JP5093486B2 - 無線端末装置およびアクセスポイント探索方法およびプログラム - Google Patents

無線端末装置およびアクセスポイント探索方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5093486B2
JP5093486B2 JP2008064527A JP2008064527A JP5093486B2 JP 5093486 B2 JP5093486 B2 JP 5093486B2 JP 2008064527 A JP2008064527 A JP 2008064527A JP 2008064527 A JP2008064527 A JP 2008064527A JP 5093486 B2 JP5093486 B2 JP 5093486B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
access point
terminal device
wireless terminal
scan
scan time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008064527A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009224881A (ja
Inventor
真理子 奥山
昇 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008064527A priority Critical patent/JP5093486B2/ja
Publication of JP2009224881A publication Critical patent/JP2009224881A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5093486B2 publication Critical patent/JP5093486B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、無線端末装置およびアクセスポイント探索方法およびプログラムに関する。
一般的に無線LAN(Local Area Network)環境において、無線端末装置は帰属可能なアクセスポイントへの探索を行うためスキャンを行う。このスキャンは、アクティブスキャンとパッシブスキャンの2つに分類できる。
アクティブスキャンは、プローブリクエストフレームを送信し、アクセスポイントがプローブレスポンスフレームを返信することで、帰属可能なアクセスポイントを能動的に探索する。一方、パッシブスキャンは、アクセスポイントから定期的に送信されるビーコンフレームを受信することで受動的に探索する。
パッシブスキャンは、スキャン時間が長く消費電力も大きいため、アクティブスキャンに比べこの点は劣っている。しかし、アクティブスキャンだけを行えばよいわけではない。例えば、国家のようなドメインにおいて、無線LANで許可された周波数帯や最大送信電力は独自に決定している。また、同じドメイン内においても、周波数帯によって、屋内のみ使用可能など用途も異なることがある。無線端末装置は、ドメイン間や屋内外を移動するため、現在置かれている環境下でプローブリクエスト等のフレームを送信してもドメインの規定違反にならないかわからない。
そのため、受信能力のみを用いて探索を行うパッシブスキャンを行うことで、規定違反することなく情報を収集できる。
もし、パッシブスキャンでビーコン等のフレームを受信できれば、IEEE802.11dで規定されているインフォメーションエレメントを受信することにより、そのドメインで使用可能な周波数帯などの情報を得ることができる。また、IEEE802.11dで規定されているインフォメーションエレメントが無い場合でも、ビーコン等のフレームを受信できたチャネルは、少なくとも使用可能なことがわかる。
スキャン時間を短縮するために、例えば、特許文献1では、元帰属していたアクセスポイントと次に帰属するアクセスポイントとが同一ドメインだと判断した場合には、規定違反することは無いとしてパッシブスキャンを行わずにアクティブスキャンを行うものである。また、特許文献2では、サイトタイミングテーブルを生成することにより、パッシブスキャンをスケジュールすることで効率的にパッシブスキャンを行うというものである。
特開2004−229278号公報 特表2007−507982号公報
第1の問題点は、特開2004−229278号公報の方法では、アクセスポイントから送信されるフレームにドメイン情報がない場合はスキャン時間を短縮することができない。その理由は、ドメイン情報を保持していない状態ではセーフティなスキャンを行うために、通常のパッシブスキャンが必要となるからである。
第2の問題点は、特開2004−229278号公報の方法では、例えば802.11aの周波数帯の屋外での送信が禁止されている場合には、屋外かどうかを判定する必要があり、スキャン時間を短縮することができない。その理由は、ドメイン情報を得たとしても屋内外などの判断には使用できず、通常のパッシブスキャンが必要となるからである。
