JP5031257B2 - 無線電子デバイスを用いた管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、RFID(Radio Frequency Identification)技術を用いたICタグ、電子荷札等の無線電子デバイスを使用する管理システムに関し、特に、梱包管理や入出荷管理を行う管理システムに関する。
様々な製品を扱う工場や倉庫において、複数の製品を梱包する際に、梱包する製品を間違える「誤梱包」に対する対策が必要とされている。従来は、梱包する製品に付されたバーコードから読み取ったその製品の情報を利用して、誤梱包防止等の梱包管理を行っている。
製品に付されるバーコードには、メーカー用、物流用および販売店用など複数のバーコードの規格が存在する。このため、それぞれの規格に対応した管理システムが必要である。また、一旦製品に付与されたバーコードには新たな情報を追加することができないため、工場や倉庫から販売店に至るまでの各段階での管理に必要な情報を順次追加していくことができない。
最近では、バーコードに替わる技術として、ICタグ(無線タグ、RFIDタグとも呼ばれる)を用いるRFID技術が注目されている。ICタグは、メモリを備えたICチップと無線通信用アンテナとを有し、リーダ/ライタに接触することなくICチップに格納された情報の読み取りや新たな情報の書き込みを行うことができる荷札である。
そして、このICタグを利用した梱包管理や出荷管理を行うシステムも提案されている(特許文献1,2参照)。
また、ICタグ管理システムでは、バーコード管理システムと異なり、1台のリーダ/ライタによって複数のICタグの情報を非接触で同時に読み込むことができる。これは「アンチコリジョン機能」と呼ばれ、多数の製品を扱う場合に管理の効率化を可能としている。
特開2005−67814公報(段落0016〜0032、図1等) 特開2005−67815公報(段落0016〜0032、図1等)
しかしながら、ICタグが付された製品の数が多くなると、すべてのICタグから直接情報を読み出したり読み出した情報を処理したりするのに長時間を要し、また非常に高い情報処理能力が求められたりする。このため、効率的な管理システムの運用が難しくなる。
また、工場や倉庫から販売店に至るまでのそれぞれの段階でしか使わない情報に対しては、その段階以外では機密保持が必要となる場合がある。これを解決するために、情報を暗号化したりICタグに暗証機能を付加したりすることも考えられるが、システムの複雑化や大規模化を招く。
本発明は、できるだけ少ない量の情報のやり取りで、梱包管理や入出荷管理を行うことができ、また情報の機密保持も行えるようにした簡易な構成の管理システムおよび無線電子デバイスを提供することを目的としている。また、これを実現するための管理方法を提供することも目的としている。
本発明の一側面としての管理システムは、被収納物に設けられ、無線通信機能および第1の記憶部を有する第1の無線電子デバイスと、前記被収納物を収納するための収納体に設けられ、無線通信機能および第2の記憶部を有する第2の無線電子デバイスとを備えた管理システムであって、前記第2の無線電子デバイスは、前記第1の無線電子デバイスとの通信により前記第1の記憶部に記憶された情報を読み出して、前記読み出した情報と前記第2の記憶部に記憶されている情報とを比較することで、前記被収納物が前記収納体に収納されるべきものかどうかを判断し、前記被収納物が前記収納体に収納されるべきものと判断される場合に、前記第1の記憶部に記憶された情報の読み出しを禁止するように前記第1の無線電子デバイスを制御することを特徴とする。
らに、上記各機能を有する第2の無線電子デバイスも本発明の他の側面を構成する。
本発明では、第1の無線電子デバイスに記憶された情報を、該第1の無線電子デバイスを有する第1の部材が梱包される第2の部材上にある第2の無線電子デバイスが読み取り、該情報又はこれに対応する情報を記憶したり、予め記憶した情報と比較したりする。これにより、個々の被梱包物又は個々の梱包部材に設けられた第1の無線電子デバイスから直接大量の情報を読み取る処理が不要となり、少ない量の情報のやり取りで梱包管理や入出荷管理を行うことが可能な簡易な構成の管理システムを実現できる。
また、第2の無線電子デバイスによって、第1の無線電子デバイスに記憶された情報の読み出しや該第1の無線電子デバイスへの新たな情報の書き込みを禁止する。これにより、被梱包物に関する情報を保護したり、盗難等の早期解決を図ったりすることができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である管理システムの基本構成を示している。
1aは被梱包物1に付された無線電子デバイスとしてのICタグである。11aは被梱包物1を梱包する包装箱11に付されたICタグである。
31aは無線通信を介してICタグに格納された情報(データ)を読み取ったり、ICタグに情報を書き込んだりするリーダ/ライタ(読み書き装置)である。リーダ/ライタ31aは、管理用コンピュータ41aと接続されている。リーダ/ライタ31aおよび管理用コンピュータ41aにより、本管理システムの処理装置が構成される。
被梱包物1に付されたICタグ1aは、アンテナ1bと、該アンテナ1bを介して情報(データ)を送受信する送受信部1cと、コントローラとしてのCPU1dとメモリ(ROM)1eとを有する。メモリ1eには、ICタグ1aの識別情報や、被梱包物1の型番、シリアルナンバー、製造年月日等の識別情報が保存されている。
包装箱11に付されたICタグ11aは、包装箱11の開口の周囲に設けられたトリガーアンテナ(検出アンテナ)11bと、通信アンテナ11cとを有する。これらのアンテナ11b,11cは送受信部11dに接続されている。また、ICタグ11aは、処理部(コントローラ)としてのCPU11eとメモリ部とを有する。メモリ部は、メモリ(ROM)11f(第1の記憶部)とメモリ(RAM)11gとを含む。メモリ(ROM)11fには、予め被梱包物1の識別情報が保存されている。また、メモリ(RAM)11gには、被梱包物1に付されたICタグ1aから読み取った被梱包物1の識別情報や、出荷日、出荷拠点、仕向地等の出荷に関する情報を書き込むことができる。
CPU11eは、送受信部11dおよびトリガーアンテナ11bを介して、被梱包物1に付されたICタグ1a(つまりは被梱包物1)が包装箱11内に挿入されたことを検出するための検出用電波信号(2)を発信する。トリガーアンテナ11bの内側を通過すること等によって検出用電波信号(2)を受けたICタグ1a(CPU1d)は、該検出用電波信号(2)を受信したことを示す情報(ICタグ1aの識別情報でもよい)をアンテナ1bから発信する。そして、これを受信することで、ICタグ11a(CPU11e)は、被梱包物1が包装箱11内に挿入されたことを検出し、通信アンテナ11cから通信電波信号(3)を発信してICタグ1aとの通信を開始する。
この通信により、ICタグ11a(CPU11e)は、ICタグ1aのメモリ1e(第2の記憶部)に記憶されている被梱包物1の識別情報を読み出す。そして、該読み出した識別情報と、予め(少なくともこの通信の前に)ICタグ11aのメモリ11fに保存されていた被梱包物1の識別情報を比較する。
CPU11eは、読み出した被梱包物1の識別情報がメモリ11f上の識別情報に一致した場合は、メモリ11gに対して該読み出した被梱包物1の識別情報を書き込む。メモリ11gに書き込まれた識別情報は、内容物確認情報となる。なお、メモリ11gに対して該読み出した被梱包物1の識別情報を書き込む代わりに、これに対応する情報として、メモリ11fに保存されていた被梱包物1の識別情報を書き込んでもよい。
また、識別情報が一致したことを示す情報(一致情報)を、送受信部11dおよび通信アンテナ11cを介して電波信号(1)としてリーダ/ライタ31aに通信する。一方、読み出した被梱包物1の識別情報がメモリ11f上の識別情報に一致しない場合は、そのことを示す情報(不一致情報)を送受信部11dおよび通信アンテナ11cを介して電波信号(1)としてリーダ/ライタ31aに通信する。
