JP5018440B2 - 無線lan設定方法及び無線lan端末 - Google Patents
無線lan設定方法及び無線lan端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5018440B2 JP5018440B2 JP2007315926A JP2007315926A JP5018440B2 JP 5018440 B2 JP5018440 B2 JP 5018440B2 JP 2007315926 A JP2007315926 A JP 2007315926A JP 2007315926 A JP2007315926 A JP 2007315926A JP 5018440 B2 JP5018440 B2 JP 5018440B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless lan
- communication
- location information
- access point
- lan terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
特に近年、インターネットの普及に伴い、無線LANのサービスエリアが拡大し、自宅や会社の他に空港や飲食店などのホットスポットでの無線LANサービスが広がっている。さらには無線LAN機器を海外に持っていった場合でも、無線LANサービスを利用できる場所が増えており、日本にいるときと同じ感覚で無線LANサービスを利用することができるようになっている。
したがって、識別データを利用して通信を行うため、自由度が小さく又、どの様な形態で通信すればよいかの情報、例えば、周波数情報等の入手に手間がかかるという問題がある。
また、特許文献4においては、パーソナルコンピュータ(PC)等に設定されたタイムゾーン情報により所属する国を判別し、その国に合致する設定を行う無線システムが提案されているが、単純に時刻を設定するだけの無線LAN機器の場合はタイムゾーン情報を持ち合わせていないため、設定方法として有効ではないという問題がある。
無線LAN端末は、アクセスポイントから送信される場所情報から無線通信を行う場所を判別し、場所情報と通信パラメータとを対応付けた場所情報データベースを参照して前記場所の通信パラメータを決定し、前記通信パラメータを設定して前記アクセスポイントと通信を行う。
また、前記無線LAN端末は、前記場所情報データベースを参照して屋外使用不可の場所であると判定した場合、前記スキャニング方式をパッシブスキャニングに設定することにより、送信できないチャネルに対して信号を自身から送信しないように構成してもよい。
また、前記通信パラメータには、送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否のいずれか1つ以上のパラメータが含まれるように構成してもよい。
また、前記無線LAN端末は、携帯電話機能又はPHS機能を有し、前記アクセスポイントの代わりに携帯電話又はPHSの基地局から前記場所情報を入手して該場所情報に対応する通信パラメータを設定するように構成してもよい。
決定手段は、場所情報データベースを参照して、通信手段がアクセスポイントから受信した場所情報に対応する通信パラメータを決定する。制御手段は、通信パラメータを通信手段に設定して前記アクセスポイントとの通信を行うように制御する。
また、前記制御手段は、前記場所情報データベースを参照して屋外使用不可の場所であると判定した場合、前記スキャニング方式をパッシブスキャニングに設定することにより、送信できないチャネルに対して信号を自身から送信しないように前記通信手段を制御するように構成してもよい。
また、前記通信パラメータには、送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否のいずれか1つ以上のパラメータが含まれるように構成してもよい。
また、本発明に係る無線LAN端末によれば、通信態様を容易に設定することが可能になる。
本実施の形態では、無線LANアクセスポイントからの信号(例えばビーコン(Beacon)やプローブリクエスト(Probe Request)に含まれるCountry IE情報より場所情報(国または地域情報)を入手し、あらかじめ保持していた国別の場所情報データベースより使用しようとしている国または地域を判別し、その場所(国又は地域)で使用することができる通信パラメータ(送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否の中の少なくとも1つ以上の通信パラメータを含むことができる。)を無線LAN端末に自動設定することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る無線LAN端末設定方法に使用する無線LANシステムのブロック図である。
図1において、無線LANシステムは、無線LAN端末10、無線LAN端末10と無線によって通信を行う無線LANのアクセスポイント11とを備えている。
アクセスポイント11は国情報(Country IE)12を保有しており、所定の通信を行う際に無線LAN端末10に前記国情報を送信する。
記憶手段は、場所情報と通信パラメータとを対応付けた場所情報データベースを記憶することができる。
決定手段は、場所情報データベースを参照して、通信手段がアクセスポイント11から受信した場所情報に対応する通信パラメータを決定することができる。
制御手段は、通信パラメータを通信手段に設定してアクセスポイント11との通信を行うように制御することができる。
また、制御手段は、場所情報データベースを参照してネットワークを検索するスキャニング方式を変更するように通信パラメータを設定することにより、屋内外使用可否に対応することができる。
アクセスポイント11から送信される場所情報は、ビーコン又はプローブ応答に含まれる国又は地域情報であるようにすることができる。
通信パラメータには、送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否のいずれか1つ以上のパラメータが含まれるようにすることができる。
このCountry IEの仕様についてはIEEE11dにて規定されており、通知されるCountry Information Elementの内容を図2に示す。Country Information Elementにより国コード、使用チャネル、送信パワー情報(例えば最大送信出力)が通知される。
また、無線LAN端末10によっては設定プロファイルにて予めいくつかのチャネルのみスキャンするように設定されている場合がある。
さらに、気象レーダなどとの干渉を避けるために日本での802.11aでは52、56、60、64chは屋外の使用が禁止されている。また、フランスでは日本や他の多くの国で使用することが可能な802.11b及び802.11gの8chから11ch(2447MHz〜2462MHz)の屋外使用が禁止されている。
国情報は無線LAN端末10の電源オフもしくは無線通信が圏外状態(即ち非接続状態)になるまで保持し、設定された各設定は継続使用することができる。電源オンもしくは圏外状態から復帰したい場合は、飛行機もしくは陸路移動により所在する国または地域が変更された可能性があるため、再び国情報の判定を行う必要がある。
屋外に持ち出す無線LAN端末としては主にパーソナルコンピュータ(PC)があるが、近年では携帯電話機能付き無線LAN端末も利用されるようになってきている。携帯電話機能付き無線LAN端末では無線LANネットワークといっしょに3GまたはGSMネットワークを利用することができる。国情報の入手方法として、アクセスポイントから送信されるビーコンやプローブ要求に含まれるCountry IE以外に、3GまたはGSMの基地局情報に含まれる国コード(Country Code)より入手することも可能である。
ここで、携帯電話通信部41は、携帯電話基地局42と通信を行う携帯電話通信手段を構成している。携帯電話機能付きではなく、PHS機能付きであってもよい。この場合、携帯電話通信部41の代わりに、PHS基地局(図示せず)と通信を行うPHS通信部をPHS通信手段として設けるようにする。
また携帯電話機能付き無線LAN端末の場合、3GまたはGSM基地局情報に含まれる国コードにより、同様な設定を行うことができる。これにより、ユーザが意識することなくその国の規定にのっとった無線LANネットワークを利用することが可能となる。
11・・・アクセスポイント
12・・・国情報(Country IE)
13・・・国情報判定部
14・・・記憶部
15・・・送信出力制御部
16・・・スキャン(Scan)チャネル設定部
17・・・スキャン方式設定部
18・・・無線通信部
41・・・携帯電話通信部
42・・・携帯電話基地局
43・・・国コード
Claims (8)
- 無線LANのアクセスポイントと通信できるように無線LAN端末の通信パラメータを設定する無線LAN端末設定方法において、
前記無線LAN端末は、前記アクセスポイントから送信される場所情報から無線通信を行う場所を判別し、前記場所情報と通信パラメータとを対応付けた場所情報データベースを参照して前記場所の通信パラメータを決定し、前記通信パラメータを設定して前記アクセスポイントと通信を行うようにして成り、前記場所情報データベースを参照して屋外使用不可の場所であると判定した場合、ネットワークを検索するスキャニング方式をパッシブスキャニングに設定することにより、送信できないチャネルに対して信号を自身から送信しないようにすることを特徴とする無線LAN端末設定方法。 - 前記アクセスポイントから送信される場所情報は、ビーコン又はプローブ応答に含まれる国又は地域情報であることを特徴とする請求項1記載の無線LAN端末設定方法。
- 前記通信パラメータには、送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否のいずれか1つ以上のパラメータが含まれることを特徴とする請求項1又は2記載の無線LAN端末設定方法。
- 前記無線LAN端末は、携帯電話機能又はPHS機能を有し、前記アクセスポイントの代わりに携帯電話又はPHSの基地局から前記場所情報を入手して該場所情報に対応する通信パラメータを設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の無線LAN端末設定方法。
- 無線LANのアクセスポイントと通信する無線LAN端末において、
場所情報と通信パラメータとを対応付けた場所情報データベースを記憶する記憶手段と、
前記アクセスポイントとの間で通信を行う通信手段と、
前記場所情報データベースを参照して、前記通信手段が前記アクセスポイントから受信した場所情報に対応する通信パラメータを決定する決定手段と、
前記通信パラメータを前記通信手段に設定して前記アクセスポイントとの通信を行うように制御する制御手段とを備えて成り、
前記制御手段は、前記場所情報データベースを参照して屋外使用不可の場所であると判定した場合、ネットワークを検索するスキャニング方式をパッシブスキャニングに設定することにより、送信できないチャネルに対して信号を自身から送信しないように前記通信手段を制御することを特徴とする無線LAN端末。 - 前記アクセスポイントから送信される場所情報は、ビーコン又はプローブ応答に含まれる国又は地域情報であることを特徴とする請求項5記載の無線LAN端末。
- 前記通信パラメータには、送信出力、チャネル周波数、屋内外使用可否のいずれか1つ以上のパラメータが含まれることを特徴とする請求項5又は6記載の無線LAN端末。
- 携帯電話基地局と通信を行う携帯電話通信手段又はPHS基地局と通信を行うPHS通信手段を有し、
携帯電話通信手段又はPHS通信手段が、前記アクセスポイントの代わりに携帯電話又はPHSの基地局から前記場所情報を入手し、
前記決定手段は、前記場所情報データベースを参照して、前記携帯電話通信手段又はPHS通信手段が入手した前記場所情報に対応する通信パラメータを決定し、
前記制御手段は、前記通信パラメータを前記通信手段に設定して前記アクセスポイントとの通信を行うように制御することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一に記載の無線LAN端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007315926A JP5018440B2 (ja) | 2007-12-06 | 2007-12-06 | 無線lan設定方法及び無線lan端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007315926A JP5018440B2 (ja) | 2007-12-06 | 2007-12-06 | 無線lan設定方法及び無線lan端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009141671A JP2009141671A (ja) | 2009-06-25 |
JP5018440B2 true JP5018440B2 (ja) | 2012-09-05 |
Family
ID=40871846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007315926A Expired - Fee Related JP5018440B2 (ja) | 2007-12-06 | 2007-12-06 | 無線lan設定方法及び無線lan端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5018440B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5477896B2 (ja) | 2009-08-28 | 2014-04-23 | 日本電気通信システム株式会社 | 無線通信端末 |
JP2011211612A (ja) | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Nec Access Technica Ltd | 無線lan端末、無線lanアクセスポイント及び無線lanシステム |
JP5589569B2 (ja) * | 2010-06-02 | 2014-09-17 | ソニー株式会社 | 無線通信装置、プログラム、および無線通信方法 |
JP5511583B2 (ja) * | 2010-08-17 | 2014-06-04 | キヤノン株式会社 | 無線通信装置、x線センサ、及び無線通信システム |
US9999071B2 (en) | 2014-08-29 | 2018-06-12 | Sony Corporation | Terminal device and method for controlling wireless communication state |
JP2018056999A (ja) * | 2017-10-25 | 2018-04-05 | キヤノン株式会社 | X線センサ |
JP7234379B2 (ja) * | 2018-12-29 | 2023-03-07 | 華為技術有限公司 | スマートホームデバイスによってネットワークにアクセスするための方法および関連するデバイス |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003283509A (ja) * | 2002-03-26 | 2003-10-03 | Sharp Corp | 屋内屋外判定装置及びそれを備えた無線通信端末 |
JP2003318915A (ja) * | 2002-04-25 | 2003-11-07 | Toshiba Corp | 情報処理装置および無線通信制御方法 |
EP1929713B1 (en) * | 2005-09-16 | 2018-06-13 | Nokia Technologies Oy | Techniques to provide measurement pilot transmission information in wireless networks |
JP5093486B2 (ja) * | 2008-03-13 | 2012-12-12 | 日本電気株式会社 | 無線端末装置およびアクセスポイント探索方法およびプログラム |
-
2007
- 2007-12-06 JP JP2007315926A patent/JP5018440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009141671A (ja) | 2009-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5018440B2 (ja) | 無線lan設定方法及び無線lan端末 | |
JP5074609B2 (ja) | Geranからutranへのシステム間セル再選択の改善 | |
US7412240B2 (en) | Method and system wherein handover information is broadcast in wireless local area networks | |
CN100469177C (zh) | 无线电话扫描替代无线电话系统的方法 | |
US8718649B2 (en) | Expanded cell search and selection in a mobile wireless device | |
US7339909B2 (en) | Apparatus and method for operating a communication device on two networks | |
CN101622887B (zh) | 无线节点搜索程序 | |
US7657261B2 (en) | Technique for using the same wireless frequency channel in overlapping or adjacent coverage areas | |
JP4822987B2 (ja) | 携帯無線端末 | |
CN101946544B (zh) | 基于lbs信息扫描小区和选择不同种类小区的方法 | |
EP2023679B1 (en) | Mobile terminal and method for executing scanning of radio signals | |
AU770709B2 (en) | Method and apparatus for acquiring service in a "border area" of a wireless communications system | |
KR100605650B1 (ko) | 무선랜모드 변경기능이 구비된 이동통신단말기 및 그제어방법 | |
JP2006222774A (ja) | 移動体通信ネットワーク(plmn)の選択方法、移動体通信システム、装置、及び、プログラム | |
WO2005104445A1 (en) | Routing area selection for a communication device accessing a umts network through wlan hot spots considered as seprate routing areas of the utms network | |
JP2005079944A (ja) | 中継装置 | |
KR101892538B1 (ko) | 무선랜 환경에서 통신 주파수 대역을 변경하는 방법 | |
CN116367189A (zh) | 无线lan用中继器、无线lan用路由器以及无线lan系统 | |
JP2011155465A (ja) | 無線通信システム、無線基地局および無線端末装置 | |
JP3850300B2 (ja) | 移動体通信機器および表示制御方法 | |
JP2011009913A (ja) | 通信装置及び通信装置の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120515 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120528 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |