JP5020478B2 - 学習サービス提供システム、学習サービス提供サーバおよびプログラム - Google Patents

学習サービス提供システム、学習サービス提供サーバおよびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、学習サービス提供システム、学習サービス提供サーバおよびプログラムに関する。
近年、従業員教育の一環として、e−ラーニングを利用する企業が増えてきている。e−ラーニングを利用することで、例えば企業はコストを削減できるなどのメリットを享受でき、一方、従業員は自分のペースで学習を行うことができる。効率的な学習のためには、e−ラーニングを、通勤電車や家庭内等、場所を問わずに実行できることが望ましい。しかし、企業は、e−ラーニングの利用を企業内のネットワークにとどめている場合が多かった。
これは、特に、現在プライバシー・ポリシー等を基にした個人情報の徹底管理が企業側に要請されており、企業の外部でのe−ラーニングを認めると、個人情報等の重要情報の漏れが起きる可能性は高くなることに起因する。
この他、企業の外部でのe−ラーニングを認めると、特にe−ラーニングで機密問題を扱う場合、学習用端末に格納された機密問題が情報管理の上で大きな問題となる。さらに、企業の外部でのe−ラーニングを認めると、受講期間の過ぎた後、学習用端末に格納された問題の著作権保護が問題となる。さらに、企業の外部でのe−ラーニングを認めると、正当な受講者でない者が、正当な受講者からユーザIDやパスワード等を取得して不正に受講を行う可能性もある。
ところで、従来からe−ラーニングサービスでは、受講者から質問を受け付けるサービスを提供することが一般に行われているが、e−ラーニング事業者は、受講者からの質問内容の把握に大きな手間がかかってしまっている問題があった。すなわち、質問を受け付けたe−ラーニング事業者は、この質問メールがe−ラーニング講座のどの問題集のどの問題に起因しているのかを知る手だてがないために、質問部分が、講座テキストのどの部分に関するものかを探す手間が生じていた。
また、e−ラーニングにおいて、受講者にe−ラーニング用の問題集を一度に多く与えると、取り組むべき事項の多さに受講者が一気に学習意欲を失い、効率的な学習を支援できない場合もあり、こうなると本来有効な学習手段であるe−ラーニングは逆効果となってしまう。また、問題集の中には正答率の高いものもあれば低いものもあり、特に苦手な部分を攻略したい場合などは、正答率の低い問題集に集中的に取り組むことができれば便利である。
特開2003−255818公報
本発明は、上述した種々の問題点を解決することの可能な学習サービス提供システム、学習サービス提供サーバおよびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様としての学習サービス提供サーバは、電子学習サービスを提供する事業者側に配置された学習サービス提供サーバと、前記電子学習サービスを利用して、学習支援端末を保有する従業員に電子学習を行わせる企業側に配置された企業端末と、を備え、 前記学習サービス提供サーバは、前記事業者が受講者を管理するための受講者IDと、受講者の学習履歴とを対応付けた学習履歴データベースと、前記学習支援端末で電子学習を行うためのアプリケーションプログラムを保持したアプリケーション保持部と、前記アプリケーションに受講期限を挿入する受講期限挿入部と、前記受講期限の挿入されたアプリケーションプログラムを前記学習支援端末に提供するアプリケーション提供部と、前記電子学習用の問題を格納した問題格納部と、前記学習支援端末からの問題提供要求に応じて、前記問題格納部から受講者に提供すべき問題を選択し、選択した問題を前記学習支援端末に提供する問題提供部と、前記学習支援端末から前記受講者の学習履歴を取得する学習履歴受信部と、受け取った前記受講者の学習履歴に基づいて前記学習履歴データベースを更新する学習履歴更新部と、前記学習履歴データベース内のデータを履修データとして前記企業端末に送信する履修データ送信部と、前記学習支援端末から前記学習サービス提供サーバへのアクセス時に、前記学習支援端末内の前記アプリケーションプログラムに挿入された受講期限を読み出し、読み出した受講期限が切れていた場合は、前記アプリケーションプログラムを無効化するためのデータを前記学習支援端末に送り込んで、前記学習支援端末内の前記アプリケーションプログラムを無効化するアプリケーション無効化部と、を有する。
本発明の一態様としての学習サービス提供サーバは、電子学習サービスを提供する学習サービス提供サーバであって、受講者が保有する学習支援端末で電子学習を行うためのアプリケーションプログラムを保持したアプリケーション保持部と、前記アプリケーションに受講期限を挿入する受講期限挿入部と、前記受講期限の挿入されたアプリケーションプログラムを前記学習支援端末に提供するアプリケーション提供部と、前記学習支援端末からのアクセスを受けた時、前記学習支援端末内の前記アプリケーションプログラムに挿入された受講期限を読み出し、読み出した受講期限が切れていた場合は、前記アプリケーションプログラムを無効化するためのデータを前記学習支援端末に送り込んで、前記学習支援端末内の前記アプリケーションプログラムを無効化するアプリケーション無効化部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様としての学習サービス提供サーバは、電子学習サービスを提供する学習サービス提供サーバであって、受講者を管理するための受講者IDと、受講者の学習履歴とを対応付けた学習履歴データベースと、機密問題を含む電子学習用の問題を格納した問題格納部と、受講者が保有する学習支援端末からの問題提供要求に応じて、前記問題格納部から受講者に提供すべき問題を選択し、選択した問題を前記学習支援端末に提供する問題提供部と、前記学習支援端末から前記受講者の学習履歴を取得する学習履歴受信部と、受け取った前記受講者の学習履歴に基づいて前記学習履歴データベースを更新する学習履歴更新部と、を備え、前記問題提供部は、前記学習支援端末に前記機密問題を提供した場合は、前記学習履歴受信部によって前記機密問題に対する回答結果が前記学習履歴として取得された直後に、前記学習支援端末に格納された前記機密問題を無効化するためのデータを前記学習支援端末に送り込んで、前記学習支援端末に格納された前記機密問題を無効化することを特徴とする。