リーダ/ライタ31aは、アンテナ31bと、アンテナ31bを介して情報の送受信を行う送受信部31dと、アンテナ31bから発信する電波の強度レベルを調整する回路31cと、ICタグから読み取った情報を表示する表示回路31fとを有する。送受信部31dおよび表示回路31fは、CPU等で構成されるコントローラ31eによって制御される。コントローラ31eは、送受信回路31dを介してICタグ11aからの電波を検知することができる。また、リーダ/ライタ31aは、ICタグ11aに対して、電波(1)による電力供給を行う。
リーダ/ライタ31a(コントローラ31e)は、ICタグ11aから受信した一致情報/不一致情報を表示回路31fに表示するとともに、管理用コンピュータ41aに伝達する。梱包作業者は、表示回路31fの表示を見ることで、包装箱11に正しい被梱包物1を梱包しているか否かを確認することができる。また、不図示の梱包装置によって被梱包物1が包装箱11に自動梱包されている場合は、管理用コンピュータ41aを通じて梱包装置を制御することができる。具体的には、一致情報を受信した場合は梱包動作が許可され、不一致情報を受信した場合は梱包動作が中止される。
本実施例では、実施例1で説明した管理システムを、「誤梱包」防止のための梱包管理に利用する場合について説明する。
図2において、1〜3は被梱包物であり、製品やその付属品、説明書等の印刷物に相当する。1a〜3aはそれぞれの被梱包物1〜3の識別情報が記憶されたメモリを有し、被梱包物に付されたICタグである。ICタグ1a〜3aはそれぞれ、図1に示したICタグ1aと同様のものである。
11〜14は上記被梱包物1〜3を梱包するための包装箱である。11a〜14aは包装箱11〜14上にそれぞれ付されたICタグである。ICタグ11a〜14aはそれぞれ、図1に示したICタグ11aと同様のものであり、それらのトリガーアンテナ(図には、ICタグ11aのトリガーアンテナ11bのみ示す)は、包装箱11〜14の開口部の周囲に設けられている。
21は、4つの包装箱11〜14をまとめて輸送する際にこれらを梱包するのに使用される外装箱である。21aは外装箱21上に付されたICタグである。ICタグ21aは、図1に示したICタグ11aと同様のものであり、そのトリガーアンテナ21bは、外装箱21の開口部の周囲に設けられている。
31aは図1にも示したリーダ/ライタであり、該リーダ/ライタ31aは、不図示の(図1に示した)管理用コンピュータに接続されている。
図3のフローチャートは、本実施例における管理システムの動作プログラム(コンピュータプログラム)の概要を示す。この動作プログラムのうち、ステップ(図3にはSと略記する)101〜123はICタグ11a〜14a内のCPUにより実行される。また、ステップ201〜224はICタグ21a内のCPUにより実行される。さらに、ステップ301〜307は、リーダ/ライタ31a内のCPU(コントローラ)により実行される。
以下、図2および図3を参照しながら本実施例の管理システムの動作を説明する。
図2(A)において、包装箱11上のICタグ11aは、リーダ/ライタ31aからの電波によって電力供給を受けた状態にある(ステップ101)。
まず、被梱包物1が包装箱11に収納(挿入)されると、包装箱11のICタグ11aは、実施例1で説明した方法によって該収納(ICタグ1a)を検出する(ステップ102)。そして、ICタグ11aは、ROM(図1のメモリ11fに相当する)に保存されている被梱包物1の識別情報と、被梱包物1上のICタグ1aから読み出した被梱包物1の識別情報とを比較する(ステップ103)。識別情報が一致した場合、ICタグ11aは、読み出した識別情報(内容物確認情報)1AをRAM(図1のメモリ11gに相当する)に書き込む。さらに、ICタグ11aは、リーダ/ライタ31aに対して識別情報が一致したことを示す一致情報を送信する。
