JP5009025B2 - カード処理装置、カード処理方法、及び、カード処理プログラム - Google Patents

カード処理装置、カード処理方法、及び、カード処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、主に非接触カードの読み出しにおけるカード処理装置、カード処理方法、及び、カード処理プログラムに関する。
近年、利便性向上目的やコスト低減化を目的として、入退室管理や電子マネーの分野において非接触カードが広く用いられるようになってきている(例えば、特許文献1、特許文献2)。また、従来、このような非接触カードは、例えば、入退室管理専用や、食堂利用専用など、単一の利用目的にのみ対応する非接触カードであったが、マルチアプリカードなど複数のアプリケーションを有する非接触カードが開発され、用いられつつある。さらに、マルチアプリカードに対応するリーダライタ装置や、複数の規格の非接触カードへのリーダライタ装置として、マルチカード規格対応装置も開発され、販売されている。
特許2631664号公報 特許2529436号公報
しかしながら、このような複数のアプリケーションを有するマルチアプリカードに対応するリーダライタ装置は、いずれのアプリケーションに対する処理を行うのかの操作入力が必須となるという問題がある。また、複数の規格の非接触カードに対応するマルチカード規格対応装置は、いずれの規格の非接触カードの読み書きを行うかが不明であるため、全ての規格におけるカード存在確認処理を要し、非接触カードを捕捉する、すなわち、非接触カードの存在有無及び非接触カードの規格種別などを認識するまでの時間が長くなるという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮し、上記の問題を解決すべくなされたもので、その目的は、マルチカード規格対応装置において、カード規格やアプリケーションの情報の入力操作を要求することなく、カードの認識時間を短縮することができるカード処理装置、カード処理方法、及び、カード処理プログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、複数のカード規格で構成される非接触カードに記憶される情報の読み出しを行う複数の処理手段を備えるカード処理装置であって、前記カード処理装置に対する前記非接触カードの接近方向を示す情報としての、前記カード規格ごとに予め割り当てられる事前情報を入力する事前情報入力部と、前記事前情報入力部が入力する前記事前情報に基づき、前記処理手段のいずれかを選択して前記非接触カードから情報を読み出す制御処理部とを備えることを特徴とするカード処理装置である。
また、本発明は、前記カード規格が、予め定められる複数の通信方式のいずれか1つと、複数のサービス方式のいずれか1つとの組み合わせから構成されており、前記制御処理部が、前記処理手段を選択する場合に、いずれかの前記組み合わせを選択することを特徴とすることを特徴とする。
また、本発明は、前記カード処理装置が、第1の認証情報を入力する認証情報入力手段をさらに備え、前記処理手段が、前記認証情報入力手段が入力する前記第1の認証情報に対する前記非接触カードが予め記憶する複数の第2の認証情報ごとの認証処理手段であることを特徴とする。
また、本発明は、前記カード処理装置が、第3の認証情報を入力する第3の認証情報入力手段をさらに備え、前記事前情報入力部が、第4の認証情報を入力する第4の認証情報入力手段を備え、前記処理手段のうち一方が、前記事前情報入力部から前記第4の認証情報が入力されない場合は、前記第3の認証情報入力手段から入力される第3の認証情報の入力を要求し、前記処理手段のうち他方が、前記事前情報入力部から前記第4の認証情報が入力される場合は、前記第3の認証情報入力手段から入力される第3の認証情報の入力の要求を省略することを特徴とする。
また、本発明は、複数のカード規格で構成される非接触カードに記憶される情報の読み出しを行う複数の処理手段を備えるカード処理装置におけるカード処理方法であって、前記カード処理装置に対する前記非接触カードの接近方向を示す情報としての、前記カード規格ごとに予め割り当てられる事前情報を入力し、前記事前情報に基づき、前記処理手段のいずれかを選択して前記非接触カードから情報を読み出すことを特徴とするカード処理方法である。
また、本発明は、複数のカード規格で構成される非接触カードに記憶される情報の読み出しを行う複数の処理手段を備えるカード処理装置に用いられるコンピュータに、前記カード処理装置に対する前記非接触カードの接近方向を示す情報としての、前記カード規格ごとに予め割り当てられる事前情報を入力する事前情報入力ステップと、前記事前情報に基づき、前記処理手段のいずれかを選択して前記非接触カードから情報を読み出す読出ステップとを実行させることを特徴とするカード処理プログラムである。
本発明によれば、複数のカード規格で構成される非接触カードに記憶される情報の読み出しを行う複数の処理手段を備えるカード処理装置が、カード規格ごとに予め割り当てられる事前情報を入力する事前情報入力部と、事前情報入力部が入力する事前情報に基づき、処理手段のいずれかを選択して非接触カードから情報を読み出す制御処理部とを備えることとした。
これにより、事前情報に基づきカード処理装置が異なるカード処理を行うことが可能になるという効果がある。
また、この発明によれば、カード規格が、予め定められる複数の通信方式のいずれか1つと、複数のサービス方式のいずれか1つとの組み合わせから構成されており、制御処理部は、処理手段を選択する場合に、いずれかの組み合わせを選択することとした。
これにより、カード処理装置は、事前情報に基づき、通信方式と、サービス方式との組み合わせであるカード規格を通信対象のカードに対応するカード規格に切り替えて非接触カードに記憶される情報を読み出すことが可能となり、ユーザ操作によるカード規格方式の選択入力処理が不要になるという効果がある。
また、この発明によれば、カード処理装置が、第1の認証情報を入力する認証情報入力手段をさらに備え、処理手段が、認証情報入力手段が入力する第1の認証情報に対する非接触カードが予め記憶する複数の第2の認証情報ごとの認証処理手段であることとした。
これにより、複数の認証情報を1枚のカードに対して付与することが可能になるという効果がある。
また、この発明によれば、事前情報が、カード処理装置に対する非接触カードの接近方向情報、又は、カード処理装置に対する非接触カードの設置面情報、又は、非接触カードに付与される画像情報、又は、外部から入力される事前情報のいずれかであることとした。
これにより、カード処理装置に対する非接触カードの接近方向情報、又は、カード処理装置に対する非接触カードの設置面情報、又は、非接触カードに付与される画像情報、又は、外部から入力される事前情報に基づき、カードに対する処理を実行することが可能になるという効果がある。
また、この発明によれば、カード処理装置が、第3の認証情報を入力する第3の認証情報入力手段をさらに備え、事前情報入力部が、第4の認証情報を入力する第4の認証情報入力手段を備え、処理手段のうち一方が、事前情報入力部から第4の認証情報が入力されない場合は、第3の認証情報入力手段から入力される第3の認証情報の入力を要求し、処理手段のうち他方が、事前情報入力部から第4の認証情報が入力される場合は、第3の認証情報入力手段から入力される第3の認証情報の入力の要求を省略することとした。
これにより、第4の認証情報の入力がある場合に、第3の認証情報の入力の要求を省略することができ、非接触カードを所有するユーザの操作の手間を省くことが可能になるという効果がある。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態による非接触カードシステム100を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による非接触カードシステム100を示す概略ブロック図である。非接触カードシステム100は、複数の規格の非接触カードへのリーダライタ装置であるマルチカード規格対応装置としてのカード処理装置1と、カード処理装置1と通信する非接触カード2a、2b、2cとを備える。
なお、本実施形態において、異なるカード規格のカード例として、非接触カード2a、2b、2cの3つを例に説明する。ここで、カード規格とは、複数の通信方式のいずれか一つと、複数のサービス規格のいずれか一つとの組み合わせによって構成される。また、異なるカード規格とは、例えば、通信方式と、非接触カード2a、2b、2cのサービスを提供する事業者や、非接触カード2a〜2cのサービスや、アプリケーションなどであるサービス規格との組み合わせが異なることを示す。
非接触カード2aは、カード規格「a」に従うカードであり、例えばICタグを備えるカード処理装置1と非接触で通信を行うカードである。非接触カード2bは、カード規格「b」に従うカードであり、例えばICタグを備えるカード処理装置1と非接触で通信を行うカードである。非接触カード2cは、カード規格「c」に従うカードであり、例えばICタグを備えるカード処理装置1と非接触で通信を行うカードである。
カード処理装置1は、事前情報入力部11と、制御処理部12と、カード通信部13とを備え、非接触カード2a、2b、2cのリーダライタ装置である。
制御処理部12は、CPU(central processing unit)及び各種メモリから構成され、各部の制御や、データの一時的な格納や、データの転送等を行う。制御処理部12は、事前情報入力部11から入力される事前情報に基づき、いずれのカード規格に基づく通信方式をカード通信部13に実行させるかの判定を行う。
カード通信部13は、非接触カード2a、2b、2cとのデータの送受信を行う。
事前情報入力部11は、センサ111a、111b、111cを備え、非接触カード2a、2b、2cの識別情報としての事前情報を制御処理部12に出力する。センサ111a、111b、111cは、それぞれ、カード処理装置1に接続する非接触カード2a、2b、2cを検出するセンサである。
図2は、カード処理装置1において、センサ111a、111b、111cがそれぞれ非接触カード2a、2b、2cを検出するカード処理装置1の構成例を示す図である。符号131、132は、カード通信部13の通信可能域をユーザに通知する表示である。
例えば、非接触カード2aの検出は、図2に示すように、予め、センサ111aのカード検出位置に、ユーザにカードの通過方向を指示する符号112aの矢印の表示や符号113aの案内表示等を付すことにより行う。
例えば赤外線センサや光センサなどを適用したセンサ111aは、符号112aや符号113aに示す案内表示にしたがってセンサ111aの検出範囲を物体が通過したことを検出し、検出結果を制御処理部12に出力する。このように、カード処理装置1は、予め、カード規格ごとにカード通信部13の通信可能域へのカード走査方向を予め定めておき、当該走査方向に物体が通過したことをセンサ111a,111b、111cが検出する構成とする。
なお、事前情報入力部11のセンサ111a、111b、111cに、上述の赤外線センサ、光センサのほかに、指向性の音センサを適用し、物体やユーザの接近方向を検出し、検出結果を事前情報として制御処理部12に出力することにより、制御処理部12がカード規格を判定してもよい。
また、事前情報入力部11のセンサ111a、111b、111cに、輝度センサを適用し、カード規格ごとに所定の輝度をカード表面に付与した非接触カード2a、2b、2cの輝度を検出し、検出結果を事前情報として制御処理部12に出力することにより、制御処理部12がカード規格を判定してもよい。また、カードが複数のカード規格の情報を有する場合、カード表面と裏面とで異なる輝度を表面に付し、カード処理装置1に対する設置面の輝度に基づいて判定することでもよい。
また、事前情報入力部11のセンサ111a、111b、111cに画像認識センサを適用し、カード規格ごとに所定の画像パターンをカード表面に付与した非接触カード2a、2b、2cの画像パターンを検出し、検出結果を事前情報として制御処理部12に出力することにより、制御処理部12がカード規格を判定することでもよい。
次に、本発明の第1実施形態による非接触カードシステム100の動作について説明する。図3は、非接触カードシステム100の動作の流れを示すフローチャートである。ここでは、図2の構成のカード処理装置1が、非接触カード2aと通信する場合を例に説明する。
カード処理装置1において、ユーザが図2の符号112aおよび符号113aに基づき非接触カード2aを走査すると、センサ111aが走査によって非接触カード2aが通過したことを検出する。センサ111aは、予めセンサごとに付与されるセンサ識別情報を含む通過通知を事前情報として制御処理部12に出力する(ステップS1)。
制御処理部12は、事前情報が入力されると、当該事前情報のセンサ識別情報に基づき、通信対象のカード規格がカード規格「a」であることを判定する(ステップS2)。この判定方法は、例えば、制御処理部12が、予め内部の記憶領域にカード規格ごとに付与されるカード規格識別情報と、事前情報とを対応付けたテーブルを記憶し、事前情報入力部11から入力される事前情報に基づき、当該テーブルからカード規格識別情報を読み出すことにより判定する方法である。図4は、本実施形態において、制御処理部12が記憶する事前情報と、カード規格識別情報とを対応付けたテーブルのデータ構成例である。
制御処理部12は、カード規格を判定すると、判定結果に基づき、カード通信部13にカード規格「a」による通信方式によって非接触カード2aと通信させ、カード処理を実行する(ステップS3)。
上述したように、事前情報入力部11が入力する事前情報に基づき、カード通信部13における通信方式を判定することにより、カード読取時に行うカード走査の動作に基づき、カード規格識別情報の特別な入力操作を必要とせずにカード規格を判定することが可能となる。これにより、カード処理装置1が、非接触カード2aを認識するまでにかかる最長認識時間長を短縮することが可能となる効果がある。
従来のマルチカード規格対応装置によって複数の規格のカードを読み取る場合には、所定時間ごとに通信方式を順次切り替え、カードからの応答の有無により、当該カードが読取範囲内にあるか否かを判定するため、読取対象のカード規格と異なるカード規格の通信方式時には読取対象のカード規格の通信方式まで読取対象のカードが認識されず、認識までにタイムラグが生じる。これは、ユーザに対し不快感や、ストレスを生じさせる原因となるが、本実施形態によれば、事前情報により、予めカード規格を判定するため、最長認識時間長が短縮され、ユーザに対する不快感やストレスを低減する効果がある。
なお、上述した方法において、制御処理部12は、カード規格ごとに異なる処理手順を行うこととしたが、カード規格ごとに異なる通信手段を選択し、通信することとしてもよい。すなわち、カード通信部13がカード規格ごとの通信手段を備え、ステップS2において判定されるカード規格の通信手段に切り替えることとしてもよい。例えば、カード通信部13が、カード規格「a」に従う通信方式によって通信する第1通信手段と、カード規格「b」及び「c」に従う通信方式によって通信する第2通信手段とを備え、制御処理部12は、事前情報に基づき、第1通信手段と第2通信手段とのいずれかを選択する。
また、制御処理部12は、処理手順と通信手段とをカード規格ごとに組み合わせて、異なる処理を選択することとしてもよい。例えば、上述したように、カード通信部13が第1通信手段と、第2通信手段とを備え、制御処理部12は、カード規格「a」のカードに対しては、処理手順「A」を第1通信手段を介して行い、カード規格「b」のカードに対しては、処理手順「B」を第2通信手段を介して行い、カード規格「c」のカードに対しては、処理手順「C」を第2通信手段を介して行うことである。
上述した方法によれば、1枚のカードに1つのカード規格の情報が付与されている専用カードだけではなく、1枚のカードに複数のカード規格の情報が付与されているマルチカードに対しても同様にカード処理を実行することが可能である。図5は、1枚のカードに複数のサービスの情報が付与されている場合の例である。
非接触カード2−1は、サービス情報21aと、サービス情報21bと、サービス情報21cとを記憶する。ここで、サービス情報21aは、サービス「a」の情報であり、サービス情報21bは、サービス「b」の情報であり、サービス情報21cは、サービス「c」の情報である。
このとき、カード処理装置1の制御処理部12が予め記憶するテーブルは、事前情報と、カード規格識別情報としてサービス種別識別情報とを対応付けたテーブルとなる。
また、1つのカードに複数の認証情報を付与する構成としてもよい。図6は、1枚のカードに複数の認証情報である暗証番号が付与されている場合の例である。非接触カード2−2は、暗証番号22aと、暗証番号22bと、暗証番号22cとを記憶する。ここで、暗証番号22aは、第1の暗証番号であり、暗証番号22b、22cは、それぞれ、第2、第3の暗証番号としてもよい。
カード処理装置1は、暗証番号入力部14を備える。暗証番号入力部14は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、ボタンやキーなどの入力手段を備え、当該入力手段によってユーザが入力した情報を制御処理部12に出力する。
このとき、カード処理装置1の制御処理部12が予め記憶するテーブルは、事前情報と、カード規格識別情報として第1から第3のいずれの暗証番号であるかを示す暗証番号識別情報とを対応付けたテーブルとなる。
すなわち、制御処理部12は、事前情報入力部11から入力される事前情報がセンサ111aの識別情報を含む場合、暗証番号入力部14から入力される暗証番号と、暗証番号22aとを比較し、認証判定を行う。また、同様に、制御処理部12は、事前情報入力部11から入力される事前情報がセンサ111bの識別情報を含む場合、暗証番号入力部14から入力される暗証番号と、暗証番号22bとを比較し、認証判定を行う。
また、制御処理部12は、事前情報入力部11から入力される事前情報がセンサ111cの識別情報を含む場合、暗証番号入力部14から入力される暗証番号と、暗証番号22cとを比較し、認証判定を行う。
このように、制御処理部12は、事前情報に基づき、複数の暗証番号のうち、いずれを用いて暗証番号入力手段から入力される暗証番号と認証処理を行うかを判定することとしてもよい。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態による非接触カードシステム100を図面を参照して説明する。図7は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、図1に示す第1実施形態によるカード処理装置1と同様の部分には同一の符号を付し、異なる構成について説明する。本実施形態においては、事前情報に基づき、制御処理部12が認証情報の入力要求を行うか否かを判定する処理を行う例である。
非接触カードシステム100は、カード処理装置1と、非接触カード2−3と、非接触カード2−4と、非接触カード2−4の所有者が有する無線タグ3−4とを含む。
無線タグ3−4は、例えばRFID(Radio Frequency Identification)などの無線タグである。
非接触カード2−3及び非接触カード2−4は、例えばICタグを備えるカード処理装置1と非接触で通信を行うカードである。
カード処理装置1は、図6と同様の構成である暗証番号入力部14を備える。
カード処理装置1において事前情報入力部11は、無線タグセンサ114を有する。無線タグセンサ114は、無線タグ3−4と通信する。
次に、本発明の第2実施形態による非接触カードシステム100の動作について説明する。図8は、非接触カードシステム100の動作の流れを示すフローチャートである。ここでは、図7の構成のカード処理装置1が、非接触カード2−3と、非接触カード2−4と通信する場合を例に説明する。
カード処理装置1において、無線タグセンサ114は、無線タグの有無を検出し、検出結果を事前情報として制御処理部12に出力する(ステップS11)。
制御処理部12は、事前情報が入力されると、当該事前情報に基づき、通信対象のカードをカード通信部13が検出した場合に、暗証番号の入力要求を行うか否かを判定する(ステップS12)。
例えば、無線タグ3−4を有するユーザが所有する、非接触カード2−4をカード通信部13が検出する場合は、ステップS11において、無線タグセンサ114が無線タグ3−4を検出し、無線タグがあるという検出結果を事前情報として制御処理部12に出力する。制御処理部12は、当該事前情報に基づき、暗証番号の入力要求をスキップすることとして判定し、例えば、入退室管理の場合であれば、ドアのロックを解除するなどのカード処理を実行する(ステップS13)。
また、非接触カード2−3をカード通信部13が検出する場合は、ステップS11において、無線タグセンサ114が現在無線タグを検出していないという検出結果を事前情報として制御処理部12に出力する。制御処理部12は、当該事前情報に基づき、暗証番号の入力要求を行うこととして判定し、例えば、カード処理装置1が予め備える、例えば、ディスプレイなどの出力手段からユーザに対する暗証番号の入力要求を行う(ステップS14)。
暗証番号入力手段14は、暗証番号入力手段14が備える操作手段がユーザによって操作され、当該操作によって入力される暗証番号の情報を制御処理部12に出力する(ステップS15)。
制御処理部12は、暗証番号入力手段14から入力される暗証番号の認証処理を行い、認証結果が正しい暗証番号であることを示す結果の場合、ステップS13のカード処理を行う。制御処理部12は、認証結果が正しい暗証番号ではないことを示す結果の場合、処理を終了する(ステップS16)。
なお、ステップS13の判定は、予め非接触カード2−4の識別情報と無線タグ3−4の識別情報とを対応付けてカード処理装置1が記憶しておき、この対応関係が正しいか否かについても判定することとしても良い。これにより、例えば、無線タグ3−4を有していても、検出するカードが非接触カード2−3の場合はカード処理を行わないなどという処理が可能となるため、暗証番号を用いつつ、ユーザの利便性と、高セキュリティ化とを両立することができるという効果がある。
また、カード処理装置1が、出力手段を必ずしも備える必要はなく、予めカードのみの場合には暗証番号の入力が必須であることがユーザに周知されている場合には、ステップS14の入力要求の処理を行わないこととしてもよい。
上記実施形態によれば、カード処理装置1は、無線タグ3−4を検出する場合は、暗証番号の入力要求を行わないことにより、ユーザによる暗証番号の入力操作を行うという手間を省くことができるという効果がある。
<第3実施形態>
また、上述した実施形態の他の例として、第3実施形態について説明する。図9に示すように、非接触カードシステム100は、カード処理装置1と同様の構成を有する複数のカード処理装置1−1〜1−Nがネットワーク200を介して接続する。
ネットワーク200は、固定電話網、携帯電話網、インターネットなどの公衆網や、LAN(Local Area Network)、専用線などの私設網からなる。
図9に示す非接触カードシステム100において、例えば、カード処理装置1−1は、図3のステップS1からS2において判定したカード規格識別情報を事前情報としてカード処理装置1−2に出力し、カード処理装置1−2が、入力された事前情報に基づき、カード処理を行う。
上記の構成とすることにより、例えば、入退出管理において、カード処理装置1−1が備えられるドアを通過したユーザがカード処理装置1−2を備えるドアを通過する確率が高いような場合に、予め事前情報がカード処理装置1−2に入力されることにより、スムーズにカードが認識されるという効果がある。
また、非接触カードシステム100において、さらに、行動情報取得装置4がネットワーク200に接続することとしてもよい。行動情報取得装置4は、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants:情報携帯端末)、携帯電話などのコンピュータ端末であり、事前情報として、例えば、行動情報取得装置4の所有者の在席・離席などの状態情報を事前情報としてカード処理装置1−1〜1−Nに送信し、カード処理装置1−1〜1−Nが、受信した事前情報に基づき、カード処理を行う。
これにより、さらに事前情報として入力される情報が多様化できることにより、異なる多様なカード処理を行うことが可能となる効果がある。
なお、本発明に記載の処理手段が行う処理は、通信方式とサービス方式との組み合わせによって構成されるカード規格ごとの通信処理、又は、サービスごとに異なるアドレスから情報を読み出す処理、非接触カード2−2が記憶する暗証番号ごとの認証処理、無線タグの有無に基づく暗証番号の入力の非要求・要求を行う処理に対応する。
なお、上述のカード処理装置1、1−1から1−N、行動情報取得装置4は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、カード処理装置1の事前情報入力部11、制御処理部12、カード通信部13、暗証番号入力部14の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいう「コンピュータシステム」とは、CPU及び各種メモリやOS、周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、図3に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、また、図8に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、また、図1に示すカード処理装置1の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、事前情報に基づき、非接触カードに対するカード処理を行ってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の第1実施形態による非接触カードシステム100の全体構成を示すブロック図である。 同実施形態によるカード処理装置1の構成例を示すブロック図である。 同実施形態によるカード処理装置1の動作フローを示す図である。 同実施形態における制御処理部12が記憶するテーブルのデータ構成例を示す図である。 同実施形態の応用例における非接触カードシステム100の全体構成を示すブロック図である。 同実施形態の応用例における非接触カードシステム100の全体構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態による非接触カードシステム100の全体構成を示すブロック図である。 同実施形態によるカード処理装置1の動作フローを示す図である。 本発明の第3実施形態による非接触カードシステム100の全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 非接触カードシステム
1、1−1〜1−N カード処理装置
11 事前情報入力部
111a、111b、111c センサ
114 無線タグセンサ
12 制御処理部
13 カード通信部
14 暗証番号入力部
2a、2b、2c、2−1、2−2、2−3、2−4 非接触カード
112a、112b、112c、113a、113b、113c、131、132 符号
21a、21b、21c サービス情報
22a、22b、22c 暗証番号
3−4 無線タグ
4 行動情報取得装置
200 ネットワーク

Claims (6)

  1. 複数のカード規格で構成される非接触カードに記憶される情報の読み出しを行う複数の処理手段を備えるカード処理装置であって、
    前記カード処理装置に対する前記非接触カードの接近方向を示す情報としての、前記カード規格ごとに予め割り当てられる事前情報を入力する事前情報入力部と、
    前記事前情報入力部が入力する前記事前情報に基づき、前記処理手段のいずれかを選択して前記非接触カードから情報を読み出す制御処理部と
    を備えることを特徴とするカード処理装置。
  2. 前記カード規格は、予め定められる複数の通信方式のいずれか1つと、複数のサービス方式のいずれか1つとの組み合わせから構成されており、
    前記制御処理部は、
    前記処理手段を選択する場合に、いずれかの前記組み合わせを選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカード処理装置。
  3. 前記カード処理装置は、
    第1の認証情報を入力する認証情報入力手段をさらに備え、
    前記処理手段が、
    前記認証情報入力手段が入力する前記第1の認証情報に対する前記非接触カードが予め記憶する複数の第2の認証情報ごとの認証処理手段である
    ことを特徴とする請求項1に記載のカード処理装置。
  4. 前記カード処理装置は、
    第3の認証情報を入力する第3の認証情報入力手段をさらに備え、
    前記事前情報入力部が、第4の認証情報を入力する第4の認証情報入力手段を備え、
    前記処理手段のうち一方が、前記事前情報入力部から前記第4の認証情報が入力されない場合は、前記第3の認証情報入力手段から入力される第3の認証情報の入力を要求し、
    前記処理手段のうち他方が、前記事前情報入力部から前記第4の認証情報が入力される場合は、前記第3の認証情報入力手段から入力される第3の認証情報の入力の要求を省略する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカード処理装置。
  5. 複数のカード規格で構成される非接触カードに記憶される情報の読み出しを行う複数の処理手段を備えるカード処理装置におけるカード処理方法であって、
    前記カード処理装置に対する前記非接触カードの接近方向を示す情報としての、前記カード規格ごとに予め割り当てられる事前情報を入力する事前情報入力ステップと、
    前記事前情報に基づき、前記処理手段のいずれかを選択して前記非接触カードから情報を読み出す読出ステップと
    を備えることを特徴とするカード処理方法。
  6. 複数のカード規格で構成される非接触カードに記憶される情報の読み出しを行う複数の処理手段を備えるカード処理装置に用いられるコンピュータに、
    前記カード処理装置に対する前記非接触カードの接近方向を示す情報としての、前記カード規格ごとに予め割り当てられる事前情報を入力する事前情報入力ステップと、
    前記事前情報に基づき、前記処理手段のいずれかを選択して前記非接触カードから情報を読み出す読出ステップと
    を実行させることを特徴とするカード処理プログラム。
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