JP5026452B2 - テキストプロセッサ - Google Patents
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Description
本出願は、共に係属中の、1996年8月7日に出願された出願08/693,444号の一部継続出願である。
育レベルおよび先に行われる読書の練習;および知覚的制限を含む。読み手は、また、異なる読書目的を有し、これは、彼/彼女がどのようにして読み物に接近するかに影響を与えるであろう。上記の全ての因子が存在しても、テキストはコンピュータにより、最悪の場合は1次元的な「紐上のビーズ」として、よくてもせいぜい、本により提供される2次元的テキストと同様に提供される。実際、テキストが印刷されて提供されるかまたは電子ディスプレイ上で提供されるかはほとんど関係ない。なぜならテキストの表示は本質的に同一だからである。
る。上の行の内容は、下の行の水平方向の位置換えに影響を与える。同一の前置詞は、可能なときいつでもテキストを同一の方法で折る。その結果、同一の前置詞は、読み手にとってずっと前から馴染みのある類似のパターンを生じる。スピーチの一部は、読み手が認めたルールに従ってテキスト色に影響する。したがって、文の構成とスピーチの一部は、共に、テキストの語彙が認識される前でも、パターンおよびカラーの認識から即座に認識可能であり、視覚的な、文字によらないキューを読み手に提供する。
強化プロセスは、テキストの要素が非文字の性質を有するということを利用する。この性質は、テキスト表示製品を製造するのに用いられることができる。この製品は、より有意味で、かつ、テキストの文字の意味を理解する読み手の能力を、コンピュータ上の既存のフォーマットまたは紙面での理解よりも高い程度に増大させる。フレーズをスクリーン全体にカスケードすることにより、読み手がテキストを心中で言葉にせずにライブリーディングから聞くならばテキストがどのように経験されるかということに関する視覚的推理がされる。かかる改良テキストを読むことは、目も用いて聴くこととほぼ似ているが、それは、ほぼ同時に経験される総合的なビジュアルパケットとしてである。
に、セグメントとサブセグメントとの関係に従って繰り返し細分する。セグメントとサブセグメントとの関係は、色値を計算するために用いられる。レベルの生成または区分化アルゴリズムへの帰納もまた、色値を決定するために用いられる。計算された色値は、語もしくはフレーズの各々の色を表示するために用いられる。
テキスト物、ウエイト、密度、複雑性、および内容を引き出すためパラメータおよびウエイト付けの定義;ならびに特別イベントスクリプトがある。
表示画面のサイズは、2つのxおよびy次元、ならびに第3次元の時間においてテキストを見るためのウィンドウサイズを指定できる。この画面には画面全体または画面の小さな一部を含む。時間の次元には、点滅するような時間依存のアニメーションが発生する時間を含む。
背景およびテキストのカラーパレットによって、好適な背景およびテキストのカラーを指定できる。1つの好適な実施形態では、背景カラーの色調および輝度は、パラグラフ内の文位置、および節内のパラグラフ位置によって変化する。最も好適な1つの実施形態では、輝度は、パラグラフ内の最初の文に対して第1レベルに、そのパラグラフ内の最終文に対して第2レベルに設定され、その間の各文の輝度は、第1レベルから第2レベルへと向上してゆく。1つの好適な実施形態では、背景の色調は、節内の最初のパラグラフに対して第1値に、最後のパラグラフに対して第2値に設定され、その間の各パラグラフの色調は第1値から第2値へと向上してゆく。最も好適な1つの実施形態では、第1の色調は緑、第2の色調は紫である。
。連続属性には、教育レベル、たとえば、第12学年、音節数、およびワードの長さのように測定できるものが入る。1つの好適な実施形態では、スピーチの異なる要素は、異なるテキストカーラーを有している。最も好適な1つの実施形態では、テキストのカラーは、読み手に好適なコントラストを提供するために背景カラーによって変化する。
代名詞、「had」は動詞、「a」は冠詞、「farm」は名詞、動詞、または
形容詞である。スピーチの要素は、名詞、動詞、または形容詞となるワードの「farm」のようなスピーチの要素のみをおそらく必要とする。1つの文におけるスピーチの要素例を図2に示す。スピーチコラム150の複数の潜在的な要素は、スピーチコラム152を明確化した要素である。
1つの好適な実施形態では、読み手が指定した最小テキストセグメントの長さを含む。テキストセグメントは、ディスプレイ上の1ラインで表示されるテキストの一片である。ワードと称する最小のテキストセグメント長さは、読み手が1つの分離ライン上で認識したい最小の長さである。最大のライン長さは、読み手が1ライン上で認識したい最大長さである。長さは、文字数、ワード数、音節、教育レベル、またはこれらの結果の合計で測定できる。1つの実施形態では、最小のライン長さは35文字である。
フレーズウエイトは、フレーズでのデータ量を測定できるフレーズ(テキストセグメントまたは可能性のあるテキストセグメント)の派生属性である。1つの実施形態では、フレーズウエイトは、単にフレーズのワード数である。好適な実施形態では、フレーズウエイトには、フレーズの密度およびフレーズの複雑性を含む。フレーズの密度には、技術ワード数または一定の学年レベルを超えるワード数を含むことができる。フレーズの複雑性には、1フレーズでのワード間のスペル類似性の数、あいまいなワード数、および読み手がウエイトを指定したワードの合計ウエイトを含むことができる。
好適な実施形態には、読み手が指定した最小および最大のテキストセグメントウエイトを含む。このテキストセグメントウエイトは、分離ライン上で読み手が認識したいテキストの量である。好適な実施形態では、テキストセグメントのウエイトはテキストセグメント内のフレーズウエイトの合計である。
水平位置そろえ規則は、上のラインを基準にしてのテキストラインの水平位置そろえを指定する。この位置そろえには、ラインまたはフレーズを配置するためのそろえタイプ、つまり、右、左、または中央そろえを含むことができる。さらに、この位置そろえには、上のラインのテキスト部分を含むことができ、そのラインから位置そろえを測定する、つ
まりテキストのライン全体または1つのフレーズで使用するテキスト部分のポイント、たとえば、左寄せ、右寄せ、または中央そろえを測定する。1つの実施形態での水平位置そろえは、上のラインを基準にせずに単にライン内で測定する。
