JP5029409B2 - ラマン増幅を用いた光伝送システムおよびその制御方法 - Google Patents
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Description
この課題について詳しく説明すると、一般に、ラマンアンプの用途としては、ロングスパンラマンとロングホールラマンとが知られている。ロングスパンラマンは、1つの中継区間の伝送距離を長くすることを目的として、光伝送路を伝播して下流の光伝送装置に入力される信号光のレベルが、当該装置内に備えられたエルビウム添加光ファイバ増幅器(Erbium Doped Fiber Amplifier:EDFA)等の入力レベル範囲の下限値を上回るように、光伝送路でのラマン増幅により信号利得を与えるようにした利用方法である。一方、ロングホールラマンは、多段中継システムにおいて中継数(スパン数)を増やすことを目的として、各中継ノードのEDFA等における光SN比(Optical Signal-to-Noise Ratio:OSNR)の劣化が抑制されるように、光伝送路でのラマン増幅によりEDFA等への信号光の入力レベルを上昇させるようにした利用方法である。このロングホールラマンの場合、ラマン励起光のパワーは、ラマンアンプおよびEDFA等のトータルの光増幅におけるOSNR劣化が最小になるように最適化される。
図1は、本発明による光伝送システムの第1実施形態における主要部分の構成を示すブロック図である。
上記のような構成を有する光伝送システムでは、各ノードA,Bのラマンアンプ2A,2Bを安全に起動させるための光伝送路1’,1の接続確認、すなわち、ラマンアンプ2A,2Bの出力端子と光伝送路1’,1が正しく接続されているか、および光伝送路1’,1が途中で切断されていないかなどの接続状態の確認が、ラマン励起光PUMP,PUMP’の強度変調により各ノードA,B間で送受信されるパイロット信号PIL,PIL’およびレスポンス信号RES,RES’の受信状態に応じて行われる。
上記の第1実施形態では、光伝送路の接続確認が完了してラマン励起光が高出力状態に切り替えられた後も、ラマン励起光の変調によるパイロット信号の送信を継続してその受信状態を監視するようにした。これに対して第2実施形態では、ラマン励起光が高出力状態に切り替えられた後においてはOSCの疎通が可能になるので、それを利用して光伝送路の接続状態を監視するようにした応用例を示す。
図4において、本光伝送システムは、ノードA,Bのそれぞれについて、第1実施形態と同様のラマンアンプ2A,2Bの他に、光伝送路1,1’に対して主信号光SIG,SIG’と同方向に伝播するOSCを送受信するためのOSC送受信器(OSC3A,3Bが備えてられている。ノードAのOSC送受信器3Aは、主信号光SIGとは波長の異なるOSCを生成し、該OSCを主信号用光アンプ4Aおよびラマンアンプ2Aの間の光路上で主信号光SIGと合波して、上り回線側の光伝送路1に送信する。また、OSC送受信器3Aは、下り回線側の光伝送路1’を伝送されたOSC’を主信号用光アンプ4A’の前段より取り出して受信処理すると共に、該OSC’の受信を示す信号OSCLINK’をラマンアンプ2Aに出力する。
ラマンアンプは、例えば図6に示すように、1波長の励起光によって得られるラマン利得の周波数(波長)に対する依存性が著しい。このため、波長の異なる複数のラマン励起光を組み合わせることで、図7に示すように主信号光帯域におけるラマン利得の波長依存性が平坦化されるように設計が行われることがよくある。そこで、第3実施形態では、複数のラマン励起光のうちの波長が隣り合うラマン励起光を選択的に変調してパイロット信号およびレスポンス信号の送信を行うようにすることで、ラマン励起光の変調による主信号光強度の変動を抑えるようにした応用例を示す。
図8において、本光伝送システムは、上述した第1実施形態におけるノードAのラマンアンプ2Aの具体的な構成として、励起光源部10が、複数個(ここでは、例えば4個とする)の励起光源101−1,101−2,101−3,101−4、合波器(MUX)102、係数設定回路103および乗算回路104−1,104−2,104−3,104−4を有しており、また、重畳回路13が、反転回路131、乗算回路132−1,132−2および加算回路133−1,133−2を有している。なお、ラマンアンプ2Aの上記以外の他の部分の構成は基本的に第1実施形態の場合と同様である。また、本光伝送システムの他のノードのラマンアンプも、上記ノードAのラマンアンプ2Aと同様の構成を有しているものとする。
