JP5027982B2 - 放電加工装置 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
この発明は、加工液中で電極と被加工物との極間に放電を発生させて被加工物を加工する放電加工装置の改良に関し、より詳しくは、前記極間距離の変化により発生する加工反力を規定値以下に抑えることができる放電加工装置の改良に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図4は、従来の放電加工装置の構成図であり、図において、1は電極、2は被加工物、3は加工液、4は加工槽、5は電極保持冶具、6は被加工物2を固定するための定盤、7及び8は電極1と被加工物2とのXY平面内の相対移動を行うためのX軸及びY軸、9は電極1と被加工物2とのZ方向の相対移動を行うための主軸であるZ軸、10、11及び12はX軸、Y軸及びZ軸を駆動する図示しないサーボモータを駆動制御するX軸サーボアンプ、Y軸サーボアンプ及びZ軸サーボアンプ、13は加工電力供給手段、14はNC装置である。
加工槽4内に加工液3を満たし、電極1と被加工物2との極間に加工電力供給手段13により放電エネルギである加工電力を供給し、位置決め手段であるX軸、Y軸及びZ軸等により電極1と被加工物2とを相対移動させて、前記極間に発生する放電により被加工物2の加工を行う。
前記位置決め手段による電極1と被加工物2との相対位置決め制御及び電気加工条件の制御等はNC装置14により統括される。
【0003】
放電加工装置においては、放電加工中における電極1と被加工物2との極間距離の制御(加工サーボ)とは別に放電加工で発生した加工屑を極間に滞留しないように除去する手段が必要になる。このような手段の一つとして、一定時間ごとに加工を中断して電極1を被加工物2に対して高速で往復運動させる、いわゆるジャンプ動作が用いられる。このジャンプ動作によるポンピング作用により、極間から加工屑が排除され安定な放電加工を維持することができる。
放電加工装置は、粘性流体である加工液中で加工プロセスを実行するため、極間距離が変化すると、加工液の粘性による流体力を発生する。この加工反力Fの大きさは次式(ステファンの式)で表される。
【0004】
F=(3・ν・V・S)/(2・π・G) (1)
【0005】
ここで、νは加工液の粘性係数、Vは電極と被加工物の相対移動速度、Sは電極面積、Gは極間距離である。
式(1)から、電極面積Sが大きい場合、ジャンプ動作等による電極と被加工物の相対移動速度Vが大きい場合及び極間距離Gが小さい場合に、特に強い加工反力Fが発生することがわかる。
【0006】
図5は、電極と被加工物の極間距離Gが変化した場合に発生する加工反力Fを油圧サーボ放電加工装置を用いて測定したものであり、電極面積Sが9.6cm2、電極と被加工物の相対移動速度Vが4mm/sの場合を示している。極間距離Gが約7μm程度になる加工条件において、発生する加工反力Fの大きさは、約440N(約45kgf、加工応力は約46N/cm2(約4.7kgf/cm2))である。この場合の電極と被加工物の相対移動速度Vは油圧サーボのため4mm/sと例えばリニアモータサーボに比べ2桁程度小さいが、それでもなお、約440Nの加工反力(約46N/cm2の加工応力)を生じている。
【0007】
図5の結果を用いると、式(1)の関係から電極と被加工物の相対移動速度Vや電極面積Sが変化した場合に発生する加工反力Fの大きさを計算することができる。図6の(a)は、電極面積Sが9.6cm2で、電極と被加工物の相対移動速度Vが400mm/sである場合に発生する加工反力Fの大きさを示したものである。これはリニアモータサーボならば実現し得る電極と被加工物の相対移動速度である。また、図6の(b)は、電極面積Sが100cm2で、電極と被加工物の相対移動速度Vが4mm/sである場合に発生する加工反力Fの大きさを示したものである。図6の(a)及び(b)のいずれの場合においても、発生する加工反力Fの大きさは最大44000N(4500kgf)程度にまで増大することがわかる。
【0008】
