JP5031251B2 - 光ファイバセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバセンサに関するものである。
光ファイバセンサは、感知部が光ファイバ、あるいは光学デバイスからなり、経路が主に光ファイバによって構成されているセンサであり、感知部に加わる外力を光学的な特性変化として検知するものである。
このように光ファイバセンサは、光学特性の変化を利用して検知するものであるため、感知部に給電する必要がなく、無給電計測が可能であるという利点を持っている。また、経路に伝送損失が小さい光ファイバを用いているため、遠隔計測が可能であり、さらに光ファイバは光通信分野で利用されている時分割多重伝送や波長多重伝送といった多重化技術を用いることにより、光ファイバセンサでは、多点計測も容易になって来ている。
光ファイバセンサは、こうした特長を活かし大規模な土木構造物や海底地震計、あるいは製造プロセスラインといった分野での計測が実施されている。また、最近の動向としては光ファイバセンサが小型燃料電池や生体などに適用することが期待されており、小型のセンサが嘱望されている。
また、これらの光ファイバセンサの検知部としては、力、歪、圧力又は温度などによる物理量の変動を、ファブリペロー干渉計を利用して計測することが知られている。
図9には、ファブリペロー型ファイバ干渉を利用したひずみセンサを示している。このファブリペロー干渉計は、図9に示すように、所定のギャップ間隙d11を隔てて部分反射膜(第1反射部材)113と部分反射膜(第2反射部材)114が配置されており、その間(ギャップ内)で光が繰り返し反射(多重反射)されるように構成する。これにより、ギャップ間隔d11に対応し互いに強め合うように重なり合った強度の高い光が出射されるというものである。このような多重干渉を利用したファブリペロー干渉計は、多重反射された多数の光束が干渉に関与する(多重光束干渉)ため、波長選択性を高くでき、高い精度の測定が可能となる。尚、第1反射部材113と第2反射部材114の間には、測定に使用する光に対して透明体又は、例えば空気などの媒質で満たされている。図9において、120aはセンサ部への入射光で110bはセンサ部からの反射光、110b'は透過光を示している。
また、特許文献1(特開平10−319241号)には、ファイバにより形成されたファブリペローセンサを耐熱フェルールに挿入して、耐熱接着剤で固定された光ファイバセンサが開示されている(図10)。この特許文献1の光ファイバセンサにおけるセンサ部は、図10に示すように、シースが除去された裸ファイバ131aと、光ファイバ材131bと、フェルール132とによって構成されている。このセンサ部において、ファイバ131aの一端は鏡面カットされた鏡面端面133であり、光ファイバ材131bの一端面は金属メッキされた金属めっき端面134である。このように構成されたファイバ131aと光ファイバ材131bは、鏡面端面133と金属めっき端面134が貫通孔内で所定の間隔d13で対向するように、フェルール132の貫通孔に挿入されることにより構成される。ここで、ファイバ131aと光ファイバ材131bは、フェルール132の貫通孔の端面に設けられた接着材136によって固定され、鏡面端面133と金属めっき端面134間の一定の間隔が保持される。
以上のように構成された光ファイバセンサにおいて、光ファイバ138を介してセンサ部に入射された光は、鏡面端面133で一部が反射されて光ファイバ138に戻る。また、鏡面端面133を透過した光は、金属めっき端面134で反射されてその一部が鏡面端面133を透過して光ファイバ138に戻る。この鏡面端面133で反射された光と、金属めっき端面134で反射された光は干渉して、光路差(2d13)と波長に依存して強弱が生じる。また、この強度が最大のピーク波長は、光路差(2d13)が変化に一義的に対応して変化する。従って、このピーク波長の変化を測定することにより、光路差(2d13)の変化がわかり、光路差の変化に基づいて温度変化又は圧力変化が観測できる。
尚、鏡面端面133と金属めっき端面134の間隔d13は、波長の選択性を高めるために波長の十倍程度(5〜20μm)と極めて薄く設定される。また、異なった波長の反射光を多重化するためには、±数十nm程度の精度で互いに数百nmずつ異なった間隔のセンサ部を作製する必要があり、このタイプの光ファイバセンサでは、間隔d13の高精度な調整が極めて重要になる。