この一致情報を受けたリーダ/ライタ31aは、梱包作業者に対して包装箱11に正しい被梱包物1を梱包していることを示す表示を行うようにしてもよい。また、不図示の梱包装置によって被梱包物1が包装箱11に自動梱包されている場合は、管理用コンピュータを通じて該梱包装置の梱包動作を許可するようにしてもよい。
またこのとき、ICタグ11aは、被梱包物1上のICタグ1aに対して、読み出し禁止信号を送信する(ステップ104)。この読み出し禁止信号を受信したICタグ1aは、これ以後被梱包物1の識別情報のICタグ1aからの読み出しを要求する信号を受信しても、該読み出しを許可しない(禁止する)。これにより、包装箱11に収納されている間は、外部からICタグ1aに保存されている被梱包物1の識別情報を読み出すことができなくなる。
識別情報が一致しない場合、ICタグ11aは、異常処理として、リーダ/ライタ31aに対して識別情報が一致しないことを示す不一致情報を送信する(ステップ121)。リーダ/ライタ31aは、該不一致情報を受信することで、表示回路(図1中の31f)に、誤梱包であることを示す表示を行う(ステップ301)。
例えば、梱包作業者は、表示回路の誤梱包表示を見ることで、包装箱11に誤った被梱包物を梱包しようとしていることを認識することができる。また、不図示の梱包装置によって誤った被梱包物が包装箱11に自動梱包されている場合は、管理用コンピュータを通じて、梱包動作を中止させる。
次に、図2(B)において、被梱包物2が包装箱11に収納(挿入)されると、包装箱11のICタグ11aは、実施例1で説明した方法によって該収納(ICタグ2a)を検出する(ステップ105)。そして、ICタグ11aは、ROMに保存されている被梱包物2の識別情報と、被梱包物2上のICタグ2aから読み出した被梱包物2の識別情報とを比較する(ステップ106)。識別情報が一致した場合、ICタグ11aは、読み出した識別情報(内容物確認情報)2AをRAMに書き込む。さらに、ICタグ11aは、リーダ/ライタ31aに対して一致情報を送信する。
一致情報を受けたリーダ/ライタ31aは、梱包作業者に対して包装箱11に正しい被梱包物2を梱包していることを示す表示を行うようにしてもよい。また、不図示の梱包装置によって被梱包物2が包装箱11に自動梱包されている場合は、管理用コンピュータを通じて該梱包装置の梱包動作を許可するようにしてもよい。
またこのとき、ICタグ11aは、被梱包物2上のICタグ2aに対して、読み出し禁止信号を送信する(ステップ107)。この読み出し禁止信号を受信したICタグ2aは、これ以後被梱包物1の識別情報のICタグ2aからの読み出しを要求する信号を受信しても、該読み出しを許可しない(禁止する)。これにより、包装箱11に収納されている間は、外部からICタグ2aに保存されている被梱包物2の識別情報を読み出すことができなくなる。
識別情報が一致しない場合、ICタグ11aは、異常処理として、リーダ/ライタ31aに対して不一致情報を送信する(ステップ122)。リーダ/ライタ31aは、該不一致情報を受信することで、表示回路に、誤梱包であることを示す表示を行う(ステップ302)。
例えば、梱包作業者は、表示回路の誤梱包表示を見ることで、包装箱11に誤った被梱包物を梱包しようとしていることを認識することができる。また、不図示の梱包装置によって誤った被梱包物が包装箱11に自動梱包されている場合は、管理用コンピュータを通じて、梱包動作を中止させる。
次に、図2(C)において、被梱包物3が包装箱11に収納(挿入)されると、包装箱11のICタグ11aは、実施例1で説明した方法によって該収納(ICタグ3a)を検出する(ステップ108)。そして、ICタグ11aは、ROMに保存されている被梱包物3の識別情報と、被梱包物3上のICタグ3aから読み出した被梱包物3の識別情報とを比較する(ステップ109)。識別情報が一致した場合、ICタグ11aは、読み出した識別情報(内容物確認情報)3AをRAMに書き込む。さらに、ICタグ11aは、リーダ/ライタ31aに対して一致情報を送信する。