下降角度は、各新しいラインの水平変位量であり、水平位置そろえ規則だけで水平位置を修正する。定義によって、各テキストセグメントは新しいラインに表示される。好適な実施形態では、下降角度は文字単位で指定している。下降角度および水平位置そろえは、好適な実施形態では、少なくとも部分的に、画面を下降し、そして画面全体に渡る「テキストカスケード」を決定する。カスケードしているテキスト例を図3および4に示す。下降角度はゼロであることも可能である。これは、テキストセグメントの水平位置が水平位置そろえ規則のみで決まることを意味している。下降角度は、左であることも可能である。その場合、下にあるラインは、上にあるラインを基準にして左に移動し、または下降角度が右の場合、テキストは右に移動する。図3は、右下降角度のみを示している。
さらに、水平テキストの位置付けは、多くの同等の方法で前記の例に対して達成できることが分かる。特に、テキスト位置の計算は、最初に位置そろえを行なった後に移動するか、最初に移動した後に位置そろえしても同じ結果を得ることができる。
1つの実施形態では、ギャップは、位置を決めた保時点に関連付けされるが、他の規則のために、同じラインに留まって保持されない。ゼロ以上のスペースギャップは、保時点が新しいラインを生成させるのに失敗した保時点の後に追加される。1つの好適な実施形態では、ギャップ長さは、読み手が決めたパラメータであって、そこでのゼロギャップ長さは、ギャップが生成されないという結果になる。ギャップを使用すると、フェーズがたとえ新しいラインを生成しなくてもフェーズの存在に関する視覚キューを可能にする。
前進速度は、表示継続時間を指定し、さらに1グループのテキスト表示と次のテキスト
表示間の時間間隔を指定する。1つの好適な実施形態では、1つの文が1つの画面に表示される。1つの好適な実施形態では、表示継続速度は、テキストの適切にウエイト付けされたワード数、教育レベル、発音時間、フェーズ数、音節数、またはフェーズウエイトの関数である。時間間隔には、文とパラグラフとの間の間隔を含めることができる。1つの好適な実施形態では、文とパラグラフとの間の時間間隔は異なる。この方法では、現在のシステムでの一定の到着速度は、テキストの配置およびテキストの内容に依存する速度に交換できる。
ステーションは、テキストを表示する画面位置である。ステーションは、テキストを表示するウィンドウまたはテキスト表示の始点で識別できる。好適な実施形態には、アクティブなテキストステーションを含み、そこでは読み取られるテキストが表示される。他の好適な実施形態には、読み取る予定のテキストを表示するプレリーディングステーション、およびすでに読み取ったテキストを表示するポストリーディングステーションを含む。1つの実施形態では、画面上のすべてのステーションに表示される合計テキストは、想定読み取りまたは発音時間によって制御される。1つの実施形態では、何時でも約1分の資料についてのみ画面に表示可能である。
アニメーションは、テキストの時間に依存する表示である。アニメーションの例には、点滅、解消、および交換、つまり指定速度で連続するテキスト部分の光輝を含む。1つの好適な実施形態では、スクロールの修正効果は、画面最上部にあるプレリーディングステーションのフラットな横列のテキストを読み取るためにスタッキングし、画面の最下部にあるポストリーディングステーションの以前に読み取った横列をスタッキングし、および画面中央に渡るアクティブなステーションのアクティブな文をカスケードすることによって達成できる。1つの実施形態では、プレリーディングおよびポストリーディングのテキストおよび背景のカラー、あるいはそれらのいずれかは、現在読み取り中のテキストのカラーとは異なる。
タグ付けには、文にタグを付けるどうかの指定またはワードに関連する図面を含む。1つの好適な実施形態では、ワードセットは、定義付けするワードを指定する。定義付けしたワードを読み手が選択すると、そのワードの定義、図面または他の電子説明図を表示できる。1つの好適な実施形態では、タグ付きワードを選択すると、そのワードは、定義または図面を含むポップアップウィンドウを表示する。選択の好適な方法には、マウスおよび右シフトボタンの使用を含む。
読み取りイベントには、文の表示および消去、ならびに次の文の表示前に付加する時間を含む。読み取りイベントには、一連の読み取りモーメント(極めて短い時間)を含む。読み取りモーメントは、テキストを理解しようとしている読み手の目に対するテキストのフリーズフレームの表示である。多くの読み手に対して、読み取りモーメントは、目がフレーズに集中し、フレーズだけがライン上にあり、1つのフレーズを理解している読み手を検出する。
表示間隔は、文の画面表示の継続時間である。この表示間隔は、読み手によって制御したり、または自動的に決定できる。1つの実施形態での読み手による制御は、マウスのクリックを介して行なえる。他の実施形態では、読み手による制御は、眼球移動または脳波変動の検知を介して可能である。脳波の検知は、読み取り操作に対応する脳波が文の読み
取りの終了に関連する脳波に変化して新しい文のリクエストを生成することで作動する。
特別イベントは、読み取りイベント中に発生する時間依存イベントである。特別イベントには、信号残存時間を与える画像または音響キューを含む。たとえば、内容依存の表示時間の75%が経過したとき、画像キューが画面に現れる。特別イベントは、特別イベントスクリプトによって整理される。複雑な特別イベントには一連の特別イベントを含む。
ビジュアル発音には、個々の句、単語、及び音節、必ずしもこれらの全てではない、の色または明るさの変化を、適当な時に、ずらす工程を含む。1つの実施形態では、強調表示を使用することにより発音するのにより長くかかるより長く、より困難な単語を強調する。ビジュアル発音は複雑な特別な事象の例である。
1つの実施形態では、テキストは予め読む位置に、内容依存表示間隔の割合に対し、表示され、その後、センテンスカスケードにおいて、1つのテキスト部分または1つのラインが一度に表示される。カスケードのプルダウンは、複雑な特別な事象の例である。
