JP5018440B2 - 無線lan設定方法及び無線lan端末 - Google Patents

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本発明は、無線LAN(Local Area Network)における無線LAN端末の通信態様(パラメータ)を設定する無線LAN設定方法及び前記無線LAN設定方法に適した無線LAN端末に関する。
従来から、移動体無線端末を用いた無線通信システムが開発されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特に近年、インターネットの普及に伴い、無線LANのサービスエリアが拡大し、自宅や会社の他に空港や飲食店などのホットスポットでの無線LANサービスが広がっている。さらには無線LAN機器を海外に持っていった場合でも、無線LANサービスを利用できる場所が増えており、日本にいるときと同じ感覚で無線LANサービスを利用することができるようになっている。
しかしながら、海外で無線LANを使用する場合、国別に送信出力や使用可能チャネルなどの規定が定められており、無線LAN通信を行う場合はその国で定められた法規にのっとって電波を発しなければならない。そのために接続設定等をユーザが変更しなければならなかった。また、屋内屋外の使用可否についても規定されているため、使用可能なチャネルであっても屋内または屋外で使用できない場合があっても、個別に設定する手段がなかった。
例えば、特許文献1、2に記載された発明では、製造番号や電話番号等の識別データを利用して、前記識別データと検出した周波数情報をリンクさせて接続する方法がとられている。また、利用する周波数帯域を検索して周波数情報を入手するようにしている。
したがって、識別データを利用して通信を行うため、自由度が小さく又、どの様な形態で通信すればよいかの情報、例えば、周波数情報等の入手に手間がかかるという問題がある。
また、無線LANは国または地域によって屋外での利用が禁止等されている場合があるが、前記各特許文献1〜4に記載された発明では、これに対応することができないという問題がある。
また、特許文献4においては、パーソナルコンピュータ(PC)等に設定されたタイムゾーン情報により所属する国を判別し、その国に合致する設定を行う無線システムが提案されているが、単純に時刻を設定するだけの無線LAN機器の場合はタイムゾーン情報を持ち合わせていないため、設定方法として有効ではないという問題がある。
特開2004−274723号公報 特開2005−245021号公報 特開2005−277577号公報 特許第3890290号公報
本発明は、無線LAN端末の通信パラメータを簡単な構成で容易に設定することができるようにすることを課題としている。
本発明によれば、無線LANのアクセスポイントと通信できるように無線LAN端末の通信パラメータを設定する無線LAN端末設定方法において、前記無線LAN端末は、前記アクセスポイントから送信される場所情報から無線通信を行う場所を判別し、前記場所情報と通信パラメータとを対応付けた場所情報データベースを参照して前記場所の通信パラメータを決定し、前記通信パラメータを設定して前記アクセスポイントと通信を行うことを特徴とする無線LAN端末設定方法が提供される。
無線LAN端末は、アクセスポイントから送信される場所情報から無線通信を行う場所を判別し、場所情報と通信パラメータとを対応付けた場所情報データベースを参照して前記場所の通信パラメータを決定し、前記通信パラメータを設定して前記アクセスポイントと通信を行う。
ここで、前記無線LAN端末は、前記場所情報データベースを参照してネットワークを検索するスキャニング方式を変更することにより、屋内外使用可否に対応するように構成してもよい。
また、前記無線LAN端末は、前記場所情報データベースを参照して屋外使用不可の場所であると判定した場合、前記スキャニング方式をパッシブスキャニングに設定することにより、送信できないチャネルに対して信号を自身から送信しないように構成してもよい。
また、前記アクセスポイントから送信される場所情報は、ビーコン又はプローブ応答に含まれる国又は地域情報であるように構成してもよい。
また、前記通信パラメータには、送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否のいずれか1つ以上のパラメータが含まれるように構成してもよい。
また、前記無線LAN端末は、携帯電話機能又はPHS機能を有し、前記アクセスポイントの代わりに携帯電話又はPHSの基地局から前記場所情報を入手して該場所情報に対応する通信パラメータを設定するように構成してもよい。
また、本発明によれば、無線LANのアクセスポイントと通信する無線LAN端末において、場所情報と通信パラメータとを対応付けた場所情報データベースを記憶する記憶手段と、前記アクセスポイントとの間で通信を行う通信手段と、前記場所情報データベースを参照して、前記通信手段が前記アクセスポイントから受信した場所情報に対応する通信パラメータを決定する決定手段と、前記通信パラメータを前記通信手段に設定して前記アクセスポイントとの通信を行うように制御する制御手段とを備えて成ることを特徴とする無線LAN端末が提供される。