特開平10−319241号公報
しかしながら、鏡面端面より一定の距離を維持しつつ、金属めっきした端面の光ファイバを精度よく取り付けることは困難であった。
そこで、本発明は、2つの反射部材の間隔を高い精度で制御できる光ファイバセンサを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、本発明に係る光ファイバセンサは、光ファイバが内孔に挿入された筒体と、該筒体の内孔を塞ぐように前記筒体の一端面に接合され、かつ前記光ファイバから出射された光の一部を反射させる第1反射部材と、該第1反射部材を透過した光の一部又は全部を前記第1反射部材に向けて反射させる第2反射部材と、前記第1反射部材と前記第2反射部材との間に介在され、かつ入射された光を多重干渉させる導光体と、を備え
前記第1反射部材、前記導光体、および前記第2反射部材は、前記筒体の端面に、前記内孔と連通するように設けられた凹部内に埋設されていることを特徴とする。
さらに、本発明においては、前記筒体の端部に、前記第1反射部材、前記導光体、および前記第2反射部材を覆う蓋体が取着される形態が好ましい。
また、前記蓋体は、前記筒体の端部とガラスまたはロウ材で接合されていることが好ましい。
また、前記蓋体は、前記第2反射部材との対向面に光の反射防止部を有することが好ましい。
またさらに、本発明においては、前記筒体の一端面と前記光ファイバの出射端面は同一平面上に位置し、前記第1反射部材は、前記筒体の一端面と前記出射端面とに接合されていることが好ましい。
さらにまた、本発明においては、前記光ファイバの一部がグレーデッドインデックスファイバで構成されていることが好ましい。
以上ように構成された本発明に係る光ファイバセンサは、予め前記第1反射部材と前記第2反射部材の間隔が高い精度に管理されたセンサ部を前記筒体の一端面に取り付けたり、前記第1反射部材、前記導光体及び前記第2反射部材の厚みなどをモニターしながら成膜若しくは取り付けができるので、第1及び第2反射部材の間隔が高い精度に管理された光ファイバセンサを提供することが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は本発明に係る実施の形態1の光ファイバセンサ100の構成を示す断面図である。
この実施の形態1の光ファイバセンサ100は、図1に示すように、光ファイバ11、筒体(以下、フェルールという。)12及びセンサ部からなり、さらにそのセンサ部は、第1反射部材13、第2反射部材14及び導光体15からなっている。ここで、10aは光ファイバ11への入射光、10bは光ファイバ11からの出射光を模式的に示している。
光ファイバ11は、例えば、長距離の光通信に適したシングルモードファイバであり、例えば、石英などからなり、そのモードフィールド径が10μm、クラッド径が約125μmに設定された光ファイバである。
フェルール12はその貫通孔により内部に光ファイバ11を保持する機能を有する筒体であり、光ファイバ11を保持し保護している。フェルール12は、例えば、アルミナ、ジルコニア等のセラミックスまたはガラス、またはFeNi系合金やステンレス系合金などの金属で構成される。また、フェルール12をセラミックで構成する場合には、押し出し成型等により、筒状に形成した成形体を焼成して作成することができる。
第1反射部材13は、光の一部を反射させる部分反射ミラーであり、例えば、反射率が90%、透過率が10%に設定された誘電体多層膜や金属膜により構成される。第2反射部材14は、光の一部又は全部を反射させる反射ミラーであり、例えば、反射率が99.9%に設定された誘電体多層膜や金属膜により構成される。より具体的には、第1反射部材13及び第2反射部材14として、例えば、Al(アルミニウム)やAu(金)などの金属膜や比較的高屈折率な材料であるZnSなどの膜、該高屈折材料に比し、比較的屈折率が小さい低屈折率なNaA1Fなどを交互に成膜した多層誘電体膜が用いられる。このような多層誘電体膜を用いた場合、その厚みは反射率やその積層構造にも関係するが、例えば、5μm程度に設定される。