線形テキストは、最初から最後まで表示され、読まれるテキストである。最初から最後まで読まれるように設計された本は、線形テキストの普通の例である。非線形テキストは、線形以外の順でテキストを表示し、読むことを含む。非線形テキストの1つの例はハイパーテキストである。ハイパーテキストでは、所定の単語がリンクを示すように表示される、例えば、テキストが山括弧表示され、あるいは青色に着色される。非線形テキスト表示は、読み手指示及び自動的のどちらも可能である。この1つの例は、一次ハイパーテキストリンクに続き、サイクルを無視する、深さ1次順におけるハイパーテキストの自動表示である。他の例は、幅一次表示であり、第1レベルのテキストを表示し、その後、主レベルからのハイパーテキストリンク、第1レベルからのハイパーテキストリンクが続き、最も低い深さに達するまで、あるいは読み手が介入するまで続けられる。さらに別の例は、興味のある所定のキーワードを有する部分のみを含むように、深さまたは幅一次表示のいずれかを取り除くものである。
1つの実施形態では、テキスト表示は、普通の不定様式テキストを表示することにより開始してもよい。読み手が、表示されたテキストを強調されたテキストとして見たいと望むと、読み手は、「マジックリーディングガラスアイコン」などのアイコンをセンテンスのどこかの部分上に置くことにより、強調するためのテキストの部分を明示する。そのセンテンス及び続くセンテンスは、強調されたテキストとして表示される。この強調テキス
ト表示は、読み手がマジックリーディングガラスをイナクティブにするまで続く。このマジックリーディングガラスは、強調テキストプロセッサへのエントリーの代わりのポイントして機能することができる。
図1のステップ110において、テキストは前処理される。ステップ110は図5において詳細に示される。テキストは構文解析され、パラグラフ、センテンス、単語及び句読が識別される。パラグラフは、ブランク行、パラグラフマーカー、字下がり文字、タブ文字、あるいはテキスト中の他の適した特徴により識別してもよい。センテンスは、ピリオド、スペース、最初の単語の大文字使用、省略及びそれらの不足を含む文法規則を用いて認識してもよい。好ましい実施形態では、機能させたテキスト、ピリオド、クエスチョンマーク、感嘆符はそれだけで、あるいはその後にピリオドが続いて、あるいは2つのスペースまたはパラグラフの終わりが続いて読取られると、センテンスの終わりの合図となる。
されてもよい。他の実施形態では、ユーザが入力した単語セットにより技術単語が特定される。
ることから曖昧さの属性が導出される。一実施形態においては、曖昧さは、発話の各要素に対応したストライプまたは交互のテキストカラーを視覚的に表示することによって推測される。例えば、動詞はオレンジ色、形容詞は黄色の場合、動詞または形容詞の可能性のあるものは、黄色とオレンジ色のストライプまたはテキスト文字を交互に付することができる。
示列を提供する。
of Ngong Hills」から分割される。スーパ句2は、前置詞「of」の前にある第2の折りたたみ点によって、2つのミニ句に分割される。図9に示す実施形態において、2つのミニ句は、ミニ句「in Africa」が読み手によって指定された3単語の最少の長さより短いため、同じテキストセグメントとして呈示される。新しい系列の最初のミニ句「at the foot」は、その上のテキストセグメントの下方に中央揃えされており、更に、右降下角だけ右側にシフトされる。最後の「of the Ngong
Hills」のミニ句は、その前の系列が第1の折りたたみ点ではなくて、第2の折りたたみ点で終了している場合、横方向移動規則には左シフトが必要であるため、左にシフトされている。このように、図9の例において、横方向の全移動量は、その系列の降下角と行揃えの組み合せによって決定される。
びステップ110に従って、事前処理が行われる。ステップ114の編集作業において、直に見えるか見えないかに拘わらず、読み手の注釈が受け取られ、リッチ文および拡張文に記憶される。このような注釈は、本に手書きの注釈を付すのと同じ機能を果たす。この編集可能な特徴には、発話要素、定義、色、テキスト、折りたたみ点および横方向の移動が含まれる。
時間に一致させるために、連続的に調整される。
(方法例概要)
本発明は、上記ヘッディング「方法」の下で従来述べられた方法を改善したものであると出願者が信ずるテキスト折りたたみおよび置き換え方法に関するものである。
ルは必要に応じて繰り返される。セグメントに、その最初と最後にある句読記号以外の句読記号が見当たらない場合、セグメントは、句読記号折りたたみの処理を行うアルゴリズム部から移る準備ができ、「単語のみによる折りたたみ」(単語に基づく折りたたみ)を開始する。以下のアルゴリズム中のステップ1から15において、句読記号折りたたみの処理を行う。
「n」の項は、蝶番レベル番号を表す。以下の例においては、蝶番単語のレベルは、1から99までの範囲である。
再帰アルゴリズムは、X=1とすることによって始まる。このように、初めは、第1のレーンが用いられ、アルゴリズムの世代は1である。
1.文/セグメントの最初または最後に存在する句読記号(pm)以外に、他のpmが文/セグメント中に存在するか?Yesの場合、ステップ2へ進む。Noの場合、ステップ16へ進む。
5.各コロン/セミコロンの後の文/セグメントを折りたたみ、各コロン/セミコロンに続くテキスト(括弧で括られたテキストを含むこともある)を新しい行に配置し、新し
い行を各々レーンX、スロットAの位置にインデントする。次に、ステップ6へ進む。
7.各コンマの後の文/セグメントを折りたたみ、各コンマの後に続くテキスト(括弧で括られたテキストを含むこともある)を新しい行に配置する。レーンX、スロットDに第1のコンマの後に続くテキストの新しい行をインデントする。レーンX、スロットBに第2のコンマの後に続くテキストの新しい行をインデントする。奇数番目のコンマに続く他のあらゆる行のテキストをレーンX、スロットDにインデントする。偶数番目のコンマに続く他のあらゆる行のテキストをレーンX、スロットBにインデントする。その後、ステップ15へ進む。
1を加え、ステップ1へ戻る。レーンX+1を用いて、折りたたみおよびインデント指示を繰り返す。全てのセグメントが、各セグメントの最初、または最後、あるいは両方の位置に句読記号を付けるまで、ステップ1から15までを繰り返す。このようにして、最終的に全てのセグメントがステップ16へ送られ、単語のみの折りたたみが行なわれる。
