JP5029690B2 - 無線端末および無線基地局 - Google Patents

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Description

本発明は、無線基地局と複数の無線端末が双方向通信を行う、無線通信のスケジューラに関する。
図11は、無線基地局と複数の無線端末が双方向通信を行う無線システムの例を示す図である。無線基地局と複数の端末(ユーザ)が双方向通信を行う無線通信システムでは、スケジューラは必須の機能である。特許文献1にあるように、スケジューラは無線端末および無線基地局において、そこで求めた様々な情報、あるいはフィードバックされた情報を用いて、無線端末および無線基地局への通信の割り当て(許可)を制御するものである。
ここでは、無線基地局側のスケジューラがユーザ割り当てを行う(ユーザ端末への通信の許可を与える)ような下り通信システムを考える。
図12は、無線基地局側のスケジューラがユーザ割り当てを行う(ユーザ端末への通信の許可を与える)ような下り通信システムの概念を示す図である。
このシステムにおいて、スケジューラは、各ユーザから直前の上りフレームでフィードバックされた下り情報および無線基地局(BTS:Base Transceiver Station)で求めた各種パラメータをもとに、無線端末(UE:User Equipment)に通信の許可を与える。無線端末および無線基地局の割り当て(通信の許可)には、さまざまなアルゴリズムを用いた方式が考案されている。
ここでは、無線基地局側にスケジューラが存在する場合について説明したが、無線端末側に存在する場合も同様である。
特表2005−509360号公報
図12のような無線通信システムは、無線端末において、チャネル推定値を用いて、SIR(Signal-to-Interference Ratio)等のCQI(Channel Quality Indicator)パラメータを求め、これを無線基地局にフィードバックする。これらのパラメータは、その通信時の伝搬路変動に左右される。ところが、従来の無線通信システムでは、各種パラメータをベースに無線端末に通信の許可を与えていたが、無線端末と無線基地局との間の伝搬路変動を考慮してスケジューリングしていなかった。このため、伝搬路変動の大きい伝搬環境では、フィードバックされたパラメータが、実際の伝搬路変動に追従しなくなり、無線特性の劣化、スループットの低下につながるおそれがある。また、伝搬路変動が小さい伝搬路環境においては、十分な時間間隔を置かずに通信の許可が与えられることがある。この場合、再送時には、十分な時間ダイバーシチ効果も得られなくなるという問題がある。
本発明は、無線基地局と無線端末との間の伝搬路変動を考慮したスケジューリングをする無線送受信装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用する。
即ち、本発明は、
無線基地局と通信を行う無線端末であって、
前記無線基地局からの下り送信信号を受信する受信部と、
前記下り送信信号を用いて、前記無線基地局と自装置との間の伝搬路変動値を算出する伝搬路変動値算出部と、
前記伝搬路変動値を含む上り送信信号を、前記無線基地局に送信する送信部と、
を備える無線端末とした。
本発明によると、伝搬路変動値を無線基地局へ送信することで、無線基地局側で、伝搬路変動値を用いて、通信の許可を与えることができる。
また、本発明は、
無線端末と通信を行う無線基地局であって、
自装置と無線端末との間の伝搬路変動値を含む上り送信信号を、前記無線端末から受信する受信部と、
前記伝搬路変動値に基づいて、前記無線端末に通信の許可を与える通信許可部と、
を備える無線基地局とした。
本発明によると、無線基地局と無線端末との間の伝搬路変動値を用いて、通信の許可を与えることができる。
本発明によれば、伝搬路変動値を用いて通信の許可を与えることで、通信の誤り率の劣化を防ぐことが可能となる。
さらに、上記の構成に加え、
過去の伝搬路変動値を格納する伝搬路変動値記憶部と、
前記伝搬路変動値記憶部に格納された前記過去の伝搬路変動値に基づいて、現在の伝搬路変動値を予測して算出する伝搬路変動値予測部をさらに備え、
前記通信許可部は、
前記伝搬路変動値予測部で予測した伝搬路変動値に基づいて、前記無線端末に通信の許可を与える、
無線基地局とした。
