JP5028277B2 - 航空機の安全経路の幅を決定する方法と装置ならびに航空機の自動低空飛行の安全を確実にするための方法と装置 - Google Patents

航空機の安全経路の幅を決定する方法と装置ならびに航空機の自動低空飛行の安全を確実にするための方法と装置 Download PDF

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    • G05D1/0646Rate of change of altitude or depth specially adapted for aircraft to follow the profile of undulating ground

Description

本発明は、航空機の飛行軌道の横軌道の両側に形成される、安全経路の幅を決定するための方法と装置ならびに、その飛行軌道に沿って自動的に案内される航空機の低空飛行の安全を確実にするための方法とシステムに関する。
これに限るものではないが、本発明は、特に、低推力/重量比と高慣性を呈し、その操作時間が一般に比較的遅い軍事輸送機に関する。
本発明の内容の範囲内では、低空飛行の表現は、航空機がその上を飛行する地上に出来るだけ近く、特にピンポイント攻撃を避けれるよう辿ることのできる(低高度における)飛行軌道に沿う飛行を意味するものと解釈する。よって、このような低空飛行軌道は、通常、地上から所定の高さ、例えば、500フィート(約150メートル)の最も低い個所に位置する。
このように地上に近接することを考慮すると、上記の飛行軌道に沿って航空機を案内している間に、航空機が辿る飛行軌道に対し、航空機が(或る安全マージンを越えて)横方向あるいは下方垂直にそれると、航空機がその上を飛行する地上(地上に直接あるいは地上に位置する建物あるいは要素と)衝突するという重大な危険を生じる。勿論そのような危険の存在は許るせるものではない。
本発明の目的は(横軌道と垂直軌道とからなる飛行軌道に沿って自動的に案内される)航空機の低空飛行の安全を、航空機がその上を飛行する地上との衝突を高い確率で起こさせないように、安全経路を用いて確実にすることである。
本発明は、特に、自主的な自動飛行、即ち、順放射装置(forward-emissive device)、例えば、レーダを使わず、搭載されている、運行、飛行管理および案内システム並びにデジタル地上ベースによってのみ運行される自動飛行に応用される。このような、自主的自動飛行は特に以下のものに関する一組の誤差を蒙る。
運行: 搭載されている運行システムによって与えられる位置は航空機の正確には正しい位置ではない。
案内:自動操縦装置は運行システムによって与えられる位置を飛行管理システムによって計算された軌道に従動(スレーブ)させる。このスレーブは、自動操縦装置の能力を伝達して、航空機を所望の軌道上に案内させる固有の性能を呈する。案内誤差は、また、パイロットが手動で追従しなければならない飛行方位計による飛行中にも存在する。
飛行軌道:この軌道の正確さは用いられるコンピュータのアルゴリズムとプロセッサの正確さと、特に、該当する場合は、航空機がその上を飛行する地上のデジタル・モデリングにおける誤差とに依存する。
特に、上記の誤差の1つ以上から生じる軌道からの横方向への逸脱による、周囲の地上との如何なる(破壊的な)衝突をも、オブジェクトである発生の確率に制限するため、十分で特別な安全経路を飛行軌道の両側に形成する。
よって、本発明は、航空機の飛行軌道の横軌道の両側に形成される、そのような安全経路の幅を決定する方法に関する。
このため、上記の方法は、
a) 各々航空機の自動(および自主)低空飛行に衝撃を与える、複数個の誤差想定し、
b) 安全経路からの、越えてはいけない逸脱する確率を決定し、
c) 上記の誤差および上記の逸脱する確率に基づき、上記の誤差と上記の逸脱する確率と上記の幅とが相互関連する数式に基づいて決定される。
よって、本発明により、特記した自主的自動操縦に影響を与える傾向のある誤差を考慮する安全経路を決定することができる。