一致情報を受けたリーダ/ライタ31aは、梱包作業者に対して包装箱11に正しい被梱包物3を梱包していることを示す表示を行うようにしてもよい。また、不図示の梱包装置によって被梱包物3が包装箱11に自動梱包されている場合は、管理用コンピュータを通じて該梱包装置の梱包動作を許可するようにしてもよい。
またこのとき、ICタグ11aは、被梱包物3上のICタグ3aに対して、読み出し禁止信号を送信する(ステップ110)。この読み出し禁止信号を受信したICタグ3aは、これ以後被梱包物1の識別情報のICタグ1aからの読み出しを要求する信号を受信しても、該読み出しを許可しない(禁止する)。これにより、包装箱11に収納されている間は、外部からICタグ3aに保存されている被梱包物3の識別情報を読み出すことができなくなる。
識別情報が一致しない場合、ICタグ11aは、異常処理として、リーダ/ライタ31aに対して不一致情報を送信する(ステップ123)。リーダ/ライタ31aは、該不一致情報を受信することで、表示回路に、誤梱包であることを示す表示を行う(ステップ303)。
例えば、梱包作業者は、表示回路の誤梱包表示を見ることで、包装箱11に誤った被梱包物を梱包しようとしていることを認識することができる。また、不図示の梱包装置によって誤った被梱包物が包装箱11に自動梱包されている場合は、管理用コンピュータを通じて、梱包動作を中止させる。
このようにして、それぞれ被梱包物1,2,3の収納を終えた包装箱11〜14は、図2(D)〜(G)に示すように、これらを梱包する外装箱21に順次収納される。なお、以下では、各包装箱の外装箱21への収納に伴うシステムの動作をまとめて説明する。
図2(D)〜(G)において、被梱包物11〜14が外装箱21に梱包(挿入)されると、外装箱21上のICタグ21aは、実施例1で説明した方法によって該梱包(ICタグ11a〜14a)を検出する(ステップ201,204,207,210)。ICタグ21aは、ROM(図1のメモリ11fに相当する)に保存されている包装箱11の内容物の識別情報と、包装箱11上のICタグ11aから読み出した、該包装箱11の内容物の識別情報とを比較する(ステップ202,205,208,211)。ROM上の識別情報とICタグ11aから読み出した識別情報(内容物確認情報)とが一致した場合、ICタグ21aは、読み出した識別情報11A〜14AをRAM(図1のメモリ11gに相当する)に書き込む。さらに、ICタグ21aは、リーダ/ライタ31aに対して一致情報を送信する。
一致情報を受けたリーダ/ライタ31aは、梱包作業者に対して外装箱21に正しい包装箱11を梱包していることを示す表示を行うようにしてもよい。また、不図示の梱包装置によって包装箱11が外装箱21に自動梱包されている場合は、管理用コンピュータを通じて該梱包装置の梱包動作を許可するようにしてもよい。
またこのとき、ICタグ21aは、包装箱11上のICタグ11aに対して、読み出し禁止信号を送信する(ステップ203,206,209,212)。この読み出し禁止信号を受信したICタグ11aは、これ以後ICタグ11aから包装箱11の内容物の識別情報を読み出そうとする信号を受信しても、該読み出しを許可しない(禁止する)。これにより、外装箱21に収納されている間は、外部からICタグ11aに保存されている内容物の識別情報を読み出すことができなくなる。
識別情報が一致しない場合、ICタグ21aは、異常処理として、リーダ/ライタ31aに対して不一致情報を送信する(ステップ221,222,223,224)。リーダ/ライタ31aは、該不一致情報を受信することで、表示回路に、誤梱包であることを示す表示を行う(ステップ304,305,306,307)。
例えば、梱包作業者は、表示回路の誤梱包表示を見ることで、外装箱21に誤った被梱包物を梱包しようとしていることを認識することができる。また、不図示の梱包装置によって誤った包装箱が外装箱21に自動梱包されている場合は、管理用コンピュータを通じて、梱包動作を中止させる。
以上のように、本実施例によれば、複数の被梱包物を包装箱に梱包し、さらに複数の梱包物を外装箱に梱包する場合の誤梱包を防止することができる。
本実施例では、実施例1で説明した管理システムを「入出荷管理」に応用する場合について説明する。
図4において、101,102,103はそれぞれ、工場や倉庫等、商品を出荷する拠点を表している。21は実施例2でも説明した、複数の包装箱をまとめて輸送する際にこれら包装箱が梱包される外装箱であり、21aは外装箱21上に付されたICタグである。ICタグ21aには、実施例2のステップ212までの動作によって、外装箱21内に梱包されている包装箱11〜14上のICタグ11a〜14aから読み出した、各包装箱の内容物を示す識別情報(内容物確認情報)11A〜14Aが記憶されている。
図5のフローチャートは、本実施例における管理システムの動作プログラム(コンピュータプログラム)の概要を示す。この動作プログラムのうち、ステップ401〜411は第1〜第3の出荷拠点101〜103にそれぞれ設けられた処理装置としてのリーダ/ライタ131〜133内のCPU(コントローラ:第1および第2の処理部)により実行される。リーダ/ライタ131〜133の構成は、図1にて説明したリーダ/ライタ31aと基本的に同じであるが、動作が異なる。また、ステップ501〜503はICタグ21a内のCPUにより実行される。
以下、図4および図5を参照しながら本実施例の管理システムの動作を説明する。
図4(A)に示す第1の拠点101において、包装箱11〜14が梱包された外装箱21上のICタグ21aは、リーダ/ライタ131からの電波によって電力供給を受けた状態にある(図3のステップ101)。また、この時点で、ICタグ21aから読み出し禁止信号を受けた包装箱上のICタグ11a〜14aは、内容物(被梱包物)の識別情報の読み出しを禁止している。これにより、出荷中におけるICタグ11a〜14aに格納されている情報の機密を保持することができる。
出荷準備が整うと、第1の拠点101のリーダ/ライタ131は、まず、第1の拠点101に対応する出荷情報21AをICタグ11a〜14aのメモリ(図1のメモリ11gに相当する)に書き込む(ステップ401)。ここにいう出荷情報は、出荷日、出荷拠点名、仕向地等の出荷に関する情報であり、内容物の識別情報のうち代表的なもの(型番やシリアルナンバー)を含んでいてもよい。
また、リーダ/ライタ131は、第1の拠点101を通過したことを示す通過情報21A′を、ICタグ21aのメモリ(図1のメモリ11gに相当する)に、内容物の識別情報11A〜14Aのそれぞれに対応付けて書き込む(ステップ402)。ここにいう通過情報は、出荷情報と同じ内容のものである。但し、後述する通過情報と出荷情報との比較において一致を判断しない情報(出荷情報に含まれない情報)を含んでいてもよい。
また、リーダ/ライタ131によって通過情報21A′が書き込まれたICタグ21aは、ICタグ11a〜14aに対し、出荷情報21Aの新たな書き込みを禁止する信号を送信する(ステップ501)。この禁止信号を受けたICタグ11a〜14aは、出荷情報の書き込み(更新)を要求する信号を受信しても、該更新を許可しない(禁止する)。
こうして、ICタグへの出荷情報21Aと通過情報21A′の書き込みが終了した外装箱21は、第1の拠点101から第2の拠点102へと出荷される。
図4(B)に示す第2の拠点102において、まず外装箱21の受け入れ処理を行う。ここでは、第2の拠点102に設けられたリーダ/ライタ132によって、第1の拠点101でICタグ21aに書き込まれた通過情報21A′と、ICタグ11a〜14aに書き込まれた出荷情報21Aとをそれぞれから読み出す。そして、通過情報21A′と出荷情報21Aとを比較する(ステップ403)。
通過情報21A′と出荷情報21Aとが一致する場合は、ステップ404に進む。一方、一致しない場合は、異常処理として、リーダ/ライタ132は、一致しない旨を表示回路に表示する(ステップ410)。この表示を見た入荷検査の担当者は、内容物を確認する。
