JP5020410B2 - 中継局及びこれを用いる無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信に関し、より具体的には、無線通信システムにおける中継局の動作に関する。
無線通信システムが多様な種類の通信サービスを提供するために広範囲に展開されている。一般的に、無線通信システムは、可用なシステムリソース(帯域幅、送信パワー等)を共有して多重ユーザとの通信をサポートすることができる多重接続(multiple access)システムである。多重接続システムとしては、コード分割多重接続(Code Division Multiple Access;CDMA)システム、周波数分割多重接続(Frequency Division Multiple Access;FDMA)システム、時間分割多重接続(Time Division Multiple Access;TDMA)システム、直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access;OFDMA)システム、単一搬送波−周波数分割多重接続(Single Carrier Frequency Division Multiple Access;SC−FDMA)システムなどがある。
無線通信システムは、その周囲の所定領域であるセル(cell)にサービスを提供する基地局(Base Station;BS)を含む。通常的に、端末(Terminal)または移動局(Mobile Station;MS)は、BSのサービスカバレッジ(Service Coverage)内にある時、そのBSと通信できる。然しながら、ビルディングなどのような障害物が存在したり、或いはセル境界領域に位置する場合、MSは、BSとの通信が不可能であり、或いは通信品質が低下することがある。
BSのサービスカバレッジを拡張させるために多様な方法が提示された。そのうち一つ方法は、無線通信システムに中継局(Relay Station;RS)を導入することである。RSは、BSとMSとの間(または、二つのMS間、またはMS/BSと他のRSとの間)の通信で中継者として動作する。即ち、RSは、単一の直接リンクでなく、2ホップまたは多重ホップリンク(two−hop or multi−hop links)を介して遠く離れているBSとMSとの間でデータが伝達されるようにする。このようなRSは、BSのサービスカバレッジを拡張させることができ、セル境界性能を向上させることができる。また、RSは、セルスループット(cell throughput)も向上させることができる。
RSは、初期にモバイルワイマックス(Mobile WiMAX)(例えば、IEEE 802.16j/m)などのような時間二重(Time Division Duplex;TDD)無線通信システムで発展された。TDD無線通信システムでは、ダウンリンク段階(Downlink Phase)とアップリンク段階(Uplink Phase)が周期的に交互に進行されるため、前記2段階間には、保護時間(Guard Time)が必要である。このようなTDDモード中継では、ダウンリンクとアップリンクに、各々、割り当てられるOFDMシンボルの数を相対的に変化させ、ダウンリンクとアップリンクのトラフィック比率を適応的に調節することができる。
最近、周波数分割二重(Frequency Division Duplex;FDD)無線通信システムでもRSを用いるこのような中継概念がシステムの性能を向上させるための核心構成要素の一つとしてみなしている。FDD無線通信システムとしては、例えば、FDDベースの3GPP(Generation Project Partnership)LTE(Long Term Evolution)システムまたはFDDをサポートするモバイルワイマックス(Mobile WiMAX)システムなどがあり、これは単に例示に過ぎない。FDDモードを用いる中継ではダウンリンクとアップリンクとの間に保護時間が必要なく、ダウンリンク送信とアップリンク送信との間に干渉現象もTDDモード中継より少なく発生する。
TDD無線通信システムの場合、既存のシステムにレガシーTDDステイションの送受信機を有するRSを追加すれば、TDDモードを用いる中継が可能である。なぜならば、TDD無線通信システムではダウンリンクまたはアップリンクのために割り当てられた時間に各ステイション、即ち、BSとMSはもちろん、RSもあらゆる周波数バンドを使用することができるためである。然しながら、FDD無線通信システムの場合、既存のBSと既存のMSで構成されたシステムにレガシーTDDステイションまたはレガシーFDDステイションの送受信機を有するRSを追加すれば、システムが正常に動作し難い。なぜならば、FDD無線通信システムでは、全体周波数がダウンリンク周波数バンドとアップリンク周波数バンドに分かれているためである。従って、FDD無線通信システムのための新しいステイション及びシステムの構成と共にFDD無線通信システムで効率的に無線リソースを用いるための方法が必要である。
本発明が解決しようとする一つの課題は、無線リソースの利用効率を向上させることができる無線通信システムの構成及び前記無線通信システムにおける無線リソースの利用方法を提供することである。
本発明が解決しようとする他の課題は、FDD無線通信システムにおける無線リソースの利用効率を向上させることができる無線通信システムの構成及び前記無線通信システムにおける無線リソースの利用方法を提供することである。
本発明が解決しようとする他の一つの課題は、FDD無線通信システムにおいて、可変的な無線環境で要求されるBS−RSリンク及びRS−MSリンクにおける多様な通信シナリオをサポートすることができる無線通信システムの構成及び前記無線通信システムにおける無線リソースの利用方法を提供することである。
本発明の一態様によると、第1の周波数バンドと第2の周波数バンドとの間で送信周波数と受信周波数を交換する周波数分割二重(Frequency Division Duplex)モードに動作する無線通信システムであって、中継局;バンド交換周波数分割二重モード(band switching FDD mode)に動作する中継局を介して前記第1の周波数バンドに第1の信号を送信し、前記中継局を介して第2の周波数バンドに第2の信号を受信し、また、半二重モードまたは完全二重モードに応じて通信するように設定される第1の局;及び、前記中継局を介して前記第1の周波数バンドに第1の信号を受信し、前記中継局を介して第2の周波数バンドに第2の信号を送信し、また、半二重モードまたは完全二重モードに応じて通信するように設定される第2の局;を含む無線通信システムが提供される。
前記バンド交換周波数分割二重モードは、前記第1の周波数バンド及び第2の周波数バンドで相違の多重化技法が使われた場合、交換多重化技法(switching multiplexing scheme)を含む。
前記中継局は、前記第1の周波数バンドまたは前記第2の周波数バンドで同時に送信したり、或いは同時に受信する二重バンド送信/受信モード(dual band Tx/Rx mode)に応じて動作するように設定される。
前記第2の局は、前記第1の信号を直接的に受信し、中継された第1の信号と前記直接的に受信された第1の信号を結合するように設定される。
前記第1の局は、前記第2の信号を直接的に受信し、中継された第2の信号と前記直接的に受信された第2の信号を結合するように設定される。
前記第1の局は基地局であり、前記第2の局は移動局である。
前記第1の局は移動局であり、前記第2の局は基地局である。
本発明の他の一態様によると、ソースステイション(source station)と目的地ステイション(destination station)との間に通信を無線で中継する中継局において、バンド交換周波数分割二重モード(band switching FDD mode)または二重バンド送信/受信モード(dual band Tx/Rx mode)に動作するように設定されたトランシーバ(transceiver)を含み、前記バンド交換周波数分割二重モード上で送信周波数及び受信周波数は、第1の周波数バンドと第2の周波数バンドとの間に交換され、前記二重バンド送信/受信モード上で第1の周波数バンドまたは第2の周波数バンドにおける同時送信または受信が行われる中継局が提供される。