工程a)では以下の誤差の少なくとも幾つかに基づいてすることが望ましい。
運行誤差
案内誤差
飛行軌道誤差
更に、上記の誤差は確率密度の形態で想定されるのが望ましい。上記の確率密度は以下の法則の1つを満足するのが好ましい。
指数法則
ラプラス・ガウス法則
ポアソンの法則
多項法則
加えて、上記の逸脱する確率は10-8/hdvに等しいのが好ましい。hdvは1時間の航空機の飛行時間を示す。
確率的意味で独立している、2つの異なる誤差の場合、上記の数式は
Figure 0005028277
に対応するのが望ましく、この式中
Pは逸脱する確率を示し、
dは安全経路の幅の半分を示し、
f1は上記誤差の第1番目のものに関する確率密度を示し、
f2は第2番目の誤差に関する確率密度を示す。
更に、各個別の確率密度fiの3つの異なる誤差の場合、上記の数式(1)を用いると、2つの(グローバル(広域))確率密度f1とf2とを関数としてPを計算することができる。f1は個別の確率密度fiのうちの2つの誤差の合計から生じる確率密度に対応し、f2は、残りの第3番目の誤差の個別の確率密度fiに対応する。
更に、上記の誤差がラプラス・ガウス法則の形態で表される場合、安全経路の幅は上記の逸脱する確率のオブジェクトに推定(補外)される上記の誤差の限界の2次的平均値の2倍に対応する。この場合、上記の数式は
Figure 0005028277
に対応し、この式中
dは安全経路の幅の半分を示し、
L(p)は誤差の発生確率pに依存する膨張係数であり、
σiは誤差iのガウス分布の標準偏差である。
誤差限界が確率pであることが分かると、ラプラス・ガウス法則により誤差分布から標準偏差σを推論できる。この場合、ラプラス・ガウス法則は完全に(μ、σ)の対により決定され、μは、誤差は右と左に同じ確率が生じるので、誤差の平均値である、0である。この誤差の限界(これより生じる或る確率に対応するもの)は式L(p)・σにより求められる。ラプラス・ガウス法則によりインタバル[0、1]に在るpに対する係数L(p)を決定することができる。一般に、運行、案内あるいは軌道の誤差の限界は95%であると知られており、これにより標準偏差σ、従って、その他のいずれかの確率の誤差限界を決定することができる。
加えて、航空機の翼幅に基づいてマージンが上記の幅に加えられるのが望ましい。
特定の実施例では、航空機の少なくとも1つのシステム(飛行コントロール、エンジン等)の故障による少なくとも1つの誤差に基づいてなされ、そのような故障により更に横方向へそれる虞を誘発する。この故障は或る確率で生じる。
本発明は、又、横軌道と垂直軌道とからなる飛行軌道に沿って案内される航空機の低空飛行の安全を確実にする方法に関する。
本発明によれば、上記の方法は、
安全経路の幅が上記の方法を実施することにより決定され、
上記の幅を有して上記の横軌道の両側で形成され、如何なる障害物も無い安全経路が決定され、
航空機は上記の飛行軌道に沿って自動的に案内されることを特徴とする。
よって、上記の安全経路には、客観的確率内で如何なる障害物、特に、例えば、頂上のようなどれかの地上の1部分が無いので、航空機がこの安全経路に在る間は、上記の飛行軌道に沿っての低空飛行中の航空機の衝突の危険は最小である。これは、明らかに、特に上記のタイプの誤差が生じる際、十分な幅を有する上記の安全経路を決定する上記の方式による(最小の或る確率を有する)場合である。
本発明は、又、航空機の飛行軌道の横軌道の両側に形成される安全経路の幅を決定する装置に関する。
本発明によれば、この装置は
各々、(上記の装置に)航空機の低空自動(および自主)飛行に衝撃を与える複数個の誤差を入力することのできる手段と、
安全経路から越えてはならない、逸脱する確率を決定する手段と、
上記の誤差と上記の逸脱する確率に基づいて、少なくとも上記の誤差と上記の逸脱する確率と上記の幅とを相互関連させる少なくとも1つの数式を考慮して、上記の安全経路の幅を決定する手段とからなる。
加えて、本発明は、
横軌道および垂直軌道とからなる飛行軌道を決定する第1手段と、