このような加工液中で放電加工を行う放電加工装置においては、ジャンプ動作により極間距離が変化すると必ず加工反力が発生し、このような強い加工反力が繰返し極間にかかるため、NC装置内の保護回路が作動して加工途中で停止したり、最悪の場合には電極や主軸駆動部品の損傷が生じることになる。また加工反力に比例して、電極を支持する主軸部全体の変形も大きくなるため、被加工物の最終加工精度を悪化させることになる。特に面積の大きい電極を使用する場合、ジャンプ動作速度が速い場合及び狭い極間距離を維持するような仕上げ加工の場合等には、加工反力が大きくなるため、加工条件設定時に予め主軸のジャンプ動作時の速度を抑える等の対策を講じる必要がある。
【0009】
例えば、日本国特開平7−124821号公報には、ジャンプ動作の1工程中におけるモータトルクのピーク値の検出値と所定の基準値とを比較し、この比較結果により予め記憶しておいた補正データを用いて次のジャンプ動作の加減速度を決定する放電加工装置の主軸負荷軽減装置の開示がある。
このよう従来技術は、ステファンの式(1)の関係から、電極と被加工物の相対移動速度Vを小さくして加工反力Fを抑制する考え方に基づくものであり、Vを小さくすることは加工に寄与しない無駄時間であるジャンプ時間の比率が増大し、したがって全体の加工時間が増大して加工生産性が低下するという問題点があった。
また、ジャンプ動作時の加工反力によって放電加工装置の振動が励起され、この振動により加工精度が低下すると共に加工時間が増大して加工生産性が低下するという問題点があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、加工反力を略規定値以下にできると共にジャンプ動作時間を減少させることができ、したがって、主軸駆動部品等の損傷及び加工精度の低下を防止することができると共に加工生産性を向上することができる放電加工装置を得ることを目的とする。
また、ジャンプ動作に伴って発生する振動を抑制でき、したがって、さらに加工精度の低下を防止することができると共に加工生産性を向上することができる放電加工装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この発明に係る放電加工装置は、加工電力供給手段により加工液中に設けられた電極と被加工物との極間に加工電力を供給し、位置決め手段により前記電極及び被加工物を相対移動させて前記被加工物の加工を行うと共に、前記位置決め手段により前記電極を前記被加工物に対して前記極間距離を一時的に増大させるように相対移動させるジャンプ動作を行う放電加工装置において、加工反力を検出する加工反力検出手段と、加工反力の規定値を設定してなる加工反力規定値設定手段と、前記加工反力検出手段により検出した加工反力の検出値と前記加工反力規定値設定手段に設定した加工反力の規定値とをリアルタイムに比較する加工反力比較手段と、前記加工反力比較手段による比較により前記加工反力の検出値が前記加工反力の規定値よりも大きい場合に、電極と被加工物の相対移動速度を増加させることなく制御することで前記加工反力を低減させるように制御し、その後、極間距離の増大に伴い前記加工反力の検出値が前記加工反力の規定値以下になった場合に、前記相対移動速度の制御を初期動作に戻すことで、前記ジャンプ動作の軌跡変更をリアルタイムに行う動作軌跡変更手段と、を備えたものである。
【発明の効果】
【0012】
この発明に係る放電加工装置は以上のように構成されているため、加工反力等と規定値とをリアルタイムに比較して行う木目細かな制御により、加工反力等を略規定値以下にできると共にジャンプ動作時間を減少させることができ、したがって、主軸駆動部品等の損傷及び加工精度の低下を防止することができると共に加工生産性を向上することができるという効果を奏する。
また、加工反力等の増加に伴ってジャンプ動作中の軌跡を急激に変更する場合においても、機械共振の励起による加工精度の低下及び残留振動による加工時間の増大を抑制することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1は、この発明の実施の形態に係る放電加工装置の構成図であり、図において、1は電極、2は被加工物、3は加工液、4は加工槽、5は電極保持冶具、6は被加工物2を固定するための定盤、7及び8は電極1と被加工物2とのXY平面内の相対移動を行うためのX軸及びY軸、9は電極1と被加工物2とのZ方向の相対移動を行うための主軸であるZ軸、10、11及び12はX軸、Y軸及びZ軸を駆動する図示しないサーボモータを駆動制御するX軸サーボアンプ、Y軸サーボアンプ及びZ軸サーボアンプ、13は加工電力供給手段、15はNC装置である。