16.単語のみの折りたたみは、このステップで始まる。ステップ1におけるXのあらゆる値に対して、答えがNoであり、セグメントをステップ16へ送る場合、単語のみの折りたたみを開始するレーンに対して2あるいはXの内、大きい方を用いる。例えば、サイクルを初めて通過する文(この場合X=1)が、その最初と最後の間に句読記号を持たず、またステップ1に対する答えがNoであった場合、Xではなく(この場合Xは1に等しい)2で(こちらの方が大きい)、単語のみの折りたたみを開始する。つまり、レーン2において開始する。しかしながら、単語のみの折りたたみの準備ができたセグメントを得るためにステップ1から15までの2サイクルが必要である場合、第3番目のサイクルが始まる時点(この時、Xは3に等しい)で、またステップ1に対する答えがNoである場合、ステップ16において、レーンX=3で単語のみの折りたたみが始まる。これによって、句読記号折りたたみに用いられた最後のレーンの右側に単語のみの折りたたみの一レーンが配置される。単語のみの折りたたみがなされる文/セグメントの第1世代をどのレーンにインデントするか決定した後、ステップ17へ進む。
ステップ23に戻り、図12の表からのインデント、レ−ンX+xまたはレ−ン2+xを用いて可能な折りたたみを実行する。いいえ:ステップ29に進む。
ここでは英語の動詞に関するテキストの折りたたみの追加プロセスについて説明する。該追加プロセスは、以下に説明するように、ステップ18の前述した「改良型折りたたみ」アルゴリズムに適合する。追加プロセスは、本発明を実行する必要はないが、以下に説明するように、動詞用の追加折りたたみ処理を提供する。
しい列の最初に置かれなくてはならないことは要求せず、1ないし複数の動詞を含む適切な句の境界を識別すると、動詞の後に新しい列が生成される(英語の場合)。
たたみ用に識別される動詞(不定詞形だけでなくすべての動詞の形態)に同様につなげておき;特定の動詞+前置詞(または動詞+副詞)の組み合わせを単一の語として処理し、その後の折りたたみで、該動詞が属する組み合わせから該前置詞または副詞が分離しないようにし(たとえば「they broke#up the flight」に対し「he walked up the hill」);助動詞の「not」形を同様に単一の語として処理し、他の動詞との相対位置で助
動詞が単一の語として認識できるようにすることも望ましい(たとえば「could#not go
」は「could go」と同じように処理されなければならない)。また、助動詞の代名詞と
の短縮形は動詞としてラベル付与されることも望ましい(たとえば「you'll」「we've」
「you're」。
「x」(小文字のx)は、特定の語で文または文の断片内への指標またはオフセットを示す。xは文字内ではなく、語内で増減する。
以上の機能・形態動詞カテゴリーのそれぞれに関して、(最小および最大基準により折りたたみのための別のやり方で識別された)動詞xで折りたたみを行なうかどうかを決定する基本的な作業がある。該作業は、問題となる動詞の直前(x−1)の語を見て、その機能・形態群に特に定義された語のセットかどうかを判断する。これに基づいて、次に潜在折りたたみがスキップされるか、(そしてそのヒンジレベルで折りたたみの候補であるセグメント内の次の動詞が考慮の対象となる)、あるいは、(x+1)の作業を保留のまま、潜在折りたたみを考慮の対象として保持する。
その後の作業において、x+1が動詞の場合、xの前の潜在折りたたみは延期される。x+1動詞の前の語(すなわちx)がリストにあるかどうかx+1動詞が検査される。xがx+1のリストになければ、(xがx+1の補助を行なう動詞であるため)xの前では
なく、x+1の前に折りたたみが実行される。xがx+1動詞のリストにあれば(すなわちxがx+1の補助の動詞であれば)、折りたたみはx+1では行なわれず、x+1の後の語(すなわちx+2)が検査される。x+1の後の語が動詞でなければ、xの前に生じる元々の延期された折りたたみがここで実行される。
some milk」などの法性動詞で始まる動詞句)がまず排除され;次に補助動詞を含む動詞時制(たとえば「We have been going there for several years」);次に一
義動詞;次に多義動詞が排除される。セグメントは他の動詞レベルで<Maxまで頻繁に持っていき、多義動詞のステップを頻繁に使用しないですむことが望ましい。レベル45/46の動詞が用いられて折りたたみの問い合わせを開始する時点までには、高レベル動詞はすべて排除されている。これにより、2つの異なる45/46動詞間に生じる動詞・動詞インターフェースを含む有用な想定が可能となる。
後の多義動詞を確定動詞にする。ワードリストでx99によって示される)と;決定詞前リスト(後の多義動詞を確定非動詞とする。ワードリストでy99によって示される);決定詞後リスト(前の多義動詞を確定非動詞とする。ワードリストでz99によって示される)と;現在分詞補助動詞リスト(現在分詞の動詞形の前での折りたたみを禁止。ワードリストでw99によって示される)とである。
動詞のレキシコンが構築される。これは手作業でも可能であるが、ここに示される規則により、電子辞書でこの作業を自動化できる。各動詞はその機能と形態にしたがってラベルを付与される。
)と次に(x+1)作業を、ストリング内の語のヒンジレベルとは無関係にストリングで継続できる。
などの自動詞形);d(walkedなどの過去分詞形);e(補助動詞を取らない他の形態、一つの形態しか取らない法性動詞、規則動詞の三人称単数形、たとえば「he walks」の
他「he goes」などを含む);f(「to cut」や「have cut」などのいくつかの不規則動詞といった不定詞形と過去分詞形の両方の形態);およびg(walkingなどの現在分詞
形)。
Do c40、Did e40、Does e40、Could e40、Might
e40、Have c41、Had d41、Having g41、Has e41、Be c42、Been d42、Being g42、Am e42、
Is e42、Were e42、
Walk c45、Walked d45、Walking g45、Walks e45、
Cut f45、Cuts e45、Done d45、Doing g45、Bring c43、Brought d45、Bringing g45、Go c45、Gone d45、Going g46、Goes e44、Went e44。
以下のステップ18および18Aは、動詞ループアルゴリズムを用いた実施形態の前述のアルゴリズムのステップ18と18Aの代わりとなる:
18.レベル[n](b10からb39およびb50からb99)でヒンジワードリスト内に見つけられるセグメントに語があるか? いいえ:18Aに進む。はい:ステップ19に進む。
Q1.40〜46とラベルされたセグメントに(語の前に文字c、d、e、fまたはgを持つ語)はあるか?