上記の飛行軌道に沿って航空機を自動的に案内する案内手段であって、運行手段をも備えるもの
からなるタイプの航空機の低空飛行を安全にするシステムに関する。
本発明によれば、この安全システムは更に
安全経路の幅を決定するための、上記のような装置と、
上記の装置によって決定される幅を有し、上記の横軌道の両側に形成される、障害物の無い安全経路を決定する手段とからなる。
その幅が飛行中に生じる傾向にある誤差に基づいている安全経路により、上記の安全システムは航空機が地上に衝突する危険を最小にできる。よって、航空機の低空自動飛行は、少なくとも横方向へそれることに関しては部分的には安全が確保される。
添付図面の図により本発明が実施されている方法を明確にしている。これらの図中、同一の符号は同一の要素を示す。
図1に線で示されている本発明の装置1は、低高度で飛行する航空機A、特に、軍用輸送機の飛行軌道TOの横軌道TLの両側に形成される安全経路CSの幅Dを決定するようになされている。
本発明によれば、上記の装置1は、
各々、航空機Aの低空自動(および自主、即ちレーダのような放射装置を用いない)飛行に影響を与える、以下に特記する複数個の想定誤差を装置1に入力することの出来る手段3と、
越えてはならない安全経路CSから、逸脱する確率を決定する手段4と、
上記の誤差と上記の逸脱する確率とに基づき、少なくとも上記の誤差と上記の逸脱する確率と上記の幅Dとを相互関連させる少なくとも1つの数式に基づいて、上記の安全経路CSの幅Dを決定するため、上記手段3と4とに、リンク6と7とにより連結されている手段5とからなる。
好ましい実施例では、装置1は以下に示す誤差(上記の手段3による入力)の少なくとも幾つかに基づいている
搭載運行システムによって与えられる位置が、航空機Aの実際の位置に正確に対応しない事実に基づく運行誤差
自動操縦(あるいは飛行方位計、および飛行方位計に基づく飛行の場合はパイロット)が、飛行管理システムにより計算される軌道に、運行システムにより与えられる位置を従動させている事実に基づいている案内誤差。この従動は、航空機Aを要求された軌道に案内する、自動操縦装置の能力(あるいはこの要求された軌道に追従する飛行方位計およびパイロットの能力)を伝達する固有の性能を示す。
飛行軌道TOの正確さが、この飛行軌道TOを決定する標準コンピュータのアルゴリズムとプロセッサとの正確さに依存する事実に基づいている飛行軌道誤差と、航空機がその上を飛行する地上2のディジタル・モデリングの(主)誤差とであり、上記のモデリングはこのためコンピュータにより使用される。
更に、
オブジェクト確率に対する運行誤差が運行システムにより航空機内でリアル・タイムで計算され、
地上データベース・誤差が一般にデータベースに含まれているか、あるいは航空機内で初期設定(default)により宣言され、
案内誤差が航空機内の全てに対し一度に初期設定により形成される。
用いられる上記の誤差は、航空機Aの関係するシステム(運行、案内等)のプロバイダにより確率密度の形態で前もって想定され、その後手段3によって入力されて上記の手段5に伝達される。
これに限定されるものではないが、上記の確率密度は以下の法則の1つを満足するのが好ましい。
指数法則
ラプラス・ガウス法則
ポアソンの法則
多項法則。
特定の実施例では、上記の手段4は逸脱する確率として10-8 /hdvを用い、hdvは航空機Aの飛行時間の1時間を示す。即ち、航空機Aの実際の位置と所望の軌道との横方向の逸脱による、1時間の飛行当たりの、安全経路CSから離れる(あるいは逸脱する)危険の確率10-8を航空機Aが示す。
好ましい実施例では、2つの異なる誤差に基づいている場合、上記の手段5は数式として、
Figure 0005028277
を用い、この式中
Pは上記の逸脱する確率を示し、
dは安全経路CSの幅Dの半分を示し、
f1は上記の2つの誤差の第1番目のものに関する確率密度を示し、
f2は第2番目の誤差に関する確率密度を示す。