第3の問題点は、特表2007−507982号公報の方法では、無線端末装置が移動する場合には、トータルのスキャン時間を短縮できないことがある。その理由は、新たな近傍のアクセスポイントのサイトタイミングテーブルの情報を得るまで、近傍のアクセスポイントのスケジュールを実施することができず、通常のパッシブスキャンが必要となるからである。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、スキャン時間の短縮およびスキャンによる無通信時間の短縮を図ることができる好適なパッシブスキャンを実現する無線端末装置およびアクセスポイント探索方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、アクセスポイントから送信されるビーコンを受信して近傍のアクセスポイントを探索し、探索したアクセスポイントに無線回線を用いて接続する無線端末装置である。
ここで、本発明の特徴とするところは、アクセスポイントから受信したビーコンのインターバル情報を記憶するビーコンインターバル情報記憶手段と、自無線端末装置のアクセスポイントへの帰属状態を管理する帰属状態管理手段と、電波の状態が悪化したときには、上記帰属状態管理手段および上記ビーコンインターバル情報記憶手段を参照して得た情報に基づき、自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報を取得する手段と、この取得する手段により取得した自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報に応じたスキャン時間を、パッシブスキャンを行うためのスキャン時間として決定するスキャン時間決定手段とを備えたところにある。
また、本発明をアクセスポイント探索方法としての観点から観ると、本発明は、アクセスポイントから送信されるビーコンを受信して近傍のアクセスポイントを探索し、探索したアクセスポイントに無線回線を用いて接続する無線端末装置に適用されるアクセスポイント探索方法である。
ここで、本発明の特徴とするところは、ビーコンインターバル情報記憶手段が、アクセスポイントから受信したビーコンのインターバル情報を記憶し、帰属状態管理手段が、自無線端末装置のアクセスポイントへの帰属状態を管理し、取得する手段が、電波の状態が悪化したときには、上記帰属状態管理手段および上記ビーコンインターバル情報記憶手段を参照して得た情報に基づき、自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報を取得し、スキャン時間決定手段が、この取得する手段により取得した自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報に応じたスキャン時間を、パッシブスキャンを行うためのスキャン時間として決定するところにある。
本発明をプログラムとしての観点から観ると、本発明は、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、アクセスポイントから送信されるビーコンを受信して近傍のアクセスポイントを探索し、探索したアクセスポイントに無線回線を用いて接続する無線端末装置に適用されるアクセスポイント探索機能を実現するプログラムである。
ここで、本発明の特徴とするところは、アクセスポイントから受信したビーコンのインターバル情報を記憶するビーコンインターバル情報記憶機能と、自無線端末装置のアクセスポイントへの帰属状態を管理する帰属状態管理機能と、電波の状態が悪化したときには、上記帰属状態管理機能および上記ビーコンインターバル情報記憶機能を参照して得た情報に基づき、自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報を取得する機能と、この取得する機能により取得した自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報に応じたスキャン時間を、パッシブスキャンを行うためのスキャン時間として決定するスキャン時間決定機能とを実現するところにある。
本発明によれば、スキャン時間の短縮およびスキャンによる無通信時間の短縮を図ることができる。
(第一の実施形態)
本発明の第一の実施形態について図1から図4を参照して詳細に説明する。図1は、第一の実施形態の無線端末装置1のブロック構成図である。図2は、第一の実施形態の無線端末装置1の動作を説明するための無線端末装置1の移動経路、アクセスポイント10〜12、通信範囲21〜23、基幹ネットワーク24および25を示す図である。ここでは、図2の状況を参照して説明する。図2を参照すると、無線端末装置1は、アクセスポイント10、11、12から送信されるビーコンを受信して近傍のアクセスポイント10または11または12を探索し、探索したアクセスポイント10または11または12に無線回線を用いて接続する。
