JP5020632B2 - 改良型閉塞具 - Google Patents

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Description

本願は、2003年9月5日出願の米国特許仮出願第60/500,623号の優先権を主張するものである。
本発明は、歯科用器具に関し、より詳細には、特に根管に封止材料を充填するために設計されたかかる器具に関する。
歯科用閉塞具は、しばしば充填器、または発熱体を備える場合には加熱キャリヤ/充填器とも呼ばれ、予め調製された根管内にテーパ状のグッタペルカ(gutta percha)円錐体を挿入し充填するように設計される。本発明者の米国特許第5,921,775号は、歯内治療システムについて述べており、このシステムでは、根管を調製する際に特定のテーパを安全に作成するように設計された成形具、灌注カニューレ、充填器具、および関連する材料が提供される。これらの様々な器具は全て同じテーパを有して設計されており、フルート長1mm当たりのテーパが標準ISOの0.02mmよりも大きいものが好ましい。本発明者のこの特許は、0.02テーパ(ISO標準)よりも大きいテーパを使用することから得られるいくつかの利点、さらに、全てのファイル(file)および補助器具が同じテーパを有することから得られる利点について述べている。
歯髄を除去し、根管をグッタペルカなどの充填材料を受けるのに最適な形状に成形することによって根管を調製する際、根管ファイルの穿通深さを制御し、穿通深さを根尖までに制限することは、極めて重要である。Viceの米国特許第4,028,810号に開示されるように、従来技術で周知の処置の1つでは、関係する歯の長さ、ならびに根管の長さがX線を用いて正確に測定される。
充填材料を挿入する最終ステップのための準備において、根管が拡大され成形されているとき、根尖の深さを常に把握するために探索ファイルが使用され得る。穿通深さを安全な程度までに制限するのに様々な方法が使用される。根管を越えて穿通し、それによって損傷、ならびに隣接する歯周組織および骨構造に生じ得る感染症を招かないように、細心の注意が払われなければならない。
Viceの米国特許第4,028,810号はまた、細長い作業工具のシャフトに、入れ子式に調整可能に取り付けられたハンドル部分を開示する。この構成は、ハンドルから突出した工具の作業長を素早く正確に調整する手段を実現する。
Forrest他の米国特許第3,911,587号は、所定の深さの複数の盲穴が形成された基準装置(reference device)の使用を開示する。これらの装置は、周知の根管深さの範囲をカバーしており、処置において使用される器具にマーカを付けることによって、その器具の挿入を可能にするものである。
Sarfattiの米国特許第4,165,562号は、互いに嵌合するねじ山を備えたベースおよびスリーブを開示しており、このねじ山によってファイルのスリーブに対する長手方向の正確な調整が容易になる。このスリーブの底端部は、歯に当接する止め部として利用され、それによってファイル穿通深さを制限する。
米国特許第4,028,810号明細書 米国特許第3,911,587号明細書 米国特許第4,165,562号明細書
上記およびその他の同様の設計の従来技術による装置は、使用に際していくつかの欠点を有する。こうした装置は、構造的に幾分扱いにくく、使用するのに時間がかかり、その結果、歯内治療医はかかる器具を使用するステップを回避し、調製ファイルを用いて直接根管に対して作業を行うことがあり、ときとして取り返しの付かない結果となる。
簡潔に述べると、本発明による特定の構成は、臨床医が、患者の椅子の脇にいながらGT閉塞具を使用する際に、より扱いやすく、より正確に配置できるように役立つ新しい設計概念を提示する。また、得られる効率およびキャリヤの一体設計によって、同じ予約された時間内でより多くの作業を完了することが可能になる。本発明によるGT閉塞具は、本発明者の米国特許第5,921,775号にて詳述される、根管内に予め規定されたテーパ形状を確立するGTファイルを用いて作成された根管形状内で使用されるように設計される。
