JP5017251B2 - 保護回路及び照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LED素子によって構成される照明装置のサージ保護を目的とする保護回路に関する。
近年、LED素子の高出力化が進み、蛍光灯やネオン管に変わり、照明装置に多く利用されるようになっている。特にLED素子を駆動するための定電流化の素子も開発され、様々な用途に用いられている。
このLED素子を光源とする照明装置を、看板に用いたものも知られている。このような照明装置として、表示基板上に所定形状を形成して多数個のLEDを配設したLED照明装置(特許文献1参照。)が知られている。
また、ガソリンスタンドなどロードサイド店舗の看板は、目立ちやすさ(誘目性の高さ)が要求される商用設備であるため、より大型の設備(特許文献2参照。)が用いられる。
特開平7−199830号公報 特開2001−67028号公報
このようなロードサイド看板にLED素子からなる照明装置を適用する場合は、商用電源を一旦直流に変換し、これをLED素子に供給することで照明装置を駆動する。この場合、従来の蛍光灯による照明器具のような安定器が存在しないため、誘導雷等を原因とするサージが照明装置に印加されることにより、LED素子が破損に至る場合がある。
また、サージ保護のために電源回路やLED素子の駆動回路に保護回路を組み込むことも考えられるが、大形の看板の頂部付近に設置される場合は、その重量がかさみ、また、メンテナンス性も低下する。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、屋外に設置され、LED素子を用いる照明装置の保護回路において、小形、低コスト及び高メンテナンス性を備える保護回路を提供することを目的とする。
本発明は、LED素子を光源とする発光装置と、発光装置に電源ラインを介して直流電力を供給する電源装置と、を備える照明装置に用いられる保護回路であって、電源ラインに介挿され、電源ライン側に接続される第1の保護回路と、発光装置側に接続される第2の保護回路と、を備え、第1の保護回路は、放電によりサージを吸収する放電管を備え、第2の保護回路は、ゲート電圧に基づいて、発光装置に出力する電圧を一定電圧に制限するトランジスタと、トランジスタを導通状態とするためのゲート電圧を設定するツェナーダイオードと、電源ラインの負極に順方向に接続され、逆方向の電流を阻止する保護ダイオードと、を備えることを特徴とする。
本発明によると、例えば屋外の設備に設置されるLED素子を光源とする発光装置からなる照明装置を、誘導雷を原因とするサージから保護することができると共に、メンテナンス性が高く、小型化が可能で製造コストも低減できる保護回路を提供することができる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の照明装置10のブロック図である。
図1に示す照明装置10は、発光ユニット20、保護回路30及び電源ユニット40によって構成される。
発光ユニット20は、複数の発光ダイオード(LED素子)20aとドライバ21とにより構成され、これらが基盤22に固定されている。ドライバ21は、電源ユニット40からの電力を受けて、これを各LED素子20aに適切に分配することにより、各LED素子20aの発光を制御する。
電源ユニット40は、商用電源ライン45からの電力(例えば、AC100V)を直流電力(例えば、DC12V)に変換する。変換された直流電力は、直流電源ライン35を経由して、発光ユニット20に供給される。
直流電源ライン35の途中には、直流電源ライン35に印加されるサージ等のノイズから発光ユニット20を保護する保護回路30が備えられる。この保護回路30の詳細は、図3以降で説明する。
図2は、本発明の実施形態の照明装置10を適用したロードサイド店舗100の一例を示す説明図である。
ロードサイド店舗100は、屋外構造物であるキャノピー200とサインポール300とからなる。
キャノピー200は、その外周にキャノピーサイン210が備えられている。キャノピーサイン210の内部には、前述の照明装置10が内式の光源として用いられる。
サインポール300は、複数の情報表示板310(310a、310b、310c)が備えられている。これら情報表示板310の内部には、前述の照明装置10が内式の光源として用いられる。
これらキャノピー200及びサインポール300は、看板の目立ちやすさ(誘目性の高さ)が要求される商用設備であるため、多くは屋外に設置され、その光源である照明装置10は、キャノピー200及びサインポール300の高い位置(頂部付近)に設置される。このような場合、自然環境の影響を受けやすく、中でも、誘導雷による影響は、照明装置10に深刻な影響を及ぼす場合が多い。