第1反射部材13及び第2反射部材14は、蒸着やイオンプレーティング、スパッタリングやスピンコートなどによりフェルール12の端面12aに直接的に成膜されてもよく、また、予めガラス体に上述した金属膜や多層誘電体膜を成膜してなる素子をフェルールの端面12aに貼り付けてもよい。
導光体15は、例えば、SiOやSiO、又はSiOを主成分としたシオキサンポリマーなどの透光性ポリマーからなる透光性薄膜である。導光体15は、部分反射ミラー同様、例えば、蒸着やイオンプレーティング、スパッタリングやスピンコートなどにより形成することができる。この導光体の厚みは、センサ感知する物理量や使用する波長帯域及び検出方法に応じて、例えば、10μm〜60μm程度の範囲で適宜設定される。
ここで、特に、この実施の形態1の光ファイバセンサは、フェルール12の貫通孔内に、センサ部を構成するのではなく、フェルール12の一端面12aにセンサ部を設けていることを特徴としている。これにより、実施の形態1の光ファイバセンサによれば、予め第1反射部材13と第2反射部材14の間隔(導光体15の厚さ)を高い精度に管理したセンサ部をフェルール12の貫通孔外に取り付けたり、例えば、第1反射部材13、導光体15及び第2反射部材14の厚みなどをモニターしながら成膜若しくは取り付けができるので、2つの反射部材の間隔が高い精度で制御された光ファイバセンサを提供することができる。
次に、実施の形態1の光ファイバセンサの原理及び動作について説明する。なお、この光ファイバセンサの原理及び動作は、以下に示す実施の形態2〜4でも同様である。
まず、光源(図示なし)から発振された光は、光ファイバ11に入射光10aとして入射される。そして、入射光10aは、光ファイバ11を伝送してセンサ部(第1反射部材13、導光体15、第2反射部材14)に入射される。この際、入射光10aの一部は第1反射部材13で反射され、光ファイバ11に戻る。一方で、第1反射部材13を透過した光は、導光体15を透過して第2反射部材14で反射され、その一部が第1反射部材13を透過して光ファイバに戻る。ここで、導光体15を透過する第1反射部材13を透過する光と第2反射部材14で反射された光は、導光体15内で多重干渉するため、光路差と波長に依存して出射光10bに強弱が生じる。この光路差は、導光体15の長さ(d)に依存する。一方で、この導光体15は外部の温度変化や圧力変化に応じて、d1が変化する。そのため、光ファイバセンサ100では、外部の温度や圧力等の物理変化に起因する光路長の変化(光路差)を検出するものである。そして、この光路長の変化(光路差)は、出射光10bの光のピーク波長のシフトを、たとえばスペクトラムアナライザーで測定することにより得ることができる。したがって、光ファイバセンサ100は、この波長シフトに基づいて、温度変化や圧力変化を観測することができる。
実施の形態2.
図2は、本発明に係る実施の形態2の光ファイバセンサ200の構成を示す断面図である。この図2に示す実施の形態2の光ファイバセンサ200は、実施の形態1の光ファイバセンサにおいて、フェルール12に代えて、一端部にセンサ部を収納する凹部22rを有するフェルール22を用いて構成し、その凹部22rの内部にセンサ部を構成している。実施の形態2の光ファイバセンサにおいて、フェルール22を用い、その凹部22rにセンサ部を収納した以外は、実施の形態1の光ファイバセンサと同様に構成される。また、図2において、図1と同様のものには、同様の符号を付して示している。
以下、実施の形態2の光ファイバセンサの構成を具体的に説明する。
フェルール22は、光ファイバ11を保持する貫通孔を有し、さらにその貫通孔に連通しその貫通孔より大きい径の凹部22rを一端側に有している。このフェルール22は、実施の形態1のフェルール12と同様、例えば、アルミナ、ジルコニア等のセラミックスまたはガラス、またはFeNi系合金やステンレス系合金などの金属で構成することができる。また、フェルール22をセラミックで構成する場合には、貫通孔と貫通孔に連通する凹部22rを一端側に有する成形体を作製して焼成してもよいし、押し出し成型等により、筒状に形成した成形体を焼成した後、凹部を研磨や研削などで形成するようにしてもよい。
なお、凹部形状は光ファイバ21の端部に第1反射部材が取り付けられるに十分な底面を持った形状であれば良く、フェルールの加工し易いように例えば、方形であったり円形で臼型のテーパを備えた形状であってもよい。