一般に、各個別の確率密度fiの3つの異なる誤差の場合、上記の手段5は又上記の数式(1)を用いて、2つの確率密度(この場合はグローバル(広域の))f1とf2を関数としてPを計算できる。f1は個別の確率密度fiの2つの誤差の合計から生じる確率密度に対応し、f2は残りの第3番目の誤差の個別の確率密度fiに対応する。
更に詳しく言えば、上記の式(1)では、
Figure 0005028277
yは2つの誤差x1+x2の合計を示すことができる。
Pは
Figure 0005028277
この式中fはランダム変数y=x1+x2の確率密度を示し、3つの誤差x1+x2+x3の合計=y+x3である)として書かれるので、
Figure 0005028277
この式では、
Figure 0005028277
である。
よって、本発明による装置1は安全経路CSの幅を計算し、これにより安全経路CSから逸脱の確率の目標を、低空飛行の安全に衝撃を与える色々の誤差に基づいて維持することができる。
上記の誤差がガウス分布により決定される、即ち標準のラプラス・ガウス法則の形態で表される特定の実施例では、安全経路CSの幅Dは上記の逸脱する確率の目標に推定(補外)される誤差の限界の2次的平均値の2倍に相当する。
この場合手段5は以下の数式を用い、
Figure 0005028277
式中
dは安全経路CSの幅Dの半分を示し、
L(p)は、全体的にはガウス法則と特異な方法[(σ、μ)により形成されるガウス分布に関係なく有効な]とで決定される、p/hdvの確率目標に対する所定幅の係数であり、
iは、ガウス・誤差であって、対になって独立していると仮定される、考慮されるべき誤差を示し、
σiは誤差iのガウス分布の標準偏差である。
以下の表は確率オブジェクトを関数として誤差の限界(あるいは幅係数)Lの発生を示す。この表は、σ=1メートルで、μ=0メートルである誤差の分布に対し形成されている(TLの周りに対称的に分布する)。
Figure 0005028277
標準偏差σは明確さのため1メートルに等しく選択されている。これより、μが0メートルに等しく、σが1メートルに等しいガウス分布として、
誤差が、±0.67メートルの限界より大きい確率は0.5である(即ち、この限界から外側になる可能性は50%である);
誤差が、±1.96メートルの限界より大きい確率は0.05である(5%);
誤差が、±2メートルの限界より大きい確率は0.0455である(4.55%);
誤差が、±4.89メートルの限界より大きい確率は10-5である;
誤差が、±5.32メートルの限界より大きい確率は10-6である;
誤差が、±5.73メートルの限界より大きい確率は10-7である;
誤差が、±6.11メートルの限界より大きい確率は10-9である。
例として、10-9/hdvの確率に対応する経路の幅は5・10-2/hdvの確率に対応する経路の幅より3.12倍(6.110/1.960=3.12)倍大きいことが分かる。
この分布のもう1つの興味深い特徴は標準偏差σが1メートルに等しいガウス法則では大きさ[−L; +L]の安全経路CSからの逸脱する確率は、上記の表より、標準偏差σがpメートルに等しいガウス分布ではp倍幅が広い[−p・L; +p・L]である経路からの逸脱する確率に等しい。
運行あるいは案内誤差がガウス・タイプのものであり、或る確率を持った或る限界を特徴とすると仮定すると、
第1に、この誤差における全分布はpメートルに等しい標準偏差σを計算することにより決定され(軌道の一方側と他方側には同じ運行あるいは案内誤差の可能性があるので誤差の平均値μは0であり)、
その後、上記の表においてLをp・Lに置き換えて、上記の全分布から直接経路[−p・L; +p・L]から逸脱する確率を算出でき、(以下の表を得る。)
Figure 0005028277
従って、1つの誤差の限界の或る確率が分かれば、この誤差の限界のもう1つの確率を、第1番目の誤差に、これに対応する幅係数“L”の比を掛けることにより演算される。
よって、本発明によれば、
(運行、案内、データベース、地上等の)基本的誤差想定し、これによると、ガウス・誤差の場合各誤差の標準偏差を決定できる(そうでなければ、上記の数式(1)の確率密度fiを決定できる)。