本発明の閉塞具は、キャリヤの表面から突出し、テーパ状根管の端部から後退したある点でキャリヤの挿入を止める1つまたは複数の突起部を有する特定の構造形状を有する。かかる構成の1つでは、こうした突起部は、キャリヤの先端から3mm後退した位置にあるキャリヤ自動止めバンプの形である。これらの突起部は、キャリヤ表面の3方に、全て先端から同じ3mmの距離で取り付けられる。GTファイルによって作成された予め規定された形状において、これらのバンプは、キャリヤの先端が根管の終端から厳密に1mmとなったときに自動的に根管壁と結合するように寸法設定される。この設計からいくつかの利点が得られる。
より重要な利点の1つは、その使いやすさにある。というのは、キャリヤはもはや測定される必要がなく、または、グッタペルカ充填材料を加熱炉内に入れる前に止め部を調整する必要がないからである。このキャリヤは、事実上、その梱包から取り出され、加熱され、次いで歯に配置されるだけでよい。
この自動止め部の使用から得られるもう1つの利点として、臨床医は、根管を充填する際に、様々に異なる歯根尖に正確に合わせる必要がなくなる。言い換えれば、臨床医間での、キャリヤを正確に配置する能力のばらつきが均一化されたことになる。
さらなる利点として、キャリヤはそこに加えられる力に関わらず歯根尖に対して動かされることができないので、この場合では、歯科医の同じ診察内で、キャリヤの歯冠部分を貫通して支柱空間が穿孔されることが可能となる。これまでに周知の設計では、封止材およびグッタペルカが完全に固まってキャリヤを所定位置に保持してから2度目の診察を受ける必要があった。グッタペルカおよび封止剤が固まる前に支柱空間ドリルを用いて支柱空間を削ると、しばしばキャリヤの過剰挿入や、根管終端を越えての不要な充填材料の過剰放出を招くことがある。
本発明による別の特定の構成では、設けられるキャリヤハンドルの直径は、寸法が大幅に縮小されている。現在使用されているハンドルは、助手が、加熱済みキャリヤを根管内に配置するために医師に手渡すのに使用される脱脂綿固定プライヤを用いては把持しにくいものである。本発明に従ってキャリヤハンドルの直径を縮小させると、ハンドルは、脱脂綿プライヤではるかに把持しやすくなる。また、ハンドルをより小さくすることによって、キャリヤを配置する間、医師は、操作視野を塞ぐ自らの指の周りを見回す必要なく、アクセス用の窩洞が著しく見やすくなる。さらに、複数の根管を有する歯では、2つのキャリヤをそれぞれのハンドルを並べて配置することは困難であり、3つ以上のキャリヤを配置するには、それらのハンドルを切除しなければ不可能である。
概略的に述べると、本発明による改良型構成を用いることにより、充填材料の配置および充填は、キャリヤを用いて充填するのにこれまで必要とされてきた時間の半分で遂行されることができ、支柱空間が必要な場合は、費用のかかる2度目の予約の必要がなくなる。また、本発明の構成を使用すると、充填長の誤りがなくなり、また、1本の歯に複数のキャリヤを順次配置し、その後全てのキャリヤを一度の切断作業で切断することが可能になるという利点が得られる。その結果、歯科医はその作業により集中することが可能となり、彼らの技術にはそれほど依存しなくなる。
本発明の特定の一実施形態では、表面突起部は、キャリヤの外側表面に、好ましくは、先端からキャリヤ長の3分の1の距離で取り付けられたほぼ部分球体の形態である。これらの表面突起部(「バンプ」)は、3つからなるグループで位置し、キャリヤの外周まわりでほぼ等距離で、全て先端から同じ距離で離隔される。各横並びのバンプ(transverse bump)の中心はキャリヤの外径上に位置する。各球状突起部の直径は、好ましくはバンプの位置におけるキャリヤ径の1/4である。
本発明の別の特定の実施形態では、各突起部は、離隔された隆起部の形態であり、やはりキャリヤの外周まわりで概して等距離で取り付けられる。この実施形態の変形形態として、各隆起部は螺旋状に配置されてもよい。隆起形の実施形態を使用することによる利点は、キャリヤを根管内に挿入する際に幾分の余裕が生じる点である。特に螺旋隆起部の実施形態は、充填材料がキャリヤに沿ってよりしっかりと保持されるように支持することにもなる。
本発明のこれらの実施形態では、キャリヤはその長さの最端部1.5mmはむき出しになっていることが好ましい。これはすなわち、その先端から1.5mmに沿っては充填材料が延在しないことを意味する。したがって、グッタペルカが先端を越えて延在し、使用前にその部分を削り取らなければならない現在の慣行とは違って、その先端からグッタペルカを除去する必要がなくなる。
以下の詳細な説明を添付の図面と併せて考慮することにより、本発明のより良い理解が得られるであろう。
図1および2は、使用準備が整った本発明の特定の一実施形態を示す。これらの図に示されるように、キャリヤ10は、先端12、テーパ部分14、および切断端部18で終端する直径が一定の部分16を備える。テーパ部分14は、先端12から点15まで延びる。キャリヤ10は、プレート22まで後方端部に延びるグッタペルカプラグ20がその上に配置された状態で示される。プラグ20は、先端12から約1.5mm後退した位置にある前方端部24で終端する。テーパ部分14の長さはaで示される。テーパ長14の先端12から約3分の1(a/3)には、球状突起部またはボタン30がある。このボタン30(3つのうちの1つ)は、キャリヤの外側表面に先端12から距離bで取り付けられる。キャリヤ10の一定の直径部分には、円筒形の触覚カラー32があり、このカラーは、キャリヤ10の一定直径部分16の外側表面との接合点から外方にテーパが付いている。カラー32は、キャリヤ上のその点の触覚的指示を使用者に与える働きをするとともに、グッタペルカを加熱する際に炉の腕部における止め部としても働く。
図2で最もよく分かるように、キャリヤ10は、キャリヤ10の外側表面から突出した3つの球状バンプまたはボタン30を有する。図2では、バンプの位置におけるキャリヤの直径がCD3として示される。キャリヤ10のテーパ部分14に沿って、細長い浅溝40が軸方向に延びている。この溝があるため、グッタペルカプラグ20からキャリヤをより引き抜きやすくなる。プラグ20の近位端に、キャリヤに沿って摺動可能なプレート22が配置される。このプレート22は、プラグ20の配置後、根管からキャリヤが除去される際、キャリヤ10が引き抜かれるときにプラグ20を定位置に保持する働きをする。
図2に示されるように、各ボタン30は、キャリヤ10の外周まわりで約120度の位置で等間隔に配置されてよい。あるいは、各ボタン30は、中央のボタン30がキャリヤ10の溝40とは反対側にある状態で約90度で離隔してもよい。
図3、4、および5には、球状ボタン30を有するキャリヤ10が示される。この型式では、各ボタン30は、テーパ部分14の外周まわりで各120度で配置される。図3の実施形態のキャリヤは、隣接する止めプレート22’を備えたカラー32を有し、この止めプレートは、キャリヤ10に沿って摺動可能であり、キャリヤが根管から引き抜かれるときにプラグを定位置に保持する。
図6、7、および8は、図3、4、および5それぞれの代替実施形態を示す。図6および7は、テーパ部分114、先端112、触覚要素132、および保持プレート122を有するキャリヤ110の側面図である。このキャリヤ110は、第1の実施形態のボタン30の代わりに、キャリヤ表面から外方に突出した3つの細長い縦長隆起部130を有する。これらの縦長隆起部130は丸みを帯びた形状で、バンプ30と同じ機能として働き、キャリヤ110がそのテーパ部分上にグッタペルカプラグ20が取り付けられて根管内に挿入されたときに、キャリヤの止め部となる。これらの隆起部は細長いので、キャリヤ110のテーパ部分上のグッタペルカプラグにバンプ30よりもしっかりと取り付けられることになる。その他の点では、キャリヤ110の使用は、キャリヤ10の使用と基本的に同じである。キャリヤ110もやはり、キャリヤの片側に沿って浅溝140を有し、それによってグッタペルカプラグからキャリヤをより引き抜きやすくなる。