無線端末装置1は、図1に示すように、アクセスポイント10から受信したビーコンのインターバル情報を記憶するビーコンインターバル情報記憶手段である記憶部3と、自無線端末装置1のアクセスポイント10への帰属状態を管理する帰属状態管理手段である管理部4とを備え、電波の状態が悪化したときには、管理部4および記憶部3を参照して得た情報に基づき、自無線端末装置1が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報を取得する手段と、この取得する手段により取得した自無線端末装置1が帰属しているアクセスポイント10におけるビーコンのインターバル情報に応じたスキャン時間を、パッシブスキャンを行うためのスキャン時間として決定するスキャン時間決定手段とを含む決定部5を備える。
すなわち、無線端末装置1は、無線通信を行う無線入出力処理部2と、無線入出力処理部2で受信したアクセスポイントのビーコンインターバルの情報を記憶する記憶部3と、帰属状態を管理する管理部4とを備える。また、管理部4で管理されている帰属状態によって、記憶部3で記憶されているビーコンインターバルの情報を使用するかどうかを判断し、スキャン時間を決定する決定部5を備える。さらに、無線入出力処理部2と記憶部3と管理部4と決定部5を制御する制御部6を備える。
次に、第一の実施形態の無線端末装置1の動作を図2から図4を参照して説明する。図2を参照すると、アクセスポイント10、11、12が設置されていて、通信範囲21は、アクセスポイント10の通信可能な範囲を示している。同様に、通信範囲22は、アクセスポイント11の通信可能な範囲を示し、通信範囲23は、アクセスポイント12の通信可能な範囲を示している。
アクセスポイント10とアクセスポイント11とは同一基幹ネットワーク24に接続されており、帰属状態を継続したままハンドオーバ可能となるように設置されているとする。また、アクセスポイント12は、基幹ネットワーク25に接続されており、アクセスポイント10、11とは、帰属状態を継続したままのハンドオーバはできないとする。
今、無線端末装置1はアクセスポイント10に帰属しているとする。このとき、無線端末装置1はアクセスポイント10のビーコンインターバル情報を記憶部3に記憶する。また、管理部4に「帰属中」の状態が管理される。その後、無線端末装置1がアクセスポイント11の方向へ移動するとする。無線端末装置1は、ポイントaまで移動すると、アクセスポイント10との電波状態が悪くなり、他のアクセスポイント11へ帰属を試みるためスキャンを実行する。
一般的にハンドオーバ可能となるような同一システム内に設置されているアクセスポイント10および11のビーコンインターバルは同一のことが多い。そのため、記憶部3に記憶されているビーコンインターバル情報と、管理部4に管理されている帰属状態とから、無線端末装置1は、それぞれのチャネルを記憶部3に記憶されているビーコンインターバル情報の時間だけパッシブスキャンを行えば十分であると決定する。これによりパッシブスキャン時間の短縮が可能となる。
なお、本実施形態ではビーコンインターバル情報の時間だけパッシブスキャンを行うとしているが、ビーコンのジッタを考慮し、ビーコンインターバル情報の時間に加え固定の時間だけ、スキャン時間を増減させてもよい。
次に、無線端末装置1はアクセスポイント11に帰属しているため、アクセスポイント11のビーコンインターバル情報を記憶部3に記憶する。また、管理部4に「帰属中」の状態が管理される。その後、無線端末装置1がアクセスポイント12の方向へ移動するとする。無線端末装置1は、ポイントbまで移動すると、アクセスポイント11との電波状態が悪くなり、他のアクセスポイント12へ帰属を試みるためスキャンを実行する。しかし、ポイントbでは新たなアクセスポイントが発見できないため無線端末装置1は、帰属が外れ、管理部に「圏外」の状態が管理される。
無線端末装置1は、新たなアクセスポイント12を探索するため、周期的またはあるタイミングでスキャンを実行する。このとき、記憶部3にアクセスポイント11のビーコンインターバル情報が記憶されているが、管理部4に「圏外」の状態が管理されるため、次に同一システムのアクセスポイントに帰属するとは限らないと判断し、記憶部3に記憶されているビーコンインターバル情報は使用せず、無線端末装置1が持つデフォルトのスキャン時間でアクセスポイント探索を行う。これによりビーコンインターバルが不明な別のシステムであっても、好適なアクセスポイントの探索が可能となる。
以上説明した動作を図3のフローチャートに示す。図3は、制御部6の動作を示すフローチャートである。また、図4に、ビーコンインターバルに追加分のスキャン時間を付与したスキャン時間を示す。図3に示すように、制御部6は、無線入出力処理部2における電波状態の悪化を認識すると(ステップS1)、記憶部3にビーコンインターバル情報の記憶が有り(ステップS2のYes)、その記憶しているビーコンインターバル情報のアクセスポイント(APと図示)に無線端末装置1が帰属しているか否かを管理部4を参照して調べ、帰属している場合には(ステップS3のYes)、記憶部3が記憶しているビーコンインターバル情報に基づいてパッシブスキャンを実施する(ステップS4)。