安全経路CSから越えるべきではない逸脱する確率の形態で必要とされる(例えば、航空機Aと顧客との間での契約上の)安全レベルを特定し、
これから上記の方法で安全経路CSを演算するだけでよい。
使用されている実施例に関係なく、航空機Aの翼幅に基づいているマージンを上記の幅Dに加えるのが好ましい。
以後、運行および案内システムに固有の性能ならびに地上データベースの正確さのみによる航空機Aの偏向を考える。追加の偏向を引き起こす航空機Aの(飛行コントロール、エンジン等)のシステムの故障に基づいていない。
特定の実施例では、システムの故障による追加の偏向を考慮するため、本発明による装置1は、航空機の少なくとも1つのシステムの故障による少なくとも1つの誤差に基づいている。
Pjに等しい1時間の飛行当たりの確率で故障jが生じ、この故障が、右と左に同じ確率(即ち、各側にPj/2)の追加の横方向の偏向(別個の偏向)±djを引き起こすと仮定する。この横方向の偏向は、故障が生じる場合常に同じと仮定する。
よって、航空機Aの全偏向(値TSEにより示されるそのシステムの固有の性能による偏向に、システムの故障によるものを加えた偏向)が絶対値d未満である確率Pは以下の確率の合計に等しい。
システムの故障jが生じ、右方向へ偏向djを引き起こす確率
(TSE+dj)ε[−d,d]、すなわち、TSEε[−d−dj;d−dj]と、
システムの故障jが生じ、左方向へ偏向djを引き起こす確率
(TSE−dj)ε[−d,d]、すなわち、TSEε[−d+dj;d+dj]と、
システムの故障は無いがTSEが絶対値d未満である確率。
変数TSE(全システム・誤差)は運行、案内および軌道誤差の合計に相当する。
よって、
Figure 0005028277
この式中f は
ランダム変数TSE
Figure 0005028277
の確率密度である。
次いで、各々、偏向±diおよび±djを引き起こす確率PiとPjの2つの同時に起こる故障iとjの場合を論じる。
航空機Aの全偏向が絶対値d未満である確率Pは以下の確率の合計に等しい。
システムの故障iとjが同時に生じ、(TSE±d±d)ε[−d;d]、(±を各システムの故障によって引き起こされる偏向の方向の関数として、各場合には同じ確率である)確率と、
システムの故障iがあるが、システムの故障jが無く(TSE±d)ε[−d;d](±をシステムの故障iによって引き起こされる偏向の方向の関数としての)確率と、
システムの故障iは無いが、システムの故障jが有り、(TSE±d)ε[−d;d(±をシステムの故障jによって引き起こされる偏向の方向の関数としての)確率と、
システムの故障iとjは無く、TSEは絶対値がdである確率。
よって、
Figure 0005028277
が得られる。
こうして装置1により決定された安全経路CSの幅D(D=2d)は、本発明によれば、図3に線描されているように、航空機Aの(自動および自主)低空飛行の安全を確実にするためのシステム9により使用できる。
よって、航空機Aの自動および自主低空飛行を実施するようになされているシステム9は、
標準方式で、水平面で形成される横軌道TLと垂直面で形成される垂直軌道(あるいは飛行プロフィール)とからなる飛行軌道TOを決定するための標準手段10、例えば飛行管理システムであって、低空飛行を遂行することができるためには、(低高度における)飛行軌道TOは、航空機Aがその上を飛行する地上にできる限り近く辿ることができるようさせるものではなくてはならないものと、
上記の飛行軌道TOに沿って航空機Aを自動的に案内するための標準案内および運行手段11とからなるタイプのものである。好ましい実施例では、上記の案内手段11は、
リンク13により、航空機Aが上記の飛行軌道TOを辿るように航空機Aに出される操縦指令を決定するため、手段10に連結されている手段12であって、例えば自動操縦装置と、
航空機Aの、例えば方向舵、昇降舵等の制御手段15の作動手段14であって、この作動手段14はリンク16により上記の手段12に連結されており、これに対し上記の手段12によって決定される操縦指令が自動的に適用される。
