JP2001094572A - 無線lanの高速ローミング方法、アクセスポイント及び移動端末 - Google Patents

無線lanの高速ローミング方法、アクセスポイント及び移動端末

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JP2001094572A
JP2001094572A JP26865799A JP26865799A JP2001094572A JP 2001094572 A JP2001094572 A JP 2001094572A JP 26865799 A JP26865799 A JP 26865799A JP 26865799 A JP26865799 A JP 26865799A JP 2001094572 A JP2001094572 A JP 2001094572A
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Takashi Takayama
隆 高山
Seiki Sato
清貴 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のアクセスポイントを設けた無線LAN
で、移動する端末が加入しているアクセスポイントから
他のアクセスポイントの高速ローミングを行い得る無線
LANの高速ローミング方法、アクセスポイント及び移
動端末の提供。 【解決手段】 ステーション3が加入しているアクセス
ポイント(AP2)から別のAPへのローミング時間を
短縮するために、AP2及び隣接する4つのAP(AP
3〜AP6)のホッピング情報をイーサネット1上に送
る。また、ステーション3が接続しているAP2から隣
接アクセスポイントAP1〜AP6の情報を取り出して
ダウンロードできるようにして、ステーションがAP2
のビーコンクオリティーが閾値以下になった場合にはダ
ウンロードした情報に基づいてAP1〜AP6と直接同
期をとり、RSSIが最も高いアクセスポイントにロー
ミングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLAN(ワイヤレス
・LAN(Wireless LAN))技術に関し、特に、インフ
ラストラクチャ型の無線LAN環境における高速ローミ
ング技術に関する。
【0002】
【従来の技術】LAN(Local Area Network)は当初有
線ネットワークとして開発され、利用されてきたが、近
年その高速化や、モバイル・コンピューティング技術及
びモバイル端末の発達と相俟って無線LANの開発・利
用がなされている。
【0003】無線LANは有線LANの一部を無線化
し、ステーションをLANに収容可能としたネットワー
クシステムであり、有線LANとしてイーサネット(登
録商標)(Ethernet(登録商標))が用いられ
る場合が多い。
【0004】なお、ステーションは、通常、FH−WL
ANアダプタ(frequency hopping(周波数ホッピン
グ)−Wireless LANアダプタ)をもつPCの総称であ
り、FH−WLANカードを挿入するノートパソコンや
FH−WLAN・ISA(インダストリアル・スタンダ
ード・アーキテクチャー)アダプタを備えたディスクト
ップPC等を意味している。なお、無線LANが下記
に属するタイプに相当する場合にはステーションは無線
端末用アダプタを搭載した端末が移動しながら通信を行
うモバイルステーション(移動端末)を意味する。
【0005】無線LANには、専用ネットワークとし
て無線LANだけで閉じたネットワークシステムを構成
するもの、既存の有線LANに接続された端末を無線
接続に切り換え得るように構成したネットワークとし
て、無線端末をバックボーン(基幹)のネットワークに
ブリッジするためのアクセスポイント(Access Point
(AP、接続装置))を設けたもの、アクセスポイン
トを複数設け、携帯端末等のように無線端末用アダプタ
を搭載した移動端末の通信を可能としたインフラストラ
クチャ型のもの、がある。
【0006】上記のインフラストラクチャ型の無線L
ANで、ステーションが加入しているアクセスポイント
から別のアクセスポイントにローミング(ここでは、あ
るアクセスポイントから他のアクセスポイントに通信接
続の切り換えを行うことを意味する)を行うには、ブロ
ーブ要求フレームを送信しブローブ応答フレームを受信
してから加入できるアクセスポイントを見つける作業
(スキャン)を行う。
【0007】通常のスキャンは、デフォルト(設定状
態)でアクティブモードスキャンとパッシブモードスキ
