JP5019254B2 - 分岐型パウチ - Google Patents

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本発明は、主室の側壁から外側に分岐した副室を設け、前記副室の分岐部近傍に易剥離シール部を設けた分岐型パウチにおいて、易剥離シール部を開通して内容物の混合を行う分岐型パウチに関する。
従来、単層又は多層のプラスチックフィルムから成り、パウチの頂部より下方を外側に伸張させて分岐した副室を形成した分岐型パウチにおいて、分岐した副室とパウチ本体が易剥離シール部により仕切られていることを特徴とする分岐型パウチが提案されている(特許文献1)。
該分岐型パウチは、例えば、主室に液体、副室に粉体を充填し、主室及び副室を折り畳んだ状態で流通される。使用時は、主室及び副室を開いて、主室頂部が上面を向いた状態でテーブル上に置き、主室を押圧して、易剥離シール部を開通し、主室の液体と副室の粉体を混合させることで、高機能性飲料等とし、衛生的でかつ簡便に飲用できるものである。
また、パウチ本体の胴部を上下端部より縮径させることにより、パウチのハンドリング性を向上させることも提案されている(特許文献2)。
特開平11−70599号公報 実用新案登録第3107093号公報
しかしながら、従来の提案されている分岐型パウチにおいては、易剥離シール部を開通し、主室及び副室の内容物の混合を行う際に、特に副室の粉体量が多い場合は、易剥離シール部を開通後、素速く混合しないと、図8に例示するように(審査資料として別途提出する。)、副室の側壁下方部等に粉溜まりが生じ、十分に混合することができないといった問題がある。
従って本発明は、主室の側壁から外側に分岐した副室を設けた分岐型パウチにおいて、主室及び副室の内容物の混合を行う際に、粉溜まりを生じないで十分に混合することができる分岐型パウチを提供することを目的とする。
さらに、本発明は、前記分岐型パウチにおいて、ハンドリング性を向上し、かつ、易剥離シール部の開通力を低減することができる分岐型パウチを提供することを目的とする。
本発明によれば、主室の側壁から外側に分岐した副室を設け、前記副室の分岐部近傍に易剥離性シール部を設けた分岐型パウチにおいて、前記主室及び副室の側壁部に直線状シール部S1、S2を設け、前記主室の直線状シール部の上方に弧状切り欠きシール部L1を設けると共に、主室の直線状シール部内縁幅H1と副室の直線状シール部内縁幅H2との関係をH1>H2とし、前記主室の弧状切り欠きシール部外縁幅H4’と副室の直線状シール部外縁幅H2’との関係をH4’≧H2’とした分岐型パウチが提供される。また、主室の側壁から外側に分岐した副室を設け、前記副室の分岐部近傍に易剥離性シール部を設けた分岐型パウチにおいて、前記主室及び副室の側壁部に直線状シール部S1、S2を設け、前記主室の直線状シール部の上方に弧状切り欠きシール部L1を設けると共に、主室の直線状シール部内縁幅H1と副室の直線状シール部内縁幅H2との関係をH1>H2とし、前記副室の直線状シール部の上方に主室の弧状切り欠きシール部L1と相似形の弧状切り欠きシール部L2を設け、主室の弧状切り欠きシール部L1の長さと副室の弧状切り欠きシール部L2の長さとの関係を、L1>L2とした分岐型パウチが提供される。
前記分岐型パウチにおいて、
(1)前記易剥離シール部幅H3と副室の直線状シール部内縁幅H2との関係をH3<H2+10mmとすること、
)前記主室の弧状切り欠きシール部外縁幅H4’と副室の弧状切り欠きシール部外縁幅H5との関係をH4’≧H5としたこと、
)前記主室の下方に押圧位置を示す表示を賦し、主室の下方の端部から表示中心までの距離A1と、表示中心から易剥離シール部までの距離A2との関係をA1<A2とすること、
)前記分岐型パウチがスタンディングパウチであること、が好ましい。
請求項1の発明によれば、主室を押圧して易剥離シール部を開通させ、主室内の内容液等の内容物を副室内の粉体等の内容物に送り込む際に、副室内で前記内容液の流速が増し、副室内の側壁下方コーナー部等に粉溜まりを生じないで、十分に混合することができる。
また、請求項2の発明によれば、前記混合時に、主室を押圧して内容液により易剥離シール部を開通する際に、内容液の押圧力を前記易剥離シール部に十分作用させることが可能となり、容易に開通させて内容物の混合を行うことができる。
また、請求項3の発明によれば、主室の側壁から外側に分岐した副室を設けた特有の形態である分岐型パウチにおいて、混合時に主室の内容液の流速が増して前記易剥離シールの開通が容易となり、また、副室内への流速も増して十分に混合することができる。
また、請求項4の発明によれば、主室の側壁から外側に分岐した副室を設けた特有の形態である分岐型パウチにおいても、流通時あるいは使用時のハンドリング性の向上が図れる。
また、請求項5の発明によれば、主室の側壁から外側に分岐した副室を設けた特有の形態である分岐型パウチにおいて、主室及び副室の弧状切り欠きシール部の存在によって、混合時に主室内の内容液の流速が増し、前記易剥離シールの開通が容易となり、また、副室内の流速もより一層増して十分に混合することができる。
また、請求項6の発明によれば、前記した特有の形態である分岐型パウチにおいても、流通時或いは使用時のハンドリング性の向上が図れる。
また、請求項7の発明によれば、混合時の主室内の内容液等の内容物による易剥離シール部への開通力の付与が容易でかつ、正確に行われ、開通力の低減が可能となる。
さらに請求項8の発明によれば、前記分岐型パウチをスタンディングパウチとすることにより、商品展示、流通時、使用時の取り扱いが容易となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の分岐型パウチの一例を示す図であって、図1(A)は主室1及び副室2を開いた状態を示し、図1(B)は、主室1及び副室2を閉じた状態を示す。
図1に示す分岐型パウチ10は、主室1の側壁から外側に分岐した副室2を設け、前記副室2の分岐部4近傍に易剥離シール部3が設けられ、主室1及び副室2の側壁部に沿ってそれぞれ直線状シール部S1、S2を設けると共に、主室1の直線状シール部S1の内縁幅H1と副室2の直線状シール部内縁幅H2との関係をH1>H2として構成されている。また、易剥離シール部幅H3は、副室の直線状シール部内縁幅H2との関係をH3<H2+10mmとすることが好ましい。なお、前記直線状シール部S1、S2のシール幅は、3〜10mmとすることが好ましい。
このような構成とすることにより、主室を押圧して易剥離シール部を開通させ、主室内の内容液等の内容物を副室内の粉体等の内容物に送り込む際に、副室内で前記内容液の流速が増し、副室内に粉溜まりが生じないで、十分に混合することができる。
図2は本発明の分岐型パウチの他の例を示す図であって、図2(A)は主室1及び副室2を開いた状態を示し、図2(B)は、主室1及び副室2を閉じた状態を示す。
図2に示す分岐型パウチ11は、前述した図1に示す分岐型パウチ10の主室1の直線状シール部S1の上方に、弧状切り欠きシール部L1を形成した分岐型パウチ11であり、他の構成は図1に示した分岐型パウチ10と同様である。
また、弧状切り欠きシール部L1の曲率半径Rは、70mm乃至130mmとすることが開通性の点で好ましく、その内縁幅H4は、前記直線状シール部内縁幅H2と同寸あるいは大とすることがより好ましい。なお、前記弧状切り欠きシール部L1、L2のシール幅は、3〜10mmとすることが好ましい。主室の弧状切り欠きシール部外縁幅H2’は、副室の弧状切り欠きシール部外縁幅H5と同寸あるいは大とすることが好ましい。
このような構成とすることにより、混合時に主室1の内容液の流速が増して前記易剥離シール部3の開通が容易となり、また、副室内への流速も増して十分に混合することができる。
さらに、主室1の弧状切り欠きシール部外縁幅H4’は、ハンドリング性、外観上の観点から副室の直線状シール部外縁幅H2’と同寸あるいは大とすることが好ましい。
図3、4は本発明の分岐型パウチのさらに他の例を示す図であって、図3(A)は主室1及び副室2を開いた状態を示し、図3(B)は、主室1及び副室2を閉じた状態を示し、図4は、主室1に内容液、副室2に粉体を充填した状態を示し、主室1の頂部に内容物を混合した後に注出するスパウト7を有する。
図3、4に示す分岐型パウチは、前述した図2に示す分岐型パウチ11の副室2の直線状シール部L2の上方に、主室1に形成した弧状切り欠きシール部L1と相似形の弧状切り欠きシール部L2を形成し、主室1の下方に、易剥離性シール部を開通して内容物の混合を適性に行うための押圧位置を示す表示6を賦した分岐型パウチ12あり、他の構成は図2に示した分岐型パウチ11と同様である。
そして、主室1及び副室2のL1、L2の長さの関係は、L1>L2とすることが副室内の側壁下方コーナー部等に粉溜まり8を生じさせない点で好ましい。
このような構成とすることにより、主室1の側壁から外側に分岐した副室2を設けた特有の形態である分岐型パウチにおいても、その形態に係わらず、流通時、或いは混合使用時のハンドリング性の向上がより一層図れると共に、主室1及び副室2の弧状切り欠きシール部L1、L2の存在によって、混合時に主室1内の内容液の流速が増し、前記易剥離シール部3の開通が容易となり、また、副室2内の流速もより一層増し、図8で例示した副室内の側壁下方コーナー部等に粉溜まり8を生じさせないで十分に混合することができる。
なお、前述した主室1の弧状切り欠きシール部L1の外縁幅H4’は、副室2の弧状切り欠きシール部L2の外縁幅H2’と同寸あるいは大とすることがハンドリング性、外観上の観点から好ましい。
また、前記主室1の押圧位置を示す表示6は、主室1の下方の端部から表示6の中心までの距離A1と、表示中心から易剥離シール部3までの距離A2との関係をA1<A2とし、主室1の下方に押圧位置を表示することにより、易剥離シール部3への開通力の付与が容易となり、かつ、正確に行われる。
本発明の分岐型パウチに使われるフイルム材料としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、延伸ナイロン等の単層または多層フイルム、或いは、アルミホイルとのラミネートフイルムが用いられる。
また、本発明の分岐型パウチにおいて、易剥離シール部を形成するシール部材は、容器の内壁の一方とはタイトシール部を形成し、他方とは、易剥離シール部を形成し、パウチ内壁と界面剥離する構成、シール部材を凝集破壊する構成、あるいは、前記シール部材を多層構成としシール部材にて層間剥離を生じさせる構成といったものが例示でき、
各種樹脂を適宜選択して前記構成とすることができる。
つぎに、本発明を実施例によりさらに説明するが、以下の具体例は本発明を限定するものではない。
1.分岐型パウチ
パウチを構成する包材として、外層から二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(12μm)、二軸延伸ナイロンフィルム(15μm)、アルミ箔(7μm)、線状低密度ポリエチレンフィルム(70μm)をウレタン系接着剤でラミネートした多層フィルムを用いた。
また、易剥離シール部を構成するシール材として、プロピレン−エチレン−ブテンの三元共重合体、低密度ポリエチレン及び線状低密度ポリエチレンのブレンド層(10μm)、プロピレンエチレンランダム共重合体及び線状低密度ポリエチレンのブレンド層(30μm)、プロピレンエチレンランダム共重合体及び線状低密度ポリエチレンのブレンド層(10μm)の総厚み50μmの3層フィルム(オカモト(株)製アロマーフィルムTLP5)から成る幅15mmのテープ状フィルム片を用いた。
そして、パウチの表裏の包材とシール材をヒートシールし、副室を主室の側壁から分岐させ、易剥離シール部を前記副室の分岐部近傍に設けたスパウトを主室の頂部に有したスタンディングパウチを作製した。なお、易剥離性シール部の形状は、図5に示す形状とし易剥離シール幅H3:90mm、幅狭の線状シール部の幅W1:1mm、未シール部の幅W2:1mm、凹状の第2の未シール部の凹部の深さD1:4mm、幅L:5mm、帯状シール部の幅W3:8mm、から成るものとした。
2.測定、評価
(1)開通力測定
分岐型パウチの主室に水、副室に小麦粉をそれぞれ充填した分岐型パウチを用意し、前記主室及び副室を開いて主室が上面を向いた状態とし、テンシロン型試験機(UCT-5T (株)ティーエスエンジニアリング製)を用い、主室の略中心位置に直径90mm、厚さ10mmの鉄製の円盤を乗せ、速度300mm/分で押圧し、前記した易剥離シール部4のシール材15を構成する、プロピレン−エチレン−ブテンの三元共重合体、プロピレンエチレンランダム共重合体及び線状低密度ポリエチレンのブレンド層とプロピレンエチレンランダム共重合体及び線状低密度ポリエチレンのブレンド層が完全に層間剥離するまでの最大荷重を測定し、これを開通力(N)とした。
尚、測定数は各5袋とし、その平均値を測定した。
(2)開通評価
主室に水、副室に小麦粉をそれぞれ充填した分岐型パウチを5℃で保管後、開通評価を行った。開通評価は、モニター5名による定性的な評価で行い、27℃の環境でモニター5名(女性:4名、男性:1名)が、椅子に座った状態で前記プラスチックパウチの主室3と副室2を開き、主室頂部が上面を向いた状態でパウチをテーブル上に置き、主室を両手で押圧して開通評価を行った。
開通評価は、前記分岐型パウチの剥離シール部の開通のし易さを、◎、○、△、×の4段階評価で行い、優れているものを◎とし、モニター5名の平均値を用いて評価した。
(3)混合評価
内容物を充填した分岐型パウチを、前記した開通評価と同様に定性的な評価で行った。分岐型パウチを開通後、副室及び主室を交互に押圧することで、主室の水、副室の小麦粉を混合させた。
混合評価は、混合し易さを開通評価と同様に4段階評価で行った。
[実施例1]
分岐型パウチを図1に示す形状とし、主室の直線状シール部S1の内縁幅H1:120mm(シール幅:5mm)、主室の直線状シール部S1の長さ:175mm、副室の直線状シール部S2の内縁幅H2:90mm、副室の直線状シール部S2の長さ:150mm(シール幅:5mm)とした分岐型パウチ10を作製し、主室1に400gの水、副室2に50gの小麦粉を充填後、充填口をヒートシールして密封した。
[実施例2]
分岐型パウチを図2に示す形状とし、主室の直線状シール部S1の長さを40mm、前記直線状シール部S1の上方に曲率半径115mm、長さ115mmの弧状切り欠きシール部L1(シール幅:5mm)を形成した以外は、実施例1と同様の分岐型パウチ11を作製し、測定及び評価を行った。
[実施例3]
分岐型パウチを図3に示す形状とし、副室の直線状シール部S2の長さを65mm、前記直線状シール部S2の上方に曲率半径115mm、長さ90mmの弧状切り欠きシール部L2(シール幅:5mm)を形成した以外は、実施例2と同様の分岐型パウチ12を作製し、測定及び評価を行った。
[実施例4]
前記実施例3の分岐型パウチの主室の下方に、主室の下方の端部から表示中心までの距離A1を40mm、表示中心から易剥離シール部までの距離A2を150mmとした位置に半径25mmの円状の押圧位置を示す表示6を賦した分岐型パウチ12を作製し、測定及び評価を行った。
[実施例5]
前記実施例3の分岐型パウチの主室の下方に、主室の下方の端部から表示中心までの距離A1を80mm、表示中心から易剥離シール部までの距離A2を110mmとした位置に半径25mmの円状の押圧位置を示す表示6を賦した分岐型パウチ12を作製し、測定及び評価を行った。
[比較例1]
分岐型パウチを図6に示す形状とし、主室及び副室の直線状シール部S1、S2の内縁幅H1、H2をいずれも120mm、直線状シール部S1、S2の長さをいずれも175mmとした以外は、実施例1と同様の分岐型パウチ13として、測定及び評価を行った。
[比較例2]
分岐型パウチを図7に示す形状とし、副室の直線状シール部S2の内縁幅H2を120mm、副室の直線状シール部S2の長さを40mm、前記直線状シール部S2の上方に曲率半径が115mm、長さが115mmの主室の弧状切り欠きシール部と同形状の弧状切り欠きシール部L2を形成した以外は、実施例3と同様の分岐型パウチ14を作製し、測定及び評価を行った。
[比較例3]
比較例2の分岐型パウチの主室の下方に、主室の下方の端部から表示中心までの距離A1を130mm、表示中心から易剥離シール部までの距離A2を60mmとした位置に半径25mmの円状の押圧位置を示す表示6を賦した分岐型パウチ12を作製し、測定及び評価を行った。
前記測定、評価結果を表1に示す。
本発明の分岐型パウチの一例を示す参考図である。 本発明の分岐型パウチの他の例を示す参考図である。 本発明の分岐型パウチの他の例を示す参考図である。 図3の分岐型パウチ使用形態を示す参考図である。 易剥離シール部の一例を示す参考図である。 比較例1の分岐型パウチを示す図である。 比較例2の分岐型パウチを示す図である。 分岐型パウチにおける粉溜まりを示す参考例である。
符号の説明
1 主室
2 副室
3 易剥離シール部
4 分岐部
5 主室頂部
6 押圧位置を示す表示
7 スパウト
8 粉溜まり
H1 主室直線状シール部内縁幅
H2 副室直線状シール部内縁幅
H3 易剥離シール部幅
H4 主室切り欠き弧状シール部内縁幅
L1 主室切り欠き弧状シール部
L2 副室切り欠き弧状シール部
S1 主室直線状シール部
S2 副室直線状シール部

Claims (6)

  1. 主室の側壁から外側に分岐した副室を設け、前記副室の分岐部近傍に易剥離性シール部を設けた分岐型パウチにおいて、前記主室及び副室の側壁部に直線状シール部S1、S2を設け、前記主室の直線状シール部の上方に弧状切り欠きシール部L1を設けると共に、主室の直線状シール部内縁幅H1と副室の直線状シール部内縁幅H2との関係をH1>H2とし、前記主室の弧状切り欠きシール部外縁幅H4’と副室の直線状シール部外縁幅H2’との関係をH4’≧H2’としたことを特徴とする分岐型パウチ。
  2. 主室の側壁から外側に分岐した副室を設け、前記副室の分岐部近傍に易剥離性シール部を設けた分岐型パウチにおいて、前記主室及び副室の側壁部に直線状シール部S1、S2を設け、前記主室の直線状シール部の上方に弧状切り欠きシール部L1を設けると共に、主室の直線状シール部内縁幅H1と副室の直線状シール部内縁幅H2との関係をH1>H2とし、前記副室の直線状シール部の上方に主室の弧状切り欠きシール部L1と相似形の弧状切り欠きシール部L2を設け、主室の弧状切り欠きシール部L1の長さと副室の弧状切り欠きシール部L2の長さとの関係を、L1>L2としたことを特徴とする分岐型パウチ。
  3. 前記易剥離シール部幅H3と副室の直線状シール部内縁幅H2との関係をH3<H2+10mmとした請求項1又は2に記載の分岐型パウチ。
  4. 前記主室の弧状切り欠きシール部外縁幅H4’と副室の弧状切り欠きシール部外縁幅H5との関係をH4’≧H5とした請求項に記載の分岐型パウチ。
  5. 前記主室の下方に押圧位置を示す表示を賦し、主室の下方の端部から表示中心までの距離A1と、表示中心から易剥離シール部までの距離A2との関係をA1<A2とした請求項1乃至の何れかに記載の分岐型パウチ。
  6. 前記分岐型パウチがスタンディングパウチである請求項1乃至の何れかに記載の分岐型パウチ。
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