なお、記憶部3が記憶しているビーコンインターバル情報に基づいてパッシブスキャンを実施してもアクセスポイントが見つからなかった場合には(ステップS5のNo)、デフォルトのスキャン時間でパッシブスキャンを実施する(ステップS6)。
また、記憶部3にビーコンインターバル情報の記憶が無い場合(ステップS2のNo)、あるいは、記憶部3が記憶しているビーコンインターバル情報のアクセスポイントに無線端末装置1が帰属していない場合には(ステップS3のNo)、初めからデフォルトのスキャン時間でパッシブスキャンを実施する(ステップS6)。
また、決定部5は、図4に示すように、実際のビーコンインターバルに追加分の時間を付与したスキャン時間を決定することにより、ジッタによるビーコンの遅延が有ってもビーコンの受信が可能となる。
(第二の実施形態)
本発明の第二の実施形態の無線端末装置30を図5から図7を参照して説明する。図5は、第二の実施形態の無線端末装置30のブロック構成図である。図3を参照すると、無線端末装置30は、無線通信を行う無線入出力処理部31と、無線入出力処理部31で受信したアクセスポイントのビーコンインターバルの情報を記憶する記憶部32と、帰属状態を管理する管理部33とを備える。また、管理部33で管理されている帰属状態によって、記憶部32で記憶されているビーコンインターバルの情報を使用するかどうかを判断し、スキャン時間を決定する決定部34と、決定したスキャン時間を分割する分割部35とを備える。さらに、無線入出力処理部31と記憶部32と管理部33と決定部34と分割部35とを制御する制御部36を備える。
次に、第二の実施形態の動作を図6および図7を参照して説明する。図6は、第二の実施形態の無線端末装置30の動作を説明するための無線端末装置30の移動経路、アクセスポイント40および41、通信範囲51および52、基幹ネットワーク53を示す図である。
アクセスポイント40、41が設置されていて、通信範囲51は、アクセスポイント40の通信可能な範囲を示している。同様に、通信範囲52は、アクセスポイント41の通信可能な範囲を示している。アクセスポイント40および41は同一基幹ネットワーク53に接続されており、帰属状態を継続したままハンドオーバ可能となるように設置されているとする。
今、無線端末装置30はアクセスポイント40に帰属しているとする。このとき、無線端末装置30はアクセスポイント40のビーコンインターバル情報を記憶部32に記憶する。また、管理部33に「帰属中」の状態が管理される。その後、無線端末装置30がアクセスポイント41の方向へ移動するとする。無線端末装置30は、ポイントcまで移動すると、アクセスポイント40との電波状態が悪くなり、他のアクセスポイント41へ帰属を試みるためスキャンを実行する。
このとき、記憶部32に記憶されているビーコンインターバル情報と、管理部33に管理されている帰属状態とから、無線端末装置30は、それぞれのチャネルを記憶部32に記憶されているビーコンインターバル情報の時間だけパッシブスキャンを行うことを決定する。ここまでの説明は第一の実施形態と同様である。
第二の実施形態では、分割部35により、決定部34が決定したスキャン時間を分割する。例えば、図7に、スキャン時間を二等分した場合のスキャンとアクセスポイントのビーコンインターバルとの時間の関係を示した図を示す。スキャン60、61は、分割したパッシブスキャンを示す。ビーコンA−1、A−2、A−3、A−4は、アクセスポイントAのビーコンを示し、ビーコンB−1、B−2、B−3、B−4は、アクセスポイントBのビーコンを示し、ビーコンC−1、C−2、C−3、C−4は、アクセスポイントCのビーコンを示す。
初めにビーコンインターバル情報の半分の時間(T/2)だけパッシブスキャンを行い、次にビーコンインターバル情報の時間(T)後に残りの時間(T/2)だけパッシブスキャンを行う。このように分割することで、ビーコンインターバルが同じ他のアクセスポイントが、どのタイミングでビーコンを送信していても、アクセスポイントを発見可能となる。これにより、一回のスキャンによる無通信時間を短縮することが可能となる。
図7の例では、スキャン時間を二等分した例を示したが、三等分、またはそれ以上に等分してもよい。また、等分ではなく、スキャン時間の異なる分割を行ってもよい。
(プログラムの実施例)
情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、本実施形態の無線端末装置1または30の機能に相応する機能を実現させるプログラムの実施例を説明する。ここで、情報処理装置とは、汎用のコンピュータ装置である。
本実施例のプログラムは記録媒体に記録されることにより、情報処理装置は、この記録媒体を用いて本実施例のプログラムをインストールすることができる。あるいは、本実施例のプログラムを保持するサーバからネットワークを介して直接情報処理装置に本実施例のプログラムをインストールすることもできる。
これにより、情報処理装置を用いて、本実施形態の無線端末装置1または30における無線入出力処理部2または31における通信制御機能、記憶部3または32の機能、管理部4または33の機能、決定部5または34の機能、制御部6または36の機能、分割部35の機能を実現することができる。
