JP5025152B2 - 買掛債務の早期弁済利益還元システム、早期弁済利益還元プログラム及び早期弁済利益還元方法 - Google Patents

買掛債務の早期弁済利益還元システム、早期弁済利益還元プログラム及び早期弁済利益還元方法 Download PDF

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Description

本発明は、企業グループの資金管理システムを用いた買掛債務の早期弁済利益還元システム、早期弁済利益還元プログラム及び早期弁済利益還元方法に関し、コンピュータによる企業の資金管理技術の分野に属する。
複数の企業で構成される企業グループにおいては、グループ所属企業の資金を一元的に管理、運用することにより、資金運用のスケールメリットを実現すると共に、各企業共通の取引先に対する支払いの一括化により金融機関への支払手数料を削減すること等が行われており、そのための資金管理システムとして、例えば特許文献1に開示されたものがあり、この種のシステムが、当該グループのキャッシュセンターや該グループの取引金融機関、或いはウエブ上に設けられる。
また、このような企業グループの資金管理システムと連携して、グループ所属の企業が仕入代金の支払いを手形の代りに電子的に決済するいわゆる一括決済処理システムが知られている。
この一括決済処理システムは、支払企業と納入企業との間に介在する金融機関やファクタリング会社等の仲介者が買掛債務と売掛債権とを電子的に決済するもので、従来のような証券としての手形の発行は行われないが、期日前支払いや回し等、従来の手形割引や裏書譲渡と類似した経済効果を生む機能が付与され、また、この一括決済処理システムでは、前記仲介者が納入企業に期日前支払いを行った案件については、支払企業から仲介者への早期弁済が可能とされる。
そして、特許文献2には、この種の一括決済処理システムに相当するものとして、グループに所属する企業の買掛債務と納入企業の売掛債権を一括処理する一括決済処理システムが開示されており、このシステムでは、選択した案件について早期弁済を申し込むことができるようになっている。
特開2000−339391号公報 特開2005−71047号公報
ところで、前記のような一括決済処理システムでは、仲介者から納入企業への期日前支払いに際しては所定の割引率で、また、支払企業から仲介者への早期弁済に際しても所定の早期弁済割引率で、それぞれ支払金額を額面金額より減額するようになっており、これによれば、期日前支払いによって債権者側である納入企業側の資金の早期回収を図りながら、債務者側である支払企業側で支払金額が減額されるメリットがある。
しかし、前記のような複数のグループ所属企業の資金を集中管理する資金管理システムを利用して買掛債務の支払処理を行う場合、前記の早期弁済によって生じる利益をどのように処理するかが問題となり、その適切な解決手段が見出されていないのが現状である。
そこで、本発明は、企業グループの資金管理システムを用いた買掛債務の支払処理において、該システムのサーバコンピュータを用いて早期弁済利益を適切に処理することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、グループに所属する複数の企業の資金を集中管理する資金管理システムのサーバコンピュータを用い、グループ所属企業の支払仲介者への買掛債務の早期弁済による利益を処理するシステムであって、前記資金管理システムの管理者の口座とグループ所属企業の口座とを管理するデータベースと、前記グループ所属企業の買掛債務について納入会社から期日前支払いの要求があり、かつ、支払元企業から早期弁済の申し出があった案件について、前記支払仲介者から該買掛債務の早期弁済に関する情報を取得する早期弁済情報取得手段と、該早期弁済情報取得手段で取得した情報から得られる買掛債務額面金額を所定の割合で減額した金額を前記データベースのシステム管理者の口座から前記支払仲介者へ早期弁済として支払う処理を行う支払処理手段と、前記買掛債務額面金額を前記データベースが管理するグループ所属企業の口座のうちの前記支払元企業の口座からシステム管理者の口座へ移動させる口座間資金移動手段と、前記支払処理手段によるシステム管理者の口座からの支払処理と前記口座間資金移動手段によるシステム管理者の口座への入金処理とにより該口座に生じる早期弁済利益を、その利益を生じた早期弁済に係る支払元企業の口座に、口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ない場合であっても還元する早期弁済利益還元手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載のシステムにおいて、早期弁済利益還元手段は、早期弁済利益をその利益を生じた早期弁済に係る支払元企業の口座に還元するときに、その支払元企業の口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ないときは、該残高が少ないほど減額して還元することを特徴とする。