いいえ:通常のアルゴリズムのステップ18に戻る。
はい:ステップQ2に進む。
はい:ステップQ3に進む。
いいえ:ステップQ2に戻り、xから離れたセグメントの次のレベル40動詞があるかチェックする。
はい:Q4に進む。
いいえ:ステップQ6に進む。
はい:ステップQ5に進む。
いいえ:ステップQ6に進む。
はい:xの前のスペースで折りたたみをしてはならない。その代わり、ステップQ2に戻り、xから離れたセグメントの次のレベル40の動詞を検査する。
いいえ:ステップQ6Aに進む。
はい:ステップQ7に進む。
いいえ:xの前で折りたたみを実行する。語「and」または語「or」がxの前の語であるなら、xの前では折りたたみはしない。その代わり、語「and」または語「or」が最小列値より大きい場合(>MIN)、語「and」または語「or」の前で折りたたむ。xの前にある語「and」または語「or」が最小列値より小さい場合(<MIN)、折りたたみはせず、ステップ2に戻り、xから離れたセグメントに動詞がないかチェックする。
新しいセグメントをレーンX(元のセグメント/文からの他の以前の折りたたみ発生に対して)、スロットAに新しいセグメントを入れる。ステップQ19に進む。
はい:ステップQ6Bに進む。
いいえ:xの前のスペースで折りたたむ。語「and」または語「or」がxの前の語であるなら、xの前では折りたたみはしない。その代わり、語「and」または語「or」が最小列値より大きい場合(>MIN)、語「and」または語「or」の前で折りたたむ。xの前にある語「and」または語「or」が最小列値より小さい場合(<MIN)、折りたたみはせず、ステップ2に戻り、xから離れたセグメントに動詞がないかチェックする。新しいセグメントをレーンX(元のセグメント/文からの他の以前の折りたたみ発生に対して)、スロットCに新しいセグメントを入れる。ステップQ19に進む。
はい:「to」の前のスペースで折りたたむ。「to」の直前の語が「and」または「or」の場合、「to」の前ではなく、「and」または「or」の前で折りたたむ。語「and」または語「or」および語「to」がすべて最小列値より大きい場合(>MIN)、語「and」または語「or」または語「to」のいずれか先の語の前で折りたたむ。xの前の語「and」または語「or」または語「to」が最小列値より小さい場合(<MIN)、折りたたみはせず、ステップ2に戻り、xから離れたセグメントの動詞がないかチェックする。新しいセグメントをレーンX(元のセグメント/文からの他の以前の折りたたみ発生に対して)、スロットCに新しいセグメントを入れる。ステップQ19に進む。
いいえ:ステップQ7Aに進む。
はい:ステップQ17に進む。
いいえ:ステップQ9に進む。
はい:ステップQ8に進む。
いいえ:ステップQ17に進む。
はい:ステップQ18に進む。
いいえ:ステップQ11に進む。
はい:ステップQ10に進む。
いいえ:ステップQ17に進む。
はい:ステップQ18に進む。
はい:ステップQ12に進む。
いいえ:ステップQ17に進む。
はい:ステップQ18に進む。
いいえ:ステップQ15に進む。
はい:ステップQ14に進む。
いいえ:ステップQ17に進む。
はい:ステップQ18に進む。
いいえ:ステップQ17に進む。
はい:ステップQ16に進む。
いいえ:ステップQ17に進む。
はい:ステップQ18に進む。
Q19.最大列値を超えるセグメントがまだある(あるいは右側にスペースがある)か?
いいえ:終了。
はい:ステップQ2に戻る。
いいえ:ステップQ34に進む。
はい:ステップQ21に進む。
いいえ:ステップQ20に戻り、xから離れたセグメントでレベル41の動詞を検査する。
はい:Q22に進む。
いいえ:ステップQ22Aに進む。
はい:ステップQ33に進む。
いいえ:ステップQ24に進む。
はい:ステップQ23に進む。
いいえ:ステップQ33に進む。
はい:ステップQ32に進む。
いいえ:ステップQ26に進む。
はい:ステップQ25に進む。
いいえ:ステップQ33に進む。
はい:ステップQ32に進む。
いいえ:ステップQ28に進む。
はい:ステップQ27に進む。
いいえ:ステップQ33に進む。
はい:ステップQ32に進む。
いいえ:ステップQ30に進む。
はい:ステップQ29に進む。
いいえ:ステップQ33に進む。
はい:ステップQ32に進む。
いいえ:ステップQ32に進む。
はい:ステップQ31に進む。
いいえ:ステップQ33に進む。
はい:ステップQ32に進む。
Q32A.xはレベル45または46動詞か?
いいえ:xの前のスペースでは折りたたみは実行しない。その代わり、ステップQ20に戻り、xから離れたセグメントで別の動詞がないかチェックする(セグメントにレベル41動詞がない場合、ステップQ20は、ステップQ34にレベル42動詞がないか問い合わせを発する。同様に、レベル43/44動詞についてステップQ34からQ36に、45/46動詞についてステップQ36からQ38に問い合わせが送られる)。
はい:ステップQ40に進む。
いいえ:xの前のスペースで折りたたむことも可能であるが、先に(x+n)をチェックする。ステップQ6に戻る。
はい:ステップQ42に進む。
いいえ:ステップQ36に進む。
はい:ステップQ35に進む。
いいえ:ステップQ34に戻り、xから離れたセグメントで次のレベル42の動詞がないかチェックする。
はい:Q22に進む。
いいえ:ステップQ38に進む。
はい:ステップQ37に進む。
いいえ:ステップQ36に戻り、xから離れたセグメントで次のレベル43/44の動詞がないかチェックする。
はい:Q22に進む。
いいえ:通常のアルゴリズムのステップ18に戻り、ヒンジワードレベルb50を用いて問い合わせを再開する。
はい:ステップQ39に進む。
いいえ:ステップQ38に戻り、xから離れたセグメントで次のレベル45/46の動詞がないかチェックする。
はい:Q22に進む。
いいえ:[したがってxはレベル46動詞である]xの後のスペースで折りたたむ。その後、ステップQ19に進む。
はい:ステップQ41に進む。
はい:xの前のスペースで折りたたみを実行してはならない。その代わり、(x+1)の前のスペース(xの後のスペースでもある)で折りたたむ。新しいセグメントをレーンX(元のセグメント/文からの他の以前の折りたたみ発生に対して)、スロットDに新しいセグメントを入れる。ステップQ19に進む。
いいえ:ステップQ43に進む。
はい:xの後のスペースでもある、(x+1)の前のスペースで折りたたむ。新しいセグメントをレーンX(元のセグメント/文からの他の以前の折りたたみ発生に対して)、スロットDに新しいセグメントを入れる。ステップQ19に進む。
いいえ:ステップQ45に進む。
はい:ステップQ44に進む。
いいえ:ステップQ45に進む。
はい:「to」の前のスペースで折りたたむ。「to」の直前の語が「and」または「or」の場合、「to」の前ではなく、「and」または「or」の前で折りたたむ。語「and」または語「or」および語「to」がすべて最小列値より大きい場合(>MIN)、語「and」または語「or」または語「to」のいずれか先の語の前で折りたたむ。xの前の語「and」または語「or」または語「to」が最小列値より小さい場合(<MIN)、折りたたみはせず、ステップ38に戻り、xから離れたセグメントにレベル45/46動詞がないかチェックする。新しいセグメントをレーンX(元のセグメント/文からの他の以前の折りたたみ発生に対して)、スロットCに新しいセグメントを入れる。ステップQ19に進む。
いいえ:ステップQ46に進む。
はい:xの後のスペースで折りたたむ。新しいセグメントをレーンX(元のセグメント/文からの他の以前の折りたたみ発生に対して)、スロットDに新しいセグメントを入れる。ステップQ19に進む。
いいえ:Q46Aに進む。
はい:xの前のスペースでは折りたたみをせず、ステップQ38に戻り、xから離れたセグメントでレベル45/46動詞がないかチェックする。
いいえ:ステップ47に進む。
はい:xの前で折りたたみを実行する。語「and」または語「or」がxの前の語(x−1)であるなら、xの前では折りたたみはしない。その代わり、語「and」または語「or」が最小列値より大きい場合(>MIN)、語「and」または語「or」の前で折りたたむ。xの前にある語「and」または語「or」が最小列値より小さい場合(<MIN)、折りたたみはせず、ステップ38に戻り、xから離れたセグメントでレベル45/46動詞がないかチェックする。
いいえ:xの前のスペースでは折りたたみをせず、ステップQ38に戻り、xから離れたセグメントでレベル45/46動詞がないかチェックする。
はい:ステップQ48に進む。
いいえ:xの前のスペースでは折りたたみをせず、ステップQ38に戻り、xから離れたセグメントでレベル45/46動詞がないかチェックする。
はい:xの前のスペースで折りたたみを実行する。(語「and」または語「or」がxの前の語であるなら、xの前では折りたたみはしない。その代わり、語「and」または語「or」が最小列値より大きい場合(>MIN)、語「and」または語「or」の前で折りたたむ。xの前にある語「and」または語「or」が最小列値より小さい場合(<MIN)、折りたたみはせず、ステップ38に戻り、xから離れたセグメントでレベル45/46動詞がないかチェックする。)新しいセグメントをレーンX(元のセグメント/文からの他の以前の折りたたみ発生に対して)、スロットCに新しいセグメントを入れる。ステップQ19に進む。(動詞ループ終了)
[本発明のさらに別の局面]
(読み手−演者動作を用いるテキストエンハンスメント)
テキスト表示は、入力として読み手または読み手−演者(パフォーマー)の動作および出力として様々な種類の視聴覚効果を用いて高めることができる。一実施形態において、読み手または読み手−演者は、効果をねらってピッチ、トーン、音量およびポーズを変化させながら、テキストを音読する。項「読み手−演者」を用いて、高めたテキストの読み手に関して区別し、音読がスピーチに加えて多くの動作を包含し得ることに留意する。音読されたテキストは、テキストを表示するのに用いるため、記録される。一実施形態において、音読テキストを電子工学的に記録し、ピッチ、トーン、音量およびポーズなどの音読動作特性について分析する。好ましい実施形態において、音読テキスト特性を分析し、分析した特性を音読テキスト自体に加えて保存する。ピッチ、トーンおよび音量などの特性を保存し、テキスト文字、音節およびワードに応じてマッピングし、オリジナルテキストと一致して、何らかの様式で特質を抽出し、再生できるように、これらもまた保存する。読み手−演者動作特性は、フォント、強度、フォントラインの厚さ、フォント文字の高さ、文字の色、背景の色、文字間の間隔、ワード間の間隔、行間の間隔およびセンテンス間の間隔などの表示特性として表示することができる。
赤色末端側で再生するが、ピッチの低いワードほど、ROYGBIVスペクトルのより紫色末端側で再生する。別の実施形態において、テキストは読み手−演者のピッチにしたがってテキストの通常の水平ベースラインから転移する。一実施形態は、平均ピッチより高い場合には上方へ、平均ピッチより低い場合は下方へテキストを転移させる。
本発明の別の局面において、音読中に記録された読み手−演者動作は、手と指のジェスチャーを包含する。好ましくは、手の位置および配向を記録し、音読された各ワードに該当して保存する。配向とは、手、指または掌が示す方向を指す。二次元平面では、配向を二次元ベクターとして記録できる。三次元モデルでは、手を三次元ベクターとして記録できる。位置は、読み手・演者の肩または他の身体基準点に対する位置として記録することができる。
本発明の別の局面において、読み手−演者の顔面表現を音読中に記録し、音読ワードと一致して保存する。一実施形態は、目または瞼の形、目の開口性、眉毛の位置、頭部位置、顎の位置および口の形を記録する。読み手−演者の顔面表現動作は、ワードごとに記録し、ラインごとに再生する。一実施形態において、末端の位置を用いてライン全体について位置を代表する。別の実施形態では、平均位置を用いて、ライン全体について位置を代表示する。さらに別の実施形態において、顔面表現を用いて、テキスト自体の表示を変化させる。一実施形態において、口の開口度を用いて、「O」などの特定の閉鎖母音の開口度を変化させる。読み手−演者の口が開けば開くほど、Oが大きくなり、口がより大きく開く。別の実施形態で、「W」または「T」などの特定の文字の高度は、瞼の開口度に依存して変化する。上述の顔面表現の描写を先に本発明の一局面で述べたテキストスワイピングと結びつける。一実施形態において、人顔面の線描写は、ワード上にスワイプまたは強調して再生する。動画化顔面の顔の造作は、動的に変化する。別の実施形態では、一つの顔面は、そのラインをスワイプするように、動画化顔でテキストの各ラインの近くに描
写される。さらに別の実施形態において、顔面は増強すべき語句付近に表示し、静止顔面表現を顔面上に示す。
本発明の別の局面において、テキストを読み手−演者動作ファンクションとして慣例の水平な直線よりむしろ湾曲したベースラインにそって表示する。一実施形態において、湾曲したラインは、見えないか、転位したテキストよりずっと見えにくい。一実施形態の曲線は、読み手−演者のある動作にしたがって変化する。一実施形態では、曲線の水平転位は、より高いピッチで大きく、より低いピッチで小さい。ワードピッチは、音声辞典から得ることができ、例えば、ワードのピッチは、話し手の声から得るよりはむしろ辞書で調べることができる。別の実施形態において、水平転位は、読み手−演者の声の音量にしたがって変化する。一実施形態では、読み手−演者動作は、平らに流れる平滑な湾曲ラインを維持するため、十分に減衰される。
(導入)
話し言葉では、一つのワードから次のワードのトーン、ピッチおよび音量の変動性は、湾曲または曲線として考え得る信号を発生する。センテンスのほんの数ワードの発音から、このような曲線の始めを「聴覚黒板」に「描く」。傾聴者は、たとえ、話し手が完全に発声する前であっても、最初の曲線を用いて口の中で語句の構造または全体のセンテンスを形成し、予想する。
1.センテンスセグメントを前述の「センテンスホールディング」演算法を用いて同定する。
3.次に、曲線をセグメントの配列(例えば、上意下達式)を明確に示すパターンで読み取りフィールドに配置し、曲線の認識およびセンテンスの読み取りを最適化するため、包含された配列を変化させることなく、これらの配置内のセグメント位置を僅かに変更することができる。
このテキスト表示法は、その文字のレイアウトの特定曲線により、個々のセグメントの構造およびそのセンテンス全体のファンクション(ただの逐次位置ではない)を読み手に認識させる。これは、グラフ情報を提供し、音読中にセンテンスのセグメントの認識処理を促進する。これは、スピーチのピッチおよびトーンのワード対ワードの変動性が聴覚曲線を作成する方法と類似している。この聴覚曲線は、傾聴者に一つの語句がどれだけ長く続くかを予測させ、それがセンテンスまたはセグメントの末端になるかどうかの予測を助ける。
ンテンスを演算法(段階1は、上記の表題「工程」による)により作成したカスケード型で示す。カラム386は、センテンスの各ラインについて開始文字382と末端文字384を明示する。これによって、各セグメントに割り付けられる曲線となる曲線の種類が決定される。
本発明の別の局面は、テキスト序列およびこれらの序列内で読み取られるテキストの位置を表示するために改善した手段を提供することにある。高位から低位に列挙される慣例のテキスト序列には、音量数、セクション、チャプター、サブセクション、ページ、パラグラフおよびセンテンスが挙げられる。本発明は、各序列でのユニット数とその序列内で読み取られるテキスト位置の両方を読み手に知らせる方法を提供する。
では、開かれた高位のテキスト階層の上には次の表示される低位のテキスト階層があるので、外側の高位のテキスト階層は、内側の低位のテキスト階層の後ろにあるように見える
。別の実施形態では、外側の高位のテキスト階層は読み手の近くにあるように見え、内側の低位の階層は見る人の遠くに表示される。この実施形態では、現在開かれているテキスト階層は、現在読んでいるセンテンス以外は表示されないことが好ましい。水平にタイル張りしたテキスト単位を使用し、テキスト単位番号3が開いている1つの例では、これらのテキスト単位は広げられた一組のカードが開くように現れ、3の上端の上に2、2の上に1があり、3の下に4、4の下に5がある。画面の上部に向かう単位は、画面の下部に向かう単位より見る人の近くにあるように見える。これは、複数のパラグラフについて図22の実施形態で用いられた配置であるが、パラグラフ番号3は開いている。
なって表示される同様の順位の単位として作り出すことができる。1つの例では、「10階級」の単位は垂直にタイルが張られるが、一方、チャプターは水平にタイルが張られる。別の例では、「10階級」の単位およびチャプターは両方、水平にタイルが張られるが、「10階級」は、より暗い色または他の手段で異なる外見を有する。
本発明の別の形態では、次のページ上にテキストを表示する方法が提供される。図23を参照すると、右マージン252を有する左ページ250が、右マージン252で隠された左マージン255を有する右ページ254と同様に例示されている。ページ番号3は、左ページ250として表示され、ページ番号4は右ページ254として表示される。ページ番号3は、「X」により読んでいるものとして指示される。ページ番号3を読むのを完了した際に、これを、読み手の動作または時間間隔の完了により読書システムに知らせることができる。矢印251により指示されるように、ページ番号3を読むのを完了した際に、ページ番号4は、ページ番号3の「前面に」表示され、右ページ254の左マージン255は左ページ250の右マージン252を隠す。矢印253により指示されるように、ページ番号4を読むのを完了した際に、新たなページが表示され、ページ番号5は左ページ250として表示され、ページ番号6は右ページ254として表示される。このように、ページは、読み手が慣れている紙の書籍のありふれたパターンを模倣するように左と右を交替する。