なお、本実施例のプログラムは、情報処理装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
(効果の説明)
第1の効果は、アクセスポイントから送信されるフレームにドメイン情報がない場合にも、スキャン時間の短縮およびスキャンによる無通信時間の短縮が可能である。その理由は、ドメイン情報を保持していない状態でも、アクセスポイントから受信したビーコンインターバルの情報を用いて、パッシブスキャンのスキャン時間を短縮することができるからである。
第2の効果は、屋外かどうかを判定する場合のスキャンにおいても、スキャン時間の短縮、およびスキャンによる無通信時間の短縮が可能である。その理由は、屋外かどうかを判定することができないドメイン情報は使用せず、アクセスポイントから受信したビーコンインターバルの情報を用いて、パッシブスキャンのスキャン時間を短縮することができるからである。
第3の効果は、無線端末装置が移動する場合でも、トータルのスキャン時間の短縮、およびスキャンによる無通信時間の短縮が可能である。その理由は、新たな近傍のアクセスポイントのサイトタイミングテーブルの情報を得る必要がないからである。
本発明によれば、スキャン時間の短縮およびスキャンによる無通信時間の短縮を図ることができるので、ネットワークの使用効率の向上に利用することができる。
本発明の第一の実施形態における無線端末装置のブロック構成図である。 本発明の第一の実施形態の無線端末装置の動作を説明するための無線端末装置の移動経路、アクセスポイント、通信範囲、基幹ネットワークを示す図である。 制御部の動作を示すフローチャートである。 ビーコンインターバルに追加分のスキャン時間を付与したスキャン時間を示す図である。 本発明の第二の実施形態における無線端末装置のブロック構成図である。 本発明の第二の実施形態の無線端末装置の動作を説明するための無線端末装置の移動経路、アクセスポイント、通信範囲、基幹ネットワークを示す図である。 スキャン時間を二等分した場合のスキャンとアクセスポイントのビーコンインターバルとの時間の関係を示した図である。
符号の説明
1、30 無線端末装置
2、31 無線入出力処理部
3、32 記憶部
4、33 管理部
5、34 決定部
35 分割部
6、36 制御部
10〜12、40、41 アクセスポイント
21〜23、51、52 通信範囲
24、25、53 基幹ネットワーク
60、61 スキャン
A−1、A−2、A−3、A−4、B−1、B−2、B−3、B−4、C−1、C−2、C−3、C−4 ビーコン

Claims (12)

  1. アクセスポイントから送信されるビーコンを受信して近傍のアクセスポイントを探索し、探索したアクセスポイントに無線回線を用いて接続する無線端末装置において、
    アクセスポイントから受信したビーコンのインターバル情報を記憶するビーコンインターバル情報記憶手段と、
    自無線端末装置のアクセスポイントへの帰属状態を管理する帰属状態管理手段と、
    電波の状態が悪化したときには、上記帰属状態管理手段および上記ビーコンインターバル情報記憶手段を参照して得た情報に基づき、自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報を取得する手段と、
    この取得する手段により取得した自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報に応じたスキャン時間を、パッシブスキャンを行うためのスキャン時間として決定するスキャン時間決定手段と
    を備えたことを特徴とする無線端末装置。
  2. 前記スキャン時間決定手段は、自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバルに相当する時間に、さらに所定時間を追加した時間をスキャン時間として決定する手段を備えた請求項1記載の無線端末装置。
  3. 前記スキャン時間決定手段が決定したスキャン時間によりアクセスポイントが探索できないときには、デフォルトのスキャン時間によりパッシブスキャンを実施する手段を備えた請求項1または2記載の無線端末装置。
  4. 前記スキャン時間決定手段が決定したスキャン時間を複数の時間に分割し、分割した個々の時間による複数回のパッシブスキャンを、分割する以前のスキャン時間の間隔を設けてそれぞれ実施する手段を備えた請求項1から3のいずれか1項記載の無線端末装置。
  5. アクセスポイントから送信されるビーコンを受信して近傍のアクセスポイントを探索し、探索したアクセスポイントに無線回線を用いて接続する無線端末装置に適用されるアクセスポイント探索方法において、
    ビーコンインターバル情報記憶手段が、アクセスポイントから受信したビーコンのインターバル情報を記憶し、
    帰属状態管理手段が、自無線端末装置のアクセスポイントへの帰属状態を管理し、