上記の案内手段11は、又、飛行方向計を備える。
低空飛行の安全を確実にするためには、上記のシステム9は更に
安全経路CSの幅を決定するための、上記のような装置1と、
安全経路CSを決定するため、リンク8により上記の装置1とリンク18により上記の手段12とに連結されている手段17とを備え、上記の安全経路CSは
障害物が無く、
上記の装置1によって決定される幅Dを有し、
図2に示されているように、上記の横軌道TLの両側に形成され、その中央に位置する。
よって、安全経路CSは当然如何なる障害物、例えば、頂上のような地上部分2が無いので、上記の航空機Aが上記の安全経路CS内に保持されている間は、上記の飛行軌道TOに沿っての低空自動飛行中航空機Aが衝突する危険は最小である。さて、航空機Aは、上記の自動案内手段11と、上記の安全経路CSが、当然、(上記の自動案内手段11によって実施される)ような自動飛行中生じがちな誤差に基づいている事実とにより、安全経路CSに一定に保持される。
横面では、よって、安全経路CSは横軌道TLの中央にあり、両側を幅Dの半分を示す距離dにより制限されている。
本発明の要旨の一部を直接形成するものではないが、垂直面では、上記の安全経路CSの上方は制限されていないが、下方は、水平面23の下方に存在する、地上2(そのレリーフ22が図2に示されている)の最も高い部分21により制限されている。この部分21は高度Hを有する。好ましい実施例では、上記の面23は特に上記の誤差に基づいていすることにより決定される。
この面23は安全経路CSの幅Dを有するのが好ましい。よって、この状況に対応する図2の図示では安全経路CSと面23とは1つの同じ直線のセグメント(線分)で示されている。
従って、上記の安全システム9によって実施される自動低空飛行により、(前もって航空機Aに搭載されている)ディジタル地上ベースから計算された飛行軌道TOに沿って自動的に、地上2の上方所定高度で航空機Aを、地上2と衝突する危険なく飛行させていくことができる。
本発明による装置の線図である。 安全経路の垂直面特性の略図である。 本発明による安全システムの線図である。

Claims (17)

  1. 航空機(A)の飛行軌道(TO)の横軌道(TL)の両側に形成される安全経路(CS)の幅を決定する方法であって、
    a) 各々が航空機(A)の低空自動飛行に影響を与える複数個の誤差を想定し、
    b) 安全経路(CS)から逸脱する確率を決定し、
    c) 上記の誤差と上記の逸脱する確率とに基づき、上記の安全経路(CS)の幅(D)が、少なくとも上記の誤差と上記の逸脱する確率と上記の幅(D)とを相互関連させる少なくとも1つの数式に基づいて決定され、
    2つの異なる誤差の場合、この数式が
    Figure 0005028277
    に対応し、この式中
    Pが逸脱する確率を示し、
    dが安全経路(CS)の幅(D)の半分を示し、
    f1は上記の誤差の第1番目のものに関する確率密度を示し、
    f2は第2番目の誤差に関する確率密度を示す
    ことを特徴とする方法。
  2. 工程a)で、以下の誤差
    運行誤差
    案内誤差
    飛行軌道誤差
    の少なくとも幾つか基づくことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 上記の誤差が確率密度の形態で想定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 上記の確率密度が以下の法則
    指数法則
    ラプラス・ガウス法則
    ポアソンの法則
    多項法則
