JP5023813B2 - コンバインの伝動装置 - Google Patents

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Description

この発明は、コンバインの伝動装置に関するものである。
従来より、コンバインには、圃場の畦際まで刈取走行して停車し、この停車状態で刈取部に保持されている植立穀稈を、停車状態のままで刈取部を駆動して刈り取る機能が必要とされている。
このような従来のコンバインの伝動装置において、左右のクローラ走行装置と、この左右のクローラ走行装置を駆動する走行用のHSTと、左右の操向クラッチと、主変速レバーと、左右の操向クラッチを切断して走行を停止したままで、前処理部による穀稈の搬送を継続する強制掻込装置とを備えたコンバインにおいて、左右の操向クラッチを同時に切断あるいは連結する強制掻込スイッチの切換操作は、主変速レバーが走行用HSTの回転を停止させる中立位置にある場合にのみ有効とし、走行機体の急発進を防止するものは、公知である(特許文献1)。
走行装置及び刈取前処理装置に動力の伝達される伝動状態とする走行作業状態と、走行装置に動力の伝達をしないで刈取前処理装置に動力を伝達する停車作業状態とに切り換える伝動切り換え手段を備えたコンバインにおいて、停車作業用の伝動状態から走行作業用の伝動状態に発進ショックが出にくいように切り換えるものは、公知である(特許文献2)。
特開2003−180131号公報 特開2006−121939号公報
この発明は、差動装置を介して左右の走行クローラの駆動速度を異ならせて旋回半径を任意に調節することのできるコンバインの伝動装置においても、畦際での停車作業状態から走行作業状態への高速での復帰を防止し、急発進による畦との衝突を少なくして安全性を向上させようとするものである。
この発明は、上記課題を解決するために、以下の技術的手段を講じる。
即ち、請求項1記載の発明は、左右の走行クローラ(2,2)と、該左右の走行クローラ(2,2)及び刈取搬送部(7)を駆動するHST(23)と、該HST(23)からの動力伝達を受けて前記左右の走行クローラ(2,2)に伝達する走行動力伝達装置の内装されているミッションケース(22)と、前記HST(23)の変速操作用の主変速レバー(15)を設け、前記ミッションケース(22)の走行動力伝動装置には、左右の走行クローラ(2,2)へ走行動力を伝達する左右のサイドクラッチ(38L,38R)と左右の走行クローラ(2,2)を略同速度で駆動させる直進クラッチ(51)と差動歯車機構(45)を介して左右の走行クローラ(2,2)を異なった速度で駆動させる旋回クラッチ(52)を設け、操縦部(3)に設けた掻込操作具(18)の操作に基づいて左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)及び旋回クラッチ(52)を伝動遮断状態に切り換える構成とし前記掻込操作具(18)の操作に基づいて左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)及び旋回クラッチ(52)が伝動遮断状態に切り換えられているときに、前記主変速レバー(15)を中立位置に操作した状態で、前記掻込操作具(18)を所定の第1操作位置(β)まで戻し操作することで、前記左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)とが伝動接続状態に切り換わり、前記主変速レバー(15)を中立位置以外の低速域に操作した状態では、前記掻込操作具(18)を前記第1操作位置(β)よりも戻し側の位置に設定した第2操作位置(α)まで戻し操作することで、前記左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)とが伝動接続状態に切り換わる構成としたコンバインの伝動装置とする。
請求項2記載の発明は、前記主変速レバー(15)が中立位置以外の位置に操作され、掻込操作具(18)が前記左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)及び旋回クラッチ(52)伝動遮断状態に切換る側に前記第2操作位置(α)を超えて操作された状態において、掻込操作具(18)戻し操作が検出された場合に、前記走行クローラ(2,2)及び刈取搬送部(7)に駆動力を供給するエンジンの回転速度を低下させるか又はエンジンを停止させる構成とした請求項1記載のコンバインの伝動装置とする。
請求項3記載の発明は、前記刈取搬送部(7)への伝動を接続及び遮断操作する刈取・脱穀クラッチレバー(17)が断操作されている場合には、掻込操作具(18)の戻し操作が検出されても左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)とを伝動遮断状態に維持する構成とした請求項1又は請求項2記載のコンバインの伝動装置とする。
