JP5015368B2 - ディジタル回路及びアナログ回路間の改良されたインターフェース - Google Patents
ディジタル回路及びアナログ回路間の改良されたインターフェース Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電子回路に関するものである。より詳細には、本発明は、複数の集積回路間にインタフェース信号を供給する、新規および改良された方法および回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多数の電子システムは、必要とされたシステム機能性を生じるように共にインタフェースする多数の集積回路(IC)を使用して実現される。多数の例では、回路インタフェースは、ディジタル値を示す2つの論理レベル(例えば、ハイーおよびロー)を有するディジタル信号によって与えられる。ディジタル信号は、その実現の容易さおよび雑音にあまり影響を受けない故に、インタフェース用に一般に普及している。
【0003】
ディジタルICをアナログICとインタフェースする場合、特別な挑戦が生じる。ディジタルICは、ディジタル信号処理等のようなディジタル機能を実現するのにより有効であり、費用効果的である。アナログICは、ディジタル増幅、バッファリング、フィルタリング、変調、ミキシング等のような線形機能を生じるために使用される。多数の設計では、ディジタルICとアナログICとの間のインタフェースはディジタル信号を使用して実現される。アナログIC内では、ディジタル信号は、バッファリングされ、必要ならばアナログ信号に変換され、アナログ回路に供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ディジタルICおよびアナログIにインタフェースするディジタル信号の使用は、いくつかの理由のためにある用途では望ましくない。まず第一に、ディジタル信号は、一般的には、大きな信号振動および鋭い遷移エッジを有し、それによって大きなスイッチング雑音を発生する。この雑音は、一般的にはより小さい信号振動で作動するアナログ回路の性能を低下し得る。雑音量は、アナログIC内のアナログ回路およびディジタル回路のための別個の電源および回路アースを使用することによってある程度まで減少することができる。しかしながら、この減少はいくつかの用途に対しては適当ではないかもしれない。第二に、各ディジタル信号は一般的には1ビットのデータを供給するので、複数(例えば8つ)のディジタル信号は同時に複数(例えば8)ビットのデータを同時に供給することが必要である。さらに、1つあるいはそれ以上のクロック信号が、一般的に受信ICでデータビットをラッチするように供給される。多数の信号線および対応する数の装置ピンは、ICとインタフェースするために必要とされ得る。さらに、スイッチング雑音は一般的にはより多くのディジタル信号線によって増加する。
【0005】
したがって、減少された雑音量を発生するより少ない信号線を使用してIC間に改良されたインタフェースを与える技術が非常に望ましい。インタフェースは、実現するのに複雑な回路を必要としないことも望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ディジタルICおよびアナログICにインタフェースする技術を提供する。本発明の一つの態様によれば、ディジタルICに実装される1つあるいはそれ以上のインタフェース回路は、データ入力を受信し、応答して、アナログICに供給されるインタフェース信号を供給する。いくつかのインタフェース(例えば、ベースバンド信号)に関して、複数のビットの分解能を有する差動(differential)電流信号が使用される。これらの信号は、ディジタル信号に比べて、実現するのにより少ない信号線でよく、雑音量は減少される。基準信号(reference signal)は、インタフェース信号を発生する際に使用するために供給できる。
【0007】
本発明の実施形態は、第1の集積回路と第2の集積回路との間にインタフェース信号を発生する回路を提供する。この回路は、基準回路と、インタフェース回路と、回路要素とを含んでいる。この基準回路は基準信号を供給する。インタフェース回路は、第1の集積回路に実装され、作動するように基準回路に結合し、基準信号およびデータ入力を受信し、インタフェース信号を発生する。回路要素は、第2の集積回路に実装され、作動するように制御回路に結合し、インタフェース信号を受信し、出力信号を発生する。
【0008】
実施形態では、インタフェース回路はスイッチアレイに結合された電流ミラーを含んでいる。電流ミラーは、基準信号を受信し、2つあるいはそれ以上のミラー経路を含む。スイッチアレイは、データ入力を受信し、復号化し、電流を選択されたミラー経路セットからスイッチアレイの出力に向ける。
【0009】
基準信号は、(すなわち、電圧基準に基づいて発生される)電圧信号あるいは電流信号であってもよく、第1の集積回路あるいは(好ましくはいくつの用途に対して)第2の集積回路に実装される基準回路で発生されてもよい。実施形態では、インタフェース信号は、複数(例えば、4、8、あるいはそれ以上)ビットの分解能を有し、RCネットワークでフィルタリングされた差動電流信号である。インタフェース回路はフィルタリング要求を容易にするために過サンプリング(oversample)されてもよい。例示的な実施形態では、インタフェース信号は、直交送信機で同相(I)あるいは直交(Q)ベースバンド信号、あるいは制御信号を示す。回路要素は、例えば、VGA、変調器、あるいは他の回路であってもよい。
【0010】
本発明の他の実施形態は、変調器に作動するように結合された第1のインタフェース回路(およびいくつかの実施形態に対して、第2のインタフェース回路)を含む送信機の回路を提供する。第1(および第2)のインタフェース回路は、第1の集積回路に実装され、第1(あるいは第2)のデータ入力を受信し、第1(あるいは第2)差動電流信号を供給する。変調器は、第2の集積回路に実装され、第1(および第2)差動電流信号およびキャリア信号を受信し、応答して出力信号を発生する。各データ入力は、ディジタルベースバンド信号を示し、4ビット、8ビット、あるいはそれ以上のビットの分解能を有してもよい。基準回路は、基準信号を供給するように第2(あるいは多分第1)集積回路に実装(implemented)してもよい。したがって、インタフェース回路は、一部が基準信号に基づいて差動電流信号を発生する。
【0011】
本発明のさらにもう一つの実施形態は、ディジタルプロセッサと、第1および第2のインタフェース回路と、変調器とを含む(例えば、CDMA)セルラ電話の送信機を提供する。ディジタルプロセッサは、第1の集積回路に実装され、ディジタル同相(I)および直交(Q)ベースバンド信号を供給する。第1および第2のインタフェース回路は、第1の集積回路に実装され、ディジタルプロセッサに結合する。各インタフェース回路は、ディジタルベースバンド信号を受信し、アナログベースバンド信号を供給する。各アナログベース信号は、少なくとも4ビットの分解能を有し、差動電流として実現される。変調器は、第2の集積回路に実装され、第1および第2のインタフェース回路に作動するように結合し、アナログベースバンド信号を受信し、かつキャリア信号で変調し、変調出力信号を供給する。変調器も、基準信号を供給する基準回路を含んでもよい。したがって、インタフェース回路は、基準信号を受信し、アナログベースバンド信号を一部が基準信号に基づいて発生する。
【0012】
本発明のさらに他の実施形態は、基準信号を第1の集積回路から第2の集積回路に供給する方法を提供する。この方法によれば、基準信号は、第1あるいは第2の集積回路のいずれかで発生され、第1の集積回路に供給される。データ入力は、第1の集積回路でも受信され、インタフェース信号とともに使用され、基準信号を発生する。次に、インタフェース信号は、第1の集積回路から第2の集積回路に供給される。第2の集積回路の回路要素は、インタフェース信号を受信し、応答して出力信号を発生する。回路要素は、基準信号に関連した信号も受信でき、出力信号を一部がこの受信信号に基づいて発生できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴、特質、および長所は、同じ文字が同様に全部識別する図面とともに取り上げられる場合に上記に詳述される詳細な説明からより明らかになる。
【0014】
本発明は、いろいろの回路およびシステムに実装される。明瞭にするために、本発明は、セルラ通信システムの送信機で特定の実装のために説明されている。
【0015】
図1は、直交送信機100の実施形態の簡略ブロック図を示している。ディジタルプロセッサ110は、データを発生し、データを符号化し、ディジタル処理されたデータを同相(I)および直交(Q)のベースバンド信号に変換する。ベースバンド信号は、信号をバッファリングし、バッファリングされた信号を変調器124に供給するベースバンド(BB)バッファ122aおよび122bに供給される。変調器124は、中間周波数(IFLO)の信号(例えば、キャリアシヌソイド)も受信し、バッファリングされたベースバンド信号をIFLOで変調し、IF変調信号を発生する。変調器124は、単側波帯変調器あるいは両側波帯変調器であってもよい。単側波帯に関して、一つあるいはそれ以上の移相器は、適切な位相を有するIFLOを発生するために使用されてもよい。IF信号は、この信号を利得制御回路130からの利得制御信号128aによって決定された利得で増幅するIF可変利得増幅器(IFVGA)126に供給される。増幅されたIF信号は、IF信号をフィルタリングし、帯域外の雑音信号および望ましくない信号を取り除くフィルタ132に供給される。
【0016】
フィルタリングされたIF信号は、この信号をバッファリングし、バッファリングされたIF信号をミキサ144に供給するIFバッファ142に供給される。ミキサ144は無線周波数(RFLO)の信号(例えば、搬送正弦波)も受信し、RFLOを有するバッファリングされたIF信号をアップ変換し、RF信号を発生する。ミキサ144も、単側波帯ミキサあるいは両側波帯ミキサであってもよい。単側波帯ミキサ実施形態は、IFLO経路およびRFLO経路の両方に移相器を有してもよい。RF信号は、この信号を利得制御回路130からの利得制御信号128bで決定された利得で増幅するRFVGA146に供給される。増幅されたRF信号は、外部フィルタ(すなわち、画像信号および偽信号をフィルタリングするためのもの)および電力増幅器(両方の要素は図1に示されていない)のような他の回路とさらにインタフェースする電力増幅器(PA)ドライバ150に供給される。PAドライバは、必要とされる信号ドライブを供給し、その出力は、アイソレータおよび送受切り換え器を介してアンテナに結合する(これらの要素は図1に示されていない)。
【0017】
いろいろな変形が、図1に示された送信機実施形態に対して行うことができる。例えば、より少ないあるいは付加的なフィルタ、バッファおよび増幅器段が送信信号経路に備えられてもよい。図に示された構成要素のいくつかはいくつかの実施形態で使用できない。さらに、信号経路内の要素は異なる順序で配置されてもよい。送信信号経路の可変利得は、(図1に示されるような)VGA、可変減衰器、乗算器、他の可変利得要素、あるいは上記の組み合わせによって与えることができる。さらに、ベースバンド信号がRFに直接アップ変換されるアップ変換を使用できる。
【0018】
送信機100は、セルラ通信システムのような多数の通信用途で使用できる。セルラ通信システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)と、時間分割多重接続(TDMA)通信システムと、アナログFM通信システムとを含んでいる。多重アクセス通信システムのCDMA技術の使用は、両方の特許が本発明の譲受人に譲渡され、参照してここに組み込まれる発明の名称が「衛星中継器あるいは地上中継器を使用するスペクトラム拡散多重アクセス通信システム」である米国特許第4,901,307号および発明の名称が「CDMAセルラ電話システムで波形を発生するシステムおよび方法」である米国特許第5,103,459号に開示されている。CDMAシステムは、一般的には、参照してここにも組み込まれる下記にIS‐95‐A規格と呼ばれる「デュアルモード広帯域スペクトラム拡散セルラシステムのためのTIA/EIA/IS‐95‐A移動局‐基地局互換性規格」に従うように設計されている。
【0019】
図1に示されるように、送信信号経路の要素のいくつかに対するバイアス電流は、利得制御回路130によって発生された利得制御信号に基づいて調整できる。例えば、IFバッファ142、ミキサ144、およびRFVGA146のバイアス電流は、各々利得制御信号128aの値に基づいて発生されるバイアス制御信号162a、162b、および162cをそれぞれ介してバイアス制御回路160aによって調整できる。同様に、PAドライバ150のバイアス電流は、利得制御信号128aあるいは128b、あるいは両方に基づいて発生されるバイアス制御信号162dを介してバイアス制御回路160bによって調整できる。利得制御信号128aおよび128bは、(図1の破線に示されるような)ディジタルプロセッサ110あるいは他の制御源から生じてもよい利得制御信号112に基づいて発生できる。
【0020】
実施形態では、BBバッファ122からPAドライバ150(多分フィルタ132を除外する)への送信信号経路は、1つあるいはそれ以上(例えば、アナログ)の集積回路内に実装される。実施形態では、ディジタルプロセッサは、他の(例えば、ディジタル)集積回路に実装される。利得制御回路およびバイアス制御回路は、ディジタルプロセッサと同じ集積回路、送信信号経路を実現するために使用される集積回路、あるいは別個の集積回路に実装できる。したがって、インタフェース信号は、ディジタルプロセッサからのベースバンド信号および制御回路からの(例えば、利得およびバイアス)制御信号のために提供される。
【0021】
図1では、IおよびQベースバンド信号は各々複数のビットの分解能を含む。これは、2つのレベルのディジタル信号をディジタルフィルタでフィルタリングすることから生じ得る。したがって、複数の信号線は、ディジタルプロセッサをアナログ回路にインタフェースすることが必要であり得る。
【0022】
1つの従来の設計では、IおよびQベースバンド信号の各々は8ビットの分解能を有し、インタフェースは8つのデータ線および2つのクロック線を含む。データ線は、IおよびQの信号間で時間共有される。このクロック線は、互いに対して位相外れである(例えば、180度)2つのクロック信号を供給する。データ線は、クロックの一方の位相のI信号およびクロックの他方の位相のQ信号を供給するために使用される。この設計では、データ線およびクロック線は、送信信号経路のアナログ回路の性能を低下し得る雑音を発生する。さらに、(10本の)データ線およびクロック線は、ディジタルICおよびアナログICの両方の対応する数(10本)の装置ピンを必要とする。
【0023】
図2は、IおよびQのベースバンド信号のためのディジタルIC200とアナログIC202との間のインタフェースの実施形態のブロック図を示している。図2に示されるように、IC200内のディジタルプロセッサ210は、IおよびQのデータをインタフェース回路212aおよび212bのそれぞれに供給する。実施形態では、IおよびQのデータの各々は複数ビットのデータを含む。各インタフェース回路212は、それぞれのデータ入力を受信し、データをアナログベースバンド信号に変換し、アナログベースバンド信号をIC202に供給する。IC202内では、IおよびQのベースバンド信号は、バッファ222aおよび222bに供給され、バッファリングされた信号は変調器224に供給される。
【0024】
図3は、インタフェース回路312の実施形態の概略図を示している。1つのインタフェース回路312は、図2のインタフェース回路212aおよび212bの各々を実現するために使用できる。本実施形態では、インタフェース回路312は、電流ミラー314として構成されるPチャネルトランジスタのセット314a〜314nを含む。トランジスタ314a〜314nのゲートは、共に結合し、ソースも共に電源VCCに結合する。トランジスタ314aのドレインは、トランジスタ314aのゲートおよび基準電流IREFを供給する電流源316に結合する。トランジスタ314a〜314nの各々は、基準電流IREFに比例する特定の「ミラー」電流を供給するように構成される。特定のミラー経路のための比例(すなわちスケーリング(scaling))係数は、この経路のトランジスタのサイズ対トランジスタ314aのサイズの比によって決まる。例えば、トランジスタ314bがトランジスタ314aのサイズの2倍である場合、トランジスタ314bを通る電流量は基準電流IREFのほぼ2倍である。
【0025】
スイッチアレイ318は、トランジスタ314b〜314nに結合する。スイッチアレイ318も、データ入力を受信し、復号化し、トランジスタ314b〜314nからの電流をアレイの出力に選択的にかじを取るアレイ内でスイッチのセットを付勢する。データ入力は、図2に示されたIデータおよびQデータであってもよい。実施形態では、スイッチアレイ318は、インタフェース回路の出力として差動電流信号IDATAを発生する回路を含んでいる。
【0026】
IおよびQのベースバンド信号をアナログICに供給するインタフェース回路312の使用は多数の長所を提供する。これらの長所のいくつかは後述される。
【0027】
まず第一に、2組の異なる信号線(すなわち、全部で4本)だけが、IおよびQのベースバンド信号に対する差動電流信号を供給するために必要とされる。それに反して、8本のディジタルデータ線および2本のクロック線が1つの従来の設計によって必要とされる。より少数の信号線はICとインタフェースするために必要である装置ピン数を減少させる。
【0028】
第二に、差動電流信号IDATAは、通常、低インピーダンスおよび制限された(すなわち減少された)信号振動を有する。これに反して、前述された従来の設計のディジタル信号は、大きな信号振動および鋭い遷移エッジを有する。したがって、差動電流信号はディジタル信号よりも非常に小さい雑音を発生する。
【0029】
第三に、差動電流信号は、送元ICおよび宛先ICの回路複雑さを減少できる。改良された性能(例えば、広帯域幅、直線性等)に関して、多数の高速アナログ回路は差動電流信号で作動するように設計される。(すなわち、電圧信号あるいはディジタル信号とは対照的に)差動電流信号をアナログICに供給することによって、バッファリングおよび電圧/電流変換回路は、アナログIC内で必要とされなくてもよいので、その設計を簡略化する。
【0030】
IS‐95‐A仕様に従うCDMAシステムに関して、IおよびQのデータは1.2288Mbpsのビット伝送速度を有する。実施形態では、IおよびQのデータは、(例えば、ディジタルプロセッサ内で)過サンプリングされ、フィルタリングされ、フィルタリングされたIおよびQのデータをそれぞれ供給する。サンプリングされたデータからのアナログ信号の発生はサンプル速度で画像を発生することは公知である。IおよびQのデータを(例えば、16倍だけ)過サンプリングすることによって、画像は、過サンプリング係数(この例では16である)だけ周波数がより高く押し上げられ、画像のフィルタリングが簡略化される。過サンプリングで、画像は、後述されるように簡単なRCネットワークでフィルタリングできる。
【0031】
多数の集積回路に関して、製造工程の変化は、正確な部品値(例えば、正確な抵抗器値およびキャパシタ値)を生み出すことを困難にする。しかしながら、全ICは概して同じ処理状態を受けるので、部品一致は、概して全く申し分ない。しかしながら、部品一致は、目標値の±30%内に対して精確である値を有する抵抗器を製造するのに挑んでもよいが、しばしば2つの抵抗器を2、3%内に一致させることは可能である。
【0032】
製造工程変化の場合さえ、アナログIC内の回路が仕様を実行するのに必要である。IC毎に一貫した性能を与えるために、この回路は、ICで正確に発生され得る基準信号(または基準値)とともに作動するように設計できる。電子回路に関して、バンドギャップ基準回路は、(比較的)正確な基準電圧(工程変化に関してさえ)を供給するように設計できる。さらに、バンドギャップ基準電圧は、一般的には、時間、電源および温度変化に対して安定である。バンドギャップ基準電圧は、IC内のいろいろの回路によって使用される他の基準電圧および電流を発生するために使用できる。
【0033】
図4は、IおよびQのベースバンド信号に対するディジタルIC400とアナログIC402との間のインタフェースの他の実施形態のブロック図を示している。図4に示されるように、IC400内のディジタルプロセッサ410は、IおよびQのデータをインタフェース回路412aおよび412bにそれぞれ供給する。各インタフェース回路412は、IC402内の基準回路422からそれぞれのデータ入力および基準信号を受信し、データをアナログ信号(すなわち、部分的には、基準信号REFを使用して)に変換し、アナログ信号をIC402内のバッファ・変調器424に供給する。関連する信号の複製あるいは関連する信号、基準信号REFも、破線によって示されるように基準回路422からバッファ・変調器424に供給されてもよい。
【0034】
基準信号REFは、通常基準電圧(例えば、バンドギャップ(bandgap)基準電圧)あるいは基準電流であってもよい。インタフェース回路および変調器を共通基準信号に基づいて作動させることによって、これらの回路は、前述のようにそのそれぞれのICの処理変化にわたって互いに追跡するように設計できる。
【0035】
図5は、図4に示されたインタフェースおよび回路の特定の実施形態の概略図を示している。図5に示されるように、ディジタルIC500は、アナログIC502内の基準回路522および変調器524に結合するインタフェース回路522に結合するインタフェース回路512を含んでいる。基準回路522、インタフェース回路512、および変調器524は、図4の基準回路422、インタフェース回路412、変調器424のそれぞれに応答する。
【0036】
実施形態では、基準回路522は、電流ミラー534に結合される電流源532を含む。実施形態では、電流源532は、抵抗器の両端間にバンドギャップ基準電圧を供給することによって発生される基準電流I REFを供給する。抵抗器は、IC502に製造された外部(すなわち、個別)抵抗器あるいは内部抵抗器であってもよく、この選択は、後述されるように所望の回路特性および機能性によって決まる。基準電流I REFは、電流ミラー534の基準経路(すなわち、Nチャネルトランジスタ534aを介して)に供給される。ミラー経路を通る電流(すなわち、Nチャネルトランジスタ534bを介して)は、IC500に供給される基準電流IREFを含む。通常、IREFは、I REFに比例し、比例係数は、トランジスタ534bのサイズ対トランジスタ534aのサイズの比によって決定される。
【0037】
IC500内で、基準電流IREFはインタフェース回路512に供給される。実施形態では、インタフェース回路512は、スイッチ544に結合される電流ミラー542を含む。特に、基準電流IREFは、電流ミラー542の基準経路(すなわち、Pチャネルトランジスタ542aを介して)に供給される。トランジスタ542a〜542nのゲート‐ソース電圧はほぼ等しいので、各ミラー経路を(すなわち、トランジスタ542b〜542nを介して)通る電流は、基準経路を(すなわち、トランジスタ542aを介して)通る電流IREFに関連している。比例係数は、特定のミラー経路のトランジスタのサイズ対トランジスタ542aのサイズの比によって決定される。トランジスタ542b〜542nは、各ミラー経路を通るほぼ等しい電流(例えば、1、1、1、など)を供給するような寸法にでき、指数関数的に電流(例えば、1、2、4、など)、あるいは他のセットの電流値を増加させる。
【0038】
スイッチアレイ544は、トランジスタ542b〜542nに結合し、データ入力も受信する。スイッチアレイ544は、データ入力を復号化し、復号化されたデータに基づいて、ミラー経路からの電流をスイッチアレイの出力に選択的にかじを取る。スイッチアレイ544からの電流信号IDATAは、IC502に供給される。図5に示されたような実施形態では、電流出力は、改良されたノイズ不感性(immunity)のための差動電流信号として供給される。
【0039】
インタフェース回路512は、ディジタル/アナログ変換器(DAC)と同様に実行する。したがって、インタフェース回路512からの再構成出力は、n・fSの画像を含み、ここで、fSはサンプル周波数(すなわち、データ入力の速度)およびn=1,2,3,....である。インタフェース回路512は、(例えば、2倍、4倍、8倍、16倍、あるいは他の過サンプリング比だけ)過サンプリングでき、再構成信号の画像をフィルタリングを容易にするためにより高い周波数まで押し上げる。
【0040】
図5に示されるように、電流信号IDATAは、RCネットワークによってフィルタリングされ、ディジタル/アナログ変換器からの出力に通常関連した望ましくない雑音および画像を取り除く。特に、キャパシタ552は、抵抗器554aおよび554bの一方の端部にさらに結合する差動電流信号IDATA間に結合される。キャパシタ552および抵抗器554は、IC(すなわち、IC500あるいは502、あるいは両方)内に実装された外部(すなわち、個別)構成要素あるいは内部構成要素であってもよい。実施形態では、キャパシタ552は、(すなわち、IC内に実際に実現でき得る値よりも大きい値を有する)外部構成要素であり、抵抗器554はIC502内に実装された内部構成要素である。
【0041】
抵抗器554aおよび554bの他方の端部は、変調器524の電流源558aおよび558bのそれぞれに結合する。実施形態では、各電流源558は、後述されるように基準電流I REFに関連したバイアス電流IBを供給する。変調器524は、一対の差動増幅器をさらに含んでいる。第1の差動増幅器は、共におよび電流源558aに結合されたそのエミッタを有するトランジスタ562aおよび562bを含む。第2の差動増幅器は、共におよび電流源558bに結合されたそのエミッタを有するトランジスタ562cおよび562dを含む。トランジスタ562aおよび562dのベースは、共に結合し、正のキャリア信号VLO+を受信し、トランジスタ562bおよび562cのベースは、共に結合し、負のキャリア信号VLO−を受信する。トランジスタ562aおよび562cは、共に結合し、電源電圧VCCにさらに結合する抵抗器564aに結合する。トランジスタ562bおよび562dは、共に結合し、電源電圧VCCにも結合する抵抗器546bに結合する。抵抗器564aおよび564bの差動電圧は、変調器524から出力電圧信号VOUTを形成する。
【0042】
実施形態では、基準電流I REFは、バンドギャップ基準回路(図5に示されていない)からのバンドギャップ基準電圧によって決まる。実施形態では、バンドギャップ電圧基準は、外部抵抗器(すなわち、IC502の外側の個別抵抗器)の両端間に備えられ、下記のように示すことができる基準電流I REFを発生する。
I REF=VREF/RREF 式(1)
ここで、VREFはバンドギャップ基準電圧であり、およびRREFは外部基準抵抗器の値である。1.0(あるいは0.1)パーセント許容範囲を有する個別抵抗器は容易に使用可能であるので、外部抵抗器の使用は、正確な基準電流I REFの発生を可能にする。基準電流IREFは、電流ミラー534の特定の設計によって決定されるように基準電流I REFに比例し、下記のように示すことができる。
IREF =α1<I REF=α1<VREF/RREF 式(2)
ここで、α1は電流ミラー534に関連したスケーリング係数である。
【0043】
インタフェース回路512は、基準電流IREFのスケールバージョンである微分電流信号IDATAを発生する。スケーリング係数は、電流ミラー542のデータ入力および特定の設計によって決定される(すなわち、トふランジスタ542a〜542nのサイズ)。特に、トランジスタ542b〜542nの各々のサイズ対トランジスタ542aのサイズの比は各電流経路に対してスイッチされる電流量を決定する。データ入力は、スイッチアレイ544内のスイッチの中のどれが起動されるか決定し、したがってスイッチアレイ出力に向けられる電流経路を決定する。電流信号IDATAは理論的には下記のように示すことができる。
【数1】
【0044】
ここで、x[n]はデータ入力の値であり、h(t)はDACのO次保持応答であり、Nはデータ入力のためのビット数であり、α2は、電流ミラー542と関連したスケーリング係数であり、
K=α1α2/2N<VREF/RREF 、及び 式(4)
【数2】
【0045】
8ビットデータ入力に対して、x[n]は0から255までの範囲に及び、2Nは256に等しい。
【0046】
変調器524は、電流信号IDATA、キャリア信号VLO、負荷抵抗器RL、変調器利得あるいは変換率βに基づいて、電圧信号VOUTを発生する。電圧信号VOUTは、下記のように示すことができる。
【0047】
VOUT(t)=β<2RL<IDATA(t)=β<2RL<K<s(t) 式(6)
定数をひとまとることによって、式(6)は下記のように示すことができる。
VOUT(t)=A<RL<s(t) 式(7)
電圧信号VOUTは、RL対RREFの比、データ入力x[n]、バンドギャップ電圧基準VREF、及び種々の係数を考慮するスケーリング係数Aの関数であることが式(7)から示すことができる。スケーリング係数Aは、電流ミラー534および542のそれぞれと関連するスケーリング係数α1およびα2を含んでいる。これらのスケーリング係数は、高品質回路のレイアウト技術を遂行することによって(一般的には2、3%以内に)一致させることができるトランジスタのサイズの比に基づいているために、正確に設定できる。一般的には、バンドギャップ基準電圧VREFおよび外部基準抵抗器RREFも正確に設定できる。
【0048】
上述されるように、内部抵抗器RLの値は、一般的には高精度で設定できないで、工程変化によりIC毎に30%以上だけ変えることができる。したがって、電圧信号VOUTはIC毎に広く変えることができる。しかしながら、電圧信号VOUTは、一般的には後の回路による使用のために電流信号IOUTに変換され、V‐I変換は、他の内部抵抗器R1の両端間に電圧VOUTを供給することによって行われる。電流信号IOUTは下記のように示すことができる。
IOUT(t)=VOUT(t)/R1=A<RL/R1<s(t) 式(8)
式(8)から、電流信号IOUTが、一般的には高品質回路レイアウトガイドラインに従うことによって1%以内の精度に設定できる内部抵抗器RL対R1の比の関数であることを示すことができることに注目することができる。
【0049】
電圧信号VOUTが、直接に(すなわち、V/I変換なしで)使用される実装のために、工程変化にわたる正確なVOUTは内部基準抵抗器RREFを使用することによって発生できる。式(7)を参照すると、電圧信号VOUTは、両方の抵抗器が同じICで内部に実現されるならば、2、3%以内に正確に設定できる抵抗器RL対RREFの比で決まる。
【0050】
したがって、回路の所望の特性によって決まる基準抵抗器RREFは、内部あってもよいし外部であってもよい。電圧信号VOUTあるいは電流信号IOUTは、正確に設定でき、処理変化にあまり問題にならない係数によって多くは決まるように設計できる。工程変化にわたって正確である電圧信号VOUTを発生するために、外部基準抵抗器が使用され、処理変化にわたって正確である電流信号IOUTを発生するために、内部基準抵抗器が使用される。
【0051】
図5の変調器524の特定の実施形態では、電流源558aは、(トランジスタ562aおよび562bで構成されている)差動ミキサのための電流「シンク(sink)」および電流信号IDATA+を抵抗器554aを介して供給する。前述のように、電流信号IDATAは基準電流IREFに関連している。電流信号IDATAが、基準電流IREFの増加のために増加する場合、差動ミキサを通る電流量は、バイアス電流IBが固定されるならば、相応して減少し、正のIDATA振幅を遮断するミキサに生じる。差動ミキサの性能(例えば、バンド幅、直線性等)は、より小さいバイアス電流により減少させることができる。
【0052】
実施形態では、基準電流IREFの変化による性能低下を減らすために、バイアス電流IBは、基準電流IREF(例えば、IB≒2IREF、あるいはいくつかの他の値)に比例するように設計される。これは電流ミラーの使用によって行うことができ、基準電流IREFは、電流ミラーの基準経路に供給され、バイアス電流IBはミラー経路から供給される。
【0053】
図5に示された特定の実施形態は多数の長所を提供する。まず第一に、5本の信号線だけがIおよびQのベースバンド信号に対するインタフェースを提供するために必要とされる(すなわち、IおよびQの信号に対して4本および基準信号に対して1本)。したがって、10本の信号線を使用する従来の設計に対するよりもより少数の装置ピンが、ICにインタフェースするために必要である。より少ない装置ピンによりより小さいパッケージが生じるので、サイズを減少させる。第二に、差動電流信号IDATAは、インタフェースで信号振動の減少を生じる低インピーダンスを駆動するので、この信号によって発生されるより少ない雑音を生じる。低インピーダンスはまた、インタフェースを減少させる。第三に、差動電流信号は、ディジタルICおよびアナログICの回路複雑さを減少できる。図5に示されるように、インタフェース回路512(本来)、信号変換なしでアナログICに直接供給できる電流信号を発生する。変調器524は、差動電流信号を受信し、直接に差動電流信号で作動できる。したがって、I/V変換回路およびV/I変換回路は、電流インタフェースを与えることによって回避される。第四に、ディジタルICとアナログICとの間の基準信号IREFの共有は2つのIC間のトラッキング(tracking)を可能にする。図5に示されるように、インタフェース回路512からの電流信号IDATAは基準電流IREFによって決まる。バイアス電流IBは、前述されるように、基準電流IREFを追跡するようにも設計できるので、変調器がインタフェース回路を追跡(track)できる。このインタフェースによっても、電流は、IDATAが(NMOS)電流源から発生される場合、DACとミキサとの間で共有できる。
【0054】
図5に示された特定の実施形態に対していろいろな修正を行うことができる。例えば、基準回路522は、ディジタルIC500に実現できる。その場合、基準信号IREFは、IC500からIC502に供給できる。これは実行でき、いくつかの用途に対して有利であるかもしれないが、ディジタルICの大量のスイッチング雑音のために、ディジタルICの基準回路の実装は一般的にはより大きな挑戦である。
【0055】
基準回路522は、プログラマブル基準回路としても設計できる。例えば、電流源532は、制御入力の値によって決まる異なる基準電流を供給するDACを含んでもよい。プログラマブル基準源の使用は、例えば、回路特性の調整(例えば、工程変化の主な原因になる出力信号レベル)を可能にするかあるいは入力信号レベルを変え、可変利得を生じるために特に有利である。
【0056】
本発明は、ディジタルICからアナログICへのIおよびQのベースバンド信号のインタフェースに対して説明されている。本発明は、図1に示されたバイアス制御信号および利得制御信号のような制御信号ためにも使用できる。送信信号経路の回路要素のバイアス電流および利得は、一般的にはとにかく、段階的に増加しながら制御される。例えば、IS‐95‐A規格は、0.5dBの増加の送信機出力電力レベルの調整を必要とする。多レベル制御信号は、一般的には、必要に応じてIS‐95‐A仕様によって0.5dBの増加の利得調整を行うために使用される。
【0057】
ベースバンド信号のように、多レベル制御信号は、複数のディジタル信号線を使用することによって供給できる。しかしながら、多数の必要な装置ピン、大量の発生雑音、および他の理由のために、これは一般に望ましくない。アナログ制御信号はあまり雑音を発生しなくて、より少ない装置ピンを使用する多数の制御レベルを供給できる。
【0058】
利得要素(例えば、VGA)の利得は、利得要素の設計、能動回路の部品値、特性およびその他のようないろいろの要因によって決まる。これらの要因の多数は、ICを製造するために使用される工程によって決まり、工程変化によって、一般的には、部品値は大幅に異なる。例えば、抵抗器値は、IC毎に30%以上だけ変えることができる。同様に、トランジスタのβは、IC毎に2倍だけ変えることができる。制御回路と制御される要素との間にトラッキングのレベルを供給するために、基準信号は、回路によって供給および共有できる。
【0059】
図6は、本発明により制御信号を発生するために使用される回路の実施形態のブロック図を示している。制御回路は、IC600に実装され、制御される回路要素はIC602に実装される。IC602は、基準信号REFを発生する基準回路622を含む。基準信号は、例えば、バンドギャップ電圧に基づいたバンドギャップ電圧基準あるいは基準電流であってもよい。基準信号REFは、IC602からIC600に供給される。
【0060】
IC600内では、基準信号REFは、バッファ612によってバッファリングされ、制御回路614に供給される。制御回路614は、制御入力を受信し、バッファリングされた基準信号および制御入力に基づいて制御信号を発生する。実施形態では、制御信号は、電流信号ICONTROLである。制御信号は、IC600からIC602に供給される。
【0061】
IC602内では、制御信号は、バッファ624によってバッファリングされ、回路要素626に供給される。バッファ624は、必要ならば、電流信号を抵抗器を通過させることによって受信電流信号から制御電圧を発生する。この抵抗器は、IC602に製造された外部抵抗器あるいは内部抵抗器であってもよい。
【0062】
特定の実施形態では、基準回路622は、バンドギャップ基準電圧および抵抗器に基づいて基準電流IREFを発生する。したがって、インタフェース回路614は、基準電流のスケールバージョンである制御信号ICONTROLを発生する。このスケーリングは、部分的には制御入力によって決定される。制御電流信号は下記のように示すことができる。
ICONTROL=K<IREF<y[n] 式(9)
ここで、y[n]は制御入力であり、Kは、基準回路および制御回路のためのスケーリング係数を考慮する全スケーリング係数(例えば、基準回路および制御回路内の電流ミラー)。制御電流信号は、バッファ624によってバッファリングされ、バッファリングされた信号は回路要素626に供給される。回路要素626は、例えば、VGA、ミキサ、PAドライバ、他の回路要素であってもよい。
【0063】
図6は、IC間の制御信号のインタフェースのための特定の実施形態を示している。本発明は、セルラ電話送信機および受信機、および他の回路のための制御信号の発生に適用できる。例えば、アナログ制御信号は、例えば減衰器、ミキサ、電力増幅器、位相ロックループの発振器、可調整フィルタ、および他の回路を制御するために本発明により発生できる。制御される回路が第1の特性セットを有する第1の集積回路に製造され、制御回路が第1の集積回路の特性に対して別々に変えることができる第2の特性セットを有する第2の集積回路に製造される場合、本発明は、特に有利である。
【0064】
本発明のいくつかの実施形態は、BJTおよびMOSFETを使用して実装された回路に関して説明されている。本発明は、FET、MESFET、HBT、P‐HEMT、および他のものを含む他の回路でも実装できる。さらに、P‐MOSおよびN‐MOSは本発明を実施するために使用できる。ここで使用されているように、「トランジスタ」は、一般的にはいかなる能動回路も示し、BJTあるいはMOSFETに限定されない。
【0065】
好ましい実施形態の前述の説明は、当業者は本発明を製造あるいは使用できるように提供される。これらの実施形態のいろいろな変形は、容易に当業者に明らかであり、ここで定義された一般的な原則は、本発明の機能を使用しないで他の実施形態に適用されてもよい。したがって、本発明は、ここで示される実施形態に限定されることを意図するものではなく、ここで開示された原則および新規の機能に一貫した最も幅広い範囲に一致すべきである。
出願時の請求項の記載に対応した記載を付記として下記に表記する。
[付記1]下記を具備する、第1の集積回路と第2の集積回路との間にインタフェース信号を発生する回路、
基準信号を供給するように構成された基準回路と、
前記第1の集積回路に実装され、かつ前記基準回路に作動するように結合されるインタフェース回路、該インタフェース回路は前記基準信号およびデータ入力を受信し、かつそれに応じて前記インタフェース信号を発生するように構成されている、
前記第2の集積回路に実装され、かつ前記基準回路に作動するように結合される回路要素、該回路要素は前記インタフェース信号を受信し、かつ応答中出力信号を供給するように構成されている。
[付記2]前記基準回路が前記第2の集積回路に実装される付記1の回路。
[付記3]前記インタフェース信号が差動電流信号である付記1の回路。
[付記4]さらに、差動電流信号間に結合された少なくとも1つのキャパシタを含む付記3の回路。
[付記5]前記インタフェース信号が、直交送信機のアナログ同相(I)あるいは直交(Q)ベースバンド信号を示している付記1の回路。
[付記6]前記基準信号はバンドギャップ電圧に関連した電圧である付記1の回路。
[付記7]前記基準信号は基準電圧および抵抗器から発生される電流である付記1の回路。
[付記8]前記出力信号は電圧信号であり、かつ前記抵抗器は前記第1および第2の集積回路の外側にある付記7の回路。
[付記9]出力信号は電流信号であり、かつ前記抵抗器は前記第2の集積回路に実装されている付記7の回路。
[付記10]前記インタフェース回路は、前記基準信号を受信し、かつ2つあるいはそれ以上のミラー経路を備えるように構成された電流ミラーと、前記電流ミラーに結合されているスイッチアレイとを含み、前記スイッチングアレイは、前記データ入力を受信および復号化し、選択されたミラー経路のセットからの電流を前記スイッチアレイの出力に向ける付記7の回路。
[付記11]前記データ入力は少なくとも4ビットの分解能を含む付記1の回路。
[付記12]前記データ入力は少なくとも8ビットの分解能を含む付記11の回路。
[付記13]前記インタフェース回路は、2つあるいはそれ以上の過サンプリング比だけ過サンプリングされる付記1の回路。
[付記14]前記過サンプリング比が16あるいはそれ以上である付記13の回路。
[付記15]前記回路要素が可変利得増幅器(VGA)である付記1の回路。
[付記16]前記回路要素が変調器である付記1の回路。
[付記17]前記変調器は、インタフェース信号に結合された一対の電流源と、一対の交差結合された差動増幅器とを含み、各差動増幅器はそれぞれの電流源に結合され、前記差動増幅器は、キャリア信号を受信し、かつ部分的には前記キャリア信号およびインタフェース信号に基づいて前記出力信号を発生するように構成されている付記16の回路。
[付記18]前記変調器の各電流源が前記基準信号に関連するバイアス電流を供給することを特徴とする付記17の回路。
[付記19]付記1の回路を具備する送信機。
[付記20]付記1の回路を具備するCDMAセルラ電話送信機。
[付記21]下記を具備する送信機の回路、第1の集積回路に実装された第1のインタフェース回路、該第1のインタフエース回路は第一のデータ入力を受信し、第1の差動電流信号を供給するように構成されている、第2の集積回路に実装され、かつ作動するように前記第1のインタフェース回路に結合される変調器、前記変調器は第1の差動電流信号およびキャリア信号を受信し、かつそれに応答して出力信号を発生するように構成される。
[付記22]さらに、下記を具備する付記21の回路、前記第1の集積回路に実装された第2のインタフェース回路、前記第2のインタフェース回路は、第2のデータ入力を受信し、かつ第2の差動電流信号を供給するように構成される、前記変調器は、さらに前記第2の差動電流信号を受信し、前記第2の差動電流信号に応答して前記出力信号を発生するように構成される。
[付記23]前記第1および第2のデータ入力が直交送信機の同相(I)および直交(Q)ベースバンド信号に対応する付記22の回路。
[付記24]さらに、前記第1および第2の差動電流信号の各々の間に結合されているキャパシタを含む付記22の回路。
[付記25]前記第1および第2のデータ入力の各々が8ビットあるいはそれ以上の分解能を有する付記22の回路。
[付記26]前記第1および第2のインタフェース回路が、前記第1および第2のデータ入力の速度に対して過サンプリング速度で作動されることを特徴とする付記22の回路。
[付記27]前記過サンプリング速度が16あるいはそれ以上である付記26の回路。
[付記28]さらに下記を具備する付記21の回路、前記第2の集積回路に実装され、かつ基準信号を供給するように構成される基準回路、前記第1のインタフェース回路は、前記基準回路に結合し、かつさらに前記基準信号を受信し、一部が前記基準信号に基づいて前記第1の差動電流信号を発生するように構成される。
[付記29]前記基準信号が基準電圧に基づいて発生される電流である付記28の回路。
[付記30]前記第1のインタフェース回路は、前記基準信号を受信し、かつ2つあるいはそれ以上のミラー経路を備えるように構成された電流ミラーと、前記電流ミラーに結合されたスイッチアレイとを含み、前記スイッチングアレイは、前記第1のデータ入力を受信し、かつ復号化し、選択ミラー経路のセットからの電流をスイッチアレイの出力に向けるように構成される、付記29の回路。
[付記31]下記を具備する、第1の集積回路からのインタフェース信号を第2の集積回路に供給する方法、基準信号を発生する、前記基準信号を前記第1の集積回路に供給する、データ入力を前記第1の集積回路で受信する、該データ入力および該基準信号に一部基づいて該第1の集積回路で前記インタフェース信号を発生する、前記第1の集積回路からの前記インタフェース信号を前記第2の集積回路に供給する、前記インタフェース信号を前記第2の集積回路で受信する、第二の集積回路で回路要素からの出力信号を発生する、ここで該出力信号は該インタフェース信号あるいは抵抗比に少なくとも一部基づいている。
[付記32]前記基準信号は基準電圧から発生される電流である付記31の方法。
[付記33]前記インタフェース信号は差動電流信号である付記31の方法。
[付記34]さらに、前記インタフェース信号をフィルタリングすることを具備する付記31の方法。
[付記35]さらに、前記基準信号に関連した信号を前記回路要素に供給することを具備し、ここで前記出力信号はさらに、該基準信号に関連した信号に一部基づいて発生される、付記31の方法。
[付記36]下記を具備するセルラ電話の送信機、第1の集積回路に実装され、かつディジタル同相(I)および直交(Q)ベースバンド信号を供給するように構成されているディジタルプロセッサ、前記第1の集積回路に実装され、かつ前記ディジタルプロセッサに結合された第1および第2のインタフェース回路、各インタフェース回路はそれぞれのディジタルベースバンド信号を受信し、かつアナログベースバンド信号を供給するように構成され、各量子化アナログベースバンド信号は、少なくとも4ビットの分解能を含み、かつ差動電流信号として実現されている、第2の集積回路に実装され、かつ第1および第2のインタフェース回路に作動するように結合される変調器、前記変調器はアナログベースバンドを受信し、かつキャリア信号で変調し、変調出力信号を供給する。
[付記37]さらに、前記第2の集積回路に実装され、かつ基準信号を供給するように構成された基準回路を含み、ここで、各インタフェース回路は前記基準回路に結合し、かつさらに前記基準信号を受信するように構成され、かつ前記アナログベースバンド信号は基準信号に一部基づいてさらに発生される、付記36の送信機。
【図面の簡単な説明】
【図1】直交送信機の実施形態の簡略ブロック図を示す。
【図2】IおよびQのベースバンド信号のためのディジタルICとアナログICとの間のインタフェースの実施形態のブロック図を示す。
【図3】インタフェース回路の実施形態の概略図を示す。
【図4】IおよびQのベースバンド信号のためのディジタルICとアナログICとの間のインタフェースの他の実施形態のブロック図を示している。
【図5】図4に示されたインタフェースおよび回路の特定の実施形態の概略図を示している。
【図6】本発明による制御信号を発生するために使用される回路の実施形態のブロック図を示している。
【符号の説明】
112…利得制御信号、122a…ベースバンド(BB)バッファ、122b…ベースバンド(BB)バッファ、126…IF可変利得増幅器,128a…利得制御信号、128b…利得制御信号、142…IFバッファ、144…ミキサ,146…RFVGA,150…電力増幅器(PA)ドライバ,312…インタフェース回路、400…ディジタルIC、402…アナログIC、512…インタフェース回路、522…基準回路、524…変調器、600…IC、602…IC。
Claims (86)
- 下記を具備する、第1の集積回路と第2の集積回路との間にインタフェース信号を発生する回路、
基準信号を供給するように構成された基準回路、
前記第1の集積回路に実装され、かつ前記基準回路に結合されるインタフェース回路、該インタフェース回路は前記基準信号およびデータ入力を受信し、かつそれに応じて前記インタフェース信号を発生するように構成されている、
前記第2の集積回路に実装され、かつ前記基準回路に結合される回路要素、該回路要素は前記インタフェース信号を受信し、かつ前記インタフェース信号に応答して出力信号を供給するように構成されている、
ここにおいて、前記第1の集積回路はディジタル集積回路であり、前記第2の集積回路はアナログ集積回路である、
ここで、前記インタフェース信号は差動電流信号である。 - 前記基準回路が前記第2の集積回路に実装される請求項1の回路。
- さらに、差動電流信号間に結合された少なくとも1つのキャパシタを含む請求項1の回路。
- 前記インタフェース信号が、直交送信機のアナログ同相(I)あるいは直交(Q)ベースバンド信号を示している請求項1の回路。
- 前記基準信号はバンドギャップ電圧に関連した電圧である請求項1の回路。
- 前記基準信号は基準電圧および抵抗器から発生される電流である請求項1の回路。
- 前記出力信号は電圧信号であり、かつ前記抵抗器は前記第1および第2の集積回路の外側にある請求項6の回路。
- 出力信号は電流信号であり、かつ前記抵抗器は前記第2の集積回路に実装されている請求項6の回路。
- 前記インタフェース回路は、
前記基準信号を受信し、かつ2つあるいはそれ以上のミラー経路を備えるように構成された電流ミラーと、
前記電流ミラーに結合されているスイッチアレイとを含み、
前記スイッチングアレイは、前記データ入力を受信および復号化し、選択されたミラー経路のセットからの電流を前記スイッチアレイの出力に向ける請求項7の回路。 - 前記データ入力は少なくとも4ビットの分解能を備えた請求項1の回路。
- 前記データ入力は少なくとも8ビットの分解能を備えた請求項10の回路。
- 前記インタフェース回路は、2つあるいはそれ以上の過サンプリング比だけ過サンプリングされる請求項1の回路。
- 前記過サンプリング比が16あるいはそれ以上である請求項12の回路。
- 前記回路要素が可変利得増幅器(VGA)である請求項1の回路。
- 前記回路要素が変調器である請求項1の回路。
- 前記変調器は、インタフェース信号に結合された一対の電流源と、一対の交差結合された差動増幅器とを含み、
各差動増幅器はそれぞれの電流源に結合され、前記差動増幅器は、キャリア信号を受信し、かつ部分的には前記キャリア信号およびインタフェース信号に基づいて前記出力信号を発生するように構成されている請求項15の回路。 - 前記変調器の各電流源が前記基準信号に関連するバイアス電流を供給することを特徴とする請求項16の回路。
- 請求項1の回路を具備する送信機。
- 請求項1の回路を具備するCDMAセルラ電話送信機。
- 下記を具備する送信機の回路、
第1の集積回路に実装された第1のインタフェース回路、該第1のインタフエース回路は第1のデータ入力を受信し、第1の差動電流信号を供給するように構成されている、
第2の集積回路に実装され、かつ前記第1のインタフェース回路に結合される変調器、前記変調器は第1の差動電流信号およびキャリア信号を受信し、かつそれに応答して出力信号を発生するように構成される、
ここにおいて、前記第1の集積回路はディジタル集積回路であり、前記第2の集積回路はアナログ集積回路である。 - さらに、下記を具備する請求項20の回路、
前記第1の集積回路に実装された第2のインタフェース回路、前記第2のインタフェース回路は、第2のデータ入力を受信し、かつ第2の差動電流信号を供給するように構成される、
前記変調器は、さらに前記第2の差動電流信号を受信し、前記第2の差動電流信号に応答して前記出力信号を発生するように構成される。 - 前記第1および第2のデータ入力が直交送信機の同相(I)および直交(Q)ベースバンド信号に対応する請求項21の回路。
- さらに、前記第1および第2の差動電流信号の各々の間に結合されているキャパシタを含む請求項21の回路。
- 前記第1および第2のデータ入力の各々が8ビットあるいはそれ以上の分解能を有する請求項21の回路。
- 前記第1および第2のインタフェース回路が、前記第1および第2のデータ入力の速度に対して過サンプリング速度で作動されることを特徴とする請求項21の回路。
- 前記過サンプリング速度が16あるいはそれ以上である請求項25の回路。
- さらに下記を具備する請求項20の回路、
前記第2の集積回路に実装され、かつ基準信号を供給するように構成される基準回路、
前記第1のインタフェース回路は、前記基準回路に結合し、かつさらに前記基準信号を受信し、一部が前記基準信号に基づいて前記第1の差動電流信号を発生するように構成される。 - 前記基準信号が基準電圧に基づいて発生される電流である請求項27の回路。
- 前記第1のインタフェース回路は、
前記基準信号を受信し、かつ2つあるいはそれ以上のミラー経路を備えるように構成された電流ミラーと、前記電流ミラーに結合されたスイッチアレイとを含み、
前記スイッチングアレイは、前記第1のデータ入力を受信し、かつ復号化し、
選択ミラー経路のセットからの電流をスイッチアレイの出力に向けるように構成される、請求項28の回路。 - 下記を具備する、第1の集積回路からのインタフェース信号を第2の集積回路に供給する方法、
基準信号を発生する、
前記基準信号を前記第1の集積回路に供給する、
データ入力を前記第1の集積回路で受信する、
該データ入力および該基準信号に一部基づいて該第1の集積回路で前記インタフェース信号を発生する、
前記第1の集積回路からの前記インタフェース信号を前記第2の集積回路に供給する、
前記インタフェース信号を前記第2の集積回路で受信する、
第2の集積回路で回路要素からの出力信号を発生する、ここで該出力信号は該インタフェース信号あるいは抵抗比に少なくとも一部基づいている、
ここにおいて、前記第1の集積回路はディジタル集積回路であり、前記第2の集積回路はアナログ集積回路である。 - 前記基準信号は基準電圧から発生される電流である請求項30の方法。
- 前記インタフェース信号は差動電流信号である請求項30の方法。
- さらに、前記インタフェース信号をフィルタリングすることを具備する請求項30の方法。
- さらに、前記基準信号に関連した信号を前記回路要素に供給することを具備し、ここで前記出力信号はさらに、該基準信号に関連した信号に一部基づいて発生される、請求項30の方法。
- 下記を具備するセルラ電話の送信機、
第1の集積回路に実装され、かつディジタル同相(I)および直交(Q)ベースバンド信号を供給するように構成されているディジタルプロセッサ、
前記第1の集積回路に実装され、かつ前記ディジタルプロセッサに結合された第1および第2のインタフェース回路、各インタフェース回路はそれぞれのディジタルベースバンド信号を受信し、かつアナログベースバンド信号を供給するように構成され、各量子化アナログベースバンド信号は、少なくとも4ビットの分解能を含み、かつ差動電流信号として実現されている、
第2の集積回路に実装され、かつ第1および第2のインタフェース回路に結合される変調器、前記変調器はアナログベースバンドを受信し、かつキャリア信号で変調し、変調出力信号を供給する。 - さらに、前記第2の集積回路に実装され、かつ基準信号を供給するように構成された基準回路を含み、
ここで、各インタフェース回路は前記基準回路に結合し、かつさらに前記基準信号を受信するように構成され、かつ前記アナログベースバンド信号は基準信号に一部基づいてさらに発生される、請求項35の送信機。 - 第1の集積回路(IC)上に形成され、基準信号とディジタルデータ入力とに応じて差動電流信号を発生させるインターフェース回路と、
第2の集積回路(IC)上に形成され、差動電流信号に基づいて出力信号を発生させる回路要素とを具備し、
ここにおいて、前記第1の集積回路(IC)はディジタル集積回路であり、前記第2の集積回路(IC)はアナログ集積回路である、装置。 - 該装置は送信機である請求項37の装置。
- 該装置はCDMA電話機である請求項37の装置。
- 基準信号は第2のIC上の基準回路により発生する請求項37、38、または39の装置。
- 基準信号を発生させる基準回路を更に具備する請求項37、38、または39の装置。
- 差動電流信号間に結合された少なくとも1つのキャパシタを更に具備する請求項37、38、または39の装置。
- ディジタルデータ入力はアナログ同相(I)あるいは直交(Q)ベースバンド信号の少なくともどちらかである請求項37、38、または39の装置。
- 送信機は直交送信機である請求項38の装置。
- 基準信号は電圧基準信号である請求項37、38、または39の装置。
- 電圧基準信号はバンドギャップ基準電圧に基づいて発生する請求項45の装置。
- 基準信号は基準電圧及びレジスタから発生される電流である請求項37、38、または39の装置。
- 出力信号は電圧信号であり、レジスタは第1及び第2のICの外部にある請求項47の装置。
- 出力信号は電流信号であり、レジスタは第2のIC上に実装されている請求項47の装置。
- インターフェース回路には、基準信号を用いて少なくとも2つのミラー経路を発生させる電流ミラーと、ディジタルデータ入力をデコーディングし、前記ミラー経路のうち選択されたミラー経路からの電流を向けて差動電流信号を発生させるスイッチアレイとが含まれる請求項37、38、または39の装置。
- ディジタルデータ入力は少なくとも4ビットディジタルデータ入力である請求項37、38、または39の装置。
- ディジタルデータ入力は過サンプリングされたディジタルデータ信号である請求項37、38、または39の装置。
- 回路要素は可変利得増幅器(VGA)、ミキサ、及び電力増幅器(PA)ドライバのいずれであってもよい請求項37、38、または39の装置。
- 回路要素は変調器である請求項37、38、または39の装置。
- 変調器には、差動電流信号に結合された一対の電流源と一対の交差結合された差動増幅器とが含まれ、各差動増幅器はそれぞれの電流源に結合され、差動増幅器はキャリア信号を受信し、キャリア信号と差動電流信号とに部分的に基づいて出力信号を発生させるよう作動する請求項54の装置。
- 変調器内の各電流源は基準信号に関連したバイアス電流を供給する請求項55の装置。
- 変調器は直接アップ変換を実行する請求項54の装置。
- 基準信号とディジタルデータ入力に応じて差動電流信号を発生させ、差動電流信号間で外部容量性フィルタリングするよう第1の集積回路に実装されたインターフェース回路と、
差動電流信号に基づいて出力信号を発生させる、第2の集積回路に実装された回路要素とを具備し、
ここにおいて、前記第1の集積回路はディジタル集積回路であり、前記第2の集積回路はアナログ集積回路である、装置。 - 該装置は送信機である請求項58の装置。
- 該装置はCDMA電話機である請求項58の装置。
- ディジタルデータ入力はアナログアナログ同相(I)あるいは直交(Q)ベースバンド信号の少なくともどちらかである請求項58、59、または60の装置。
- 送信機は直交送信機である請求項59の装置。
- インターフェース回路には、基準信号を用いて少なくとも2つのミラー経路を発生させる電流ミラーと、ディジタルデータ入力をデコーディングし、選択されたミラー経路から電流を導いて差動電流信号を発生させるスイッチアレイとが含まれる請求項58、50、または60の装置。
- 回路要素は可変利得増幅器(VGA)、ミキサ、及び電力増幅器(PA)ドライバのいずれであってもよい請求項58、59、または60の装置。
- 回路要素は変調器である請求項58、59、または60の装置。
- 変調器には、差動電流信号に結合された一対の電流源と一対の交差結合された差動増幅器とが含まれ、各差動増幅器はそれぞれの電流源に結合され、差動増幅器はキャリア信号を受信し、キャリア信号と差動電流信号とに部分的に基づいて出力信号を発生させるよう作動する請求項65の装置。
- 変調器内の各電流源は基準信号に関連したバイアス電流を供給する請求項66の装置。
- 変調器は直接アップ変換を実行する請求項66の装置。
- 基準信号及びディジタルデータ入力の関数として外部で発生した入力差動電流信号に応じて、通信装置の送信信号パス内で用いられるよう実装されたアナログ集積回路(IC)において、
該アナログICは、
基準信号を発生させる基準回路と、
差動電流信号に基づいて出力信号を発生させる回路要素とを具備する。 - 基準信号は電圧基準信号である請求項69のアナログ集積回路。
- 電圧基準信号はバンドギャップ基準電圧に基づいて発生する請求項70のアナログ集積回路。
- 基準信号は基準電圧及びレジスタから発生した電流である請求項69のアナログ集積回路。
- 出力信号は電圧信号でありレジスタはアナログ集積回路の外部にある請求項72のアナログ集積回路。
- 出力信号は電流信号であり、レジスタはアナログ集積回路上に実装される請求項72のアナログ集積回路。
- 回路要素は可変利得増幅器(VGA)、ミキサ、及び電力増幅器(PA)ドライバのいずれであってもよい請求項69のアナログ集積回路。
- 回路要素は変調器である請求項69のアナログ集積回路。
- 変調器には、差動電流信号に結合された一対の電流源と一対の交差結合された差動増幅器とが含まれ、各差動増幅器はそれぞれの電流源に結合され、差動増幅器はキャリア信号を受信し、キャリア信号と差動電流信号とに部分的に基づいて出力信号を発生させるよう作動する請求項76のアナログ集積回路。
- 変調器内の各電流源は基準信号に関連したバイアス電流を供給する請求項77の装置。
- 変調器は直接アップ変換を実行する請求項76の装置。
- 基準信号を発生させ、
第1の回路に基準信号を供給し、
第1の回路でディジタルデータ入力を受信し、
ディジタルデータ入力と基準信号とに部分的に基づいて第1の回路内で差動電流信号を発生させ、
第1の回路から第2の回路に差動電流信号を供給し、
第2の回路で差動電流信号を受信し、
差動電流信号に少なくとも部分的に基づく出力信号を第2の回路内で回路要素から発生させることを含み、
ここにおいて、前記第1の回路はディジタル集積回路であり、前記第2の回路はアナログ集積回路である、方法。 - 基準信号は基準電圧から発生した電流である請求項80の方法。
- 差動電流信号をフィルタリングすることを更に含む請求項80の方法。
- 基準信号に関連した信号を回路要素に供給することを更に含み、出力信号は基準信号に関連した前記信号に部分的に基づいてさらに発生する請求項80の方法。
- 第1の集積回路(IC)上に形成され、基準信号とディジタルデータ入力とに応じて差動電流信号を発生させる手段と、
第2の集積回路(IC)上に形成され、差動電流信号に基づいて出力信号を発生させる手段とを含み、
ここにおいて、前記第1の集積回路(IC)はディジタル集積回路であり、第2の集積回路(IC)はアナログ集積回路である、システム。 - 基準信号とディジタルデータ入力とに応じて差動電流信号を発生させ、差動電流信号間で外部容量性フィルタリングするよう第1の集積回路に実装された手段と、
差動電流信号に基づいて出力信号を発生させる、第2の集積回路に実装された手段とを含み、
ここにおいて、前記第1の集積回路はディジタル集積回路であり、前記第2の集積回路はアナログ集積回路である、システム。 - 基準信号及びディジタルデータ入力の関数として外部で発生した入力差動電流信号に応じて、通信装置の送信信号パス内で用いられるよう実装されたアナログ集積回路(IC)において、
該アナログICは、
基準信号を発生させる手段と、
差動信号に基づいて出力信号を発生させる手段とを含む。
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