一方、請求項3に記載の発明は、グループに所属する複数の企業の資金を、システム管理者の口座とグループ所属企業の口座とを管理するデータベースを用いて集中管理する資金管理システムのサーバコンピュータを用い、グループ所属企業の支払仲介者への買掛債務の早期弁済による利益を処理するプログラムであって、前記サーバコンピュータを、前記グループ所属企業の買掛債務について納入会社から期日前支払いの要求があり、かつ、支払元企業から早期弁済の申し出があった案件について、前記支払仲介者から該買掛債務の早期弁済に関する情報を取得する早期弁済情報取得手段、該早期弁済情報取得手段で取得した情報から得られる買掛債務額面金額を所定の割合で減額した金額を前記データベースのシステム管理者の口座から前記支払仲介者へ早期弁済として支払う処理を行う支払処理手段、前記買掛債務額面金額を前記データベースが管理するグループ所属企業の口座のうちの前記支払元企業の口座からシステム管理者の口座へ移動させる口座間資金移動手段、及び、前記支払処理手段によるシステム管理者の口座からの支払処理と前記口座間資金移動手段によるシステム管理者の口座への入金処理とにより該口座に生じる早期弁済利益を、その利益を生じた早期弁済に係る支払元企業の口座に、口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ない場合であっても還元する早期弁済利益還元手段、として機能させることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載のプログラムにおいて、サーバコンピュータを早期弁済利益還元手段として機能させて、早期弁済利益を早期弁済に係る支払元企業の口座に還元するときに、その支払元企業の口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ないときは、該残高が少ないほど減額して還元するように機能させることを特徴とする。
さらに、請求項5に記載の発明は、グループに所属する複数の企業の資金をシステム管理者の口座とグループ所属企業の口座とを管理するデータベースを用いて集中管理する資金管理システムのサーバコンピュータ及び該コンピュータで稼動するプログラムにより実行され、グループ所属企業の支払仲介者への買掛債務の早期弁済による利益を処理する方法であって、早期弁済情報取得手段が、前記グループ所属企業の買掛債務について納入会社から期日前支払いの要求があり、かつ、支払元企業から早期弁済の申し出があった案件について、前記支払仲介者から該買掛債務の早期弁済に関する情報を取得するステップと、支払処理手段が、前記早期弁済情報取得手段で取得した情報から得られる買掛債務額面金額を所定の割合で減額した金額を前記データベースのシステム管理者の口座から前記支払仲介者へ早期弁済として支払う処理を行うステップと、口座間資金移動手段が、前記買掛債務額面金額を前記データベースが管理するグループ所属企業の口座のうちの前記支払元企業の口座からシステム管理者の口座へ移動させるステップと、早期弁済利益還元手段が、前記支払処理手段によるシステム管理者の口座からの支払処理と前記口座間資金移動手段によるシステム管理者の口座への入金処理とにより該口座に生じる早期弁済利益を、その利益を生じた早期弁済に係る支払元企業の口座に、口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ない場合であっても還元するステップと、を有することを特徴とする。

そして、請求項6に記載の発明は、前記請求項5に記載の方法において、前記早期弁済利益還元手段が早期弁済利益をその利益を生じた早期弁済に係る支払元企業の口座に還元するステップでは、その支払元企業の口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ないときは、該残高が少ないほど減額して還元することを特徴とする。
以上のように構成したことにより、各請求項の発明によれば、それぞれ次の効果が達成される。
まず請求項1のシステムによれば、資金管理システムのデータベースに設けられたシステム管理者の口座から支払先企業への支払を代行した仲介者に、早期弁済として所定の割合で買掛債務額面金額を減額した金額が支払われる一方、前記データベースの支払元企業の口座からは買掛債務額面金額の全額がシステム管理者の口座に入金されることにより、該システム管理者の口座には、買掛債務額面金額×早期弁済割引率の早期弁済利益が残ることになるが、この利益がグループ所属企業に還元されることにより、適切に処理されることになる。
つまり、資金管理システムから支払元企業に代わって早期弁済する際には、その資金の一部又は全部として各グループ所属企業の資金を利用することになるから、グループ所属企業には、前期の早期弁済利益を享受する権利があると考えられ、この考えに従って、該早期弁済利益が適切に処理されることになるのである。
また、請求項1のシステムによれば、前記早期弁済利益がその利益を生じた早期弁済に係る支払元企業に還元されることにより、該企業が直接その利益を享受することができ、その場合にその支払元企業の口座残高が買掛債務の支払金額より少ないとき、即ち買掛債務支払の資金をシステム管理者の口座から借り入れることになるときにおいても、該企業への早期弁済利益の還元が行われることになる。そして、請求項2のシステムによれば、支払元企業の口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ないときに、その口座残高が少ないほど減額して還元され、早期弁済利益の還元処理が一層適切に行われることになる。
また、請求項3、4のプログラムによれば、これをコンピュータ上で実行することにより、前記請求項1、2のシステムによる効果がそれぞれ実現され、さらに、請求項5、6の方法によれば、これを実施することにより、前記請求項1、2のシステムの効果がそれぞれ得られることになる。
以下、本発明の実施の形態に係る資金管理システムを用いた買掛債務の早期弁済利益還元システムについて説明する。なお、このシステムの動作は、本発明に係る早期弁済利益還元方法の実施の形態を構成し、また、該システムにおける早期弁済利益還元処理を実行するプログラムは本発明に係る早期弁済利益還元プログラムの実施の形態を構成する。
図1は本実施の形態に係る資金管理システムと、該システムと連携する他のシステムの関連を示す図で、資金管理システムは、企業グループ内に設置されたキャッシュセンターのサーバコンピュータ10によって構成されており、このサーバコンピュータ10に、グループに所属する複数の会社のクライアントコンピュータ20…20が接続されている。
また、この資金管理システムのサーバコンピュータ10には、ファクタリング会社に備えられた債権管理システム30が通信回線等を介して接続されており、この債権管理システム30に勘定系システム40が付設されている。
ここで、前記キャッシュセンターとは、資金管理システムの管理者であって、通例、企業グループの親会社に設置されるが、取引銀行に設けられたり、ウエブ上に設けられることもある。また、前記ファクタリング会社とは、支払元会社又はキャッシュセンターから納入会社への支払いを仲介し、売掛債権と買掛債務の決済を行う会社であるが、銀行等の金融機関がこの業務を行うこともある。さらに、前記サーバコンピュータ10と債権管理システム30とを通信回線等により接続せず、情報の授受を記録媒体を用いて手動で行うようにしてもよい。
前記資金管理システムを構成するサーバコンピュータ10は、中央処理装置11を中心として、入力装置12、出力装置13、前記クライアントコンピュータ20…20や債権管理システム30等との通信を制御する通信装置14、及び各種データやプログラムを記憶した記憶装置15等で構成されており、また、前記中央処理装置には、動作中データを一時的に記憶するメモリ16が付設されている。
そして、前記記憶装置15には、図2に示すようにデータ記録部15aとプログラム記録部15bとが設けられ、データ記録部15aには、該資金管理システムの管理者であるキャッシュセンター用の集中口座についての入出金情報及び残高情報を記録した集中口座データベースや、グループ所属の各会社用のリンク口座についての入出金情報及び残高情報を記録したリンク口座データベース等のグループ内の資金を集中管理するための各種のデータベースやテーブル類、買掛債務の早期弁済利益の還元処理を行うための支払会社コード割当マスタテーブルや早期弁済利益還元マスタテーブル等が記録されている。
また、プログラム記録部15bには、前記集中口座とリンク口座との間の入出金処理等を実行するための資金集中管理プログラム、買掛債務を処理するための支払明細情報や早期弁済情報の授受等を行う買掛債務処理プログラム、買掛債務の早期弁済利益の還元処理を行う早期弁済利益還元プログラム等が記録されている。