請求項1記載の発明によると、差動歯車機構(45)を介して左右の走行クローラ(2,2)の駆動速度を異ならせて旋回半径を任意に調節することができるものでありながら、畦際での停車作業状態から走行作業状態への高速での復帰を防止し、不用意な急発進を少なくして安全性を向上させることができる。
即ち、主変速レバー(15)が中立以外の位置に操作されている場合に、掻込操作具(18)が第1操作位置(β)よりも戻し側の位置に設定した第2操作位置(α)まで戻し操作されることで、左右のサイドクラッチ(38L,38R)及び直進クラッチ(51)が伝動接続状態に切り換わるため、走行クローラ(2,2)が急に駆動されることによる機体の急発進を防止でき、安全性を向上させることができる。
請求項記載の発明によると、上記請求項1記載の発明による効果に加えて、掻込操作具(18)の戻し操作により、左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)とが伝動接続状態に切り換わるタイミングを早くしながら、機体の急発進を防止することができる。
請求項記載の発明によると、上記請求項1又は請求項2記載の発明による効果に加えて、刈取・脱穀クラッチレバー(17)が遮断操作されている場合に、掻込操作具(18)が操作されて走行クローラ(2,2)への伝動が遮断された後に、掻込操作具(18)の戻し操作によって再び走行クローラ(2,2)への伝動が接続されることを防止できる。
以下、図面に示すこの発明の実施の形態について説明する。
まず、図1により本発明を備えたコンバインの全体構成について説明する。図1にはコンバインの全体側面図が図示されている。コンバインの走行車体1の下方には左右走行クローラ2,2を配設し、走行車体1上には、右側前部に座席付きの操縦部3を、その後方にはエンジン(図示省略)及び穀粒収納用のグレンタンク4を配設し、走行車体1の左側部に脱穀選別部5を搭載し、走行車体1の前側部には刈取搬送部7を昇降自在に設けている。また、脱穀選別部5及びグレンタンク4の後方に排稾処理装置8を設け、脱穀選別部5で脱穀された排稾を排稾搬送装置9により排稾処理装置8に送り、細断処理をして機外に排出するように構成している。
次に、図2に基づき操縦部3について説明する。
操縦部3の操縦席3aの前側部には、フロント操作ボックス3bを、左側部にはサイド操作ボックス3cを設けている。フロント操作ボックス3bの右側端部にステアリングレバー11を、正面部にモニタ表示器12を設け、フロント操作ボックス3bの底部には、左右のサイドクラッチギヤ38L,38Rを同時に入切する掻込ぺダル(掻込操作具)18、駐車ブレーキぺダル19を設けている。サイド操作ボックス3cには、前側から後側にかけてスイッチの入切を表示するスイッチパネル13、エンジンの燃料噴射量を調節するアクセルレバー14、エンジンからの走行動力及び作業動力を無段変速する無段変速装置(図示省略)変速用の主変速レバー15、副変速装置(図示省略)変速用の副変速レバー16、刈取搬送部7及び脱穀選別部6への動力入切用の刈取脱穀クラッチレバー17を配設している。
なお、前記ステアリングレバー11は、機体の進行方向を変更し、あるいは、刈取搬送部7を昇降するもので、ステアリングレバー11を左側に操作すると、倒し操作量に応じて機体の走行方向が左側に方向修正され、右側に操作すると右側に方向修正され、また、ステアリングレバー11を前方に操作すると、刈取搬送部7が下降され、後方に操作すると上昇される構成である。
次に、図3及び図4に基づき走行クローラ2,2への伝動構成を説明する。
操縦部3の下方にエンジン(図示省略)を配設し、走行ミッションケース22の上部に迂回伝動ケース24を取り付け、エンジン(図示省略)の回転動力がベルト伝動装置(図示省略)を経て、迂回伝動ケース24の上部に設けたHST(静油圧式無段変速装置)23の入力軸23aに伝達され、次いで、HST23により正逆切替及び無段変速された動力が、出力軸23b、迂回伝動ケース24内の減速伝動装置24aを経由して、走行ミッションケース22上部のミッション入力軸27に伝動される。