    取得する手段が、電波の状態が悪化したときには、上記帰属状態管理手段および上記ビーコンインターバル情報記憶手段を参照して得た情報に基づき、自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報を取得し、
    スキャン時間決定手段が、この取得する手段により取得した自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報に応じたスキャン時間を、パッシブスキャンを行うためのスキャン時間として決定する
    ことを特徴とするアクセスポイント探索方法。
  6. 前記スキャン時間決定手段が、自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバルに相当する時間に、さらに所定時間を追加した時間をスキャン時間として決定する請求項5記載のアクセスポイント探索方法。
  7. 前記スキャン時間決定手段が決定したスキャン時間によりアクセスポイントが探索できないときには、デフォルトのスキャン時間によりパッシブスキャンを実施する請求項5または6記載のアクセスポイント探索方法。
  8. 前記スキャン時間決定手段が決定したスキャン時間を複数の時間に分割し、分割した個々の時間による複数回のパッシブスキャンを、分割する以前のスキャン時間の間隔を設けてそれぞれ実施する請求項5から7のいずれか1項記載のアクセスポイント探索方法。
  9. 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
    アクセスポイントから送信されるビーコンを受信して近傍のアクセスポイントを探索し、探索したアクセスポイントに無線回線を用いて接続する無線端末装置に適用されるアクセスポイント探索機能を実現するプログラムにおいて、
    アクセスポイントから受信したビーコンのインターバル情報を記憶するビーコンインターバル情報記憶機能と、
    自無線端末装置のアクセスポイントへの帰属状態を管理する帰属状態管理機能と、
    電波の状態が悪化したときには、上記帰属状態管理機能および上記ビーコンインターバル情報記憶機能を参照して得た情報に基づき、自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報を取得する機能と、
    この取得する機能により取得した自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバル情報に応じたスキャン時間を、パッシブスキャンを行うためのスキャン時間として決定するスキャン時間決定機能と
    を実現することを特徴とするプログラム。
  10. 前記スキャン時間決定機能として、自無線端末装置が帰属しているアクセスポイントにおけるビーコンのインターバルに相当する時間に、さらに所定時間を追加した時間をスキャン時間として決定する機能を実現する請求項9記載のプログラム。
  11. 前記スキャン時間決定機能が決定したスキャン時間によりアクセスポイントが探索できないときには、デフォルトのスキャン時間によりパッシブスキャンを実施する機能を実現する請求項9または10記載のプログラム。
  12. 前記スキャン時間決定機能が決定したスキャン時間を複数の時間に分割し、分割した個々の時間による複数回のパッシブスキャンを、分割する以前のスキャン時間の間隔を設けてそれぞれ実施する機能を実現する請求項9から11のいずれか1項記載のプログラム。
JP2008064527A 2008-03-13 2008-03-13 無線端末装置およびアクセスポイント探索方法およびプログラム Expired - Fee Related JP5093486B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008064527A JP5093486B2 (ja) 2008-03-13 2008-03-13 無線端末装置およびアクセスポイント探索方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008064527A JP5093486B2 (ja) 2008-03-13 2008-03-13 無線端末装置およびアクセスポイント探索方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009224881A JP2009224881A (ja) 2009-10-01
JP5093486B2 true JP5093486B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=41241262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008064527A Expired - Fee Related JP5093486B2 (ja) 2008-03-13 2008-03-13 無線端末装置およびアクセスポイント探索方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5093486B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5018440B2 (ja) * 2007-12-06 2012-09-05 日本電気株式会社 無線lan設定方法及び無線lan端末