図25を参照すると、本発明の別の形態が、第1のテキストライン282、第2のテキストライン284、第3のテキストライン286、および第4のテキストライン288を有するテキスト280の画面表示に例示される。遠近図技術を用いて、第1のライン282を、第2のライン284より読み手の近くに見えるようにすることができ、第2のライン284を第3のライン286より近くに、第3のライン286を第4のライン288より近くに読み手の近くに見えるようにすることができる。本発明の1つの実施形態では、テキストは一度に画面または表示ページ上に表示され、表示上の全てのライン、最も遠い
ラインでさえも読むことができる。1つの実施形態では、積極的に読んでいるラインは、まだ読んでいないテキストのラインより明るいか、または高いコントラストがあるように指示される。積極的に読んでいるラインを、読み手の予想した読書速度の速さで明るいライン幅のカーソルを進めることにより予想することができる。この実施形態の変形では、読んでいるライン上にないテキストは、わずかに不鮮明であり、読んでいるテキストより読みにくく見えるように、ライン幅の透明フィルターを積極的に読んでいるラインの上に進める。
本発明の別の形態では、テキスト表示間の移行パターンは、テキストのレベルまたは階層順位の関数として変えられる。1つの実施形態では、1つのパラグラフ内のセンテンス間の移行は、パラグラフ間の移行とは異なる。センテンス間の移行は、パラグラフ内のセンテンスの位置の関数として変えることができる。パラグラフ間の移行は、チャプターまたはそのパラグラフが属する他のテキスト階層内のパラグラフの位置の関数として変えることができる。
は、パラグラフの進行と共に右側、下側、またはその両方のいずれかに進む。
本発明の別の形態では、特定の単語が、センテンス内の他の単語から一時的に突出するように選択される。1つの例では、選択された単語は、センテンス内の残りの単語が表示される前に表示される。別の例では、選択した単語は、残りの単語がもはや表示されなくなった後に表示される。さらに別の例では、選択された単語は、残りの単語が表示される前、および残りの単語がもはや表示されなくなった後の両方で表示される。残りの単語の前または後に表示される単語は、読み手からのより多くの注意を受け取ると考えられる。残りの単語の前に表示される単語は、読み手の心に銘記されると考えられ、センテンスの残りを読む前に読み手により部分的に分析される。このことは読み手をその単語に気づかせると考えられ、その結果、読み手の注意を引き、読み手は引き返さなければならない。
発明の別の態様においては、ある文の部品と別の文との相互関係を表示するのにテキスト解析と関連して色が使用される。この方法の1つの実施形態は以下に示された工程を含むことが可能である。
b.テキストセグメントを基本親節と多くの親節(parent node)及び子節(child node)を有したツリーに編成する。
d.基本節に色を割り当てる。
e.基本節の下の各子節のために、色を子節と親節との関係によって変更される親節の色に基づいて、それぞれの子節に色を割当てる。
g.ツリーで割り当てられた色を使用して、著者に指定された実質的に同じ命令の行にある前記テキストを表示する。
会話とは単語のような個々に発音された単位は個別の意味を有し、より大きな意味は単語の群の間の関係によって構築される伝達システムである。単語の語順は単語同士の関係の意味を構築するのに用いられる重要な構造的情報である。単語の語順の中では、単語のより小さな配列はそれらの間に特別な関係を有する。このように、単語の大きな配列の中の2つ以上の小さな単語の配列の順序はまた、すべての単語の中の関係の意味を構築するのに用いられる構造的情報の形態である。
box」という文を注意深く聞くと、それぞれの「purple」という単語のイントネーショ
ン値は「purple」という語を「purple」という語がおのおのの場合において修飾しているより大きな単位から適切に区別して分けるということが認識される。第一の場合では、「The (purple) hat」は全体として文の主たる主格である。この場合、「purple」のイントネーション値は主たる主格を表すのに用いられる値のベースラインセットから構築される。
の方法で、音色において第2の「purple」を「clown」から区別するピッチを有する。
めの2つの「purple」よりやや鋭い音色を有する。
つの異なるイントネーション値のセットをどのように有するかに留意されたい。
「The purple hat of the purple clown was put into the hat box」
この文の2番目の「hat」は文の動作部分(was put into)のエンティティ(「box」目的語)を修飾する性質を表すイントネーション値のセットを有する。これに対し、1番目の「hat」は、この語を文全体の主たるエンティティとして位置づけるイントネーション
値のセットを有する。実際、この第2の例の2番目の「hat」は、第1の例文の3番目の
「purple」に相当する、ピッチ、トーン、及び音量値のセットを有する。
purple clown-動詞−was put into−目的語−the purple box」などという人はいない。
Claims (3)
- テキストを表示するテキスト表示装置としてのテキストプロセッサであって、前記テキストはテキスト特有の属性であるテキスト属性を有し、前記テキストプロセッサは、
湾曲したラインである湾曲ライン(410,412,414,416,418)を発生させる段階と;
前記湾曲ライン上に前記テキストを位置付ける段階と
を実行し、
前記湾曲ラインの形状は、前記テキスト属性の関数(350)であり、
前記テキストプロセッサは、演者としての読み手が前記テキストを読むときの音声のピッチ、音声のトーン、音声のボリューム、手のジェスチャ、および顔の表現といったプレゼンテーションを関数として記録し、
前記テキストプロセッサは、前記プレゼンテーションの関数にしたがって前記湾曲ライン(410,412,414,416,418)の形状を決定する、
テキストプロセッサ。 - 前記湾曲ライン(410,412,414,416,418)は、前記テキストよりも目立たないように表示される、
請求項1記載のテキストプロセッサ。 - 前記湾曲ラインは見えなくされる、
請求項1記載のテキストプロセッサ。
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