ここで、前記支払会社コード割当マスタテーブルには、図3に示すように、当該資金管理システム内でグループ所属会社を識別するための内部会社IDと、買掛債務の明細や早期弁済利益の還元処理のために用いられる支払会社コードとが対応付けて記録されている。
また、前記早期弁済利益還元マスタテーブルには、図4に示すように、少なくとも前記還元処理の対象となるグループ所属会社に関する内部会社IDや会社名等の情報と、早期弁済利益のキャッシュセンターへの還元率とが記録されている。ここで、キャッシュセンターへの還元率は、該センターの資金を運用して早期弁済を行う場合があることを考慮し、該センターの資金の残高や該センターの管理費用等を加味して設定される。
次に、この資金管理システムを機能させるサーバコンピュータ10の動作について説明する。
まず、グループ所属会社(以下、「支払会社」という)がグループ外の会社(以下、「納入会社」という)から物品やサービスの納入を受けたときの資金管理システムや債権管理システムの全体的な動作について説明する。
図5に示すように、まず、納入会社から支払会社へ、納入した物品やサービスの代金の請求書が送付され、この代金の支払いのため、支払会社は、図1に示すクライアントコンピュータ20からキャッシュセンターに備えられた資金管理システム(サーバコンピュータ10)へ支払明細を伝送して、前記納入会社への支払いを依頼する。ここで、前記支払明細には、図6に示すように、明細番号、支払会社コード、依頼日、支払期日、及び買掛債務額面金額が記録されている。
前記資金管理システムは、この支払明細を受けたとき、これを必要に応じて様式の変換等を行った上でファクタリング会社の債権管理システムに伝送して支払いを指示し、さらにこの支払明細を受け取ったファクタリング会社は、納入会社に対してこの支払明細の内容を電話、ファクシミリ或いはウエブ等の手段を用いて通知する。そして、納入会社が、この支払明細について、ファクタリング会社に対し、期日前支払割引率を例えば2%に設定して、前記支払期日前の支払いを要求したものとする。
この場合、ファクタリング会社は、期日前の代金支払として、買掛債務の額面金額から前記割引率で減額した金額を現金又は口座振込の形で納入会社に支払う。
また、支払会社から債権管理システムに対して当該買掛債務についての早期弁済の申し出があったものとする。このとき、資金管理システムは、債権管理システムを通じてファクタリング会社から早期弁済情報のファイルを受け取る。
この早期弁済情報ファイルには、図7に示すように、今回の支払明細に記録された案件のうち早期弁済に係る案件を一括して記録したもので、各案件ごとに、明細番号、支払会社コード、早期弁済日、買掛債務額面金額、早期弁済額、及び早期弁済割引率が記録されている。ここで、前記早期弁済額はキャッシュセンターがファクタリング会社に支払う金額であって、買掛債務額面金額を前記早期弁済割引率で減額した額であり、前記のように、ファクタリング会社が納入会社に支払う際の期日前支払割引率が例えば2%に設定されている場合、この早期弁済割引率は例えば1%に設定され、その差額がファクタリング会社が受け取る手数料となる。
そして、この早期弁済情報ファイルを受け取った資金管理システムは、債権管理システムへ代金の支払として前記早期弁済額を支払うと共に、該資金管理システムのデータベースにおける当該支払会社のリンク口座から集中口座へ、買掛債務額面金額分の資金移動処理を行い、両口座間で決済処理を行う。
これにより、支払会社による代金の支払いが完了することになるが、このとき、資金管理システムの集中口座に、買掛債務額面金額から早期弁済額を差し引いた金額(前記例の場合、買掛債務額面金額の1%)の早期弁済利益が発生することになる。そこで、資金管理システムは、この早期弁済利益を所定の方式に従ってグループ所属会社に還元する。
次に、実施例の説明に先立ち、図8のフローチャートに従って、前記資金管理システムのサーバコンピュータ10が行う早期弁済利益の還元処理の参考例について説明する。
まず、ステップS1で、図1に示す入力装置12により、債権管理システム30から送られる図7の早期弁済情報ファイルのデータを読み込む。
次に、ステップS2で、図1に示す中央処理装置11により、この早期弁済情報ファイルに記録された案件全体についての早期弁済利益の総額を算出する。図7に示す例の場合、明細番号1の案件の早期弁済利益は5万円、明細番号2の案件の早期弁済利益は10万円であるから、早期弁済利益総額は15万円となる。
また、ステップS3で、図1の記憶装置15に記録された図4の早期弁済利益還元マスタテーブルからキャッシュセンターへの利益還元率を読み込み、次いでステップS4で、前記中央処理装置11により、この還元率と前記割引利益総額とから、キャッシュセンターへの還元利益と、グループ所属会社へのトータル還元利益とを算出する。前記例の場合、還元率を50%とすれば、キャッシュセンターへの還元利益及びグループ所属会社へのトータル還元利益は、いずれも7.5万円となる。
次に、ステップS5で、前記記憶装置15に記録されているリンク口座データベースから、資金管理システムを利用するグループ所属の全会社、即ち早期弁済利益の全還元対象会社の前月中の平均口座残高を読み取り、これを図9に示す口座残高テーブルに記録する。そして、ステップS6で、前記中央処理装置11により、前記トータル還元利益を、各会社の口座残高で比例配分し、各会社への還元利益を算出する。今、図9に示すテーブルによれば、グループに所属するA〜D株式会社の口座残高の比は、10:6:4:5であるから、トータル還元利益を7.5万円とすれば、各会社への還元利益は、3万円、1.8万円、1.2万円、1.5万円となる。
そして、ステップS7で、前記中央処理装置11により、記憶装置15の全還元対象会社のリンク口座に、前記のように配分された還元利益がそれぞれ入金され、これにより、買掛債務の早期弁済によって生じた利益が、早期弁済のための資金や資金管理システムの管理費用等として使用されるキャッシュセンターの取り分を除いて、該システムを利用する全グループ所属会社に配分されることになる。また、このとき、前記キャッシュセンターの取り分も集中口座に還元される。
次に、早期弁済利益の還元方式の第2の参考例について、図10に示すフローチャートに従って説明する。
このフローチャートのステップS11〜S14は、図8に示す第1の参考例と同じであって、まず、ステップS11で、入力装置12により、早期弁済情報として債権管理システム30から送られる図7の早期弁済情報ファイルのデータを読み込み、次いで、ステップS12で、中央処理装置11により、この早期弁済情報ファイルに記録された案件全体についての早期弁済利益の総額を算出し、さらに、ステップS13で、記憶装置15に記録された図4に示す早期弁済利益還元マスタテーブルからキャッシュセンターへの利益還元率を読み込む。
さらに、ステップS14で、中央処理装置11により、この還元率と前記早期弁済利益総額とから、キャッシュセンターへの還元利益と、グループ所属会社へのトータル還元利益とを算出する。図4及び図7に示す例によれば、第1の参考例と同様に、キャッシュセンターへの還元利益及びグループ所属会社へのトータル還元利益は、いずれも7.5万円となる。
次に、ステップS15で、前記中央処理装置11により、記憶装置15に記録されている図3の支払会社コード割当マスタテーブルを参照して、早期弁済情報ファイルに記録されている支払会社コードから該当するグループ所属会社の内部会社IDを取得する。
次いで、ステップS16で、前記記憶装置15に記録されているリンク口座データベースから、内部会社IDをキーとして、今回の早期弁済の対象となった案件に係る会社の早期弁済日における口座残高を読み込み、図11に示す口座残高テーブルを作成する。つまり、第1の参考例では、資金管理システムを利用する全グループ所属会社が還元対象会社となって、それらの会社の前月の平均口座残高を読み込んだのに対し、この参考例では、早期弁済情報ファイルに記録されている早期弁済案件に係る会社が還元対象会社となり、その会社の早期弁済日における口座残高を読み取るのである。
そして、ステップS17で、中央処理装置11により、前記トータル還元利益を、今回の還元対象会社に配分する。この場合、各早期弁済案件ごとに、早期弁済情報ファイルに記録されている買掛債務額面金額及び早期弁済による早期弁済割引率と、図4の早期弁済利益還元マスタテーブルに記録されているキャッシュセンターへの還元率とから還元利益が算出される。
今、図7の早期弁済情報データファイルによれば、今回の還元対象会社であるA株式会社の案件については早期弁済利益が5万円、C株式会社の案件については早期弁済利益が10万円で、いずれもキャッシュセンターへの還元率が50%とすると、A株式会社への還元利益は2.5万円、C株式会社への還元利益は5万円となる。なお、還元対象会社が1社の場合は、前記トータル還元利益がその会社への還元利益となる。
そして、還元対象会社のそれぞれについて、ステップS18〜S20を繰り返し実行する。