本発明により、個人情報等の重要情報の漏洩可能性を可及的に低減しつつ、企業の外部での電子学習が可能となる。また、機密問題の漏洩阻止、不正受講の阻止または問題作成者の著作権保護も可能となる。また、受講者からの質問内容の把握も簡易になる。また、受講者の効率的な学習が可能となる。
図1は、本発明の一実施の形態に従った学習サービス提供システムの構成を概略的に示すブロック図である。
この学習サービス提供システムは、e−ラーニング(電子学習)サービスを提供する事業者側に配置された学習サービス提供サーバ10と、学習支援端末30を保有する従業員(受講者、学習者)にe−ラーニングを行わせる企業側に配置された企業端末60とを備える。企業端末60はサーバやパーソナルコンピュータ等のコンピュータである。企業はe−ラーニングを研修等に利用して従業員教育(例えばある資格の取得するための学習を従業員に行わせる)を行い、事業者はe−ラーニングサービスを企業に提供する。企業の従業員は学習支援端末30を用いてe−ラーニングを行う。事業者は従業員の学習進捗状況を企業に提供し、企業は提供を受けた学習進捗状況に基づいて従業員の学習状況を把握する。以下、本学習サービス提供システムについて詳細に説明する。
学習サービス提供サーバ10と企業端末60とはネットワークN1を介して接続され互いに通信可能である。学習サービス提供サーバ10と受講者が保持する学習支援端末30とは図示しない通信事業者回線を介して通信可能である。学習支援端末30は、例えば携帯電話やPHS等の携帯端末であり、学習支援端末30と通信事業者回線との間は無線により通信が行われる。学習支援端末30として、ノート型のパーソナルコンピュータ(パソコン)またはデスクトップ型のパソコンを用いてもよい。この場合、学習支援端末30は通信事業者回線と有線により通信を行ってもよい。
学習サービス提供サーバ10は、アクセス管理部11と、アクセスデータベース11aと、問題格納部12と、学習履歴データベース13と、問題提供部14と、学習履歴受信部15と、学習履歴更新部16と、履修データ送信部17と、アプリケーション保持部21と、受講期限挿入部22と、アプリケーション提供部23と、アプリケーション無効化部24とを備える。学習サービス提供サーバ10の上記各要素によって実現される機能は例えばプログラムをCPU等のコンピュータに実行させることによって実現される。
アクセス管理部11は、学習支援端末30から学習サービス提供サーバ10へのアクセスを管理する。初回アクセス時には学習支援端末30に対して図2に示す初回情報登録画面を提示して、ユーザID(受講者ID)、パスワードおよびハンドル名の入力を促し、入力情報を受け取る。ここではハンドル名の入力を要求しているがハンドル名の入力は要求しなくともよい。ユーザIDは事業者が受講者を管理するために利用するIDである。受講者はあらかじめ郵送等の手段によってユーザIDおよびパスワードを事業者から与えられている。アクセス管理部11は、e−ラーニングを受講可能なユーザIDおよびパスワードの組を格納したアクセスデータベース11aを保持している。アクセス管理部11は、入力情報に含まれるユーザIDおよびパスワードがアクセスデータベース11aに登録されている場合は、学習支援端末30固有の固有端末番号(UTN)を学習支援端末30から読み出し、読み出した固有端末番号、上記ハンドル名および電子メールアドレスをアクセスデータベース11aにユーザIDおよびにパスワードと関連づけて登録する。次回以降のアクセス(通常アクセス)時には、アクセス管理部11は学習支援端末30から固有端末番号を読み出し、読み出した固有端末番号がアクセスデータベース11aに登録されている場合は、学習支援端末30からのアクセスを許可し、登録されていなければアクセスを拒絶する(受講者認証)。
ここで固有端末番号を用いて受講者認証を行う理由について説明すると以下の通りである。
安易な受講者が自分のユーザIDとパスワードとを友人等の他人に漏らすことによって、本来受講資格のない人物が不当にe−ラーニングを受ける可能性は捨てきれない。特に携帯端末内に問題を格納して行う携帯アプリ型のe−ラーニングにおいては、その手軽さや携帯端末を保有している人口の多さから、合理的な不正利用対策が必要不可欠である。ほんの気軽な気持ちでの不正利用の可能性は極めて高いといえる。
そこで、受講者の初回アクセス時に学習支援端末の固有端末番号を取得し、ユーザIDおよびパスワードと共通管理することによって、受講者自身の学習支援端末以外からのアクセスを完全に排除することが可能となる。
初回アクセス時に受講者の学習支援端末から固有端末番号を読み取り、ユーザIDおよびパスワードと固有端末番号とを連結させる。次回以降の通常アクセス時には、アクセスごとに、学習支援端末から固有端末番号を読み出し、学習サービス提供サーバ内のアクセスデータベースに登録された固有端末番号と、読み出した固有端末番号とを比較することによってそのアクセスが正当な受講者からのものであるかどうかを確認する。固有端末番号が登録されていない場合はアクセスを拒絶する。この際e−ラーニング利用企業の端末あるいはe−ラーニング事業者のサポート係の端末へその旨の通知を行うようにしてもよい。正当な受講者が機種変更をした場合などで固有端末番号が変更になったことが確認された場合にのみ再登録可能としておき、再アクセス時に新たな固有端末番号を登録する。
ここで、受講者に対しては、受講開始時に、退会時に学習サービス提供サーバへの退会アクセスを契約事項としてあげておき、退会時に学習サービス提供サーバに対し退会アクセスをしてもらうことが望ましい。これにより、携帯端末内に格納されたe−ラーニング受講用のアプリケーションを完全に動作させなくすることができる。すなわち、携帯端末等の学習支援端末でe−ラーニングを実現する場合、特に学習支援端末内に問題を格納してe−ラーニングを実行する場合、学習支援端末に格納された問題の著作権をどう守るかが重要である。問題集コンテンツ著作権保有者にとって、この著作権保護は重要な問題となる。そこで、受講開始時に退会アクセスを契約事項として挙げておくことで、退会後においても、問題集コンテンツ保有者の著作権を確実に保護できる。