図9、10および11は、触覚カラー232、テーパ部分214、および先端212を有するキャリヤ210が示された、本発明のさらに別の実施形態を示す。3つの螺旋隆起部230が、図6の実施形態の隆起部130と同様にテーパ部分214に沿って配置されるが、これらの隆起部230は、わずかに螺旋状になっている点が異なる。その他の点では、キャリヤ210は、図6の実施形態のキャリヤ110と基本的に同じである。隆起部230を螺旋状にすることによって、グッタペルカプラグをキャリヤに保持しておく力が増大する。
図12、13、および14は、それぞれ、図3、6、および9の3つの実施形態がシミュレートされた写真である。これらの図は、これらのキャリヤには、一般に直径がキャリヤ径よりもはるかに大きい従来型のハンドルがないことを示す。キャリヤの外側端部から放射状に延びるハンドルがないので、より多くのキャリヤが互いに干渉せずに根管内に挿入されることが可能である。従来型のハンドルを有するキャリヤでは、一時に多くとも2本のキャリヤしか挿入されることができない。キャリヤの範囲を越えて延びるハンドルのないキャリヤを提供する本発明の特徴では、各根管に1つずつ、1本の歯に4本ものキャリヤが挿入され得、それらの外側端部は、その後全て一度で切断されることが可能である。
図15A〜15B、16A〜16B、および17A〜17Bは、それぞれ、図12、13、および14に示されるキャリヤがシミュレートされた拡大写真である。図15、16、および17は、それぞれ、図12、13、および14に示される要素と対応する同じ参照番号によって示された同じ要素を示す。
本発明による改良型閉塞具の様々な特定の構成について、本発明が有利に使用され得る方式を例示する目的で上記で説明してきたが、本発明はそれのみに限定されるものではないことが理解されよう。したがって、当業者なら思いつくであろうどんな改変形態、変形形態、または同等の構成も全て、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲に含まれるものとみなされるべきである。
本発明によるキャリヤ/閉塞具を示す概略図である。 図1の線2−2に沿った断面図である。 本発明による特定の一キャリヤの概略側面図である。 図3のキャリヤの部分拡大図である。 図3のキャリヤの右側端部から見た概略図である。 本発明による別のキャリヤの概略側面図である。 図6のキャリヤの部分拡大図である。 図6のキャリヤの右側端部から見た概略図である。 本発明によるさらに別のキャリヤの概略側面図である。 図9のキャリヤの部分拡大図である。 図9のキャリヤの右側端部から見た概略図である。 図3のキャリヤがシミュレートされた写真である。 図6のキャリヤがシミュレートされた写真である。 図9のキャリヤがシミュレートされた写真である。 図12のキャリヤの拡大図である。 図12のキャリヤの拡大図である。 図13のキャリヤの拡大図である。 図13のキャリヤの拡大図である。 図14のキャリヤの拡大図である。 図14のキャリヤの拡大図である。

Claims (16)

  1. 予め調製された根管内に充填材および封止材料を挿入する歯科用閉塞具であって、
    尖った先端で終端するテーパ部分に接合された一定の直径部分を有するロッド状キャリヤと、
    前記テーパ部分の外側表面上に円周方向に間隔を置いて形成された3つ又はそれ以上の突起部であって、前記3つ又はそれ以上の突起部は前記先端から所定の同一の距離だけ後退した位置にあり、前記先端が前記根管の終端から所定の距離となったときに前記キャリヤを前記根管内に結合させる、前記3つ又はそれ以上の突起部とを備え、
    前記3つ又はそれ以上の突起部が、前記キャリヤの円周方向のまわりで等間隔の位置において前記キャリヤの外側表面から突出した、それぞれ分離した3つ又はそれ以上の球状バンプから成る、歯科用閉塞具。