例えば、輸送途中において、外装箱21内から包装箱が抜き取られる盗難が発生した場合は、ICタグ21a上で識別情報11A〜14Aに対応付けられた4つの通過情報22A′に対して、一致しない(存在しない)出荷情報21Aが発生する。このような場合にステップ410にて異常処理が行われることにより、盗難や事故等があった可能性があると判断して出荷を中断し、状況を調査することができる。したがって、迅速な原因究明や不良貨物の出荷防止を実現することができる。
ステップ404では、リーダ/ライタ132は、第2の拠点102に対応する出荷情報22AをICタグ11a〜14aに書き込む。また、リーダ/ライタ132は、第2の拠点102を通過したことを示す通過情報22A′を、ICタグ21aのメモリ(図1のメモリ11gに相当する)に、内容物の識別情報11A〜14Aのそれぞれに対応付けて書き込む(ステップ405)。
また、リーダ/ライタ132によって通過情報22A′が書き込まれたICタグ21aは、ICタグ11a〜14aに対し、出荷情報22Aの新たな書き込みを禁止する信号を送信する(ステップ502)。この禁止信号を受けたICタグ11a〜14aは、出荷情報の書き込み(更新)を要求する信号を受信しても、該更新を許可しない(禁止する)。
こうして、ICタグへの出荷情報22Aと通過情報22A′の書き込みが終了した外装箱21は、第2の拠点102から第3の拠点103へと出荷される。
図4(C)に示す第3の拠点103において、まず外装箱21の受け入れ処理を行う。ここでは、第3の拠点103に設けられたリーダ/ライタ133によって、第2の拠点102でICタグ21aに書き込まれた通過情報22A′と、ICタグ11a〜14aに書き込まれた出荷情報22Aとをそれぞれから読み出す。そして、リーダ/ライタ133は、通過情報22A′と出荷情報22Aとを比較する(ステップ406)。
この際、出荷履歴を確認できるように、第1の拠点102でICタグ21aに書き込まれた通過情報21A′とICタグ11a〜14aに書き込まれた出荷情報21Aも読み出し、通過情報22A′+21A′と出荷情報22A+21Aとを比較してもよい。
通過情報22A′(又は22A′+21A′)と出荷情報22A(又は22A+21A)とが一致する場合は、ステップ407に進む。一方、一致しない場合は、異常処理として、リーダ/ライタ133は、一致しない旨を表示回路に表示する(ステップ411)。この表示を見た入荷検査の担当者は、内容物を確認する。
そして、ステップ408では、リーダ/ライタ133は、第3の拠点103に対応する出荷情報23AをICタグ11a〜14aに書き込む。また、リーダ/ライタ133は、第3の拠点103を通過したことを示す通過情報23A′を、ICタグ21aのメモリ(図1のメモリ11gに相当する)に、内容物の識別情報11A〜14Aのそれぞれに対応付けて書き込む(ステップ408)。
また、リーダ/ライタ133によって通過情報23A′が書き込まれたICタグ21aは、ICタグ11a〜14aに対し、出荷情報23Aの新たな書き込みを禁止する信号を送信する(ステップ503)。この禁止信号を受けたICタグ11a〜14aは、出荷情報の書き込み(更新)を要求する信号を受信しても、該更新を許可しない(禁止する)。
こうして、ICタグへの出荷情報23Aと通過情報23A′の書き込みが終了した外装箱21は、第3の拠点103から次の拠点へと出荷されたり、第3の拠点103内に保管されたりする。
以上説明したように、上記各実施例では、梱包作業のそれぞれの工程で、より大きな梱包単位の梱包部材上に、トリガーアンテナとROMおよびRAMにより構成されるメモリ部を有するICタグが設けられている。そして、各工程において、予めROMに保存された被梱包物の情報と、被梱包物又はより小さな梱包単位の梱包部材上に設けられたICタグから読み出した情報とが一致するか否かを無線通信機能により確認する。これにより、被梱包物の誤梱包を防止したり入出荷を管理したりすることができる。
しかも、該確認の後は、より大きい梱包単位の梱包部材上のICタグが、被梱包物又はより小さな梱包単位の梱包部材上に設けられたICタグに対して情報の読み出しを禁止する。このため、各工程において必要な情報のみが読み取られるようにしたり、読み取られたくない情報を保護したりすることができる。