走行ミッションケース22には、ミッション入力軸27と、このミッション入力軸27で得られた動力を複数段に変速するために互いに異なる径の複数のギヤを備えたカウンタ軸33と、カウンタ軸33の複数のギヤのいずれかに伝達された動力を正転方向に伝達するセンターギヤ35、センターセンターギヤ35と一体的に同軸上に設けられていて且つ旋回走行時に利用される第三ギヤ35cを備えたサイドクラッチ軸36と、このサイドクラッチ軸36の動力を前記センターギヤ35と係合可能な左右クラッチギヤ38L、38Rからそれぞれ伝達される左右一対のサイドギヤ39L,39Rと、該サイドギヤ39L,39Rにそれぞれ噛み合うベベルギヤ41,41と、該ベベルギヤ41,41と一体回転するデフケース42と、デフケース42に固着したデフケースギヤ43とを支持軸44の外周に有する差動歯車機構45と、直進時に前記サイドクラッチ軸36、センターギヤ35の動力を左右一対の走行クローラ2,2に伝達する直進クラッチ51と旋回走行時に前記サイドクラッチ軸36の第三ギヤ35cを介して動力を旋回内側の走行クローラ2に伝達する旋回クラッチ52を有し、前記差動歯車機構45のデフケースギヤ43と常時係合しているクラッチ出力ギヤ53を固着したクラッチ軸54と、前記差動歯車機構45から一対のサイドギヤ39L,39Rに伝達された動力がそれぞれ伝達され減速ギヤ56L,56Rを有する減速軸57L、57Rと、この減速軸57L、57Rの動力がそれぞれ伝達され、左右一対の走行クローラ2,2に伝達される走行軸58L、58Rを備えている。
また、図5に示すように、制御用コントローラ70の入力側には、前記掻込ぺダル18の操作位置検出用の掻込ぺダルポテンショメータ18a、主変速レバー15の操作位置検出用の主変速レバーポテンショメータ15a、パワステアリングレバーの操作位置検出用のパワステアリングレバーポテンショメータ11aの検出情報が入力され、また、コントロール70の出力側から左右サイドクラッチギヤ38L,38R用のコントロールバルブ72、及び、直進クラッチ51及び旋回クラッチ52用の比例減圧弁74に制御信号を出力し、左右サイドクラッチギヤ38L,38R、及び、直進クラッチ51、旋回クラッチ52を関連的に入切するように構成している。
前記構成によると、直進用クラッチ51と旋回用クラッチ52は同一軸上に設け択一的に操作できる構成であり、直進用クラッチ51入りの直進走行状態では、左右サイドクラッチギヤ38L、38Rが共に係合していて、センターギヤ35の変速された動力は、噛み合いクラッチを経て左右のサイドクラッチギヤ38L,38Rに伝達される。更に、サイドギヤ39L,39R、減速ギヤ56L,56R、減速軸57L,57Rのギヤ、左右走行軸58L,58Rを経て左右の走行クローラ2,2に伝達される。なお、直進走行状態時には差動歯車装置6のサイドギヤ39L,39Rは同じ方向に等速回転する。
また、ステアリングレバー11を左側に傾斜させて左サイドクラッチギヤ38Lを切りにすると、比例減圧弁74が作動されて直進用クラッチ51が切り状態で、旋回用クラッチ52が入り状態に切り換えられる。すると、センターギヤ35と一体の第三ギヤ35cの回転動力は旋回用クラッチ52に伝達され、更にクラッチ軸54、クラッチ出力ギヤ53、デフケースギヤ43、サイドギヤ39L、減速ギヤ56L、減速軸57L、走行軸58Lを経て左の走行クローラ2に伝達される。このとき、センターギヤ35の動力は、クラッチギヤ38Rから減速軸57Rの減速ギヤ56Rを経由して旋回外側の右走行クローラ2に伝達される。
センターギヤ35の第三ギヤ35cと旋回クラッチ52の変速比の関係により、例えば旋回用クラッチ52を完全に連結させた場合には、サイドクラッチギヤ39Lの回転数はサイドクラッチ38R側のサイドギヤ39Rの回転数の−1/3になり急旋回するように設定しているので、緩旋回からブレーキ旋回と急旋回への移行が可能になっている。
即ち、左旋回時には旋回外側であるサイドクラッチ38Rが入り状態であるので、右走行軸58Rの回転がクラッチギヤ38Rから一定回転で伝動されると共に、クラッチギヤ38Rの回転はサイドギヤ39Rを一定回転で伝動する。一方、デフケースギヤ43の回転数が旋回用クラッチ52の摩擦力が強くなるに従い減速されていくと、それに比例してサイドギヤ39Lの回転数が減少していく。デフケースギヤ43の回転数がサイドギヤ39Rの1/2になると、サイドギヤ39Lはゼロ回転となり、サイドギヤ39Lから左走行軸58Lを経由する回転数がゼロになり、左走行クローラ2にブレーキが効いているのではないが、左走行クローラ2が回転しない所謂ブレーキ旋回が行われる。
更に、デフケースギヤ43が減速していくと、サイドギヤ39Rの回転方向に対してサイドギヤ39Lは逆回転をして左走行クローラ2が逆回転し、所謂急旋回が行われる。
また、右旋回選択時には、サイドクラッチ38Rを切りにすると、前記左旋回と逆の作動が行われて右旋回する。
次に、図6及び図7に基づき掻込ぺダル18の制御について説明する。
コントローラ71の入力側には各種検出手段が接続されている。刈取・脱穀クラッチレバー17の操作位置検出用の刈取・脱穀クラッチスイッチSW1の検出情報はデジタル信号入力処理回路を経由して入力され、掻込ぺダル18操作位置検出用の掻込ぺダルセンサSE1、主変速レバー15の操作位置検出用の主変速レバーセンサSE2、アクセルレバー14の操作位置検出用のアクセルレバーセンサSE3の検出情報はアナログ信号入力処理回路を経由して入力され、また、エンジン回転数センサSE4、車速検出センサSE5の検出情報はパルス信号入力回路を経由して入力される構成である。
また、前記検出情報は掻込ぺダル切り検出手段71a、掻込ぺダル安全制御手段71b、タイマカウント手段71cにより処理され、制御指令が警報出力手段71dを経由してブザーやランプの警報手段76に出力され、直進クラッチ切り出力手段71eを経由してサイドクラッチ(左)切り出力手段77、サイドクラッチ(右)切り出力手段78に出力され、また、エンジン停止出力手段79に出力されるように構成している。
本制御は、掻込ぺダル18を作動して左右のサイドクラッチギヤ38L,38Rを連結あるいは解除可能に構成し、掻込ぺダル18の踏み込み操作位置を掻込ぺダルセンサSE1で検出し、コントローラ71の制御出力により左右走行クローラ2,2を走行あるいは停止させるコンバインにおいて、掻込ぺダルセンサSE1を掻込ぺダルの操作量を検出できるアナログセンサとし、掻込ぺダル18の前記左右のサイドクラッチギヤ38L,38R及び直進クラッチ51の切断操作位置あるいは切断解除操作位置を任意に変更可能に構成し、例えば、主変速レバー15が中立位置にあれば、中立位置以外のときよりも左右のサイドクラッチギヤ38L,38R及び直進クラッチ51の連結位置よりも比較的遠い掻込ぺダル18の操作位置で左右のサイドクラッチギヤ38L,38R及び直進クラッチ51が連結されるように構成し、掻込ぺダル18を踏み込んで左右のサイドクラッチギヤ38L,38R及び直進クラッチ51を切断した状態において、主変速レバー15を前進変速位置に操作したままで掻込ぺダル18を離すと、切断されていた左右のサイドクラッチギヤ38L,38R及び直進クラッチ51が急に接続されて左右の走行クローラ2,2が急に駆動されて発進し危険であるので、このような危険を回避しようとするものである。
図7のフローに示すように、本制御が開始されると、所定のタイマーカウントを処理し(ステップS1)、掻込ぺダル18の操作位置を検出し(ステップS2)、掻込ぺダル18がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除位置から所定範囲内か否かを判定し(ステップS3)、Yesのときには、掻込ぺダル18の切断解除操作監視時間を初期化し(ステップS4)、サイドクラッチ及び直進クラッチの解除出力をし、左右サイドクラッチギヤ38L,38Rを切断し、直進クラッチ51を切断し、旋回クラッチ52を連結する(ステップS5)。
また、掻込ぺダル18がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除位置から所定範囲内か否かを判定し(ステップS3)、Noのときには、主変速レバー15が中立位置か否かを判定し(ステップS6)、Yesのときには、掻込ぺダル18がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除操作位置から近い位置(β)か否かを判定し(ステップS7)、Noのときには、前記ステップS4,5に移行し、Yesの時には、サイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除(同時に左右サイドクラッチギヤ38L,38R及び直進クラッチ51を連結し且つ旋回クラッチ52を切断)の出力をする(ステップS9)。
また、主変速レバー15が中立位置か否かを判定し(ステップS6)、Noのときには、掻込ぺダル18がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除操作位置から遠い位置(α)か否かを判定し(ステップS8)、Yesのときには、サイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除出力し(ステップS9)、また、Noのときには、サイドクラッチ及び直進クラッチの切断出力をする(ステップS10)。
次に、図8に基づき他の実施形態について説明する。
この実施形態は、掻込ぺダル18を操作して左右のサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除あるいは切断可能に構成し、掻込ぺダル18の操作位置を掻込ぺダルセンサSE1で検出し、コントローラ71から直進クラッチ51あるいは旋回クラッチ52の制御出力をし、左右走行クローラ2,2を走行あるいは停止させるコンバインにおいて、主変速レバー15が前進操作位置あるいは後進操作位置にあるにもかかわらず、車速センサ5が停止あるいは所定値以下の低速走行を検出するときには、掻込ぺダル18をサイドクラッチ及び直進クラッチの切断位置に操作しても、サイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除出力を継続し、また、掻込ぺダル18の操作位置がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除位置から所定範囲内で、主変速レバー15の操作位置の中立位置検出時には、左右のサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除をするように制御し、また、主変速レバー15が中立位置に移動し、その状態が所定時間以上経過すると、左右のサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除し走行状態に戻すように制御し、また、刈取・脱穀クラッチレバー17が切り状態で、掻込ぺダル18がサイドクラッチ及び直進走行クラッチの切断位置に操作した場合には、左右のサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除をしないように制御し、また、刈取・脱穀クラッチレバー17がクラッチ切り状態で、掻込ぺダル18がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断状態を検出すると、操作異常と判定して警報するように制御し、走行クローラ2,2の急発進を防止し安全を確保しようとするものである。
図8のフローに示すように、本制御が開始されると、所定のタイマーカウントを処理し(ステップS11)、掻込ぺダル18の操作位置を検出し(ステップS12)、掻込ぺダル18の操作中の記憶をしたか否かを判定する(ステップS13)。Noのときには、刈取・脱穀クラッチレバー17がクラッチ入りか否かを判定し(ステップS14)、Noのときには、ブザー等の警報出力し(ステップS15)、サイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除出力を停止する(ステップS17)。
また、刈取・脱穀クラッチレバー17が入りか否かを判定し(ステップS14)、Yesのときには、掻込ぺダル18の操作位置がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除位置から所定範囲か否かを判定し(ステップS16)、Noのときには、左右のサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除出力を停止し(ステップS17)、Yesのときには、掻込ぺダル18の操作中を記憶し(ステップS21)、左右のサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除出力をする(ステップS22)。
また、掻込ぺダル18の操作中を記憶したか否かを判定し(ステップS13)、Yesのときには、掻込ぺダル18の操作位置がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除位置から所定範囲か否かを判定し(ステップS18)、Noのときには、前記ステップS21,22に移行する。また、Yesのときには、主変速レバー15が中立位置か否かを判定し(ステップS19)、Noのときには、前記ステップS21,22に移行し、Yesのときには、主変速レバー15の中立位置への操作監視時間が経過したか否かを判定し(ステップS20)、Noのときには、前記ステップS21,22に移行する。また、Yesのときには、掻込ぺダル18の中立位置への操作監視中の記憶を解除し(ステップS23)、サイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除出力を停止する。
前記構成によると、左右走行クローラ2,2の急発進を防止することができ、また、路上走行等の圃場作業以外での掻込ぺダル18の誤操作を防止できる。
また、図9のように制御をしてもよい。本制御が開始されると、所定のタイマーカウントを処理し(ステップS31)、掻込ぺダル18の操作位置を検出し(ステップS32)、掻込ぺダル18の危険操作中を記憶したか否かを判定する(ステップS33)。Yesのときには、サイドクラッチ及び直進クラッチの切り出力をし(ステップS34)、また、Noのときには、掻込ぺダル18の操作中を記憶したか否かの判定をし(ステップS35)、Noのときには、掻込ぺダル18の操作位置がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除位置から所定範囲か否かを判定し(ステップS36)、Noのときには、前記ステップS1に戻る。
また、Yesのときには、刈取・脱穀クラッチレバー17がクラッチ入りか否かを判定し(ステップS37)、Noのときには、掻込ぺダル18の危険操作であることを記憶し(ステップS38)、ステップS1に戻る。また、Yesのときには、掻込ぺダル18の操作中を記憶し(ステップS42)、サイドクラッチ及び直進クラッチの切断出力を解除する(ステップS43)。