本発明によれば、過去の伝搬路変動値から次の伝搬路変動値を予測することで、より的確に、無線基地局は通信の許可を与えることができる。
また、本発明は、
無線端末と通信を行う無線基地局であって、
自装置と無線端末との間の伝搬路変動値を含む上り送信信号を、前記無線端末から受信する受信部と、
前記上り送信信号を用いて、前記無線端末と自装置との間の伝搬路変動値を算出する伝搬路変動値算出部と、
前記伝搬路変動値に基づいて、前記無線端末に通信の許可を与える通信許可部と、
を備える無線基地局とした。
本発明によると、伝搬路変動値を無線基地局で算出することにより、無線端末のハードウェア構成を簡素にすることができる。
本発明の通信許可部は、スケジューラを含む。
本発明によれば、無線基地局と無線端末との間の伝搬路変動を考慮したスケジューリングをする無線送受信装置を提供することが可能となる。
図1は、実施形態1の無線基地局のスケジューラが無線端末と無線基地局との間の通信を制御しているところを示す図である。 図2は、実施形態1の無線端末の受信側の構成例を示す図である。 図3は、実施形態1の無線端末の上り送信フレームフォーマットの例を示す図である。 図4は、実施形態1の無線基地局の送信側の構成例を示す図である。 図5は、実施形態1の無線基地局の上り送信フレーム復号部の構成例を示す図である。 図6は、実施形態1の無線基地局のスケジューラのスケジューリングのアルゴリズムの例のフローチャートを示す図である。 図7は、実施形態2の無線基地局の主に送信側の構成例を示す図である。 図8は、実施形態2の伝搬路変動予測の一例のフローチャートを示す図である。 図9は、実施形態3の無線端末の主に受信側の構成例を示す図である。 図10は、実施形態3の無線基地局の上り送信フレーム復号部の構成例を示す図である。 図11は、双方向通信を行う無線通信システムの例を示す図である。 図12は、無線基地局のスケジューラが無線端末と無線基地局との間の通信を制御しているところを示す図である。
符号の説明
100 無線端末
102 受信部
104 チャネル(CH:Channel)推定部
106 MIMO(Multi Input Multi Output)分離部
110 分割部
120 復調部
122 制御信号復号部
130 復調部
132 データ復号部
134 誤り検出部
140 チャネル(CH:Channel)変動情報生成部
150 上り制御情報生成部
160 上り送信フレーム構成部
171 送信アンテナ
172 送信部
200 無線基地局
201 送信アンテナ
202 送信部
210 多重部
220 変調部
222 制御信号構成部
230 変調部
232 データ構成部
242 データ生成部
244 制御信号生成部
246 パイロット生成部
250 スケジューラ
260 上り送信フレーム復号部
2604 チャネル(CH:Channel)推定部
2606 MIMO(Multi Input Multi Output)分離部
2610 分割部
2620 復調部
2622 制御信号復号部
2630 復調部
2632 データ復号部
2634 誤り検出部
2640 チャネル(CH)変動情報生成部
272 受信部
271 受信アンテナ
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
〔実施形態1〕
〈構成〉
本実施形態の無線基地局および無線端末は、無線基地局が無線端末に通信の許可を与えることで、無線基地局が通信先の無線端末を切り替えて通信を行う。
(無線端末)
図2は、実施形態1の無線端末の主に受信側の構成例を示す図である。本実施形態の無線端末100は、受信アンテナ101、受信部102、チャネル(CH:Channel)推定部104、MIMO(Multi Input Multi Output)分離部106、分割部110、制御情報の復調部120、制御信号復号部122、データの復調部130、データ復号部132、誤り検出部134、チャネル(CH:Channel)変動情報生成部140、上り制御信号生成部150、上り送信フレーム構成部160、送信部172、送信アンテナ171を備える。
