JP5015661B2 - ドア体におけるエッジ部材のキャップ体 - Google Patents
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Description
さらにこのものでは、キャップ体は二箇所においてエッジ部材に固定されるものであるが、これら固定部は、エッジ部材の第一片の屋内外方向両端部においてなされていて、躯体との召し合わせ部となる第二嵌着部の先端側部位は、エッジ部材の第二片にビスポケットを形成するための充分なスペースを確保することが難しいことから固定部が形成されることはない。これに対し、固定部が形成されない召し合わせ部となる第二嵌着部には、出入り口部の通行時等に人の足や荷物等が当たりやすく、このため、第二嵌着部にガタ付きが生じ、ビスが緩んでキャップ体が外れやすくなるという問題もあり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
請求項2の発明は、エッジ部材の第二片は、該第二片に積層状に配される部材とのあいだを封止する封止部材が上下方向に長く介装される封止部材取り付け部が形成されるものとし、第二係止部を封止部材取り付け部に形成した第二係止孔とする一方、キャップ体の第二係止受け部を第二片の上下方向の端面を覆う底片から起立する第二起立片と、該第二起立片の先端部に形成される第二爪部とで構成される第二係止爪とし、第二起立片が封止部材の抜け止めをするように構成されている請求項1に記載のドア体におけるエッジ部材のキャップ体である。
請求項2の発明とすることにより、部品の兼用化を果すことができて、部品点数の削減を図れる。
図面において、1は玄関に形成された開口部を開閉するドア体(玄関ドア)であって、該ドア体1は、屋内外一対の面板2、3のあいだにコア材4を介装することにより、板厚Tを有した形状に形成されている。そして、本実施の形態のドア体1は、図1(A)において右側縁部が戸尻側端部となり、該戸尻側端部と躯体開口部の右側縁部とのあいだに上下方向複数箇所において丁番5が介装されており、これによって、ドア体1が躯体に枢支され、ドア体1の戸先側に配される把手1aを把持し、屋外側に向けて揺動することで開口部の開放がなされるように構成されていること等は従来通りの構成となっている。
そして、これら両面板2、3の折曲片2a、3aにより形成されるドア体1の戸尻側端面、戸先側端面には、折曲片2a、3aを覆うようにして戸尻側エッジ部材6と戸先側エッジ部材(本発明のエッジ部材に相当する)7とが固定されている。これら戸尻側、戸先側の各エッジ部材6、7は、それぞれアルミ型材により形成された長尺体により構成されている。
ここで、ドア体1の戸尻側端面に固定される戸尻側エッジ部材6は、従来通りの構成であり、丁番5とともに螺子5aを用いて戸尻側端面となる部材に固定されている。
そして、戸先側エッジ部材7は、図5に示すように、上下方向複数箇所において固定螺子9を用いてドア体1の戸先側端面に固定されるが、このとき、位置決め片7dをドア体1の屋外側面3に沿わせることにより屋内外方向の位置決めをし、脚片7cの延出端部を戸先側端面に突き当てた状態で固定されるように設定されている。これによって、ドア体1の戸先側端面と戸先側エッジ部材第一片7aとの間に空隙部Sが形成されるように設定されている。また、第一片7aの屋内側端縁部には、屋内側面板2の折曲片2aに当接する脚片7iが一体に形成されている。
戸先側エッジ部材7の下端部に嵌着するキャップ体10は、戸先側エッジ部材7の第一片7aに嵌着する第一嵌着部10aと、第二片7bに嵌着する第二嵌着部10bとを備えてL字形に構成されている。前記第一嵌着部10aには、第一片7aの下端面からドア体1下端面の戸先側部位までを一体に覆うように形成される第一底片10cと、第一片7aの戸先側端縁から上方に起立する第一側片部10dとが形成されている。そして、第一底片10cには、第一片7aに形成される第一係止孔7eに、戸尻方向から係止する第一係止爪10eが形成されているが、該第一係止爪10eは、本発明の第一係止受け部に相当し、第一底片10cから起立する第一起立片10fと、該第一起立片10fの先端部から戸先側に向けて突出形成され、上端にガイド面が形成された第一爪部10gとを備えて構成されている。このとき、第一側片部10dと第一爪部10gとの突出先端とのあいだの距離S1は、戸先側エッジ部材7の第一片7aの板厚寸法よりも狭くなるように設定されている。尚、10hは第一底片10cの第一係止爪10eの形成部位に切り欠かれた第一切り欠き孔であって、下側のキャップ体10に配された第一切り欠き孔10hは、戸先側エッジ部材7に浸入した水を排水するための水抜き孔として機能するように構成されている。
つまり、キャップ体10を、第一、第二側片10d、10jを上方に向け、第一、第二底片10c、10iを戸先側エッジ部材7の下端面に対向させる状態として戸先側エッジ部材7にあてがうが、このとき、キャップ体10の第一側片10dと第一係止爪10eとで、第一片7aの第一係止孔7e下方部位を挟む状態とする一方、キャップ体10の第二係止爪10kをポケット7fの凹部内に嵌入させる状態とする。このとき、第一爪部10gは戸先側を向き、第二爪部10nは屋内側を向いており、この状態から、そのままキャップ体10を上動させて戸先側エッジ部材7に対して押し込むと、第一、第二係止爪10e、10kが弾性変形する状態で第一、第二係止孔7e、7hの下方部位を摺動し、第一、第二底片10c、10iが第一、第二片7a、7bの下端面に当接する状態となると、第一爪部10gが第一係止孔7eの戸尻側の孔縁に係止し、第二爪部10nが第二係止孔7hの屋外側の孔縁に係止する状態で嵌着し、キャップ体10の抜け止め状の固定がなされるように設定されている。この係止状態になると、キャップ体10は、第一嵌着部10aと第二嵌着部10bの両者において戸先側エッジ部材7との固定部が形成されることになって強固な抜け止め状の一体化がなされるが、この場合に、第二嵌着部10bについては、第一嵌着部10aから最も離れ、第二嵌着部10bの先端部において固定部が形成されることになり、ドア体1の開閉時に障害物が当接しやすい召し合わせ部となるキャップ体10の第二嵌着部10bに障害物が当接したような場合であっても、キャップ体10が外れてしまうようなことを防止できるように設定されている。
一方、第二係止爪10kは、図8(C)に示すように、戸先側エッジ部材7ののポケット7fに嵌入した状態となるように設定されており、これによって、第二係止爪10kが係止解除する方向に変形しにくく、第二係止爪10kが第二係止孔7hから抜け出すことがないように設定されている。また、戸先側エッジ部材7のポケット7fには、封止部材8の基端部8aが嵌入されるが、該封止部材8は、上下のキャップ体10の第二係止爪10kのあいだに介装されることになり、封止部材8の基端部8aが上下の第二起立片10mのあいだに挟まれる状態で位置規制され、第二起立片10mが封止部材8の抜け止めを兼用するように構成されている。
2 面板
5 丁番
6 戸尻側エッジ部材
7 戸先側エッジ部材
7a 第一片
7b 第二片
7e 第一係止孔
7h 第二係止孔
8 封止部材
10 キャップ体
10a 第一嵌着部
10b 第二嵌着部
10e 第一係止爪
10k 第二係止爪
Claims (2)
- ドア体の戸先に固定されるエッジ部材を、ドア体の戸先側端面に固定される第一片と、戸先方向に延出して召し合わせ部となる第二片とでL字形に形成し、該エッジ部材の上下方向の端部に、第一、第二片にそれぞれ嵌着する第一、第二嵌着部を備えたキャップ体を嵌着するように構成したドア体におけるエッジ部材のキャップ体において、エッジ部材の第一、第二片に第一、第二係止部をそれぞれ形成する一方、第一、第二嵌着部に第一、第二係止受け部をそれぞれ形成し、キャップ体のエッジ部材への嵌着により、第一、第二係止部に第一、第二係止受け部が係止して、キャップ体がエッジ部材から抜け止め固定されるように構成するにあたり、エッジ部材の第一係止部を第一係止孔とする一方、キャップ体の第一係止受け部を、エッジ部材の第一片の上下方向の端面を覆う底片から起立する第一起立片と、該第一起立片の先端部に形成され第一係止孔に係止する第一爪部とで構成される第一係止爪とし、前記第一起立片は、エッジ部材とドア体の戸先側端面とのあいだに位置するように構成されているドア体におけるエッジ部材のキャップ体。
- エッジ部材の第二片は、該第二片に積層状に配される部材とのあいだを封止する封止部材が上下方向に長く介装される封止部材取り付け部が形成されるものとし、第二係止部を封止部材取り付け部に形成した第二係止孔とする一方、キャップ体の第二係止受け部を第二片の上下方向の端面を覆う底片から起立する第二起立片と、該第二起立片の先端部に形成される第二爪部とで構成される第二係止爪とし、第二起立片が封止部材の抜け止めをするように構成されている請求項1に記載のドア体におけるエッジ部材のキャップ体。
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