また、掻込ぺダル18の操作中を記憶したか否かの判定をし(ステップS35)、Yesのときには、掻込ぺダル18の操作位置がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除位置から所定範囲か否かを判定し(ステップS39)、Noのときには、前記ステップS42,43に移行する。また、Yesのときには、主変速レバー15が中立位置か否かを判定し(ステップS40)、Noのときには、前記ステップS42,43に移行し、Yesのときには、主変速レバー15の中立位置復帰の監視時間が経過したか否かを判定し(ステップS41)、Noのときには、前記ステップS42,43に移行する。また、Yesのときには、掻込ぺダル18の操作中の記憶を解除し(ステップS44)、サイドクラッチ及び直進クラッチの切断出力を停止する(ステップS45)。
前記構成によると、路上走行等の圃場作業以外での掻込ぺダル18の誤操作を防止し、円滑に走行することができる。
次に、図10に示すように構成してもよい。この制御は、掻込ぺダル18の操作状態で、主変速レバー15を前後進操作しているときに、警報ブザー及び警報ランプを断続的に鳴らし、安全を確保しようとするものである。
図10に示すように、制御が開始されると、所定のタイマカウント処理を実行し(ステップS51)、駐車ブレーキぺダル19が操作されているか否かを判定する(ステップS52)。Noのときには、掻込ぺダル18の操作中か否かを判定し(ステップS53)、Noのときには、ステップS1に戻り、また、Yesのときには、主変速レバーセンサSE2の検出情報を読み込み(ステップS54)、主変速レバー15が中立位置か否かを判定する(ステップS55)。そして、Yesのときには、ステップS1に戻り、Noのときには、ブザーの警報出力をし(ステップS56)、警報ランプの警報出力をし(ステップS57)、エンジンの停止出力処理をする(ステップS58)。
前記構成によると、誤操作を防止し左右走行クローラ2,2の急発進を防止することができる。
また、図11に示すように、警報ブザーを断続的に鳴らす(ステップS56)と共に、各種操作具に並設されているモニタランプを点灯させる(ステップS57a)ようにしてもよい。
また、図12に示すように、次のように構成してもよい。主変速レバー15が前後進操作位置にあれば、掻込ぺダル18をサイドクラッチ及び直進クラッチの切断操作状態から切断解除状態への復帰をしにくいようにし、走行クローラ2,2の急発進を防止するものである。
図12のフローに示すように、本制御が開始されると、所定のタイマーカウントを処理し(ステップS61)、掻込ぺダル18の操作位置を検出し(ステップS62)、掻込ぺダル18の操作位置が所定範囲内にあるか否かを判定し(ステップS63)、Yesのときには、掻込ぺダル18の切断解除操作監視時間を初期化し(ステップS64)、サイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除出力をする(ステップS65)。
また、Noのときには、主変速レバー15が中立位置か否かを判定し(ステップS66)、Yesのときには、掻込ぺダル18がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除操作位置から近い位置(β)か否かを判定し(ステップS67)、Noのときには、前記ステップS64,65に移行し、また、Yesのときには、サイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除出力をし(ステップS69)、ステップS61に戻る。
また、主変速レバー15が中立位置か否かを判定し(ステップS66)、Noのときには、掻込ぺダル18の操作位置がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除位置から遠い位置(α)か否かを判定し(ステップS68)、Yesのときには、左右のサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除出力をし(ステップS69)、ステップS61に戻る。また、Noのときには、掻込ぺダル18の切断解除操作監視時間が経過したか否かを判定し(ステップS70)、Yesのときには、掻込ぺダル18の操作位置のアナログ値を記憶し(ステップS71)、掻込ぺダル18の切断解除操作監視時間を初期化し(ステップS72)、ステップS61に戻る。
また、掻込ぺダル18の切断解除操作監視時間が経過したか否かを判定し(ステップS70)、Noのときには、掻込ぺダル18の位置の変化状態を算出し(ステップS73)、次いで、掻込ぺダル18のサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除方向に変化しているか否かを判定し(ステップS74)、Noのときには、ステップS61に戻り、Yesのときには、エンジンの停止出力をし(ステップS75)、警報出力をする(ステップS76)。