図1に戻り、学習サービス提供サーバ10における問題格納部12は、受講者に提供するための電子学習用の問題を格納する。問題は例えばある資格試験の学習のための問題である。問題は、例えば複数の問題集(例えば50個の問題集)からなり、各問題集はそれぞれ複数の問題(例えば15問)を含む。すなわち、ある資格試験に合格するために必要とされる学習範囲が複数の問題集に分散している。
学習履歴データベース13は、事業者が受講者を管理するために用いるユーザIDと、受講者の学習履歴とを対応付ける。学習履歴データベース13の一例を図3に示す。学習履歴は、例えば受講者が取り組んだ問題集の識別子、問題集に取り組んだ回数、各回における正解率、各回の取り組み日時等を含む。ここに示す学習履歴の形式はあくまで一例であり本発明はこれに限定されない。
図1において、問題提供部14は、学習支援端末30からの問題提供要求に応じて、問題格納部12から提供すべき問題(ここでは問題集とする)を選択し、選択した問題集を学習支援端末30に提供する。問題提供部14は、学習支援端末30から要求された問題集を学習支援端末30に提供してもよいし、あるいは、受講者の学習履歴を確認し、学習履歴に応じた問題集を提供してもよい。例えば、学習履歴データベース13に基づき、現時点において最後に渡した問題集の成績が所定の水準(例えば正解率70%)を満たしている場合は次に与えるべき問題集を選択して学習支援端末30に提供する。一方、上記成績が所定の水準を満たしていない場合は、問題集の提供を拒否する旨の通知を学習支援端末30に送信する。例えば問題集が第1の問題集〜第nの問題集まであるとする。最初は第1の問題集を受講者に提供し、第1の問題集の成績が所定の水準に達したら、第2の問題集を受講者に提供し、第2の問題集の成績が所定の水準に達したら第3の問題集を提供するといったように徐々に問題集を受講者に提供する。このように少しずつ問題集を提供することで受講者の学習意欲を維持させ、効果的な学習を継続させることができる。
ここで、受講者に提供する問題に対しより高度な機密保持が要求される場合、提供した問題がそのまま学習支援端末内に残ると、情報管理の上で大きな問題となる。そこで、このように高度な機密保持が要求される問題を提供する場合は、問題を学習支援端末内に残さない仕組み(バニッシュ問題機能)を問題提供部14は用いる。より詳しくは以下の通りである。
機密内容の問題(バニッシュ問題)を提供する場合、問題提供部14は、あらかじめ電子メールで機密問題の配信を行うことを受講者の学習支援端末に連絡する。電子メールでは、受講者が継続的に学習支援端末(例えば携帯端末)の通信圏内に居りかつ移動しない状態が連続する場合にのみ機密問題のダウンロードを行うこと、そして機密問題のダウンロードが終了したらすぐに機密問題に着手すること、機密問題の終了後は画面の指示に従い即時に回答結果を学習サービス提供サーバに送信すること(または学習支援端末によって回答結果が即時に強制送信されること)、の3点の確認を行う。受講者は電子メールで指定されたサイト(例えば問題提供部14がこのサイトを管理する)にアクセスしてバニッシュ問題をダウンロードする。学習支援端末に表示されるダウンロード画面の一例を図4(A)に示す。バニッシュ問題では、学習支援端末は、ダウンロード終了と同時に学習支援端末にアプリケーションプログラムを自動起動し、また受講者による回答終了時点で即時に強制で回答結果を学習サービス提供サーバに送信する。強制送信後に学習支援端末に表示される画面の一例を図4(B)に示す。回答結果を受信した学習サービス提供サーバにおける問題提供部14は、回答結果の受信終了直後に学習支援端末側にダミーデータを送信して学習支援端末内のバニッシュ問題を削除する。これにより、機密問題の流出可能性は最小限にとどめられる。コンプライアンスに関わる重要な情報等、社外に漏れると問題が生じる可能性が高い内容について、このバニッシュ問題機能を利用すると情報漏れがより確実に防げ、かつ重要な情報についての個人別の認識と情報の受領が確認できることとなる。
図1において、学習履歴受信部15は、学習支援端末30から学習履歴を取得する。学習履歴受信部15は、いまだ学習支援端末30から受け取っていない学習履歴のみ(差分)を受け取ってもよいし、学習支援端末30に存在する全ての学習履歴を受け取ってもよい。学習履歴の受け取りは、例えば学習支援端末30が問題提供要求を行った際に行う。この他、学習履歴端末30が問題集を1回解くたびに学習履歴を学習サービス提供サーバ10に送り、学習履歴受信部15がこの学習履歴を受け取ってもよい。
学習履歴更新部16は、学習履歴受信部15によって取得された学習履歴に基づいて、学習履歴データベース13を更新する。
履修データ送信部17は、学習履歴データベース13内のデータ(履修データ(ユーザIDおよび学習履歴))を企業端末60に送信する。履修データ送信部17は、企業端末60から送信要求があった場合に送信を行ってもよいし、任意の時期または定期的に送信を行ってもよい。
アプリケーション保持部21は、受講者が学習支援端末30でe−ラーニングを受講するためのアプリケーションプログラムを保持する。すなわち、受講者はe−ラーニングを行うに当たりあらかじめ学習支援端末30にアプリケーションプログラムをインストールしておく必要がある。
受講期限挿入部22は、企業ごとまたは受講者ごとにあらかじめ与えられた受講期限(時限キー)を、受講者に提供するアプリケーションプログラムに挿入する。
アプリケーション提供部23は、受講期限挿入部22を用いてアプリケーションプログラムに受講期限を挿入し、受講期限の挿入されたアプリケーションプログラムを学習支援端末30に提供する。アプリケーションプログラムの提供は、例えば初回アクセス時の認証を通過した時点で行う。