また、凹部の内径又は一辺は、フェルールの外径が例えばφ1.25mmである場合、例えば、0.5mm程度に設定される。尚、光ファイバの径は、通常0.125mm程度である。
実施の形態2では、このように構成されたフェルール22の貫通孔に、光ファイバ11の一端面が凹部22rの底面22sと同一平面上に位置するように光ファイバ11が挿入されて固定される。そして、同一平面上にある光ファイバ11の一端面と凹部22rの底面とに第1反射部材23が接合され、第1反射部材23の上には導光体25が設けられる。さらに導光体25の上に第2反射部材24が接合される。以上のようにして、実施の形態2の光ファイバセンサでは、凹部22r内に第1反射部材23、導光体25及び第2反射部材24からなるセンサ部が構成される。
尚、第1反射部材23及び第2反射部材24は、実施の形態1の第1反射部材13及び第2反射部材14とそれぞれ同様の機能を有し、同様に誘電体多層膜や金属膜により構成することができる。
以上のように構成された実施の形態2の光ファイバセンサは、フェルール22の一端部にセンサ部を設けているので、予め第1反射部材23と第2反射部材24の間隔(導光体15の厚さ)を高い精度に管理したセンサ部をフェルール22の貫通孔外に取り付けたり、例えば、第1反射部材23、導光体25及び第2反射部材24の厚みなどをモニターしながら成膜若しくは取り付けができるので、2つの反射部材の間隔が高い精度で制御された光ファイバセンサを提供することができる。
また、第1反射部材23、導光体25および第2反射部材24により構成されるセンサ部を、フェルールの端面に設けられた凹部内に埋設されているので、極めて小型の光ファイバセンサが提供できる。
また、以上の実施の形態2の光ファイバセンサにおいて、図3に示すように、凹部22rの外側の端面22aに、凹部22rの蓋体26を取り付けるようにしてもよい。このようにすると、センサ部を保護することができると同時に、例えば、光ファイバセンサを温度センサとして用いる場合には、外力の影響を排除して精度の高い測定が可能になる。尚、蓋体26の材料としては、その取り付け方法に応じて種々の材料から選択することができるが、アルミナ、ジルコニアなどのセラミックスまたはガラスまたはFeNi系合金、ステンレス系合金などで構成されることが好ましく、より好ましくは、フェルール材料と同様の材料を選択する。蓋体26は、例えば、ガラス材又はロウ材を用いてフェルール22と接合することができる。
また、蓋体26を設けた構成では、第2反射部材24に対向する蓋体26の内面に、光の反射防止部26aをさらに設けることが好ましい。この光の反射防止部は、たとえば屈折率の異なる物質を積層させて、光の干渉を利用した光の打ち消しによって反射光を防止する反射防止膜、光を吸収する光吸収層、又は光を乱反射させる乱反射部で形成される。このように反射防止部26aは、光が蓋体26の内面で打消、吸収、もしくは乱反射されて、その不要な反射光がセンサ部を介して光ファイバに戻ることが阻止され、生じるノイズの発生を防止でき、より高い精度の測定が可能になる。尚、反射防止部26aは、光吸収材としては、第2反射部材を透過した光を効果的に吸収するため、センシングに使用される波長、例えば、1310nmや1550nmなどの波長を良く吸収するものが選択され、例えば、黒色エポキシなどのプラスチック材料や、黒色の鉄やアルミ、黒色のセラミックやガラスなどの無機材料が使用される。乱反射部は、第2反射部材に対向する面において、たとえば波状やディンプル状の凹凸面が形成された金属、セラミック、もしくはガラス材料などを蓋体26の内面に取り付けてもよく、あるいは蓋体26の表面に予め凹凸状を形成したものをフェルール22の端面22aに取り付けてもよい。
次に、実施の形態2に係るセンサ部の製造方法の一例を図4および図5を用いて説明する。
本方法では、まず、例えば、セラミックスなどからなる筒体の一端に凹部22rを有するフェルール22を作製する。すなわち、このフェルール22の一端面は、光ファイバが挿入される貫通孔の軸に垂直な端面22aと凹部22rの底面22sからなる2段端面となっている。ここで、このような形状のフェルール22は、例えば、焼成前にプレスなどで成形された成型品を焼成するか、又は筒体の成形体を焼成後に、ダイアモンド材が表面に配された切削工具で凹部22rを形成することにより作製される。