ャンの2種類のモードがあり、まず、アクティブモード
スキャンを実施し、BSS(Basic Service Set:基本
サービスセット)内にアクセスポイントを見つけること
ができなかった場合にはパッシブモードスキャンに切り
換えてパッシブモードスキャンを実施する。それでもア
クセスポイントを見つけることができない場合には交互
にアクティブモードスキャンとパッシブモードスキャン
を繰り返す。
【0008】上述の作業(スキャン動作)は、例えば、
米国バンド(周波数帯域)では2000.0MHz(メ
ガヘルツ)から2483.5MHzの79チャンネルを
用いているため接続可能なアクセスポイントを見つける
ためにすべてのチャンネル(最大79チャンネル)に対
してスキャンを行う必要がある。スキャンの結果、初め
て接続するアクセスポイントに対してステーションから
オーセンティケーション要求フレーム(ステーションか
らアクセスポイントに加入するための認証をリクエスト
するフレーム(IEEE802.11))を送信し、そのアクセス
ポイントがステーションを認証して返すオーセンティケ
ーション応答フレームを受信することでローミングが行
われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記ローミング方式で
は、移動する端末(モバイルステーション(以下、単
に、ステーションと記す)が加入しているアクセスポイ
ントを離脱して接続可能なすべてのアクセスポイントを
スキャンしてから最大のRSSI(Receive SignalStre
ngth Indicator :無線信号強度)を持つアクセスポイ
ントに対して加入手続きを行うため、ローミングに必要
なトータル時間は最低1秒から最大13秒程度と非常に
長くなってしまうという問題点があった。このことはス
テーションと通信が途絶えている時間が多くなることを
意味し、ステーションが移動しており、常に制御可能な
状態にあることが望ましいAGV(Automatic Guided Ve
hicle)等にとって非常に大きな問題点となっている。
【0010】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、複数のアクセスポイントを設けた無線
LANにおいて、移動端末が加入(接続)しているアク
セスポイントから他のアクセスポイントへ高速ローミン
グを可能とする無線LANの高速ローミング方法、アク
セスポイント及び移動端末の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明の無線LANの高速ローミング方法は、
ネットワークと該ネットワークに設けられた複数のアク
セスポイントと該複数のアクセスポイントのうちの一つ
に無線接続する移動端末とからなる無線LANにおい
て、各アクセスポイントは、それぞれに隣接するアクセ
スポイントのうち所定数のアクセスポイントを隣接アク
セスポイントとして予め登録し、互いに異なるタイミン
グで自己のホッピング情報を定期的にネットワークに送
出すると共に、該ネットワークを介して受信するホッピ
ング情報のうちそれぞれのアクセスポイントの隣接アク
セスポイントのホッピング情報のみを保持し、移動端末
は、接続しているアクセスポイントが保持している隣接
アクセスポイントのホッピング情報を取り込み、接続し
ているアクセスポイントの無線信号強度が所定値以下に
なったとき、該アクセスポイントから取り込んだホッピ
ング情報を基に隣接アクセスポイントの無線信号強度を
調べ、無線信号強度が最大の隣接アクセスポイントに接
続することを特徴とする。
【0012】また、第2の発明は上記第1の発明の無線
LANの高速ローミング方法において、移動端末は、接
続しているアクセスポイントが保持している隣接アクセ
スポイントのホッピング情報をまだ取り込んでいないと
きは、ネットワークに設けられたアクセスポイントのう
ち接続可能な全てのアクセスポイントをスキャンし、無
線信号強度が最大のアクセスポイントに接続することを
特徴とする。
【0013】また、第3の発明のアクセスポイントは、
無線LANの有線側ネットワークに設けられるアクセス
ポイントであって、ネットワークを介して隣接するアク
セスポイントのうち所定数のアクセスポイントを予め登
録した隣接アクセスポイント登録手段と、自己のホッピ
ング情報を定期的にネットワークに送出するホッピング
情報同報手段と、ネットワークを介して受信したホッピ
ング情報のうち隣接アクセスポイント登録手段に登録さ
れている隣接アクセスポイントのホッピング情報のみを