アプリケーション無効化部24は、学習支援端末30による学習サービス提供サーバ10へのアクセス時(例えば問題提供部14が学習支援端末30から問題提供要求を受けた時、または学習履歴更新部16が学習支援端末30から学習履歴を受け取った時)に、学習支援端末30からアプリケーションプログラムに挿入された受講期限を読み出す。アプリケーション無効化部24は、受講期限が過ぎていた場合は、学習支援端末30に搭載されたアプリケーションプログラムを無効化するためのデータを学習支援端末30に送り込む。すなわちアプリケーションプログラムは送り込まれたデータによって書き換えられる。これにより受講期限到来後のアプリケーションの不正利用を防ぐことが可能になる。このようにアプリケーションの不正利用を防ぐことで問題集コンテンツ著作権を確実に保護できる。アプリケーション無効化部24は、受講期限が到来していないけれども受講期限まで所定の閾値期間を切った場合(受講期限到来間近の場合)は、受講の延長申請を促すメッセージを学習支援端末30に送信してもよい。ここではアプリケーションプログラムを無効にするデータを送り込んだが、これに加えて、アプリケーションデータ(問題データ、学習履歴など)を無効にするデータを送り込んでもよい。
図1において、企業端末60は、履修データ受信部61と、IDコンバータ(ID処理部)62とを備える。
履修データ受信部61は、学習サービス提供サーバ10から学習履歴データベース内のデータ(履修データ(ユーザIDおよび学習履歴))を受け取る。
IDコンバータ62は、履修データ受信部61によって受け取られた履修データにおけるユーザIDを、企業が各従業員を管理するための個人情報管理番号である従業員IDに変換する。図3に示す履修データにおけるユーザIDを従業員IDに変換した例を図5に示す。ここではユーザIDを従業員IDに変換したが、履修データに対し従業員IDをユーザIDに関連づけて付加してもよい。ユーザIDから従業員IDを求めるためには例えばあらかじめユーザIDと従業員IDとを対応付けたデータベースまたは所定の変換アルゴリズムを用意しておけばよい。IDコンバータ62の機能は例えばプログラムによって実現される。以下、企業端末60にIDコンバータ62を配置した理由について説明する。
現在、個人情報管理は非常に重要な問題として、プライバシー・ポリシー等を基にした徹底管理が企業側に要請されている。
特にe−ラーニングを行う場合に、従業員の個人保有のパソコン等での履修にはインターネットを利用した外部接続が必然であり、情報漏れが起きる可能性は非常に高くなる。これは、携帯端末を利用したe−ラーニング提供時にも同様である。企業にとって、e−ラーニングを利用した従業員教育を効率的に行うためには情報漏れによる個人情報の流出を抑えることが重要となる。
一方で資格取得や自己研鑽を含む従業員のレベルアップには、個人別の履修管理を行うことができるe−ラーニングは非常に有効である。ここで、e−ラーニング事業者にとっては、ユーザIDを登録し講座管理および履修管理を行うことは必須である。企業にとっては、自社内の人事システムで利用している従業員IDで従業員の履修状態を管理することが最も合理的である。
上述したように、IDコンバータは、e−ラーニングを提供する事業者のユーザIDと企業の従業員IDとの間を両方向にまたは片方向に自動的にコンバートする。e−ラーニングを利用する企業の社内に置かれた企業端末にこのようなIDコンバートをインストールし、一方で事業者によるe−ラーニングの履修管理はユーザIDで行う。e−ラーニング事業者はユーザIDをベースに履修管理を行うが、事業者が把握する個人個人の情報は、連絡用に必要なe−メールアドレスとe−ラーニングの履修情報のみである。
つまり、e−ラーニング事業者から企業へ履修データが送られ、IDコンバータによって企業内の従業員IDと履修データとが結合されることで、履修データは初めて有意な個人情報となるのである。IDコンバータはe−ラーニングを利用する企業内に置かれるため、個人情報がe−ラーニングの利用によって外部に漏れることはない。よって、個人情報の機密度を、その企業の元々の機密度と同等の状態で保つことが可能となる。
金融機関など、e−ラーニングの必要性は高く認めているが、個人情報等の漏れが心配で自社内のネットワークでのe−ラーニングにとどめている場合が多い。IDコンバータの活用により、機密性が保たれ、携帯端末等を利用した、場所を選ばないe−ラーニングが可能となる。
図6は、図1の学習支援端末30の構成を概略的に示すブロック図である。
入力部31は受講者がデータ入力を行うためのものである。入力部31は例えば複数のキーを含むキー入力部である。
表示部32は受講者に対して画像を表示する。表示部32は、例えば液晶表示部である。
通信部33は学習サービス提供サーバ10との間で図示しない通信事業者回線を介して通信を行う。
プログラム格納部34は、e−ラーニングを行うためのアプリケーションプログラムおよびメールソフト(メールプログラム)を格納する。アプリケーションプログラムは、学習サービス提供サーバ10から、例えば初回アクセス時に取得したものである。アプリケーションプログラムには受講期限が挿入されている場合もある。
制御部35は、プログラム格納部34内のプログラムをメモリ36にロードして実行する。
メモリ36は、制御部によるプログラム実行時に一時的なデータ格納領域として用いられる。
学習履歴記憶部37は、e−ラーニングによる学習履歴を記憶する(図3参照)。
問題格納部38は、学習サービス提供サーバ10から提供された問題(問題集)を格納する。
データ記憶部39は、ユーザID、Eメールアドレス、固有端末番号などを格納する。固有端末番号は別途の専用記憶部に格納されてもよい。
図7は、アプリケーションプログラムによる典型的な処理の流れを示すフローチャートである。
アクセス管理部11による認証を経た後、学習支援端末30は、学習サービス提供サーバ10に対して例えば問題集の提供を要求する(S1)。学習支援端末30は、学習サービス提供サーバ10から提供された問題集を問題記憶部38に格納する(S2)。ただし、学習サービス提供サーバ10から問題集の提供が拒否された場合は例えばその旨を表示部32に表示する。