次に、フェルール22の貫通孔内にエポキシ樹脂やガラスなどの接合剤を塗布して光ファイバ11を挿入して接着する。このとき、光ファイバ11は、その一端面が、凹部22rの底面22sと同一平面上に位置するように貫通孔に挿入されて接着される(図4A)。尚、凹部22rの底面22sは、光ファイバ11を挿入した後、必要に応じて研磨される。
その後、図5に示すフェルール固定治具60に、それぞれ光ファイバ11が接着固定されたフェルール22を、複数個固定してI方向からフェルール端面に第1反射部材23を構成する材料を、例えば、イオンプレーティング装置などにより付着させ成膜を行う。第1反射部材23を成膜した後、連続して導光体25を構成する材料である、例えば、SiOなどを同様の装置内にて付着させ、導光体25を成膜する。さらに、連続して第2反射部材24を構成する材料を同様の装置内にて付着させて、第2反射部材24を成膜する(図4A)。
その後、フェルール端面を研磨することにより、端面22aの上に成膜された第1反射部材23、導光体25及び第2反射部材24を除去する。尚、第1反射部材23、導光体25及び第2反射部材24を除去して露出された新たな端面を、22nの符号で示す。
最後に、フェルール端面22nに、例えば、セラミックなどからなる蓋体26を例えば低融点ガラスなどの接合剤で接合して、凹部22r内部のセンサ部を収納した空間を気密封止する(図4C)。このセンサ部が収納された空間の封止レベルは、例えば、漏れ量ヘリウムリークテストで1×10−6cc/sec以下の気密度で封止することが好ましい。
以上、説明した製造方法は、本発明の特有の構成により可能になる特有の製造方法であり、その製造方法では各膜の膜厚を高い精度で制御できる薄膜形成技術を用いているので、第1反射部材と第2反射部材の間隔をより高い精度で制御することが可能になる。
また、図10に示した従来例の光ファイバセンサでは、2つの反射部材の間隔を精度良く管理しながら、1つ1つ個別に製造する必要があるが、上述した実施の形態2の製造方法では、複数のフェルールの端面に、膜厚を高い精度で管理しながら、一括してセンサ部を形成する(バッチ処理)ことが可能であり、効率よく製造できる。
以上の製造方法は、実施の形態2に限られるものではなく、実施の形態1の光ファイバセンサの製造にも適用できることは言うまでもない。
実施の形態3.
図6は、本発明に係る実施の形態3の光ファイバセンサ300の構成を示す断面図である。この図6に示す実施の形態3の光ファイバセンサ300は、実施の形態1の光ファイバセンサにおいて、フェルール12に代えて、一端部にセンサ部が設けられる凸32rを有するフェルール32を用いて構成し、その凸部32rの先端面にセンサ部を構成している。実施の形態3の光ファイバセンサにおいて、フェルール32を用い、その凸部32rの先端にセンサ部を構成し、蓋体36を設けた以外は、実施の形態1の光ファイバセンサと同様に構成されている。また、図6において、図1と同様のものには、同様の符号を付して示している。
以下、実施の形態3の光ファイバセンサの構成を具体的に説明する。
フェルール32は、光ファイバ11を保持する貫通孔を有し、その一端部が他の部分(以下、本体部)より外径が細い凸部32rになっている。尚、貫通孔は、本体部と凸部32rとにおいて連続した孔になっている。このフェルール32は、実施の形態1のフェルール12と同様、例えば、アルミナ、ジルコニア等のセラミックスまたはガラス、またはFeNi系合金やステンレス系合金などの金属で構成することができる。また、フェルール32をセラミックで構成する場合には、凸部32rを一端側に有する成形体を作製して焼成してもよいし、押し出し成型等により、筒状に形成した成形体を焼成した後、一端部の凸部32rを研磨や研削などで形成するようにしてもよい。
実施の形態3では、このように構成されたフェルール32の貫通孔に、光ファイバ11の一端面が凸部32rの先端面32tと同一平面上に位置するように光ファイバ11が挿入されて固定される。そして、同一平面上にある光ファイバ11の一端面と凸部32rの先端面32tとに第1反射部材33が接合され、第1反射部材33の上には導光体35が設けられる。さらに導光体35の上に第2反射部材34が接合される。以上のようにして、実施の形態3の光ファイバセンサでは、凸部32rの先端部に第1反射部材33、導光体35及び第2反射部材34からなるセンサ部が構成される。
尚、第1反射部材33及び第2反射部材34は、実施の形態1の第1反射部材13及び第2反射部材14とそれぞれ同様の機能を有し、同様に誘電体多層膜や金属膜により構成することができる。
以上のように構成された実施の形態3の光ファイバセンサは、フェルール32の先端面32t上にセンサ部を設けているので、予め第1反射部材33と第2反射部材34の間隔(導光体35の厚さ)を高い精度に管理したセンサ部をフェルール32の凸部32rの先端に取り付けたり、例えば、後述するように、フェルール32の凸部32rの先端面に直接センサ部を構成することが可能であることから、第1と第2の反射部材33,34の間隔を高い精度で制御可能な光ファイバセンサを提供することができる。
また、以上の実施の形態2の光ファイバセンサにおいて、図6に示すように、凸部32rを覆うように、蓋体36を取り付けるようにしてもよい。このようにすると、センサ部を保護することができると同時に、例えば、光ファイバセンサを温度センサとして用いる場合には、外力の影響を排除して精度の高い測定が可能になる。尚、蓋体36の材料としては、その取り付け方法に応じて種々の材料から選択することができるが、アルミナ、ジルコニアなどのセラミックスまたはガラスまたはFeNi系合金、ステンレス系合金などで構成されることが好ましく、より好ましくは、フェルール材料と同様の材料を選択する。
また、蓋体36を設けた構成では、本発明の実施の形態2と同様に、第2反射部材34に対向する蓋体36の内面に、光の反射を防止するための光の反射防止部36aを設けることが好ましい。このような構成では、光が蓋体36の内面で反射されて、その不要な反射光がセンサ部を介して光ファイバに戻ることにより生じるノイズの発生を防止でき、より高い精度の測定が可能になる。
以上のように構成される実施の形態3の光ファイバセンサは、例えば、実施の形態2で説明した製造方法と類似する方法で製造することができる。
具体的には、まず、例えば、セラミックスなどからなる筒体の一端に凸部32rを有するフェルール32を作製する。このフェルール32の一端面は、光ファイバが挿入される貫通孔の軸に垂直な端面32sと凸部32rの先端面32tからなる内側の面が突出した2段端面となっている。
ここで、このような形状のフェルール32は、例えば、焼成前にプレスなどで成形された成型品を焼成するか、又は筒体の成形体を焼成後に、ダイアモンド材が表面に配された切削工具で凸部32rを形成することにより作製される。
次に、フェルール32の貫通孔内にエポキシ樹脂やガラスなどの接合剤を塗布して光ファイバ11を挿入して接着する。このとき、光ファイバ11は、その一端面が、凸部32rの先端面32tと同一平面上に位置するように貫通孔に挿入されて接着される(図7(a))。尚、凸部32rの先端面32tは、光ファイバ11を挿入した後、必要に応じて研磨される。
その後、実施の形態2と同様にして、フェルール固定治具60に、それぞれ光ファイバ11が接着固定されたフェルール32を、複数個固定して凸部32rの先端面32tに、第1反射部材33、導光体35及び第2反射部材34を連続して成膜する(図7(a))。
その後、凸部32rの外周面と端面32sとを研磨することにより、それらの面の上に成膜された第1反射部材33、導光体35及び第2反射部材34を除去する(図7(b)において符号79を付して示す部分を除去する。)。尚、端面32s上に形成された第1反射部材33、導光体35及び第2反射部材34を除去して露出された新たな端面を、32nの符号で示す。
最後に、センサ部と凸部32rを覆うようにカップ状の蓋体36を被せて、端面32nに、例えば、低融点ガラスなどの接合剤で接合して、センサ部を収納する空間を形成して気密封止する(図7(c))。このセンサ部が収納された空間の封止レベルは、実施の形態2と同様、例えば、ヘリウムリークテストで漏れ量1×10−6cc/sec以下の気密度で封止される。
以上、説明した製造方法も、本発明の特有の構成により可能になる特有の製造方法であり、その製造方法では各膜の膜厚を高い精度で制御できる薄膜形成技術を用いているので、第1反射部材と第2反射部材の間隔をより高い精度で制御することが可能になる。
実施の形態4.