取り込むホッピング情報取得手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0014】また、第4の発明は上記第3の発明のアク
セスポイントにおいて、起動時に自己のホッピング情報
を直ちにネットワークに送出するホッピング情報送出手
段を備え、ホッピング情報同報手段はこのホッピング情
報送出手段によるホッピング情報送出後、ランダムな遅
延時間の経過後に自己のホッピング情報を定期的にネッ
トワークに送出することを特徴とする。
【0015】また、第5の発明の移動端末は、無線LA
Nの有線側ネットワークに設けられる複数のアクセスポ
イントの一つに無線接続してデータの授受を行う移動端
末であって、自己が接続しているアクセスポイントが保
持している隣接アクセスポイントのホッピング情報を取
り込む隣接ホッピング情報取得手段と、自己が接続して
いるアクセスポイントの無線信号強度を判定する第1の
無線信号強度判定手段と、この第1の無線信号強度判定
手段によって接続しているアクセスポイントの無線信号
強度が所定値以下になったと判定されたとき、隣接ホッ
ピング情報取得手段によって取り込まれたホッピング情
報を基に自己が接続しているアクセスポイントの隣接ア
クセスポイントの無線信号強度を調べる第2の無線信号
強度判定手段と、この第2の無線信号強度判定手段によ
って無線信号強度が最大と判定された隣接アクセスポイ
ントに接続するローミング手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0016】また、第6の発明は上記第5の発明の移動
端末において、立ち上がり時に前記ネットワークに設け
られたアクセスポイントのうち接続可能な全てのアクセ
スポイントをスキャンするスキャン手段を備え、ローミ
ング手段は、立ち上がり時には上記スキャン手段による
スキャンで得た無線信号強度が最大のアクセスポイント
に加入することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】[無線LANの構成例]図1は本
発明の高速ローミング方法を適用可能な無線LANの一
実施例の概要図であり、無線LAN100として、イー
サネット1とイーサネット1に設けられた複数のアクセ
スポイントAP1,AP2,・・・,AP6,・・と、
矢印(・・・→)の方向に移動するステーション3が示
されている(図1では1個の移動ステーションが示され
ているがこれに限定されず、移動ステーションは複数で
もよい)。また、各アクセスポイントはイーサネット1
とステーション3の一種のブリッジとして機能し、バッ
クボーンのイーサネット1から伝送されてくるIEEE
802.3(標準仕様)フレームの中から傘下のステー
ション3のMAC(MediaAccess Control)アドレス宛
のフレームを受信し、IEEE802.3仕様のフレー
ムに変換して宛先のステーションに送信する。また、傘
下のステーション3からのフレームは逆の手順でバック
ボーン(イーサネット1)に送られる。なお、図1でA
P1のセルイメージ,AP2のセルイメージ,・・・と
して示されている円はそれぞれアクセスポイントAP
1,AP2,・・・の無線ゾーン(この場合は半径十数
メートル〜数百メートルのマイクロセル)を意味する。
また、黒くマスクされたAP2のセルイメージはアクセ
スポイントAP2に注目した場合の隣接アクセスポイン
トAP1,AP3,・・・,AP6とのセルの重複関係
を示している。
【0018】[高速ローミング方法の概要]本発明で
は、ステーションが加入しているアクセスポイントから
別のアクセスポイントへのローミング時間を短縮するた
めに、アクセスポイントが自己のホッピング情報(ホッ
ピングパターン、ホッピングセット及びTSF(Time S
ynchronization Function)タイム等)と隣接するアクセ
スポイントのホッピング情報をイーサネット上に定期的
にETA−BEACONフレームで送るようにし、同じ
サブネット内の全てのアクセスポイントが他のアクセス
ポイントのホッピングパターンや、ホッピングセット及
びTSFタイムについての情報を互いに知ることができ
るように構成している。このために、予めそれぞれのア
クセスポイントに隣接するアクセスポイントを登録して
おく必要がある(実施例では、最大登録数を4としたが
これに限定されない)。なお、ETH−BECONフレ
ームは本発明の高速ローミング動作のための特別なフレ
ーム(イーサネット上を流れるビーコンフレームという
意)であり、有線側でアクセスポイントが互いに情報を
知るために使用するマルチキャストフレームであって、