決定手段は、場所情報データベースを参照して、通信手段がアクセスポイントから受信した場所情報に対応する通信パラメータを決定する。制御手段は、通信パラメータを通信手段に設定して前記アクセスポイントとの通信を行うように制御する。
ここで、前記制御手段は、前記場所情報データベースを参照してネットワークを検索するスキャニング方式を変更するように前記通信パラメータを設定することにより、屋内外使用可否に対応するように構成してもよい。
また、前記制御手段は、前記場所情報データベースを参照して屋外使用不可の場所であると判定した場合、前記スキャニング方式をパッシブスキャニングに設定することにより、送信できないチャネルに対して信号を自身から送信しないように前記通信手段を制御するように構成してもよい。
また、前記アクセスポイントから送信される場所情報は、ビーコン又はプローブ応答に含まれる国又は地域情報であるように構成してもよい。
また、前記通信パラメータには、送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否のいずれか1つ以上のパラメータが含まれるように構成してもよい。
また、携帯電話基地局と通信を行う携帯電話通信手段又はPHS基地局と通信を行うPHS通信手段を有し、携帯電話通信手段又はPHS通信手段が、前記アクセスポイントの代わりに携帯電話又はPHSの基地局から前記場所情報を入手し、前記決定手段は、前記場所情報データベースを参照して、前記携帯電話通信手段又はPHS通信手段が入手した前記場所情報に対応する通信パラメータを決定し、前記制御手段は、前記通信パラメータを前記通信手段に設定して前記アクセスポイントとの通信を行うように制御するよう構成してもよい。
本発明に係る無線LAN端末設定方法によれば、無線LAN端末の通信態様を容易に設定することが可能になる。
また、本発明に係る無線LAN端末によれば、通信態様を容易に設定することが可能になる。
先ず、本発明の実施の形態に係る無線LAN(Local Area Network)端末設定方法及び無線LAN端末の概要を説明する。
本実施の形態では、無線LANアクセスポイントからの信号(例えばビーコン(Beacon)やプローブリクエスト(Probe Request)に含まれるCountry IE情報より場所情報(国または地域情報)を入手し、あらかじめ保持していた国別の場所情報データベースより使用しようとしている国または地域を判別し、その場所(国又は地域)で使用することができる通信パラメータ(送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否の中の少なくとも1つ以上の通信パラメータを含むことができる。)を無線LAN端末に自動設定することができる。
また携帯電話機能付き無線LAN端末の場合、W−CDMA方式等の3G(3rd Generation;第3世代の携帯電話方式)またはGSM(Global System for Mobile Communications)基地局情報に含まれる国コード(Country Code)により、同様な設定を行うことができるように構成している。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る無線LAN端末設定方法に使用する無線LANシステムのブロック図である。
図1において、無線LANシステムは、無線LAN端末10、無線LAN端末10と無線によって通信を行う無線LANのアクセスポイント11とを備えている。
無線LAN端末10は、国情報判定部13、通信パラメータ等を格納した国別情報データベースを記憶する記憶部14、送信出力制御部15、スキャン(Scan)チャネル設定部16、スキャン方式設定部17、設定された通信パラメータで通信を行う無線通信部18を備えている。
アクセスポイント11は国情報(Country IE)12を保有しており、所定の通信を行う際に無線LAN端末10に前記国情報を送信する。
ここで、手段を構成している。記憶部14は記憶手段を構成し、無線通信部18は通信手段を構成し、国情報判定部13は決定手段を構成している。また、送信出力制御部15、Scanチャネル設定部16及びScan方式設定部17は制御手段を構成している。
記憶手段は、場所情報と通信パラメータとを対応付けた場所情報データベースを記憶することができる。
通信手段は、アクセスポイント11との間で通信を行うことができる。
決定手段は、場所情報データベースを参照して、通信手段がアクセスポイント11から受信した場所情報に対応する通信パラメータを決定することができる。
制御手段は、通信パラメータを通信手段に設定してアクセスポイント11との通信を行うように制御することができる。
また、制御手段は、場所情報データベースを参照してネットワークを検索するスキャニング方式を変更するように通信パラメータを設定することにより、屋内外使用可否に対応することができる。
また、制御手段は、場所情報データベースを参照して屋外使用不可の場所であると判定した場合、スキャニング方式をパッシブスキャニングに設定することにより、送信できないチャネルに対して信号を自身から送信しないように通信手段を制御することができる。
アクセスポイント11から送信される場所情報は、ビーコン又はプローブ応答に含まれる国又は地域情報であるようにすることができる。