第4実施形態では、上記の第3実施形態について、前方ラマン励起光を併用するようにした応用例を示す。
まず、ノードAの下流側にあるノードのラマンアンプより、第3実施形態の場合と同様にして波長λ1,λ2に対し相補的に強度変調を施した後方ラマン励起光PUMP−Bが低出力状態で光伝送路1に送信され、該後方ラマン励起光PUMP−Bが光伝送路1を伝播して上流側のノードAに到達すると、ラマンアンプ2Aの合波器44で後方ラマン励起光PUMP−Bが分波器17側に取り出される。分波器17では、後方ラマン励起光PUMP−Bより波長λ1の光が分離されて光検出器18に出力され、光検出器18で光電変換された電気信号が変調成分検出回路19に送られる。変調成分検出回路19では、光検出器18からの出力信号に変調成分が含まれているか否かが検出され、その検出結果が前方ラマン励起光側の励起光駆動制御回路41および変調信号生成回路42に伝えられる。変調信号生成回路42では、変調成分検出回路19で変調成分が検出されることで下流側からのパイロット信号PILの受信を確認して、所要の周波数の変調信号が生成される。また、励起光駆動制御回路41でも、変調成分検出回路19で変調成分が検出されることで下流側からのパイロット信号PILの受信を確認して、励起光源部40をAPC動作させるための駆動信号が生成される。これにより、波長λc,λdに対し相補的に強度変調を施した前方ラマン励起光PUMP−Fが励起光源部40で生成されることで、レスポンス信号RESが光伝送路1に送信される。
なお、上記の第4実施形態では、前方ラマン励起光に変調を施してレスポンス信号を送信する一例を説明したが、前方ラマン励起光を併用する場合であっても、上述した第3実施形態と同様にして、後方ラマン励起光を周波数f1,f2で変調することによりパイロット信号およびレスポンス信号を送信するようにしてもよい。この場合のラマンアンプ2Aの構成例を図12に示しておく。
前記ラマン増幅手段は、
第1光伝送路を伝送される主信号光をラマン増幅するための後方ラマン励起光を生成し、該後方ラマン励起光を第1光伝送路に与える励起光生成部と、
前記励起光生成部で生成される後方ラマン励起光を変調することにより、第1光伝送路の上流側に位置する対向ノードに対して、第1光伝送路の接続状態を確認するためのパイロット信号を送信する励起光変調部と、
第2光伝送路を伝播した後方ラマン励起光を受光し、自ノードから送信した前記パイロット信号が対向ノードで受信されたことを示すレスポンス信号に対応した変調成分が前記受光した後方ラマン励起光に含まれているか否かを検出する変調成分検出部と、
前記変調成分検出部でレスポンス信号に対応する変調成分が検出されたとき、前記励起光生成部で生成される後方ラマン励起光のパワーを通常運用レベルに制御し、前記変調成分検出部でレスポンス信号に対応する変調成分が検出されていないとき、前記励起光生成部で生成される後方ラマン励起光のパワーを安全レベルに制御する励起光制御部と、
を含むことを特徴とする光伝送システム。
前記励起光生成部は、波長の異なる複数の励起光源を有し、該各励起光源から出力される励起光を合波して第1伝送路の後方より与え、
前記励起光変調部は、前記各励起光源から出力される励起光のうちで波長の隣り合う2つの励起光を選択して各々を相補の関係で変調することを特徴とする光伝送システム。
前記励起光変調部は、前記複数の励起光源から出力される励起光のうちで短波長側の隣り合う2つの励起光を選択することを特徴とする光伝送システム。
前記励起光変調部は、前記励起光生成部で生成される後方ラマン励起光を、第1周波数を有する変調信号に従って強度変調することにより対向ノードに対してパイロット信号を送信し、
前記変調成分検出部は、レスポンス信号に対応した変調成分として、前記第1周波数とは異なる第2周波数を有する変調成分を検出することを特徴とする光伝送システム。
前記励起光変調部は、前記励起光生成部で生成される励起光を、第1符号に従って変調することにより対向ノードに対してパイロット信号を送信し、
前記変調成分検出部は、レスポンス信号に対応した変調成分として、前記第1符号とは異なる第2符号に従う変調成分を検出することを特徴とする光伝送システム。
前記ラマン増幅手段は、第1光伝送路を伝播してラマン増幅された主信号光のパワーを検出する主信号光検出部を含み、
前記励起光制御部は、通常運用時において、前記主信号光検出部で検出された主信号光パワーが予め定めた範囲内となるように、前記励起光生成部で生成される後方ラマン励起光のパワーを制御することを特徴とする光伝送システム。