    の1つを満足することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 上記の逸脱する確率が10-8/hdvに等しく、hdvが航空機の飛行の1時間を示すことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 各個別の確率密度fiの3つの異なる誤差の場合も又、前記の数式を用いると、2つの確率密度f1およびf2の関数としてPを計算でき、f1は2つの個別の確率密度fiの2つの誤差の合計から生じる確率密度に対応し、f2は残りの3番目の誤差の個別の確率密度fiに対応することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 上記の誤差がラプラス・ガウス法則の形態で表現されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 上記の数式が
    Figure 0005028277
    に対応し、この式中
    dは安全経路(CS)の幅(D)の半分を示し、
    L(p)は誤差の発生の確率pに依存する膨張係数であり、
    σiが誤差iのガウス分布の標準偏差であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 航空機(A)の翼幅に基づくマージンが上記の幅(D)に加えられることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 航空機(A)の少なくとも1つのシステムの故障による少なくとも1つの誤差に基づいてなされることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 横軌道(TL)と垂直軌道とからなる飛行軌道(TO)に沿って案内される航空機(A)の低空飛行の安全を確実にする方法であって、
    安全経路(CS)の幅(D)が請求項1〜11のもとに特定された方法を実施することにより決定され、
    上記の幅(D)を有し、上記の横軌道(TL)の両側に形成される、障害物の無い安全経路(CS)が決定され、
    航空機(A)が上記の飛行軌道(TO)に沿って自動的に案内されることを特徴とする方法。
  12. 航空機(A)の飛行軌道(TO)の横軌道(TL)の両側に形成される安全経路(CS)の幅を決定する装置であって、
    各々が航空機(A)の低空自動飛行に影響を与える複数個の誤差を入力できる手段(3)と、
    安全経路(CS)から越えてはいけない逸脱する確率を決定する手段(4)と、
    上記の誤差と上記の逸脱する確率とに基づき、少なくとも上記の誤差と上記の逸脱する確率と上記の幅(D)とを相互関連させる少なくとも1つの数式に基づいて上記の安全経路(CS)の幅(D)を決定する手段とからなり、
    2つの異なる誤差の場合、Pが逸脱する確率を、dが安全経路(CS)の幅(D)の半分を、f1は上記の誤差の第1番目のものに関する確率密度を、f2は第2番目の誤差に関する確率密度をそれぞれ示すとき、上記した数式が
    Figure 0005028277
    に対応することを特徴とする装置。
  13. 航空機(A)の低空飛行の安全を確実にするためのシステムであって、このシステムが
    横軌道(TL)と垂直軌道とからなる飛行軌道(TO)を決定する第1手段(10)と、
    上記の飛行軌道(TO)に沿って航空機を自動的に案内するための案内手段(11)とからなり、運行手段をも備えるものであって、
    更に、安全経路(CS)の幅(D)を決定するための、請求項13で特定されたような装置(1)と、
    上記の装置(1)により決定される幅(D)を有し、上記の横軌道(TL)の両側に形成される、障害物の無い安全経路(CS)を決定する第2手段(17)とからなることを特徴とするシステム。
  14. 請求項1から請求項10のいずれか1項で特定した方法を実施する装置(1)を備えることを特徴とする航空機。
  15. 請求項11で特定した方法を実施するシステム(9)を備えることを特徴とする航空機。
  16. 請求項12で特定した装置(1)を備えることを特徴とする航空機。
  17. 請求項13で特定したシステム(9)を備えることを特徴とする航空機。
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