JP5016538B2 - A/d変換装置及び方法 - Google Patents

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本発明は、A/D変換装置に関し、特にA/D変換装置の異常検出に関する。
近年、自動車などの分野においては、搭載される電子機器の種類、数が増大傾向にある。電子機器には、オーディオなどの快適設備のほか、エンジン、ブレーキなどに設置されている各種のセンサなども含まれる。各種センサからの情報は、マイクロコンピュータ(以下、マイコン)に入力され、センサからの情報に基づいて各種の制御が行われる。
特許文献1には、各センサからの出力信号が入力されるマイコンについて記載されている。図6は特許文献1が開示しているマイコン及びセンサの全体構成図である。マイコン内には、ADコンバータが搭載され、ADコンバータにはセンサからの出力信号が入力されている。センサは、例えば、計測した電流、温度、電圧などの情報を伝達するものである。ADコンバータは、センサからの出力信号をデジタルデータに変換し、マイコンはこのデジタルデータに基づいて各種制御処理を行う。なお、センサとADコンバータは、共に電源電圧Vccが動作電圧として供給されている。
自動車に搭載されたマイコンにおいて、上述した各センサからの情報に基づいた制御に誤りが生じると、重大事故につながるため、誤りが発生しないような制御や監視機能が要求される。監視すべき対象としてまず考えられるのが、マイコンや各電子機器に供給される電源電圧である。特許文献2には、マイコンのA/D入力端子の入力電圧を監視し、所定の基準電圧を下回ると制御信号を出力するといった技術が記載されている。図8は、特許文献2が開示している回路の全体図である。A/D入力端子に入力されるDC電源(例:5V)と、DC電源を生成するためのAC電源の直流成分(5V)に乗数(例:0.8)をかけた電圧とを比較することにより、DC電源の電圧降下を監視している。
特開2006−143144 特開平11−103522
マイコンなどの半導体装置においては、入力端子に過大な電圧がかかった場合に、内部回路を保護するため、ダイオードなどの保護素子を設けることが一般的に行われている。保護素子を特許文献1が開示しているマイコンに適用した場合の一例を図7で示す。センサに接続される入力端子と、電源電圧Vccとの間に、図7のように保護ダイオードが設置される。なお、図7では簡略化のための、1箇所にのみ保護ダイオードを設置した場合であるが、他の場所にも設置されることは言うまでもない。更に言えば、図7では、ADコンバータに入力される参照電圧(Vref。基準電圧とも呼ぶ。)に関する記載がないが、Vrefをマイコンの外部端子から供給するのであれば、Vrefにも同様に保護ダイオードが設置される。センサに接続される入力端子、Vrefの入力端子に過大な電圧がかかった場合、保護ダイオードがON状態となるため、電源電圧Vccに電流が流れることにより、内部回路であるADコンバータの破壊を防止することが可能となる。特許文献2の場合も同様である。しかしながら、ADコンバータの入力端子に保護素子を設置すると、ADコンバータに供給される電源電圧の異常検出が困難になるという課題が生じることを本願発明者は知見した。
ADコンバータへの動作電圧Vccの供給が、配線の切断などの理由で止まった場合、通常であれば、ADコンバータの動作は停止する。しかし、保護素子を設置した場合、Vrefやセンサからの入力電圧が保護素子を経由して電源電圧Vccに伝達されることになる。この場合、保護素子の電圧降下が0.6V程度だとすると、Vccに伝達される電圧は、入力電圧(最大値Vcc)−0.6V、あるいはVref−0.6Vということになる。VrefがVccと同電位であれば、Vcc−0.6Vである。よって、ADコンバータに動作電圧Vccの供給が止まるという異常が発生したとしても、保護素子を介して上述した電圧が供給されるため、ADコンバータは動作し続ける。この場合、マイコンはこのADコンバータの電源の異常を検出することは困難となり、また、AD変換結果に誤りが生じる可能性もある。特許文献2では、A/Dの入力端子に入力されるDC電源を、DC電源の元となるAC電源で監視する技術が記載されているが、A/Dに供給される動作電圧Vccの異常を監視する方法としては適用が困難である。VccをVccで監視しても意味が無いからである。
本発明に係るA/D変換装置は、電源電圧が供給され、入力電圧と参照電圧を用いてA/D変換を行うA/D変換部と、電源電圧あるいは参照電圧のどちらか一方を選択してA/D変換部の入力電圧として供給する入力選択部と、電源電圧と参照電圧とを切り換えてA/D変換部の参照電圧として供給する比較電圧選択部と、A/D変換部の出力結果から、電源電圧の異常を検出する判定部とを備え、判定部は、入力選択部で選択された電圧と電源電圧とでA/D変換された第1のA/D変換結果と、入力選択部で選択された電圧と参照電圧とでA/D変換された第2のA/D変換結果とを比較することで電源電圧の異常を検出することを特徴とする。