無線端末100は、無線基地局200からの信号を、受信アンテナ101を経由して受信部102で受信する。チャネル推定部104は、受信した信号のパイロット情報を使用して、チャネル推定を行う。MIMO分離部106は、チャネル推定部104で求められたチャネル推定値を使用して、MIMO分離を行う。MIMO分離された信号は、それぞれ、分割部110で制御情報信号とデータ信号とに分割される。制御情報信号は、制御情報信号の復調部120で復調され、制御信号復号部122で復号され、データの復調部130およびデータ復号部132へ送られる。データ信号は、データ信号の復調部130で、制御情報およびチャネル推定値を使用して復調される。また復調されたデータは、データ復号部132で、制御情報を使用して復号され、誤り検出部134へ送られる。
また、無線端末100のチャネル推定部104は、チャネル推定値をチャネル変動情報生成部140に送る。チャネル変動情報生成部140は、チャネル推定値等から伝搬路変動値を求め、上り制御情報に格納して送信側(無線基地局)へ送る。
図3は、上りの送信信号の上り送信フレームフォーマットの例を示す図である。上りの送信信号は、パイロット信号、制御情報信号、および、データ信号からなる。制御情報信号は、チャネル(CH)変動情報、フレーム番号、再送回数、変調方式、符号化率、データ長、アンテナ数、CRC(Cyclic Redundancy Check、巡回冗長検査)等を含む。
(無線基地局)
図4は、本実施形態の無線基地局の主に送信側の構成例を示す図である。本実施形態の無線基地局200は、データ生成部242、制御信号生成部244、パイロット生成部2246、データ構成部232、データの変調部230、制御情報構成部222、制御情報の変調部220、多重部210、送信部202、送信アンテナ201、スケジューラ250、上り送信フレーム復号部260、受信部272、受信アンテナ271を備える。
図5は、本実施形態の無線基地局の上り送信フレーム復号部の構成例を示す図である。本実施形態の無線基地局200の上り送信フレーム復号部260は、チャネル(CH)推定部2604、MIMO分離部2606、分割部2610、制御信号の復調部2620、制御信号復号部2622、データの復調部2630、データ復号部2632、誤り検出部2634を備える。
無線基地局200は、無線端末100からの信号を、受信アンテナ271を経由して受信部272で受信する。上り送信フレーム復号部260は、受信部272で受信した信号を復号し、制御情報を抽出する。スケジューラ250は、制御情報の中に含まれる伝搬路変動値(チャネル(CH)変動情報)を各ユーザ(無線端末)から収集し、これらを使用してスケジューリングを行う。
伝搬路変動に使用するパラメータ(伝搬路変動値)としては、例えば、ドップラ周波数、フェージング位相回転量、無線端末の移動速度等、および、それぞれの時間微分が挙げられる。ドップラ周波数は、サブキャリアのチャネル推定値を、所定時間間隔毎に内積をとることによって求められる。ドップラ周波数の代わりに、ドップラ周波数の絶対値を使用することも可能である。
無線基地局200は、スケジューリングによって通信の許可を与えられた無線端末に対して、パイロット信号、制御情報信号、データ信号の各信号を多重し、送信フレームフォーマット化して送信する。
〈動作例〉
本実施形態の無線基地局のスケジューラの動作例を説明する。
図1は、本実施形態の無線基地局のスケジューラの動作例の概略を示す図である。本実施形態の無線基地局200のスケジューラ250は、ユーザ(無線端末)からの上り送信信号に含まれる伝搬路変動に関する情報(例えば、ドップラ周波数)を収集する。スケジューラ250は、伝搬路変動値の大きいユーザ(無線端末)に、下り通信の許可を与える。図1の例では、スケジューラ250は、伝搬路変動値の大きい無線端末#3に、結果的に優先して、通信の許可を与える。また、伝搬路変動値の小さい無線端末#2は、結果的に後回しにして、通信の許可を与えられる。
図6は、本実施形態の無線基地局のスケジューラのスケジューリングのアルゴリズムの例のフローチャートを示す図である。