前記トランシーバは、前記バンド交換周波数分割二重モード(band switching FDD mode)及び前記二重バンド送信/受信モード(dual band Tx/Rx mode)に動作するように設定される。
前記トランシーバは、動作モードを前記バンド交換周波数分割二重モード(band switching FDD mode)から前記二重バンド送信/受信モード(dual band Tx/Rx mode)に変換するように設定される。
前記ソースステイションは基地局であり、前記目的地ステイションは移動局である。
前記ソースステイションは移動局であり、前記目的地ステイションは基地局である中継局である。
少なくとも一つの前記ソースステイション及び前記目的地ステイションは、前記バンド交換周波数分割二重モード(band switching FDD mode)または前記二重バンド送信/受信モード(dual band Tx/Rx mode)をサポートするように設定される。
前記第1の周波数バンドと第2の周波数バンドは、相違の周波数バンドである。
本発明の他の態様によると、無線通信システムにおける中継局を介して情報を中継する方法において、ソースステイションから第1の周波数バンドで第1の信号を受信する段階;第2の周波数バンドで第2の信号を目的地ステイションに中継する段階;及び、前記第1の周波数バンドを、前記目的地ステイションに前記第2の信号を中継するために使われた前記第2の周波数バンドに交換したり、又は、前記第2の周波数バンドを、前記ソースステイションから前記第1の信号を受信するために使われた前記第1の周波数バンドに交換する段階;を含む中継局を介して情報を中継する方法が提供される。
また、他の態様によると、第1の周波数バンドと第2の周波数バンドとの間で送信周波数と受信周波数を交換する周波数分割二重(Frequency Division Duplex)モードに動作する無線通信装置において、プロセッサを含むトランシーバを含み、前記プロセッサは、前記トランシーバにバンド交換周波数分割二重モードに動作する中継局を介して前記第1の周波数バンドに第1の信号を送信するようにし、前記中継局を介して前記第2の周波数バンドに第2の信号を受信するようにし、また、半二重モードまたは完全二重モードに通信するようにする無線通信装置が提供される。
本発明は、例えば、以下も提供する。
(項目1)
第1の周波数バンドと第2の周波数バンドとの間で送信周波数と受信周波数を交換する周波数分割二重(Frequency Division Duplex)モードに動作する無線通信システムにおいて、
中継局;
バンド交換周波数分割二重モード(band switching FDD mode)に動作する中継局を介して前記第1の周波数バンドに第1の信号を送信し、前記中継局を介して第2の周波数バンドに第2の信号を受信し、また、半二重モードまたは完全二重モードに応じて通信するように設定される第1の局;及び、
前記中継局を介して前記第1の周波数バンドに第1の信号を受信し、前記中継局を介して第2の周波数バンドに第2の信号を送信し、また、半二重モードまたは完全二重モードに応じて通信するように設定される第2の局;
を含む無線通信システム。
(項目2)
前記バンド交換周波数分割二重モードは、前記第1の周波数バンド及び第2の周波数バンドで相違の多重化技法が使われた場合、交換多重化技法(switching multiplexing scheme)を含む項目1に記載の無線通信システム。
(項目3)
前記中継局は、前記第1の周波数バンドまたは前記第2の周波数バンドで同時に送信したり、或いは同時に受信する二重バンド送信/受信モード(dual band Tx/Rx mode)に応じて動作するように設定される項目1に記載の無線通信システム。
(項目4)
前記第2の局は、前記第1の信号を直接的に受信し、中継された第1の信号と前記直接的に受信された第1の信号を結合するように設定される項目1に記載の無線通信システム。
(項目5)
前記第1の局は、前記第2の信号を直接的に受信し、中継された第2の信号と前記直接的に受信された第2の信号を結合するように設定される項目1に記載の無線通信システム。
(項目6)
前記第1の局は、基地局であり、前記第2の局は、移動局である項目1に記載の無線通信システム。
(項目7)
前記第1の局は、移動局であり、前記第2の局は、基地局である項目1に記載の無線通信システム。
(項目8)
ソースステイション(source station)と目的地ステイション(destination station)との間に通信を無線で中継する中継局において、
バンド交換周波数分割二重モード(band switching FDD mode)または二重バンド送信/受信モード(dual band Tx/Rx mode)に動作するように設定されたトランシーバ(transceiver)を含み、
前記バンド交換周波数分割二重モード上で送信周波数及び受信周波数は、第1の周波数バンドと第2の周波数バンドとの間に交換され、
前記二重バンド送信/受信モード上で第1の周波数バンドまたは第2の周波数バンドにおける同時送信または受信が行われる中継局。
(項目9)
前記トランシーバは、前記バンド交換周波数分割二重モード(band switching FDD mode)及び前記二重バンド送信/受信モード(dual band Tx/Rx mode)に動作するように設定される項目8に記載の中継局。
(項目10)
前記トランシーバは、動作モードを前記バンド交換周波数分割二重モード(band switching FDD mode)から前記二重バンド送信/受信モード(dual band Tx/Rx mode)に変換するように設定される項目8に記載の中継局。
(項目11)
前記ソースステイションは、基地局であり、前記目的地ステイションは、移動局である項目8に記載の中継局。
(項目12)
前記ソースステイションは、移動局であり、前記目的地ステイションは、基地局である項目8に記載の中継局。
(項目13)
少なくとも一つの前記ソースステイション及び前記目的地ステイションは、前記バンド交換周波数分割二重モード(band switching FDD mode)または前記二重バンド送信/受信モード(dual band Tx/Rx mode)をサポートするように設定される項目8に記載の中継局。
(項目14)
無線通信システムにおける中継局を介して情報を中継する方法において、
ソースステイションから第1の周波数バンドで第1の信号を受信する段階;
第2の周波数バンドで第2の信号を目的地ステイションに中継する段階;及び、
前記第1の周波数バンドを、前記目的地ステイションに前記第2の信号を中継するために使われた前記第2の周波数バンドに交換したり、又は、前記第2の周波数バンドを、前記ソースステイションから前記第1の信号を受信するために使われた前記第1の周波数バンドに交換する段階;
を含む中継局を介して情報を中継する方法。
(項目15)
第1の周波数バンドと第2の周波数バンドとの間で送信周波数と受信周波数を交換する周波数分割二重(Frequency Division Duplex)モードに動作する無線通信装置において、
プロセッサを含むトランシーバを含み、
前記プロセッサは、前記トランシーバにバンド交換周波数分割二重モードに動作する中継局を介して前記第1の周波数バンドに第1の信号を送信するようにし、前記中継局を介して前記第2の周波数バンドに第2の信号を受信するようにし、また、半二重モードまたは完全二重モードに通信するようにする無線通信装置。
前述した本発明の実施例に係る無線通信システムと前記無線通信システムにおける無線リソース利用方法を用いれば、FDD無線通信システムにおいて、可能な多様なシナリオにともなう通信をサポートすることができる。例えば、ダウンリンク周波数とアップリンク周波数を用いる同時送信や同時受信はもちろん、複数のチャネルを用いて上位ステイションや下位ステイションとのみ通信をすることもできる。また、ダウンリンクとアップリンクのトラフィックの量やBS−RS及びRS−MSリンクの状態に従って、動作モード及び/または中継モードを変更しながら、適応的に中継動作を実行することができる。