図8は、本発明に係る実施の形態4の光ファイバセンサ400の構成を示す断面図である。
この実施の形態4の光ファイバセンサは、図3に示す実施の形態2の光ファイバセンサにおいて、光ファイバ11が、シングルモード光ファイバ81sと、光を集光するためのグレーデッドインデクスファイバ81aと、コアレスファイバ81bとによって構成されている以外は、図3の光ファイバセンサと同様に構成される。尚、図8において、図3と同様のものには同様の符号を付して示している。
すなわち、本実施の形態4の光ファイバセンサでは、シングルモード光ファイバ81sから出射される光が導光体25の中で拡がらないように、グレーデッドインデクスファイバ81aとコアレスファイバ81bを介してセンサ部に入射するようにして、第1反射部材23又は第2の反射部材24で反射されてシングルモード光ファイバ81sに再入射される際の結合効率が高くなるように構成されている。
以下、本実施の形態4の光ファイバセンサについて具体的に説明する。
グレーデッドインデックスファイバは、中心軸から外周に向かって徐々に小さくなるような軸対称の屈折率分布を有する光ファイバであり、一般にはマルチモード伝送用に用いられている。グレーデッドインデックスファイバの屈折率分布は、光ファイバの中心軸から距離のほぼ2乗に比例して屈折率が小さくなるような分布であり、GRINレンズと同様にレンズ機能を持っている。従って、適当な長さのグレーデッドインデックスファイバを用いれば、集光レンズとして機能させることができ、結合効率の良い光学系を構成することができる。
すなわち、シングルモード光ファイバ81sを伝送して来た光は、出射端からガウシアンビームとなって広がって出射される。従って、シングルモード光ファイバ81sから出射された光が反射されてシングルモード光ファイバ81sに再入射される際には、出射されてから再入射されるまでの光路長に応じた損失が発生する。しかしながら、本実施の形態4の光ファイバセンサでは、シングルモード光ファイバ81sから出射された光は、グレーデッドインデックスファイバ(以下GIファイバともいう。)81aによって平行に(コリメート)又は集光するように出射し、所定の長さに設定されたコアレスファイバ81bを介して第1反射部材23に入射するようにして、結合効率(再入射効率)を高くしている。
よって、シングルモード光ファイバ81sから放出されて第1反射部材又は第2反射部材で反射されたた光は、コアレスファイバ81bを介してGIファイバ81aでコリメート又は集光されて再び光ファイバ11に効率よく入射される。従って、本実施の形態4の光ファイバセンサでは、光路差(第1反射部材と第2反射部材の間の多重反射の回数)による結合効率の劣化を小さくできるので、効果的に多重干渉させることが可能となり、より波長選択制の高い測定が可能となる。
ここで、実施の形態4において、コアレスファイバ81bはグレーデッドインデックスファイバ81aの一端に、例えば、融着により接続され、コアレスファイバ81bの他端が、フェルール22の底面22sと同一平面上に位置するように配置される。また、第1反射部材23は、コアレスファイバ81bの他端面とフェルール22の底面22sに接合される。尚、コアレスファイバ81bは光の一部を反射させる反射部材23と導光体255と光の一部を反射させる第2反射部材24で構成されたセンサ部(ファブリペロー素子)とシングルモード光ファイバ81sが効率良く光結合するワーキングディスタンスを確保(調整)する機能を有する光ファイバであり、屈折率が一様の、例えば、n=1.46程度の石英系のガラス体で構成される。尚、上述したコアレスファイバ81bの屈折率は、シングルモードファイバ81sのクラッド部と同等の屈折率である。
以下、実施の形態4の光ファイバセンサ400の製造方法について説明をする。
ここでは、まず、実施の形態2と同様にして、フェルール22を作製する。
次に、シングルモード光ファイバ81sの先端に、シングルモード光ファイバ81sから出射された光を平行又は集光するように、その屈折率分布に基づいて、出射光がコリメート光になるように所定長さに設定されたグレーデッドインデックスファイバ81aと、コアレスファイバ81bとを融着機などを使用して接続する。