通信パラメータには、送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否のいずれか1つ以上のパラメータが含まれるようにすることができる。
無線LANネットワークに接続された無線LANアクセスポイント11は、ビーコン(Beacon;報知情報)やプローブ応答(Probe Response)にCountry IEと呼ばれる国情報12を通知する。
このCountry IEの仕様についてはIEEE11dにて規定されており、通知されるCountry Information Elementの内容を図2に示す。Country Information Elementにより国コード、使用チャネル、送信パワー情報(例えば最大送信出力)が通知される。
無線LAN端末10は予め記憶部14に記憶している国別情報データベース14とアクセスポイント11から取得した国情報12とを用いて、国情報判定部13にて無線LANシステムを使用する国または地域で使うことができる最大送信出力およびチャネルを決定して、それぞれ送信出力制御部15およびスキャン(Scan)チャネル設定部16に設定する。送信出力制御部15およびScanチャネル設定部16は、無線通信部18の通信パラメータを国情報判定部13によって設定された送信出力およびチャネル周波数に設定し、該パラメータで通信を行うように無線通信部18を制御する。
送信出力について、例えばイギリスの場合、送信可能な最大送信出力値は100mWであるので、国情報判定部13から送信出力制御部15に最大100mWの情報が伝達される。無線LAN端末10の最大送信出力が100mW以上である場合は、送信出力制御部15にて、無線通信部18が出力する最大送信出力値を100mWに設定することで送信出力を設定値以下に抑えることができる。また、無線LAN端末10の最大出力が100mW以下である場合は、設定しようとしている送信出力値がすでに無線LAN端末10の送信能力を上回っているため、国情報判定部13から伝達された設定値ではなく、無線LAN端末10の無線通信部18が持つ最大送信出力値に設定される。
次にスキャンチャネルについては、国情報判定部13から使用可能なチャネルがscanチャネル設定部16に通知され、当該チャネルがScanチャネル設定部16に設定される。例えばオーストリアの場合、802.11bモードおよび802.11gモードでは1チャネル(ch)から11ch(2412MHz〜2462MHz)、802.11aモードでは36、40、44、48chのみ使用することができる。
したがって、スキャン候補チャネルとしては、802.11bモードおよび802.11gモードでは1chから11ch(2412MHz〜2462MHz)、802.11aモードでは36、40、44、48chのみ使用できるよう、それ以外のチャネルに対してはスキャン及び電波の送信を実施できないように設定する。
また、無線LAN端末10によっては設定プロファイルにて予めいくつかのチャネルのみスキャンするように設定されている場合がある。
その場合、すでにプロファイルに設定されているチャネルのうちでスキャンチャネル設定部16に設定されたチャネルに該当するチャネル以外のチャネルがある時は、使用不可チャネルを除いたチャネルでスキャンするように設定することができる。
さらに、気象レーダなどとの干渉を避けるために日本での802.11aでは52、56、60、64chは屋外の使用が禁止されている。また、フランスでは日本や他の多くの国で使用することが可能な802.11b及び802.11gの8chから11ch(2447MHz〜2462MHz)の屋外使用が禁止されている。
屋外かどうかの判定は、屋内に設置されたアクセスポイントからの信号を受信できるかどうかで確認することができる。接続したいアクセスポイントまたはSSID(Service Set Identifier)がある場合、通常、アクティブスキャン(Active Scan)を実施し、プローブ要求(Probe Request)を投げて応答のある、もしくは最も受信レベルの高いアクセスポイントに帰属することができる。
しかしながら、屋外にいる場合、屋外使用不可のチャネルに対してプローブ要求を送信してしまうと、電波送信してしまうことになるため規定違反となってしまう。これを防ぐためには、スキャン時にいきなりアクティブスキャンを実施するのではなく、屋外使用不可の場合はパッシブスキャン(Passive Scan)を実施しアクセスポイントからのビーコン(Beacon)情報を監視し、アクセスポイントが見つかった場合にアクティブスキャンを実施する必要がある。
このように、Scan方式設定部17では、Scanチャネル設定部16に設定されたチャネルと連動して、屋外使用可否に応じてスキャン方式をアクティブスキャンもしくはパッシブスキャンに切り替えることができる機能を備える。即ち、Scanチャネル設定部17は、無線通信部18の通信パラメータが屋内外使用可能か否かに応じて、スキャン方式をアクティブスキャンもしくはパッシブスキャンに切り替えるように無線通信部18を制御する。
国情報は無線LAN端末10の電源オフもしくは無線通信が圏外状態(即ち非接続状態)になるまで保持し、設定された各設定は継続使用することができる。電源オンもしくは圏外状態から復帰したい場合は、飛行機もしくは陸路移動により所在する国または地域が変更された可能性があるため、再び国情報の判定を行う必要がある。