スケジューラ250は、上り送信フレーム復号部260から無線端末(ここで、無線端末Mとする)が送信した伝搬路変動値を含む制御情報が入力されると、通信のスケジューリングを開始する(S1002)。スケジューラ250は、無線端末Mからの制御情報に含まれる伝搬路変動値(例えば、ドップラ周波数)が所定のしきい値αを超えているか否かを判定する。伝搬路変動値が所定のしきい値αを超えている場合(S1004;YES)、スケジューラ250は、さらに、伝搬路変動値が所定のしきい値β(β>α)を超えているか否かを判定する。スケジューラ250は、伝搬路変動値が所定のしきい値βを超えている場合(S1010;YES)、無線端末Mに通信の許可を与えない(S1014)。また、スケジューラ250は、伝搬路変動値が所定のしきい値βを超えていない場合(S1010;NO)、無線端末Mに通信の許可を与える(S1012)。伝搬路変動値が所定のしきい値βを超えている場合は、スケジューラ250は、無線基地局200と無線端末Mとの間の伝搬路が非常に不安定であって、通信品質が良好に維持できないと判断して、通信の許可を与えない(S1014)。
ステップS1004に戻って、無線端末Mの伝搬路変動値がしきい値αを超えていない場合(S1004;NO)、無線端末Mに通信の許可を与えない。このとき、無線基地局200と無線端末Mとの間の伝搬路は、安定していると考えられる。そのため、無線端末Mとの通信を後に回しても通信品質に影響がないと考えられるからである。また、通信時間間隔を大きくすることで、十分な時間ダイバーシチ効果が得られる。
スケジューラ250は、無線端末Mの情報を、送信待ち無線端末グループへ格納する(S1020)。スケジューラ250は、送信待ち無線端末グループを格納している。ここで、無線端末Mへの通信を待機する。
スケジューラ250は、送信待ち無線端末グループ内の無線端末の制御情報で、伝搬路変動値を比較する(S1022)。
スケジューラ250は、送信待ち無線端末グループ内で、所定時間T以上の間、送信待ちの無線端末(無線端末Nとする)があるか否かを判定する(S1024)。
スケジューラ250は、送信待ち無線端末グループ内で、所定時間T以上の間、送信待ちの無線端末Nがある場合(S1024;YES)、スケジューラ250は、無線端末Nに通信の許可を与える(S1026)。所定時間T以上の間、送信待ちである無線端末に対して優先して通信の許可を与えないと、当該無線端末との通信時間間隔が大きくなりすぎて、当該無線端末との通信品質が低下する恐れがあるからである。
スケジューラ250は、所定時間T以上の間、送信待ちの無線端末Nが存在しない場合(S1024;NO)、送信待ち無線端末グループ内で、伝搬路変動値が一番大きい無線端末に通信の許可を与える(S1028)。
伝搬路変動値の代わりに、伝搬路変動値の絶対値、伝搬路変動値の時間微分を用いて、同様の構成としてもよい。
また、別の方法として、伝搬路変動値の絶対値をあらかじめ設定した所定のしきい値と比較し、所定のしきい値以上であれば、伝搬路変動が大きいと判断し、伝搬路変動値を用いて、上述のように通信の許可を与えることを決定し、所定のしきい値未満であれば、伝搬路変動値の時間微分を用いて、上述のように通信の許可を与えることを決定することができる。
〈本実施形態の作用効果〉
本実施形態によれば、伝搬路変動値が大きい無線端末に対しては、伝搬路変動に対する追従性を高め、誤り率の劣化を防ぐことが可能となる。また、伝搬路変動値が小さい無線端末に対しては、通信間隔をあけることで、再送時の時間ダイバーシチ効果を高くすることが可能となる。
〔実施形態2〕
次に、本発明の実施形態2について説明する。実施形態2は、実施形態1との共通点を有する。従って、主として相違点について説明し、共通点については、説明を省略する。
〈構成〉
(無線端末)
本実施形態の無線端末は、図2に示す実施形態1の無線端末と同様である。
(無線基地局)
図7は、本実施形態の無線基地局の主に送信側の構成例を示す図である。本実施形態の無線基地局200は、データ生成部242、制御信号生成部244、パイロット生成部2246、データ構成部232、データの変調部230、制御情報構成部222、制御情報の変調部220、多重部210、送信部202、送信アンテナ201、スケジューラ250、上り送信フレーム復号部260、チャネル(CH)変動予測部280、チャネル(CH)変動バッファ282、受信部272、受信アンテナ271を備える。
上り送信フレーム復号部260で復号され、無線端末から送信された伝搬路変動値は、無線端末毎に、チャネル変動バッファ282に蓄えられる。チャネル変動予測部280は、チャネル変動バッファ282に蓄えられた、過去数フレームの伝搬路変動値(例えば、ドップラ周波数)を考慮して、無線端末に通信の許可を与える。
