JP5008380B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は画像処理装置及び画像処理方法に関し、特に、画像処理装置において画像を合成する技術に関する。
標準画質(SDフォーマット)の動画に加えて、高画質(HDフォーマット)の動画を撮像可能なビデオカメラが普及している。一般的に、SDフォーマットの動画の表示アスペクト比は4:3であり、HDフォーマットの動画の表示アスペクト比は16:9であるが、近年、表示アスペクト比が16:9のSDフォーマットの動画を撮像可能なビデオカメラも登場している。
このようなビデオカメラが撮像したSDフォーマットの動画を液晶ディスプレイなどの表示装置に表示する場合を考える。この場合、ビデオカメラは、図3及び図4に示す画像処理により、入力画像信号(撮像素子から出力される画像信号)を表示装置に対する出力用のビデオ信号に変換してビデオメモリに格納する。そして、表示装置へ出力する。尚、ビデオ信号の規格にはNTSC規格やPAL規格などの複数の規格が存在するが、ここではNTSC規格として説明する。
また、近年、動画に加えて静止画を撮像可能なビデオカメラも登場している。このようなビデオカメラが撮像した静止画を表示装置に表示する場合を考える。この場合、ビデオカメラは、入力画像としてメモリカードなどの記憶媒体から静止画を取得し、図5及び図6に示す画像処理により、入力画像信号を表示装置に対する出力用のビデオ信号に変換してビデオメモリに格納する。そして、表示装置へ出力する。
図3は、表示アスペクト比が16:9の動画のための画像処理を示す図である。入力画像301の画素数は、撮像素子の設計に依存するが、例えばフルハイビジョン用の撮像素子は横1920画素×縦1080画素である。NTSC規格のビデオ信号の画像302は、横720画素×縦480画素であるので、ビデオカメラは、入力画像信号の画素数をこの画素数にリサイズ(変倍)してビデオメモリに格納し、表示装置へ出力する。表示装置のアスペクト比を4:3とする(説明を簡単にするため、720:520として図示する)と、表示装置は、ビデオ信号に基づいて生成した720:405(16:9)の表示画像303を表示する。このとき、表示装置のアスペクト比が表示画像303のアスペクト比と異なるため、表示画像303の上下にはレターボックスと呼ばれる黒帯が表示される。ここで、横720画素×縦480画素のビデオ信号がレターボックスを含めて720:520という表示アスペクト比に変換されるのは、NTSC規格の性質によるものである。
図4は、表示アスペクト比が4:3の動画のための画像処理を示す図である。基本的な処理は図3の場合と同様であるが、表示装置のアスペクト比と表示画像403のアスペクト比が一致しているため、レターボックスは表示されない。
図5は、表示アスペクト比が16:9の静止画のための画像処理を示す図である。動画の場合(図3参照)と異なり、ビデオカメラは入力画像501の画素数を横720画素×縦360画素にリサイズし、上下にレターボックスを付加して横720画素×縦480画素としたビデオ信号をビデオメモリに格納する。
図6は、表示アスペクト比が4:3の静止画のための画像処理を示す図である。基本的な処理は図5の場合と同様であるが、表示装置のアスペクト比と表示画像603のアスペクト比が一致しているため、ビデオ信号602にはレターボックスは付加されない。
上述のように、同じアスペクト比の入力画像であっても、動画と静止画とでは異なる形式でビデオ信号に変換される理由は、次のとおりである。ビデオカメラは、表示アスペクト比の情報を付加した動画のビデオ信号を出力することができる。そのため、表示装置は、横720画素×縦480画素のビデオ信号を、付加された表示アスペクト比の表示画像に変換し、必要に応じて表示画像にレターボックスを付加することができる。一方、ビデオカメラは、静止画のビデオ信号には表示アスペクト比の情報を付加しない。そのため、表示装置は、入力されたビデオ信号をそのまま(厳密には、NTSC規格に従うサイズ変換のみを行って)表示するしかない。そこで、ビデオカメラは、静止画をビデオメモリに格納する際に、正しいアスペクト比で表示装置が画像を表示できるように、必要に応じてリサイズしたビデオ信号を生成する。
ところで、現在、キーイング(例えばクロマキーやルミキー)などにより、内蔵メモリやメモリカードに記録された静止画と撮像中の動画とを合成して出力する機能を有するビデオカメラも知られている(例えば、特許文献1参照)。図7は、キーイングによる画像合成処理の一例を示す図である。
特開2003−116093号公報
図7に示したように、入力される動画及び静止画それぞれの表示アスペクト比、及び表示装置のアスペクト比が等しい場合は、従来の技術により画像合成処理を行っても特段の問題は生じなかった。
しかしながら、入力される動画及び静止画それぞれの表示アスペクト比、及び表示装置のアスペクト比の関係によっては、表示画像における静止画の部分の表示アスペクト比が入力される静止画の元の表示アスペクト比から変化してしまう場合があった。
図8は、従来の画像合成処理において発生し得る問題を示す図である。静止画である入力画像501は、図5を参照して説明したように、表示装置での表示を考慮したサイズ変換がなされてビデオメモリに格納される。ビデオカメラは、ビデオ信号の画像302とビデオ信号502とを合成してビデオ信号801を生成し、表示アスペクト比が16:9であるという情報を付加して表示装置へ出力する。表示画像は、表示アスペクト比の情報に基づいてビデオ信号から表示画像を生成するため、図5に示す場合と異なり、静止画の部分も改めてリサイズする。その結果、表示画像802において、入力画像501に対応する部分のアスペクト比が元の16:9よりも更に横長になり、画像が歪む。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものである。即ち、合成対象の動画データ及び静止画データそれぞれの表示アスペクト比、及び表示装置のアスペクト比の関係がいかなるものであっても、合成画像を表示する際に合成対象の静止画に相当する部分が歪まないようにする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、静止画像信号と動画像信号を合成する画像処理装置であって、前記動画像信号に係る画像の画素数の情報、及び当該動画像信号に係る画像を表示する際の表示サイズの情報を取得する動画像情報取得手段と、前記動画像情報取得手段により取得された前記動画像信号の画素数の情報及び表示サイズの情報に基づいて、前記動画像信号に係る画像を表示する際の水平方向の表示サイズと垂直方向の表示サイズとの比率である表示アスペクト比と、前記動画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である動画アスペクト比との比率である変形率を取得する変形率取得手段と、前記静止画像信号に係る画像を変倍する変倍手段であって、変倍前の前記静止画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である第1静止画アスペクト比と、変倍後の前記静止画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である第2静止画アスペクト比との比率が前記変形率と一致するように、前記静止画像信号に係る画像を変倍する変倍手段と、前記動画像信号を前記変倍後の静止画像信号と合成し、前記表示アスペクト比の情報と共に出力する合成手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
また、他の本発明は、静止画像信号と動画像信号を合成する画像処理方法であって、前記動画像信号に係る画像の画素数の情報、及び当該動画像信号に係る画像を表示する際の表示サイズの情報を取得する動画像情報取得工程と、前記動画像情報取得工程において取得された前記動画像信号の画素数の情報及び表示サイズの情報に基づいて、前記動画像信号に係る画像を表示する際の水平方向の表示サイズと垂直方向の表示サイズとの比率である表示アスペクト比と、前記動画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である動画アスペクト比との比率である変形率を取得する変形率取得工程と、前記静止画像信号に係る画像を変倍する変倍工程であって、変倍前の前記静止画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である第1静止画アスペクト比と、変倍後の前記静止画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である第2静止画アスペクト比との比率が前記変形率と一致するように、前記静止画像信号に係る画像を変倍する変倍工程と、前記動画像信号を前記変倍後の静止画像信号と合成し、前記表示アスペクト比の情報と共に出力する合成工程と、を備えることを特徴とする画像処理方法を提供する。
尚、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための最良の形態における記載によって更に明らかになるものである。
以上の構成により、本発明によれば、次の効果が得られる。即ち、合成対象の動画データ及び静止画データそれぞれの表示アスペクト比、及び表示装置のアスペクト比の関係がいかなるものであっても、合成画像を表示する際に合成対象の静止画に相当する部分が歪まないようにすることが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。
尚、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。
また、以下の各実施形態では、ビデオカメラを本発明の画像処理装置として説明するが、撮像機能を持たない他の画像処理装置(例えばPC(パーソナルコンピュータ)など)にも本発明を適用可能である。
[第1の実施形態]
<ビデオカメラ100の構成>
図1は、第1の実施形態に係るビデオカメラの構成を示すブロック図である。
ビデオカメラ100のCPU102は、バス101を介してRAM103、ROM104、操作部105、カメラ信号処理部111、レコーダ信号処理部121と接続されている。CPU102は、ROM104に格納されている制御プログラムを実行し、実行時の一時的な情報の格納場所としてRAM103を用いる。
ビデオカメラ100は、図示しないモードダイヤルやシャッタボタン、十字キーといった操作キーも備える。ユーザによるキー操作の状態は、操作部105で保持され、CPU102の制御プログラムはキー操作の状態を定期的に操作部105から取得する。ユーザは、キー操作によって、出力するビデオ信号のフォーマットの選択や、動画撮像時に合成する静止画の選択、動画と静止画の合成の指示などを行うことができる。ビデオ信号のフォーマットには、SDフォーマットやHDフォーマットなどがあり、SDフォーマットについては、表示アスペクト比が16:9のフォーマットや4:3のフォーマットなどがある。
CPU102の制御プログラムは、取得したキー操作の状態に基づき、カメラ信号処理部111と、レコーダ信号処理部121とを制御して、後述する画像合成処理を実行する。
図1において、141〜146はビデオカメラ100の撮像部の構成要素である。フォーカスレンズ141を通過した光は、撮像素子142の撮像面上に結像する。撮像素子142には、例えばCCD(Charge Coupled Device)が使用される。撮像素子142は、撮像面の光学像を電気信号に変換する。ドライバ145は、TG(Timing Generator)146の発生する基準クロックに従い、撮像素子142を駆動する。ドライバ145に駆動された撮像素子142は、画像信号を読み出す。CDS(Correlated Double Sampling)/AGC(Auto Gain Control)回路143は、撮像素子142からの画像信号をサンプル・ホールドし、制御プログラムの制御に従って最適な利得に増幅する。A/D(Analog to Digital)変換器144は、CDS/AGC回路143のアナログ信号を基準クロックに同期したデジタル信号に変換する。
カメラ信号処理部111は、制御プログラムの制御に基づき動作するASIC(Application Specific IC)である。カメラ信号処理部111は、信号処理の対象である画像信号やメモリカード113に読み書きするデータなどの一時的な格納場所として、RAM112を用いる。カメラ信号処理部111は、動画又は静止画の撮像時には、シリアルI/Fで接続されたTG146、CDS/AGC回路143に対して動作設定を行う。更に、A/D変換器144から入力される画像信号に対して、ユーザが選択したビデオ信号のフォーマットに従った信号処理を行って、得られたビデオ信号をレコーダ信号処理部121に出力する。また、静止画の撮像時には、カメラ信号処理部111は、入力画像信号に対して信号処理とJPEG符号化とを行い、得られたJPEGファイルをメモリカード113に記録する。
また、動画の再生時には、カメラ信号処理部111は、レコーダ信号処理部121よりビデオ信号を受け取り、そのフォーマットに従った信号処理を行ってレコーダ制御部121にビデオ信号を返す。また、静止画の再生時には、カメラ信号処理部111は、メモリカード113よりJPEGファイルを読み出し、復号化と、ユーザが選択したビデオ信号のフォーマットに従った信号処理を行って、得られたビデオ信号をレコーダ信号処理部121に出力する。
レコーダ信号処理部121は、制御プログラムの制御に基づき動作するASICである。レコーダ信号処理部121は、信号処理における一時的な画像信号の格納場所としてRAM122を用いる。レコーダ信号処理部121は、動画又は静止画の撮像時、及び静止画の再生時に、カメラ信号処理部111よりビデオ信号を受け取る。そして、ユーザが選択したビデオ信号のフォーマットに従った信号処理を行い、ビデオカメラ100の表示装置であるLCD(Liquid Crystal Display)124に出力する。また、ビデオ出力部125にビデオ信号を出力し、ビデオ出力部125に接続された外部の表示装置に画像を表示することもできる。
また、レコーダ信号処理部121は、動画の撮像時に、カメラ信号処理部111から受け取ったビデオ信号に対して、ユーザが選択したフォーマットに従った符号化を行い、得られた符号化データをテープ123に記録することもできる。また、レコーダ信号処理部121は、動画の再生時に、テープ123より符号化データを読み出し、記録時のフォーマットに従った復号化を行い、得られたビデオ信号をカメラ信号処理部111に出力する。そして、カメラ信号処理部111より返されたビデオ信号を受け取り、信号処理を行ってLCD124と、ビデオ出力部125とに出力する。
<画像合成処理の概要>
図2は、カメラ信号処理部111の詳細な構成を示すブロック図である。以下、図2の各ブロックの機能を説明すると共に、本実施形態に係る画像合成処理の概要を説明する。
まず、ユーザが操作キー(不図示)を操作して、合成対象の静止画をメモリカード113に記録されている画像ファイル(例えばJPEGファイル)から選択する。すると、メモリカードコントローラ206は、選択された画像ファイル(ここでは、JPEGファイル214とする)をメモリカード113から読み出し、メモリコントローラ201を介してRAM112に記憶する。
ここで、カメラ信号処理部111の各ブロック202〜206は、RAM112にアクセスする場合、メモリコントローラ201を介してアクセスを行う。
JPEGコーデック部205は、RAM112に記憶されたJPEGファイル214のうち、静止画データ(静止画像信号)をRAM112より読み出して復号化し、復号した静止画データ213をRAM112に書き戻す。
次に、リサイズ部203は、静止画データ213をRAM112より読み出し、ユーザが選択したビデオ信号のフォーマットに基づいて決定される解像度にリサイズして静止画データ212を生成し、RAM112に書き戻す。このとき、RAM112は、ビデオメモリとして使用されている。静止画データ212の解像度をビデオ信号のフォーマットに基づいて決定することは、本願のポイントであり、詳細は図9及び図10を参照して後述する。
リサイズされた静止画データ212が合成対象の静止画データとしてRAM112に展開された後、カメラ信号処理部111は、次のように動作する。即ち、カメラ信号処理部111は、A/D変換器144より入力される動画データ(動画像信号)と、静止画データ212とを合成してレコーダ信号処理部121へ出力する。即ち、カメラ信号処理部111の画像処理部202は、A/D変換器144からフレーム(もしくはフィールド)毎に入力される画像信号に対して、ホワイトバランス補正やγ補正といった周知の信号処理を行う。そして、動画データ210をフレーム(もしくはフィールド)毎にRAM112に書き出す。
次に、リサイズ部203は、RAM112より動画データ210のフレーム(もしくはフィールド)を読み出し、ユーザが選択したビデオ信号のフォーマットに基づいて決定される解像度にリサイズして動画データ211を生成し、RAM112に書き戻す。このとき、RAM112は、ビデオメモリとして使用されている。また、動画データ211は、1枚のフレーム(もしくはフィールド)であるので、静止画データと同一視して扱うことが可能である。
次に、合成部204は、RAM112より動画データ211と静止画データ212とを読み出し、キーイング(クロマキーやルミキーなど)などの画像合成処理を行う。そして、得られた合成画像のビデオ信号をフレーム(もしくはフィールド)毎にレコーダ信号処理部121に出力する。
レコーダ信号処理部121は、入力されたビデオ信号を、ユーザが選択したビデオ信号のフォーマットに基づいて決定される表示アスペクト比の情報と共に、LCD124に出力する。その結果、ユーザは合成画像をLCD124上で確認できる。また、表示アスペクト比の情報とビデオ信号は、ビデオ出力部125に出力され、外部の表示装置が接続されている場合にはその画面上にも、合成画像が表示される。
<画像合成処理の詳細>
図9は、動画データの記録フォーマット毎の、入力画像の画素数、ビデオ信号の解像度(画素数)、表示アスペクト比、及び変形率を示す図である。ここで、表示アスペクト比は、「16:9」のような形式ではなく、(水平方向の表示サイズ/垂直方向の表示サイズ)によって得られる値として表現されている。
まず、変形率について、表示アスペクト比が16/9でNTSC規格のSDフォーマットの動画を例に、図3を併せて参照して説明する。
図3に示すように、表示画像303の表示サイズは720×405(16:9)であり、ビデオ信号の画像302の解像度は720×480(3:2)である。従って、仮にビデオ信号の1画素の表示サイズを1×1とすると、動画データの表示アスペクト比(16/9)から変形したアスペクト比(3/2)でビデオ信号がビデオメモリ(RAM112)に格納されていることになる。この変形の度合いを、本実施形態では変形率と呼び、(16/9)/(3/2)=32/27となる。これは、ビデオ信号における32画素×32画素の領域を、32×27の表示サイズで表示すれば、正しい表示アスペクト比(16/9)になることを意味する。即ち、変形率は、(動画の水平方向の表示サイズを垂直方向の表示サイズで除算した値である表示アスペクト比)を(ビデオ信号の水平方向の画素数を垂直方向の画素数で除算した値である動画アスペクト比)で除算することにより求まる。
ここで、ビデオ信号は、撮像素子142により取得された画像信号から生成されたものであってもよいし、テープ123から取得されたものであってもよい。前述のように、静止画データと合成する動画データは、記録フォーマットに基づいてリサイズされた動画データであるため、入力画像ではなくビデオ信号の画像が合成対象の動画である。図9において、入力画像信号の画素数は撮像素子142の設計に依存するが、記録フォーマットさえ決まれば、ビデオ信号の解像度が定まり、変形率も計算可能である。
動画像信号を記録媒体に記録する際の代表的な記録フォーマットは、図9に示す通り、NTSC規格のHDフォーマット、PAL規格のHDフォーマット、又はNTSC規格で表示アスペクト比が16/9のSDフォーマットである。或いは、NTSC規格で表示アスペクト比が4/3のSDフォーマット、PAL規格で表示アスペクト比が16/9のSDフォーマット、又はPAL規格で表示アスペクト比が4/3のSDフォーマットである。しかし、記録フォーマットは、図9に示したものに限られる必要は無く、16/9や4/3以外の表示アスペクト比や、図9に示したビデオ信号の解像度以外の解像度の記録フォーマットが使用されても構わない。
ただし、現在普及しているビデオカメラの多くは、NTSC規格又はPAL規格に準拠しており、この規格は、ビデオカメラの設計時に決定されるものであり、ユーザが選択することはできない。また、ユーザは、記録フォーマットとしてHDフォーマット又はSDフォーマットを選択可能であり、SDフォーマットでは表示アスペクト比として16/9又は4/3のいずれかを選択可能である。
図10は、第1の実施形態に係る画像合成処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1001で、カメラ信号処理部111は、合成対象の静止画データをメモリカード113から取得して復号化し、静止画データ213としてRAM112に格納する。ここで、取得した静止画データに係る画像の画素数を(x,y)とする。また、静止画データの変形率は1である(すなわち、静止画データの表示アスペクト比と(x/y)とは一致する)ものとする。
ステップS1002で、カメラ信号処理部111は、合成対象の動画データの記録フォーマットを取得する。画素数は、例えば記録フォーマットから取得される。合成対象の動画データが、撮像素子142などによりこれから撮像する動画データであれば、記録フォーマットは、ビデオカメラ100の操作キー(不図示)などにより設定されるので、カメラ信号処理部111は操作キーから記録フォーマットを取得できる。一方、合成対象の動画データがテープ123から取得される場合は、カメラ信号処理部111は、記録されている動画データのヘッダ情報などから記録フォーマットを取得できる。
ステップS1003で、カメラ信号処理部111は、記録フォーマットに基づいて決定されるビデオ信号の解像度(X,Y)を取得する(図9参照)。
尚、カメラ信号処理部111は、記録フォーマットを使用せずに、ビデオ信号を直接解析するなどして解像度(X,Y)を取得してもよい。
ステップS1004で、カメラ信号処理部111は、記録フォーマットに基づいて決定される、動画データの変形率(a)を取得する(図9参照)。変形率(a)は、図9のようなテーブルから直接取得されてもよいし、(表示アスペクト比)/(X/Y)により算出されてもよい。表示アスペクト比は、例えば記録フォーマットから得られるが、記録フォーマット以外の動画データに関する情報から取得されてもよい。
ステップS1003及びステップS1004において記録フォーマットが使用されない場合は、ステップS1002では、カメラ信号処理部111は、記録フォーマットの代わりに使用される動画データに関する情報を取得する。即ち、ステップS1002においては、動画像情報取得(動画データの画素数や表示サイズなどの情報の取得)が行われる。
ステップS1005で、カメラ信号処理部111は、(x/y)>a(X/Y)であるか否かを判定する。この判定は、静止画が動画よりも横長であるか否かを判定するものである。(x/y)>a(X/Y)であればステップS1006に進み、そうでなければステップS1007に進む。
ステップS1006で、カメラ信号処理部111は、静止画データ213をリサイズして静止画データ212を生成するための倍率を算出する。ここでは、静止画が動画よりも横長であるので、静止画の水平方向の解像度が動画の水平方向の解像度と一致するように倍率を求める。具体的には、水平方向の倍率pを(X/x)とし、垂直方向の倍率qをapとする。
一方、ステップS1007では、静止画が動画よりも縦長であるので、静止画の垂直方向の解像度が動画の垂直方向の解像度と一致するように倍率を求める。具体的には、垂直方向の倍率qをY/yとし、水平方向の倍率pをq/aとする。
このように、ステップS1006及びS1007いずれの場合でも、垂直方向の倍率は、水平方向の倍率に変形率(a)を乗じた値である。また、ここでの処理は、前述の「静止画データ212の解像度をビデオ信号のフォーマットに基づいて決定すること」に相当する。
ステップS1008で、カメラ信号処理部111は、ステップS1006又はS1007で求めた倍率で静止画データ213をリサイズ(変倍)し、静止画データ212を生成する。
ステップS1009で、カメラ信号処理部111は、静止画データ212と動画データ211とを合成し、表示アスペクト比の情報と共に、レコーダ信号処理部121を介してLCD124及びビデオ出力部125へ出力する。ここで、動画データ211は、現在で撮像中の動画データから生成されたものでもよいし、テープ123から取得されたのもでもよい。また、カメラ信号処理部111は、合成した画像を表示アスペクト比の情報と共に、レコーダ信号処理部121を介してテープ123へ出力(記録)してもよい。
図11乃至図14は、第1の実施形態に係る画像合成処理の実行例を示す図である。もちろん、入力される動画データは、ここに例示する記録フォーマットを含む、あらゆる記録フォーマットで構わない。また、入力される静止画データは、水平方向と垂直方向の画素数がそれぞれいかなる値でも構わない。また、動画データがテープ123から取得される場合は、入力画像301などは存在せず、ビデオ信号1101などが直接、合成対象の動画データとして取得される。いずれの例でも、動画データはNTSC規格のSDフォーマットとし、各パラメータは、以下の通りである。ただし、合成画像の表示サイズは、(水平方向,垂直方向)の比率を示すのみであり、実際のサイズは表示装置の構成に依存する。ここでは、最大の表示サイズを(720,540)としているが、例えば、(640,480)でも構わない。
図11:(X,Y)=( 720, 480)
(x,y)=(1920,1080)
a=32/27、p=3/8、q=4/9
(リサイズ後の静止画の画素数)=(720,480)
(合成画像の表示サイズ)=(720,405)
(合成画像における静止画領域の表示サイズ)=(720,405)
図12:(X,Y)=( 720, 480)
(x,y)=(1440,1080)
a=8/9、p=1/2、q=4/9
(リサイズ後の静止画の画素数)=(720,480)
(合成画像の表示サイズ)=(720,540)
(合成画像における静止画領域の表示サイズ)=(720,540)
図13:(X,Y)=( 720, 480)
(x,y)=(1440,1080)
a=32/27、p=3/8、q=4/9
(リサイズ後の静止画の画素数)=(540,480)
(合成画像の表示サイズ)=(720,405)
(合成画像における静止画領域の表示サイズ)=(540,405)
図14:(X,Y)=( 720, 480)
(x,y)=(1920,1080)
a=8/9、p=3/8、q=1/3
(リサイズ後の静止画の画素数)=(720,360)
(合成画像の表示サイズ)=(720,540)
(合成画像における静止画領域の表示サイズ)=(720,405)
このように、いかなる場合であっても、入力される静止画データの表示アスペクト比と、表示される合成画像における静止画に対応する領域のアスペクト比とが一致するため、表示される合成画像において静止画が歪むことがない。
図15は、図10の変形例を示すフローチャートである。図10との違いは、ステップS1505において、静止画が動画よりも縦長である場合にステップS1006に進み、そうでない場合にステップS1007に進むことである。図10に従う画像合成処理では、入力された静止画データがビデオメモリの解像度(NTSC規格のSDフォーマットでは、720×480)からはみ出さないようにリサイズされた。しかし、ステップS1505により、図15に従う画像合成処理では、入力された静止画データがビデオメモリ全体に広がり、レターボックスが発生しないようにリサイズされる。
図10及び図15の画像合成処理では、いずれの場合も、静止画データの水平方向又は垂直方向をビデオメモリの解像度に一致させるように、入力された静止画データがリサイズされる。しかし、ステップS1008のリサイズにおいて、垂直方向の倍率が、水平方向の倍率に変形率(a)を乗じた値であれば、いかなる倍率を用いても、表示される合成画像において静止画が歪むことが防止される。
図16及び図17は、図15の画像合成処理の実行例を示す図である。図10の場合と同様に、各パラメータを示す。
図16:(X,Y)=( 720, 480)
(x,y)=(1440,1080)
a=32/27、p=1/2、q=16/27
(リサイズ後の静止画の画素数)=(720,640) ただし、垂直方向はビデオメモリからはみ出すため、実際には(720,480)
(合成画像の表示サイズ)=(720,405)
(合成画像における静止画領域の表示サイズ)=(720,540) ただし、垂直方向はビデオメモリに格納される際に一部が失われているため、実際には(720,405)
図17:(X,Y)=( 720, 480)
(x,y)=(1920,1080)
a=8/9、p=1/2、q=4/9
(リサイズ後の静止画の画素数)=(960,480) ただし、水平方向はビデオメモリからはみ出すため、実際には(720,480)
(合成画像の表示サイズ)=(720,540)
(合成画像における静止画領域の表示サイズ)=(960,540) ただし、垂直方向はビデオメモリに格納される際に一部が失われているため、実際には(720,540)
このように、いかなる場合であっても、入力される静止画データの表示アスペクト比と、表示される合成画像における静止画に対応する領域のアスペクト比とが一致するため、表示される合成画像において静止画が歪むことがない。ただし、図10に従う画像合成処理とは異なり、合成画像において、静止画に対応する領域の一部が切れている。
また、前述の通り、いかなるアスペクト比の表示装置に合成画像を表示しても、本実施形態の画像合成処理によれば、表示される合成画像における静止画に対応する領域のアスペクト比とが一致するため、表示される合成画像において静止画が歪むことがない。図18及び図19を参照して、表示装置のアスペクト比が16:9である場合の画像合成処理の実行例を示す。
図18及び図19から明らかなように、合成画像をどのように表示するかは、ビデオ信号に付加された表示アスペクト比の情報に基づいて表示装置が決定することであるため、画像合成処理自体は、それぞれ図11及び図12と同じである。
このように、表示装置のアスペクト比に関わらず、入力される静止画データの表示アスペクト比と、表示される合成画像における静止画に対応する領域のアスペクト比とが一致するため、表示される合成画像において静止画が歪むことがない。
以上説明したように、本実施形態によれば、ビデオカメラ100は静止画データと動画データを合成して、表示アスペクト比の情報と共に出力する。ビデオカメラ100は、静止画データをビデオメモリ(RAM112)に格納する際に、動画データの変形率に基づいて決定した倍率で静止画データに係る画像をリサイズする。
これにより、表示装置に表示される合成画像における、合成対象の静止画に相当する部分は、合成対象の静止画のアスペクト比と一致し、歪むことがなくなる。
尚、本実施形態では、(変形率)=(動画の表示アスペクト比)/(動画(ビデオ信号)の動画アスペクト比)と定義したが、これに限られるものではない。例えば、分子と分母を逆転させ、(変形率)=(動画(ビデオ信号)の動画アスペクト比)/(動画の表示アスペクト比)と定義してもよい。この場合、図10及び図15のステップS1006及びステップS1007では、変形率aの逆数(1/a)が用いられる。換言すれば、変形率とは、動画の表示アスペクト比と動画アスペクト比との不一致の度合いを示す比率である。そして、図10及び図15のステップS1006及びステップS1007において、変倍後の静止画のアスペクト比と変倍前の静止画のアスペクト比との不一致の度合いが、動画の変形率と一致するように、静止画が変倍される。
[その他の実施形態]
上述した実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供してもよい。そして、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前述した実施形態の機能を実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。
第1の実施形態に係るビデオカメラの構成を示すブロック図である。 カメラ信号処理部111の詳細な構成を示すブロック図である。 表示アスペクト比が16:9の動画データのための画像処理を示す図である。 表示アスペクト比が4:3の動画データのための画像処理を示す図である。 表示アスペクト比が16:9の静止画データのための画像処理を示す図である。 表示アスペクト比が4:3の静止画データのための画像処理を示す図である。 キーイングによる画像合成処理の一例を示す図である。 従来の画像合成処理において発生し得る問題を示す図である。 動画データの記録フォーマット毎の、入力画像の画素数、ビデオ信号の解像度(画素数)、表示アスペクト比、及び変形率を示す図である。 第1の実施形態に係る画像合成処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る画像合成処理の実行例を示す図である。 第1の実施形態に係る画像合成処理の実行例を示す図である。 第1の実施形態に係る画像合成処理の実行例を示す図である。 第1の実施形態に係る画像合成処理の実行例を示す図である。 図10の変形例を示すフローチャートである。 図15の画像合成処理の実行例を示す図である。 図15の画像合成処理の実行例を示す図である。 表示装置のアスペクト比が16:9である場合の、第1の実施形態に係る画像合成処理の実行例を示す図である。 表示装置のアスペクト比が16:9である場合の、第1の実施形態に係る画像合成処理の実行例を示す図である。

Claims (10)

  1. 静止画像信号と動画像信号を合成する画像処理装置であって、
    前記動画像信号に係る画像の画素数の情報、及び当該動画像信号に係る画像を表示する際の表示サイズの情報を取得する動画像情報取得手段と、
    前記動画像情報取得手段により取得された前記動画像信号の画素数の情報及び表示サイズの情報に基づいて、前記動画像信号に係る画像を表示する際の水平方向の表示サイズと垂直方向の表示サイズとの比率である表示アスペクト比と、前記動画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である動画アスペクト比との比率である変形率を取得する変形率取得手段と、
    前記静止画像信号に係る画像を変倍する変倍手段であって、変倍前の前記静止画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である第1静止画アスペクト比と、変倍後の前記静止画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である第2静止画アスペクト比との比率が前記変形率と一致するように、前記静止画像信号に係る画像を変倍する変倍手段と、
    前記動画像信号を前記変倍後の静止画像信号と合成し、前記表示アスペクト比の情報と共に出力する合成手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記変形率は、前記動画像信号に係る画像の水平方向の表示サイズを垂直方向の表示サイズで除算した値である表示アスペクト比を、前記動画像信号に係る画像の水平方向の画素数を垂直方向の画素数で除算した値である動画アスペクト比で除算した値であり、
    前記変倍手段は、前記静止画像信号に係る画像の画素数に関して、水平方向の倍率を第1倍率とし、垂直方向の倍率を、前記第1倍率に前記変形率を乗じた値として、前記静止画像信号に係る画像を変倍する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記変倍手段は、前記静止画像信号に係る画像の水平方向の画素数が、前記動画像信号に係る画像の水平方向の画素数と一致するか、或いは前記静止画像信号に係る画像の垂直方向の画素数が、前記動画像信号に係る画像の垂直方向の画素数と一致するように前記静止画像信号に係る画像を変倍することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記合成手段は、キーイングにより前記合成を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記合成手段は、合成した画像を記憶装置及び表示装置のうちの少なくとも一方に出力することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 記録媒体から再生された前記動画像信号を取得する動画像信号取得手段を更に備え、前記動画像情報取得手段は、前記記録媒体に対する前記動画像信号の記録フォーマットを示す記録フォーマット情報を用いて前記動画像信号に係る画像の画素数の情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記記録フォーマットの情報は、前記動画像信号のフォーマットが、
    NTSC規格のHDフォーマット、
    PAL規格のHDフォーマット、
    NTSC規格で表示アスペクト比が16/9のSDフォーマット、
    NTSC規格で表示アスペクト比が4/3のSDフォーマット、
    PAL規格で表示アスペクト比が16/9のSDフォーマット、及び
    PAL規格で表示アスペクト比が4/3のSDフォーマット
    のうちのいずれであるかを示すことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 静止画像信号と動画像信号を合成する画像処理方法であって、
    前記動画像信号に係る画像の画素数の情報、及び当該動画像信号に係る画像を表示する際の表示サイズの情報を取得する動画像情報取得工程と、
    前記動画像情報取得工程において取得された前記動画像信号の画素数の情報及び表示サイズの情報に基づいて、前記動画像信号に係る画像を表示する際の水平方向の表示サイズと垂直方向の表示サイズとの比率である表示アスペクト比と、前記動画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である動画アスペクト比との比率である変形率を取得する変形率取得工程と、
    前記静止画像信号に係る画像を変倍する変倍工程であって、変倍前の前記静止画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である第1静止画アスペクト比と、変倍後の前記静止画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である第2静止画アスペクト比との比率が前記変形率と一致するように、前記静止画像信号に係る画像を変倍する変倍工程と、
    前記動画像信号を前記変倍後の静止画像信号と合成し、前記表示アスペクト比の情報と共に出力する合成工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  9. 静止画像信号と動画像信号を合成するコンピュータを、
    前記動画像信号に係る画像の画素数の情報、及び当該動画像信号に係る画像を表示する際の表示サイズの情報を取得する動画像情報取得手段、
    前記動画像情報取得手段により取得された前記動画像信号の画素数の情報及び表示サイズの情報に基づいて、前記動画像信号に係る画像を表示する際の水平方向の表示サイズと垂直方向の表示サイズとの比率である表示アスペクト比と、前記動画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である動画アスペクト比との比率である変形率を取得する変形率取得手段、
    前記静止画像信号に係る画像を変倍する変倍手段であって、変倍前の前記静止画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である第1静止画アスペクト比と、変倍後の前記静止画像信号に係る画像の水平方向の画素数と垂直方向の画素数との比率である第2静止画アスペクト比との比率が前記変形率と一致するように、前記静止画像信号に係る画像を変倍する変倍手段、
    前記動画像信号を前記変倍後の静止画像信号と合成し、前記表示アスペクト比の情報と共に出力する合成手段、
    として機能させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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