加工槽4内部に加工液3を満たし、電極1と被加工物2との極間に加工電力供給手段13により放電エネルギである加工電力を供給し、位置決め手段であるX軸、Y軸及びZ軸等により電極1と被加工物2とを相対移動させて、前記極間に発生する放電により被加工物2の加工を行う。
前記位置決め手段による電極1と被加工物2との相対位置決め制御及び電気加工条件の制御等はNC装置15により統括され、NC装置15により加工サーボ動作及び加工屑を排出するための所定のジャンプ動作の制御が行われる。
【0014】
図2は、この発明の実施の形態に係る放電加工装置のジャンプ動作を説明するためのブロック図であり、図1と同一符号は同一又は相当部分を示している。
図2において、9aはZ軸駆動用サーボモータ、9bは位置検出器、9cは速度検出器、9dはボールネジ、16は電気条件及びジャンプ動作条件等の加工条件設定部、17は加工条件設定部16に設定された加工条件に対応した動作軌跡を作るための動作軌跡初期パラメータ記憶部、18は加工条件設定部16に設定された加工条件及びこの加工条件に対応する動作軌跡初期パラメータ記憶部17のパラメータを用いて動作軌跡を演算する初期動作軌跡演算部、19はバックラッシュ補正等の補正量を足し込んでサーボ指令周期ごとの指令値のデータをサーボアンプ12へ送信する動作制御パラメータ演算部、20はZ軸駆動用サーボモータ9aの電流検知部、21はモータ定数記憶部、22は加工反力及び変形量演算部、23は加工反力規定値設定手段、24は加工反力比較手段、25は動作軌跡変更手段、26は動作軌跡変更パラメータ記憶部である。
【0015】
主軸であるZ軸9の位置データは、位置検出器9bにより検出されZ軸サーボアンプ12に入力される。また、Z軸駆動用サーボモータ9aの回転速度は、速度検出器9cにより検出されZ軸サーボアンプ12に入力される。
Z軸駆動用サーボモータ9a及びボールネジ9d等からなるZ軸9の駆動装置では、駆動力とモータ電流は比例するので、Z軸駆動用サーボモータ9aのモータ定数を用いて加工反力を求めることができる。すなわち、Z軸駆動用サーボモータ9aに関する定数一式を記憶したモータ定数記憶部21のデータと電流検知部20で検知したモータ電流値を基に、加工反力及び変形量演算部22が駆動負荷を計算し、この駆動負荷からZ軸動作に伴う可動部の慣性力を差し引いて加工反力を求めることができる。さらに、加工反力及び変形量演算部22は力と変形とを換算するテーブルを備えているため、加工反力から放電加工装置本体の変形量を求めることができる。
【0016】
図2に示したブロック図の構成においては、電流検知部20、モータ定数記憶部21及び加工反力及び変形量演算部22が加工反力検出手段及び変形量検出手段に相当する。
加工反力規定値設定手段23に設定する加工反力の規定値は、例えば主軸駆動部品の許容負荷及び電極と電極保持冶具の取付強度による許容負荷等を総合的に勘案して最も許容負荷が小さい値を設定すればよい。また、加工反力の規定値の設定は手動により入力してもよいし、電極形状データ等を基にした計算値を設定してもよい。このような規定値は、加工面積及び加工条件等により変化するため、加工進行中においても前記規定値の設定を変更することができる構成とする。
加工反力比較手段24は、加工反力規定値設定手段23に設定された規定値と、加工反力及び変形量演算部22により求めた加工反力とをリアルタイムに比較する。
動作軌跡変更手段25は、加工反力比較手段24の判定結果により加工反力が規定以上であった場合に、動作軌跡の変更を行うための演算を行う。
動作軌跡変更パラメータ記憶部26は、動作軌跡変更手段25が動作する場合の動作軌跡変更制御パラメータを記憶する。
動作軌跡変更手段25の演算により確定した動作軌跡についての制御パラメータは動作軌跡変更パラメータ記憶部26へ保存され、次のジャンプ動作で動作軌跡を変更する必要が無い場合に、動作制御パラメータ演算部19が動作軌跡変更パラメータ記憶部26から制御パラメータを引き出し補正量を足し込んでサーボ指令周期ごとの指令値のデータをサーボアンプ12へ送信する。
【0017】
図3は、加工反力比較手段24の比較結果により行うジャンプ動作制御の説明図であり、図3の(a)乃至(c)はそれぞれ極間距離G、加工反力F及び電極と被加工物の相対移動速度Vの時間変化の例を示している。また、図3において、LG1は初期動作軌跡、LG2は軌跡変更後の動作軌跡(以下変更動作軌跡)、LF1は初期動作軌跡の動作で検出される加工反力、LF2は変更動作軌跡の動作で検出される加工反力、LV1は初期動作軌跡における電極と被加工物の相対移動速度、LV2は変更動作軌跡における電極と被加工物の相対移動速度を示している。
【0018】
図3において、初期動作軌跡LG1で動作して、加工反力比較手段24の比較結果により加工反力Fの絶対値が規定値fを超過した場合(時刻t1)には、動作軌跡変更手段25により相対移動速度Vを例えば略一定にして動作させる。このように動作させる理由は、時刻t1の時点は極間距離Gを増大させる方向への動作中であり、この状態においては極間距離G及び相対移動速度Vが増大しているが、ステファンの式(1)より、加工反力Fは相対移動速度Vに比例し、極間距離Gの3乗に反比例するため、相対移動速度Vを略一定にしておけば、極間距離Gの増大に伴い、加工反力Fが減少するためである。
この後極間距離Gが増大して加工反力比較手段24の比較結果により加工反力Fの絶対値が規定値f以下になった場合(時刻t2)に、動作軌跡変更手段25により、動作軌跡を初期動作軌跡LV1と同様の形状の動作軌跡とする。
【0019】
極間距離Gを減少させる方向への動作中(時刻t3)に加工反力比較手段24の比較結果により加工反力Fの絶対値が規定値fを超過した場合には、動作軌跡変更手段25により相対移動速度Vの絶対値を設定速度Vs以下に下げて動作させる。この設定速度Vsはステファンの式(1)を変形した式、Vmax=(f・2・π・G3)/(3・ν・S2)により、加工反力Fの規定値fを基に可能最大到達速度Vmaxが求められるため、この可能最大到達速度Vmaxに所定の係数を掛けて求めればよい。すなわち、相対移動速度Vを設定速度Vs(Vs=k・Vmax(0<k<1))以下として動作させる。
このように動作させる理由は、時刻t3の時点は極間距離Gを減少させる方向への動作中であり、この状態においてはステファンの式(1)より、加工反力Fは極間距離Gの3乗に反比例するため、極間距離Gの減少に伴い増大する傾向にある加工反力Fを減少させるためには、前記のように、相対移動速度Vを設定速度Vs以下とする必要があるためである。
【0020】
この後極間距離Gがさらに減少して加工反力Fの絶対値が再度規定値f以上になった場合(時刻t4)には、前記時刻t3における制御と同様の演算を動作軌跡変更手段25が行い相対移動速度Vを設定速度Vs以下としてさらに相対移動速度Vの絶対値を下げて動作させる。
以上のような動作軌跡の制御により、変更動作軌跡LG2で検出される加工反力LF2を略加工反力の規定値f以下とすることができる。
【0021】
以上のような加工反力と規定値とをリアルタイムに比較して行う木目細かな制御により、ジャンプ動作全体として加減速度を単純に変更するものではないため、加工反力を略規定値以下にできると共にジャンプ動作時間を減少させることができ、したがって、加工生産性を向上することができる。さらに、実際の放電加工で多用させる複雑な電極形状を用いる場合にも適用することもできる。
以上のようなジャンプ動作を行う場合において、電極と被加工物の相対移動速度の指令値V(t)を次式のようにフーリエ級数として合成することにより、さらに加工時間の増大を抑制することができる。
【0022】
V(t)=Σ(Ak・sin(ωk・t+θ)+Bk・cos(ωk・t+θ)) (2)
【0023】
ここで、k=1、2、・・・、tは時間、θは初期位相であり、式(2)において、n番の周波数成分が放電加工装置の機械系の共振周波数と一致又は近似する場合には、電極と被加工物の相対移動速度の指令値V(t)のフーリエ級数成分のn番目の成分を取り除いて合成、又はn番目以上の高次成分を取り除いて合成する。あるいは、前記フーリエ級数成分のn番目の成分の振幅を微小にして合成、又はn番目以上の高次成分の振幅を微小にして合成する。
【0024】
放電加工装置の機械系の共振周波数は振動モード解析等の実験により予め把握することができ、前記のように放電加工装置の機械系の共振周波数と一致又は近似する周波数成分を取り除くか、又は微小としたフーリエ級数等により合成した速度指令を用いることにより、加工反力の増加に伴ってジャンプ動作中の軌跡を急激に変更する場合においても、機械共振の励起による加工精度の低下及び残留振動による加工時間の増大を抑制することができる。
【0025】
以上の説明においては、加工反力規定値設定手段23に加工反力の規定値を設定して、この加工反力の規定値と加工反力の検出値とを比較したが、加工反力及び変形量演算部22は力と変形を換算できるので、加工反力規定値設定手段23の加工反力の規定値の代わりに変形量の規定値を設定して、この変形量の規定値と加工反力及び変形量演算部22で検出した変形量とを比較し、この比較結果に基づいて制御を行ってもよい。あるいは、加工反力Fと電極面積Sにより加工応力F/Sを求めて、加工反力規定値設定手段23の加工反力の規定値の代わりに加工応力の規定値を設定して、この加工応力の規定値と前記加工応力F/Sとを比較して、この比較結果に基づいて制御を行ってもよい。
【0026】
また、以上の説明においては、加工反力及び変形量の検出をZ軸駆動用サーボモータの電流検知及びモータ定数により演算により求めたが、センサにより直接検出してもよい。例えば、力センサ及び圧力センサ等を用いて加工反力を、レーザ変位計及び静電容量型変位センサ等を用いて変形量を検出できる。
さらに、以上の説明においては、図2のようにボールネジ9dを介して駆動力を伝達する放電加工装置の例について説明したが、ボールネジ9dを使用しないリニアモータ駆動の放電加工装置であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0027】
以上のように、この発明に係る放電加工装置は、加工液中にて電極と被加工物との極間に放電を発生させ、この放電エネルギにより被加工物を加工する放電加工作業に用いられるのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る放電加工装置の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態に係る放電加工装置のジャンプ動作を説明するためのブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態に係る放電加工装置における加工反力比較手段の比較結果により行うジャンプ動作制御の説明図である。
【図4】 従来の放電加工装置の構成図である。
【図5】 電極と被加工物の極間距離が変化した場合に発生する加工反力の測定例を示す図である。
【図6】 加工反力と極間距離との関係を示す図である。

Claims (7)

  1. 加工電力供給手段により加工液中に設けられた電極と被加工物との極間に加工電力を供給し、位置決め手段により前記電極及び被加工物を相対移動させて前記被加工物の加工を行うと共に、前記位置決め手段により前記電極を前記被加工物に対して前記極間距離を一時的に増大させるように相対移動させるジャンプ動作を行う放電加工装置において、
    加工反力を検出する加工反力検出手段と、
    加工反力の規定値を設定してなる加工反力規定値設定手段と、
    前記加工反力検出手段により検出した加工反力の検出値と前記加工反力規定値設定手段に設定した加工反力の規定値とをリアルタイムに比較する加工反力比較手段と、
    前記加工反力比較手段による比較により前記加工反力の検出値が前記加工反力の規定値よりも大きい場合に、電極と被加工物の相対移動速度を増加させることなく制御することで前記加工反力を低減させるように変更動作軌跡制御し、その後、極間距離の増大に伴い前記加工反力の検出値が前記加工反力の規定値以下になった場合に、前記変更動作軌跡制御を終了することで、前記ジャンプ動作の軌跡変更をリアルタイムに行う動作軌跡変更手段と、
    を備えたことを特徴とする放電加工装置。
  2. 加工電力供給手段により加工液中に設けられた電極と被加工物との極間に加工電力を供給し、位置決め手段により前記電極及び被加工物を相対移動させて前記被加工物の加工を行うと共に、前記位置決め手段により前記電極を前記被加工物に対して前記極間距離を一時的に増大させるように相対移動させるジャンプ動作を行う放電加工装置において、
    加工反力を検出する加工反力検出手段と、
    加工反力の規定値を設定してなる加工反力規定値設定手段と、
    前記加工反力検出手段により検出した加工反力の検出値と前記加工反力規定値設定手段に設定した加工反力の規定値とを比較する加工反力比較手段と、