特に、LED素子20aを光源とする発光装置10は、商用電源を直流化する電源ユニット40をサインポール300の基部や店舗内に設置し、電源ユニット40から発光ユニット10までの間を直流により送電を行う。この場合、キャノピー200やサインポール300の基部付近から頂部付近にかけて、直流電源ライン35が延長されることになる。この直流電源ライン35は12Vから300V程度の様々なものが用いられるが、従来から採用されている蛍光灯のような安定器が存在しない。
そのため、何らかの保護回路30を備えていなければ、誘導雷等の要因により数百から数千Vのサージが発生し、照明装置10に故障が発生する場合がある。
一方で、電源ユニット40やLED素子20aを駆動するドライバに保護回路30を組み込むことも考えられるが、従来用いられているようなスイッチング式の保護回路を用いると、発光ユニット20が大型化してしまう。特に、キャノピー200やサインポール300などの頂部付近に照明装置10を設置する場合に、その重量が問題となるばかりでなく、メンテナンス性が低下し、コスト高に繋がる。
また、サーキットブレーカーなど、自己復帰型でない保護回路を採用することも可能であるが、このような保護回路をキャノピー200やサインポール300などの頂部付近に設置すると、やはりメンテナンス性が低下する。
そこで、本発明の実施形態では、照明装置10をサージから保護するために、以下に説明するような保護回路30を備えた。
図3(a)は、保護回路30の回路の一例の説明図である。
この図3(a)に示す保護回路30は、左側が直流電源の入力側であり、右側が負荷側(発光ユニット20)側である。なお、この例は、直流電源ライン35が12V〜18Vである場合に、サージを保護する回路である。
保護回路30は、主に、放電管タイプのサージアブソーバ30A1からなる第1の保護回路と、半導体素子(FET)30M1からなる第2の保護回路32と、から構成される。
第1の保護回路31は、サージアブソーバ30A1とコンデンサ30C1とからなる。
サージアブソーバ30A1は、二端子間に所定のギャップを有し、この端子間電圧が所定の電圧を超えた場合に点弧して放電を行うことでサージを吸収する放電管である。すなわち、サージアブソーバ30A1は、直流電源ライン35において所定の電圧を超えるサージが印加された場合に、これが発光ユニット20に伝わることを規制する。
本発明の実施形態では、サージアブソーバ30A1に、例えば、入力電圧が145Vを超えると点弧し、端子電圧を100V程度に規制する特性のものを用いる。これにより、145Vを超えるサージが直流電源ライン35に印加された場合に、直流電源ライン35の電圧を約100Vまで規制する。
サージアブソーバ30A1には、並列にコンデンサ30C1が接続されている。このコンデンサ30C1は、サージアブソーバ30A1の放電により発生するノイズを平滑化すると共に、消弧を早め続流の発生を抑える目的で接続される。
第1の保護回路31と第2の保護回路32との間には、高周波用インダクタ30L1及び保護ダイオード30D1が介挿されている。
高周波用インダクタ30L1は、サージ等に含まれるスパイクノイズや、サージアブソーバ30A1の点弧に伴い発生する高周波ノイズを吸収する。
保護ダイオード30D1は、直流電源ライン35の負極側に順方向に接続され、サージ等により発生する逆方向の電流を阻止する。
第2の保護回路32は、スイッチとしての半導体素子(FET)30M1と、ツェナーダイオード30Dzと、抵抗30R1とから構成される。
FET30M1は、ゲート電圧に基づいて、ソース−ドレン間の導通状態を制御する。ツェナーダイオード30Dz及び抵抗30R1は、FET30M1のゲート電圧が所定の電圧となるように設定する。
このような構成により、FET30M1のカソード側(ソース端子)の電圧は、ゲート電圧によって、常に一定の出力電圧(12V)に制限される。
具体的には、正規の入力電圧が、直流電源ライン35に印加されているとき、ツェナーダイオード30Dzのツェナー電圧Vzは、次式のように設定される。
Vz[V]=12[V]+Von[V]
なお、Vonは、FET30M1が導通状態となるためのゲート・ソース間電圧である。
このように構成された保護回路30は、次のように作用する。
雷等の原因により誘導雷が発生し、直流電源ライン35にサージが印加されサージ電圧が145Vを超えた場合は、まず、第1の保護回路31において、サージアブソーバ30A1が点弧することにより、直流電源ライン35のライン電圧は100V付近にまで抑えられる。