ホッピング情報を含んでいる。
【0019】本発明では、また、ステーションは接続し
ているアクセスポイント(例えば図1のAP2)から隣
接アクセスポイント(AP1,AP3,・・・,AP
6)の情報を取り込んで(ダウンロード)、周囲(登録
された隣接)アクセスポイントの情報を知るように構成
し、ステーションは加入しているアクセスポイント(図
1の例でAP2)のビーコンクオリティー(信号品質)
が閾値以下になった場合にはダウンロードした情報に基
づいて登録している隣接アクセスポイント(AP1,A
P3,・・・,AP6)と直接同期をとり、RSSIを
モニタし、最もRSSIが高い値のアクセスポイントに
ローミングする。すなわち、従来のように必要のない周
波数チャンネルに対するスキャンをなくすことにより、
ローミング時間を短縮してローミングの高速化を実現し
ている。また、ステーションの立ち上がりには通常スキ
ャンを行うようにすることで通信状況の最適なアクセス
ポイントに接続するようにする。
【0020】[アクセスポイントの構成例]図2はアク
セスポイント(AP)の主要部の構成例を示すブロック
図であり、アクセスポイント2はCPU21、無線MA
C制御部22、イーサネット制御部23及びEEPRO
M24を有している。
【0021】図2で、CPU21はアクセスポイント2
全体の制御を行うと共に、本発明に基づく高速ローミン
グ動作を可能とするためにアクセスポイント2のホッピ
ング情報及び隣接アクセスポイントの情報のイーサネッ
ト上への送信タイミングの制御や、EEPROM24に
格納された各手段(プログラム)による隣接アクセスポ
イントのホッピング情報等の記憶及び更新やローミング
動作の実行制御を行う。
【0022】また、無線MAC制御部22は無線による
MAC層及びPHY層(Physical Layer)のデータサー
ビスとそれをコントロールするマネジメントの両機能を
有し、PHY層を通じてフレームを送受信し、無線メデ
イアの制御、管理、データの送受信を行う。
【0023】また、イーサネット制御部23は有線部の
PHY層をコントロールする機能を有し、PHY層を通
じてフレームを送受信し、イーサネット1とのデータの
送受信及び送受信制御を行う。
【0024】また、EEPROM24は隣接アクセスポ
イントのホッピング情報等の記憶及び更新やローミング
動作を実行する手段(プログラム)や、予めNMS(Ne
twork Management System:ネットワーク管理装置)を
用いて登録された最大4つの隣接アクセスポイント(例
えば、最大4つの隣接アクセスポイントのチャンネルま
たは識別情報)および起動時に必要な初期値等を格納し
ている。
【0025】また、アクセスポイント2は図示しないメ
モリ(DRAM、又はリムーバブルな記憶媒体を収容し
てデータを記憶(格納)及び読み出しが可能なフラッシ
ュメモリ、FD、磁気ディスク又は光ディスク等)を備
えており、登録した隣接アクセスポイントのホッピング
情報等を記憶(格納)する。
【0026】[高速ローミングのためのアクセスポイン
トの動作]図3は高速ローミングのための各アクセスポ
イントの動作例を示すフローチャートであり、(a)は
ホッピング情報送信動作を示すフローチャート、(b)
はホッピング情報の受信及び更新動作を示すフローチャ
ートである。なお、図2(a)、(b)の動作は並列的
に行うことができる。
【0027】1.アクセスポイントの位置決め 図1のアクセスポイントとステーションの配置例で、ア
クセスポイントAP2に隣接するアクセスポイントをス
テーション3の移動コースから考慮して、例えば、AP
3,AP4,AP5,AP6と決定することができる。
このように、あるアクセスポイントに対して平面的に前
後左右に位置している隣接アプリケーションを決定する
ことが必要であるが、アクセスポイントには前述したよ
うにNMSを用いて予め隣接アクセスポイントを登録し
ておくことができる。
【0028】2.ホッピング情報送信及び更新動作 ステップS1:(起動時の送信動作) 図3(a)で、アクセスポイント2の起動時に、CPU
21はイーサネット制御部23を介してイーサネット1
上にホッピング情報を含むETH−BECONフレーム
を直ちに送出し、ランダムな遅延時間(実施例では、0
〜10秒の間)の経過後、S2に遷移する。なお、起動
時に直ちに行うETH−BECONフレーム送出後のラ
ンダムな遅延は、配置されているアクセスポイントが同
時にスタートしたり、同時にホッピング情報を送ったり
することがないようにするためのものである。
【0029】ステップS2:(定期的なホッピング情報