次に、フェルール22の凹部22rの底面とコアレスファイバ81bの先端面が同一の平面上に位置するように光ファイバ11を、フェルール22の貫通孔に挿入して固定する。尚、光ファイバ11は、貫通孔内に塗布されるエポキシ樹脂やガラスなどの接合剤を介して接着することにより、フェルール22の内部に光ファイバ11が保持される。
そして、実施の形態2と同様にして、イオンプレーティング装置などで成膜することにより凹部22r内にセンサ部を構成し、蓋体26を用いてヘリウムリークテストで漏れ量1×10−6cc/sec以下の気密度で封止する。
以上のようにして、実施の形態4の光ファイバセンサは製造される。
本発明に係る実施の形態1の光ファイバセンサ100の構成を示す断面図である。 本発明に係る実施の形態2の光ファイバセンサ200の構成を示す断面図である。 実施の形態2に係る変形例の光ファイバセンサ201の構成を示す断面図である。 実施の形態2の光ファイバセンサの製造方法において、端面にセンサ部を構成する膜を成膜した後の断面図である。 図4Aの成膜後、研磨して除去する部分を示す断面図である。 図4Bに示した部分を研磨した研磨後、蓋体を取り付けた後の断面図である。 実施の形態2の光ファイバセンサの製造方法において、複数のフェルールの端面にセンサ部を一括して構成する際の治具を模式的に示す断面図である。 本発明に係る実施の形態3の光ファイバセンサ300の構成を示す断面図である。 (a)は実施の形態3の光ファイバセンサの製造方法において、端面にセンサ部を構成する膜を成膜した後の断面図であり、(b)は(a)の成膜後、研磨して除去する部分を示す断面図であり、(c)は(b)に示した部分を研磨した後、蓋体を取り付けた後の断面図である。 本発明に係る実施の形態4の光ファイバセンサ400の構成を示す断面図である。 ファブリペロー型ファイバ干渉を利用したひずみセンサを模式的に示す断面図である。 従来例の光ファイバセンサの構成を示す断面図である。
符号の説明
11 光ファイバ、12,22,32 フェルール、13,23,33 第1反射部材、14,24,34 第2反射部材、15,25,35 導光体、22r 凹部、22s 底面、22a,22n,32s,32n 端面、26,36 蓋体、 26a,36a 反射防止部 32r 凸部、32t 先端面、60 フェルール固定治具、81a グレーデッドインデックスファイバ、81b コアレスファイバ、100,200,300,400 光ファイバセンサ。

Claims (6)

  1. 光ファイバが内孔に挿入された筒体と、
    該筒体の内孔を塞ぐように前記筒体の一端面に接合され、かつ前記光ファイバから出射された光の一部を反射させる第1反射部材と、
    該第1反射部材を透過した光の一部又は全部を前記第1反射部材に向けて反射させる第2反射部材と、
    前記第1反射部材と前記第2反射部材との間に介在され、かつ入射された光を多重干渉させる導光体と、を備え
    前記第1反射部材、前記導光体、および前記第2反射部材は、前記筒体の端面に、前記内孔と連通するように設けられた凹部内に埋設されていることを特徴とする光ファイバセンサ。
  2. 前記筒体の端部に、前記第1反射部材、前記導光体、および前記第2反射部材を覆う蓋体が取着されることを特徴とする請求項1記載の光ファイバセンサ。
  3. 前記蓋体は、前記筒体の端部とガラスまたはロウ材で接合されていることを特徴とする請求項2記載の光ファイバセンサ。
  4. 前記蓋体は、前記第2反射部材との対向面に光の反射防止部を有することを特徴とする請求項またはに記載の光ファイバセンサ。
  5. 前記筒体の一端面と前記光ファイバの出射端面は同一平面上に位置し、前記第1反射部材は、前記筒体の一端面と前記出射端面とに接合されていることを特徴とする請求項1乃至請求項のうちのいずれか1つに記載の光ファイバセンサ。
  6. 前記光ファイバの一部がグレーデッドインデックスファイバで構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項のうちのいずれか1つに記載の光ファイバセンサ。
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