このとき、第2の保護回路32において、回路入力電圧は一旦145Vに上昇した後、100V程度となる。ここで、抵抗30R1及びツェナーダイオード30Dzによりツェナー電圧Vzは維持される。これにより、FET30M1の導通状態は維持されると共に、カソード側の電圧は12Vが維持される。
このように、図3(a)に示す保護回路30は、直流電源ライン35にサージ電圧が印可されたとしても、この保護回路30によってサージを吸収すると共に、自己復帰して、発光ユニット20をサージから保護する。
特に、この図3(a)に示す保護回路を構成する各素子は、いずれも従来から存在するものであり、素子の耐久性、信頼性において十分検証されているものである。そのため、保護回路30の製造やメンテナンスのコストを低減することができる。
また、保護回路30は自己復帰型であると共に、回路構成もシンプルであり、小型化することができる。そのため、発光ユニット20の近傍に設置して、共に高所に設置したとしても重量増とならず、メンテナンス性を高めることができる。
なお、本発明の実施形態は、スイッチング素子として半導体素子(FET)を採用したが、これに限られることはなく、IGBT等、他のスイッチング素子を用いてもよい。
図3(b)は、保護回路30の回路の他の例の説明図である。
この図3(b)に示す保護回路30は、前述の図3(a)に示した保護回路30と類似しているが、第2の保護回路32の構成が異なる。
第2の保護回路32において、FET30M1のゲート端子には、ツェナーダイオード30Dzと抵抗30R1とに加え、電池(直流電源)30B1を直列に接続した。
このような構成によりFET30M1にゲートは、Vz+Veの電圧がかかる。これにより、FET30M1の出力は、前述のように12Vに保たれ、FET30M1が導通状態となる。
このとき、FET30M1では、ドレン電流Id及びソース−ドレン間の電圧降下Vdsは十分小さく抑えられるので、FET30M1における消費電力P(M1)は、
P(M1)=(Id(M1)×Vds(M1))
となり、十分に小さく抑えられる。従って、FET30M1の発熱も抑えられる。
また、この保護回路30にサージが印加された場合は、前述の図3(a)の回路と同様に、ツェナーダイオード30Dzによりツェナー電圧Vzは変化せず、ゲート電圧Vz+Veにより、FET30M1のカソード側電圧は常に12Vに維持される。
これにより、前述の図3(a)の保護回路30と同様に、直流電源ライン35にサージ電圧が印可されたとしても、発光ユニット20を保護することができる。
なお、この図3(b)に示す例では、FET30M1における電圧降下を小さくすることができるので、発光ユニット20に供給する直流電力を小さくすることができ、電源ユニット40を小さくすることができる。
図4(a)は、保護回路30の回路のさらに他の例の説明図である。
この図4(a)に示す保護回路30は、前述の図3(a)に示した保護回路30に類似しているが、直流電源ライン35が直流100V〜106Vである場合に、サージを保護する回路である。
図3(a)に示す保護回路30では、第1の保護回路31において、入力電圧(100V〜106V)が、サージアブソーバ30A1の点弧後の保持電圧(約100V)よりも高い場合は、消弧後に持続電流(続流)が発生し、サージを吸収した後、保護回路30における直流入力電圧が自動復帰しない。
そこで、この図4(a)に示す例では、二つのサージアブソーバ(30A1、30A2)を直列に接続した。また、このサージアブソーバ30A1、30A2それぞれに、同じ容量のコンデンサ30C1、30C2を並列に接続した。
個々のサージアブソーバ30A1、30A2にそれぞれ同じ容量のコンデンサ30C1、30C2を並列に接続することによってコンデンサ分圧回路が構成される。この構成により、個々のサージアブソーバ30A1、30A2にかかる電圧を保持電圧以下に設定することができ、続流を生じさせないようにすることができる。
なお、この図4(a)に示す例では、第2の保護回路32、高周波用インダクタ30L1及び保護ダイオード30D1は、前述の図3(a)に示す例と同様である。ただし、ツェナー電圧及びFET30M1の特性は、出力電圧に対応して設定する必要がある。
これにより、前述の図3(a)の保護回路30と同様に、直流電源ライン35にサージ電圧が印可されたとしても、発光ユニット20を保護することができる。