次に、学習支援端末30は、問題集を選択するための問題選択画面を表示部32に表示する(S3)。問題選択画面には各問題集を識別する識別子の一覧が表示される。問題集の識別子の表示例を図8に示す。「その1」「その2」等が1つ1つの問題集の識別子である。問題集は全部で「その1」〜「そのn」まで存在するが、これらのうち「その1」〜「その5」までが学習支援端末30にダウンロードされている。問題集の識別子を囲む枠の背景色または識別子自体の色は、その問題集に対する学習履歴(過去の成績)に応じて決定される。例えば、問題集に対する過去における受講者の成績が所定の基準(例えば正解率70%)に達している場合は第1の色、所定の基準に達していない場合は第2の色で表示を行う。図8の場合、「その2」「その3」が第1の色、「その1」「その4」「その5」が第2の色である。以下これについてさらに詳細に説明する。
問題選択画面において、「第○章第○節」あるいは、「第○章○○その1」のような形で問題集を選択可能にし、問題集の項目枠内の背景色等を、各問題集の過去の成績に応じて変更できるようにしておく。具体的には問題集の過去の成績が合格ゾーンの場合と不合格ゾーンの場合で色を変える。これによって、受講者は、問題集を選択するときに、より苦手な問題集を視覚的に捉えることが可能となり、苦手な部分を優先させた学習が可能となる。
例えば、本試験で70点以上が合格となる場合、各問題集の成績が合格ゾーンにある場合(正解率70%以上の場合)には、ピンク系の背景色(第1の色)で枠内をハイライトし、不合格ゾーンにある場合(正解率70%未満)にはブルー系の背景色(第2の色)で枠内をハイライトする。受講者はまず、各問題集がすべてピンク色になるように問題集を選択する。これによって、全体のレベルが自然に上昇し、本試験で合格することがたやすくなる。
また、問題集の成績が合格ゾーンにある場合には、よりその得点率が高くなるごとにピンク色を強くしていき、高い学習度がより明示的に視覚的に捉えられるようにしてもよい。同じように、問題集の成績が不合格ゾーンにある場合には、得点率が低くなるごとにブルー色が濃くなるようにしていく、これによって、どうしても苦手な部分がある受講者は、その苦手な部分をあきらめ、より得意な部分をより強化して、総合的な得点率を高め合格につなげることができるようになる。
次に、上記ステップS3において表示部32に表示された問題集の識別子の中から、これから取り組む問題集の識別子を受講者に選択させる(S4)。ここでは図8の「その1」が選択されたとする。
次に、選択された問題集に含まれる問題を受講者に出題し(S5)、出題した問題に対する回答を入力部31から受け取り(S6)、出題した問題に対する解答を表示する(S7)。ステップS5〜S7を1問目から最後の問題まで繰り返す(S8のNO)。受講者が問題集「その1」(15個の問題を含む)に取り組んでいる際に表示部32に表示される画面の遷移の様子を図9に示す。
問題集に含まれる全ての問題に対する回答が終わると(S8のYES)、成績を示す画面(結果表示画面)を表示部32に表示する(S9)。成績が合格ゾーンに達した場合(例えば正解率が70%以上の場合)に表示される画面例を図10(A)に示し、成績が合格ゾーンに達していない場合(例えば正解率が70%未満の場合)に表示される画面例を図10(B)に示す。
結果表示画面内の結果送信キー41が受講者によってクリックされると、現在取り組まれた問題集の成績等によって学習履歴記憶部37を更新する(S10)。また、現在取り組まれた問題集の成績を学習サービス提供サーバ10に送信してもよい。この際、学習サービス提供サーバ10に未送信の学習履歴が存在する場合はこの未送信の学習履歴も併せて送信してもよい。または学習履歴記憶部37内の全ての学習履歴を送信してもよい。
ところで、問題集に取り組んでいる際、提出された問題の内容に不明点がある場合や、問題の解説を読んでも理解できない場合など、電子メールで質問できるようにすることが受講者にとって効率的である。
e−ラーニング事業者が利用者からの質問を受け付けるサービスを提供することは一般に行われているが、質問内容の把握に大きな手間がかかってしまっている問題が従来からある。質問を受け付けたe−ラーニング事業者は、その質問メールがどのe−ラーニング講座のどの問題集のどの問題から発生しているかを知る手立てがない。そのため、質問回答者は自らの手で質問メールの本文を読み、例えば講座テキストのどの部分に関するものかを探す手間が生じる。e−ラーニング事業者にとってこの手間は深刻な無駄である。質問メールの件名欄に具体的な問題のコードが付与されていれば、効率的な回答が可能となるけれども、従来におけるメールの件名欄への自動挿入は「質問メール」とか「internet exprollerから投稿された○○」のような大雑把な自動挿入であり、問題との関連づけが何らなされていなかった。
そこで、本実施の形態では、学習支援端末側で受講者が現在取り組んでいる問題を監視し、受講者がある問題について質問メールを送る場合に、その問題の問題コードを件名欄に自動的に挿入する(問題コード自動挿入機能)。これにより、e−ラーニング事業者は無駄な手間を省くことができ、よって質問メールに対し適切かつ速やかに回答することが可能となる。
以下問題コード自動挿入機能について場合分けして説明する。
(1)携帯端末でe−ラーニングを行う場合でかつ携帯端末がマルチスレッド機能に対応している場合
携帯端末上のアプリケーション(i-アプリ等)を用いてe−ラーニングを行う場合には、現在表示中の問題出題画面上の機能キーから質問メールキーを選択できるようにしておく。図11(A)は機能キー42を含む問題出題画面の例を示し、図11(B)は機能キー42がクリックされた場合に表示される画面の例を示す。すなわち機能キー42がクリックされると、アプリケーションプログラムは質問メールキー43、ヘルプキー44および終了キー45を表示する。質問メールキー43がクリックされた場合、アプリケーションプログラムはプログラム格納部34内のメールソフトを起動する。図11(C)はメールソフト起動後に表示されるメール作成画面の例を示す。アプリケーションプログラムは、メール作成画面の件名欄46に問題コードを自動で挿入する。件名欄46には、問題コードではなく、「○○講座第○章第○問」といった形式により問題を特定する情報を挿入してもよい。図11(C)では件名欄46に問題コードとして「99」が挿入されている。なお宛先アドレス欄48には宛先アドレスが自動的にアプリケーションプログラムによって挿入される。受講者は本文記入欄47に具体的な質問内容を記述する。アプリケーションプログラムは、受講者によって入力部31から送信指示が入力されると、学習サービス提供サーバ10に電子メール送信を行う。e−ラーニング事業者の質問回答担当者は、届いた電子メールの件名欄を参照することにより、テキストと参考資料を速やかに準備し回答を行うことが可能となる。大規模のe−ラーニング事業者の場合には、件名欄に表示された問題コード等を基に、その問題の専門家にメールを転送することによって、より効率的な対応を行うことができる。