本発明によれば、A/D変換装置の異常動作、特に電源電圧や参照電圧の異常による異常動作の検出に有益である。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るA/D変換装置の概念を説明するための図である。変換入力選択部1、サンプル/ホールド選択部2、比較電圧選択部3、A/D変換部4、判定部5、変換結果補正部6で構成される。AVDD、AIn、AVrefは、それぞれA/D変換部4の動作用電源電圧、変換対象の入力電圧、比較用参照電圧である。
変換入力選択部1は、スイッチ(SW)7〜9を備え、AVDD、AIn、AVrefから1つを選択してサンプル/ホールド選択部2に出力する。サンプル/ホールド選択部2は、SW1〜6と容量C1〜C3とを備え、変換入力部1から出力された信号の電圧に対して、サンプル/ホールドを行う。容量C1〜3は同じ容量値とする。A/D変換部4は、比較電圧選択部3により選択されたAVDDまたはAVrefを参照電圧とし、サンプル/ホールド選択部2から出力される信号に対してA/D変換を行う。変換結果補正部6は、A/D変換結果に対して補正を行うものである。
図2は、図1で示したA/D変換装置を備えたマイコン9の図である。マイコン9は、図1で示したA/D変換装置とCPU8を備える。また、センサの出力信号をAInとして接続した状態を一例として示している。変換入力選択部1、サンプル/ホールド選択部2、比較電圧選択部3、A/D変換部4、判定部5、変換結果補正部6は、それぞれCPU8と制御用プログラムによって制御されて動作する。より具体的には、SW1〜9の制御がCPU8により行われる。詳細は後述するが、判定部5、変換結果補正部6は、CPU8とその制御用プログラムで実現することも可能である。
次に、図3を用いて、本実施の形態に係るA/D変換装置の動作を説明する。以下の説明において、SW1〜9はCPU8により制御される。まず、変換入力選択回路1において、AVDD(またはAVref)を選択し、サンプル/ホールド選択部2に接続する(S1)。サンプル/ホールド選択部2において、SW1とSW4をONとし、AVDDの電圧を容量C1に充電させる。C1の容量値をCとすれば、C1の電荷はAVDD・Cとなる。
次に、SW1をOFFにし、SW2、SW4、SW5をONにする(S3)。これにより、容量C1に充電された電荷がC1とC2に分割されるが、C1とC2は同じ容量値Cであるため、C1とC2の電荷は、共にAVDD・C/2となる。
次に、SW2をOFFにし、SW3、SW5、SW6をONにする(S4)。これにより、容量C2に充電された電荷がC2とC3に分割されるが、C2とC3は同じ容量値であるため、C2とC3の電荷は、共にAVDD・C/4となる。
以上の動作により、AVDDに対する1/2と1/4を示す電圧が得られる。すなわち、C1の端子電圧はAVDD/2であり、C2、C3の端子電圧はAVDD/4である。ここで、比較電圧選択部3は、AVDDを選択してA/D変換部4に接続し、サンプル/ホールド選択部2は、容量C1をA/D変換部4に接続、すなわちSW2、SW3、SW4をONにする。A/D変換部4は、容量C1の端子電圧AVDD/2を入力電圧とし、AVDDを参照電圧としてA/D変換を行う(S5)。更に、比較電圧選択部3は、AVrefをA/D変換部4に接続し、AVrefを参照電圧としてA/D変換を行う。同様にして容量C2またはC3の端子電圧、すなわちAVDD/4を入力電圧とし、AVDDとAVrefを参照電圧としたA/D変換を行う。
以上の動作により、変換結果として、図4のような結果が得られる。図4の結果は、AVDD端子に入力される配線に断線等の障害が発生し、AVrefから保護素子を介して電圧が回りこんでいる状態に対するものである。一例として、AVDD、AVrefが共に5V、保護素子の電位降下を0.6Vとすると、A/D変換器のAVDDとしては4.4Vが供給されている状態である。
変換結果に基づき、判定部5は次のように異常を判断する(S6)。
AVrefを参照電圧とした変換結果=AVDDを参照電圧とした変換結果:AVDD、AVref共に正常。
AVrefを参照電圧とした変換結果<AVDDを参照電圧とした変換結果:AVDDが異常。
AVrefを参照電圧とした変換結果>AVDDを参照電圧とした変換結果:AVrefが異常。
なお、上記では、AVDD/2とAVDD/4の2つの電圧を生成する内容で説明したが、これは後述する変換結果の補正に有効なためである。AVDDの異常を検出するだけであれば、AVDD/2の電圧だけ、あるいはAVDDそのものをA/D変換部4の入力電圧とすることでも実現可能である。
判定の結果、AVDDの異常が検出された場合は、変換結果補正部6は、任意の入力電圧のA/D変換結果に対する補正値を算出し、補正値に基づいて補正を行う(S7)。図5は、本実施の形態に係る補正方法の概念を説明する図であり、A/D変換部4の変換電圧(入力電圧)に対する変換結果を示している。理想直線(期待値)は、A/D変換部4が動作電圧、参照電圧が固定であり、かつ正常の場合に、入力電圧とその変換結果を示したものである。「異常時の変換値」は、上述したように、A/D変換部4に入力される動作電圧に異常が発生した場合などに、A/D変換部4が出力する変換結果である。
変換結果補正部6は、理想直線に相当する情報を予め保持しておく。より具体的には、AVref/2とAVref/4に対する変換結果の値と、この2点間を結ぶ直線の傾きをテーブルデータとして保持しておく。また、上述したS1〜S5までの各ステップで得られた、AVref/2とAVref/4に対するA/D変換結果を用いて、異常時の変換値の直線を求める。そして、理想直線と異常時の変換値の直線との差分により、任意の入力電圧のA/D変換結果に対して補正するための補正値を求めることが可能となる。
A/D変換器には、量子化誤差などがあるため、図5のような完全な直線とはならない。より精度の高い補正を行うには、サンプル/ホールド選択部の規模を増やすことにより実現可能である。
判定部5、変換結果補正部6は、CPU8と制御用プログラムでも実現可能である。この場合、CPU8は、A/D変換部4の変換結果に基づいて異常を判断する。また、理想直線のテーブルデータは、CPU8がアクセス可能なメモリ(図示なし)に保存され、異常と判断した場合には、上述した補正をCPU8が行う。なお、CPU8が補正を行うにあたっては、まずA/D変換した結果とエラー出力を行ってユーザに通知し、ユーザからの指示を受けて補正を行う、としても良い。
以上説明した通り、本実施の形態によれば、AVDD/2、AVDD/4の電圧に対してAVDDとAVrefを参照電圧としてA/D変換を行い、結果を比較することでA/D変換器の電源の異常を判定することが可能となる。更に、AVDDが異常と判定された場合は、AVref/2、AVref/4の期待値でできる直線と、AVDD異常時のAVref/2、AVref/4に対する変換値でできる直線との差分で、任意の入力電圧の変換結果に対する補正値を求めることができ、補正値に基づいて補正を行うことが可能となる。AVDDが下がると、A/D変換部のロジック部の動作マージンが減ることになるため、動作不良(A/D誤変換)が生じる可能性があるが、本実施の形態によれば、この動作不良を検出と回避を可能とする。
なお、本実施の形態では、サンプル/ホールド選択部のC1〜C3の容量値を同じとし、AVDD、AVrefの1/2、1/4の電位で説明をしたが、これに限られないことは言うまでもない。C1〜C3の容量値を変え、1/3などでの電位でも同様に実現可能である。また、AVDDの異常の発生の原因として、保護素子を介しての電圧の回りこみをあげたが、単にAVDDの電位降下といった異常であっても、本実施の形態を適用することにより異常検出が可能である。
第1の実施の形態に係るA/D変換装置の全体図である。 第1の実施の形態に係るA/D変換装置を備えたマイクロコンピュータである。 第1の実施の形態に係るA/D変換装置の動作フロー図である。 第1の実施の形態に係るA/D変換装置のA/D変換結果である。 第1の実施の形態に係るA/D変換装置のA/D変換結果に対する補正の概念図である。 従来のA/D変換装置の図である。 従来のA/D変換装置の図である。 従来のA/D変換装置の図である。
符号の説明
1・・・変換入力選択部
2・・・サンプル/ホールド選択部
3・・・比較電圧選択部
4・・・A/D変換部
5・・・判定部
6・・・変換結果補正部
7・・・保護素子
8・・・CPU
9・・・マイクロコンピュータ

Claims (12)

  1. 電源電圧の入力端子と入力電圧の入力端子との間及び前記電源電圧の入力端子と参照電圧の入力端子との間に配され内部回路を保護する保護素子を介して前記電源電圧、前記入力電圧、及び前記参照電圧が供給されるA/D変換装置であって、
    前記電源電圧が供給され、前記入力電圧と前記参照電圧を用いてA/D変換を行うA/D変換部と、
    前記電源電圧あるいは参照電圧のどちらか一方を選択して前記A/D変換部の入力電圧
    として供給する入力選択部と、
    前記電源電圧と参照電圧とを切り換えて前記A/D変換部の参照電圧として供給する比較電圧選択部と、
    前記A/D変換部の出力結果から、前記電源電圧の異常を検出する判定部とを備え、
    前記判定部は、前記入力選択部で選択された電圧と前記電源電圧とでA/D変換された第1のA/D変換結果と、前記入力選択部で選択された電圧と前記参照電圧とでA/D変換された第2のA/D変換結果とを比較することで前記電源電圧の異常を検出するA/D変換装置。
  2. 前記入力選択部で選択された電圧から第1の電圧を生成し、前記A/D変換部の入力電圧として供給するサンプル・ホールド部を更に備え、
    前記A/D変換部は、前記第1の電圧と前記電源電圧とでA/D変換して前記第1のA/D変換結果を生成し、前記第1の電圧と前記参照電圧とでA/D変換して前記第2のA/D変換結果を生成する請求項1に記載のA/D変換装置。
  3. 前記サンプル・ホールド部は、複数の容量素子と、当該容量素子への前記電源電圧または参照電圧の供給を制御するスイッチとで構成される請求項2に記載のA/D変換装置。
  4. 前記判定部は、前記第1のA/D変換結果が、前記第2のA/D変換結果よりも大きな値を示す場合に、前記電源電圧の異常と判定する請求項1に記載のA/D変換装置。
  5. 前記判定部が電源電圧の異常を検出した場合、任意の入力電圧のA/D変結果に対して補正を行う補正部を更に備え、当該補正部は、前記A/D変換部の前記第1の電圧に対する期待値を予め保持し、当該期待値と、前記第2のA/D変換結果との差分から、補正を行うための補正値を算出する請求項2に記載のA/D変換装置。
  6. 前記判定部が電源電圧の異常を検出した場合、任意の入力電圧のA/D変結果に対して補正を行う補正部を更に備え、
    前記サンプル・ホールド部は、前記第1の電圧とは異なる第2の電圧を更に生成し、前記A/D変換部は、前記第2の電圧と前記参照電圧とで第3のA/D変換を行い、前記補正部は、前記第1と第2の電圧に対するA/D変換部の期待値から得られる直線をテーブルデータとして予め保持し、当該テーブルデータと、前記第2と第3の変換結果とで得られる直線との差分から、前記補正値を算出する請求項2に記載のA/D変換装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のA/D変換装置を備えたマイクロコンピュータであって、
    前記A/D変換装置は、前記マイクロコンピュータの電源電圧入力端子と、参照電圧入力端子とに接続され、前記電源電圧入力端子と前記参照電圧入力端子間には保護素子が接続されるマイクロコンピュータ。
  8. 電源電圧の入力端子と入力電圧の入力端子との間及び前記電源電圧の入力端子と参照電圧の入力端子との間に配され内部回路を保護する保護素子を介して前記電源電圧、前記入力電圧、及び前記参照電圧が供給されるA/D変換装置の電源電圧の異常を検出する方法であって、
    前記A/D変換装置に供給される電源電圧あるいは参照電圧のどちらか一方を選択して前記A/D変換部の入力電圧として選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された電圧と、前記電源電圧とでA/D変換を行って第1のA/D変換結果を生成し、前記選択ステップで選択された電圧と、前記参照電圧とでA/D変換を行って第2のA/D変換結果を生成するA/D変換ステップと、
    前記第1と第2のA/D変換結果を比較することにより前記電源電圧の異常を検出する判定ステップとを有する電源電圧の異常検出方法。
  9. 前記選択ステップで選択された電圧から第1の電圧を生成する電圧生成ステップを更に備え、
    前記A/D変換ステップは、前記第1の電圧と前記電源電圧とでA/D変換を行って前記第1のA/D変換結果を生成し、前記第1の電圧と前記参照電圧とでA/D変換を行って前記第2のA/D変換結果を生成する請求項8に記載の電源電圧の異常検出方法。
  10. 前記判定ステップは、前記第1のA/D変換結果が、前記第2のA/D変換結果よりも大きな値を示す場合に、前記電源電圧の異常と判定する請求項8に記載の電源電圧の異常を検出する方法。
  11. 前記電源電圧の異常を検出した場合、任意の入力電圧のA/D変換結果に対して補正を行う補正ステップを更に備え、当該補正ステップは、前記第1の電圧に対するA/D変換の期待値と、前記第2のA/D変換結果との差分から、補正を行うための補正値算出する請求項9に記載の電源電圧の異常を検出する方法。
  12. 前記電源電圧の異常を検出した場合、任意の入力電圧のA/D変換結果に対して補正を行う補正ステップを更に備え、
    前記電圧生成ステップは、前記第1の電圧とは異なる第2の電圧を更に生成し、
    前記A/D変換ステップは、前記第2の電圧と前記参照電圧とで第3のA/D変換を行い、
    前記補正ステップは、前記第1と第2の電圧に対するA/D変換部の期待値から得られる直線のテーブルデータと、前記第2と第3の変換結果とで得られる直線との差分から、前記補正値を算出する請求項9に記載の電源電圧の異常を検出する方法。
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