の送出) CPU21はイーサネット制御部23を介してのホッピ
ング情報(を含むETH−BECONフレーム)のイー
サネット1への送出を所定時間間隔(実施例では10秒
間隔)で繰り返す。
【0030】2.ホッピング情報受信動作 ステップT1:(ETH−BECONフレーム受信判
定) CPU21はイーサネット1からのETH−BECON
フレーム受信の有無を監視し、ETH−BECONフレ
ームを受信した場合にはT2に遷移し、そうでない場合
にはT7に遷移する。
【0031】ステップT2:(タイマのリセット) CPU21はイーサネット制御部23を介してイーサネ
ット1からETH−BECONフレームを受信すると、
エージングタイマを所定値(実施例では15秒としたが
これに限定されない)にリセットする。
【0032】ステップT3:(ESS−IDフィルタリ
ング(一致判定)) CPU21はイーサネット制御部23を介してイーサネ
ット1からETH−BECONフレームを受信するとそ
のESS−ID(Extended Service Set ID(IEEE802.1
1):拡張サービスセット)と自己のESS−IDを比
較し、一致しなかった場合にはT6に遷移し、一致した
場合にはT4に遷移する。
【0033】ステップT4:(登録済み隣接アクセスポ
イントからの情報か否かの判定) 上記ステップT3でESS−IDが一致した場合には、
CPU21は、更にそれが登録されている隣接アクセス
ポイントの情報(ホッピング情報を含む)かをEEPR
OM24に格納されている隣接アクセスポイント識別情
報(実施例では最大4つ)とそのETH−BECONフ
レームのチャンネル(又は、発アクセスポイント識別情
報)を順次比較し、そのETH−BECONフレームが
登録されている隣接アクセスポイントからのものである
場合にはT5に遷移し、そうでない場合にはT6に遷移
する。
【0034】ステップT5:(ホッピング情報等の保
存) CPU21はイーサネット制御部23を介して受信した
ETH−BECONフレームからホッピング情報を取り
出してメモリに記憶(保存)してT1に戻り、T1以降
の動作を繰り返す。
【0035】ステップT6:(ETH−BECONフレ
ームの破棄) CPU21は受信したETH−BECONフレームのE
SS−IDが自己のESS−IDと一致しないとき(T
3)、又は登録された隣接アクセスポイントからのET
H−BECONフレームでないとき(T4)はそのET
H−BECONフレームを破棄してT1に戻り、T1以
降の動作を繰り返す。
【0036】ステップT7:(エージングタイマ終了判
定) CPU21はエージングタイマの終了判定を行いタイマ
値=0の時はエージングタイマ終了としてタイマをリセ
ットするためT9に遷移し、そうでない場合にはT8に
遷移する。なお、エージングタイマ値は時間の経過に追
従して減数される。
【0037】ステップT8:(ホッピング情報等の破
棄、タイマのリセット) エージングタイマが終了する前にアクセスポイントがE
TH−BEACONフレームを受信できなかったとき
は、CPU21はデータベースに保存されたホッピング
情報等を破棄する。
【0038】ステップT9:(タイマのリセット) CPU21はエージングタイマをリセットしてT1に戻
り、T1以降の動作を繰り返す。
【0039】上記動作により、アクセスポイントは定期
的にイーサネットのネットワークにそれぞれのホッピン
グ情報(ETH−BEACONフレーム)をブロードキ
ャスト(broadcast:一斉同報)するので(但し、各ア
クセスポイントのブロードキャストのタイミングは異な
る)、同じサブネット内にいる全てのアクセスポイント
は他のアクセスポイントのホッピングパターン、ホッピ
ングセット、TSFタイムについての情報をお互いに知
ることができる。また、その後、各アクセスポイントは
他のアクセスポイントからのホッピング情報を受け取り
自己のデータベースの情報をアップデートするので、結
果として、各アクセスポイントはイーサネットを介して
ホッピング情報を交換することができる。これにより各
アクセスポイントは同じサブセット内の全てのアクセス
ポイントの最新で正確なホッピング情報を知ることがで
きる。
【0040】[ステーションの構成例]本実施例ではス
テーションは無線端末用アダプタを搭載した端末が移動
しながら通信を行うモバイルステーション(移動端末)
を意味する。図4はステーションの構成例を示すブロッ
ク図であり、ステーション3は、CPU31、無線MA
C制御部32及びEEPROM33を有している。図4
で、CPU31はステーション3全体の制御を行うと共
に、EEPROM33に格納された本発明の高速ローミ
ング動作を実行するための各手段(プログラム)による
加入したアクセスポイントから隣接アクセスポイントの
ダウンロード及びローミング先の決定等の実行制御を行
う。
【0041】また、無線MAC制御部32は無線による
MAC層及びPHY層のデータサービスとそれをコント
ロールするマネジメントの両機能を有し、PHY層を通
じてフレームを送受信し、無線メデイアの制御、管理、
データの送受信を行う。
【0042】また、EEPROM33には、本発明の高
速ローミング動作を実行するための手段(プログラム)
や定数等が格納されている。
【0043】また、ステーション3は図示しないメモリ
(DRAM、又はリムーバブルな記憶媒体を収容してデ
ータを記憶(格納)及び読み出しが可能なフラッシュメ
モリやFD、磁気ディスク又は光ディスク等)を備えて
おり、加入したアクセスポイントからダウンロードした
隣接アクセスポイントのホッピング情報を格納する。
【0044】[高速ローミング動作] 1.ホッピング情報のダウンロード ステーションは加入したアクセスポイントに保存されて
いる隣接アクセスポイントのホッピング情報をダウンロ
ードする。ステーションはダウンロードにより現在加入
しているアクセスポイントの回りに設置されている4台
までのアクセスポイントのホッピング情報を取得するこ
とができる。また、ステーションは立ち上がり時には通
常スキャンにより最大のRSSIを持つアクセスポイン
トに加入する。
【0045】2.高速ローミング動作例 図5はステーション3の高速ローミング動作例を示すフ
ローチャートである。
【0046】ステップU1:(隣接アクセスポイントの
ホッピング情報取得判定) CPU31はメモリをサーチし、現在加入しているアク
セスポイントに保存登録されている登録済み隣接アクセ
スポイントのホッピング情報が取得(ダウンロード)さ
れているか否かを調べ、ホッピング情報がダウンロード
されている場合にはU3に遷移し、そうでない場合(例
えば、ステーションの立ち上がり時)にはU2に遷移す
る。
【0047】ステップU2:(全チャンネルに対するス
キャン) CPU31は無線MAC制御部32を介して全チャネル
に対するスキャンを行い、U4に遷移する。
【0048】ステップU3:(隣接アクセスポイントの
RSSIのモニタ) ホッピング情報が取得されている場合は、CPU31は
現在加入(接続)しているアクセスポイントのビーコン
クオリティが閾値δ以下になると、取得したホッピング
情報に基づいて無線MAC制御部32を介して隣接する
アクセスポイントとホッピングチャネルホッピングパタ
ーン及びTSFタイムを合わせ、直接隣接するアクセス
ポイントに対してブローブ・フレームを送信し、ビーコ
ンRSSIをモニタする(ビーコン・インターバルを1
0msec(ミリ秒)に設定した場合、既知のアクセス
ポイント(登録済みの4つの隣接アクセスポイント)の
既知のチャンネル(又は既知の識別情報)をスキャンす
るだけでよいので、モニタ時間は4つのアクセスポイン
トに対して最大50msecでよいこととなる)。
【0049】なお、ブローブ・フレーム(IEEE80
2.11)はブローブ要求/応答フレームを含み、ブロ
ーブ要求フレームはステーションが周辺のアクセスポイ
ント(本発明では登録された隣接アクセスポイント)を
探すためアクティブスキャンを行う場合に生成されるフ
レームである(これに対し、ブローブ応答フレームはブ
ローブ要求フレームはによる要求に対してアクセスポイ
ントから送られるフレームである)。
【0050】ステップU4:(ローミング先の決定及び
加入要求) CPU31は、上記ステップU3で送信したブローブ要
求フレームによる要求に対してアクセスポイントから送
られる応答フレーム(ブローブ応答フレーム)を受信し
て、モニタしているRSSIのうちRSSIが最も高い
アクセスポイントをローミング先のアクセスポイント
(加入するアクセスポイント)として決定し、無線MA
C制御部32を介してそのアクセスポイントにオーセン
ティケーション要求フレーム(認証要求(加入要求))
を送信する。
【0051】ステップU5:(加入許可(ローミング終
了) CPU31は認証要求を送信したアクセスポイントから
無線MAC制御部32を介してオーセンティケーション
応答フレーム(認証済み(=加入許可))を受信する
と、加入するアクセスポイントを認証要求送信先(=認
証元)のアクセスポイントに切り換える。上記動作によ
り、ステーションは接続(加入)しているアクセスポイ
