JP5011982B2 - レンジフードの送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、調理時に発生する廃ガス、油煙、臭気などを、確実に屋外へ排出するレンジフードの送風装置に関するものである。
近年、レンジフード等の送風装置においては、調理の状態や設置時の配管の配管長による圧力損失や居室の状況に応じて、最適な風量で換気ができるような制御性のよい送風装置が求められており、種々のレンジフードの送風装置が開発されてきた。このレンジフードの送風装置における風量の制御は、配管時の配管長によらず同じ調理の状態で必要とする換気風量を同一とすることで、余分な風量を削減し騒音や入力を低下させたりするものである。
従来、このレンジフードの送風装置のような排気設備の風量制御には、送風装置によって発生する気流がメインに流れる風路に風速センサーや動圧センサーを配置し、風速センサーや動圧センサーからの電圧信号を風量に換算して、その時の風量に応じた制御を行っていた(例えば、特許文献1参照)。以下、その装置の動作について図15を参照しながら説明する。
図15において、101はシロッコファン、102はモータ、103はケーシング、104は送風装置、105は制御手段、106は風速センサー、107はダクトである。
つぎに、図15における動作を説明する。制御手段105によりモータ102に通電され、このモータ102の回転軸に固定されたシロッコファン101の回転動作により送風装置104が運転され、室内の空気がダクト107を通して排気される。このとき送風装置104の出口に介在する風速センサー106によってその時の風速を検知し、この風速値に応じて制御手段105によりモータ102の印加電圧を可変し、送風装置104の風量を変化させる。
また、他の方式の風量制御には、送風装置前後の各々静圧センサーからの電圧信号差より風量に換算して、その風量に応じた制御を行っていた(例えば、特許文献2参照)。以下、その装置の動作について図16を参照しながら説明する。
図16において、101はシロッコファン、102はモータ、103はケーシング、104は送風装置、105は制御手段、106aは上流側静圧センサー、106bは下流側静圧センサー、107はダクトである。
つぎに、図16における動作を説明する。制御手段105によりモータ102に通電され、このモータ102の回転軸に固定されたシロッコファン101の回転動作により送風装置104が運転され、室内の空気がダクト107を通して排気される。このとき送風装置104の出口に介在する下流側静圧センサー106bの電圧値から入口に介在する上流側静圧センサー106aの電圧値を減算し、この電圧値に応じて制御手段105によりモータ102の印加電圧を可変し、送風装置104の風量を変化させる。
特開昭63−123935号公報(図1) 実開昭57−119224号公報(図1)
このような従来のレンジフードの送風装置では、レンジフード等の送風装置における風量の制御は、風量を電圧信号として換算する風速センサーや動圧センサーや静圧センサーを送風装置によって発生する気流のメインの流れの中に配置するために、排気空気に含まれる油や埃がセンサーに付着、堆積し、センサーを正常に動作させにくく、所望の風量に制御できないという課題があった。また、ファンケース内部に付着した油等が上部から流れ、センサーに付着、堆積するという課題があった。また、フィルター等に油が付着して圧力損失が上昇した場合に風量の減少という課題があった。また、配管圧損の低いところでは過流量による騒音と入力が増大するという課題があった。また、ガス等の調理器具からの排熱や調理等の熱や室内温度によって排気空気の温度変化により同一差圧時の風量が変わるという課題があった。また、フィルター等が目詰まりして所望の風量を得られないという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、圧力検出部を気流のメインの流れの中に配置しないことで、排気空気に含まれる油や埃がセンサーに付着、堆積しなくなることができ、ファンケース内部に堆積した油等が上部から流れてセンサーに付着、堆積しなくなることができ、風量の低減を抑制し所望の風量とすることができ、無駄な入力と騒音の上昇を抑制し所望の風量とすることができ、排気空気の温度変化によって内部圧力値が変化しても風量が変わらないようにすることができ、しかも、所望の風量が得られない場合や流路抵抗が記憶された異常流路抵抗より大きい場合には異常信号を発信し、風量不足や流路抵抗が異常になったことを早期に発見することができるレンジフードの送風装置を提供することを目的としている。
本発明のレンジフードの送風装置は上記目を達成するため、主板と側板とブレートとで形成された遠心ファンとモータを搭載した送風手段と、前記モータへの入力を制御する制御手段と、内部圧力を検出する圧力検出部と、前記送風手段の運転風量を設定する設定手段と、前記遠心ファンもしくは前記モータの回転を検出する回転検出部と、前記圧力検出部で検出された内部圧力値と前記遠心ファンもしくは前記モータの回転を記憶する記憶手段を備え、吸込口と吐出口を有したレンジフードの送風装置において、前記主板の背面側でありかつ、前記遠心ファンの外径投影面よりも内側に前記圧力検出部と前記回転検出部を配し、この前記圧力検出部から検出された内部圧力値と前記回転検出部から検出された回転数値から算出した計算圧力値を比較して、前記内部圧力値が前記計算圧力値になるように前記モータへの入力を制御させ、前記主板の背面に遠心ファンの外径と同心円状のファン側円筒を有し、内面に遠心ファンの外径と同心円状かつ、ファン側円筒と直径の異なるケース側円筒を有し、このケース側円筒の内径側もしくは外径側に接触しないようにファン側円筒が回転し、前記ケース側円筒の内側に圧力検出部と回転検出部を配したことを特徴とする。
そして、本発明によれば圧力検出部を気流のメインの流れの中に配置しないことで、排気空気に含まれる油や埃がセンサーに付着、堆積し難くなるため、圧力検出部と回転検出部を正常に動作が行われ、モータへの入力を制御させて所望の風量にすることができるレンジフードの送風装置が得られる。また、ファンケース上部から流れてきた油の侵入を防ぐことができるレンジフードの送風装置が得られる。
また、温度検出手段を備え、この温度検出手段からの温度検出値によって算出手段で算出される内部圧力値を補正することを特徴とする。そして、本発明によれば排気空気の温度変化によって内部圧力値が変化しても風量が変わらないようにすることができるレンジフードの送風装置が得られる。
また、圧力検出部から検出された内部圧力値と前記回転検出部から検出された回転数値とモータへの入力から内部の流路抵抗を予測し、記憶手段にて記憶された異常流路抵抗よりも大きい場合、流路抵抗判別手段により異常信号によって異常を知らしめる異常信号手段を備えたことを特徴とする。そして、本発明によればフィルター等に油が付着して同一風量時の静圧が上昇し、所望の風量が得られない場合や流路抵抗が記憶された異常流路抵抗より大きい場合には異常信号を発信することできるレンジフードの送風装置が得られる。
本発明によれば、圧力検出部と回転検出部に、気流に含まれる油等の付着がないため、圧力検出部と回転検出部を正常に動作させることができ、内部圧力値が計算圧力値になるようにモータへの入力を制御させて所望の風量にするという効果のあるレンジフードの送風装置を提供できる。
また、圧力検出部に、ファンケース内に堆積し流れてくる油等の付着がないため、圧力検出部を正常に動作させることができるという効果のあるレンジフードの送風装置を提供できる。
また、フィルター等に油が付着して圧力損失が上昇しても、風量を低減させることなく所望の風量を維持することができるという効果のあるレンジフードの送風装置を提供できる。
また、配管圧損が低いところでも、風量が過流量とならず所望の風量に抑制するため、無駄な入力と騒音の上昇がなくなることができるという効果のあるレンジフードの送風装置を提供できる。
また、排気空気の温度変化によって内部圧力値が変化しても風量が変わらないようにすることにより、算出手段で算出される風量を補正することにより風量を補正することで、所望とする風量を維持することができるという効果のあるレンジフードの送風装置を提供できる。
また、必要以上に圧力損失が付加され所望の風量が得られない場合や流路抵抗が記憶された異常流路抵抗より大きい場合には異常信号を発信するため、所望の風量に対する風量不足やフィルター等に油が付着していることを早期に発見することができるという効果のあるレンジフードの送風装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、主板と側板とブレートとで形成された遠心ファンとモータを搭載した送風手段と、前記モータへの入力を制御する制御手段と、内部圧力を検出する圧力検出部と、前記送風手段の運転風量を設定する設定手段と、前記遠心ファンもしくは前記モータの回転を検出する回転検出部と、前記圧力検出部で検出された内部圧力値と前記遠心ファンもしくは前記モータの回転を記憶する記憶手段を備え、吸込口と吐出口を有したレンジフードの送風装置において、前記主板の背面側でありかつ、前記遠心ファンの外径投影面よりも内側に前記圧力検出部と前記回転検出部を配し、この前記圧力検出部から検出された内部圧力値と前記回転検出部から検出された回転数値から算出した計算圧力値を比較して、前記内部圧力値が前記計算圧力値になるように前記モータへの入力を制御させ、前記主板の背面に遠心ファンの外径と同心円状のファン側円筒を有し、内面に遠心ファンの外径と同心円状かつ、ファン側円筒と直径の異なるケース側円筒を有し、このケース側円筒の内径側もしくは外径側に接触しないようにファン側円筒が回転し、前記ケース側円筒の内側に圧力検出部と回転検出部を配したものであり、ファンケースの内部圧力を測定する圧力検出部と回転検出部を遠心ファンの主板の背面側、かつ遠心ファンの外径投影面よりも内側に配置することで、直接気流があたらないようにし、圧力検出部と回転検出部に、気流に含まれる油等の付着がないため、圧力検出部を正常に動作させ、内部圧力値が計算圧力値になるようにモータへの入力を制御させて所望の風量にすることができるという作用を有する。また、レンジフードの送風装置、すなわち、ファンケースの内部圧力を測定する圧力検出部を遠心ファンの主板の背面側、かつ遠心ファンの外径投影面よりも内側に配置し円筒壁を配することで、直接気流があたらないようにすることができるのとともに、ファンケース上部から流れてきた油の侵入をしないようにすることができるという作用を有する。
本発明の請求項記載の発明は、温度検出手段を備え、この温度検出手段からの温度検出値によって算出手段で算出される内部圧力値を補正するものであり、排気空気の温度変化によって内部圧力値が変化しても風量が変わらないようにすることにより、算出手段で算出される風量を補正することにより風量を補正することで、所望とする風量を維持することができるという作用を有する。
本発明の請求項記載の発明は、圧力検出部から検出された内部圧力値と前記回転検出部から検出された回転数値とモータへの入力から内部の流路抵抗を予測し、記憶手段にて記憶された異常流路抵抗よりも大きい場合、流路抵抗判別手段により異常信号によって異常を知らしめる異常信号手段を備えたものであり、必要以上に圧力損失が付加され所望の風量が得られない場合には異常信号を発信するため、所望の風量に対する風量不足や流路抵抗が記憶された異常流路抵抗より大きいことを早期に発見することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図1〜図14を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜3は、本発明の実施の形態1におけるレンジフードの送風装置の構成図であり、図4はモータへの入力をM1〜M5まで変化させた時の風量と静圧の関係図であり、図5はモータへの入力をM1〜M5まで変化させた時の回転数と内部圧力センサー値の関係図であり、図6は温度と内部圧力補正の近似式であり、図7はDCモータの電圧変化の構成図であり、図8はDCのモータ電圧のデューティー変化の構成図であり、図9はACモータの電圧変化の構成図であり、図10はACモータの周波数変化の構成図であり、図11はACモータの周波数の入力成分変化の構成図であり、図12はACモータのコンデンサー容量変化の構成図である。
図1に示すように、レンジフード1は、キッチン等の居室内の調理時で発生した油煙等を効率良く捕集するフード2と、捕集した油煙を効率良く除去する油煙除去フィルター2aと、レンジフード1の送風装置としての箱状の外郭となるレンジフードの送風装置であるファンケース3から構成され、ファンケース3の外郭には、フード2で捕集した油煙をレンジフード1の送風装置としてのファンケース3内部へ吸込む吸込口4とファンケース3内部から屋外へ排気する吐出口5を備え、ファンケース3の内部には、フード2で捕集した油煙を屋外へ排気する遠心ファン6と、この遠心ファン6を駆動させるDCモータ7aと、このDCモータ7aをファンケース3内部に固定するモータ脚8と、ファンケース3の内部圧力を検出するチューブ9と、DCモータ7aの入力を制御する制御装置10を囲う制御BOX11で構成され、制御BOX11の内部には、制御装置10と、検出された内部圧力値を電圧値に変換する圧力センサー12と、ファンケース3の一定風量時の内部圧力値とDCモータ7aの回転数との関係を記憶する記憶装置13を備えている。ここで、圧力センサー12としては、超薄膜小形シリコンダイアフラムを内臓した微差圧トランスミッタであるが、大気圧との差圧がとれ、その差圧を電気信号として出力できる差圧計であればいずれの形式のものでもよい。また、記憶装置13としては、一般的な汎用メモリーのことである。
遠心ファン6は、主板6a、側板6b、複数枚のブレード6cで構成され、主板6aはDCモータ7aの回転軸と合致するようにDCモータ7aのシャフトに結合され、主板6aの面上にブレード6cが円周方向に複数枚配され、このブレード6cは主板6aと側板6bに挟み込まれるように堅固に固定されている。チューブ9は、遠心ファン6の主板6aの裏側、つまりブレード6cが取り付いている面と反対側でかつ、遠心ファン6の外径よりも内周側に開口端9aを持つように配され、この開口端9aは、熱伝対等の熱を電圧差に変換させる温度検出手段としての温度検出器9bとともに下面に圧力孔15をもつ箱状のカバー16で囲われ、他方の端を圧力センサー12に接続した構成となっている。フード2の外郭には、DCモータ7aの入力をON/OFFさせて遠心ファン6を運転するスイッチ17aと、風量モードを切り替えるスイッチ17bと、運転時のファンケース3の内部圧損、流路抵抗を記憶させるスイッチ17cと、油煙除去フィルター2aの目詰まりを表示するフィルター交換サイン17dを有する制御板17が配されている。
DCモータ7aの内部には、DCモータ7aの回転数を測定する回転数検出器18と、回転数検出器18の値から一定風量値となる圧力センサー12の計算圧力値を計算する算出装置14を備えている。この回転数検出器18は、DCモータ7aの内部にある磁石もしくは磁力のN極とS極の移り変わるスピードから回転数値を検出する方式が一般的であるが、回転数値を検出させるものであれば、光学反射式等、他の方式のものでも構わない。また、回転数検出器18は、DCモータ7aの内部でなくても、遠心ファン6の主板6aの裏側、つまりブレード6cが取り付いている面と反対側でかつ、遠心ファン6の外径よりも内周側に配されていればよい。
ここで、図1では、レンジフード1は居室内にフード2の上部にファンケース3があり、ファンケース3と屋外とを連通するように居室外にダクト107が配された構成となっているが、図2のように、居室内のフード2と居室外のファンケース3が分離しており、ファンケース3がフード2および屋外とをダクト107で接続する構成であってもよく、また、図3のように、居室内のフード2とファンケース3が分離しており、ファンケース3が屋外にありフード2と居室外のダクト107で接続する構成であってもよい。
つぎに、動作に関して図1〜図3を用いて説明する。スイッチ17aによって運転を、また、スイッチ17bによって風量モードを設定されたレンジフード1は、制御装置10によってDCモータ7aに基準電圧を印加させて遠心ファン6を運転させると同時に、チューブ9の開口端9aの内部圧力値を圧力センサー12で、DCモータ7aの回転数値を回転数検出器18で測定し、この測定した回転数値からあらかじめ記憶装置13に記憶された一定風量時の内部圧力値と回転数値の関係より、その回転数値の目標とする計算圧力値を算出装置14にて算出する。この時、内部圧力値がこの算出装置14にて算出された計算圧力値に対し高い場合は、DCモータ7aへの入力を上げ、逆に、内部圧力値がこの算出装置14にて算出された計算圧力値に対し低い場合は、DCモータ7aへの入力を下げる。
更に理解し易くするために、図4と図5を用いて説明する。図4は、モータへの入力をM1〜M5とし、このM1〜M5はM1<M2<M3<M4<M5の関係があり、M1〜M5へ変化させたときのレンジフード1の風量―静圧特性であり、レンジフード1を設置した時のダクト107の圧力損失を圧損カーブで示している。図5は、モータへの入力をM1〜M5へ変化させたときのDCモータ7aの回転数と内部圧力Piであり、図4で示した静圧0と圧損カーブと風量一定Q1の関係を表したものである。
ここで先述したチューブ9の開口端9aの内部圧力値を圧力センサー12で、DCモータ7aの回転数値を回転数検出器18で測定し、この測定した回転数値からあらかじめ記憶装置13に記憶された一定風量時の内部圧力値と回転数値の関係は、図5の中で、NQ1−PiM1、NQ1−PiM2、NQ1−PiM3、NQ1−PiM4、NQ1−PiM5を通る風量一定(:Q1)の近似式であり、所望の風量が複数ある場合は、同様に複数の一定風量時各々の内部圧力値と回転数値の関係となる近似式を記憶装置13に記憶している。
なお、従来例では示していないが、遠心ファンの一種であるシロッコファンの風量一定制御方式として回転数値と電流値で風量を制御させる場合があるが、制御をより繊細に実施しようとするとこの回転数値と電流値の関係を無数に記憶させておく必要があり記憶装置13の容量を大きくしなければならないが、今回の実施の形態では、風量一定(:Q1)の近似式を記憶させるのみでよいので、記憶装置13の容量を小さくすることができ、また、回転数変化が少なく回転数値と電流値で風量を制御できない遠心ファン6にも有効である。
まず図4において、スイッチ17bによって風量モードをQ1に設定し運転した場合、DCモータ7aへの入力として基準電圧をM2とすると、風量―静圧特性は0から圧損カーブ上を上昇してM2の風量−静圧の交点であるQb−PM2で安定する。しかしながら、風量モードのQ1に対し風量が小さい。次に図5において、図4のQb−PM2と同じポイントはNb−PiM2であり、この圧損カーブ上でかつ風量がQ1となる点がNc−PiM3(=NQ1−PiM3)であり、回転数Nbの目標とする計算圧力値がNQ1−PiM2となる。ここで、内部圧力値(Nb−PiM2)がこの算出された計算圧力値(NQ1−PiM2)に対し大きいので、DCモータ7aへの入力をM2からM3に上げる。これにより、図5では、回転数Ncの目標とする計算圧力値がNQ1−PiM3となり内部圧力値Nc−PiM3と等しくなり、図4では、Qb−PM2が圧損カーブを上昇しM3との交点であるQc−PM3(=Q1−PM3)となり目標とする風量Q1となる。
一方で、DCモータ7aへの入力として基準電圧をM4とすると、風量―静圧特性は0から圧損カーブ上を上昇してM4の風量−静圧の交点であるQd−PM4で安定する。しかしながら、風量モードのQ1に対し風量が大きい。次に図5において、図4のQd−PM4と同じポイントはNd−PiM4であり、この圧損カーブ上でかつ風量がQ1となる点がNc−PiM3(=NQ1−PiM3)であり、回転数Ndの目標とする計算圧力値がNQ1−PiM4となる。ここで、内部圧力値(Nd−PiM4)がこの算出された計算圧力値(NQ1−PiM4)に対し小さいので、DCモータ7aへの入力をM4からM3に下げる。これにより、図5では、回転数Ncの目標とする計算圧力値がNQ1−PiM3となり内部圧力値Nc−PiM3と等しくなり、図4では、Qb−PM2が圧損カーブを上昇しM3との交点であるQc−PM3(=Q1−PM3)となり目標とする風量Q1となる。
このように、内部圧力値がこの算出された計算圧力値に対し高い場合は、DCモータ7aへの入力を上げ、逆に、内部圧力値がこの算出された計算圧力値に対し低い場合は、DCモータ7aへの入力を下げることにより、目標とする風量Q1での風量一定制御が可能となる。なお、計算圧力値に対し内部圧力値を±5%以内の範囲でDCモータ7aへの入力調整を完了させた方が、ハンチング等の過追従を防止させることができる。
また、遠心ファン6は、図5で示す回転数と内部圧力の関係から明らかなように、今回の実施の形態では風量と静圧特性が変化しても回転数が比較的変化の少ないターボファンもしくはリミッドロードファンの特性で示したが、シロッコファンのように風量と静圧特性の変化に追従して回転数変化の大きい遠心ファン6でも風量一定制御が可能となる。
つぎに、開口端9aの油等からの対策に関して説明する。レンジフード1を運転すると、フード2によって効率良く捕集された油煙は、油煙除去フィルター2aによって油煙の60%程度は除去できるが、残りの油煙は吸込口4からファンケース3の中に流入する。この流入した油煙は、遠心ファン6やファンケース3の内壁に付着したり、遠心ファン6から吐出口5に向かうメインの気流にのって吐出口5から屋外へ排出される。チューブ9の開口端9aと回転数検出器18は、遠心ファン6の主板6aの裏側かつ遠心ファン6の直径より内径側に配しているので、遠心ファン6から吐出口5に向かうメインの気流の流れ上では無い為、油煙が付着しにくく、また、ファンケース3の内壁に付着し流れ落ちる油等も、下面に圧力孔15を有するカバー16によって、カバー16の中へ流入はし難く、開口端9aへの油の付着はし難いため、開口端9aでのファンケース3の内部圧力を圧力センサー12によって正確に測定することが可能である。
つぎに、雰囲気の条件が変わった場合の動作に関して説明する。ガス等の調理器具からの排熱や調理等の熱や室内温度によって排気空気の温度が変わり、同一差圧時の風量が変わった場合は、開口端9a近傍にある温度検出器9bによって温度を測定し、温度と内部圧力補正の近似式(図6)より制御装置10によってその温度時の内部圧力を補正し風量を調整する。温度と内部圧力補正の近似式は、温度20℃の時を基準値として内部圧力補正値=1としており、各温度時においては、内部圧力×内部圧力補正値で計算された値を内部圧力値としている。
また、屋外の外風圧によって一時的に遠心ファン6の静圧が変動した場合は、制御板17によって設定した風量におけるファンケース3の内部圧力を記憶装置13によって記憶し、この設定した計算圧力値の±5%以内となる内部圧力の変動においては、制御装置10からDCモータ7aへの入力変更は行わず、ハンチング等の過追従を防止させる。
また、油煙除去フィルター2aに付着した油等により油煙除去フィルター2aの圧力損失が変わった場合は、あらかじめ油煙除去フィルター2aに油等が付着していない状態の時に、スイッチ17cにより運転時の圧力センサー12から検出された内部圧力値と回転数検出器18から検出された回転数値と制御装置10からモータへの入力値を記憶装置13に記憶させておき、流路抵抗判別手段としての圧損判別装置17eにて、この記憶された内部圧力と油煙除去フィルター2aの圧力損失が変わった時の内部圧力を比較し、制御装置10によって油煙除去フィルター2aが目詰まりする程の圧力損失が増大したと判断した場合は、異常と判別し、異常信号である制御板17のフィルター交換サイン17dを表示させ、すなわち、異常を知らしめて、風量不足の予防およびフィルターの交換または洗浄を促すことができる。
以上のように、本実施の形態1では、圧力検出部となる開口端9aと回転数検出器18は、気流に含まれる油等の付着がないため、圧力検出と回転検出を正常に動作させることができ、内部圧力値が計算圧力値になるようにモータへの入力を制御させて所望の風量にすることができる。また、ファンケース3内に堆積し流れてくる油等の付着がないため、圧力検出部を正常に動作させることができる。また、フィルター等に油が付着して圧力損失が上昇しても、風量を低減させることなく所望の風量を維持することができる。また、配管圧損が低いところでも、風量が過流量とならず所望の風量に抑制するため、無駄な入力と騒音の上昇がなくなることができる。
また、排気空気の温度変化によって内部圧力値が変化しても風量が変わらないようにすることにより、算出手段で算出される風量を補正することにより風量を補正することで、所望とする風量を維持することができる。また、必要以上に圧力損失が付加され所望の風量が得られない場合や流路抵抗が記憶された異常流路抵抗より大きい場合には異常信号を発信するため、所望の風量に対する風量不足やフィルター等に油が付着していることを早期に発見することができるレンジフードの送風装置を提供できる。
なお、実施の形態1では、図7のように、遠心ファン6を駆動させるモータにDCモータ7aを用い、入力の制御にDCモータ7aの印加電圧を変化させたが、図8のように、遠心ファン6を駆動させるモータにDCモータ7aを用い、入力の制御にDCモータ7aのデューティーを変化させてもよく、その作用効果に差異を生じない。ここで、デューティーとは、DCモータ7aの印加電圧成分を矩形成分として、印加電圧V‘に対し見かけの電圧Vとして調整させる制御方式である。
図9のように、DCモータ7aにかえてACモータ7bを用いて入力の制御にACモータ7bの印加電圧を変化させてもよく、その作用効果に差異を生じない。また、図10のように、ACモータ7bとACモータ7bの入力制御にインバータ7cを用いてACモータ7bの周波数をf1からf2のように変化させてもよい。また、図11のように、ACモータ7bとACモータ7bの入力制御にサイリスタ7dを用いてACモータ7bの周波数の入力成分、具体的には波形の後半部分の入力を「0」にする変化をさせてもよい。また、図12のようにACモータ7bとACモータ7bの入力制御に複数のコンデンサー7eを用いてACモータ7bのコンデンサー7eの容量を変化させてもよい。
参考の形態
図13は、本発明の参考の形態におけるレンジフードの送風装置のカバー断面図である。図13において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
圧力孔15をもつカバー16の外側に圧力孔15aをもつ外カバー16a、内側に圧力孔15bをもつ内カバー16bで構成され、開口端9aは熱伝対等の熱を電圧差に変換させる温度検出器9bとともに内カバー16bで囲われ、開口端9aと圧力孔15を通る直線上に圧力孔15a,15bが介在しない構成となっている。遠心ファン6が運転されるとレンジフード1の送風装置としてのファンケース3の内部圧力が上昇し、この上昇した内部圧力は、ファンケース3の内壁に圧力をかけるために外カバー16aに開口している圧力孔15a、カバー16に開口している圧力孔15、内カバー16bに開口している圧力孔15b、開口端9a、チューブ9、圧力センサー12に圧力を加え、圧力センサー12で電圧に変換している。このとき、最外にある外カバー16aの圧力孔15aと開口端9aを直線で結んだ距離よりも圧力孔15a〜圧力孔15〜圧力孔15b〜開口端9aを結ぶ距離の方が、圧力孔15、圧力孔15a、圧力孔15bが直線状に開口しないため距離が長くなる。
以上のように、本参考の形態では、圧力検出部となる開口端9aは、気流に含まれる油等の付着がないため、圧力検出部を正常に動作させることができる。また、レンジフードの送風装置としてのファンケース3内に堆積し流れてくる油等の付着がないため、圧力検出部を正常に動作させることができる。
(実施の形態
図14は、本発明の実施の形態におけるレンジフードの送風装置の構成図である。図14において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
遠心ファン6の主板6aの裏側、つまりブレード6cが取り付いている面と反対側に円筒突起状のファン円筒19を備えており、また、遠心ファン6の主板6aの裏側、かつレンジフード1の送風装置としてのファンケース3の内壁から遠心ファン6の外径と同心円状でファン円筒19の直径と異なるケース円筒20a、ケース円筒20bを備え、ケース円筒20aはファン円筒19の外径側に配し、ケース円筒20bはファン円筒19の内径側に配し、ケース円筒20aおよびケース円筒20bはファン円筒19とは接触しないように備え、チューブ9の開口端9aは、ケース円筒20bと遠心ファン6の主板6aとファンケース3の内壁で囲まれた中に構成されている。
以上のように、本実施の形態では、圧力検出部となる開口端9aは、気流に含まれる油等の付着がないため、圧力検出部を正常に動作させることができる。また、ファンケース3内に堆積し流れてくる油等の付着がないため、圧力検出部を正常に動作させることができる。
本発明にかかるレンジフードの送風装置は、圧力検出部を油や埃が付着しないようにファンケースに取付けることにより、正確な内部圧力から一定の風量を制御させて、騒音特性、消電力化を向上させるレンジフードとして有用であり、換気全般の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1のレンジフードの送風装置を示す構成図 同レンジフードの送風装置を示す構成図 同レンジフードの送風装置を示す構成図 同レンジフードの送風装置の風量と静圧を示す図 同レンジフードの送風装置の回転数と内部圧力を示す図 同レンジフードの送風装置の温度と内部圧力補正の近似式を示す図 同レンジフードの送風装置のDCモータの電圧変化を示す構成図 同レンジフードの送風装置のDCモータのデューティー変化を示す構成図 同レンジフードの送風装置のACモータの電圧変化を示す構成図 同レンジフードの送風装置のACモータの周波数変化示す構成図 同レンジフードの送風装置のACモータの周波数の入力成分変化示す構成図 同レンジフードの送風装置のACモータのコンデンサー容量変化示す構成図 本発明の参考の形態のレンジフードの送風装置のカバー断面図 本発明の実施の形態のレンジフードの送風装置を示す構成図 従来のレンジフードの送風装置を示す構成図 従来の換気扇の送風装置を示す構成図
符号の説明
1 レンジフード
3 ファンケース
4 吸込口
5 吐出口
6 遠心ファン
6a 主板
6b 側板
6c ブレード
7a DCモータ
7b ACモータ
7c インバータ
7d サイリスタ
7e コンデンサー
9 チューブ
9a 開口端
9b 温度検出器
10 制御装置
12 圧力センサー
13 記憶装置
14 算出装置
15 圧力孔
15a 圧力孔
15b 圧力孔
16 カバー
16a 外カバー
16b 内カバー
17 制御板
17a スイッチ
17b スイッチ
17c スイッチ
17d フィルター交換サイン
17e 圧損判別装置
18 回転数検出器
19 ファン円筒
20a ケース円筒
20b ケース円筒

Claims (3)

  1. 主板と側板とブレートとで形成された遠心ファンとモータを搭載した送風手段と、前記モータへの入力を制御する制御手段と、内部圧力を検出する圧力検出部と、前記送風手段の運転風量を設定する設定手段と、前記遠心ファンもしくは前記モータの回転を検出する回転検出部と、前記圧力検出部で検出された内部圧力値と前記遠心ファンもしくは前記モータの回転を記憶する記憶手段を備え、吸込口と吐出口を有したレンジフードの送風装置において、前記主板の背面側でありかつ、前記遠心ファンの外径投影面よりも内側に前記圧力検出部と前記回転検出部を配し、この前記圧力検出部から検出された内部圧力値と前記回転検出部から検出された回転数値から算出した計算圧力値を比較して、前記内部圧力値が前記計算圧力値になるように前記モータへの入力を制御させ、
    前記主板の背面に遠心ファンの外径と同心円状のファン側円筒を有し、内面に遠心ファンの外径と同心円状かつ、ファン側円筒と直径の異なるケース側円筒を有し、このケース側円筒の内径側もしくは外径側に接触しないようにファン側円筒が回転し、前記ケース側円筒の内側に圧力検出部と回転検出部を配したことを特徴とするレンジフードの送風装置。
  2. 温度検出手段を備え、この温度検出手段からの温度検出値によって算出手段で算出される内部圧力値を補正することを特徴とする請求項1記載のレンジフードの送風装置。
  3. 圧力検出部から検出された内部圧力値と前記回転検出部から検出された回転数値とモータへの入力から内部の流路抵抗を予測し、記憶手段にて記憶された異常流路抵抗よりも大きい場合、流路抵抗判別手段により異常信号によって異常を知らしめる異常信号手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のレンジフードの送風装置。
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