JP5017558B2 - 絶縁キャップ体 - Google Patents
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Description
図16は、図14、15に示す相互に嵌合する2種の絶縁キャップ体を連結した場合の連結部分の断面図、
図17は、同じく連結させた場合の全体の軸方向断面図である。これらにも図示されるように、従来の絶縁キャップ体は、図のキャップ体81F、81Rのように、その結合用突起82F、82Rは、相互に嵌合する等して結合し得る相補的な構造を備えたものである。
(2) 前記第一突起と第二突起の配列パターンは、線対称に形成されていることを特徴とする、(1)に記載の絶縁キャップ体。
(3) 前記第一突起と第二突起の配列パターンは、全結合用突起数もしくはスロット数をNとし、Nの約数のうち1とNを除くものをnとすると、n回の回転対称を有するものであることを特徴とする、(1)に記載の絶縁キャップ体。
(4) 前記第一突起と第二突起の配列パターンは、それぞれの突起もしくは複数の同種突起からなる領域が、該第一突起と第二突起とで交互に配置されたものであることを特徴とする、(1)に記載の絶縁キャップ体。
(6) 前記第一突起と第二突起の配列パターンは、該第一突起のみが設けられた領域と該第二突起のみが設けられた領域、計二領域からなることを特徴とする、(1)に記載の絶縁キャップ体。
<実施例1>
図1、2、3、4、5および5−2は、本発明の絶縁キャップ体の実施例(実施例1)について説明する図である。
図1は、結合用突起側を上にした斜視図、
図2は、図1の上下を逆にした斜視図、
図3は、図1の結合用突起の基本構成を示す一部拡大図、
図4は、本実施例絶縁キャップ体二個をその結合用突起を相対させて接近させた状態の側面図、
図5は、図4の状態から、二個の本実施例絶縁キャップ体の結合が完了した状態を示す側面図、そして、
図5−2は、図5に示す二個の絶縁キャップ体の結合部分の断面図である。
図7−2は、図6−2中のスロット43Bにおける両絶縁キャップ体の結合部分の横断面図である。いずれも、図の左側が前側、右側が後側のキャップ体を示す。これらに図示されるように本発明の絶縁キャップ体41F(41R)においては、図16、17で示した従来技術とは異なり、スロット43Aとスロット43Bとでは、前後の各キャップ体41F、41Rにおける結合用突起の重なり方が異なる。
図8、8−2は、本発明絶縁キャップ体の他の実施例(実施例2)について、これを二個連結させる場合の各キャップ体の平面図を示したものであり、前者は前側に用いるキャップ体、後者は後側に用いるキャップ体を示したものである。本発明の絶縁キャップ体は単一仕様であることが特徴であるから、当然ながら各図に示す絶縁キャップ体51F、51Rは同一のものである。つまり、図8中の第一突起521Fと図8−2中の第一突起521R、図8中の第二突起522Fと図8−2中の第二突起522Rとは、それぞれ同一のものであり、さらに該第一突起521Fと第二突起522Fとからなる結合用突起の配列状態(配列パターン)も、図8と図8−2とで同じである。なお、各図中、符号55F、55Rで示されるものはT状体である。
図9−2は、図8−2中のスロット53Bにおける両絶縁キャップ体の結合部分の横断面図である。いずれも、図の左側が前側、右側が後側のキャップ体を示す。これらに図示されるように本発明の絶縁キャップ体51F(51R)においても、従来技術とは異なり、スロット53Aとスロット53Bとでは、前後の各キャップ体51F、51Rにおける結合用突起の重なり方が異なる。
さて、実施例1、実施例2を用いて本発明を説明したが、本発明の絶縁キャップ体はかかる実施例に限定されるものではない。つまり、本発明の特徴である第一突起と第二突起からなる相補的な配列の構成を満たすパターンには、種々のものがある。
図11は、第一突起と第二突起からなる相補的な配列パターンの例を示す概念図であり、スロット数=8の回転機におけるパターン例である。図中、第一突起が設けられる位置を21a、21b、21c、21d、21e、21fで、また第二突起が設けられる位置を22a、22b、22c、22d、22e、22fで示す。
前出図6、8等に示されるように、本発明絶縁キャップ体は、これに配線取り出し用のクランプ部44F等が形成されており、該クランプ部44F等は、単一仕様の該絶縁キャップ体二個によって前記絶縁キャップ構造を形成できるよう、容易に除去できるよう構成されるものとすることができる。除去容易な構造は、たとえば折り取りやすいように肉薄部分を設ける等、適宜の方法で構成できる。
21a、21b、21c、21d、21e、21f…第一突起
22a、22b、22c、22d、22e、22f…第二突起
41F、41R、51F、51R、61、71…絶縁キャップ体
421F、421R、521F、521R、621、721…第一突起
422F、422R、522F、522R、622、722…第二突起
43A、43B、53A、53B、63…スロット
44F、44R、54F、54R…クランプ部
45F、45R、55F、55R、65、75…T状体
69、79…絶縁キャップ構造
82F、82R…結合用突起
92…結合用突起
84、94…クランプ部
85、95…T状体
Claims (6)
- 複数個の結合用突起を有する単一仕様の絶縁キャップ体を二個用いてそれぞれの該結合用突起同士を結合させることによって該二個の絶縁キャップ体を連結させて回転機の絶縁キャップ構造を形成するために用いる絶縁キャップ体であって、該結合用突起には相互に嵌合する構造である第一突起と第二突起があり、該絶縁キャップ体の該第一突起と第二突起の配列パターンは、単一仕様の該絶縁キャップ体二個によってこれらの突起を結合させて該絶縁キャップ構造を形成できるよう、相補的に形成されており、該結合用突起たる第一突起、第二突起にそれぞれ設けられる嵌合する構造は、該突起双方の形状が略同一であり、該突起の一方が他方を被覆し得る大きさを備えた構造を備えてなり、該キャップ体には配線取り出し用のクランプ部が形成されており、該クランプ部は、単一仕様の該絶縁キャップ体二個によって該絶縁キャップ構造を形成できるよう、肉薄部分を設けて折り取りにより容易に除去できるよう構成されていることを特徴とする、絶縁キャップ体。
- 前記第一突起と第二突起の配列パターンは、線対称に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の絶縁キャップ体。
- 前記第一突起と第二突起の配列パターンは、全結合用突起数もしくはスロット数をNとし、Nの約数のうち1とNを除くものをnとすると、n回の回転対称を有するものであることを特徴とする、請求項1に記載の絶縁キャップ体。
- 前記第一突起と第二突起の配列パターンは、それぞれの突起もしくは複数の同種突起からなる領域が、該第一突起と第二突起とで交互に配置されたものであることを特徴とする、請求項1に記載の絶縁キャップ体。
- 前記第一突起と第二突起の配列パターンは、それぞれの突起が交互に配置されたものであることを特徴とする、請求項1に記載の絶縁キャップ体。
- 前記第一突起と第二突起の配列パターンは、該第一突起のみが設けられた領域と該第二突起のみが設けられた領域、計二領域からなることを特徴とする、請求項1に記載の絶縁キャップ体。
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