ントから隣接アクセスポイントのホッピング情報をダウ
ンロードすることができるので、ビーコンクオリティが
閾値δ以下になったときにダウンロードしたホッピング
情報に基づき隣接するアクセスポイントのうちから最も
RSSIの高いアクセスポイントを短時間に選んでその
アクセスポイントにローミングすることができる。ま
た、ステーションの立ち上がり時には通常スキャンによ
り通信状況のよいアクセスポイントに接続することがで
きる。これにより、ステーションが複数のアクセスポイ
ントが設置されている広域ネットワークエリアのどこで
立ち上がってもローミング先を自己判断し、最適なアク
セスポイントに極めて短い時間に加入することができ
る。以上、本発明の一実施例について説明したが本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実
施が可能であることはいうまでもない。
【0052】
【発明の効果】上記説明したように、第1の発明の無線
LANの高速ローミング方法又は第3の発明のアクセス
ポイントによれば、アクセスポイントは定期的にネット
ワークにそれぞれのホッピング情報をブロードキャスト
するので、同じサブネット内にいる全てのアクセスポイ
ントは他のアクセスポイントのホッピング情報をお互い
に知ることができる。また、その後、各アクセスポイン
トは他のアクセスポイントからのホッピング情報を受け
取り自己のデータベースの情報をアップデートするの
で、結果として、各アクセスポイントはネットワークを
介してホッピング情報を交換することができる。これに
より各アクセスポイントは同じサブセット内の全てのア
クセスポイントの最新で正確なホッピング情報を知るこ
とができる。
【0053】また、第1の発明の無線LANの高速ロー
ミング方法又は第5の発明の移動端末によれば、移動端
末は接続しているアクセスポイントから隣接アクセスポ
イントのホッピング情報をダウンロードすることができ
る。従って、移動端末が移動により接続しているアクセ
スポイントから離れ、無線信号強度が所定値以下になっ
たときにはダウンロードした情報を基に隣接するアクセ
スポイントのうちから最もRSSIの高いアクセスポイ
ントを短時間に選べる。すなわち、最適なアクセスポイ
ントへの高速ローミングを実現することができる。
【0054】また、第2の発明の無線LANの高速ロー
ミング方法又は第6の発明の移動端末によれば、移動端
末の立ち上がり時には接続可能な全てのアクセスポイン
トをスキャンし、無線信号強度が最大のアクセスポイン
トに接続するので、移動端末が複数のアクセスポイント
が設置されている広域ネットワークエリアのどこで立ち
上がってもローミング先を自己判断し、最適なアクセス
ポイントに極めて短い時間に加入することができる。
【0055】また、第4の発明のアクセスポイントによ
れば、 起動時に直ちに行うホッピング情報送出後のラ
ンダムな遅延時間により、配置されているアクセスポイ
ントが同時にスタートしたり、同時にホッピング情報を
送ったりする確率が極めて少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高速ローミング方法を適用可能な無線
LANの一実施例の概要図である。
【図2】アクセスポイントの構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】高速ローミングのための各アクセスポイントの
動作例を示すフローチャートである。
【図4】ステーションの構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】ステーションの高速ローミング動作例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 イーサネット(ネットワーク) 2 AP1〜AP6 アクセスポイント 3 ステーション(移動端末) 4 EEPROM(隣接アクセスポイント登録手段) 21 CPU(ホッピング情報同報手段、ホッピング情
報取得手段、ホッピング情報送出手段) 23 イーサネット制御部(ホッピング情報同報手段、
ホッピング情報取得手段、ホッピング情報送出手段) 31 CPU(隣接ホッピング情報取得手段、第1の無
線信号強度判定手段、第2の無線信号強度判定手段、ロ
ーミング手段、スキャン手段) 32 無線MAC制御手段(隣接ホッピング情報取得手
段) 100 無線LAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 CB06 DA05 DA19 DB12 DB20 EA02 EA06 EC01 5K067 AA14 BB21 CC10 EE02 EE10 EE23 EE72 GG03 JJ39 JJ70

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークと該ネットワークに設けら
    れた複数のアクセスポイントと該複数のアクセスポイン
    トのうちの一つに無線接続する移動端末とからなる無線
    LANにおいて、 前記各アクセスポイントは、 それぞれに隣接するアクセスポイントのうち所定数のア
    クセスポイントを隣接アクセスポイントとして予め登録
    し、 互いに異なるタイミングで自己のホッピング情報を定期
    的に前記ネットワークに送出すると共に、該ネットワー
    クを介して受信するホッピング情報のうちそれぞれのア
    クセスポイントの隣接アクセスポイントのホッピング情
    報のみを保持し、 前記移動端末は、 接続しているアクセスポイントが保持している隣接アク
    セスポイントのホッピング情報を取り込み、 接続しているアクセスポイントの無線信号強度が所定値
    以下になったとき、 該アクセスポイントから取り込んだホッピング情報を基
    に隣接アクセスポイントの無線信号強度を調べ、無線信
    号強度が最大の隣接アクセスポイントに接続する、こと
    を特徴とする無線LANの高速ローミング方法。
  2. 【請求項2】 前記移動端末は、接続しているアクセス
    ポイントが保持している隣接アクセスポイントのホッピ
    ング情報をまだ取り込んでいないときは、前記ネットワ
    ークに設けられたアクセスポイントのうち接続可能な全
    てのアクセスポイントをスキャンし、無線信号強度が最
    大のアクセスポイントに接続することを特徴とする請求
    項1記載の無線LANの高速ローミング方法。
  3. 【請求項3】 無線LANの有線側ネットワークに設け
    られるアクセスポイントであって、 前記ネットワークを介して隣接するアクセスポイントの
    うち所定数のアクセスポイントを予め登録した隣接アク
    セスポイント登録手段と、 自己のホッピング情報を定期的に前記ネットワークに送
    出するホッピング情報同報手段と、 前記ネットワークを介して受信したホッピング情報のう
    ち前記隣接アクセスポイント登録手段に登録されている
    隣接アクセスポイントのホッピング情報のみを取り込む
    ホッピング情報取得手段と、を備えたことを特徴とする
    アクセスポイント。
  4. 【請求項4】 起動時に自己のホッピング情報を直ちに
    前記ネットワークに送出するホッピング情報送出手段を
    備え、 前記ホッピング情報同報手段はこのホッピング情報送出
    手段によるホッピング情報送出後、ランダムな遅延時間
    の経過後に自己のホッピング情報を定期的にネットワー
    クに送出することを特徴とする請求項3記載のアクセス
    ポイント。
  5. 【請求項5】 無線LANの有線側ネットワークに設け
    られる複数のアクセスポイントの一つに無線接続してデ
    ータの授受を行う移動端末であって、 自己が接続しているアクセスポイントが保持している隣
    接アクセスポイントのホッピング情報を取り込む隣接ホ
    ッピング情報取得手段と、 自己が接続しているアクセスポイントの無線信号強度を
    判定する第1の無線信号強度判定手段と、 この第1の無線信号強度判定手段によって接続している
    アクセスポイントの無線信号強度が所定値以下になった
    と判定されたとき、前記隣接ホッピング情報取得手段に
    よって取り込まれたホッピング情報を基に自己が接続し
    ているアクセスポイントの隣接アクセスポイントの無線
    信号強度を調べる第2の無線信号強度判定手段と、 この第2の無線信号強度判定手段によって無線信号強度
    が最大と判定された隣接アクセスポイントに接続するロ
    ーミング手段と、を備えたことを特徴とする移動端末。
  6. 【請求項6】 立ち上がり時に前記ネットワークに設け
    られたアクセスポイントのうち接続可能な全てのアクセ
    スポイントをスキャンするスキャン手段を備え、 前記ローミング手段は、立ち上がり時には上記スキャン
    手段によるスキャンで得た無線信号強度が最大のアクセ
    スポイントに加入することを特徴とする請求項5記載の
    移動端末。
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