CN102668648B (zh) 2009-10-21 2015-08-19 Lg电子株式会社 在tvws中扫描现有网络的方法和装置
AU2010347838B2 (en) 2010-03-12 2014-10-30 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for protecting a primary service in WLAN system
US8583129B2 (en) 2010-03-19 2013-11-12 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for acquiring available channel information in a wireless local area network system
JP6021445B2 (ja) * 2012-05-31 2016-11-09 キヤノン株式会社 通信装置およびその制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001094572A (ja) * 1999-09-22 2001-04-06 Clarion Co Ltd 無線lanの高速ローミング方法、アクセスポイント及び移動端末
JP3845347B2 (ja) * 2002-08-28 2006-11-15 Necインフロンティア株式会社 高速ローミング方式
JP4861920B2 (ja) * 2007-07-23 2012-01-25 株式会社日立製作所 無線周波数選択方法、無線通信機並びに無線通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009224881A (ja) 2009-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8224321B2 (en) Cell access control method and user equipment
KR101490115B1 (ko) 무선 액세스 기술과 연관된 셀의 선택법
US9992697B2 (en) Method and apparatus for reporting of measurement data
KR20210024101A (ko) 측정 방법 및 측정 장치
CN111226455A (zh) 一种配置相邻小区的方法、网络设备及用户设备
CN110932828B (zh) 消息接收方法、消息发送方法、终端设备和网络侧设备
CN103313301A (zh) 用于实现报告测量以及报告测量结果的方法和装置
JP5093486B2 (ja) 無線端末装置およびアクセスポイント探索方法およびプログラム
CN105745852A (zh) 用于非蜂窝式无线接入的系统和方法
JP2009124671A (ja) 無線通信端末装置、無線通信基地局装置、無線通信移動管理装置、及び無線通信移動管理方法
CN109428695B (zh) 一种测量间隙确定方法、用户终端和网络侧设备
KR102392413B1 (ko) 동기화 신호 전송을 위한 방법과 장치
CN102457940B (zh) 一种智能家庭网关信道选择方法及装置
KR20160039573A (ko) 단말이 랜덤 액세스를 수행하는 방법 및 단말
US20190342773A1 (en) Apparatus and method
WO2013154096A1 (ja) 無線通信システム、無線通信方法、移動局装置および基地局装置
TW201503752A (zh) 具有無線互連功能的通信系統和相關的通信站與用戶設備
CN104053159A (zh) 一种多载波基站的频点配置方法和装置
KR20130072984A (ko) 복수의 단말 중 사용자의 대표 단말과의 서비스 연결을 수행하는 서비스 제공 서버 및 방법
US20170208555A1 (en) User apparatus, mobile communication system, and signaling value application method
CN115278719A (zh) 小区重选的方法、通信装置和计算机可读存储介质
KR101016436B1 (ko) 전력 소비 최소화를 위한 무선랜 검색 방법 및 장치
WO2012023503A1 (ja) 移動通信方法及び移動局
US10356634B2 (en) Base station, communication system, communication method and storage medium
JP2015026896A (ja) 無線lan親機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees