動パターンを特定する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、特定した変動パターンにもとづいて、可変表示装置9を用いて実行すべき可変表示がリーチを伴う変動であるか否かを判定する(ステップS2852)。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信した変動パターンコマンドに示される変動パターンがリーチを伴うパターンである場合(例えば、図10に示すEXTデータ「01H」〜「06H」である変動パターンである場合)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、リーチを伴う変動であると判定する。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信した変動パターンコマンドにもとづいて大当りであるか否かを確認し、大当りである場合にリーチを伴う変動であると判定してもよい。また、ステップS2851で変動パターンコマンド受信フラグがセットされていなかった場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、そのまま処理を終了する。
If the variation pattern command reception flag is set, the
リーチを伴う変動であると判定した場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、予告演出実行決定用乱数(ランダム1)にもとづいて、予告演出を行うか否かを決定する(ステップS2853)。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ランダム1が所定値と一致すると、可変表示装置9を用いた予告演出を行うと決定する。なお、ステップS2852でリーチを伴う変動でなかった場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、そのまま処理を終了する。
If it is determined that the variation is accompanied by reach, the
予告演出を行うと決定すると(ステップS2854)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、予告演出種類決定用乱数(ランダム2)にもとづいて、可変表示装置9を用いて行わせる予告演出の種類を決定する(ステップS2855)。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ランダム2にもとづいて、予告演出において、飾り図柄をどの程度の速度で変動させるかや、飾り図柄をいずれの回転方向に変動させるか、可変表示装置9にいずれのキャラクタを登場させるかを決定する。なお、ステップS2854で予告演出を実行しないと決定した場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、そのまま処理を終了する。
When it is determined that the notice effect is to be performed (step S2854), the
なお、この実施の形態では、演出内容決定処理において、予告演出の実行の有無および予告演出の内容を決定する場合を説明したが、演出モードを変更するか否かを決定するようにしてもよい。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、現在の遊技状態の種類に応じて、異なる演出モードで遊技演出を行う。例えば、遊技状態が高ベース状態か否かに従って、異なる演出モードで遊技演出を行う。また、大当りの際に遊技状態が変化すると、例えば、主基板31から受信した特定大当り終了表示コマンドにもとづいて、遊技演出を行う際の演出モードを変更する。この場合に、所定の演出変更決定用乱数を用いた判定により演出モードを変更すると決定されると、現在の遊技状態に関わらず、演出モードが変更され、変更後の演出モードで遊技演出が行われる。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、例えば、所定の演出変更決定用乱数があらかじめ決められている1つの値と一致した場合には、演出モードを変更すると決定する。さらに、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出モードを変更する場合に、所定の変更後演出決定用乱数を用いた判定により、いずれの演出モードに変更するかを決定するようにしてもよい。
In this embodiment, in the effect content determination process, the presence / absence of execution of the notice effect and the case of determining the content of the notice effect have been described. However, it may be determined whether or not to change the effect mode. . For example, the
図32は、メイン処理における演出制御プロセス処理(ステップS706)を示すフローチャートである。演出制御プロセス処理では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御プロセスフラグの値に応じてステップS800〜S807のうちのいずれかの処理を行う。各処理において、以下のような処理を実行する。
FIG. 32 is a flowchart showing the effect control process (step S706) in the main process. In the effect control process, the
変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800):コマンド受信割込処理によって、変動パターン指定の演出制御コマンド(変動パターンコマンド)を受信したか否か確認する。具体的には、変動パターンコマンドが受信されたことを示すフラグ(変動パターン受信フラグ)がセットされたか否か確認する。変動パターン受信フラグは、演出制御用マイクロコンピュータ100が実行するコマンド解析処理で可変表示装置9における飾り図柄の変動パターン指定の演出制御コマンド(8000(H)〜8008(H)のいずれか)が受信されたことが確認された場合にセットされる(ステップS1617参照)。
Fluctuation pattern command reception waiting process (step S800): It is confirmed whether or not an effect control command (fluctuation pattern command) specifying a fluctuation pattern has been received by the command reception interrupt process. Specifically, it is confirmed whether or not a flag (variation pattern reception flag) indicating that a variation pattern command has been received is set. The variation pattern reception flag is a command analysis process executed by the
飾り図柄変動開始処理(ステップS801):飾り図柄の変動が開始されるように制御する。また、変動時間タイマに変動時間に相当する値を設定し、使用するプロセステーブルを選択するとともに、プロセステーブルの最初に設定されているプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定する。 Decoration symbol variation start processing (step S801): Control is performed so that the variation of the ornament symbol is started. In addition, a value corresponding to the variation time is set in the variation time timer, the process table to be used is selected, and the process timer setting value set at the beginning of the process table is set in the process timer.
飾り図柄変動中処理(ステップS802):変動パターンを構成する各変動状態(変動速度)の切替タイミングを制御するとともに、変動時間の終了を監視する。 Decoration symbol variation processing (step S802): Controls the switching timing of each variation state (variation speed) constituting the variation pattern, and monitors the end of the variation time.
飾り図柄変動停止処理(ステップS803):飾り図柄停止指定コマンドを受信したことに応じて、飾り図柄の変動を停止し停止図柄(確定図柄)を導出表示する制御を行う。なお、飾り図柄停止指定コマンドを受信できなかった場合には、変動時間タイマがタイムアウトしたことに応じて、飾り図柄の変動を停止し停止図柄を導出表示する制御を行う。 Decoration symbol variation stop processing (step S803): In response to receiving the ornament symbol stop designation command, control is performed to stop the variation of the ornament symbol and derive and display the stop symbol (definite symbol). If the decorative symbol stop designation command cannot be received, the control for deriving and displaying the stopped symbol is performed in response to the time-out of the variation time timer.
大当り表示処理(ステップS804):変動時間の終了後、大当り表示の制御を行う。例えば、大当りの開始を指定するファンファーレコマンドを受信したら、ファンファーレ演出を実行する。 Big hit display process (step S804): After the end of the variation time, the big hit display is controlled. For example, when a fanfare command designating the start of a big hit is received, a fanfare effect is executed.
ラウンド中処理(ステップS805):ラウンド中の表示制御を行う。例えば、大入賞口が開放中であることを示す大入賞口開放中表示コマンドを受信したら、ラウンド数の表示制御等を行う。また、ラウンド中再抽選演出実行フラグがセットされている場合には、再抽選演出を実行する。 In-round processing (step S805): Display control during round is performed. For example, if a display command indicating that the special winning opening is open is received, the display control of the number of rounds is performed. If the re-lottery effect execution flag is set during the round, the re-lottery effect is executed.
ラウンド後処理(ステップS806):ラウンド間の表示制御を行う。例えば、大入賞口が開放後(閉鎖中)であることを示す大入賞口開放後表示コマンドを受信したら、インターバル表示を行う。 Post-round processing (step S806): Display control between rounds is performed. For example, when a display command after opening the big prize opening indicating that the big prize opening is after being opened (closed), an interval display is performed.
大当り終了演出処理(ステップS807):大当り遊技の終了後の大当り終了表示の制御を行う。例えば、大当りの終了を指定するエンディングコマンドを受信したら、エンディング演出を実行する。なお、エンディングコマンドで再抽選演出(大当り後再抽選演出)の実行が指定されていれば、エンディング演出の中で再抽選演出を実行する。 Big hit end effect processing (step S807): Control of the big hit end display after the big hit game ends. For example, when an ending command specifying the end of the big hit is received, an ending effect is executed. In addition, if execution of the re-lottery effect (after-hit re-lottery effect) is designated by the ending command, the re-lottery effect is executed in the ending effect.
図33は、プロセステーブルの一構成例を示す説明図である。プロセステーブルは、プロセスタイマ設定値と表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データの組み合わせが複数集まったデータで構成されている。表示制御実行データには、変動パターンを構成する各変動態様が記載されている。また、プロセスタイマ設定値には、その変動態様での変動時間が設定されている。演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセステーブルを参照し、プロセスタイマ設定値に設定されている時間だけ表示制御実行データに設定されている変動態様で飾り図柄を変動表示させる制御を行う。
FIG. 33 is an explanatory diagram of a configuration example of the process table. The process table includes data in which a plurality of combinations of process timer set values, display control execution data, lamp control execution data, and sound number data are collected. In the display control execution data, each variation mode constituting the variation pattern is described. The process timer set value is set with a change time in the change mode. The
また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示制御実行データにもとづく制御と同様に、プロセスタイマ設定値に設定されている時間だけランプ制御実行データにもとづいて各種ランプの点灯状態を制御し、音番号データを音声出力基板70に出力する。
Similarly to the control based on the display control execution data, the
図33に示すプロセスデータは、演出制御基板80におけるROMに格納されている。また、プロセステーブルは、各変動パターンのそれぞれに応じて用意されている。
The process data shown in FIG. 33 is stored in the ROM of the
図34は、演出制御プロセス処理における変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)を示すフローチャートである。変動パターンコマンド受信待ち処理において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、変動パターン受信フラグがセットされたか否か確認する(ステップS1801)。セットされていたら、そのフラグをリセットする(ステップS1802)。
FIG. 34 is a flowchart showing a variation pattern command reception waiting process (step S800) in the effect control process. In the variation pattern command reception waiting process, the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信した変動パターンコマンドがはずれ指定であるか否かを確認する(ステップS1803)。はずれ指定であれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、はずれ図柄決定用乱数を抽出し(ステップS1804)、はずれ図柄決定用乱数の値にもとづいて、はずれに対応した左中右の飾り図柄の停止図柄を決定する(ステップS1805)。そして、決定した飾り図柄の停止図柄をRAMにおける飾り図柄格納領域に格納するとともに、飾り図柄の停止図柄を決定したことを示す図柄決定済フラグをセットする(ステップS1806)。
Next, the
受信した変動パターンコマンドがはずれ指定でなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、突然確変大当り指定であるか否かを確認する(ステップS1807)。突然確変大当り指定であれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、突然確変大当りが指定されたことを示す突然確変大当り演出フラグをセットするとともに、特別演出実行フラグをセットし(ステップS1808)、ステップS1811に移行する。なお、特別演出実行フラグは、後述する特別の演出用のプロセスデータを用いて飾り図柄の変動表示を行うことを指定するフラグである。
If the received variation pattern command is not an outlier designation, the
受信した変動パターンコマンドが突然確変大当り指定でなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、小当り指定であるか否かを確認する(ステップS1809)。小当り指定であれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、小当りが指定されたことを示す小当り演出フラグをセットするとともに、特別演出実行フラグをセットし(ステップS1810)、ステップS1811に移行する。
If the received variation pattern command is not suddenly probable big hit designation, the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、特別演出期間計測タイマをスタートさせる(ステップS1811)とともに、突然確変図柄決定用乱数を抽出する(ステップS1812)。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、例えば、特別演出期間計測タイマに所定期間(例えば3分)をセットする。なお、特別演出期間計測タイマは、突然確変大当りまたは小当りとなった後、後述する特別の演出用のプロセスデータを用いた飾り図柄の変動表示を行う期間を計測するためのタイマである。すなわち、この実施の形態では、突然確変大当りまたは小当りが発生すると、特別演出期間計測タイマがタイムアップするまで、後述する特別の演出用のプロセスデータを用いた飾り図柄の変動表示を実行する。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、突然確変図柄決定用乱数の値にもとづいて、突然確変に対応した左中右の飾り図柄の停止図柄を決定する(ステップS1813)。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、突然確変に対応した飾り図柄の停止図柄として「123」や「357」などの図柄の組合せを決定する。そして、決定した飾り図柄の停止図柄をRAMにおける飾り図柄格納領域に格納するとともに、図柄決定済フラグをセットする(ステップS1814)。その後、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御プロセスフラグの値を飾り図柄変動開始処理(ステップS801)に対応した値に変更する(ステップS1815)。なお、この実施の形態では、ステップS1809〜S1814の処理が実行されることによって、小当りが指定されている場合であっても、突然確変と同じ「123」や「357」などの図柄の組合せが決定されることになる。
Next, the
なお、確変大当りや通常大当り、小当りにおける飾り図柄の停止図柄を、後述する飾り図柄変動中処理において、表示結果コマンドを受信したことにもとづいて決定するようにしてもよい。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変大当り指定の表示結果コマンドを受信したことにもとづいて、飾り図柄の停止図柄として確変図柄(左中右の飾り図柄が奇数で揃った状態)を決定してもよい。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、通常大当り指定の表示結果コマンドを受信したことにもとづいて、飾り図柄の停止図柄として非確変図柄(左中右の飾り図柄が偶数で揃った状態)を決定してもよい。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、はずれ指定の表示結果コマンドを受信したことにもとづいて、飾り図柄の停止図柄としてはずれ図柄を決定してもよい。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、突然確変大当り指定の表示結果コマンドを受信したことにもとづいて、突然確変に対応した飾り図柄の停止図柄として「123」や「357」などの図柄の組合せを決定してもよい。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、小当り指定の表示結果コマンドを受信したことにもとづいて、突然確変に対応した飾り図柄の停止図柄と同じ「123」や「357」などの図柄の組合せを決定してもよい。なお、この場合に、表示結果コマンドを受信できなかった場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、突然確変に対応した飾り図柄の停止図柄と同じ「123」や「357」などの図柄の組合せを決定すればよい。
It should be noted that the decorative symbol stop symbol at the probability big hit, the normal big hit, and the small hit may be determined based on the display result command received in the decorative symbol changing process described later. In this case, the
ステップS1809で小当り指定でもなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、そのままステップS1815に移行する。すなわち、この場合、確変大当りと通常大当りとで兼用に用いられる変動パターン(図10に示すEXTデータが「04(H)」〜「06(H)」の変動パターン)を指定する演出制御コマンド(変動パターンコマンド)を受信した場合であるので、変動パターンコマンドだけでは、大当りの種別が確変大当りであるか通常大当りであるかを特定できない。そのため、演出制御用マイクロコンピュータ100は、飾り図柄の停止図柄を決定することなく、そのままステップS1815に移行する。
If it is not a small hit designation in step S1809, the
なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変大当り/通常大当り兼用の変動パターンコマンドを受信した場合には、飾り図柄の停止図柄として所定の図柄の組合せ(例えば、非確変図柄)を仮に決定するようにしてもよい。そして、表示結果コマンドを受信したときに、表示結果コマンドの指定内容にもとづいて飾り図柄の停止図柄を決定しなおし、RAMにおける飾り図柄格納領域に上書きして格納するようにしてもよい。
When receiving the variation pattern command for both probable big hit / normal big hit, the
その後、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御プロセスフラグの値を飾り図柄変動開始処理(ステップS801)に対応した値に変更する(ステップS1815)。
Thereafter, the
図35は、演出制御プロセス処理における飾り図柄変動開始処理(ステップS801)を示すフローチャートである。飾り図柄変動開始処理において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、まず、特別演出実行フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS821)。セットされていれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、特別演出期間計測タイマを1減算し(ステップS821a)、特別演出期間計測タイマがタイムアウトしたか否かを確認する(ステップS821b)。タイムアウトしていれば、特別演出実行フラグをリセットし(ステップS821c)、ステップS823に移行する。タイムアウトしていなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、使用する飾り図柄の変動パターンに応じて、特別の演出用のプロセスデータを選択する(ステップS822)。すなわち、突然確変大当りと決定されていれば突然確変状態背景指定コマンドを受信し、小当りと決定されていれば通常状態背景指定コマンドを受信することとなるが、演出制御用マイクロコンピュータ100は、小当りと決定されている場合には、通常状態背景指定コマンドを受信した場合であっても、突然確変大当りと同じプロセスデータを使用して飾り図柄の変動表示を行う。また、突然確変大当りまたは小当りと決定されると、演出期間計測タイマがタイムアウトするまで、突然確変大当りまたは小当りの制御が終了した後も、所定期間にわたって特別の演出用のプロセスデータが選択され、飾り図柄の変動表示が実行されることになる。
FIG. 35 is a flowchart showing a decorative symbol variation start process (step S801) in the effect control process. In the decorative symbol variation start process, the
この実施の形態では、飾り図柄の変動パターンに応じたプロセスデータとして、遊技状態が確変状態に移行されているときに用いる確変用のプロセスデータと、遊技状態が通常状態であるときに用いる通常用のプロセスデータと、突然確変大当りまたは小当りのときに用いる特別の演出用のプロセスデータとが用いられる。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変用のプロセスデータまたは通常用のプロセスデータを選択することによって、遊技状態が確変状態であるときと通常状態であるときとで、異なる背景色(例えば、確変状態のときは「赤」、通常状態のときは「青」)を表示して飾り図柄の可変表示を実行する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、特別の演出用のプロセスデータを選択することによって、確変用および通常用のプロセスデータを用いるときとは異なる背景色(例えば「緑」)を表示して飾り図柄の可変表示を実行する。なお、特別の演出用のプロセスデータを用いて行う演出は、通常時および確変時に用いる演出パターンと異なる演出パターンを使用して演出を行うものであればよく、例えば、飾り図柄の変動を伴わずに単に可変表示装置9の表示画面に所定のキャラクタを登場させる演出を実行するものであってもよい。そのようにすることによって、突然確変大当りまたは小当りのときに飾り図柄の可変表示を行うときには、遊技状態が確変状態または通常状態のいずれの状態であるかを分からなくすることができ、遊技者に対して確変かもしれないし確変ではないかもしれないという期待感を高めることができる。
In this embodiment, as process data corresponding to the decorative pattern variation pattern, process data for probability change used when the game state is shifted to the probability change state, and normal data used when the game state is the normal state Process data and special production process data used when suddenly changing big hits or small hits are used. For example, the
なお、特別演出期間計測タイマを用いて特別の演出用のプロセスデータを用いた飾り図柄の変動表示を行う期間を計測するのでなく、突然確変大当りまたは小当りとなった後に実行した飾り図柄の変動表示の回数を計測するようにしてもよい。そして、飾り図柄の変動表示を所定回数(例えば10回。なお、10回に限られず、例えば10回より多い回数であってもよい)実行するまで、特別の演出用のプロセスデータを用いた飾り図柄の変動表示を行うようにしてもよい。 In addition, instead of measuring the period during which the decorative symbol variation display using the special production process data is performed using the special performance period measurement timer, the variation of the decorative symbol executed after suddenly suddenly changing the big hit or small hit You may make it measure the frequency | count of a display. Then, the decoration using the process data for special effects is performed until the decorative symbol variation display is executed a predetermined number of times (for example, 10 times, not limited to 10 times, but may be more than 10 times, for example). You may make it perform the change display of a symbol.
また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、特別の演出用のプロセスデータを用いた飾り図柄の変動表示を行う期間の終了時に、確変であることを報知してもよい。この場合、例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、期間の終了時に、可変表示装置9の表示画面に所定のキャラクタを登場させたり、「確変大当り」などの文を表示させることによって、確変であることを報知してもよい。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変であることを報知した後には、確変用(高確率用)のプロセスデータや突然確変用のプロセスデータを用いて飾り図柄の変動表示を実行するようにしてもよい。
In addition, the
特別演出実行フラグがセットされていなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、高確率状態背景指定コマンドを受信したか否かを確認する(ステップS823)。受信していれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、使用する飾り図柄の変動パターンに応じて、確変用のプロセスデータを選択する(ステップS824)。なお、この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出内容決定処理のステップS2855で決定した変動パターンに応じて、確変用のプロセスデータを選択する。また、予告演出を実行する場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、予告演出を含むプロセスデータを選択する。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、選択したプロセスデータに従ってステップS1860の処理を実行することによって、飾り図柄の変動中に予告内容に応じた演出を実行する。受信していなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、使用する飾り図柄の変動パターンに応じて、通常用のプロセスデータを選択する(ステップS825)。なお、この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出内容決定処理のステップS2855で決定した変動パターンに応じて、通常用のプロセスデータを選択する。
If the special effect execution flag is not set, the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、選択したプロセスデータ1におけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS826)。次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスデータ1の内容(表示制御実行データ1、ランプ制御実行データ1、音番号データ1)に従って演出装置(可変表示装置9、各種ランプ、スピーカ27)の制御を実行する(ステップS827)。例えば、可変表示装置9において変動パターンに応じた画像を表示させるために、VDP109に制御信号を出力する。また、各種ランプを点灯/消灯制御を行わせるために、ランプドライバ基板35に対して制御信号を出力する。また、スピーカ27からの音声出力を行わせるために、音声出力基板70に対して制御信号(音番号データ)を出力する。
Next, the
その後、演出制御用マイクロコンピュータ100は、変動時間タイマ(飾り図柄の変動時間に応じたタイマ)をスタートするとともに、表示結果コマンドの受信時間を計測するための表示結果受信時間計測タイマをスタートする(ステップS828)。演出制御用マイクロコンピュータ100は、後述するように、表示結果受信時間計測タイマがタイムアップするまでに表示結果コマンドを遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信できなかった場合には、表示結果コマンドの受信に失敗したものと判断する。なお、ステップS828において、表示結果受信時間計測タイマには、例えば、飾り図柄の変動を開始してから高速変動になるまでの時間(例えば2秒)がセットされる。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御プロセスフラグの値を飾り図柄変動中処理(ステップS802)を示す値に更新する(ステップS829)。
Thereafter, the
図36〜図38は、演出制御プロセス処理における飾り図柄変動中処理(ステップS802)を示すフローチャートである。飾り図柄変動中処理において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、図柄決定済フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1830)。セットされていれば、ステップS1856に移行する。なお、変動パターンコマンドではずれ指定、突然確変大当り指定または小当り指定がされていた場合には、変動パターンコマンド受信待ち処理において既に飾り図柄の停止図柄が決定され図柄決定済フラグがセットされている(ステップS1806,S1814参照)ので、そのままステップS1856に移行する。変動パターンコマンドで確変大当り/通常大当りが指定されていた場合(すなわち、確変大当り/通常大当り兼用の変動パターンコマンドを受信した場合)には、図柄決定済フラグがセットされていないので、ステップS1831に移行する。
36 to 38 are flowcharts showing the decorative symbol variation process (step S802) in the effect control process. In the decorative symbol changing process, the
図柄決定済フラグがセットされていなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、コマンド受信フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1831)。セットされていなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果受信時間計測タイマの値を1減算する(ステップS1832)とともに、表示結果受信時間計測タイマがタイムアウトしたか否かを判定する(ステップS1833)。タイムアウトしていなければ、そのままステップS1856に移行する。タイムアウトしていれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドを受信できなかったことを示す表示結果不受信フラグをセットし(ステップS1834)、飾り図柄の大当り図柄を決定するために用いる図柄決定用テーブルとして通常時大当り図柄決定用テーブルを選択する(ステップS1853)。すなわち、変動パターンコマンドを受信した後、所定期間(例えば、飾り図柄の変動を開始してから高速変動に達するまでの時間)を経過しても何ら演出制御コマンドを受信していない場合であるので、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドを受信できなかったと判断する。
If the symbol determined flag is not set, the
ステップS1831でコマンド受信フラグがセットされておらず表示結果受信時間計測タイマもタイムアップした場合とは、確変大当り/通常大当り指定の変動パターンコマンドを受信したものの表示結果コマンドを受信できなかった場合である。そのため、少なくとも確変大当りまたは通常大当りのいずれかであることが分かっている場合であるので、演出制御用マイクロコンピュータ100は、通常時大当り図柄決定用テーブルを選択することによって、後述するステップS1854で飾り図柄の停止図柄として非確変図柄を決定するように制御する。
The case where the command reception flag is not set and the display result reception time measurement timer is up in step S1831 means that the variation pattern command specified by the probability variation big hit / normal big hit is received but the display result command cannot be received. is there. Therefore, since it is known that at least either the probability big hit or the normal big hit is known, the
コマンド受信フラグがセットされていれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信したコマンドがプログラム上存在する演出制御コマンドであるか否かを確認する(ステップS1835)。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信コマンドの1バイト目のMODEデータが「80」や「8C」、「A0」などプログラム上存在するものであるか否かを確認する(図8,図9参照)。プログラム上存在する演出制御コマンドでなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、データ化けなどの原因によって表示結果コマンドの受信に失敗したと判断し、ステップS1838に移行する。また、プログラム上存在するMODEデータであっても、2バイト目のEXTデータがそのMODEデータに対してプログラム上存在するものであるか否かを確認し(図8,図9参照)、プログラム上存在しないEXTデータであれば、データ化けなどの原因によって第1表示結果コマンドの受信に失敗したと判断し、ステップS1838に移行する。
If the command reception flag is set, the
プログラム上存在する演出制御コマンドであれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果受信フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1836)。セットされていなければ、表示結果コマンドより先に表示結果コマンド以外の演出制御コマンド(例えば、表示結果コマンドの2ms後に送信される演出記憶情報指定コマンド)を受信した場合であるので、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドの受信に失敗したと判断し、ステップS1838に移行する。
If it is an effect control command that exists in the program, the
表示結果受信フラグがセットされていれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドの指定内容が変動パターンコマンドの指定内容と合致するが否かを確認する(ステップS1837)。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1616でセーブした変動パターンコマンドのEXTデータと、ステップS1619でセーブした表示結果コマンドのEXTデータとにもとづいて、指定内容が合致するか否かを確認する。
If the display result reception flag is set, the
この実施の形態では、ステップS1837の処理が実行されるのは、演出制御用マイクロコンピュータ100が確変大当り/通常大当り兼用の変動パターンコマンドを受信したときである。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変大当りを指定する表示結果コマンドまたは通常大当りを指定する表示結果コマンド(ラウンド中や大当り後の再抽選演出の実行を指定する表示結果コマンドを含む)を受信するはずである。そのため、演出制御用マイクロコンピュータ100は、変動パターンコマンドが確変大当り/通常大当りを指定するものであるにもかかわらず、表示結果コマンドがはずれ指定や、突然確変大当り指定、小当り指定のコマンドであった場合には、指定内容が合致しないと判断する。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、データ化けなどの原因によって表示結果コマンドの受信に失敗したと判断し、ステップS1838に移行する。
In this embodiment, the process of step S1837 is executed when the
また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドが確変大当りや通常大当りを指定するコマンドであった場合には、指定内容が合致すると判断する。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドを正しく受信したと判断し、ステップS1839に移行する。
In addition, when the display result command is a command that specifies a probable big hit or a normal big hit, the
ステップS1838では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、データ化けなどの原因によって表示結果コマンドを正しく受信できなかったことを示す表示結果不正規受信フラグをセットする。また、飾り図柄の大当り図柄を決定するために用いる図柄決定用テーブルとして通常時大当り図柄決定用テーブルを選択する(ステップS1853)。
In step S1838, the
ステップS1835でプログラム上存在するコマンドでなかった場合、ステップS1836で表示結果受信フラグがセットされていなかった場合、またはステップS1837で表示結果コマンドの指定内容が変動パターンコマンドの指定内容と合致しなかった場合とは、確変大当り/通常大当り指定の変動パターンコマンドを受信したものの、データ化けなどの原因により表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合である。そのため、少なくとも確変大当りまたは通常大当りのいずれかであることが分かっている場合であるので、演出制御用マイクロコンピュータ100は、通常時大当り図柄決定用テーブルを選択することによって、後述するステップS1854で飾り図柄の停止図柄として非確変図柄を決定するように制御する。
If the command does not exist in the program in step S1835, if the display result reception flag is not set in step S1836, or the specified content of the display result command does not match the specified content of the variation pattern command in step S1837 The case is a case where the variation pattern command specified by the probable big hit / normal big hit is received, but the display result command cannot be correctly received due to garbled data or the like. Therefore, since it is known that at least either the probability big hit or the normal big hit is known, the
ステップS1839では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドが通常大当り(非確変大当り)であることを指定する演出制御コマンド(通常大当り指定コマンド:8C01(H))であるか否かを確認する。通常大当り指定であれば、通常大当りが指定されたことを示す通常大当り演出フラグをセットし(ステップS1840)、ステップS1853に移行する。
In step S1839, the
通常大当り指定でなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドが確変大当りであることを指定する演出制御コマンド(確変大当り指定コマンド:8C02(H))であるか否かを確認する(ステップS1841)。確変大当り指定であれば、確変大当りが指定されたことを示す確変大当り演出フラグをセットし(ステップS1842)、ステップS1852に移行する。
If the big hit is not normally designated, the
確変大当り指定でなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドが確変大当りであることを指定するとともに、ラウンド中再抽選演出が実行されることを指定する演出制御コマンド(ラウンド中再抽選付き確変大当り指定コマンド:8C03(H))であるか否かを確認する(ステップS1843)。ラウンド中再抽選付き確変大当り指定コマンドであれば、確変大当り演出フラグをセットする(ステップS1844)。また、大当り遊技のラウンド中において再抽選演出を実行することを示すラウンド中再抽選実行フラグをセットし(ステップS1845)、ステップS1853に移行する。
If the probability variation big hit is not designated, the
ラウンド中再抽選付き確変大当り指定コマンドでなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変大当りであることを指定するとともに、大当り後再抽選演出が実行されることを指定する演出制御コマンド(大当り終了後再抽選付き確変大当り指定コマンド:8C04(H))であるか否かを確認する(ステップS1846)。大当り終了後再抽選付き確変大当り指定コマンドであれば、確変大当り演出フラグをセットする(ステップS1847)。また、大当りの終了後のエンディング演出において再抽選演出を実行することを示す大当り終了後再抽選実行フラグをセットし(ステップS1848)、ステップS1853に移行する。
If it is not a probable big hit designation command with a re-lottery during the round, the
大当り終了後再抽選付き確変大当り指定コマンドでなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100が、確変大当りであることを指定するとともに、ラウンド中再抽選演出および大当り後再抽選演出が実行されることを指定する演出制御コマンド(再抽選付き確変大当り指定コマンド:8C05(H))を受信したことを意味する。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変大当り演出フラグをセットする(ステップS1849)とともに、ラウンド中再抽選実行フラグをセットし(ステップS1850)、大当り後再抽選実行フラグをセットする(ステップS1851)。そして、ステップS1853に移行する。
If it is not a probable big hit designation command with re-lottery after the big hit, the
ステップS1852では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、飾り図柄の大当り図柄を決定するために用いる図柄決定用テーブルとして確変時大当り図柄決定用テーブルを選択する。また、ステップS1853では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、飾り図柄の大当り図柄を決定するために用いる図柄決定用テーブルとして通常時大当り図柄決定用テーブルを選択する。
In step S1852, the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当り図柄決定用乱数を抽出し、抽出した大当り図柄決定用乱数の値と、選択した図柄決定用テーブルとにもとづいて、大当りに対応した左中右の飾り図柄の停止図柄を決定する(ステップS1854)。この場合、確変時大当り図柄決定用テーブルを選択した場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、選択した図柄決定用テーブルにもとづいて、飾り図柄の停止図柄として確変図柄(例えば、左中右の図柄が同一の奇数図柄で揃うように)を決定する。また、通常時大当り図柄決定用テーブルを選択した場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、選択した図柄決定用テーブルにもとづいて、飾り図柄の停止図柄として非確変図柄(例えば、左中右の図柄が同一の偶数図柄で揃うように)を決定する。そして、決定した飾り図柄の停止図柄をRAMにおける飾り図柄格納領域に格納するとともに、図柄決定済フラグをセットする(ステップS1855)。
Next, the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、飾り図柄停止指定コマンドを受信したか否かを確認する(ステップS1856)。受信していたら、演出制御プロセスフラグの値を飾り図柄変動停止処理(ステップS803)を示す値に更新する(ステップS1864)。飾り図柄停止指定コマンドを受信していなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、変動時間タイマがタイムアウトしていないかどうかを確認する(ステップS1857)。変動時間タイマがタイムアウトしていれば、演出制御プロセスフラグの値を飾り図柄変動停止処理(ステップS803)を示す値に更新する(ステップS1864)。
Next, the
演出制御用マイクロコンピュータ100は、所定の変動時間が経過したことにもとづいて飾り図柄変動停止処理に移行し、飾り図柄の可変表示を停止して停止図柄を導出表示する。この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、飾り図柄停止指定コマンド(確定コマンド)を受信すると、所定の変動時間が経過したと判断し、飾り図柄変動停止処理に移行する。また、飾り図柄停止指定コマンドを受信できなかった場合には、変動時間タイマがタイムアウトしたことにもとづいて、所定の変動時間が経過したと判断し、飾り図柄変動停止処理に移行する。
The
なお、飾り図柄停止指定コマンドを受信したこと、または変動時間タイマがタイムアウトしたことのいずれか一方のみを監視して飾り図柄の可変表示を停止して停止図柄を導出表示するようにしてもよい。また、飾り図柄停止指定コマンドを受信したことのみを監視して飾り図柄の可変表示を停止して停止図柄を導出表示する場合、変動時間がタイムアウトしても飾り図柄停止指定コマンドを受信できなかった場合には、ステップS1858〜S1863の処理において、飾り図柄の変動表示を完全には停止させないようにし、飾り図柄を揺れ表示したり、飾り図柄を少し拡大縮小する表示を繰り返したりしてもよい。 Note that it is also possible to monitor only one of the reception of the decorative symbol stop designation command or the time-out of the variable time timer, stop the variable display of the decorative symbol, and derive and display the stop symbol. Also, when monitoring only the reception of the decorative symbol stop command and stopping the variable display of the decorative symbol and deriving and displaying the stop symbol, the decorative symbol stop specification command could not be received even if the fluctuation time timed out. In such a case, in the processing of steps S1858 to S1863, the decorative symbol variation display may not be completely stopped, and the decorative symbol may be displayed in a shaking manner or the display in which the decorative symbol is slightly enlarged or reduced may be repeated.
変動時間タイマがタイムアウトしていなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスタイマを1減算するとともに(ステップS1858)、変動時間タイマを1減算する(ステップS1859)。
If the variation time timer has not timed out, the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスデータnの内容に従って演出装置(可変表示装置9、各種ランプ、スピーカ27)の制御を実行する(ステップS1860)。次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスタイマがタイムアウトしていないかどうかを確認し(ステップS1861)、プロセスタイマがタイムアウトしていれば、プロセスデータの切替を行う(ステップS1862)。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスデータ(表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データ)に切り替える。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS1863)。
Next, the
具体的には、ステップS1860において、プロセスデータnの内容に従って演出装置の制御が実行されることによって、可変表示装置9において飾り図柄の変動表示が実行されることになる。なお、この場合に、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドを受信できなかったときや、データ化けなどの原因によって表示結果コマンドを正しく受信できなかったときには、可変表示装置9の表示画面の一部(例えば、表示画面の端の部分)にエラー表示(例えば、「エラー」などの文字や「?」などの記号)を表示するようにしてもよい。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果不受信フラグや表示結果不正規受信フラグがセットされていれば、可変表示装置9の表示画面の一部にエラー表示をしてもよい。
Specifically, in step S1860, the control of the effect device is executed in accordance with the contents of the process data n, whereby the
図39は、演出制御プロセス処理における飾り図柄変動停止処理(ステップS803)を示すフローチャートである。飾り図柄変動停止処理において、まず、演出制御用マイクロコンピュータ100は、飾り図柄の停止図柄を表示していることを示す停止図柄表示フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1870)。そして、停止図柄表示フラグがセットされていれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1877に移行する。この実施の形態では、後述するように、飾り図柄の停止図柄として大当り図柄を表示した場合には、ステップS1876で停止図柄表示フラグがセットされる。そして、ファンファーレ演出を実行するときにステップS1878で停止図柄表示フラグがリセットされる。従って、ステップS1870で停止図柄表示フラグがセットされているということは、大当り図柄を停止表示したもののファンファーレ演出をまだ実行していない段階であるので、ステップS1872の飾り図柄の停止図柄を表示する処理を重ねて実行することなく、ステップS1877に移行する。
FIG. 39 is a flowchart showing a decorative symbol variation stop process (step S803) in the effect control process. In the decorative symbol variation stop process, the
停止図柄表示フラグがセットされていなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、記憶されている停止図柄(飾り図柄(はずれ図柄)、大当り表示図柄(突然確変大当り図柄を含む)、小当り図柄(本例では、突然確変大当り図柄と同じ図柄))を停止表示させる制御を行う(ステップS1872)。
If the stop symbol display flag is not set, the
そして、ステップS1872で大当り表示図柄(突然確変大当り図柄を含む)または小当り図柄(ただし、本例では、突然確変大当り図柄と同じ図柄)を表示しない場合(すなわち、はずれ図柄を表示する場合:ステップS1873のN)は、演出制御用マイクロコンピュータ100は、所定のフラグ(例えば飾り図柄停止指定コマンドに応じたフラグがセットされるときは、そのフラグ)をリセットし(ステップS1874)、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に更新する(ステップS1875)。
Then, in step S1872, if the big hit display symbol (including the sudden probability variation big hit symbol) or the small hit symbol (however, in this example, the same symbol as the sudden probability variation big hit symbol) is not displayed (that is, if the outlier symbol is displayed: step In N of S1873, the
ステップS1872で大当り図柄(突然確変大当り図柄を含む)または小当り図柄を表示する場合には(ステップS1873のY)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、停止図柄表示フラグをセットし(ステップS1876)、ファンファーレフラグがセットされたか否か確認する(ステップS1877)。すなわち、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ファンファーレコマンドを受信したか否かを確認する。ファンファーレフラグがセットされたときは(ステップS1877のY)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、停止図柄表示フラグをリセットし(ステップS1878)、小当り演出フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1880a)。また、小当り演出フラグがセットされていなければ、突然確変大当り演出フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1880b)。突然確変大当り演出フラグおよび小当り演出フラグのいずれもセットされていなければ、通常のファンファーレ演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS1880c)。突然確変大当り演出フラグがセットされていれば(ステップS1880bのY)、突然確変大当り用のファンファーレ演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS1880e)。
In the case where a big hit symbol (including a sudden probability variation big hit symbol) or a small hit symbol is displayed in step S1872 (Y in step S1873), the
小当り演出フラグがセットされていれば(ステップS1880aのY)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、小当り時のファンファーレ演出の実行時間を計測するための小当り表示時間計測タイマをセットし(ステップS1880d)、ステップS1880eに移行して、突然確変大当り用のファンファーレ演出に応じたプロセスデータと同じプロセスデータを選択する。すなわち、この実施の形態では、突然確変大当りのときと小当りのときとで、同じプロセスデータを用いてファンファーレ演出が実行される。そして、プロセスタイマをスタートさせ(ステップS1881)、演出制御プロセスフラグの値を大当り表示処理(ステップS804)に対応した値に設定する(ステップS1882)。
If the small hit effect flag is set (Y in step S1880a), the
図40は、演出制御プロセス処理における大当り表示処理(ステップS804)を示すフローチャートである。大当り表示処理において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、まず、小当り演出フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS900)。小当り演出フラグがセットされていれば、そのままステップS902に移行する。小当り演出フラグがセットされていなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大入賞口開放中表示コマンドを受信したことを示す大入賞口開放中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS901)。大入賞口開放中フラグがセットされていないときは(ステップS901のN)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスタイマの値を1減算し(ステップS902)、セットされている場合には小当り表示時間計測タイマの値を1減算する(ステップS902a)。次いで、小当り表示時間計測タイマがセットされているときには、演出制御用マイクロコンピュータ100は、小当り表示時間計測タイマがタイムアウトしたか否かを確認する(ステップS902b)。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、例えば、小当り演出フラグがセットされているときにのみ、ステップS902bの判定を行うようにし、小当り演出フラグがセットされていなければ、そのままステップS903に移行する。従って、小当り以外の場合において、ステップS902bの処理でYesと判定されることはない。タイムアウトしていれば、ステップS902cに移行し、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に設定する(ステップS902c)。
FIG. 40 is a flowchart showing the jackpot display process (step S804) in the effect control process. In the big hit display process, the
小当り表示時間計測タイマがセットされていない場合、または小当り表示時間タイマがタイムアウトしていない場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスデータnの内容に従って演出装置(可変表示装置9、スピーカ27、ランプ28a〜28c等)の制御を実行する(ステップS903)。例えば、可変表示装置9において大当り表示図柄を表示するとともに、大当りが発生したことを示す文字やキャラクタなどを表示する演出が実行される。この場合、突然確変大当りの場合または小当りの場合には、同じ突然確変大当り用のプロセスデータnの内容に従って、所定期間ファンファーレ演出が実行されることになる。
When the small hit display time measurement timer is not set, or when the small hit display time timer has not timed out, the
なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ファンファーレコマンドとして同じ確変大当り指定のファンファーレコマンドを受信した場合であっても、コマンドA002(H)、A003(H)〜A005(H)のいずれを受信したかに応じて異なる態様でファンファーレ演出を実行する。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、可変表示装置9において異なる文字や異なるキャラクタを表示することによって、それぞれ異なる演出を実行する。
It should be noted that the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスタイマがタイムアウトしていないかどうかを確認し(ステップS904)、プロセスタイマがタイムアウトしていれば、プロセスデータの切替を行う(ステップS905)。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスデータ(表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データ)に切り替える。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS906)。
Next, the
大入賞口開放中フラグがセットされているときは(ステップS901のY)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大入賞口開放中表示コマンドの内容にもとづいてラウンド中演出(ラウンド数に応じたラウンド表示を実行する演出)を選択する(ステップS907)。次いで、大入賞口開放中フラグをリセットし(ステップS908)、ラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS909)。そして、プロセスタイマをスタートさせ(ステップS910)、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に設定する(ステップS911)。
When the big prize opening open flag is set (Y in step S901), the
なお、この実施の形態では、大当り(突然確変大当りを含む)のファンファーレ演出と小当りのファンファーレ演出とをともに大当り表示処理において実行する場合を説明したが、小当りのファンファーレ演出を実行する小当り表示処理を大当り表示処理とは別に設けてもよい。この場合、例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、飾り図柄変動停止処理において、小当り演出フラグがセットされていた場合には、小当り表示時間計測タイマをセットするとともに、突然確変大当り用のファンファーレ演出に応じたプロセスデータを選択し、演出制御プロセスフラグの値を小当り表示処理に対応した値に設定する。そして、小当り表示処理においてステップS902〜S906と同様の処理を実行する。
In this embodiment, a case has been described in which both a big hit (including a sudden probability change big hit) fanfare effect and a small hitting fanfare effect are executed in the big hit display processing. The display process may be provided separately from the jackpot display process. In this case, for example, if the small hit effect flag is set in the decorative symbol variation stopping process, the
図41および図42は、演出制御プロセス処理におけるラウンド中処理(ステップS805)を示すフローチャートである。ラウンド中処理において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、まず、エンディングフラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1901)。エンディングフラグがセットされていないときは(ステップS1901のN)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大入賞口開放後表示コマンドを受信したことを示す大入賞口開放後フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1902)。
41 and 42 are flowcharts showing the round process (step S805) in the effect control process. In the in-round processing, the
大入賞口開放後フラグもセットされていないときは(ステップS1902のN)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ラウンド中再抽選実行フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1903)。ラウンド中再抽選実行フラグもセットされていなければ(ステップS1903のN)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスタイマの値を1減算し(ステップS1904)、プロセスデータnの内容に従って演出装置(可変表示装置9、スピーカ27、ランプ28a〜28c等)の制御を実行する(ステップS1905)。例えば、可変表示装置9において大当り表示図柄を表示するとともに、ラウンド数を示す文字やその他のキャラクタなどを表示する演出が実行される。
When the flag after the special winning opening is not set (N in Step S1902), the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスタイマがタイムアウトしていないかどうかを確認し(ステップS1906)、プロセスタイマがタイムアウトしていれば、プロセスデータの切替を行う(ステップS1907)。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスデータ(表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データ)に切り替える。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS1908)。
Next, the
ステップS1902において大入賞口開放後フラグがセットされているときは(ステップS1902のY)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大入賞口開放後表示コマンドの内容にもとづいてインターバル演出(ラウンド数に応じたインターバル表示を行う演出)を選択する(ステップS1909)。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大入賞口開放後フラグをリセットし(ステップS1910)、選択したインターバル演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS1911)。そして、プロセスタイマをスタートさせ(ステップS1912)、演出制御プロセスフラグの値をラウンド後処理(ステップS806)に対応した値に設定する(ステップS1913)。なお、突然確変大当りである場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大入賞口開放後表示コマンドを受信した場合であっても、ステップS1911でインターバル演出に応じたプロセスデータへの切り替えを行わないように制御する。
When the flag after opening the big prize opening is set in step S1902 (Y in step S1902), the
ステップS1901においてエンディングフラグがセットされたときは(ステップS1901のY)、遊技制御用マイクロコンピュータ560からエンディングコマンドを受信したときである。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、まず、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信したエンディングコマンドが確変大当りを指定するエンディングコマンド(コマンドA301(H))であるか否かを確認する(ステップS1914)。確変大当りを指定するエンディングコマンドであれば、表示結果不受信フラグまたは表示結果不正規受信フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1915)。セットされていれば、既に確変に昇格した旨を報知したことを示す昇格報知済フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1916)。昇格報知済フラグは、後述するように、再抽選演出において確変に昇格した旨を報知したことにもとづいてセットされる(ステップS1935参照)。昇格報知済フラグがセットされていなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当り終了後のエンディング演出において再抽選演出を実行することを示す大当り後再抽選実行フラグをセットする(ステップS1917)。また、大当り図柄決定用乱数の値にもとづいて、大当りに対応した左中右の飾り図柄の停止図柄を決定する(ステップS1920)。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変時大当り図柄決定用テーブルにもとづいて、大当り図柄として確変図柄を決定する。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、決定した飾り図柄の停止図柄をRAMにおける飾り図柄格納領域に格納し、ステップS1921に移行する。
When the ending flag is set in step S1901 (Y in step S1901), it is when an ending command is received from the game control microcomputer 560. In this case, the
受信したエンディングコマンドが確変大当りを指定するエンディングコマンドでない場合、表示結果不受信フラグおよび表示結果不正規受信フラグのいずれもセットされていなかった場合、または昇格報知済フラグが既にセットされていた場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当り後再抽選実行フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1918)。セットされていれば、昇格報知済フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1919)。昇格報知済フラグがセットされていなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当り図柄決定用乱数の値にもとづいて、大当りに対応した左中右の飾り図柄の停止図柄を決定する(ステップS1920)。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変時大当り図柄決定用テーブルにもとづいて、大当り図柄として確変図柄を決定する。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、決定した飾り図柄の停止図柄をRAMにおける飾り図柄格納領域に格納し、ステップS1921に移行する。
When the received ending command is not an ending command that specifies a probable jackpot, when neither the display result non-reception flag nor the display result irregular reception flag is set, or when the promoted notification flag is already set The
大当り後再抽選実行フラグがセットされていなかった場合、または昇格報知済フラグが既にセットされていた場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1921に移行する。
When the big lottery re-lottery execution flag has not been set, or when the promotion notification flag has already been set, the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信したエンディングコマンドに応じてエンディング演出を選択する(ステップS1921)。次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、エンディングフラグをリセットし(ステップS1922)、エンディング演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS1923)。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出期間計測タイマをスタートさせるとともに、プロセスタイマをスタートさせる(ステップS1924)。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出制御プロセスフラグの値を大当り終了演出処理(ステップS807)に対応した値に設定する(ステップS1925)。なお、エンディングコマンドで大当り後再抽選演出の実行が指定されている場合には、ステップS1924において、通常のエンディング演出を実行する場合よりも長い演出期間がセットされ、演出期間計測タイマがスタートされる。例えば、ステップS1924において、大当り後再抽選演出を実行しない場合には演出期間として10秒がセットされ、大当り後再抽選演出を実行する場合には演出期間として20秒がセットされる。
Next, the
ステップS1903でラウンド中再抽選実行フラグがセットされていた場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、現在のラウンドが再抽選演出の実行ラウンド(例えば、ラウンド10)であるか否かを確認する。この場合、例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した大入賞口開放中表示コマンド(図9に示すコマンドA1XX(H))の内容にもとづいて、現在が何ラウンドであるかを特定する。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、特定した現在のラウンドがあらかじめ定められた実行ラウンド(例えば、ラウンド10)と合致するか否かを判断することによって、再抽選演出の実行ラウンドであるか否かを確認する。再抽選演出の実行ラウンドでなければ、ステップS1904に移行する。なお、再抽選演出の実行ラウンドをあらかじめ定めておくのではなく、演出制御用マイクロコンピュータ100は、所定の実行ラウンド決定用乱数を用いた抽選により、再抽選演出の実行ラウンドを決定するようにしてもよい。
If the re-lottery execution flag during round is set in step S1903, the
再抽選演出の実行ラウンドであれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドのEXTデータから認識可能な再抽選演出の開始時間を確認し、さらに演出期間計測タイマの値を確認することにより、ラウンド中演出開始後の時間が再抽選演出の開始時間(例えば5秒)を経過しているか否かを判定する(ステップS1927)。未だ再抽選演出の開始時間を経過していなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1904に移行する。
If it is an execution round of the re-lottery effect, the
ラウンド中演出開始後の時間が再抽選演出の開始時間を経過していれば(ステップS1927のY)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果データ格納領域に格納されているEXTデータから認識可能な大当り図柄確定演出の開始時間を確認するとともに、演出期間計測タイマの値を確認することにより、ラウンド中演出開始後の時間が大当り図柄確定演出の開始時間(例えば、10秒)を経過しているか否かを判定する(ステップS1928)。
If the time after the start of the effect during the round has passed the start time of the re-lottery effect (Y in step S1927), the
大当り図柄確定演出の開始時間を経過していなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出期間計測タイマの値を確認することにより、再抽選演出を実行している最中であるかどうかを判定する(ステップS1929)。このとき、再抽選演出を実行している最中でないと判定されたということは、再抽選演出が開始された直後であることを意味する。再抽選演出を実行している最中でなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、再抽選演出のプロセスデータを選択し(ステップS1930)、選択したプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS1931)。そして、再抽選演出のプロセスデータの内容に従って演出装置(可変表示装置9、各種ランプ、スピーカ27)の制御を実行する(ステップS1932)。再抽選演出を実行している最中であれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、そのままステップS1932に移行し、再抽選演出のプロセスデータの内容に従って演出装置(可変表示装置9、各種ランプ、スピーカ27)の制御を実行する。
If the start time of the big hit symbol determination effect has not elapsed, the
ステップS1928において大当り図柄確定演出の開始時間を経過していると判定した場合は、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出期間計測タイマの値を確認することにより、大当り図柄確定演出を実行している最中であるかどうかを判定する(ステップS1933)。このとき、大当り図柄確定演出を実行している最中でないと判定されたということは、大当り図柄確定演出が開始された直後であることを意味する。大当り図柄確定演出を実行している最中でなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1979で決定された図柄が反映された図柄配列に対応した大当り図柄確定演出のプロセスデータを選択する(ステップS1934)。また、ステップS1979で決定された図柄が確変図柄である場合には(ステップS1935のY)、確変に昇格したことを報知した旨を示す昇格報知済フラグをセットする(ステップS1936)。確変図柄でない場合には(ステップS1935のN)、確変に昇格しなかったことを報知した旨を示す非昇格報知済フラグをセットする(ステップS1937)。
If it is determined in step S1928 that the start time of the jackpot symbol determination effect has elapsed, the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、選択したプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS1938)。なお、大当り図柄確定演出のプロセスデータは、決定されうる図柄の全ての組み合わせに対応可能な図柄配列のプロセスデータが予め複数用意されている。そして、大当り図柄確定演出のプロセスデータの内容に従って演出装置(可変表示装置9、各種ランプ、スピーカ27)の制御を実行する(ステップS1939)。なお、この実施の形態では、後述するラウンド後処理において再抽選演出の実行ラウンドと判定したときに、飾り図柄の停止図柄として確変図柄または非確変図柄のいずれかを決定するので(ステップS1979参照)、ステップS1939で大当り図柄の確定演出を実行する場合に、確変図柄または非確変図柄のいずれかが停止表示される。
Next, the
ステップS1933において大当り図柄確定演出を実行している最中であれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、そのままステップS1939に移行し、大当り図柄確定演出のプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行する。
If the big hit symbol fixed effect is being executed in step S1933, the
図43は、演出制御プロセス処理におけるラウンド後処理(ステップS806)を示すフローチャートである。ラウンド後処理において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大入賞口開放中表示コマンドを受信したことを示す大入賞口開放中フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1971)。大入賞口開放中フラグがセットされていないときは(ステップS1971のN)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスタイマの値を1減算し(ステップS1972)、プロセスデータnの内容に従って演出装置(可変表示装置9、スピーカ27、ランプ28a〜28c等)の制御を実行する(ステップS1973)。例えば、可変表示装置9において大当り表示図柄を表示するとともに、所定のキャラクタなどを表示する演出が実行される。
FIG. 43 is a flowchart showing the round post-processing (step S806) in the effect control process. In the round post-processing, the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスタイマがタイムアウトしていないかどうかを確認し(ステップS1974)、プロセスタイマがタイムアウトしていれば、プロセスデータの切替を行う(ステップS1975)。すなわち、プロセステーブルにおける次に設定されているプロセスデータ(表示制御実行データ、ランプ制御実行データおよび音番号データ)に切り替える。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS1976)。
Next, the
大入賞口開放中フラグがセットされているときは(ステップS1971のY)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ラウンド中再抽選実行フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS1977)。ラウンド中再抽選実行フラグがセットされていれば(ステップS1977のY)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1978に移行する。ステップS1977でラウンド中再抽選実行フラグがセットされていなければ、ステップS1985に移行する。
When the special winning opening open flag is set (Y of step S1971), the
例えば、ラウンド中再抽選演出の実行を指定する表示結果コマンドを受信した場合には、ステップS1845またはステップS1850でラウンド中再抽選実行フラグがセットされているので、ステップS1977でYと判定されステップS1978に移行する。また、表示結果コマンドを受信できなかったときや表示結果コマンドの受信に失敗したあとに確変大当り指定のファンファーレコマンドを受信した場合には、ステップS1626でラウンド中再抽選実行フラグがセットされているので、ステップS1977でYと判定されステップS1978に移行する。 For example, when a display result command designating execution of a re-lottery effect during round is received, since the re-lottery execution flag during round is set in step S1845 or step S1850, it is determined as Y in step S1977 and step S1978. Migrate to In addition, when the display result command cannot be received or when the fanfare command specified with probability variation big hit is received after the display result command has failed to be received, the re-lottery execution flag during round is set in step S1626. In step S1977, Y is determined, and the process proceeds to step S1978.
ステップS1978では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、現在のラウンドが再抽選演出の実行ラウンド(例えば、ラウンド10)であるか否かを確認する。この場合、例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した大入賞口開放中表示コマンド(図9に示すコマンドA1XX(H))の内容にもとづいて、現在が何ラウンドであるかを特定する。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、特定した現在のラウンドがあらかじめ定められた実行ラウンド(例えば、ラウンド10)と合致するか否かを判断することによって、再抽選演出の実行ラウンドであるか否かを確認する。再抽選演出の実行ラウンドでなければ、ステップS1985に移行する。
In step S1978, the
再抽選演出の実行ラウンドであれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当り図柄決定用乱数にもとづいて、左中右の飾り図柄の停止図柄を決定する(ステップS1979)。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当り図柄として確変図柄または非確変図柄のいずれかを決定する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、決定した左中右の飾り図柄の停止図柄をRAMにおける飾り図柄格納領域に格納する。そして、ステップS1985に移行する。なお、この実施の形態では、ステップS1979で確変図柄または非確変図柄のいずれかが決定されることによって、ラウンド中処理において再抽選演出が実行されたときに大当り図柄として確変図柄が導出表示される場合と非確変図柄が導出される場合とがある。
If it is an execution round of the re-lottery effect, the
なお、この実施の形態では、確変大当りと事前決定された場合に再抽選演出を実行する場合を示すが、通常大当りと事前決定した場合にも再抽選演出を実行するようにしてもよい。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1839で受信した表示結果コマンドが通常大当りであると判定したときに、所定の再抽選決定乱数を用いた抽選を行い、再抽選演出を実行するか否かを決定してもよい。また、例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1839で受信した表示結果コマンドが通常大当りであると判定したときに、無条件に再抽選演出を実行するようにしてもよい。なお、通常大当りと事前決定されている場合であって大当り遊技のラウンド中に再抽選演出を実行する場合には、ステップS1979において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当り図柄として非確変図柄を決定する。そして、ラウンド中に再抽選演出を実行したときに大当り図柄として非確変図柄を停止表示するように制御する。また、通常大当りと事前決定されている場合であって大当り遊技後のエンディングにおいて再抽選演出を実行する場合には、後述するステップS1920において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当り図柄として非確変図柄を決定する。そして、エンディングにおいて再抽選演出を実行したときに大当り図柄として非確変図柄を停止表示するように制御する。
In this embodiment, a case where a re-lottery effect is executed when it is determined in advance as a probable big hit is shown, but a re-lottery effect may also be executed when it is determined as a normal big hit. For example, when the
なお、ラウンド中に再抽選演出を実行するときにラウンドが短期間に終了してしまった場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、複数のラウンドにまたがって再抽選演出を実行してもよい。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、例えば、ラウンドが切り替わるときにラウンド数の表示のみを更新し、再抽選演出を継続してもよい。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ラウンド中の再抽選演出の実行を開始すると、再抽選演出を実行中であることを示す再抽選演出実行中フラグをセットする。演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1902で大入賞口開放後フラグがセットされていれば、再抽選演出実行中フラグがセットされているか否かを確認する。再抽選演出実行中フラグがセットされていれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1909以降のインターバル演出に移行することなく、ステップS1956以降の再抽選演出を実行する。その後、次のラウンドが開始し大入賞口開放後フラグがリセットされると、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1902で大入賞口開放後フラグがセットされていないと判断するとともに、ステップS1903で再抽選実行中フラグがセットされていれば、ステップS1956以降の再抽選演出を実行する。そして、再抽選演出において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、例えば、大入賞口開放中表示コマンド「A1XX」を受信したか否かを確認し、受信していれば、大入賞口開放中表示コマンドで特定されるラウンド数にもとづいて、可変表示装置9に表示するラウンド数を更新する。
If the round is finished in a short time when the re-lottery effect is executed during the round, the
また、例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1983において短い演出期間(例えば5秒)をセットして演出期間計測タイマをスタートさせてもよい。すなわち、このような短時間(例えば5秒)の間に大入賞口への入賞数が所定個(例えば10個)に達しラウンドが終了してしまうことは少ないので、再抽選演出の実行中にラウンドが終了して、再抽選演出が途中で不自然に終了してしまう事態を極力防止できる。
For example, the
ステップS1985では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大入賞口開放中表示コマンドの内容にもとづいてラウンド中演出(ラウンド数に応じたラウンド表示を実行する演出)を選択する(ステップS1985)。次いで、大入賞口開放中フラグをリセットし(ステップS1986)、ラウンド中演出に応じたプロセスデータを選択する(ステップS1987)。そして、プロセスタイマをスタートさせ(ステップS1988)、演出制御プロセスフラグの値をラウンド中処理(ステップS805)に対応した値に設定する(ステップS1989)。
In step S1985, the
図44は、演出制御プロセス処理における大当り終了演出処理(ステップS807)を示すフローチャートである。大当り終了演出処理において、演出制御用マイクロコンピュータ100は、まず、演出期間計測タイマの値を1減算するとともに(ステップS971)、演出期間計測タイマがタイムアウトしたか否かを確認する(ステップS972)。
FIG. 44 is a flowchart showing the jackpot end effect process (step S807) in the effect control process. In the big hit end effect process, the
演出期間計測タイマがタイムアウトしていないときは(ステップS972のN)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスタイマの値を1減算し(ステップS973)、大当り後再抽選実行フラグがセットされているか否かを確認する(ステップS973a)。大当り後再抽選実行フラグがセットされていなければ、そのままステップS974に移行する。
When the production period measurement timer has not timed out (N in step S972), the
大当り後再抽選実行フラグがセットされていれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドのEXTデータから認識可能な再抽選演出の開始時間を確認し、さらに演出期間計測タイマの値を確認することにより、エンディング演出開始後の時間が再抽選演出の開始時間(例えば5秒)を経過しているか否かを判定する(ステップS973b)。未だ再抽選演出の開始時間を経過していなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS974に移行する。
If the big lottery re-lottery execution flag is set, the
エンディング演出開始後の時間が再抽選演出の開始時間を経過していれば(ステップS973bのY)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果データ格納領域に格納されているEXTデータから認識可能な大当り図柄確定演出の開始時間を確認するとともに、演出期間計測タイマの値を確認することにより、エンディング演出開始後の時間が大当り図柄確定演出の開始時間(例えば、10秒)を経過しているか否かを判定する(ステップS973c)。
If the time after the start of the ending effect has passed the start time of the re-lottery effect (Y of step S973b), the
大当り図柄確定演出の開始時間を経過していなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出期間計測タイマの値を確認することにより、再抽選演出を実行している最中であるかどうかを判定する(ステップ973d)。このとき、再抽選演出を実行している最中でないと判定されたということは、再抽選演出が開始された直後であることを意味する。再抽選演出を実行している最中でなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、再抽選演出のプロセスデータを選択し(ステップS973e)、選択したプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS973f)。そして、再抽選演出のプロセスデータの内容に従って演出装置(可変表示装置9、各種ランプ、スピーカ27)の制御を実行する(ステップS973g)。再抽選演出を実行している最中であれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、そのままステップS973gに移行し、再抽選演出のプロセスデータの内容に従って演出装置(可変表示装置9、各種ランプ、スピーカ27)の制御を実行する。
If the start time of the big hit symbol determination effect has not elapsed, the
なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、再抽選演出の実行を指定する表示結果コマンドを受信したことにもとづいて大当り後再抽選演出を実行する場合と、表示結果コマンドを受信できなかったことやデータ化けなどの原因によって正しく受信できなかった後に確変大当りを指定するエンディングコマンドを受信したことにもとづいて大当り後再抽選演出を実行する場合とで異なる演出データ(再抽選演出の演出時間が異なるデータ)を用いて再抽選演出を実行する。例えば、表示結果コマンドの受信に失敗したあとに確変大当り指定のエンディングコマンドを受信したことにもとづいて大当り後再抽選演出を実行する場合には、通常のエンディング演出を行う場合と同じ演出期間の演出データを用いて再抽選演出を実行するようにすることによって、遊技制御用マイクロコンピュータ560側で行うエンディングの時間管理と演出制御用マイクロコンピュータ100側で行うエンディングの時間管理との整合をとることができる。
The
ステップS973cにおいて大当り図柄確定演出の開始時間を経過していると判定した場合は、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出期間計測タイマの値を確認することにより、大当り図柄確定演出を実行している最中であるかどうかを判定する(ステップS973h)。このとき、大当り図柄確定演出を実行している最中でないと判定されたということは、大当り図柄確定演出が開始された直後であることを意味する。大当り図柄確定演出を実行している最中でなければ、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1920で決定された図柄が反映された図柄配列に対応した大当り図柄確定演出のプロセスデータを選択する(ステップS973i)。
When it is determined in step S973c that the start time of the jackpot symbol finalizing effect has elapsed, the
次いで、演出制御用マイクロコンピュータ100は、選択したプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS973j)。なお、大当り図柄確定演出のプロセスデータは、変更された図柄の全ての組み合わせに対応可能な図柄配列のプロセスデータが予め複数用意されている。そして、大当り図柄確定演出のプロセスデータの内容に従って演出装置(可変表示装置、各種ランプ、スピーカ27)の制御を実行する(ステップS973k)。なお、この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ステップS1919で決定した飾り図柄にもとづいて大当り図柄として確変図柄を表示することになる。
Next, the
ステップS973hにおいて大当り図柄確定演出を実行している最中であれば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、そのままステップS973kに移行し、大当り図柄確定演出のプロセスデータの内容に従って演出装置の制御を実行する。
If the big hit symbol fixed effect is being executed in step S973h, the
ステップS974では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスデータnの内容に従って演出装置(可変表示装置9、スピーカ27等)を制御する処理を実行する(ステップS974)。すなわち、演出制御用マイクロコンピュータ100は、再抽選演出を行わない場合の通常のエンディング演出を実行する。例えば、大当りが終了することを表示したり、可変表示装置9の表示画面に所定のキャラクタを表示させ、キャラクタのセリフとして「またね!」などの文章を表示させることによって、大当りが終了することを報知する。
In step S974, the
そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、プロセスタイマがタイムアウトしていないかどうかを確認し(ステップS975)、プロセスタイマがタイムアウトしていれば、プロセスデータの切替を行う(ステップS976)。そして、次のプロセスデータにおけるプロセスタイマ設定値をプロセスタイマに設定してプロセスタイマをスタートさせる(ステップS977)。
Then, the
演出期間計測タイマがタイムアウトしたときは(ステップS972のY)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、通常大当り演出フラグや確変大当り演出フラグ等の所定のフラグをリセットし(ステップS978)、演出制御プロセスフラグの値を変動パターンコマンド受信待ち処理(ステップS800)に対応した値に設定する(ステップS979)。
When the production period measurement timer times out (Y in step S972), the
なお、この実施の形態では、大当り指定の変動パターンコマンドを受信したが表示結果コマンドを受信できなかった場合やデータ化けなどの原因によって正しく表示結果コマンドを受信できなかった場合には、確変大当り指定のエンディングコマンドを受信したことにもとづいて、大当り後のエンディングにおいて再抽選演出を行う場合を説明したが、再抽選を行うことなく、エンディング演出において無条件に確変に昇格したことを報知するようにしてもよい。また、確変大当り指定のファンファーレコマンドを受信したことにもとづいて、大当り遊技のラウンド中において再抽選演出を行う場合を説明したが、再抽選を行うことなく、大当り遊技のラウンド中に無条件に確変に昇格したことを報知するようにしてもよい。 In this embodiment, if a variation pattern command with a jackpot designation is received but the display result command cannot be received or if the display result command cannot be received correctly due to garbled data, the probability variation jackpot designation is performed. Based on the fact that the ending command was received, the case where the re-lottery effect was performed in the ending after the big hit was explained. May be. In addition, based on the fact that the fanfare command specified by the probability change jackpot is received, the case where the re-lottery effect is performed during the jackpot game round has been explained. You may make it alert | report that it was promoted to.
次に、可変表示装置9において実行される大当り図柄の再抽選演出の演出態様について説明する。図45は、可変表示装置において実行される大当り図柄の再抽選演出の表示例を示す説明図である。図45において、(1)(2)(3)(4)というように番号順に表示状態が遷移する。また、図45に例示するような表示演出は、演出制御用マイクロコンピュータ100によって遊技制御用マイクロコンピュータ560から送られる演出制御コマンドにもとづいて実行される。
Next, the effect aspect of the lottery symbol re-drawing effect executed in the
前提条件として、遊技制御用マイクロコンピュータ560が、大当りの判定(ステップS1509,S1510)において大当りとする旨の判定を行ったものとする。また、確変大当りとする旨を決定するとともに、大当り遊技のラウンド中に再抽選演出を実行すると決定したものとする(ステップS1519)。これに応じて、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ラウンド中再抽選付き確変大当り指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信したものとする。なお、図45に示す例では、大当り遊技のラウンド中に再抽選演出を実行する場合を説明するが、大当り遊技後のエンディングにおいて再抽選演出を実行する場合も同様である。
As a precondition, it is assumed that the game control microcomputer 560 has determined that a big hit is made in the big hit determination (steps S1509 and S1510). Further, it is assumed that it is determined that a promising big hit will be made, and that it is decided to execute a re-lottery effect during the big hit game round (step S1519). In response to this, it is assumed that the game control microcomputer 560 has transmitted a probability variable jackpot designation command with re-lottery during the round to the
演出制御用マイクロコンピュータ100は、ラウンド中再抽選付き確変大当り指定コマンドを受信することにより、確変大当り演出フラグをセットする(ステップS1844)とともに、ラウンド中再抽選実行フラグをセットする(ステップS1845)。また、通常時大当り図柄決定用テーブルを選択して(ステップS1853)、飾り図柄の停止図柄として非確変図柄を決定する(ステップS1854)。
The
図45(1)に示すように、可変表示装置9において飾り図柄の変動(可変表示)が開始されてから変動時間が経過すると、飾り図柄の変動を停止してステップS1854で決定された非確変図柄の大当り図柄(停止図柄)が停止表示される。(1)に示す例では、非確変図柄「222」が停止表示されている。その後、大当り遊技状態に移行し、あらかじめ定められた再抽選演出の実行ラウンド(本例ではラウンド10)になると(ステップS1977のY、ステップS1978のY)、大当り図柄決定用乱数の値にもとづいて飾り図柄の停止図柄(確変図柄)を決定する(ステップS1979)。なお、ラウンド中に加えて大当り後のエンディングにおいても再抽選演出を実行する場合には、飾り図柄の停止図柄として確変図柄または非確変図柄が決定される。そして、大当り図柄の再抽選演出が開始される(ステップS1926のY、ステップS1927のY)。
As shown in FIG. 45 (1), when the variation time elapses after the decorative symbol variation (variable display) is started in the
大当り図柄の再抽選演出が開始されると、図45(2)に示すように、左中右の飾り図柄の変動が開始される(ステップS1928〜S1932)。なお、再抽選演出を実行する際に、図45(1)に示す非確変図柄を一旦仮表示させてから飾り図柄の変動を開始するようにしてもよい。 When the big lottery symbol re-drawing effect is started, as shown in FIG. 45 (2), the left and right decorative symbols start to change (steps S1928 to S1932). When the re-lottery effect is executed, the variation of the decorative pattern may be started after temporarily displaying the non-probable variable symbol shown in FIG. 45 (1).
その後、大当り図柄確定演出の実行時間になると(ステップS1928のY)、大当り図柄確定演出が開始される(ステップS1933〜S1939)。大当り図柄確定演出では、図45(3)に示すように、可変表示装置9においてステップS1979にて決定された大当り表示図柄(確変図柄)が停止表示される。この実施の形態では、左中右の確変図柄「777」が揃った状態で表示されている。そして、(4)に示すように、確変大当りが確定した旨が表示され、大当り遊技の終了後に、遊技状態が確変状態に制御されることになる。
Thereafter, when it is time to execute the big hit symbol determination effect (Y in step S1928), the big hit symbol determination effect is started (steps S1933 to S1939). In the jackpot symbol determination effect, as shown in FIG. 45 (3), the jackpot display symbol (probability variation symbol) determined in step S1979 in the
なお、図45に示す例では、再抽選演出において左中右の飾り図柄の再変動を行う場合を説明したが、再抽選演出の演出態様は、この実施の形態で示したものに限られない。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、再抽選演出において、可変表示装置9の表示画面に所定のキャラクタを登場させ、登場させるキャラクタの種類によって確変に昇格したことを報知してもよく、キャラクタのセリフとして確変に昇格した旨の文を表示させてもよい。
In the example shown in FIG. 45, the case where the left / right / right decoration pattern is re-varied in the re-lottery effect has been described. However, the re-lottery effect mode is not limited to that shown in this embodiment. . For example, in the re-drawing effect, the
次に、遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出制御用マイクロコンピュータ100に送信される各演出制御コマンドの送信タイミングと、演出制御用マイクロコンピュータ100による演出の実行タイミングについて説明する。
Next, the transmission timing of each effect control command transmitted from the game control microcomputer 560 to the
図46は、15ラウンドの大当り遊技が実行されるときの演出制御コマンドの送信タイミング及び演出の実行タイミングを示すタイミング図である。なお、図46は、大当り(本例では確変大当り)と決定されたときに、遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信された演出制御コマンドを、演出制御用マイクロコンピュータ100が全て正常に受信できた場合を示す。
FIG. 46 is a timing chart showing the transmission timing of the effect control command and the execution timing of the effect when the 15-round jackpot game is executed. FIG. 46 shows the case where the
図46に示すように、始動入賞があり特別図柄表示器8において特別図柄の可変表示が開始される度に、特別図柄通常処理(ステップS300)において、大当り判定の判定結果、通常大当りか確変大当りか(確変大当りになるかどうか)の決定結果、および再抽選演出の実行の有無の決定結果に応じた図柄/演出指定コマンド(表示結果コマンド)が演出制御用マイクロコンピュータ100に送信される。
As shown in FIG. 46, every time a special winning symbol is displayed on the
具体的には、大当り判定の判定結果が「はずれ」のときは、表示結果コマンドとして、はずれ指定コマンドが送信される。大当り判定の判定結果が「大当り」である場合には、通常大当りか確変大当りかの決定結果が「通常大当り」であるときは、通常大当り指定コマンドが送信される。通常大当りか確変大当りかの決定結果が「確変大当り」である場合には、再抽選演出の実行の有無の決定結果が「再抽選演出の不実行」であるときは、確変大当り指定コマンドが送信される。また、再抽選演出の実行の有無の決定結果が「再抽選演出の実行」であるときは、ラウンド中再抽選演出付き確変大当り指定コマンドや、大当り後再抽選演出付き確変大当り指定コマンド、再抽選演出付き確変大当り指定コマンドが送信される。また、突然確変大当りとすると決定したときには、突然確変大当り指定コマンドが送信される。また、小当りとすると決定したときには、小当り指定コマンドが送信される。 Specifically, when the determination result of the big hit determination is “missing”, the losing designation command is transmitted as the display result command. When the determination result of the big hit determination is “big hit”, the normal big hit designation command is transmitted when the determination result of the normal big hit or the probability variation big hit is “normal big hit”. When the decision result of whether or not the normal big hit or the probable big hit is “probable big hit”, the probable big hit designation command is sent if the result of determining whether or not the re-lottering effect is executed is “no lottery effect” Is done. In addition, when the result of determining whether or not to execute the re-lottery effect is “Execution of the re-lottery effect”, the probable big hit designation command with the re-lottery effect during the round, the probable big hit designation command with the re-lottery effect after the big win, Probability big hit designation command with production is transmitted. Further, when it is determined that the sudden probability change big hit is suddenly, a sudden probability change big hit designation command is transmitted. When it is determined that a small hit is made, a small hit designation command is transmitted.
演出制御用マイクロコンピュータ100は、はずれと決定された場合や、突然確変大当りと決定された場合、小当りと決定された場合には、遊技制御用マイクロコンピュータ560からの変動パターンコマンドにもとづいて、可変表示装置9において停止表示する飾り図柄の停止図柄を選択する。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、大当りと決定されて、確変大当り/通常大当り兼用の変動パターンコマンドを受信したときには、遊技制御用マイクロコンピュータ560からの図柄/演出指定コマンドにもとづいて、可変表示装置9において停止表示する飾り図柄の停止図柄として、確変図柄または非確変図柄を決定する。
When the
そして、変動パターン設定処理(ステップS301)において、所定の変動パターン決定テーブルを用いて飾り図柄の変動パターン(変動時間)が決定され、決定された変動パターンを示す変動パターンコマンドが演出制御用マイクロコンピュータ100に送信される。 Then, in the variation pattern setting process (step S301), the variation pattern (variation time) of the decorative symbol is determined using a predetermined variation pattern determination table, and the variation pattern command indicating the determined variation pattern is a microcomputer for effect control. 100.
演出制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用マイクロコンピュータ560からの変動パターンコマンドの受信に応じて、可変表示装置9において飾り図柄の変動(可変表示)を開始する。上述したように、可変表示装置9における飾り図柄の変動は、特別図柄表示器8における特別図柄の変動と同期している。
In response to the reception of the variation pattern command from the game control microcomputer 560, the
その後、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、特別図柄変動処理(ステップS302)において、特別図柄の変動時間を計測するとともに、特別図柄表示器8における特別図柄の可変表示の制御を行う(ステップS301〜S303)。特別図柄の変動時間が経過すると、特別図柄変動停止処理(ステップS303)において、特別図柄表示器8における特別図柄の変動が停止されるとともに、飾り図柄停止指定コマンドが演出制御用マイクロコンピュータ100に送信される。また、大当り判定における判定結果が大当りであるときは、ファンファーレコマンドが演出制御用マイクロコンピュータ100に送信される。
Thereafter, the game control microcomputer 560 measures the variation time of the special symbol in the special symbol variation process (step S302) and controls the variable symbol variable display on the special symbol display 8 (steps S301 to S303). ). When the special symbol variation time has elapsed, in the special symbol variation stop process (step S303), the special symbol change in the
演出制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用マイクロコンピュータ560からのファンファーレコマンドの受信に応じて、可変表示装置9やスピーカ27、ランプ28a〜28c等の演出装置を用いて15ラウンドの大当りが開始することを遊技者に報知するファンファーレ演出を所定期間実行する。例えば、可変表示装置9に飾り図柄の大当り図柄(「222」や「777」など)を表示するとともに、大当りになったことを示す文字(「大当り!」)などを表示する。また、スピーカ27から大当りになったときの効果音を鳴らしたり、ランプ28a〜28c等を大当りになったときの点灯パターンで点灯させたりする。
In response to the reception of the fanfare command from the game control microcomputer 560, the
その後、遊技制御用マイクロコンピュータ560では、大入賞口開放前処理(ステップS304)において、大当り表示時間(大当り図柄を停止表示してから大当りの第1ラウンドが開始するまでの時間)の計測を開始する。大当り表示時間が経過すると、15ラウンドの大当りを開始するときは、大入賞口開放中表示コマンドが演出制御用マイクロコンピュータ100に送信される。大入賞口開放中表示コマンドによって各ラウンド中における可変表示装置9の表示状態が指定される。また、ソレノイド21が駆動されて大入賞口が開放される。これにより、大当り遊技中の第1ラウンドが開始する。
Thereafter, the game control microcomputer 560 starts measuring the big hit display time (the time from the stop display of the big hit symbol to the start of the first round of the big hit) in the big winning opening opening pre-processing (step S304). To do. When the big hit display time has elapsed, when a big hit of 15 rounds is started, a display command for opening the big prize opening is transmitted to the
演出制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用マイクロコンピュータ560からの大入賞口開放中表示コマンドの受信に応じて、可変表示装置9やスピーカ27、ランプ28a〜28c等の演出装置を用いて大当り遊技のラウンド中であることを遊技者に報知するラウンド演出(ラウンド表示)を実行する。例えば、可変表示装置9に飾り図柄の大当り図柄(「222」や「777」など)を表示するとともに、現在のラウンドを示す文字(「第1ラウンド」)やその他のキャラクタなどを表示する。また、スピーカ27からラウンド中の効果音を鳴らしたり、ランプ28a〜28c等をラウンド中の点灯パターンで点灯させたりする。
The
その後、遊技制御用マイクロコンピュータ560では、大入賞口開放中処理(ステップS305)において、15ラウンド用のラウンド時間の計測を開始する。また、カウントスイッチ23のオンを検出する毎に入賞個数カウンタの値を+1することにより大入賞口への入賞球数をカウントする。また、カウント数を指定するカウント数指定コマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する。なお、大当り遊技のラウンド中における再抽選演出の実行が指定された表示結果コマンドを受信したときには、大当り遊技のラウンド中において再抽選演出(ラウンド中再抽選演出)が実行されることになる。
Thereafter, the game control microcomputer 560 starts measurement of the round time for 15 rounds in the special winning opening opening process (step S305). Further, every time the
ラウンド時間が経過したとき、または入賞個数が所定数になったときは、ソレノイド21が駆動されて大入賞口が閉鎖される。これにより、大当り遊技中の第1ラウンドが終了する。このとき、ラウンド数が15ではないので、大入賞口開放後表示コマンドが演出制御用マイクロコンピュータ100に送信される。
When the round time has elapsed or when the number of winnings reaches a predetermined number, the
演出制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用マイクロコンピュータ560からの大入賞口開放後表示コマンドの受信に応じて、可変表示装置9やスピーカ27、ランプ28a〜28c等の演出装置を用いてラウンド間のインターバルであることを遊技者に報知するインターバル演出(インターバル表示)を所定期間実行する。
The
その後、遊技制御用マイクロコンピュータ560では、大入賞口開放後処理(ステップS306)において、インターバル時間(ラウンドが終了してから次のラウンドが開始するまでの時間)の計測を開始する。インターバル時間が経過すると、大入賞口開放中表示コマンドが演出制御用マイクロコンピュータ100に送信される。また、ソレノイド21が駆動されて大入賞口が開放される。
Thereafter, the game control microcomputer 560 starts measuring the interval time (the time from the end of the round to the start of the next round) in the post-opening process for the big prize opening (step S306). When the interval time elapses, a special winning opening open display command is transmitted to the
以上のような大入賞口開放前処理、大入賞口開放中処理および大入賞口開放後処理は、15ラウンドが終了するまで繰り返し実行される。 The above-described pre-opening process for the special winning opening, the process during the opening of the special winning opening, and the post-processing after opening the special winning opening are repeated until the 15th round is completed.
大入賞口開放後処理において、ラウンド数カウンタの値が15になったときは、確変大当りフラグがセットされているか否かや各再抽選フラグがセットされているか否かに応じたエンディングコマンドが演出制御用マイクロコンピュータ100に送信される。
When the value of the round counter reaches 15 in the post-opening process for the big prize opening, an ending command is produced depending on whether or not the probability variable big hit flag is set and whether each re-lottery flag is set. It is transmitted to the
演出制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用マイクロコンピュータ560からのエンディングコマンドの受信に応じて、可変表示装置9やスピーカ27、ランプ28a〜28c等の演出装置を用いて大当りが終了することを遊技者に報知するエンディング演出(大当り終了表示)を所定期間実行する。例えば、可変表示装置9に大当りの終了を示す文字(「またね!!」)や、確変状態に移行することを示す文字(「確変!!」)などを表示したり、スピーカ27からエンディング演出用の効果音を鳴らしたり、ランプ28a〜28c等をエンディング演出用の点灯パターンで点灯させたりする。
In response to the reception of the ending command from the game control microcomputer 560, the
その後、遊技制御用マイクロコンピュータ560では、大当り終了処理(ステップS307)において、大当り終了時間(大当り終了を遊技者に報知するエンディング演出の実行時間)の計測を開始する。なお、大当り終了後のエンディングにおける再抽選演出の実行が指定された表示結果コマンドを受信したときには、エンディング演出において再抽選演出(大当り後再抽選演出)が実行されることになる。大当り終了時間が経過すると、所定のフラグ(大当りフラグ、確変大当りフラグ、再抽選フラグ)のセット/リセットの処理が行われる。そして、再び、特別図柄通常処理(ステップS300)に戻って特別図柄の変動が開始される。 Thereafter, in the game control microcomputer 560, in the jackpot end process (step S307), the measurement of the jackpot end time (the execution time of the ending effect for notifying the player of the end of the jackpot) is started. When a display result command specifying execution of the re-lottery effect at the ending after the big hit is received, the re-lottery effect (re-lottery effect after the big hit) is executed in the ending effect. When the big hit end time elapses, predetermined flags (big hit flag, probability variation big hit flag, re-lottery flag) are set / reset. Then, the process returns to the special symbol normal process (step S300) again, and the special symbol variation is started.
次に、大当りと決定されたときに、遊技制御用マイクロコンピュータ560から送信された演出制御コマンドのうち、データ化けなどの原因によって表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合の演出制御コマンドの送信タイミングを説明する。図47は、データ化けによって表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合の演出制御コマンドの送信タイミング及び演出の実行タイミングを示すタイミング図である。 Next, the transmission timing of the effect control command when the display result command cannot be correctly received among the effect control commands transmitted from the game control microcomputer 560 when the jackpot is determined. Will be explained. FIG. 47 is a timing chart showing the transmission timing of the effect control command and the execution timing of the effect when the display result command cannot be correctly received due to data corruption.
表示制御手段(演出制御用マイクロコンピュータ100)は、特定表示用可変表示コマンド(コマンド8004(H)〜8006(H))を受信した後に、事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果(大当り図柄)にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させる(確変大当りにする)と決定されたことを特定可能な表示結果コマンド(コマンド8C02(H)〜8C05(H))、または事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果(大当り図柄)にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させない(通常大当りにする)と決定されたことを特定可能な表示結果コマンド(コマンド8C01(H))以外の所定のコマンド(例えば、データ化けした表示結果コマンドや、表示結果コマンドの次に受信すべき演出記憶情報指定コマンド。なお、特定表示用可変表示コマンドの後に突然確変大当り指定の表示結果コマンドを送信しない構成である場合には、突然確変大当り指定の表示結果コマンドでもよい)を受信したときには、可変表示時間が経過したことにもとづいて、可変表示部(可変表示装置9)に非特別表示結果(非確変図柄)を導出表示する。 The display control means (production control microcomputer 100), after receiving the specific display variable display command (commands 8004 (H) to 8006 (H)), performs variable display of the identification information of the variable display section by the predetermining means. Display result commands (commands 8C02 (H) to 8C05 (command 8C02 (H) to 8C05) that can be specified to be determined to be a specific display result (big hit symbol) and to establish a predetermined transition condition (to be a probable big hit) H)), or it is determined that the display result of the variable display of the identification information of the variable display unit is the specific display result (big hit symbol) by the pre-determining means and the predetermined transition condition is not satisfied (usually a big hit) Predetermined commands (for example, data Display result command to be received or a presentation storage information designation command to be received next to the display result command.If the configuration is such that the display result command of sudden probability change big hit designation is not transmitted after the variable display command for specific display, When a display result command suddenly specified by a probable variable jackpot is received), a non-special display result (non-probable variable symbol) is derived and displayed on the variable display unit (variable display device 9) based on the fact that the variable display time has elapsed. .
図47に示す例では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、遊技制御用マイクロコンピュータ560から確変大当り/通常大当り指定の変動パターンコマンドを受信したものの、データ化けした図柄/演出指定コマンド(表示結果コマンド)を受信したものとする(ステップS1835〜S1838参照)。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果不正規受信フラグをセットする(ステップS1838参照)。また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、変動パターンコマンドによって少なくとも大当りであることは認識できるので、通常時大当り図柄決定用テーブルを選択して飾り図柄の停止図柄(非確変図柄)を決定する(ステップS1853,S1854参照)。そして、通常大当りの飾り図柄の停止図柄(非確変図柄)を可変表示装置9に導出表示する(ステップS1872参照)。
In the example shown in FIG. 47, although the
確変大当りにすることが事前決定されている場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変大当り指定のファンファーレコマンドを受信する。この場合、演出制御用マイクロコンピュータは、表示結果不正規受信フラグがセットされていれば(ステップS1624参照)、ラウンド中再抽選実行フラグをセットし(ステップS1626)、再抽選演出の実行ラウンド(例えばラウンド10)になると、再抽選演出を実行して確変図柄または非確変図柄を停止表示する(ステップS1926〜S1939参照)。図47に示す例では、ラウンド中再抽選演出において非確変図柄を停止表示したものとする。
When it is determined in advance that the probability variation jackpot will be made, the
また、確変大当りにすることが事前決定されている場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変大当り指定のエンディングコマンドを受信する。この場合、演出制御用マイクロコンピュータは、表示結果不正規受信フラグがセットされていれば(ステップS1915参照)、大当り後再抽選実行フラグをセットし(ステップS1917)、大当り終了後のエンディング演出において、再抽選演出を実行して確変図柄を停止表示する(ステップS973a〜S973k参照)。なお、ラウンド中再抽選演出において既に確変に昇格したことを報知した場合には、昇格報知済フラグがセットされていることにもとづいて、大当り後再抽選演出を実行しないように制御する(ステップS1916参照)。
In addition, when it is determined in advance that the probability variation jackpot will be made, the
次に、突然確変大当りと決定されたときの演出制御コマンドの送信タイミング及び演出タイミングを説明する。図48は、突然確変大当りと決定されたときの演出制御コマンドの送信タイミング及び演出タイミングを示すタイミング図である。 Next, the transmission timing and the production timing of the production control command when it is suddenly determined to be a probable big hit will be described. FIG. 48 is a timing diagram showing the transmission timing of the effect control command and the effect timing when it is suddenly determined that the probability change big hit.
表示制御手段(演出制御用マイクロコンピュータ100)は、第2特定遊技用可変表示コマンド(コマンド8007(H))を受信したときに、可変表示時間が経過したことにもとづいて、特定表示結果(大当り図柄)として、特別表示結果(確変図柄)とは異なる第2特定遊技用表示結果(突然確変大当り図柄)を可変表示部(可変表示装置9)に導出表示する。 When receiving the second specific game variable display command (command 8007 (H)), the display control means (production control microcomputer 100) determines the specific display result (big hit) based on the fact that the variable display time has elapsed. As a symbol), a second specific game display result (abrupt probability variation big hit symbol) different from the special display result (probability variation symbol) is derived and displayed on the variable display unit (variable display device 9).
また、表示制御手段(演出制御用マイクロコンピュータ100)は、第2特定遊技用可変表示コマンド(コマンド8007(H))を受信した後に、事前決定手段によって特定遊技状態として第2特定遊技状態に移行させると決定されたことを特定可能な表示結果コマンド(コマンド8C06(H))以外の所定のコマンド(例えば、データ化けした表示結果コマンドや、表示結果コマンドの次に受信すべき演出記憶情報指定コマンド)を受信したときには、可変表示時間が経過したことにもとづいて、特定表示結果(大当り図柄)として、特別表示結果(確変図柄)とは異なる第2特定遊技用表示結果(突然確変大当り図柄)を可変表示部(可変表示装置9)に導出表示する。 Further, after receiving the second specific game variable display command (command 8007 (H)), the display control means (production control microcomputer 100) shifts to the second specific game state as the specific game state by the predetermining means. Predetermined commands other than the display result command (command 8C06 (H)) that can be determined to be determined (for example, a display result command that is garbled or an effect storage information designation command to be received next to the display result command) ) Is received, the second specific game display result (suddenly probable big hit symbol) is different from the special display result (probable variation symbol) as the specific display result (big hit symbol) based on the passage of the variable display time. Derived and displayed on the variable display section (variable display device 9).
図48に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信した突然確変大当り指定の変動パターンコマンドにもとづいて、突然確変大当り用の飾り図柄の停止図柄(例えば、「123」や「357」の図柄の組合せ)を決定する(ステップS1813参照)。そして、特別図柄および飾り図柄の変動表示時間を経過すると、特別図柄および飾り図柄の変動表示を停止し、可変表示装置9に飾り図柄の停止図柄(例えば、「123」や「357」の図柄の組合せ)を導出表示する(ステップS1872参照)。なお、図48に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、データ化けなどの原因によって表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合であっても、変動パターンコマンドにもとづいて飾り図柄の停止図柄を決定し導出表示する。そして、図48に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、飾り図柄の停止図柄を導出表示した後、突然確変大当りに対応するファンファーレ演出を所定期間実行する。
As shown in FIG. 48, the
次に、小当りと決定されたときの演出制御コマンドの送信タイミング及び演出タイミングを説明する。図49は、小当りと決定されたときの演出制御コマンドの送信タイミング及び演出タイミングを示すタイミング図である。 Next, the transmission timing and the production timing of the production control command when it is determined as the small hit will be described. FIG. 49 is a timing chart showing the transmission timing of the effect control command and the effect timing when it is determined that the game is a small hit.
図49に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、受信した小当り指定の変動パターンコマンドにもとづいて、小当り用の飾り図柄の停止図柄として、突然確変大当り用の飾り図柄の停止図柄と同様の停止図柄(例えば、「123」や「357」の図柄の組合せ)を決定する(ステップS1813参照)。そして、特別図柄および飾り図柄の変動表示時間を経過すると、特別図柄および飾り図柄の変動表示を停止し、可変表示装置9に飾り図柄の停止図柄(例えば、「123」や「357」の図柄の組合せ)を導出表示する(ステップS1872参照)。なお、図49に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、データ化けなどの原因によって表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合であっても、変動パターンコマンドにもとづいて飾り図柄の停止図柄を決定し導出表示する。そして、図49に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、飾り図柄の停止図柄を導出表示した後、突然確変大当りに対応するファンファーレ演出と同様のファンファーレ演出を所定期間実行する。
As shown in FIG. 49, the
以上のように、この実施の形態によれば、確変大当り/通常大当りを指定する変動パターンコマンドは受信したが、遊技制御用マイクロコンピュータ560からデータ化けなどの原因によって表示結果コマンドを正しく受信できなかったときには、可変表示装置9に飾り図柄の停止図柄として非確変図柄を導出表示する。そのように構成することによって、演出制御用マイクロコンピュータ100が表示結果コマンドを受信できなかった場合であっても、飾り図柄の変動表示の表示結果を遊技者に認識させることができ、遊技者に必要以上に不利益を与えることを防止できる。
As described above, according to this embodiment, the variation pattern command designating the probability variation big hit / normal big hit has been received, but the display result command cannot be correctly received from the game control microcomputer 560 due to garbled data or the like. In such a case, an uncertain variable symbol is derived and displayed on the
例えば、大当りと決定されたにもかかわらず表示結果コマンドを受信できなかったために可変表示装置9に何ら表示結果を導出表示しないのであれば、遊技者は、飾り図柄の変動表示の表示結果を認識することができない。そのため、大当りであったにもからわらず、大当りであることに気づくのが遅れ、大当り遊技状態で本来得られるはずの利益を遊技者が十分に得られないおそれがある。従来の遊技機では、例えば特開2000−317092号公報に記載されているように、遊技制御手段は、左中右の飾り図柄の停止図柄を指定する演出制御コマンドをそれぞれ別々に演出制御手段に送信する。そのため、演出制御手段は、左中右の飾り図柄の停止図柄を指定する演出制御コマンドのうちの1つでも受信できなかった場合には、表示結果を特定することができず、初期出目の図柄を表示することができるにすぎない。そのため、大当り遊技状態で本来得られるはずの利益を遊技者が十分に得られないおそれがある。この実施の形態では、確変大当り/通常大当りを指定する変動パターンコマンドを受信した場合には、少なくとも大当りであることは認識できるのであるから、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドを受信できずに確変大当りであるか通常大当りであるかを認識できない場合であっても、非確変図柄を導出表示する。そのようにすることによって、遊技者に対して少なくとも大当りであることを認識させることができ、遊技者に必要以上に不利益を与えることを防止できる。
For example, if no display result is derived and displayed on the
また、この実施の形態では、飾り図柄の停止図柄を示すコマンドを図柄ごとに別々に送信するのではなく、変動表示の表示結果(大当りやはずれ)を示す1つの表示結果コマンドを送信する。そのため、演出制御用マイクロコンピュータ100は、1つの表示結果コマンドにもとづいて大当りであるか否かを判断することができる。そのため、遊技制御手段が送信すべきコマンド数を削減することができ、遊技制御手段の制御負担を軽減することができる。
In this embodiment, a command indicating a stop symbol of a decorative symbol is not transmitted separately for each symbol, but a single display result command indicating a display result of a variable display (big hit or miss) is transmitted. Therefore, the
図50は、表示結果コマンドや飾り図柄停止指定コマンドを正しく受信できなかったときの演出制御手段の動作例を説明するための説明図である。図50において、×印は、該当コマンドを受信できなかったこと、またはデータ化けなどの原因によって正しく受信できなかったことを示す。○印は、該当コマンドを正しく受信できたことを示す。 FIG. 50 is an explanatory diagram for explaining an operation example of the effect control means when the display result command and the decorative symbol stop designation command cannot be correctly received. In FIG. 50, a cross indicates that the corresponding command has not been received or has not been received correctly due to a cause such as garbled data. A circle indicates that the corresponding command has been received correctly.
図50に示すように、はずれ指定の変動パターンコマンドは受信したが、表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合には、飾り図柄の変動を開始し、飾り図柄停止指定コマンドを受信したこと、または変動時間タイマがタイムアウトしたことにもとづいて、可変表示装置9に飾り図柄の停止図柄としてはずれ図柄を導出表示する。
As shown in FIG. 50, if the variation pattern command for specifying the deviation is received, but the display result command cannot be received correctly, the variation of the decorative symbol is started and the command for specifying the decorative symbol stop is received, or Based on the fact that the variable time timer has timed out, the
確変大当り/通常大当り兼用の変動パターンコマンドを受信し、かつ通常大当り指定の表示結果コマンドを受信した場合には、飾り図柄の変動を開始し、飾り図柄停止指定コマンドを受信したこと、または変動時間タイマがタイムアウトしたことにもとづいて、可変表示装置9に飾り図柄の停止図柄として非確変図柄を導出表示する。
When the variation pattern command for both probable big hit / normal big hit is received and the display result command for normal big hit is received, the decorative symbol change starts and the decorative symbol stop designation command is received, or the fluctuation time Based on the fact that the timer has timed out, an uncertain variable symbol is derived and displayed as a decorative symbol stop symbol on the
確変大当り/通常大当り兼用の変動パターンコマンドを受信し、かつ確変大当り指定の表示結果コマンドを受信した場合には、飾り図柄の変動を開始し、飾り図柄停止指定コマンドを受信したこと、または変動時間タイマがタイムアウトしたことにもとづいて、可変表示装置9に飾り図柄の停止図柄として確変図柄を導出表示する。なお、受信した表示結果コマンドでラウンド中再抽選演出や大当り後再抽選演出の実行が指定されていた場合には、確変大当り指定の表示結果コマンドを受信した場合であっても、飾り図柄停止指定コマンドを受信したこと、または変動時間タイマがタイムアウトしたことにもとづいて、可変表示装置9に飾り図柄の停止図柄として非確変図柄を導出表示する。そして、大当り遊技のラウンド中または大当り後のエンディングにおいて再抽選演出を実行する。
When the variation pattern command for both probable big hit / normal big hit is received and the display result command for probable big hit is received, the decorative symbol change starts and the decorative symbol stop designation command is received, or the fluctuation time Based on the time-out of the timer, a probability variable symbol is derived and displayed on the
確変大当り/通常大当り兼用の変動パターンコマンドは受信したが、表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合には、飾り図柄の変動を開始し、飾り図柄停止指定コマンドを受信したこと、または変動時間タイマがタイムアウトしたことにもとづいて、可変表示装置9に飾り図柄の停止図柄として非確変図柄を導出表示する。すなわち、少なくとも大当りであることは特定できるので、非確変図柄を導出表示する。なお、表示結果コマンドでラウンド中再抽選演出や大当り後再抽選演出の実行が指定されていた場合にも、飾り図柄停止指定コマンドを受信したこと、または変動時間タイマがタイムアウトしたことにもとづいて、可変表示装置9に飾り図柄の停止図柄として非確変図柄を導出表示する。ただし、再抽選演出の実行の指定の有無を特定できないため、表示結果コマンドにもとづいて再抽選演出を実行することができなくなる。この場合、確変大当りを指定するファンファーレコマンドやエンディングコマンドを受信することになるので、確変大当りを指定するファンファーレコマンドにもとづいて大当り遊技のラウンド中に再抽選演出を実行することになる。また、確変大当りを指定するエンディングコマンドにもとづいて大当り後のエンディングにおいて再抽選演出を実行することになる。
If the variation pattern command for both probable big hit / normal big hit is received, but the display result command is not received correctly, the decorative symbol change starts and the decorative symbol stop designation command is received, or the variable time timer On the basis of the time-out, the
突然確変大当り指定の変動パターンコマンドは受信したが、表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合には、飾り図柄の変動を開始し、飾り図柄停止指定コマンドを受信したこと、または変動時間タイマがタイムアウトしたことにもとづいて、可変表示装置9に飾り図柄の停止図柄として突然確変大当り図柄を導出表示する。小当り指定の変動パターンコマンドは受信したが、表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合には、飾り図柄の変動を開始し、飾り図柄停止指定コマンドを受信したこと、または変動時間タイマがタイムアウトしたことにもとづいて、可変表示装置9に飾り図柄の停止図柄として小当り図柄(この実施の形態では、突然確変大当り図柄と同じ図柄)を導出表示する。
If the variation pattern command specified by sudden probability big hit is received, but the display result command is not received correctly, the variation of the decorative symbol is started and the decorative symbol stop designation command is received, or the variation time timer times out On the basis of the above, a sudden probability variation big hit symbol is derived and displayed as a decorative symbol stop symbol on the
なお、図50に示すように、演出制御用マイクロコンピュータ100は、飾り図柄停止指定コマンドを受信できた場合には、飾り図柄停止指定コマンドを受信したことにもとづいて飾り図柄の停止図柄を導出表示する。また、飾り図柄停止指定コマンドを受信できなかった場合には、変動時間タイマがタイムアウトしたことにもとづいて飾り図柄の停止図柄を導出表示する。
As shown in FIG. 50, when the
また、この実施の形態では、飾り図柄変動停止処理において、突然確変大当りと決定されている場合と小当りと決定されている場合とで同じプロセスデータを選択してファンファーレ演出を実行する場合を説明したが、異なる演出決定用テーブルを用いて実行する演出を選択するようにしてもよい。 Also, in this embodiment, in the decorative symbol variation stop process, the case where the fanfare effect is executed by selecting the same process data when suddenly determined to be a big hit and when determined to be a big hit is described. However, an effect to be executed may be selected using a different effect determination table.
図51は、演出制御プロセス処理における飾り図柄変動停止処理(ステップS803)の他の例を示すフローチャートである。なお、ステップS1870〜S1880cまでの処理は、図39に示したそれらの処理と同様である。小当り演出フラグがセットされていれば(ステップS1880aのY)、演出制御用マイクロコンピュータ100は、ファンファーレ演出を決定するためのテーブルとして小当り時演出決定用テーブルを選択する(ステップS1880D)とともに、小当り表示時間計測タイマをセットする(ステップS1880E)。突然確変大当り演出フラグがセットされている場合には(ステップS1880bのY)、ファンファーレ演出を決定するためのテーブルとして突然確変時演出決定用テーブルを選択する(ステップS1880F)。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、選択した演出決定用テーブルにもとづいてファンファーレ演出を選択し、選択したファンファーレ演出に応じたプロセスデータを選択し(ステップS1880G)、ステップS1881に移行する。
FIG. 51 is a flowchart showing another example of the decorative symbol variation stopping process (step S803) in the effect control process. Note that the processes from step S1870 to S1880c are the same as those shown in FIG. If the small hit effect flag is set (Y in step S1880a), the
図52は、突然確変大当りまたは小当り時にファンファーレ演出を決定するための演出決定用テーブルの例を示す説明図である。図52(A)は、突然確変大当りのときにファンファーレ演出を決定するための突然確変時演出決定用テーブルである。また、図52(B)は、小当りのときにファンファーレ演出を決定するための小当り時演出決定用テーブルである。図52に示す例では、実行するファンファーレ演出の種類が乱数値範囲に対応付けて設定されている。図52(A)に示すように、突然確変大当りと決定されているときには、2つのファンファーレ演出のうちA演出の方がB演出よりも高い割合で選択される。また、図52(B)に示すように、小当りと決定されているときには、B演出の方がA演出よりも高い割合で選択される。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、選択したA演出またはB演出に応じたプロセスデータに従って、ファンファーレ演出を実行する(ステップS903参照)。この場合、例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、A演出を実行する場合とB演出を実行する場合とで、異なる背景色や異なるキャラクタを表示画面に登場させることによって所定期間演出を実行する。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、突然確変大当りまたは小当りにもとづく大入賞口の開閉制御が終わったときに、上記に示す演出決定用テーブルにもとづいて演出パターンを決定してもよい。そして、突然確変大当りまたは小当りにもとづく大入賞口の開閉制御が終わった後に、決定した演出パターンにもとづいて所定期間演出を実行するようにしてもよい。
FIG. 52 is an explanatory diagram showing an example of an effect determination table for determining a fanfare effect at the time of sudden probability big hit or small hit. FIG. 52A is a sudden probability change effect determination table for determining a fanfare effect when sudden probability change is a big hit. FIG. 52B is a small hitting effect determination table for determining a fanfare effect at the small hitting. In the example shown in FIG. 52, the type of fanfare effect to be executed is set in association with the random value range. As shown in FIG. 52 (A), when suddenly probable big hit is determined, the A effect is selected at a higher ratio than the B effect among the two fanfare effects. Also, as shown in FIG. 52 (B), when the small hit is determined, the B effect is selected at a higher rate than the A effect. Then, the
上記のように構成することによって、突然確変大当りのときにはA演出が実行される割合を高めることができ、遊技者に対してA演出を実行しているときには突然確変大当りかもしれないという信頼度を高めることができる。 By configuring as described above, it is possible to increase the rate at which the A performance is executed suddenly when the odd variation is a big hit, and the reliability that the player may suddenly change the big odds when performing the A production to the player. Can be increased.
また、この実施の形態では、突然確変大当り指定の変動パターンコマンドまたは小当り指定の変動パターンコマンドを受信したときに、いわゆるチャンス目と呼ばれる図柄の組合せ(本例では、「123」や「357」の図柄を表示する場合を示したが、これらの図柄に限られない)を導出表示し、大入賞口を開放制御する期間において突然確変大当り用の演出(例えば、内部的に確変か否かを認識することができない特別の演出を実行する状態(例えば、いわゆるチャンスタイム)に移行することを示す演出)を実行する場合を示したが、突然確変大当り指定の変動パターンコマンドまたは小当り指定の変動パターンコマンドを受信したときの表示態様は、この実施の形態で示したものに限られない。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、変動パターンコマンドを受信したことにもとづいて、飾り図柄の変動を開始した後に可変表示装置9の表示画面から飾り図柄をフェードアウトさせる表示をし、飾り図柄の停止図柄を導出表示する前に突然確変大当り用の演出を開始してもよい。そして、突然確変大当りまたは小当りにもとづく大入賞口の開放制御中においても、突然確変大当り用の演出を継続するようにしてもよい。この場合、演出制御用マイクロコンピュータ100は、特別図柄の停止図柄が導出表示されるタイミングで、可変表示装置9の表示画面の一部(例えば、表示画面の端)にチャンス目と呼ばれる飾り図柄の組合せを導出表示するようにしてもよく、飾り図柄の停止図柄を全く表示しないようにしてもよい。
Further, in this embodiment, when a variation pattern command specified by sudden probability change big hit or a change pattern command specified by small hit is received, a combination of symbols called “chance eyes” (in this example, “123” or “357”). In the case where the symbols are displayed, this is not limited to these symbols), and during the period for controlling the opening of the big prize opening, the effect for suddenly probable big hit (for example, whether or not it is probable internally) Although a case where a state in which a special effect that cannot be recognized is executed (for example, an effect indicating a transition to a so-called chance time) is executed is shown, a sudden change variable command pattern or a small hit change is specified. The display mode when the pattern command is received is not limited to that shown in this embodiment. For example, the
また、この実施の形態では、再抽選演出の実行を指定する表示結果コマンドを送信することによって、大当り遊技状態に移行した後に確変に昇格したことを報知する再抽選演出を実行する。そのように構成することによって、確変に昇格するか否かの期待感を遊技者に対して長期間維持させることができるとともに、再抽選演出がいつ実行されるか分からないという興奮感を与えることができる。また、演出制御コマンドを正常に受信できた場合であっても、大当り終了時のエンディング演出において再抽選演出が実行される場合があるので、確変に昇格するか否かの期待感を遊技者に対して長期間維持させることができる。 Further, in this embodiment, a re-lottery effect for informing that the player has been promoted to a probable change after shifting to the big hit gaming state is executed by transmitting a display result command designating execution of the re-lottery effect. By having such a configuration, it is possible to maintain a sense of expectation whether or not to be promoted to a certain probability for a long time, and to give excitement that it is not known when the re-lottery effect will be executed Can do. Even if the effect control command can be received normally, a re-lottery effect may be executed in the ending effect at the end of the big hit. On the other hand, it can be maintained for a long time.
なお、この実施の形態では、再抽選演出を大当り遊技のラウンド中と大当り遊技終了時のエンディング演出において実行する場合を示したが、飾り図柄の変動表示中に実行してもよい。この場合、例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、再抽選演出の実行の有無を指定する変動パターンコマンドを演出制御用マイクロコンピュータ100に送信する。そして、演出制御用マイクロコンピュータ100は、再抽選演出の実行を指定する変動パターンコマンドを受信すると、飾り図柄の変動中に所定のタイミングで再抽選演出を実行する。
In this embodiment, the case where the re-lottery effect is executed during the round of the big hit game and the ending effect at the end of the big hit game is shown. In this case, for example, the game control microcomputer 560 transmits to the
また、この実施の形態では、大当り遊技状態を終了するときに再抽選演出を実行すると決定されたときに、大当り遊技状態を終了するときに再抽選演出を実行しないと決定されたときと比較して、エンディング演出の演出期間として長い期間を選択する。そのように構成することによって、大当り遊技状態を終了するときに再抽選演出を実行しないときに、エンディング演出が無駄に長く実行されてしまう事態を防止することができる。 Further, in this embodiment, when it is determined that the re-lottery effect is executed when the jackpot gaming state is ended, compared with the case where it is determined that the re-lottery effect is not executed when the jackpot game state is ended. Thus, a long period is selected as the production period of the ending production. With such a configuration, it is possible to prevent a situation where the ending effect is executed unnecessarily for a long time when the re-lottery effect is not executed when the big hit gaming state is ended.
また、この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変大当りを指定するエンディングコマンドを受信したことにもとづいて、確変に昇格したことを報知する再抽選演出を実行する。そのように構成することによって、演出制御用マイクロコンピュータ100が表示結果コマンドを受信できなかった場合であっても、確変に昇格したことを報知することができる。従って、遊技制御用マイクロコンピュータ560の制御負担を増加させることなく、遊技機の内部状態と表示状態とを整合させることができる。また、確変状態に昇格したかのような演出を実行できるので、遊技者に遊技に対する興趣を向上させることができる。また、逆に、確変であることを報知したあとに実は確変ではなかったことを報知する場合と比較して、遊技者に対して不利になったという印象を与えないようにすることができる。
In this embodiment, the
また、この実施の形態では、確変大当りを指定するファンファーレコマンドを受信したことにもとづいて、確変に昇格したことを報知する再抽選演出を実行する。そのように構成することによって、演出制御用マイクロコンピュータ100が表示結果コマンドを受信できなかった場合であっても、確変に昇格したことを報知することができる。従って、遊技制御用マイクロコンピュータ560の制御負担を増加させることなく、遊技機の内部状態と表示状態とを整合させることができる。また、確変状態に昇格したかのような演出を実行できるので、遊技者に遊技に対する興趣を向上させることができる。また、逆に、確変であることを報知したあとに実は確変ではなかったことを報知する場合と比較して、遊技者に対して不利になったという印象を与えないようにすることができる。
Further, in this embodiment, a re-lottery effect for informing that the player has been promoted to the probability change is executed based on the reception of the fanfare command designating the probability change big hit. With such a configuration, even when the
また、この実施の形態では、再抽選演出において確変に昇格したことを報知したときには、再抽選演出の実行を禁止する。そのように構成することによって、再抽選演出において既に確変に昇格したことを報知してしまったにもかかわらず、さらに再抽選演出を実行してしまう事態が発生することを防止することができる。 Moreover, in this embodiment, when it is notified that the re-lottery effect has been promoted to a certain probability, the execution of the re-lottery effect is prohibited. With such a configuration, it is possible to prevent a situation in which the re-lottery effect is further executed even though it has been notified that the re-lottery effect has already been promoted.
また、この実施の形態では、小当り指定の変動パターンコマンドは受信したが、遊技制御用マイクロコンピュータ560から表示結果コマンドを受信できなかったとき、またはデータ化けなどの原因によって表示結果コマンドを正しく受信できなかったときには、可変表示装置9に突然確変大当りと同じ表示結果を導出表示する。そのため、突然確変大当りと同じ表示結果が導出表示された場合であっても、突然確変状態に移行する場合と移行しない場合とをつくることができ、遊技者に遊技に対する興趣を向上させることができる。
Further, in this embodiment, although the small hit designation variation pattern command is received, the display result command is correctly received when the display result command cannot be received from the game control microcomputer 560 or due to garbled data or the like. If not, the same display result as that of the probable big hit is suddenly derived and displayed on the
また、この実施の形態では、遊技制御用マイクロコンピュータ560から突然確変大当り指定の変動パターンコマンドまたは小当り指定の変動パターンコマンドを受信したことにもとづいて、突然確変であるか否かを特定不能な演出パターンを用いて可変表示装置9の飾り図柄の可変表示を実行する。そのため、同じ演出パターンを用いて可変表示を実行している場合であっても、内部的に確変のときと確変ではない状況とをつくることができ、遊技者の遊技に対する興趣を向上させることができる。
Further, in this embodiment, it is impossible to specify whether or not there is a sudden probability change on the basis of the fact that the sudden variation variable command or the small hit designation variation pattern command specified by the game control microcomputer 560 is received. The variable display of the decorative design of the
また、この実施の形態では、演出制御用マイクロコンピュータ100が、変動パターンコマンドまたは表示結果コマンドのうちの少なくとも一方にもとづいて、可変表示装置9を用いた遊技演出の内容(予告演出の有無や、予告演出の種類)の少なくとも一部を決定する。そのため、遊技制御用マイクロコンピュータ560の制御負担を軽減することができる。
Further, in this embodiment, the
なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、さらに、演出モードを変更するか否かを決定するようにしてもよい。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、現在の遊技状態の種類に応じて、異なる演出モードで遊技演出を行う。例えば、遊技状態が高ベース状態か否かに従って、異なる演出モードで遊技演出を行う。また、大当りの際に遊技状態が変化すると、例えば、主基板31から受信した特定大当り終了表示コマンドにもとづいて、遊技演出を行う際の演出モードを変更する。この場合に、所定の演出変更決定用乱数を用いた判定により演出モードを変更すると決定されると、現在の遊技状態に関わらず、演出モードが変更され、変更後の演出モードで遊技演出が行われる。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、例えば、所定の演出変更決定用乱数があらかじめ決められている1つの値と一致した場合には、演出モードを変更すると決定する。さらに、演出制御用マイクロコンピュータ100は、演出モードを変更する場合に、所定の変更後演出決定用乱数を用いた判定により、いずれの演出モードに変更するかを決定するようにしてもよい。
The
また、この実施の形態では、確変大当り/通常大当り兼用の変動パターンコマンドを受信したあとに表示結果コマンドを正しく受信できなかった場合に非確変図柄を導出表示する場合を示したが、演出制御コマンドを正しく受信できなかった場合の処理方法は、この実施の形態で示したものに限られない。例えば、突然確変大当り指定の変動パターンコマンドを受信したにもかかわらず、小当り指定の表示結果コマンドを受信した場合には、演出制御用マイクロコンピュータ100は、飾り図柄の可変表示の表示結果として小当り図柄(突然確変大当り図柄とは異なる図柄)を表示するようにしてもよい。なお、演出制御用マイクロコンピュータ100は、変動パターンコマンドの指定内容と表示結果コマンドの指定内容との整合がとれているか否かを判断するために、少なくとも大当りか否かや、確変大当りか否か、突然確変大当りか否か、小当りか否かを判断すればよい。
Also, in this embodiment, the case where the non-probability variation symbol is derived and displayed when the display result command cannot be correctly received after receiving the variation pattern command for both the probability variation big hit / normal big hit is shown. Is not limited to the one shown in this embodiment. For example, when a display result command for small hits is received despite suddenly receiving a variation pattern command for probability variation big hit, the
また、表示結果コマンドは受信したが、変動パターンコマンドの指定内容と表示結果コマンドの指定内容とが合致しない場合に、演出制御用マイクロコンピュータ100は、表示結果コマンドに指定される内容をそのまま表示してもよいし、とりあえず遊技者にとって不利な内容を表示しておいて、その後受信した演出制御コマンド(例えば、ファンファーレコマンドやエンディングコマンド)の指定内容にもとづいて表示してもよい。例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、変動パターンコマンドの指定内容と表示結果コマンドの指定内容とが合致しない場合に、とりあえず「はずれ」を表示し、その後大当りを指定する演出制御コマンドを受信した場合には、「はずれ」を「大当り」の表示に差し替えて表示してもよい。
When the display result command is received but the specified content of the variation pattern command does not match the specified content of the display result command, the
また、演出制御用マイクロコンピュータ100は、突然確変大当りまたは小当りが発生したとき(突然確変指定または小当り指定の変動パターンコマンドや表示結果コマンドを受信したとき)、所定のフラグをセットし、突然確変大当りまたは小当りが終了した後に飾り図柄の変動表示を行う際に、確変状態であるか否か特定不能な演出パターンを用いて飾り図柄の変動表示を実行するようにしてもよい。この場合、例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100は、確変状態とは異なる背景色を可変表示装置9に表示させたり、確変状態とは異なる方向に飾り図柄をスクロール表示させることによって、飾り図柄の変動表示を実行するようにしてもよい。
In addition, the
また、この実施の形態では、突然確変大当りと決定したときに突然確変大当りを指定する表示結果コマンドを送信する場合を示したが、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、突然確変大当りと決定したときであっても、通常の確変大当り(15ラウンドの確変大当り)を指定する表示結果コマンドと同じ表示結果コマンドを送信するようにしてもよい。そのようにしても、演出制御用マイクロコンピュータ100は、例えば、突然確変大当りを指定する変動パターンコマンドを受信したことにもとづいて、突然確変用の大当り図柄を導出表示することができる。
Further, in this embodiment, the case where the display result command for designating the sudden probability variation big hit is transmitted when the sudden probability variation big hit is determined is shown. However, when the game control microcomputer 560 decides the sudden probability variation big hit, Even in such a case, the same display result command as the display result command for designating a normal probability variation big hit (15 round probability variation big hit) may be transmitted. Even in such a case, the
実施の形態2.
第1の実施の形態では、演出制御基板80を用いて全ての演出手段(可変表示装置9、音出力装置(スピーカ)27および各ランプ25,28a,28b,28c)を制御する場合を説明したが、別々の制御基板を用いて各演出手段を制御してもよい。以下、音出力装置27および各ランプ25,28a,28b,28cを制御する音/ランプ制御基板と、可変表示装置9を制御する図柄制御基板とを備えた第2の実施の形態を説明する。
In the first embodiment, a case has been described in which the
なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成および処理をなす部分についてはその詳細な説明を省略し、主として第1の実施の形態と異なる部分について説明する。 In the present embodiment, detailed description of the parts having the same configuration and processing as those of the first embodiment will be omitted, and parts different from the first embodiment will be mainly described.
図53は、第2の実施の形態における中継基板77、音/ランプ制御基板80bおよび図柄制御基板80aの回路構成例を示すブロック図である。この実施の形態では、音/ランプ制御基板80bは、音出力装置27の音出力制御、各ランプ25,28a,28b,28cの表示制御を行う。また、図柄制御基板80aは、可変表示装置9の表示制御を行う。また、この実施の形態では、「演出制御」とは、可変表示装置9の表示制御や、スピーカ27の音出力制御、各ランプ25,28a,28b,28cの表示制御を行うことによって、遊技演出などの演出を行うことをいう。また、この実施の形態では、演出制御手段は、可変表示装置9の表示制御を行う図柄制御用マイクロコンピュータ100aと、スピーカ27の音出力制御、および各ランプ25,28a,28b,28cの表示制御を行う音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bとによって実現される。また、この実施の形態では、表示制御手段は、可変表示装置9を制御する図柄制御用マイクロコンピュータ100aによって実現される。また、電気部品制御手段は、スピーカ27および各ランプ25,28a,28b,28cを制御する音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bによって実現される。
FIG. 53 is a block diagram illustrating a circuit configuration example of the
音/ランプ制御基板80bは、音/ランプ制御用CPU101bおよびRAMを含む音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bを搭載している。なお、RAMは外付けであってもよい。音/ランプ制御基板80bにおいて、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、内蔵または外付けのROM(図示せず)に格納されたプログラムに従って動作する。
The sound /
さらに、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、ランプドライバ352に対してランプを駆動する信号を出力する。ランプドライバ352は、ランプを駆動する信号を増幅して天枠ランプ28a、左枠ランプ28b、右枠ランプ28c、ボタンランプ130などの枠側に設けられている各ランプに供給する。また、枠側に設けられている装飾ランプ25に供給する。
Further, the sound /
また、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、音声合成用IC173に対して音番号データを出力する。音声合成用IC173は、音番号データに応じた音声や効果音を発生し増幅回路175に出力する。増幅回路175は、音声合成用IC173の出力レベルを、ボリューム176で設定されている音量に応じたレベルに増幅した音声信号をスピーカ27に出力する。音声データROM174には、音番号データに応じた制御データが格納されている。音番号データに応じた制御データは、所定期間(例えば飾り図柄の変動期間)における効果音または音声の出力態様を時系列的に示すデータの集まりである。
Further, the sound /
なお、ランプを駆動する信号および音番号データは、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bとランプドライバ352および音声合成IC173との間で、双方向通信(信号受信側から送信側に応答信号を送信するような通信)によって伝達される。
The signal for driving the lamp and the sound number data are transmitted bidirectionally (a response signal is transmitted from the signal receiving side to the transmitting side) between the sound /
図柄制御基板80aは、図柄制御用CPU101aおよびRAMを含む図柄制御用マイクロコンピュータ100aを搭載している。なお、RAMは外付けであってもよい。図柄制御基板80aにおいて、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、内蔵または外付けのROM(図示せず)に格納されたプログラムに従って動作する。また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、音/ランプ制御用基板80bから受信した演出制御コマンドにもとづいて、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)109に、LCDを用いた可変表示装置9の表示制御を行わせる。
The
図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した演出制御コマンドに従ってキャラクタROM(図示せず)から必要なデータを読み出す。キャラクタROMは、可変表示装置9に表示される画像の中でも使用頻度の高いキャラクタ画像データ、具体的には、人物、文字、図形または記号等(飾り図柄を含む)をあらかじめ格納しておくためのものである。図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、キャラクタROMから読み出したデータをVDP109に出力する。VDP109は、図柄制御用マイクロコンピュータ100aから入力されたデータにもとづいて可変表示装置9の表示制御を実行する。
The
この実施の形態では、可変表示装置9の表示制御を行うVDP109が図柄制御基板80aに搭載されている。VDP109は、図柄制御用マイクロコンピュータ100aとは独立したアドレス空間を有し、そこにVRAMをマッピングする。VRAMは、VDPによって生成された画像データを展開するためのバッファメモリである。そして、VDP109は、VRAM内の画像データを可変表示装置9に出力する。
In this embodiment, the
図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、中継基板77を介して入力される主基板31からのストローブ信号(演出制御INT信号)に応じて、入力ドライバ102および入力ポート103を介して演出制御コマンドを受信する。
The
演出制御コマンドおよび演出制御INT信号は、図柄制御基板80aにおいて、まず、入力ドライバ102に入力する。入力ドライバ102は、中継基板77から入力された信号を図柄制御基板80aの内部に向かう方向にしか通過させない(図柄制御基板80aの内部から中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路でもある。
The effect control command and the effect control INT signal are first input to the
中継基板77には、主基板31から入力された信号を図柄制御基板80aに向かう方向にしか通過させない(図柄制御基板80aから中継基板77への方向には信号を通過させない)信号方向規制手段としての単方向性回路が搭載されている。単方向性回路として、例えばダイオードやトランジスタが使用される。図53には、ダイオードが例示されている。また、単方向性回路は、各信号毎に設けられる。
As a signal direction regulating means, a signal inputted from the main board 31 is allowed to pass through the
また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、演出制御コマンド(例えば、変動パターンコマンド)にもとづいて、可変表示装置9を用いて行う演出内容を決定する。例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、可変表示装置9を用いて予告演出を行うか否かを決定する。また、例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、可変表示装置9を用いた予告演出の種類を決定する。
Moreover, the
また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、主基板31からの演出制御コマンド(変動パターンコマンドや表示結果指定コマンド)を、入出力ポート104を介して音/ランプ制御基板80bに送信する。また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、決定した演出内容(予告演出を行うか否かや、予告演出の種類)を示す演出内容指定コマンドを生成する。また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、生成した演出内容指定コマンドを、入出力ポート104を介して音/ランプ制御基板80bに送信する。
Further, the
なお、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、決定した演出内容(予告演出を行うか否かや、予告演出の種類)を、演出制御コマンド(変動パターンコマンドや表示結果指定コマンド)に付加してもよい。そして、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、演出内容を付加した演出制御コマンドを、入出力ポート104を介して音/ランプ制御基板80bに送信してもよい。例えば、この実施の形態では、図8に示すように、各変動パターンコマンド(8000(H)〜8008(H))のEXTデータ中の最初の4ビットは全て「0」である。図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、演出内容を変動パターンコマンドに付加する場合、例えば、決定した演出内容を特定可能な値をEXTデータの最初の4ビットの部分に付加して、音/ランプ制御基板80bに送信してもよい。
Note that the
次に、図柄制御用マイクロコンピュータ100aの動作を説明する。図54は、第2の実施の形態における図柄制御用マイクロコンピュータ100aが実行するメイン処理を示すフローチャートである。遊技機に対する電力供給が開始され、リセット信号がハイレベルになると、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、メイン処理を開始する。メイン処理では、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、まず、RAM領域のクリアや各種初期値の設定、また演出制御の起動間隔を決めるためのタイマの初期設定等を行うための初期化処理を行う(ステップS781)。その後、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、タイマ割込フラグの監視(ステップS782)の確認を行うループ処理に移行する。タイマ割込が発生すると、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、タイマ割込処理においてタイマ割込フラグをセットする。メイン処理において、タイマ割込フラグがセットされていたら、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、そのフラグをクリアし(ステップS783)、以下の図柄制御処理を実行する。
Next, the operation of the
タイマ割込は例えば33ms毎にかかる。すなわち、図柄制御処理は、例えば33ms毎に起動される。また、この実施の形態では、タイマ割込処理ではフラグセットのみがなされ、具体的な図柄制御処理はメイン処理において実行されるが、タイマ割込処理で図柄制御処理を実行してもよい。 A timer interrupt takes every 33 ms, for example. That is, the symbol control process is activated every 33 ms, for example. In this embodiment, only the flag is set in the timer interrupt process, and the specific symbol control process is executed in the main process. However, the symbol control process may be executed in the timer interrupt process.
図柄制御処理において、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、まず、受信した演出制御コマンドを解析する(コマンド解析処理:ステップS784)。なお、この場合、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、第1の実施の形態で示したコマンド解析処理(図29に示す演出制御用マイクロコンピュータ100が実行するコマンド解析処理)と同様の処理に従って、演出制御コマンドを解析する。
In the symbol control process, the
次いで、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、演出内容決定処理を行う(ステップS785)。演出内容決定処理では、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、演出制御コマンド(変動パターンコマンドや表示結果指定コマンド)にもとづいて、可変表示装置9を用いて行う演出内容(予告演出を行うか否かや、予告演出の種類)を決定する。また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、決定した演出内容を示す演出内容指定コマンドを生成する。
Next, the
次いで、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、図柄制御プロセス処理を行う(ステップS786)。この場合、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、第1の実施の形態で示した演出制御プロセス処理(図32に示す演出制御用マイクロコンピュータ100が実行する演出制御プロセス処理)と同様の処理に従って処理を実行する。
Next, the
そして、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、乱数カウンタを更新する処理を実行する(ステップS787)。また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、主基板31から受信した演出制御コマンドや、ステップS785の演出内容決定処理で生成した演出内容指定コマンドを、音/ランプ制御基板80bに送出する処理を行う(コマンド制御処理:ステップS788)。その後、ステップS782のタイマ割込フラグの確認を行う処理に戻る。
Then, the
なお、ステップS788のコマンド制御処理において、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した演出制御コマンドをそのまま音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bに送信してもよく、受信した演出制御コマンドを加工した上で音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bに送信するようにしてもよい。例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、変動パターンコマンドと表示結果コマンドとを1つの演出制御コマンドに作りなおして、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bに送信してもよい。この場合、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、例えば、変動パターンコマンドと表示結果コマンドとにもとづいて、飾り図柄の変動中に実行すべき演出の種類と演出時間のみ特定可能な演出制御コマンドと新たに生成し、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bに送信する。そのように構成すれば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aから音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bに送信するコマンド数を低減することができる。
In the command control process of step S788, the
主基板31からの演出制御用のINT信号は図柄制御用マイクロコンピュータ100aの割込端子に入力されている。例えば、主基板31からのINT信号がオン状態になると、図柄制御用マイクロコンピュータ100aにおいて割込がかかる。そして、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、割込処理において演出制御コマンドの受信処理を実行する。演出制御コマンドの受信処理において、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、受信した演出制御コマンドデータをコマンド受信バッファに格納する。
An INT signal for effect control from the main board 31 is input to an interrupt terminal of the
図55は、図54に示された演出内容決定処理(ステップS785)を示すフローチャートである。演出内容決定処理において、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、変動パターンコマンド受信フラグがセットされているか否か確認する(ステップS2851A)。
FIG. 55 is a flowchart showing the effect content determination process (step S785) shown in FIG. In the effect content determination process, the
変動パターンコマンド受信フラグがセットされていれば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、受信した変動パターンコマンドにもとづいて飾り図柄の変動パターンを特定する。また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、特定した変動パターンにもとづいて、可変表示装置9を用いて実行すべき可変表示がリーチを伴う変動であるか否かを判定する(ステップS2852A)。例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、受信した変動パターンコマンドに示される変動パターンがリーチを伴うパターンである場合(例えば、図10に示すEXTデータ「01H」〜「06H」である変動パターンである場合)、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、リーチを伴う変動であると判定する。なお、ステップS1617で変動パターンコマンド受信フラグがセットされていなかった場合には、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、そのまま処理を終了する。
If the variation pattern command reception flag is set, the
リーチを伴う変動であると判定した場合、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、予告演出実行決定用乱数(ランダム1)にもとづいて、予告演出を行うか否かを決定する(ステップS2853A)。例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、ランダム1が所定値と一致すると、可変表示装置9を用いた予告演出を行うと決定する。なお、ステップS2852Aでリーチを伴う変動でなかった場合には、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、そのまま処理を終了する。
When it is determined that the fluctuation is accompanied by reach, the
ステップS2854Aで予告演出を行わないと決定した場合、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、変動パターンコマンドを受信しているとともに表示結果指定コマンドを受信している場合には、変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンドを音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bに転送し、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、スピーカおよび各ランプ25,28a,28b,28cを用いた遊技演出を実行することになる。この場合、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、ステップS2854Aで予告演出を行わないと決定すると、予告演出を行わない旨を指定する通知コマンドを生成し、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bに送信する(ステップS2857A)。
If it is determined in step S2854A that the notice effect is not performed, the
予告演出を行うと決定すると(ステップS2854A)、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、予告演出種類決定用乱数(ランダム2)にもとづいて、可変表示装置9を用いて行わせる予告演出の種類を決定する(ステップS2855A)。例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、ランダム2にもとづいて、予告演出において、飾り図柄をどの程度の速度で変動させるかや、飾り図柄をいずれの回転方向に変動させるか、可変表示装置9にいずれのキャラクタを登場させるかを決定する。なお、ステップS2854Aで予告演出を実行しないと決定した場合には、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、そのまま処理を終了する。
If it is determined that the notice effect is to be performed (step S2854A), the
また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、決定した演出内容(予告演出を行うか否かや、予告演出の種類)を示す演出内容指定コマンドを生成する。そして、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、生成した演出内容指定コマンドを、音/ランプ制御基板80bに対して送信する処理を行う(ステップS2856A)。なお、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、演出内容指定コマンドとともに、遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した表示結果指定コマンドおよび変動パターンコマンドを音/ランプ制御基板80bに転送(送信)する。そして、音/ランプ制御基板80bの音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、図柄制御用マイクロコンピュータ100aから受信した演出内容指定コマンド、表示結果指定コマンドおよび変動パターンコマンドにもとづいて、スピーカ27および各ランプ25,28a,28b,28cを用いた遊技演出を行う。
Further, the
なお、ステップS2856Aにおいて、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、演出内容指定コマンドを生成するのでなく、決定した演出内容を、変動パターンコマンドや表示結果指定コマンドに付加してもよい。例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、コマンドのヘッダ部分に演出内容を示す値を付加することによって、演出内容を変動パターンコマンドや表示結果指定コマンドに付加する。この場合、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、変動パターンコマンドのみのヘッダ部分に演出内容を示す値を付加してもよく、表示結果指定コマンドのみのヘッダ部分に演出内容を示す値を付加してもよい。さらに、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンドの両方のヘッダ部分に演出内容を示す値を付加してもよい。そして、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、演出内容を付加した変動パターンコマンドや表示結果指定コマンドを、音/ランプ制御基板80bに対して送信する処理を行ってもよい。なお、予告演出を行わない場合には、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した変動パターンコマンドおよび表示結果指定コマンドを、そのまま音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bに転送することになる。
In step S2856A, the
また、この実施の形態では、ステップS2856Aで送信テーブルのアドレスがセットされたことにもとづいて、図柄制御メイン処理におけるコマンド制御処理(ステップS788参照)が実行されることによって、演出内容指定コマンドが音/ランプ制御基板80bに送信される。
Further, in this embodiment, based on the fact that the address of the transmission table is set in step S2856A, the command control process (see step S788) in the symbol control main process is executed, so that the effect content designation command is sounded. / Sent to the
また、この実施の形態では、演出内容決定処理において、予告演出の実行の有無および予告演出の内容を決定する場合を説明したが、演出モードを変更するか否かを決定するようにしてもよい。例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、現在の遊技状態の種類に応じて、異なる演出モードで遊技演出を行う。例えば、遊技状態が高ベース状態か否かに従って、異なる演出モードで遊技演出を行う。また、大当りの際に遊技状態が変化すると、例えば、主基板31から受信した特定大当り終了表示コマンドにもとづいて、遊技演出を行う際の演出モードを変更する。この場合に、所定の演出変更決定用乱数を用いた判定により演出モードを変更すると決定されると、現在の遊技状態に関わらず、演出モードが変更され、変更後の演出モードで遊技演出が行われる。なお、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、例えば、所定の演出変更決定用乱数があらかじめ決められている1つの値と一致した場合には、演出モードを変更すると決定する。さらに、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、演出モードを変更する場合に、所定の変更後演出決定用乱数を用いた判定により、いずれの演出モードに変更するかを決定するようにしてもよい。
In this embodiment, in the effect content determination process, the presence / absence of execution of the notice effect and the content of the notice effect are determined. However, it may be determined whether to change the effect mode. . For example, the
以上のように、この実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、確変大当り/通常大当りを指定する変動パターンコマンドは受信したが、遊技制御用マイクロコンピュータ560からデータ化けなどの原因によって表示結果コマンドを正しく受信できなかったときには、可変表示装置9に飾り図柄の停止図柄として非確変図柄を導出表示する。そのように構成することによって、図柄制御用マイクロコンピュータ100aが表示結果コマンドを受信できなかった場合であっても、飾り図柄の変動表示の表示結果を遊技者に認識させることができ、遊技者に必要以上に不利益を与えることを防止できる。さらに、図柄制御用マイクロコンピュータ100aが、遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信したコマンドにもとづいて、各演出手段を用いた遊技演出の内容の少なくとも一部を決定するので、遊技制御用マイクロコンピュータ560の制御負担を軽減することができる。
As described above, according to this embodiment, as in the first embodiment, the variation pattern command designating the probability variation big hit / normal big hit has been received, but the game control microcomputer 560, such as data corruption, has been received. When the display result command cannot be correctly received due to the cause, an uncertain variable symbol is derived and displayed on the
なお、この実施の形態では、別々の制御基板を用いて各演出手段を制御する例として、図柄制御基板80aに搭載された図柄制御用マイクロコンピュータ100aが、遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した演出制御コマンドを音/ランプ制御基板80bに搭載された音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bに転送する場合を説明したが、別々の制御基板を用いて各演出手段を制御する態様は、この実施の形態で示したものに限られない。例えば、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bが、最初に遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出制御コマンドを受信し、図柄制御用マイクロコンピュータ100aに転送するようにしてもよい。
In this embodiment, as an example of controlling each effect means using separate control boards, the effect received by the
図56は、中継基板77、音/ランプ制御基板80bおよび図柄制御基板80aの他の回路構成例を示すブロック図である。図56に示す例では、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、演出制御コマンド(例えば、変動パターンコマンド)にもとづいて、可変表示装置9を用いて行う演出内容を決定する。例えば、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、可変表示装置9を用いて予告演出を行うか否かを決定する。また、例えば、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、可変表示装置9を用いた予告演出の種類を決定する。
FIG. 56 is a block diagram showing another circuit configuration example of the
また、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、主基板31からの演出制御コマンド(変動パターンコマンドや表示結果指定コマンド)を、入出力ポート104を介して図柄制御基板80aに送信する。また、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、決定した演出内容(予告演出を行うか否かや、予告演出の種類)を示す演出内容指定コマンドを生成する。また、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、生成した演出内容指定コマンドを、入出力ポート104を介して図柄制御基板80aに送信する。
In addition, the sound /
なお、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、決定した演出内容(予告演出を行うか否かや、予告演出の種類)を、演出制御コマンド(変動パターンコマンドや表示結果指定コマンド)に付加してもよい。そして、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、演出内容を付加した演出制御コマンドを、入出力ポート104を介して図柄制御基板80aに送信してもよい。例えば、この実施の形態では、図8に示すように、各変動パターンコマンド(8000(H)〜8008(H))のEXTデータ中の最初の4ビットは全て「0」である。図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、演出内容を変動パターンコマンドに付加する場合、例えば、決定した演出内容を特定可能な値をEXTデータの最初の4ビットの部分に付加して、図柄制御基板80aに送信してもよい。
Note that the sound /
図57に示す音/ランプ制御手段(音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100b)の動作を説明する。図57は、音/ランプ制御基板80bに搭載されている音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100b(具体的には、音/ランプ制御用CPU101b)が実行するメイン処理を示すフローチャートである。遊技機に対する電力供給が開始され、リセット信号がハイレベルになると、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、メイン処理を開始する。メイン処理では、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、まず、RAM領域のクリアや各種初期値の設定、また演出制御の起動間隔を決めるためのタイマの初期設定等を行うための初期化処理を行う(ステップS881)。その後、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、タイマ割込フラグの監視(ステップS882)の確認を行うループ処理に移行する。タイマ割込が発生すると、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、タイマ割込処理においてタイマ割込フラグをセットする。メイン処理において、タイマ割込フラグがセットされていたら、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、そのフラグをクリアし(ステップS883)、以下の音/ランプ制御処理を実行する。
The operation of the sound / lamp control means (sound /
タイマ割込は例えば33ms毎にかかる。すなわち、音/ランプ制御処理は、例えば33ms毎に起動される。また、この実施の形態では、タイマ割込処理ではフラグセットのみがなされ、具体的な音/ランプ制御処理はメイン処理において実行されるが、タイマ割込処理で音/ランプ制御処理を実行してもよい。 A timer interrupt takes every 33 ms, for example. That is, the sound / lamp control process is activated every 33 ms, for example. In this embodiment, only the flag is set in the timer interrupt process, and the specific sound / lamp control process is executed in the main process, but the sound / lamp control process is executed in the timer interrupt process. Also good.
音/ランプ制御処理において、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、まず、受信した演出制御コマンドを解析する(コマンド解析処理:ステップS884)。
In the sound / lamp control process, the sound /
次いで、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、演出内容決定処理を行う(ステップS885)。演出内容決定処理では、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、演出制御コマンド(変動パターンコマンドや表示結果指定コマンド)にもとづいて、可変表示装置9を用いて行う演出内容(予告演出を行うか否かや、予告演出の種類)を決定する。また、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、決定した演出内容を示す演出内容指定コマンドを生成する。
Next, the sound /
次いで、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、音出力処理を行う(ステップS886)。この場合、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、音声合成用IC703に対して音番号データ(例えば、変動パターンコマンドに示される変動パターンに対応する音番号データ)を出力する。そして、音声合成用IC703は、音番号データに応じた音声や効果音を発生し増幅回路705に出力する。
Next, the sound /
次いで、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、ランプ表示処理を行う(ステップS887)。この場合、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、プロセスデータ中に設定されているランプ制御実行データにもとづいてランプ制御を行う。
Next, the sound /
また、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、乱数カウンタを更新する処理を実行する(ステップS888)。また、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、主基板31から受信した演出制御コマンドや、ステップS885の演出内容決定処理で生成した演出内容指定コマンドを、図柄制御基板80aに送出する処理を行う(コマンド制御処理:ステップS889)。その後、ステップS882のタイマ割込フラグの確認を行う処理に戻る。
Further, the sound /
図58は、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bから図柄制御用マイクロコンピュータ100aに送出される演出制御コマンドの内容の一例を示す説明図である。以下、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bから図柄制御用マイクロコンピュータ100aに送出される演出制御コマンドを、音/ランプ側演出制御コマンドともいう。なお、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した演出制御コマンドを、そのまま音/ランプ側演出制御コマンドとして、図柄制御用マイクロコンピュータ100aに送信してもよい。また、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、遊技制御用マイクロコンピュータ560から演出制御コマンドを受信したことにもとづいて、図58に示す音/ランプ側演出制御コマンドを生成し、図柄制御用マイクロコンピュータ100aに送信してもよい。
FIG. 58 is an explanatory diagram showing an example of the contents of the effect control command sent from the sound /
図58に示す例において、コマンド7000(H)〜7008(H)は、特別図柄の可変表示に対応して可変表示装置9において可変表示される飾り図柄の変動パターンを指定する音/ランプ側演出制御コマンド(音/ランプ側変動パターンコマンド)である。なお、変動パターンを指定する音/ランプ側演出制御コマンドは、変動開始を指定するためのコマンドでもある。従って、演出制御用マイクロコンピュータ100は、コマンド7000(H)〜7008(H)のいずれかを受信すると、可変表示装置9において飾り図柄の可変表示を開始するように制御する。
In the example shown in FIG. 58, commands 7000 (H) to 7008 (H) are sound / lamp side effects for designating a variation pattern of decorative symbols variably displayed on the
この実施の形態では、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、遊技制御用マイクロコンピュータ560から変動パターンコマンドを受信したことにもとづいて、変動パターンコマンドの内容を特定可能な音/ランプ側変動パターンコマンドを図柄制御用マイクロコンピュータ100aに送信する。具体的には、はずれ指定の変動パターンコマンド8000(H)〜8003(H)のいずれかを受信したことにもとづいて、はずれ指定の音/ランプ側変動パターンコマンド7000(H)〜7003(H)を送信する。また、確変大当り/通常大当り兼用の変動パターンコマンド8004(H)〜8006(H)のいずれかを受信したことにもとづいて、確変大当り/通常大当り兼用の音/ランプ側変動パターンコマンド7004(H)〜7006(H)を送信する。また、突然確変大当り指定の変動パターンコマンド8007(H)を受信したことにもとづいて、突然確変大当り指定の音/ランプ側変動パターンコマンド7007(H)を送信する。また、小当り指定の変動パターンコマンド8008(H)を受信したことにもとづいて、小当り指定の音/ランプ側変動パターンコマンド7008(H)を送信する。
In this embodiment, the sound /
コマンド7C00(H)は、変動パターンコマンドで指定する飾り図柄の可変表示の表示結果をはずれとすることを指定する音/ランプ側演出制御コマンド(音/ランプ側はずれ指定コマンド)である。コマンド7C01(H)は、変動パターンコマンドで指定する飾り図柄の可変表示の表示結果を通常大当りとすることを指定する音/ランプ側演出制御コマンド(音/ランプ側通常大当り指定コマンド)である。コマンド7C02(H)は、変動パターンコマンドで指定する飾り図柄の可変表示の表示結果を確変大当りとすることを指定する音/ランプ側演出制御コマンド(音/ランプ側確変大当り指定コマンド)である。 The command 7C00 (H) is a sound / lamp side effect control command (sound / lamp side deviation designation command) that designates that the display result of the variable display of the decorative design designated by the variation pattern command is to be eliminated. The command 7C01 (H) is a sound / lamp side effect control command (sound / lamp side normal big hit designation command) that designates that the display result of variable display of the decorative design designated by the variation pattern command is a normal big hit. The command 7C02 (H) is a sound / lamp side effect control command (sound / lamp side positive variation big hit designation command) for designating that the display result of the variable display of the decorative design designated by the variation pattern command is a probability big hit.
コマンド7C03(H)は、確変大当りにすると事前決定したことを指定するとともに、可変表示装置9における可変表示の表示結果を通常大当り図柄とすること、15ラウンドの大当り遊技のラウンド中に再抽選演出を実行することを指定する音/ランプ側演出制御コマンド(音/ランプ側ラウンド中再抽選付き確変大当り指定コマンド)である。コマンド7C04(H)は、確変大当りにすると事前決定したことを指定するとともに、可変表示装置9における可変表示の表示結果を通常大当り図柄とすること、15ラウンドの大当り遊技の終了後に再抽選演出を実行することを指定する音/ランプ側演出制御コマンド(音/ランプ側大当り終了後再抽選付き確変大当り指定コマンド)である。コマンド7C05(H)は、確変大当りにすると事前決定したことを指定するとともに、可変表示装置9における可変表示の表示結果を通常大当り図柄とすること、15ラウンドの大当り遊技のラウンド中および大当り遊技の終了後に再抽選演出を実行することを指定する音/ランプ側演出制御コマンド(音/ランプ側再抽選付き確変大当り指定コマンド)である。
Command 7C03 (H) specifies that it is determined in advance that it will be a probable big hit, makes the display result of the variable display in the variable display device 9 a normal big hit symbol, and redraws during the round of 15 rounds of big win game Is a sound / lamp side effect control command (sound / lamp side round re-lottery with probability change big hit designation command). Command 7C04 (H) specifies that it is determined in advance that it will be a promising big hit, makes the display result of variable display in the variable display device 9 a normal big hit symbol, and gives a lottery effect after the end of 15 rounds of big hit game. This is a sound / lamp side effect control command (specific change jackpot designation command with re-lottery after the end of the sound / lamp side jackpot) that designates execution. Command 7C05 (H) specifies that the probability change jackpot has been determined in advance and sets the display result of the variable display on the
コマンド7C06(H)は、変動パターンコマンドで指定する飾り図柄の可変表示の表示結果を突然確変大当りとすることを指定する音/ランプ側演出制御コマンド(音/ランプ側突然確変大当り指定コマンド)である。コマンド7C07(H)は、変動パターンコマンドで指定する飾り図柄の可変表示の表示結果を小当りとすることを指定する音/ランプ側演出制御コマンド(音/ランプ側小当り指定コマンド)である。 Command 7C06 (H) is a sound / lamp-side production control command (sound / lamp-side sudden probability change big hit designation command) that designates that the display result of variable display of the decorative pattern designated by the variation pattern command is suddenly odd. is there. The command 7C07 (H) is a sound / lamp side effect control command (sound / lamp side small hit designation command) that designates that the display result of the variable display of the decorative design designated by the variation pattern command is a small hit.
この実施の形態では、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、遊技制御用マイクロコンピュータ560から表示結果コマンドを受信したことにもとづいて、表示結果コマンドの内容を特定可能な音/ランプ側表示結果コマンドを図柄制御用マイクロコンピュータ100aに送信する。具体的には、はずれ指定の表示結果コマンド8C00(H)を受信したことにもとづいて、はずれ指定の音/ランプ側表示結果コマンド7C00(H)を送信する。また、通常大当り指定の表示結果コマンド8C01(H)を受信したことにもとづいて、通常大当り指定の音/ランプ側表示結果コマンド7C01(H)を送信する。また、確変大当り指定の表示結果コマンド8C02(H)〜8C05(H)のいずれかを受信したことにもとづいて、確変大当り指定の音/ランプ側表示結果コマンド7C02(H)〜7C05(H)を送信する。また、突然確変大当り指定の表示結果コマンド8C06(H)を受信したことにもとづいて、突然確変大当り指定の音/ランプ側表示結果コマンド7C06(H)を送信する。さらに、小当り指定の表示結果コマンド8C07(H)を受信したことにもとづいて、小当り指定の音/ランプ側表示結果コマンド7C07(H)を送信する。
In this embodiment, the sound /
なお、図58に示された音/ランプ側演出制御コマンド以外の音/ランプ側演出制御コマンドも音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bから図柄制御用マイクロコンピュータ100aに送信される。例えば、図8および図9に示された演出制御コマンドそれぞれに対応する音/ランプ側演出制御コマンドや、大当り遊技に関するより詳細な音/ランプ側演出制御コマンド、遊技状態を示す音/ランプ側演出制御コマンド(例えば、初期化コマンドを示す音/ランプ側演出制御コマンド)も図柄制御用マイクロコンピュータ100aに送信される。
Sound / lamp side effect control commands other than the sound / lamp side effect control commands shown in FIG. 58 are also transmitted from the sound /
また、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、ステップS885の演出内容決定処理において、図55に示すステップS2851A〜S2857Aと同様の処理に従って、演出内容(予告演出の実行の有無や、予告演出の種類)を決定し、決定した演出内容を含む演出内容コマンドを生成する。そして、ステップS889のコマンド制御処理で演出内容コマンドを、図柄制御用マイクロコンピュータ100aに送信する。
Further, the sound /
図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、図54に示したステップS781〜S787と同様の処理に従ってメイン処理を実行する。また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、ステップS786に相当する図柄制御プロセス処理において、図32に示した演出制御プロセス処理と同様の処理に従って、可変表示装置9の表示制御を行う。この場合、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bから受信した演出内容コマンドにもとづいて、図柄制御プロセス処理において予告演出を実行する。具体的には、演出内容コマンドにおいて予告演出の実行が指定されている場合には、演出内容コマンドで指定された予告演出の種類に応じて、飾り図柄変動開始処理で予告演出を含むプロセスデータを選択する(ステップS824,S825参照)。そして、選択したプロセスデータの内容に従って、飾り図柄の変動中に予告演出を実行する(ステップS1860参照)。例えば、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、可変表示装置9の表示画面に所定のキャラクタを登場させることによって大当りを予告する演出を行う。
The
なお、図56〜図58に示す例では、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bが決定した演出内容に従って図柄制御用マイクロコンピュータ100aが予告演出を実行する場合を説明したが、図柄制御用マイクロコンピュータ100aが演出内容を決定するようにしてもよい。この場合、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、メイン処理において演出内容決定処理を実行し、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bから受信した音/ランプ側変動パターンコマンドや音/ランプ側表示結果コマンドにもとづいて、演出内容(予告演出の実行の有無や、予告演出の種類)を決定するようにしてもよい。そして、決定した演出内容に従って背景図柄の変動中に予告演出を実行するようにしてもよい。
In the example shown in FIGS. 56 to 58, the case where the
図56〜図58に示す遊技機では、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、ステップS1509,S1510,S1519と同様の処理に従って、可変表示装置9の飾り図柄の可変表示の表示結果を大当り図柄にするか否かと、確変大当りとするか否かとを決定する。また、ステップS203,S204,S205,S206と同様の処理に従って、可変表示装置9における飾り図柄の可変表示を開始してから表示結果を導出表示するまでの可変表示時間を決定する。また、図27に示すコマンド送信テーブルに従ってステップS332〜S343を実行することによって、決定された可変表示時間を特定可能な変動パターンコマンドを音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bに送信する。また、図27に示すコマンド送信テーブルに従ってステップS332〜S343を実行することによって、大当り図柄とするか否かと確変大当りとするか否かとの決定結果を特定可能な表示結果コマンドを音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bに送信する。
In the gaming machines shown in FIGS. 56 to 58, the gaming control microcomputer 560 determines whether the display result of the variable display of the decorative symbol of the
音/ランプ制御用マイクロコンピュータ(電気部品制御手段)100bは、変動パターンコマンドを受信したことにもとづいて、変動パターンコマンドの内容を特定可能な音/ランプ側変動パターンコマンド(図58に示すコマンド7000(H)〜7008(H))を、図柄制御用マイクロコンピュータ(表示制御手段)100aに送信する(ステップS889参照)。また、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bは、表示結果コマンドを受信したことにもとづいて、表示結果コマンドの内容を特定可能な音/ランプ側表示結果コマンドを図柄制御用マイクロコンピュータ100aに送信する(ステップS889参照)。
The sound / lamp control microcomputer (electrical component control means) 100b receives the variation pattern command, and based on the received variation pattern command, the sound / lamp side variation pattern command (command 7000 shown in FIG. 58) can be specified. (H) to 7008 (H)) are transmitted to the symbol control microcomputer (display control means) 100a (see step S889). The sound /
図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、ステップS826〜S828,S1858〜S1863,S1872と同様の処理に従って、音/ランプ側変動パターンコマンドおよび音/ランプ側表示結果コマンドにもとづいて、可変表示装置9の飾り図柄の可変表示を実行し、音/ランプ側変動パターンコマンドで特定される可変表示時間が経過したことにもとづいて、可変表示装置9に表示結果を導出表示する。
The
また、遊技制御用マイクロコンピュータ560は、変動パターンコマンドを送信するときに、変動パターンコマンドとして、可変表示装置9の飾り図柄の可変表示の表示結果を大当りにすると決定されたことのみを特定可能な変動パターンコマンド(確変大当り/通常大当り兼用の変動パターンコマンド:コマンド8004(H)〜8006(H)、特定表示用可変表示コマンド)を送信する。また、変動パターンコマンドとして、可変表示装置9の飾り図柄の可変表示の表示結果を大当りにしないと決定されたことを特定可能な変動パターンコマンド(コマンド8000(H)〜8003(H)、非特定表示用可変表示コマンド)を送信する。
Further, when the game control microcomputer 560 transmits the variation pattern command, the game control microcomputer 560 can only specify that the display result of the variable display of the decorative design of the
図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、図柄制御プロセス処理で、ステップS1852と同様の処理で選択した確変時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1854と同様の処理で決定した確変図柄をステップS1872と同様の処理で導出表示する。すなわち、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、特定表示用可変表示コマンドを受信したことにもとづいて送信された音/ランプ側変動パターンコマンドと、可変表示装置9の飾り図柄の可変表示の表示結果を大当りにすると決定されるとともに確変大当りとすると決定されたことを特定可能な表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された音/ランプ側表示結果コマンド(コマンド7C02(H)〜7C05(H))とを受信したときに、可変表示時間が経過したことにもとづいて、大当り図柄として、特定遊技状態が終了したのちに確変状態に移行することを示す確変図柄を可変表示装置9に導出表示する。
The
また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、図柄制御プロセス処理で、ステップS1853と同様の処理で選択した通常時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1854と同様の処理で決定した非確変図柄をステップS1872と同様の処理で導出表示する。すなわち、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、特定表示用可変表示コマンドを受信したことにもとづいて送信された音/ランプ側変動パターンコマンドと、可変表示装置9の飾り図柄の可変表示の表示結果を大当りにすると決定されるとともに通常大当りと決定されたことを特定可能な表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された音/ランプ側表示結果コマンド(コマンド7C01(H))とを受信したときに、可変表示時間が経過したことにもとづいて、大当り図柄として、特定遊技状態が終了したのちに確変状態に移行しないことを示す非確変図柄を可変表示装置9に導出表示する。
In addition, the
また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、図柄制御プロセス処理で、ステップS1831でNと判定しステップS1833でNと判定したときに、ステップS1853と同様の処理で選択した通常時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1854と同様の処理で決定した非確変図柄をステップS1872と同様の処理で導出表示する。すなわち、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、特定表示用可変表示コマンドを受信したことにもとづいて送信された音/ランプ側変動パターンコマンドは受信したが、音/ランプ側表示結果コマンドを受信できなかったときには、可変表示時間が経過したことにもとづいて、可変表示装置9に非確変図柄を導出表示する。
Further, the
また、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、図柄制御プロセス処理で、ステップS1835、S1836またはS1837でNと判定したときに、ステップS1853と同様の処理で選択した通常時大当り図柄決定用テーブルを用いてステップS1854と同様の処理で決定した非確変図柄をステップS1872と同様の処理で導出表示する。すなわち、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、特定表示用可変表示コマンドを受信したことにもとづいて送信された音/ランプ側変動パターンコマンドは受信したが、データ化けなどの原因によって音/ランプ側表示結果コマンドを正しく受信できなかったときには、可変表示時間が経過したことにもとづいて、可変表示装置9に非確変図柄を導出表示する。
Further, the
すなわち、表示制御手段(図柄制御用マイクロコンピュータ100a)は、特定表示用可変表示コマンド(コマンド8004(H)〜8006(H))を受信したことにもとづいて送信された電気部品可変表示コマンド(コマンド7004(H)〜7006(H))を受信した後に、事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果(大当り図柄)にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させる(確変大当りとする)と決定されたことを特定可能な表示結果コマンド(コマンド8C02(H)〜8C05(H))を受信したことにもとづいて送信された電気部品表示結果コマンド(コマンド7C02(H)〜7C05(H))、または事前決定手段によって可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を特定表示結果(大当り図柄)にすると決定されるとともに所定の移行条件を成立させない(通常大当りとする)と決定されたことを特定可能な表示結果コマンド(コマンド8C01(H))を受信したことにもとづいて送信された電気部品表示結果コマンド(コマンド7C01(H))以外の所定のコマンド(例えば、データ化けした音/ランプ側表示結果コマンドや、音/ランプ側表示結果コマンドの次に受信すべき演出記憶情報指定コマンドに対応する音/ランプ側演出制御コマンド。なお、特定表示用可変表示コマンドに対応する音/ランプ側演出制御コマンドの後に突然確変大当り指定の音/ランプ側表示結果コマンドを送信しない構成である場合には、突然確変大当り指定の音/ランプ側表示結果コマンドでもよい)を受信したときには、可変表示時間が経過したことにもとづいて、可変表示部(可変表示装置9)に非特別表示結果(非確変図柄)を導出表示する。
That is, the display control means (
また、表示制御手段(図柄制御用マイクロコンピュータ100a)は、第2特定遊技用可変表示コマンド(コマンド8007(H))を受信したことにもとづいて送信された電気部品可変表示コマンド(コマンド7007(H))を受信したときに、可変表示時間が経過したことにもとづいて、特定表示結果(大当り図柄)として、特別表示結果(確変図柄)とは異なる第2特定遊技用表示結果(突然確変大当り図柄)を可変表示部(可変表示装置9)に導出表示する。
The display control means (
また、表示制御手段(図柄制御用マイクロコンピュータ100a)は、第2特定遊技用可変表示コマンド(コマンド8007(H))を受信したことにもとづいて送信された電気部品可変表示コマンド(コマンド7007(H))を受信した後に、事前決定手段によって特定遊技状態として第2特定遊技状態に移行させると決定されたことを特定可能な表示結果コマンド(コマンド8C06(H))を受信したことにもとづいて送信された電気部品表示結果コマンド(コマンド7C06(H))以外の所定のコマンド(例えば、データ化けした音/ランプ側表示結果コマンドや、音/ランプ側表示結果コマンドの次に受信すべき演出記憶情報指定コマンドに対応する音/ランプ側演出制御コマンド)を受信したときには、可変表示時間が経過したことにもとづいて、特定表示結果(大当り図柄)として、特別表示結果(確変図柄)とは異なる第2特定遊技用表示結果(突然確変大当り図柄)を可変表示部(可変表示装置9)に導出表示する。
The display control means (
なお、図柄制御用マイクロコンピュータ100aが音/ランプ側表示結果コマンドを受信できなかった場合(データ化けなどの原因によって正しく受信できなかったときを含む)には、音/ランプ制御用マイクロコンピュータ100bが表示結果コマンドを受信できなかったために(または、データ化けなどの原因によって正しく受信できなかったために)音/ランプ側表示結果コマンド自体が送信されなかった場合と、送信されたが図柄制御用マイクロコンピュータ100aが音/ランプ側表示結果コマンドの受信に失敗した場合(データ化けなどの原因によって正しく受信できなかったときを含む)との両方が考えられるが、図柄制御用マイクロコンピュータ100aは、いずれの場合であっても、音/ランプ側表示結果コマンドを受信できなかったときには、可変表示装置9に非確変図柄を導出表示する。
When the
また、この実施の形態では、別々の制御基板を用いて各演出手段を制御する例として、遊技機が図柄制御基板80aと音/ランプ制御基板80bとを備える場合を説明したが、他の種類の制御基板を複数備えるものであってもよい。例えば、遊技機は、可変表示装置9とスピーカ27とを制御する図柄/音制御基板と、各ランプ25,28a,28b,28cを制御するランプ制御基板とを備えていてもよい。この場合、表示制御手段は、可変表示装置9を制御する図柄/音制御基板が搭載する図柄/音制御用マイクロコンピュータによって実現される。また、電気部品制御手段は、各ランプを制御するランプ制御基板が搭載するランプ制御用マイクロコンピュータによって実現される。また、図柄/音制御基板が搭載する図柄/音制御用マイクロコンピュータが演出内容を決定し、ランプ制御基板が搭載するランプ制御用マイクロコンピュータに、遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した各演出制御コマンドを転送するとともに、決定した演出内容を含む演出内容指定コマンドを送信するようにしてもよい。また、例えば、遊技機は、可変表示装置9と各ランプ25,28a,28b,28cとを制御する図柄/ランプ制御基板と、スピーカ27を制御する音制御基板とを備えていてもよい。この場合、表示制御手段は、可変表示装置9を制御する図柄/ランプ制御基板が搭載する図柄/ランプ制御用マイクロコンピュータによって実現される。また、電気部品制御手段は、スピーカを制御する音制御基板が搭載する音制御用マイクロコンピュータによって実現される。また、図柄/ランプ制御基板が搭載する図柄/ランプ制御用マイクロコンピュータが演出内容を決定し、音制御基板が搭載する音制御用マイクロコンピュータに、遊技制御用マイクロコンピュータ560から受信した各演出制御コマンドを転送するとともに、決定した演出内容を含む演出内容指定コマンドを送信するようにしてもよい。
In this embodiment, as an example of controlling each presentation means using separate control boards, a case has been described in which a gaming machine includes a
なお、上記の各実施の形態のパチンコ遊技機は、主として、始動入賞にもとづいて可変表示部に可変表示される特別図柄の停止図柄が所定の図柄になると所定の遊技価値が遊技者に付与可能になるパチンコ遊技機であったが、始動入賞にもとづいて開放する電動役物の所定領域への入賞があると所定の遊技価値が遊技者に付与可能になるパチンコ遊技機や、始動入賞にもとづいて可変表示される図柄の停止図柄が所定の図柄の組み合わせになると開放する所定の電動役物への入賞があると所定の権利が発生または継続するパチンコ遊技機であっても、本発明を適用できる。さらに、遊技メダルを投入して賭け数を設定し遊技を行うスロット機や、遊技メダルではなく遊技球を投入して賭け数を設定し遊技を行う遊技機などにも本発明を適用できる。 In addition, the pachinko gaming machine of each of the above embodiments can be given a predetermined game value to a player mainly when the special symbol that is variably displayed on the variable display unit based on the start winning prize becomes the predetermined symbol. A pachinko machine that can be given a predetermined gaming value to a player when there is a prize in a predetermined area of an electric game that is released based on a start prize, or a start prize The present invention is applied even to a pachinko game machine in which a predetermined right is generated or continued when there is a prize for a predetermined electric combination that is released when the stop symbol of the symbol variably displayed becomes a predetermined symbol combination. it can. Furthermore, the present invention can be applied to a slot machine that inserts game medals and sets a bet number and plays a game, or a game machine that inserts game balls instead of game medals and sets a bet number and plays a game.