つまり、まずステップS18で、一つの会社の口座残高が支払金額、即ち当該買掛債務の額面金額以上かどうかを判定する。図7の早期弁済情報ファイルと図11の口座残高テーブルの例によれば、明細番号が一番目の会社であるA株式会社の買掛債務額面金額は500万円、口座残高が600万円であって、支払金額≦口座残高である。この場合、その会社の口座残高を資金として早期弁済を行ったと考えることができるから、次にステップS19を実行し、中央処理装置11により、当該会社のリンク口座に、前記ステップS17で算出した還元利益(2.5万円)を入金する。
これに対し、口座残高が支払金額よりも少ないときは、集中口座の資金を用いて早期弁済を行ったと考えることができるから、この場合は、当該会社については早期弁済利益の還元は行われず、ステップS17で計算した当該会社の還元利益は、ステップS20で、キャッシュセンターへの還元利益として処理される。
前記例の場合、C株式会社の支払額面金額は1000万円、口座残高は400万円であるから、前記の還元利益(5万円)は受けられず、キャッシュセンターへの還元利益が、7.5万円+5万円となる。
そして、このステップS18〜S20を今回の早期弁済情報ファイルに記録された全還元対象会社について行うと共に、キャッシュセンターへの還元利益を集中口座に入金すれば、この実施例による早期弁済利益の還元処理が終了する。
ここで、口座残高が支払金額よりも少ないときに、前記のように当該会社へは早期弁済利益の還元を一切行わないようにすることに代え、本発明の実施例では、前記会社に口座残高に応じた利益の還元を行う。つまり、前記例の場合、C株式会社の支払額面金額は1000万円、口座残高は400万円であって、支払額面金額の40%に相当する口座残高があるから、C株式会社への算出された還元利益(5万円)の40%(2万円)をC株式会社へ還元し、その残りの60%(3万円)をキャッシュセンターへの還元利益に上積みするといった方法である。
以上のように、本発明によれば、企業グループの資金を集中管理する資金管理システムを用いて支払仲介者が支払先企業へ期日前支払いを行った買掛債務について支払元企業が早期弁済したときに、前記資金管理システムの管理者の口座に生じる早期弁済利益がグループ所属企業に適切に還元されることになり、この種のシステムとして優れた機能を備えたものが実現されることになる。したがって、本発明は、コンピュータを用いた企業管理システムの分野において、好適に利用されることになる。
本発明の実施の形態に係るシステムの構成とその周辺システムとの連携を示すシステム構成図である。 同実施の形態における記憶装置の記憶内容を示す説明図である。 同記憶装置に記録されている支払会社コード割当マスタテーブルの説明図である。 同じく早期弁済利益還元マスタテーブルの説明図である。 納入代金の請求から早期弁済利益の還元に至る処理の流れの説明図である。 支払明細の説明図である。 早期弁済情報ファイルの説明図である。 早期弁済利益還元処理の第1の参考例を示すフローチャートである。 参考例で作成される口座残高テーブルの説明図である。 早期弁済利益還元処理の第2の参考例を示すフローチャートである。 参考例で作成される口座残高テーブルの説明図である。
符号の説明
10 サーバコンピュータ
11 中央処理装置
15 記憶装置
15a データ記録部
15b プログラム記録部

Claims (6)

  1. グループに所属する複数の企業の資金を集中管理する資金管理システムのサーバコンピュータを用い、グループ所属企業の支払仲介者への買掛債務の早期弁済による利益を処理するシステムであって、
    前記資金管理システムの管理者の口座とグループ所属企業の口座とを管理するデータベースと、
    前記グループ所属企業の買掛債務について納入会社から期日前支払いの要求があり、かつ、支払元企業から早期弁済の申し出があった案件について、前記支払仲介者から該買掛債務の早期弁済に関する情報を取得する早期弁済情報取得手段と、
    該早期弁済情報取得手段で取得した情報から得られる買掛債務額面金額を所定の割合で減額した金額を前記データベースのシステム管理者の口座から前記支払仲介者へ早期弁済として支払う処理を行う支払処理手段と、
    前記買掛債務額面金額を前記データベースが管理するグループ所属企業の口座のうちの前記支払元企業の口座からシステム管理者の口座へ移動させる口座間資金移動手段と、
    前記支払処理手段によるシステム管理者の口座からの支払処理と前記口座間資金移動手段によるシステム管理者の口座への入金処理とにより該口座に生じる早期弁済利益を、その利益を生じた早期弁済に係る支払元企業の口座に、口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ない場合であっても還元する早期弁済利益還元手段と、