前記ラマン増幅手段は、第1光伝送路を伝播してラマン増幅された主信号光のパワーを検出する主信号光検出部を含み、
前記励起光制御部は、通常運用時において、前記主信号光検出部で検出された主信号光パワーを基に求められるラマン利得が一定となるように、前記励起光生成部で生成される後方ラマン励起光のパワーを制御することを特徴とする光伝送システム。
前記複数のノードは、それぞれ、第1および第2光伝送路を介して監視信号光を送受信する監視信号光送受信手段を有し、
前記励起光生成部は、第1光伝送路を伝送される主信号光および監視信号光をラマン増幅可能な後方ラマン励起光を生成し、
前記励起光制御部は、対向ノードから第1光伝送路を介して自ノードに送信された監視信号光の受信が確認されたとき、前記励起光変調部による後方ラマン励起光の変調を停止させることを特徴とする光伝送システム。
前記ラマン増幅手段は、
第1光伝送路を伝送される主信号光をラマン増幅するための後方ラマン励起光を生成し、該後方ラマン励起光を第1光伝送路に与える第1励起光生成部と、
前記第1励起光生成部で生成される後方ラマン励起光とは異なる波長を有し、第2光伝送路を伝送される主信号光をラマン増幅するための前方ラマン励起光を生成し、該前方ラマン励起光を第2光伝送路に与える第2励起光生成部と、
前記第1励起光生成部で生成される後方ラマン励起光を変調することにより、第1光伝送路の上流側に位置する対向ノードに対して、第1光伝送路の接続状態を確認するためのパイロット信号を送信する第1励起光変調部と、
第2光伝送路を伝播した後方ラマン励起光を受光し、対向ノードから送信されたパイロット信号に対応する変調成分が前記受光した後方ラマン励起光に含まれているか否かを検出する第1変調成分検出部と、
前記第1変調成分検出部でパイロット信号に対応する変調成分が検出されたとき、前記第2励起光生成部で生成される前方ラマン励起光を変調することにより、対向ノードに対して、パイロット信号の受信を示すレスポンス信号を送信する第2励起光変調部と、
第1光伝送路を伝播した前方ラマン励起光を受光し、対向ノードから送信されたレスポンス信号に対応する変調成分が前記受光した前方ラマン励起光に含まれているか否かを検出する第2変調成分検出部と、
前記第2変調成分検出部でレスポンス信号に対応する変調成分が検出されたとき、前記第1励起光生成部で生成される後方ラマン励起光のパワーを通常運用レベルに制御し、前記第2変調成分検出部でレスポンス信号に対応する変調成分が検出されていないとき、前記第1励起光生成部で生成される後方ラマン励起光のパワーを安全レベルに制御する励起光制御部と、
を含むことを特徴とする光伝送システム。
前記第1励起光生成部は、波長の異なる複数の励起光源を有し、該各励起光源から出力される励起光を合波して第1光伝送路に与え、
前記第2励起光生成部は、波長の異なる複数の励起光源を有し、該各励起光源から出力される励起光を合波して第2光伝送路に与え、
前記第1および第2励起光変調部は、それぞれ、前記複数の励起光源から出力される励起光のうちで波長の隣り合う2つの励起光を選択して各々を相補の関係で変調することを特徴とする光伝送システム。
前記第1励起光変調部は、前記複数の励起光源から出力される励起光のうちで短波長側の隣り合う2つの励起光を選択し、
前記第2励起光変調部は、前記複数の励起光源から出力される励起光のうちで長波長側の隣り合う2つの励起光を選択することを特徴とする光伝送システム。
第1光伝送路を伝送される主信号光をラマン増幅するための後方ラマン励起光を変調することにより、第1光伝送路の上流側に位置する対向ノードに対して、第1光伝送路の接続状態を確認するためのパイロット信号を送信する過程と、
第1光伝送路を伝播した後方ラマン励起光を対向ノードで受光し、前記パイロット信号に対応した変調成分が前記受光した後方ラマン励起光に含まれているか否かを検出する過程と、
前記パイロット信号に対応した変調成分が検出されたとき、第2光伝送路を伝送される主信号光をラマン増幅するための後方ラマン励起光を対向ノードで変調することにより、第2光伝送路の上流側に位置する自ノードに対して、前記パイロット信号の受信を示すレスポンス信号を送信する過程と、
第2光伝送路を伝播した後方ラマン励起光を自ノードで受光し、前記レスポンス信号に対応した変調成分が前記受光した後方ラマン励起光に含まれているか否かを検出する過程と、
前記レスポンス信号に対応する変調成分が検出されたとき、自ノードから第1光伝送路に与える後方ラマン励起光のパワーを通常運用レベルに制御し、前記レスポンス信号に対応する変調成分が検出されていないとき、自ノードから第1光伝送路に与える後方ラマン励起光のパワーを安全レベルに制御する過程と、