本発明は、パチンコ遊技機などの遊技に適用可能であり、遊技状態が確変状態等の特別な遊技状態に制御可能な遊技機の遊技に適用可能である。 The present invention can be applied to a game such as a pachinko game machine, and can be applied to a game of a gaming machine in which the game state can be controlled to a special game state such as a probability change state.
1 パチンコ遊技機
8 特別図柄表示器
9 可変表示装置
14 始動入賞口
31 主基板
80 演出制御基板
100 演出制御用マイクロコンピュータ
560 遊技制御用マイクロコンピュータ
DESCRIPTION OF
Claims (5)
遊技の進行を制御する遊技制御手段と、
遊技演出に用いる電気部品のうち、少なくとも前記可変表示部の表示状態を制御する表示制御手段とを備え、
前記遊技制御手段は、
前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にするか否かと、前記所定の移行条件を成立させるか否かとを決定する事前決定手段と、
前記可変表示部における識別情報の可変表示を開始してから表示結果を導出表示するまでの可変表示時間を特定可能な可変表示コマンドを送信する可変表示コマンド送信手段と、
前記事前決定手段による決定結果を特定可能な表示結果コマンドを送信する表示結果コマンド送信手段とを含み、
前記表示制御手段は、
前記事前決定手段による決定結果を示す事前決定結果情報を記憶する事前決定結果情報記憶手段と、
前記表示結果コマンド送信手段によって前記表示結果コマンドが送信される前に所定のコマンドの受信にもとづいて、前記事前決定結果情報記憶手段が記憶する前記事前決定結果情報をクリアする事前決定結果情報クリア手段と、
前記事前決定結果情報クリア手段によって前記事前決定結果情報記憶手段が記憶する前記事前決定結果情報がクリアされた後に、前記表示結果コマンド送信手段によって送信された前記表示結果コマンドで特定される前記事前決定結果情報を前記事前決定結果情報記憶手段に記憶させる制御を行う事前決定結果情報記憶制御手段と、
前記事前決定結果情報記憶手段が記憶する前記事前決定結果情報を読み出し、読み出した前記事前決定結果情報にもとづいて、前記可変表示部の識別情報の可変表示を実行し、可変表示時間が経過したことにもとづいて、前記可変表示部に表示結果を導出表示する可変表示実行手段とを含み、
前記可変表示コマンド送信手段は、前記可変表示コマンドとして、前記事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にすると決定されたことを特定可能な特定表示用可変表示コマンド、または前記事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にしないと決定されたことを特定可能な非特定表示用可変表示コマンドのいずれかを送信し、
前記可変表示実行手段は、
前記特定表示用可変表示コマンドと前記事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にすると決定されるとともに前記所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な前記表示結果コマンドとを受信したときに、可変表示時間が経過したことにもとづいて、前記特定表示結果として、前記特定遊技状態が終了したのちに前記特別遊技状態に移行することを示す特別表示結果を前記可変表示部に導出表示する特別表示結果導出表示手段と、
前記特定表示用可変表示コマンドと前記事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にすると決定されるとともに前記所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な前記表示結果コマンドとを受信したときに、可変表示時間が経過したことにもとづいて、前記特定表示結果として、前記特定遊技状態が終了したのちに前記特別遊技状態に移行しないことを示す非特別表示結果を前記可変表示部に導出表示する非特別表示結果導出表示手段と、
前記特定表示用可変表示コマンドを受信した後に、前記事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にすると決定されるとともに前記所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な前記表示結果コマンド、または前記事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にすると決定されるとともに前記所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な前記表示結果コマンド以外のコマンドを受信したときには、可変表示時間が経過したことにもとづいて、前記可変表示部に前記非特別表示結果を導出表示する異常受信時非特別表示結果導出表示手段とを含む
ことを特徴とする遊技機。 A variable display unit that derives displaying variable display was carried out display result of the identification information of a plurality of types that can identify each specific game advantageous for the player when the variable display unit specific display results were derived displayed The special game state in which the display result of the variable display of the identification information is likely to be the specific display result compared to the normal state after the specific game state is ended when the predetermined transition condition is satisfied, and when the predetermined transition condition is satisfied A gaming machine to be transferred to
Game control means for controlling the progress of the game;
Of the electrical parts used for the game effect, comprising at least display control means for controlling the display state of the variable display unit,
The game control means includes
And whether the variable display of the display result of the identification information of the variable display unit on the specific display results, and pre-determining means for determining bets whether or not to establish a predetermined shift condition,
Variable display command transmission means for transmitting a variable display command capable of specifying a variable display time from the start of variable display of identification information in the variable display unit to the display and display of a display result ;
Display result command transmission means for transmitting a display result command capable of specifying the determination result by the prior determination means,
The display control means includes
Predetermined result information storage means for storing predetermined result information indicating a determination result by the predetermining means;
Predetermined result information for clearing the predetermined result information stored in the predetermined result information storage unit based on reception of a predetermined command before the display result command is transmitted by the display result command transmitting unit Clearing means,
After the preset result information stored in the preset result information storage unit is cleared by the preset result information clearing unit, it is specified by the display result command transmitted by the display result command transmitting unit. Predetermined result information storage control means for performing control for storing the predetermined result information in the predetermined result information storage means;
The predetermination result information storage means stores the predetermination result information , executes variable display of the identification information of the variable display unit based on the read out predetermination result information , and a variable display time based on the elapsed, and a variable display execution means for deriving display the display result on the variable display unit,
The variable display command transmitting means is a specific display that can specify that the variable display command has been determined by the prior determination means to change the display result of the variable information of the variable display unit to be the specific display result. any use variable display command or the predetermination means by the variable display of the variable display command for identifiable non specific display that the display result is determined not to the specific display results of the identification information of the variable display unit, Send or
The variable display execution means includes
It is determined that the display result of the variable display of the identification information of the variable display unit is the specific display result and the predetermined transition condition is satisfied by the specific display variable display command and the predetermining means. When the display result command that can specify that is received, based on the fact that the variable display time has passed, the specific display state is shifted to the special game state after the specific game state is ended. A special display result deriving display means for deriving and displaying the special display result indicating the variable display section;
The specific display variable display command and the pre-determining means determine that the display result of variable display of the identification information of the variable display unit is to be the specific display result and that the predetermined transition condition is not satisfied. When the display result command capable of specifying the information is received, based on the fact that the variable display time has elapsed, the specific display result is not shifted to the special game state after the specific game state is ended. A non-special display result derivation display means for deriving and displaying a non-special display result indicating the variable display section ;
After receiving the pre-Symbol particular display variable display command, establishing a predetermined shift condition while being determined to be in the specific display result variable display of the display results of the identification information of the variable display portion by the predetermination means The display result command that can specify that it has been determined, or the predetermination means determines that the display result of variable display of the identification information of the variable display unit is the specific display result and the predetermined transition when receiving a command other than possible the display result specific command that has been determined not to establish the conditions, based on the variable display time has elapsed, deriving displaying the non-special display result on the variable display unit And a non-special display result derivation display means for abnormal reception.
遊技の進行を制御する遊技制御手段と、
遊技演出に用いる電気部品のうち、少なくとも前記可変表示部の表示状態を制御する表示制御手段と、
前記遊技演出に用いられる電気部品のうち、前記可変表示部以外の所定の電気部品を制御する電気部品制御手段とを備え、
前記遊技制御手段は、
前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にするか否かと、前記所定の移行条件を成立させるか否かとを決定する事前決定手段と、
前記可変表示部における識別情報の可変表示を開始してから表示結果を導出表示するまでの可変表示時間を特定可能な可変表示コマンドを送信する可変表示コマンド送信手段と、
前記事前決定手段による決定結果を特定可能な表示結果コマンドを送信する表示結果コマンド送信手段とを含み、
前記電気部品制御手段は、
前記可変表示コマンドを受信したことにもとづいて、前記可変表示コマンドの内容を特定可能な電気部品可変表示コマンドを前記表示制御手段に送信する電気部品可変表示コマンド送信手段と、
前記表示結果コマンドを受信したことにもとづいて、前記表示結果コマンドの内容を特定可能な電気部品表示結果コマンドを前記表示制御手段に送信する電気部品表示結果コマンド送信手段とを含み、
前記表示制御手段は、
前記事前決定手段による決定結果を示す事前決定結果情報を記憶する事前決定結果情報記憶手段と、
前記表示結果コマンド送信手段によって前記表示結果コマンドが送信される前に所定のコマンドの受信にもとづいて、前記事前決定結果情報記憶手段が記憶する前記事前決定結果情報をクリアする事前決定結果情報クリア手段と、
前記事前決定結果情報クリア手段によって前記事前決定結果情報記憶手段が記憶する前記事前決定結果情報がクリアされた後に、前記表示結果コマンド送信手段によって送信された前記表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された前記電気部品表示結果コマンドで特定される前記事前決定結果情報を前記事前決定結果情報記憶手段に記憶させる制御を行う事前決定結果情報記憶制御手段と、
前記事前決定結果情報記憶手段が記憶する前記事前決定結果情報を読み出し、読み出した前記事前決定結果情報にもとづいて、前記可変表示部の識別情報の可変表示を実行し、可変表示時間が経過したことにもとづいて、前記可変表示部に表示結果を導出表示する可変表示実行手段とを含み、
前記可変表示コマンド送信手段は、前記可変表示コマンドとして、前記事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にすると決定されたことを特定可能な特定表示用可変表示コマンド、または前記事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にしないと決定されたことを特定可能な非特定表示用可変表示コマンドのいずれかを送信し、
前記可変表示実行手段は、
前記特定表示用可変表示コマンドを受信したことにもとづいて送信された前記電気部品可変表示コマンドと、前記事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にすると決定されるとともに前記所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な前記表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された前記電気部品表示結果コマンドとを受信したときに、可変表示時間が経過したことにもとづいて、前記特定表示結果として、前記特定遊技状態が終了したのちに前記特別遊技状態に移行することを示す特別表示結果を前記可変表示部に導出表示する特別表示結果導出表示手段と、
前記特定表示用可変表示コマンドを受信したことにもとづいて送信された前記電気部品可変表示コマンドと、前記事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にすると決定されるとともに前記所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な前記表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された前記電気部品表示結果コマンドとを受信したときに、可変表示時間が経過したことにもとづいて、前記特定表示結果として、前記特定遊技状態が終了したのちに前記特別遊技状態に移行しないことを示す非特別表示結果を前記可変表示部に導出表示する非特別表示結果導出表示手段と、
前記特定表示用可変表示コマンドを受信したことにもとづいて送信された前記電気部品可変表示コマンドを受信した後に、前記事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にすると決定されるとともに前記所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な前記表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された前記電気部品表示結果コマンド、または前記事前決定手段によって前記可変表示部の識別情報の可変表示の表示結果を前記特定表示結果にすると決定されるとともに前記所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な前記表示結果コマンドを受信したことにもとづいて送信された前記電気部品表示結果コマンド以外のコマンドを受信したときには、可変表示時間が経過したことにもとづいて、前記可変表示部に前記非特別表示結果を導出表示する異常受信時非特別表示結果導出表示手段とを含む
ことを特徴とする遊技機。 A variable display unit that derives displaying variable display was carried out display result of the identification information of a plurality of types that can identify each specific game advantageous for the player when the variable display unit specific display results were derived displayed The special game state in which the display result of the variable display of the identification information is likely to be the specific display result compared to the normal state after the specific game state is ended when the predetermined transition condition is satisfied, and when the predetermined transition condition is satisfied A gaming machine to be transferred to
Game control means for controlling the progress of the game;
Display control means for controlling at least the display state of the variable display part among the electrical parts used for the game effect;
Among electrical components used for the game effect, comprising electrical component control means for controlling predetermined electrical components other than the variable display unit,
The game control means includes
And whether the variable display of the display result of the identification information of the variable display unit on the specific display results, and pre-determining means for determining bets whether or not to establish a predetermined shift condition,
Variable display command transmission means for transmitting a variable display command capable of specifying a variable display time from the start of variable display of identification information in the variable display unit to the display and display of a display result ;
Display result command transmission means for transmitting a display result command capable of specifying the determination result by the prior determination means,
The electrical component control means includes
Based on the reception of the variable display command, an electric component variable display command transmitting means for transmitting an electric component variable display command capable of specifying the contents of the variable display command to the display control means;
An electrical component display result command transmission means for transmitting to the display control means an electrical component display result command capable of specifying the content of the display result command based on the reception of the display result command;
The display control means includes
Predetermined result information storage means for storing predetermined result information indicating a determination result by the predetermining means;
Predetermined result information for clearing the predetermined result information stored in the predetermined result information storage unit based on reception of a predetermined command before the display result command is transmitted by the display result command transmitting unit Clearing means,
The display result command transmitted by the display result command transmitting unit is received after the predetermined result information stored in the predetermined result information storing unit is cleared by the predetermined result information clearing unit. Predetermined result information storage control means for performing control for storing the predetermined result information specified in the electrical component display result command transmitted based on the predetermined result information storage means;
The predetermination result information storage means stores the predetermination result information , executes variable display of the identification information of the variable display unit based on the read out predetermination result information , and a variable display time based on the elapsed, and a variable display execution means for deriving display the display result on the variable display unit,
The variable display command transmitting means is a specific display that can specify that the variable display command has been determined by the prior determination means to change the display result of the variable information of the variable display unit to be the specific display result. any use variable display command or the predetermination means by the variable display of the variable display command for identifiable non specific display that the display result is determined not to the specific display results of the identification information of the variable display unit, Send or
The variable display execution means includes
The electrical component variable display command transmitted based on the reception of the specific display variable display command and the display result of variable display of the identification information of the variable display unit by the predetermining means are used as the specific display result. And when the electronic component display result command transmitted based on the reception of the display result command that can be specified to satisfy the predetermined transition condition is received, the variable Based on the elapse of the display time, as the specific display result, a special display result for deriving and displaying on the variable display unit a special display result indicating transition to the special game state after the specific game state ends. Derived display means;
The electrical component variable display command transmitted based on the reception of the specific display variable display command and the display result of variable display of the identification information of the variable display unit by the predetermining means are used as the specific display result. And when the electronic component display result command transmitted based on the reception of the display result command that can be specified that the predetermined transition condition is not satisfied is received. A non-special display result indicating that a non-special display result indicating that a transition to the special game state is not made after the specific game state is ended is derived and displayed on the variable display unit as the specific display result based on the elapse of the display time. Display result derivation display means ;
After receiving the transmitted the electrical component variable display command based on the reception of the previous SL variable display command for a specific display, the variable display of the display results of the identification information of the variable display portion by the predetermination means The electrical component display result command transmitted based on the reception of the display result command that can be determined to be the specific display result and can be specified to satisfy the predetermined transition condition, or the event The display result command capable of specifying that it has been determined that the display result of the variable display of the identification information of the variable display unit is the specific display result by the pre-decision unit and that it has been determined that the predetermined transition condition is not satisfied. the transmitted based on the received electrical component display result when receiving a command other than commands, variable Based on the inter 示時 has elapsed, a game machine which comprises a said variable the display unit non special display result to derive display abnormal reception time of non-special display result deriving display means.
前記終了報知コマンド送信手段は、事前決定手段によって所定の移行条件を成立させると決定されたこと、または前記事前決定手段によって前記所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な終了報知コマンドを送信し、
表示制御手段は、
前記終了報知コマンドが送信されたことにもとづいて前記終了報知演出を実行する終了報知実行手段と、
異常受信時非特別表示結果導出表示手段によって可変表示部に非特別表示結果が導出表示されたことを条件として、前記事前決定手段によって前記所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な終了報知コマンドが送信されたことにもとづいて、前記終了報知実行手段による前記終了報知演出に代えて、前記所定の移行条件が成立したことを報知する終了時報知演出を実行する終了時報知演出実行手段とを含む
請求項1または請求項2記載の遊技機。 The game control means includes an end notification command transmitting means for transmitting an end notification command for executing an end notification effect for notifying the end of the specific gaming state when the specific gaming state is ended,
The completion notification command transmitting means, it was determined that to establish by Jo Tokoro transition condition by the thing before determining means, or that it has been determined not to establish the predetermined shift condition by the predetermination means Send an identifiable end notification command,
The display control means
End notification execution means for executing the end notification effect based on the transmission of the end notification command;
On condition that the non-special display result was derived displayed on the variable display portion by the abnormal reception time of non-special display result deriving display unit was determined to establish the predetermined shift condition by the predetermination means Based on the fact that the end notification command capable of specifying this is transmitted, instead of the end notification effect by the end notification execution means, an end-time notification effect for notifying that the predetermined transition condition is satisfied is executed. The game machine according to claim 1, further comprising: an end-time notification effect executing means.
前記特定遊技状態開始コマンド送信手段は、事前決定手段によって所定の移行条件を成立させると決定されたこと、または前記事前決定手段によって前記所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な特定遊技状態開始コマンドを送信し、
表示制御手段は、異常受信時非特別表示結果導出表示手段によって可変表示部に非特別表示結果が導出表示されたことを条件として、前記事前決定手段によって前記所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な特定遊技状態開始コマンドが送信されたことにもとづいて、前記特定遊技状態に移行しているときに、前記所定の移行条件が成立したことを報知する移行後報知演出を実行する移行後報知演出実行手段を含む
請求項1から請求項3のうちのいずれかに記載の遊技機。 The game control means includes a specific game state start command transmission means for transmitting a specific game state start command indicating that the specific game state is started,
The specific game state starting command sending means, it was determined that to establish by Jo Tokoro transition condition by the thing before determining means, or was determined not to establish the predetermined shift condition by the predetermination means Send a specific gaming state start command that can be specified,
Display control means, on condition that the non-special display result was derived displayed on the variable display portion by the abnormal reception time of non-special display result deriving display means, establishing a predetermined shift condition by the predetermination means After the transition for notifying that the predetermined transition condition is satisfied when the transition to the specific gaming state is made based on the transmission of the specific gaming state start command that can be determined to be determined The gaming machine according to any one of claims 1 to 3 , further comprising post-transition notification effect execution means for executing a notification effect.
前記特定遊技状態開始コマンド送信手段は、事前決定手段によって所定の移行条件を成立させると決定されたこと、または前記事前決定手段によって前記所定の移行条件を成立させないと決定されたことを特定可能な特定遊技状態開始コマンドを送信し、
表示制御手段は、
異常受信時非特別表示結果導出表示手段によって可変表示部に非特別表示結果が導出表示されたことを条件として、前記事前決定手段によって前記所定の移行条件を成立させると決定されたことを特定可能な特定遊技状態開始コマンドが送信されたことにもとづいて、前記特定遊技状態に移行しているときに、前記所定の移行条件が成立したことを報知する移行後報知演出を実行する移行後報知演出実行手段と、
前記移行後報知演出実行手段による移行後報知演出において前記所定の移行条件が成立したことを報知したときには、終了時報知演出実行手段による終了時報知演出の実行を禁止する終了時報知演出禁止手段とを含む
請求項3記載の遊技機。 The game control means includes a specific game state start command transmission means for transmitting a specific game state start command indicating that the specific game state is started,
The specific game state starting command sending means, it was determined that to establish by Jo Tokoro transition condition by the thing before determining means, or was determined not to establish the predetermined shift condition by the predetermination means Send a specific gaming state start command that can be specified,
The display control means
On condition that the non-special display result was derived displayed on the variable display portion by the abnormal reception time of non-special display result deriving display unit was determined to establish the predetermined shift condition by the predetermination means Based on the fact that a specific gaming state start command capable of specifying this is transmitted, a post-transition notification effect for notifying that the predetermined transition condition is satisfied is executed when transitioning to the specific gaming state. A post-transition notification production execution means;
An end-time notification effect prohibiting means for prohibiting execution of the end-time notification effect by the end-time notification effect execution means when informing that the predetermined transition condition is established in the post-transition notification effect execution means by the post-transition notification effect execution means; including
The gaming machine according to claim 3 .
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