なお、図4(a)に示した例は、直流100V〜106Vの場合を説明したが、例えば直流200Vを用いる場合は、さらに、サージアブソーバ30Aを4つ備え、それぞれに並列にコンデンサ30Cを挿入することにより、続流の発生を抑えることができる。これらは、使用電圧に応じて適宜変更することが可能である。
図4(b)は、保護回路30の回路のさらに他の例の説明図である。
この図4(b)に示す保護回路30は、前述の図4(a)に示した保護回路30に類似しているが、直流電源ライン35が直流50Vないし60Vのように、適当なツェナーダイオードの入手が難しい場合に、サージを保護する回路である。
前述の図3(a)から図4(a)に示した例では、FET30M1のゲート電圧を規定するためにツェナーダイオード30Dzを用いた。これに対して、図4(b)に示す例では、コンデンサ32C1の静電容量と抵抗30R1の抵抗値とにより定まる電圧により、ゲート電圧を規定している。
図4(b)に示す例では、抵抗30R1の抵抗値を500kΩ程度とし、コンデンサ32C1の静電容量を1〜10μF程度とする。このように構成した場合は、FET30M1のゲート電圧は入力電圧(50V〜60V)とほぼ等しくなり、FET30M1は導通状態となる。
ここで、直流電源ライン35にサージが印加された場合、保護回路30の入力電圧は一旦145V付近まで上昇するが、サージアブソーバ30A1、30A2により、約100V程度にまで規制される。このサージの持続時間中に、コンデンサ32C1の電荷はほとんど変化しないため、コンデンサ32C1の両端電圧で定まるゲート電圧は変化しない。
従って、FET30M1のカソード電圧はほとんど変化なく、発光ユニット20へのサージが規制される。
これにより、前述の図3(a)の保護回路30と同様に、直流電源ライン35にサージ電圧が印可されたとしても、発光ユニット20を保護することができる。
図5(a)は、保護回路30の回路のさらに他の例の説明図である。
この図5(a)に示す保護回路30は、前述の図4(a)に示した保護回路30に類似しており、直流電源ライン35が直流50V〜60Vであることは共通だが、第2の保護回路32の構成が異なる。
図5(a)に示す例では、FET30M1のドレン端子とゲート端子との間に接続された抵抗30R1に、ダイオード32D1を並列に接続した。
直流電源ライン35にサージが印加された場合、第2の保護回路32において、ツェナーダイオード30Dzと、このツェナーダイオード30Dzに直列に接続されたダイオード32D1とが発光ユニット20に並列に存在することとなる。
このような構成により、保護ダイオード30D1に若干の逆方向の漏れ電流が発生したとしても、発光ユニット20側には、これらダイオードの順方向電圧の2倍以上の逆電圧が加わることがない。
これにより、前述の図3(a)の保護回路30と同様に、直流電源ライン35に逆極性(マイナス端子が高電圧となる)のサージ電圧が印可されたとしても、発光ユニット20を保護することができる。
図5(b)は、保護回路30の回路のさらに他の例の説明図である。
この図5(b)に示す保護回路30は、前述の図4(b)に示した保護回路30に類似しており、直流電源ライン35が直流50Vであることは共通だが、第2の保護回路32の構成が異なる。
図5(a)に示す保護回路30は、前述の図4(b)に示した保護回路30と同様に、コンデンサ32C1の静電容量と抵抗30R1の抵抗値とにより、ゲート電圧を規定している。
そしてさらに、FET30M1のドレン端子とゲート端子との間に接続された抵抗30R1に、ダイオード32D1を平行に接続し、コンデンサ32C1と並列に、ダイオード32D2を接続した。
このような構成により、保護ダイオード30D1に若干の逆方向の漏れ電流が発生したとしても、発光ユニット20側には、これらダイオードの順方向電圧の2倍以上の逆電圧が加わることがない。
これにより、前述の図3(a)の保護回路30と同様に、直流電源ライン35に逆極性のサージ電圧が印可されたとしても、発光ユニット20を保護することができる。
図6は、保護回路30の回路のさらに他の例の説明図である。
前述の図3(a)から図5(b)に示した保護回路30は、いずれも、直流電源ライン35に印加されるサージから、発光ユニット20を保護する。
これに対して、図6に示す保護回路30は、交流電源に印加されるサージに対して保護するものである。
交流電源の場合は、第1の保護回路31のみ、すなわち、サージアブソーバ30A1とコンデンサ30C1と高周波用インダクタ30L1とのみにより構成される。
このような構成により、サージが印加された場合に、サージアブソーバ30A1が点弧して所定電圧に抑える。また、交流の場合は続流の発生がないため、ダイオードやトランジスタ等からなる第2の保護回路は必要としない。
なお、この図6に示す保護回路30は、図1の構成とは異なり、商用電源ライン45に接続されることは言うまでもない。また、発光ユニット20のドライバ21に、交直流の変換装置を備える。
以上説明したように、本発明の実施形態では、LED素子20aを光源とする発光ユニット20と、発光ユニット20に直流電源ライン35を介して直流電力を供給する電源ユニット30と、から構成される照明装置10において、直流電源ライン35に介挿され、放電によりサージを吸収するサージアブソーバ30A1からなる第1の保護回路31と、FET30M1のゲート電圧により出力電圧を規制する第2の保護回路32と、から保護回路30を構成した。
このような構成により、シンプルな構成で自己復帰型の保護回路30を構成することができるので、製造コストを低減することができる。
また、この保護回路30は、小型化することが可能であるので、例えば、発光ユニット20をキャノピー200やサインポール300等の頂部付近に設置する場合に、発光ユニット20と共に設置することができる。さらに、自己復帰型でありメンテナンスにかかるコストを削減することができる。
従って、本発明の保護回路30は、製造コスト及びメンテナンスコストを低減しつつ、LED素子20aを光源とする発光ユニット20を、誘導雷によるサージによる影響から防ぐことが可能となる。
本発明の実施形態の照明装置のブロック図である。 本発明の実施形態の照明装置を適用したロードサイド店舗の一例の説明図である。 本発明の実施形態の保護回路の一例の説明図である。 本発明の実施形態の保護回路の他の例の説明図である。 本発明の実施形態の保護回路の他の例の説明図である。 本発明の実施形態の保護回路の他の例の説明図である。
符号の説明
10 照明装置
20 発光ユニット
20a 発光ダイオード(LED素子)
30 保護回路
30 電源ユニット
30A1、30A2 サージアブソーバ(放電管)
30Dz ツェナーダイオード
30D1 保護用ダイオード
30L1 高周波用インダクタ
30M1 FET(半導体素子)
31 第1の保護回路
32 第2の保護回路
35 直流電源ライン
40 電源ユニット
45 商用電源ライン
100 ロードサイド店舗
200 キャノピー
300 サインポール

Claims (6)

  1. LED素子を備える発光装置と、前記発光装置に電源ラインを介して直流電力を供給する電源装置と、を備えた照明装置に用いられる保護回路であって、
    前記電源ラインに介挿され、前記電源ライン側に接続される第1の保護回路と、前記発光装置側に接続される第2の保護回路と、を備え、
    前記第1の保護回路は、放電によりサージを吸収する放電管を備え、
    前記第2の保護回路は、
    ゲート電圧に基づいて、前記発光装置に出力する電圧を一定電圧に制限するトランジスタと、
    前記トランジスタを導通状態とするための前記ゲート電圧を設定するツェナーダイオードと、
    前記電源ラインの負極に順方向に接続され、逆方向の電流を阻止する保護ダイオードと、を備えることを特徴とする保護回路。
  2. 前記ゲート電圧は、ツェナーダイオードと、前記ツェナーダイオードに直列に接続される電池と、により設定されることを特徴とする請求項1に記載の保護回路。
  3. 前記ゲート電圧は、正極側に接続された抵抗と、負極側に接続されたコンデンサと、により設定されることを特徴とする請求項1に記載の保護回路。
  4. 前記第1の保護回路と第2の保護回路との間には、高周波成分を規制するインダクタが介挿されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の保護回路。
  5. 屋外構造物の照明に用いられる照明装置であって、
    LED素子を備える発光装置と、
    前記発光装置に電源ラインを介して直流電力を供給する電源装置と、
    前記請求項1から4のいずれか一つに記載の保護回路と、
    を備え、
    前記保護回路が前記発光装置の近傍に設置されることを特徴とする照明装置。
  6. 前記発光装置は、前記屋外構造物の頂部付近に備えられ、
    前記電源装置は、前記屋外構造物の基部付近に備えられ、
    前記保護回路が前記発光装置の近傍に設置されることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
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