また、出荷時において、被梱包物又はより小さな梱包単位の梱包部材上に設けられたICタグに対して出荷情報を書き込んだ後は、出荷情報の更新書き込みを禁止する。この機能は、盗難があった場合の早期発見や模倣品の発見に有効利用することができる。
本発明の実施例1である管理システムの基本構成を示すブロック図。 本発明の実施例2である管理システムの使用形態を示す工程図。 実施例2の管理システムの動作を示すフローチャート。 本発明の実施例3である管理システムの使用形態を示す図。 実施例3の管理システムの動作を示すフローチャート。
符号の説明
1,2,3 被梱包物
1a,2a,3a 被梱包物上のICタグ
1A,2A,3A 被梱包物の識別情報
11,12,13,14 包装箱
11a,12a,13a,14a 包装箱上のICタグ
11b トリガーアンテナ
11A,12A,13A,14A 外装箱上のICタグに書き込まれた包装箱(被梱包物)の識別情報
21 外装箱
21a 外装箱上のICタグ
21b トリガーアンテナ
21A,22A,23A 出荷情報
21A′,22A′,23A′ 通過情報
31a,131,132,133 リーダ/ライタ
41a 管理コンピュータ
101,102,103 出荷拠点

Claims (6)

  1. 被収納物に設けられ、無線通信機能および第1の記憶部を有する第1の無線電子デバイスと、前記被収納物を収納するための収納体に設けられ、無線通信機能および第2の記憶部を有する第2の無線電子デバイスとを備えた管理システムであって、
    前記第2の無線電子デバイスは、前記第1の無線電子デバイスとの通信により前記第1の記憶部に記憶された情報を読み出して、前記読み出した情報と前記第2の記憶部に記憶されている情報とを比較することで、前記被収納物が前記収納体に収納されるべきものかどうかを判断し、前記被収納物が前記収納体に収納されるべきものと判断される場合に、前記第1の記憶部に記憶された情報の読み出しを禁止するように前記第1の無線電子デバイスを制御することを特徴とする管理システム。
  2. 前記第2の無線電子デバイスは、前記被収納物が前記収納体に収納されるべきものと判断される場合に、前記読み出した情報または前記読み出した情報に対応する情報を前記第2の記憶部に書き込むことを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記第2の無線電子デバイスは、前記被収納物が前記収納体に収納されるべきものと判断されない場合に、その旨を示す情報を外部に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の管理システム。
  4. 無線通信機能および第1の記憶部を有する第1の無線電子デバイスが設けられた被収納物を収納するための収納体に設けられ、無線通信機能および第2の記憶部を有する第2の無線電子デバイスであって、
    前記第1の無線電子デバイスとの通信により前記第1の記憶部に記憶された情報を読み出して、前記読み出した情報と前記第2の記憶部に記憶されている情報とを比較することで、前記被収納物が前記収納体に収納されるべきものかどうかを判断し、前記被収納物が前記収納体に収納されるべきものと判断される場合に、前記第1の記憶部に記憶された情報の読み出しを禁止するように前記第1の無線電子デバイスを制御することを特徴とする第2の無線電子デバイス。
  5. 前記被収納物が前記収納体に収納されるべきものと判断される場合に、前記読み出した情報または前記読み出した情報に対応する情報を前記第2の記憶部に書き込むことを特徴とする請求項4に記載の第2の無線電子デバイス。
  6. 前記被収納物が前記収納体に収納されるべきものと判断されない場合に、その旨を示す情報を外部に送信することを特徴とする請求項4または5に記載の第2の無線電子デバイス。
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