を含むことを特徴とする光伝送システムの制御方法。
第1および第2光伝送路のうちの一方の光伝送路を伝送される主信号光をラマン増幅するための後方ラマン励起光を変調することにより、一方の光伝送路の上流側に位置する対向ノードに対して、一方の光伝送路の接続状態を確認するためのパイロット信号を送信する過程と、
一方の光伝送路を伝播した後方ラマン励起光を対向ノードで受光し、前記パイロット信号に対応した変調成分が前記受光した後方ラマン励起光に含まれているか否かを検出する過程と、
前記パイロット信号に対応した変調成分が検出されたとき、一方の光伝送路を伝送される主信号光をラマン増幅するための前方ラマン励起光を対向ノードで変調することにより、一方の光伝送路の下流側に位置する自ノードに対して、前記パイロット信号の受信を示すレスポンス信号を送信する過程と、
一方の光伝送路を伝播した前方ラマン励起光を自ノードで受光し、前記レスポンス信号に対応した変調成分が前記受光した前方ラマン励起光に含まれているか否かを検出する過程と、
前記レスポンス信号に対応する変調成分が検出されたとき、自ノードから一方の光伝送路に与える後方ラマン励起光のパワーを通常運用レベルに制御し、前記レスポンス信号に対応する変調成分が検出されていないとき、自ノードから一方の光伝送路に与える後方ラマン励起光のパワーを安全レベルに制御する過程と、
を含むことを特徴とする光伝送システムの制御方法。
2A,2B…ラマンアンプ
3A,3B…OSC送受信器
4A,4A’,4B,4B’…主信号用光アンプ
5A,5A’,5B,5B’…分散補償モジュール
10,30…励起光源部
11,31…励起光駆動制御回路
12,32…変調信号生成回路
13,33…重畳回路
14,34,44,102,402…合波器
15,35…分岐カプラ
16,18,36,38,52…光検出器
17,37,51…分波器
19,39…変調成分検出回路
101,401…励起光源
103…係数設定回路
104,132,404,432…乗算回路
133,433…加算回路
131,431…反転回路
OSC…監視信号光
PUMP,PUMP−B…後方ラマン励起光
PUMP−F…前方ラマン励起光
PIL…パイロット信号
RES…レスポンス信号
SIG…主信号光
Claims (6)
- 主信号光を伝送する光伝送システムであって、
後方ラマン励起光を生成し、該生成した後方ラマン励起光を、対向ノードから送信される主信号光と対向した方向に出力する励起光生成部と、
前記励起光生成部で生成される後方ラマン励起光を変調することにより、前記励起光生成部から出力される後方ラマン励起光と同一方向にパイロット信号を送信する励起光変調部と、
自ノードが送信する主信号光と対向した方向に伝播した後方ラマン励起光を受光し、該受光した後方ラマン励起光に、前記励起光変調部から送信したパイロット信号が対向ノードで受信されたことを示すレスポンス信号に対応した変調成分が含まれているか否かを検出する変調成分検出部と、
前記変調成分検出部でレスポンス信号に対応する変調成分が検出されたとき、前記励起光生成部で生成される後方ラマン励起光のパワーを第1レベルに制御し、前記変調成分検出部でレスポンス信号に対応する変調成分が検出されていないとき、前記励起光生成部で生成される後方ラマン励起光のパワーを前記第1レベルより低い第2レベルに制御する励起光制御部と、
を含むことを特徴とする光伝送システム。 - 請求項1に記載の光伝送システムであって、
前記励起光生成部は、波長の異なる複数の励起光源を有し、該各励起光源から出力される励起光を合波して前記後方ラマン励起光を生成し、
前記励起光変調部は、前記各励起光源から出力される励起光のうちで波長の隣り合う2つの励起光を選択して各々を相補の関係で変調することを特徴とする光伝送システム。 - 主信号光を伝送する光伝送システムであって、
後方ラマン励起光を生成し、該生成した後方ラマン励起光を、対向ノードから送信される主信号光と対向した方向に出力する第1励起光生成部と、
前記第1励起光生成部で生成される後方ラマン励起光とは異なる波長を有する前方ラマン励起光を生成し、該生成した前方ラマン励起光を、自ノードが送信する主信号光と同一方向に出力する第2励起光生成部と、
前記第1励起光生成部で生成される後方ラマン励起光を変調することにより、前記第1励起光生成部から出力される後方ラマン励起光と同一方向にパイロット信号を送信する第1励起光変調部と、
自ノードが送信する主信号光と対向した方向に伝播した後方ラマン励起光を受光し、該受光した後方ラマン励起光に、対向ノードから送信されたパイロット信号に対応する変調成分が含まれているか否かを検出する第1変調成分検出部と、
前記第1変調成分検出部でパイロット信号に対応する変調成分が検出されたとき、前記第2励起光生成部で生成される前方ラマン励起光を変調することにより、対向ノードに対して、パイロット信号の受信を示すレスポンス信号を送信する第2励起光変調部と、
対向ノードから送信される主信号光と同一方向に伝播した前方ラマン励起光を受光し、該受光した前方ラマン励起光に、対向ノードから送信されたレスポンス信号に対応する変調成分が含まれているか否かを検出する第2変調成分検出部と、
前記第2変調成分検出部でレスポンス信号に対応する変調成分が検出されたとき、前記第1励起光生成部で生成される後方ラマン励起光のパワーを第1レベルに制御し、前記第2変調成分検出部でレスポンス信号に対応する変調成分が検出されていないとき、前記第1励起光生成部で生成される後方ラマン励起光のパワーを前記第1レベルより低い第2レベルに制御する励起光制御部と、
を含むことを特徴とする光伝送システム。 - 請求項3に記載の光伝送システムであって、
前記第1励起光生成部は、波長の異なる複数の励起光源を有し、該各励起光源から出力される励起光を合波して前記後方ラマン励起光を生成し、
前記第2励起光生成部は、波長の異なる複数の励起光源を有し、該各励起光源から出力される励起光を合波して前記前方ラマン励起光を生成し、
前記第1および第2励起光変調部は、それぞれ、前記複数の励起光源から出力される励起光のうちで波長の隣り合う2つの励起光を選択して各々を相補の関係で変調することを特徴とする光伝送システム。 - 主信号光を伝送する光伝送システムの制御方法であって、
後方ラマン励起光を生成し、該生成した後方ラマン励起光を、対向ノードから送信される主信号光と対向した方向に出力する過程と、
前記後方ラマン励起光を変調することにより、該後方ラマン励起光と同一方向にパイロット信号を送信する過程と、
前記後方ラマン励起光を対向ノードで受光し、該受光した後方ラマン励起光に、前記パイロット信号に対応した変調成分が含まれているか否かを検出する過程と、
前記パイロット信号に対応した変調成分が検出されたとき、対向ノードで生成されて自ノードが送信する主信号光と対向した方向に出力される後方ラマン励起光を対向ノードで変調することにより、前記パイロット信号の受信を示すレスポンス信号を送信する過程と、
自ノードが送信する主信号光と対向した方向に伝播した後方ラマン励起光を自ノードで受光し、該受光した後方ラマン励起光に、前記レスポンス信号に対応した変調成分が含まれているか否かを検出する過程と、
前記レスポンス信号に対応する変調成分が検出されたとき、自ノードが生成する後方ラマン励起光のパワーを第1レベルに制御し、前記レスポンス信号に対応する変調成分が検出されていないとき、自ノードが生成する後方ラマン励起光のパワーを前記第1レベルより低い第2レベルに制御する過程と、
を含むことを特徴とする光伝送システムの制御方法。 - 主信号光を伝送する光伝送システムの制御方法であって、
後方ラマン励起光を生成し、該生成した後方ラマン励起光を、対向ノードから送信される主信号光と対向した方向に出力する過程と、
前記後方ラマン励起光を変調することにより、該後方ラマン励起光と同一方向にパイロット信号を送信する過程と、
前記後方ラマン励起光を対向ノードで受光し、該受光した後方ラマン励起光に、前記パイロット信号に対応した変調成分が含まれているか否かを検出する過程と、
前記パイロット信号に対応した変調成分が検出されたとき、対向ノードから送信される主信号光と同一方向に出力される前方ラマン励起光を対向ノードで変調することにより、前記パイロット信号の受信を示すレスポンス信号を送信する過程と、
対向ノードから送信される主信号光と同一方向に伝播した前方ラマン励起光を自ノードで受光し、該受光した前方ラマン励起光に、前記レスポンス信号に対応した変調成分が含まれているか否かを検出する過程と、
前記レスポンス信号に対応する変調成分が検出されたとき、自ノードが生成する後方ラマン励起光のパワーを第1レベルに制御し、前記レスポンス信号に対応する変調成分が検出されていないとき、自ノードが生成する後方ラマン励起光のパワーを前記第1レベルより低い第2レベルに制御する過程と、
を含むことを特徴とする光伝送システムの制御方法。
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