チャネル変動予測部280は、チャネル変動バッファ282に蓄えられた、伝搬路変動値を、過去3フレーム分抽出する。チャネル変動予測部280は、抽出した過去3フレーム分の伝搬路変動値を平均化する。抽出するフレーム数は、適宜変更してもよい。チャネル変動予測部280は、平均化した伝搬路変動値を、チャネル変動予測情報として、スケジューラ250に送る。
また、チャネル変動予測部280は、次のようにチャネル変動予測情報(伝搬路変動値)を求めてもよい。
図8は、伝搬路変動予測の一例のフローチャートを示す図である。チャネル変動予測部280は、チャネル変動予測部280に蓄えられた、伝搬路変動値を、過去2フレーム分抽出する。チャネル変動予測部280は、抽出した伝搬路変動値の差(時間微分値)を求める(S2004)。チャネル変動予測部280は、時間微分値と同じ量だけ次のフレームの伝搬路変動値も変化するとみなす(S2006)ことにより、次のフレームにおける伝搬路変動値を予測する(S2008)。この予測した伝搬路変動値は、次のように表される。ここで、時間tにおける伝搬路変動値を、
Figure 0005029690
とし、その時間微分を、
Figure 0005029690
とする。
各フレームの時刻をt1、t2、t3(t1<t2<t3)とおくと、時刻t2での時間微分は、過去2フレーム分を考慮して、
Figure 0005029690
となる。
これを用いて、次のフレームの伝搬路変動値は、
Figure 0005029690
と予測される。なお、Δtには、RTT(Round Trip Time)等の値を使用することができる。
また、最小二乗法により、既存のフレームの伝搬路変動値を用いて、伝搬路変動曲線を予測することも可能である。
チャネル変動予測部260は、これらを用いて、伝搬路変動値の予測値を求めることができる。
〈動作例〉
スケジューラ250の動作例は、実施形態1のスケジューラの動作例と同様である。
スケジューラ250は、CH変動予測部280が算出した平均化された伝搬路変動値を使用して、スケジューリングを行う。
〈本実施形態の作用効果〉
本実施形態によれば、無線端末から送信された過去の伝搬路変動値から現在の伝搬路変動値を予測することで、無線基地局は無線端末に通信の許可をより的確に与えることができる。
〔実施形態3〕
次に、本発明の実施形態3について説明する。実施形態3は、実施形態1および実施形態2との共通点を有する。従って、おもに相違点について説明し、共通点については、説明を省略する。
本実施形態では、無線基地局で無線端末との間の伝搬路変動値を算出する。
〈構成〉
(無線端末)
図9は、実施形態3の無線端末の主に受信側の構成例を示す図である。本実施形態の無線端末100は、受信アンテナ101、受信部102、チャネル(CH:Channel)推定部104、MIMO(Multi Input Multi Output)分離部106、分割部110、制御情報の復調部120、制御信号復号部122、データの復調部130、データ復号部132、誤り検出部134、上り制御信号生成部150、上り送信フレーム構成部160、送信部172、送信アンテナ171を備える。
本実施形態の無線端末100は、実施形態1の無線端末100が有するチャネル変動情報生成部140を有さないので、実施形態1の無線端末100(図2)と比較して、より簡素な構成とすることができる。
(無線基地局)
本実施形態の無線基地局の主に送信側の構成は、実施形態1の図4や、実施形態2の図7に示す無線基地局の送信側の構成と同様の構成とすることができる。
図10は、本実施形態の無線基地局の上り送信フレーム復号部の構成例を示す図である。本実施形態の無線基地局200の上り送信フレーム復号部260は、チャネル(CH)推定部2604、MIMO分離部2606、分割部2610、制御信号の復調部2620、制御信号復号部2622、データの復調部2630、データ復号部2632、誤り検出部2634、チャネル(CH)変動情報生成部2640を備える。
チャネル変動情報生成部2640は、チャネル推定部2604が算出したチャネル推定値から、チャネル(CH)変動情報(伝搬路変動値)を求める。チャネル変動情報生成部2640は、チャネル変動情報(伝搬路変動値)をスケジューラ250またはチャネル変動予測部280へ送る。
(動作例)
スケジューラ250の動作例は、実施形態1の図4に示すスケジューラ250および実施形態2の図7に示すスケジューラ250の動作例と同様である。
スケジューラ250は、上り送信フレーム復号部260又はチャネル変動予測部280が算出した伝搬路変動値を使用して、スケジューリングを行う。
〈本実施形態の作用効果〉
本実施形態によると、伝搬路変動値を無線基地局側で算出することで、無線端末で伝搬路変動値を含む制御情報を作成する必要がなくなる。
本実施形態によれば、無線端末で伝搬路変動値を算出しないので、無線端末のハードウェア構成を簡素にすることができる。

Claims (7)

  1. 無線端末と通信を行う無線基地局であって、
    自装置と無線端末との間の伝搬路変動値を含む上り送信信号を、前記無線端末から受信する受信部と、
    前記伝搬路変動値に基づいて、前記無線端末に通信の許可を与えるまでの時間を制御する通信許可部と、
    を備え
    前記通信許可部は、
    前記伝搬路変動値が、第1所定値より大きい第2所定値を超える場合、
    前記無線端末に通信の許可を与えず、
    前記伝搬路変動値が、第1所定値を超え、かつ、第2所定値以下である場合、
    前記無線端末に通信の許可を与える、
    無線基地局。
  2. 前記通信許可部は、
    記憶部を有し、
    前記伝搬路変動値が第1所定値以下である場合、
    前記無線端末の情報を前記記憶部に格納し、
    前記記憶部に格納された無線端末の情報から、所定時間以上、通信の許可を与えられていない無線端末の情報を抽出し、
    抽出した無線端末に通信の許可を与える、
    請求項に記載の無線基地局。
  3. 過去の伝搬路変動値を格納する伝搬路変動値記憶部と、
    前記伝搬路変動値記憶部に格納された前記過去の伝搬路変動値に基づいて、現在の伝搬路変動値を予測して算出する伝搬路変動値予測部をさらに備え、
    前記通信許可部は、
    前記伝搬路変動値予測部で予測した伝搬路変動値に基づいて、前記無線端末に通信の許可を与える、
    請求項に記載の無線基地局。
  4. 無線端末に通信の許可を与えることで通信先の無線端末を切り替えて通信を行う無線基地局であって、
    自装置と無線端末との間の伝搬路変動値を含む上り送信信号を、前記無線端末から受信する受信部と、
    前記上り送信信号を用いて、前記無線端末と自装置との間の伝搬路変動値を算出する伝搬路変動値算出部と、
    前記伝搬路変動値に基づいて、前記無線端末に通信の許可を与えるまでの時間を制御する通信許可部と、
    を備え
    前記通信許可部は、
    前記伝搬路変動値が、第1所定値より大きい第2所定値を超える場合、
    前記無線端末に通信の許可を与えず、
    前記伝搬路変動値が、第1所定値を超え、かつ、第2所定値以下である場合、
    前記無線端末に通信の許可を与える、
    無線基地局。
  5. 前記通信許可部は、
    記憶部を有し、
    前記伝搬路変動値が第1所定値以下である場合、
    前記無線端末の情報を前記記憶部に格納し、
    前記記憶部に格納された無線端末の情報から、所定時間以上、通信の許可を与えられていない無線端末の情報を抽出し、
    抽出した無線端末に通信の許可を与える、
    請求項に記載の無線基地局。
  6. 過去の伝搬路変動値を格納する伝搬路変動値記憶部と、
    前記伝搬路変動値記憶部に格納された前記過去の伝搬路変動値に基づいて、現在の伝搬路変動値を予測して算出する伝搬路変動値予測部をさらに備え、
    前記通信許可部は、
    前記伝搬路変動値予測部で予測した伝搬路変動値に基づいて、前記無線端末に通信の許可を与える、
    請求項に記載の無線基地局。
  7. 無線端末と通信を行う無線基地局が、前記無線基地局と前記無線端末との間の伝搬路変動値を含む上り送信信号を、前記無線端末から受信し、
    前記無線基地局が、前記伝搬路変動値に基づいて、前記無線端末に通信の許可を与えるまでの時間を制御し、
    前記伝搬路変動値が、第1所定値より大きい第2所定値を超える場合、前記無線端末に通信の許可を与えず、
    前記伝搬路変動値が、第1所定値を超え、かつ、第2所定値以下である場合、前記無線端末に通信の許可を与える、
    通信制御方法。
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