    前記極間が増大する方向への動作中に前記加工反力比較手段による比較により前記加工反力の検出値が前記加工反力の規定値よりも大きい場合には、前記電極と被加工物の相対移動速度Vを略一定にして動作させ、前記極間が減少する方向への動作中に前記加工反力比較手段による比較により前記加工反力の検出値が前記加工反力の規定値よりも大きい場合には、前記相対移動速度Vの絶対値を設定速度Vs=k・Vmax(0<k<1、Vmaxは可能最大到達速度であり、Vmax=(f・2・π・G3)/(3・ν・S2)、fは前記加工反力の規定値、Gは前記極間距離、νは前記加工液の粘性係数、Sは前記電極面積)以下に下げて動作させるように前記ジャンプ動作の軌跡変更を行う動作軌跡変更手段と、
    を備えたことを特徴とする放電加工装置。
  3. 加工電力供給手段により加工液中に設けられた電極と被加工物との極間に加工電力を供給し、位置決め手段により前記電極及び被加工物を相対移動させて前記被加工物の加工を行うと共に、前記位置決め手段により前記電極を前記被加工物に対して前記極間距離を一時的に増大させるように相対移動させるジャンプ動作を行う放電加工装置において、
    放電加工装置本体の変形量を検出する変形量検出手段と、
    放電加工装置本体の変形量の規定値を設定してなる変形量規定値設定手段と、
    前記変形量検出手段により検出した変形量の検出値と前記変形量規定値設定手段に設定した変形量の規定値とをリアルタイムに比較する変形量比較手段と、
    前記変形量比較手段による比較により前記変形量の検出値が前記変形量の規定値よりも大きい場合に、電極と被加工物の相対移動速度を増加させることなく制御することで前記変形量を低減させるように変更動作軌跡制御し、その後、極間距離の増大に伴い前記変位量の検出値が前記変位量の規定値以下になった場合に、前記変更動作軌跡制御を終了することで、前記ジャンプ動作の軌跡変更をリアルタイムに行う動作軌跡変更手段とを備えたことを特徴とする放電加工装置。
  4. 加工電力供給手段により加工液中に設けられた電極と被加工物との極間に加工電力を供給し、位置決め手段により前記電極及び被加工物を相対移動させて前記被加工物の加工を行うと共に、前記位置決め手段により前記電極を前記被加工物に対して前記極間距離を一時的に増大させるように相対移動させるジャンプ動作を行う放電加工装置において、
    加工応力を検出する加工応力検出手段と、
    加工応力の規定値を設定してなる加工応力規定値設定手段と、
    前記加工応力検出手段により検出した加工応力の検出値と前記加工応力規定値設定手段に設定した加工応力の規定値とをリアルタイムに比較する加工応力比較手段と、
    前記加工応力比較手段による比較により前記加工応力の検出値が前記加工応力の規定値よりも大きい場合に、電極と被加工物の相対移動速度を増加させることなく制御することで前記加工応力を低減させるように変更動作軌跡制御し、その後、極間距離の増大に伴い前記加工応力の検出値が前記加工応力の規定値以下になった場合に、前記変更動作軌跡制御を終了することで、前記ジャンプ動作の軌跡変更をリアルタイムに行う動作軌跡変更手段とを備えたことを特徴とする放電加工装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記規定値を加工面積及び加工条件等に応じて変更することを特徴とする放電加工装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記ジャンプ動作における前記電極と被加工物の相対移動速度の指令値をフーリエ級数として合成し、このフーリエ級数を、n番目の周波数成分が機械系の共振周波数と一致又は近似する場合には、前記フーリエ級数成分のn番目の成分を取り除いて合成、又はn番目以上の高次成分を取り除いて合成することを特徴とする放電加工装置。
  7. 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記ジャンプ動作における前記電極と被加工物の相対移動速度の指令値をフーリエ級数として合成し、このフーリエ級数を、n番目の周波数成分が機械系の共振周波数と一致又は近似する場合には、前記フーリエ級数成分のn番目の成分の振幅を微小にして合成、又はn番目以上の高次成分の振幅を微小にして合成することを特徴とする放電加工装置。
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