前記構成によると、サイドクラッチ及び直進クラッチ切り状態からサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除のタイミングを速くしながら、左右走行クローラ2,2の急発進を防止することができる。
また、図13に示すように、掻込ぺダル18がサイドクラッチ及び直進クラッチの切断解除方向に変化しているか否かを判定し(ステップS74)、Yesのときには、エンジン回転数が所定回転数よりも高いか否かを判定し(ステップS76a)、Noのときには、ステップS61に戻り、Yesのときには(ステップS75a)、アクセルレバー14の低速駆動側への制御出力をし(ステップS76a)、警報出力する(ステップS77a)ように構成してもよい。
このように構成することにより、左右のサイドクラッチ及び直進クラッチの連結タイミングを速くしながら、左右走行クローラ2,2の急発進を防止し安全である。
コンバインの側面図 コンバイン操縦部の平面図 コンバインの前側部の側面図 ミッションケースの伝動装置を展開した背面図 制御ブロック図 制御ブロック図 フローチャート フローチャート フローチャート フローチャート フローチャート フローチャート フローチャート
1 走行車体
2 左右走行クローラ
3 操縦部
7 作業部(刈取搬送部)
15 主変速レバー
18 掻込操作具(掻込ぺダル)
22 ミッションケース
23 HST
38L 左のサイドクラッチ(サイドクラッチ装置)
38R 右のサイドクラッチ(サイドクラッチ装置)
45 差動歯車機構
51 直進クラッチ
52 旋回クラッチ

Claims (3)

  1. 左右の走行クローラ(2,2)と、該左右の走行クローラ(2,2)及び刈取搬送部(7)を駆動するHST(23)と、該HST(23)からの動力伝達を受けて前記左右の走行クローラ(2,2)に伝達する走行動力伝達装置の内装されているミッションケース(22)と、前記HST(23)の変速操作用の主変速レバー(15)を設け、前記ミッションケース(22)の走行動力伝動装置には、左右の走行クローラ(2,2)へ走行動力を伝達する左右のサイドクラッチ(38L,38R)と左右の走行クローラ(2,2)を略同速度で駆動させる直進クラッチ(51)と差動歯車機構(45)を介して左右の走行クローラ(2,2)を異なった速度で駆動させる旋回クラッチ(52)を設け、操縦部(3)に設けた掻込操作具(18)の操作に基づいて左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)及び旋回クラッチ(52)を伝動遮断状態に切り換える構成とし前記掻込操作具(18)の操作に基づいて左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)及び旋回クラッチ(52)が伝動遮断状態に切り換えられているときに、前記主変速レバー(15)を中立位置に操作した状態で、前記掻込操作具(18)を所定の第1操作位置(β)まで戻し操作することで、前記左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)とが伝動接続状態に切り換わり、前記主変速レバー(15)を中立位置以外の低速域に操作した状態では、前記掻込操作具(18)を前記第1操作位置(β)よりも戻し側の位置に設定した第2操作位置(α)まで戻し操作することで、前記左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)とが伝動接続状態に切り換わる構成としたコンバインの伝動装置。
  2. 前記主変速レバー(15)が中立位置以外の位置に操作され、掻込操作具(18)が前記左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)及び旋回クラッチ(52)伝動遮断状態に切換る側に前記第2操作位置(α)を超えて操作された状態において、掻込操作具(18)戻し操作が検出された場合に、前記走行クローラ(2,2)及び刈取搬送部(7)に駆動力を供給するエンジンの回転速度を低下させるか又はエンジンを停止させる構成とした請求項1記載のコンバインの伝動装置。
  3. 前記刈取搬送部(7)への伝動を接続及び遮断操作する刈取・脱穀クラッチレバー(17)が断操作されている場合には、掻込操作具(18)の戻し操作が検出されても左右のサイドクラッチ(38L,38R)と直進クラッチ(51)とを伝動遮断状態に維持する構成とした請求項1又は請求項2記載のコンバインの伝動装置。
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