JP5026372B2 - サンルーフユニット把持装置およびサンルーフユニット把持方法 - Google Patents
サンルーフユニット把持装置およびサンルーフユニット把持方法 Download PDFInfo
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Description
すなわち、ボディの製造ラインには、サンルーフユニット取り付けロボットが配置されている(特許文献1参照)。このサンルーフユニット取り付けロボットは、ロボットアームと、このロボットアームの先端に設けられてサンルーフユニットを支持するハンドと、を備える。
まず、ハンドでサンルーフユニットを支持する。具体的には、サンルーフユニットに位置決めピンを挿通することで、サンルーフユニットをハンドに対して位置決めして、ハンドのナットランナに挟持されたボルトをサンルーフユニットのボルト穴に挿通する。
その後、ロボットアームを制御して、サンルーフユニットをボディのフロントウインド用開口からボディ内部に投入する。
次に、シリンダユニットを駆動して、サンルーフユニットをボディの取り付け位置に接近させるとともに、ナットランナを駆動して、ボルトをボディのナットに螺合させる。
よって、各サンルーフユニットに共通する部分をサンルーフユニット把持装置で把持したので、単一のサンルーフユニット把持装置で複数種類のサンルーフユニットを把持できるから、設備の汎用性が高くなる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るサンルーフユニット把持装置が適用されたワーク取付システム1の全体斜視図である。
ワーク取付システム1は、図示しない搬送コンベアにより搬送されるボディ2にサンルーフユニットとしてのサンルーフ部材3を取り付けるものである。
サンルーフ部材3は、ボディ2の内部側からボディ2の屋根43に取り付けられる。
サンルーフ部材3は、矩形枠状のフレーム30と、このフレーム30の互いに対向する部分を跨いで設けられたセンターフレーム33と、を備える。
センターフレーム33は、メインフレーム31のうち互いに略平行に延びる部分同士を連結している。
このサンルーフ部材3を構成するフレームのうち、メインフレーム31およびセンターフレーム33は、各種のサンルーフ部材に共通する基本構造となっている。
また、このボルト穴34Aの近傍には、位置決め穴35が形成されている。
この搬送ロボット4は、サンルーフユニット把持装置としての搬送ハンド10と、床面上にボディ2の長さ方向に沿って移動可能に設けられて搬送ハンド10の姿勢や3次元空間における位置を変化させるロボットアーム11と、を備える。
搬送ハンド10は、平面視で略十字形状であり、ロボットアーム11のフランジ面11Aの中心軸Cに沿って延びる平板状の基部12と、この基部12に設けられた把持機構60と、基部12の先端から中心軸Cに沿って突出する突出部13と、を備える。
突出部13は、基部12に支持された支持部131と、この支持部131の先端に設けられたセンターフレーム着座部132と、を備える。
センターフレーム着座部132には、センターフレーム33の下面が着座される。
メインフレーム着座部125には、略U字形状のメインフレーム31のうちセンターフレーム33に略平行な部分の下面が着座される。このメインフレーム着座部125は、底部126と、この底部126に立設された一対の壁部127と、を備える。
一対の壁部127は、互いに対向して配置され、中心軸Cの交差する方向に延びている。
押圧部62A、62Bの下面には、これらガイド部128A、128Bのスライドガイドに嵌合するスライドレールが設けられており、これにより、一対の押圧部62A、62Bは、ガイド部128A、128Bに沿って移動可能となっている。
押圧部62A、62Bの先端には、基部12に対して略垂直な押圧面621、および、基部12に対して略平行な押え面622が設けられている。
進退機構63は、基部12の枠部122上に中心軸Cに交差する方向に取り付けられており、先端が押圧部62Aに取付けられたピストンロッド631と、このピストンロッド631を進退させるシリンダ632と、を備える。
その後、把持機構60を駆動することにより、押圧部62A、62Bを外側に向かって移動させ、メインフレーム31のうち互いに略平行に延びる部分の側面を、押圧面621で内側から押圧して、把持する。これにより、サンルーフ部材3の基部12の面内かつ中心軸Cに交差する方向の移動が規制される。
また、押圧面621がメインフレーム31のうち互いに略平行に延びる部分の側面に当接すると同時に、押え面622がメインフレーム31のうち互いに略平行に延びる部分の上面を覆う。これにより、サンルーフ部材3の基部12に対して略垂直な方向の移動が規制される。
この取付ロボット5は、それぞれ、ハンド20と、床面上に設けられてハンド20の姿勢や3次元空間における位置を変化させるロボットアーム21と、を備える。
以下、ボディ2の左側に位置する取付ロボット5について説明するが、ボディ2の右側に位置する取付ロボット5についても、同様の構成であり、これら左右の取付ロボット5の外観は、ボディ2を挟んで対称となっている。
ハンド20は、略L字形状の支持フレーム22と、この支持フレーム22に設けられたナットランナ23と、支持フレーム22に設けられた撮影装置24と、を備える。
第1フレーム221と第2フレーム222との交差部分には、上方に向かって突出する位置決めピン223が設けられる。また、第2フレーム222の先端側の上面には、ワーク支持パッド224が設けられる。
このナットランナ23によれば、駆動装置232を駆動することにより、ソケット231に嵌合したボルト51Aを所定のトルクで回転させる。
ST1では、ボディ2の搬送を停止する。
ST2では、ボディ2の両側のフロントドア用開口42を通して、取付ロボット5をボディ2の内部に投入し、取付ロボット5のCCDカメラ241を、屋根43のインナパネル2Aに接近させる。次に、このCCDカメラ241でインナパネル2Aのナット44Bを撮影し、その後、この取付ロボット5を退避させる。
このとき、ワーク位置ずれ量およびST3で算出したワーク取り付け位置ずれ量に基づいて、サンルーフ部材3の位置決め穴35がボディ2の位置決め穴45の直下に位置するように、サンルーフ部材3を停止させる。
すると、サンルーフ部材3のボルト穴34Aは、ボディ2のナット44Aに重なった状態となるので、ナットランナ23を駆動して、サンルーフ部材3のボルト穴34Aを通して、2本のボルト51Aをボディ2のナット44Aに締め付ける。
(1)搬送ハンド10を、センターフレーム33の下面が着座するセンターフレーム着座部132、メインフレーム31の下面が着座するメインフレーム着座部125、および、メインフレーム31の側面を押圧する一対の押圧部62A、62Bを含んで構成した。つまり、搬送ハンド10を、各車種のサンルーフ部材3の共通する部分であるメインフレーム31およびセンターフレーム33を把持する構成とした。
よって、各サンルーフ部材に共通する部分を搬送ハンド10で把持したので、単一の搬送ハンド10で複数種類のサンルーフ部材3を把持できるから、設備の汎用性が高くなる。
10 搬送ハンド(サンルーフユニット把持装置)
31 メインフレーム
33 センターフレーム
62A、62B 押圧部
125 メインフレーム着座部
132 センターフレーム着座部
Claims (2)
- 略U字形状のメインフレームと、当該メインフレームのうち互いに略平行に延びる部分同士を連結するセンターフレームと、を有するサンルーフユニットを把持するサンルーフユニット把持装置であって、
前記センターフレームの下面が着座するセンターフレーム着座部と、
前記メインフレームのうち前記センターフレームに略平行な部分の下面が着座するメインフレーム着座部と、
前記メインフレームのうち互いに略平行に延びる部分を、内側の側面から押圧する一対の押圧部と、を備えることを特徴とするサンルーフユニット把持装置。 - 略U字形状のメインフレームと、当該メインフレームのうち互いに略平行に延びる部分同士を連結するセンターフレームと、を有するサンルーフユニットを把持するサンルーフユニット把持方法であって、
前記センターフレームの下面を支持するとともに、前記メインフレームのうち前記センターフレームに略平行な部分の下面を支持し、
その後、前記メインフレームのうち互いに略平行に延びる部分を、内側の側面から押圧することで、サンルーフユニットを把持することを特徴とするサンルーフユニット把持方法。
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