  2. 前記根管終端からの前記所定の距離が3mmである、請求項1に記載の歯科用閉塞具。
  3. 前記キャリヤの前記外側表面から突出した前記3つの球状バンプが、前記キャリヤの外周まわりで120度間隔で離隔される、請求項1又は2に記載の歯科用閉塞具。
  4. 前記キャリヤの前記外側表面から突出した前記少なくとも3つの球状バンプが、前記キャリヤの外周まわりで120度間隔で離隔される、請求項1又は2に記載の歯科用閉塞具。
  5. 前記突起部が前記キャリヤの前記外側表面から突出する4つの球状バンプからなり、2つの隣接するバンプの間に90度の間隙があり、さらに、前記間隙内で前記キャリヤに沿って延びる浅溝を含む、請求項1に記載の歯科用閉塞具。
  6. 予め調製された根管内に充填材および封止材料を挿入する歯科用閉塞具であって、
    尖った先端で終端するテーパ部分に接合された一定の直径部分を有するロッド状キャリヤと、
    前記テーパ部分の外側表面上に円周方向に間隔を置いて形成されたそれぞれ分離した2つ又はそれ以上の突起部であって、前記分離した2つ又はそれ以上の突起部は前記先端から所定の距離だけ後退した位置にあり、前記分離した2つ又はそれ以上の突起部の前記先端からの所定の距離が同一の距離であり、前記先端が前記根管の終端から所定の距離となったときに前記キャリヤを前記根管内に結合させる、前記2つ又はそれ以上の突起部と、
    前記キャリヤを取り囲むとともに、前記先端から第2の所定の距離だけ後退した位置から、前記テーパ部分と前記一定の直径部分との接合点を越えて前記一定の直径部分の点まで延びる、封止材料のプラグとを含む、歯科用閉塞具。
  7. 前記封止材料のプラグが、前記キャリヤの前記テーパ部分の角度と同じテーパ角度でテーパが付けられている、請求項6に記載の歯科用閉塞具。
  8. 前記封止材料のプラグの、前記先端に隣接する前方端部が、前記先端から約1.5mm後退した位置にある、請求項6又は7に記載の歯科用閉塞具。
  9. 前記プラグの前記封止材料がグッタペルカである、請求項6〜8の何れか一項に記載の歯科用閉塞具。
  10. 前記プラグの前記封止材料が合成ポリマーである、請求項6〜8の何れか一項に記載の歯科用閉塞具。
  11. 前記プラグの前記封止材料が接合樹脂である、請求項6〜8の何れか一項に記載の歯科用閉塞具。
  12. 前記球状のバンプのそれぞれが、前記バンプの前記位置における前記キャリヤ径の1/4の直径を有する球体の一部分である、請求項1に記載の歯科用閉塞具。
  13. 各球体のバンプは、その中心が、前記バンプが位置する点において前記表面に隣接するように、前記キャリヤの前記外側表面上に取り付けられる、請求項1に記載の歯科用閉塞具。
  14. 予め調製された根管内に充填材および封止材料を挿入する歯科用閉塞具であって、
    尖った先端で終端するテーパ部分に接合された一定の直径部分を有するロッド状キャリヤと、
    前記テーパ部分の表面上に前記先端から所定の距離だけ後退した位置にあり、前記先端が前記根管の終端から所定の距離となったときに前記キャリヤを前記根管内に結合させる少なくとも1つの突起部と、
    前記キャリヤを取り囲むとともに、前記先端から第2の所定の距離だけ後退した位置から、前記テーパ部分と前記一定の直径部分との接合点を越えて前記一定の直径部分の点まで延びる、封止材料のプラグとを備え、
    前記キャリヤには、前記先端から所定の距離にわたり封止材料が延在しない、歯科用閉塞具。
  15. 前記封止材料を有していない前記先端からの所定の距離が、0.5〜3mmの範囲である、請求項14に記載の歯科用閉塞具。
  16. 前記封止材料を有していない前記先端からの所定の距離が、1.5mmの範囲である、請求項14に記載の歯科用閉塞具。
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