本発明の実施例に係るFDD無線通信システムの構成及び前記システムにおける無線リソースの利用方法を説明するための図である。 図1のバンド交換FDDシステムにおいて、無線リソースを効率的に用いる場合のフレーム構造を示す図である。 図1のバンド交換FDDシステムにおいて、BSとMSが、各々、RSを介して一つのデータパケットを交換する場合の送信過程を示す図である。 本発明の他の実施例に係るFDD無線通信システムの構成及び前記システムにおける無線リソースの利用方法を説明するための図である。 図4の二重バンド送信/受信FDDシステムにおいて、無線リソースを効率的に用いる場合のフレーム構造を示す図である。 図4の二重バンド送信/受信システムにおいて、BSとMSが、各々、RSを介して一つのデータパケットを交換する場合の送信過程を示す図である。 本発明の一実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法の他の例を示す図である。 本発明の一実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法の他の例を示す図である。 本発明の一実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法の他の例を示す図である。 本発明の一実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法の他の例を示す図である。 本発明の一実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法の他の例を示す図である。 本発明の一実施例に係るMIMOステイションで構成されたリソース交換FDDシステムの動作方法の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法を例示的に示す図である。 バンド交換FDDモード及び二重バンド送信/受信モードをサポートするRSのための無線送受信機の構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施例に係る無線通信システムは、ソースステイション、少なくとも一つの中継局及び少なくとも一つの目的地ステイションを含む。前記中継局は、ソースステイションと目的地ステイションとの間にデータを受信してフォーワーディングし、例えば、ソースステイションの範囲やカバレッジ領域及び/または容量を増加させる。無線通信システムは、少なくとも一つの中継局が親ステイション(parent station)からデータを受信し、目的地ステイションに直接的にフォワードする一つのホップ(hop)または無線通信システムにおける中継局からデータを受信してフォワードする多数ホップ(hop)を含む。
本実施例に係る移動局または端末は、固定されたり移動することができ、UE(user equipment)、UT(user terminal)、SS(subscriber station)、無線装置(wireless device)、PDA(personal digital assistant)、無線モデム、ハンドハルドデバイスのような他の用語で使われることができる。基地局は、一般的に固定された通信局であり、端末と通信し、eNB(evolved node−B)、BTS(base transceiver system)、AP(access point)等で呼ばれる。ダウンリンクは、基地局から端末への通信リンクを意味し、アップリンクは、端末から基地局への通信リンクを意味する。ダウンリンクにおいて、送信機は基地局の一部になることができ、受信機は端末の一部になることができる。アップリンクにおいて、送信機は端末の一部になることができて、受信機は基地局の一部になることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例に対して詳細に説明する。後述する実施例ではRSがBSとMSとの間の通信を中継する場合を中心に説明する。然しながら、RSがBSとMSとの間の通信を中継することは、単に説明の便宜のために選択された一例であり、本明細書で異に特定して明示した場合を除き、本発明の実施例がこれに限定されると解釈されてはならない。後述する本発明の実施例は、RSが複数の他のRS間または複数のMS間の通信を中継する場合、他のRSとMSとの間の通信を中継する場合、BSと他のRSとの間の通信を中継する場合など、多様な類型の中継にも同一に適用が可能である。
図1は、本発明の実施例に係るFDD無線通信システムの構成及び前記システムにおける無線リソースの利用方法を説明するための図である。図1を参照すると、FDD無線通信システムは、BS、RS、及びMSを含む。BSとMSは、完全二重(Full Duplex)FDDモードまたは半二重(Half Duplex)FDDモードにともなう動作をサポートする。完全二重FDDモードとは、相違の周波数で同時に送信モードと受信モードに動作するものをいい、半二重FDDモードとは、相違の周波数で送信モードと受信モードに動作するが、同時に動作しなく相違の時間に動作するものをいう。以下、後述する実施例では完全二重FDDモードをサポートするBSとMSに対してのみ説明するが、半二重FDDモードをサポートするBSとMSに対しても同一に適用されることができるということは当業者に自明である(ただし、半二重FDDモードではオーバーヒアリング(Overhearing)や追加送信(Additional transmission)が制限されることができる)。
完全二重FDDモードを動作するBSは、ダウンリンク周波数である第1の周波数f1で信号をRSに送信し、これと同時にアップリンク周波数である第2の周波数f2で信号をRSから受信することができる。また、完全二重FDDモードに動作するMSは、ダウンリンク周波数である第1の周波数f1で信号をRSから受信し、これと同時にアップリンク周波数である第2の周波数f2で信号をRSに送信することができる。もちろん、完全二重FDDモードに動作するBSまたはMSであるとしても、いずれか一つの瞬間に必ず送信と受信を同時に実行すべきことではなく、必要な場合には送信と受信のうちいずれか一つの動作のみ実行することもできる。
また、本発明の実施例に係る無線通信システムに含まれるRSは、完全二重FDDモードとバンド交換(Band Switching)FDDモードをサポートする。バンド交換FDDモードとは、送信バンドと受信バンドを交換することができることを示す。もし、ダウンリンクとアップリンクの多重化モード(Multiplexing Mode)が異なる場合(例えば、アップリンクでSC−FDMAを使用し、ダウンリンクでOFDMAを使用する場合)、バンド交換は、多重化モードの交換を含む。完全二重FDDモードとバンド交換FDDモードをサポートするRSは、特定時間にBSと送信及び受信を同時に実行し、他の時間にはMSと送信及び受信を同時に実行することができる。
図1を参照すると、第1の時間t1にはBSとRSとの間で通信が行われる。より具体的に、第1の時間t1に、RSは、第1の周波数f1を介してBSから信号を受信し、また、第2の周波数f2を介してBSに信号を送信する。また、第2の時間t2にはRSとMSとの間で通信が行われる。より具体的に、第2の時間t2に、RSは、第1の周波数f1を介してMSに信号を送信し、また、第2の周波数f2を介してMSから信号を受信する。結局、図面に示すように、BSとMSとの間の通信は、二つの単位の時間t1及びt2にわたって行われる((f1,t1)、(f1,t2)または(f2,t2)、(f2,t1))。
このような図1のような無線通信システムにおいて、MSがBSのセルカバレッジ内に位置する場合には無線通信の効率性を向上させることができる。より具体的に、MSは、第1の時間t1に第1の周波数f1を介してBSからRSに送信される信号をオーバーヒアリングすることができ、また、BSは、第2の時間t2に第2の周波数f2を介してMSからRSに送信される信号をオーバーヒアリングすることができる。このように、MSまたはBSがオーバーヒアリングした信号は、後続時間にRSからMS、またはBSに送信される信号であるため、オーバーヒアリングした信号は、MSまたはBSが後続時間にRSから受信した信号を復元する場合に使われる。
MSは、第1の時間t1に第2の周波数f2を介してBSに信号を送信する追加送信(Additional Transmission)が可能である。このような追加送信は、BSが第2の時間t2に第1の周波数f1を介してMSに信号を送信して達成することもできる。この場合、MSが送信する信号は、第1の時間(または第2の時間)にRSがBSに送信する信号が同じである場合もあり、異なる場合もあるため、前者の場合は、RSが複数の受信アンテナを有する場合として空間多重化効果を用いることであり、後者の場合、無線リソースの分割(Resource Partitioning)を用いることである。
図2は、図1のバンド交換FDD RSを含む無線通信システム(以下、‘バンド交換FDDシステム’という)において、無線リソースを効率的に用いる場合のフレーム構造を示す図であり、MSがBSのセルカバレッジ内に位置する場合である。図2を参照すると、バンド交換FDDシステムは、ダウンリンク周波数f1とアップリンク周波数f2が区分されており、各リンクは、同一な多重化メカニズムを使用することもでき、相違の多重化メカニズムを使用することもできる。図2において、ダウンリンクはOFDMA、アップリンクはSC−FDMAが表示されているが、これは単に例示に過ぎない。
図2を参照すると、第1の時間t1には、ダウンリンク周波数f1でBSがRSに信号を送信し、アップリンク周波数f2でRSがBSに信号を送信する。この場合、BSがRSに送信するダウンリンク信号は、MSもオーバーヒアリングすることができ、RSがBSにアップリンク信号を送信する場合に、MSもリソース分割(Resource Partitioning)を用いたり、或いは重複(Overlapping)を用いてアップリンク周波数f2で異なるデータまたは同一データをBSに送信することができる。
また、第2の時間t2には、ダウンリンク周波数f1でRSがMSに信号を送信し、アップリンク周波数f2でMSがRSに信号を送信する。この場合、RSがMSにダウンリンク信号を送信する場合に、BSもリソース分割(Resource Partitioning)を用いたり、或いは重複(Overlapping)を用いて、ダウンリンク周波数f1で異なるデータまたは同一データをMSに送信することができ、アップリンク周波数f2でMSがRSに送信するアップリンク信号は、BSもオーバーヒアリングすることができる。
図1に示すようなバンド交換FDDシステムの場合、バンド交換FDDモード動作を介してダイバーシティを向上させる効果を得ることができるが、場合によって、時間遅延(Latency)が発生するため、無線リソースの利用効率の向上効果が充分でない。ここで、時間遅延とは、理論的に期待される最短所要時間より多くの時間がかかることをいう。
例えば、BSとMSが、各々、RSを介して一つのデータパケットを交換しようとする場合を仮定する。TDD無線通信システムの場合には、BSとMSとの間で一つのダウンリンクバースト(Single DL Burst)と一つのアップリンクバースト(Single UL Burst)との交換には4個の時間スロット(4 Time Slots)が必要である。然しながら、完全二重FDDシステムの場合には、2個の時間スロット(2 Time Slots)のみを使って前記交換を終えらなければならない。然しながら、後述のように、図1のようなFDD無線通信システムでは前記交換終了まで3個の時間スロットが必要であり、また、前記4個の時間スロット後にMSとBSは最大4回のデータバーストをさらに受信したり、或いは用いることができる。
図3は、図1のバンド交換FDDシステムにおいて、BSとMSが、各々、RSを介して一つのデータパケットを交換する場合の送信過程を示す図である。図3の(a)、(b)、及び(c)は、各々、時間t1、t2、及びt3の場合である。
時間t1にBSが第1の周波数f1を介して第1のデータをRSに送信する。この場合、MSは、前記第1のデータ信号をオーバーヒアリングすることができ、追加送信が行われることができる。MSから第2の周波数f2を介して第2のデータを送信することができる。
時間t2にRSが受信した第1のデータを第1の周波数f1を介してMSに送信し、また、MSから第2の周波数f2を介して第2のデータを受信する。この場合、BSは、前記第2のデータ信号をオーバーヒアリングすることができ、また、以前時間t1に格納したデータと結合してこれを臨時的にデコーディングすることができる。同時に、MSは、BSから第1の周波数を介して追加的に送信されるデータを受信し、RSから受信したデータと以前時間t1にオーバーヒアリングしたデータを結合してこれを臨時的にデコーディングすることができる。
時間t3に、RSは、受信した第2のデータを第2の周波数f2を介してBSに送信する。この場合、BSは、RSから受信した第2のデータ信号と以前時間t2にオーバーヒアリングしたデータとMSから追加的に送信されるデータを結合してこれをデコーディングすることができる。これと同時に、MSは、BSから第1の周波数を介して追加的に送信されるデータと、以前時間t2にBSから追加的に受信したデータと、RSから受信したデータと、及び以前時間t1にオーバーヒアリングデータと、を結合してこれをデコーディングすることができる。
図3に示すような無線リソースの利用方法によると、空間ダイバーシティと時間ダイバーシティを活用することができ、また、結合利得(Combining Gain)を得ることができるため、ダウンリンク送信とアップリンク送信の信頼性を保障することができる。目的地ステイション(Destination station)に複数の受信アンテナが備えられる場合、追加的なリソースが要求されない。ソース(Source)ステイションと目的地(Destination)ステイションとの間のチャネル及び/または中継局の目的地ステイション間のチャネルを推定するために、第2の時間t2及び第3の時間t3にRS/ソースパイロット送信(RS/Source Pilot Transmission)のための直交リソース(Orthogonal Resources)の割当が行われることができる。
図4は、他の実施例に係るFDD無線通信システムの構成及び前記システムにおける無線リソースの利用方法を説明するための図である。FDD無線通信システムは、BS、RS、及びMSを含む。本発明の実施例でも、BSとMSは、完全二重(Full Duplex)FDDモードまたは半二重(Half Duplex)FDDモードにともなう動作をサポートし、以下、完全二重FDDモードをサポートするBSとMSに対して本発明の実施例を説明するが、半二重FDDモードをサポートするBSとMSに対して同一に適用可能であることは当業者に自明である。
RSは、完全二重FDDモードと二重バンド送信/受信モード(Dual band Tx/Rx mode)をサポートすることができる。二重バンド送信/受信モードとは、二つのバンドを介して同時に送信のみをしたり、或いは受信のみを実行するものをいう。このような二重バンド送信/受信モードは、各周波数バンドで送信と受信の両方とも可能であるため、もし、ダウンリンクとアップリンクの多重化モード(Multiplexing Mode)が異なる場合(例えば、アップリンクでSC−FDMAを使用し、ダウンリンクでOFDMAを使用する場合)には多重化モードの交換も含む。完全二重FDDモードと二重バンド送信/受信モードをサポートするRSは、特定時間にはBSとMSに送信のみを実行し、他の時間にはBSとMSから受信のみを実行することができる。
図4を参照すると、第1の時間t1にはRSがBSとMSからデータを受信する。より具体的に、第1の時間t1に、RSは、第1の周波数f1を介してBSから信号を受信し、また、第2の周波数f2を介してMSから信号を送信する。また、第2の時間t2にはRSがBSとMSにデータを送信する。より具体的に、第2の時間t2に、RSは、第1の周波数f1を介してMSに信号を送信し、また、第2の周波数f2を介してBSに信号を送信する。結局、図面に示すように、BSとMSとの間の通信は、二つの単位の時間t1及びt2にわたって行われる((f1,t1)、(f1,t2)または(f2,t1)、(f2,t2))。
このように図4のような無線通信システムにおいて、MSがBSのセルカバレッジ内に位置する場合には無線通信の効率性を向上させることができる。即ち、MSは、第1の時間t1に第1の周波数f1を介してBSからRSに送信される信号をオーバーヒアリングすることができ、また、BSも第1の時間t1に第2の周波数f2を介してMSからRSに送信される信号をオーバーヒアリングすることができる。このように、MSまたはBSがオーバーヒアリングした信号は、後続時間にRSからMSまたはBSに送信される信号であるため、オーバーヒアリングした信号は、MSまたはBSが後続時間にRSから受信した信号を復元する場合に使われる。
MSは、第2の時間t2に第2の周波数f2を介してBSに信号を送信する追加送信(Additional Transmission)が可能であり、また、BSは、第2の時間t2に第1の周波数f1を介してMSに信号を送信する追加送信も可能である。この場合、追加に送信される信号は、第2の時間t2に、RSがMSまたはBSに送信する信号同じである場合もあり、異なる場合もあるため、前者の場合は、目的地ステイションが複数の受信アンテナを有する場合として空間多重化効果を用いることであり、後者の場合は、無線リソースの分割(Resource Partitioning)を用いることである。このような追加送信は、MS及び/またはBSが第2の時間t2に、各々、第1の周波数f1及び/または第2の周波数f2を介してBS及び/またはMSに信号を送信して達成することもできる。
図5は、二重バンド送信/受信RSを含む無線通信システム(以下、‘二重バンド送信/受信FDDシステム’という)において、無線リソースを効率的に用いる場合のフレーム構造を示す図であり、MSがBSのセルカバレッジ内に位置する場合である。図5を参照すると、二重バンド送信/受信FDDシステムは、ダウンリンク周波数f1とアップリンク周波数f2が区分されており、各リンクは、同一な多重化メカニズムを使用することもでき、相違の多重化メカニズムを使用することもできる。図5において、ダウンリンクはOFDMA、アップリンクはSC−FDMAが表示されているが、これは単に例示に過ぎない。
図5を参照すると、第1の時間t1には、ダウンリンク周波数f1でBSがRSに信号を送信し、アップリンク周波数f2でMSがRSに信号を送信する。この場合、BSがRSに送信するダウンリンク信号は、MSもオーバーヒアリングすることができ、MSがRSに送信するアップリンク信号は、BSもオーバーヒアリングすることができる。また、第2の時間t2には、ダウンリンク周波数f1でRSがMSに信号を送信し、アップリンク周波数f2でRSがBSに信号を送信する。この場合、RSがMSにダウンリンク信号を送信する場合及び/またはRSがBSにアップリンク信号を送信する場合、BS及び/またはMSもリソース分割(Resource Partitioning)を用いたり、或いは重複(Overlapping)を用いて、ダウンリンク周波数f1及び/またはアップリンク周波数f2で異なるデータまたは同一データをMS及び/またはBSに送信することができる。
二重バンド送信/受信FDDシステムの場合、二重バンド送信/受信モード動作を介してダイバーシティを向上させることができ、また、時間遅延(Latency)を最小化することができる効果がある。前述した通り、BSとMSが、各々、RSを介して一つのデータパケットを交換しようとする場合、完全二重FDDシステムの場合には、理論上、2個の時間スロット(2 Time Slots)のみを使って前記交換を終えらなければならない。然しながら、本実施例に係る二重バンド送信/受信FDDシステムの場合には、2個の時間スロットに一つのダウンリンクバーストと一つのアップリンクバーストを交換することができる。
図6は、図4の二重バンド送信/受信FDDシステムにおいて、BSとMSが、各々、RSを介して一つのデータパケットを交換する場合の送信過程を示す図である。図6の(a)と(b)は、各々、時間t1及びt2の場合である。
時間t1に、BSが第1の周波数f1を介して第1のデータをRSに送信する。この場合、MSは、前記第1のデータ信号をオーバーヒアリングすることができる。また、時間t1に、MSも第2の周波数f2を介して第2のデータをRSに送信する。この場合にも、BSは、前記第2のデータ信号をオーバーヒアリングすることができる。
時間t2に、RSが受信した第1のデータを第1の周波数f1を介してMSに送信し、また、受信した第2のデータを第2の周波数f2を介してBSに送信する。この場合、BSとMSは、各々、第1の周波数f1及び第2の周波数f2を介してMS及びBSに追加送信を実行することができる。従って、MSは、RSから受信される第1のデータ信号と、必要な場合にはBSから追加に受信されるデータを結合してデコーディングを実行することができる。また、BSは、RSから受信される第2のデータ信号と、必要な場合にはMSから追加に受信されるデータを結合してデコーディングを実行することができる。
結合利得(Combining Gain)を得ることができるように、空間ダイバーシティと時間ダイバーシティを活用することができる。ダウンリンク送信とアップリンク送信の信頼性も向上することができる。目的地ステイション(Destination station)で複数の受信アンテナが備えられる場合、追加的なリソースが要求されない。ソースステイションと目的地ステイションとの間でチャネルを推定したり、或いは中継局と目的地ステイションとの間でチャネルを推定するために、第2の時間t2にパイロット送信のための直交リソース(Orthogonal Resources)の割当が行われることができる。
次に、本発明の一例に従って、アップリンク/ダウンリンクのリソース交換をサポートするBS、RS、及びMSが含まれたFDD無線通信システムを説明する。これを‘リソース交換FDDシステム’といい、これに対して詳細に説明する。アップリンク/ダウンリンクのリソース交換をサポートするRS、MSはリソース交換FDDシステムのローカルステイションとも呼ばれる。
リソース交換FDDシステムのローカルステイションは、同一多重バンド通信モードをサポートすることもでき、或いは異なる多重バンド通信モードをサポートすることもできる。例えば、RSとMSの両方ともバンド交換FDDモードをサポートしたり、或いは二重バンド送信/受信モードをサポートすることができる。または、RSは、バンド交換FDDモードと二重バンド送信/受信モードの両方ともサポートするが、MSは、二重バンド送信/受信モードのみサポートすることもできる。
また、リソース交換FDDシステムのローカルステイションは、必要な場合には、ダウンリンク周波数とアップリンク周波数を交換することができる。即ち、RSとMSは、正常状態(normal state)である場合には、ダウンリンク送信に第1の周波数f1を用い、アップリンク送信に第2の周波数f2を用い、チャネル(BS−RSリンク及び/またはRS−MSリンク)状態及び/またはダウンリンク/アップリンクのトラフィック負荷(DL/UL TrafficLoad)に従って、必要な場合には、ダウンリンク送信に第2の周波数f2を用い、アップリンク送信に第1の周波数f1を用いることができる。
リソース交換FDDシステムのグローバルステイションであるBSは、固定されたアップリンクバンドとダウンリンクバンドを使用すると仮定する。即ち、BSは、アップリンク/ダウンリンクのリソース交換をサポートしない。これは、BSがアップリンク/ダウンリンクのリソースを変えれば、その影響は該当セル内部のあらゆるユーザに及ぼすため、リソース交換を介して得ることができる利得よりは他の複雑な問題がたくさん発生するおそれがある。従って、BSは、ダウンリンク周波数として第1の周波数f1を使用し、アップリンク周波数として第2の周波数f2を使用する。
BS→RS、RS→MS、MS→RS、及びRS→BSリンクに対して時間−周波数に特定される無線リソースを、例えば、DL/ULトラフィック負荷及び/またはチャネル状態を考慮して動的に再割当することができる。例えば、特定リンクのトラフィック負荷が大きい場合、該当リンクに相対的に多くの無線リソースを割り当てることができ、特徴リンクのチャネル状態がよくない場合、該当リンクには相対的に少ない無線リソースを割り当てることができる。また、このような動的な無線リソースの再割当のためには、このような再割当事実を知らせるための制御信号が必要であり、本発明の実施例では制御信号を送信する時期、手順、及び方法に対して何らの制限がない。
MSとBSは、各々、多重−ホップリレイシステムである場合、下位階層(Sub−ordinate)RS及び/または上位階層(Super−ordinate)RSである。また、第1の時間t1と第2の時間t2は、単に相違の時間スロットを指示するものであり、第2の時間t2が第1の時間t1より遅い場合、前記2時間が必ず連続されることもでき、又は一定の間隔に離隔されることもできる。
図7は、本発明のリソース交換FDDシステムの動作方法の一例を示す図である。図7に示すリソース交換FDDシステムは、RSがバンド交換FDDモードをサポートし、MSもバンド交換FDDモードをサポートする場合である。図7に示すリソース交換FDDシステムは、正常状態である場合には図1に示すように動作できる。異常状態、例えば、ダウンリンクトラフィックが増加する場合には、前記システムは、ダウンリンク/アップリンクのリソース交換を実行することによって、図7に示されているように、RS→MSリンクの容量を増加させることができる。もちろん、図7に示すように状態を変更するためには、BSは、DL/ULリソース交換のための制御信号を予めRSとMSに送信しなければならない。
図7を参照すると、第1の時間におけるダウンリンク周波数(f1,t1)及び第2の時間におけるダウンリンク周波数(f1,t2)とアップリンク周波数(f2,t2)は、正常状態と同一に無線リソースを割り当てる。然しながら、第1の時間におけるアップリンク周波数(f2,t1)は、RS→BSリンクに割り当てることではなく、RS→MSリンクに割り当てる。即ち、ダウンリンクトラフィックが一時的に増加する場合などには、RS→MSリンクのために割り当てる無線リソースを増加させることによって、増加されたダウンリンクトラフィックを效率的に処理することができる。
バンド交換FDDモードに動作するMSは、第1の時間に第2の周波数f2を介して受信をするため、BSがRSに送信する信号、即ち、リソースブロック(f1,t1)を用いて送信する信号をオーバーヒアリングすることができない。その代わりに、MSは、第1の時間に第1の周波数f1を介して第3の装置に信号を送信することができ、第2の時間t2に第2の周波数f2を介してMSがRSに送信する信号は、BSがオーバーヒアリングすることができる。
図8は、本発明の他の実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法の他の例を示す図である。図示されているリソース交換FDDシステムも、RSがバンド交換FDDモードをサポートし、MSもバンド交換FDDモードをサポートする場合である。正常状態である場合には、図1に示すように動作できる。異常状態、例えば、ダウンリンクトラフィックが増加する場合には、前記システムは、ダウンリンク/アップリンクのリソース交換を実行することによって、図8に示されているように、BS→RSリンクの容量を増加させることができる。正常状態と異常状態は、多様な方式に変換できる。異常状態に変換された以後に、RS(またはMSやBS)は、正常状態に戻ることができる。状態を変換する前に、BSは、RS及び/またはMSにアップリンク/ダウンリンクのリソース交換のための制御信号を送信することができる。
図8を参照すると、正常状態で(f1,t1)と(f2,t1)で行われた方式と同一に無線リソースを割り当てる。然しながら、第2の時間におけるダウンリンク周波数(f1,t1)とアップリンク周波数(f2,t2)は、正常状態と異に割り当てる。即ち、第2の時間におけるダウンリンク周波数(f1,t2)は、RS→MSリンクに割り当てることではなく、BS→RSリンクに割り当て、第2の時間におけるアップリンク周波数(f2,t2)は、MS→RSリンクに割り当てることではなく、RS→MSリンクに割り当てる。即ち、ダウンリンクトラフィックが一時的に増加する場合などには、BS→RSリンクのために割り当てる無線リソースを増加させることによって、増加されたダウンリンクトラフィックを效率的に処理することができる。
バンド交換FDDモードに動作するMSは、第2の時間に第2の周波数f2を介して受信するため、BSがRSに送信する信号、即ち、リソースブロック(f1,t2)を用いて送信する信号をオーバーヒアリングすることができない。その代りに、MSは、第2の時間に第1の周波数f1を介して第3の装置に信号を送信することができ、第1の時間t1に第1の周波数f1を介してBSがRSに送信する信号は、MSがオーバーヒアリングすることができる。
図9は、本発明の他の実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法の他の例を示す図である。図9に示すリソース交換FDDシステムも、RSがバンド交換FDDモードをサポートし、MSもバンド交換FDDモードをサポートする場合である。図9に示すリソース交換FDDシステムは、正常状態である場合には、図1に示すように動作できる。然しながら、異常状態、例えば、アップリンクトラフィックが増加する場合には、前記システムは、ダウンリンク/アップリンクのリソース交換を実行することによって、図9に示されているように、MS→RSリンクの容量を増加させることができる。正常状態と異常状態は、多様な方式に変換できる。異常状態に変換された以後に、RS(またはMSやBS)は、正常状態に戻ることができる。状態を変換する前に、BSは、RS及び/またはMSにアップリンク/ダウンリンクのリソース交換のための制御信号を送信することができる。
図9を参照すると、無線リソースの割当は、正常状態で(f2,t1)、(f1,t2)の場合と同じである。異常状態では(f1,t1)は、BS→RSリンクに割り当てることではなく、MS→RSリンクに割り当てる。即ち、アップリンクトラフィックが一時的に増加する場合などには、MS→RSリンクのために割り当てる無線リソースを増加させることによって、増加されたアップリンクトラフィックを效率的に処理することができる。
BSは、第1の時間に第2の周波数f2を介して受信するため、MSがRSに送信する信号、即ち、リソースブロック(f1,t1)を用いて送信する信号をオーバーヒアリングすることができない。然しながら、MSは、第1の時間に第2の周波数f2を介して第3の装置に信号を受信することができ、第1の時間t1に第1の周波数f1を介してBSがRSに送信する信号は、MSがオーバーヒアリングすることができる。
図10は、本発明の他の実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法の他の例を示す図である。図10に示すリソース交換FDDシステムも、RSがバンド交換FDDモードをサポートし、MSもバンド交換FDDモードをサポートする場合である。正常状態である場合には、図1に示すように動作できる。然しながら、異常状態、例えば、アップリンクトラフィックが増加する場合には、前記システムは、ダウンリンク/アップリンクのリソース交換を実行することによって、図10に示されているように、RS→BSリンクの容量を増加させることができる。正常状態と異常状態は、多様な方式に変換できる。異常状態に変換された以後に、RS(またはMSやBS)は正常状態に戻ることができる。状態を変換する前に、BSは、RS及び/またはMSにアップリンク/ダウンリンクのリソース交換のための制御信号を送信することができる。
図10を参照すると、第1の時間におけるダウンリンク周波数(f1,t1)と第1の時間におけるアップリンク周波数(f2,t1)は、正常状態と同一に無線リソースを割り当てる。然しながら、第2の時間におけるダウンリンク周波数(f1,t1)とアップリンク周波数(f2,t2)は、正常状態と異に割り当てる。即ち、第2の時間におけるダウンリンク周波数(f1,t2)は、RS→MSリンクに割り当てることではなく、MS→RSリンクに割り当て、第2の時間におけるアップリンク周波数(f2,t2)は、MS→RSリンクに割り当てることではなく、RS→BSリンクに割り当てる。即ち、アップリンクトラフィックが一時的に増加する場合などには、RS→BSリンクのために割り当てる無線リソースを増加させることによって、増加されたダウンリンクトラフィックを效率的に処理することができる。
BSは、第2の時間に第2の周波数f2を介して受信するため、MSがRSに送信する信号、即ち、リソースブロック(f1,t2)を用いて送信する信号をオーバーヒアリングすることができない。然しながら、MSは、第2の時間に第2の周波数f2を介して第3の装置に信号を受信することができ、第1の時間t1に第1の周波数f1を介してBSがRSに送信する信号は、MSがオーバーヒアリングすることができる。
図11は、本発明の他の実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法の一例を示す図である。図11に示すリソース交換FDDシステムは、RSが二重バンド送信/受信モードをサポートし、MSも二重バンド送信/受信モードをサポートする場合である。図11に示すリソース交換FDDシステムは、正常状態である場合には、図4に示すように動作できる。然しながら、異常状態、例えば、ダウンリンクトラフィックが増加する場合には、ダウンリンク/アップリンクのリソース交換を実行することによって、前記システムは、図11に示されているように、RS→MSリンクの容量を増加させることができる。正常状態と異常状態は、多様な方式に変換できる。異常状態に変換された以後に、RS(またはMSやBS)は、正常状態に戻ることができる。状態を変換する前に、BSは、RS及び/またはMSにアップリンク/ダウンリンクのリソース交換のための制御信号を送信することができる。
図11を参照すると、第1の時間におけるダウンリンク周波数(f1,t1)とアップリンク周波数(f2,t1)、及び第2の時間におけるダウンリンク周波数(f1,t2)は、正常状態と同一に無線リソースを割り当てる。然しながら、第2の時間におけるアップリンク周波数(f2,t2)は、RS→BSリンクに割り当てることではなく、RS→MSリンクに割り当てる。即ち、ダウンリンクトラフィックが一時的に増加する場合などには、RS→MSリンクのために割り当てる無線リソースを増加させることによって、増加されたダウンリンクトラフィックを效率的に処理することができる。
また、図11のように無線リソースを割り当てる場合には、二重バンド送信/受信モードに動作するMSは、第1の時間に第2の周波数f2を介して送信するため、BSがRSに送信する信号、即ち、リソースブロック(f1,t1)を用いて送信する信号をオーバーヒアリングすることができない。然しながら、MSは、第1の時間に第1の周波数f1を介して第3の装置に信号を送信することができ、第1の時間t1に第2の周波数f2を介してMSがRSに送信する信号は、BSがオーバーヒアリングすることができる。
図12は、本発明の他の実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法の他の例を示す図である。図12に示すリソース交換FDDシステムも、RSが二重バンド送信/受信モードをサポートし、MSも二重バンド送信/受信モードをサポートする場合である。図12に示すリソース交換FDDシステムは、正常状態である場合には、図4に示すように動作できる。然しながら、異常状態、例えば、アップリンクトラフィックが増加する場合には、前記システムは、ダウンリンク/アップリンクのリソース交換を実行することによって、図12に示されているように、MS→RSリンクの容量を増加させることができる。正常状態と異常状態は、多様な方式に変換できる。異常状態に変換された以後に、RS(またはMSやBS)は、正常状態に戻ることができる。状態を変換する前に、BSは、RS及び/またはMSにアップリンク/ダウンリンクのリソース交換のための制御信号を送信することができる。
図12を参照すると、第1の時間におけるアップリンク周波数(f2,t1)、及び第2の時間におけるダウンリンク周波数(f1,t2)とアップリンク周波数(f2,t2)は、正常状態と同一に無線リソースを割り当てる。然しながら、第1の時間におけるダウンリンク周波数(f1,t1)は、BS→RSリンクに割り当てることではなく、MS→RSリンクに割り当てる。即ち、アップリンクトラフィックが一時的に増加する場合などには、MS→RSリンクのために割り当てる無線リソースを増加させることによって、増加されたアップリンクトラフィックを效率的に処理することができる。
BSは、第1の時間に第1の周波数f1を介してMSがRSに送信する信号、即ち、リソースブロック(f1,t1)を用いて送信する信号をオーバーヒアリングすることができない。なぜならば、BSは、ダウンリンク周波数f1を介する送信はサポートするが、受信はサポートしないためである。然しながら、MSは、第2の時間に第2の周波数f2を介して第3の装置に信号を受信することができ、第1の時間t1に第2の周波数f2を介してMSがRSに送信する信号は、BSがオーバーヒアリングすることができる。
図7ないし図12を参照して説明した本発明の実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法は、前記リソース交換FDDシステムを構成するステイションが多重入力多重出力(Multiple Input Multiple Output;MIMO)をサポートするステイションである場合にも同一に適用されることができる。
図13は、本発明の他の実施例に係るMIMOステイションで構成されたリソース交換FDDシステムの動作方法の一例を示す図である。図13に示すリソース交換FDDシステムは、RSがMIMO及びバンド交換FDDモードをサポートし、MSもMIMO及びバンド交換FDDモードをサポートする場合であり、図面上の二重矢印は、MIMOを用いるデータの送信または受信、即ち、マルチ−ストリーム(Multi−stream)を示す。
図13に示すリソース交換FDDシステムは、正常状態である場合には、図13の(a)に示すように動作できる。このような動作方法は、図1に示すリソース交換FDDシステムの動作方法に対応する。然しながら、異常状態、例えば、ダウンリンクトラフィックが増加する場合には、前記システムは、ダウンリンク/アップリンクのリソース交換を実行することによって、図13の(b)に示されているように、RS→MSリンクの容量を増加させることができる。このような動作方法は、図7に示すリソース交換FDDシステムの動作方法に対応する。正常状態と異常状態は、多様な方式に変換できる。異常状態に変換された以後に、RS(またはMSやBS)は、正常状態に戻ることができる。状態を変換する前に、BSは、RS及び/またはMSにアップリンク/ダウンリンクのリソース交換のための制御信号を送信することができる。
以下、図13の(a)と(b)における具体的な動作方法は、各ステイションがMIMOステイションという点のみを除外すれば、図1及び図7を参照して説明したことが同一に適用されることができるため、これに対する詳細な説明は省略する。また、図8ないし図12の各々を参照して説明したリソース交換FDDシステムの動作方法も、MIMOステイションで構成されたリソース交換FDDシステムに同一方式に適用されることができるということは当業者に自明なので、これに対する説明も省略する。
図14は、本発明の他の実施例に係るリソース交換FDDシステムの動作方法を例示的に示す図である。本実施例に係るリソース交換FDDシステムの特徴は、バンド交換FDDモード及び二重バンド送信/受信モードをサポートするRSを含むという点である。また、前記リソース交換FDDシステムのMSとBSは、各々、レガシーステイションであり、またはバンド交換FDDモードや二重バンド送信/受信モードをサポートすることができる。図14において、BSは、常にレガシーステイションであり、MSは、各々、レガシーステイション(図14の(a)ないし(d))である場合、バンド交換FDDモードをサポートするステイション(図14の(e)及び(f))である場合、また、二重バンド送信/受信モードをサポートするステイション(図14の(g)及び(h))である場合が例示的に図示されている。
前記BS、RS、及びMSは、MIMOをサポートする。前記BS、RS、及びMSは、単一ストリーム(Single Stream)を用いる送受信はもちろん、多重ストリームを用いる送受信も可能である。図14には単一ストリームを使用する場合と多重ストリームを使用する場合を区分して示すために、各々、単一矢印と二重矢印で示した。ただし、単一ストリームを使用することと多重ストリームを使用することの区別は、本発明の技術思想と関係がない。従って、図14の(a)では、多重ストリームを使用することが示されているが、単一ストリームが使われてもよく、反対に、図14の(c)では単一ストリームを使用することが示されているが、多重ストリームが使われてもよい。
また、図14では前記RSの送受信機が2個の送信/受信RFチェーン対を含む場合に対して説明する。然しながら、本発明の実施例がここにのみ限定されることではなく、RSの送受信機が2個以上の送信/受信RFチェーン対を含む場合にも同一に適用されることができるということは当業者に自明である。
図14を参照すると、バンド交換FDDモード及び二重バンド送信/受信モードをサポートするRSは、BSとMSの両方ともレガシーステイションである場合、ダウンリンク周波数f1を介してBSから信号を受信し、これと同時にアップリンク周波数f2を介してBSに信号を送信する第1の動作(図14の(a)ご参照)、ダウンリンク周波数f1を介してMSに信号を送信し、これと同時にアップリンク周波数f2を介してMSから信号を受信する第2の動作(図14の(b)ご参照)、ダウンリンク周波数f1を介してMSに信号を送信し、これと同時にアップリンク周波数f2を介してBSに信号を送信する第3の動作(図14の(c)ご参照)、及びダウンリンク周波数f1を介してBSから信号を受信し、これと同時にアップリンク周波数f2を介してMSから信号を受信する第1の動作(図14の(d)ご参照)をサポートする。
また、バンド交換FDDモード及び二重バンド送信/受信モードをサポートするRSは、BSがレガシーステイションであり、MSがバンド交換FDDモードをサポートするステイションである場合、ダウンリンク周波数f1を介してBSから信号を受信し、これと同時にアップリンク周波数f2を介してMSに信号を送信する第5の動作(図14の(e)ご参照)とダウンリンク周波数f1を介してMSから信号を受信し、これと同時にアップリンク周波数f2を介してRSに信号を送信する第6の動作(図14の(f)ご参照)も追加にサポートできる。
また、バンド交換FDDモード及び二重バンド送信/受信モードをサポートするRSは、BSがレガシーステイションであり、MSが二重モード送信/受信モードをサポートするステイションである場合、ダウンリンク周波数f1とアップリンク周波数f2を介してMSに同時に信号を送信する第7の動作(図14の(g)ご参照)及びダウンリンク周波数f1とアップリンク周波数f2を介してMSから同時に信号を受信する第8の動作(図14の(h)ご参照)もサポートできる。
図15は、バンド交換FDDモード及び二重バンド送信/受信モードをサポートするRSのための無線送受信機(または、トランシーバ)の構成の一例を示すブロック図である。図15を参照すると、無線送受信機100は、二つのRFチェーン対を含む。即ち、無線送受信機100は、ベースバンドプロセッサ102、第1及び第2の濾過器/DAコンバータ104a、104a´、第1及び第2の濾過器/ADコンバータ104b、104b´、第1及び第2のアップコンバータ106a、106a´、第1及び第2のダウンコンバータ106b、106b´、第1及び第2の電力増幅器108a、108a´、第1及び第2の低雑音増幅器108b、108b´、第1及び第2のデュプレクサ112、112´、第1及び第2のアンテナ114、114´、及び2対の局部発振器118a、118b、118a´、118b´を含む。ただし、図15には局部発振器118a、118b、118a´、118b´が2対含まれていると示されているが、これは説明の便宜のためのことであり、前記第1の局部発振器118a、118bと第2の局部発振器118´、118b´は、統合して一つで具現することもできる。
また、無線送受信機100は、4個の送信/受信バンドスイッチ122、124、122´、124´を追加に含む。このような4個の送信/受信バンドスイッチ122、124、122´、124´のうち、第1及び第2の送信/受信バンドスイッチ122、124は、各々、第1または第2の局部発振器118a、118b、118a´、118b´と、第1または第2のアップコンバータ及びダウンコンバータ106a、106b、106a´、106b´との間に連結され、第3及び第4の送信/受信バンドスイッチ122´、124´は、各々、第1または第2の電力増幅器及び低雑音増幅器108a、108b、108a´、108b´と、第1または第2のデュプレックス112、112´との間に連結される。これによって、無線送受信機100は、複数の周波数上で送信バンドと受信バンドを変えながら、MIMO完全二重動作が可能である。また、無線送受信機100は、第1及び第2のアンテナ114、114´と各々連結された送信RFチェーンの動作周波数は、同じである場合もあり、異なる場合もあり、その結果、二つのバンドを介する同時送信または同時受信が可能である。
このような4個の送信/受信バンドスイッチを含む無線送受信機100は、複数の周波数上で多重アンテナシステムのバンド交換FDDモード及び/または二重バンド送信/受信モードの多様な組合せにともなう動作が可能である。より具体的に、無線送受信機100は、スケジュールリングまたは機会(scheduling or opportunity)に依存して、少なくとも下の四つの動作モードを自由に(flexibly)サポートできる。また、無線送受信機100は、必要な場合、2個の送信RFチェーンと2個の受信RFチェーンのうち一部のみをオン(On)させることによって、後述する各動作モードにともなう完全二重動作の一部のみを実行することができる。従って、無線送受信機100を備えたRSは、バンド交換FDDシステムで多様なシナリオにともなう中継をサポートすることができるだけでなく、中継局の効率も最大化することができる。
以上、BSがレガシーステイションである場合に対して説明した。もし、BSがレガシーステイションではなく、バンド交換FDDモード及び/または二重バンド送信/受信モードをサポートする場合には、前述したRSとMSとの間における多様な通信モードは、BSとRSとの間でも同一に適用されることができる。然しながら、BSがダウンリンク周波数とアップリンク周波数を交換することは、セル全体に影響を及ぼすため、同一セル内に位置した他のMSもバンド交換に合わせて動作しなければならない限界がある。
本発明は、多様なデジタル電子回路、コンピュータハードウェア、ファームウエア、ソフトウェアの組合せにより具現されることができる。具現は、プログラムが含まれたコンピュータが認識可能な媒体で具現されたり、或いはプログラム可能な装置を介して行われることができる。コンピュータソフトウェアは、前述した動作を実行するように記載されることができ、多様な形態に作成されることができる。コンピュータプログラムは、一つのコンピュータや多数のコンピュータ上で実行されることができ、一つの場所やネットワークにより連結された多数のコンピュータ上で実行されることができる。
前述した段階は、少なくとも一つのプログラム可能なプロセッサで実行されることができ、該当プログラムが具現されるコンピュータは、前述した機能を実行するために入出力動作を実行する。方法は、特定の目的の論理回路(例えば、FPGA)やASIC形態で具現されることができる。
以上で詳細に説明した本発明の実施例は、単に本発明の技術思想を示すための例示に過ぎず、前記実施例によって本発明の技術思想が限定されると解釈されてはならない。本発明の保護範囲は、本発明の特許請求の範囲によって特定される。

Claims (3)

  1. 無線通信システムであって、
    前記無線通信システムは、
    第1の周波数バンドと、前記第1の周波数バンドと異なる第2の周波数バンドとの間で送信(Tx)周波数と受信(Rx)周波数を交換する周波数分割二重(FDD)モードにおいて動作するように構成された中継局(RS)であって、前記Rx周波数は、第1の時間間隔及び第2の時間間隔中に前記第1の周波数バンドに設定され、前記Tx周波数は、前記第1の時間間隔及び前記第2の時間間隔中に前記第2の周波数バンドに設定され、前記第1の時間間隔の後に前記第2の時間間隔が続く、中継局と、
    バンド交換FDDモードで動作しているRSを介して前記第1の時間間隔中に前記第1の周波数バンドにおいて第1の信号を送信することと、前記RSを介して前記第1の時間間隔中に前記第2の周波数バンドにおいて第2の信号を受信することと、前記RSを介して前記第2の時間間隔中に前記第1の周波数バンドにおいて第3の信号を送信することとを実行するように構成された基地局と、
    前記RSを介して前記第2の時間間隔中に前記第2の周波数バンドにおいて前記第1の信号を受信し、前記基地局から直接、前記第1の時間間隔中に前記第1の周波数バンドにおいて前記第1の信号をさらに受信することにより、中継された第1の信号と直接受信された第2の信号とを結合することとを実行するように構成された移動局と
    を備える、無線通信システム。
  2. 前記バンド交換FDDモードは、前記第1の周波数バンド及び前記第2の周波数バンドで相違する多重化技法が使われた場合、交換多重化技法を含む、請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記RSは、前記第1の周波数バンドまたは前記第2の周波数バンドにおいて同時の信号送信または同時の信号受信が生じる二重バンド送信(Tx)/受信(Rx)モードにおいて動作するようにさらに構成される、請求項1に記載の無線通信システム。
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