(2)携帯端末でe−ラーニングを行う場合でかつ携帯端末がマルチスレッド機能に対応していない場合
携帯端末によっては、アプリケーションプログラムの実行中にメールソフトを起動できない機種が存在する。ここではそのような機種から質問メールを送る場合について説明する。図11(B)の状態において、質問メールキー43がクリックされると、アプリケーションプログラムは、ブラウザを起動し、インターネット等のネットワークを介して、指定のサイトへアクセスする。指定のサイトは学習サービス提供サーバ10によって管理されてもよい。この際、ウェブアクセスのオプションとして、問題コードおよび宛先アドレスも指定のサイトに渡される。ブラウザ起動時、アプリケーションプログラムは自動終了する。この際、現在取り組まれていた問題集、この問題集において現在取り組まれていた問題、この問題集における最初の問題からこの問題までの成績等が保存されてもよい。これにより次回のアプリケーション起動時には中断箇所からの再開が可能となる。携帯端末は、指定のサイトへアクセスすると、図12(A)に示す、Mail作成リンク50を含むウェブページを受け取る。このウェブページ内のMail作成リンク50をクリックすることで、指定のサイトから学習支援端末内のメールソフトが起動させられる。この際、メールソフト起動時のオプションとして、メールソフトに上記問題コードおよび宛先データが渡され、メールソフトはこれら問題コードおよび宛先データをメール作成画面の宛先アドレス欄および件名欄に自動挿入する。図12(B)はメール作成画面における宛先アドレス欄51および件名欄52に問題コードおよび宛先データが自動挿入された状態を示す。以上のようにしてマルチスレッド対応でない携帯端末からの質問メールでも件名欄に問題コードあるいは個別問題名を自動で挿入できる。
(3)パソコンでe−ラーニングを行う場合
パソコンに問題集をダウンロードしてe−ラーニングを行う場合、パソコンの表示部には例えば複数の問題が一度に表示され、画面をスクロールしながら、各問題を次々に解いていくようになっていることが多い。このように複数の問題が一度に表示される場合は、アプリケーションプログラムは、画面上のカーソルの位置情報を常時監視し、カーソルの位置情報から受講者が現在取り組んでいる問題の情報(例えば問題コード)を特定する。画面上に配置された質問メールアイコンのクリック、またはマウス(入力部)の右クリックで表示される質問メール項目に対するダブルクリックなどを起因として、アプリケーションプログラムは、メールソフトを起動し、メール作成画面の件名欄に問題コードを挿入する。このとき件名欄には、問題コードでなく、「○○講座第○章第○問」という形式によって問題を特定する情報を挿入してもよい。受講者は本文記入欄に具体的な質問内容を記述する。e−ラーニング事業者の質問回答担当者は、届いたメールの件名欄を参照することにより、テキストと参考資料を速やかに準備し回答を行うことが可能となる。大規模のe−ラーニング事業者の場合には、件名欄に表示された問題コード等を基に、その問題の専門家にメールを転送することによって、より効率的な対応を行うことができる。
(4)WBT(Web Training)と呼ばれる、ウェブサイト上でe−ラーニングを行う場合
ウェブサーバはパソコンから最後に回答入力された問題の問題コードを把握しておく。パソコンにおける画面上に配置された質問メールアイコンのクリック、またはマウス(入力部)の右クリックで表示される質問メール項目に対するダブルクリックなどを起因として、ウェブサーバは、パソコンにおけるメールソフトを起動し、メール作成画面の件名欄に問題コードを挿入する。このとき件名欄には、問題コードでなく、「○○講座第○章第○問」という形式によって問題を特定する情報を挿入してもよい。受講者は本文記入欄に具体的な質問内容を記述する。e−ラーニング事業者の質問回答担当者は、届いたメールの件名欄を参照することにより、テキストと参考資料を速やかに準備し回答を行うことが可能となる。大規模のe−ラーニング事業者の場合には、件名欄に表示された問題コード等を基に、その問題の専門家にメールを転送することによって、より効率的な対応を行うことができる。
ところで、以上に説明した学習支援端末による学習効果を高めるため付加的な機能としてアプリケーションプログラムに暗記帳機能を搭載してもよい。これは、携帯端末等の学習支援端末に格納された問題を実際に解くのではなく、受講者によって決定キーが押されるごとに、第1の問題文の表示→正答の表示→第2の問題文の表示→正答の表示→第3の問題文の表示→正答の表示→・・・→第nの問題文の表示→正答の表示、を繰り返す機能である。受講者による回答の入力は省略される。また、解説の表示も省略されてよい。対象となる問題は、問題集単位で受講者が選択できるようにしてもよいし、学習支援端末に格納された全問題でもよいし、全問題から一定数をランダムに抽出してもよい。この暗記帳機能は、試験直前の暗記レベル確認と最後の力業での暗記に優れた効果をもたらし、携帯電話等の携帯端末に搭載することが特に有効である。
図13は、図1に示した学習サービス提供システムの変形例を示すブロック図である。
このサービス提供システムは、企業Aが保有する企業端末71、72、パソコンP1〜Pnと、事業者Bが保有する第1のサーバ81および第2のサーバ82と、事業者Cが保有する学習サービス提供サーバ91とを含む。
ここで、企業Aは企業研修を事業者Bに依頼している。事業者Bは、企業Aの社内ネットワークN2を利用したe−ラーニングサービスは自ら提供するが、社外ネットワークN3を利用したe−ラーニングサービスは事業者Cに委託する。事業者Bは企業Aとe−ラーニングサ−ビス提供の契約を取り交わし、企業Aの各従業員(受講者)に対し、ユーザIDおよびパスワードの付与を行う。ユーザIDおよびパスワードは社内および社外のe−ラーニングサービスで同じであっても異なっても良い。一方、事業者Cは事業者Bとの間で社外ネットワークN3を利用したe−ラーニングサービス提供の契約を行う。
事業者Bの第1のサーバ81は、社内ネットワークN2を利用したe−ラーニングサービスを提供する。第1のサーバ81は社内ネットワークN2に接続される。社内ネットワークN2には企業Aの従業員がe−ラーニングするためのパソコンP1〜Pn、および企業端末71が接続されている。第1のサーバ81は、パソコンP1〜Pnを利用する従業員に対して種々の形態でe−ラーニングサービスを提供する。第1のサーバ81は、各従業員の履修データを、例えば社内ネットネットワークN2経由で企業端末71に送信する。
事業者Cにおける学習サービス提供サーバ91は、社外ネットワークN3を利用したe−ラーニングサービスを提供する。この学習サービス提供サーバ91は、図1の学習サービス提供サーバ10とほぼ同等の機能を有する。ただし、図1の学習サービス提供サーバ10におけるアクセス管理部11およびアクセスデータベース11aに相当する機能は、事業者Cの学習サービス提供サーバ91と事業者Bの保有する第2のサーバ82との間で分散される。以下これについて、企業Aの従業員が、例えば携帯電話等の学習支援端末100を使用してe−ラーニングを受講する場合を例に説明する。
従業員はあらかじめ企業Aより配布されたユーザIDおよびパスワードを利用して、事業者Bの指定された第2のサーバ82内のサイトに学習支援端末100を用いてアクセスする。事業者Bのサイトを管理する第2のサーバ82において利用者IDとパスワードとによりユーザ認証を行う。すなわち、初回のサイトアクセスの認証は事業者Bにおける第2のサーバ82で行い、図2に示したような初回アクセス時における確認画面は事業者Bのサイトにおいて表示される。
アクセス者が正規の受講資格があるものと第2のサーバ82によって認められた場合は、従業員の学習支援端末100は、事業者Cの運営する学習サービス提供サーバ91にリダイレクトされる。事業者Cのサイトでは転送された従業員の利用者IDと利用者が使用している学習支援端末100の固有端末番号とを元に、ユーザIDと固有端末番号とをリンクさせた利用者管理テーブル(図示せず)を作成する。以降は、従業員は学習支援端末100を用いて学習サービス提供サーバ91にアクセスし、前述した本実施の形態と同様にしてe−ラーニングを行う。すなわち、次回以降における問題集ダウンロード等のサイトアクセスの認証は、事業者Cの学習サービス提供サーバ91においてユーザIDに関連付けられた固有端末番号のみで行う。受講者の履修情報は、事業者Cにおける学習サービス提供サーバ91において、ユーザIDと固有端末番号のみを元に保存される。ただし、受講者へのメール発信等の作業はすべて事業者Bの第2のサーバ82から行う。受講者からのメールも直接、事業者Bにおける第2のサーバ82に送られる。
以上のように、事業者をBおよびCの2段階に分け、受講者のパスワードおよびメールアドレス等の管理を事業者Cから切り離して事業者Bが行うことで、事業者Cのサーバ内に受講生のパスワード及びメールアドレスを保有する必要をも無くすことができる。
図13に示したシステムは、事業者Bが、企業研修のみでなく、個人向け講座を提供する場合にも有効となる。事業者Bの提供する講座の受講者のデータは事業者Bの保有するサーバ(例えば第2のサーバ82)内に格納され、受講者のデータは、事業者Cが扱う履修情報とは切り離されるので、個人情報の漏れの可能性は低くなる。これにより、事業者Bが外部のネットワークN3を直接利用してe−ラーニングを提供するよりも格段に個人情報の漏れる確率を低減することが可能である。
本発明の一実施の形態に従った学習サービス提供システムの構成を概略的に示すブロック図 初回情報登録画面を示す図 学習履歴データベースの一例を示す図 バニッシュ問題機能を説明する図 ユーザIDを従業員IDへ変換する例を示す図 学習支援端末の構成を概略的に示すブロック図 アプリケーションプログラムによる典型的な処理の流れを示すフローチャート 問題集の識別子の表示例を示す図 受講者が問題集に取り組んでいる際に表示される画面の遷移例を示す図 成績結果を示す画面 問題コード自動挿入機能を説明する図 問題コード自動挿入機能を説明する図 学習サービス提供システムの変形例を示す図
符号の説明
10、91:学習サービス提供サーバ
11:アクセス管理部
11a:アクセスデータベース
12:問題格納部
13:学習履歴データベース
14:問題提供部
15:学習履歴受信部
16:学習履歴更新部
17:履修データ送信部
21:アプリケーション保持部
22:受講期限挿入部
23:アプリケーション提供部
24:アプリケーション無効化部
30、100:学習支援端末
31:入力部
32:表示部
33:通信部
34:プログラム格納部
35:制御部
36:メモリ
37:学習履歴記憶部
38:問題記憶部
39:データ記憶部
41:結果送信キー
42:機能キー
43:質問メールキー
44:ヘルプキー
45:終了キー
46、52:件名欄
47:本文記入欄
48、51:宛先アドレス欄
50:リンク
60、71、72:企業端末
61:履修データ受信部
62:IDコンバータ(ID処理部)
P1〜Pn:パソコン
81、82:サーバ

Claims (10)

  1. 電子学習サービスを提供する事業者側に配置された学習サービス提供サーバと、
    前記電子学習サービスを利用して、学習支援端末を保有する従業員に電子学習を行わせる企業側に配置された企業端末と、を備え、
    前記学習サービス提供サーバは、
    前記事業者が受講者を管理するための受講者IDと、受講者の学習履歴とを対応付けた学習履歴データベースと、
    前記学習支援端末で電子学習を行うためのアプリケーションプログラムを保持したアプリケーション保持部と、
    前記アプリケーションプログラムに受講期限を挿入する受講期限挿入部と、
    前記受講期限の挿入されたアプリケーションプログラムを前記学習支援端末に提供するアプリケーション提供部と、
    前記電子学習用の問題を格納した問題格納部と、