    を有することを特徴とする買掛債務の早期弁済利益還元システム。
  2. 前記請求項1に記載のシステムにおいて、
    早期弁済利益還元手段は、早期弁済利益をその利益を生じた早期弁済に係る支払元企業の口座に還元するときに、その支払元企業の口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ないときは、該残高が少ないほど減額して還元することを特徴とする買掛債務の早期弁済利益還元システム。
  3. グループに所属する複数の企業の資金を、システム管理者の口座とグループ所属企業の口座とを管理するデータベースを用いて集中管理する資金管理システムのサーバコンピュータを用い、グループ所属企業の支払仲介者への買掛債務の早期弁済による利益を処理するプログラムであって、
    前記サーバコンピュータを、
    前記グループ所属企業の買掛債務について納入会社から期日前支払いの要求があり、かつ、支払元企業から早期弁済の申し出があった案件について、前記支払仲介者から該買掛債務の早期弁済に関する情報を取得する早期弁済情報取得手段、
    該早期弁済情報取得手段で取得した情報から得られる買掛債務額面金額を所定の割合で減額した金額を前記データベースのシステム管理者の口座から前記支払仲介者へ早期弁済として支払う処理を行う支払処理手段、
    前記買掛債務額面金額を前記データベースが管理するグループ所属企業の口座のうちの前記支払元企業の口座からシステム管理者の口座へ移動させる口座間資金移動手段、及び、
    前記支払処理手段によるシステム管理者の口座からの支払処理と前記口座間資金移動手段によるシステム管理者の口座への入金処理とにより該口座に生じる早期弁済利益を、その利益を生じた早期弁済に係る支払元企業の口座に、口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ない場合であっても還元する早期弁済利益還元手段、
    として機能させることを特徴とする買掛債務の早期弁済利益還元プログラム。
  4. 前記請求項3に記載のプログラムにおいて、
    サーバコンピュータを早期弁済利益還元手段として機能させて、早期弁済利益をその利益を生じた早期弁済に係る支払元企業の口座に還元するときに、その支払元企業の口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ないときは、該残高が少ないほど減額して還元するように機能させることを特徴とする買掛債務の早期弁済利益還元プログラム。
  5. グループに所属する複数の企業の資金をシステム管理者の口座とグループ所属企業の口座とを管理するデータベースを用いて集中管理する資金管理システムのサーバコンピュータ及び該コンピュータで稼動するプログラムにより実行され、グループ所属企業の支払仲介者への買掛債務の早期弁済による利益を処理する方法であって、
    早期弁済情報取得手段が、前記グループ所属企業の買掛債務について納入会社から期日前支払いの要求があり、かつ、支払元企業から早期弁済の申し出があった案件について、前記支払仲介者から該買掛債務の早期弁済に関する情報を取得するステップと、
    支払処理手段が、前記早期弁済情報取得手段で取得した情報から得られる買掛債務額面金額を所定の割合で減額した金額を前記データベースのシステム管理者の口座から前記支払仲介者へ早期弁済として支払う処理を行うステップと、
    口座間資金移動手段が、前記買掛債務額面金額を前記データベースが管理するグループ所属企業の口座のうちの前記支払元企業の口座からシステム管理者の口座へ移動させるステップと、
    早期弁済利益還元手段が、前記支払処理手段によるシステム管理者の口座からの支払処理と前記口座間資金移動手段によるシステム管理者の口座への入金処理とにより該口座に生じる早期弁済利益を、その利益を生じた早期弁済に係る支払元企業の口座に、口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ない場合であっても還元するステップと、
    を有することを特徴とする買掛債務の早期弁済利益還元方法。
  6. 前記請求項5に記載の方法において、
    前記早期弁済利益還元手段が早期弁済利益をその利益を生じた早期弁済に係る支払元企業の口座に還元するステップでは、その支払元企業の口座残高が当該支払に係る買掛債務額面金額より少ないときは、該残高が少ないほど減額して還元することを特徴とする買掛債務の早期弁済利益還元方法。
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