図3は国別情報データベースの例であり、にこれまでの説明で参照した国および日本の最大送信出力、使用可能チャネルおよび屋内外使用可否についてまとめたものを参考として示している。使用できるパラメータを●で示している。
屋外に持ち出す無線LAN端末としては主にパーソナルコンピュータ(PC)があるが、近年では携帯電話機能付き無線LAN端末も利用されるようになってきている。携帯電話機能付き無線LAN端末では無線LANネットワークといっしょに3GまたはGSMネットワークを利用することができる。国情報の入手方法として、アクセスポイントから送信されるビーコンやプローブ要求に含まれるCountry IE以外に、3GまたはGSMの基地局情報に含まれる国コード(Country Code)より入手することも可能である。
以上述べたように本発明の第1の実施の形態では、無線LAN端末10の無線通信部18はアクセスポイント11から場所情報を受信する。国情報判定部13は前記場所情報から無線通信を行おうとしている場所を判別し、記憶部14に記憶され前記場所情報と通信パラメータとを対応付けた国別情報データベースを参照して前記場所の通信パラメータ(送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否)を判定し、送信出力制御部15、Scanチャネル設置部16、Scan方式設定部17に対して各々、送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否に関する通信パラメータを送信する。送信出力制御部15、Scanチャネル設置部16、Scan方式設定部17は各々、無線通信部18に送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否に関する通信パラメータを設定して、アクセスポイント11と通信を行う。
このようにして、アクセスポイント11のビーコン又はプローブ要求に含まれるCountry IE情報より場所情報(国または地域情報)を入手し、予め保持していた国別情報データベースより使用しようとしている場所(例えば国または地域)を判別し、その国で使用することができる送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否の少なくとも1つを容易に設定することができる。
また、製造者番号や電話番号等の識別データを使用することなく、無線LANのアクセスポイン11と接続し又、アクセスポイント11から送信するビーコンに含まれる国コード(Country Code)を認知し、場所情報(例えば国または地域コード)をデータとして保持し、予め無線LAN端末の記憶手段に周波数、出力レベルの情報を含んだ国別情報テーブルを保持することで、場所情報(例えば国または地域)を判別することで通信パラメータ(例えば利用可能な周波数と出力レベル)を無線LAN端末の無線通信部18に設定して、該通信パラメータを用いて通信することができる。
また、無線LAN端末は、国または地域によって屋外での利用が禁止されている場合があり、屋外でいきなり電波を放射しないよう、アクセスポイントの検出を行う方法を切り替える必要がある。検出方法にはアクティブ方式とパッシブ方式があるが、無線LAN端末の検出設定がアクティブ方式であればパッシブ方式に切替え設定するように構成しているため、無線LAN端末を使用する場所に応じた適切な使用が可能になる。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る無線LAN端末設定方法に使用する無線LANシステムのブロック図であり、携帯電話機能付き無線LAN端末40を使用した無線LAN端末て3GネットワークあるいはGSMネットワークを利用したシステムの例を示している。図1と同一部分には同一符号を付している。
ここで、携帯電話通信部41は、携帯電話基地局42と通信を行う携帯電話通信手段を構成している。携帯電話機能付きではなく、PHS機能付きであってもよい。この場合、携帯電話通信部41の代わりに、PHS基地局(図示せず)と通信を行うPHS通信部をPHS通信手段として設けるようにする。
図4の場合も図1と同様に、無線LAN40が記憶部14に予め保持している国別情報データベースと3GまたはGSMの携帯電話基地局42に含まれる国コード(Country Code)22から国情報判定部13で使用しようとしている国を判定し、無線通信部18の最大送信出力値を送信出力制御部15に、使用可能なチャネルをScanチャネル設定部16に、Scanチャネル設定部に設定されたチャネルに連動して屋外使用可否にあわせてScan方式設定部17にスキャン方式を設定することができる。
また携帯電話機能付き無線LAN端末の場合、3GまたはGSM基地局情報に含まれる国コードにより、同様な設定を行うことができる。これにより、ユーザが意識することなくその国の規定にのっとった無線LANネットワークを利用することが可能となる。
尚、無線LAN端末として、無線LAN機能を有する端末のみならず、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)、パソコン等の通信機能を有する無線LAN端末に適用可能である。また、これらの無線LAN端末を用いた無線LAN端末設定方法に適用可能である。
無線LAN機能のみを有する無線LAN端末のみならず、携帯電話、PHS、PDA等の通信機能を有する無線LAN端末に利用可能である。また、前記無線LAN端末を用いた無線LAN端末設定方法に利用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る無線LAN端末設定方法に使用する無線LANシステムのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態において使用するCountry Information Elementの内容を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において使用する国別情報データベースを示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る無線LAN端末設定方法に使用する無線LANシステムのブロック図である。
符号の説明
10、40・・・無線LAN端末
11・・・アクセスポイント
12・・・国情報(Country IE)
13・・・国情報判定部
14・・・記憶部
15・・・送信出力制御部
16・・・スキャン(Scan)チャネル設定部
17・・・スキャン方式設定部
18・・・無線通信部
41・・・携帯電話通信部
42・・・携帯電話基地局
43・・・国コード

Claims (8)

  1. 無線LANのアクセスポイントと通信できるように無線LAN端末の通信パラメータを設定する無線LAN端末設定方法において、
    前記無線LAN端末は、前記アクセスポイントから送信される場所情報から無線通信を行う場所を判別し、前記場所情報と通信パラメータとを対応付けた場所情報データベースを参照して前記場所の通信パラメータを決定し、前記通信パラメータを設定して前記アクセスポイントと通信を行うようにして成り、前記場所情報データベースを参照して屋外使用不可の場所であると判定した場合、ネットワークを検索するスキャニング方式をパッシブスキャニングに設定することにより、送信できないチャネルに対して信号を自身から送信しないようにすることを特徴とする無線LAN端末設定方法。
  2. 前記アクセスポイントから送信される場所情報は、ビーコン又はプローブ応答に含まれる国又は地域情報であることを特徴とする請求項記載の無線LAN端末設定方法。
  3. 前記通信パラメータには、送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否のいずれか1つ以上のパラメータが含まれることを特徴とする請求項1又は2記載の無線LAN端末設定方法。
  4. 前記無線LAN端末は、携帯電話機能又はPHS機能を有し、前記アクセスポイントの代わりに携帯電話又はPHSの基地局から前記場所情報を入手して該場所情報に対応する通信パラメータを設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の無線LAN端末設定方法。
  5. 無線LANのアクセスポイントと通信する無線LAN端末において、
    場所情報と通信パラメータとを対応付けた場所情報データベースを記憶する記憶手段と、
    前記アクセスポイントとの間で通信を行う通信手段と、
    前記場所情報データベースを参照して、前記通信手段が前記アクセスポイントから受信した場所情報に対応する通信パラメータを決定する決定手段と、
    前記通信パラメータを前記通信手段に設定して前記アクセスポイントとの通信を行うように制御する制御手段とを備えて成り、
    前記制御手段は、前記場所情報データベースを参照して屋外使用不可の場所であると判定した場合、ネットワークを検索するスキャニング方式をパッシブスキャニングに設定することにより、送信できないチャネルに対して信号を自身から送信しないように前記通信手段を制御することを特徴とする無線LAN端末。
  6. 前記アクセスポイントから送信される場所情報は、ビーコン又はプローブ応答に含まれる国又は地域情報であることを特徴とする請求項記載の無線LAN端末。
  7. 前記通信パラメータには、送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否のいずれか1つ以上のパラメータが含まれることを特徴とする請求項5又は6記載の無線LAN端末。
  8. 携帯電話基地局と通信を行う携帯電話通信手段又はPHS基地局と通信を行うPHS通信手段を有し、
    携帯電話通信手段又はPHS通信手段が、前記アクセスポイントの代わりに携帯電話又はPHSの基地局から前記場所情報を入手し、
    前記決定手段は、前記場所情報データベースを参照して、前記携帯電話通信手段又はPHS通信手段が入手した前記場所情報に対応する通信パラメータを決定し、
    前記制御手段は、前記通信パラメータを前記通信手段に設定して前記アクセスポイントとの通信を行うように制御することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一に記載の無線LAN端末。
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