    前記学習支援端末からの問題提供要求に応じて、前記問題格納部から受講者に提供すべき問題を選択し、選択した問題を前記学習支援端末に提供する問題提供部と、
    前記学習支援端末から前記受講者の学習履歴を取得する学習履歴受信部と、
    受け取った前記受講者の学習履歴に基づいて前記学習履歴データベースを更新する学習履歴更新部と、
    前記学習履歴データベース内のデータを履修データとして前記企業端末に送信する履修データ送信部と、
    前記学習支援端末から前記学習サービス提供サーバへのアクセス時に、前記学習支援端末内の前記アプリケーションプログラムに挿入された受講期限を読み出し、読み出した受講期限が切れていた場合は、前記アプリケーションプログラムを無効化するためのデータを前記学習支援端末に送り込んで、前記学習支援端末内の前記アプリケーションプログラムを無効化するアプリケーション無効化部と、
    を有する、学習サービス提供システム。
  2. 前記電子学習用の問題は、機密問題を含み、
    前記問題提供部は、前記学習支援端末に前記機密問題を提供した場合は、前記学習履歴受信部によって前記機密問題に対する回答結果が前記学習履歴として取得された直後に、前記学習支援端末に格納された前記機密問題を無効化するためのデータを前記学習支援端末に送り込んで、前記学習支援端末に格納された前記機密問題を無効化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の学習サービス提供システム。
  3. 前記アプリケーション無効化部は、さらに前記学習支援端末に供給済みの問題を無効化するためのデータを前記学習支援端末に送り込むことを特徴とする請求項に記載の学習サービス提供システム。
  4. 前記学習サービス提供サーバは、
    受講者IDとパスワードとを保持したアクセスデータベースと、
    前記学習支援端末からの初回アクセス時には前記学習支援端末から受講者IDおよびパスワードを受け取り、受け取った受講者IDおよびパスワードが前記アクセスデータベースに登録されている場合は前記学習支援端末の固有端末番号を前記アクセスデータベースに登録し、一方、前記学習支援端末からの通常アクセス時には前記学習支援端末から前記固有端末番号を読み出し、読み出した前記固有端末番号が前記アクセスデータベースに登録されているか否かを判断するアクセス管理部と、
    をさらに有したことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の学習サービス提供システム。
  5. 前記問題格納部に格納された電子学習用の問題は、複数の問題集からなり、各問題集は複数の問題を含み、
    前記問題提供部は、前記複数の問題集のいずれかを選択して、前記学習支援端末に提供することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の学習サービス提供システム。
  6. 前記問題提供部は、前記問題提供要求を受けた場合は、前記受講者の学習履歴を参照し、学習履歴に応じた問題集を提供することを特徴とする請求項に記載の学習サービス提供システム。
  7. 前記問題提供部は、前記問題提供要求を受けた場合は、前記受講者の学習履歴を確認し、現時点において最後に渡した問題集の成績が所定の水準を満たしている場合は次に与えるべき問題集を選択して前記学習支援端末に提供し、一方、前記成績が前記所定の水準を満たしていない場合は、問題の提供を拒否する旨の通知を学習支援端末に送信することを特徴とする請求項に記載の学習サービス提供システム。
  8. 前記企業端末は、
    前記学習サービス提供サーバから前記履修データを受け取る履修データ受信部と、
    受け取った前記履修データに含まれる受講者IDを前記企業が従業員を管理するための従業員IDにコンバート、または前記履修データに対し前記従業員IDを前記受講者IDに対応付けて付加するID処理部と、
    を有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の学習サービス提供システム。
  9. 電子学習サービスを提供する学習サービス提供サーバであって、
    受講者が保有する学習支援端末で電子学習を行うためのアプリケーションプログラムを保持したアプリケーション保持部と、
    前記アプリケーションプログラムに受講期限を挿入する受講期限挿入部と、
    前記受講期限の挿入されたアプリケーションプログラムを前記学習支援端末に提供するアプリケーション提供部と、
    前記学習支援端末からのアクセスを受けた時、前記学習支援端末内の前記アプリケーションプログラムに挿入された受講期限を読み出し、読み出した受講期限が切れていた場合は、前記アプリケーションプログラムを無効化するためのデータを前記学習支援端末に送り込んで、前記学習支援端末内の前記アプリケーションプログラムを無効化するアプリケーション無効化部と、
    を備えたことを特徴とする学習サービス提供サーバ。
  10. 電子学習サービスを提供する学習サービス提供サーバであって、
    受講者を管理するための受講者IDと、受講者の学習履歴とを対応付けた学習履歴データベースと、
    機密問題を含む電子学習用の問題を格納した問題格納部と、
    受講者が保有する学習支援端末からの問題提供要求に応じて、前記問題格納部から受講者に提供すべき問題を選択し、選択した問題を前記学習支援端末に提供する問題提供部と、
    前記学習支援端末から前記受講者の学習履歴を取得する学習履歴受信部と、
    受け取った前記受講者の学習履歴に基づいて前記学習履歴データベースを更新する学習履歴更新部と、を備え、
    前記問題提供部は、前記学習支援端末に前記機密問題を提供した場合は、前記学習履歴受信部によって前記機密問題に対する回答結果が前記学習履歴として取得された直後に、前記学習支援端末に格納された前記機密問題を無効化するためのデータを前記学習支援端末に送り込んで、前記学習支援端末に格納された前記機密問題を無効化することを特徴とする学習サービス提供サーバ。
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